JP2000161592A - ガスパージ装置およびガスパージ装置搭載車 - Google Patents
ガスパージ装置およびガスパージ装置搭載車Info
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Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガス管のパージ作業を極めて効率的に行うこ
とができるガスパージ装置およびガスパージ装置搭載車
を提供する。 【解決手段】 パージ管6に接続するガス導入路2と、
ガス導入路2に接続する吸引装置Kと、吸引装置Kに接
続するガス排出路3とを備え、ガス導入路2から分岐し
てガス排出路3に合流すると共に、途中に開閉弁を有す
るバイパス路4を備えているガスパージ装置、および、
パージ管6を巻取り収納するためのリール8と、パージ
装置本体とを前後方向および左右方向に振り分け配置
し、パージ装置本体に係る各種の操作部を、左右方向に
おいてパージ装置本体を振り分けたのと反対方向に向け
て配置してあるガスパージ装置搭載車。
とができるガスパージ装置およびガスパージ装置搭載車
を提供する。 【解決手段】 パージ管6に接続するガス導入路2と、
ガス導入路2に接続する吸引装置Kと、吸引装置Kに接
続するガス排出路3とを備え、ガス導入路2から分岐し
てガス排出路3に合流すると共に、途中に開閉弁を有す
るバイパス路4を備えているガスパージ装置、および、
パージ管6を巻取り収納するためのリール8と、パージ
装置本体とを前後方向および左右方向に振り分け配置
し、パージ装置本体に係る各種の操作部を、左右方向に
おいてパージ装置本体を振り分けたのと反対方向に向け
て配置してあるガスパージ装置搭載車。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の空間に存在
するガスを排出するためのガスパージ装置、および、当
該ガスパージ装置を備えたガスパージ装置搭載車に関す
る。
するガスを排出するためのガスパージ装置、および、当
該ガスパージ装置を備えたガスパージ装置搭載車に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来においては、例えば、地中に埋設し
たガス管、あるいは、ガスタンクの内部等、大気圧より
も多少高い圧力を有するガスを排出する際には、二種類
の装置を用いて順次排出作業を行っていた。即ち、前記
地中に埋設したガス管(以降において「既設管」と称す
る)等の内部のガス圧を利用してガスパージを行う大型
パージ装置と、ある程度ガスをパージした後、既設管等
の内部に残存しているガスを強制的に吸引する吸引パー
ジ装置の2種類を用いてガス管のガスパージ作業を行っ
ていた。具体的には、まず、大型パージ装置のパージ管
を既設管に接続してガス圧パージを行う。ガスパージ当
初は、既設管内のガス圧が高いため、ガスは自ら噴出し
ようとする。このため、ガス圧パージ作業は、ガスの流
出量を制限しつつ行うこととなる。ガスパージが進行
し、既設管内の圧力が大気圧とほぼ等しくなると、既設
管内のガスは自らの圧力では排出されなくなる。よっ
て、前記大型パージ装置のパージ管を取り外し、代わり
に吸引パージ装置のパージ管を接続する。そして、吸引
装置によって既設管内に残存しているガスを強制的に吸
引するのである。
たガス管、あるいは、ガスタンクの内部等、大気圧より
も多少高い圧力を有するガスを排出する際には、二種類
の装置を用いて順次排出作業を行っていた。即ち、前記
地中に埋設したガス管(以降において「既設管」と称す
る)等の内部のガス圧を利用してガスパージを行う大型
パージ装置と、ある程度ガスをパージした後、既設管等
の内部に残存しているガスを強制的に吸引する吸引パー
ジ装置の2種類を用いてガス管のガスパージ作業を行っ
ていた。具体的には、まず、大型パージ装置のパージ管
を既設管に接続してガス圧パージを行う。ガスパージ当
初は、既設管内のガス圧が高いため、ガスは自ら噴出し
ようとする。このため、ガス圧パージ作業は、ガスの流
出量を制限しつつ行うこととなる。ガスパージが進行
し、既設管内の圧力が大気圧とほぼ等しくなると、既設
管内のガスは自らの圧力では排出されなくなる。よっ
て、前記大型パージ装置のパージ管を取り外し、代わり
に吸引パージ装置のパージ管を接続する。そして、吸引
装置によって既設管内に残存しているガスを強制的に吸
引するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の手
法によってガスパージ作業を行うには、大型パージ装置
と吸引パージ装置とを夫々作業現場に搬入する必要があ
った。その場合には、これら装置の搬入作業に手間取る
ばかりでなく、これら二つの装置を順次接続し直す必要
があったから、作業が煩雑なものとなり、当該作業に要
する人力を削減するにも限界があって作業コストが高い
ものとなっていた。本発明の目的は、上記従来の問題点
を解消し、ガス管のパージ作業を極めて効率的に行うこ
とができるガスパージ装置およびガスパージ装置搭載車
を提供することにある。
法によってガスパージ作業を行うには、大型パージ装置
と吸引パージ装置とを夫々作業現場に搬入する必要があ
った。その場合には、これら装置の搬入作業に手間取る
ばかりでなく、これら二つの装置を順次接続し直す必要
があったから、作業が煩雑なものとなり、当該作業に要
する人力を削減するにも限界があって作業コストが高い
ものとなっていた。本発明の目的は、上記従来の問題点
を解消し、ガス管のパージ作業を極めて効率的に行うこ
とができるガスパージ装置およびガスパージ装置搭載車
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガスパージ
装置およびガスパージ装置搭載車の特徴構成および作用
効果を図1から図5に基づいて説明する。
装置およびガスパージ装置搭載車の特徴構成および作用
効果を図1から図5に基づいて説明する。
【0005】〔構成1〕本発明のガスパージ装置は、請
求項1に示すごとく、パージ管6に接続するガス導入路
2と、当該ガス導入路2に接続する吸引装置Kと、当該
吸引装置Kに接続するガス排出路3とを備え、前記ガス
導入路2から分岐して前記ガス排出路3に合流すると共
に、途中に開閉弁を有するバイパス路4を備えた点に特
徴を有する。 〔作用効果〕本構成のごとく、吸引装置とバイパス路と
を備えておけば、例えば高圧ガスの充満した空間をガス
パージする場合に、当初は、前記バイパス路を介して前
記高圧ガスの圧力を利用してガスパージすることが可能
である。そして、ガスパージする空間のガス圧力が低下
し、内部のガス圧によっては、当該空間のガスが放出さ
れなくなった場合には、前記バイパス路の開閉弁を閉じ
操作すると共に、前記吸引装置を運転して前記空間のガ
スを吸引パージすることができる。即ち、本構成であれ
ば、従来二回に分けて行っていた上記パージ作業を、前
記開閉弁の操作のみで連続して行うことができるため、
作業効率を極めて向上させることができる。また、パー
ジ装置全体がコンパクト化され、運搬・保守等が容易と
なる。
求項1に示すごとく、パージ管6に接続するガス導入路
2と、当該ガス導入路2に接続する吸引装置Kと、当該
吸引装置Kに接続するガス排出路3とを備え、前記ガス
導入路2から分岐して前記ガス排出路3に合流すると共
に、途中に開閉弁を有するバイパス路4を備えた点に特
徴を有する。 〔作用効果〕本構成のごとく、吸引装置とバイパス路と
を備えておけば、例えば高圧ガスの充満した空間をガス
パージする場合に、当初は、前記バイパス路を介して前
記高圧ガスの圧力を利用してガスパージすることが可能
である。そして、ガスパージする空間のガス圧力が低下
し、内部のガス圧によっては、当該空間のガスが放出さ
れなくなった場合には、前記バイパス路の開閉弁を閉じ
操作すると共に、前記吸引装置を運転して前記空間のガ
スを吸引パージすることができる。即ち、本構成であれ
ば、従来二回に分けて行っていた上記パージ作業を、前
記開閉弁の操作のみで連続して行うことができるため、
作業効率を極めて向上させることができる。また、パー
ジ装置全体がコンパクト化され、運搬・保守等が容易と
なる。
【0006】〔構成2〕本発明のガスパージ装置は、請
求項2に示すごとく、前記ガス導入路2の途中に活性炭
吸着塔13を設けて構成することができる。 〔作用効果〕本構成のごとく、活性炭吸着塔を設けてお
けば、パージするガスが臭気を有する場合に当該臭気を
取り除くことができ、作業環境を良好に維持することが
できる。
求項2に示すごとく、前記ガス導入路2の途中に活性炭
吸着塔13を設けて構成することができる。 〔作用効果〕本構成のごとく、活性炭吸着塔を設けてお
けば、パージするガスが臭気を有する場合に当該臭気を
取り除くことができ、作業環境を良好に維持することが
できる。
【0007】〔構成3〕本発明のガスパージ装置は、請
求項3に示すごとく、前記吸引装置Kをエジェクター方
式の装置で構成することができる。 〔作用効果〕本構成のエジェクター方式の吸引装置は、
一般的に圧縮空気を細管から高速で噴射し、当該空気の
流れを利用して前記ガス管の内部のガスを吸引する方式
である。本装置では電気を使用しないから火花が生じる
ことがなく、例えば可燃性ガスのパージ作業を行う際に
も引火するおそれがなく安全である。
求項3に示すごとく、前記吸引装置Kをエジェクター方
式の装置で構成することができる。 〔作用効果〕本構成のエジェクター方式の吸引装置は、
一般的に圧縮空気を細管から高速で噴射し、当該空気の
流れを利用して前記ガス管の内部のガスを吸引する方式
である。本装置では電気を使用しないから火花が生じる
ことがなく、例えば可燃性ガスのパージ作業を行う際に
も引火するおそれがなく安全である。
【0008】〔構成4〕本発明のガスパージ装置は、請
求項4に示すごとく、前記吸引装置Kを収納容器21の
内部に設置して形成することができる。 〔作用効果〕本構成のごとく、前記吸引装置を収納容器
の内部に設置することで、例えば当該吸引装置をエジェ
クターで構成した場合に、エジェクターで発生する騒音
を低減することができる。
求項4に示すごとく、前記吸引装置Kを収納容器21の
内部に設置して形成することができる。 〔作用効果〕本構成のごとく、前記吸引装置を収納容器
の内部に設置することで、例えば当該吸引装置をエジェ
クターで構成した場合に、エジェクターで発生する騒音
を低減することができる。
【0009】〔構成5〕本発明のガスパージ装置は、請
求項5に示すごとく、前記収納容器21の上部に前記活
性炭吸着塔13を載置して形成することができる。 〔作用効果〕本構成のごとく、前記活性炭吸着塔を収納
容器の上部に載置することで、ガスパージ装置をコンパ
クト化することができる。また、収納容器の上に活性炭
吸着塔を載置したことで、前記エジェクターで発生する
騒音を遮蔽する効果も期待できる。つまり、収納容器の
上面を活性炭吸着塔で覆うことで、収納容器の上面部材
が振動する程度を抑制し、さらに、前記上面部材が振動
した場合でも、活性炭吸着塔に充填した活性炭が当該振
動を吸収する効果が期待できるからである。
求項5に示すごとく、前記収納容器21の上部に前記活
性炭吸着塔13を載置して形成することができる。 〔作用効果〕本構成のごとく、前記活性炭吸着塔を収納
容器の上部に載置することで、ガスパージ装置をコンパ
クト化することができる。また、収納容器の上に活性炭
吸着塔を載置したことで、前記エジェクターで発生する
騒音を遮蔽する効果も期待できる。つまり、収納容器の
上面を活性炭吸着塔で覆うことで、収納容器の上面部材
が振動する程度を抑制し、さらに、前記上面部材が振動
した場合でも、活性炭吸着塔に充填した活性炭が当該振
動を吸収する効果が期待できるからである。
【0010】〔構成6〕本発明のガスパージ装置搭載車
は、請求項6に示すごとく、パージ管6を巻取り収納す
るためのリール8、および、前記パージ管6に第1開閉
弁B1を介して接続するガス導入路2と、当該ガス導入
路2に接続する吸引装置Kと、当該吸引装置Kに接続す
るガス排出路3と、前記ガス導入路2から分岐して前記
ガス排出路3に合流すると共に途中に第2開閉弁B2を
有するバイパス路4とを有するパージ装置本体Sを備え
ており、前記リール8と、前記パージ装置本体Sとを前
後方向Xおよび左右方向Yに振り分け配置して搭載する
と共に、前記第1開閉弁B1に係る第1操作部27およ
び前記第2開閉弁B2に係る第2操作部28を、左右方
向Yにおいて前記パージ装置本体Sを振り分けたのと反
対方向に向けて配置して構成することができる。
は、請求項6に示すごとく、パージ管6を巻取り収納す
るためのリール8、および、前記パージ管6に第1開閉
弁B1を介して接続するガス導入路2と、当該ガス導入
路2に接続する吸引装置Kと、当該吸引装置Kに接続す
るガス排出路3と、前記ガス導入路2から分岐して前記
ガス排出路3に合流すると共に途中に第2開閉弁B2を
有するバイパス路4とを有するパージ装置本体Sを備え
ており、前記リール8と、前記パージ装置本体Sとを前
後方向Xおよび左右方向Yに振り分け配置して搭載する
と共に、前記第1開閉弁B1に係る第1操作部27およ
び前記第2開閉弁B2に係る第2操作部28を、左右方
向Yにおいて前記パージ装置本体Sを振り分けたのと反
対方向に向けて配置して構成することができる。
【0011】〔作用効果〕本構成であれば、前後左右に
おいて車両の重量バランスをとることができるうえに、
前記第1操作部あるいは前記第2操作部等を全て車両の
一方側に向けて配置してあるから、パージ装置の操作性
を極めて向上させることができる。
おいて車両の重量バランスをとることができるうえに、
前記第1操作部あるいは前記第2操作部等を全て車両の
一方側に向けて配置してあるから、パージ装置の操作性
を極めて向上させることができる。
【0012】〔構成7〕本発明のガスパージ装置搭載車
は、請求項7に示すごとく、ガス管のパージ作業に必要
な工具を収納するための工具庫24を、前記リール8お
よび前記パージ装置本体Sに対してさらに後方に搭載し
て構成することができる。 〔作用効果〕本構成のごとく、工具庫を前記リールおよ
び前記パージ装置本体の後方に搭載することで、例え
ば、両側方および後方の三方向に工具庫を開口させるこ
とができるから、工具の取出し・収納が容易になる。ま
た、パージ装置本体の前方には運転席が存在し、パージ
装置本体の後方には、当該工具庫が存在するから、前記
パージ装置から発生する騒音のうち、車両の前後方向X
に拡散する騒音が低減化され、周辺の作業現場周辺に及
ぼす悪影響を軽減することができる。
は、請求項7に示すごとく、ガス管のパージ作業に必要
な工具を収納するための工具庫24を、前記リール8お
よび前記パージ装置本体Sに対してさらに後方に搭載し
て構成することができる。 〔作用効果〕本構成のごとく、工具庫を前記リールおよ
び前記パージ装置本体の後方に搭載することで、例え
ば、両側方および後方の三方向に工具庫を開口させるこ
とができるから、工具の取出し・収納が容易になる。ま
た、パージ装置本体の前方には運転席が存在し、パージ
装置本体の後方には、当該工具庫が存在するから、前記
パージ装置から発生する騒音のうち、車両の前後方向X
に拡散する騒音が低減化され、周辺の作業現場周辺に及
ぼす悪影響を軽減することができる。
【0013】尚、上述のように、図面との対照を便利に
するために符号を記したが該記入により本発明は添付図
面の構成に限定されるものではない。
するために符号を記したが該記入により本発明は添付図
面の構成に限定されるものではない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。
【0015】(概要)本発明のガスパージ装置の概要を
図1から図3に示す。当該ガスパージ装置は、特定の空
間に存在する各種のガスを当該空間から排出し、例え
ば、当該空間を空気で置換する場合等に用いる装置であ
る。即ち、本発明のガスパージ装置は、既設管1から流
出してくるガスを導入するガス導入路2と、当該ガス導
入路2に接続する吸引装置Kと、当該吸引装置Kに接続
するガス排出路3とを備えており、さらに、前記ガス導
入路2から分岐して前記ガス排出路3に合流するバイパ
ス路4を備えている。当該バイパス路4の途中には第2
開閉弁B2を備えている。これら、ガス導入路2および
ガス排出路3、バイパス路4は、通常、管部材を用いて
構成する。
図1から図3に示す。当該ガスパージ装置は、特定の空
間に存在する各種のガスを当該空間から排出し、例え
ば、当該空間を空気で置換する場合等に用いる装置であ
る。即ち、本発明のガスパージ装置は、既設管1から流
出してくるガスを導入するガス導入路2と、当該ガス導
入路2に接続する吸引装置Kと、当該吸引装置Kに接続
するガス排出路3とを備えており、さらに、前記ガス導
入路2から分岐して前記ガス排出路3に合流するバイパ
ス路4を備えている。当該バイパス路4の途中には第2
開閉弁B2を備えている。これら、ガス導入路2および
ガス排出路3、バイパス路4は、通常、管部材を用いて
構成する。
【0016】当該ガスパージ装置により、前記既設管1
の内部に存在する都市ガスを排出、即ちパージするが、
当該パージ作業は大きく二つの作業からなる。即ち、既
設管1の内部に高圧のガスが充満している状態では、当
該ガスは、ガスの取り出し部であるガス排出用開口部5
から勢いよく噴出しようとする。つまり、第1段階の作
業としては、前記ガスの高圧を利用して内部のガスを排
出する。当該パージ作業を以降においてガス圧パージと
称する。そして、ある程度ガスが排出されると、既設管
1の内部圧力が低下して大気圧と等しくなる。この状態
では、前記ガス排出用開口部5を単に開放させているだ
けでは、既設管1の内部のガスは排出できない。よっ
て、第2段階の作業として、吸引装置Kを用いて既設管
1の内部に残存しているガスを強制的に吸引する。当該
パージ作業を以降において吸引パージと称する。これら
ガス圧パージおよび吸引パージの作業手順は以下のとお
りである。
の内部に存在する都市ガスを排出、即ちパージするが、
当該パージ作業は大きく二つの作業からなる。即ち、既
設管1の内部に高圧のガスが充満している状態では、当
該ガスは、ガスの取り出し部であるガス排出用開口部5
から勢いよく噴出しようとする。つまり、第1段階の作
業としては、前記ガスの高圧を利用して内部のガスを排
出する。当該パージ作業を以降においてガス圧パージと
称する。そして、ある程度ガスが排出されると、既設管
1の内部圧力が低下して大気圧と等しくなる。この状態
では、前記ガス排出用開口部5を単に開放させているだ
けでは、既設管1の内部のガスは排出できない。よっ
て、第2段階の作業として、吸引装置Kを用いて既設管
1の内部に残存しているガスを強制的に吸引する。当該
パージ作業を以降において吸引パージと称する。これら
ガス圧パージおよび吸引パージの作業手順は以下のとお
りである。
【0017】(ガス圧パージ)当該ガス圧パージに係る
作業状況を図1および図2に示す。まず、ガスパージす
る既設管1にパージ管6を接続する。具体的には、既設
管1のガス排出用開口部5にパージ管6の先端側接続部
7を接続する。これにより、既設管1のガスをガスパー
ジ装置に導く。前記パージ管6は、例えば耐圧ホースで
構成する。本実施形態では、前記パージ管6はリール8
に巻き付けて収納してあり、既設管1に接続する際に
は、前記パージ管6の先端部を既設管1のガス排出用開
口部5まで延出させる。一方、前記パージ管6の基端側
接続部9は、ガスパージ装置に係るガス導入路2の先端
部に設けたパージ管接続部10に接続する。図1では、
パージ管6と接続すべきガス導入路2を二箇所設けた例
を示している。ただし、通常、前記パージ管6と接続し
てあるのは、一方のガス導入路2のみである。つまり、
前記パージ管6と接続していない他方のガス導入路2
は、例えば、前記既設管1からのガスパージ量が多い場
合に、前記パージ管6の先端側接続部7と直に連結して
使用するためのものである。これら二本のガス導入路2
の何れかを、あるいは、双方を使用する場合には、夫々
のガス導入路2に設けた第1開閉弁B1を操作して行
う。
作業状況を図1および図2に示す。まず、ガスパージす
る既設管1にパージ管6を接続する。具体的には、既設
管1のガス排出用開口部5にパージ管6の先端側接続部
7を接続する。これにより、既設管1のガスをガスパー
ジ装置に導く。前記パージ管6は、例えば耐圧ホースで
構成する。本実施形態では、前記パージ管6はリール8
に巻き付けて収納してあり、既設管1に接続する際に
は、前記パージ管6の先端部を既設管1のガス排出用開
口部5まで延出させる。一方、前記パージ管6の基端側
接続部9は、ガスパージ装置に係るガス導入路2の先端
部に設けたパージ管接続部10に接続する。図1では、
パージ管6と接続すべきガス導入路2を二箇所設けた例
を示している。ただし、通常、前記パージ管6と接続し
てあるのは、一方のガス導入路2のみである。つまり、
前記パージ管6と接続していない他方のガス導入路2
は、例えば、前記既設管1からのガスパージ量が多い場
合に、前記パージ管6の先端側接続部7と直に連結して
使用するためのものである。これら二本のガス導入路2
の何れかを、あるいは、双方を使用する場合には、夫々
のガス導入路2に設けた第1開閉弁B1を操作して行
う。
【0018】二本のガス導入路2は、前記第1開閉弁B
1の下手側において一旦合流するが、すぐに第1導入路
2aと第2導入路2bとに分岐する。前記第1導入路2
aは、既設管1からガスパージを開始した直後の、即
ち、ガス噴出圧力が高い状態でのガスパージに用いる。
一方、前記第2導入路2bは、ある程度ガスパージが進
行し、既設管1からのガス噴出の勢いが衰えた状態での
ガスパージに用いる。図1は、ガスパージ開始直後にお
いて第1導入路2aを使用している状態を示しており、
図2は、ガス圧パージ作業後半の第2導入路2bを使用
している状態を示している。
1の下手側において一旦合流するが、すぐに第1導入路
2aと第2導入路2bとに分岐する。前記第1導入路2
aは、既設管1からガスパージを開始した直後の、即
ち、ガス噴出圧力が高い状態でのガスパージに用いる。
一方、前記第2導入路2bは、ある程度ガスパージが進
行し、既設管1からのガス噴出の勢いが衰えた状態での
ガスパージに用いる。図1は、ガスパージ開始直後にお
いて第1導入路2aを使用している状態を示しており、
図2は、ガス圧パージ作業後半の第2導入路2bを使用
している状態を示している。
【0019】図1に示すごとく、第1導入路2aには、
高圧時開放弁Bkおよびストレーナ11、第1消音器1
2を設けてある。図1の状態においては、高圧時開放弁
Bkのみを「開」状態とし、低圧時開放弁Btは「閉」
状態としてある。前記ストレーナ11は、パージガス中
の異物を除去するためなどに用いる。ガス圧パージ開始
直後は、高圧ガスが噴出する勢いで既設管1の内部に堆
積していた錆やゴミなどの異物が流出し易いからであ
る。第1消音器12は、高圧ガスを膨張させる際の騒音
を低減するためのものである。当該第1消音器12で低
圧化されたパージガスが、さらに下流の活性炭吸着塔1
3に導かれる。
高圧時開放弁Bkおよびストレーナ11、第1消音器1
2を設けてある。図1の状態においては、高圧時開放弁
Bkのみを「開」状態とし、低圧時開放弁Btは「閉」
状態としてある。前記ストレーナ11は、パージガス中
の異物を除去するためなどに用いる。ガス圧パージ開始
直後は、高圧ガスが噴出する勢いで既設管1の内部に堆
積していた錆やゴミなどの異物が流出し易いからであ
る。第1消音器12は、高圧ガスを膨張させる際の騒音
を低減するためのものである。当該第1消音器12で低
圧化されたパージガスが、さらに下流の活性炭吸着塔1
3に導かれる。
【0020】これに対して、前記第2導入路2bには、
低圧時開放弁Btのみが設けてある。ガス圧パージ作業
の後半においては、ガス圧力は次第に低下し、大気圧に
近づく。よって、既設管1から異物が噴出するほどのガ
スの勢いはなく、また、この状態での噴出ガスを大気圧
に近づけるべく膨張させたとしても騒音は極めて小さ
い。よって、第2導入路2bには、低圧時開放弁Btの
みを設けるだけで十分である。尚、当該低圧時開放弁B
tを開放する場合には、前記高圧時開放弁Bkをあえて
閉じる必要はない。むしろ、図2に示すごとく、高圧時
開放弁Bkおよび低圧時開放弁Btの双方共を「開」状
態としておき、第1導入路2aおよび第2導入路2bの
双方を用いてガスパージすることで、パージ作業をより
促進することができる。
低圧時開放弁Btのみが設けてある。ガス圧パージ作業
の後半においては、ガス圧力は次第に低下し、大気圧に
近づく。よって、既設管1から異物が噴出するほどのガ
スの勢いはなく、また、この状態での噴出ガスを大気圧
に近づけるべく膨張させたとしても騒音は極めて小さ
い。よって、第2導入路2bには、低圧時開放弁Btの
みを設けるだけで十分である。尚、当該低圧時開放弁B
tを開放する場合には、前記高圧時開放弁Bkをあえて
閉じる必要はない。むしろ、図2に示すごとく、高圧時
開放弁Bkおよび低圧時開放弁Btの双方共を「開」状
態としておき、第1導入路2aおよび第2導入路2bの
双方を用いてガスパージすることで、パージ作業をより
促進することができる。
【0021】前記第1導入路2aおよび第2導入路2b
は、前記活性炭吸着塔13の上流位置で合流する。つま
り、第1導入路2aおよび第2導入路2bの何れを通過
したガスも、活性炭吸着塔13を通過させる。ここで
は、例えば各種の炭化水素や硫黄成分など、ガスに含ま
れる有臭成分を吸着する。
は、前記活性炭吸着塔13の上流位置で合流する。つま
り、第1導入路2aおよび第2導入路2bの何れを通過
したガスも、活性炭吸着塔13を通過させる。ここで
は、例えば各種の炭化水素や硫黄成分など、ガスに含ま
れる有臭成分を吸着する。
【0022】前記活性炭吸着塔13には、例えば粒状活
性炭あるいは繊維状活性炭を充填する。これら粒状活性
炭あるいは繊維状活性炭は夫々複数種類のものを混合し
て設けてもよいし、粒状活性炭と繊維状活性炭とを混合
して用いてもよい。以降においては、これらを総称して
活性炭13aと称する。これら活性炭13aは脱着容易
となるようカートリッジ式に構成すると好都合である。
このように数種類の活性炭13aを用いることにより、
脱臭する対象ガスに応じた最適の性能を発揮し得る活性
炭吸着塔13を構成することができる。尚、当該量の活
性炭13aを用いた場合のガスパージ能力は、およそ1
000m3/時である。これだけの能力を有していれ
ば、殆どの都市ガス配管のガスパージに当該ガスパージ
装置を適用することが可能である。前記活性炭吸着塔1
3を通過して臭気を除去したパージガスは、バイパス路
4および放散管14を介して大気中に放出する。
性炭あるいは繊維状活性炭を充填する。これら粒状活性
炭あるいは繊維状活性炭は夫々複数種類のものを混合し
て設けてもよいし、粒状活性炭と繊維状活性炭とを混合
して用いてもよい。以降においては、これらを総称して
活性炭13aと称する。これら活性炭13aは脱着容易
となるようカートリッジ式に構成すると好都合である。
このように数種類の活性炭13aを用いることにより、
脱臭する対象ガスに応じた最適の性能を発揮し得る活性
炭吸着塔13を構成することができる。尚、当該量の活
性炭13aを用いた場合のガスパージ能力は、およそ1
000m3/時である。これだけの能力を有していれ
ば、殆どの都市ガス配管のガスパージに当該ガスパージ
装置を適用することが可能である。前記活性炭吸着塔1
3を通過して臭気を除去したパージガスは、バイパス路
4および放散管14を介して大気中に放出する。
【0023】(吸引パージ)前述のごとく、既設管1の
内部圧力が大気圧と略同様になったのちは、吸引装置K
を用いて既設管1の内部に残存しているガスを強制的に
排出する、いわゆる吸引パージを行う。その状態を示し
たのが図3である。
内部圧力が大気圧と略同様になったのちは、吸引装置K
を用いて既設管1の内部に残存しているガスを強制的に
排出する、いわゆる吸引パージを行う。その状態を示し
たのが図3である。
【0024】吸引パージにおいては、前記活性炭吸着塔
13の下手側に設けた吸引装置Kによって既設管1のガ
スを吸引する。当該吸引装置Kとしては、例えば、高圧
空気を噴射させるエジェクター方式の装置(以下、単に
「エジェクター15」と称する)を用いる。つまり、吸
引装置Kにコンプレッサー16を接続し、当該コンプレ
ッサー16からの高圧空気をエジェクター15において
噴射させ、当該高速気流によって、活性炭吸着塔13の
内部のガスを誘因流出させるのである。
13の下手側に設けた吸引装置Kによって既設管1のガ
スを吸引する。当該吸引装置Kとしては、例えば、高圧
空気を噴射させるエジェクター方式の装置(以下、単に
「エジェクター15」と称する)を用いる。つまり、吸
引装置Kにコンプレッサー16を接続し、当該コンプレ
ッサー16からの高圧空気をエジェクター15において
噴射させ、当該高速気流によって、活性炭吸着塔13の
内部のガスを誘因流出させるのである。
【0025】前記コンプレッサー16は、吸引装置Kの
高圧空気供給管17の端部に設けたコンプレッサー接続
部18に接続する。前記高圧空気供給管17も、前記ガ
ス導入路2と同様に二本設けてある。即ち、吸引すべき
ガス量に合わせて、一方の高圧空気供給管17のみを使
用する場合と、双方の高圧空気供給管17を使用する場
合とを選択可能である。夫々の高圧空気供給管17に
は、エジェクター15での空気噴射量を調節するための
第3開閉弁B3を設けてある。
高圧空気供給管17の端部に設けたコンプレッサー接続
部18に接続する。前記高圧空気供給管17も、前記ガ
ス導入路2と同様に二本設けてある。即ち、吸引すべき
ガス量に合わせて、一方の高圧空気供給管17のみを使
用する場合と、双方の高圧空気供給管17を使用する場
合とを選択可能である。夫々の高圧空気供給管17に
は、エジェクター15での空気噴射量を調節するための
第3開閉弁B3を設けてある。
【0026】当該吸引装置Kを使用する場合には、前記
第2開閉弁B2は「閉」状態に設定しておく。仮に、当
該第2開閉弁B2が「開」状態に設定してあると、活性
炭吸着塔13から放散管14に至る部分の内圧がバイパ
ス路4を通じて全て等しいものとなるため、エジェクタ
ー15の機能が発揮されないからである。
第2開閉弁B2は「閉」状態に設定しておく。仮に、当
該第2開閉弁B2が「開」状態に設定してあると、活性
炭吸着塔13から放散管14に至る部分の内圧がバイパ
ス路4を通じて全て等しいものとなるため、エジェクタ
ー15の機能が発揮されないからである。
【0027】エジェクター15から噴射された空気は、
膨張したのち集合容器19の内部に到達するように構成
してある。夫々のエジェクター15には、消音のための
第2消音器20を設けてある。つまり、これら第2消音
器20は集合容器19の内部に設けてある。当該集合容
器19には前記バイパス路4が接続してある。このよう
に、集合容器19を用いることで、ガス圧パージに係る
バイパス路4と吸引パージに係る吸引装置Kとを容易に
接続することができ、双方の装置をコンパクト化するこ
とに貢献している。前記放散管14へのガスの排出も、
当該集合容器19を経由して行われる。なお、さらに、
消音効果を確実なものとする等のために、前記エジェク
ター15も鋼製の収納容器21の内部に配置してある。
本実施形態においては、当該収納容器21は、前記集合
容器19と一体的に構成してある。つまり、当該一体容
器の内部に隔壁を設けて両者を区分している。一定の重
量を有する当該鋼板を用いて前記収納容器21等を構成
したことによって前記エジェクター15の騒音が外部に
漏洩するのを抑制することができる。その結果、例え
ば、住宅密集地におけるパージ作業、あるいは、夜間に
おけるパージ作業に伴う騒音の悪影響を低減させること
ができる。
膨張したのち集合容器19の内部に到達するように構成
してある。夫々のエジェクター15には、消音のための
第2消音器20を設けてある。つまり、これら第2消音
器20は集合容器19の内部に設けてある。当該集合容
器19には前記バイパス路4が接続してある。このよう
に、集合容器19を用いることで、ガス圧パージに係る
バイパス路4と吸引パージに係る吸引装置Kとを容易に
接続することができ、双方の装置をコンパクト化するこ
とに貢献している。前記放散管14へのガスの排出も、
当該集合容器19を経由して行われる。なお、さらに、
消音効果を確実なものとする等のために、前記エジェク
ター15も鋼製の収納容器21の内部に配置してある。
本実施形態においては、当該収納容器21は、前記集合
容器19と一体的に構成してある。つまり、当該一体容
器の内部に隔壁を設けて両者を区分している。一定の重
量を有する当該鋼板を用いて前記収納容器21等を構成
したことによって前記エジェクター15の騒音が外部に
漏洩するのを抑制することができる。その結果、例え
ば、住宅密集地におけるパージ作業、あるいは、夜間に
おけるパージ作業に伴う騒音の悪影響を低減させること
ができる。
【0028】当該吸引パージによって既設管1の内部の
ガスを吸引することができるが、当該吸引を円滑に行う
ためには、既設管1の内部に別途空気等を補充する必要
がある。図3に示すごとく、吸引パージ作業に際して
は、既設管1に設けた吸引用開口部22を開放してお
く。当該吸引用開口部22は、既設管1のガス排出用開
口部5から離れた位置に設ける。本構成により、既設管
1の内部の残留ガスを確実に吸引排出することができ
る。尚、夫々のエジェクター15に設けた空気噴射口の
内径はおよそ40mm程度であり、吸引パージによるガ
ス排出能力は、前記ガス圧パージによる能力に比べて少
ないものとなる。
ガスを吸引することができるが、当該吸引を円滑に行う
ためには、既設管1の内部に別途空気等を補充する必要
がある。図3に示すごとく、吸引パージ作業に際して
は、既設管1に設けた吸引用開口部22を開放してお
く。当該吸引用開口部22は、既設管1のガス排出用開
口部5から離れた位置に設ける。本構成により、既設管
1の内部の残留ガスを確実に吸引排出することができ
る。尚、夫々のエジェクター15に設けた空気噴射口の
内径はおよそ40mm程度であり、吸引パージによるガ
ス排出能力は、前記ガス圧パージによる能力に比べて少
ないものとなる。
【0029】前記集合容器19には、前記エジェクター
15で空気を膨張させた際に生じる水が溜まることがあ
る。このため、前記集合容器19の底部には、当該水を
排出するためのドレンコック23を設けてある。
15で空気を膨張させた際に生じる水が溜まることがあ
る。このため、前記集合容器19の底部には、当該水を
排出するためのドレンコック23を設けてある。
【0030】(ガスパージ装置搭載車)上記ガスパージ
装置は、例えば車両の荷台に搭載しておくことができ
る。その一例を図4および図5に示す。これらの図から
明らかなごとく、主に前記パージ管6を巻き付け収納し
たリール8と、その他の装置を組み立ててあるパージ装
置本体Sとを荷台23の上に分散して配置してある。
尚、これらのパージ装置本体Sの他に、荷台23の最後
尾には、パージ作業に際して使用する各種工具を収納し
ておく工具庫24を設置してある。
装置は、例えば車両の荷台に搭載しておくことができ
る。その一例を図4および図5に示す。これらの図から
明らかなごとく、主に前記パージ管6を巻き付け収納し
たリール8と、その他の装置を組み立ててあるパージ装
置本体Sとを荷台23の上に分散して配置してある。
尚、これらのパージ装置本体Sの他に、荷台23の最後
尾には、パージ作業に際して使用する各種工具を収納し
ておく工具庫24を設置してある。
【0031】さらに、具体的には、前記リール8と、前
記パージ装置本体Sとを前後方向Xおよび左右方向Yに
振り分け配置して搭載する。即ち、本実施形態では、前
記リール8を運転席25のすぐ後方に配置すると共に、
車体の左側に寄せて設置した。特に、左側方に配置した
のは、車道に車両を駐車してパージ作業を行う場合に、
通常、車体の左側で作業を行うこと、および、当該リー
ル8からパージ管6を引き出すことを想定すると、荷台
23の縁部26に近い方が作業し易いこと等を考慮した
ものである。
記パージ装置本体Sとを前後方向Xおよび左右方向Yに
振り分け配置して搭載する。即ち、本実施形態では、前
記リール8を運転席25のすぐ後方に配置すると共に、
車体の左側に寄せて設置した。特に、左側方に配置した
のは、車道に車両を駐車してパージ作業を行う場合に、
通常、車体の左側で作業を行うこと、および、当該リー
ル8からパージ管6を引き出すことを想定すると、荷台
23の縁部26に近い方が作業し易いこと等を考慮した
ものである。
【0032】一方、前記パージ装置本体Sは前記リール
8の後方に配置すると共に、車体の右側に寄せて設置し
た。右側に寄せたのは、まず、左右方向Yにおいて前記
リール8との重量バランスをとるためである。そして、
当該パージ装置本体Sには、前記第1開閉弁B1に係る
第1操作部27、あるいは、前記第2開閉弁B2に係る
第2操作部28等を備えており、これら操作部を同一方
向から、つまり、本実施形態では車体の左側から操作で
きるようにする必要があること、さらには、これら操作
部を車体の側方に突出させないようにする必要があるた
め等の理由に基づくものである。尚、当該ガスパージ装
置本体Sには、操作部の他にもガスの流通量を示す流量
計等も備えているが、勿論これらの計器類も車体の左側
から視認できるように構成してある。
8の後方に配置すると共に、車体の右側に寄せて設置し
た。右側に寄せたのは、まず、左右方向Yにおいて前記
リール8との重量バランスをとるためである。そして、
当該パージ装置本体Sには、前記第1開閉弁B1に係る
第1操作部27、あるいは、前記第2開閉弁B2に係る
第2操作部28等を備えており、これら操作部を同一方
向から、つまり、本実施形態では車体の左側から操作で
きるようにする必要があること、さらには、これら操作
部を車体の側方に突出させないようにする必要があるた
め等の理由に基づくものである。尚、当該ガスパージ装
置本体Sには、操作部の他にもガスの流通量を示す流量
計等も備えているが、勿論これらの計器類も車体の左側
から視認できるように構成してある。
【0033】尚、車両の走行安定性を確保するために
は、上下方向における車両の重量配分を考慮する必要が
ある。本実施形態では、特に、パージ装置本体Sに係る
部分において、活性炭吸着塔13を前記収納容器21の
上部に載置してある。本構成のごとく収納容器21は最
も大きな部材であるうえに、鋼製であって最も重量が大
きい。よって、当該収納容器21の上に次に容積および
重量が大きな活性炭吸着塔13を載置することとしてい
る。尚、図4および図5に示したごとく、比較的容量お
よび重量がかさむ第1消音器12も前記収納容器21に
載置してある。
は、上下方向における車両の重量配分を考慮する必要が
ある。本実施形態では、特に、パージ装置本体Sに係る
部分において、活性炭吸着塔13を前記収納容器21の
上部に載置してある。本構成のごとく収納容器21は最
も大きな部材であるうえに、鋼製であって最も重量が大
きい。よって、当該収納容器21の上に次に容積および
重量が大きな活性炭吸着塔13を載置することとしてい
る。尚、図4および図5に示したごとく、比較的容量お
よび重量がかさむ第1消音器12も前記収納容器21に
載置してある。
【0034】本構成のごとく、収納容器21の上に活性
炭吸着塔13を載置したことで、前記エジェクター15
で発生する騒音を遮蔽する効果も期待できる。つまり、
収納容器21の上面を活性炭吸着塔13で覆うことで、
収納容器21の上面部材が振動する程度を抑制し、さら
に、前記上面部材が振動した場合でも、活性炭吸着塔1
3に充填した活性炭13aによって当該振動を吸収する
のである。
炭吸着塔13を載置したことで、前記エジェクター15
で発生する騒音を遮蔽する効果も期待できる。つまり、
収納容器21の上面を活性炭吸着塔13で覆うことで、
収納容器21の上面部材が振動する程度を抑制し、さら
に、前記上面部材が振動した場合でも、活性炭吸着塔1
3に充填した活性炭13aによって当該振動を吸収する
のである。
【0035】尚、車体の最後部には前述のごとく工具庫
24を設置してある。当該工具庫24は、作業性を高め
るために少なくとも後方と左側方には開口するように構
成してある。勿論右側にも開口させるものであればその
作業性はさらに向上する。当該工具庫24は、前記騒音
を低減する効果も発揮する。即ち、パージ装置本体Sを
運転席25と工具庫24とで挟み配置してあるから、車
体の前後方向Xに拡散しようとする騒音を遮蔽する効果
が発揮される。この結果、作業現場周辺に及ぼす騒音の
影響を軽減することができる。尚、前記工具庫24の後
方面には、工事標識・灯火類を設けてパージ作業時の安
全性を確保している。
24を設置してある。当該工具庫24は、作業性を高め
るために少なくとも後方と左側方には開口するように構
成してある。勿論右側にも開口させるものであればその
作業性はさらに向上する。当該工具庫24は、前記騒音
を低減する効果も発揮する。即ち、パージ装置本体Sを
運転席25と工具庫24とで挟み配置してあるから、車
体の前後方向Xに拡散しようとする騒音を遮蔽する効果
が発揮される。この結果、作業現場周辺に及ぼす騒音の
影響を軽減することができる。尚、前記工具庫24の後
方面には、工事標識・灯火類を設けてパージ作業時の安
全性を確保している。
【0036】(効果)本発明では、吸引パージを行う吸
引装置Kに対して、ガス圧パージを行うためのバイパス
路4を設けてあるから、従来、別々に行っていたガス圧
パージ作業と、吸引パージ作業とを連続して行えること
となり、ガスパージ作業の効率を極めて向上させること
ができた。また、上記二種類のパージ作業を行うための
装置を合体させた状態で一台の車両に搭載したので、当
該パージ装置の運搬・取り扱い・保守点検等が容易なも
のとなった。
引装置Kに対して、ガス圧パージを行うためのバイパス
路4を設けてあるから、従来、別々に行っていたガス圧
パージ作業と、吸引パージ作業とを連続して行えること
となり、ガスパージ作業の効率を極めて向上させること
ができた。また、上記二種類のパージ作業を行うための
装置を合体させた状態で一台の車両に搭載したので、当
該パージ装置の運搬・取り扱い・保守点検等が容易なも
のとなった。
【0037】〔別実施形態〕上記実施形態では、地中に
埋設した都市ガス用の既設管1についてガスパージする
例を示したが、当該実施形態に限られるものではない。
例えば、ガスタンクの内部、あるいは、各種作業用の人
孔等のガスパージに用いることができ、対象とするガス
も、例えば、天然ガス・メタンガス・プロパンガス・コ
ークス炉ガス・都市ガス等の各種可燃性ガス、あるい
は、硫黄ガス、石油精製プラントで生じるベーパーガス
等の各種のガスに適用可能である。
埋設した都市ガス用の既設管1についてガスパージする
例を示したが、当該実施形態に限られるものではない。
例えば、ガスタンクの内部、あるいは、各種作業用の人
孔等のガスパージに用いることができ、対象とするガス
も、例えば、天然ガス・メタンガス・プロパンガス・コ
ークス炉ガス・都市ガス等の各種可燃性ガス、あるい
は、硫黄ガス、石油精製プラントで生じるベーパーガス
等の各種のガスに適用可能である。
【図1】本発明のガスパージ装置を用いたパージ作業状
況を示す説明図
況を示す説明図
【図2】本発明のガスパージ装置を用いたパージ作業状
況を示す説明図
況を示す説明図
【図3】本発明のガスパージ装置を用いたパージ作業状
況を示す説明図
況を示す説明図
【図4】本発明のガスパージ装置搭載車を示す側面図
【図5】本発明のガスパージ装置搭載車を示す平面図
2 ガス導入路 3 ガス排出路 4 バイパス路 6 パージ管 8 リール 13 活性炭吸着塔 21 収納容器 24 工具庫 27 第1操作部 28 第2操作部 B1 第1開閉弁 B2 第2開閉弁 K 吸引装置 S パージ装置本体 X 前後方向 Y 左右方向
Claims (7)
- 【請求項1】 パージ管に接続するガス導入路と、当該
ガス導入路に接続する吸引装置と、当該吸引装置に接続
するガス排出路とを備え、 前記ガス導入路から分岐して前記ガス排出路に合流する
と共に、途中に開閉弁を有するバイパス路を備えている
ガスパージ装置。 - 【請求項2】 前記ガス導入路の途中に活性炭吸着塔を
設けてある請求項1に記載のガスパージ装置。 - 【請求項3】 前記吸引装置がエジェクター方式の装置
である請求項1又は2に記載のガスパージ装置。 - 【請求項4】 前記吸引装置を収納容器の内部に設置し
てある請求項3に記載のガスパージ装置。 - 【請求項5】 前記収納容器の上部に前記活性炭吸着塔
を載置してある請求項4に記載のガスパージ装置。 - 【請求項6】 ガスパージ装置を搭載したガスパージ装
置搭載車であって、 パージ管を巻取り収納するためのリール、および、 前記パージ管に第1開閉弁を介して接続するガス導入路
と、当該ガス導入路に接続する吸引装置と、当該吸引装
置に接続するガス排出路と、前記ガス導入路から分岐し
て前記ガス排出路に合流すると共に途中に第2開閉弁を
有するバイパス路とを有するパージ装置本体を備えてお
り、 前記リールと、前記パージ装置本体とを前後方向Xおよ
び左右方向Yに振り分け配置して搭載すると共に、 前記第1開閉弁に係る第1操作部および前記第2開閉弁
に係る第2操作部を、左右方向Yにおいて前記パージ装
置本体を振り分けたのと反対方向に向けて配置してある
ガスパージ装置搭載車。 - 【請求項7】 ガス管のパージ作業に必要な工具を収納
するための工具庫を、前記リールおよび前記パージ装置
本体に対してさらに後方に搭載してある請求項6に記載
のガスパージ装置搭載車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10332978A JP2000161592A (ja) | 1998-11-24 | 1998-11-24 | ガスパージ装置およびガスパージ装置搭載車 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-11-24 JP JP10332978A patent/JP2000161592A/ja active Pending
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