JP2000163580A - 電子決裁システム - Google Patents
電子決裁システムInfo
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- JP2000163580A JP2000163580A JP10335567A JP33556798A JP2000163580A JP 2000163580 A JP2000163580 A JP 2000163580A JP 10335567 A JP10335567 A JP 10335567A JP 33556798 A JP33556798 A JP 33556798A JP 2000163580 A JP2000163580 A JP 2000163580A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 10
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims abstract description 3
- 238000013075 data extraction Methods 0.000 abstract description 4
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000008676 import Effects 0.000 description 2
- 210000004087 cornea Anatomy 0.000 description 1
- 230000009131 signaling function Effects 0.000 description 1
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】押印された印鑑の正当性を蓄積されているデー
タベースを利用して即座に照合が可能にした電子決裁シ
ステムを提供する。 【解決手段】プロバイダに対して登録者が特定できる特
有のプライベート信号と印鑑/サイン・デジタル信号と
を合体させた状態で印鑑・サインデータベースに蓄積
し、端末側には実際に押印された印鑑の陰影及び又はサ
インの筆跡を印鑑・サインデータベースに蓄積する方式
と同じ方式に基づいて取り込むことができる取込部を備
え、端末側は、プライベート信号をネットワークを介し
て印鑑・サインデータベース側に送ることにより、蓄積
されている印鑑/サイン・デジタル信号を抽出し、取込
部は、この抽出した印鑑/サイン・デジタル信号と取込
部で生成した印鑑の陰影及び又はサインの筆跡とを照合
できるようにする。
タベースを利用して即座に照合が可能にした電子決裁シ
ステムを提供する。 【解決手段】プロバイダに対して登録者が特定できる特
有のプライベート信号と印鑑/サイン・デジタル信号と
を合体させた状態で印鑑・サインデータベースに蓄積
し、端末側には実際に押印された印鑑の陰影及び又はサ
インの筆跡を印鑑・サインデータベースに蓄積する方式
と同じ方式に基づいて取り込むことができる取込部を備
え、端末側は、プライベート信号をネットワークを介し
て印鑑・サインデータベース側に送ることにより、蓄積
されている印鑑/サイン・デジタル信号を抽出し、取込
部は、この抽出した印鑑/サイン・デジタル信号と取込
部で生成した印鑑の陰影及び又はサインの筆跡とを照合
できるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子決裁システム
に関するものである。詳しくは、印鑑及び又はサインを
電子化して商取引の際の陰影及びサインと迅速に比較参
照出来るようにした電子決裁システムに関する。
に関するものである。詳しくは、印鑑及び又はサインを
電子化して商取引の際の陰影及びサインと迅速に比較参
照出来るようにした電子決裁システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における電子決裁システムは、
所定の様式に基づいた契約書を作成し、この契約書に記
載されている内容により所定の行為を行うよう契約者同
士が誠心誠意の努力をする。その為に、金額のはる大型
契約の場合には予め 証となる印鑑証明書を添付した印
鑑、即ち、実印を押印するようにして互いの誠意を暗黙
的に了承することが商慣行として広く行われている。
所定の様式に基づいた契約書を作成し、この契約書に記
載されている内容により所定の行為を行うよう契約者同
士が誠心誠意の努力をする。その為に、金額のはる大型
契約の場合には予め 証となる印鑑証明書を添付した印
鑑、即ち、実印を押印するようにして互いの誠意を暗黙
的に了承することが商慣行として広く行われている。
【0003】そのため、印鑑は独自の陰影が施されてお
り、一見して登録者である本人のものと同一であること
が解るようになっている。
り、一見して登録者である本人のものと同一であること
が解るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記説
明した印鑑を押印することにより効力が発生する契約書
等においては、その契約内容において、陰影が正当であ
るか否かのみが判別できればよいのにも拘わらず機械的
な処理ができていないという問題がある。
明した印鑑を押印することにより効力が発生する契約書
等においては、その契約内容において、陰影が正当であ
るか否かのみが判別できればよいのにも拘わらず機械的
な処理ができていないという問題がある。
【0005】従って、実印の取り扱い及びサインの確認
を機械的に行うことができるようにすることに解決しな
ければならない課題を有している。
を機械的に行うことができるようにすることに解決しな
ければならない課題を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る電子決裁システムは、登録者の証とな
る印鑑の陰影及び又はサインの筆跡を所定の方式に基づ
いて作成した印鑑/サイン・デジタル信号を蓄積するこ
とができる印鑑・サインデータベースを備えたプロバイ
ダを有し、該プロバイダに対して前記登録者が特定でき
る特有のプライベート信号と前記印鑑/サイン・デジタ
ル信号とを合体させた状態で前記印鑑・サインデータベ
ースに蓄積し、前記プロバイダに対してネットワークを
介してアクセスできる端末側には、実際に押印された印
鑑の陰影及び又はサインの筆跡を前記印鑑・サインデー
タベースに蓄積する方式と同じ方式に基づいて取り込む
ことができる取込部を備え、前記端末側は、前記プライ
ベート信号を前記ネットワークを介して前記印鑑・サイ
ンデータベース側に送ることにより、該プライベート信
号に関連する特定の蓄積されている印鑑/サイン・デジ
タル信号を抽出し、前記取込部は、該抽出した印鑑/サ
イン・デジタル信号と前記取込部で生成した印鑑の陰影
及び又はサインの筆跡とを照合できるようにしたことで
ある。
に、本発明に係る電子決裁システムは、登録者の証とな
る印鑑の陰影及び又はサインの筆跡を所定の方式に基づ
いて作成した印鑑/サイン・デジタル信号を蓄積するこ
とができる印鑑・サインデータベースを備えたプロバイ
ダを有し、該プロバイダに対して前記登録者が特定でき
る特有のプライベート信号と前記印鑑/サイン・デジタ
ル信号とを合体させた状態で前記印鑑・サインデータベ
ースに蓄積し、前記プロバイダに対してネットワークを
介してアクセスできる端末側には、実際に押印された印
鑑の陰影及び又はサインの筆跡を前記印鑑・サインデー
タベースに蓄積する方式と同じ方式に基づいて取り込む
ことができる取込部を備え、前記端末側は、前記プライ
ベート信号を前記ネットワークを介して前記印鑑・サイ
ンデータベース側に送ることにより、該プライベート信
号に関連する特定の蓄積されている印鑑/サイン・デジ
タル信号を抽出し、前記取込部は、該抽出した印鑑/サ
イン・デジタル信号と前記取込部で生成した印鑑の陰影
及び又はサインの筆跡とを照合できるようにしたことで
ある。
【0007】又、登録者の証となる印鑑の陰影を所定の
方式に基づいて生成した印鑑デジタル信号を蓄積するこ
とができる印鑑・データベースを備えたプロバイダを有
し、該プロバイダに対して前記登録者が特定できる特有
のプライベート信号と前記印鑑デジタル信号とを合体さ
せた状態で前記印鑑・データベースに蓄積し、前記プロ
バイダに対してネットワークを介してアクセスできる端
末側には、前記印鑑デジタル信号に基づいて所定の部材
の所定位置に押印することができる押印部を設け、前記
端末側は、前記プライベート信号を前記ネットワークを
介して前記印鑑・データベース側に送ることにより、該
プライベート信号に関連する特定の蓄積されている印鑑
デジタル信号を抽出し、前記押印部は、該抽出された印
鑑デジタル信号に基づいて、前記部材の所定位置に押印
できるようにしたことである。
方式に基づいて生成した印鑑デジタル信号を蓄積するこ
とができる印鑑・データベースを備えたプロバイダを有
し、該プロバイダに対して前記登録者が特定できる特有
のプライベート信号と前記印鑑デジタル信号とを合体さ
せた状態で前記印鑑・データベースに蓄積し、前記プロ
バイダに対してネットワークを介してアクセスできる端
末側には、前記印鑑デジタル信号に基づいて所定の部材
の所定位置に押印することができる押印部を設け、前記
端末側は、前記プライベート信号を前記ネットワークを
介して前記印鑑・データベース側に送ることにより、該
プライベート信号に関連する特定の蓄積されている印鑑
デジタル信号を抽出し、前記押印部は、該抽出された印
鑑デジタル信号に基づいて、前記部材の所定位置に押印
できるようにしたことである。
【0008】更に、前記プロバイダには、定型契約書の
雛形のデータを蓄積する定型契約書データベースを備
え、前記端末側からのプライベート信号に基づいて、印
鑑の照合をすると共に、指定された契約書に印を押印し
た状態で該端末側に出力できるようにしたことである。
雛形のデータを蓄積する定型契約書データベースを備
え、前記端末側からのプライベート信号に基づいて、印
鑑の照合をすると共に、指定された契約書に印を押印し
た状態で該端末側に出力できるようにしたことである。
【0009】このように、印鑑及びサインに関する情報
をデータベースとして蓄積しておき、必要な時にのみア
クセスして取り込み、照合又は押印するデータとするよ
うにしたことにより商取り引きの迅速化を図ることがで
きると共に、商取り引きの安全性を高めることができる
ようになる。
をデータベースとして蓄積しておき、必要な時にのみア
クセスして取り込み、照合又は押印するデータとするよ
うにしたことにより商取り引きの迅速化を図ることがで
きると共に、商取り引きの安全性を高めることができる
ようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る電子決裁シス
テムの実施の形態について図面を参照して説明する。
テムの実施の形態について図面を参照して説明する。
【0011】本発明に係る第一の実施の形態の電子決裁
システムは、図1に示すように、印鑑及び又はサイン3
0を所定の方式に基づいてデジタル化して生成された印
鑑/サイン・デジタル信号と登録者が特定できる特有の
プライベート信号とを合体させた状態で入力する入力部
31と、入力された内容を蓄積する印鑑・サインデータ
ベース33を備えたプロバイダと、データベース33に
蓄積されている印鑑/サイン・デジタル信号をプライベ
ート信号に基づいて適宜抽出する印鑑データ抽出部3
5、36と、この抽出部35、36で抽出したプライベ
ート信号に基づく印鑑データと実際に押印された印鑑の
陰影とを照合する取込み照合部38、39とから構成さ
れている。この印鑑データ抽出部35、36と入力部3
1とデータベース33とはインターネット等のネットワ
ーク32を介して互いに接続できる構成になっている。
このプロバイダは、役所等の公的機関、及び準公的機関
であってもよく、要するに印鑑証明書等が発行できる機
能を有する機関であればよい。
システムは、図1に示すように、印鑑及び又はサイン3
0を所定の方式に基づいてデジタル化して生成された印
鑑/サイン・デジタル信号と登録者が特定できる特有の
プライベート信号とを合体させた状態で入力する入力部
31と、入力された内容を蓄積する印鑑・サインデータ
ベース33を備えたプロバイダと、データベース33に
蓄積されている印鑑/サイン・デジタル信号をプライベ
ート信号に基づいて適宜抽出する印鑑データ抽出部3
5、36と、この抽出部35、36で抽出したプライベ
ート信号に基づく印鑑データと実際に押印された印鑑の
陰影とを照合する取込み照合部38、39とから構成さ
れている。この印鑑データ抽出部35、36と入力部3
1とデータベース33とはインターネット等のネットワ
ーク32を介して互いに接続できる構成になっている。
このプロバイダは、役所等の公的機関、及び準公的機関
であってもよく、要するに印鑑証明書等が発行できる機
能を有する機関であればよい。
【0012】プライベート信号は、所謂、暗証番号であ
って登録者が特定できる特有の固有の番号であり、陰影
及びサイン等の印章データの偽造に対処することができ
る隠しデータとして機能し、ネットワークの電子メール
等で入力することができるようになっている。このプラ
イベート信号は暗証番号に限定されることなく、例え
ば、角膜のデータ、指紋のデータ等であってもよい。
尚、サインに関しても同様の処理がなされているため、
サインに関しては省略する。
って登録者が特定できる特有の固有の番号であり、陰影
及びサイン等の印章データの偽造に対処することができ
る隠しデータとして機能し、ネットワークの電子メール
等で入力することができるようになっている。このプラ
イベート信号は暗証番号に限定されることなく、例え
ば、角膜のデータ、指紋のデータ等であってもよい。
尚、サインに関しても同様の処理がなされているため、
サインに関しては省略する。
【0013】取込み照合部38、39は、例えばA社と
B社との契約書に押印されている陰影を照合するように
なっている。実際の照合は、陰影とデータベースから抽
出した印鑑/サイン・デジタル信号のデジタル値が一致
することを前提として照合するようになっている。その
ため、データベース33に蓄積されている信号と同等の
方式でデジタル化されている。具体的には陰影を複数の
直線で等間隔に切り、その線状のデータをデジタル化し
て比較する。この操作を陰影に対して所定角度回転させ
ながら上述した線上のデジタル化したデジタル値と比較
する。このようにしても照合が一致しない場合には、陰
影全体を画像処理したデジタル値と、抽出部で抽出した
デジタル値とを比較する。
B社との契約書に押印されている陰影を照合するように
なっている。実際の照合は、陰影とデータベースから抽
出した印鑑/サイン・デジタル信号のデジタル値が一致
することを前提として照合するようになっている。その
ため、データベース33に蓄積されている信号と同等の
方式でデジタル化されている。具体的には陰影を複数の
直線で等間隔に切り、その線状のデータをデジタル化し
て比較する。この操作を陰影に対して所定角度回転させ
ながら上述した線上のデジタル化したデジタル値と比較
する。このようにしても照合が一致しない場合には、陰
影全体を画像処理したデジタル値と、抽出部で抽出した
デジタル値とを比較する。
【0014】そして照合した結果、一致の場合42に
は、契約内容が成立46したものとする。不一致の場合
43、44、45には、契約書に記載されている契約内
容を不成立47にする。
は、契約内容が成立46したものとする。不一致の場合
43、44、45には、契約書に記載されている契約内
容を不成立47にする。
【0015】この印鑑・サインデータベース33は、印
鑑/サイン・デジタル信号と、陰影のみの情報に加えて
印鑑の登録者の商いに伴う商取引情報を加えた状態で蓄
積登録しておくことが可能である。即ち、この商取引情
報を利用すれば印鑑の照合の際に、商取り引きに関する
過去のデータを参酌することが可能で商取り引きの安全
性を向上させた電子決裁が可能になる。
鑑/サイン・デジタル信号と、陰影のみの情報に加えて
印鑑の登録者の商いに伴う商取引情報を加えた状態で蓄
積登録しておくことが可能である。即ち、この商取引情
報を利用すれば印鑑の照合の際に、商取り引きに関する
過去のデータを参酌することが可能で商取り引きの安全
性を向上させた電子決裁が可能になる。
【0016】次に本発明に係る第二の実施の形態の電子
決裁システムについて、図2を参照して説明する。電子
決裁システムは、図2に示すように、有価証券等に捺印
される印鑑情報を暗証番号により取り寄せ、所定の部
材、即ち、有価証券の適宜位置に押印するようにしたも
のである。先ず、有価証券印字部51において表示部5
2をみながら小切手等53に所定の記載事項を記載した
後に、暗証番号入力部50からプライベート信号、即
ち、暗証番号を入力すると、ネットワーク32を介して
プロバイダが有する印鑑データベース33にアクセスす
る。そして、アクセスされた暗証番号から得られた押印
情報を押印部54で得る。捺印55の場合には、小切手
53の印の位置に押印情報を解析して押印する。このよ
うにすると、押印する手間がなくなると共に、正確な押
印をすることができるようになり、商取り引きの安全性
を高めることができるようになる。このプライベート信
号は、上述した第一の実施の形態と同様に、角膜のデー
タ、指紋のデータ等でもよい。
決裁システムについて、図2を参照して説明する。電子
決裁システムは、図2に示すように、有価証券等に捺印
される印鑑情報を暗証番号により取り寄せ、所定の部
材、即ち、有価証券の適宜位置に押印するようにしたも
のである。先ず、有価証券印字部51において表示部5
2をみながら小切手等53に所定の記載事項を記載した
後に、暗証番号入力部50からプライベート信号、即
ち、暗証番号を入力すると、ネットワーク32を介して
プロバイダが有する印鑑データベース33にアクセスす
る。そして、アクセスされた暗証番号から得られた押印
情報を押印部54で得る。捺印55の場合には、小切手
53の印の位置に押印情報を解析して押印する。このよ
うにすると、押印する手間がなくなると共に、正確な押
印をすることができるようになり、商取り引きの安全性
を高めることができるようになる。このプライベート信
号は、上述した第一の実施の形態と同様に、角膜のデー
タ、指紋のデータ等でもよい。
【0017】次に本発明に係る第三の実施の形態の電子
決裁システムについて、図3を参照して説明する。電子
決裁システムは、図3に示すように、プロバイダ側に印
鑑/サイン・データベース33に加えて定型契約書の雛
形のデータを蓄積した定型契約書データベース60を備
えた構成にすることにより、取り引きの安全性を高める
と同時に一連の契約書の作成を自動化し、商取り引きの
効率化を図ったシステムを実現する。このシステムの構
成は、契約をする端末側には、プライベート信号及び定
型契約書番号をネットワーク32を介してプロバイダ側
に送信する出力部61、63と、実際の印鑑の陰影とデ
ータベース33に蓄積されている印鑑情報と比較照合す
る印鑑照合部62と、印鑑の照合が正しい場合には定型
契約書番号に基づいた定型契約書を抽出する定型契約書
抽出部64と、抽出した定型契約書に押印する定型契約
書押印部65と、押印された定型契約書を出力する出力
部66とから構成されている。
決裁システムについて、図3を参照して説明する。電子
決裁システムは、図3に示すように、プロバイダ側に印
鑑/サイン・データベース33に加えて定型契約書の雛
形のデータを蓄積した定型契約書データベース60を備
えた構成にすることにより、取り引きの安全性を高める
と同時に一連の契約書の作成を自動化し、商取り引きの
効率化を図ったシステムを実現する。このシステムの構
成は、契約をする端末側には、プライベート信号及び定
型契約書番号をネットワーク32を介してプロバイダ側
に送信する出力部61、63と、実際の印鑑の陰影とデ
ータベース33に蓄積されている印鑑情報と比較照合す
る印鑑照合部62と、印鑑の照合が正しい場合には定型
契約書番号に基づいた定型契約書を抽出する定型契約書
抽出部64と、抽出した定型契約書に押印する定型契約
書押印部65と、押印された定型契約書を出力する出力
部66とから構成されている。
【0018】一方、プロバイダ側には、印鑑/サイン・
データベース33と、定型契約書を蓄積している定型契
約書データベース60とから構成され、夫々がネットワ
ーク32を介して端末側に接続できるようになってい
る。
データベース33と、定型契約書を蓄積している定型契
約書データベース60とから構成され、夫々がネットワ
ーク32を介して端末側に接続できるようになってい
る。
【0019】このような構成において、先ず所定の目的
を達成するために契約を希望するA社とB社とが存在す
る場合において、互いのプライベート信号、例えば暗証
番号と予め決定されている定型契約書の番号をプロバイ
ダ側に送る。そうすると、プロバイダ側においては、印
鑑/サイン・データベース33をアクセスして所望の印
鑑情報を送り返してくる。端末側においては、この印鑑
情報と、実際に押印された陰影との比較照合を印鑑照合
部62で行う。この照合はA社及びB社両社の印鑑情報
の照合が行われる。もし両社の印鑑の照合が正しけれ
ば、次に契約書番号に基づいて抽出した定型契約書をプ
ロバイダの定型契約書データベース60から抽出する。
抽出された定型契約書には照合が正しい印鑑が押され、
両社の印鑑の押印がされた定型契約書がA社及びB社に
出力される。このようにして、予め合意してある定型文
からなる契約をする場合においては、印鑑とプライベー
ト信号のみで正規の契約書を作成することができるた
め、契約作業を大幅に向上させることができるのであ
る。
を達成するために契約を希望するA社とB社とが存在す
る場合において、互いのプライベート信号、例えば暗証
番号と予め決定されている定型契約書の番号をプロバイ
ダ側に送る。そうすると、プロバイダ側においては、印
鑑/サイン・データベース33をアクセスして所望の印
鑑情報を送り返してくる。端末側においては、この印鑑
情報と、実際に押印された陰影との比較照合を印鑑照合
部62で行う。この照合はA社及びB社両社の印鑑情報
の照合が行われる。もし両社の印鑑の照合が正しけれ
ば、次に契約書番号に基づいて抽出した定型契約書をプ
ロバイダの定型契約書データベース60から抽出する。
抽出された定型契約書には照合が正しい印鑑が押され、
両社の印鑑の押印がされた定型契約書がA社及びB社に
出力される。このようにして、予め合意してある定型文
からなる契約をする場合においては、印鑑とプライベー
ト信号のみで正規の契約書を作成することができるた
め、契約作業を大幅に向上させることができるのであ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
決裁システムは、予め蓄積されている印鑑情報の信号を
ネットワークを介して取り入れて照合又は捺印するよう
にしたことにより、大規模な設備を必要としないで、確
実な実印及びサインの筆跡の正当性が認識できるように
なり、商取り引きの安全性を高めることができるという
効果がある。
決裁システムは、予め蓄積されている印鑑情報の信号を
ネットワークを介して取り入れて照合又は捺印するよう
にしたことにより、大規模な設備を必要としないで、確
実な実印及びサインの筆跡の正当性が認識できるように
なり、商取り引きの安全性を高めることができるという
効果がある。
【図1】本願発明に係る第一の実施の形態である電子決
裁システムを実現することができる略示的なブロック図
である。
裁システムを実現することができる略示的なブロック図
である。
【図2】本願発明に係る第二の実施の形態である電子決
裁システムであり、小切手等の有価証券に押印された印
鑑の陰影の照合を暗証番号で行うようにした略示的なブ
ロック図である。
裁システムであり、小切手等の有価証券に押印された印
鑑の陰影の照合を暗証番号で行うようにした略示的なブ
ロック図である。
【図3】本願発明に係る第三の実施の形態である電子決
裁システムであり、暗証番号に基づく印鑑に加えて、契
約書も作成できるようにした略示的なブロッツク図であ
る。
裁システムであり、暗証番号に基づく印鑑に加えて、契
約書も作成できるようにした略示的なブロッツク図であ
る。
30;印鑑、サイン、31;入力部、32;ネットワー
ク、33;印鑑・サインデータベース、34;契約、3
5;印鑑データ抽出部、36;印鑑データ抽出部、3
7;契約書、38;取込部、39;取込部、40;照
合、41;照合、42;照合一致、43;照合不一致、
44;照合不一致、45;照合不一致、46;印鑑に関
する契約内容の成立、47;印鑑に関する契約内容の不
成立、50;暗証番号入力部、51;有価証券印字部、
52;表示部、53;小切手、54;押印部、55;捺
印、60;定型契約書データベース、61;出力部、6
2;印鑑照合部、63;出力部、64;定型契約書抽出
部、65;定型契約書押印部、66;出力部
ク、33;印鑑・サインデータベース、34;契約、3
5;印鑑データ抽出部、36;印鑑データ抽出部、3
7;契約書、38;取込部、39;取込部、40;照
合、41;照合、42;照合一致、43;照合不一致、
44;照合不一致、45;照合不一致、46;印鑑に関
する契約内容の成立、47;印鑑に関する契約内容の不
成立、50;暗証番号入力部、51;有価証券印字部、
52;表示部、53;小切手、54;押印部、55;捺
印、60;定型契約書データベース、61;出力部、6
2;印鑑照合部、63;出力部、64;定型契約書抽出
部、65;定型契約書押印部、66;出力部
Claims (3)
- 【請求項1】登録者の証となる印鑑の陰影及び又はサイ
ンの筆跡を所定の方式に基づいて作成した印鑑/サイン
・デジタル信号を蓄積することができる印鑑・サインデ
ータベースを備えたプロバイダを有し、該プロバイダに
対して前記登録者が特定できる特有のプライベート信号
と前記印鑑/サイン・デジタル信号とを合体させた状態
で前記印鑑・サインデータベースに蓄積し、前記プロバ
イダに対してネットワークを介してアクセスできる端末
側には、実際に押印された印鑑の陰影及び又はサインの
筆跡を前記印鑑・サインデータベースに蓄積する方式と
同じ方式に基づいて取り込むことができる取込部を備
え、前記端末側は、前記プライベート信号を前記ネット
ワークを介して前記印鑑・サインデータベース側に送る
ことにより、該プライベート信号に関連する特定の蓄積
されている印鑑/サイン・デジタル信号を抽出し、前記
取込部は、該抽出した印鑑/サイン・デジタル信号と前
記取込部で生成した印鑑の陰影及び又はサインの筆跡と
を照合できるようにしたことを特徴とする電子決裁シス
テム。 - 【請求項2】登録者の証となる印鑑の陰影を所定の方式
に基づいて生成した印鑑デジタル信号を蓄積することが
できる印鑑・データベースを備えたプロバイダを有し、
該プロバイダに対して前記登録者が特定できる特有のプ
ライベート信号と前記印鑑デジタル信号とを合体させた
状態で前記印鑑・データベースに蓄積し、前記プロバイ
ダに対してネットワークを介してアクセスできる端末側
には、前記印鑑デジタル信号に基づいて所定の部材の所
定位置に押印することができる押印部を設け、前記端末
側は、前記プライベート信号を前記ネットワークを介し
て前記印鑑・データベース側に送ることにより、該プラ
イベート信号に関連する特定の蓄積されている印鑑デジ
タル信号を抽出し、前記押印部は、該抽出された印鑑デ
ジタル信号に基づいて、前記部材の所定位置に押印でき
るようにしたことを特徴とする電子決裁システム。 - 【請求項3】前記プロバイダには、定型契約書の雛形の
データを蓄積する定型契約書データベースを備え、前記
端末側からのプライベート信号に基づいて、印鑑の照合
をすると共に、指定された契約書に印を押印した状態で
該端末側に出力できるようにした請求項1又は2に記載
の電子決裁システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10335567A JP2000163580A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 電子決裁システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10335567A JP2000163580A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 電子決裁システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000163580A true JP2000163580A (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=18290036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10335567A Pending JP2000163580A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 電子決裁システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000163580A (ja) |
-
1998
- 1998-11-26 JP JP10335567A patent/JP2000163580A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040303 |