JP2000184080A - テレコントロール装置 - Google Patents
テレコントロール装置Info
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- JP2000184080A JP2000184080A JP10360087A JP36008798A JP2000184080A JP 2000184080 A JP2000184080 A JP 2000184080A JP 10360087 A JP10360087 A JP 10360087A JP 36008798 A JP36008798 A JP 36008798A JP 2000184080 A JP2000184080 A JP 2000184080A
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- teleconverter
- temperature
- telecontrol device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者が外出先から、宅内の温度を知り、空
気調和機を運転させるべきか否か判断したり、空気調和
機の運転所定時間後に、室温を知り、意図通りに運転し
ているかを確認でき、空気調和機より離れたテレコンの
位置での温度情報を得て、空気調和機により正しい室温
制御させるテレコン装置を提供する。 【解決手段】 電話機9からの指令に基づき宅内機器1
を制御すべくテレコン信号を送信するテレコントロール
装置において、温度検知手段と、この温度検知手段の検
知した温度情報を周波数300〜3400Hzの可聴
音、あるいは音声へ変換し、受話器から聞ける報知手段
とを備えたものである。
気調和機を運転させるべきか否か判断したり、空気調和
機の運転所定時間後に、室温を知り、意図通りに運転し
ているかを確認でき、空気調和機より離れたテレコンの
位置での温度情報を得て、空気調和機により正しい室温
制御させるテレコン装置を提供する。 【解決手段】 電話機9からの指令に基づき宅内機器1
を制御すべくテレコン信号を送信するテレコントロール
装置において、温度検知手段と、この温度検知手段の検
知した温度情報を周波数300〜3400Hzの可聴
音、あるいは音声へ変換し、受話器から聞ける報知手段
とを備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話を介して宅内
機器を制御するテレコントロール装置(以下、テレコン
と称す)に関するものである。
機器を制御するテレコントロール装置(以下、テレコン
と称す)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種テレコンは、使用者が外出
先より携帯電話機、公災電話機等で宅内のテレコンを呼
び出し、所定のコードを入力して宅内機器を制御するも
のであり、無人の宅内の被制御機器が意図するように動
作したか、気にかかるものである。このためテレコンに
周囲の音を集めることのできる受音手段として、マイク
ロフォンを搭載し、被制御機器の発する音を聞くように
しているものがある。
先より携帯電話機、公災電話機等で宅内のテレコンを呼
び出し、所定のコードを入力して宅内機器を制御するも
のであり、無人の宅内の被制御機器が意図するように動
作したか、気にかかるものである。このためテレコンに
周囲の音を集めることのできる受音手段として、マイク
ロフォンを搭載し、被制御機器の発する音を聞くように
しているものがある。
【0003】例えば、被制御機器がテレコンの発する制
御信号を受信したときに出す受信音や該制御機器が出す
運転音を聞けるようにするなどである。最近は特に若者
の間で、携帯電話機が急速に普及しており、テレコンが
活躍する環境が整ってきている。
御信号を受信したときに出す受信音や該制御機器が出す
運転音を聞けるようにするなどである。最近は特に若者
の間で、携帯電話機が急速に普及しており、テレコンが
活躍する環境が整ってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の場合、空気調和
機など一般にテレコンで操作しようとする大抵の機器が
赤外線などを利用したワイヤレスリモートコントロール
(以下リモコンと称す)で操作できるようになってい
る。
機など一般にテレコンで操作しようとする大抵の機器が
赤外線などを利用したワイヤレスリモートコントロール
(以下リモコンと称す)で操作できるようになってい
る。
【0005】そして、リモコンで操作される機器はリモ
コン信号を受信したとき、”ピッ”という確認音を発
し、リモコン信号を受信したことを操作する人に報知す
るようになっているものである。一方テレコンでも、こ
のリモコンと同じ信号で被制御機器を制御すれば、少な
くとも被制御機器の受信部はそのまま使用できるメリッ
トがある。ところがリモコン送信に対して発せられる受
信部の確認音は一般に「ピッ」という耳障りのない音が
選ばれているが、この音の周波数は約4000Hzであ
る。
コン信号を受信したとき、”ピッ”という確認音を発
し、リモコン信号を受信したことを操作する人に報知す
るようになっているものである。一方テレコンでも、こ
のリモコンと同じ信号で被制御機器を制御すれば、少な
くとも被制御機器の受信部はそのまま使用できるメリッ
トがある。ところがリモコン送信に対して発せられる受
信部の確認音は一般に「ピッ」という耳障りのない音が
選ばれているが、この音の周波数は約4000Hzであ
る。
【0006】また、人間の会話にて発する声の周波数は
10〜5000Hzであるが、電話の伝送においては、
300〜3400Hzの周波数のみ伝送できる。これは
電話回線を使用する端末機に関する技術基準にて規制さ
れているからである。したがって4000Hzの確認音
をマイクロフォンが受音しても、電話回線で外の電話機
で操作している人に伝えることができないという問題が
あった。
10〜5000Hzであるが、電話の伝送においては、
300〜3400Hzの周波数のみ伝送できる。これは
電話回線を使用する端末機に関する技術基準にて規制さ
れているからである。したがって4000Hzの確認音
をマイクロフォンが受音しても、電話回線で外の電話機
で操作している人に伝えることができないという問題が
あった。
【0007】しかも、被制御宅内機器を例えば空気調和
機としたとき、使用者が外出先から、無人の宅内の温度
を確認できないため、空気調和機を運転させるべきか否
かの判断ができなかった。そのうえ、空気調和機をテレ
コンにて運転させて所定時間後に、外出先から宅内の温
度を確認できず、使用者の意図通りに、空気調和機が運
転しているかを知ることができなかった。
機としたとき、使用者が外出先から、無人の宅内の温度
を確認できないため、空気調和機を運転させるべきか否
かの判断ができなかった。そのうえ、空気調和機をテレ
コンにて運転させて所定時間後に、外出先から宅内の温
度を確認できず、使用者の意図通りに、空気調和機が運
転しているかを知ることができなかった。
【0008】さらに、空気調和機を制御できるテレコン
を備えていながら、その空気調和機より離れた位置の温
度情報を得て、該制御宅内機器をより有効に制御するこ
とができなかった。
を備えていながら、その空気調和機より離れた位置の温
度情報を得て、該制御宅内機器をより有効に制御するこ
とができなかった。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決したテレコ
ンを提供しようとするものである。
ンを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のテレコンは上記
課題を解決するために、温度検知手段と、この温度検知
手段の検知した温度情報を周波数300〜3400Hz
の可聴音へ変換し、受話器から聞ける検知手段とを備え
たものである。
課題を解決するために、温度検知手段と、この温度検知
手段の検知した温度情報を周波数300〜3400Hz
の可聴音へ変換し、受話器から聞ける検知手段とを備え
たものである。
【0011】また、前記可聴音が特に音声である場合で
あり、そして、温度検知手段を備え、該温度検知手段の
検知した温度情報を被制御宅内機器に送信するものであ
る。
あり、そして、温度検知手段を備え、該温度検知手段の
検知した温度情報を被制御宅内機器に送信するものであ
る。
【0012】そしてまた、ダイヤル信号の自動発信手段
と、電話番号記憶手段と、タイマー手段と、温度検知手
段と、該温度検知手段の検知した温度情報を周波数80
0〜3400Hzの可聴音または音声へ変換し、受話器
から聞ける報知手段とを備え、外出先からテレコンを呼
び出し操作した後、所定時間後にテレコンが前記温度情
報を所定の電話番号へ自動的にダイヤル発信するもので
ある。
と、電話番号記憶手段と、タイマー手段と、温度検知手
段と、該温度検知手段の検知した温度情報を周波数80
0〜3400Hzの可聴音または音声へ変換し、受話器
から聞ける報知手段とを備え、外出先からテレコンを呼
び出し操作した後、所定時間後にテレコンが前記温度情
報を所定の電話番号へ自動的にダイヤル発信するもので
ある。
【0013】さらに、温度検知手段の検知した温度情報
を、電話機に備えた表示装置に報知する手段とを備えた
ものであり、さらにまた、その表示装置が液晶であるも
のである。
を、電話機に備えた表示装置に報知する手段とを備えた
ものであり、さらにまた、その表示装置が液晶であるも
のである。
【0014】また、テレコンを呼び出し操作した後、所
定時間後にテレコンが温度情報を所定の電話番号へ自動
的にダイヤル発信させるか否かの選択をテレコントロー
ル装置に指示できるものである。
定時間後にテレコンが温度情報を所定の電話番号へ自動
的にダイヤル発信させるか否かの選択をテレコントロー
ル装置に指示できるものである。
【0015】そして、テレコンを呼び出し操作した後、
所定時間後にテレコンが温度情報を自動的にダイヤル発
信させる所定の電話番号をテレコンに指示できるもので
ある。
所定時間後にテレコンが温度情報を自動的にダイヤル発
信させる所定の電話番号をテレコンに指示できるもので
ある。
【0016】そしてまた、テレコンを呼び出し操作した
後、テレコンが温度情報を所定の電話番号へ自動的にダ
イヤル発信させる所定時間をテレコンに指示できるもの
である。
後、テレコンが温度情報を所定の電話番号へ自動的にダ
イヤル発信させる所定時間をテレコンに指示できるもの
である。
【0017】本発明によれば、例えば、被制御宅内機器
を空気調和機としたとき、使用者が外出先より携帯電話
機、公衆電話機等で宅内のテレコンを呼び出し、所定の
コードを入力して、宅内の温度を確認でき、空気調和機
を運転させるべきか否かの判断ができる。
を空気調和機としたとき、使用者が外出先より携帯電話
機、公衆電話機等で宅内のテレコンを呼び出し、所定の
コードを入力して、宅内の温度を確認でき、空気調和機
を運転させるべきか否かの判断ができる。
【0018】また、空気調和機をテレコンにて運転させ
て所定時間後に、外出先の公衆電話機等から宅内のテレ
コンを呼び出し、所定のコードを入力して、室内温度を
確認できれば、使用者の意図通りに、空気調和機が運転
しているかを知ることができ、安心できる。
て所定時間後に、外出先の公衆電話機等から宅内のテレ
コンを呼び出し、所定のコードを入力して、室内温度を
確認できれば、使用者の意図通りに、空気調和機が運転
しているかを知ることができ、安心できる。
【0019】そして、テレコンが感知している温度情報
を空気調和機に送信することで、空気調和機より離れた
テレコンの位置の温度情報を得て、室温のバラツキの少
ない空気調和機の制御ができる。
を空気調和機に送信することで、空気調和機より離れた
テレコンの位置の温度情報を得て、室温のバラツキの少
ない空気調和機の制御ができる。
【0020】そしてまた、外出先からテレコンを呼び出
し、例えば空気調和機を運転させるように操作すると、
その所定時間後のテレコン周辺の温度を、所定の電話番
号へ自動的にダイヤル発信し報知するものであり、頃合
を見張らかって、再び外出先から電話をかける煩わしさ
が解消でき、操作者はテレコンからの温度情報で、空気
調和機が意図通りに運転していることを知ることができ
る。昨今は携帯電話機が普及しており、このような機能
が一般的な仕様として受け入れられる時代になってい
る。
し、例えば空気調和機を運転させるように操作すると、
その所定時間後のテレコン周辺の温度を、所定の電話番
号へ自動的にダイヤル発信し報知するものであり、頃合
を見張らかって、再び外出先から電話をかける煩わしさ
が解消でき、操作者はテレコンからの温度情報で、空気
調和機が意図通りに運転していることを知ることができ
る。昨今は携帯電話機が普及しており、このような機能
が一般的な仕様として受け入れられる時代になってい
る。
【0021】さらに、可聴音または音声とは別に、電話
機に備えた表示装置に温度情報を報知する手段とを備え
ておけば、目視でも確認できる。携帯電話機には、液晶
の表示装置を備えているから、これを活用できる。
機に備えた表示装置に温度情報を報知する手段とを備え
ておけば、目視でも確認できる。携帯電話機には、液晶
の表示装置を備えているから、これを活用できる。
【0022】また、その時の都合、例えば多忙なときな
ど、によっては、温度情報のコールバックは、不要のと
きもあるから、所定時間後にテレコンが温度情報を所定
の電話番号へ自動的にダイヤル発信させるか否かを選択
できるのは便利である。
ど、によっては、温度情報のコールバックは、不要のと
きもあるから、所定時間後にテレコンが温度情報を所定
の電話番号へ自動的にダイヤル発信させるか否かを選択
できるのは便利である。
【0023】そして、温度情報を自動的にダイヤル発信
(コールバック)させる、所定時間、所定の電話番号を
テレコンに指示できるので便利である。
(コールバック)させる、所定時間、所定の電話番号を
テレコンに指示できるので便利である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るテレコンの実
施の形態について、赤外線リモコンと同じ信号をテレコ
ンからも送信し、制御される宅内機器としては空気調和
機に実施した場合について説明する。
施の形態について、赤外線リモコンと同じ信号をテレコ
ンからも送信し、制御される宅内機器としては空気調和
機に実施した場合について説明する。
【0025】図1は本発明のテレコンの実施の形態に係
る空気調和機、リモコン、電話機、テレコン等の関係を
示している。空気調和機1は通常、赤外線で指令信号を
送信するリモコン2で操作される。テレコン3はリモコ
ン2の置台の機能も兼ねていて、リモコン2と同じ赤外
線信号を、建物外にある他の電話機4の操作により、送
信して空気調和機1を制御する。建物外にある他の電話
機4は電話会社の交換機等電話回線5及び建物内の電話
端子に2股のモジュラーコネクタ6を介して、一方のモ
ジュラーコード7は電話機9に、他方のモジュラーコー
ド8はテレコン3にそれぞれ接続されている。
る空気調和機、リモコン、電話機、テレコン等の関係を
示している。空気調和機1は通常、赤外線で指令信号を
送信するリモコン2で操作される。テレコン3はリモコ
ン2の置台の機能も兼ねていて、リモコン2と同じ赤外
線信号を、建物外にある他の電話機4の操作により、送
信して空気調和機1を制御する。建物外にある他の電話
機4は電話会社の交換機等電話回線5及び建物内の電話
端子に2股のモジュラーコネクタ6を介して、一方のモ
ジュラーコード7は電話機9に、他方のモジュラーコー
ド8はテレコン3にそれぞれ接続されている。
【0026】図2は本発明のテレコンの実施の形態を示
す外形図であり、図2(a)は上面図、図2(b)は側
面図、図2(c)は底面図、図2(d)は側面図であ
り、それぞれ3角図法で記載されている。
す外形図であり、図2(a)は上面図、図2(b)は側
面図、図2(c)は底面図、図2(d)は側面図であ
り、それぞれ3角図法で記載されている。
【0027】図2において、モジュラソケット81に接
続されたモジュラーコード8から、電話会社の交換機等
電話回線5を経由して建物外にある他の電話機4と接続
されている。テレコン3には登録スイッチ32、電源ス
イッチ34、樹脂カバー38内部には電源が正常か否か
や、自動着信時と信号送信時とを区別した表示に使用す
る可視光発光ダイオードLED35、36、リモコン2
と同じ信号を送信し空気調和機を制御する、複数個から
なる赤外発光ダイオード37を備えている。
続されたモジュラーコード8から、電話会社の交換機等
電話回線5を経由して建物外にある他の電話機4と接続
されている。テレコン3には登録スイッチ32、電源ス
イッチ34、樹脂カバー38内部には電源が正常か否か
や、自動着信時と信号送信時とを区別した表示に使用す
る可視光発光ダイオードLED35、36、リモコン2
と同じ信号を送信し空気調和機を制御する、複数個から
なる赤外発光ダイオード37を備えている。
【0028】樹脂カバー38は赤外発光ダイオード37
の赤外光のうち特定周波数帯のみ通過させるフィルター
である。周囲の温度を取り込むサーミスターを備えた温
度検知回路20を内部に備えているため、底面部と樹脂
カバー部38には空気穴29、39を設けて空気の流れ
をつくり、周囲の空気温度を感知し易くしている。
の赤外光のうち特定周波数帯のみ通過させるフィルター
である。周囲の温度を取り込むサーミスターを備えた温
度検知回路20を内部に備えているため、底面部と樹脂
カバー部38には空気穴29、39を設けて空気の流れ
をつくり、周囲の空気温度を感知し易くしている。
【0029】ここで感知した温度を使用者が外出先から
受話器で聞ける報知手段に利用すると共に、空気調和機
の制御にも供している。なお、電源スイッチ34はプッ
シュロックタイプで、押釦を押した状態のONか、押釦
が上に飛び出ている状態のOFFかは目視確認できる。
受話器で聞ける報知手段に利用すると共に、空気調和機
の制御にも供している。なお、電源スイッチ34はプッ
シュロックタイプで、押釦を押した状態のONか、押釦
が上に飛び出ている状態のOFFかは目視確認できる。
【0030】33はリモコン23をテレコン3の上に置
いたとき、特に、壁などにテレコン3を垂直に設置した
場合にテレコン3が落ちないようにするための突起であ
り、突起33を横に倒すことで、引っ込めることもでき
る。なお、図示していないが、底面にはテレコン3を壁
などに垂直に設置するための引っかけ穴も設けている。
いたとき、特に、壁などにテレコン3を垂直に設置した
場合にテレコン3が落ちないようにするための突起であ
り、突起33を横に倒すことで、引っ込めることもでき
る。なお、図示していないが、底面にはテレコン3を壁
などに垂直に設置するための引っかけ穴も設けている。
【0031】送信用の赤外発光ダイオード37は垂直方
向に1個、垂直から40°傾けて、水平角50°毎に5
個の計6個からなり、赤外発光ダイオードの指向角半値
幅は25°のものである。このため、赤外発光ダイオー
ドの信号送信エリアは垂直エリアは垂直より25°及び
垂直より逆方向に70°の計95°であり、水平エリア
は250°である。そしてその到達距離は7m以上であ
る。
向に1個、垂直から40°傾けて、水平角50°毎に5
個の計6個からなり、赤外発光ダイオードの指向角半値
幅は25°のものである。このため、赤外発光ダイオー
ドの信号送信エリアは垂直エリアは垂直より25°及び
垂直より逆方向に70°の計95°であり、水平エリア
は250°である。そしてその到達距離は7m以上であ
る。
【0032】図3は本発明の第1及び第3の実施の形態
を示す制御回路の要部ブロック図である。
を示す制御回路の要部ブロック図である。
【0033】最近、テレコン3への暗証番号と呼出音回
数の設定について説明すると、テレコン3は、誤動作や
イタズラ防止のため、0〜9の数字4桁による暗証番号
を設けている。同じ電話回線に留守番電話などが接続さ
れている場合、違う番号にする。
数の設定について説明すると、テレコン3は、誤動作や
イタズラ防止のため、0〜9の数字4桁による暗証番号
を設けている。同じ電話回線に留守番電話などが接続さ
れている場合、違う番号にする。
【0034】また、建物外にある他の電話機4から自宅
に電話をかけてテレコン3を動作させるまでに呼出ベル
を何回鳴らすかの設定を行う。
に電話をかけてテレコン3を動作させるまでに呼出ベル
を何回鳴らすかの設定を行う。
【0035】そして、まず、所定のモジュラーコード8
などの接続後、テレコン3の電源スイッチ34をON
し、次に、電話機9にて177(天気予報)へダイヤル
する(電話機のダイヤルボタンを利用してテレコン3の
設定を行う準備であり、177に意味はない。)。そし
て、電話機9にてトーン信号に切り替える。なお、電話
機9がプッシュフォンの場合はトーン信号になっている
から切替は不要である。
などの接続後、テレコン3の電源スイッチ34をON
し、次に、電話機9にて177(天気予報)へダイヤル
する(電話機のダイヤルボタンを利用してテレコン3の
設定を行う準備であり、177に意味はない。)。そし
て、電話機9にてトーン信号に切り替える。なお、電話
機9がプッシュフォンの場合はトーン信号になっている
から切替は不要である。
【0036】次に、テレコン3の登録スイッチ32を押
す。この時、LED表示部16のLED35が点灯す
る。そして、電話機9にて「*釦」を押した後に暗証番
号4桁と「*釦」、更に呼出音回数設定用の数字2桁の
計6桁を続けてダイヤルする。なお、「*釦」とは電話
機にて「*」マークを90度回転させた形のマークで表
示されているものである。ここではこの正式なマークの
記載が難しいので、「*」マークで代用する。
す。この時、LED表示部16のLED35が点灯す
る。そして、電話機9にて「*釦」を押した後に暗証番
号4桁と「*釦」、更に呼出音回数設定用の数字2桁の
計6桁を続けてダイヤルする。なお、「*釦」とは電話
機にて「*」マークを90度回転させた形のマークで表
示されているものである。ここではこの正式なマークの
記載が難しいので、「*」マークで代用する。
【0037】そして、受話器から「ピポッ」と確認音が
鳴り、テレコン3のLED35が消灯し、暗証番号登録
と呼出音回数設定が完了したことを報知する。例えば、
暗証番号が5555で呼出音回数が8回を設定したいな
ら*5555*08とダイヤルする。
鳴り、テレコン3のLED35が消灯し、暗証番号登録
と呼出音回数設定が完了したことを報知する。例えば、
暗証番号が5555で呼出音回数が8回を設定したいな
ら*5555*08とダイヤルする。
【0038】なお、テレコン3の出荷時には暗証番号は
1234、呼出音の回数は7回で設定してある。
1234、呼出音の回数は7回で設定してある。
【0039】また、暗証番号と呼出音回数は一度設定す
ると、テレコン3の電源スイッチ34をOFFにした
り、電池を抜き取ったりしてもその記憶が消えないよう
にEEPROM19に記憶させてある。なお、暗証番号
の登録変更や、呼出回数の設定変更は、新規設定と同じ
操作で可能である。
ると、テレコン3の電源スイッチ34をOFFにした
り、電池を抜き取ったりしてもその記憶が消えないよう
にEEPROM19に記憶させてある。なお、暗証番号
の登録変更や、呼出回数の設定変更は、新規設定と同じ
操作で可能である。
【0040】そして、電話機9の電話を切る。また、テ
レコン3を使用しない場合は、その電源スイッチ34を
OFFとする。
レコン3を使用しない場合は、その電源スイッチ34を
OFFとする。
【0041】さらに、同じ電話回線に留守番電話機9な
どが接続セットされている場合でも、呼出音回数の設定
を留守番電話機9の方をテレコン3より小さい数にセッ
トしておくことで、留守番電話機9が先に着信し、留守
番電話機9とテレコン3が同じ電話回線で使用できる。
どが接続セットされている場合でも、呼出音回数の設定
を留守番電話機9の方をテレコン3より小さい数にセッ
トしておくことで、留守番電話機9が先に着信し、留守
番電話機9とテレコン3が同じ電話回線で使用できる。
【0042】テレコン3は電源スイッチ34を備え、電
源スイッチ34をONする度に、電源電圧検出回路14
にて読み取った電源電圧をマイコン11に取り込み、電
源電圧がDC5.4Vを越えていれば、電源電圧は正常
と判断し、LED表示部16のLED35が5秒間点灯
する。
源スイッチ34をONする度に、電源電圧検出回路14
にて読み取った電源電圧をマイコン11に取り込み、電
源電圧がDC5.4Vを越えていれば、電源電圧は正常
と判断し、LED表示部16のLED35が5秒間点灯
する。
【0043】なお、テレコン3としてはDC4.4V〜
6.8Vの電源電圧で動作するが、もし電源の電圧が
5.4V以下に下がっていたら、マイコン11は電源異
常と判断し、テレコン機能を停止させ、LED35を5
秒間点滅させ表示する。もちろん電池が完全に消耗して
いる場合等にはLED35は全く点灯しないし、テレコ
ン3も動作しない。
6.8Vの電源電圧で動作するが、もし電源の電圧が
5.4V以下に下がっていたら、マイコン11は電源異
常と判断し、テレコン機能を停止させ、LED35を5
秒間点滅させ表示する。もちろん電池が完全に消耗して
いる場合等にはLED35は全く点灯しないし、テレコ
ン3も動作しない。
【0044】さらに、電源電圧が正常であれば、続いて
EEPROM19から暗証番号と呼出音設定回数をマイ
コン11に読み込む。このとき先に設定して登録してあ
るはずの暗証番号と呼出音設定回数が消滅しているなど
のEEPROMエラーのときも、LED表示部16のL
ED35が10秒間点灯し報知する。
EEPROM19から暗証番号と呼出音設定回数をマイ
コン11に読み込む。このとき先に設定して登録してあ
るはずの暗証番号と呼出音設定回数が消滅しているなど
のEEPROMエラーのときも、LED表示部16のL
ED35が10秒間点灯し報知する。
【0045】なお、電源電圧のチェック、EEPROM
19のチェックは瞬時で完了するから、マイコン11の
指令に基づき、赤外線発光部17の赤外発光ダイオード
37よりテスト用のテレコン信号を送信する。本発明の
実施の形態では空気調和機1の運転停止を指令する信号
を送信する。電源電圧チェックの結果は時間をかけて表
示しているのである。
19のチェックは瞬時で完了するから、マイコン11の
指令に基づき、赤外線発光部17の赤外発光ダイオード
37よりテスト用のテレコン信号を送信する。本発明の
実施の形態では空気調和機1の運転停止を指令する信号
を送信する。電源電圧チェックの結果は時間をかけて表
示しているのである。
【0046】テレコン3から送信したテスト信号に対し
て、宅内機器が正常に制御されるかが、電源スイッチ3
4をONする度に確認できる。
て、宅内機器が正常に制御されるかが、電源スイッチ3
4をONする度に確認できる。
【0047】すなわち、テレコン3が正常に動作し、宅
内機器を正常に制御したか、例えば宅内機器の電源スイ
ッチがOFFになっていたり、送信された赤外線が宅内
機器に正常に届いたか、などが電源スイッチのONのた
びすなわち使用のたびに確認できる。赤外線信号を送信
するので、万一遮蔽物があったり、テレコンの設置が赤
外線の到達しにくい位置になっていれば大変であるが、
電源スイッチのONのたびに確認できる。また、テレコ
ン自身の電源が正常か否かの判断手段、表示手段を備え
ているから、例えば電池電源が正常か確認できる。
内機器を正常に制御したか、例えば宅内機器の電源スイ
ッチがOFFになっていたり、送信された赤外線が宅内
機器に正常に届いたか、などが電源スイッチのONのた
びすなわち使用のたびに確認できる。赤外線信号を送信
するので、万一遮蔽物があったり、テレコンの設置が赤
外線の到達しにくい位置になっていれば大変であるが、
電源スイッチのONのたびに確認できる。また、テレコ
ン自身の電源が正常か否かの判断手段、表示手段を備え
ているから、例えば電池電源が正常か確認できる。
【0048】また、電話機からの呼び出しの自動着信時
と電話機よりの信号判別結果に基づき宅内機器を制御す
べ<送信する信号送信時とを区別して表示する構成とし
たものであるから、外出先からテレコンを使用中に、在
宅の家人が電話機の使用を控えることができたり、テレ
コンの故障診断などに利用できる。
と電話機よりの信号判別結果に基づき宅内機器を制御す
べ<送信する信号送信時とを区別して表示する構成とし
たものであるから、外出先からテレコンを使用中に、在
宅の家人が電話機の使用を控えることができたり、テレ
コンの故障診断などに利用できる。
【0049】しかも、赤外線信号を送信するリモコン同
様、赤外線信号を送信して宅内機器を制御するから、リ
モコンの赤外線信号受信部がそのまま活用できる。
様、赤外線信号を送信して宅内機器を制御するから、リ
モコンの赤外線信号受信部がそのまま活用できる。
【0050】そのうえ、電源スイッチON時以外でも、
建物外にある他の電話機4からのテレコン操作により、
回線接続直後及びその後2分毎に、電源電圧をチェック
し、DC5.OV以下になれば、マイコン11は電源電
圧異常と判駁し、マイコン11の確認(拒絶)音発生部
で「ブー、ブー、ブー、」の警告音を作成し、建物外に
ある他の電話機4の受話器を通して警告すると共に、マ
イコン11の指令により1分後に電話回線を切る。これ
は、不確実なテレコン操作を防止するためである。した
がって「ブー、ブー、ブー、・・・」音が聞こえたら急
いでテレコン操作を終わらせる必要がある。
建物外にある他の電話機4からのテレコン操作により、
回線接続直後及びその後2分毎に、電源電圧をチェック
し、DC5.OV以下になれば、マイコン11は電源電
圧異常と判駁し、マイコン11の確認(拒絶)音発生部
で「ブー、ブー、ブー、」の警告音を作成し、建物外に
ある他の電話機4の受話器を通して警告すると共に、マ
イコン11の指令により1分後に電話回線を切る。これ
は、不確実なテレコン操作を防止するためである。した
がって「ブー、ブー、ブー、・・・」音が聞こえたら急
いでテレコン操作を終わらせる必要がある。
【0051】なお、電池を取り換えるなど、電源が投入
されたときには、リセット回路21により、マイコン1
1はリセットされる。それでもさらに電池交換時にはリ
セットスイッチ30を押し、リセットするように薦め、
念押ししている。
されたときには、リセット回路21により、マイコン1
1はリセットされる。それでもさらに電池交換時にはリ
セットスイッチ30を押し、リセットするように薦め、
念押ししている。
【0052】また、マイコン11を動作させる発振部1
8には周波数4.19メガヘルツの発振子Aと、周波数
32.768キロヘルツの発振子Bとの2つの発振子を
用意し、マイコン11内でそれぞれの発振回路を構成し
ている。通常は2つの発振回路共使用しているが、電源
スイッチ34をOFFしたとき及び電源スイッチ34が
ONされていても、テレコン3が電話受信待ちの間は周
波数32.768キロヘルツの発振子Bの発振回路のみ
動作させるスリーピングモードにしている。
8には周波数4.19メガヘルツの発振子Aと、周波数
32.768キロヘルツの発振子Bとの2つの発振子を
用意し、マイコン11内でそれぞれの発振回路を構成し
ている。通常は2つの発振回路共使用しているが、電源
スイッチ34をOFFしたとき及び電源スイッチ34が
ONされていても、テレコン3が電話受信待ちの間は周
波数32.768キロヘルツの発振子Bの発振回路のみ
動作させるスリーピングモードにしている。
【0053】一般にマイコン11は発振回路部分での電
力消費が大きく、かつ発振周波数が大きいとその電力消
費も大きくなる。発振子Aと発振子Bとで2つの発振回
路を動作させている通常の場合の消費電流がミリアンペ
アオーダーであるのに対して、発振子Bの発振回路のみ
動作させるスリーピングモードでは周波数が低いため、
マイコン11の動作が遅く、マイクロアンペアオーダー
の微小な電流しか消費しない。
力消費が大きく、かつ発振周波数が大きいとその電力消
費も大きくなる。発振子Aと発振子Bとで2つの発振回
路を動作させている通常の場合の消費電流がミリアンペ
アオーダーであるのに対して、発振子Bの発振回路のみ
動作させるスリーピングモードでは周波数が低いため、
マイコン11の動作が遅く、マイクロアンペアオーダー
の微小な電流しか消費しない。
【0054】このようにして、電力使用を削減すること
により、電池電源での使用を可能にしている。
により、電池電源での使用を可能にしている。
【0055】なお、本発明の実施の形態では電源スイッ
チOFF時でも、マイコンはスリーピングモードにして
微小電力を消費しているが、使用しないときには電源ス
イッチにて完全に電源をOFFとしてもよい。また、本
発明の実施の形態では電池電源としているが、商用電源
から電源トランスなどで低電圧とし、整流した直流電源
としてもよいことはいうまでもない。
チOFF時でも、マイコンはスリーピングモードにして
微小電力を消費しているが、使用しないときには電源ス
イッチにて完全に電源をOFFとしてもよい。また、本
発明の実施の形態では電池電源としているが、商用電源
から電源トランスなどで低電圧とし、整流した直流電源
としてもよいことはいうまでもない。
【0056】次にテレコン3の据え付け位置設定につい
て説明する。
て説明する。
【0057】まず、先に述べた送信用の赤外発光ダイオ
ード37の信号送信エリアを参考にして、壁掛けや卓上
などテレコン3の位置と向きを仮決定する。もちろん、
テレコン3と空気調和機1の赤外線信号受光部との間に
障害物がないことを確認して、その位置で電源スイッチ
34をONする(事前にテレコン3には直列に乾電池4
個を入れておく。)。
ード37の信号送信エリアを参考にして、壁掛けや卓上
などテレコン3の位置と向きを仮決定する。もちろん、
テレコン3と空気調和機1の赤外線信号受光部との間に
障害物がないことを確認して、その位置で電源スイッチ
34をONする(事前にテレコン3には直列に乾電池4
個を入れておく。)。
【0058】そして、電源スイッチ34をONすると、
テレコン3よりテスト用の空気調和機制御信号(以下テ
レコン信号という)を送信する。この実施の形態ではテ
スト用として空気調和機1の運転停止を指令する信号を
送信する。そして、空気調和機1がテレコン信号を受信
すると、リモコン信号受信時と同じく、「ピッ」とか
「ブッ」とかの信号受信音を発するので、また、空気調
和機1が運転中であったならその運転が停止すること
で、無事テレコン信号が機能したことが判断できる。こ
の場合、テレコン3の位置や向きを変えてこの動作を何
回か繰り返すことによって、最適な据え付け位置を決定
する。
テレコン3よりテスト用の空気調和機制御信号(以下テ
レコン信号という)を送信する。この実施の形態ではテ
スト用として空気調和機1の運転停止を指令する信号を
送信する。そして、空気調和機1がテレコン信号を受信
すると、リモコン信号受信時と同じく、「ピッ」とか
「ブッ」とかの信号受信音を発するので、また、空気調
和機1が運転中であったならその運転が停止すること
で、無事テレコン信号が機能したことが判断できる。こ
の場合、テレコン3の位置や向きを変えてこの動作を何
回か繰り返すことによって、最適な据え付け位置を決定
する。
【0059】次に空気調和機1を、建物外にある他の電
話機4から自宅に電話をかけてテレコン3を動作させ、
操作する方法について説明する。
話機4から自宅に電話をかけてテレコン3を動作させ、
操作する方法について説明する。
【0060】まず、外出する前にテレコン3の電源スイ
ッチ34をONにしておき、そして、トーン信号の出せ
る、建物外の電話機4からテレコン3を接続した電話番
号へダイヤルすると、電話回線5を介して、テレコン3
は呼出表示としてLED表示部16のLED36が1秒
ON(点灯)2秒OFF(消灯)の点滅表示する。この
際、建物外の電話機4にてトーン信号に切り替える。た
だし、外の電話機4がプッシュフォンの場合は最初から
トーン信号になっているから切替は不要である。
ッチ34をONにしておき、そして、トーン信号の出せ
る、建物外の電話機4からテレコン3を接続した電話番
号へダイヤルすると、電話回線5を介して、テレコン3
は呼出表示としてLED表示部16のLED36が1秒
ON(点灯)2秒OFF(消灯)の点滅表示する。この
際、建物外の電話機4にてトーン信号に切り替える。た
だし、外の電話機4がプッシュフォンの場合は最初から
トーン信号になっているから切替は不要である。
【0061】そして、呼出音が設定した回数に達した
後、自動着信部12にて、テレコン3に回線が接続さ
れ、マイコン11にある確認(拒絶)音発生部で「ピポ
ッ」という接続確認音を作成し、この接線確認音を建物
外の電話機4の受話器から聞くことでテレコン3に回線
が接続されたことを確認する。その後、テレコン3はト
ーン信号検出部13にて、トーン信号を検出する。
後、自動着信部12にて、テレコン3に回線が接続さ
れ、マイコン11にある確認(拒絶)音発生部で「ピポ
ッ」という接続確認音を作成し、この接線確認音を建物
外の電話機4の受話器から聞くことでテレコン3に回線
が接続されたことを確認する。その後、テレコン3はト
ーン信号検出部13にて、トーン信号を検出する。
【0062】次に、外の電話機4にて「*釦」に続き暗
証番号4桁と「*釦」を押してダイヤルすると、トーン
信号検出部18を介して、マイコン11は暗証番号が先
に登録しているものと合致するか否か判断し、合致した
ときは、確認(拒絶)音発生部で「ピポッ」という確認
音を作成し、建物外の電話機4の受話器から聞くことで
確認する。
証番号4桁と「*釦」を押してダイヤルすると、トーン
信号検出部18を介して、マイコン11は暗証番号が先
に登録しているものと合致するか否か判断し、合致した
ときは、確認(拒絶)音発生部で「ピポッ」という確認
音を作成し、建物外の電話機4の受話器から聞くことで
確認する。
【0063】このとき、最初に押した「*釦」は、上記
のトーン信号に切替のための操作で押す「*釦」とダブ
ル可能性があるため、「*釦」を続けて2回ダイヤルし
ても1回と同じ操作がされたものとマイコン11は理解
する。
のトーン信号に切替のための操作で押す「*釦」とダブ
ル可能性があるため、「*釦」を続けて2回ダイヤルし
ても1回と同じ操作がされたものとマイコン11は理解
する。
【0064】ここでサーミスターを備えた温度検知回路
20がONとなり、テレコン3周囲の温度がモニターで
きるようになる。電話回線を通じて操作者の受話器に伝
送することができるのはアナログ電話網の伝送周波数帯
域の関係で300〜3400Hzの範囲内である。そこ
で第1の実施の形態では、この検知した温度も基き、周
波数300〜3400Hzの可聴音からなる音声で、受
話器から聞ける報知手段とを備えたものである。
20がONとなり、テレコン3周囲の温度がモニターで
きるようになる。電話回線を通じて操作者の受話器に伝
送することができるのはアナログ電話網の伝送周波数帯
域の関係で300〜3400Hzの範囲内である。そこ
で第1の実施の形態では、この検知した温度も基き、周
波数300〜3400Hzの可聴音からなる音声で、受
話器から聞ける報知手段とを備えたものである。
【0065】そして、「ピポッ」という確認音に続き、
例えば、「ただいまの室温は・・度です。」と温度を報
知し、最後に「ピポッ」という確認音で終了するもので
ある。これは単に温度告知するもので、検知温度に従っ
て「・・」の箇所に温度をはめ込むのである。この場
合、1℃刻みで報知する方が分かり易いが、「5℃未
満」、「5℃を越え10℃未満」、「10℃を越え15
℃未満」、「15℃を越え20℃未満」、「20℃を越
え25℃未満」、「25℃を越え30℃未満」、「30
℃以上」などとおおまかな表現でも構わない。場合によ
っては、「ただいまの室温は10度です。暖房が必要で
す。20度にするには暖房開始後約15分かかりま
す。」などと温度告知に、所定室温に達するまでの時間
の情報を追加して告知することもできる。
例えば、「ただいまの室温は・・度です。」と温度を報
知し、最後に「ピポッ」という確認音で終了するもので
ある。これは単に温度告知するもので、検知温度に従っ
て「・・」の箇所に温度をはめ込むのである。この場
合、1℃刻みで報知する方が分かり易いが、「5℃未
満」、「5℃を越え10℃未満」、「10℃を越え15
℃未満」、「15℃を越え20℃未満」、「20℃を越
え25℃未満」、「25℃を越え30℃未満」、「30
℃以上」などとおおまかな表現でも構わない。場合によ
っては、「ただいまの室温は10度です。暖房が必要で
す。20度にするには暖房開始後約15分かかりま
す。」などと温度告知に、所定室温に達するまでの時間
の情報を追加して告知することもできる。
【0066】いずれにしても、あらかじめマイコン11
に、いくつかの音声を用意しておき、検知温度に従っ
て、そのいずれかを発生させるものである。なお、マイ
コン11は1チップマイコンに限らず、1チップマイコ
ンを該に、音声合成ICなどの専用ICを駆動させる制
御回路を含むものである。
に、いくつかの音声を用意しておき、検知温度に従っ
て、そのいずれかを発生させるものである。なお、マイ
コン11は1チップマイコンに限らず、1チップマイコ
ンを該に、音声合成ICなどの専用ICを駆動させる制
御回路を含むものである。
【0067】第2の実施の形態では、この検知した温度
を周波数300〜3400Hzの可聴音へ変換し、受話
器から聞ける報知手段を備えたものである。第1の実施
の形態のように、音声にて報知するのはコスト的に高価
になるため、温度を何らかの音記号で報知しようとする
ものである。
を周波数300〜3400Hzの可聴音へ変換し、受話
器から聞ける報知手段を備えたものである。第1の実施
の形態のように、音声にて報知するのはコスト的に高価
になるため、温度を何らかの音記号で報知しようとする
ものである。
【0068】そして、「ピポッ」という確認音に続き、
例えば、「ジ」(0.5秒の短音)と「ジー」(1.5
秒の長音)の組み合わせで、間には0.5秒の無音を挟
んだものを繰り返すことや、「ジー」(10秒の連続
音)を用いて温度を報知し、最後に「ピポッ」という確
認音で終了する。
例えば、「ジ」(0.5秒の短音)と「ジー」(1.5
秒の長音)の組み合わせで、間には0.5秒の無音を挟
んだものを繰り返すことや、「ジー」(10秒の連続
音)を用いて温度を報知し、最後に「ピポッ」という確
認音で終了する。
【0069】すなわち、「5℃未満」を「ピポッ、1秒
の無音、ジ、1秒の無音、ピポッ」の繰り返し、「5℃
を越え10℃未満」を「ピポッ、1秒の無音、ジー、
0.5秒の無音、ジ、1秒の騒音、ピポッ」の繰り返
し、「10℃を越え15℃未満」を「ピポッ、1秒の無
音、ジー、0.5秒の無音、ジー、0.5秒の無音、
ジ、1秒の無音、ピポッ」の繰り返し、「15℃を越え
20℃未満」を「ピポッ、1秒の無音、ジー、0.5の
無音、ジー、0.5秒の無音、ジー、0.5の無音、
ジ、1秒の無音、ピポッ」の繰り返し、「20℃を越え
25℃未満」を「ピポッ、1秒の無音、ジー、0.5秒
の無音、ジー、0.5秒の無音、ジー、0.5秒の無
音、ジー、0.5秒の無音、ジ、1秒の無音、ピポッ」
の繰り返し、「25℃を越え80℃未満」を「ピポッ、
1秒の無音、ジー、0.5秒の無音、ジー、0.5秒の
無音、ジー、0.5秒の無音、ジー、0.5秒の無音、
ジー、0.5秒の無音、ジ、1秒の無音、ピポッ」の繰
り返し、「30℃以上」を「ピポッ、1秒の無音、ジー
(10秒の連続音)、1秒の無音、ピポッ」とするなど
である。
の無音、ジ、1秒の無音、ピポッ」の繰り返し、「5℃
を越え10℃未満」を「ピポッ、1秒の無音、ジー、
0.5秒の無音、ジ、1秒の騒音、ピポッ」の繰り返
し、「10℃を越え15℃未満」を「ピポッ、1秒の無
音、ジー、0.5秒の無音、ジー、0.5秒の無音、
ジ、1秒の無音、ピポッ」の繰り返し、「15℃を越え
20℃未満」を「ピポッ、1秒の無音、ジー、0.5の
無音、ジー、0.5秒の無音、ジー、0.5の無音、
ジ、1秒の無音、ピポッ」の繰り返し、「20℃を越え
25℃未満」を「ピポッ、1秒の無音、ジー、0.5秒
の無音、ジー、0.5秒の無音、ジー、0.5秒の無
音、ジー、0.5秒の無音、ジ、1秒の無音、ピポッ」
の繰り返し、「25℃を越え80℃未満」を「ピポッ、
1秒の無音、ジー、0.5秒の無音、ジー、0.5秒の
無音、ジー、0.5秒の無音、ジー、0.5秒の無音、
ジー、0.5秒の無音、ジ、1秒の無音、ピポッ」の繰
り返し、「30℃以上」を「ピポッ、1秒の無音、ジー
(10秒の連続音)、1秒の無音、ピポッ」とするなど
である。
【0070】上記のマイコン11の音(音声)発生部で
作成させる音は、上記「ジ」(0.5秒の短音)、「ジ
ー」(1.5秒の長音)、「ジー」(10秒の連続音)
に限らず、周波数300〜3400Hzの可聴音であれ
ば、その周波数、音色、音声発生時間長や、無音の時間
長を変え、自由に使用できる。
作成させる音は、上記「ジ」(0.5秒の短音)、「ジ
ー」(1.5秒の長音)、「ジー」(10秒の連続音)
に限らず、周波数300〜3400Hzの可聴音であれ
ば、その周波数、音色、音声発生時間長や、無音の時間
長を変え、自由に使用できる。
【0071】このようにして、テレコン3周囲の温度を
電話回線5を通じて外の電話機4の受話器に伝送するの
で受話器にて室温情報を知ることができる。なお、テレ
コン3の温度報知状態は、その後の空気調和機1に操作
指令するための操作番号入力がなければ、3分間でマイ
コン11の指令により電話回線の接続を切ってしまう。
電話回線5を通じて外の電話機4の受話器に伝送するの
で受話器にて室温情報を知ることができる。なお、テレ
コン3の温度報知状態は、その後の空気調和機1に操作
指令するための操作番号入力がなければ、3分間でマイ
コン11の指令により電話回線の接続を切ってしまう。
【0072】もし、暗証番号が合致しないときは、マイ
コン11にある音(音声)発生部で”ブー”という拒絶
音(この音も周波数500Hzである。)を作成し、こ
の拒絶音を建物外の電話機4の受話器から聞くことで暗
証番号が合致しないことを知らされる。
コン11にある音(音声)発生部で”ブー”という拒絶
音(この音も周波数500Hzである。)を作成し、こ
の拒絶音を建物外の電話機4の受話器から聞くことで暗
証番号が合致しないことを知らされる。
【0073】この場合は、再度「*釦」を押した後に暗
証番号4桁と「*釦」を押してダイヤルする。暗証番号
が合致すると上記のように受け付けるが、3回暗証番号
が合致しないときは受話器から”ブー”という拒絶音が
聞こえた後、マイコン11の指令により電話回線の接続
を切ってしまう。
証番号4桁と「*釦」を押してダイヤルする。暗証番号
が合致すると上記のように受け付けるが、3回暗証番号
が合致しないときは受話器から”ブー”という拒絶音が
聞こえた後、マイコン11の指令により電話回線の接続
を切ってしまう。
【0074】続けて、空気調和機1に操作指令するため
の操作番号2桁と「*釦」を押して外の電話機4にてダ
イヤルすると、マイコン11は操作番号を判別し、操作
番号が所定の番号であれば、音(音声)発生部23で”
ピポッーという確認音を発し、この確認音を建物外の電
話機4の受話器から聞くことでテレコン3が指令を受け
取ったことを報知確認する。
の操作番号2桁と「*釦」を押して外の電話機4にてダ
イヤルすると、マイコン11は操作番号を判別し、操作
番号が所定の番号であれば、音(音声)発生部23で”
ピポッーという確認音を発し、この確認音を建物外の電
話機4の受話器から聞くことでテレコン3が指令を受け
取ったことを報知確認する。
【0075】このとき、マイコン11が赤外線発光部1
7を駆動し、赤外発光ダイオード37から、空気調和機
1を制御すべくリモコン信号と同じ所定の赤外線である
テレコン信号22を空気調和機1に向けて送信する。空
気調和機1がその指令信号を受信すると、空気調和機1
は「ピッ」とか「ブッ」とかの受信確認音を発する。ま
た、テレコン信号送信と同期してLED表示部16のL
ED35が点滅表示し、送信表示を行う。
7を駆動し、赤外発光ダイオード37から、空気調和機
1を制御すべくリモコン信号と同じ所定の赤外線である
テレコン信号22を空気調和機1に向けて送信する。空
気調和機1がその指令信号を受信すると、空気調和機1
は「ピッ」とか「ブッ」とかの受信確認音を発する。ま
た、テレコン信号送信と同期してLED表示部16のL
ED35が点滅表示し、送信表示を行う。
【0076】上記空気調和機1に操作指令するための操
作番号として本発明の実施の形態では「運転停止」を指
令したいときは、「操作番号00」、「自動運転ON
(加湿、換気ON)」を指令したいときは、「操作番号
01」、「加湿ON(加湿単独運転)」を指令したいと
きは、「操作番号02」、「換気ON(換気単独運
転)」を指令したいときは「操作番号08」としてい
る。
作番号として本発明の実施の形態では「運転停止」を指
令したいときは、「操作番号00」、「自動運転ON
(加湿、換気ON)」を指令したいときは、「操作番号
01」、「加湿ON(加湿単独運転)」を指令したいと
きは、「操作番号02」、「換気ON(換気単独運
転)」を指令したいときは「操作番号08」としてい
る。
【0077】もし、上記操作番号以外の2桁数字をダイ
ヤルすれば、マイコン11の指令により、「ブー」とい
う拒絶音が受話器から聞こえる。この場合も、再度「*
釦」に続き操作番号2桁と「*釦」を押して外の電話機
4にてダイヤルする。この操作は何回でも綴り返せる
が、最後の操作後3分以上経過したり、電話回線が接続
後10分経過すると、マイコン11の指令により電話回
線を切ってしまう。
ヤルすれば、マイコン11の指令により、「ブー」とい
う拒絶音が受話器から聞こえる。この場合も、再度「*
釦」に続き操作番号2桁と「*釦」を押して外の電話機
4にてダイヤルする。この操作は何回でも綴り返せる
が、最後の操作後3分以上経過したり、電話回線が接続
後10分経過すると、マイコン11の指令により電話回
線を切ってしまう。
【0078】なお、トーン信号入力が3分間なかった場
合には、マイコン11の指令により電話回線を切ってし
まうが、この3分間を例えば5分間に変える選択はマイ
コン11の入力端子がジャンパー線でLow(GND)
に接続されているか否かで選択できる。
合には、マイコン11の指令により電話回線を切ってし
まうが、この3分間を例えば5分間に変える選択はマイ
コン11の入力端子がジャンパー線でLow(GND)
に接続されているか否かで選択できる。
【0079】上記テレコン3にて宅内温度を知ったり、
空気認和機1を操作指示した後は、外の電話機4の電話
を切り終了する。空気調和機1にテレコン3にて操作指
示した後30分経過後頃に、外の電話機4の電話でテレ
コン3を呼び出し宅内温度を知れば、空気調和機1が指
示通りに運転されているかが確認できる。
空気認和機1を操作指示した後は、外の電話機4の電話
を切り終了する。空気調和機1にテレコン3にて操作指
示した後30分経過後頃に、外の電話機4の電話でテレ
コン3を呼び出し宅内温度を知れば、空気調和機1が指
示通りに運転されているかが確認できる。
【0080】なお、テレコン3の電源スイッチ34がO
FF状態、電池切れ、電池未挿入等の場合はテレコン3
は動作せず、外からの電話機4よりの呼出音が設定回教
に達しても回線の接続はしない。
FF状態、電池切れ、電池未挿入等の場合はテレコン3
は動作せず、外からの電話機4よりの呼出音が設定回教
に達しても回線の接続はしない。
【0081】次に、テレコン3で制御する空気調和機1
がテレコン3の赤外発光ダイオード37の信号到達範囲
内に複数個あって、そのうちの特定品のみをテレコン制
御したい場合、販売する特定機種の空気調和機にのみ反
応するテレコン3としたいときなどについて説明する。
がテレコン3の赤外発光ダイオード37の信号到達範囲
内に複数個あって、そのうちの特定品のみをテレコン制
御したい場合、販売する特定機種の空気調和機にのみ反
応するテレコン3としたいときなどについて説明する。
【0082】空気調和機のリモコン信号(赤外線信号)
が同一であれば、上記と同じですべての空気説和機に反
応してしまい、区別できない。そこでリモコンの場合
は、リモコンの送信機側のマイコンの入力端子にジャン
パー線を付けてLow(GND)に接続しているか否か
で区別し、異なった赤外線信号のリモコン信号とし、受
信側の空気調和機でも、マイコンの入力端子にジャンパ
ー線を付けてLow(GND)に接続しているか否か
で、どの信号に反応すべきか区別している。本発明の実
施の形態のテレコン3もこれと同じことで区別できるよ
うにしている。
が同一であれば、上記と同じですべての空気説和機に反
応してしまい、区別できない。そこでリモコンの場合
は、リモコンの送信機側のマイコンの入力端子にジャン
パー線を付けてLow(GND)に接続しているか否か
で区別し、異なった赤外線信号のリモコン信号とし、受
信側の空気調和機でも、マイコンの入力端子にジャンパ
ー線を付けてLow(GND)に接続しているか否か
で、どの信号に反応すべきか区別している。本発明の実
施の形態のテレコン3もこれと同じことで区別できるよ
うにしている。
【0083】また、空気調和機1の蓬転を停止操作して
きたのかどうかが外出先で気になることがある。また、
タイマーで運転開始を設定してきた空気調和機1が所定
通りに運転ONしているかどうか気になることがある。
これらの問題がテレコン3の温度検知とその報知により
解決できる。
きたのかどうかが外出先で気になることがある。また、
タイマーで運転開始を設定してきた空気調和機1が所定
通りに運転ONしているかどうか気になることがある。
これらの問題がテレコン3の温度検知とその報知により
解決できる。
【0084】次に他の電話機4から自宅に電話をかけて
テレコン3を動作させ、テレコン3の周辺の温度をモニ
ターする方法について、以下に記載する。
テレコン3を動作させ、テレコン3の周辺の温度をモニ
ターする方法について、以下に記載する。
【0085】まず、外出前にテレコン3の電源スイッチ
34をONにしておき、電話機4からテレコン3を接続
した電話番号へダイヤルすると、呼出音が設定した回数
に達した後、自動着信部12にて、テレコン3に回線が
接続され、「ピポッ」という接続確認音を受話器から聞
き、電話機4にて「*釦」に続き暗証番号4桁と「*
釦」を押してダイヤルする。暗証番号が先に登録してい
るものと合致すると、「ピポッ」という確認音を電話器
から聞ける。この段階でサーミスターを備えた温度検知
回路20がONとなり、周辺の温度を報知するため、電
話機4の受話器から温度情報を知ることができる。
34をONにしておき、電話機4からテレコン3を接続
した電話番号へダイヤルすると、呼出音が設定した回数
に達した後、自動着信部12にて、テレコン3に回線が
接続され、「ピポッ」という接続確認音を受話器から聞
き、電話機4にて「*釦」に続き暗証番号4桁と「*
釦」を押してダイヤルする。暗証番号が先に登録してい
るものと合致すると、「ピポッ」という確認音を電話器
から聞ける。この段階でサーミスターを備えた温度検知
回路20がONとなり、周辺の温度を報知するため、電
話機4の受話器から温度情報を知ることができる。
【0086】次に、テレコン本来の動作とは別に、温度
検知手段の検知した温度情報を空気調和機に送信する有
効な制御について説明する。
検知手段の検知した温度情報を空気調和機に送信する有
効な制御について説明する。
【0087】テレコン3は空気調和機1を制御する送信
機能を持っていて、そのテレコン3が周辺の温度情報を
持っているから、その温度情報を空気調和機1に送信す
るのは簡単である。テレコン3に受信機能を備えて、リ
モコン2から空気調和機1への運転ON信号をキャッチ
するとか、空気調和機1にも送信機能を備えて、空気調
和機1が運転を開始したときにテレコン3に報知するな
どで、空気調和機の運転をテレコン3がキャッチしたと
き、所定時間おきに、テレコン3より周辺の温度情報を
空気調和機1に送信して提供できる。場合によっては空
気調和機1よりの求めに応じて、テレコン3より空気調
和機1に温度情報を提供するようにしてもよい。
機能を持っていて、そのテレコン3が周辺の温度情報を
持っているから、その温度情報を空気調和機1に送信す
るのは簡単である。テレコン3に受信機能を備えて、リ
モコン2から空気調和機1への運転ON信号をキャッチ
するとか、空気調和機1にも送信機能を備えて、空気調
和機1が運転を開始したときにテレコン3に報知するな
どで、空気調和機の運転をテレコン3がキャッチしたと
き、所定時間おきに、テレコン3より周辺の温度情報を
空気調和機1に送信して提供できる。場合によっては空
気調和機1よりの求めに応じて、テレコン3より空気調
和機1に温度情報を提供するようにしてもよい。
【0088】または、空気調和機1が運転か否かに関係
なく、テレコン3の電源スイッチ34がONのときは、
空気調和機1に向け、その温度情報を定期的に送信する
ようにしてもよいし、液晶表示などで温度を表示する温
度計の機能を持たせ、在宅時の生活にも使用できるよう
にしてもよい。
なく、テレコン3の電源スイッチ34がONのときは、
空気調和機1に向け、その温度情報を定期的に送信する
ようにしてもよいし、液晶表示などで温度を表示する温
度計の機能を持たせ、在宅時の生活にも使用できるよう
にしてもよい。
【0089】そして、空気調和機1の本体位置での温度
情報に加えて、空気調和機1より離れた位置にあるテレ
コン3での温度情報により、室温バラツキの少ない室温
制御ができる。
情報に加えて、空気調和機1より離れた位置にあるテレ
コン3での温度情報により、室温バラツキの少ない室温
制御ができる。
【0090】次に第3の実施の形態について説明する
と、上記第1及び第2の実施の形態においては、外出先
から宅内のテレコン3を呼び出し、テレコン3の周囲の
温度を知ったり、テレコン3で空気調和機1の運転を制
御するものであったが、第3の実施の形態では、外出先
からテレコン3を呼び出し操作し、空気調和機1を運転
制御した所定時間後にテレコン3が温度情報を所定の電
話番号へ自動的にダイヤル発信(コールバック)するも
のである。上記第1及び第2の実施の形態にて説明した
ものと同じものについては、説明を省略し、第3の実施
の形態特有の内容のみ説明する。
と、上記第1及び第2の実施の形態においては、外出先
から宅内のテレコン3を呼び出し、テレコン3の周囲の
温度を知ったり、テレコン3で空気調和機1の運転を制
御するものであったが、第3の実施の形態では、外出先
からテレコン3を呼び出し操作し、空気調和機1を運転
制御した所定時間後にテレコン3が温度情報を所定の電
話番号へ自動的にダイヤル発信(コールバック)するも
のである。上記第1及び第2の実施の形態にて説明した
ものと同じものについては、説明を省略し、第3の実施
の形態特有の内容のみ説明する。
【0091】図4に第3の実施の形態の制御回路の要部
ブロック図を示している。第1及び第2の実施の形態の
図3と比較すると、EEPROM23がコールバック用
の所定時間及びコールバックの電話番号をも記憶してい
る点、コールバックのための自動発信部24が追加され
ている点が主な違いである。外出先にて、携帯電話機な
どの建物外の電話機4より、テレコン3を呼び出す。呼
出音が設定回数に達し、テレコン3に回線が接続され、
暗証番号が合致すると、テレコン3の温度検知回路20
がONとなり、テレコン3周囲の温度がモニターでき
る。
ブロック図を示している。第1及び第2の実施の形態の
図3と比較すると、EEPROM23がコールバック用
の所定時間及びコールバックの電話番号をも記憶してい
る点、コールバックのための自動発信部24が追加され
ている点が主な違いである。外出先にて、携帯電話機な
どの建物外の電話機4より、テレコン3を呼び出す。呼
出音が設定回数に達し、テレコン3に回線が接続され、
暗証番号が合致すると、テレコン3の温度検知回路20
がONとなり、テレコン3周囲の温度がモニターでき
る。
【0092】ここで、温度情報をキャッチするのみで、
空気調和機1を運転制御することなく、電話機4を切り
回線接続を終了させた場合は特にテレコン3がコールバ
ックすることはない。しかし、空気調和機1にテレコン
3にて、操作指令を出したときは、所定時間後に、テレ
コン3は、所定の電話番号にダイアル信号を自動発信
し、温度情報を自動的にコールバックする。
空気調和機1を運転制御することなく、電話機4を切り
回線接続を終了させた場合は特にテレコン3がコールバ
ックすることはない。しかし、空気調和機1にテレコン
3にて、操作指令を出したときは、所定時間後に、テレ
コン3は、所定の電話番号にダイアル信号を自動発信
し、温度情報を自動的にコールバックする。
【0093】すなわち、空気調和機1にテレコン3に
て、前述のように「操作番号01」、「操作番号0
2」、「操作番号03」などの操作指令を出すと、操作
番号誤りにより、「ブー」という拒絶音が発生する場合
を除き、操作指令を受理したときは、「ピポッ」という
確認音を電話機4の受話器に報知する。
て、前述のように「操作番号01」、「操作番号0
2」、「操作番号03」などの操作指令を出すと、操作
番号誤りにより、「ブー」という拒絶音が発生する場合
を除き、操作指令を受理したときは、「ピポッ」という
確認音を電話機4の受話器に報知する。
【0094】このあと、何も指示入力がなく、電話機4
を切り回線接続を終了させた場合は、テレコン3が所定
時間後に、自動的に温度情報を所定の電話番号にコール
バックする。
を切り回線接続を終了させた場合は、テレコン3が所定
時間後に、自動的に温度情報を所定の電話番号にコール
バックする。
【0095】前記操作指令受理の確認音「ピポッ」に続
き、*000と電話機4にて入力し確認音「ピポッ」が
受話器から聞こえると、テレコン3はコールバックが不
要と認識したことを確認でき、その後、自動的にテレコ
ン3の回線は切れ、終了する。したがって、万一、空気
調和機への操作指令が複数個あり、コールバックが不要
のときは、すべての操作指令を入力後にコールバック不
要の*000を入力する必要がある。
き、*000と電話機4にて入力し確認音「ピポッ」が
受話器から聞こえると、テレコン3はコールバックが不
要と認識したことを確認でき、その後、自動的にテレコ
ン3の回線は切れ、終了する。したがって、万一、空気
調和機への操作指令が複数個あり、コールバックが不要
のときは、すべての操作指令を入力後にコールバック不
要の*000を入力する必要がある。
【0096】前記操作指令受理の確認音「ピポッ」に続
き、*111と電話機4にて入カし確認音「ピポッ」が
受話器から聞こえると、テレコン3はコールバック要
で、所定時間の設定を希望していると認識する。そこ
で、この確認音を受けた後、*90等と入カする。
「*」に縦、て「90」の2桐ま所定時間を分単位で指
示するもので、1分(「01」)から99分(「9
9」)まで指定できる。
き、*111と電話機4にて入カし確認音「ピポッ」が
受話器から聞こえると、テレコン3はコールバック要
で、所定時間の設定を希望していると認識する。そこ
で、この確認音を受けた後、*90等と入カする。
「*」に縦、て「90」の2桐ま所定時間を分単位で指
示するもので、1分(「01」)から99分(「9
9」)まで指定できる。
【0097】コールバック先の電話番号についても、事
前に登録しておいた番号以外にコールバックさせたいと
きは、前記操作指令受理の確認音「ピポッ」に続き、*
222もと電話機4にて入カし確認音「ピポッ」が受話
器から関こえると、テレコン3はコールバック要で、所
定電話番号の設定を希望していると認識する。
前に登録しておいた番号以外にコールバックさせたいと
きは、前記操作指令受理の確認音「ピポッ」に続き、*
222もと電話機4にて入カし確認音「ピポッ」が受話
器から関こえると、テレコン3はコールバック要で、所
定電話番号の設定を希望していると認識する。
【0098】そこで、この確認音を受けた後、0801
451111等と入カする。「*」に続く数字は電話番
号で、080−145−1111の場合である。コール
バック先の電話番号が、事前に登録しておいた番号でよ
ければ、この操作は不要である。
451111等と入カする。「*」に続く数字は電話番
号で、080−145−1111の場合である。コール
バック先の電話番号が、事前に登録しておいた番号でよ
ければ、この操作は不要である。
【0099】テレコン3が上記指令を受理したときは、
確認音「ピポッ」を受話器にて聞けるし、意味不明の入
力のときは「ブー」と拒絶音が発生される。上記の所定
時間、所定電話番号は設定時の今回のみに有効で、次回
は設定しなければ、テレコン3は事前に登録しておいた
所定時間、電話番号でよいと認識する。登録した所定時
間、電話番号を変更したいときは、次に記載するよう
に、再度の登録設定が必要である。
確認音「ピポッ」を受話器にて聞けるし、意味不明の入
力のときは「ブー」と拒絶音が発生される。上記の所定
時間、所定電話番号は設定時の今回のみに有効で、次回
は設定しなければ、テレコン3は事前に登録しておいた
所定時間、電話番号でよいと認識する。登録した所定時
間、電話番号を変更したいときは、次に記載するよう
に、再度の登録設定が必要である。
【0100】テレコン3のコールバック先の所定電話番
号、所定時間の登録について説明する。前に暗証番号と
呼出音回数の設定について述べたが、この第3の実施の
形態においては、コールバック用の所定時間、コールバ
ック先の電話番号についても、事前に登録設定してお
く。
号、所定時間の登録について説明する。前に暗証番号と
呼出音回数の設定について述べたが、この第3の実施の
形態においては、コールバック用の所定時間、コールバ
ック先の電話番号についても、事前に登録設定してお
く。
【0101】登録は暗証番号と呼出音回数の場合と同機
であり、暗証番号と呼出音回教に続いて入力し登録す
る。すなわち、所定のモジュラーコード8などの接続
後、テレコン3の電源スイッチ34をONし、次に、電
話機9にて177(天気予報)へダイヤルする。そし
て、電話機9にてトーン信号に切り替える(電話機9が
プッシュフォンの場合はトーン信号になっているから切
替は不要。)。
であり、暗証番号と呼出音回教に続いて入力し登録す
る。すなわち、所定のモジュラーコード8などの接続
後、テレコン3の電源スイッチ34をONし、次に、電
話機9にて177(天気予報)へダイヤルする。そし
て、電話機9にてトーン信号に切り替える(電話機9が
プッシュフォンの場合はトーン信号になっているから切
替は不要。)。
【0102】次に、テレコン3の登録スイッチ32を押
す。この時、LED表示部16のLED35が点灯す
る。そして、電話機9にて「*釦」を押した後に暗証番
号4桁、さらに「*釦」と、呼出回数設定用の数字2
桁、「*釦」と所定時間設定用の数字2桁、最後に「*
釦」とコールバック先の電話番号を続けてダイヤルす
る。
す。この時、LED表示部16のLED35が点灯す
る。そして、電話機9にて「*釦」を押した後に暗証番
号4桁、さらに「*釦」と、呼出回数設定用の数字2
桁、「*釦」と所定時間設定用の数字2桁、最後に「*
釦」とコールバック先の電話番号を続けてダイヤルす
る。
【0103】そして、受話器から「ピポッ」と確認音が
鳴り、テレコン3のLBD35が消灯し、暗証番号登
録、呼出音回数設定、コールバック用の所定時間、コー
ルバック先の電話番号登録が完了したことを報知する。
例えば、暗証番号が5555、呼出音回数が8回、所定
時間が60分、電話番号が080−145−6666を
設定したいなら*5555*08*60*080145
6666とダイヤルする。なお、テレコン3の出荷時に
は暗証番号は1234、呼出音回数は7回、コールバッ
ク用の所定時間は30分で設定してある。
鳴り、テレコン3のLBD35が消灯し、暗証番号登
録、呼出音回数設定、コールバック用の所定時間、コー
ルバック先の電話番号登録が完了したことを報知する。
例えば、暗証番号が5555、呼出音回数が8回、所定
時間が60分、電話番号が080−145−6666を
設定したいなら*5555*08*60*080145
6666とダイヤルする。なお、テレコン3の出荷時に
は暗証番号は1234、呼出音回数は7回、コールバッ
ク用の所定時間は30分で設定してある。
【0104】また、これらは一度設定すると、テレコン
3の電源スイッチ34をOFFにしたり、電池を抜き取
ったりしてもその記憶が消えないようにEEPROM2
8に記憶させてある。なお、所定時間、電話番号の登録
変更は、上記の新規設定と同じ操作で可能である。そし
て、電話機9の電話を切る。また、テレコン3を使用し
ない場合は、その電源スイッチ34をOFFとする。
3の電源スイッチ34をOFFにしたり、電池を抜き取
ったりしてもその記憶が消えないようにEEPROM2
8に記憶させてある。なお、所定時間、電話番号の登録
変更は、上記の新規設定と同じ操作で可能である。そし
て、電話機9の電話を切る。また、テレコン3を使用し
ない場合は、その電源スイッチ34をOFFとする。
【0105】上記は1番単純な実施の形態であり、必要
に応じては、音声にてアナウンスして操作性を向上させ
ることもできる。すなわち、操作指令受理の確認音「ピ
ポッ」に続き、*000と電話機4にて入力したとき
は、確認音「ピポツ」に続き「温度情報はコールバック
いたしません。」と受話器から報知後、回線を切ること
にしたり、操作指令受理の確認音に続き、*111と入
カし、更に*90と入力した場合は「90分後に、温度
情報をコールバックします。」と報知し、*222と入
カし、更に、*0801451111と入力した場合は
「電話番号080−145−1111番に、温度情報を
コールバックします。」と報知するようにしてもよい。
に応じては、音声にてアナウンスして操作性を向上させ
ることもできる。すなわち、操作指令受理の確認音「ピ
ポッ」に続き、*000と電話機4にて入力したとき
は、確認音「ピポツ」に続き「温度情報はコールバック
いたしません。」と受話器から報知後、回線を切ること
にしたり、操作指令受理の確認音に続き、*111と入
カし、更に*90と入力した場合は「90分後に、温度
情報をコールバックします。」と報知し、*222と入
カし、更に、*0801451111と入力した場合は
「電話番号080−145−1111番に、温度情報を
コールバックします。」と報知するようにしてもよい。
【0106】また、最近の若者の大半が携帯している、
携帯電話機には液晶の表示部が備わっている。そこで、
この液晶表示部に「テレコン周囲の温度は・・度で
す。」と温度情報を表示してやれば、使い勝手がよくな
る。
携帯電話機には液晶の表示部が備わっている。そこで、
この液晶表示部に「テレコン周囲の温度は・・度で
す。」と温度情報を表示してやれば、使い勝手がよくな
る。
【0107】また、*000と入力したときは情報情報
コールバックなし。」、*111と入力し、更に*90
と入力した場合は「90分後に、温度情報コールバッ
ク。」、*222と入力し、更に、*08014511
11と入力した場合は「電話番号080−145−11
11番に、温度情報コールバック。」等と表示してやれ
ば、目視にて確認でき、より使い易くなる。
コールバックなし。」、*111と入力し、更に*90
と入力した場合は「90分後に、温度情報コールバッ
ク。」、*222と入力し、更に、*08014511
11と入力した場合は「電話番号080−145−11
11番に、温度情報コールバック。」等と表示してやれ
ば、目視にて確認でき、より使い易くなる。
【0108】この電話機4にテレコン3が温度情報等の
データを送信しても、電話機4に表示装置や、受信した
データを表示装置に表示させる制御機能がなければ、表
示できない。したがって、テレコン3から送信のデータ
を表示させようとするときは、電話機4には、上記表示
装置、表示のための制御機能が備わったものでなければ
ならない。
データを送信しても、電話機4に表示装置や、受信した
データを表示装置に表示させる制御機能がなければ、表
示できない。したがって、テレコン3から送信のデータ
を表示させようとするときは、電話機4には、上記表示
装置、表示のための制御機能が備わったものでなければ
ならない。
【0109】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。
るものではない。
【0110】
【発明の効果】本発明に係るテレコンは、温度検知手段
と、この温度検知手段の検知した温度情報を周波数30
0〜3400Hzの可聴音、あるいは音声へ変換し、受
話器から聞ける報知手段とを備えたものであるから、例
えば、被制御宅内機器を空気調和機としたとき、使用者
が外出先より携帯電話機、公衆電話機筆で宅内のテレコ
ンを呼び出し、所定のコードを入力して、宅内の温度を
確認でき、空気調和機を運転させるべきか否かの判断が
できる。
と、この温度検知手段の検知した温度情報を周波数30
0〜3400Hzの可聴音、あるいは音声へ変換し、受
話器から聞ける報知手段とを備えたものであるから、例
えば、被制御宅内機器を空気調和機としたとき、使用者
が外出先より携帯電話機、公衆電話機筆で宅内のテレコ
ンを呼び出し、所定のコードを入力して、宅内の温度を
確認でき、空気調和機を運転させるべきか否かの判断が
できる。
【0111】また、空気調和機をテレコンにて運転させ
て所定時間後に、外出先から室内温度を確認でき、使用
者の意図通りに、空気調和機が運転しているかを知るこ
とができ、安心できる。
て所定時間後に、外出先から室内温度を確認でき、使用
者の意図通りに、空気調和機が運転しているかを知るこ
とができ、安心できる。
【0112】そして、テレコンの温度検知手段が検知し
た温度情報を空気調和機に送信することで、空気調和機
より鱗れたテレコンの位置の温度情報を得て、室温分布
にバラツキの少ない空気調和機の温度制御ができる。
た温度情報を空気調和機に送信することで、空気調和機
より鱗れたテレコンの位置の温度情報を得て、室温分布
にバラツキの少ない空気調和機の温度制御ができる。
【0113】そしてまた、外出先からテレコンを呼び出
し、例えば空気調和機を運転させるように操作すると、
その所定時間後のテレコン周辺の温度を、所定の電話番
号へ自動的にダイヤル発信し報知するものであり、頃合
を見張らかって、再び外出先から電話をかける煩わしさ
が解消でき、操作者はテレコンからの温度情報で、空気
調和機が意図通りに運転していることを知ることができ
る。
し、例えば空気調和機を運転させるように操作すると、
その所定時間後のテレコン周辺の温度を、所定の電話番
号へ自動的にダイヤル発信し報知するものであり、頃合
を見張らかって、再び外出先から電話をかける煩わしさ
が解消でき、操作者はテレコンからの温度情報で、空気
調和機が意図通りに運転していることを知ることができ
る。
【0114】さらに、可聴音または音声とは別に、電話
機器に備えた表示装置に温度情報を報知する手段とを備
えておけば、目視でも確認できる。携帯電話機には、液
晶の表示装置を備えているから、これを活用できる。ま
た、その時の都合、例えば多忙なときなど、によって
は、温度情報のコールバックは、不要のときもあるか
ら、所定時間後にテレコンが温度情報を所定の電話番号
へ自動的にダイヤル発信させるか否かを選択できるのは
便利である。
機器に備えた表示装置に温度情報を報知する手段とを備
えておけば、目視でも確認できる。携帯電話機には、液
晶の表示装置を備えているから、これを活用できる。ま
た、その時の都合、例えば多忙なときなど、によって
は、温度情報のコールバックは、不要のときもあるか
ら、所定時間後にテレコンが温度情報を所定の電話番号
へ自動的にダイヤル発信させるか否かを選択できるのは
便利である。
【0115】また、温度情報を自動的にダイヤル発信
(コールバック)させる、所定時間、所定の電話番号を
テレコンに指示できるので便利である。
(コールバック)させる、所定時間、所定の電話番号を
テレコンに指示できるので便利である。
【図1】本発明のテレコントロール装置の実施の形態を
示す空気調和機、ワイヤレスリモコン、電話機、テレコ
ントロール装置等の関係の説明図である。
示す空気調和機、ワイヤレスリモコン、電話機、テレコ
ントロール装置等の関係の説明図である。
【図2】本発明のテレコントロール装置の実施の形態を
示す外形図である。
示す外形図である。
【図3】本発明のテレコントロール装置の第1及び第2
の実施の形態を示す外形図である。
の実施の形態を示す外形図である。
【図4】本発明のテレコントロール装置の第3の実施の
形態を示す制御回路の要部ブロック図である。
形態を示す制御回路の要部ブロック図である。
1 空気調和機(被制御宅内機器) 3 テレコン 4 建物外にある他の電話機 5 電話回線 6 モジュラーコネクタ 9 電話機
フロントページの続き Fターム(参考) 5K048 AA04 BA08 BA36 BA53 DB04 DC07 EB02 EB10 FB11 5K101 KK11 KK12 LL14 NN14 NN18 PP03 RR12 UU11
Claims (10)
- 【請求項1】 電話機からの指令に基づき宅内機器を制
御すべくテレコン信号を送信するテレコントロール装置
において、 温度検知手段と、該温度検知手段の検知した温度情報を
周波数300〜3400Hzの可聴音へ変換し、前記電
話機の受話器から聞ける報知手段とを備えたことを特徴
とするテレコントロール装置。 - 【請求項2】 前記可聴音が音声であることを特徴とす
る請求項1に記載のテレコントロール装置。 - 【請求項3】 電話機からの指令に基づき宅内機器を刺
御すべくテレコン信号を送信するテレコントロール装置
において、 温度検知手段を備え、該温度検知手段の検知した温度情
報を被制御宅内機器に送信することを特徴とするテレコ
ントロール装置。 - 【請求項4】 電話機からの指令に基づき宅内機器を制
御すべくテレコン信号を送信するテレコントロール装置
において、 ダイヤル信号の自動発信手段と、電話番号記憶手段と、
タイマー手段と、温度検知手段と、該温度検知手段の検
知した温度情報を周波数300〜3400Hzの可聴音
または音声へと変換し、前記電話機の受話器から聞ける
報知手段とを備え、外出先からテレコントロール装置を
呼び出し操作した後、所定時間後にテレコントロール装
置が前記温度情報を所定の電話番号へ自動的にダイヤル
発信することを特徴とするテレコントロール装置。 - 【請求項5】 電話機からの指令に基づき宅内機器を制
御すべくテレコン信号を送信するテレコントロール装置
において、 温度検知手段と、該温度検知手段の検知した温度情報
を、前記電話機に備えた表示装置に報知する手段とを備
えたテレコントロール装置。 - 【請求項6】 電話機からの指令に基づき宅内機器を制
御すべくテレコン信号を送信するテレコントロール装置
において、 ダイヤル信号の自動発信手段と、電話番号記憶手段と、
タイマー手段と、温度検知手段と、該温度検知手段の検
知した温度情報を、前記電話機に備えた表示装置に報知
する手段とを備え、外出先からテレコントロール装置を
呼び出し操作した後、所定時間後にテレコントロール装
置が前記温度情報を所定の電話番号へ自動的にダイヤル
発信することを特徴とするテレコントロール装置。 - 【請求項7】 前記表示装置が液晶であることを特徴と
する請求項5または請求項6に記載のテレコントロール
装置。 - 【請求項8】 前記テレコントロール装置を呼び出し操
作した後、所定時間後にテレコントロール装置が前記温
度情報を所定の電話番号へ自動的にダイヤル発信させる
か否かの選択をテレコントロール装置に指示できること
を特徴とする請求項4または請求項6に記載のテレコン
トロール装置。 - 【請求項9】 前記テレコントロール装置を呼び出し操
作した後、所定時間後にテレコントロール装置が前記温
度情報を自動的にダイヤル発信させる所定の電話番号を
テレコントロール装置に指示できることを特徴とする請
求項4または請求項6若しくは請求項8に記載のテレコ
ントロール装置。 - 【請求項10】 前記テレコントロール装置を呼び出し
操作した後、テレコントロール装置が前記温度情報を所
定の電話番号へ自動的にダイヤル発信させる所定時間を
テレコントロール装置に指示できることを特徴とする請
求項4、請求項6、請求項8、請求項9のいずれかに記
載のテレコントロール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10360087A JP2000184080A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | テレコントロール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10360087A JP2000184080A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | テレコントロール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000184080A true JP2000184080A (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=18467846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10360087A Pending JP2000184080A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | テレコントロール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000184080A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010025590A (ko) * | 2001-01-09 | 2001-04-06 | 박상훈 | 인터넷을 이용한 홈 오토메이션 장치 및 방법 |
KR100387184B1 (ko) * | 2000-08-01 | 2003-06-12 | 하스넷주식회사 | 무선 양방향 가정 자동화 시스템 |
KR100466361B1 (ko) * | 2002-04-22 | 2005-01-13 | 주식회사 큐라이프 | 홈 게이트웨이 전화기 |
US11906187B2 (en) | 2019-05-23 | 2024-02-20 | Mitsubishi Electric Corporation | Refrigerating cycle apparatus, refrigerating cycle control system, and refrigerating cycle control method |
-
1998
- 1998-12-18 JP JP10360087A patent/JP2000184080A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100387184B1 (ko) * | 2000-08-01 | 2003-06-12 | 하스넷주식회사 | 무선 양방향 가정 자동화 시스템 |
KR20010025590A (ko) * | 2001-01-09 | 2001-04-06 | 박상훈 | 인터넷을 이용한 홈 오토메이션 장치 및 방법 |
KR100466361B1 (ko) * | 2002-04-22 | 2005-01-13 | 주식회사 큐라이프 | 홈 게이트웨이 전화기 |
US11906187B2 (en) | 2019-05-23 | 2024-02-20 | Mitsubishi Electric Corporation | Refrigerating cycle apparatus, refrigerating cycle control system, and refrigerating cycle control method |
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---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
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