JP2000157650A - ゴルフクラブ - Google Patents
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- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明はゴルフクラブに関し、シャフトの確
実な取付け,保持を図り、併せて打球時の衝撃からシャ
フトの破損を防止したゴルフクラブを提供することを目
的とする。 【解決手段】 ヘッドのホーゼル部に設けたシャフト孔
にシャフトを挿着したゴルフクラブに於て、上記ホーゼ
ル部の先端に、シャフト孔に沿って設けたスリットによ
って複数の突片を形成し、当該各突片を、キャップによ
ってシャフトの外周に押圧してなることを特徴とする。
実な取付け,保持を図り、併せて打球時の衝撃からシャ
フトの破損を防止したゴルフクラブを提供することを目
的とする。 【解決手段】 ヘッドのホーゼル部に設けたシャフト孔
にシャフトを挿着したゴルフクラブに於て、上記ホーゼ
ル部の先端に、シャフト孔に沿って設けたスリットによ
って複数の突片を形成し、当該各突片を、キャップによ
ってシャフトの外周に押圧してなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフクラブに係
り、詳しくはシャフトの確実な取付け,保持を図り、併
せて打球時の衝撃からシャフトの破損を防止したゴルフ
クラブに関する。
り、詳しくはシャフトの確実な取付け,保持を図り、併
せて打球時の衝撃からシャフトの破損を防止したゴルフ
クラブに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ウッドと称されるゴルフクラブ
は、品質の安定性,材料供給の容易性等の観点から、柿
や桜等の天然木材に代え、ヘッドを合成樹脂材料やステ
ンレス,チタン等の金属材料で成形したもの等が広く使
用されている。そして、この種のヘッドは、木製ヘッド
に比べホーゼル部(シャフトを接続している部分をい
い、必ずしもヘッドのヒール側のトップ部から立設され
ているものに限らず、ヘッド内に設けられているものも
含む)の強度が向上するため、ホーゼル部を細く形成し
たり短く形成して、空気抵抗及び重量を軽減できる利点
を有している。
は、品質の安定性,材料供給の容易性等の観点から、柿
や桜等の天然木材に代え、ヘッドを合成樹脂材料やステ
ンレス,チタン等の金属材料で成形したもの等が広く使
用されている。そして、この種のヘッドは、木製ヘッド
に比べホーゼル部(シャフトを接続している部分をい
い、必ずしもヘッドのヒール側のトップ部から立設され
ているものに限らず、ヘッド内に設けられているものも
含む)の強度が向上するため、ホーゼル部を細く形成し
たり短く形成して、空気抵抗及び重量を軽減できる利点
を有している。
【0003】然し、斯かるゴルフクラブは、斯様にヘッ
ドのホーゼル部を細くしたり短く形成できる反面、ホー
ゼル部の強度に比しシャフトの強度が弱く、而も、ホー
ゼル部が柔軟性に欠けることもあって、打球時の衝撃で
シャフトとヘッドとの接続部に応力が集中してシャフト
が破損してしまう虞が指摘されていた。そこで、斯かる
不具合を解決するため、実開昭59−14666号公報
には、図4乃至図6に示すように金属製のヘッド1のホ
ーゼル部3に、シャフト5と略平行なスリット7を複数
本形成してホーゼル部3に柔軟性を持たせると共に、シ
ャフト5を挿着したホーゼル部3にスリット7を覆って
糸等の線材9を巻回することで、シャフト5とヘッド1
の接続部の美観を図り、且つ打球時に発生する衝撃を線
材9の弾性で緩和して、ヘッド1との接続部に於けるシ
ャフト5の破損を防止したゴルフクラブ11が開示され
ている。
ドのホーゼル部を細くしたり短く形成できる反面、ホー
ゼル部の強度に比しシャフトの強度が弱く、而も、ホー
ゼル部が柔軟性に欠けることもあって、打球時の衝撃で
シャフトとヘッドとの接続部に応力が集中してシャフト
が破損してしまう虞が指摘されていた。そこで、斯かる
不具合を解決するため、実開昭59−14666号公報
には、図4乃至図6に示すように金属製のヘッド1のホ
ーゼル部3に、シャフト5と略平行なスリット7を複数
本形成してホーゼル部3に柔軟性を持たせると共に、シ
ャフト5を挿着したホーゼル部3にスリット7を覆って
糸等の線材9を巻回することで、シャフト5とヘッド1
の接続部の美観を図り、且つ打球時に発生する衝撃を線
材9の弾性で緩和して、ヘッド1との接続部に於けるシ
ャフト5の破損を防止したゴルフクラブ11が開示され
ている。
【0004】又、ゴルフパターに係る発明として、特開
平4−92682号公報には、図7乃至図9に示すよう
に外周にネジ部13を設けたホーゼル部15の先端開口
部に、シャフト17に設けた凸部19が係合可能な凹部
21を形成し、シャフト17の取付け時に当該凸部19
を凹部21内に係合し乍ら、シャフト17をホーゼル部
15のシャフト孔23に挿入した後、シャフト17に上
下動及び回転可能に装着したキャップ25をネジ部13
に螺着してシャフト17をヘッド27に着脱自在に取り
付けたゴルフパター29が開示されている。
平4−92682号公報には、図7乃至図9に示すよう
に外周にネジ部13を設けたホーゼル部15の先端開口
部に、シャフト17に設けた凸部19が係合可能な凹部
21を形成し、シャフト17の取付け時に当該凸部19
を凹部21内に係合し乍ら、シャフト17をホーゼル部
15のシャフト孔23に挿入した後、シャフト17に上
下動及び回転可能に装着したキャップ25をネジ部13
に螺着してシャフト17をヘッド27に着脱自在に取り
付けたゴルフパター29が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、図4に示す
ゴルフクラブ11は、線材9を巻回してスリット7を覆
った構造であるため、柔軟性を有するホーゼル部3の打
球時の変形によって、巻回した線材9と線材9との間に
隙間が発生したり、スリット7で形成されたホーゼル部
3の各突片3aの角部で線材9が糸切れしてシャフト1
7とホーゼル部3との接続部分が破損することで、ゴル
フクラブ11が破損してしまう虞が指摘されていた。
ゴルフクラブ11は、線材9を巻回してスリット7を覆
った構造であるため、柔軟性を有するホーゼル部3の打
球時の変形によって、巻回した線材9と線材9との間に
隙間が発生したり、スリット7で形成されたホーゼル部
3の各突片3aの角部で線材9が糸切れしてシャフト1
7とホーゼル部3との接続部分が破損することで、ゴル
フクラブ11が破損してしまう虞が指摘されていた。
【0006】又、図7に示したゴルフパター29にあっ
ては、単にシャフト17をシャフト孔23に挿入して、
キャップ25でシャフト17の抜止めを図った構造上、
シャフト17とシャフト孔23との密着性が良好とはい
えず、このため、シャフト17がガタ付いてしまう虞が
あった。本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、
シャフトの確実な取付け,保持を図り、併せて打球時の
衝撃からシャフトの破損を防止したゴルフクラブを提供
することを目的とする。
ては、単にシャフト17をシャフト孔23に挿入して、
キャップ25でシャフト17の抜止めを図った構造上、
シャフト17とシャフト孔23との密着性が良好とはい
えず、このため、シャフト17がガタ付いてしまう虞が
あった。本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、
シャフトの確実な取付け,保持を図り、併せて打球時の
衝撃からシャフトの破損を防止したゴルフクラブを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、ヘッドのホーゼル部に設け
たシャフト孔にシャフトを挿着したゴルフクラブに於
て、上記ホーゼル部の先端に、シャフト孔に沿って設け
たスリットによって複数の突片を形成し、当該各突片
を、キャップによってシャフトの外周に押圧してなるこ
とを特徴とし、請求項2に係る発明は、請求項1記載の
ゴルフクラブに於て、突片の外周にネジ部を形成し、当
該ネジ部にキャップを螺着したことを特徴とする。
め、請求項1に係る発明は、ヘッドのホーゼル部に設け
たシャフト孔にシャフトを挿着したゴルフクラブに於
て、上記ホーゼル部の先端に、シャフト孔に沿って設け
たスリットによって複数の突片を形成し、当該各突片
を、キャップによってシャフトの外周に押圧してなるこ
とを特徴とし、請求項2に係る発明は、請求項1記載の
ゴルフクラブに於て、突片の外周にネジ部を形成し、当
該ネジ部にキャップを螺着したことを特徴とする。
【0008】そして、請求項3に係る発明は、請求項1
又は請求項2記載のゴルフクラブに於て、突片が形成さ
れたホーゼル部の先端側は、ホーゼル部の先端に向かっ
て順次先細形状とされていることを特徴とし、請求項4
に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
記載のゴルフクラブに於て、シャフトは、突片による押
圧部位より挿入側先端部側に、抜止め用の大径部が形成
されていることを特徴とする。
又は請求項2記載のゴルフクラブに於て、突片が形成さ
れたホーゼル部の先端側は、ホーゼル部の先端に向かっ
て順次先細形状とされていることを特徴とし、請求項4
に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
記載のゴルフクラブに於て、シャフトは、突片による押
圧部位より挿入側先端部側に、抜止め用の大径部が形成
されていることを特徴とする。
【0009】(作用)請求項1に係る発明によれば、打
球時の衝撃によってシャフトとホーゼル部との接続部分
に応力がかかるが、シャフトとの接続部分であるホーゼ
ル部はスリットにより複数の突片に分割されて柔軟性が
付与されているため、ホーゼル部を単に筒状に成形した
従来例に比し打球時の応力集中が軽減されることとな
り、シャフトとホーゼル部の接続部分の破損が防止でき
る。
球時の衝撃によってシャフトとホーゼル部との接続部分
に応力がかかるが、シャフトとの接続部分であるホーゼ
ル部はスリットにより複数の突片に分割されて柔軟性が
付与されているため、ホーゼル部を単に筒状に成形した
従来例に比し打球時の応力集中が軽減されることとな
り、シャフトとホーゼル部の接続部分の破損が防止でき
る。
【0010】そして、請求項2に係る発明によれば、ホ
ーゼル部の突片とキャップが螺合し、当該各突片をキャ
ップが強固に保持する。又、請求項3に係る発明によれ
ば、各突片は先端側へ順次肉薄な形状となるため、キャ
ップの締め付けで容易に変形してシャフトの外周に押圧
され、そして、当該各突片をキャップが強固に保持す
る。
ーゼル部の突片とキャップが螺合し、当該各突片をキャ
ップが強固に保持する。又、請求項3に係る発明によれ
ば、各突片は先端側へ順次肉薄な形状となるため、キャ
ップの締め付けで容易に変形してシャフトの外周に押圧
され、そして、当該各突片をキャップが強固に保持す
る。
【0011】そして、請求項4に係る発明によれば、シ
ャフトに設けた大径部がシャフトの抜止めを図ることと
なる。
ャフトに設けた大径部がシャフトの抜止めを図ることと
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。
基づき詳細に説明する。
【0013】図1は請求項1乃至請求項4に係るゴルフ
クラブの一実施形態を示し、図中、31はステンレスや
チタン,アルミ等の金属材料で成形された中空な外殻体
からなるヘッドで、図2に示すようにホーゼル部33に
設けたシャフト孔35にシャフト37が挿着されて、本
実施形態に係るゴルフクラブ39が形成されている。而
して、図2及び図3に示すようにホーゼル部33の先端
の外周には、ホーゼル部33の基部33aよりも小径
で、ホーゼル部33の先端側へ順次先細形状とされたネ
ジ部41が形成されており、当該ネジ部41に管状のキ
ャップ43が螺着されてホーゼル部33の先端に嵌合し
ている。
クラブの一実施形態を示し、図中、31はステンレスや
チタン,アルミ等の金属材料で成形された中空な外殻体
からなるヘッドで、図2に示すようにホーゼル部33に
設けたシャフト孔35にシャフト37が挿着されて、本
実施形態に係るゴルフクラブ39が形成されている。而
して、図2及び図3に示すようにホーゼル部33の先端
の外周には、ホーゼル部33の基部33aよりも小径
で、ホーゼル部33の先端側へ順次先細形状とされたネ
ジ部41が形成されており、当該ネジ部41に管状のキ
ャップ43が螺着されてホーゼル部33の先端に嵌合し
ている。
【0014】そして、ネジ部41は、シャフト孔35に
沿って設けた複数本のスリット45によって複数の突片
41aに分割されており、上述したようにネジ部41全
体がホーゼル部33の先端側へ順次先細に成形されてい
るため、各突片41aは先端側へ順次肉薄な形状となっ
ている。そして、上記ネジ部41にキャップ43を螺着
すると、図2に示すようにキャップ43の締付力で各突
片41aが変形して、シャフト37の外周に押圧される
ようになっている。
沿って設けた複数本のスリット45によって複数の突片
41aに分割されており、上述したようにネジ部41全
体がホーゼル部33の先端側へ順次先細に成形されてい
るため、各突片41aは先端側へ順次肉薄な形状となっ
ている。そして、上記ネジ部41にキャップ43を螺着
すると、図2に示すようにキャップ43の締付力で各突
片41aが変形して、シャフト37の外周に押圧される
ようになっている。
【0015】キャップ43は、ヘッド31と同一材料又
はこれより比重の小さい材料で成形されたテーパ状のキ
ャップ本体43aと、その上下に取り付く樹脂製のリン
グ43b,43cとからなり、ネジ部41にキャップ4
3を螺着すると、当該リング43b,43cによってキ
ャップ45とシャフト37の外周及びホーゼル部33の
基部33aとの密着性が確保されるようになっている。
そして、キャップ本体43aの内周に、上記ネジ部41
に螺合するネジ部45が設けられている。
はこれより比重の小さい材料で成形されたテーパ状のキ
ャップ本体43aと、その上下に取り付く樹脂製のリン
グ43b,43cとからなり、ネジ部41にキャップ4
3を螺着すると、当該リング43b,43cによってキ
ャップ45とシャフト37の外周及びホーゼル部33の
基部33aとの密着性が確保されるようになっている。
そして、キャップ本体43aの内周に、上記ネジ部41
に螺合するネジ部45が設けられている。
【0016】そして、キャップ43は、ネジ部41に螺
着した際にホーゼル部33の基部33aと面一となるよ
うに形成されており、斯様にキャップ43をネジ部41
に螺着することで、当該ネジ部41が被覆されてゴルフ
クラブ39の良好な外観が確保されるようになってい
る。更に、図3に示すようにシャフト37には、上述し
た各突片41aによる押圧部位より挿入側先端部側に、
順次大径とされた大径部47が形成されており、当該大
径部47によってシャフト37の抜止めが図られてい
る。
着した際にホーゼル部33の基部33aと面一となるよ
うに形成されており、斯様にキャップ43をネジ部41
に螺着することで、当該ネジ部41が被覆されてゴルフ
クラブ39の良好な外観が確保されるようになってい
る。更に、図3に示すようにシャフト37には、上述し
た各突片41aによる押圧部位より挿入側先端部側に、
順次大径とされた大径部47が形成されており、当該大
径部47によってシャフト37の抜止めが図られてい
る。
【0017】本実施形態はこのように構成されており、
シャフト37をヘッド31に接続するには、シャフト孔
35の内周及び各突片41aの内面に夫々接着剤を塗布
した後、図3に示すようにキャップ43にシャフト37
を大径部47側から挿通させて、当該大径部47側から
シャフト37をシャフト孔35内に挿入する。そして、
この後、キャップ43をネジ部41に螺着すると、その
締付力で変形した各突片41aが夫々シャフト37の外
周に押圧され、シャフト37がシャフト孔35の内周と
突片41aとに強固に接着してヘッド31に固着される
こととなる。
シャフト37をヘッド31に接続するには、シャフト孔
35の内周及び各突片41aの内面に夫々接着剤を塗布
した後、図3に示すようにキャップ43にシャフト37
を大径部47側から挿通させて、当該大径部47側から
シャフト37をシャフト孔35内に挿入する。そして、
この後、キャップ43をネジ部41に螺着すると、その
締付力で変形した各突片41aが夫々シャフト37の外
周に押圧され、シャフト37がシャフト孔35の内周と
突片41aとに強固に接着してヘッド31に固着される
こととなる。
【0018】又、接着剤を塗布しなければ、シャフト3
7とヘッド31が着脱可能となる。而して、斯かるゴル
フクラブ39でボールを打球すると、打球時の衝撃によ
ってシャフト37とホーゼル部33との接続部分に応力
がかかるが、上述したようにシャフト37との接続部分
であるホーゼル部33のネジ部41は、スリット45に
より複数の突片41aに分割されて柔軟性が付与されて
いるため、ホーゼル部を単に筒状に成形した従来例に比
し打球時の応力集中が軽減されることとなる。
7とヘッド31が着脱可能となる。而して、斯かるゴル
フクラブ39でボールを打球すると、打球時の衝撃によ
ってシャフト37とホーゼル部33との接続部分に応力
がかかるが、上述したようにシャフト37との接続部分
であるホーゼル部33のネジ部41は、スリット45に
より複数の突片41aに分割されて柔軟性が付与されて
いるため、ホーゼル部を単に筒状に成形した従来例に比
し打球時の応力集中が軽減されることとなる。
【0019】そして、各突片41aは先端側へ順次肉薄
な形状となっているから、キャップ43の締め付けで容
易に変形してシャフト37の外周に押圧され、そして、
当該各突片41aをキャップ43が強固に保持し、而
も、シャフト37は接着剤によってシャフト孔35と突
片41aとに固着され、又、シャフト37に設けた大径
部47がシャフト37の抜止めを図ることも相俟って、
シャフト37がヘッド31に強固に取り付き、打球時の
ガタ付きが防止されることとなる。
な形状となっているから、キャップ43の締め付けで容
易に変形してシャフト37の外周に押圧され、そして、
当該各突片41aをキャップ43が強固に保持し、而
も、シャフト37は接着剤によってシャフト孔35と突
片41aとに固着され、又、シャフト37に設けた大径
部47がシャフト37の抜止めを図ることも相俟って、
シャフト37がヘッド31に強固に取り付き、打球時の
ガタ付きが防止されることとなる。
【0020】従って、本実施形態によれば、従来に比し
シャフト37の確実な取付け,保持が可能となると共
に、打球時の衝撃からシャフト37及び当該シャフト3
7とホーゼル部33との接続部分の破損を防止すること
が可能となった。尚、上記実施形態では、キャップ43
をヘッド31と同一材料又はこれより比重の小さい材料
で成形されたテーパ状のキャップ本体43aと、その上
下に取り付く樹脂製のリング43b,43cとで構成し
たが、キャップ全体を樹脂で成形してもよく、斯かるキ
ャップを用いたゴルフクラブによっても、上記実施形態
と同様、所期の目的を達成することが可能である。
シャフト37の確実な取付け,保持が可能となると共
に、打球時の衝撃からシャフト37及び当該シャフト3
7とホーゼル部33との接続部分の破損を防止すること
が可能となった。尚、上記実施形態では、キャップ43
をヘッド31と同一材料又はこれより比重の小さい材料
で成形されたテーパ状のキャップ本体43aと、その上
下に取り付く樹脂製のリング43b,43cとで構成し
たが、キャップ全体を樹脂で成形してもよく、斯かるキ
ャップを用いたゴルフクラブによっても、上記実施形態
と同様、所期の目的を達成することが可能である。
【0021】又、上記実施形態では、キャップ43をホ
ーゼル部33のネジ部41に螺着できるようにその内周
にネジ部45を設けたが、ホーゼル部の先端に設けた複
数の突片をシャフトの外周に押圧させ乍ら、キャップを
ホーゼル部の先端に圧入,嵌合させる構造としてもよ
い。更に又、ホーゼル部33はシャフト37を接続でき
ればよいため、ヘッド31のトップより低く形成しても
よく、又、ヘッドが中空な外殻体で当該中空部内にホー
ゼル部を設けたものにあっては、斯かるホーゼル部に複
数の突片を設けてもよいし、更に又、ヘッド内に設けた
ホーゼル部の上部をヘッドのトップ部から突出させて、
当該突出部位を複数の突片で形成してもよい。
ーゼル部33のネジ部41に螺着できるようにその内周
にネジ部45を設けたが、ホーゼル部の先端に設けた複
数の突片をシャフトの外周に押圧させ乍ら、キャップを
ホーゼル部の先端に圧入,嵌合させる構造としてもよ
い。更に又、ホーゼル部33はシャフト37を接続でき
ればよいため、ヘッド31のトップより低く形成しても
よく、又、ヘッドが中空な外殻体で当該中空部内にホー
ゼル部を設けたものにあっては、斯かるホーゼル部に複
数の突片を設けてもよいし、更に又、ヘッド内に設けた
ホーゼル部の上部をヘッドのトップ部から突出させて、
当該突出部位を複数の突片で形成してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、各請求項に係るゴル
フクラブによれば、従来に比しシャフトの確実な取付
け,保持が可能となると共に、打球時の衝撃からシャフ
ト及び当該シャフトとホーゼル部の接続部分の破損を防
止することができることとなった。そして、請求項2に
係る発明によれば、突片をキャップが強固に保持し、
又、請求項3に係る発明によれば、キャップの螺着によ
り突片が容易に変形してシャフトの外周に押圧され、そ
して、請求項4に係る発明によれば、大径部によってシ
ャフトの抜止めが図られるため、より確実なシャフトの
取付け,保持が可能となる利点を有する。
フクラブによれば、従来に比しシャフトの確実な取付
け,保持が可能となると共に、打球時の衝撃からシャフ
ト及び当該シャフトとホーゼル部の接続部分の破損を防
止することができることとなった。そして、請求項2に
係る発明によれば、突片をキャップが強固に保持し、
又、請求項3に係る発明によれば、キャップの螺着によ
り突片が容易に変形してシャフトの外周に押圧され、そ
して、請求項4に係る発明によれば、大径部によってシ
ャフトの抜止めが図られるため、より確実なシャフトの
取付け,保持が可能となる利点を有する。
【図1】請求項1乃至請求項4の一実施形態に係るゴル
フクラブの正面図である。
フクラブの正面図である。
【図2】シャフトとヘッドの接続部分の拡大断面図であ
る。
る。
【図3】シャフトとヘッドの接続部分の分解正面図であ
る。
る。
【図4】従来のウッドのゴルフクラブに於けるヘッドと
シャフトの接続部分の斜視図である。
シャフトの接続部分の斜視図である。
【図5】図4に示すゴルフクラブの正面図である。
【図6】図4に示すゴルフクラブのヘッドとシャフトの
接続部分の断面図である。
接続部分の断面図である。
【図7】従来のゴルフパターの斜視図である。
【図8】図7に示すゴルフパターのヘッドとシャフトの
接続部分の斜視図である。
接続部分の斜視図である。
【図9】図7に示すゴルフパターのヘッドとシャフトの
接続部分の断面図である。
接続部分の断面図である。
31ヘッド 33 ホーゼル部 35 シャフト孔 37 シャフト 39 ゴルフクラブ 41,45 ネジ部 41a 突片 43 キャップ 47 大径部
Claims (4)
- 【請求項1】 ヘッドのホーゼル部に設けたシャフト孔
にシャフトを挿着したゴルフクラブに於て、 上記ホーゼル部の先端に、シャフト孔に沿って設けたス
リットによって複数の突片を形成し、 当該各突片を、キャップによってシャフトの外周に押圧
してなることを特徴とするゴルフクラブ。 - 【請求項2】 突片の外周にネジ部を形成し、当該ネジ
部にキャップを螺着したことを特徴とする請求項1記載
のゴルフクラブ。 - 【請求項3】 突片が形成されたホーゼル部の先端側
は、ホーゼル部の先端に向かって順次先細形状とされて
いることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のゴル
フクラブ。 - 【請求項4】 シャフトは、突片による押圧部位より挿
入側先端部側に、抜止め用の大径部が形成されているこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
記載のゴルフクラブ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10336755A JP2000157650A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | ゴルフクラブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=18302425
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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- 1998-11-27 JP JP10336755A patent/JP2000157650A/ja active Pending
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