JP2000165370A - 受信同期保護装置及び受信同期保護方法 - Google Patents
受信同期保護装置及び受信同期保護方法Info
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- JP2000165370A JP2000165370A JP10376427A JP37642798A JP2000165370A JP 2000165370 A JP2000165370 A JP 2000165370A JP 10376427 A JP10376427 A JP 10376427A JP 37642798 A JP37642798 A JP 37642798A JP 2000165370 A JP2000165370 A JP 2000165370A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/0079—Receiver details
- H04L7/0083—Receiver details taking measures against momentary loss of synchronisation, e.g. inhibiting the synchronisation, using idle words or using redundant clocks
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/02—Details
- H04J3/06—Synchronising arrangements
- H04J3/0635—Clock or time synchronisation in a network
- H04J3/0685—Clock or time synchronisation in a node; Intranode synchronisation
- H04J3/0688—Change of the master or reference, e.g. take-over or failure of the master
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、隣接フレームからの影響を避け受
信フレームのS/N劣化を防ぐ受信同期保護装置及び受
信同期保護方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 受信フレーム7に含まれるCCS信号3
の強度測定をあらかじめ行った結果に基づいて当該受信
フレーム7のS/Nを推定するS/N推定手段10と、
推定されたS/Nに基づいて保護窓5F,5Rのサイズ
を求める保護窓サイズ生成手段20と、受信フレーム7
に含まれるCCS信号3の強度測定をあらかじめ行った
結果に基づいて当該受信フレーム7の本来の存在位置を
推定するタイミング推定手段30と、受信フレーム7の
存在位置(タイミング)及び受信フレーム7のS/Nの
推定値に基づいて、求められたサイズを有する保護窓5
F,5Rを、受信フレーム7に含まれる所望のタイミン
グフレーム6の前後に付加する保護窓付加手段40とを
有する。
信フレームのS/N劣化を防ぐ受信同期保護装置及び受
信同期保護方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 受信フレーム7に含まれるCCS信号3
の強度測定をあらかじめ行った結果に基づいて当該受信
フレーム7のS/Nを推定するS/N推定手段10と、
推定されたS/Nに基づいて保護窓5F,5Rのサイズ
を求める保護窓サイズ生成手段20と、受信フレーム7
に含まれるCCS信号3の強度測定をあらかじめ行った
結果に基づいて当該受信フレーム7の本来の存在位置を
推定するタイミング推定手段30と、受信フレーム7の
存在位置(タイミング)及び受信フレーム7のS/Nの
推定値に基づいて、求められたサイズを有する保護窓5
F,5Rを、受信フレーム7に含まれる所望のタイミン
グフレーム6の前後に付加する保護窓付加手段40とを
有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル交換技
術に関し、特に、複数の交換機を通信回線で接続すると
き、通話線とは別に信号線を設け、音声・データ情報と
制御信号を分離して伝送する共通線信号技術に用いられ
る受信同期保護装置及び受信同期保護方法に関する。
術に関し、特に、複数の交換機を通信回線で接続すると
き、通話線とは別に信号線を設け、音声・データ情報と
制御信号を分離して伝送する共通線信号技術に用いられ
る受信同期保護装置及び受信同期保護方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットに代表されるマルチメデ
ィア通信が急速に進展する近年、複数の交換機を通信回
線で接続するとき、通話線とは別に信号線を設け、音声
・データ情報と制御信号を分離して伝送する共通線信号
技術は著しい革新を遂げている。このような従来の共通
線信号技術としては、例えば、特開平9−8858号公
報に記載のものがある。すなわち、従来技術は、複数の
端末から、それぞれ異なる位相でバースト的に親局に到
着する搬送波データ信号からクロック信号を再生するタ
イミング再生回路において、搬送波データ信号の到着を
判定し、制御信号を出力するレベル検出回路と、搬送波
データ信号をベースバンド・バーストデータ信号へ復調
するキャリア復調回路と、復調されたベースバンド・バ
ーストデータ信号中の一部の特定信号のみを制御信号を
用いて抜き出すゲーティング回路と、特定信号を用いて
ベースバンド・バーストデータ信号に同期したクロック
信号を再生するディジタルPLL(DPLL)回路と、
再生されたクロック信号を用いてベースバンド・バース
トデータ信号の識別を行う識別回路を有している。ベー
スバンド・バーストデータ信号は、各端末からの信号ご
とに、ビット同期をとるためのプリアンブル(PR)信
号、フレーム同期をとるためのユニークワード信号、及
び情報が載せられたデータ信号から構成され、特定信号
はプリアンブル信号である。このような従来技術によれ
ば、制御信号を用いてゲーティング回路により抜き出さ
れた、ベースバンド・バーストデータ信号のPR信号部
分のみをDPLL回路に入力することにより、ガードタ
イム部分での誤ったフレーム同期を生じることなく安定
にタイミング再生を行うことが可能となることが記載さ
れている。
ィア通信が急速に進展する近年、複数の交換機を通信回
線で接続するとき、通話線とは別に信号線を設け、音声
・データ情報と制御信号を分離して伝送する共通線信号
技術は著しい革新を遂げている。このような従来の共通
線信号技術としては、例えば、特開平9−8858号公
報に記載のものがある。すなわち、従来技術は、複数の
端末から、それぞれ異なる位相でバースト的に親局に到
着する搬送波データ信号からクロック信号を再生するタ
イミング再生回路において、搬送波データ信号の到着を
判定し、制御信号を出力するレベル検出回路と、搬送波
データ信号をベースバンド・バーストデータ信号へ復調
するキャリア復調回路と、復調されたベースバンド・バ
ーストデータ信号中の一部の特定信号のみを制御信号を
用いて抜き出すゲーティング回路と、特定信号を用いて
ベースバンド・バーストデータ信号に同期したクロック
信号を再生するディジタルPLL(DPLL)回路と、
再生されたクロック信号を用いてベースバンド・バース
トデータ信号の識別を行う識別回路を有している。ベー
スバンド・バーストデータ信号は、各端末からの信号ご
とに、ビット同期をとるためのプリアンブル(PR)信
号、フレーム同期をとるためのユニークワード信号、及
び情報が載せられたデータ信号から構成され、特定信号
はプリアンブル信号である。このような従来技術によれ
ば、制御信号を用いてゲーティング回路により抜き出さ
れた、ベースバンド・バーストデータ信号のPR信号部
分のみをDPLL回路に入力することにより、ガードタ
イム部分での誤ったフレーム同期を生じることなく安定
にタイミング再生を行うことが可能となることが記載さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術は、初期同期を確立するとき受信信号が最初はどの周
波数にあるかわからない。そこで、周波数およびクロッ
クタイミングの早期同期のために、まず受信信号の検出
を行うが、この時、同期フレームのタイミング誤差が生
じていると、同期信号のパワーが減少してしまうという
問題点があった。特に、タイミングが遅れた場合、隣接
するフレームの影響を受けて巻き込み分がノイズ成分と
なってしまい、相対S/Nが減少してしまうという問題
点があった。
術は、初期同期を確立するとき受信信号が最初はどの周
波数にあるかわからない。そこで、周波数およびクロッ
クタイミングの早期同期のために、まず受信信号の検出
を行うが、この時、同期フレームのタイミング誤差が生
じていると、同期信号のパワーが減少してしまうという
問題点があった。特に、タイミングが遅れた場合、隣接
するフレームの影響を受けて巻き込み分がノイズ成分と
なってしまい、相対S/Nが減少してしまうという問題
点があった。
【0004】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、同期フレーム等の
タイミングの誤差によって生じる隣接したデータフレー
ムの巻き込みによるパワーロスを、前後に非対称の保護
窓を設けることにより最小限に抑えることができる結
果、信号強度の劣化による周波数推定信号の誤検出を低
減することができる受信同期保護装置及び受信同期保護
方法を提供する点にある。
のであり、その目的とするところは、同期フレーム等の
タイミングの誤差によって生じる隣接したデータフレー
ムの巻き込みによるパワーロスを、前後に非対称の保護
窓を設けることにより最小限に抑えることができる結
果、信号強度の劣化による周波数推定信号の誤検出を低
減することができる受信同期保護装置及び受信同期保護
方法を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の要旨は、受信フレームに含まれるCCS信号の強度測
定をあらかじめ行った結果に基づいて当該受信フレーム
のS/Nを推定するS/N推定手段と、前記推定された
S/Nに基づいて保護窓のサイズを求める保護窓サイズ
生成手段と、前記受信フレームに含まれるCCS信号の
強度測定をあらかじめ行った結果に基づいて当該受信フ
レームの本来の存在位置を推定するタイミング推定手段
と、前記受信フレームの存在位置及び前記受信フレーム
のS/Nの推定値に基づいて、前記求められたサイズを
有する前記保護窓を、前記受信フレームに含まれる所望
のタイミングフレームの前後に付加する保護窓付加手段
とを有することを特徴とする受信同期保護装置に存す
る。また本発明の請求項2に記載の要旨は、前記保護窓
サイズ生成手段は、前記CCS信号のタイミング分布と
前記受信フレームのタイミング誤差による信号強度の劣
化の関係に基づいて、前記受信フレームのS/Nに対し
て最適となるように前記保護窓のサイズを随時推定する
ように構成されていることを特徴とする請求項1に記載
の受信同期保護装置に存する。また本発明の請求項3に
記載の要旨は、前記タイミング推定手段は、前記CCS
信号のタイミング分布と前記受信フレームのタイミング
誤差による信号強度の劣化の関係に基づいて、前記受信
フレームのS/Nに対して最適となるように前記保護窓
を付加する位置を随時推定するように構成されているこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の受信同期保護
装置に存する。また本発明の請求項4に記載の要旨は、
前記保護窓サイズ生成手段は、隣接したデータフレーム
の巻き込みによるパワーロスを最小化するように前記受
信フレームの前端の前記保護窓及び/または前記受信フ
レームの後端の前記保護窓のプロファイルを求めるよう
に構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれか一項に記載の受信同期保護装置に存する。また本
発明の請求項5に記載の要旨は、前記保護窓サイズ生成
手段は、隣接したデータフレームの巻き込みによるパワ
ーロスを最小化するように前記受信フレームの前端の前
記保護窓及び/または前記受信フレームの後端の前記保
護窓のプロファイルを非対称に設定するように構成され
ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項
に記載の受信同期保護装置に存する。また本発明の請求
項6に記載の要旨は、受信フレームに含まれるCCS信
号の強度測定をあらかじめ行った結果に基づいて当該受
信フレームのS/Nを推定するS/N推定手段工程と、
前記推定されたS/Nに基づいて保護窓のサイズを求め
る保護窓サイズ生成手段工程と、前記受信フレームに含
まれるCCS信号の強度測定をあらかじめ行った結果に
基づいて当該受信フレームの本来の存在位置を推定する
タイミング推定手段工程と、前記受信フレームの存在位
置及び前記受信フレームのS/Nの推定値に基づいて、
前記求められたサイズを有する前記保護窓を、前記受信
フレームに含まれる所望のタイミングフレームの前後に
付加する保護窓付加手段工程とを有することを特徴とす
る受信同期保護方法に存する。また本発明の請求項7に
記載の要旨は、前記保護窓サイズ生成手段工程は、前記
CCS信号のタイミング分布と前記受信フレームのタイ
ミング誤差による信号強度の劣化の関係に基づいて、前
記受信フレームのS/Nに対して最適となるように前記
保護窓のサイズを随時推定する工程を含むことを特徴と
する請求項6に記載の受信同期保護方法に存する。また
本発明の請求項8に記載の要旨は、前記タイミング推定
手段工程は、前記CCS信号のタイミング分布と前記受
信フレームのタイミング誤差による信号強度の劣化の関
係に基づいて、前記受信フレームのS/Nに対して最適
となるように前記保護窓を付加する位置を随時推定する
工程を含むことを特徴とする請求項6または7に記載の
受信同期保護方法に存する。また本発明の請求項9に記
載の要旨は、前記保護窓サイズ生成手段工程は、隣接し
たデータフレームの巻き込みによるパワーロスを最小化
するように前記受信フレームの前端の前記保護窓及び/
または前記受信フレームの後端の前記保護窓のプロファ
イルを求める工程を含むことを特徴とする請求項6乃至
8のいずれか一項に記載の受信同期保護方法に存する。
また本発明の請求項10に記載の要旨は、前記保護窓サ
イズ生成手段工程は、隣接したデータフレームの巻き込
みによるパワーロスを最小化するように前記受信フレー
ムの前端の前記保護窓及び/または前記受信フレームの
後端の前記保護窓のプロファイルを非対称に設定する工
程を含むことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一
項に記載の受信同期保護方法に存する。
の要旨は、受信フレームに含まれるCCS信号の強度測
定をあらかじめ行った結果に基づいて当該受信フレーム
のS/Nを推定するS/N推定手段と、前記推定された
S/Nに基づいて保護窓のサイズを求める保護窓サイズ
生成手段と、前記受信フレームに含まれるCCS信号の
強度測定をあらかじめ行った結果に基づいて当該受信フ
レームの本来の存在位置を推定するタイミング推定手段
と、前記受信フレームの存在位置及び前記受信フレーム
のS/Nの推定値に基づいて、前記求められたサイズを
有する前記保護窓を、前記受信フレームに含まれる所望
のタイミングフレームの前後に付加する保護窓付加手段
とを有することを特徴とする受信同期保護装置に存す
る。また本発明の請求項2に記載の要旨は、前記保護窓
サイズ生成手段は、前記CCS信号のタイミング分布と
前記受信フレームのタイミング誤差による信号強度の劣
化の関係に基づいて、前記受信フレームのS/Nに対し
て最適となるように前記保護窓のサイズを随時推定する
ように構成されていることを特徴とする請求項1に記載
の受信同期保護装置に存する。また本発明の請求項3に
記載の要旨は、前記タイミング推定手段は、前記CCS
信号のタイミング分布と前記受信フレームのタイミング
誤差による信号強度の劣化の関係に基づいて、前記受信
フレームのS/Nに対して最適となるように前記保護窓
を付加する位置を随時推定するように構成されているこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の受信同期保護
装置に存する。また本発明の請求項4に記載の要旨は、
前記保護窓サイズ生成手段は、隣接したデータフレーム
の巻き込みによるパワーロスを最小化するように前記受
信フレームの前端の前記保護窓及び/または前記受信フ
レームの後端の前記保護窓のプロファイルを求めるよう
に構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれか一項に記載の受信同期保護装置に存する。また本
発明の請求項5に記載の要旨は、前記保護窓サイズ生成
手段は、隣接したデータフレームの巻き込みによるパワ
ーロスを最小化するように前記受信フレームの前端の前
記保護窓及び/または前記受信フレームの後端の前記保
護窓のプロファイルを非対称に設定するように構成され
ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項
に記載の受信同期保護装置に存する。また本発明の請求
項6に記載の要旨は、受信フレームに含まれるCCS信
号の強度測定をあらかじめ行った結果に基づいて当該受
信フレームのS/Nを推定するS/N推定手段工程と、
前記推定されたS/Nに基づいて保護窓のサイズを求め
る保護窓サイズ生成手段工程と、前記受信フレームに含
まれるCCS信号の強度測定をあらかじめ行った結果に
基づいて当該受信フレームの本来の存在位置を推定する
タイミング推定手段工程と、前記受信フレームの存在位
置及び前記受信フレームのS/Nの推定値に基づいて、
前記求められたサイズを有する前記保護窓を、前記受信
フレームに含まれる所望のタイミングフレームの前後に
付加する保護窓付加手段工程とを有することを特徴とす
る受信同期保護方法に存する。また本発明の請求項7に
記載の要旨は、前記保護窓サイズ生成手段工程は、前記
CCS信号のタイミング分布と前記受信フレームのタイ
ミング誤差による信号強度の劣化の関係に基づいて、前
記受信フレームのS/Nに対して最適となるように前記
保護窓のサイズを随時推定する工程を含むことを特徴と
する請求項6に記載の受信同期保護方法に存する。また
本発明の請求項8に記載の要旨は、前記タイミング推定
手段工程は、前記CCS信号のタイミング分布と前記受
信フレームのタイミング誤差による信号強度の劣化の関
係に基づいて、前記受信フレームのS/Nに対して最適
となるように前記保護窓を付加する位置を随時推定する
工程を含むことを特徴とする請求項6または7に記載の
受信同期保護方法に存する。また本発明の請求項9に記
載の要旨は、前記保護窓サイズ生成手段工程は、隣接し
たデータフレームの巻き込みによるパワーロスを最小化
するように前記受信フレームの前端の前記保護窓及び/
または前記受信フレームの後端の前記保護窓のプロファ
イルを求める工程を含むことを特徴とする請求項6乃至
8のいずれか一項に記載の受信同期保護方法に存する。
また本発明の請求項10に記載の要旨は、前記保護窓サ
イズ生成手段工程は、隣接したデータフレームの巻き込
みによるパワーロスを最小化するように前記受信フレー
ムの前端の前記保護窓及び/または前記受信フレームの
後端の前記保護窓のプロファイルを非対称に設定する工
程を含むことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一
項に記載の受信同期保護方法に存する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0007】(第1実施形態)図1は、本発明の受信同
期保護装置100の一実施形態を説明するための機能ブ
ロック図である。本実施形態の受信同期保護装置100
は、あらかじめ数値計算によって求めたS/N(信号と
ノイズとの比)毎のCCS信号(CommonChan
nel Signal:共通線信号)信号3の誤差分布
を格納し、実測よりその分布を随時補正する機能、推定
したS/Nによって保護窓5F,5Rのサイズを増減さ
せ受信フレーム7の信号劣化を防止する機能、同期フレ
ーム等のタイミングの誤差によって生じる隣接したデー
タフレーム9の巻き込みによるパワーロスを、前後に非
対称の保護窓5F,5Rを設けることにより最小限に抑
える機能を有し、S/N推定手段10、保護窓サイズ生
成手段20、タイミング推定手段30、保護窓付加手段
40を有している。これにより、信号強度の劣化による
周波数推定信号1の誤検出を低減することができる。
期保護装置100の一実施形態を説明するための機能ブ
ロック図である。本実施形態の受信同期保護装置100
は、あらかじめ数値計算によって求めたS/N(信号と
ノイズとの比)毎のCCS信号(CommonChan
nel Signal:共通線信号)信号3の誤差分布
を格納し、実測よりその分布を随時補正する機能、推定
したS/Nによって保護窓5F,5Rのサイズを増減さ
せ受信フレーム7の信号劣化を防止する機能、同期フレ
ーム等のタイミングの誤差によって生じる隣接したデー
タフレーム9の巻き込みによるパワーロスを、前後に非
対称の保護窓5F,5Rを設けることにより最小限に抑
える機能を有し、S/N推定手段10、保護窓サイズ生
成手段20、タイミング推定手段30、保護窓付加手段
40を有している。これにより、信号強度の劣化による
周波数推定信号1の誤検出を低減することができる。
【0008】図1に示すS/N推定手段10は、受信フ
レーム7に含まれるCCS信号3の強度測定をあらかじ
め行った結果に基づいて受信フレーム7のS/Nを推定
する機能を有している(図中で「CCS信号のS/N測
定」と表記)。
レーム7に含まれるCCS信号3の強度測定をあらかじ
め行った結果に基づいて受信フレーム7のS/Nを推定
する機能を有している(図中で「CCS信号のS/N測
定」と表記)。
【0009】図1に示す保護窓サイズ生成手段20は、
推定されたS/Nに基づいて保護窓5F,5Rのサイズ
を求める機能を有し、CCS信号3のタイミング分布と
受信フレーム7のタイミング誤差による信号強度の劣化
の関係に基づいて、受信フレーム7のS/Nに対して最
適となるように保護窓5F,5Rのサイズを随時推定す
るように構成されている(図中で「保護窓生成」と表
記)。
推定されたS/Nに基づいて保護窓5F,5Rのサイズ
を求める機能を有し、CCS信号3のタイミング分布と
受信フレーム7のタイミング誤差による信号強度の劣化
の関係に基づいて、受信フレーム7のS/Nに対して最
適となるように保護窓5F,5Rのサイズを随時推定す
るように構成されている(図中で「保護窓生成」と表
記)。
【0010】図1に示す保護窓サイズ生成手段20は、
隣接したデータフレーム9の巻き込みによるパワーロス
を最小化するように受信フレーム7の前端の保護窓5F
及び/または受信フレーム7の後端の保護窓5Rのプロ
ファイルを求めるように構成され、隣接したデータフレ
ーム9の巻き込みによるパワーロスを最小化するように
受信フレーム7の前端の保護窓5F及び/または受信フ
レーム7の後端の保護窓5Rのプロファイルを非対称に
設定するように構成されている。
隣接したデータフレーム9の巻き込みによるパワーロス
を最小化するように受信フレーム7の前端の保護窓5F
及び/または受信フレーム7の後端の保護窓5Rのプロ
ファイルを求めるように構成され、隣接したデータフレ
ーム9の巻き込みによるパワーロスを最小化するように
受信フレーム7の前端の保護窓5F及び/または受信フ
レーム7の後端の保護窓5Rのプロファイルを非対称に
設定するように構成されている。
【0011】図1に示すタイミング推定手段30は、受
信フレーム7に含まれるCCS信号3の強度測定をあら
かじめ行った結果に基づいて受信フレーム7の本来の存
在位置を推定する機能を有している。
信フレーム7に含まれるCCS信号3の強度測定をあら
かじめ行った結果に基づいて受信フレーム7の本来の存
在位置を推定する機能を有している。
【0012】図1に示すタイミング推定手段30は、C
CS信号3のタイミング分布と受信フレーム7のタイミ
ング誤差による信号強度の劣化の関係に基づいて、受信
フレーム7のS/Nに対して最適となるように保護窓5
F,5Rの付加する位置を随時推定するように構成され
ている(図中で「CCS信号のタイミング検出」と表
記)。
CS信号3のタイミング分布と受信フレーム7のタイミ
ング誤差による信号強度の劣化の関係に基づいて、受信
フレーム7のS/Nに対して最適となるように保護窓5
F,5Rの付加する位置を随時推定するように構成され
ている(図中で「CCS信号のタイミング検出」と表
記)。
【0013】図1に示す保護窓付加手段40は、受信フ
レーム7の存在位置(タイミング)及び受信フレーム7
のS/Nの推定値に基づいて、求められたサイズを有す
る保護窓5F,5Rを、受信フレーム7含まれる所望の
タイミングフレーム6の前後に付加する機能を有してい
る(図中で「合成」と表記)。
レーム7の存在位置(タイミング)及び受信フレーム7
のS/Nの推定値に基づいて、求められたサイズを有す
る保護窓5F,5Rを、受信フレーム7含まれる所望の
タイミングフレーム6の前後に付加する機能を有してい
る(図中で「合成」と表記)。
【0014】図2は、本発明の受信同期保護装置100
で使用できるバーストフォーマットの一実施形態であ
る、TDMA(Time Division Mult
iple Access:時分割多重方式)バーストフ
ォーマットを示す。受信同期保護装置100では、数1
0シンボルの周波数推定信号1と数10シンボルの同期
語2を含むCCS信号3、または隣接するデータフレー
ム9(受信フレーム7の一形態)がマルチフレームを形
成して周期的に受信されるものとするとき、同期をとる
ためのフレームや必要とされるデータ等のフレームの前
後に保護窓5F,5Rを付加している。
で使用できるバーストフォーマットの一実施形態であ
る、TDMA(Time Division Mult
iple Access:時分割多重方式)バーストフ
ォーマットを示す。受信同期保護装置100では、数1
0シンボルの周波数推定信号1と数10シンボルの同期
語2を含むCCS信号3、または隣接するデータフレー
ム9(受信フレーム7の一形態)がマルチフレームを形
成して周期的に受信されるものとするとき、同期をとる
ためのフレームや必要とされるデータ等のフレームの前
後に保護窓5F,5Rを付加している。
【0015】次に、図面に基づき、受信同期保護装置1
00の動作を説明する。受信同期保護装置100は本実
施形態の受信同期保護方法を実行する。受信同期保護方
法は、あらかじめ数値計算によって求めたS/N毎のC
CS信号3の誤差分布を格納し、実測よりその分布を随
時補正する機能、推定したS/Nによって保護窓5F,
5Rのサイズを増減させ受信フレーム7の信号劣化を防
止する機能、同期フレーム等のタイミングの誤差によっ
て生じる隣接したデータフレーム9の巻き込みによるパ
ワーロスを、前後に非対称の保護窓5F,5Rを設ける
ことにより最小限に抑える機能を有し、S/N推定工
程、保護窓サイズ生成工程、タイミング推定工程、保護
窓付加工程を有している。
00の動作を説明する。受信同期保護装置100は本実
施形態の受信同期保護方法を実行する。受信同期保護方
法は、あらかじめ数値計算によって求めたS/N毎のC
CS信号3の誤差分布を格納し、実測よりその分布を随
時補正する機能、推定したS/Nによって保護窓5F,
5Rのサイズを増減させ受信フレーム7の信号劣化を防
止する機能、同期フレーム等のタイミングの誤差によっ
て生じる隣接したデータフレーム9の巻き込みによるパ
ワーロスを、前後に非対称の保護窓5F,5Rを設ける
ことにより最小限に抑える機能を有し、S/N推定工
程、保護窓サイズ生成工程、タイミング推定工程、保護
窓付加工程を有している。
【0016】S/N推定工程は、S/N推定手段10が
実行する工程であって、受信フレーム7に含まれるCC
S信号3の強度測定をあらかじめ行った結果に基づいて
受信フレーム7のS/Nを推定する。
実行する工程であって、受信フレーム7に含まれるCC
S信号3の強度測定をあらかじめ行った結果に基づいて
受信フレーム7のS/Nを推定する。
【0017】保護窓サイズ生成工程は、保護窓サイズ生
成手段20が実行する工程であって、CCS信号3のタ
イミング分布と受信フレーム7のタイミング誤差による
信号強度の劣化の関係に基づいて、受信フレーム7のS
/Nに対して最適となるように保護窓5F,5Rのサイ
ズを随時推定する工程を含んでいる。また保護窓サイズ
生成工程は、隣接したデータフレーム9の巻き込みによ
るパワーロスを最小化するように受信フレーム7の前端
の保護窓5F及び/または受信フレーム7の後端の保護
窓5Rのプロファイルを求める工程、隣接したデータフ
レーム9の巻き込みによるパワーロスを最小化するよう
に受信フレーム7の前端の保護窓5F及び/または受信
フレーム7の後端の保護窓5Rのプロファイルを非対称
に設定する工程を含んでいる。
成手段20が実行する工程であって、CCS信号3のタ
イミング分布と受信フレーム7のタイミング誤差による
信号強度の劣化の関係に基づいて、受信フレーム7のS
/Nに対して最適となるように保護窓5F,5Rのサイ
ズを随時推定する工程を含んでいる。また保護窓サイズ
生成工程は、隣接したデータフレーム9の巻き込みによ
るパワーロスを最小化するように受信フレーム7の前端
の保護窓5F及び/または受信フレーム7の後端の保護
窓5Rのプロファイルを求める工程、隣接したデータフ
レーム9の巻き込みによるパワーロスを最小化するよう
に受信フレーム7の前端の保護窓5F及び/または受信
フレーム7の後端の保護窓5Rのプロファイルを非対称
に設定する工程を含んでいる。
【0018】タイミング推定工程は、タイミング推定手
段30が実行する工程であって、受信フレーム7に含ま
れるCCS信号3の強度測定をあらかじめ行った結果に
基づいて受信フレーム7の本来の存在位置を推定する。
またタイミング推定手段30工程は、CCS信号3のタ
イミング分布と受信フレーム7のタイミング誤差による
信号強度の劣化の関係に基づいて、受信フレーム7のS
/Nに対して最適となるように保護窓5F,5Rの付加
する位置を随時推定する工程を含んでいる。
段30が実行する工程であって、受信フレーム7に含ま
れるCCS信号3の強度測定をあらかじめ行った結果に
基づいて受信フレーム7の本来の存在位置を推定する。
またタイミング推定手段30工程は、CCS信号3のタ
イミング分布と受信フレーム7のタイミング誤差による
信号強度の劣化の関係に基づいて、受信フレーム7のS
/Nに対して最適となるように保護窓5F,5Rの付加
する位置を随時推定する工程を含んでいる。
【0019】保護窓付加工程は、保護窓付加手段40が
実行する工程であって、受信フレーム7の存在位置(タ
イミング)及び受信フレーム7のS/Nの推定値に基づ
いて、求められたサイズを有する保護窓5F,5Rを、
受信フレーム7含まれる所望のタイミングフレーム6の
前後に付加する。
実行する工程であって、受信フレーム7の存在位置(タ
イミング)及び受信フレーム7のS/Nの推定値に基づ
いて、求められたサイズを有する保護窓5F,5Rを、
受信フレーム7含まれる所望のタイミングフレーム6の
前後に付加する。
【0020】図3は、図2のフレームフォーマットの受
信時において、受信タイミングの誤差等によりタイミン
グフレーム6が隣接するフレームにずれたケースであっ
て、タイミングフレーム6に誤差があるケース(左にシ
フト)を示している。図4は、図2のフレームフォーマ
ットの受信時において、受信タイミングの誤差等により
タイミングフレーム6が隣接するフレームにずれたケー
スであって、タイミングフレーム6に誤差があるケース
(右にシフト)を示している。
信時において、受信タイミングの誤差等によりタイミン
グフレーム6が隣接するフレームにずれたケースであっ
て、タイミングフレーム6に誤差があるケース(左にシ
フト)を示している。図4は、図2のフレームフォーマ
ットの受信時において、受信タイミングの誤差等により
タイミングフレーム6が隣接するフレームにずれたケー
スであって、タイミングフレーム6に誤差があるケース
(右にシフト)を示している。
【0021】図2のようなフレームフォーマットがある
としたときに、受信タイミングの誤差等により図3や図
4のようにタイミングフレーム6が隣接するフレーム側
にずれる(左にシフトや右にシフトが発生する)ことが
ある。このときに隣接するデータフレーム9が自らより
も高いパワーであるとき、または無視できないパワーで
あるとき、図4の斜線部分に示すように、タイミング誤
差によって巻き込まれる隣接フレームが受信フレーム7
にとってはノイズ成分となってくる。
としたときに、受信タイミングの誤差等により図3や図
4のようにタイミングフレーム6が隣接するフレーム側
にずれる(左にシフトや右にシフトが発生する)ことが
ある。このときに隣接するデータフレーム9が自らより
も高いパワーであるとき、または無視できないパワーで
あるとき、図4の斜線部分に示すように、タイミング誤
差によって巻き込まれる隣接フレームが受信フレーム7
にとってはノイズ成分となってくる。
【0022】このようなケースを回避するために、本実
施形態では、あらかじめCCS信号3の強度測定を行
い、その結果から信号の存在位置(タイミング)とS/
Nを推定し、所望のタイミングフレーム6の前後に保護
窓5F,5Rを付加する。
施形態では、あらかじめCCS信号3の強度測定を行
い、その結果から信号の存在位置(タイミング)とS/
Nを推定し、所望のタイミングフレーム6の前後に保護
窓5F,5Rを付加する。
【0023】図5は、所望のフレームに付加できる保護
窓5F,5R付のフレーム構成図である。図6は、図5
の保護窓5F,5R内でのタイミング誤差を示してい
る。図5に示す保護窓5F,5Rのサイズ及び位置は、
CCS信号3のタイミング分布と受信フレーム7のタイ
ミング誤差による信号強度の劣化の関係から受信フレー
ム7のS/Nに対して最適化し随時推定し付加する。受
信フレーム7にタイミング誤差が発生したときに見かけ
上のS/N劣化を防ぐ。本実施形態では、動作初期のC
CS信号3のタイミング分布をS/N毎に与え、動作中
はその値を実測より補正していく。
窓5F,5R付のフレーム構成図である。図6は、図5
の保護窓5F,5R内でのタイミング誤差を示してい
る。図5に示す保護窓5F,5Rのサイズ及び位置は、
CCS信号3のタイミング分布と受信フレーム7のタイ
ミング誤差による信号強度の劣化の関係から受信フレー
ム7のS/Nに対して最適化し随時推定し付加する。受
信フレーム7にタイミング誤差が発生したときに見かけ
上のS/N劣化を防ぐ。本実施形態では、動作初期のC
CS信号3のタイミング分布をS/N毎に与え、動作中
はその値を実測より補正していく。
【0024】図6は、図5の保護窓内でのタイミング誤
差を示している。本実施形態では、同期フレーム等のタ
イミングの誤差によって生じる隣接したデータフレーム
の巻き込みによるパワーロスを、前後に非対称の保護窓
5F,5Rを設けている。具体的には、隣接したデータ
フレーム9の巻き込みによるパワーロスを最小化するよ
うに受信フレーム7の前端の保護窓5F及び/または受
信フレーム7の後端の保護窓5Rのプロファイルを非対
称に設定できる。すなわち、同期フレーム等のタイミン
グの誤差によって生じる隣接したデータフレームの巻き
込みによるパワーロスを最小限に抑えることができる結
果、信号強度の劣化による周波数推定信号の誤検出を低
減することができる。
差を示している。本実施形態では、同期フレーム等のタ
イミングの誤差によって生じる隣接したデータフレーム
の巻き込みによるパワーロスを、前後に非対称の保護窓
5F,5Rを設けている。具体的には、隣接したデータ
フレーム9の巻き込みによるパワーロスを最小化するよ
うに受信フレーム7の前端の保護窓5F及び/または受
信フレーム7の後端の保護窓5Rのプロファイルを非対
称に設定できる。すなわち、同期フレーム等のタイミン
グの誤差によって生じる隣接したデータフレームの巻き
込みによるパワーロスを最小限に抑えることができる結
果、信号強度の劣化による周波数推定信号の誤検出を低
減することができる。
【0025】以上第1実施形態を要約すれば、タイミン
グフレーム6の前後に保護窓5F,5Rを付加している
ので、受信タイミング誤差が保護窓5F,5R内であれ
ば隣接フレームから受ける影響を減少させることができ
る。また、CCS信号3に基づいて、タイミング誤差と
S/Nとがある程度予測できる。またタイミング分布を
随時実測より補正できる。更に、前後の保護窓5F,5
Rを最適なサイズに保つことができる。
グフレーム6の前後に保護窓5F,5Rを付加している
ので、受信タイミング誤差が保護窓5F,5R内であれ
ば隣接フレームから受ける影響を減少させることができ
る。また、CCS信号3に基づいて、タイミング誤差と
S/Nとがある程度予測できる。またタイミング分布を
随時実測より補正できる。更に、前後の保護窓5F,5
Rを最適なサイズに保つことができる。
【0026】(第2実施形態)推定した受信タイミング
誤差に応じた前後の保護窓5F,5RのサイズをS/N
に基づいて最適化し、S/N劣化を低減することができ
る。初期同期を確立するための図1のようなバーストフ
ォーマットだけでなく、前後にデータフレーム9等が隣
接する場合にも適用することができる。
誤差に応じた前後の保護窓5F,5RのサイズをS/N
に基づいて最適化し、S/N劣化を低減することができ
る。初期同期を確立するための図1のようなバーストフ
ォーマットだけでなく、前後にデータフレーム9等が隣
接する場合にも適用することができる。
【0027】以上第2実施形態を要約すれば、タイミン
グフレーム6の前後に保護窓5F,5Rを付加している
ので、受信タイミング誤差が保護窓5F,5R内であれ
ば隣接フレームから受ける影響を減少させることができ
る。また、CCS信号3に基づいて、タイミング誤差と
S/Nとがある程度予測できる。またタイミング分布を
随時実測より補正できる。更に、前後の保護窓5F,5
Rを最適なサイズに保つことができる。
グフレーム6の前後に保護窓5F,5Rを付加している
ので、受信タイミング誤差が保護窓5F,5R内であれ
ば隣接フレームから受ける影響を減少させることができ
る。また、CCS信号3に基づいて、タイミング誤差と
S/Nとがある程度予測できる。またタイミング分布を
随時実測より補正できる。更に、前後の保護窓5F,5
Rを最適なサイズに保つことができる。
【0028】なお、本実施の形態においては、本発明は
上記実施形態に限定されず、本発明を適用する上で好適
な共通線信号技術に適用することができる。また、上記
構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定さ
れず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等に
することができる。また、各図において、同一構成要素
には同一符号を付している。
上記実施形態に限定されず、本発明を適用する上で好適
な共通線信号技術に適用することができる。また、上記
構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定さ
れず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等に
することができる。また、各図において、同一構成要素
には同一符号を付している。
【0029】
【発明の効果】本発明は、同期フレーム等のタイミング
の誤差によって生じる隣接したデータフレームの巻き込
みによるパワーロスを、前後に非対称の保護窓を設ける
ことにより最小限に抑えることができる結果、信号強度
の劣化による周波数推定信号の誤検出を低減することが
できるといった効果を奏する。
の誤差によって生じる隣接したデータフレームの巻き込
みによるパワーロスを、前後に非対称の保護窓を設ける
ことにより最小限に抑えることができる結果、信号強度
の劣化による周波数推定信号の誤検出を低減することが
できるといった効果を奏する。
【図1】本発明の受信同期保護装置の一実施形態を説明
するための機能ブロック図である。
するための機能ブロック図である。
【図2】本発明の受信同期保護装置で使用できるバース
トフォーマットの一実施形態である、TDMAバースト
フォーマットを示す図である。
トフォーマットの一実施形態である、TDMAバースト
フォーマットを示す図である。
【図3】図2のフレームフォーマットの受信時におい
て、受信タイミングの誤差等によりタイミングフレーム
が隣接するフレームにずれたケースであって、タイミン
グフレームに誤差があるケース(左にシフト)を示して
いる。
て、受信タイミングの誤差等によりタイミングフレーム
が隣接するフレームにずれたケースであって、タイミン
グフレームに誤差があるケース(左にシフト)を示して
いる。
【図4】図2のフレームフォーマットの受信時におい
て、受信タイミングの誤差等によりタイミングフレーム
が隣接するフレームにずれたケースであって、タイミン
グフレームに誤差があるケース(右にシフト)を示して
いる。
て、受信タイミングの誤差等によりタイミングフレーム
が隣接するフレームにずれたケースであって、タイミン
グフレームに誤差があるケース(右にシフト)を示して
いる。
【図5】所望のフレームに付加できる保護窓付のフレー
ム構成図である。
ム構成図である。
【図6】図5の保護窓内でのタイミング誤差を示してい
る。
る。
1…周波数推定信号 2…同期語 3…CCS信号 5F,5R…保護窓 6…タイミングフレーム 7…受信フレーム 9…データフレーム 10…S/N推定手段 20…保護窓サイズ生成手段 30…タイミング推定手段 40…保護窓付加手段 100…受信同期保護装置
Claims (10)
- 【請求項1】 受信フレームに含まれるCCS信号の強
度測定をあらかじめ行った結果に基づいて当該受信フレ
ームのS/Nを推定するS/N推定手段と、 前記推定されたS/Nに基づいて保護窓のサイズを求め
る保護窓サイズ生成手段と、 前記受信フレームに含まれるCCS信号の強度測定をあ
らかじめ行った結果に基づいて当該受信フレームの本来
の存在位置を推定するタイミング推定手段と、 前記受信フレームの存在位置及び前記受信フレームのS
/Nの推定値に基づいて、前記求められたサイズを有す
る前記保護窓を、前記受信フレームに含まれる所望のタ
イミングフレームの前後に付加する保護窓付加手段とを
有することを特徴とする受信同期保護装置。 - 【請求項2】 前記保護窓サイズ生成手段は、 前記CCS信号のタイミング分布と前記受信フレームの
タイミング誤差による信号強度の劣化の関係に基づい
て、前記受信フレームのS/Nに対して最適となるよう
に前記保護窓のサイズを随時推定するように構成されて
いることを特徴とする請求項1に記載の受信同期保護装
置。 - 【請求項3】 前記タイミング推定手段は、 前記CCS信号のタイミング分布と前記受信フレームの
タイミング誤差による信号強度の劣化の関係に基づい
て、前記受信フレームのS/Nに対して最適となるよう
に前記保護窓を付加する位置を随時推定するように構成
されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
受信同期保護装置。 - 【請求項4】 前記保護窓サイズ生成手段は、 隣接したデータフレームの巻き込みによるパワーロスを
最小化するように前記受信フレームの前端の前記保護窓
及び/または前記受信フレームの後端の前記保護窓のプ
ロファイルを求めるように構成されていることを特徴と
する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の受信同期保
護装置。 - 【請求項5】 前記保護窓サイズ生成手段は、 隣接したデータフレームの巻き込みによるパワーロスを
最小化するように前記受信フレームの前端の前記保護窓
及び/または前記受信フレームの後端の前記保護窓のプ
ロファイルを非対称に設定するように構成されているこ
とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
受信同期保護装置。 - 【請求項6】 受信フレームに含まれるCCS信号の強
度測定をあらかじめ行った結果に基づいて当該受信フレ
ームのS/Nを推定するS/N推定手段工程と、 前記推定されたS/Nに基づいて保護窓のサイズを求め
る保護窓サイズ生成手段工程と、 前記受信フレームに含まれるCCS信号の強度測定をあ
らかじめ行った結果に基づいて当該受信フレームの本来
の存在位置を推定するタイミング推定手段工程と、 前記受信フレームの存在位置及び前記受信フレームのS
/Nの推定値に基づいて、前記求められたサイズを有す
る前記保護窓を、前記受信フレームに含まれる所望のタ
イミングフレームの前後に付加する保護窓付加手段工程
とを有することを特徴とする受信同期保護方法。 - 【請求項7】 前記保護窓サイズ生成手段工程は、 前記CCS信号のタイミング分布と前記受信フレームの
タイミング誤差による信号強度の劣化の関係に基づい
て、前記受信フレームのS/Nに対して最適となるよう
に前記保護窓のサイズを随時推定する工程を含むことを
特徴とする請求項6に記載の受信同期保護方法。 - 【請求項8】 前記タイミング推定手段工程は、 前記CCS信号のタイミング分布と前記受信フレームの
タイミング誤差による信号強度の劣化の関係に基づい
て、前記受信フレームのS/Nに対して最適となるよう
に前記保護窓を付加する位置を随時推定する工程を含む
ことを特徴とする請求項6または7に記載の受信同期保
護方法。 - 【請求項9】 前記保護窓サイズ生成手段工程は、 隣接したデータフレームの巻き込みによるパワーロスを
最小化するように前記受信フレームの前端の前記保護窓
及び/または前記受信フレームの後端の前記保護窓のプ
ロファイルを求める工程を含むことを特徴とする請求項
6乃至8のいずれか一項に記載の受信同期保護方法。 - 【請求項10】 前記保護窓サイズ生成手段工程は、 隣接したデータフレームの巻き込みによるパワーロスを
最小化するように前記受信フレームの前端の前記保護窓
及び/または前記受信フレームの後端の前記保護窓のプ
ロファイルを非対称に設定する工程を含むことを特徴と
する請求項6乃至8のいずれか一項に記載の受信同期保
護方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10376427A JP2000165370A (ja) | 1998-11-24 | 1998-11-24 | 受信同期保護装置及び受信同期保護方法 |
AU59615/99A AU753356B2 (en) | 1998-11-24 | 1999-11-23 | Reception-synchronization protecting device and reception-synchronization protecting method |
US09/447,579 US6229848B1 (en) | 1998-11-24 | 1999-11-23 | Reception-synchronization protecting device and reception-synchronization protection method |
EP99123183A EP1005187A2 (en) | 1998-11-24 | 1999-11-24 | Reception-synchronization protecting device and reception-synchronization protecting method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10376427A JP2000165370A (ja) | 1998-11-24 | 1998-11-24 | 受信同期保護装置及び受信同期保護方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000165370A true JP2000165370A (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=18507123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10376427A Pending JP2000165370A (ja) | 1998-11-24 | 1998-11-24 | 受信同期保護装置及び受信同期保護方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6229848B1 (ja) |
EP (1) | EP1005187A2 (ja) |
JP (1) | JP2000165370A (ja) |
AU (1) | AU753356B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7487083B1 (en) * | 2000-07-13 | 2009-02-03 | Alcatel-Lucent Usa Inc. | Method and apparatus for discriminating speech from voice-band data in a communication network |
US7181699B2 (en) * | 2001-06-13 | 2007-02-20 | Microsoft Corporation | Dynamic resizing of dialogs |
US20040235423A1 (en) * | 2003-01-14 | 2004-11-25 | Interdigital Technology Corporation | Method and apparatus for network management using perceived signal to noise and interference indicator |
US7738848B2 (en) | 2003-01-14 | 2010-06-15 | Interdigital Technology Corporation | Received signal to noise indicator |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4686673A (en) * | 1984-02-15 | 1987-08-11 | Toshinori Hotta | Synchronizing burst transmission phase control system |
US4972441A (en) * | 1985-10-07 | 1990-11-20 | Honeywell, Inc. | Enhanced pulse time-of-arrival detector |
US5319679A (en) * | 1992-12-09 | 1994-06-07 | Datum Systems | Method and apparatus for recovering data from a radio signal |
US5376894A (en) * | 1992-12-31 | 1994-12-27 | Pacific Communication Sciences, Inc. | Phase estimation and synchronization using a PSK demodulator |
US5598098A (en) * | 1994-08-11 | 1997-01-28 | Champlin; Keith S. | Electronic battery tester with very high noise immunity |
JPH098858A (ja) | 1995-06-23 | 1997-01-10 | Nec Corp | タイミング再生回路 |
-
1998
- 1998-11-24 JP JP10376427A patent/JP2000165370A/ja active Pending
-
1999
- 1999-11-23 AU AU59615/99A patent/AU753356B2/en not_active Ceased
- 1999-11-23 US US09/447,579 patent/US6229848B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-11-24 EP EP99123183A patent/EP1005187A2/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU753356B2 (en) | 2002-10-17 |
AU5961599A (en) | 2000-05-25 |
US6229848B1 (en) | 2001-05-08 |
EP1005187A2 (en) | 2000-05-31 |
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