JP2000183143A - 静電チャック - Google Patents
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Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エッチング処理等に使用する際に反りが生じ
ず、かつ高い静電吸着力を得ることができ、大型化に対
応可能な静電チャックを提供すること。 【解決手段】 ウエハWの吸着面2aを有する絶縁層基
板2の吸着面2aとは反対側の面に電極層3,3’を形
成し、その電極層形成面を接着剤により支持基板5に接
着して静電チャック1,1’を構成する。絶縁層基板2
は、室温での体積抵抗率が108〜1013Ωcmであ
り、支持基板5は絶縁層基板2と実質的に同一材料から
なり、絶縁層基板2と支持基板5との間に絶縁スペーサ
ー6が介装されている。
ず、かつ高い静電吸着力を得ることができ、大型化に対
応可能な静電チャックを提供すること。 【解決手段】 ウエハWの吸着面2aを有する絶縁層基
板2の吸着面2aとは反対側の面に電極層3,3’を形
成し、その電極層形成面を接着剤により支持基板5に接
着して静電チャック1,1’を構成する。絶縁層基板2
は、室温での体積抵抗率が108〜1013Ωcmであ
り、支持基板5は絶縁層基板2と実質的に同一材料から
なり、絶縁層基板2と支持基板5との間に絶縁スペーサ
ー6が介装されている。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、半導体製造装置等
においてシリコンウエハ等の被吸着体を固定、搬送する
ために用いられる静電チャックに関し、特に300mm
以上の大口径ウエハに好適な静電チャックに関する。
においてシリコンウエハ等の被吸着体を固定、搬送する
ために用いられる静電チャックに関し、特に300mm
以上の大口径ウエハに好適な静電チャックに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置等におけるシリコンウエ
ハ等の固定、矯正あるいは搬送用治具として、電極上に
絶縁層を有し、電極に電圧を印加することにより絶縁層
上にウエハを静電吸着する静電チャックが使用されてい
る。
ハ等の固定、矯正あるいは搬送用治具として、電極上に
絶縁層を有し、電極に電圧を印加することにより絶縁層
上にウエハを静電吸着する静電チャックが使用されてい
る。
【0003】特に、エッチング装置等では、ウエハ温度
が250℃以下であることから、サファイヤ等からなる
薄い絶縁層基板に電極を形成した後、電極を形成した面
をセラミックス製の支持基板に接着剤により貼り付けた
構造の静電チャックが使用されている。
が250℃以下であることから、サファイヤ等からなる
薄い絶縁層基板に電極を形成した後、電極を形成した面
をセラミックス製の支持基板に接着剤により貼り付けた
構造の静電チャックが使用されている。
【0004】一方、近年、シリコンウエハの大口径化に
伴ない、静電チャックの大型化が進められている。この
ような大型の静電チャックには、高い静電吸着力(クー
ロン力)が要求され、クーロン力によって高い静電吸着
力を得るためには、絶縁層基板を厚さ0.1mm以下と
いう極めて薄いものとする必要がある。しかし、大型で
このように薄い絶縁層基板を作製することは極めて困難
である。
伴ない、静電チャックの大型化が進められている。この
ような大型の静電チャックには、高い静電吸着力(クー
ロン力)が要求され、クーロン力によって高い静電吸着
力を得るためには、絶縁層基板を厚さ0.1mm以下と
いう極めて薄いものとする必要がある。しかし、大型で
このように薄い絶縁層基板を作製することは極めて困難
である。
【0005】これに対して、絶縁層基板の体積抵抗率を
108〜1013Ωcmに制御することにより、1〜2
mm程度の厚い絶縁層基板でも高い静電吸着力(ジョン
センラーベック力)が得られることから、このような体
積抵抗率が108〜1013Ωcmの絶縁層基板を用いて
大型の静電チャックを製造することが試みられている。
108〜1013Ωcmに制御することにより、1〜2
mm程度の厚い絶縁層基板でも高い静電吸着力(ジョン
センラーベック力)が得られることから、このような体
積抵抗率が108〜1013Ωcmの絶縁層基板を用いて
大型の静電チャックを製造することが試みられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電極を
形成した絶縁層基板を接着剤を用いてセラミックス製の
支持基板に貼り付ける構造の静電チャックの場合、絶縁
層基板として体積抵抗率を108〜1013Ωcmの材料
を使用すると、この材料と体積抵抗率が1015Ωcm以
上のセラミックス製支持基板とは熱膨張係数が異なり、
この熱膨張係数の違いにより静電チャックに反りが生じ
てしまう。
形成した絶縁層基板を接着剤を用いてセラミックス製の
支持基板に貼り付ける構造の静電チャックの場合、絶縁
層基板として体積抵抗率を108〜1013Ωcmの材料
を使用すると、この材料と体積抵抗率が1015Ωcm以
上のセラミックス製支持基板とは熱膨張係数が異なり、
この熱膨張係数の違いにより静電チャックに反りが生じ
てしまう。
【0007】このようなことを回避するため、支持基板
として絶縁層基板と同じ材料、すなわち体積抵抗率が1
08〜1013Ωcmの材料を用いた場合には、絶縁層
基板に形成した電極が支持基板に接触した際に、静電吸
着力、すなわちジョンセンラーベック力に影響を与える
微少電流が支持基板側にも流れ、静電吸着力が大幅に低
下するという問題がある。
として絶縁層基板と同じ材料、すなわち体積抵抗率が1
08〜1013Ωcmの材料を用いた場合には、絶縁層
基板に形成した電極が支持基板に接触した際に、静電吸
着力、すなわちジョンセンラーベック力に影響を与える
微少電流が支持基板側にも流れ、静電吸着力が大幅に低
下するという問題がある。
【0008】一方、絶縁層基板に一対の電極が形成され
た双極型静電チャックの場合には、絶縁層基板とセラミ
ックス基板の貼り付け時に、接着剤に混入した気泡が一
対の電極間に入り込んで絶縁不良となるおそれがある。
た双極型静電チャックの場合には、絶縁層基板とセラミ
ックス基板の貼り付け時に、接着剤に混入した気泡が一
対の電極間に入り込んで絶縁不良となるおそれがある。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、被吸着体の吸着面を有する絶縁層基板の吸着
面とは反対側の面に電極を形成し、その電極形成面を接
着剤により支持基板に接着した構造を有する静電チャッ
クを前提とし、エッチング処理等に使用する際に反りが
生じず、かつ高い静電吸着力を得ることができ、大型化
に対応可能な静電チャックを提供することを目的とす
る。また、これに加えてさらに、双極型の場合に、電極
間の絶縁不良が生じない静電チャックを提供することを
目的とする。
であって、被吸着体の吸着面を有する絶縁層基板の吸着
面とは反対側の面に電極を形成し、その電極形成面を接
着剤により支持基板に接着した構造を有する静電チャッ
クを前提とし、エッチング処理等に使用する際に反りが
生じず、かつ高い静電吸着力を得ることができ、大型化
に対応可能な静電チャックを提供することを目的とす
る。また、これに加えてさらに、双極型の場合に、電極
間の絶縁不良が生じない静電チャックを提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく検討を重ねた結果、体積抵抗率が108〜
1013Ωcmの絶縁層基板を使用した際に生じる反り
の問題は、支持基板として絶縁層基板と実質的に同一な
材料を用いることで解消され、その際に生じる微小電流
による吸着力低下の問題は、絶縁層基板と支持基板との
間に絶縁スペーサーを設けることで解消されることを知
見した。また、双極型の場合に、一対の電極部の間にこ
のような絶縁スペーサーを配置することにより、電極部
間の絶縁不良の問題が解消されることを知見した。
を解決すべく検討を重ねた結果、体積抵抗率が108〜
1013Ωcmの絶縁層基板を使用した際に生じる反り
の問題は、支持基板として絶縁層基板と実質的に同一な
材料を用いることで解消され、その際に生じる微小電流
による吸着力低下の問題は、絶縁層基板と支持基板との
間に絶縁スペーサーを設けることで解消されることを知
見した。また、双極型の場合に、一対の電極部の間にこ
のような絶縁スペーサーを配置することにより、電極部
間の絶縁不良の問題が解消されることを知見した。
【0011】本発明は、このような知見に基づいて完成
されたものであり、被吸着体の吸着面を有する絶縁層基
板の吸着面とは反対側の面に電極を形成し、その電極形
成面を接着剤により支持基板に接着した構造を有する静
電チャックであって、前記絶縁層基板は、室温での体積
抵抗率が108〜1013Ωcmであり、前記支持基板
は前記絶縁層基板と実質的に同一材料からなり、前記絶
縁層基板のと前記支持基板との間に絶縁スペーサーが介
装されていることを特徴とする静電チャックを提供す
る。
されたものであり、被吸着体の吸着面を有する絶縁層基
板の吸着面とは反対側の面に電極を形成し、その電極形
成面を接着剤により支持基板に接着した構造を有する静
電チャックであって、前記絶縁層基板は、室温での体積
抵抗率が108〜1013Ωcmであり、前記支持基板
は前記絶縁層基板と実質的に同一材料からなり、前記絶
縁層基板のと前記支持基板との間に絶縁スペーサーが介
装されていることを特徴とする静電チャックを提供す
る。
【0012】また、本発明は、上記静電チャックにおい
て、前記絶縁スペーサは、前記絶縁層基板に形成された
電極層が前記支持基板に接触しないように設けられてい
ることを特徴とする静電チャックを提供する。
て、前記絶縁スペーサは、前記絶縁層基板に形成された
電極層が前記支持基板に接触しないように設けられてい
ることを特徴とする静電チャックを提供する。
【0013】さらに、本発明は、上記静電チャックにお
いて、前記電極層は、互いに離隔した一対の電極部を有
し、前記一対の電極部間に絶縁スペーサーが配置される
ことを特徴とする静電チャックを提供する。
いて、前記電極層は、互いに離隔した一対の電極部を有
し、前記一対の電極部間に絶縁スペーサーが配置される
ことを特徴とする静電チャックを提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明について具体的に説
明する。図1および図2は、本発明の実施形態に係る静
電チャックを示す断面図であり、図1は単極型のものを
示し、図2は双極型ものを示す。
明する。図1および図2は、本発明の実施形態に係る静
電チャックを示す断面図であり、図1は単極型のものを
示し、図2は双極型ものを示す。
【0015】図1の単極型の静電チャック1は、半導体
ウエハWの吸着面2aを有する絶縁層基板2を備え、そ
の下側に電極層3が形成されている。この電極層3が形
成された絶縁層基板2は、接着剤4によって支持基板5
に固定されており、絶縁層基板2と支持基板5との間に
は絶縁スペーサー6が介装されている。電極3には直流
電源7が接続されており、この直流電源7から電極3に
給電されることにより、絶縁層基板2の吸着面2aに載
置されている被吸着体である半導体ウエハWが静電吸着
される。
ウエハWの吸着面2aを有する絶縁層基板2を備え、そ
の下側に電極層3が形成されている。この電極層3が形
成された絶縁層基板2は、接着剤4によって支持基板5
に固定されており、絶縁層基板2と支持基板5との間に
は絶縁スペーサー6が介装されている。電極3には直流
電源7が接続されており、この直流電源7から電極3に
給電されることにより、絶縁層基板2の吸着面2aに載
置されている被吸着体である半導体ウエハWが静電吸着
される。
【0016】図2の双極型の静電チャック1’は、同様
に半導体ウエハWの吸着面2aを有する絶縁層基板2を
備え、その下側に一対の電極部3a、3bを有する電極
層3’が形成されている。この電極層3’が形成された
絶縁層基板2は、接着剤4によって支持基板5に固定さ
れており、絶縁層基板2と支持基板5との間には絶縁ス
ペーサー6が介装されている。また、電極部3aと3b
との間には絶縁スペーサー8が介装されている。これら
電極部3a、3bには電源7’が接続されており、電源
7’からこれらの電極にそれぞれ逆極性の電荷が供給さ
れて絶縁層基板2の吸着面2aに載置されている半導体
ウエハWが静電吸着される。
に半導体ウエハWの吸着面2aを有する絶縁層基板2を
備え、その下側に一対の電極部3a、3bを有する電極
層3’が形成されている。この電極層3’が形成された
絶縁層基板2は、接着剤4によって支持基板5に固定さ
れており、絶縁層基板2と支持基板5との間には絶縁ス
ペーサー6が介装されている。また、電極部3aと3b
との間には絶縁スペーサー8が介装されている。これら
電極部3a、3bには電源7’が接続されており、電源
7’からこれらの電極にそれぞれ逆極性の電荷が供給さ
れて絶縁層基板2の吸着面2aに載置されている半導体
ウエハWが静電吸着される。
【0017】上記絶縁層基板2は、室温での体積抵抗率
が108〜1013Ωcmの材料で構成されている。絶
縁層基板2の材料としては、このような体積抵抗率を有
していれば特に限定されない。例えば、AlNにTiN
等を添加し焼結したもの、Y 2O3にTiO2等を添加
して還元焼結したもの、Al2O3にTiO2等を添加
して還元焼結したもの、SiC、ZrO2、結晶化ガラ
ス、ケイ酸カルシウムを含む焼結体(アドセラム)等を
使用することができる。特に、AlN、Si3N4にT
iN等を添加し焼結したもの、Y2O3にTiO2等を
添加して還元焼結したもの、SiCは、ハロゲン系プラ
ズマ(フッ素系プラズマあるいは塩素系プラズマ)に侵蝕
され難いことから特に好ましい。
が108〜1013Ωcmの材料で構成されている。絶
縁層基板2の材料としては、このような体積抵抗率を有
していれば特に限定されない。例えば、AlNにTiN
等を添加し焼結したもの、Y 2O3にTiO2等を添加
して還元焼結したもの、Al2O3にTiO2等を添加
して還元焼結したもの、SiC、ZrO2、結晶化ガラ
ス、ケイ酸カルシウムを含む焼結体(アドセラム)等を
使用することができる。特に、AlN、Si3N4にT
iN等を添加し焼結したもの、Y2O3にTiO2等を
添加して還元焼結したもの、SiCは、ハロゲン系プラ
ズマ(フッ素系プラズマあるいは塩素系プラズマ)に侵蝕
され難いことから特に好ましい。
【0018】このように絶縁層基板2として室温での体
積抵抗率が108〜1013Ωcmの材料を用いること
により、静電吸着力としてジョンセンラーベック力を用
いることができ、絶縁層基板2の厚さが1〜2mm程度
と厚くても高い静電吸着力ができ、半導体ウエハWの大
型化に対応した大型の静電チャックを製造することが可
能となる。
積抵抗率が108〜1013Ωcmの材料を用いること
により、静電吸着力としてジョンセンラーベック力を用
いることができ、絶縁層基板2の厚さが1〜2mm程度
と厚くても高い静電吸着力ができ、半導体ウエハWの大
型化に対応した大型の静電チャックを製造することが可
能となる。
【0019】支持基板5としては、絶縁層基板2との熱
膨張差に起因する反りを防止する観点から、絶縁層基板
2と実質的に同一の材料を用いる。すなわち、これらが
実質的に同一の材料で構成されていれば、熱膨張差は生
じず、したがって反りは発生しない。この場合に、絶縁
層基板2と支持基板5とは、熱膨張係数が変化しない程
度であれば、添加物の量や組成の多少の相違は許容され
る。
膨張差に起因する反りを防止する観点から、絶縁層基板
2と実質的に同一の材料を用いる。すなわち、これらが
実質的に同一の材料で構成されていれば、熱膨張差は生
じず、したがって反りは発生しない。この場合に、絶縁
層基板2と支持基板5とは、熱膨張係数が変化しない程
度であれば、添加物の量や組成の多少の相違は許容され
る。
【0020】接着剤4は、体積抵抗率が1015Ωcm以
上の高絶縁性を有しているものが好ましく、さらにCF
4等のプラズマに侵蝕され難い材料であることが好まし
い。例えばシリコン接着剤、ニトリルゴム接着剤、エポ
キシ接着剤等を使用することができる。
上の高絶縁性を有しているものが好ましく、さらにCF
4等のプラズマに侵蝕され難い材料であることが好まし
い。例えばシリコン接着剤、ニトリルゴム接着剤、エポ
キシ接着剤等を使用することができる。
【0021】絶縁スペーサー6は、絶縁層基板2に形成
された電極層が支持基板5に接触しないように設けられ
ており、支持基板5が電極層と接触して支持基板5に微
少電流が流れることを防止する機能を有する。絶縁スペ
ーサー6としては、体積抵抗率が1015Ωcm以上の高
絶縁性を有しているものが好ましく、例えば、フッ素樹
脂、シリコンテープ等を使用することができる。絶縁ス
ペーサー6は、絶縁層基板2の電極層3または3’と支
持基板5とが接触することを防止できればよく、絶縁層
基板2の全面を覆わなければ、絶縁スペーサー6の間
隔、厚さは特に規定しない。絶縁スペーサー6が絶縁層
基板2の全面を覆うと絶縁層基板2と支持基板5とを接
着剤で貼り付けることができなくなる。
された電極層が支持基板5に接触しないように設けられ
ており、支持基板5が電極層と接触して支持基板5に微
少電流が流れることを防止する機能を有する。絶縁スペ
ーサー6としては、体積抵抗率が1015Ωcm以上の高
絶縁性を有しているものが好ましく、例えば、フッ素樹
脂、シリコンテープ等を使用することができる。絶縁ス
ペーサー6は、絶縁層基板2の電極層3または3’と支
持基板5とが接触することを防止できればよく、絶縁層
基板2の全面を覆わなければ、絶縁スペーサー6の間
隔、厚さは特に規定しない。絶縁スペーサー6が絶縁層
基板2の全面を覆うと絶縁層基板2と支持基板5とを接
着剤で貼り付けることができなくなる。
【0022】絶縁スペーサー8は、図2に示す双極型静
電チャック1’において、絶縁不良を防止する機能を有
するものである。すなわち、接着剤4中に混入した気泡
が、双極型の電極層3’における電極部3aおよび3b
間に入ると絶縁不良を生じるが、このように絶縁スペー
サー8を配置すれば、接着剤4中に気泡が混入しても電
極部間の絶縁不良は発生しない。絶縁スペーサー8とし
ては、絶縁スペーサー6と同様、フッ素樹脂、シリコン
テープ等を使用することができる。
電チャック1’において、絶縁不良を防止する機能を有
するものである。すなわち、接着剤4中に混入した気泡
が、双極型の電極層3’における電極部3aおよび3b
間に入ると絶縁不良を生じるが、このように絶縁スペー
サー8を配置すれば、接着剤4中に気泡が混入しても電
極部間の絶縁不良は発生しない。絶縁スペーサー8とし
ては、絶縁スペーサー6と同様、フッ素樹脂、シリコン
テープ等を使用することができる。
【0023】なお、双極型静電チャック1’の場合、絶
縁層基板2の厚さは、電極部間距離の半分以下が望まし
い。絶縁層基板2の厚さが、電極部間距離の1/2を超
えると、半導体ウエハWを介して流れる微少電流が減少
し、静電吸着力が減少する。
縁層基板2の厚さは、電極部間距離の半分以下が望まし
い。絶縁層基板2の厚さが、電極部間距離の1/2を超
えると、半導体ウエハWを介して流れる微少電流が減少
し、静電吸着力が減少する。
【0024】また、プラズマを発生させるRF電極が静
電チャックの下に配置される場合は、静電チャックの厚
さは10mm以下が望ましい。10mmを超えると静電
チャックのインピーダンスが高くなり、プラズマが発生
し難くなる。
電チャックの下に配置される場合は、静電チャックの厚
さは10mm以下が望ましい。10mmを超えると静電
チャックのインピーダンスが高くなり、プラズマが発生
し難くなる。
【0025】このように構成される静電チャックにおい
ては、電極層3または3’に電源7または7’から給電
することにより、静電吸着力により半導体ウエハWが絶
縁層基板2の吸着面に吸着される。この際に、絶縁層基
板2が体積抵抗率が108〜1013Ωcmの材料で構
成されているので、ジョンセンラーベック力により半導
体ウエハWが吸着される。
ては、電極層3または3’に電源7または7’から給電
することにより、静電吸着力により半導体ウエハWが絶
縁層基板2の吸着面に吸着される。この際に、絶縁層基
板2が体積抵抗率が108〜1013Ωcmの材料で構
成されているので、ジョンセンラーベック力により半導
体ウエハWが吸着される。
【0026】この場合に、支持基板5が絶縁層基板2と
実質的に同一の材料で形成されているので、例えばエッ
チング処理時に絶縁層基板2と支持基板5との間の熱膨
張差によって静電チャックに反りが発生することがな
く、しかも絶縁スペーサー6を設けたので支持基板5と
電極層3,3’との接触が防止され、体積抵抗率が絶縁
層基板2と同様の108〜1013Ωcmの材料で形成
されている支持基板5に微少電流が流れ込んで静電吸着
力が低下することを阻止することができる。
実質的に同一の材料で形成されているので、例えばエッ
チング処理時に絶縁層基板2と支持基板5との間の熱膨
張差によって静電チャックに反りが発生することがな
く、しかも絶縁スペーサー6を設けたので支持基板5と
電極層3,3’との接触が防止され、体積抵抗率が絶縁
層基板2と同様の108〜1013Ωcmの材料で形成
されている支持基板5に微少電流が流れ込んで静電吸着
力が低下することを阻止することができる。
【0027】したがって、上記構成の静電チャックによ
り、反りが生じずに、ジョンセンラーベック力によって
半導体ウエハWを高い吸着力で吸着させることができる
ので、絶縁層基板2を1〜2mm程度と厚くすることが
でき、半導体ウエハWの大型化に対応して大型の静電チ
ャックを製造することが可能となる。
り、反りが生じずに、ジョンセンラーベック力によって
半導体ウエハWを高い吸着力で吸着させることができる
ので、絶縁層基板2を1〜2mm程度と厚くすることが
でき、半導体ウエハWの大型化に対応して大型の静電チ
ャックを製造することが可能となる。
【0028】さらに、双極型静電チャック1’におい
て、電極部3aおよび3bの間に絶縁スペーサー8を設
けたので、接着剤4中に気泡が混入しても電極部3aお
よび3b間に絶縁不良が発生することを防止することが
できる。
て、電極部3aおよび3bの間に絶縁スペーサー8を設
けたので、接着剤4中に気泡が混入しても電極部3aお
よび3b間に絶縁不良が発生することを防止することが
できる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 (第1の実施例)表1に示す絶縁層基板にCuめっきに
より単極型の電極層を形成し、電極層を形成した面に絶
縁スペーサとしてフッ素樹脂テープを貼り付けた後、表
1に示す組合わせの支持基板をシリコン接着剤により貼
り付けて静電チャックを作製した。絶縁層基板および支
持基板の形状は直径400mm、厚さ2mmとし、フッ
素樹脂テープの形状は幅10mm、厚さ0.1mmとし
た。また、比較のため絶縁スペーサを貼り付けない静電
チャックも作製した。
より単極型の電極層を形成し、電極層を形成した面に絶
縁スペーサとしてフッ素樹脂テープを貼り付けた後、表
1に示す組合わせの支持基板をシリコン接着剤により貼
り付けて静電チャックを作製した。絶縁層基板および支
持基板の形状は直径400mm、厚さ2mmとし、フッ
素樹脂テープの形状は幅10mm、厚さ0.1mmとし
た。また、比較のため絶縁スペーサを貼り付けない静電
チャックも作製した。
【0030】
【表1】
【0031】得られた単極型静電チャックに、プラズマ
(パワー:5W/cm2)を照射し、その時の静電チャ
ックの反りを目視により観察した。さらに、電圧500
Vを印加して静電チャックにウエハを吸着させた後、静
電チャックとウエハの間にHeガスを流し、Heガスが
洩れた時のHe圧力を静電吸着力とした。その結果を表
2に示す。
(パワー:5W/cm2)を照射し、その時の静電チャ
ックの反りを目視により観察した。さらに、電圧500
Vを印加して静電チャックにウエハを吸着させた後、静
電チャックとウエハの間にHeガスを流し、Heガスが
洩れた時のHe圧力を静電吸着力とした。その結果を表
2に示す。
【0032】
【表2】
【0033】表2に示すように、絶縁層基板と支持基板
とが同一の材料の場合は、熱膨張係数が同じであるた
め、プラズマを照射しても静電チャックに反りは認めら
れなかったが(実施例1〜5、比較例2,3)、これら
の材料が異なる結果、熱膨張係数が異なる場合は、プラ
ズマ照射により静電チャックに反りが認められた(比較
例1)。
とが同一の材料の場合は、熱膨張係数が同じであるた
め、プラズマを照射しても静電チャックに反りは認めら
れなかったが(実施例1〜5、比較例2,3)、これら
の材料が異なる結果、熱膨張係数が異なる場合は、プラ
ズマ照射により静電チャックに反りが認められた(比較
例1)。
【0034】また、絶縁スペーサを入れない場合、絶縁
層基板に形成された電極層が支持基板に接触し、微少電
流が支持基板側にも流れたため、静電吸着力がスペーサ
を入れた場合の略半分となった(比較例2,3)。
層基板に形成された電極層が支持基板に接触し、微少電
流が支持基板側にも流れたため、静電吸着力がスペーサ
を入れた場合の略半分となった(比較例2,3)。
【0035】(第2の実施例)ここでは、ZrO2絶縁
層基板に双極型Cu電極層を形成して、絶縁スペーサと
してフッ素樹脂テープを双極型電極層の一対の電極部
間、および絶縁層基板と支持基板との間の他の部分に貼
り付けた後、支持基板(ZrO2基板)をニトリルゴム
接着剤により貼り付けた静電チャックを10個作製し
た。また、電極部間に絶縁スペーサを設けず、他の部分
に絶縁スペーサを貼り付けた静電チャックを10個作製
した。
層基板に双極型Cu電極層を形成して、絶縁スペーサと
してフッ素樹脂テープを双極型電極層の一対の電極部
間、および絶縁層基板と支持基板との間の他の部分に貼
り付けた後、支持基板(ZrO2基板)をニトリルゴム
接着剤により貼り付けた静電チャックを10個作製し
た。また、電極部間に絶縁スペーサを設けず、他の部分
に絶縁スペーサを貼り付けた静電チャックを10個作製
した。
【0036】得られた双極型静電チャックに10kVの
電圧を印加して、電極間が絶縁破壊するかを評価した。
その結果、双極型電極間に絶縁スペーサを貼り付けた場
合は電極間の絶縁破壊は認められなかったが、電極部間
に絶縁スペーサを貼り付けた場合は10個中2個に絶縁
破壊が認められた。この絶縁破壊した静電チャックを調
べたところ、電極間に気泡の混入が認められた。
電圧を印加して、電極間が絶縁破壊するかを評価した。
その結果、双極型電極間に絶縁スペーサを貼り付けた場
合は電極間の絶縁破壊は認められなかったが、電極部間
に絶縁スペーサを貼り付けた場合は10個中2個に絶縁
破壊が認められた。この絶縁破壊した静電チャックを調
べたところ、電極間に気泡の混入が認められた。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、室温での体積抵抗率が
108〜1013Ωcmの絶縁層基板の電極層形成面を
接着剤により支持基板に接着した構造を有し、支持基板
が絶縁層基板と実質的に同一材料からなり、絶縁層基板
と支持基板との間に絶縁スペーサーが介装されているの
で、エッチング処理等に使用する際に反りが生じず、か
つ高い静電吸着力を得ることができ、大型化に対応可能
な静電チャックを得ることができる。
108〜1013Ωcmの絶縁層基板の電極層形成面を
接着剤により支持基板に接着した構造を有し、支持基板
が絶縁層基板と実質的に同一材料からなり、絶縁層基板
と支持基板との間に絶縁スペーサーが介装されているの
で、エッチング処理等に使用する際に反りが生じず、か
つ高い静電吸着力を得ることができ、大型化に対応可能
な静電チャックを得ることができる。
【図1】本発明が適用される単極型の静電チャックを示
す断面図。
す断面図。
【図2】本発明が適用される双極型の静電チャックを示
す断面図。
す断面図。
1,1’……静電チャック 2……絶縁層基板 2a……吸着面 3,3’……電極層 3a,3b……電極部 4……接着剤 5……支持基板 6,8……絶縁スペーサー 7……電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 千春 千葉県東金市季美の森東1−5−9 Fターム(参考) 5F031 CA02 HA02 HA03 HA16 MA29 MA32 PA13 PA16
Claims (3)
- 【請求項1】 被吸着体の吸着面を有する絶縁層基板の
吸着面とは反対側の面に電極層を形成し、その電極層形
成面を接着剤により支持基板に接着した構造を有する静
電チャックであって、 前記絶縁層基板は、室温での体積抵抗率が108〜10
13Ωcmであり、前記支持基板は前記絶縁層基板と実
質的に同一材料からなり、前記絶縁層基板と前記支持基
板との間に絶縁スペーサーが介装されていることを特徴
とする静電チャック。 - 【請求項2】 前記絶縁スペーサは、前記絶縁層基板に
形成された電極層が前記支持基板に接触しないように設
けられていることを特徴とする請求項1に記載の静電チ
ャック。 - 【請求項3】 前記電極層は、互いに離隔した一対の電
極部を有し、前記一対の電極部間に絶縁スペーサーが配
置されることを特徴とする請求項1に記載の静電チャッ
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36227298A JP2000183143A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 静電チャック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36227298A JP2000183143A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 静電チャック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000183143A true JP2000183143A (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=18476432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36227298A Pending JP2000183143A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 静電チャック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000183143A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003077994A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-14 | Kyocera Corp | 静電チャック及びその製造方法 |
JP2003273203A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-09-26 | Taiheiyo Cement Corp | 静電チャック |
US6728091B2 (en) * | 2001-06-06 | 2004-04-27 | Ngk Insulators, Ltd. | Electrostatic adsorption device |
JPWO2004112123A1 (ja) * | 2003-06-17 | 2006-09-28 | 株式会社クリエイティブ テクノロジー | 双極型静電チャック |
JP2008211200A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-09-11 | Taiheiyo Cement Corp | 静電チャック及びそれを用いた被吸着物の加熱処理方法 |
JP2011222793A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 静電チャック |
US11456200B2 (en) | 2019-06-13 | 2022-09-27 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Substrate fixing apparatus including a base plate, an electrostatic adsorption member, a plurality of support members on the base plate and supporting the electrostatic adsorption member, and an adhesive layer bonding the electrostatic adsorption member to the base plate |
-
1998
- 1998-12-21 JP JP36227298A patent/JP2000183143A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6728091B2 (en) * | 2001-06-06 | 2004-04-27 | Ngk Insulators, Ltd. | Electrostatic adsorption device |
JP2003077994A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-14 | Kyocera Corp | 静電チャック及びその製造方法 |
JP2003273203A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-09-26 | Taiheiyo Cement Corp | 静電チャック |
JPWO2004112123A1 (ja) * | 2003-06-17 | 2006-09-28 | 株式会社クリエイティブ テクノロジー | 双極型静電チャック |
CN100365795C (zh) * | 2003-06-17 | 2008-01-30 | 创意科技股份有限公司 | 双极型静电卡盘 |
US7567421B2 (en) | 2003-06-17 | 2009-07-28 | Creative Technology Corporation | Bipolar electrostatic chuck |
JP4532410B2 (ja) * | 2003-06-17 | 2010-08-25 | 株式会社クリエイティブ テクノロジー | 双極型静電チャック |
KR101076511B1 (ko) * | 2003-06-17 | 2011-10-24 | 가부시키가이샤 크리에이티브 테크놀러지 | 쌍극형 정전척 |
JP2008211200A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-09-11 | Taiheiyo Cement Corp | 静電チャック及びそれを用いた被吸着物の加熱処理方法 |
JP2011222793A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 静電チャック |
US11456200B2 (en) | 2019-06-13 | 2022-09-27 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Substrate fixing apparatus including a base plate, an electrostatic adsorption member, a plurality of support members on the base plate and supporting the electrostatic adsorption member, and an adhesive layer bonding the electrostatic adsorption member to the base plate |
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