[go: up one dir, main page]

JP2000186883A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

Info

Publication number
JP2000186883A
JP2000186883A JP10362658A JP36265898A JP2000186883A JP 2000186883 A JP2000186883 A JP 2000186883A JP 10362658 A JP10362658 A JP 10362658A JP 36265898 A JP36265898 A JP 36265898A JP 2000186883 A JP2000186883 A JP 2000186883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
switching
compartment
refrigerator
vegetable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10362658A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Sasaki
雅俊 佐々木
Yoshihiro Kuwari
義博 桑理
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP10362658A priority Critical patent/JP2000186883A/ja
Publication of JP2000186883A publication Critical patent/JP2000186883A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 野菜室が冷蔵庫本体の下部にあるので、重量
のある野菜の出し入れには腰を屈めなければならない使
い勝手の悪いものであった。 【解決手段】 本体上部の冷蔵室5と、本体下部の冷凍
室9と冷蔵室5と冷凍室9の間で冷蔵室5に隣接して設
けた野菜室6と、野菜室6と冷凍室9の間に並設した製
氷室7と切り替え室8とからなり、使う頻度の高い順位
レイアウトを行い、使い勝手の向上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は貯蔵する食品に応じ
て使い分ける、温度設定の異なる収納室を複数備えた冷
蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に冷蔵庫は温度が4℃程度の冷蔵
室,−1℃程度の低温室,6℃程度の野菜室,−18℃
程度の冷凍室の4つの収納室を備えている。また冷蔵庫
は各家庭の食生活の変化に応じて使い勝手面から選択で
きるように、冷蔵庫本体の縦方向における冷蔵室,低温
室,野菜室,冷凍室の配列の順番を種々変えている。
【0003】例えば、特開平6−273031号の公報
に示されている冷蔵庫は、冷蔵庫本体の上部に冷蔵室及
びこの中に低温室,下部に野菜室,真ん中に冷凍室をそ
れぞれ独立して設けている。そして、冷凍室の後方に設
けた冷却器及び電動ファン,そして1台の圧縮機を備
え、それぞれ設けた冷気通路を介して電動ファンにより
冷気をそれぞれの室に送って設定の温度に冷却してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、全部の室に冷却器で熱交換した冷気を電動
ファンで送って冷却しているので、通常時に1台の圧縮
機に全部の室の負荷がかかり運転による電力量が大き
い。また、多量の食品を急に補充したり、高外気温等の
負荷時では、1台の圧縮機に負荷がかかり寿命に影響を
与えるだけでなく、特に冷凍室等では補充した食品の冷
凍に時間を要して好ましくなく、さらには圧縮機の運転
による電力量が大きくかかり、節電及び環境上からも好
ましくなかった。
【0005】さらに前記従来の技術では、限られた冷蔵
庫本体のスペースに、各室へ冷気を導く冷気通路をそれ
ぞれ設けなければならなく、従って冷蔵庫全体としての
収納容積にも悪影響を与え、かつ冷気通路の構造を複雑
にすると共に、それによる冷気漏れの要因にもなり好ま
しくなかった。
【0006】さらにまた前記従来の技術は野菜室が冷蔵
庫本体の下部にあるので、重量のある野菜の出し入れに
は腰を屈めなければならない使い勝手の悪いものであっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の冷蔵庫は本体上部の冷蔵室と、本体下部の冷
凍室と、前記冷蔵室と冷凍室の間で前記冷蔵室に隣接し
て設けた野菜室と、前記野菜室と冷凍室の間に並設した
製氷室及び切り替え室と、前記冷蔵室の前面に設けた回
転式扉と、前記野菜室,冷凍室,製氷室及び切り替え室
の前面に設けられ収納容器と一体に引き出される引き出
し式扉とからなるものである。
【0008】これにより、最も温度の低い冷凍室を下部
に置くことにより、伝導及び輻射熱による影響を低減で
き、圧縮機及び電動ファンの負荷の低減による節電を図
る事ができる。
【0009】さらに、伝導及び熱輻射による影響は、上
段側の断熱を確保すれば良く、内容積の増大につなが
る。
【0010】さらに、使用頻度の高い冷蔵室,野菜室,
製氷室,冷凍室と配置する事で、使い勝手の良い冷蔵庫
を供給できる。
【0011】又、切り替え室は、ダンパー装置により室
内の温度を冷凍,冷蔵,及び冷凍と冷蔵の間の新温度帯
に切り替え可能としたものである。
【0012】これにより、切り替え室の温度を食品の量
に合わせて分別収納できる。又、切り替え時にダンパー
装置を閉成制御し、野菜貯蔵を可能としたものである。
【0013】これにより、製氷室及び冷凍室の伝熱及び
輻射熱により、間接冷却された野菜室を提供できる。
【0014】又、野菜室と製氷室及び切り替え室の間、
切り替え室と冷凍室及び製氷室の間に夫々断熱区画壁を
設けたものである。
【0015】これにより、切り替え室を冷凍温度に設定
した時、野菜室への伝熱及び熱輻射による影響を低減で
き、野菜室にヒータを配設することなく野菜室温度を確
保でき、消費電力量を低減できる。
【0016】又、床面より製氷室及び切り替え室の扉上
端面までの高さH1を、H1≧700mmの範囲とし、
製氷室及び切り替え室内の容器底面までの高さH2を、
H2≧310mmの範囲としたものである。
【0017】これにより、平均身長の女性が人間工学的
にかがまずに製氷室及び切り替え室の扉を開閉できる。
【0018】さらに、平均身長の女性が人間工学的に製
氷室及び切り替え室内の食品をしゃがまずに取り出す事
ができる。
【0019】又、床面より野菜室内の容器底面までの高
さH3を、H3≧730mmの範囲とし、前記容器の深
さH4を、H4≦200mmの範囲としたものである。
【0020】これにより、平均身長の女性が人間工学的
にかがまずに野菜室容器内の食品を取り出す事ができ
る。
【0021】さらに、家庭にて使う野菜の中で大きい、
白菜,キャベツ,メロンの最大高さは150mm以下で
ある為、容器の深さを200mm以下とする事により、
野菜の積み重ねによる食品の痛みを防ぐ事ができる。
【0022】さらに、野菜を積み重ね無いため、使い忘
れを防止できる。又、野菜室内の容器の奥行き寸法を、
引き出し容器の奥行き中最大としたものである。
【0023】これにより、容器後方に圧縮機,冷却器,
送風機等のない、最も奥行きの深い容器を最大とする事
により、容器引き出し時、中の食品を全て認知でき、食
品の使い忘れ防止を図る事ができる。
【0024】又、野菜室と切り替え室間の断熱区画壁の
後方に、切り替え室温度制御用のダンパー装置を設けた
ものである。
【0025】これにより、冷蔵室への吐出風路と共に、
切り替え室への風路を構成する事ができ、強制的に冷却
用の冷気を導かなくても良く、冷気通路の簡素化を図る
事ができる。
【0026】又、冷凍室後方に縦方向に設けた冷却器
と、前記冷却器で冷却した冷気を循環させる製氷室後方
に設けた送風機とよりなるものである。
【0027】これにより、野菜室後方に送風機を配設し
なくてよく、引き出し容器の奥行き中最大の容器を提供
する事ができる。
【0028】さらに、送風機による冷気を野菜室背面に
受ける事が無いため、野菜室の着霜を防ぐ事ができる。
【0029】さらに、製氷室後方に送風機を置く事によ
り、製氷時間の向上が図れる。又、冷蔵室内下部に、ダ
ンパー装置により新温度帯と冷蔵温度を切り替える第2
の切り替え室を設けたものである。
【0030】これにより、食品の量に合わせて分別収納
できる。又、第2の切り替え室の後方に、冷蔵室及び第
2の切り替え室の温度制御用のダンパー装置を設けたも
のである。
【0031】これにより、野菜室後方の空間を確保出
来、容器の奥行き寸法を最大確保できる。
【0032】又、第2の切り替え室の冷蔵温度切り替え
時にダンパー装置を閉成制御し、野菜貯蔵を可能とした
ものである。
【0033】これにより、ダンパー装置の閉時は冷蔵室
からの温度に囲まれて、強制的に冷気を導かなくても必
要な温度・湿度を確保できる。
【0034】さらに、食品の量に応じて分別収納でき
る。又、野菜室,切り替え室,第2の切り替え室の大き
さを大,中,小の3種に区別し、野菜貯蔵時、青果物の
大きさでの使い分けを可能としたものである。
【0035】これにより、白菜等の大物野菜,レタス等
の中物野菜,イチゴ等の小物青果物と食品の大きさに応
じて分別収納できる。
【0036】さらに、黴等に弱いイチゴ等果物類を小物
野菜として分別収納する事により、果物の保存期間を延
ばす事ができる。
【0037】さらに、果物から出るエチレンガスに弱い
野菜を分別収納する事により、野菜の保存期間を延ばす
事ができる。
【0038】又、野菜貯蔵の切り替え時、野菜室,切り
替え室,第2の切り替え室の設定温度を少なくとも2種
に区別し、青果物の種類での使い分けを可能としたもの
である。
【0039】これにより、パイナップル,バナナ等は0
度〜10度の室に、野菜類は10度以下の室に分別収納
する事により、各食品の保存期間を延ばす事ができる。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、本体上部の冷蔵室と、本体下部の冷凍室と、前記冷
蔵室と冷凍室の間で前記冷蔵室に隣接して設けた野菜室
と、前記野菜室と冷凍室の間に並設した製氷室及び切り
替え室と、前記冷蔵室の前面に設けた回転式扉と、前記
野菜室,冷凍室,製氷室及び切り替え室の前面に設けら
れ収納容器と一体に引き出される引き出し式扉とからな
り、最も温度の低い冷凍室を下部に置くことにより、伝
導及び輻射熱による影響を低減でき、圧縮機及び電動フ
ァンの負荷の低減による節電を図る事ができる。
【0041】さらに、伝導及び熱輻射による影響は、上
段側の断熱を確保すれば良く、内容積の増大につなが
る。
【0042】さらに、使用頻度の高い冷蔵室,野菜室,
製氷室,冷凍室と配置する事で、使い勝手の良い冷蔵庫
を供給できる。
【0043】請求項2に記載の発明は、切り替え室は、
ダンパー装置により室内の温度を冷凍,冷蔵,及び冷凍
と冷蔵の間の新温度帯に切り替え可能としたものであ
り、切り替え室の温度を食品の量に合わせて分別収納で
きる。
【0044】請求項3に記載の発明は、切り替え時にダ
ンパー装置を閉成制御し、野菜貯蔵を可能としたもので
あり、製氷室及び冷凍室の伝熱及び輻射熱により、間接
冷却された野菜室を提供できる。
【0045】請求項4に記載の発明は、野菜室と製氷室
及び切り替え室の間、切り替え室と冷凍室及び製氷室の
間に夫々断熱区画壁を設けたものであり、切り替え室を
冷凍温度に設定した時、野菜室への伝熱及び熱輻射によ
る影響を低減でき、野菜室にヒータを配設することなく
野菜室温度を確保でき、消費電力量を低減できる。
【0046】請求項5に記載の発明は、床面より製氷室
及び切り替え室の扉上端面までの高さH1を、H1≧7
00mmの範囲とし、製氷室及び切り替え室内の容器底
面までの高さH2を、H2≧310mmの範囲としたも
のであり、平均身長の女性が人間工学的にかがまずに製
氷室及び切り替え室の扉を開閉できる。
【0047】さらに、平均身長の女性が人間工学的製氷
室及び切り替え室内の氷や食品をしゃがまずに取り出す
事ができる。
【0048】請求項6に記載の発明は、床面より野菜室
内の容器底面までの高さH3を、H3≧730mmの範
囲とし、前記容器の深さH4を、H4≦200mmの範
囲としたものであり、平均身長の女性が人間工学的にか
がまずに野菜室容器内の食品を取り出す事ができる。
【0049】さらに、家庭にて使う野菜の中で大きい、
白菜,キャベツ,メロンの最大高さは150mm以下で
ある為、容器の深さを200mm以下とする事により、
野菜の積み重ねによる食品の痛みを防ぎながら、出し入
れもし易くなる。
【0050】さらに、野菜を積み重ねないため、使い忘
れを防止できる。請求項7に記載の発明は、野菜室内の
容器の奥行き寸法を、引き出し容器の奥行き中最大とし
たものであり、容器背面に圧縮機,冷却器,送風機等の
ない、最も奥行きの深い容器を最大とする事により、容
器引き出し時、中の食品を全て認知でき、食品の使い忘
れ防止を図る事ができる。
【0051】請求項8に記載の発明は、野菜室と切り替
え室間の断熱区画壁の後方に、切り替え室温度制御用の
ダンパー装置を設けたものであり、冷蔵室への吐出風路
と共に、切り替え室への風路を構成する事ができ、強制
的に冷却用の冷気を導かなくても良く、冷気通路の簡素
化を図る事ができる。
【0052】請求項9に記載の発明は、冷凍室後方に縦
方向に設けた冷却器と、前記冷却器で冷却した冷気を循
環させる製氷室後方に設けた送風機とよりなるものであ
り、野菜室背面に送風機を配設しなくてよく、引き出し
容器の奥行き中最大の容器を提供する事ができ、浅目の
野菜室であっても収納容量が十分に確保できる。
【0053】さらに、送風機による冷気を野菜室背面に
受ける事が無いため、野菜室の着霜を防ぐ事ができる。
【0054】さらに、製氷室後方に送風機を置く事によ
り、製氷時間の向上が図れる。請求項10に記載の発明
は、冷蔵室内下部に、ダンパー装置により新温度帯と冷
蔵温度を切り替える第2の切り替え室を設けたものであ
り、食品の量に合わせて分別収納できる。
【0055】請求項11に記載の発明は、第2の切り替
え室の後方に、冷蔵室及び第2の切り替え室の温度制御
用のダンパー装置を設けたものであり、野菜室後方の空
間を確保出来、容器の奥行き寸法を最大確保できる。
【0056】請求項12に記載の発明は、第2の切り替
え室の冷蔵温度切り替え時にダンパー装置を閉成制御
し、野菜貯蔵を可能としたものであり、ダンパー装置の
閉時は冷蔵室からの温度に囲まれて、強制的に冷気を導
かなくても必要な温度・湿度を確保できる。
【0057】さらに、食品の量に応じて分別収納でき
る。請求項13に記載の発明は、野菜室,切り替え室,
第2の切り替え室の大きさを大,中,小の3種に区別
し、野菜貯蔵時、青果物の大きさでの使い分けを可能と
したものであり、白菜等の大物野菜,レタス等の中物野
菜,イチゴ等の小物青果物と食品の大きさに応じて分別
収納できる。
【0058】さらに、黴等に弱いイチゴ等果物類を小物
野菜として分別収納する事により、果物の保存期間を延
ばす事ができる。
【0059】さらに、果物から出るエチレンガスに弱い
野菜を分別収納する事により、野菜の保存期間を延ばす
事ができる。
【0060】請求項14に記載の発明は、野菜貯蔵の切
り替え時、野菜室,切り替え室,第2の切り替え室の設
定温度を少なくとも2種に区別し、青果物の種類での使
い分けを可能としたものであり、例えばパイナップル,
バナナ等は10℃〜15℃の室に、野菜類は10℃以下
の室に分別収納したり、ホウレンソウなどの葉菜類を特
に0〜5℃の室に分別収納したりすることで各食品の保
存期間を延ばす事ができる。
【0061】
【実施例】(実施例1)図1〜図3において、1は断熱
構造の本体(以下本体という)であり、2は前面が開口
された内箱、3は外箱、4は内箱2と外箱3との間に充
填して形成された発泡断熱材で、5は温度が4℃程度に
設定して使用する冷蔵室、6は温度が6℃程度に設定し
て使用する野菜室、7は温度が−18℃程度に設定して
使用する製氷室、8は切り替え室、9は温度が−18℃
程度に設定して使用する冷凍室である。10は冷蔵室5
の庫内前方開口を閉塞する回転式扉で、11は野菜室6
の庫内前方開口を閉塞する引出し式扉で、12は製氷室
7の庫内前方開口を閉塞する引出し式扉で、13は切り
替え室8の庫内前方開口を閉塞する引出し式扉で、14
は冷凍室9の庫内前方開口を閉塞する引出し式扉であ
る。
【0062】(実施例2)8aは温度が−18度〜10
度程度に設定して使用する切り替え室で、15は切り替
え室8aの温度を制御するシングルダンパー装置であ
る。
【0063】(実施例3)8bは切り替え室8の温度を
シングルダンパー装置15により閉成制御し野菜貯蔵を
可能とした切り替え室である。
【0064】(実施例4)16は冷蔵室5と野菜室6を
区画する第1の断熱区画壁で、17は野菜室6と製氷室
7,切り替え室8とを区画する第2の断熱区画壁で、1
8は製氷室7と切り替え室8とを区画する第3の断熱区
画壁で、19は製氷室7,切り替え室8と冷凍室9とを
区画する第4の断熱区画壁である。
【0065】(実施例5)20は引出し式扉12,引出
し式扉13の床面からの高さH1で、H1≧700mm
に設定している。21は引きだし式扉12と一体となっ
てスライド可能に設けられている製氷室7の製氷容器
で、22は引きだし式扉13と一体となってスライド可
能に設けられている切り替え室8の切り替え室容器で、
23は製氷容器21及び切り替え室容器22の底面まで
の高さH2で、H2≧310mmに設定している。
【0066】(実施例6)24は引きだし式扉11と一
体となってスライド可能に設けられている野菜室6の野
菜室容器で、25は野菜室容器底面の床面からの高さH
3で、H3≧730mmに設定している。26は野菜室
容器24の深さH4で、H4≦200mmに設定してい
る。
【0067】(実施例7)27は野菜室容器24の奥行
き寸法H5である。
【0068】(実施例8)28は冷蔵室への吐出風路
で、一部の冷気はシングルダンパー15を介して切り替
え室8の吐出風路29を介して吐出し、戻り風路口30
へ流れていく。
【0069】(実施例9)31は冷却器で、32は除霜
ヒータで、33は製氷室7後方に設けられた冷気循環用
送風機で、34は製氷室7内に設けられた製氷機で、3
5は冷却器31のダクトカバーで、36はダクトカバー
35内の前面断熱材で、37は冷却器31の戻り風路を
構成する断熱材である。
【0070】(実施例10)38は冷蔵室5内に設けら
れ、新温度帯〜冷蔵温度に設定して使用する第2の切り
替え室で、39は第2の切り替え室38の容器で、40
は第2の切り替え室38内を保温する為の開閉扉で、4
1は第2の切り替え室38天面の仕切り板である。42
は第2の切り替え室38の背方に設けられたツインデン
ドウダンパー装置で、43は冷蔵室5吐出風路で、44
は冷蔵室5吐出口で、45は冷蔵室5戻り風路口で、4
6は第2の切り替え室38の吐出口で、47は第2の切
り替え室38の戻り風路口で、48は冷蔵室戻り風路口
45及び第2の切り替え室38の戻り風路口47が連結
した戻り風路で、49は戻り風路48から一部分岐した
野菜室6への吐出風路で、50は野菜室6の戻り風路口
で、戻り風路48と連結し、冷却器31へ向かってい
る。
【0071】(実施例11)51はツインデンドウダン
パー装置42の冷蔵室5を温度制御する第1フラップ
で、52は、ツインデンドウダンパー装置42の第2の
切り替え室38を温度制御する第2フラップである。
【0072】(実施例12)53はツインデンドウダン
パー装置の切り替えを行う操作基盤である。
【0073】
【発明の効果】以上のように本発明の冷蔵庫は上記課題
を解決するために本発明の冷蔵庫は本体上部の冷蔵室
と、本体下部の冷凍室と、前記冷蔵室と冷凍室の間で前
記冷蔵室に隣接して設けた野菜室と、前記野菜室と冷凍
室の間に並設した製氷室及び切り替え室と、前記冷蔵室
の前面に設けた回転式扉と、前記野菜室,冷凍室,製氷
室及び切り替え室の前面に設けられ収納容器と一体に引
き出される引き出し式扉とからなり、最も温度の低い冷
凍室を下部に置くことにより、伝導及び輻射熱による影
響を低減でき、圧縮機及び電動ファンの負荷の低減によ
る節電を図る事ができる。
【0074】又、切り替え室は、ダンパー装置により室
内の温度を冷凍,冷蔵,及び冷凍と冷蔵の間の新温度帯
に切り替え可能としたものであり、切り替え室の温度を
食品の量に合わせて分別収納できる。
【0075】又、切り替え時にダンパー装置を閉成制御
し、野菜貯蔵を可能としたものであり、製氷室及び冷凍
室の伝熱及び輻射熱により、間接冷却された野菜室を提
供できる。
【0076】又、野菜室と製氷室及び切り替え室の間、
切り替え室と冷凍室及び製氷室の間に夫々断熱区画壁を
設けたものであり、切り替え室を冷凍温度に設定した
時、野菜室への伝熱及び熱輻射による影響を低減でき、
野菜室にヒータを配設することなく野菜室温度を確保で
き、消費電力量を低減できる。
【0077】又、床面より製氷室及び切り替え室の扉上
端面までの高さH1を、H1≧700mmの範囲とし、
製氷室及び切り替え室内の容器底面までの高さH2を、
H2≧310mmの範囲としたものであり、平均身長の
女性が人間工学的にかがまずに製氷室及び切り替え室の
扉を開閉でき、しゃがまずに室内の氷,食品を出し入れ
できる。
【0078】又、床面より野菜室内の容器底面までの高
さH3を、H3≧730mmの範囲とし、前記容器の深
さH4を、H4≦200mmの範囲としたものであり、
平均身長の女性が人間工学的にかがまずに野菜室容器内
の食品を取り出す事ができる。
【0079】さらに、白菜,キャベツなど一般家庭で使
われる大物野菜も収納できる合理的な深さで、使いやす
い浅目の野菜室を提供できる。
【0080】又、野菜室内の容器の奥行き寸法を、引き
出し容器の奥行き中最大としたものであり、容器背面に
圧縮機,冷却器,送風機等のない、最も奥行きの深い容
器を最大とする事により、容器引き出し時、中の食品を
全て認知でき、食品の使い忘れ防止を図る事ができる。
【0081】又、野菜室と切り替え室間の断熱区画壁の
後方に、切り替え室温度制御用のダンパー装置を設けた
ものであり、冷蔵室への吐出風路と共に、切り替え室へ
の風路を構成する事ができ、強制的に冷却用の冷気を導
かなくても良く、冷気通路の簡素化を図る事ができる。
【0082】又、冷凍室後方に縦方向に設けた冷却器
と、前記冷却器で冷却した冷気を循環させる製氷室後方
に設けた送風機とよりなるものであり、野菜室背面に送
風機を配設しなくてよく、引き出し容器の奥行き中最大
の容器を提供する事ができるため、浅目の野菜室であっ
ても収納容量が十分に確保できる。
【0083】又、冷蔵室内下部に、ダンパー装置により
新温度帯と冷蔵温度を切り替える第2の切り替え室を設
けたものであり、食品の量に合わせて分別収納できる。
【0084】又、第2の切り替え室の後方に、冷蔵室及
び第2の切り替え室の温度制御用のダンパー装置を設け
たものであり、野菜室後方の空間を確保出来、容器の奥
行き寸法を最大確保できる。
【0085】又、第2の切り替え室の冷蔵温度切り替え
時にダンパー装置を閉成制御し、野菜貯蔵を可能とした
ものであり、ダンパー装置の閉時は冷蔵室からの温度に
囲まれて、強制的に冷気を導かなくても必要な温度・湿
度を確保できる。
【0086】又、野菜室,切り替え室,第2の切り替え
室の大きさを大,中,小の3種に区別し、野菜貯蔵時、
青果物の大きさでの使い分けを可能としたものであり、
白菜等の大物野菜,レタス等の中物野菜,イチゴ等の小
物青果物と食品の大きさに応じて分別収納できる。
【0087】又、野菜貯蔵の切り替え時、野菜室,切り
替え室,第2の切り替え室の設定温度を少なくとも2種
に区別し、青果物の種類での使い分けを可能としたもの
であり、夫々の温度適性に応じて分別収納する事によ
り、各食品の保存期間を延ばす事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す冷蔵庫の正面図
【図2】本発明の一実施例を示す冷蔵庫のA−A断面図
【図3】本発明の一実施例を示す冷蔵庫のB−B断面図
【符号の説明】
5 冷蔵室 6 野菜室 7 製氷室 8,8a,8b 切り替え室 9 冷凍室 10 回転式扉 11,12,13,14 引きだし式扉 15 シングルダンパー 16 第1の断熱区画壁 17 第2の断熱区画壁 18 第3の断熱区画壁 19 第4の断熱区画壁 20 H1 21 製氷容器 22 切り替え容器 23 H2 24 野菜室容器 25 H3 26 H4 27 H5 33 送風機 38 第2の切り替え室 42 ツインダンパー装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体上部の冷蔵室と、本体下部の冷凍室
    と、前記冷蔵室と冷凍室の間で前記冷蔵室に隣接して設
    けた野菜室と、前記野菜室と冷凍室の間に並設した製氷
    室及び切り替え室と、前記冷蔵室の前面に設けた回転式
    扉と、前記野菜室,冷凍室,製氷室及び切り替え室の前
    面に設けられ収納容器と一体に引き出される引き出し式
    扉とからなる冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 切り替え室は、ダンパー装置により室内
    の温度を冷凍,冷蔵,及び冷凍と冷蔵の間の新温度帯に
    切り替え可能とした請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 切り替え室のダンパー装置を閉成制御
    し、野菜貯蔵を可能とした請求項2記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 野菜室と製氷室及び切り替え室の間、切
    り替え室と冷凍室及び製氷室の間に夫々断熱区画壁を設
    けた請求項1乃至3記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 床面より製氷室及び切り替え室の扉上端
    面までの高さH1を、H1≧700mmの範囲とし、製
    氷室及び切り替え室内の容器底面までの高さH2を、H
    2≧310mmの範囲とした請求項1乃至4記載の冷蔵
    庫。
  6. 【請求項6】 床面より野菜室内の容器底面までの高さ
    H3を、H3≧730mmの範囲とし、前記容器の深さ
    H4を、H4≦200mmの範囲とした請求項1乃至5
    記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 野菜室内の容器の奥行き寸法を、引き出
    し容器の奥行き中最大とした請求項6記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 野菜室と切り替え室間の断熱区画壁の後
    方に、切り替え室温度制御用のダンパー装置を設けた請
    求項2乃至7記載の冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 冷凍室後方に縦方向に設けた冷却器と、
    前記冷却器で冷却した冷気を循環させる製氷室後方に設
    けた送風機とよりなる請求項1乃至8記載の冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 冷蔵室内下部に、ダンパー装置により
    新温度帯と冷蔵温度を切り替える第2の切り替え室を設
    けた請求項1乃至9記載の冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 第2の切り替え室の後方に、冷蔵室及
    び第2の切り替え室の温度制御用のダンパー装置を設け
    た請求項10記載の冷蔵庫。
  12. 【請求項12】 第2の切り替え室の冷蔵温度切り替え
    時にダンパー装置を閉成制御し、野菜貯蔵を可能とした
    請求項10または11記載の冷蔵庫。
  13. 【請求項13】 野菜室,切り替え室,第2の切り替え
    室の大きさを大,中,小の3種に区別し、野菜貯蔵時、
    青果物の大きさでの使い分けを可能とした請求項12記
    載の冷蔵庫。
  14. 【請求項14】 野菜貯蔵の切り替え時、野菜室,切り
    替え室,第2の切り替え室の設定温度を少なくとも2種
    に区別し、青果物の種類での使い分けを可能とした請求
    項12または13記載の冷蔵庫。
JP10362658A 1998-12-21 1998-12-21 冷蔵庫 Pending JP2000186883A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10362658A JP2000186883A (ja) 1998-12-21 1998-12-21 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10362658A JP2000186883A (ja) 1998-12-21 1998-12-21 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000186883A true JP2000186883A (ja) 2000-07-04

Family

ID=18477425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10362658A Pending JP2000186883A (ja) 1998-12-21 1998-12-21 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000186883A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006126482A1 (ja) * 2005-05-26 2006-11-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 冷蔵庫
JP2007003061A (ja) * 2005-05-26 2007-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2007003173A (ja) * 2005-05-26 2007-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2012037191A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP7545234B2 (ja) 2020-06-02 2024-09-04 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62255777A (ja) * 1986-04-28 1987-11-07 株式会社東芝 冷蔵庫
JPH09159341A (ja) * 1995-12-13 1997-06-20 Hitachi Ltd 冷蔵庫
JPH1019444A (ja) * 1996-06-26 1998-01-23 Toshiba Corp 冷蔵庫
JPH10300311A (ja) * 1997-05-01 1998-11-13 Toshiba Corp 冷蔵庫

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62255777A (ja) * 1986-04-28 1987-11-07 株式会社東芝 冷蔵庫
JPH09159341A (ja) * 1995-12-13 1997-06-20 Hitachi Ltd 冷蔵庫
JPH1019444A (ja) * 1996-06-26 1998-01-23 Toshiba Corp 冷蔵庫
JPH10300311A (ja) * 1997-05-01 1998-11-13 Toshiba Corp 冷蔵庫

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006126482A1 (ja) * 2005-05-26 2006-11-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 冷蔵庫
JP2007003061A (ja) * 2005-05-26 2007-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2007003173A (ja) * 2005-05-26 2007-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2012037191A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP7545234B2 (ja) 2020-06-02 2024-09-04 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7036334B2 (en) Refrigerator having temperature controlled chamber
KR102627719B1 (ko) 냉장고
US5546759A (en) Refrigerator having a vegetable compartment and a separate kimchi chamber
US7059142B2 (en) Refrigerator having temperature controlled chamber
JP3559715B2 (ja) 冷蔵庫
CN1085651A (zh) 具有泡菜室的冰箱
JP3904866B2 (ja) 冷蔵庫
JP2000320943A (ja) 冷蔵庫
WO2007010267A2 (en) Improvements in or relating to cold storage
JP2001147072A (ja) 電気冷蔵庫
JP2000105052A (ja) 冷蔵庫
JP3399880B2 (ja) 冷蔵庫
JP2000186883A (ja) 冷蔵庫
JP2006275297A (ja) 冷蔵庫
JP2009156527A (ja) 冷蔵庫
JP3439981B2 (ja) 冷蔵庫
JP3410350B2 (ja) 冷蔵庫
JP2001174131A (ja) 電気冷蔵庫
JPS62288468A (ja) 5温度式冷蔵庫
JP3322495B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
JP2001280795A (ja) 冷蔵庫
JP2001349668A (ja) 冷蔵庫
CN222335742U (zh) 冰箱
JPH10253219A (ja) 冷蔵庫
JP2001033142A (ja) 冷蔵庫