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JP2000193293A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JP2000193293A
JP2000193293A JP10366325A JP36632598A JP2000193293A JP 2000193293 A JP2000193293 A JP 2000193293A JP 10366325 A JP10366325 A JP 10366325A JP 36632598 A JP36632598 A JP 36632598A JP 2000193293 A JP2000193293 A JP 2000193293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
frequency
operating
air conditioner
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10366325A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Endo
剛 遠藤
Keiji Tanaka
慶治 田中
Takeshi Moriya
武 守屋
Hideki Okuzono
秀樹 奥園
Satoru Yoshida
悟 吉田
Tatsuo Ando
達夫 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10366325A priority Critical patent/JP2000193293A/ja
Publication of JP2000193293A publication Critical patent/JP2000193293A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】地球温暖化防止および省エネルギー化のためよ
り一層、運転効率が高められた空気調和機を得る。 【解決手段】インバータ11によって圧縮機1の駆動回
転数を変化させて容量制御を行う空気調和機において、
圧縮機1の運転モードを複数に切り換えるモード切換え
手段17と、モード切換え手段17によって一方の運転
モードに切換えられた場合、圧縮機1の運転周波数は運
転効率がより大きくなるように変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータにより
圧縮機の駆動回転数を変化させる容量制御式空気調和機
に関し特に電流最小化制御の効果を一層高める空気調和
機に好適である。
【0002】
【従来の技術】インバータにより圧縮機の駆動回転数を
変化させる容量制御式空気調和機において、高効率化を
図るために、インバータの2次電圧を変化させて圧縮機
モーターの電流を最小化することが、例えば特開平9−
113038号公報に記載のように知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
インバータの2次電圧の低周波数域において圧縮機電流
を最小化することで空気調和機の運転効率を高めている
が、しかし、地球温暖化防止および経済性の観点からす
ると、より一層運転効率を向上し、省エネルギー化する
ために圧縮機電流を少なくする必要がある。
【0004】また、圧縮機運転周波数を変化させて容量
制御することで空調負荷に対応して圧縮機を極力連続運
転するインバータ式空気調和機では、年間運転の観点か
らすると圧縮機の最低周波数付近で運転するような低負
荷運転の時間が多く、このような条件で効率の高い運転
をする事が省エネルギー化に効果的である。
【0005】本発明の目的は、地球温暖化防止および省
エネルギー化のためより一層、運転効率が高められた空
気調和機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、本発明はインバータによって圧縮機の駆動回転
数を変化させて容量制御を行う空気調和機において、圧
縮機の運転モードを複数に切り換えるモード切換え手段
と、モード切換え手段によって一方の運転モードに切換
えられた場合、圧縮機の運転周波数は運転効率がより大
きくなるように変更されるものである。
【0007】また、本発明は上記のものにおいて、イン
バータの2次電圧を変化させて圧縮機モーターの電流を
小さく手段を備えたものである。
【0008】さらに、インバータによって圧縮機の駆動
回転数を変化させて容量制御を行う空気調和機におい
て、冷房運転のとき、室内温度制御の目標値は外気温度
が所定の値よりも低い場合、設定温度より高い値とさ
れ、暖房運転のとき、室内温度制御の目標値は外気温度
が所定の値よりも高い場合、設定温度をより低い値とさ
れるものである。
【0009】さらに、本発明は上記に記載のものにおい
て、圧縮機の運転モードを複数に切り換えるモード切換
え手段と、モード切換え手段によって一方の運転モード
に切換えられた場合、圧縮機の運転周波数は運転効率が
より大きくなるように変更される手段とを備えたもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態を
示すブロック図である。1は圧縮機、2は四方弁、3は
室外熱交換器、4は室外送風機、5は膨張装置、6は室
内熱交換器、7は室内熱交換器を示し、配管で順次接続
され蒸気圧縮冷凍サイクルを構成する。また、10は室
外制御装置、11はインバーター制御装置、12は圧縮
機電流検出装置、13は外気温度センサー、14は室内
制御装置、15は吸込温度センサー、16はリモートコ
ントローラー、17は省エネスイッチであり、それぞれ
電送線により連結され情報を送受信している。これらに
より室外機20、室内機21を構成し、リモートコント
ローラー16の指令により四方弁2を切り換えて冷房ま
たは暖房運転を行う、ヒートポンプ式空気調和機を構成
している。また圧縮機1は、室外制御装置10の運転周
波数指令によりその周波数による交流電源を発生する、
インバーター制御装置11により駆動される。
【0011】室外制御装置10は、リモートコントロー
ラー16で設定された室内温度による室内制御目標温度
に近づけるよう、インバーター制御装置11に圧縮機運
転周波数の指令を出し、圧縮機1を運転させる。このと
き、外気温度センサー13の情報に基づき、図3の室内
制御目標温度変更図に示すように、冷房運転時は外気温
度が所定温度f以下の時、室内制御目標温度を1℃上げ
る。また、暖房運転時は外気温度が所定温度e以上の時
室内制御目標温度を1℃下げる。
【0012】所定温度e、fは、冷房運転時は略25〜
26℃、暖房運転時は略10〜12℃に設定されてい
る。このように、冷房運転時において低外気温度の時
や、暖房運転時において高外気温度の時のような、例え
ば日射による輻射温度の影響により空調負荷が小さくな
る条件の時に、体感する快適性にほとんど影響しない程
度に空調能力を低下させているので、圧縮機周波数はよ
り低く運転されることになり、電流最小化制御の効果の
ある領域での運転頻度が上がることになる一方、空気調
和機の運転中、インバータ制御装置11はインバーター
2次電圧を圧縮機電流検出装置12が最小となるよう逐
次変化させる、電流最小化制御を行っている。電流最小
化制御による運転効率の改善は、図2の電流最小化制御
の効果図に示すようになっており、周波数に対する運転
効率は図中cよりdの周波数の方が高い。もしリモート
コントローラー16の省エネスイッチ17がオンに設定
されている場合はあらかじめ決められた周波数dを下限
として運転される。
【0013】リモートコントローラー16の省エネスイ
ッチ17がオフに設定されている場合は、機器の最低周
波数限界のcまで運転される。このように省エネスイッ
チオン時は、圧縮機の運転周波数を上記の運転効率最大
となる周波数に変更するため、極低周波数域での効率低
下領域を使用することなく効率の高い運転を実現するこ
とができる。
【0014】圧縮機の運転周波数の下限は、機器の物理
的条件や信頼性を確保する限界等から設定され、空調負
荷が小さくても極力連続運転を続けることで、圧縮機の
オン/オフによる吹き出し空気温度の変化を抑えて、快
適性を向上させている。
【0015】しかし機器効率の観点からは図2中のa線
に示すように、運転周波数に対して下限や上限付近では
運転効率が低下している。ここで電流最小化制御を適用
した場合の例として図2中のb線のように、電圧変動域
以下全般で運転効率を改善し、特に低周波数域で改善効
果が高い特性を示すが、やはり極低周波数域では効率が
落ちるので、この改善効果と効率低下で運転効率として
はピークを持つ形になる。したがって、運転周波数の下
限値を、このピークの近傍に設定することで、電流最小
化制御の効果を最大限に引き出すことが可能になる。
【0016】また、モード切り換え手段により圧縮機運
転周波数の下限値を変更するとは、例えば室内機に付属
するリモートコントローラや制御基板上にスイッチを設
け、任意にモードの選択を可能として、このスイッチの
操作により、例えば省エネモードのオン/オフの切り換
えとしたとき、省エネモードオン時は、圧縮機の運転周
波数を前記の運転効率最大となる周波数に変更するもの
である。このようにすることで、スイッチ操作により、
使用者が快適性を優先した運転モードと、省エネ性を優
先した運転モードを適宜切り換えることが可能になる。
状況に合わせた空気調和機の運転をすることができるよ
うになる。
【0017】さらに、圧縮機の駆動回転数を変化させて
容量制御を行うインバータの2次電圧を変化させて、前
記圧縮機モーター電流を最小化する空気調和機におい
て、室内温度制御目標値を、冷房運転時は所定外気温度
より低い外気温度の時設定温度より高い値とし、また暖
房運転時は所定外気温度より高い外気温度の時設定温度
をより低い値とする。
【0018】室内温度制御目標値は、通常リモートコン
トローラ等により設定される温度に一定であるが、冷房
運転時の低外気温度の時や、暖房運転時の高外気温度の
時のような、日射による輻射温度の影響により空調負荷
が小さくなる条件の時は、空調能力を低下させても体感
する快適性にほとんど影響しないので、室内温度制御目
標値を能力を低下させる方向、すなわち冷房時は高くす
る方向、暖房時は低くする方向へ変更することが出来
る。これにより空気調和機はより能力を低下させるの
で、圧縮機周波数はより低く運転されることになり、電
流最小化制御の効果領域での運転頻度が上がることにな
る。
【0019】以上の制御により、年間運転の観点から運
転頻度の多い圧縮機の最低周波数付近で運転するような
低負荷運転時において、電流最小化制御の効果を一層高
くすることで、消費電力の低減効果が大きくなるため、
年間消費電力量を大きく削減するとともに、炭酸ガスの
間接的排気量削減にも効果があり、地球温暖化防止にも
有効である。
【0020】また、省エネスイッチオフ時は、低い周波
数まで連続運転域が広がるので、圧縮機のオン/オフに
よる吹き出し空気温度の変化を抑えて、快適性を向上さ
せた運転ができる。このように、スイッチ操作により、
使用者が快適性を優先した運転モードと、省エネ性を優
先した運転モードを適宜切り換えることが可能になり、
状況に合わせた空気調和機の運転をすることができるよ
うになる。
【0021】なお、上記説明では室内制御目標温度の変
化量を1℃としたが、変化量を変えても良い。さらに所
定温度を1点に設定しているが、外気温度に対して複数
点に設定して、それぞれに適量な室内制御目標温度の変
化量を設定することも良い。
【0022】また、省エネスイッチ17は室内制御装置
14、室外制御装置13、インバーター制御装置11内
に同等のスイッチを設けることも良い。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、一方の運転モードでは
圧縮機の運転周波数は運転効率がより大きくなるように
変更するので、最低周波数における運転効率を格段に改
善することができる。よって、年間消費電力量を大きく
削減するとともに、炭酸ガスの間接的排気量削減にも効
果があり、地球温暖化防止および省エネルギー化に有効
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図。
【図2】圧縮機の運転周波数と運転効率の関係を示すグ
ラフ。
【図3】外気温度と室内制御目標温度の関係を示すグラ
フ。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…四方弁、3…室外熱交換器、4…室外
送風機、5…膨張装置、6…室内熱交換器、7…室内熱
交換器、10…室外制御装置、11…インバーター制御
装置、12…圧縮機電流検出装置、13…外気温度セン
サー、14…室内制御装置、15…吸込温度センサー、
16…リモートコントローラー、17…省エネスイッ
チ、20…室外機、21…室内機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守屋 武 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 奥園 秀樹 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 吉田 悟 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 安藤 達夫 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 Fターム(参考) 3L060 AA03 CC02 CC03 CC10 DD02 DD07 EE04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータによって圧縮機の駆動回転数
    を変化させて容量制御を行う空気調和機において、 前記圧縮機の運転モードを複数に切り換えるモード切換
    え手段と、 前記モード切換え手段によって一方の運転モードに切換
    えられた場合、前記圧縮機の運転周波数は運転効率がよ
    り大きくなるように変更されることを特徴とする空気調
    和機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のものにおいてインバー
    タの2次電圧を変化させて圧縮機モーターの電流を小さ
    く手段を備えたことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】インバータによって圧縮機の駆動回転数を
    変化させて容量制御を行う空気調和機において、 冷房運転のとき、室内温度制御の目標値は外気温度が所
    定の値よりも低い場合、設定温度より高い値とされ、 暖房運転のとき、室内温度制御の目標値は外気温度が所
    定の値よりも高い場合、設定温度をより低い値とされる
    ことを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のものにおいて、前記圧
    縮機の運転モードを複数に切り換えるモード切換え手段
    と、 前記モード切換え手段によって一方の運転モードに切換
    えられた場合、前記圧縮機の運転周波数は運転効率がよ
    り大きくなるように変更される手段とを備えたことを特
    徴とする空気調和機。
JP10366325A 1998-12-24 1998-12-24 空気調和機 Pending JP2000193293A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110553349A (zh) * 2019-09-03 2019-12-10 广东美的制冷设备有限公司 空调器的控制方法、空调器及储存介质
CN110553350A (zh) * 2019-09-03 2019-12-10 广东美的制冷设备有限公司 空调器的控制方法、空调器及储存介质
CN114383294A (zh) * 2021-12-15 2022-04-22 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 防止室内温度过调的空调控制方法以及空调

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