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JP2000186043A - 果実由来の脂肪細胞分化促進用組成物 - Google Patents

果実由来の脂肪細胞分化促進用組成物

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Publication number
JP2000186043A
JP2000186043A JP10364866A JP36486698A JP2000186043A JP 2000186043 A JP2000186043 A JP 2000186043A JP 10364866 A JP10364866 A JP 10364866A JP 36486698 A JP36486698 A JP 36486698A JP 2000186043 A JP2000186043 A JP 2000186043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
differentiation
ether
fruits
promoting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10364866A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Sekiya
敬三 関谷
Yoichi Fukai
洋一 深井
Tsunetomo Matsuzawa
恒友 松澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku National Agricultural Experiment Station
Nagano Ken Noson Kogyo Research Institute
Original Assignee
Shikoku National Agricultural Experiment Station
Nagano Ken Noson Kogyo Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shikoku National Agricultural Experiment Station, Nagano Ken Noson Kogyo Research Institute filed Critical Shikoku National Agricultural Experiment Station
Priority to JP10364866A priority Critical patent/JP2000186043A/ja
Publication of JP2000186043A publication Critical patent/JP2000186043A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性の点で全く心配のない果実などの天然
物の中から、脂肪細胞の分化を促進する作用を有する物
質を開発すること。 【解決手段】 脂肪細胞への分化を促進するために有効
な量のバラ科もしくはブドウ科に属する果実の有機溶媒
または含水有機溶媒抽出物を含むことを特徴とする果実
由来の脂肪細胞分化促進用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、果実由来の脂肪細
胞分化促進用組成物に関し、詳しくはリンゴ、モモ等の
果実に由来する物質を有効成分とし、前駆脂肪細胞に作
用して脂肪細胞への分化を促進して降血糖作用を示す組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】脂肪細胞は、生体内において脂質代謝を
中心に活発な代謝機能を有する細胞であり、この細胞は
前駆脂肪細胞に対して特定の誘導因子(分化調節作用を
有する物質)が働きかけることにより形成されるもので
ある。前駆脂肪細胞は、糖や脂質を処理する能力が著し
く弱いが、細胞分化を起こして脂肪細胞へ分化すると、
糖や脂質を処理する能力が高くなり、しかもインスリン
などのホルモンに対する感受性も獲得する。生体内ホル
モンである成長ホルモン,インスリンなどが脂肪細胞へ
の分化を促進する作用を有していることは既に知られて
いる。
【0003】前駆脂肪細胞の脂肪細胞への分化を引き起
こさせる物質は、生体内において、インスリンなどのホ
ルモンによく反応することにより、糖や脂質の代謝を活
発にして血液中の糖および脂質濃度を低下させる可能性
がある。それ故、このような脂肪細胞への分化を引き起
こす物質は、成人病、特に糖尿病や高脂血症などの種々
の疾病に対する新しいタイプの予防・治療薬として注目
されている。前述の如く、脂肪細胞では糖・脂質代謝を
中心に活発な代謝機能が行われているが、食生活の乱れ
等が原因で機能不全になると、糖尿病、高脂血症、高血
圧、痛風、虚血性心疾患、脂肪肝、胆石症、月経異常、
不妊症等の様々な疾病がもたらされるおそれがある。
【0004】脂肪細胞への細胞分化を促進させる物質と
しては、前記ホルモンの他に、ピオグリタゾン(piogli
tazone)が報告されている(Sandouk, T. et al., Ameri
canjournal of physiology, 33, C1600-C1608, 1993)
。この報告によると、前駆脂肪細胞の脂肪細胞への分
化を促進させると、脂肪組織などの末梢(脂肪組織)で
のインスリン活性を高めることになり、それで血糖値が
低下すると考えられている。また、この他にも、クロフ
ィブラート(clofibrate) 等は高脂血症治療薬として同
様の作用があることが解明されている(P. Verrando et
al., Biochimica etBiophysica Acta, 663, 255-265, 1
981、R.Brandes et al., Biochimica et Biophysica Ac
ta, 877, 314-321, 1986 、R.Brandes et al., Life sc
iences, 40,935-941, 1987) 。しかしながら、これらの
合成化合物は、いずれも人体に対して有害な副作用を引
き起こす可能性があり、実用化には大きな問題を抱えて
いる。このため、人体に対して有害な副作用を生じさせ
ることなく、優れた分化促進効果を発揮する物質の開発
が待望されている。
【0005】一方、本発明者らは漢方薬の成分中に分化
を促進する物質が存在すること、さらには、バナナやニ
ンジンの抽出物であるβ−カロテン、大豆中に含まれる
イソフラボン類、カンキツ類植物に含まれるフラバノン
類も、生体内ホルモン等と同様な細胞分化促進、抑制作
用があることを見出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、安全
性の点で全く心配のない果実などの天然物の中から、脂
肪細胞の分化を促進する作用を有する物質を開発するこ
とである。そこで、果実を対象として分化促進活性を有
する物質を検索した結果、リンゴやモモ等の果実の抽出
物に該活性があることを見出した。本発明は、かかる知
見に基づいて完成されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、脂肪細胞への分化を促進するために有効な量のバラ
科もしくはブドウ科に属する果実の有機溶媒または含水
有機溶媒抽出物を含むことを特徴とする果実由来の脂肪
細胞分化促進用組成物である。請求項2に記載の本発明
は、バラ科もしくはブドウ科に属する果実が、リンゴ、
モモ、プラム、アンズまたはブドウのいずれかである請
求項1記載の組成物である。請求項3に記載の本発明
は、請求項1または2に記載の組成物を含有する食品も
しくは食品素材である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の組成物の原料として用い
る果実は、バラ科もしくはブドウ科に属するものであ
り、具体的にはリンゴ、モモ、プラム、アンズおよびブ
ドウである。これら果実は特定の品種に限られるもので
はなく、任意の品種が使用できる。ただし、ブドウにつ
いては巨峰が好適である。なお、原料の果実は通常に可
食される状態で用いることが好ましく、リンゴやモモ等
は剥皮し、芯、種などを除去したものが用いられる。
【0009】バラ科もしくはブドウ科に属する果実から
の有効成分の抽出はメタノール,エタノール,ブタノー
ル,ジエチルエーテル等の有機溶媒またはこれらの含水
物を使用して常法により行えばよい。以下に、リンゴを
原料とした場合の抽出方法の1例を示す。まず、原料で
あるリンゴ可食部1kgにメタノール等の有機溶媒また
は含水有機溶媒を1〜3リットル(L)加え、加熱還流
抽出を行って抽出液を得る。この液を濃縮、乾固したも
のにブタノール等の有機溶媒と水を各々500mL程度
加え、攪拌する。その後、静置して水層と有機溶媒層に
分離させる。次いで、ブタノール等の有機溶媒層を濃
縮、乾固し、これにジエチルエーテル等の有機溶媒を加
え攪拌する。その後、遠心分離を行って、上清を強疎水
性(エーテル可溶)成分、沈澱物を弱疎水性(エーテル
不溶)成分として、それぞれ回収する。両者は単独で使
用してもよく、組み合わせて用いてもよい。このように
して得た果実由来の抽出物は、脂肪細胞における優れた
細胞分化促進作用を示し、その効果はインスリンとの共
存によって高めることもできる。
【0010】本発明の組成物における果実の有機溶媒ま
たは含水有機溶媒抽出物の含量は、基本的には脂肪細胞
への細胞分化を促進するために有効な量であるが、具体
的には当該組成物の用途等を考慮して決定すべきであ
る。例えば、組成物を飲料等として用いる場合は、該抽
出物が0.001〜10重量%程度含まれるようにする
必要がある。また、組成物が食品や食品素材または医薬
品等として、固形状,粉末状,顆粒状,ペースト状など
の形態で経口投与用として用いられる場合は、該抽出物
を0.001重量%以上含有させればよく、上限は10
0重量%、すなわち該抽出物を単独で使用してもよい。
上記のいずれの用途に用いる場合であっても、組成物中
の果実抽出物含量が下限未満であると、脂肪細胞におけ
る十分な脂肪細胞分化促進作用が得られない。
【0011】本発明の組成物における有効成分である抽
出物は、粗製物でよいが、必要に応じて常法により精製
したものを用いることもできる。さらに、組成物の用途
により、必要に応じて、増量剤,安定剤,賦形剤などの
常用の成分を適宜配合することができる。また、この組
成物は、用途等を考慮して前述したような様々な形態と
して用いられる。
【0012】本発明の果実由来の細胞分化促進用組成物
は、経口投与,静脈注射などの方法によって生体内に投
与することにより、前駆脂肪細胞を脂肪細胞ヘ分化さ
せ、糖および脂質の代謝を活性化することができる。こ
れに伴って、血中の糖や脂質の低下が起こり、糖尿病や
高脂血症などの疾病の改善若しくは予防が期待される。
さらに、ウシ等の家畜に摂取させて脂肪細胞を増加さ
せ、高脂肪肉(霜降り肉など)を生産させる効果のある
ことから、この組成物を飼料に添加して用いることがで
きる。ホルモン類や合成化合物は、副作用の点で問題を
抱えているが、本発明の細胞分化促進用組成物は、リン
ゴ、モモ等の果実に含まれる天然成分を有効成分とする
ものであり、安全性に全く心配がない。その上、本発明
は、これら果実の新たな加工、利用法を提供することに
もなり、需要の拡大に寄与できる。
【0013】
【実施例】次に、本発明を実施例により説明するが、本
発明はこれらによって制限されるものではない。 製造例1 リンゴ(品種:ふじ)またはモモ(品種:あかつき)の
可食部1kgにメタノールを3L加え、加熱還流抽出を
行い、得られた抽出液をロータリーエバポレーターで濃
縮、乾固した。次に、この濃縮、乾固したものに水とn
−ブタノールをそれぞれ500mLずつ加えて振とう、
攪拌した後、静置して水層とブタノール層に分離させ
た。ブタノール層を減圧乾固し、これにジエチルエーテ
ルを加えて振とう、攪拌した。しかる後、遠心分離
(3,000rpm、10分間)を行って、上清のエー
テル可溶物を得た。さらに、沈澱物にエーテルを加えて
可溶物を除く操作を数回行ってエーテル不溶物を得た。
また、プラム(品種:紅りょうぜん)、アンズ(品種:
平和)およびブドウ(品種:巨峰)についても同様にし
て抽出物を得た。このようにして、果実から強疎水性
(エーテル可溶)成分および弱疎水性(エーテル不溶)
成分をそれぞれ得た。
【0014】実施例1 マウス由来の前駆脂肪細胞3T3−L1を6穴マルチプ
レートを用いて10%牛胎児血清を含むDME培地(ダ
ルベッコ変法イーグル培地)で37℃で培養した。な
お、培地は2〜3日毎に交換し、細胞が密集状態に達し
た後に分化誘導を行った。すなわち、培地に製造例1に
準じて調製した各種果実からの抽出物である強疎水性
(エーテル可溶)成分または弱疎水性(エーテル不溶)
成分を(3),10,30,100あるいは300μM
となるように添加することによって、分化誘導処理を2
日間実施した。また、対照として果実抽出物が無添加の
ものを用意し、同様に分化誘導処理を行った。
【0015】分化誘導処理終了後は元の培地で培養を続
けたが、上記果実抽出物は培地交換のときに添加し続け
た。約1週間後、脂肪細胞への分化の指標となる培地中
のグリセロール−3−リン酸脱水素酵素活性(以下、G
PDH活性と略記する。)並びに細胞内油滴(トリグリ
セライド、以下TGと略記する。)量をそれぞれ定量し
た。グリセロール−3−リン酸脱水素酵素は、糖および
脂質代謝における重要な酵素であり、前駆脂肪細胞が分
化して脂肪細胞になると、活性が上昇する。また、TG
の測定により油滴の細胞内への取り込み量を知ることが
できる。
【0016】それ故、これらの値が上昇すれば、細胞の
分化が起こっていることになる。リンゴまたはプラムの
強疎水性(エーテル可溶)成分によるGPDH活性の測
定結果を第1表に、モモの強疎水性(エーテル可溶)成
分または弱疎水性(エーテル不溶)成分によるGPDH
活性の測定結果を第2表に、ブドウの強疎水性(エーテ
ル可溶)成分によるGPDH活性の測定結果を第3表
に、アンズの強疎水性(エーテル可溶)成分によるGP
DH活性の測定結果を第4表にそれぞれ示す。また、リ
ンゴまたはプラムの強疎水性(エーテル可溶)成分によ
るTGの測定結果を第5表に、モモの強疎水性(エーテ
ル可溶)成分または弱疎水性(エーテル不溶)成分によ
るTGの測定結果を第6表に、ブドウの強疎水性(エー
テル可溶)成分によるTGの測定結果を第7表に、アン
ズの強疎水性(エーテル可溶)成分によるTGの測定結
果を第8表にそれぞれ示す。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】
【表4】
【0021】
【表5】
【0022】
【表6】
【0023】
【表7】
【0024】
【表8】
【0025】第1〜4表に示したように、各種果実の抽
出物である強疎水性(エーテル可溶)成分を添加したい
ずれの場合においても、対照と比べて明らかにGPDH
活性が高くなっており、これら成分に脂肪細胞の分化促
進効果があることは明白である。特に、モモの抽出物は
脂肪細胞の分化促進効果が著しく、強疎水性(エーテル
可溶)成分の他、弱疎水性(エーテル不溶)成分も十分
な効果がある。さらに、これら果実の抽出物による分化
促進は、濃度依存的に高くなることが明らかとなった。
【0026】また、第5〜8表から明かなように、各種
果実の抽出物の添加によるTGの増強効果も認められ
た。この場合も、特にモモの抽出物により奏される効果
が著しく、強疎水性(エーテル可溶)成分の他、弱疎水
性(エーテル不溶)成分にも十分な効果が認められた。
また、果実の抽出物によるTGの増強効果は、濃度依存
的に高くなることが分かった。
【0027】実施例2 この例では、リンゴおよびモモの抽出物である強疎水性
(エーテル可溶)成分によるグルコースの取込み促進効
果を、以下の方法に従い検討した。まず、マウス由来の
前駆脂肪細胞3T3−L1を6穴マルチプレートを用い
て10%牛胎児血清を含むDME培地(ダルベッコ変法
イーグル培地)で37℃で培養した。なお、培地は2〜
3日毎に交換し、細胞が密集状態に達した後に分化誘導
を行った。すなわち、培地にリンゴまたはモモ由来の強
疎水性(エーテル可溶)成分を(30),100または
300μMとなるように添加することによって、分化誘
導処理を10日間実施した。
【0028】10日後、ハンクス緩衝液にて前記の分化
誘導した細胞を洗浄し、これを1μMインスリン,1%
牛血清アルブミン含有ハンクス緩衝液中で37℃で5分
間保持した。その後、放射性グルコース(NEN社製)
を0.2μCi加え、37℃で30分間保持した。細胞内
へのグルコースの取込みについては、放射性グルコース
から合成された中性脂肪を細胞内より抽出し、その放射
能活性を測定することにより得た。また、分化誘導した
細胞の洗浄にインスリンを含まない1%牛血清アルブミ
ン含有ハンクス緩衝液を用いたものについても、同様に
細胞内へのグルコースの取込みを測定した。結果を第9
表に示す。
【0029】
【表9】
【0030】表から明らかなように、インスリンを添加
することによって、グルコースの細胞内への取込みが著
しく活発になることが示された。このことは、インスリ
ンに対する感受性が増大したことを示す。
【0031】実施例3 モモの抽出物である弱疎水性(エーテル不溶)成分のグ
ルコース取込み促進効果を、実施例2と同様に検討し
た。なお、対照として該成分無添加の培地を用いた。結
果を第10表に示す。
【0032】
【表10】
【0033】表から明かなように、モモ由来の弱疎水性
(エーテル不溶)成分で処理した細胞は、インスリンの
添加により細胞内へのグルコースの取込みが活発化して
いることが分かった。また、リンゴ由来の弱疎水性(エ
ーテル不溶)成分についても同様にして測定したとこ
ろ、モモ由来の成分と比較すると効果が少し劣るが、添
加量を増すと、十分なグルコース取込み促進効果がある
ことが判明した。
【0034】
【発明の効果】本発明の果実由来細胞分化促進用組成物
は、前駆脂肪細胞の脂肪細胞への分化を促進して糖およ
び脂質の代謝を活性化し、血中の糖および脂質濃度を低
下させる作用を有している。しかも、組成物の有効成分
が天然物であることから、日常的に摂取しても安全性の
上で全く心配はない。したがって、この組成物を摂取ま
たは投与することによって、糖尿病や高脂血症等の疾病
の改善もしくは予防を図ることが可能である。また、脂
肪細胞への分化を促進させ脂肪細胞を増加させることに
より、家畜の高脂肪肉(霜降り肉など)を生産すること
ができるので、飼料用添加物としての利用も期待され
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/00 603 A61K 31/00 603L 603N C07G 17/00 C07G 17/00 Z (72)発明者 松澤 恒友 長野県須坂市大字須坂787の1 社団法人 長野県農村工業研究所内 Fターム(参考) 2B150 AA01 AB05 DD31 DD45 DD57 4B016 LC07 LG01 4B018 MD52 ME03 MF01 4C088 AB51 AB56 AC04 BA08 BA10 CA06 MA52 MA66 NA14 ZB22 ZC33 ZC35 ZC61 4H055 AA03 AB27 AB28 AD22 CA60

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂肪細胞への分化を促進するために有効
    な量のバラ科もしくはブドウ科に属する果実の有機溶媒
    または含水有機溶媒抽出物を含むことを特徴とする果実
    由来の脂肪細胞分化促進用組成物。
  2. 【請求項2】 バラ科もしくはブドウ科に属する果実
    が、リンゴ、モモ、プラム、アンズまたはブドウのいず
    れかである請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の組成物を含有
    する食品もしくは食品素材。
JP10364866A 1998-12-22 1998-12-22 果実由来の脂肪細胞分化促進用組成物 Withdrawn JP2000186043A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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