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JP2000157478A - 食器洗浄機のノズル構造 - Google Patents

食器洗浄機のノズル構造

Info

Publication number
JP2000157478A
JP2000157478A JP10340443A JP34044398A JP2000157478A JP 2000157478 A JP2000157478 A JP 2000157478A JP 10340443 A JP10340443 A JP 10340443A JP 34044398 A JP34044398 A JP 34044398A JP 2000157478 A JP2000157478 A JP 2000157478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
cleaning
rinsing
liquid chamber
dishwasher
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10340443A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumio Inoue
純男 井上
Sadamu Kamoto
定 嘉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP10340443A priority Critical patent/JP2000157478A/ja
Publication of JP2000157478A publication Critical patent/JP2000157478A/ja
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルの配置用のスペースを小さくして、洗
浄機を大型化することなく必要充分な洗浄空間を確保す
る。 【解決手段】 下部ノズル20は、下部ノズル装着部に
回転自在に装着される取付部36に、その中心を挟んで
互いに離間するよう水平に延在する一対のアーム部3
7,37を形成した本体21を備える。アーム部37
は、所要深さで凹設されると共に上方に全面開放し、そ
の開口部37aが蓋22により着脱自在に密閉される。
アーム部37内には、その延在方向と交差する幅方向の
略中央に仕切部材23が延在方向に沿って配設され、該
アーム部37内に洗浄液室24とすすぎ液室25とを同
一高さレベルで並列的に画成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食器洗浄機のノ
ズル構造に関し、更に詳細には、洗浄液を噴射供給する
ための室とすすぎ液を噴射供給するための室とを1本の
ノズルに内部画成した食器洗浄機のノズル構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】飲食に供した後の皿、茶碗、コップ等の
食器を自動的に洗浄するための食器洗浄機が、喫茶店や
レストラン等の厨房、更には一般家庭にも設置されて、
広く好適に使用されるに至っている。この食器洗浄機
は、上方に全面開放する洗浄槽を上方からケーシング状
蓋体で被蓋することで内部に画成した洗浄室に、回転自
在な洗浄ノズルおよびすすぎノズルを夫々上下に離間し
て備え、洗浄液やすすぎ液の噴射反力により各ノズルを
夫々回転させて、洗浄室に収納した食器ラック中の食器
に洗浄液やすすぎ液を吹付けて効率的に洗浄およびすす
ぎを行なうよう構成されている。
【0003】前記食器洗浄機のノズル構造の一例を述べ
れば、図10に示す如く、食器洗浄機の洗浄槽13に
は、洗浄ノズル60およびすすぎノズル50から構成さ
れるノズル部70が設けられている。洗浄ノズル60
は、洗浄槽13に設けた装着部61に回転自在に装着さ
れる本体62に、3本の洗浄パイプ64,64,64を放
射状に配設して構成され、装着部61内の洗浄液通路を
介して供給された洗浄液が、各洗浄パイプ64に穿設し
た噴射口(図示せず)を介して噴射されるようになってい
る。またすすぎノズル50は、前記装着部61に回転自
在に装着される本体52に、所定の長さを有する2本の
すすぎパイプ54,54を互いに離間するように配設し
て構成され、装着部61内のすすぎ液通路を介して供給
されたすすぎ液が、各すすぎパイプ54に穿設した噴射
口(図示せず)を介して噴射されるようになっている。そ
して、前記洗浄室内には、前述した構成からなる2基の
ノズル部70が、上下に離間して対向的に配設され、該
洗浄室内に収納された食器等の洗浄対象物を上下から効
率的に洗浄するよう構成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記ノズル部70にお
いて、図10に示すように洗浄ノズル60とすすぎノズ
ル50とは上下に重なった状態で別々に配設されてい
る。このため、ノズル配置用の高さ方向のスペースが大
きくなり、洗浄室内に充分な洗浄空間を確保する場合に
は洗浄機自体が大型化し、また洗浄機の大型化を防ぐ場
合は洗浄空間が小さくなる欠点が指摘される。
【0005】前記洗浄ノズル60およびすすぎノズル5
0では、その洗浄パイプ64およびすすぎパイプ54
は、何れも上下の半体を溶着等の手段により接合して構
成されており、容易には分解できない構造となってい
る。すなわち洗浄ノズル60およびすすぎノズル50の
内部に、食器に付着している残滓等が入り込んでしまっ
た場合は、その清掃作業は極めて困難であった。また、
洗浄パイプ64およびすすぎパイプ54の上下の半体を
ネジ等の取付部材を螺着することにより接合したものも
あるが、この構造では清掃に際して取付部材を取外した
り取付けるのに工具が必要であるから作業が煩雑であ
り、しかも取付部材を紛失する恐れもあった。
【0006】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、ノズルの配置用のスペースを小
さくして、洗浄機を大型化することなく必要充分な洗浄
空間を確保することができ、併せてノズル内部の清掃や
点検等を簡単に行ない得るようにした食器洗浄機のノズ
ル構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る食器洗
浄機のノズル構造は、洗浄槽に配設したノズルから噴射
される洗浄液やすすぎ液により食器を洗浄する食器洗浄
機において、前記ノズル内に配設した仕切部材により、
該ノズル内に洗浄液室およびすすぎ液室を同一高さレべ
ルで並列的に画成し、前記ノズルの洗浄液室と対応する
位置に洗浄用噴射口を穿設すると共に、該ノズルのすす
ぎ液室と対応する位置にすすぎ用噴射口を穿設したこと
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る食器洗浄機の
ノズル構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を
参照しながら説明する。先ず本実施例に使用される食器
洗浄機の基本構造につき、図2および図3を参照して説
明する。食器洗浄機10は、上方に全面開放する矩形状
の洗浄槽13と、該洗浄槽13を上方から被蓋可能で昇
降自在なケーシング状蓋体12とを基本的に備え、該蓋
体12は洗浄槽13を被蓋した状態で、その内部に洗浄
室14を画成するようになっている。洗浄槽13の内部
には、図3に示す如く、洗浄液またはすすぎ液の供給源
(図示せず)から圧力供給される洗浄液またはすすぎ液の
噴射反力により回転する下部ノズル20が水平回転自在
に配設される。そして、この下部ノズル20の内部に、
後述するように洗浄液が供給される洗浄液室24と、洗
浄終了後にすすぎ液が供給されるすすぎ液室25とが、
水平方向に隣接して画成されている。また下部ノズル2
0と対向する上部位置には、水平アーム(図示せず)を介
して同じ機能を果す上部ノズル40が枢支される。
【0009】前記下部ノズル20は、図1、図4、図5
および図6に示す如く、後述する下部ノズル装着部16
に回転自在に装着される取付部36に、その中心を挟ん
で互いに離間するよう水平に延在する一対のアーム部3
7,37を形成した本体21を備える。各アーム部37
は、所要深さで凹設されると共に上方に全面開放し、そ
の開口部37aが蓋22により密閉されるよう構成され
る。また各アーム部37内には、その延在方向と交差す
る幅方向の略中央に仕切部材23が延在方向に沿って配
設され、該アーム部37内に洗浄液室24とすすぎ液室
25とを同一高さレベルで並列的に画成している。蓋2
2とアーム部37との対向面間には、両者の密着度を向
上させ、洗浄液あるいはすすぎ液の漏液を防止するパッ
キン材26が介挿されている。なおパッキン材26に
は、洗浄液室24およびすすぎ液室25を塞がないよう
に、各室24,25に対応して開口部26a,26bが形
成してある。
【0010】前記本体21の取付部36における回転中
心には、枢支軸となる突設軸17(後述)が挿入される挿
入孔28が内筒38内に設けられると共に、該内筒38
の周面には前記すすぎ液室25,25と挿入孔28とを
連通する通孔38a,38aが形成されている(図6参
照)。また取付部36の下面における内筒38の外側に
は、図4に示す如く、下部ノズル装着部16に突設した
突部16aに摺動自在に外嵌する装着環29が、該内筒
38と同心で下方に向けて所定長さで突設されている。
そして、内筒38と装着環29との間に臨む取付部底面
に、前記洗浄液室24,24で開口して下方に貫通する
通孔36a,36aが形成される(図6参照)。前記下部
ノズル20を構成する各部材の材質については、耐熱性
を有するものであれば殊に限定されるものではないが、
前記パッキン材26については、蓋22により洗浄液室
24およびすすぎ液室25を確実に密閉するためのもの
であるので、例えばシリコンゴム等の高弾性率を有する
ものが好ましい。なお、前記蓋22における洗浄液室2
4と対応する位置には複数の洗浄用噴射口47が穿設さ
れると共に、すすぎ液室25と対応する位置には複数の
すすぎ用噴射口48が穿設されている。但し、洗浄用噴
射口47およびすすぎ用噴射口48の数は、図に示す数
に限定されるものでなく、任意の数に設定可能である。
【0011】前記下部ノズル20の各アーム部37にお
ける幅方向の両側面には、一対の被係合部材としての爪
33,33が、長手方向に所定間隔離間して夫々形成さ
れている。また前記各蓋22の幅方向の両側面には、前
記爪33,33と対応する位置に、工具等を用いること
なく爪33,33と係脱自在に係合可能な一対の係合部
材としての係合片34,34が、下方に所定長さ延出す
るよう形成されている。すなわち、各係合片34を対応
する爪33に係合することで、アーム部37に対して蓋
22が前記パッキン材26を介して密着的に取付けられ
る。また、前記爪33の係合片34がはまり込んでくる
側(図5においては上方)には、なだらかな曲面加工が施
されており、該係合片34が容易に係合するようになっ
ている。なお係合片34は、爪33に対する係脱を許容
する可撓性を有し、該爪33から係合片34を離間する
よう可撓することで両者の係合状態を解除し得るよう構
成される。
【0012】前記洗浄槽13の内部には、前記下部ノズ
ル20が着脱自在でかつ水平回転自在に装着される円筒
状の下部ノズル装着部16が固定配置されている。そし
てこの下部ノズル装着部16に、図4に示す如く、下部
ノズル20内に画成される洗浄液室24およびすすぎ液
室25に対して、洗浄液を供給する洗浄液供給路30お
よびすすぎ液を供給するすすぎ液供給路31が画成され
ている。前記すすぎ液供給路31は、前記下部ノズル装
着部16の中央に上方に向かって突設されて下部ノズル
20の回転中心となる円筒状の突設軸17の内部に画成
され、該突設軸17の周面に形成した通孔17b、およ
び前記内筒38に形成した通孔38a,38aを介して
すすぎ液室25,25とすすぎ液供給路31とが連通す
るよう構成される。
【0013】また前記洗浄液供給路30は、前記突設軸
17の外側の全周に亘って画成され、前記下部ノズル2
0の装着環29が摺動自在に外嵌される突部16aに形
成した通孔16b,16b、および前記取付部36に形
成した通孔36a,36aを介して洗浄液室24,24と
洗浄液供給路30とが連通するよう構成される。すなわ
ち、下部ノズル装着部16に対して下部ノズル20を、
その挿入孔28に突設軸17を挿入すると共に、装着環
29を突部16aに外嵌するよう装着することで、該下
部ノズル20は下部ノズル装着部16に水平回転自在に
枢支されると共に、洗浄液供給路30およびすすぎ液供
給路31が夫々洗浄液室24,24およびすすぎ液室2
5,25に連通する。
【0014】前記下部ノズル装着部16に対して下部ノ
ズル20を装着した状態で、挿入孔28から突設軸17
が所定長さ突出するよう設定されており、この突出部1
7aの外周に雄螺子が螺刻されている。そして、この雄
螺子に対応した雌螺子を螺刻した係止キャップ18を、
該突出部17aに螺着することで、前記下部ノズル20
が上下に移動しないよう規制された状態で位置決めされ
る。また前記係止キャップ18の突出部17aに対する
固定方法は螺着構造に限定されず、例えばラッチ形式に
してもよい。なお、突設軸17と内筒38、突部16a
と装着環29等のように下部ノズル装着部16と下部ノ
ズル20との摺動可能な当接部間には、Oリング等が配
設されて液漏れを防止している。
【0015】前記上部ノズル40の基本的な構成は、こ
こまでに述べた下部ノズル20の構造と際本的に同一で
あり、その内部に仕切部材により洗浄液室およびすすぎ
液室が同一高さレベルで並列的に画成されて、上部ノズ
ル装着部42に対して各噴射口が下向き姿勢で装着され
る。
【0016】
【実施例の作用】次に、本実施例に係る食器洗浄機のノ
ズル構造の作用につき、下部ノズル20に関して以下説
明する。前記洗浄室14に収納した食器を洗浄する場合
は、洗浄液の供給源から下部ノズル装着部16の洗浄液
供給路30に洗浄液が供給され、該洗浄液は、図4に示
す如く、前記突部16aの通孔16b,16b、および
取付部36の通孔36a,36aを介して両アーム部3
7,37に内部画成された洗浄液室24,24に供給され
る。そして、前記蓋22に形成した洗浄用噴射口47を
介して洗浄液が食器に向けて噴射されて洗浄がなされる
と共に、当該下部ノズル20は洗浄液の噴射反力により
水平回転する。
【0017】前述した洗浄運転が完了すると、洗浄液の
供給が停止すると共に、すすぎ液の供給源から下部ノズ
ル装着部16のすすぎ液供給路31にすすぎ液が供給さ
れる。このすすぎ液は、図4に示す如く、前記突設軸1
7の通孔17bおよび内筒38の通孔38a,38aを
介して両アーム部37,37に内部画成されたすすぎ液
室25,25に供給される。そして、前記蓋22に形成
したすすぎ用噴射口48を介してすすぎ液が食器に向け
て噴射されてすすぎがなされると共に、当該下部ノズル
20はすすぎ液の噴射反力により水平回転する。
【0018】前記下部ノズル20の内部に画成される洗
浄液室24およびすすぎ液25は、図5に示すように同
一高さレベルで並列的であるので、当該下部ノズル20
の配置用のスペースは小さくてすみ、洗浄機自体を大型
化することなく必要充分な洗浄空間を確保することがで
きる。なお、上部ノズル40の配置用スペースも小さく
なるから、洗浄機の小型化も可能となる。また実施例の
下部ノズル20では、図6に示す如く、両アーム部3
7,37のすすぎ液室25,25を挿入孔28を挟んで直
線的に画成したので、前記すすぎ液供給路31から供給
されるすすぎ液が勢い良く噴出して効率的なすすぎが達
成される。
【0019】次に、前記下部ノズル20の清掃・点検を
行なう場合は、前記食器洗浄機10の運転を停止させ、
前記ケーシング蓋体12を上方に跳ね上げて洗浄槽13
を開放する。この状態で下部ノズル20における本体2
1の各アーム部37から蓋22を夫々取外す。すなわ
ち、各アーム部37に取付けられている各蓋22は、全
ての係合片34を対応する爪33から外すことで容易に
取外せる。また係合片34は可撓性を有するので、工具
を用いることなく爪33から容易に取外し得る。
【0020】このようにアーム部37から蓋22を取外
せば、図1に示すように、洗浄液室24およびすすぎ液
室25の上部は全面的に開放するので、その内部を容易
に清掃することが可能となり、例えば細かな残滓等が長
時間の使用によりこびり付いてしまったような場合であ
っても、容易に除去可能である。しかも、洗浄液室24
とすすぎ液室25とは並列で、上下に重なる部分や清掃
の邪魔となる部材はないので、清掃を短時間で簡単に行
ない得る。また、前記蓋22の取付けも取外しと同様
に、工具等を用いることなくアーム部37に容易に取付
けることができる。
【0021】なお、前記下部ノズル20は下部ノズル装
着部16に装着したまま清掃することも可能であるが、
前記係止キャップ18を突出部17aより取外せば下部
ノズル装着部16から容易に取外せるので、外部での清
掃・点検も簡単に行ない得る。
【0022】
【別の実施例】前述した実施例では、アーム部37に被
係合部材としての爪33を形成すると共に蓋22に係合
部材としての係合片34を形成した例で述べたが、図7
に示す如く、爪33と係合片34の位置を入れ替えて、
アーム部37に係合部材としての係合片34を形成する
と共に蓋22に被係合部材としての爪33を形成しても
よい。また図8に示す如く、アーム部37の下面を全面
開放し、蓋22をアーム部37の下側からパッキン材2
6を挟んだ状態で着脱自在に取付けるようにしてもよ
い。なおこの構成では、アーム部37の上面側に、洗浄
液室24に対応して複数の洗浄用噴射口47が穿設され
ると共に、すすぎ液室25に対応して複数のすすぎ用噴
射口48が穿設される。またこの場合は、洗浄液および
すすぎ液の噴射口47,48の反対側に液漏れ防止用の
パッキン材26が配置されるので、噴射応力等の影響に
よる該パッキン材26の劣化が低減され、交換頻度を減
少させてランニングコストを低減させ得る利点がある。
なお、図8の例ではアーム部37に爪33を形成すると
共に蓋22に係合片34を形成してあるが、図7に示す
ように逆の構成であってもよい。
【0023】図9に示す如く、洗浄液室24およびすす
ぎ液室25のアーム部37内での画成位置を逆に変更し
ても良い。すなわち、両アーム部37,37の洗浄液室
24,24を直線的に画成すると共に、その横にすすぎ
液室25,25を画成する。この場合は、下部ノズル装
着部16の洗浄液供給路30からの洗浄液が両洗浄液室
24,24に勢い良く供給されて、その噴射力も強くな
るから、洗浄時に殊に噴出力を必要とする、例えばひど
い油汚れ等に対する場合には有効である。また図9に示
す例において、図7または図8の構成を適宜に採用可能
である。
【0024】なお、本願発明は、実施例に示すように洗
浄槽をケーシング蓋体で上方から被蓋可能な構成の食器
洗浄機に限定されるものでなく、前方に開放する洗浄槽
の前面に開閉自在に扉が設けられたものであってもよ
い。また被係合部材および係合部材の配設数は、実施例
のように夫々2つに限定されるものでなく、夫々1つあ
るいは3つ以上であってもよく、またその配設位置も幅
方向の両側面に限らず長手方向の端面であってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上に述べた如く、本発明に係る食器洗
浄機のノズル構造によれば、1つのノズル内に洗浄液室
およびすすぎ液室を同一高さレベルで並列的に画成した
ので、高さ方向に無駄な空間を占有されることがなく、
省スペースを維持しながら、広い洗浄空間を確保するこ
とができる。すなわち、食器洗浄機自体の高さ寸法を低
くすることが可能となる。また、ノズル内に仕切部材を
配設して両室を仕切るだけの構成であるので、部品点数
を少なくし得ると共にコストを低減することができる。
【0026】更に、ノズルを着脱自在な本体と蓋とから
構成し、本体から蓋を取外すことで内部画成した洗浄液
室およびノズル液室を全面開放し得るようにしたので、
両室の清掃や点検を簡単に行なうことができる。しかも
洗浄液室とすすぎ液室とは並列で、上下に重なる部分や
清掃の邪魔となる部材はないので、清掃を短時間で簡単
に行ない得る。また本体と蓋との着脱には工具等を必要
としないので、作業者の手のみで事足り、工具を探した
りネジ等の取付手段を紛失することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る下部ノズルの分解斜視
図である。
【図2】 実施例に係る食器洗浄機の概略斜視図であ
る。
【図3】 実施例に係る食器洗浄機を一部欠いて示す側
面図である。
【図4】 実施例に係る下部ノズルおよび下部ノズル装
着部の縦断面図である。
【図5】 実施例に係る下部ノズルのアーム部を示す縦
断面図である。
【図6】 実施例に係る下部ノズルを示す横断面図であ
る。
【図7】 係合片と爪との配置に関しての別の実施例に
係る下部ノズルの要部分解斜視図である。
【図8】 本体と蓋との関係に関しての別の実施例に係
る下部ノズルのアーム部を示す縦断面図である。
【図9】 洗浄液室とすすぎ液室との関係に関しての別
の実施例に係る下部ノズルを示す横断面図である。
【図10】 従来の技術に係るノズル部の要部概略斜視
図である。
【符号の説明】
13 洗浄槽,20 下部ノズル,21 本体,22 蓋,
23 仕切部材 24 洗浄液室,25 すすぎ液室,33 爪(被係合部
材) 34 係合片(係合部材),47 洗浄用噴射口,48 す
すぎ用噴射口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽(13)に配設したノズル(20)から噴
    射される洗浄液やすすぎ液により食器を洗浄する食器洗
    浄機において、前記ノズル(20)内に配設した仕切部材(2
    3)により、該ノズル(20)内に洗浄液室(24)およびすすぎ
    液室(25)を同一高さレべルで並列的に画成し、前記ノズ
    ル(20)の洗浄液室(24)と対応する位置に洗浄用噴射口(4
    7)を穿設すると共に、該ノズル(20)のすすぎ液室(25)と
    対応する位置にすすぎ用噴射口(48)を穿設したことを特
    徴とする食器洗浄機のノズル構造。
  2. 【請求項2】 前記ノズル(20)は、前記洗浄液室(24)お
    よびすすぎ液室(25)が画成されると共に両室(24,25)の
    延在方向と平行な面が開放した本体(21)と、該本体(21)
    の開口部(37a)を閉成する蓋(22)とから構成され、本体
    (21)と蓋(22)とは、一方に設けた係合部材(34)と他方に
    設けた被係合部材(33)とによって着脱自在に構成される
    請求項1記載の食器洗浄機のノズル構造。
JP10340443A 1998-11-30 1998-11-30 食器洗浄機のノズル構造 Pending JP2000157478A (ja)

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Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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