JP2000153354A - 自動半田付けロボットアーム - Google Patents
自動半田付けロボットアームInfo
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- JP2000153354A JP2000153354A JP10327050A JP32705098A JP2000153354A JP 2000153354 A JP2000153354 A JP 2000153354A JP 10327050 A JP10327050 A JP 10327050A JP 32705098 A JP32705098 A JP 32705098A JP 2000153354 A JP2000153354 A JP 2000153354A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soldering
- iron
- robot arm
- substrate
- abutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ワークの位置精度が悪くても、半田付け不良の
発生および半田鏝の磨耗を抑制することのできる半田付
けロボットアームを提供する。 【解決手段】半田鏝ユニット1がスライドユニット3に
対して突き当て方向に平行移動るようになっている。ま
た、弾性手段としてのスプリング4により半田鏝6は、
そのテンションにより適切な圧力で突き当て基板11に
直角に当接することが可能となっている。
発生および半田鏝の磨耗を抑制することのできる半田付
けロボットアームを提供する。 【解決手段】半田鏝ユニット1がスライドユニット3に
対して突き当て方向に平行移動るようになっている。ま
た、弾性手段としてのスプリング4により半田鏝6は、
そのテンションにより適切な圧力で突き当て基板11に
直角に当接することが可能となっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、突き当て構造のハ
ンダ付けを自動で行う突き当て構造用自動半田付けロボ
ットアームに関する。
ンダ付けを自動で行う突き当て構造用自動半田付けロボ
ットアームに関する。
【0002】
【従来の技術】突き当て構造用自動半田付装置は、半田
鏝をロボット等の移動機構に取り付けて構成され、ティ
ーチングプレーバック方式等により予め教示された条件
に従って、突き当て基板とこれに垂直に当接する基板と
を半田付け固定する装置である。
鏝をロボット等の移動機構に取り付けて構成され、ティ
ーチングプレーバック方式等により予め教示された条件
に従って、突き当て基板とこれに垂直に当接する基板と
を半田付け固定する装置である。
【0003】図3は、従来のロボットアームの構成図で
ある。図3において、1は半田鏝ユニット、2は図示し
ない移動機構に半田鏝ユニット1を取り付け固定する取
付ユニット、5はホルダー、6は半田鏝、7は半田鏝6
を加熱するヒーターである。半田鏝6は上下方向に移動
可能となっている。
ある。図3において、1は半田鏝ユニット、2は図示し
ない移動機構に半田鏝ユニット1を取り付け固定する取
付ユニット、5はホルダー、6は半田鏝、7は半田鏝6
を加熱するヒーターである。半田鏝6は上下方向に移動
可能となっている。
【0004】このロボットアームによる半田付け方法を
以下に説明する。図4は、従来の実施例の突き当て構造
の半田接合説明図で、(a)は斜視図、(b)は側面図
である。図4において、6は半田鏝、11は突き当て基
板、12は突き当て基板11に垂直に半田付けしようと
する基板、13はそれぞれの基板の半田付部、14は半
田である。
以下に説明する。図4は、従来の実施例の突き当て構造
の半田接合説明図で、(a)は斜視図、(b)は側面図
である。図4において、6は半田鏝、11は突き当て基
板、12は突き当て基板11に垂直に半田付けしようと
する基板、13はそれぞれの基板の半田付部、14は半
田である。
【0005】基板12は、突き当て基板11の所定の位
置に垂直に当接するように、予め治具により保持されて
いる。半田鏝6を突き当て基板11に垂直方向(突き当
て方向)から突き当て基板11に当接させ、上下方向に
移動して基板12にも当接させる。双方の半田付け部1
3を半田14により半田付けしながら、半田鏝6を半田
鏝引き方向に移動して、全ての半田付け部13を半田付
けして終了する。
置に垂直に当接するように、予め治具により保持されて
いる。半田鏝6を突き当て基板11に垂直方向(突き当
て方向)から突き当て基板11に当接させ、上下方向に
移動して基板12にも当接させる。双方の半田付け部1
3を半田14により半田付けしながら、半田鏝6を半田
鏝引き方向に移動して、全ての半田付け部13を半田付
けして終了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のロボットアーム
は、上下方向に対しては半田鏝は可動であるが、突き当
て方向に対しては半田鏝は固定され自由度がなく、突き
当て部の位置は高い位置精度が要求されていた。目標位
置精度は0.1mm程度であるが、複数の搬送治具およ
び基板の組立精度をトータルで考えると、総合位置精度
0.1mmは非常に困難であった。この組立精度を吸収
させるために、ロボットアームを強制的に突き当て部に
押し当てて、ロボットアームを撓ませることで対処して
いた。しかしながら、半田鏝が突き当て部に当たる強さ
は、治具の位置精度や基板組立精度のばらつきにより異
なり、安定した半田付け品質を得ることが困難であっ
た。
は、上下方向に対しては半田鏝は可動であるが、突き当
て方向に対しては半田鏝は固定され自由度がなく、突き
当て部の位置は高い位置精度が要求されていた。目標位
置精度は0.1mm程度であるが、複数の搬送治具およ
び基板の組立精度をトータルで考えると、総合位置精度
0.1mmは非常に困難であった。この組立精度を吸収
させるために、ロボットアームを強制的に突き当て部に
押し当てて、ロボットアームを撓ませることで対処して
いた。しかしながら、半田鏝が突き当て部に当たる強さ
は、治具の位置精度や基板組立精度のばらつきにより異
なり、安定した半田付け品質を得ることが困難であっ
た。
【0007】図5は、従来の実施例の鏝の支点と突き当
て基板の関係を示す説明図である。図5において、構成
要素は図4と同じであり同じ符号を付してある。突き当
て方向に対して鏝の支点が固定されている場合、図5の
a位置にあるワークに合わせてティーチングを行った場
合、a位置にあるワークに対しては鏝が直角に当たるの
で、良好な半田付けができる。。しかしながら、ワーク
の治具の位置精度や基板組立精度により、b位置にワー
クがある場合がある。b位置にワークがある場合、すな
わち、位置精度Xだけずれている場合、鏝がワークに当
たり傾きθが生じる。同時に、突き当てギャップtが生
じて突き当て部に鏝が当たらなくなり、半田付け不良が
発生していた。
て基板の関係を示す説明図である。図5において、構成
要素は図4と同じであり同じ符号を付してある。突き当
て方向に対して鏝の支点が固定されている場合、図5の
a位置にあるワークに合わせてティーチングを行った場
合、a位置にあるワークに対しては鏝が直角に当たるの
で、良好な半田付けができる。。しかしながら、ワーク
の治具の位置精度や基板組立精度により、b位置にワー
クがある場合がある。b位置にワークがある場合、すな
わち、位置精度Xだけずれている場合、鏝がワークに当
たり傾きθが生じる。同時に、突き当てギャップtが生
じて突き当て部に鏝が当たらなくなり、半田付け不良が
発生していた。
【0008】また、半田付け不良の発生を抑制するた
め、ロボットアームを強制的に突き当て部に押し当てて
半田付けを行うことにより、半田付け部の銅箔の剥離が
発生したり、また、半田鏝の磨耗がはげしく頻繁に半田
鏝を交換する必要があった。本発明は上記の点に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、ワークの位
置精度が悪くても、半田付け不良の発生および半田鏝の
磨耗を抑制することのできる突き当て構造用自動半田付
けロボットアームを提供することにある。
め、ロボットアームを強制的に突き当て部に押し当てて
半田付けを行うことにより、半田付け部の銅箔の剥離が
発生したり、また、半田鏝の磨耗がはげしく頻繁に半田
鏝を交換する必要があった。本発明は上記の点に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、ワークの位
置精度が悪くても、半田付け不良の発生および半田鏝の
磨耗を抑制することのできる突き当て構造用自動半田付
けロボットアームを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、鏝先を加熱するヒータを有する
半田鏝と、該半田鏝を空間的に移動させる移動機構とを
具備し、教示した条件に従って、突き当て基板とこの突
き当て基板に垂直に当接する基板とを半田付けする自動
半田付けロボットアームにおいて、前記半田鏝を突き当
て方向に平行移動することとした。また、上記におい
て、突き当て基板に半田鏝を圧接する弾性手段を移動機
構に設けることとした。
に、本発明においては、鏝先を加熱するヒータを有する
半田鏝と、該半田鏝を空間的に移動させる移動機構とを
具備し、教示した条件に従って、突き当て基板とこの突
き当て基板に垂直に当接する基板とを半田付けする自動
半田付けロボットアームにおいて、前記半田鏝を突き当
て方向に平行移動することとした。また、上記におい
て、突き当て基板に半田鏝を圧接する弾性手段を移動機
構に設けることとした。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施例のロボ
ットアームを示す構成図で、(a)は静止状態を示す
図、(b)は半田付け時を示す図である。図1におい
て、3は図示しない移動機構に取り付けられているスラ
イドユニット、4はスプリング、11は突き当て基板、
12は基板であり、その他の構成要素は図3と同じであ
り同じ符号を付してある。図3との相違点は、半田鏝ユ
ニット1がスライドユニット3に対して突き当て方向に
平行移動するようになっている点である。また、弾性手
段としてのスプリング4により半田鏝6は、(b)に示
すように、そのテンションにより適切な圧力で突き当て
基板11に当接することが可能となっている。
ットアームを示す構成図で、(a)は静止状態を示す
図、(b)は半田付け時を示す図である。図1におい
て、3は図示しない移動機構に取り付けられているスラ
イドユニット、4はスプリング、11は突き当て基板、
12は基板であり、その他の構成要素は図3と同じであ
り同じ符号を付してある。図3との相違点は、半田鏝ユ
ニット1がスライドユニット3に対して突き当て方向に
平行移動するようになっている点である。また、弾性手
段としてのスプリング4により半田鏝6は、(b)に示
すように、そのテンションにより適切な圧力で突き当て
基板11に当接することが可能となっている。
【0011】図2は、この発明の実施例の鏝の支点と突
き当て基板の関係を示す説明図である。図2において、
構成要素は図5と同じであり同じ符号を付してある。鏝
の支点はスプリング4により位置精度X以内で平行に移
動可能であり、この間では鏝は突き当て基板11に適切
な圧力で直角に当たるので、良好な半田付けができる。
位置精度Xとしては、治具の位置精度や基板組立精度に
対して十分に余裕をみて5mmとしてある。
き当て基板の関係を示す説明図である。図2において、
構成要素は図5と同じであり同じ符号を付してある。鏝
の支点はスプリング4により位置精度X以内で平行に移
動可能であり、この間では鏝は突き当て基板11に適切
な圧力で直角に当たるので、良好な半田付けができる。
位置精度Xとしては、治具の位置精度や基板組立精度に
対して十分に余裕をみて5mmとしてある。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、半田鏝の可動範囲内に
ワークがセットされれば、高度な治具位置精度、基板組
立精度を必要とせずに、安定した品質の自動半田付けが
可能となった。半田付け不良率(不良点数/総半田付け
点数)は、従来の1%から200ppmにまで減少させ
ることができた。また、半田鏝の交換頻度も大幅に減少
した。
ワークがセットされれば、高度な治具位置精度、基板組
立精度を必要とせずに、安定した品質の自動半田付けが
可能となった。半田付け不良率(不良点数/総半田付け
点数)は、従来の1%から200ppmにまで減少させ
ることができた。また、半田鏝の交換頻度も大幅に減少
した。
【図1】この発明の実施例のロボットアームを示す構成
図で、(a)は静止状態を示す図、(b)は半田付け時
を示す図。
図で、(a)は静止状態を示す図、(b)は半田付け時
を示す図。
【図2】この発明の実施例の鏝の支点と突き当て基板の
関係を示す説明図。
関係を示す説明図。
【図3】従来のロボットアームを示す構成図。
【図4】従来の実施例の突き当て構造の半田接合説明図
で、(a)は斜視図、(b)は側面図。
で、(a)は斜視図、(b)は側面図。
【図5】従来の実施例の鏝の支点と突き当て基板の関係
を示す説明図。
を示す説明図。
1…半田鏝ユニット、3…スライドユニット、4…スプ
リング、5…ホルダー、6…半田鏝、7…ヒーター、1
1…突き当て基板、12…基板、13…半田付部、14
…半田。
リング、5…ホルダー、6…半田鏝、7…ヒーター、1
1…突き当て基板、12…基板、13…半田付部、14
…半田。
Claims (2)
- 【請求項1】鏝先を加熱するヒータを有する半田鏝と、
該半田鏝を空間的に移動させる移動機構とを具備し、教
示した条件に従って、突き当て基板とこの突き当て基板
に垂直に当接する基板とを半田付けする自動半田付けロ
ボットアームにおいて、前記半田鏝を突き当て方向に平
行移動することを特徴とする自動半田付けロボットアー
ム。 - 【請求項2】突き当て基板に半田鏝を圧接する弾性手段
を移動機構に設けたことを特徴とする請求項1に記載の
自動半田付けロボットアーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10327050A JP2000153354A (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 自動半田付けロボットアーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10327050A JP2000153354A (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 自動半田付けロボットアーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000153354A true JP2000153354A (ja) | 2000-06-06 |
Family
ID=18194754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10327050A Pending JP2000153354A (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 自動半田付けロボットアーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000153354A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107052495A (zh) * | 2017-03-22 | 2017-08-18 | 义乌市满旺机械设备有限公司 | 一种实用的焊接装置 |
CN107052496A (zh) * | 2017-03-22 | 2017-08-18 | 义乌市满旺机械设备有限公司 | 一种焊接装置 |
CN110587062A (zh) * | 2019-06-19 | 2019-12-20 | 沃尔顿自动化装备(深圳)有限公司 | 一种用于机器人的机械手铍铜焊接结构 |
CN114734112A (zh) * | 2022-03-25 | 2022-07-12 | 常州井芯半导体设备有限公司 | 超声波烙铁用夹具及夹具使用方法 |
-
1998
- 1998-11-17 JP JP10327050A patent/JP2000153354A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107052495A (zh) * | 2017-03-22 | 2017-08-18 | 义乌市满旺机械设备有限公司 | 一种实用的焊接装置 |
CN107052496A (zh) * | 2017-03-22 | 2017-08-18 | 义乌市满旺机械设备有限公司 | 一种焊接装置 |
CN110587062A (zh) * | 2019-06-19 | 2019-12-20 | 沃尔顿自动化装备(深圳)有限公司 | 一种用于机器人的机械手铍铜焊接结构 |
CN114734112A (zh) * | 2022-03-25 | 2022-07-12 | 常州井芯半导体设备有限公司 | 超声波烙铁用夹具及夹具使用方法 |
CN114734112B (zh) * | 2022-03-25 | 2024-05-07 | 常州井芯半导体设备有限公司 | 超声波烙铁用夹具及夹具使用方法 |
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