JP2000185952A - セメント用液体急結剤 - Google Patents
セメント用液体急結剤Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 急結性および貯蔵安定性に優れたセメント
系吹付け材用液体急結剤の提供 【解決手段】Al2O3成分とSO3成分とを主成分と
し、好ましくはSiO2成分を含有する水性懸濁液であ
って、液中のAl2O3成分とSO3成分のモル比(A/S比)
が0.35<A/S比<0.5の範囲であることを特徴と
するセメント用液体急結剤。
系吹付け材用液体急結剤の提供 【解決手段】Al2O3成分とSO3成分とを主成分と
し、好ましくはSiO2成分を含有する水性懸濁液であ
って、液中のAl2O3成分とSO3成分のモル比(A/S比)
が0.35<A/S比<0.5の範囲であることを特徴と
するセメント用液体急結剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルや地下構
造物などの工事に際し、天井や壁面にモルタルやコンク
リートなどのセメント系材料を吹付け施工する際に使用
する液体急結剤に関する。
造物などの工事に際し、天井や壁面にモルタルやコンク
リートなどのセメント系材料を吹付け施工する際に使用
する液体急結剤に関する。
【0002】
【従来の技術】トンネルや地下構造物などの覆工工法と
して、急結剤と圧縮空気を利用して型枠を使用せずにモ
ルタルやコンクリートを施工面に直接吹き付ける吹付け
工法が従来から知られている。この吹付け工法には、
(a)セメント、細骨材および粗骨材からなるコンクリー
ト材料に予め急結剤を混合し、この混合粉末に吹付けノ
ズル手前で水を加えて生コンクリートとして吹付ける乾
式工法と、(b)セメント、細骨材、粗骨材および水を混
練りして生コンクリートとし、これに吹付けノズル手前
で急結剤を添加する湿式工法とがある。いずれの工法に
おいても、急結剤としてはカルシウムアルミネート系や
カルシウムサルフォアルミネート系などの粉体急結剤が
従来から使用されてきた。この急結剤は粉体であるため
にコンクリートに添加する際に飛散し、必要量を安定的
に添加するのが困難であり、またコンクリートとの十分
な混合が行われないため、吹付けられたコンクリート硬
化体が不均質になりやすい問題がある。さらに、粉体急
結材の飛散により大量の粉塵を発生させ作業環境を悪化
させるなどの問題があった。
して、急結剤と圧縮空気を利用して型枠を使用せずにモ
ルタルやコンクリートを施工面に直接吹き付ける吹付け
工法が従来から知られている。この吹付け工法には、
(a)セメント、細骨材および粗骨材からなるコンクリー
ト材料に予め急結剤を混合し、この混合粉末に吹付けノ
ズル手前で水を加えて生コンクリートとして吹付ける乾
式工法と、(b)セメント、細骨材、粗骨材および水を混
練りして生コンクリートとし、これに吹付けノズル手前
で急結剤を添加する湿式工法とがある。いずれの工法に
おいても、急結剤としてはカルシウムアルミネート系や
カルシウムサルフォアルミネート系などの粉体急結剤が
従来から使用されてきた。この急結剤は粉体であるため
にコンクリートに添加する際に飛散し、必要量を安定的
に添加するのが困難であり、またコンクリートとの十分
な混合が行われないため、吹付けられたコンクリート硬
化体が不均質になりやすい問題がある。さらに、粉体急
結材の飛散により大量の粉塵を発生させ作業環境を悪化
させるなどの問題があった。
【0003】これらの欠点を解消するため、シリカゾル
やアルミニウム系化合物などからなる液体タイプの急結
剤がこれまで考案されている。これら急結剤は吹付け施
工の際、液体であることから、コンクリートに添加され
る時に飛散することなく必要量を安定に添加でき、その
ために吹付けられたコンクリート硬化体が均質となり、
また粉塵の発生が少なく、取り扱い易いなどの利点があ
る。しかし、現状の液体タイプの急結剤は、その急結性
能が十分とは言い難く、実用に供するには急結剤がコン
クリートに混合された後に数分以内の急結剤による初期
硬化性能を改善する必要があった。
やアルミニウム系化合物などからなる液体タイプの急結
剤がこれまで考案されている。これら急結剤は吹付け施
工の際、液体であることから、コンクリートに添加され
る時に飛散することなく必要量を安定に添加でき、その
ために吹付けられたコンクリート硬化体が均質となり、
また粉塵の発生が少なく、取り扱い易いなどの利点があ
る。しかし、現状の液体タイプの急結剤は、その急結性
能が十分とは言い難く、実用に供するには急結剤がコン
クリートに混合された後に数分以内の急結剤による初期
硬化性能を改善する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の液体
急結剤における上記問題を解決するものであり、初期強
度の発現に優れた液体急結剤を提供することにある。
急結剤における上記問題を解決するものであり、初期強
度の発現に優れた液体急結剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
(1)Al2O3成分とSO3成分とを主成分とする水性懸
濁液であって、液中のAl2O3成分とSO3成分のモル
比(A/S比)が0.35≦A/S比≦0.5の範囲であること
を特徴とするセメント用液体急結剤に関する。この液体
急結剤は、例えばその具体的な成分量が、(2)Al2O3
成分が8重量%以上〜15重量%以下、SO3成分が1
5重量%以上〜25重量%以下であり、残部が水である
ものが好ましい。Al2O3成分とSO3成分が上記範囲
内であることにより優れた初期急結性および強度の発現
性を発揮する。
(1)Al2O3成分とSO3成分とを主成分とする水性懸
濁液であって、液中のAl2O3成分とSO3成分のモル
比(A/S比)が0.35≦A/S比≦0.5の範囲であること
を特徴とするセメント用液体急結剤に関する。この液体
急結剤は、例えばその具体的な成分量が、(2)Al2O3
成分が8重量%以上〜15重量%以下、SO3成分が1
5重量%以上〜25重量%以下であり、残部が水である
ものが好ましい。Al2O3成分とSO3成分が上記範囲
内であることにより優れた初期急結性および強度の発現
性を発揮する。
【0006】さらに、本発明の上記液体急結剤は、(3)
Al2O3成分およびSO3成分と共にSiO2成分を含有
する水性懸濁液であって、液中のAl2O3成分とSO3
成分のモル比(A/S比)が0.35≦A/S比≦0.5の範囲
であることを特徴とするものである。この液体急結剤
は、例えばその具体的な成分量が、(4)Al2O3成分が
8重量%以上〜15重量%以下、SO3成分が15重量
%以上〜25重量%以下、SiO2成分が無水換算で1
重量%以上〜15重量%以下であり、残部が水であるも
のが好ましい。シリカ成分を含有することにより、吹付
け面に対する付着性が向上し、またセメントの初期強度
を高めると共に長期強度の増進にも寄与する。
Al2O3成分およびSO3成分と共にSiO2成分を含有
する水性懸濁液であって、液中のAl2O3成分とSO3
成分のモル比(A/S比)が0.35≦A/S比≦0.5の範囲
であることを特徴とするものである。この液体急結剤
は、例えばその具体的な成分量が、(4)Al2O3成分が
8重量%以上〜15重量%以下、SO3成分が15重量
%以上〜25重量%以下、SiO2成分が無水換算で1
重量%以上〜15重量%以下であり、残部が水であるも
のが好ましい。シリカ成分を含有することにより、吹付
け面に対する付着性が向上し、またセメントの初期強度
を高めると共に長期強度の増進にも寄与する。
【0007】また本発明の上記液体急結剤は、(5)水性
懸濁液中の懸濁粒子の累積粒度分布による粒径d(50)が
1〜35μmおよび累積粒度分布による粒径d(90)が2
0〜500μmであるものが好ましい。懸濁粒子が上記
範囲内にあることにより、粒子の分散性が良好に維持さ
れ、水性懸濁液としての安定性に優れる。
懸濁液中の懸濁粒子の累積粒度分布による粒径d(50)が
1〜35μmおよび累積粒度分布による粒径d(90)が2
0〜500μmであるものが好ましい。懸濁粒子が上記
範囲内にあることにより、粒子の分散性が良好に維持さ
れ、水性懸濁液としての安定性に優れる。
【0008】さらに、本発明の上記液体急結剤は、(6)
Al2O3成分およびSO3成分として硫酸アルミニウム
を用い、かつ該硫酸アルミニウムの含有量が無水換算で
溶解度以上〜溶解度の1.5倍量以下であり、未溶解の
硫酸アルミニウム粒子を含有するものを含む。また、
(7)安定化剤としてアミン類を含有するものを含む。溶
解度以上の硫酸アルミニウムを用いることにより適度な
A/S比の水性懸濁液を得ることができ、また、アミン
類を含有することにより懸濁液の安定性が更に向上す
る。
Al2O3成分およびSO3成分として硫酸アルミニウム
を用い、かつ該硫酸アルミニウムの含有量が無水換算で
溶解度以上〜溶解度の1.5倍量以下であり、未溶解の
硫酸アルミニウム粒子を含有するものを含む。また、
(7)安定化剤としてアミン類を含有するものを含む。溶
解度以上の硫酸アルミニウムを用いることにより適度な
A/S比の水性懸濁液を得ることができ、また、アミン
類を含有することにより懸濁液の安定性が更に向上す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に即して
具体的に説明する。本発明の液体急結剤は、Al2O3成
分とSO3成分とを主成分とし、好ましくはシリカ(Si
O2成分)を含有する水性懸濁液であって、液中のAl2
O3成分とSO3成分のモル比(A/S比)が0.35≦A/S
比≦0.5の範囲であることを特徴とするものである。
具体的に説明する。本発明の液体急結剤は、Al2O3成
分とSO3成分とを主成分とし、好ましくはシリカ(Si
O2成分)を含有する水性懸濁液であって、液中のAl2
O3成分とSO3成分のモル比(A/S比)が0.35≦A/S
比≦0.5の範囲であることを特徴とするものである。
【0010】本発明の液体急結剤におけるAl2O3成分
は、液中に溶解するアルミニウムイオンとして含まれ、
また液中に分散するアルミナ(Al2O3)粒子、水酸化アル
ミニウム[Al(OH)3]粒子、硫酸アルミニウム水和物粒子
などの懸濁粒子として含まれる。具体的には、硫酸アル
ミニウム、硝酸アルミニウム、アルミン酸ナトリウムな
どの水溶性アルミニウム塩類、水酸化アルミニウム、活
性アルミナ、アルミナゲルなどアルミニウム化合物、明
礬類、メタカオリン、酸性白土などアルミニウムを含有
する原料およびこれらの混合物などから供給される。ま
た、SO3成分は硫酸アルミニウム、硫酸マグネシウ
ム、硫酸ナトリウム、硫酸カルシウムなど硫酸塩から供
給される。なお、Al2O3成分とSO3成分の両成分を
有するものとして硫酸アルミニウムが好ましい。
は、液中に溶解するアルミニウムイオンとして含まれ、
また液中に分散するアルミナ(Al2O3)粒子、水酸化アル
ミニウム[Al(OH)3]粒子、硫酸アルミニウム水和物粒子
などの懸濁粒子として含まれる。具体的には、硫酸アル
ミニウム、硝酸アルミニウム、アルミン酸ナトリウムな
どの水溶性アルミニウム塩類、水酸化アルミニウム、活
性アルミナ、アルミナゲルなどアルミニウム化合物、明
礬類、メタカオリン、酸性白土などアルミニウムを含有
する原料およびこれらの混合物などから供給される。ま
た、SO3成分は硫酸アルミニウム、硫酸マグネシウ
ム、硫酸ナトリウム、硫酸カルシウムなど硫酸塩から供
給される。なお、Al2O3成分とSO3成分の両成分を
有するものとして硫酸アルミニウムが好ましい。
【0011】本発明の液体急結剤は、液中のAl2O3成
分とSO3成分のモル比(Al2O3成分/SO3成分、A/S比
と略記)が0.35≦A/S比≦0.5の範囲に調整され
たものである。このモル比が0.35未満では急結性が
低く、0.5を超えると数十分から数十時間までのセメ
ントの初期強度の発現が低下し、また液としての安定性
が損なわれ貯蔵安定性が劣化する。個々の成分量として
は、Al2O3成分は8重量%以上〜15重量%以下、S
O3成分は15重量%以上〜25重量%以下が好まし
い。
分とSO3成分のモル比(Al2O3成分/SO3成分、A/S比
と略記)が0.35≦A/S比≦0.5の範囲に調整され
たものである。このモル比が0.35未満では急結性が
低く、0.5を超えると数十分から数十時間までのセメ
ントの初期強度の発現が低下し、また液としての安定性
が損なわれ貯蔵安定性が劣化する。個々の成分量として
は、Al2O3成分は8重量%以上〜15重量%以下、S
O3成分は15重量%以上〜25重量%以下が好まし
い。
【0012】Al2O3成分およびSO3成分として硫酸
アルミニウムを用いる場合、硫酸アルミニウムの含有量
は、無水換算で、溶解度以上〜溶解度の1.5倍量以
下、好ましくは溶解度以上〜溶解度の1.25倍量以下
が適当である。この濃度範囲の硫酸アルミニウムを用い
ることにより、未溶解の硫酸アルミニウム水和物粒子を
懸濁粒子として含む水性懸濁液を得る。この場合、Al
2O3成分とSO3成分の量比は液中の未溶解の硫酸アル
ミニウム水和物粒子と溶解した硫酸アルミニウムとの両
者を含む酸化物換算量比である。なお、硫酸アルミニウ
ムのA/S比は約0.33であるので、これを単独で用い
ると本発明のA/S比の範囲から外れる。従って、硫酸
アルミニウムを用いる場合には、上記A/Sモル比の範
囲になるよう別にAl2O3成分を補充するなどしてモル
比を調整する。
アルミニウムを用いる場合、硫酸アルミニウムの含有量
は、無水換算で、溶解度以上〜溶解度の1.5倍量以
下、好ましくは溶解度以上〜溶解度の1.25倍量以下
が適当である。この濃度範囲の硫酸アルミニウムを用い
ることにより、未溶解の硫酸アルミニウム水和物粒子を
懸濁粒子として含む水性懸濁液を得る。この場合、Al
2O3成分とSO3成分の量比は液中の未溶解の硫酸アル
ミニウム水和物粒子と溶解した硫酸アルミニウムとの両
者を含む酸化物換算量比である。なお、硫酸アルミニウ
ムのA/S比は約0.33であるので、これを単独で用い
ると本発明のA/S比の範囲から外れる。従って、硫酸
アルミニウムを用いる場合には、上記A/Sモル比の範
囲になるよう別にAl2O3成分を補充するなどしてモル
比を調整する。
【0013】なお、水性懸濁液中の硫酸アルミニウム相
当量がその溶解度より少ないと、十分な初期硬化性能が
得られない。一方、硫酸アルミニウム相当量が溶解度の
1.5倍量よりも大幅に増すと、初期硬化性能は向上す
るが次第に水性懸濁液の安定性が損なわれて沈殿が生成
し、急結剤の圧送ポンプや送液パイプを詰まらせる虞が
ある。因みに、25℃での硫酸アルミニウムの水に対す
る溶解度は無水換算で38.5g/100g水(理化学辞典)で
あり、これより多くの硫酸アルミニウム成分が含有され
ることによって性能が向上する。
当量がその溶解度より少ないと、十分な初期硬化性能が
得られない。一方、硫酸アルミニウム相当量が溶解度の
1.5倍量よりも大幅に増すと、初期硬化性能は向上す
るが次第に水性懸濁液の安定性が損なわれて沈殿が生成
し、急結剤の圧送ポンプや送液パイプを詰まらせる虞が
ある。因みに、25℃での硫酸アルミニウムの水に対す
る溶解度は無水換算で38.5g/100g水(理化学辞典)で
あり、これより多くの硫酸アルミニウム成分が含有され
ることによって性能が向上する。
【0014】本発明の液体急結剤は、好ましくはシリカ
粒子(SiO2成分)を含有する。このシリカ粒子はモル
タルまたはコンクリートに添加されると急速にゲル化が
進行し、モルタルまたはコンクリートに粘着性を与え、
吹付け面への付着性を向上させる。また、添加数時間の
間にセメント中のエーライト成分あるいはビーライト成
分の水和を促進させ、初期強度発現を高めると共に長期
強度の増進にも有効に作用する。
粒子(SiO2成分)を含有する。このシリカ粒子はモル
タルまたはコンクリートに添加されると急速にゲル化が
進行し、モルタルまたはコンクリートに粘着性を与え、
吹付け面への付着性を向上させる。また、添加数時間の
間にセメント中のエーライト成分あるいはビーライト成
分の水和を促進させ、初期強度発現を高めると共に長期
強度の増進にも有効に作用する。
【0015】上記シリカ成分の含有量は、急結剤の全体
重量に対し、無水換算で1重量%以上〜15重量%以下
が適当であり、3〜10重量%の範囲が好ましい。この
量が1重量%未満ではその添加効果が認められず、また
15重量%を上回ると相対的に他の有効成分の含有量が
制限されて急結性が低下し、また液の粘性が高くなり過
ぎるので好ましくない。
重量に対し、無水換算で1重量%以上〜15重量%以下
が適当であり、3〜10重量%の範囲が好ましい。この
量が1重量%未満ではその添加効果が認められず、また
15重量%を上回ると相対的に他の有効成分の含有量が
制限されて急結性が低下し、また液の粘性が高くなり過
ぎるので好ましくない。
【0016】上記シリカ成分は、珪石粉末、シリカフュ
ーム、沈降性シリカ、アルミノケイ酸塩、スメクタイト
またはスメクタイト型ケイ酸マグネシウムおよびこれら
の混合物などのシリカ化合物から供給される。このうち
沈降性シリカが好ましい。沈降性シリカはケイ酸アルカ
リ金属と酸(一般には無機酸)を反応させて生じるシリカ
の沈澱物であり、シリカの上記作用効果を発現し易い。
ーム、沈降性シリカ、アルミノケイ酸塩、スメクタイト
またはスメクタイト型ケイ酸マグネシウムおよびこれら
の混合物などのシリカ化合物から供給される。このうち
沈降性シリカが好ましい。沈降性シリカはケイ酸アルカ
リ金属と酸(一般には無機酸)を反応させて生じるシリカ
の沈澱物であり、シリカの上記作用効果を発現し易い。
【0017】本発明の液体急結剤は水性懸濁液であり、
懸濁粒子としてアルミナ粒子、水酸化アルミニウム粒
子、硫酸アルミニウム水和物粒子、シリカ粒子など種々
の懸濁粒子を含む。これらの粒子は液中で一部凝集して
分散している。これらの懸濁粒子の粒度は累積粒度分布
による粒径d(50)が1〜35μmであって、かつ累積粒
度分布による粒径d(90)が20〜500μmであること
が好ましい。なお、累積粒度分布による粒径d(50)とは
分散している粒子の粒径の小さいほうから累積した累積
粒度分布において、累積値が50重量%である粒径を意
味する。同様に、累積粒度分布による粒径d(90)とは分
散している粒子の粒径の小さいほうから累積した累積粒
度分布において、累積値が90重量%である粒径を意味
する。これらの粒度はシーラス粒度分析器のレーザー散
乱によって測定することができる。懸濁粒子が上記範囲
内にある場合は粒子の分散性が確保され、水性懸濁液と
しての安定性に優れる。
懸濁粒子としてアルミナ粒子、水酸化アルミニウム粒
子、硫酸アルミニウム水和物粒子、シリカ粒子など種々
の懸濁粒子を含む。これらの粒子は液中で一部凝集して
分散している。これらの懸濁粒子の粒度は累積粒度分布
による粒径d(50)が1〜35μmであって、かつ累積粒
度分布による粒径d(90)が20〜500μmであること
が好ましい。なお、累積粒度分布による粒径d(50)とは
分散している粒子の粒径の小さいほうから累積した累積
粒度分布において、累積値が50重量%である粒径を意
味する。同様に、累積粒度分布による粒径d(90)とは分
散している粒子の粒径の小さいほうから累積した累積粒
度分布において、累積値が90重量%である粒径を意味
する。これらの粒度はシーラス粒度分析器のレーザー散
乱によって測定することができる。懸濁粒子が上記範囲
内にある場合は粒子の分散性が確保され、水性懸濁液と
しての安定性に優れる。
【0018】本発明の液体急結剤は各Al2O3成分、S
O3成分およびSiO2成分と共にアミン類を含有するこ
とが好ましい。アミン類は上記水性懸濁液中において、
アルミニウム成分が析出分離して沈澱するのを抑制し、
水性懸濁液の安定性を高める作用を有する。このアミン
類は、脂肪族アミンおよび芳香族アミンのいずれか一
方、あるいは両者の混合物を使用できる。なお、少なく
とも脂肪族アミンを含有することが好ましく、さらに脂
肪族アミンのうちアルカノールアミンが好ましい。ま
た、アルカノールアミンとしては、モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンのうち
少なくとも1種類以上を含有することが好ましい。これ
らアルカノールアミンは上記水性懸濁液の安定性改善に
一層寄与する。
O3成分およびSiO2成分と共にアミン類を含有するこ
とが好ましい。アミン類は上記水性懸濁液中において、
アルミニウム成分が析出分離して沈澱するのを抑制し、
水性懸濁液の安定性を高める作用を有する。このアミン
類は、脂肪族アミンおよび芳香族アミンのいずれか一
方、あるいは両者の混合物を使用できる。なお、少なく
とも脂肪族アミンを含有することが好ましく、さらに脂
肪族アミンのうちアルカノールアミンが好ましい。ま
た、アルカノールアミンとしては、モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンのうち
少なくとも1種類以上を含有することが好ましい。これ
らアルカノールアミンは上記水性懸濁液の安定性改善に
一層寄与する。
【0019】上記アミン類の含有量は、好ましくは液体
急結剤中で0.1〜10重量%が適当であり、0.2〜8
重量%が特に好ましい。アミン類の含有量が0.1重量
%未満ではその添加効果が不十分であり、一方10重量
%を上回るとコンクリートの中長期強度に悪影響を及ぼ
す虞があるので好ましくない。本液体急結剤中には、上
述の成分以外に、液の安定性を損ねない範囲内で一般に
知られている有機系の分散剤を含有することは何ら支障
ない。
急結剤中で0.1〜10重量%が適当であり、0.2〜8
重量%が特に好ましい。アミン類の含有量が0.1重量
%未満ではその添加効果が不十分であり、一方10重量
%を上回るとコンクリートの中長期強度に悪影響を及ぼ
す虞があるので好ましくない。本液体急結剤中には、上
述の成分以外に、液の安定性を損ねない範囲内で一般に
知られている有機系の分散剤を含有することは何ら支障
ない。
【0020】本発明の上記液体急結剤は、混練りしたセ
メントモルタルないしコンクリートを吹付ける際に、吹
付けノズルの手前で、これらのセメント材料に所定量を
添加して使用する。吹付け材料のセメントの種類は限定
されない。普通ポルトランドセメント、早強ポルトラン
ドセメント等のポルトランドセメント類、高炉セメン
ト、シリカセメント、フライアッシュセメント等の混合
セメントなどを広く使用することができる。また、セメ
ント材料は、通常使用される減水剤やAE減水剤などの
セメント分散剤、増粘剤などの混和剤、シリカフューム
やフライアッシュや石灰石微粉末などの混和材および各
種繊維材料を含むものであっても良い。
メントモルタルないしコンクリートを吹付ける際に、吹
付けノズルの手前で、これらのセメント材料に所定量を
添加して使用する。吹付け材料のセメントの種類は限定
されない。普通ポルトランドセメント、早強ポルトラン
ドセメント等のポルトランドセメント類、高炉セメン
ト、シリカセメント、フライアッシュセメント等の混合
セメントなどを広く使用することができる。また、セメ
ント材料は、通常使用される減水剤やAE減水剤などの
セメント分散剤、増粘剤などの混和剤、シリカフューム
やフライアッシュや石灰石微粉末などの混和材および各
種繊維材料を含むものであっても良い。
【0021】
【実施例および比較例】以下、本発明を実施例によって
具体的に示す。なお、これらの実施例は本発明を限定す
るものではない。
具体的に示す。なお、これらの実施例は本発明を限定す
るものではない。
【0022】実施例1および比較例1 温度25℃の室温において、表1に示す配合の水性懸濁
液からなる各急結剤A〜Gを調製した。また、表1の急
結剤Cについて、これにアミン類を添加した急結剤I〜
Mを調整した(表2)。これらの原料として、硫酸アルミ
ニウム、活性アルミナ(γ-アルミナタイフ゜)および沈降性シリ
カを用いた。なお、急結剤(A〜M)の硫酸アルミニウム
の濃度はその25℃での溶解度38.5g/100g水より大
きく、未溶解の硫酸アルミニウム粒子が液中に懸濁した
水性懸濁液である。この硫酸アルミニウム粒子は偏光顕
微鏡の観察により確認した。
液からなる各急結剤A〜Gを調製した。また、表1の急
結剤Cについて、これにアミン類を添加した急結剤I〜
Mを調整した(表2)。これらの原料として、硫酸アルミ
ニウム、活性アルミナ(γ-アルミナタイフ゜)および沈降性シリ
カを用いた。なお、急結剤(A〜M)の硫酸アルミニウム
の濃度はその25℃での溶解度38.5g/100g水より大
きく、未溶解の硫酸アルミニウム粒子が液中に懸濁した
水性懸濁液である。この硫酸アルミニウム粒子は偏光顕
微鏡の観察により確認した。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】実施例2および比較例2 表1および表2の各急結剤について安定性試験を実施し
た。安定性試験は以下の促進試験により行った。まず、
各液体急結剤500mlを透明なポリ容器に入れて、温度
制御できる装置に収納した。次に装置内を0℃に下げて
6時間保持した後に40℃まで6時間かけて昇温し、4
0℃に6時間保持した。この後、0℃まで6時間かかけ
て降温した。これを1サイクルとして1〜3月間試験を
継続し、1ヶ月後および3ヶ月後の各急結剤の性状を観
察した。この結果を表3に示す。
た。安定性試験は以下の促進試験により行った。まず、
各液体急結剤500mlを透明なポリ容器に入れて、温度
制御できる装置に収納した。次に装置内を0℃に下げて
6時間保持した後に40℃まで6時間かけて昇温し、4
0℃に6時間保持した。この後、0℃まで6時間かかけ
て降温した。これを1サイクルとして1〜3月間試験を
継続し、1ヶ月後および3ヶ月後の各急結剤の性状を観
察した。この結果を表3に示す。
【0026】
【表3】
【0027】実施例3及び比較例3 表1および表2に示す各急結剤を用い、表4に示す配合
のコンクリートを製造して吹付け試験を行った。この試
験は混練したコンクリート吹付材をポンプで圧送し、吹
付けノズルの手前3mで急結剤をセメントに対して12
重量%添加し、プルアウト試験用型枠および木製型枠に
吹付けを行った。吹付けたコンクリートの硬化性能評価
として、凝結終了後の3時間材齢および24時間材齢の
ものについてプルアウト試験を行い、また圧縮強度試験
は28日材齢および91日材齢のものを木製型枠供試体
からコア抜きした供試体(直径50mm×長さ100mm)につい
て行った。なお急結剤添加後の吹付け性状については目
視および触感で評価した。この結果を表5に示した。表
5に示すように、本発明の実施例は何れも吹付け状態が
良く優れた急結性を示した。一方、比較例Hの急結性は
良好であったが、比較例GとMは急結性が不良であっ
た。また、強度試験において本発明の実施例は何れも3
時間強度が高く良好な急結性を示した。一方、比較例G
は3時間強度が低く、比較例Hは3時間強度および24
時間強度が低い傾向を示した。比較例Mについては全材
齢を通して強度が低かった。
のコンクリートを製造して吹付け試験を行った。この試
験は混練したコンクリート吹付材をポンプで圧送し、吹
付けノズルの手前3mで急結剤をセメントに対して12
重量%添加し、プルアウト試験用型枠および木製型枠に
吹付けを行った。吹付けたコンクリートの硬化性能評価
として、凝結終了後の3時間材齢および24時間材齢の
ものについてプルアウト試験を行い、また圧縮強度試験
は28日材齢および91日材齢のものを木製型枠供試体
からコア抜きした供試体(直径50mm×長さ100mm)につい
て行った。なお急結剤添加後の吹付け性状については目
視および触感で評価した。この結果を表5に示した。表
5に示すように、本発明の実施例は何れも吹付け状態が
良く優れた急結性を示した。一方、比較例Hの急結性は
良好であったが、比較例GとMは急結性が不良であっ
た。また、強度試験において本発明の実施例は何れも3
時間強度が高く良好な急結性を示した。一方、比較例G
は3時間強度が低く、比較例Hは3時間強度および24
時間強度が低い傾向を示した。比較例Mについては全材
齢を通して強度が低かった。
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】
【発明の効果】本発明の急結剤はモルタルやコンクリー
トなどのセメント系吹付け材に用いることにより、急結
性および強度発現性に優れた効果を得ることができる。
また、液としての安定性に優れており、長期間の保存が
可能である。さらに、液体であることから使用時の粉塵
が少なく作業環境の悪化を避けることができる。
トなどのセメント系吹付け材に用いることにより、急結
性および強度発現性に優れた効果を得ることができる。
また、液としての安定性に優れており、長期間の保存が
可能である。さらに、液体であることから使用時の粉塵
が少なく作業環境の悪化を避けることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C04B 103:12 (72)発明者 小林 久美子 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 太平洋 セメント株式会社佐倉研究所内 (72)発明者 副田 孝一 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 太平洋 セメント株式会社佐倉研究所内
Claims (7)
- 【請求項1】 Al2O3成分とSO3成分とを主成分と
する水性懸濁液であって、液中のAl2O3成分とSO3
成分のモル比(A/S比)が0.35≦A/S比≦0.5の範囲
であることを特徴とするセメント用液体急結剤。 - 【請求項2】 Al2O3成分が8重量%以上〜15重量
%以下、SO3成分が15重量%以上〜25重量%以下
であり、残部が水であることを特徴とする請求項1に記
載するセメント用液体急結剤。 - 【請求項3】 Al2O3成分およびSO3成分と共にS
iO2成分を含有する水性懸濁液であって、液中のAl2
O3成分とSO3成分のモル比(A/S比)が0.35≦A/S
比≦0.5の範囲であることを特徴とする請求項1また
は2に記載するセメント用液体急結剤。 - 【請求項4】 Al2O3成分が8重量%以上〜15重量
%以下、SO3成分が15重量%以上〜25重量%以
下、SiO2成分が無水換算で1重量%以上〜15重量
%以下であり、残部が水であることを特徴とする請求項
1,2または3に記載するセメント用液体急結剤。 - 【請求項5】 水性懸濁液中の懸濁粒子の累積粒度分布
による粒径d(50)が1〜35μmおよび累積粒度分布に
よる粒径d(90)が20〜500μmであることを特徴と
する請求項1〜4のいずれかに記載するセメント用液体
急結剤。 - 【請求項6】 Al2O3成分およびSO3成分として硫
酸アルミニウムを用い、かつ該硫酸アルミニウムの含有
量が無水換算で溶解度以上〜溶解度の1.5倍量以下で
あり、未溶解の硫酸アルミニウム粒子を含有する請求項
1〜5のいずれかに記載のセメント用液体急結剤。 - 【請求項7】 安定化剤としてアミン類を含有する請求
項1〜6のいずれかに記載するセメント用液体急結剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11289912A JP2000185952A (ja) | 1998-10-13 | 1999-10-12 | セメント用液体急結剤 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-291184 | 1998-10-13 | ||
JP29118498 | 1998-10-13 | ||
JP11289912A JP2000185952A (ja) | 1998-10-13 | 1999-10-12 | セメント用液体急結剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000185952A true JP2000185952A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=26557799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11289912A Pending JP2000185952A (ja) | 1998-10-13 | 1999-10-12 | セメント用液体急結剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000185952A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005037729A1 (ja) * | 2003-10-20 | 2005-04-28 | Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | 液体急結剤、吹付け材料、及びそれを用いた吹付け工法 |
JP2007023706A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 吹付けコンクリート製造装置、それを用いた吹付けコンクリートの製造方法、及びその吹付けコンクリート |
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US7182808B2 (en) | 2003-02-25 | 2007-02-27 | Construction Research & Technology Gmbh | Accelerator admixture |
US7198669B2 (en) | 2002-06-17 | 2007-04-03 | Construction Research & Technology Gmbh | Accelerator admixture |
JP2008030999A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Construction Research & Technology Gmbh | 液体急結剤 |
US7947334B2 (en) | 2001-11-28 | 2011-05-24 | Construction Research & Technology Gmbh | Cement accelerator and method |
US8118930B2 (en) | 2004-07-28 | 2012-02-21 | Construction Research & Technology Gmbh | Setting accelerator for sprayed concrete |
JP2014019623A (ja) * | 2012-07-20 | 2014-02-03 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 懸濁型セメント急結剤及びそれを用いた急結セメントコンクリート |
WO2014148523A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-25 | 電気化学工業株式会社 | 液体急結剤 |
-
1999
- 1999-10-12 JP JP11289912A patent/JP2000185952A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7947334B2 (en) | 2001-11-28 | 2011-05-24 | Construction Research & Technology Gmbh | Cement accelerator and method |
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US7198669B2 (en) | 2002-06-17 | 2007-04-03 | Construction Research & Technology Gmbh | Accelerator admixture |
US7182808B2 (en) | 2003-02-25 | 2007-02-27 | Construction Research & Technology Gmbh | Accelerator admixture |
KR100889713B1 (ko) | 2003-10-20 | 2009-03-20 | 덴끼 가가꾸 고교 가부시키가이샤 | 액체 급결제, 스프레이 재료 및 그것을 사용한 스프레이공법 |
WO2005037729A1 (ja) * | 2003-10-20 | 2005-04-28 | Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | 液体急結剤、吹付け材料、及びそれを用いた吹付け工法 |
JPWO2005037729A1 (ja) * | 2003-10-20 | 2006-12-28 | 電気化学工業株式会社 | 液体急結剤、吹付け材料、及びそれを用いた吹付け工法 |
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US8118930B2 (en) | 2004-07-28 | 2012-02-21 | Construction Research & Technology Gmbh | Setting accelerator for sprayed concrete |
JP2007023707A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 吹付けコンクリート製造装置、それを用いた吹付けコンクリートの製造方法、及びその吹付けコンクリート |
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JPWO2014148523A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2017-02-16 | デンカ株式会社 | 液体急結剤 |
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