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JP2000167504A - 容器のラベル剥離装置 - Google Patents

容器のラベル剥離装置

Info

Publication number
JP2000167504A
JP2000167504A JP10350011A JP35001198A JP2000167504A JP 2000167504 A JP2000167504 A JP 2000167504A JP 10350011 A JP10350011 A JP 10350011A JP 35001198 A JP35001198 A JP 35001198A JP 2000167504 A JP2000167504 A JP 2000167504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
label
rotating brush
brush
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10350011A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Nakai
健雄 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEKISUI PLANT SYSTEM KK
Original Assignee
SEKISUI PLANT SYSTEM KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEKISUI PLANT SYSTEM KK filed Critical SEKISUI PLANT SYSTEM KK
Priority to JP10350011A priority Critical patent/JP2000167504A/ja
Publication of JP2000167504A publication Critical patent/JP2000167504A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】容器の大きさや形状、ラベルの大きさや厚さや
材質、接着力の大小、容器に対するラベルの貼付位置な
どの条件が相違する場合であっても、簡単確実に容器か
らラベルを剥離させる。 【解決手段】回転ブラシ7をモータ62によって回転さ
せるとともに、昇降装置51および揺動装置61を介し
て回転ブラシ7を上下方向および略水平方向に移動させ
ることにより、コンベア装置3に載置されて間欠的に搬
送される容器Vの側面Vaに回転ブラシ7を押し付け
て、その側面Vaに貼付されているラベルを剥離させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水、薬液、粉粒体
などの容器を再利用するために、容器に貼付されている
古いラベルを剥離する容器のラベル剥離装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、水、薬液、粉粒体などの容器を
リサイクルして再利用するに際しては、貼付されている
古いラベルを剥離し、容器の内外を洗浄する必要があ
る。
【0003】ところが、水、薬液、粉粒体などの容器
は、種々の環境条件にさらされる流通過程を経て需要者
に供給されるので、容器に貼付されるラベルは、その流
通過程の途中で不測に剥がれることのないように、適当
な接着剤によって強固に接着されている。そこで、その
ラベルを剥がすとともに、容器に強固に付着しているネ
バネバした接着剤を除去して、再利用できるようにする
ことは容易でない。
【0004】このため、加温された苛性ソーダ溶液など
の中に容器を所定時間浸漬してラベルおよびラベルの接
着剤を柔軟化させた後、容器の外周面にほぼ接線方向か
らラベルの一側縁に向けて高圧水を噴射することによっ
てラベルの一側縁をめくり上げ、その状態から容器を回
転させてラベルを順次剥がし、その後、容器の外面に強
固に付着して残留している接着剤をゴムローラやブラシ
でこすり取って除去している(例えば、特開平4−34
1385号公報、特開平5−111678号公報、特許
第2539306号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、前述した
ラベル剥離装置においては、回転ブラシによってラベル
を剥離するようになされているとはいうものの、容器の
大きさや高さ、容器の形状、容器に貼付されたラベルの
幅および長さ、ラベルの紙の厚さ、ラベルの材質、接着
力の大小、容器に対するラベルの貼付位置などの特定条
件の容器のラベルを剥離することはできるが、それ以外
の任意の容器についてラベルを剥離することは困難であ
った。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、容器の大きさや形状、ラベルの大きさや厚
さや材質、接着力の大小、容器に対するラベルの貼付位
置などの条件が相違する場合であっても、簡単確実に容
器からラベルを剥離させることのできる容器のラベル剥
離装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ラベルが貼付
された容器を載置して間欠的に搬送するコンベア装置
と、コンベア装置に隣接して立設された支柱と、支柱に
昇降装置を介して昇降自在に設けられた昇降部材と、昇
降部材に揺動装置を介して揺動自在に設けられるととも
に、モータが配設された揺動部材と、コンベア装置上の
容器の側面に臨んで配置され、モータの回転軸芯と直交
する回転軸芯を有してモータに連結された回転ブラシ
と、からなり、回転ブラシは連結されたモータにより回
転可能とされ、さらに、回転ブラシは昇降装置および揺
動装置を介して上下方向および略水平方向に移動可能と
され、コンベア装置上の容器の側面に回転ブラシが押し
付けられることによって、容器の側面に貼付されたラベ
ルが容器から剥離するようになされていることを特徴と
するものである。
【0008】この発明によれば、回転ブラシをモータに
よって回転させるとともに、昇降装置および揺動装置を
介して回転ブラシを上下方向および略水平方向に移動さ
せることができるので、コンベア装置に載置されて間欠
的に搬送される容器の側面に回転ブラシを押し付けて、
その側面に貼付されているラベルを剥離させることがで
きる。しかも、容器の大きさや高さ、容器の形状、ラベ
ルの幅および長さ、ラベルの紙の厚さ、ラベルの材質、
接着力の大小、容器に対するラベルの貼付位置などの条
件が相違する場合であっても、それぞれの条件に対応し
て、回転ブラシの昇降範囲、回転数の大小、押圧力の大
小、昇降時間の長短などを自由に設定することができ
る。すなわち、任意の容器に貼付されている任意の形態
のラベルを簡単確実に剥離させることができる。
【0009】請求項1記載の発明において、少なくとも
両側壁、開口部が形成された天井壁および底壁からなる
容器洗浄ブースの内部を通過するようにコンベア装置が
設置され、また、容器洗浄ブースの天井壁に形成された
開口部の上方に臨んで揺動部材が設けられるとともに、
モータの出力軸に連結された回転軸が開口部を通って容
器洗浄ブースの内部に延設され、該回転軸が容器洗浄ブ
ースの内部に配置された回転ブラシの回転軸に連結され
ていると、容器洗浄ブースの内部で容器に貼付されたラ
ベルの剥離作業を行うことができる。したがって、回転
ブラシの回転に伴って少しずつ剥離されるラベルの微小
なカスや洗浄液などがコンベア装置周辺の床面などに飛
散することを防止できるとともに、洗浄液などが支柱、
昇降装置、昇降部材、揺動装置、揺動部材、モータなど
に付着して腐食させることを防止できる。また、ラベル
剥離作業時に発生する騒音を容器洗浄ブースによって遮
断することができる。
【0010】請求項1または請求項2記載の発明におい
て、コンベア装置に、設定間隔をおいて容器移動防止具
が設けられていると、回転ブラシを略水平方向に揺動さ
せて容器を押圧した場合においても、容器の下部が移動
して位置ずれを起こすことがない。
【0011】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
発明において、コンベア装置によって搬送される容器の
上面および/または回転ブラシが臨む容器の側面と対向
する側面を支持する押さえ部材が設けられていると、回
転ブラシを略水平方向に揺動させて容器を押圧した場合
においても、容器が移動して位置ずれを起こしたり、倒
れたりすることがない。
【0012】請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
発明において、回転ブラシと容器の側面との接線または
接点の上方に、水、温水、苛性ソーダなどの洗浄液ある
いは蒸気を放出する放出口が配置されていると、容器の
側面に貼付されたラベルを膨潤させて柔軟化させること
ができ、ラベルの剥離を容易に行うことができる。な
お、洗浄液を放出する場合、放出口は下向きが好ましい
が、上向きであってもよい。
【0013】請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
発明において、回転ブラシの近傍に、回転ブラシに水、
温水あるいは苛性ソーダなどの洗浄液を放出する放出口
を配置すると、回転ブラシのブラシに洗浄液を均一にし
み込ませることができ、ラベルの剥離作業を容易に行う
ことができる。
【0014】請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の
発明において、回転ブラシが、多数本の砥粒入り研磨用
プラスチック糸状体からなるブラシを有すると、回転ブ
ラシによって容器に貼付されているラベルを剥離する
際、ラベルの紙質が硬い場合やラベルが強力な接着剤に
よって強固に接着されている場合などであっても、容器
を傷つけることなくラベルや接着剤を効率よくこすり取
って除去することができる。しかも、騒音の発生を極め
て少なくすることができる。
【0015】請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の
発明において、昇降部材に対して揺動部材を揺動させる
揺動装置にエアシリンダが用いられていると、回転ブラ
シを略水平方向に揺動させて容器に貼付されているラベ
ルを押圧する際の押圧力が常に一定になる。容器の稜線
となる端縁部近傍は変形しにくいが、回転ブラシで押圧
することによって側面中央部は容易に変形する。また、
容器の側面に凹状もしくは凸状の成形歪みがある場合
や、長期にわたる内容物の内圧により容器の側面が変形
して膨張している場合などもある。しかし、揺動装置と
してエアシリンダが用いられていると、回転ブラシはそ
の変形に追従することができ、一定の押圧力でラベルを
剥離させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0017】図1乃至図3には、本発明の容器のラベル
剥離装置1が示されている。このラベル剥離装置1は、
容器洗浄ブース2と、容器洗浄ブース2の内部を通過す
るように設置され、ラベル(図示せず)が貼付された容
器Vを載置して間欠的に搬送するコンベア装置3と、容
器洗浄ブース2に沿って立設された支柱4と、支柱4に
昇降装置としての昇降シリンダ51を介して昇降自在に
設けられた昇降部材5と、昇降部材5に揺動装置として
の揺動シリンダ61を介して揺動自在に設けられるとと
もに、モータ62が配設された揺動部材6と、コンベア
装置3上の容器Vのラベルが貼付された側面Vaに臨ん
で配置され、モータ62の回転軸芯と直交する回転軸芯
を有してモータ62と回転自在に連結された回転ブラシ
7と、から構成されている。
【0018】容器洗浄ブース2は、両側壁21、天井壁
22および底壁23を備え、後述するコンベア装置3上
に載置された容器Vが容器洗浄ブース2の前後方向(図
2の右左方向)を通過できるように前後両端が開放され
ている。容器洗浄ブース2の天井壁22には、後述する
モータ62に連結された回転軸66を容器洗浄ブース2
の内部に導くための開口部22aが形成されている。そ
して、一方の側壁21には、点検用窓211(図1参
照)が形成されている。また、底壁23は、後述する
水、温水、苛性ソーダなどの洗浄液あるいは蒸気が液化
した液体を回収するため、一定勾配の傾斜面に形成され
ている(図2参照)。したがって、後述するように、回
転ブラシ7によるラベルの剥離作業を容器洗浄ブース2
の内部で行うことができる。つまり、剥離したラベルの
微細片や洗浄液などが外部に飛散するのを防止すること
ができ、洗浄液などの回収を容易に行うことができる。
また、ラベル剥離作業時に発生する騒音を容器洗浄ブー
ス2によって遮断することができる。なお、容器洗浄ブ
ース2の前後両端の開放部に、ゴムシート、プラスチッ
クシートなどの柔軟性のある遮音シートを垂下しておけ
ば、より一層騒音を小さく抑えることができる。
【0019】コンベア装置3は、容器洗浄ブース2の前
方および後方(図2の右側および左側)に位置し、回転
自在に軸支された前後それぞれ一対のスプロケットホイ
ール31(図2においては前方のスプロケットホイール
のみが示されている)と、前後のスプロケットホイール
31間に巻回された一対のコンベアチェーン32,32
と、から構成されるチェーンコンベアで例示されてい
る。
【0020】なお、一対のコンベアチェーン32,32
には、その内方に向かう支持材33,33が互いに向き
合うように設定間隔をおいて複数組固定されており、左
右の支持材33,33にわたって容器移動防止具34が
配設されている。つまり、コンベア装置3には、設定間
隔をおいて複数個の容器移動防止具34が設けられてい
る。したがって、コンベア装置3は、容器移動防止具3
4に載置された容器Vを容器洗浄ブース2の前方から後
方へ(図2の右側から左側へ)間欠的に搬送することが
できる。
【0021】また、コンベア装置3のコンベアチェーン
32には、ローラ35(図1参照)が回転自在に軸支さ
れており、該ローラ35は容器洗浄ブース2内部の前後
方向に延設されたガイド24上に支持されている。この
ため、コンベア装置3は、容器Vを垂直に安定した状態
に保って搬送することができる。
【0022】ここに、容器Vは、L270×W270×
H374mmの20Kg用プラスチック製あるいは金属
製角形容器で例示されている。そして、容器移動防止具
34は、複数本の丸棒材をコ字状あるいはL字状に折曲
したものを適宜連結して、上記のような容器Vの下部を
包囲するように形成されている。そこで、後述するよう
に、回転ブラシ7によってラベルが貼付されている容器
Vの側面Vaを押圧しても、容器Vの下部は移動しない
ように確実に保持される。
【0023】容器洗浄ブース2の天井壁22に形成され
た開口部22aに臨んで、天井壁22を越える高さの一
対の支柱4,4が前後方向に間隔をおき、容器洗浄ブー
ス2の一側壁21に沿って立設されている。これらの支
柱4,4は、上端部に連結材41a、略中間部に連結材
41bが架設されることによって連結されている。ま
た、その支柱4,4の容器洗浄ブース2寄りの側面の上
端部近傍には、上下方向に延びるガイド42,42がそ
れぞれ付設されている。
【0024】昇降部材5に固設された摺動部材52は、
支柱4のガイド42に案内されて、上下方向に摺動可能
とされている。そして、昇降部材5と支柱4の略中間部
に架設された連結材41bとの間には、昇降シリンダ5
1が配設されている。したがって、昇降シリンダ51を
伸縮作動させることにより、昇降部材5を支柱4に設け
たガイド42に沿って昇降させることができる。
【0025】また、昇降部材5の上端部に間隔をおいて
設けられた軸支部6a,6aには、揺動部材6,6がそ
れぞれ独自に揺動できるように回動自在に軸支されてい
る。そして、各揺動部材6,6と昇降部材5との間に
は、それぞれ揺動シリンダ61,61が配設されてい
る。このため、各揺動シリンダ61,61を伸縮作動さ
せることにより、揺動部材6,6を軸支部6a,6aを
中心としてそれぞれ独自に自由に揺動させることができ
る。
【0026】揺動シリンダ61としては、エアシリンダ
が好適に採用される。揺動シリンダ61としてエアシリ
ンダを用いると、圧縮空気が有する特性によって押圧力
が一定となる。すなわち、揺動シリンダ61を伸長作動
させた場合、容器Vのラベル貼付面に加わる回転ブラシ
7の押圧力は一定となり、後述するように、容器Vが変
形している場合にもこれに追従して、一定の押圧力によ
りラベルを剥離させることができる。
【0027】各揺動部材6にはそれぞれモータ62が設
置されており、また、各揺動部材6の下端には上下方向
に延びるアーム63の上端部が連結されている。このア
ーム63の下半部は、容器洗浄ブース2の天井壁22の
開口部22aを通って内部に延設されている。また、ア
ーム63の下端部には、かさ歯車やマイタ歯車などの交
差軸歯車を内蔵したギヤボックス64および回転ブラシ
7を回転自在に軸支する枠材65が配置されている。そ
して、モータ62の出力軸は回転軸66を介してギヤボ
ックス64の入力軸と連結されており、また、ギヤボッ
クス64の出力軸は回転ブラシ7の回転軸73と連結さ
れている。このため、モータ62を回転駆動させること
により、回転軸66およびギヤボックス64を介して回
転ブラシ7の回転軸73を回転させることができる。な
お、モータ62の回転駆動による回転軸66の垂直軸回
りの回転はギヤボックス64によって90度変換され
て、回転ブラシ7が水平軸回りに回転するように設定さ
れている。
【0028】回転ブラシ7は、図3に詳細に示すよう
に、回転ドラム71と、回転ドラム71の外周面に植設
された多数本の繊維状体のブラシ72と、回転ドラム7
1に一体的に固設された回転軸73からなる。また、回
転軸73の一端部とギヤボックス64の出力軸がキーを
介して連結されており、回転軸73の他端部と軸74が
キーを介して連結されている。そして、この軸74が、
前述の枠材65に設けられた軸受67に回転自在に軸支
されている。
【0029】なお、各回転ブラシ7は、コンベア装置3
に設けた容器移動防止具34に支持されて搬送される容
器Vのラベルが貼付された側面Vaに臨むようにそれぞ
れ配置されている。
【0030】また、容器洗浄ブース2の天井壁22に
は、コンベア装置3によって搬送される容器Vの上面に
臨んで押さえ部材25が設けられている。この押さえ部
材25は、天井壁22に固設された押さえシリンダ26
と連結棒27を介して連結されている。そこで、押さえ
シリンダ26を伸縮作動させることにより、押さえ部材
25を容器Vの上面を押圧保持する位置と、離脱する位
置間に昇降させることができる。したがって、押さえ部
材25により容器Vの上面を押圧して容器Vの上部が移
動しないように保持し、容器移動防止具34と協働し
て、容器Vの移動を阻止することができる。
【0031】容器洗浄ブース2内には、水、温水、苛性
ソーダなどの洗浄液あるいは蒸気の供給管28が配設さ
れており、この供給管28から分岐された分岐管281
の放出口が、各容器Vの上方においてラベルが貼付され
た側面Vaに臨むように開口されている。また、回転ブ
ラシ7の上方に洗浄液の噴射管29が配設されており、
その放出口は、回転ブラシ7に臨むように開口されてい
る。このため、ラベルを洗浄液などによって膨潤させて
柔軟化させるとともに、回転ブラシ7のブラシ72に均
一に洗浄液をしみ込ませることにより、回転ブラシ7に
よるラベルの剥離作業を容易に行うことができる。な
お、これらの分岐管281および噴射管29の放出口を
下向きに開口させることが好ましいが、放出口を上向き
に開口させて洗浄液が噴水状に滴下するようにしてもよ
い。
【0032】支柱4の上部、昇降部材5、昇降シリンダ
51、揺動部材6、揺動シリンダ61、モータ62の周
囲はボックス8によって覆われており、ボックス8には
空気吹入口81が付設されている。そこで、ボックス8
内の各機器に大気中の埃などが付着することを防止する
ことができる。また、分岐管281および噴射管29か
ら洗浄液などを噴出させるとともに回転ブラシ7を回転
させて容器Vの側面Vaに貼付されたラベルを剥離する
際、同時に空気吹入口81からボックス8内に空気を吹
き入れることにより、飛散した洗浄液などが開口部22
aを通ってボックス8内に入り込むことを防止すること
ができる。したがって、飛散した洗浄液などが上記の各
機器に付着して錆を発生させることを防止することがで
きる。
【0033】次に、容器のラベル剥離装置1の作動につ
いて説明する。初期状態では、昇降シリンダ51が伸長
作動して昇降部材5は支柱4の上方に位置しており、ま
た、揺動シリンダ61が縮小作動して揺動部材6は昇降
部材5寄りに位置している。このため、回転ブラシ7
は、容器洗浄ブース2内部の上方に位置している。
【0034】このような初期状態からコンベア装置3を
駆動すると、容器Vが容器移動防止具34に支持されて
容器洗浄ブース2内に搬入される。この際、容器Vは、
ラベルを貼付した側面Vaが回転ブラシ7と対面するよ
うに、容器移動防止具34に載置される。そして、容器
Vが回転ブラシ7に臨む位置に達すると、コンベア装置
3は停止する。ここに、押さえシリンダ26を伸長作動
させ、押さえ部材25で容器Vの上面を押圧し、容器移
動防止具34と協働して容器Vが移動しないように保持
する。
【0035】この後、分岐管281に供給された洗浄液
などは容器Vの側面Vaに貼付されたラベルに向けて噴
出することになり、また、噴射管29に供給された洗浄
液は回転ブラシ7のブラシ72に均一に充分しみ込むこ
ととなる。こうして、容器Vの側面Vaに貼付されたラ
ベルを洗浄液などによって膨潤させ、柔軟化させること
ができる。
【0036】一方、モータ62を回転させ、回転軸66
およびギヤボックス64を介して回転ブラシ7を回転さ
せる。また、昇降シリンダ51を縮小作動させ、昇降部
材5の摺動部材52を支柱4のガイド42に沿って下降
させることにより、昇降部材5が下降し、昇降部材5に
付設された揺動部材6、揺動部材6に配設されたモータ
62およびアーム63、アーム63の下端部に設けられ
た枠材65および回転ブラシ7も下降する。したがっ
て、アーム63の下端部と枠材65にわたって設けられ
た回転ブラシ7は、回転を継続しながら下降する。
【0037】さらに、揺動シリンダ61を伸長作動させ
ると、揺動部材6が昇降部材5に対して軸支部6a回り
に揺動し、揺動部材6に一体に連結されているアーム6
3も揺動する。そこで、アーム63の下端部に配置され
ている回転ブラシ7は、略水平方向に移動して容器Vの
側面Vaを押圧することになる。この場合、回転ブラシ
7が略水平方向に移動することによって、容器Vはコン
ベア装置3の側方に押し出されるように押圧される。し
かし、容器Vは容器移動防止具34によって支持されて
いるばかりでなく、押さえ部材25によって上方から押
圧されているので、移動することなく確実に保持され
る。したがって、回転ブラシ7は、回転しつつ、容器V
の側面Vaの外表面に沿って押圧した状態で下降する。
昇降シリンダ51が設定された任意の下限位置に達した
後、昇降シリンダ51を伸長作動させて、回転ブラシ7
を設定された任意の上限位置まで上昇させる。こうし
て、容器Vの側面Vaに貼付されたラベルを確実に剥離
させることができる。
【0038】ところで、容器Vの稜線である側面Vaの
端縁部の近傍は変形しにくいが、回転ブラシ7で押圧す
ることによって側面Vaの中央部は容易に変形する。ま
た、容器Vの側面Vaに凹状もしくは凸状の成形歪みが
ある場合や、長期にわたる内容物の内圧により側面Va
が変形して膨張している場合などもある。しかし、揺動
シリンダ61にエアシリンダが採用されていると、回転
ブラシ7による側面Vaに対する押圧力が一定となり、
側面Vaに凹凸などの変形があったとしても、回転ブラ
シ7はその変形に追従して一定の押圧力でラベルを剥離
する。
【0039】なお、コンベア装置3上の複数個の容器V
のラベル剥離作業を同時に行う場合は、各容器V毎に側
面Vaの変形の度合いが異なるので、各容器Vの側面V
a毎にそれぞれ独立した別個の回転ブラシ7を対向さ
せ、各側面Vaの変形に応じた押圧力によってラベルの
剥離除去を行うようにすることが好ましい。つまり、各
揺動部材6毎に揺動シリンダ(エアシリンダ)61を付
設して独立した伸縮作動を行わせ、各回転ブラシ7にそ
れぞれの側面Vaの変形量に見合った最適の押圧力を与
えるようにすることが好ましい。
【0040】すなわち、容器Vの大きさや高さ、容器V
の形状、ラベルの幅および長さ、ラベルの紙の厚さ、ラ
ベルの材質、接着力の大小、容器Vに対するラベルの貼
付位置などの条件が相違する場合であっても、それぞれ
の条件に対応して、回転ブラシ7の昇降範囲、回転数の
大小、押圧力の大小、昇降時間の長短などを自由に設定
することができる。すなわち、任意の容器Vに貼付され
ている任意の形態のラベルを簡単確実に剥離させること
ができる。
【0041】このようなラベルの剥離作業は、容器洗浄
ブース2の内部で行われる。したがって、回転ブラシ7
の回転に伴って少しずつ剥離されるラベルの微小なカス
や洗浄液などがコンベア装置3周辺の床面などに飛散す
ることを防止できるとともに、洗浄液などが支柱4、昇
降部材5、昇降シリンダ51、揺動部材6、揺動シリン
ダ61、モータ62などに付着して腐食させることを防
止できる。また、ラベル剥離作業時に発生する騒音を容
器洗浄ブース2によって遮断することができる。
【0042】前述した実施形態においては、ラベルの剥
離のみの作業を単独で行う場合について説明したが、容
器Vを倒立させ、下面側に位置する容器Vの開口部から
洗浄液などを注入して容器Vの内部を洗浄する作業を一
連のコンベア装置3上において行う場合は、容器Vの内
部洗浄作業時間内にラベルの剥離作業を行うようにすれ
ば、全体的に効率よく作業することができる。
【0043】また、前述した実施形態においては、コン
ベア装置3として、チェーンコンベアを例示したが、ベ
ルトコンベアやローラコンベアであってもよい。
【0044】また、回転ブラシ7による剥離作業に先立
って、容器Vに貼付されたラベルを温めてふやかした
り、ラベルを苛性ソーダ液に浸漬したり、ラベルの表面
をショットブラストで荒らしたりするなどの前処理を行
うようにしてもよい。
【0045】また、回転ブラシ7として、回転ドラム7
1の外周面に多数本の繊維状体のブラシ72を植設した
場合を例示したが、詳細には図示しないが、多数本の砥
粒入り研磨用プラスチック糸状体からなるブラシ72を
植設することが好ましい。このような砥粒入り研磨用プ
ラスチック糸状体としては、ナイロンに研磨砥粒を混入
させてフィラメントとして加工したデュポン株式会社の
製造販売に係るタイネックスAが知られている。このよ
うな砥粒入り研磨用プラスチック糸状体からなるブラシ
72を有する回転ブラシ7を使用すると、ラベルの紙質
が硬い場合やラベルが強力な接着剤によって強固に接着
されている場合などであっても、容器Vを傷つけること
なくラベルや接着剤を効率よくこすり取って除去するこ
とができる。しかも、騒音の発生を極めて少なくするこ
とができる。
【0046】図4および図5には、本発明の容器のラベ
ル剥離装置1の他の実施形態が示されている。
【0047】この実施形態においても、ラベル剥離装置
1は、容器洗浄ブース2と、容器洗浄ブース2の内部を
通過するように設置され、ラベルが貼付された容器Vを
載置して間欠的に搬送するコンベア装置3と、容器洗浄
ブース2に隣接して立設された支柱4と、支柱4に昇降
シリンダ51を介して昇降自在に設けられた昇降部材5
と、昇降部材5に揺動シリンダ61を介して揺動自在に
設けられるとともに、モータ62が配設された揺動部材
6と、コンベア装置3上の容器Vのラベルが貼付された
側面Vaに臨んで配置され、モータ62の回転軸芯と直
交する回転軸芯を有してモータ62と回転自在に連結さ
れた回転ブラシ7と、から構成されている。
【0048】ただし、この実施形態においては、容器V
のラベルが貼付された側面Vaが容器洗浄ブース2の入
口側を向くように搬送される場合の例を示している。こ
のため、支柱4は、容器洗浄ブース2の両側壁21を挟
持するように門型に立設されている。そして、揺動部材
6の下方にアームおよび枠材を設けることなく、揺動部
材6の下部に直接回転自在に軸支されている回転ブラシ
7は、容器Vのラベルが貼付された前方側面Vaに臨む
ように配置されている。なお、昇降シリンダ51を縮小
作動させると、昇降部材5、揺動部材6および回転ブラ
シ7が上昇して容器Vの上方に退避するので、容器Vを
搬送する際に容器Vと回転ブラシ7とは干渉しない。
【0049】押さえ部材25および容器移動防止具34
は、回転ブラシ7が容器Vの前方側面Vaを押圧するこ
とに対応して、断面L字状に形成されてその上部後方お
よび下部を支持するようになされている。
【0050】その他の構成は、先に説明した実施形態と
同様であり、同一の符号を付してその詳細な説明を省略
する。
【0051】次に、この実施形態の作動について説明す
る。初期状態では、昇降シリンダ51が縮小作動して昇
降部材5は支柱4の上方に位置し、また、揺動シリンダ
61が縮小作動して揺動部材6は昇降部材5寄りに位置
している。この状態での揺動部材6および回転ブラシ7
は、コンベア装置3によって搬送される容器Vと干渉し
ないように、容器洗浄ブース2の内部上方に退避してい
る。そして、容器Vは、ラベルが貼付された前方側面V
aが前方を向くようにコンベア装置3の容器移動防止具
34に載置されている。
【0052】このような初期状態からコンベア装置3を
駆動すると、容器Vが容器移動防止具34に支持されて
容器洗浄ブース2内に搬入され、容器Vの前方側面Va
が回転ブラシ7を通過すれば、コンベア装置3は停止す
る。ここに、押さえシリンダ26を伸長作動させ、押さ
え部材25で容器Vの上部後方を支持し、容器移動防止
具34と協働して容器Vが後方に移動しないように保持
する。この後、分岐管281および噴射管29から容器
Vの前方側面Vaおよび回転ブラシ7に向けて洗浄液を
放出させる。こうして、容器Vの前方側面Vaに貼付さ
れているラベルを洗浄液などによって膨潤させて柔軟化
させるとともに、回転ブラシ7のブラシ72に洗浄液な
どを均一にしみ込ませる。
【0053】次いで、モータ62を回転させ、回転軸6
6およびギヤボックス64を介して回転ブラシ7を回転
させる。また、昇降シリンダ51を伸長作動させ、昇降
部材5の摺動部材52を支柱4のガイド42に沿って下
降させる。すると、昇降部材5および昇降部材5に設け
られた揺動部材6が下降し、揺動部材6の下部に配置さ
れた回転ブラシ7は回転を継続した状態で下降する。
【0054】さらに、揺動シリンダ61を伸長作動させ
ると、揺動部材6が昇降部材5に対して軸支部6a回り
に揺動し、揺動部材6の下部に配置されている回転ブラ
シ7は略水平方向に移動して容器Vの前方側面Vaを押
圧する。この場合、回転ブラシ7が略水平方向に移動す
ることによって、容器Vは後方に押し出されるように押
圧される。しかし、容器Vは容器移動防止具34によっ
て支持されているばかりでなく、押さえ部材25によっ
て上部後方が支持されているので、移動することなく確
実に保持される。したがって、回転ブラシ7は、回転し
つつ、容器Vの前方側面Vaの外表面に沿って押圧した
状態で下降する。
【0055】この実施形態においても、容器Vの大きさ
や高さ、容器Vの形状、ラベルの幅および長さ、ラベル
の紙の厚さ、ラベルの材質、接着力の大小、容器Vに対
するラベルの貼付位置などの条件が相違する場合であっ
ても、それぞれの条件に対応して、回転ブラシ7の昇降
範囲、回転数の大小、押圧力の大小、昇降時間の長短な
どを自由に設定することができる。すなわち、任意の容
器Vに貼付されている任意の形態のラベルを簡単確実に
剥離させることができる。
【0056】図6および図7には、本発明の容器のラベ
ル剥離装置1のもう一つの実施形態が示されている。
【0057】この実施形態においても、先に説明した実
施形態と基本的な構成は同様であり、相違する構成につ
いてのみ説明し、同一の構成には同一の符号を付してそ
の詳細な説明を省略する。
【0058】コンベア装置3には、多数本のローラを有
するベルトコンベアが採用されており、このコンベア装
置3によって搬送される容器Vは、ラベルが貼付された
側面Vaと対向する他方の側面が押さえ部材25によっ
て支えられている。この押さえ部材25には、コンベア
装置3によって容器Vが搬送される際に案内するよう
に、その上下に案内ローラ251が回転自在に軸支され
ている。
【0059】また、この実施形態の場合も、容器Vの大
きさや高さ、容器Vの形状、ラベルの幅および長さ、ラ
ベルの紙の厚さ、ラベルの材質、接着力の大小、容器V
に対するラベルの貼付位置などの条件が種々相違して
も、それぞれの条件に対応するように、回転ブラシ7の
昇降範囲、回転数の大小、押圧力の大小、昇降時間の長
短などを自由に設定することができる。すなわち、任意
の容器Vに貼付されている任意の形態のラベルを簡単確
実に剥離させることができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回転ブラ
シをモータによって回転させるとともに、昇降部材およ
び揺動部材を介して回転ブラシを上下方向および略水平
方向に移動させることができるので、コンベア装置に載
置されて間欠的に搬送される容器の側面に回転ブラシを
押し付けて、その側面に貼付されているラベルを剥離さ
せることができる。しかも、容器の大きさや高さ、容器
の形状、ラベルの幅および長さ、ラベルの紙の厚さ、ラ
ベルの材質、接着力の大小、容器に対するラベルの貼付
位置などの条件が相違する場合であっても、それぞれの
条件に対応して、回転ブラシの昇降範囲、回転数の大
小、押圧力の大小、昇降時間の長短などを自由に設定す
ることができる。すなわち、任意の容器に貼付されてい
る任意の形態のラベルを簡単確実に剥離させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器のラベル剥離装置の一実施形態を
示す正面図である。
【図2】図1に示した容器のラベル剥離装置の側面図で
ある。
【図3】図1の容器のラベル剥離装置を一部省略して示
す斜視図である。
【図4】本発明の容器のラベル剥離装置の他の実施形態
を一部省略して示す正面図である。
【図5】図4に示した容器のラベル剥離装置の側面図で
ある。
【図6】本発明の容器のラベル剥離装置のもう一つの実
施形態を示す正面図である。
【図7】図6に示した容器のラベル剥離装置の側面図で
ある。
【符号の説明】
1 容器のラベル剥離装置 2 容器洗浄ブース 21 側壁 22 天井壁 22a 開口部 23 底壁 25 押さえ部材 3 コンベア装置 34 容器移動防止具 4 支柱 5 昇降部材 51 昇降シリンダ(昇降装置) 6 揺動部材 61 揺動シリンダ(揺動装置) 62 モータ 64 ギヤボックス 66 回転軸 7 回転ブラシ V 容器 Va 側面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベルが貼付された容器を載置して間欠
    的に搬送するコンベア装置と、コンベア装置に隣接して
    立設された支柱と、支柱に昇降装置を介して昇降自在に
    設けられた昇降部材と、昇降部材に揺動装置を介して揺
    動自在に設けられるとともに、モータが配設された揺動
    部材と、コンベア装置上の容器の側面に臨んで配置さ
    れ、モータの回転軸芯と直交する回転軸芯を有してモー
    タに連結された回転ブラシと、からなり、回転ブラシは
    連結されたモータにより回転可能とされ、さらに、回転
    ブラシは昇降装置および揺動装置を介して上下方向およ
    び略水平方向に移動可能とされ、コンベア装置上の容器
    の側面に回転ブラシが押し付けられることによって、容
    器の側面に貼付されたラベルが容器から剥離するように
    なされていることを特徴とする容器のラベル剥離装置。
  2. 【請求項2】 前記コンベア装置は、少なくとも両側
    壁、開口部が形成された天井壁および底壁からなる容器
    洗浄ブースの内部を通過するように設置され、また、容
    器洗浄ブースの天井壁に形成された開口部の上方に臨ん
    で揺動部材が設けられるとともに、モータの出力軸に連
    結された回転軸が開口部を通って容器洗浄ブースの内部
    に延設され、該回転軸が容器洗浄ブースの内部に配置さ
    れた回転ブラシの回転軸に連結されていることを特徴と
    する請求項1記載の容器のラベル剥離装置。
  3. 【請求項3】 前記コンベア装置に、設定間隔をおいて
    容器移動防止具が設けられていることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の容器のラベル剥離装置。
  4. 【請求項4】 前記コンベア装置によって搬送される容
    器の上面および/または回転ブラシが臨む容器の側面と
    対向する側面を支持する押さえ部材が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の容器のラベル剥離装置。
  5. 【請求項5】 前記回転ブラシと容器の側面との接線ま
    たは接点の上方に、水、温水、苛性ソーダなどの洗浄液
    あるいは蒸気を放出する放出口が配置されていることを
    特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の容
    器のラベル剥離装置。
  6. 【請求項6】 前記回転ブラシの近傍に、回転ブラシに
    水、温水あるいは苛性ソーダなどの洗浄液を放出する放
    出口が配置されていることを特徴とする請求項1乃至請
    求項5のいずれかに記載の容器のラベル剥離装置。
  7. 【請求項7】 前記回転ブラシは、多数本の砥粒入り研
    磨用プラスチック糸状体からなるブラシを有することを
    特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の容
    器のラベル剥離装置。
  8. 【請求項8】 前記昇降部材に対して揺動部材を揺動さ
    せる揺動装置にエアシリンダが用いられていることを特
    徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の容器
    のラベル剥離装置。
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