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JP2000184338A - ディジタル放送送信装置及びディジタル放送受信装置 - Google Patents

ディジタル放送送信装置及びディジタル放送受信装置

Info

Publication number
JP2000184338A
JP2000184338A JP10351859A JP35185998A JP2000184338A JP 2000184338 A JP2000184338 A JP 2000184338A JP 10351859 A JP10351859 A JP 10351859A JP 35185998 A JP35185998 A JP 35185998A JP 2000184338 A JP2000184338 A JP 2000184338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
data
attached data
viewer
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10351859A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Shimizu
秀一 清水
Shigeaki Watanabe
茂晃 渡邉
Yoshisuke Mimura
義祐 三村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10351859A priority Critical patent/JP2000184338A/ja
Publication of JP2000184338A publication Critical patent/JP2000184338A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 添付データのスポンサーが視聴させたい番組
をザッピングさせることなく視聴させることができるデ
ィジタル放送受信装置等を提供する。 【解決手段】 ディジタル放送受信装置であって、 番
組データと添付データとが多重された番組ストリームを
受信する選局部101と、分離する分離部104と、番
組を表示させるAVデコーダ105と、添付データを蓄
積する添付データ記憶部106と、番組の表示を止める
指示を受付ける入力部102と、指示を受付けた時に番
組の表示が終了している場合に添付データを有効に利用
できると判断し表示が終了していない場合に有効に利用
できないと判断する制御部115と、有効に利用できな
いと判断した場合にそれでも表示を止めるか及び取り消
すかの選択を受付ける入力部102とを備え、有効に利
用できると判断した場合及び表示を止める選択を受付け
た場合にのみ番組の表示を止める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル放送送
信装置及びディジタル放送受信装置に関し、特に、送信
側から番組データ及び添付データ等を多重化した番組ス
トリームを送信し、受信側で番組を表示しつつ添付デー
タを蓄積する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ放送の番組本編に多重して
様々な添付情報を放送するサービスが普及している。こ
こでいう添付情報とは、画像情報、音声情報、文字放送
における文字情報、テキスト、各種アプリケーションソ
フト、及び、ゲームソフト等の視聴者にとって有用であ
ろう情報の全てを指す。
【0003】このようなサービスには、例えば、東京放
送社のDataParadeやテレビ朝日社のADAM
Sがある。これらは、放送局側が放送すべきHTML
(Hypertext Markup Languag
e)ファイルをエンコードしてアナログTV放送のVB
I(Vertical Blanking Interv
al :垂直帰線期間)に放送し、受信側がこれを受信し
デコードしてHTMLファイルに戻して使用するもので
ある。
【0004】また例えば、既に商用化されているディジ
タル衛星放送ではMPEG2トランスポートストリーム
規格に準拠した伝送フォーマットを採用しており、この
MPEG2トランスポートストリーム規格では、動画と
音声のデータに加え様々な添付情報のデータ(以下「添
付データ」という)を多重することができる。添付デー
タには課金されるものと課金されないものがある。前者
は通常所定の鍵データにより暗号化されておりその鍵デ
ータが無ければ解読できないので有効に利用できないよ
うになっており、受信側は別個に利用料金を支払って鍵
データを取得するものである。例えば、受信側は所定の
鍵データにより暗号化された添付データを受信して記憶
しておき、利用料金を支払った後で電話回線経由で所定
のサーバーにアクセスしてその鍵データを取得し、暗号
解読して有効に利用できる添付データを得るのである。
後者は暗号化されておらずそのまま利用できるようにな
っている。
【0005】一方、現在の民間放送の多くはその収入の
大半を番組の合間合間に挿入するCM(Commerc
ial Message)による広告料から得ているの
で、番組本編の視聴率もさることながらCMが放送され
る時間の視聴率をできる限り高める必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在の
テレビ放送ではいつでもチャンネルを自由に切替えられ
る為に番組本編を続けて視聴してもらえなかったり、C
Mの時間だけチャンネルを他局に切替えられたりすると
いった問題がある。また、上記のように番組本編に多重
して様々な添付情報を放送するに際し、添付情報の利用
料を直接的に課金せずCMによる広告料でまかなうこと
も考えられ、このような場合にも同様の問題が発生す
る。
【0007】よって、チャンネルを頻繁に切替える所謂
ザッピングは放送局、番組のスポンサー、及び、添付情
報のスポンサー等にとって抑制したい視聴者行為の一つ
である。そこで、本発明は、添付情報を利用したい視聴
者に、添付情報のスポンサーが視聴者に視聴させたい番
組を、視聴者にザッピングさせることなく視聴させるこ
とができるディジタル放送送信装置、ディジタル放送受
信装置、及び、これらのプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディジタル
放送受信装置は、番組の視聴情報である番組データと前
記番組の視聴を条件に視聴者に提供されるべき添付デー
タとが多重された番組ストリームを受信して前記番組デ
ータに基づく番組を表示装置に表示させ前記添付データ
を記憶装置に蓄積するディジタル放送受信装置であっ
て、前記番組ストリームを順次受信する受信手段と、受
信された番組ストリームから前記番組データと前記添付
データとを順次分離する分離手段と、分離された番組デ
ータを用いて前記番組を表示装置に表示させる表示制御
手段と、分離された添付データを順次蓄積する蓄積手段
と、前記番組の表示を止める指示を視聴者から受付ける
停止指示受付け手段と、前記番組の表示を止める指示を
受付けた時に前記番組の表示が最後まで終了している場
合に蓄積された添付データを有効に利用できると判断し
前記番組の表示が最後まで終了していない場合に蓄積さ
れた添付データを有効に利用できないと判断する有効性
判断手段と、有効性判断手段が蓄積された添付データを
有効に利用できないと判断した場合には前記番組の表示
を止めると蓄積された添付データを有効に利用できない
がそれでも表示を止めるか及び止める指示を取り消すか
の何れかの選択を要求する旨のメッセージを表示装置に
表示させそのメッセージの表示に基づく選択を受付ける
選択受付け手段と、有効性判断手段が蓄積された添付デ
ータを有効に利用できると判断した場合及び選択受付け
手段が前記番組の表示を止める選択を受付けた場合にの
み前記番組の表示を止めさせる停止制御手段とを備える
ことを特徴とする。
【0009】これによって、添付データのスポンサーが
視聴者に視聴させたい番組の途中で視聴者がその番組の
視聴を止める指示をした場合に、その指示に従ってその
番組の視聴を止めてしまったときには、添付データを有
効に利用できなくなってしまうので、添付データを有効
に利用できない旨のメッセージを表示して警告を促すこ
とができる。
【0010】従って、視聴者はその警告のメッセージを
見て添付データを取得するためにその番組の視聴を続け
ることになり、スポンサーは添付データを利用したい視
聴者にその番組の視聴を続けさせることができる。本発
明に係るディジタル放送送信装置は、番組ストリームを
送信するディジタル放送送信装置であって、視聴者に視
聴させるべき番組そのものの情報である番組データと前
記番組の視聴と引換えに視聴者に提供される添付データ
とを入手する入手手段と、前記番組データの最初から最
後まで前記添付データを分割して断続的に多重して番組
ストリームを生成する多重手段と、生成された番組スト
リームを送信する送信手段とを備えることを特徴とす
る。
【0011】これによって、番組データの最初から最後
まで断続的に添付データを多重するので、番組データと
比較してデータ量の少ない添付データを放送する場合に
おいても視聴者は番組の最初から最後までを視聴しなけ
れば添付データの全部を蓄積できない。従って、スポン
サーが視聴させたい番組の全部を視聴した視聴者のみが
添付データを取得することができるので、添付データを
利用したい視聴者にその番組の全部を視聴させることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】各実施の形態では番組がMPEG
規格のトランスポートストリームとして通信衛星又は放
送衛星を介して放送されるものとする。 (実施の形態1)実施の形態1は、放送側で分割した添
付データを番組データの最初から最後まで断続的に多重
し、受信側で添付データのダウンロードが完了する前に
番組の視聴を止めようとした視聴者に添付データを蓄積
できなくなる旨のメッセージを表示して番組の視聴を続
けるように促すものである。 <構成>図1は、本発明の実施の形態1に係るディジタ
ル放送番組送信装置の構成を概略的に示す図である。
【0013】図1に示すディジタル放送番組送信装置1
80は、入手部181、AVエンコーダ182、添付デ
ータエンコーダ183、ダウンロード制御データエンコ
ーダ184、多重部185、及び、放送部186を備え
る。入手部181は、番組の画像、番組の音声、添付デ
ータ、及び、ダウンロード制御データを入手する。
【0014】ここで添付データとは添付情報のデータで
あり、番組の視聴と引換えに視聴者に提供されるもので
ある。添付データは通常、添付情報の種類毎に異なるフ
ォーマットでデータ化されている。例えば、添付データ
がマイクロソフト社のWindows95で使用される
場合は、画像情報と音声情報にはAVIフォーマット、
テキストにはHTMLフォーマットが使用される。ま
た、画像情報とテキストが混在した情報にはアドビ社の
PDF(Portable Document For
mat)ファイルを使用することもできる。
【0015】また、ダウンロード制御データとは、添付
データのダウンロード処理を制御する為に必要なデータ
である。ダウンロード制御データは少なくとも番組の放
送時間中は繰り返し放送されるので、受信側は番組の途
中であっても必要なデータを短時間で取得できる。図2
はダウンロード制御データの構成を示す図である。
【0016】図2に示すようにダウンロード制御データ
150は、添付データ名部151、ダウンロード指示受
付時間部152、及び、添付データ放送終了時刻部15
3から構成される。添付データ名部151は、ダウンロ
ードする添付データの名前を示す。ダウンロード指示受
付時間部152は、添付データのダウンロード指示を受
付けるダウンロード指示受付時間を特定する開始時刻と
終了時刻とを示す。この時間帯以外でダウンロードが指
示されてもダウンロードされない。
【0017】添付データ放送終了時刻部153は、添付
データの放送が終了する時刻を示す。AVエンコーダ1
82は、専用のハードウェア又は汎用の半導体チップと
ソフトウェア等であり、入手された番組の画像を順次エ
ンコードしてビデオエレメンタリストリームを生成し、
番組の音声を順次エンコードしてオーディオエレメンタ
リストリームを生成する。
【0018】添付データエンコーダ183は、専用のハ
ードウェア又は汎用の半導体チップとソフトウェア等で
あり、入手された添付データをエンコードして添付デー
タストリームを生成する。ここでは、入手された添付デ
ータをUNIXで標準的に使用されている「uuencode方
式」を用いてエンコードした後、添付データストリーム
は番組の放送時間と同じ時間だけ放送する為に、「添付
データストリームの送信ビットレート×番組放送時間」
よりもデータ量の少ない添付データを放送する場合にお
いては、番組の途中で添付データストリームの放送が終
わらないように少ない分だけパディングデータを挿入す
る。
【0019】図3は添付データストリームを示す図であ
る。図3に示す添付データストリーム123は、複数の
パディングデータ部141、及び、データ部131−
1,2,3〜で構成され、パディングデータ部141と
データ部131とが交互に連続する。各パディングデー
タ部141は、添付データの間に挿入された補完データ
である。ここでは、開始同期コードとして32bitの
値「0x0011FFFF」を先頭に持ち、開始同期コード以降の
中身の値は「0x00000000」である。
【0020】各データ部131−1,2,3〜は、それ
ぞれパディングデータ部141により分割された添付デ
ータである。ここでは、開始同期コードとして32bi
tの値「0x0011FDFD」を先頭に持ち、開始同期コード以
降の中身の値はビット列「0x0011FDFD」及び「0x0011FF
FF」を含まないようにエンコードされている。このエン
コードの方法は、ここでは「uuencode方式」を用いる。
この方式はバイナリデータ、テキストデータを問わず、
全てをASCIIテキストデータに変換するものであ
る。ASCIIテキストデータはビット列「0x0011FDF
D」及び「0x0011FFFF」を含まないので上記の用途に適
する。
【0021】ダウンロード制御データエンコーダ184
は、専用のハードウェア又は汎用の半導体チップとソフ
トウェア等であり、入手されたダウンロード制御データ
を繰返し連結してダウンロード制御データストリームを
生成する。多重部185は、専用のハードウェア又は汎
用の半導体チップとソフトウェア等であり、生成された
ビデオエレメンタリストリーム、オーディオエレメンタ
リストリーム、添付データストリーム、及び、ダウンロ
ード制御データストリームを多重して番組ストリームを
生成する。
【0022】図4は番組ストリームの多重状態を概略的
に示す図である。図4に示す番組ストリーム120は、
MPEG規格のトランスポートストリームであり、例え
ば、ビデオエレメンタリストリーム121、オーディオ
エレメンタリストリーム122、添付データストリーム
123、及び、ダウンロード制御データストリーム12
4の4つのストリームから構成されている。
【0023】ビデオエレメンタリストリーム121とオ
ーディオエレメンタリストリーム122はAVエンコー
ダ182で生成されたストリームであり、添付データス
トリーム123は添付データエンコーダ183で生成さ
れたストリームであり、ダウンロード制御データストリ
ーム124はダウンロード制御データエンコーダ184
で生成されたストリームである。ここで各ストリーム
は、番組ストリームの最初から最後まで多重されてい
る。
【0024】MPEG規格によれば、PMT(Prog
ram Map Table)内でストリーム毎に種類
を表わすストリームタイプが定義されている。このスト
リームタイプは16進数で表現され、MPEG1ビデオ
は「0x01」、MPEG2ビデオは「0x02」、MPEG1
オーディオは「0x03」、MPEG2オーディオは「0x0
4」、MPEG2プライベートセクションは「0x05」、
MPEG2プライベートPES(Packetized
Elementary Stream)パケットは
「0x06」と定義されている。
【0025】本実施の形態では、添付データストリーム
123をMPEG2プライベートPESパケット形式
で、ダウンロード制御データストリーム124をMPE
G2プライベートセクション形式で放送するものとす
る。放送部186は、専用のハードウェア又は汎用の半
導体チップとソフトウェア等であり、生成された番組ス
トリームをディジタル放送波に搬送して放送する。
【0026】図5は、本発明の実施の形態1に係るディ
ジタル放送番組受信装置の構成を概略的に示す図であ
る。図5に示すディジタル放送番組受信装置100は、
選局部101、入力部102、表示部103、分離部1
04、AVデコーダ105、添付データ記憶部106、
添付データデコーダ107、ダウンロード制御データ記
憶部108、ダウンロード制御データデコーダ109、
ダウンロードメッセージ記憶部110、基準クロックデ
コーダ111、添付データ再生部112、携帯型記憶媒
体113、添付データコピー部114、及び、制御部1
15を備える。
【0027】なお、図示はしてないがディジタル放送番
組受信装置100は、番組の音声を出力するスピーカー
も備えている。選局部101は、専用のハードウェア又
は汎用の半導体チップとソフトウェア等であり、ディジ
タル放送番組送信装置180から放送されたディジタル
放送波を受信して取得すべき番組ストリームを示すPM
T(Program MapTable)を抽出する。
より具体的には、視聴者からチャンネル番号の指示を受
けてそのチャンネル番号に対応する取得すべきプログラ
ム番号を特定し、任意のトランスポンダ(中継器)によ
って送信されるディジタル放送波を受信して、自身のデ
ィジタル放送波に搬送されている番組ストリームの割当
てを示すPAT(Program Associati
on Table)を抽出し、取得すべき番組ストリー
ムのプログラム番号をサーチする。ここで、このPAT
内に取得すべき番組ストリームのプログラム番号が存在
しない場合は、それぞれの番組ストリームが搬送される
ディジタル放送波のトランスポンダを示すNIT(Ne
twork Information Table)を
受信して、取得すべき番組ストリームが搬送されるディ
ジタル放送波のトランスポンダを認識し、そのトランス
ポンダによって送信されるディジタル放送波を受信して
再びPATを抽出し、取得すべき番組ストリームのプロ
グラム番号をサーチする。続いて、サーチしたプログラ
ム番号に付随するプログラムマップPIDを抽出し、そ
のプログラムマップPIDによって識別されるPMTを
ディジタル放送波から抽出する。なお、MPEG規格の
トランスポートストリームとして放送される番組ストリ
ームの送受信は一般的なので、より詳細な説明は省略す
る。
【0028】入力部102は、リモコン等の入力装置で
あり、電源のON/OFF、チャンネル切替え、添付デ
ータのダウンロード指示、添付データのコピー指示、及
び、添付データの再生指示等を視聴者が入力する為のも
のである。表示部103は、テレビ又はCRTモニター
等であり、番組の画像、チャンネル番号、ダウンロード
の状態、及び、視聴者へのメッセージ等を表示する。
【0029】分離部104は、専用のハードウェア又は
汎用の半導体チップとソフトウェア等であり、選局部1
01が抽出したPMT内のPID(Packet Id
entifier)を分離すべきストリーム毎に認識し
て、それぞれのPIDを持つトランスポートストリーム
パケットを分離し、対応するそれぞれのデコーダへ出力
する。ここでは、図4に示すようなビデオエレメンタリ
ストリーム121、オーディオエレメンタリストリーム
122、添付データストリーム123、及び、ダウンロ
ード制御データストリーム124の4つのストリームを
分離する。
【0030】AVデコーダ105は、専用のハードウェ
ア又は汎用の半導体チップとソフトウェア等であり、分
離部104で分離されたビデオエレメンタリストリーム
121を入手しデコードして番組の画像を表示部103
に出力し、また、オーディオエレメンタリストリーム1
22を入手しデコードして番組の音声をスピーカー(図
示せず)に出力する。
【0031】添付データ記憶部106は、ハードディス
ク等の記憶装置であり、ダウンロードした添付データを
記憶する。添付データデコーダ107は、専用のハード
ウェア又は汎用の半導体チップとソフトウェア等であ
り、分離部104で分離された添付データストリームを
入手してデータ部だけを順次抽出し添付データ記憶部1
06に順次蓄積させる。ここでは、分離部104で分離
された図3に示すような添付データストリーム123を
順次入手し、ビット列「0x0011FDFD」を見付けるまでデ
ータを読み捨て、ビット列「0x0011FDFD」の後をビット
列「0x0011FFFF」が見付けるまで蓄積する処理を繰返
す。全てのデータ部だけを蓄積し終えたら「uuencode方
式」を用いてデコードして元の添付データを復元して添
付データ記憶部106に記憶する。
【0032】ダウンロード制御データ記憶部108は、
半導体RAM等の一時記憶装置であり、ダウンロード制
御データを記憶する。ダウンロード制御データデコーダ
109は、専用のハードウェア又は汎用の半導体チップ
とソフトウェア等であり、分離部104で分離されたダ
ウンロード制御データストリームを入手してダウンロー
ド制御データを1つだけ分離し、ダウンロード制御デー
タ記憶部108に記憶させる。
【0033】ダウンロードメッセージ記憶部110は、
ハードディスク等の記憶装置であり、予めダウンロード
の状態等を表わす各種メッセージを記憶している。図6
は、ダウンロードメッセージ記憶部110に記憶された
ダウンロードメッセージの例を示す図である。図6に示
す各ダウンロードメッセージは、ID部171とメッセ
ージ部172とからなる。
【0034】ID部171は、メッセージ部172と対
応づけられた識別子である。メッセージ部172は、メ
ッセージ本体である。メッセージ本体173は、「ダウ
ンロード中です。ダウンロードを中止しますか?(Ye
s/No)中止した場合、今までダウンロードしたデー
タは削除されます。」というメッセージであり、ダウン
ロード中に視聴者がチャンネルを切替えようとしたりス
イッチを切ろうとする様な番組の視聴を止める指示をし
た場合に、視聴者にその番組の視聴を続けるように促す
為に表示されるものである。
【0035】メッセージ本体174は、「ダウンロード
中です。再生できません。」というメッセージであり、
ダウンロード中に視聴者が添付データを再生する指示を
した場合に、視聴者にその旨を知らせる為に表示される
ものである。メッセージ本体175は、「ダウンロード
中です。コピーできません。」というメッセージであ
り、ダウンロード中に視聴者が添付データをコピーする
指示をした場合に、視聴者にその旨を知らせる為に表示
されるものである。
【0036】基準クロックデコーダ111は、専用のハ
ードウェア又は汎用の半導体チップとソフトウェア等で
あり、トランスポートストリーム中のPCR(Prog
ram Clock Reference)をデコード
して、内部基準クロックであるSTC(System
Time Clock)を補正する。AVデコーダ10
5、添付データデコーダ107、及び、ダウンロード制
御データデコーダ109は、入手したそれぞれのストリ
ームに含まれるデコードすべき時間を示すDTS(De
coding Time Stamp)がSTCと一致
した時に各データをデコードする。
【0037】添付データ再生部112は、添付データ記
憶部106に記憶された添付データを再生して、表示部
103にテキストや画像を表示したり、スピーカーに音
声を出力する。携帯型記憶媒体113は、フロッピーデ
ィスク(Floppy Disk:FD)、コンパクトディスク(C
ompact Disc:CD)、ミニディスク(Mini Disc:M
D)、光磁気ディスク(Magnetic Optical:MO)、デ
ジタルビデオディスク(Digital Video Disc:DV
D)、及び、メモリーカード(Memory Card)等の携帯
型記憶媒体であり、添付データをコピーして携帯する為
に用いられる。
【0038】添付データコピー部114は、添付データ
記憶部106に記憶された添付データを携帯型記憶媒体
113にコピーしたり、携帯型記憶媒体113に記憶さ
れた添付データを添付データ記憶部106にコピーす
る。制御部115は、視聴者の入力を受付け、ディジタ
ル放送番組受信装置100全体を制御する。 <動作>図7は、本発明の実施の形態1に係る添付デー
タのダウンロード処理の開始及び中止に関するフローチ
ャートを示す図である。
【0039】ここでは、図5に示すディジタル放送番組
受信装置100が、図1に示すディジタル放送番組送信
装置180により午前6:30から放送される「朝のニ
ュース番組」を受信し、番組に多重されて放送されるテ
キストの添付データをダウンロードする場合を例とし
て、図7を用いて添付データのダウンロード処理の開始
及び中止の動作を説明する。また、添付データの内容は
番組中では読まなかった優先順位の低い記事を含むニュ
ースとする。
【0040】(1)選局部101がディジタル放送波を
受信してPMTを抽出し、分離部104が抽出されたP
MT内のダウンロード制御データストリームを示すPI
Dを認識してそのPIDを持つダウンロード制御データ
ストリームの一定量を番組ストリームから分離してダウ
ンロード制御データデコーダ109に出力する(S10
01)。
【0041】(2)ダウンロード制御データデコーダ1
09がそのダウンロード制御データストリームをデコー
ドしてダウンロード制御データを生成し、ダウンロード
制御データ記憶部108に記憶させる。また、ダウンロ
ード制御データに含まれるダウンロード指示受付時間に
対応する番組の初期の一部で、添付データの蓄積を開始
する指示が視聴者に要求される(S1002)。ここで
は、図4に示すようなダウンロード制御データストリー
ム124が番組ストリーム120から分離されて出力さ
れ、図2に示すようなダウンロード制御データ150が
記憶されるものとすると、番組「朝のニュース」の中で
放送開始時刻「午前6:30」から10秒間だけ「この
番組は添付データを含んでいます。今、ダウンロードボ
タンを押せば添付データのダウンロードを開始しま
す。」という内容を示すメッセージと添付データ名「朝
のニュースのテキストデータ」とが画面に表示される。
このメッセージと添付データ名とは番組のオープニング
画面と同じ画面内に表示されるものであっても、オープ
ニング画面と別に表示されるものであっても構わない。
【0042】(3)制御部115が、STCが示す現在
時刻がダウンロード制御データ記憶部108に記憶され
たダウンロード指示受付時間内であるか否かを判断す
る。現在時刻がダウンロード指示受付時間内でない場合
は最初に戻る(S1003)。 (4)現在時刻がダウンロード指示受付時間を経過する
まで、制御部115がダウンロードボタンが押されるの
を待つ(S1003:Yes、S1004)。視聴者が
添付データをダウンロードしたい場合は、このメッセー
ジが表示されている間に受信装置側のダウンロードボタ
ンが視聴者により押される(S1004:Yes)。こ
こでは、メッセージが表示されている間に視聴者によ
り、入力部102が備えるダウンロードボタンが押され
るものとする。
【0043】(5)ダウンロードボタンが押された場合
は、制御部115が各構成要素にダウンロード処理の開
始を指示する(S1005)。デコード開始の指示を受
けて、各構成要素はダウンロード処理が終了するか又は
中止されるまでダウンロード処理を繰返す。より具体的
には、選局部101がディジタル放送波を受信してPM
Tを抽出し、分離部104が抽出されたPMT内の添付
データストリームを示すPIDを認識し、そのPIDを
持つ添付データストリームの一定量を番組ストリームか
ら分離して添付データデコーダ107に出力する。続い
て、添付データデコーダ107がその添付データストリ
ームをデコードして生成した添付データを添付データ記
憶部106に蓄積する。ここでは図4に示すような添付
データストリーム123が番組ストリーム120から分
離されて出力されデコードされて添付データが蓄積され
る。
【0044】(6)ここで、視聴すべき番組の放送中
に、視聴者がチャンネルを切替えようとしたりスイッチ
を切ろうとする様な番組の視聴を止めると同時にダウン
ロード処理を中止する指示をした場合(S1006:Y
es)は、制御部115がダウンロード処理ができなく
なる旨のメッセージをダウンロードメッセージ記憶部1
10から読出して表示部103に表示させる(S100
7)。ここでは図6に示すようなメッセージ本体173
「ダウンロード中です。ダウンロードを中止しますか?
(Yes/No)中止した場合、今までダウンロードし
たデータは削除されます。」というメッセージを読出し
て表示させ、視聴者にその番組の視聴を続けるように促
す。
【0045】(7)制御部115が、そのメッセージの
表示に基づく視聴者の選択を受付ける(S1008)。 (8)「No」(ダウンロードを中止しない)が選択さ
れた場合はダウンロード処理を継続する。 (9)「Yes」(ダウンロードを中止する)が選択さ
れた場合は、制御部115が各構成要素にダウンロード
処理の中止を指示し、添付データ記憶部106内の処理
途中の添付データを削除した上で、視聴者から指示され
た処理を実行し最初に戻って次の添付データのダウンロ
ード処理に備える(S1009)。
【0046】(10)視聴者がダウンロード処理を中止
する指示をしない場合(S1006:No)は、STC
が示す現在時刻がダウンロード制御データ記憶部108
に記憶された添付データ放送終了時刻を過ぎているか否
かを判断する(S1010)。現在時刻が添付データ放
送終了時刻を過ぎていない場合はダウンロード処理を継
続する(S1010:No)。
【0047】(11)現在時刻が添付データ放送終了時
刻を過ぎている場合(S1010:Yes)は添付デー
タのダウンロード処理を終了する(S1011)。 (12)添付データのダウンロード処理が終了したら、
最初に戻って次の添付データのダウンロード処理に備え
る。 以上のように、本発明の実施の形態1に係るディジタル
放送送信装置は、スポンサーが視聴させたい番組を最後
まで視聴者に視聴してもらう為に、分割した添付データ
を番組データの最初から最後まで断続的に多重して送信
することにより、視聴者が番組の最初から最後までを視
聴しなければ添付データの全部を蓄積ができないように
する。
【0048】また、本発明の実施の形態1に係るディジ
タル放送受信装置は、分割された添付データが番組デー
タの最初から最後まで断続的に多重された番組ストリー
ムを受信し、番組の途中で視聴者が番組の視聴を止める
指示をした場合に、添付データを蓄積できなくなる旨の
メッセージを表示してその番組の視聴を続けるように促
す。ここで、視聴者がその番組の視聴を止めた場合は添
付データを途中までしか蓄積できないので、番組を最後
まで視聴しない視聴者は全部の添付データを入手するこ
とができない。
【0049】なお、ここでは分割した添付データを番組
データの最初から最後まで断続的に多重する為にパディ
ングデータを挿入したが、添付データストリームの送信
ビットレートを下げる等の他の方法であってもよい。 (実施の形態2)実施の形態2は、放送側で番組データ
に暗号化した添付データとスポンサーが視聴させたい番
組の受信時間とを多重し、受信側でその受信時間に番組
の視聴を止めようとした視聴者に添付データを復号しな
い旨のメッセージを表示してその受信時間の番組の視聴
を続けるように促すものである。 <構成>本発明の実施の形態2に係るディジタル放送番
組送信装置の構成は実施の形態1と同様である。
【0050】以下に実施の形態1のディジタル放送番組
送信装置180と異なる機能をもつ構成要素のみを説明
する。入手部181が入手する添付データ、及び、ダウ
ンロード制御データの内容は、実施の形態1と一部異な
る。入手部181が入手する添付データは非公開の所定
のアルゴリズムで暗号化されている。
【0051】図8はダウンロード制御データの構成を示
す図である。図8に示すようにダウンロード制御データ
250は、添付データ名部151、ダウンロード指示受
付時間部152、添付データ放送終了時刻部153、必
須受信開始時刻部254、及び、必須受信終了時刻部2
55から構成される。ここで、実施の形態1と同じもの
には同一の番号を付しその説明を省略する。
【0052】必須受信開始時刻部254は、暗号化され
た添付データを解読する為に必ず受信開始しなければな
らない必須受信時間の開始時刻である必須受信開始時刻
を示す。必須受信終了時刻部255は、暗号化された添
付データを解読する為に必ず受信しなければならない必
須受信時間の終了時刻である必須受信終了時刻を示す。
【0053】添付データエンコーダ183は、ここで
は、実施の形態1の様にパディングデータを挿入しなく
てもよい。従って、添付データストリーム123は番組
ストリームの最初から最後まで多重されているとは限ら
ず、例えば番組ストリームの初期に一括して多重され
る。図9は、本発明の実施の形態2に係るディジタル放
送番組受信装置の構成を概略的に示す図である。
【0054】図9に示すディジタル放送番組受信装置2
00は、実施の形態1のディジタル放送番組受信装置1
00に、さらに、受信開始時刻記憶部216、及び、復
号部217を備える。以下にディジタル放送番組受信装
置100と異なる機能をもつ構成要素のみを説明する。
【0055】添付データデコーダ107は、パディング
データを挿入されていない添付データストリームを入手
する場合は、実施の形態1の様にデータ部だけを順次抽
出しなくてもよい。受信開始時刻記憶部216は、ハー
ドディスク等の記憶装置であり、番組の受信を開始した
受信開始時刻を記憶する。
【0056】復号部217は、暗号化された添付データ
の蓄積が完了した後、さらに、受信開始時刻記憶部21
6に記憶された受信開始時刻がダウンロード制御データ
記憶部108に記憶された必須受信開始時刻以前であ
り、且つ、STCが示す現在時刻がダウンロード制御デ
ータ記憶部108に記憶された必須受信終了時刻を過ぎ
た場合にのみ、添付データ記憶部106に記憶された暗
号化された添付データを予め保持する非公開の所定のア
ルゴリズムを用いて復号する。
【0057】制御部115は、受信開始時刻を受信開始
時刻記憶部216に記憶させ、受信開始時刻が信開始時
刻以前であり、且つ、現在時刻が必須受信終了時刻を過
ぎたか否かを判断して、この条件が満たされた場合にの
み復号部217に復号の指示を出す。 <動作>図10は、本発明の実施の形態2に係る添付デ
ータのダウンロード処理の開始及び中止に関するフロー
チャートを示す図である。
【0058】ここでも実施の形態1と同様に、図9に示
すディジタル放送番組受信装置200が午前6:30か
ら放送される「朝のニュース番組」を受信し、番組に多
重されて放送されるテキストの添付データをダウンロー
ドする場合を例として、図10を用いて添付データのダ
ウンロード処理の開始及び中止の動作を説明する。な
お、図7に示す実施の形態1に係るフローチャートと同
様の処理には同一番号を付し、その説明を省略する。
【0059】また、ここで「ダウンロード処理が完了す
る」とは、暗号化された添付データを全て蓄積して復号
するまでを指すものとする。 (1)視聴者がチャンネルを選択する等して番組の視聴
を指示すると、AVデコーダ105が分離部104で分
離されたビデオエレメンタリストリーム121をデコー
ドして番組の画像を表示部103に出力し、また、オー
ディオエレメンタリストリーム122をデコードして番
組の音声をスピーカーに出力する。ここで番組の受信を
開始した時点で、制御部115が受信開始時刻を受信開
始時刻記憶部216に記憶させる(S2000)。ここ
では、受信開始時刻を6時25分26秒とする。
【0060】(2)実施の形態1の(1)と同様である
(S1001)。 (3)実施の形態1の(2)と同様である(S100
2)。ここでは、図4に示すようなダウンロード制御デ
ータストリーム124が番組ストリーム120から分離
されて出力され、図8に示すようなダウンロード制御デ
ータ250が記憶されるものとする。なお、必須受信開
始時刻を6時31分0秒、必須受信終了時刻を6時58
分0秒とする。
【0061】(4)〜(12)実施の形態1の(3)〜
(11)と同様である(S1003〜S1011)。 (13)添付データのダウンロード処理が終了したら、
STCが示す現在時刻がダウンロード制御データ記憶部
108に記憶された必須受信開始時刻になるまで待つ
(S2012)。ここでは、既に過ぎているので待つ必
要はない。
【0062】(14)ここで、現在時刻が必須受信開始
時刻になる前(S2012:No)に、視聴者が当該番
組の視聴を止める指示をした場合(S2013:Ye
s)は、制御部115がその必須受信開始時刻から当該
番組を再び視聴しないと添付データの復号ができなくな
る旨のメッセージを表示部103に表示させ視聴者に当
該番組をその必須受信開始時刻から再び視聴するように
促し、視聴者から指示された処理を実行する(S201
4)。ここで、一旦視聴者が当該番組の視聴を止める指
示をした後で再び当該番組を視聴した場合には、制御部
115が再び当該番組の受信を開始した時刻を新たな受
信開始時刻として受信開始時刻記憶部216に記憶させ
る。
【0063】(15)現在時刻が必須受信開始時刻にな
った場合(S2012:yes)は、当該番組を視聴し
ているか否かを判断する(S2015)。 (16)当該番組を視聴していない場合(S2015:
No)は、添付データ記憶部106内の暗号化された添
付データを削除した上で最初に戻って次の添付データの
ダウンロード処理に備える(S2016)。
【0064】(17)当該番組を視聴している場合(S
2015:Yes)であって、現在時刻が必須受信終了
時刻を過ぎる前(S2021:No)に、視聴者が番組
の視聴を止める指示をした場合(S2017:Yes)
は、制御部115が添付データの復号をしない旨のメッ
セージを表示部103に表示させ視聴者に番組の視聴を
続けるように促す(S2018)。
【0065】(18)制御部115が、そのメッセージ
の表示に基づき視聴者からその番組の視聴を止めるか否
かの選択を受付ける(S2019)。 (19)視聴者により番組の視聴を止めない選択がされ
た場合(S2019:止めない)は、継続して必須受信
終了時刻を過ぎるまで待つ。 (20)視聴者により番組の視聴を止める選択がされた
場合(S2019:止める)は、添付データ記憶部10
6内の暗号化された添付データを削除した上で視聴者か
ら指示された処理を実行し最初に戻って次の添付データ
のダウンロード処理に備える(S2020)。
【0066】(21)視聴者が番組の視聴を止めない場
合(S2017:No)は、STCが示す現在時刻がダ
ウンロード制御データ記憶部108に記憶された必須受
信終了時刻を過ぎているか否かを判断する(S202
1)。現在時刻が必須受信終了時刻を過ぎていない場合
は必須受信終了時刻を過ぎるまで待つ(S2021:N
o)。
【0067】(22)現在時刻が必須受信終了時刻を過
ぎた場合は、制御部115が受信開始時刻記憶部216
に記憶された受信開始時刻がダウンロード制御データ記
憶部108に記憶された必須受信開始時刻以前であるか
否かを判断する(S2022)。 (22)受信開始時刻が必須受信開始時刻以前でない場
合(S2022:No)は、添付データ記憶部106内
の暗号化された添付データを削除した上で最初に戻って
次の添付データのダウンロード処理に備える(S202
3)。
【0068】(23)受信開始時刻が必須受信開始時刻
以前である場合(S2022:Yes)は、復号部21
7が添付データ記憶部106に記憶された暗号化された
添付データを、予め保持するアルゴリズムを用いて復号
する(S2024)。 (24)復号が終了したら最初に戻って、次の添付デー
タのダウンロード処理に備える。
【0069】以上のように、本発明の実施の形態2に係
るディジタル放送送信装置は、スポンサーが視聴させた
い番組の特定時間帯を視聴者に視聴してもらう為に、番
組データに暗号化した添付データとスポンサーが視聴さ
せたい番組の受信時間とを多重して送信する。また本発
明の実施の形態2に係るディジタル放送受信装置は、番
組データと暗号化した添付データとスポンサーが視聴さ
せたい番組の受信時間とが多重された番組ストリームを
受信し、その受信時間に視聴者がチャンネルを切替えよ
うとしたりスイッチを切ろうとする様なその受信時間の
番組の視聴を止める指示をした場合に、添付データを復
号しない旨のメッセージを表示してその受信時間の番組
の視聴を続けるように促す。ここで、視聴者がその受信
時間の番組の視聴を止めた場合は添付データを復号しな
い。
【0070】(実施の形態3)実施の形態3は、放送側
で番組データの特定時間帯に添付データ復号用の鍵デー
タを多重し、受信側でその特定時間帯の視聴を止めよう
とした視聴者に添付データを復号できない旨のメッセー
ジを表示してその特定時間帯の番組の視聴を続けるよう
に促すものである。 <構成>本発明の実施の形態3に係るディジタル放送番
組送信装置の構成は実施の形態1と同様である。
【0071】以下に実施の形態1のディジタル放送番組
送信装置180と異なる機能をもつ構成要素のみを説明
する。入手部181が入手する添付データ、及び、ダウ
ンロード制御データの内容は、実施の形態1と一部異な
る。入手部181が入手する添付データは番組毎に異な
る鍵データによって暗号化されている。
【0072】図11(a)、(b)はダウンロード制御
データの構成を示す図である。図11(a)に示すダウ
ンロード制御データ350は、添付データ名部151、
ダウンロード指示受付時間部152、添付データ放送終
了時刻部153、必須受信区間部354、及び、鍵デー
タ部355から構成される。図11(b)に示すダウン
ロード制御データ351は、図11(a)から鍵データ
部355だけを除いたものである。
【0073】ここで、実施の形態1と同じものには同一
の番号を付しその説明を省略する。必須受信区間部35
4は、暗号化された添付データを解読する為に必ず受信
開始しなければならない必須受信区間の開始時刻と終了
時刻とを示す。ここでは、必須受信区間は2つあり、第
1必須受信区間「06:44:50〜06:45:0
0」、及び、第2必須受信区間「06:58:00〜0
6:59:59」とする。
【0074】鍵データ部355は、暗号化された添付デ
ータを復号するために必要な鍵データを示し、必須受信
区間部354に記述された必須受信区間にのみ多重され
る。従って、必須受信区間以外のダウンロード制御デー
タの構成は図11(b)の様になる。ここでは、鍵デー
タを「ANGOUKAIJOKANOU」とし、この鍵データを第1分
割鍵データ「ANGOU」と第2分割鍵データ「KAIJOKANO
U」とに分割し、第1分割鍵データは第1必須受信区間
にのみ、第2分割鍵データは第2必須受信区間にのみ多
重されるものとする。
【0075】ダウンロード制御データ351は番組の放
送時間と同じ時間繰り返し放送され、鍵データ部355
だけは必須受信区間にのみ放送される。よって受信側は
番組の途中であってもダウンロード制御データ351を
受信でき、鍵データ部355だけは必須受信区間でのみ
受信できる。添付データエンコーダ183は、ここで
は、実施の形態1の様にパディングデータを挿入しなく
てもよい。
【0076】従って、添付データストリーム123は番
組ストリームの最初から最後まで多重されているとは限
らず、例えば番組ストリームの初期に一括して多重され
る。ダウンロード制御データエンコーダ184は、入手
されたダウンロード制御データを繰返し連結してダウン
ロード制御データストリームを生成するが、分割鍵デー
タだけは必須受信区間にのみ多重される様にする。
【0077】なお、分割鍵データは必ずしも必須受信時
間の全てに繰返し多重しなくてもよい。例えば、必須受
信時間の任意の一ヶ所に多重してもよいし、実施の形態
1の添付データのように分割した分割鍵データを必須受
信時間の最初から最後まで断続的に多重してもよいし、
また、2分割した分割鍵データを必須受信時間の最初と
最後に多重してもよい。
【0078】図12は、本発明の実施の形態3に係るデ
ィジタル放送番組受信装置の構成を概略的に示す図であ
る。図12に示すディジタル放送番組受信装置300
は、実施の形態1のディジタル放送番組受信装置100
に、さらに、一時中断情報記憶部316、及び、鍵暗号
復号部317を備える。
【0079】以下にディジタル放送番組受信装置100
と異なる機能をもつ構成要素のみを説明する。添付デー
タデコーダ107は、パディングデータを挿入されてい
ない添付データストリームを入手する場合は、実施の形
態1の様にデータ部だけを順次抽出しなくてもよい。
【0080】ダウンロード制御データデコーダ109
は、分離したダウンロード制御データ中に鍵データが含
まれていない場合は、鍵データを全て取得し蓄積するま
で同様の処理を繰返す。一時中断情報記憶部316は、
ハードディスク等の記憶装置であり、番組の視聴を一時
的に中断する場合に、次の必須受信区間の開始時刻と中
断される番組のチャンネル番号とを記憶する。
【0081】鍵暗号復号部317は、暗号化された添付
データ及び鍵データの蓄積が完了した後、添付データ記
憶部106に記憶された暗号化された添付データを、ダ
ウンロード制御データ記憶部108に記憶された鍵デー
タを用いて復号する。制御部115は、番組の視聴を一
時的に中断する場合に、次の必須受信区間の開始時刻と
中断される番組のチャンネル番号とを一時中断情報記憶
部316に記憶させる。 <動作>図13は、本発明の実施の形態3に係る添付デ
ータのダウンロード処理の開始及び中止に関するフロー
チャートを示す図である。
【0082】ここでも実施の形態1と同様に、図12に
示すディジタル放送番組受信装置300が午前6:30
から放送される「朝のニュース番組」を受信し、番組に
多重されて放送されるテキストの添付データをダウンロ
ードする場合を例として、図13を用いて添付データの
ダウンロード処理の開始及び中止の動作を説明する。な
お、図7に示す実施の形態1及び図10に示す実施の形
態2に係るフローチャートと同様のステップには同一番
号を付し、その説明を省略する。
【0083】(1)実施の形態1の(1)と同様である
(S1001)。 (2)実施の形態1の(2)と同様である(S100
2)。ここでは、図4に示すようなダウンロード制御デ
ータストリーム124が番組ストリーム120から分離
されて出力され、図11(b)に示すようなダウンロー
ド制御データ251が記憶されるものとする。なお、必
須受信区間は2つあり、それぞれ第1必須受信区間「0
6:44:50〜06:45:00」及び第2必須受信
区間「06:58:00〜06:59:59」とする。
【0084】(3)〜(11)実施の形態1の(3)〜
(11)と同様である(S1003〜S1011)。 (12)STCが示す現在時刻がダウンロード制御デー
タ記憶部108に記憶された一番近い必須受信区間の開
始時刻に近づくまで待つ(S3012)。ここでは、ダ
ウンロード処理が「06:42:00」に終了し、第1
必須受信区間の開始時刻「06:44:50」の一分前
「06:43:50」まで待つ。
【0085】(13)ここで、現在時刻が一番近い必須
受信区間の開始時刻に近づくまで(S3012:No)
に、視聴者が当該番組の視聴を止める指示をした場合
(S3013:Yes)は、制御部115がその必須受
信区間の開始時刻から当該番組を再び視聴しないと添付
データの復号ができなくなる旨のメッセージを表示部1
03に表示させ視聴者に当該番組をその必須受信区間の
開始時刻から再び視聴するように促す(S3014)。
ここでは、例えば現在時刻が第1必須受信区間の開始時
刻「06:44:50」の一分前「06:43:50」
までに、視聴者が当該番組の視聴を止める指示をした場
合は、「N分間他のチャンネルが見れます。N分以内に
このチャンネルに戻ってくれば、ダウンロードは継続で
きます。戻ってきますか?Yes/No/キャンセル」
と表示する。なお、Nには次に必須受信時間帯になるま
での時間が分単位で入る、ただし端数は切捨てる。
【0086】(14)制御部115が、そのメッセージ
の表示に基づく視聴者の選択を受付ける(S301
5)。 (15)視聴者により指示をキャンセルする旨の選択が
された場合(S3015:キャンセル)は当該番組の視
聴を継続する。 (16)視聴者により当該番組の視聴を止め開始時刻ま
でに戻ってこない旨の選択がされた場合(S3015:
戻ってこない)は、制御部115が添付データ記憶部1
06内の暗号化された添付データとダウンロード制御デ
ータ記憶部108内の蓄積途中の鍵データとを削除した
上で、視聴者から指示された処理を実行して最初に戻る
(S3016)。
【0087】(17)視聴者により一旦当該番組の視聴
を止めるが開始時刻までに戻ってくる旨の選択がされた
場合(S3015:戻ってくる)は、制御部115がこ
の必須受信区間の開始時刻と当該番組のチャンネル番号
とを一時中断情報記憶部316に記憶させる(S301
7)。ここで、再び当該番組を視聴した場合には、制御
部115が一時中断情報記憶部316に記憶されたこの
必須受信区間の開始時刻と当該番組のチャンネル番号と
を削除する。
【0088】(18)STCが示す現在時刻が一時中断
情報記憶部316に記憶された開始時刻に近づいたら
(S3012:Yes)、当該番組を視聴しているか否
かを判断する(S3018)。 (19)当該番組を視聴していない場合は、必須受信区
間の開始時刻に近づいた旨のメッセージを一時中断情報
記憶部316に記憶されたその開始時刻とチャンネル番
号と共に表示部103に表示させ視聴者に当該番組をそ
の開始時刻から再び視聴するように促す(S301
9)。
【0089】(20)STCが示す現在時刻がその開始
時刻になるまで待つ(S3020)。 (21)開始時刻になったら(S3020:Yes)、
当該番組を視聴しているか否かを判断する(S302
1)。 (22)当該番組を視聴していない場合は、制御部11
5が添付データ記憶部106内の暗号化された添付デー
タとダウンロード制御データ記憶部108内の蓄積途中
の鍵データとを削除した上で最初に戻る(S302
2)。
【0090】(23)当該番組を視聴している場合は、
今度は鍵データを取得する為にダウンロード制御データ
をダウンロードして1個分の分割鍵データを蓄積する処
理(以下、「分割鍵データ蓄積処理」という)を開始す
る(S3023)。 (24)ここで、1個分の分割鍵データ蓄積処理が完了
する前(S3028:No)に、視聴者が番組の視聴を
止めると同時に分割鍵データを蓄積する処理を中止する
指示をした場合(S3024:Yes)は、制御部11
5が鍵データ取得処理ができなくなる旨のメッセージを
表示部103に表示させ視聴者にその番組の視聴を続け
るように促す(S3025)。
【0091】(25)制御部115が、そのメッセージ
の表示に基づき視聴者からその番組の視聴を止めるか否
かの選択を受付ける(S3026)。 (26)視聴者によりその番組の視聴を止めない選択が
された場合(S3026:止めない)は分割鍵データ蓄
積処理を継続する。 (27)視聴者によりその番組の視聴を続けない選択が
された場合(S3026:止める)は、制御部115が
各構成要素に分割鍵データ蓄積処理の中止を指示し、添
付データ記憶部106内の暗号化された添付データとダ
ウンロード制御データ記憶部108内の蓄積途中の鍵デ
ータとを削除した上で、視聴者から指示された処理を実
行して最初に戻る(S3027)。
【0092】(28)視聴者が番組の視聴を中止しない
場合(S3024:No)は、STCが示す現在時刻が
ダウンロード制御データ記憶部108に記憶された一番
近い必須受信区間の終了時刻を過ぎるまで分割鍵データ
蓄積処理を継続する(S3028:No)。 (29)現在時刻が一番近い必須受信区間の終了時刻を
過ぎた場合(S3028:Yes)は1個分の分割鍵デ
ータ蓄積処理を終了する(S3029)。
【0093】(30)全ての分割鍵データを蓄積したか
否かを判断する(S3030)。まだ必須受信区間が残
っている場合は全ての分割鍵データを蓄積し終わってい
ないので次の分割鍵データ蓄積処理の為にS3012に
戻る。 (31)全ての分割鍵データを蓄積したら、復号部21
7が添付データ記憶部106に記憶された暗号化された
添付データを、ダウンロード制御データ記憶部108に
蓄積された鍵データを用いて復号する(S3031)。
【0094】(32)復号が終了したら最初に戻って、
次の添付データのダウンロード処理に備える。 以上のように、本発明の実施の形態3に係るディジタル
放送送信装置は、スポンサーが視聴させたい番組の特定
時間帯を視聴者に視聴してもらう為に、鍵データを分割
してその番組の特定時間帯にそれぞれ多重して送信する
ことにより、視聴者がその番組の特定時間帯の全てを視
聴しなければ添付データを解読できないようにする。
【0095】また本発明の実施の形態3に係るディジタ
ル放送受信装置は、分割された鍵データが番組の特定時
間帯にそれぞれ多重された番組ストリームを受信し、視
聴者がチャンネルを切替えようとしたりスイッチを切ろ
うとする様なその番組の特定時間帯の視聴を止める指示
をした場合に、その番組の特定時間帯を視聴しない場合
は添付データを復号できなくなる旨のメッセージを表示
しその番組の特定時間帯の視聴を促す。ここで、視聴者
がその番組の特定時間帯の全てを視聴しない場合は鍵デ
ータを入手できないので、その番組の特定時間帯の全て
を受信しない視聴者は添付データを復号できない。
【0096】(実施の形態4)上記実施の形態1〜3に
おいては、添付データの蓄積を開始する指示を視聴者に
要求する表示を番組の初期の一部で行なっていたが、実
施の形態4では、オン・スクリーン・ディスプレイ(O
n Screen Display:以下「OSD」と
言う)により行なうものである。 <構成>本発明の実施の形態4に係るディジタル放送番
組送信装置の構成は実施の形態1と同様である。
【0097】以下に実施の形態1のディジタル放送番組
送信装置180と異なる機能をもつ構成要素のみを説明
する。入手部181が入手するダウンロード制御データ
の内容は、実施の形態1と一部異なる。図14(a)、
(b)はダウンロード制御データの構成を示す図であ
る。
【0098】図14(a)に示すダウンロード制御デー
タ450は、添付データ名部151、ダウンロード指示
受付時間部152、添付データ放送終了時刻部153、
及び、ダウンロード可能通知OSDデータ454から構
成される。図14(b)に示すダウンロード制御データ
451は、図14(a)からダウンロード可能通知OS
Dデータ454だけを除いたものである。
【0099】ここで、実施の形態1と同じものには同一
の番号を付しその説明を省略する。ダウンロード可能通
知OSDデータ454は、OSDで添付データの蓄積を
開始する指示を視聴者に要求するためのメッセージ情報
を持つ。ここでは「この番組は添付データを含んでいま
す。今、ダウンロードボタンを押せば添付データのダウ
ンロードを開始します。」という内容を示すメッセージ
情報を持つ。
【0100】ダウンロード制御データ451がダウンロ
ード指示受付時間内を除く番組の放送時間と同じ時間繰
り返し放送され、ダウンロード制御データ450がダウ
ンロード指示受付時間内に繰り返し放送される。つま
り、ダウンロード可能通知OSDデータ454だけはダ
ウンロード指示受付時間内にのみ放送される。よって受
信側は番組の途中であってもダウンロード制御データ4
51を受信でき、ダウンロード可能通知OSDデータ4
54だけはダウンロード指示受付時間内でのみ受信でき
る。
【0101】ダウンロード制御データエンコーダ184
は、入手されたダウンロード制御データを繰返し連結し
てダウンロード制御データストリームを生成するが、ダ
ウンロード可能通知OSDデータだけはダウンロード指
示受付時間内にのみ多重される様にする。図15は、本
発明の実施の形態4に係るディジタル放送番組受信装置
の構成を概略的に示す図である。
【0102】図15に示すディジタル放送番組受信装置
400は、実施の形態1のディジタル放送番組受信装置
100に、さらに、OSD表示制御部416、及び、O
SD表示切替え部417を備える。以下にディジタル放
送番組受信装置100と異なる機能をもつ構成要素のみ
を説明する。
【0103】入力部102は、さらにOSDの表示/非
表示を切換えるためのEPG切換えボタンを有する。O
SD表示制御部416は、ダウンロード制御データエン
コーダ184がダウンロード可能通知OSDデータを含
むダウンロード制御データをエンコードした時は、その
ダウンロード可能通知OSDデータが示すメッセージを
OSDとして表示する。
【0104】OSD表示切替え部417は、視聴者から
OSDを表示しない指示を受付けるとその旨を記憶し、
OSD表示制御部416によるOSD表示を禁止する。
また、視聴者からOSDを表示する指示を受付けるとそ
の旨を記憶し、OSD表示制御部416によるOSD表
示を許可する。 <動作>本発明の実施の形態4に係る添付データのダウ
ンロード処理の開始及び中止に関するフローチャートは
実施の形態1と同様である。
【0105】ここでも実施の形態1と同様に、図15に
示すディジタル放送番組受信装置400が午前6:30
から放送される「朝のニュース番組」を受信し、番組に
多重されて放送されるテキストの添付データをダウンロ
ードする場合を例として、図7を用いて添付データのダ
ウンロード処理の開始及び中止の動作を説明する。な
お、実施の形態1と同様の処理は、その説明を省略す
る。
【0106】(1)実施の形態1の(1)と同様である
(S1001)。 (2)ダウンロード制御データデコーダ109がそのダ
ウンロード制御データストリームをデコードして生成し
たダウンロード制御データを、ダウンロード制御データ
記憶部108に記憶する。また、ダウンロード指示受付
時間にはOSD表示制御部416がダウンロード制御デ
ータに含まれるダウンロード可能通知OSDデータが示
すメッセージをOSDとして表示して、添付データの蓄
積を開始する指示を視聴者に要求する(S2002)。
ここでは、図4に示すようなダウンロード制御データス
トリーム124が番組ストリーム120から分離されて
出力され、図14(a)に示すようなダウンロード制御
データ450が記憶されるものとすると、ダウンロード
可能通知OSDデータ454が示すメッセージ「この番
組は添付データを含んでいます。今、ダウンロードボタ
ンを押せば添付データのダウンロードを開始します。」
をOSDとして表示させる。
【0107】(3)〜(12)実施の形態1の(3)〜
(12)と同様である(S1003〜S1011)。 以上のように、本発明の実施の形態4に係るディジタル
放送送信装置は、添付データの蓄積を開始する指示を視
聴者に要求する表示をOSDデータとして送信する。
【0108】また本発明の実施の形態4に係るディジタ
ル放送受信装置は、添付データの蓄積を開始する指示を
視聴者に要求する表示をOSDデータにより行い、ま
た、予めOSDの表示/非表示を視聴者が設定できる。
なお、実施の形態4は実施の形態1を元にして変更点の
みを説明したが、実施の形態2及び3を元にして同様の
変更を施すこともできる。
【0109】(実施の形態5)上記実施の形態1〜4に
おいては、添付データの蓄積を開始する指示を視聴者が
番組の初期の一部で行なっていたが、実施の形態5で
は、視聴者が電子番組ガイド(Electric Pr
ogram Guide:以下、「EPG」という)を
用いて予め添付データを持つ番組と添付データのダウン
ロードとを予約するものである。 <構成>図16は、本発明の実施の形態5に係るディジ
タル放送番組送信装置の構成を概略的に示す図である。
【0110】図16に示すディジタル放送番組送信装置
580は、実施の形態1のディジタル放送番組送信装置
180に、さらに、EPGエンコーダ589を備える。
以下にディジタル放送番組送信装置180と異なる機能
をもつ構成要素のみを説明する。入手部181は、さら
に、EPGデータを入手する。
【0111】図17はEPGデータの構成を示す図であ
る。図17に示すEPGデータ530は、チャンネル番
号、番組名、放送開始時刻、放送終了時刻、番組の紹
介、及び、添付データの紹介の情報を含んでいる。ここ
で、添付データの紹介の情報における「No」は、添付
データ自体が無いことを示す。
【0112】EPGエンコーダ589は、専用のハード
ウェア又は汎用の半導体チップとソフトウェア等であ
り、入手されたEPGデータを繰返し連結しエンコード
してEPGストリームを生成する。EPGストリーム
は、このEPGデータを含んだプライベートストリーム
とその他エレメンタリストリームを多重したトランスポ
ートストリームとして送出される。また、EPGストリ
ームは1つのチャンネルを占有し、同じ内容のEPGデ
ータが繰返し連続的に送出されているものとする。これ
により、受信側はEPGストリームのチャンネルを如何
なる時に受信しようとも常に同じ内容のEPGデータを
取得して表示することができる。
【0113】多重部185は、さらに、EPGストリー
ムを多重する。図18は、本発明の実施の形態5に係る
ディジタル放送番組受信装置の構成を概略的に示す図で
ある。図18に示すディジタル放送番組受信装置500
は、実施の形態1のディジタル放送番組受信装置100
に、さらに、EPG記憶部516、EPGデコーダ51
7、番組受信予約データ記憶部518、及び、EPG制
御部519を備える。
【0114】以下にディジタル放送番組受信装置100
と異なる機能をもつ構成要素のみを説明する。入力部1
02は、さらに、視聴者がEPGの表示を指示するため
のEPGボタンを有する。分離部104は、さらに、E
PGストリームからEPGデータを含んだトランスポー
トパケットを分離してEPGデコーダ517に出力す
る。
【0115】EPG記憶部516は、半導体RAM等の
一時記憶装置やハードディスク等の記憶装置であり、E
PGデータを記憶する。EPGデコーダ517は、専用
のハードウェア又は汎用の半導体チップとソフトウェア
等であり、分離部104で分離されたEPGデータを含
んだトランスポートパケットを入手してデコードし、E
PGデータをEPG記憶部516に記憶させる。
【0116】番組受信予約データ記憶部518は、番組
の受信予約、及び、添付データのダウンロード予約等の
番組受信予約データを記憶する。EPG制御部519
は、視聴者がEPGボタンを押すことによりEPGを表
示し、番組の受信予約、及び、添付データのダウンロー
ド予約等を視聴者から受付け、番組受信予約データを番
組受信予約データ記憶部518に記憶させる。
【0117】図19は番組受信予約データの構成を示す
図である。図19に示す番組受信予約データ540は、
チャンネル番号部541、放送開始時刻部542、放送
終了時刻部543、及び、添付データダウンロード部5
44から構成される。チャンネル番号部541は、受信
予約された番組のチャンネル番号を表わす。
【0118】放送開始時刻部542は、受信予約された
番組の放送開始時刻を表わす。放送終了時刻部543
は、受信予約された番組の放送終了時刻を表わす。添付
データダウンロード部544は、受信予約された番組の
添付データをダウンロードをするか否かを示す。ここで
は、ダウンロードする場合には1が記憶され、ダウンロ
ードしない場合には0が記憶されるものとする。 <動作>図20は、本発明の実施の形態5に係る添付デ
ータのダウンロード予約に関するフローチャートを示す
図である。
【0119】ここでは、図18に示す構成のディジタル
放送番組受信装置500において、午前9:00放送の
「朝のワイドショー」を予約し、番組と同時に放送され
る添付データをメモリに自動的にダウンロードする場合
を例として、図20を用いて添付データのダウンロード
予約の動作を説明する。なお、EPGストリームはチャ
ンネル番号555で放送されているものとする。
【0120】(1)視聴者が入力部102のEPGボタ
ンを押す(S5001)。 (2)EPGボタンが押されたら、制御部115が選局
部101にチャンネル番号555へのチャンネル切替え
を指示し、選局部101がチャンネルをチャンネル番号
555へ切替える(S5002)。 (3)分離部104がEPGストリームからEPGデー
タを含んだトランスポートパケットを分離し、EPGデ
コーダ517に出力する(S5003)。
【0121】(4)EPGデコーダ517がEPGデー
タを含んだトランスポートパケットをデコードし、EP
GデータをEPG記憶部516に記憶させる(S500
4)。 (5)EPGデータのデコードが終了するまで待つ(S
5005)。 (6)デコードが終了したら、制御部115がEPG制
御部519にEPGの表示を指示し、EPG制御部51
9がEPG記憶部516からEPGデータを読出し、E
PGボタンが押されたときに受信していたチャンネルの
現在時刻以降の番組表をEPGとして表示部103に表
示する。また、番組受信予約データ540から番組受信
予約データを読出して同一画面上に表示する(S500
6)。
【0122】図21は表示されるEPGの表示例を示す
図である。例えば、EPGボタンが押されたときにチャ
ンネル番号321を受信していたものとし、現在時刻を
午前8:29とすると、図17に示すようなEPGデー
タを読出して図21に示すようなEPGが表示される。
また、受信予約された番組及びダウンロード予約された
添付データは無いものとし、そのためそれぞれ「予約済
み」及び「ダウンロード」の欄の全てに”No”が表示
されている。
【0123】(7)EPGが表示されたら、視聴者が入
力部102のフォーカス移動ボタンを用いてフォーカス
(強調表示)を移動させ、予約したい番組又は予約した
い添付データの上にフォーカスを合わせる(S500
7)。 (8)予約したい番組又は予約したい添付データの上に
フォーカスを合わせたら、入力部102の決定ボタンを
押して番組を選択する(S5008)。ここでは、視聴
者が「朝のワイドショー」にフォーカスを合わせてか
ら、入力部102の決定ボタンを押すものとする。
【0124】(9)制御部115が選択された番組に添
付データが有るか否かを判断する(S5009)。添付
データが無い場合はダウンロード予約の選択をせずにS
7012へ行く。 (10)添付データが有る場合は、視聴者に添付データ
のダウンロード予約をするか否かの選択を促すメッセー
ジを表示する(S5010)。例えば、「添付データの
ダウンロードを行いますか?Yes/No」というメッ
セージを表示する。ここでは、「朝のワイドショー」は
添付データが有る番組なので、このようなメッセージが
表示される。
【0125】(11)視聴者から添付データのダウンロ
ード予約をするか否かの選択を受付ける(S501
1)。 (12)視聴者の選択が添付データのダウンロード予約
をするものである場合(S5011:Yes)は、EP
G制御部519が選択された番組のチャンネル番号と放
送開始時刻と放送終了時刻と添付データをダウンロード
することを意味する1を番組受信予約データとして番組
受信予約データ記憶部518に記憶させる(S501
2)。ここでは、図20に示すような番組受信予約デー
タが記憶される。
【0126】(13)視聴者の選択が添付データのダウ
ンロード予約をしないものである場合(S5011:N
o)は、EPG制御部519が選択された番組のチャン
ネル番号と放送開始時刻と放送終了時刻と添付データを
ダウンロードしないことを意味する0を番組受信予約デ
ータ540に書き込む(S5013)。 (14)EPG制御部519がEPGの表示を更新する
(S5014)。
【0127】図22は表示されるEPGの表示例を示す
図である。ここでは、「朝のワイドショー」の「予約済
み」及び「ダウンロード」の欄に”Yes”が表示され
る。 (15)予約が完了したら、視聴者が表示されるEPG
と同一画面上の「戻る」ボタンにフォーカスを合わせ決
定ボタンを押す(S5015)。
【0128】以上で番組の予約処理が完了する。図23
は、本発明の実施の形態5に係る添付データのダウンロ
ード予約に基づくダウンロードに関するフローチャート
を示す図である。ここでは、図20に示すような番組受
信予約データが番組受信予約データ記憶部518に記憶
されているものとして、図23を用いて添付データのダ
ウンロードが自動的に開始される動作を説明する。
【0129】(1)STCが示す現在時刻が番組受信予
約データ記憶部518に記憶されている予約番組の放送
開始時刻になるまで待つ(S5101)。 (2)放送開始時刻になったら、選局部101にその予
約番組のチャンネル番号を与え、そのチャンネルを受信
させる(S5102)。 (3)添付データダウンロード部が1であるか0である
かを判断する(S5103)。
【0130】(4)1である場合にのみ、添付データの
ダウンロード処理を開始するように指示を出す。 (5)STCが示す現在時刻が番組受信予約データ記憶
部518に記憶されている予約番組の放送終了時刻にな
るまで待つ(S5105)。 (6)放送終了時刻になったら、選局部101に指示を
出してそのチャンネルを受信を止めさせる(S510
6)。
【0131】以上のように、本発明の実施の形態5に係
るディジタル放送送信装置は、添付データの情報を含む
EPGデータを送信する。また本発明の実施の形態5に
係るディジタル放送受信装置は、EPGを用いて予め添
付データを持つ番組と添付データのダウンロードとを予
約し、放送開始時間になると自動的に番組を表示し添付
データをダウンロードする。
【0132】なお、実施の形態5は実施の形態1を元に
して変更点のみを説明したが、実施の形態2〜4を元に
して同様の変更を施すこともできる。 (実施の形態6)実施の形態6は、添付データを持つ番
組を録画して後で再生する時に標準スピードによる再生
を止めようとした視聴者に添付データを蓄積できなくな
る旨のメッセージを表示して標準スピードで番組の視聴
を続けるように促すものである。 <構成>本発明の実施の形態6に係るディジタル放送番
組送信装置の構成及び機能は実施の形態1と同様であ
る。
【0133】図24は、本発明の実施の形態6に係るデ
ィジタル放送番組受信装置の構成を概略的に示す図であ
る。図24に示すディジタル放送番組受信装置600
は、実施の形態1のディジタル放送番組受信装置100
に、さらに、番組ストリーム記憶部616、録画・再生
制御部617、及び、再生モード監視部618を備え
る。
【0134】以下にディジタル放送番組受信装置100
と異なる機能をもつ構成要素のみを説明する。入力部1
02は、番組を録画・再生するために必要な各種ボタン
を有する。番組ストリーム記憶部616は、ハードディ
スク、DVD−RAM、磁気テープ等の大容量記憶媒体
であり、番組ストリームをトランスポートストリームの
まま記録することができる。
【0135】録画・再生制御部617は、視聴者からの
指示に基づき、番組ストリーム記憶部616に番組スト
リームを記録したり、番組ストリーム記憶部616に記
憶された番組ストリームを読出して再生するための制御
を行う。再生モード監視部618は、再生時における添
付データのダウンロード中に標準スピードによる再生が
行われていることを監視する。標準スピードによる再生
が行われなくなった場合には制御部115にその旨を連
絡して各構成要素にダウンロード処理の中止を指示さ
せ、添付データ記憶部106内の処理途中の添付データ
を削除させる。 <動作>図25は、本発明の実施の形態6に係る再生時
における添付データのダウンロード処理の開始及び中止
に関するフローチャートを示す図である。
【0136】ここでは、図24に示すディジタル放送番
組受信装置600が、図1に示すディジタル放送番組送
信装置180により午前6:30から放送された「朝の
ニュース番組」を録画し、後に再生して番組に多重され
て放送されるテキストの添付データをダウンロードする
場合を例として、図25を用いて添付データのダウンロ
ード処理の開始及び中止の動作を説明する。また、添付
データの内容は番組中では読まなかった優先順位の低い
記事を含むニュースとする。
【0137】なお、図7に示す実施の形態1に係るフロ
ーチャートと同様の処理には同一番号を付し、その説明
を省略する。 (1)視聴者が入力部102の再生ボタンを押すと、制
御部115が録画・再生制御部617に番組ストリーム
の再生処理を指示し、録画・再生制御部617が番組ス
トリーム記憶部616に記憶された番組ストリームをト
ランスポートストリームのまま再生して選局部101に
出力する(S6000)。
【0138】ここで、基準クロックデコーダ111が、
トランスポートストリーム中のPCRをデコードして内
部基準クロックであるSTCを補正することによって、
STCが示す現在時刻が録画時の時刻に切替わる。以降
の時刻は全て録画時の時刻となり、実際の時刻とは異な
るものとなる。 (2)選局部101が番組ストリームをトランスポート
ストリームのまま受取りPMTを抽出し、分離部104
が抽出されたPMT内のダウンロード制御データストリ
ームを示すPIDを認識してそのPIDを持つダウンロ
ード制御データストリームの一定量を番組ストリームか
ら分離してダウンロード制御データデコーダ109に出
力する(S6001)。
【0139】(3)〜(6)実施の形態1の(2)〜
(5)と同様である(S1002〜S1005)。 (7)ここで、視聴すべき番組の放送中に、番組の視聴
を止めると同時にダウンロード処理を中止する指示や早
送り等の標準スピードによる再生を止める指示をした場
合(S6006:Yes)は、制御部115がダウンロ
ード処理ができなくなる旨のメッセージをダウンロード
メッセージ記憶部110から読出し、表示部103に表
示させる(S1007)。ここでは図6に示すようなメ
ッセージ本体173「ダウンロード中です。ダウンロー
ドを中止しますか?(Yes/No)中止した場合、今
までダウンロードしたデータは削除されます。」という
メッセージを読出し表示させ、視聴者にその番組の視聴
を続けるように促す。
【0140】(8)〜(13)実施の形態1の(7)〜
(12)と同様である(S1007〜S1011)。 以上のように、本発明の実施の形態6に係るディジタル
放送受信装置は、添付データを持つ番組をトランスポー
トストリームのまま記録し、再生の途中で視聴者が番組
の視聴を止めようとしたり標準スピードによる再生を止
めようとした場合に、添付データを蓄積できなくなる旨
のメッセージを表示して標準スピードでその番組の視聴
を続けるように促す。ここで、視聴者が標準スピードで
その番組の視聴を続けなかった場合は添付データのダウ
ンロードを止める。
【0141】なお、実施の形態6は実施の形態1を元に
して変更点のみを説明したが、実施の形態2〜5を元に
して同様の変更を施すこともできる。
【0142】
【発明の効果】(A)本発明に係るディジタル放送受信
装置は、番組の視聴情報である番組データと前記番組の
視聴を条件に視聴者に提供されるべき添付データとが多
重された番組ストリームを受信して前記番組データに基
づく番組を表示装置に表示させ前記添付データを記憶装
置に蓄積するディジタル放送受信装置であって、前記番
組ストリームを順次受信する受信手段と、受信された番
組ストリームから前記番組データと前記添付データとを
順次分離する分離手段と、分離された番組データを用い
て前記番組を表示装置に表示させる表示制御手段と、分
離された添付データを順次蓄積する蓄積手段と、前記番
組の表示を止める指示を視聴者から受付ける停止指示受
付け手段と、前記番組の表示を止める指示を受付けた時
に前記番組の表示が最後まで終了している場合に蓄積さ
れた添付データを有効に利用できると判断し前記番組の
表示が最後まで終了していない場合に蓄積された添付デ
ータを有効に利用できないと判断する有効性判断手段
と、有効性判断手段が蓄積された添付データを有効に利
用できないと判断した場合には前記番組の表示を止める
と蓄積された添付データを有効に利用できないがそれで
も表示を止めるか及び止める指示を取り消すかの何れか
の選択を要求する旨のメッセージを表示装置に表示させ
そのメッセージの表示に基づく選択を受付ける選択受付
け手段と、有効性判断手段が蓄積された添付データを有
効に利用できると判断した場合及び選択受付け手段が前
記番組の表示を止める選択を受付けた場合にのみ前記番
組の表示を止めさせる停止制御手段とを備えることを特
徴とする。
【0143】これによって、添付データのスポンサーが
視聴者に視聴させたい番組の途中で視聴者がその番組の
視聴を止める指示をした場合に、その指示に従ってその
番組の視聴を止めてしまったときには、添付データを有
効に利用できなくなってしまうので、添付データを有効
に利用できない旨のメッセージを表示して警告を促すこ
とができる。
【0144】従って、視聴者はその警告のメッセージを
見て添付データを取得するためにその番組の視聴を続け
ることになり、スポンサーは添付データを利用したい視
聴者にその番組の視聴を続けさせることができる。 (B)また、(A)において、前記番組ストリームには
視聴者に視聴させるべき番組に対応する番組データの最
初から最後まで添付データを分割したデータ片が断続的
に多重され、前記添付データはデータ片の全部が蓄積さ
れなければ有効に利用できないものであり、前記有効性
判断手段は前記データ片の全部が蓄積されている場合に
添付データを有効に利用できると判断し前記データ片の
一部でも蓄積されていない場合に添付データを有効に利
用できないと判断し、前記停止制御手段は前記番組スト
リームの受信を止めさせることによって前記番組の表示
を止めさせると同時に前記データ片の蓄積を止めさせる
ことを特徴とすることもできる。
【0145】これによって、添付データのスポンサーが
視聴者に視聴させたい番組の途中で、視聴者がチャンネ
ルを切り替える等その番組の視聴を止めた場合は添付デ
ータの蓄積が中止される。従って、スポンサーが視聴さ
せたい番組の全部を視聴した視聴者のみが添付データの
全部を取得することができるので、添付データを利用し
たい視聴者にその番組の全部を視聴させることができ
る。
【0146】(C)また、(B)において、前記番組ス
トリームには、さらに、前記データ片の放送終了時刻を
示す制御データが繰返し多重され、前記分離手段は、さ
らに、抽出された番組ストリームから前記制御データを
分離し、前記有効性判断手段は現在時刻を計時する計時
手段を含み、前記有効性判断手段は計時手段が計時する
現在時刻が分離された制御データが示す放送終了時刻を
経過している場合を添付データのデータ片の全部が蓄積
されている場合とし前記現在時刻が前記放送終了時刻を
経過していない場合を添付データのデータ片の一部でも
蓄積されていない場合とすることを特徴とすることもで
きる。
【0147】これによって、現在時刻と放送終了時刻と
を比較することで蓄積が完了したか否かを容易に判断す
ることができる。 (D)また、(A)において、前記番組ストリームには
視聴者に視聴させるべき番組に対応する番組データの一
部に添付データが多重され、さらに、前記番組の放送終
了時刻を示す制御データが繰返し多重され、前記分離手
段は、さらに、抽出された番組ストリームから前記制御
データを分離し、前記有効性判断手段は現在時刻を計時
する計時手段を含み、前記有効性判断手段は計時手段が
計時する現在時刻が分離された制御データが示す放送終
了時刻を経過している場合に有効に利用できると判断し
前記現在時刻が前記放送終了時刻を経過していない場合
に有効に利用できないと判断し、前記停止制御手段は前
記番組の表示を止めさせると同時に前記蓄積手段が蓄積
した添付データを消去することを特徴とすることもでき
る。
【0148】これによって、添付データの送信がたとえ
終了していても、視聴者が番組を放送終了時刻まで視聴
しない場合は添付データが消去される。従って、放送終
了時刻まで番組を視聴した視聴者のみが添付データを消
去されることなく利用することができるので、添付デー
タを利用したい視聴者にその番組を放送終了時刻まで視
聴させることができる。
【0149】(E)また、(D)において、前記添付デ
ータは所定のアルゴリズムで暗号化されており復号しな
ければ有効に利用できないものであり、前記ディジタル
放送受信装置は、さらに、計時手段が計時する現在時刻
が分離された制御データが示す放送終了時刻を経過する
か否かを選択受付け手段が前記番組の表示を止める選択
を受付けるまで監視する終了時刻監視手段と、終了時刻
監視手段が放送終了時刻を経過したと判断した場合にの
み蓄積手段により蓄積された添付データを復号して有効
に利用できるものにする復号手段とを備えることを特徴
とすることもできる。
【0150】これによって、添付データの送信がたとえ
終了していても、視聴者が番組を放送終了時刻まで視聴
しない場合は添付データが復号されない。従って、放送
終了時刻まで番組を視聴した視聴者のみが添付データを
を復号して利用することができるので、添付データを利
用したい視聴者にその番組を放送終了時刻まで視聴させ
ることができる。
【0151】(F)また、(A)において、前記添付デ
ータは所定の鍵データにより暗号化されておりその鍵デ
ータが無ければ有効に利用できないものであり、前記番
組ストリームには、さらに、視聴者に視聴させるべき番
組に対応する番組データに前記鍵データが多重され、前
記分離手段は、さらに、受信された番組ストリームから
前記鍵データを分離し、前記蓄積手段は、さらに、分離
された鍵データを記憶装置に蓄積し、前記有効性判断手
段は前記鍵データが蓄積されている場合に添付データを
有効に利用できると判断し前記鍵データが蓄積されてい
ない場合に添付データを有効に利用できないと判断し、
前記停止制御手段は前記番組ストリームの受信を止めさ
せることによって前記番組の表示を止めさせると同時に
前記鍵データの蓄積を止めさせることを特徴とすること
もできる。
【0152】これによって、添付データの送信がたとえ
終了していても、添付データのスポンサーが番組の中で
視聴者に視聴させたい部分に鍵データが多重されている
ので、視聴者がその部分を視聴しない場合は鍵データを
取得できず添付データを復号できない。従って、スポン
サーが視聴させたい部分を視聴した視聴者のみが添付デ
ータを有効に利用することができるので、添付データを
利用したい視聴者にその部分を視聴させることができ
る。
【0153】また、鍵データを添付データ毎に変更でき
るので安全性が高い。 (G)また、(F)において、前記番組ストリームには
視聴者に視聴させるべき番組に対応する番組データの複
数ヶ所に前記鍵データが分割された分割鍵データがそれ
ぞれ多重され、前記分離手段は受信された番組ストリー
ムから順次前記分割鍵データを分離し、前記蓄積手段は
分離された分割鍵データを記憶装置に順次蓄積して前記
鍵データを復元し、前記ディジタル放送受信装置は、さ
らに、蓄積された添付データを蓄積され復元された鍵デ
ータに基づいて復号する復号手段を備えることを特徴と
することもできる。
【0154】これによって、添付データの送信がたとえ
終了していても、添付データのスポンサーが番組の中で
視聴者に視聴させたい複数ヶ所に分割鍵データがそれぞ
れ多重されているので、視聴者がその複数ヶ所を全部視
聴しない場合は鍵データを取得できず添付データを復号
できない。従って、スポンサーが視聴させたい複数ヶ所
を全部視聴した視聴者のみが添付データを有効に利用す
ることができるので、添付データを利用したい視聴者に
その複数ヶ所を全部視聴させることができる。
【0155】例えば、その複数ヶ所がCMの放送時間に
なっていれば、視聴者はCMだけは必ず見なければなら
ないが番組本編放送中はチャンネルを切り替えることが
できる。 (H)また、(A)〜(G)の前記蓄積手段は、前記番
組における添付データの蓄積を開始する指示を視聴者に
要求する場合において視聴者から添付データの蓄積を開
始する指示を受付けた場合に蓄積を開始することを特徴
とすることもできる。
【0156】これによって、番組の初期の一部を視聴者
が見ることにより、視聴者に添付データの蓄積を開始す
る指示を行なわせることができるので添付データを利用
したい視聴者にその番組を意識的に視聴させることがで
きる。また、指示がない場合には蓄積しないので不要な
処理をしなくて済み、さらには、添付データを利用した
くない視聴者が番組の視聴を止める指示をした場合にい
ちいちメッセージを表示しないので煩わしくない。
【0157】(I)また、(A)〜(G)において、前
記番組ストリームには、さらに、添付データの蓄積を開
始する指示を視聴者に要求するオン・スクリーン・ディ
スプレイ用のデータを含む制御データが多重され、前記
分離手段は、さらに、受信された番組ストリームから前
記制御データを分離し、前記表示制御手段は、さらに、
分離された制御データが含むオン・スクリーン・ディス
プレイ用のデータに基づいて添付データの蓄積を開始す
る指示を視聴者に要求するオン・スクリーン・ディスプ
レイ表示を表示装置に表示させ、前記蓄積手段は視聴者
から添付データの蓄積を開始する指示を受付けた場合に
蓄積を開始することを特徴とすることもできる。
【0158】これによって、オン・スクリーン・ディス
プレイを視聴者が見ることにより、上記(H)と同様の
効果か得られる。 (J)また、(I)において、前記表示制御手段は、さ
らに、視聴者からの入力に基づいてオン・スクリーン・
ディスプレイの表示/非表示を切替える切替え手段を含
むことを特徴とすることもできる。
【0159】これによって、視聴者はオン・スクリーン
・ディスプレイの表示/非表示を切替えることができる
ので、添付データにまったく興味のない視聴者はオン・
スクリーン・ディスプレイを非表示にしておけば、不要
な表示を見ることなく番組を視聴できる。 (K)また、(A)〜(G)において、前記受信手段は
番組ガイド情報が多重された番組ガイドストリームを受
信し、前記分離手段は、さらに、受信された番組ガイド
ストリームから番組ガイド情報を分離し、前記表示制御
手段は、さらに、分離された番組ガイド情報に基づいて
番組ガイドを表示装置に表示させ、前記ディジタル放送
受信装置は、さらに、表示制御手段により表示された番
組ガイドに基づいて前記添付データの蓄積を指示する予
約を視聴者から受付けてこれに対応する予約情報を記憶
する予約情報記憶手段と、前記予約情報に従って対応す
る番組ストリームを前記受信手段に受信させる受信制御
手段とを備えることを特徴とすることもできる。
【0160】これによって、視聴者は予め蓄積したい添
付データを持つ番組を番組ガイドに基づいて予約できる
ので見忘れを防止でき、また、添付データを利用したい
視聴者にその番組を最初から視聴させることができる。 (L)また、(A)、(B)において、前記ディジタル
放送受信装置は、さらに、受信された番組ストリームを
録画する番組ストリーム録画手段を備え、前記分離手段
は受信され録画された番組ストリームから番組と添付デ
ータとを順次分離し、前記停止指示受付け手段は前記番
組を通常スピードで表示させるのを止める指示を受付
け、前記有効性判断手段は前記番組を通常スピードで表
示させるのを止める指示を受付けた時に視聴者に視聴さ
せるべき番組を通常スピードで最後まで表示している場
合に蓄積された添付データを有効に利用できると判断し
視聴者に視聴させるべき番組を通常スピードで最後まで
表示していない場合に蓄積された添付データを有効に利
用できないと判断し、前記選択受付け手段は前記番組を
通常スピードで表示させるのを止めると蓄積された添付
データを有効に利用できないがそれでも通常スピードで
表示させるのを止めるか及び止める指示を取り消すかの
何れかの選択を要求する旨のメッセージを表示装置に表
示させ、前記停止制御手段は有効性判断手段が蓄積され
た添付データを有効に利用できると判断した場合及び選
択受付け手段が前記番組を通常スピードで表示させるの
を止める選択を受付けた場合にのみ前記番組を通常スピ
ードで表示させるのを止めさせると同時に前記添付デー
タの蓄積を止めさせることを特徴とすることもできる。
【0161】これによって、録画機能を用いて番組スト
リームを記憶し再生する場合に、番組を早送り再生等の
通常スピード以外で視聴すると添付データの蓄積が中止
される。従って、スポンサーが視聴させたい番組を通常
スピードで再生した視聴者のみが添付データを取得する
ことができるので、添付データを利用したい視聴者にそ
の番組を通常スピードで再生させ視聴させることができ
る。
【0162】(M)本発明に係るディジタル放送送信装
置は、番組ストリームを送信するディジタル放送送信装
置であって、視聴者に視聴させるべき番組そのものの情
報である番組データと前記番組の視聴と引換えに視聴者
に提供される添付データとを入手する入手手段と、前記
番組データの最初から最後まで前記添付データを分割し
て断続的に多重して番組ストリームを生成する多重手段
と、生成された番組ストリームを送信する送信手段とを
備えることを特徴とする。
【0163】これによって、番組データの最初から最後
まで断続的に添付データを多重するので、番組データと
比較してデータ量の少ない添付データを放送する場合に
おいても視聴者は番組の最初から最後までを視聴しなけ
れば添付データの全部を蓄積できない。従って、スポン
サーが視聴させたい番組の全部を視聴した視聴者のみが
添付データを取得することができるので、添付データを
利用したい視聴者にその番組の全部を視聴させることが
できる。
【0164】(N)また、(M)において、前記多重手
段は、さらに、前記添付データの放送終了時刻を示す制
御データを繰返し多重することを特徴とすることもでき
る。これによって、さらに添付データの放送終了時刻を
多重するので受信装置側で現在時刻と比較することで蓄
積が完了したか否かを容易に判断することができる。
【0165】(O)本発明に係るディジタル放送送信装
置は、番組ストリームを送信するディジタル放送送信装
置であって、視聴者に視聴させるべき番組そのものの情
報である番組データと前記番組の視聴と引換えに視聴者
に提供される添付データとを入手する入手手段と、前記
番組データの一部に前記添付データを多重し前記番組の
放送終了時刻を示す制御データを繰返し多重して番組ス
トリームを生成する多重手段と、生成された番組ストリ
ームを送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0166】これによって、放送終了時刻を多重するの
で、受信装置側で現在時刻と比較することで視聴させる
べき番組の放送終了時刻を容易に判断することができ、
添付データの送信が放送終了時刻よりも前に終了して
も、視聴者が番組を放送終了時刻まで視聴しない場合は
添付データを有効に利用できないようにすることもでき
る。
【0167】(P)本発明に係るディジタル放送送信装
置は、番組ストリームを送信するディジタル放送送信装
置であって、番組そのものの情報である番組データと所
定の鍵データにより暗号化された前記番組の視聴と引換
えに視聴者に提供される添付データとその鍵データとを
入手する入手手段と、前記番組データに前記添付データ
を多重し視聴者に視聴させるべき番組に対応する番組デ
ータの少なくとも一ヶ所に前記鍵データを多重して番組
ストリームを生成する多重手段と、生成された番組スト
リームを送信する送信手段とを備えることを特徴とす
る。
【0168】これによって、添付データのスポンサーが
番組の中で視聴者に視聴させたい部分に鍵データを多重
するので、視聴者はその部分を視聴しなければ鍵データ
を取得できず添付データを復号できない。従って、スポ
ンサーが視聴させたい部分を視聴した視聴者のみが添付
データを復号して利用することができるので、添付デー
タを利用したい視聴者にその部分を視聴させることがで
きる。
【0169】また、鍵データを添付データ毎に変更でき
るので安全性が高い。 (Q)また、(P)において、前記多重手段は視聴者に
視聴させるべき番組に対応する番組データの複数ヶ所に
前記鍵データが分割された分割鍵データをそれぞれ多重
することを特徴とすることもできる。これによって、添
付データのスポンサーが番組の中で視聴者に視聴させた
い複数ヶ所に分割鍵データをそれぞれ多重するので、視
聴者はその複数ヶ所を全部視聴しなければ鍵データを取
得できず添付データを復号できない。
【0170】従って、スポンサーが視聴させたい複数ヶ
所を全部視聴した視聴者のみが添付データを有効に利用
することができるので、添付データを利用したい視聴者
にその複数ヶ所を全部視聴させることができる。例え
ば、その複数ヶ所をCMの放送時間にすれば、視聴者は
CMだけは必ず見なければならないが番組本編放送中は
チャンネルを切り替えることができる。
【0171】(R)本発明に係るコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体は、番組の視聴情報である番組データと
前記番組の視聴を条件に視聴者に提供されるべき添付デ
ータとが多重された番組ストリームを受信して前記番組
データに基づく番組を表示装置に表示させ前記添付デー
タを記憶装置に蓄積させる為のディジタル放送受信プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
であって、コンピュータに、前記番組ストリームを順次
受信する受信ステップと、受信された番組ストリームか
ら前記番組データと前記添付データとを順次分離する分
離ステップと、分離された番組データを用いて前記番組
を表示装置に表示させる表示制御ステップと、分離され
た添付データを順次蓄積する蓄積ステップと、前記番組
の表示を止める指示を視聴者から受付ける停止指示受付
けステップと、前記番組の表示を止める指示を受付けた
時に前記番組の表示が最後まで終了している場合に蓄積
された添付データを有効に利用できると判断し前記番組
の表示が最後まで終了していない場合に蓄積された添付
データを有効に利用できないと判断する有効性判断ステ
ップと、有効性判断ステップで蓄積された添付データを
有効に利用できないと判断した場合には前記番組の表示
を止めると蓄積された添付データを有効に利用できない
がそれでも表示を止めるか及び止める指示を取り消すか
の何れかの選択を要求する旨のメッセージを表示装置に
表示させそのメッセージの表示に基づく選択を受付ける
選択受付けステップと、有効性判断ステップで蓄積され
た添付データを有効に利用できると判断した場合及び選
択受付けステップで前記番組の表示を止める選択を受付
けた場合にのみ前記番組の表示を止めさせる停止制御ス
テップとを実行させるためのディジタル放送受信プログ
ラムを記録することを特徴とする。
【0172】これによって、上記(A)と同様の効果を
得ることができる。 (S)本発明に係るコンピュータ読み取り可能な記憶媒
体は、番組ストリームを送信するさせるためのディジタ
ル放送送信プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体であって、コンピュータに、視聴者に視
聴させるべき番組そのものの情報である番組データと前
記番組の視聴と引換えに視聴者に提供される添付データ
とを入手する入手ステップと、前記番組データの最初か
ら最後まで前記添付データを分割して断続的に多重して
番組ストリームを生成する多重ステップと、生成された
番組ストリームを送信する送信ステップとを実行させる
ためのディジタル放送送信プログラムを記録することを
特徴とする。
【0173】これによって、上記(M)と同様の効果を
得ることができる。 (T)本発明に係るコンピュータ読み取り可能な記憶媒
体は、番組ストリームを送信するさせるためのディジタ
ル放送送信プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体であって、コンピュータに、視聴者に視
聴させるべき番組そのものの情報である番組データと前
記番組の視聴と引換えに視聴者に提供される添付データ
とを入手する入手ステップと、前記番組データの一部に
前記添付データを多重し前記番組の放送終了時刻を示す
制御データを繰返し多重して番組ストリームを生成する
多重ステップと、生成された番組ストリームを送信する
送信ステップとを実行させるためのディジタル放送送信
プログラムを記録することを特徴とする。
【0174】これによって、上記(O)と同様の効果を
得ることができる。 (U)本発明に係るコンピュータ読み取り可能な記憶媒
体は、番組ストリームを送信するさせるためのディジタ
ル放送送信プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体であって、コンピュータに、番組そのも
のの情報である番組データと所定の鍵データにより暗号
化された前記番組の視聴と引換えに視聴者に提供される
添付データとその鍵データとを入手する入手ステップ
と、前記番組データに前記添付データを多重し視聴者に
視聴させるべき番組に対応する番組データの少なくとも
一ヶ所に前記鍵データを多重して番組ストリームを生成
する多重ステップと、生成された番組ストリームを送信
する送信ステップとを実行させるためのディジタル放送
送信プログラムを記録することを特徴とする。
【0175】これによって、上記(P)と同様の効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るディジタル放送番
組送信装置の構成を概略的に示す図である。
【図2】ダウンロード制御データの構成を示す図であ
る。
【図3】添付データストリームを示す図である。
【図4】番組ストリームの多重状態を概略的に示す図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態1に係るディジタル放送番
組受信装置の構成を概略的に示す図である。
【図6】ダウンロードメッセージ記憶部110に記憶さ
れたダウンロードメッセージの例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係る添付データのダウ
ンロード処理の開始及び中止に関するフローチャートを
示す図である。
【図8】ダウンロード制御データの構成を示す図であ
る。
【図9】本発明の実施の形態2に係るディジタル放送番
組受信装置の構成を概略的に示す図である。
【図10】本発明の実施の形態2に係る添付データのダ
ウンロード処理の開始及び中止に関するフローチャート
を示す図である。
【図11】(a)、(b)はダウンロード制御データの
構成を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態3に係るディジタル放送
番組受信装置の構成を概略的に示す図である。
【図13】本発明の実施の形態3に係る添付データのダ
ウンロード処理の開始及び中止に関するフローチャート
を示す図である。
【図14】(a)、(b)はダウンロード制御データの
構成を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態4に係るディジタル放送
番組受信装置の構成を概略的に示す図である。
【図16】本発明の実施の形態5に係るディジタル放送
番組送信装置の構成を概略的に示す図である。
【図17】EPGデータの構成を示す図である。
【図18】本発明の実施の形態5に係るディジタル放送
番組受信装置の構成を概略的に示す図である。
【図19】番組受信予約データの構成を示す図である。
【図20】本発明の実施の形態5に係る添付データのダ
ウンロード予約に関するフローチャートを示す図であ
る。
【図21】表示されるEPGの表示例を示す図である。
【図22】表示されるEPGの表示例を示す図である。
【図23】本発明の実施の形態5に係る添付データのダ
ウンロード予約に基づくダウンロードに関するフローチ
ャートを示す図である。
【図24】本発明の実施の形態6に係るディジタル放送
番組受信装置の構成を概略的に示す図である。
【図25】本発明の実施の形態6に係る再生時における
添付データのダウンロード処理の開始及び中止に関する
フローチャートを示す図である。
【符号の説明】
100 ディジタル放送番組受信装置 101 選局部 102 入力部 103 表示部 104 分離部 105 AVデコーダ 106 添付データ記憶部 107 添付データデコーダ 108 ダウンロード制御データ記憶部 109 ダウンロード制御データデコーダ 110 ダウンロードメッセージ記憶部 111 基準クロックデコーダ 112 添付データ再生部 113 携帯型記憶媒体 114 添付データコピー部 115 制御部 180 ディジタル放送番組送信装置 181 入手部 182 AVエンコーダ 183 添付データエンコーダ 184 ダウンロード制御データエンコーダ 185 多重部 186 放送部 200 ディジタル放送番組受信装置 216 受信開始時刻記憶部 217 復号部 300 ディジタル放送番組受信装置 316 一時中断情報記憶部 317 鍵暗号復号部 400 ディジタル放送番組受信装置 416 OSD表示制御部 417 OSD表示切替え部 500 ディジタル放送番組受信装置 516 EPG記憶部 517 EPGデコーダ 518 番組受信予約データ記憶部 519 EPG制御部 580 ディジタル放送番組送信装置 589 EPGエンコーダ 600 ディジタル放送番組受信装置 616 番組ストリーム記憶部 617 再生制御部 618 再生モード監視部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三村 義祐 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C063 AA20 AB03 AB07 AC01 AC05 AC10 CA23 CA40 DA20 EB32 EB33 5C064 BA07 BB02 BC06 BC16 BC20 BD07

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 番組の視聴情報である番組データと前記
    番組の視聴を条件に視聴者に提供されるべき添付データ
    とが多重された番組ストリームを受信して、前記番組デ
    ータに基づく番組を表示装置に表示させ、前記添付デー
    タを記憶装置に蓄積するディジタル放送受信装置であっ
    て、 前記番組ストリームを順次受信する受信手段と、 受信された番組ストリームから、前記番組データと前記
    添付データとを順次分離する分離手段と、 分離された番組データを用いて、前記番組を表示装置に
    表示させる表示制御手段と、 分離された添付データを順次蓄積する蓄積手段と、 前記番組の表示を止める指示を、視聴者から受付ける停
    止指示受付け手段と、 前記番組の表示を止める指示を受付けた時に、前記番組
    の表示が最後まで終了している場合に蓄積された添付デ
    ータを有効に利用できると判断し、前記番組の表示が最
    後まで終了していない場合に蓄積された添付データを有
    効に利用できないと判断する有効性判断手段と、 有効性判断手段が蓄積された添付データを有効に利用で
    きないと判断した場合には、前記番組の表示を止めると
    蓄積された添付データを有効に利用できないがそれでも
    表示を止めるか、及び、止める指示を取り消すかの、何
    れかの選択を要求する旨のメッセージを表示装置に表示
    させ、そのメッセージの表示に基づく選択を受付ける選
    択受付け手段と、 有効性判断手段が蓄積された添付データを有効に利用で
    きると判断した場合、及び、選択受付け手段が前記番組
    の表示を止める選択を受付けた場合にのみ、前記番組の
    表示を止めさせる停止制御手段とを備えることを特徴と
    するディジタル放送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記番組ストリームには、視聴者に視聴
    させるべき番組に対応する番組データの最初から最後ま
    で、添付データを分割したデータ片が断続的に多重さ
    れ、 前記添付データは、データ片の全部が蓄積されなければ
    有効に利用できないものであり、 前記有効性判断手段は、前記データ片の全部が蓄積され
    ている場合に添付データを有効に利用できると判断し、
    前記データ片の一部でも蓄積されていない場合に添付デ
    ータを有効に利用できないと判断し、 前記停止制御手段は、前記番組ストリームの受信を止め
    させることによって、前記番組の表示を止めさせると同
    時に前記データ片の蓄積を止めさせることを特徴とする
    請求項1に記載のディジタル放送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記番組ストリームには、さらに、前記
    データ片の放送終了時刻を示す制御データが繰返し多重
    され、 前記分離手段は、さらに、抽出された番組ストリームか
    ら前記制御データを分離し、 前記有効性判断手段は、現在時刻を計時する計時手段を
    含み、 前記有効性判断手段は、計時手段が計時する現在時刻
    が、分離された制御データが示す放送終了時刻を経過し
    ている場合を添付データのデータ片の全部が蓄積されて
    いる場合とし、前記現在時刻が前記放送終了時刻を経過
    していない場合を添付データのデータ片の一部でも蓄積
    されていない場合とすることを特徴とする請求項2に記
    載のディジタル放送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記番組ストリームには、視聴者に視聴
    させるべき番組に対応する番組データの一部に添付デー
    タが多重され、さらに、前記番組の放送終了時刻を示す
    制御データが繰返し多重され、 前記分離手段は、さらに、抽出された番組ストリームか
    ら前記制御データを分離し、 前記有効性判断手段は、現在時刻を計時する計時手段を
    含み、 前記有効性判断手段は、計時手段が計時する現在時刻
    が、分離された制御データが示す放送終了時刻を経過し
    ている場合に有効に利用できると判断し、前記現在時刻
    が前記放送終了時刻を経過していない場合に有効に利用
    できないと判断し、 前記停止制御手段は、前記番組の表示を止めさせると同
    時に、前記蓄積手段が蓄積した添付データを消去するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のディジタル放送受信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記添付データは、所定のアルゴリズム
    で暗号化されており復号しなければ有効に利用できない
    ものであり、 前記ディジタル放送受信装置は、さらに、 計時手段が計時する現在時刻が、分離された制御データ
    が示す放送終了時刻を経過するか否かを、選択受付け手
    段が前記番組の表示を止める選択を受付けるまで監視す
    る終了時刻監視手段と、 終了時刻監視手段が放送終了時刻を経過したと判断した
    場合にのみ、蓄積手段により蓄積された添付データを復
    号して有効に利用できるものにする復号手段とを備える
    ことを特徴とする請求項4に記載のディジタル放送受信
    装置。
  6. 【請求項6】 前記添付データは、所定の鍵データによ
    り暗号化されておりその鍵データが無ければ有効に利用
    できないものであり、 前記番組ストリームには、さらに、視聴者に視聴させる
    べき番組に対応する番組データに前記鍵データが多重さ
    れ、 前記分離手段は、さらに、受信された番組ストリームか
    ら前記鍵データを分離し、 前記蓄積手段は、さらに、分離された鍵データを記憶装
    置に蓄積し、 前記有効性判断手段は、前記鍵データが蓄積されている
    場合に添付データを有効に利用できると判断し、前記鍵
    データが蓄積されていない場合に添付データを有効に利
    用できないと判断し、 前記停止制御手段は、前記番組ストリームの受信を止め
    させることによって、前記番組の表示を止めさせると同
    時に前記鍵データの蓄積を止めさせることを特徴とする
    請求項1に記載のディジタル放送受信装置。
  7. 【請求項7】 前記番組ストリームには、視聴者に視聴
    させるべき番組に対応する番組データの複数ヶ所に、前
    記鍵データが分割された分割鍵データがそれぞれ多重さ
    れ、 前記分離手段は、受信された番組ストリームから順次前
    記分割鍵データを分離し、 前記蓄積手段は、分離された分割鍵データを記憶装置に
    順次蓄積して前記鍵データを復元し、 前記ディジタル放送受信装置は、さらに、蓄積された添
    付データを蓄積され復元された鍵データに基づいて復号
    する復号手段を備えることを特徴とする請求項6に記載
    のディジタル放送受信装置。
  8. 【請求項8】 前記蓄積手段は、前記番組における添付
    データの蓄積を開始する指示を視聴者に要求する場合に
    おいて、視聴者から添付データの蓄積を開始する指示を
    受付けた場合に蓄積を開始することを特徴とする請求項
    1〜7の何れか1項に記載のディジタル放送受信装置。
  9. 【請求項9】 前記番組ストリームには、さらに、添付
    データの蓄積を開始する指示を視聴者に要求するオン・
    スクリーン・ディスプレイ用のデータを含む制御データ
    が多重され、 前記分離手段は、さらに、受信された番組ストリームか
    ら前記制御データを分離し、 前記表示制御手段は、さらに、分離された制御データが
    含むオン・スクリーン・ディスプレイ用のデータに基づ
    いて、添付データの蓄積を開始する指示を視聴者に要求
    するオン・スクリーン・ディスプレイ表示を表示装置に
    表示させ、 前記蓄積手段は、視聴者から添付データの蓄積を開始す
    る指示を受付けた場合に蓄積を開始することを特徴とす
    る請求項1〜7の何れか1項に記載のディジタル放送受
    信装置。
  10. 【請求項10】 前記表示制御手段は、さらに、 視聴者からの入力に基づいて、オン・スクリーン・ディ
    スプレイの表示/非表示を切替える切替え手段を含むこ
    とを特徴とする請求項9に記載のディジタル放送受信装
    置。
  11. 【請求項11】 前記受信手段は、番組ガイド情報が多
    重された番組ガイドストリームを受信し、 前記分離手段は、さらに、受信された番組ガイドストリ
    ームから番組ガイド情報を分離し、 前記表示制御手段は、さらに、分離された番組ガイド情
    報に基づいて、番組ガイドを表示装置に表示させ、 前記ディジタル放送受信装置は、さらに、 表示制御手段により表示された番組ガイドに基づいて、
    前記添付データの蓄積を指示する予約を視聴者から受付
    けて、これに対応する予約情報を記憶する予約情報記憶
    手段と、 前記予約情報に従って、対応する番組ストリームを前記
    受信手段に受信させる受信制御手段とを備えることを特
    徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のディジタル
    放送受信装置。
  12. 【請求項12】 前記ディジタル放送受信装置は、さら
    に、受信された番組ストリームを録画する番組ストリー
    ム録画手段を備え、 前記分離手段は、受信され録画された番組ストリームか
    ら番組と添付データとを順次分離し、 前記停止指示受付け手段は、前記番組を通常スピードで
    表示させるのを止める指示を受付け、 前記有効性判断手段は、前記番組を通常スピードで表示
    させるのを止める指示を受付けた時に、視聴者に視聴さ
    せるべき番組を通常スピードで最後まで表示している場
    合に蓄積された添付データを有効に利用できると判断
    し、視聴者に視聴させるべき番組を通常スピードで最後
    まで表示していない場合に蓄積された添付データを有効
    に利用できないと判断し、 前記選択受付け手段は、前記番組を通常スピードで表示
    させるのを止めると蓄積された添付データを有効に利用
    できないがそれでも通常スピードで表示させるのを止め
    るか、及び、止める指示を取り消すかの、何れかの選択
    を要求する旨のメッセージを表示装置に表示させ、 前記停止制御手段は、有効性判断手段が蓄積された添付
    データを有効に利用できると判断した場合、及び、選択
    受付け手段が前記番組を通常スピードで表示させるのを
    止める選択を受付けた場合にのみ、前記番組を通常スピ
    ードで表示させるのを止めさせると同時に前記添付デー
    タの蓄積を止めさせることを特徴とする請求項1〜2の
    何れか1項に記載のディジタル放送受信装置。
  13. 【請求項13】 番組ストリームを送信するディジタル
    放送送信装置であって、 視聴者に視聴させるべき番組そのものの情報である番組
    データと、前記番組の視聴と引換えに視聴者に提供され
    る添付データとを入手する入手手段と、 前記番組データの最初から最後まで、前記添付データを
    分割して断続的に多重して番組ストリームを生成する多
    重手段と、 生成された番組ストリームを送信する送信手段とを備え
    ることを特徴とするディジタル放送送信装置。
  14. 【請求項14】 前記多重手段は、さらに、前記添付デ
    ータの放送終了時刻を示す制御データを繰返し多重する
    ことを特徴とする請求項13に記載のディジタル放送送
    信装置。
  15. 【請求項15】 番組ストリームを送信するディジタル
    放送送信装置であって、 視聴者に視聴させるべき番組そのものの情報である番組
    データと、前記番組の視聴と引換えに視聴者に提供され
    る添付データとを入手する入手手段と、 前記番組データの一部に前記添付データを多重し、前記
    番組の放送終了時刻を示す制御データを繰返し多重して
    番組ストリームを生成する多重手段と、 生成された番組ストリームを送信する送信手段とを備え
    ることを特徴とするディジタル放送送信装置。
  16. 【請求項16】 番組ストリームを送信するディジタル
    放送送信装置であって、 番組そのものの情報である番組データと、所定の鍵デー
    タにより暗号化された前記番組の視聴と引換えに視聴者
    に提供される添付データと、その鍵データとを入手する
    入手手段と、 前記番組データに前記添付データを多重し、視聴者に視
    聴させるべき番組に対応する番組データの少なくとも一
    ヶ所に前記鍵データを多重して番組ストリームを生成す
    る多重手段と、 生成された番組ストリームを送信する送信手段とを備え
    ることを特徴とするディジタル放送送信装置。
  17. 【請求項17】 前記多重手段は、視聴者に視聴させる
    べき番組に対応する番組データの複数ヶ所に前記鍵デー
    タが分割された分割鍵データをそれぞれ多重することを
    特徴とする請求項15に記載のディジタル放送送信装
    置。
  18. 【請求項18】 番組の視聴情報である番組データと前
    記番組の視聴を条件に視聴者に提供されるべき添付デー
    タとが多重された番組ストリームを受信して、前記番組
    データに基づく番組を表示装置に表示させ、前記添付デ
    ータを記憶装置に蓄積させる為のディジタル放送受信プ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体であって、 コンピュータに、 前記番組ストリームを順次受信する受信ステップと、 受信された番組ストリームから、前記番組データと前記
    添付データとを順次分離する分離ステップと、 分離された番組データを用いて、前記番組を表示装置に
    表示させる表示制御ステップと、 分離された添付データを順次蓄積する蓄積ステップと、 前記番組の表示を止める指示を、視聴者から受付ける停
    止指示受付けステップと、 前記番組の表示を止める指示を受付けた時に、前記番組
    の表示が最後まで終了している場合に蓄積された添付デ
    ータを有効に利用できると判断し、前記番組の表示が最
    後まで終了していない場合に蓄積された添付データを有
    効に利用できないと判断する有効性判断ステップと、 有効性判断ステップで蓄積された添付データを有効に利
    用できないと判断した場合には、前記番組の表示を止め
    ると蓄積された添付データを有効に利用できないがそれ
    でも表示を止めるか、及び、止める指示を取り消すか
    の、何れかの選択を要求する旨のメッセージを表示装置
    に表示させ、そのメッセージの表示に基づく選択を受付
    ける選択受付けステップと、 有効性判断ステップで蓄積された添付データを有効に利
    用できると判断した場合、及び、選択受付けステップで
    前記番組の表示を止める選択を受付けた場合にのみ、前
    記番組の表示を止めさせる停止制御ステップとを実行さ
    せるためのディジタル放送受信プログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  19. 【請求項19】 番組ストリームを送信するさせるため
    のディジタル放送送信プログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記憶媒体であって、 コンピュータに、 視聴者に視聴させるべき番組そのものの情報である番組
    データと、前記番組の視聴と引換えに視聴者に提供され
    る添付データとを入手する入手ステップと、前記番組デ
    ータの最初から最後まで、前記添付データを分割して断
    続的に多重して番組ストリームを生成する多重ステップ
    と、 生成された番組ストリームを送信する送信ステップとを
    実行させるためのディジタル放送送信プログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  20. 【請求項20】 番組ストリームを送信するさせるため
    のディジタル放送送信プログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記憶媒体であって、 コンピュータに、 視聴者に視聴させるべき番組そのものの情報である番組
    データと、前記番組の視聴と引換えに視聴者に提供され
    る添付データとを入手する入手ステップと、 前記番組データの一部に前記添付データを多重し、前記
    番組の放送終了時刻を示す制御データを繰返し多重して
    番組ストリームを生成する多重ステップと、 生成された番組ストリームを送信する送信ステップとを
    実行させるためのディジタル放送送信プログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  21. 【請求項21】 番組ストリームを送信するさせるため
    のディジタル放送送信プログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記憶媒体であって、 コンピュータに、 番組そのものの情報である番組データと、所定の鍵デー
    タにより暗号化された前記番組の視聴と引換えに視聴者
    に提供される添付データと、その鍵データとを入手する
    入手ステップと、 前記番組データに前記添付データを多重し、視聴者に視
    聴させるべき番組に対応する番組データの少なくとも一
    ヶ所に前記鍵データを多重して番組ストリームを生成す
    る多重ステップと、 生成された番組ストリームを送信する送信ステップとを
    実行させるためのディジタル放送送信プログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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