JP2000170211A - 産業用車両 - Google Patents
産業用車両Info
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- JP2000170211A JP2000170211A JP10344768A JP34476898A JP2000170211A JP 2000170211 A JP2000170211 A JP 2000170211A JP 10344768 A JP10344768 A JP 10344768A JP 34476898 A JP34476898 A JP 34476898A JP 2000170211 A JP2000170211 A JP 2000170211A
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 1
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 9
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 必要時にリリーフ圧を変更できる産業用車両
を提供する。 【解決手段】 エンジン20により、荷役用油圧装置3
0と走行用トルクコンバータ21を駆動する産業用車両
で、荷役用油圧装置30の切換え用バルブ44からの作
動油排出路46に可変リリーフバルブ80を設け、その
リリーフ圧を、運転部8での操作により変更可能に構成
した。ここ一番に荷役力や牽引力がほしいとき、運転部
8での操作により可変リリーフバルブ80に対するリリ
ーフ圧を変更させることで、荷役用油圧装置30と走行
用トルクコンバータ21とに配分されているエンジント
ルクの配分比率を一時的に変化でき、荷役力を増加させ
たり、牽引力を増加させたりできる。
を提供する。 【解決手段】 エンジン20により、荷役用油圧装置3
0と走行用トルクコンバータ21を駆動する産業用車両
で、荷役用油圧装置30の切換え用バルブ44からの作
動油排出路46に可変リリーフバルブ80を設け、その
リリーフ圧を、運転部8での操作により変更可能に構成
した。ここ一番に荷役力や牽引力がほしいとき、運転部
8での操作により可変リリーフバルブ80に対するリリ
ーフ圧を変更させることで、荷役用油圧装置30と走行
用トルクコンバータ21とに配分されているエンジント
ルクの配分比率を一時的に変化でき、荷役力を増加させ
たり、牽引力を増加させたりできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば前部にバ
ケット装置を装着した建設車両など産業用車両に関する
ものである。
ケット装置を装着した建設車両など産業用車両に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、前部に油圧式のバケット装置
が装備されたホイルローダなどの建設車両において、そ
の油圧回路構成は図7に示す状態であった。すなわち、
エンジン90により、荷役用油圧装置100と走行用ト
ルクコンバータ91とを駆動している。そして走行用ト
ルクコンバータ102の駆動力を、トランスミッション
92などを介してフロントアクスルやリヤーアクスル側
へ伝達している。また荷役用油圧装置100側において
は、エンジン90の駆動力が走行用トルクコンバータ9
1側とは分割(分配)された状態で、作動油供給手段1
01の各ポンプ102,103,104が駆動されてい
る。
が装備されたホイルローダなどの建設車両において、そ
の油圧回路構成は図7に示す状態であった。すなわち、
エンジン90により、荷役用油圧装置100と走行用ト
ルクコンバータ91とを駆動している。そして走行用ト
ルクコンバータ102の駆動力を、トランスミッション
92などを介してフロントアクスルやリヤーアクスル側
へ伝達している。また荷役用油圧装置100側において
は、エンジン90の駆動力が走行用トルクコンバータ9
1側とは分割(分配)された状態で、作動油供給手段1
01の各ポンプ102,103,104が駆動されてい
る。
【0003】このような状態で、運転部におけるレバー
操作などによりステアリングバルブ手段105のステア
リング用バルブ106を制御することで、作動油タンク
94内の作動油がステアリング用ポンプ103を介して
供給され、この作動油により左右一対のステアリングシ
リンダ107を可逆的に伸縮動作し得、以て建設車両を
左右に旋回走行し得る。
操作などによりステアリングバルブ手段105のステア
リング用バルブ106を制御することで、作動油タンク
94内の作動油がステアリング用ポンプ103を介して
供給され、この作動油により左右一対のステアリングシ
リンダ107を可逆的に伸縮動作し得、以て建設車両を
左右に旋回走行し得る。
【0004】また運転部におけるレバー操作などにより
パイロットバルブ手段108の荷役側パイロットバルブ
109を制御することで、アシストポンプ104からの
作動油を、コントロール回路111の伸展側回路112
と収縮側回路113のいずれかに供給して、メインバル
ブ手段116の荷役側バルブ117を切り換えさせる。
これにより、メインポンプ102により圧送される作動
油により、荷役シリンダ118が伸縮動作され、以てブ
ームが作動される。
パイロットバルブ手段108の荷役側パイロットバルブ
109を制御することで、アシストポンプ104からの
作動油を、コントロール回路111の伸展側回路112
と収縮側回路113のいずれかに供給して、メインバル
ブ手段116の荷役側バルブ117を切り換えさせる。
これにより、メインポンプ102により圧送される作動
油により、荷役シリンダ118が伸縮動作され、以てブ
ームが作動される。
【0005】さらに運転部におけるレバー操作などによ
りパイロットバルブ手段108のバケット側パイロット
バルブ110を制御することで、アシストポンプ104
からの作動油を、コントロール回路111の伸展側回路
114と収縮側回路115のいずれかに供給して、メイ
ンバルブ手段116のバケット側バルブ119を切り換
えさせる。これにより、メインポンプ102により圧送
される作動油により、バケットシリンダ120が伸縮動
作され、以てバケット装置が作動される。
りパイロットバルブ手段108のバケット側パイロット
バルブ110を制御することで、アシストポンプ104
からの作動油を、コントロール回路111の伸展側回路
114と収縮側回路115のいずれかに供給して、メイ
ンバルブ手段116のバケット側バルブ119を切り換
えさせる。これにより、メインポンプ102により圧送
される作動油により、バケットシリンダ120が伸縮動
作され、以てバケット装置が作動される。
【0006】このように、運転部におけるレバー操作な
どにより荷役シリンダ118やバケットシリンダ120
を伸縮動作し得、以てブームやバケット装置を作動し
て、所期の作業を遂行し得る。
どにより荷役シリンダ118やバケットシリンダ120
を伸縮動作し得、以てブームやバケット装置を作動し
て、所期の作業を遂行し得る。
【0007】その際に図4に示すように、エンジン90
の全トルクAは、荷役用油圧装置側トルクBと走行用ト
ルクコンバータ側トルクCとに配分され、以て各部(各
システム)を作動させている。特に掘削作業時のトルク
配分エリアDは、荷役用油圧装置側トルクBと走行用ト
ルクコンバータ側吸収カーブEとがマッチングするとこ
ろにある。そして、荷役用油圧装置100側に配分され
るトルクBは油圧力により決まり、かつバルブ内のリリ
ーフ圧、すなわち、バケット側バルブ119からの作動
油排出路121に設けられたリリーフバルブ122のリ
リーフ圧により決められる。なお、掘削時はほとんどリ
リーフ圧になる。
の全トルクAは、荷役用油圧装置側トルクBと走行用ト
ルクコンバータ側トルクCとに配分され、以て各部(各
システム)を作動させている。特に掘削作業時のトルク
配分エリアDは、荷役用油圧装置側トルクBと走行用ト
ルクコンバータ側吸収カーブEとがマッチングするとこ
ろにある。そして、荷役用油圧装置100側に配分され
るトルクBは油圧力により決まり、かつバルブ内のリリ
ーフ圧、すなわち、バケット側バルブ119からの作動
油排出路121に設けられたリリーフバルブ122のリ
リーフ圧により決められる。なお、掘削時はほとんどリ
リーフ圧になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、たとえば掘
削作業時において、ここ一番に牽引力(走行力)がほし
いときがある。すなわち、もう少し牽引力が強いと、効
率的に掘削ができる場合がある。しかし、上記した従来
構成によると、エンジン90の全トルクAを、荷役用油
圧装置側トルクBと走行用トルクコンバータ側トルクC
とに配分しており、トルク配分点Fが一定状であるた
め、牽引力(足回り)に配分されるトルクCは限られ、
牽引力を増加させることはできない。
削作業時において、ここ一番に牽引力(走行力)がほし
いときがある。すなわち、もう少し牽引力が強いと、効
率的に掘削ができる場合がある。しかし、上記した従来
構成によると、エンジン90の全トルクAを、荷役用油
圧装置側トルクBと走行用トルクコンバータ側トルクC
とに配分しており、トルク配分点Fが一定状であるた
め、牽引力(足回り)に配分されるトルクCは限られ、
牽引力を増加させることはできない。
【0009】そこで本発明は、必要時にリリーフ圧を変
更し得る産業用車両を提供することを目的としたもので
ある。
更し得る産業用車両を提供することを目的としたもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の産業用車両は、エンジンにより、荷役
用油圧装置と走行用トルクコンバータとを駆動する産業
用車両において、荷役用油圧装置における切換え用バル
ブからの作動油排出路に可変リリーフバルブを設け、こ
の可変リリーフバルブのリリーフ圧を、運転部での操作
により変更可能に構成したことを特徴としたものであ
る。
ために、本発明の産業用車両は、エンジンにより、荷役
用油圧装置と走行用トルクコンバータとを駆動する産業
用車両において、荷役用油圧装置における切換え用バル
ブからの作動油排出路に可変リリーフバルブを設け、こ
の可変リリーフバルブのリリーフ圧を、運転部での操作
により変更可能に構成したことを特徴としたものであ
る。
【0011】したがって本発明によると、エンジンによ
り、荷役用油圧装置と走行用トルクコンバータとを駆動
している状態で、運転部においてレバー操作などを行う
ことにより、荷役部の作動や走行(牽引)を行え、以て
所期の作業を遂行し得る。そして、ここ一番に荷役力や
牽引力がほしいとき、運転部での操作により可変リリー
フバルブに対するリリーフバルブ圧を変更させることに
より、荷役用油圧装置と走行用トルクコンバータとに配
分されているエンジントルクの配分比率を一時的に変化
させ得、以て荷役力を増加させたり、牽引力を増加させ
たりし得る。
り、荷役用油圧装置と走行用トルクコンバータとを駆動
している状態で、運転部においてレバー操作などを行う
ことにより、荷役部の作動や走行(牽引)を行え、以て
所期の作業を遂行し得る。そして、ここ一番に荷役力や
牽引力がほしいとき、運転部での操作により可変リリー
フバルブに対するリリーフバルブ圧を変更させることに
より、荷役用油圧装置と走行用トルクコンバータとに配
分されているエンジントルクの配分比率を一時的に変化
させ得、以て荷役力を増加させたり、牽引力を増加させ
たりし得る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の一
例を図1〜図4に基づいて説明する。図2、図3におい
て、産業用車両の一例である建設車両1は、その車体2
が前車体部2Aと後車体部2Bとにより構成される。前
車体部2Aには、フロントアクスル3を介して左右一対
の前車輪4が設けられ、また後車体部2Bには、リヤー
アクスル5を介して左右一対の後車輪6が設けられてい
る。両車体部2A,2B間は、上下に振り分けられた縦
連結軸7により相対回動自在に連結され、そして両車体
部2A,2B間には、左右一対のステアリングシリンダ
49が配設されている。
例を図1〜図4に基づいて説明する。図2、図3におい
て、産業用車両の一例である建設車両1は、その車体2
が前車体部2Aと後車体部2Bとにより構成される。前
車体部2Aには、フロントアクスル3を介して左右一対
の前車輪4が設けられ、また後車体部2Bには、リヤー
アクスル5を介して左右一対の後車輪6が設けられてい
る。両車体部2A,2B間は、上下に振り分けられた縦
連結軸7により相対回動自在に連結され、そして両車体
部2A,2B間には、左右一対のステアリングシリンダ
49が配設されている。
【0013】後車体部2Bの前端上部には、座席や各種
レバーなどが配置された運転部8が設けられている。こ
の運転部8の前方で前車体部2Aには、左右一対のブー
ム9が配設され、これらブーム9の基端は、前車体部2
Aの後端上部に設けられたブラケット10に左右方向の
支軸11を介して取付けられ、以て上下揺動自在に構成
される。そして前車体部2Aとブーム9との間には、こ
のブーム9を上下揺動させる荷役シリンダ41が設けら
れる。
レバーなどが配置された運転部8が設けられている。こ
の運転部8の前方で前車体部2Aには、左右一対のブー
ム9が配設され、これらブーム9の基端は、前車体部2
Aの後端上部に設けられたブラケット10に左右方向の
支軸11を介して取付けられ、以て上下揺動自在に構成
される。そして前車体部2Aとブーム9との間には、こ
のブーム9を上下揺動させる荷役シリンダ41が設けら
れる。
【0014】両ブーム9の遊端間には、左右方向の横ピ
ン12を介してバケット装置(作業装置)13が取付け
られている。そして、ブーム9にピン14を介して取付
けられた第一リンク15の遊端に第二リンク16がピン
17により連結され、この第二リンク16の遊端とバケ
ット装置13とがピン18により連結されている。前記
第一リンク15の基端とブーム8との間に、前記バケッ
ト装置13を横ピン12の周りに回動させるバケットシ
リンダ43が設けられている。
ン12を介してバケット装置(作業装置)13が取付け
られている。そして、ブーム9にピン14を介して取付
けられた第一リンク15の遊端に第二リンク16がピン
17により連結され、この第二リンク16の遊端とバケ
ット装置13とがピン18により連結されている。前記
第一リンク15の基端とブーム8との間に、前記バケッ
ト装置13を横ピン12の周りに回動させるバケットシ
リンダ43が設けられている。
【0015】後車体部2Bには、エンジン20、走行用
トルクコンバータ21、トランスミッション22など
が、後ろから前へとこの順で配設されている。前記トラ
ンスミッション22から突出される車輪駆動軸23の前
端は、前車体部2Aと後車体部2Bとに亘って配設され
たプロペラシャフト24を介して前記フロントアクスル
3に連動連結され、またトランスミッション22から突
出される後端は前記リヤーアクスル5に連動連結されて
いる。
トルクコンバータ21、トランスミッション22など
が、後ろから前へとこの順で配設されている。前記トラ
ンスミッション22から突出される車輪駆動軸23の前
端は、前車体部2Aと後車体部2Bとに亘って配設され
たプロペラシャフト24を介して前記フロントアクスル
3に連動連結され、またトランスミッション22から突
出される後端は前記リヤーアクスル5に連動連結されて
いる。
【0016】この構成によると、エンジン20により荷
役用油圧装置30と走行用トルクコンバータ21とが駆
動され、そして走行用トルクコンバータ21の駆動力
が、トランスミッション22などを介してフロントアク
スル3やリヤーアクスル5へ伝達されることになる。な
お、エンジン22の後方にはラジエータ25が設けられ
ている。
役用油圧装置30と走行用トルクコンバータ21とが駆
動され、そして走行用トルクコンバータ21の駆動力
が、トランスミッション22などを介してフロントアク
スル3やリヤーアクスル5へ伝達されることになる。な
お、エンジン22の後方にはラジエータ25が設けられ
ている。
【0017】次に油圧回路の構成を図1に基づいて説明
する。前記荷役用油圧装置30においては、エンジン2
0の駆動力が走行用トルクコンバータ21側とは分割
(分配)された状態で、ポンプ駆動装置(ポンプドライ
ブギヤボックス)などを介して、その作動油供給手段3
1の各ポンプ32,33,34が駆動されている。すな
わち、車体2側には作動油タンク35が設けられ、この
作動油タンク35に吸い込み路を位置させた状態で、作
業装置用のメインポンプ32とステアリング用ポンプ3
3とアシストポンプ34とが設けられている。
する。前記荷役用油圧装置30においては、エンジン2
0の駆動力が走行用トルクコンバータ21側とは分割
(分配)された状態で、ポンプ駆動装置(ポンプドライ
ブギヤボックス)などを介して、その作動油供給手段3
1の各ポンプ32,33,34が駆動されている。すな
わち、車体2側には作動油タンク35が設けられ、この
作動油タンク35に吸い込み路を位置させた状態で、作
業装置用のメインポンプ32とステアリング用ポンプ3
3とアシストポンプ34とが設けられている。
【0018】前記作動油タンク35の周辺には、メイン
バルブ手段(バルブ手段)40と、ステアリングバルブ
手段48と、パイロツトバルブ手段53とが設けられ
る。そしてステアリングバルブ手段48やパイロツトバ
ルブ手段53は、運転部8でのレバー操作により制御さ
れる。
バルブ手段(バルブ手段)40と、ステアリングバルブ
手段48と、パイロツトバルブ手段53とが設けられ
る。そしてステアリングバルブ手段48やパイロツトバ
ルブ手段53は、運転部8でのレバー操作により制御さ
れる。
【0019】すなわち、メインバルブ手段40は、前記
荷役シリンダ41を作動させるための荷役側バルブ42
や、バケットシリンダ43を作動させるためのバケット
側バルブ(切換え用バルブの一例)44などを有する。
そして前記メインポンプ32からの作動油供給路45は
メインバルブ手段40の両バルブ42,44に達し、ま
たメインバルブ手段40の両バルブ42,44からの作
動油排出路46は、リターンフィルター47を介して作
動油タンク35に達している。
荷役シリンダ41を作動させるための荷役側バルブ42
や、バケットシリンダ43を作動させるためのバケット
側バルブ(切換え用バルブの一例)44などを有する。
そして前記メインポンプ32からの作動油供給路45は
メインバルブ手段40の両バルブ42,44に達し、ま
たメインバルブ手段40の両バルブ42,44からの作
動油排出路46は、リターンフィルター47を介して作
動油タンク35に達している。
【0020】前記ステアリングバルブ手段48はステア
リングシリンダ49を作動させるためのステアリング用
バルブ50などを有する。そして前記ステアリング用ポ
ンプ33からの作動油供給路51は、前記ステアリング
バルブ手段48のステアリング用バルブ50に達し、ま
たステアリングバルブ手段48のステアリング用バルブ
50からの作動油排出路52は、前記リターンフィルタ
ー47を介して作動油タンク35に達している。
リングシリンダ49を作動させるためのステアリング用
バルブ50などを有する。そして前記ステアリング用ポ
ンプ33からの作動油供給路51は、前記ステアリング
バルブ手段48のステアリング用バルブ50に達し、ま
たステアリングバルブ手段48のステアリング用バルブ
50からの作動油排出路52は、前記リターンフィルタ
ー47を介して作動油タンク35に達している。
【0021】前記パイロットバルブ手段53は、前記メ
インバブル手段40の荷役側バルブ42を切り換え作動
させるための荷役側パイロットバルブ54や、バケット
側バルブ44を切り換え作動させるためのバケット側パ
イロットバルブ55などを有する。
インバブル手段40の荷役側バルブ42を切り換え作動
させるための荷役側パイロットバルブ54や、バケット
側バルブ44を切り換え作動させるためのバケット側パ
イロットバルブ55などを有する。
【0022】そして、前記アシストポンプ34からの作
動油供給路56は、アキュームレータ57やストップバ
ルブ58を介して前記パイロットバルブ手段53の両パ
イロットバルブ54,55に達し、また両パイロットバ
ルブ54,55からの作動油排出路59は作動油タンク
35に達している。なお作動油供給路56と作動油排出
路46との間には、リリーフバルブ60やオイルクーラ
61を介在している。
動油供給路56は、アキュームレータ57やストップバ
ルブ58を介して前記パイロットバルブ手段53の両パ
イロットバルブ54,55に達し、また両パイロットバ
ルブ54,55からの作動油排出路59は作動油タンク
35に達している。なお作動油供給路56と作動油排出
路46との間には、リリーフバルブ60やオイルクーラ
61を介在している。
【0023】前記パイロットバルブ手段53はメインバ
ルブ手段40を切り換え動作させるためのもので、この
パイロットバルブ手段53からメインバルブ手段40に
はコントロール回路62が配設される。すなわち、荷役
側パイロットバルブ54と荷役側バルブ42との間に
は、伸展側回路63と収縮側回路64とが設けられ、ま
たバケット側パイロットバルブ55とバケット側バルブ
44との間には、伸展側回路65と収縮側回路66とが
設けられる。
ルブ手段40を切り換え動作させるためのもので、この
パイロットバルブ手段53からメインバルブ手段40に
はコントロール回路62が配設される。すなわち、荷役
側パイロットバルブ54と荷役側バルブ42との間に
は、伸展側回路63と収縮側回路64とが設けられ、ま
たバケット側パイロットバルブ55とバケット側バルブ
44との間には、伸展側回路65と収縮側回路66とが
設けられる。
【0024】前記作動油供給路56からの分岐供給路7
0は、駐車ブレーキバルブ71に達するとともに、アキ
ュームレータ73を介してブレーキバルブ74に達して
いる。72は駐車ブレーキ、75はフロント側サービス
ブレーキ、76はリヤー側サービスブレーキをそれぞれ
示す。
0は、駐車ブレーキバルブ71に達するとともに、アキ
ュームレータ73を介してブレーキバルブ74に達して
いる。72は駐車ブレーキ、75はフロント側サービス
ブレーキ、76はリヤー側サービスブレーキをそれぞれ
示す。
【0025】上記した荷役シリンダ41、バケットシリ
ンダ43、ステアリングシリンダ49などが油圧式の作
動部の一例を構成し、そして、上記した31〜76など
により荷役用油圧装置30の一例が構成される。
ンダ43、ステアリングシリンダ49などが油圧式の作
動部の一例を構成し、そして、上記した31〜76など
により荷役用油圧装置30の一例が構成される。
【0026】前記荷役用油圧装置30におけるバケット
側バルブ(切換え用バルブ)44からの作動油排出供給
路46に可変リリーフバルブ80を設け、この可変リリ
ーフバルブ80のリリーフ圧を、運転部8での操作によ
り変更可能に構成している。
側バルブ(切換え用バルブ)44からの作動油排出供給
路46に可変リリーフバルブ80を設け、この可変リリ
ーフバルブ80のリリーフ圧を、運転部8での操作によ
り変更可能に構成している。
【0027】すなわち、前記アシストポンプ34からパ
イロットバルブ手段53への作動油供給路56は、前記
ストップバルブ58の上手において分岐され、以てリリ
ーフ油圧路81を形成している。このリリーフ油圧路8
1は、前記バケット側バルブ44からの作動油排出路4
6に設けた可変リリーフバルブ80に対して、常に油圧
を供給するように配設されている。そしてリリーフ油圧
路81中には電磁バルブ82が設けられ、この電磁バル
ブ82は、通常はリリーフ油圧路81を連通させてい
る。
イロットバルブ手段53への作動油供給路56は、前記
ストップバルブ58の上手において分岐され、以てリリ
ーフ油圧路81を形成している。このリリーフ油圧路8
1は、前記バケット側バルブ44からの作動油排出路4
6に設けた可変リリーフバルブ80に対して、常に油圧
を供給するように配設されている。そしてリリーフ油圧
路81中には電磁バルブ82が設けられ、この電磁バル
ブ82は、通常はリリーフ油圧路81を連通させてい
る。
【0028】前記運転部8に配置された各種レバーのう
ち、指定されたレバー19の上部にはプッシュスイッチ
83が設けられている。そして、このプッシュスイッチ
83を押すことによって、前記電磁バルブ82が遮断側
に切り換わるように構成されている。
ち、指定されたレバー19の上部にはプッシュスイッチ
83が設けられている。そして、このプッシュスイッチ
83を押すことによって、前記電磁バルブ82が遮断側
に切り換わるように構成されている。
【0029】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。エンジン20の駆動により、走行用トルク
コンバータ21とトランスミッション22を介して車輪
駆動軸23を回転させることで、その回転を、プロペラ
シャフト24を介してフロントアクスル3に、または直
接にリヤーアクスル5に伝達し得る。そして、運転部8
におけるレバー操作などにより走行用トルクコンバータ
21を制御し、車輪駆動軸23の回転を制御(正回転、
逆回転、停止)することで、車輪4,6を正または逆に
強制駆動し得、以て建設車両1を前または後に走行し得
る。さらにブレーキバルブ74の操作によりフロント側
サービスブレーキ75やリヤー側サービスブレーキ76
を作用させることで、建設車両1を停止し得る。
を説明する。エンジン20の駆動により、走行用トルク
コンバータ21とトランスミッション22を介して車輪
駆動軸23を回転させることで、その回転を、プロペラ
シャフト24を介してフロントアクスル3に、または直
接にリヤーアクスル5に伝達し得る。そして、運転部8
におけるレバー操作などにより走行用トルクコンバータ
21を制御し、車輪駆動軸23の回転を制御(正回転、
逆回転、停止)することで、車輪4,6を正または逆に
強制駆動し得、以て建設車両1を前または後に走行し得
る。さらにブレーキバルブ74の操作によりフロント側
サービスブレーキ75やリヤー側サービスブレーキ76
を作用させることで、建設車両1を停止し得る。
【0030】前記エンジン20の駆動により、走行用ト
ルクコンバータ21を介して作動油供給手段31も作動
させており、以て大容量のメインポンプ32、ならびに
ステアリング用ポンプ33やアシストポンプ34を回転
させている。
ルクコンバータ21を介して作動油供給手段31も作動
させており、以て大容量のメインポンプ32、ならびに
ステアリング用ポンプ33やアシストポンプ34を回転
させている。
【0031】したがって、運転部8におけるレバー操作
などによりステアリングバルブ手段48のステアリング
用バルブ50を制御することで、ステアリング用ポンプ
33からの作動油により左右一対のステアリングシリン
ダ49を可逆的に伸縮動作し得、以て建設車両1を左右
に旋回走行し得る。
などによりステアリングバルブ手段48のステアリング
用バルブ50を制御することで、ステアリング用ポンプ
33からの作動油により左右一対のステアリングシリン
ダ49を可逆的に伸縮動作し得、以て建設車両1を左右
に旋回走行し得る。
【0032】また運転部8におけるレバー操作などによ
りパイロットバルブ手段53の荷役側パイロットバルブ
54を制御することで、アシストポンプ34からの作動
油を、コントロール回路62の伸展側回路63と収縮側
回路64のいずれかに供給して、メインバルブ手段40
の荷役側バルブ42を切り換えさせる。これにより、メ
インポンプ32により作動油供給路45で圧送される作
動油により、荷役シリンダ41が伸縮動作され、以てブ
ーム9が作動される。
りパイロットバルブ手段53の荷役側パイロットバルブ
54を制御することで、アシストポンプ34からの作動
油を、コントロール回路62の伸展側回路63と収縮側
回路64のいずれかに供給して、メインバルブ手段40
の荷役側バルブ42を切り換えさせる。これにより、メ
インポンプ32により作動油供給路45で圧送される作
動油により、荷役シリンダ41が伸縮動作され、以てブ
ーム9が作動される。
【0033】さらに運転部8におけるレバー操作などに
よりパイロットバルブ手段53のバケット側パイロット
バルブ55を制御することで、アシストポンプ34から
の作動油を、コントロール回路62の伸展側回路65と
収縮側回路66のいずれかに供給して、メインバルブ手
段40のバケット側バルブ44を切り換えさせる。これ
により、メインポンプ32により作動油供給路45を介
して圧送される作動油によりバケットシリンダ43が伸
縮動作され、以てバケット装置13が作動される。
よりパイロットバルブ手段53のバケット側パイロット
バルブ55を制御することで、アシストポンプ34から
の作動油を、コントロール回路62の伸展側回路65と
収縮側回路66のいずれかに供給して、メインバルブ手
段40のバケット側バルブ44を切り換えさせる。これ
により、メインポンプ32により作動油供給路45を介
して圧送される作動油によりバケットシリンダ43が伸
縮動作され、以てバケット装置13が作動される。
【0034】このように、運転部8におけるレバー操作
などにより荷役シリンダ41やバケットシリンダ43を
伸縮動作し得、以てブーム9やバケット装置13を作動
して、掘削など所期の土工作業を遂行し得る。
などにより荷役シリンダ41やバケットシリンダ43を
伸縮動作し得、以てブーム9やバケット装置13を作動
して、掘削など所期の土工作業を遂行し得る。
【0035】その際に、たとえば掘削作業時において、
ここ一番に牽引力がほしいとき、指定されたレバー19
に設けられているプッシュスイッチ83を押し、常に油
圧を供給する状態であった電磁バルブ82に通電して、
この電磁バルブ82を遮断側に切り換える。これによ
り、可変リリーフバルブ80に対する油圧の供給が絶た
れ、この可変リリーフバルブ80のセット圧が低下する
(たとえば210kg/cm2が190kg/cm2に低
下する)。
ここ一番に牽引力がほしいとき、指定されたレバー19
に設けられているプッシュスイッチ83を押し、常に油
圧を供給する状態であった電磁バルブ82に通電して、
この電磁バルブ82を遮断側に切り換える。これによ
り、可変リリーフバルブ80に対する油圧の供給が絶た
れ、この可変リリーフバルブ80のセット圧が低下する
(たとえば210kg/cm2が190kg/cm2に低
下する)。
【0036】このため、図4に示す走行用トルクコンバ
ータ21側に吸収されるトルクCが点線に示すように増
加して、走行用トルクコンバータ側吸収カーブEのトル
ク配分点Fがfに移り、以て牽引力が強くなって効率的
に掘削を行える。
ータ21側に吸収されるトルクCが点線に示すように増
加して、走行用トルクコンバータ側吸収カーブEのトル
ク配分点Fがfに移り、以て牽引力が強くなって効率的
に掘削を行える。
【0037】次に、本発明の別の実施の形態を、図5、
図6に基づいて説明する。すなわち、リリーフ油圧路8
1中に設けられる電磁バルブ82は、通常はリリーフ油
圧路81を遮断させている。そして運転部8の指定され
たレバー19の上部に設けられているプッシュスイッチ
83を押すことによって、前記電磁バルブ82が連通側
に切り換わるように構成されている。
図6に基づいて説明する。すなわち、リリーフ油圧路8
1中に設けられる電磁バルブ82は、通常はリリーフ油
圧路81を遮断させている。そして運転部8の指定され
たレバー19の上部に設けられているプッシュスイッチ
83を押すことによって、前記電磁バルブ82が連通側
に切り換わるように構成されている。
【0038】この別の実施の形態によると、たとえば掘
削作業時において、ここ一番に掘削力がほしいとき、指
定されたレバー19に設けられているプッシュスイッチ
83を押し、常に油圧を遮断する状態であった電磁バル
ブ82に通電して、この電磁バルブ82を連通側に切り
換える。これにより、可変リリーフバルブ80に対して
油圧が供給され、この可変リリーフバルブ80のセット
圧が高上する。
削作業時において、ここ一番に掘削力がほしいとき、指
定されたレバー19に設けられているプッシュスイッチ
83を押し、常に油圧を遮断する状態であった電磁バル
ブ82に通電して、この電磁バルブ82を連通側に切り
換える。これにより、可変リリーフバルブ80に対して
油圧が供給され、この可変リリーフバルブ80のセット
圧が高上する。
【0039】このため、図5に示す走行用トルクコンバ
ータ21側に吸収されるトルクCが点線に示すように減
少し、走行用トルクコンバータ側吸収カーブEのトルク
配分点Fがfaに移って牽引力が抑えられ、以て荷役用
油圧装置側トルクB側へのトルク配分が増加される。こ
れにより、ブーム持上げや掘削などの油圧力を上げるこ
とができる。
ータ21側に吸収されるトルクCが点線に示すように減
少し、走行用トルクコンバータ側吸収カーブEのトルク
配分点Fがfaに移って牽引力が抑えられ、以て荷役用
油圧装置側トルクB側へのトルク配分が増加される。こ
れにより、ブーム持上げや掘削などの油圧力を上げるこ
とができる。
【0040】上記した両実施の形態では、切換え用バル
ブとしてバケット側バルブ44を使用し、その作動油排
出路46に可変リリーフバルブ80が設けられた形式が
示されているが、これは別の作動部である荷役シリンダ
41の荷役側バルブ42やステアリングシリンダ49の
ステアリング用バルブ50に対応して、可変リリーフバ
ルブ80などが設けられた形式であってもよい。また、
この可変リリーフバルブ80は電磁弁などを利用し、リ
ニアにリリーフ圧を変化させることで、牽引力をリニア
に制御することもできる。
ブとしてバケット側バルブ44を使用し、その作動油排
出路46に可変リリーフバルブ80が設けられた形式が
示されているが、これは別の作動部である荷役シリンダ
41の荷役側バルブ42やステアリングシリンダ49の
ステアリング用バルブ50に対応して、可変リリーフバ
ルブ80などが設けられた形式であってもよい。また、
この可変リリーフバルブ80は電磁弁などを利用し、リ
ニアにリリーフ圧を変化させることで、牽引力をリニア
に制御することもできる。
【0041】上記した両実施の形態では、プッシュスイ
ッチ83を押している間は、電磁バルブ82の切り換わ
り状態を維持する形式としているが、これは電気式タイ
マーなどを設置することで、プッシュスイッチ83を放
したとしても設定時間中は電磁バルブ82の切り換わり
状態を維持する形式にでき、逆にある時間間隔でないと
作動できなくすることもできる。
ッチ83を押している間は、電磁バルブ82の切り換わ
り状態を維持する形式としているが、これは電気式タイ
マーなどを設置することで、プッシュスイッチ83を放
したとしても設定時間中は電磁バルブ82の切り換わり
状態を維持する形式にでき、逆にある時間間隔でないと
作動できなくすることもできる。
【0042】上記した実施の形態では、車体2として、
前車体部2Aと後車体部2Bとからなる分割形式が示さ
れているが、これは一体形式の車体であってもよい。上
記した実施の形態では、作業装置としてバケット装置1
3が装備された産業用車両が示されているが、これは、
作業装置としてクランプ装置やリフト装置などが装備さ
れた産業用車両であってもよく、この場合、それに応じ
た作動部が装備される。
前車体部2Aと後車体部2Bとからなる分割形式が示さ
れているが、これは一体形式の車体であってもよい。上
記した実施の形態では、作業装置としてバケット装置1
3が装備された産業用車両が示されているが、これは、
作業装置としてクランプ装置やリフト装置などが装備さ
れた産業用車両であってもよく、この場合、それに応じ
た作動部が装備される。
【0043】上記した実施の形態において、車両速度を
複数速に切替え可能な車両に組み込んだときには、運転
部8におけるスイッチ操作やレバー操作による速度切替
え時にプッシュスイッチ83を押すことによって、牽引
力の増加をより効果的に得ることができることになる。
複数速に切替え可能な車両に組み込んだときには、運転
部8におけるスイッチ操作やレバー操作による速度切替
え時にプッシュスイッチ83を押すことによって、牽引
力の増加をより効果的に得ることができることになる。
【0044】
【発明の効果】上記した本発明によると、エンジンによ
り、荷役用油圧装置と走行用トルクコンバータとを駆動
している状態で、運転部においてレバー操作などを行う
ことにより、荷役作業や走行(牽引)を行え、以て所期
の作業を遂行できる。そして、運転部での迅速かつ的確
な操作によって可変リリーフバルブに対するリリーフバ
ルブ圧を変更させることにより、荷役用油圧装置と走行
用トルクコンバータとに配分されているエンジントルク
の配分比率を一時的に変化できる。
り、荷役用油圧装置と走行用トルクコンバータとを駆動
している状態で、運転部においてレバー操作などを行う
ことにより、荷役作業や走行(牽引)を行え、以て所期
の作業を遂行できる。そして、運転部での迅速かつ的確
な操作によって可変リリーフバルブに対するリリーフバ
ルブ圧を変更させることにより、荷役用油圧装置と走行
用トルクコンバータとに配分されているエンジントルク
の配分比率を一時的に変化できる。
【0045】したがって、ここ一番に荷役力がほしいと
き、可変リリーフバルブのセット圧を高上させること
で、牽引力を抑えて荷役用油圧装置側へのトルク配分を
増加でき、これにより荷役力を増加することができる。
また、ここ一番に牽引力がほしいとき、可変リリーフバ
ルブのセット圧を低下させることで、牽引力を増加させ
て荷役用油圧装置側へのトルク配分を減少でき、これに
より牽引力を強くできる。
き、可変リリーフバルブのセット圧を高上させること
で、牽引力を抑えて荷役用油圧装置側へのトルク配分を
増加でき、これにより荷役力を増加することができる。
また、ここ一番に牽引力がほしいとき、可変リリーフバ
ルブのセット圧を低下させることで、牽引力を増加させ
て荷役用油圧装置側へのトルク配分を減少でき、これに
より牽引力を強くできる。
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、産業用車両
における油圧回路図である。
における油圧回路図である。
【図2】同産業用車両の側面図である。
【図3】同産業用車両における車体部分の側面図であ
る。
る。
【図4】同産業用車両におけるトルク配分の説明図であ
る。
る。
【図5】本発明の別の実施の形態を示し、産業用車両に
おけるトルク配分の説明図である。
おけるトルク配分の説明図である。
【図6】同産業用車両における油圧回路図である。
【図7】従来例を示し、産業用車両における油圧回路図
である。
である。
1 建設車両(産業用車両) 2 車体 3 フロントアクスル 5 リヤーアクスル 8 運転部 9 ブーム 13 バケット装置(作業装置) 19 レバー 20 エンジン 21 走行用トルクコンバータ 22 トランスミッション 30 荷役用油圧装置 31 作動油供給手段 32 メインポンプ 33 ステアリング用ポンプ 34 アシストポンプ 40 メインバルブ手段 41 荷役シリンダ 42 荷役側バルブ 43 バケットシリンダ 44 バケット側バルブ(切換え用バルブ) 46 作動油排出路 48 ステアリングバルブ手段 49 ステアリングシリンダ 50 ステアリング用バルブ 53 パイロットバルブ手段 54 荷役側パイロットバルブ 55 バケット側パイロットバルブ 57 アキュームレータ 62 コントロール回路 70 分岐供給路 72 駐車ブレーキ 75 フロント側サービスブレーキ 76 リヤー側サービスブレーキ 80 可変リリーフバルブ 81 リリーフ油圧路 82 電磁バルブ 83 プッシュスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンにより、荷役用油圧装置と走行
用トルクコンバータとを駆動する産業用車両において、
荷役用油圧装置における切換え用バルブからの作動油排
出路に可変リリーフバルブを設け、この可変リリーフバ
ルブのリリーフ圧を、運転部での操作により変更可能に
構成したことを特徴とする産業用車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10344768A JP2000170211A (ja) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | 産業用車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10344768A JP2000170211A (ja) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | 産業用車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000170211A true JP2000170211A (ja) | 2000-06-20 |
Family
ID=18371835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10344768A Withdrawn JP2000170211A (ja) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | 産業用車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000170211A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100610881B1 (ko) | 2004-04-29 | 2006-08-11 | 주식회사수산중공업 | 건설장비의 유압 컨트롤 장치 |
-
1998
- 1998-12-04 JP JP10344768A patent/JP2000170211A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100610881B1 (ko) | 2004-04-29 | 2006-08-11 | 주식회사수산중공업 | 건설장비의 유압 컨트롤 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060207 |