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JP2000148394A - 情報入力装置 - Google Patents

情報入力装置

Info

Publication number
JP2000148394A
JP2000148394A JP32089198A JP32089198A JP2000148394A JP 2000148394 A JP2000148394 A JP 2000148394A JP 32089198 A JP32089198 A JP 32089198A JP 32089198 A JP32089198 A JP 32089198A JP 2000148394 A JP2000148394 A JP 2000148394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input panel
flexible wiring
wiring board
connection
input device
Prior art date
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Pending
Application number
JP32089198A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Hashimoto
一雄 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP32089198A priority Critical patent/JP2000148394A/ja
Publication of JP2000148394A publication Critical patent/JP2000148394A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線引出し部の折り曲げ反発力が接続部に掛
からないようにする。 【解決手段】 表示装置2の表面側に入力パネル1が設
けられ、裏面側に回路基板3が設けられる。この入力パ
ネル1の所定の部分に接続部11a〜dが設けられる。
また可撓性配線基板4の入力パネル1の接続部11a〜
dに対応する位置に接続部12a〜dが設けられる。そ
してこれらの接続部11a〜d、12a〜dが例えば異
方性導電膜13a〜dを介して熱圧着される。さらに接
続部12a〜dにはそれぞれ配線14a〜dが接続さ
れ、これらの配線14a〜dは例えば可撓性配線基板4
内で端部に集められて引き出される。従ってこの可撓性
配線基板4は全体の形状が例えばL字形にされ、配線引
き出し部16が入力パネル1に対する接続部12a〜d
と異なる位置に設けられる。これによって配線引出し部
16の折り曲げ反発力が接続部12a〜dに掛からない
ようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカメラ一体
型ビデオカセットレコーダにおいて画像観視用の表示装
置の表面に接触検出型の入力パネルを設ける場合に使用
して好適な情報入力装置に関する。詳しくは入力パネル
に入力された信号を伝達する可撓性配線基板の配線引出
し部を、より小さな空間で回路基板に接続できるように
したものである。
【0002】
【従来の技術】例えばカメラ一体型ビデオテープレコー
ダにおいて画像観視用の表示装置の表面に接触検出型の
入力パネルを設けて、使用者がこの入力パネルに指先等
を接触することで、カメラ部とビデオテープレコーダ部
との選択や、撮影範囲の拡大/縮小等のカメラ部の動作
の制御、記録/再生等のビデオテープレコーダ部の動作
の制御、さらに手書きのタイトルパターンの入力等を行
うことができるようにした装置が実施されている。
【0003】すなわち図7において、例えばカメラ一体
型ビデオテープレコーダ61から展開するように設けら
れた画像観視用の表示装置62の表面に、例えば接触検
出型の入力パネル63が設けられる。この入力パネル6
3は、例えば後述するように2枚の透明な板体の相対す
る面に透明な抵抗体が設けられて構成される。そしてこ
れらの一方の板体の抵抗体に傾斜した電圧を形成し、押
圧等により2枚の板体が接続された位置の電圧を他方の
板体の抵抗体に形成される電圧で測定して、その押圧位
置を検出するものである。
【0004】また上述の表示装置62には、例えばカメ
ラ一体型ビデオテープレコーダ61で撮影、記録、再生
等される画像が表示される。それと共に、この表示装置
62には、例えば図示するようなカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダ61でのカメラ部(CAM)とビデオテー
プレコーダ部(VTR)との選択を行う表示や、カメラ
部での撮影範囲の拡大/縮小等及びビデオテープレコー
ダ部での記録/再生等のカメラ一体型ビデオテープレコ
ーダ61の機能を示す表示、あるいは手書きのタイトル
パターンの入力を行うための表示等が必要に応じて行わ
れる。
【0005】そして使用者が、表示装置62上の上述の
機能等を示すシンボルの表示に対応する位置の入力パネ
ル63の部分を指先64等で押圧することにより、この
入力パネル63で測定される位置の情報がカメラ一体型
ビデオテープレコーダ61に入力され、上述の機能等を
示す表示の内容と判別されて、上述のカメラ部とビデオ
テープレコーダ部との選択や、カメラ部での撮影範囲の
拡大/縮小等及びビデオテープレコーダ部での記録/再
生等の機能の制御等が行われるものである。
【0006】あるいは使用者が、表示装置62上の任意
の位置の入力パネル63の部分を指先64等で押圧する
ことにより、指先64等で押圧された位置の情報がカメ
ラ一体型ビデオテープレコーダ61に入力される。そし
てこの指先64等で押圧された位置をなぞったパターン
が、例えばカメラ一体型ビデオテープレコーダ61に内
蔵されるメモリ(図示せず)上に形成されて、いわゆる
手書きのタイトルパターンの入力等が行われるものであ
る。
【0007】なお、これらのカメラ部とビデオテープレ
コーダ部との選択や、カメラ部での撮影範囲の拡大/縮
小等及びビデオテープレコーダ部での記録/再生等の機
能の制御、あるいは手書きのタイトルパターンの入力の
動作は、例えばカメラ一体型ビデオテープレコーダの技
術においては既知のものであり、また本願の発明とは直
接関係するものでもないので、詳細な説明を省略する。
さらに上述の表示装置における画像や機能等を示すシン
ボルの表示の技術等も既知のものであり、本願の発明と
は直接関係するものでもないので詳細な説明を省略す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述の入力パ
ネル63は、例えば以下のような構成を取る。すなわち
図8に分解して示すように、それぞれ透明なガラス板7
1と樹脂フィルム72の相対する面に例えばインジュー
ムと錫の複合酸化物からなる透明抵抗膜(以下、ITO
膜と略称する)73、74が設けられる。これらのIT
O膜73、74に対して、その一方(例えばITO膜7
3)のX軸方向の両端部に電極73a、73bが設けら
れ、他方(例えばITO膜74)のY軸方向の両端部に
電極74a、74bが設けられる。
【0009】さらにこの装置において、例えば電極73
aに0V、電極73bに5Vの電圧が印加される。これ
によってITO膜73には、例えば図9に示すような電
極73a、73b間の位置に応じて傾斜した電圧が形成
される。そして上述の樹脂フィルム72が例えば図10
に示すように押圧されると、この押圧部のITO膜7
3、74が接触され、この押圧部のITO膜73の電圧
が電極74a、74bから取り出される。これにより例
えばX軸方向の押圧部の位置が測定される。なお図中の
スペーサ75は必要に応じて設けられるもので、実際は
図示より小さい。
【0010】同様に、電極74aに0V、電極74bに
5Vの電圧が印加されて、上述の樹脂フィルム72が押
圧されると、この押圧部のITO膜74の電圧が電極7
3a、73bから取り出される。これにより例えばY軸
方向の押圧部の位置が測定される。そしてこれらの測定
を交互に行うことで、上述の入力パネル63上の押圧部
のX軸方向及びY軸方向の位置が測定されるものであ
る。ただし現実には電極73a〜74bの近傍での検出
は不安定であり、また後述する筐体68によって覆われ
てもいるので、検出は例えば電圧0.3〜4.7Vの範
囲で行われる。
【0011】そこでこのような入力パネル63からの信
号の取り出しは、例えば図11に示すような回路を用い
て行われる。すなわち図11のAにおいて、例えばIT
O膜73の電極73aが直接端子Bに接続されると共
に、電極73bはゲート回路76を通じて端子Cに接続
される。また、制御信号の供給される端子AがPNPト
ランジスタ77のベースに接続され、このトランジスタ
77のエミッタ・コレクタが電源Vcc(5V)及び端
子Bに接続されると共に、端子Aがゲート回路76の反
転制御端子に接続される。
【0012】さらにITO膜74の電極74aが直接端
子Eに接続されると共に、電極74bはゲート回路78
を通じて端子Cに接続される。また、制御信号の供給さ
れる端子DがPNPトランジスタ79のベースに接続さ
れ、このトランジスタ79のエミッタ・コレクタが電源
Vcc(5V)及び端子Eに接続されると共に、端子D
がゲート回路78の反転制御端子に接続される。なお端
子Cには、例えばローレベルの固定電圧が印加される。
また、端子A、Dはどちらかにインバータを入れて1本
化することもできる。
【0013】そこで例えば端子Aに供給される制御信号
をローレベル、端子Dに供給される制御信号をハイレベ
ルにすることによって、例えばITO膜73の電極73
aに5Vの電圧が印加され、電極73bに0Vの電圧が
印加される。そしてこのとき、例えば入力パネル63の
押圧によってITO膜74に取り出される電圧を、電極
74aを通じて端子Eから取り出すことができる。
【0014】また、例えば端子Aに供給される制御信号
をハイレベル、端子Dに供給される制御信号をローレベ
ルにすることによって、例えばITO膜74の電極74
aに5Vの電圧が印加され、電極74bに0Vの電圧が
印加される。そしてこのとき、例えば入力パネル63の
押圧によってITO膜73に取り出される電圧を、電極
73aを通じて端子Bから取り出すことができる。
【0015】さらにこれらの端子B、Eから取り出され
る電圧をA/D変換して、例えばマイクロコンピュータ
(図示せず)に取り込むと共に、このマイクロコンピュ
ータにより端子A、Dの制御信号を交互にローレベルに
切り換えることにより、端子B、Eから取り出される電
圧をマイクロコンピュータで交互に測定する。これによ
って、例えば入力パネル63上の押圧部のX軸方向及び
Y軸方向の位置を、任意のデジタルデータとしてマイク
ロコンピュータで検出することができる。
【0016】ところで上述の端子B、Eから取り出され
る電圧は、ITO膜73、74の計時変化などによって
変動を生じる可能性がある。そこでこのような電圧の変
動を較正するためには、例えば図11のBに示すような
回路が用いられる。この回路において、各電極73a、
73b、74a、74bに対して電圧を印加するための
配線と、電圧を取り出すための配線が独立に設けられ
る。そしてそれぞれの電極への電圧印加時に同じ電極か
ら取り出される電圧を用いて、電圧変動の較正が行われ
る。なお図11のA、Bで対応する部分には同一の符号
を附して示す。
【0017】すなわちこの図11のBの回路において、
上述のトランジスタ77のコレクタが直接ITO膜73
の電極73aに接続されると共に、この電極73aが独
立に端子Bに接続される。またITO膜73の電極73
bがゲート回路76を通じて端子Cに接続されると共
に、独立に端子Fに接続される。さらにトランジスタ7
9のコレクタが直接ITO膜74の電極74aに接続さ
れると共に、この電極74aが独立に端子Eに接続され
る。またITO膜74の電極74bがゲート回路78を
通じて端子Cに接続されると共に、独立に端子Gに接続
される。
【0018】そしてこの回路において、例えば端子Aに
供給される制御信号をローレベル、端子Dに供給される
制御信号をハイレベルにすることによって、例えばIT
O膜73の電極73aに5Vの電圧が印加され、電極7
3bに0Vの電圧が印加される。このとき、例えば入力
パネル63の押圧によってITO膜74に取り出される
電圧を、電極74aを通じて端子Eから取り出すことが
できる。さらに端子Bに取り出される電圧を用いて電圧
変動の較正が行われる。
【0019】また、例えば端子Aに供給される制御信号
をハイレベル、端子Dに供給される制御信号をローレベ
ルにすることによって、例えばITO膜74の電極74
aに5Vの電圧が印加され、電極74bに0Vの電圧が
印加される。このとき、例えば入力パネル63の押圧に
よってITO膜73に取り出される電圧を、電極73a
を通じて端子Bから取り出すことができる。さらに端子
Eに取り出される電圧を用いて電圧変動の較正が行われ
る。なおこのような較正の技術は既知であり、本願の発
明とは直接関係するものでもないので詳細な説明を省略
する。
【0020】従って上述の装置において、入力パネル6
3からは、例えば図11中の一点鎖線によって示される
位置で4本または8本の配線が引き出されて、この入力
パネル63と例えば上述の図11のAまたはBの回路や
マイクロコンピュータ等の設けられる後述の回路基板6
7との接続が行われることになる。
【0021】そこでこのような入力パネル63を用いた
情報入力装置の構成は、例えば図12に示すようなもの
になる。すなわち図12においては、例えば液晶表示装
置からなる表示装置62の表面側に入力パネル63が設
けられる。また表示装置62の裏面側には、いわゆるバ
ックライトとなる導光板65と光源66を挟んで、上述
の電極73a、73b、74a、74bからの信号(電
圧)を用いて入力パネル63上の位置情報の取り出し等
を行う回路基板67が設けられる。
【0022】さらにこれらの表示装置62〜回路基板6
7は、所定の筐体68内に収容される。ここで筐体68
には、入力パネル63、表示装置62を露出する開口部
が設けられると共に、この開口部の周囲は上述の入力パ
ネル63の電極部分が押されて誤検出等が生じないよう
にこれら電極部を覆う形状とされる。またこの開口部の
周囲は入力パネル63を押圧することが無いように、例
えば入力パネル63の周囲の入力範囲の外側の部分でク
ッション材69等を介して保持される。
【0023】ところがこの装置において、上述の入力パ
ネル63と回路基板67間の信号の伝達は、例えば図1
3に示すように可撓性配線基板91を用いて行われる。
その場合に、可撓性配線基板91と回路基板67との接
続は、コネクタ92等を用いて行うことができる。これ
に対して可撓性配線基板91と入力パネル63との接続
は、例えば入力パネル63のガラス板71と樹脂フィル
ム72の間隙で行われることになり、一般的に異方性導
電膜93を熱圧着する方法で行われている。
【0024】しかしながらこのような異方性導電膜93
を熱圧着する方法では接続強度が小さく、例えば可撓性
配線基板91を入力パネル63の端部等で小さく折り曲
げると、異方性導電膜93の圧着部にストレスが掛かっ
て接続が不安定になってしまう恐れがある。すなわちこ
のような可撓性配線基板91は、例えば樹脂フィルムを
用いて導電性の金属箔からなる配線を挟んで形成された
もので、これを小さく折り曲げた場合には樹脂フィルム
の弾性による反発力が生じて、例えば異方性導電膜93
の圧着部にストレスが掛かってしまうものである。
【0025】従って、可撓性配線基板91と入力パネル
63との接続で上述の異方性導電膜93の圧着部にスト
レスが掛けないためには、例えば図示のように可撓性配
線基板91の折り曲げ半径を大きくして樹脂フィルムの
弾性による反発力を小さくする。このためには可撓性配
線基板91を緩やかに折り曲げる空間が必要になり、例
えば上述の入力パネル63の周囲を覆う筐体68の幅
を、少なくとも上述の可撓性配線基板91の引き出され
る一辺で大きくする必要が生じる。
【0026】これは例えば筐体68の外周の形状が決ま
っている場合には、表示装置62、入力パネル63を露
出する開口部が小さくなることを意味しているものであ
る。そしてこのように開口部が小さくなった場合には、
例えば表示面積の縮小によって上述の表示される撮影、
記録、再生の画像が見難くなったり、また入力面積の縮
小によって上述の機能を示す表示を指先等で正しく押圧
することが困難になるなどの問題を生じるものである。
【0027】なお、従来の可撓性配線基板91において
は、例えば図14のAに示すように入力パネル63上の
異方性導電膜93の圧着部からの配線94が直線に引き
出されている。そしてこのような配線94の引き出され
ている部分には、例えば同図のBに示すように入力パネ
ル63との間を固定して補強するための接着剤等による
補強部材95が設けられる。この場合に、この引き出し
部には補強部材95を設けるための1.5mmと折り曲
げ半径として0.5mmの計2.0mm程度の幅の空間
が必要になる。
【0028】この出願はこのような点に鑑みて成された
ものであって、解決しようとする問題点は、従来の装置
では引き出し部に可撓性配線基板を緩やかに折り曲げる
ための空間が必要になり、例えば入力パネルの周囲を覆
う筐体の幅が、少なくとも可撓性配線基板の引き出され
る一辺で大きくなって、相対的に表示装置や入力パネル
の露出面積が縮小され、表示される画像が見難くなった
り、機能の表示を指先等で正しく押圧することが困難に
なるなどの問題を生じるというものである。
【0029】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、可撓性配線基板の入力パネルとの接続部と配線引出
し部とを入力パネルに相対して異なる位置として形成す
るようにしたものであって、これによれば、配線引出し
部の折り曲げによるストレスが接続部に掛からなくな
り、可撓性配線基板を入力パネルの端部で小さく折り曲
げてそれに係る空間を小さくし、相対的に表示装置や入
力パネルの露出面積を拡大して、表示される画像を見易
くし、機能の表示の指先等での押圧を容易にすることが
できる。
【0030】
【発明の実施の形態】すなわち第1の実施形態の本発明
は、表示装置の表面側に入力パネルを設け、表示装置の
裏面側に回路基板を設けてなる情報入力装置であって、
入力パネルと回路基板とを信号伝達用の可撓性配線基板
で接続するに当たり、可撓性配線基板の入力パネルとの
接続部と配線引出し部とを入力パネルに相対して異なる
位置として形成してなるものである。
【0031】これによれば、配線引出し部の折り曲げに
よるストレスが接続部に掛からなくなり、可撓性配線基
板を入力パネルの端部で小さく折り曲げてそれに係る空
間を小さくし、相対的に表示装置や入力パネルの露出面
積を拡大して、表示される画像を見易くし、機能の表示
の指先等での押圧を容易にすることができる。
【0032】また第2の実施形態の本発明は、上述の第
1の実施形態の情報入力装置において、可撓性配線基板
の形状をL字形にして、配線引出し部を接続部の端部を
延長した位置に設けてなるものである。これによって可
撓性配線基板の入力パネルとの接続部と配線引出し部と
を入力パネルに相対して異なる位置として形成すること
ができ、配線引出し部の折り曲げによるストレスが接続
部に掛からなくすることができる。
【0033】さらに第3の実施形態の本発明は、上述の
第1の実施形態の情報入力装置において、可撓性配線基
板の形状をT字形にして、配線引出し部を接続部の間を
拡張した位置に設けてなるものである。これによって可
撓性配線基板の入力パネルとの接続部と配線引出し部と
を入力パネルに相対して異なる位置として形成すること
ができ、配線引出し部の折り曲げによるストレスが接続
部に掛からなくすることができる。
【0034】そして第4の実施形態の本発明は、上述の
第3の実施形態の情報入力装置において、入力パネルは
2枚の電極が積層されてなり、可撓性配線基板の接続部
を2枚の電極の一方の側に接続される接続部と他方の側
に接続される接続部とに分割して形成すると共に、分割
された接続部の間を拡張した位置に配線引出し部を設け
てなるものである。これによっても可撓性配線基板の入
力パネルとの接続部と配線引出し部とを入力パネルに相
対して異なる位置に形成して、配線引出し部の折り曲げ
によるストレスが接続部に掛からなくすることができ
る。
【0035】また第5の実施形態の本発明は、上述の第
1の実施形態の情報入力装置において、配線引出し部以
外の可撓性配線基板に補強部材を設けて入力パネルと可
撓性配線基板との接続を補強すると共に、配線引出し部
の可撓性配線基板を小さい半径で折り曲げてなるもので
ある。これによって可撓性配線基板の折り曲げに係る空
間を小さくすることができると共に、入力パネルと可撓
性配線基板との接続をより安定にし、接続部の信頼性を
向上させることができる。
【0036】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の各々の実施形
態を説明するに、図1は本発明の情報入力装置における
入力パネルと可撓性配線基板との接続部及び配線引き出
し部の第1の実施形態の具体的な構成を示す線図であ
る。
【0037】この図1において、例えば表示装置2の表
面側に入力パネル1が設けられ、表示装置2の裏面側に
回路基板3が設けられる。この入力パネル1の所定の部
分に、上述のITO膜の端部の電極(図示せず)から導
出された接続部11a、11b、11c、11dが設け
られる。なお、接続部11a、11b、11c、11d
は、実際には入力パネル1を構成するガラス板と樹脂フ
ィルムの間に設けられるものである。
【0038】これに対して、可撓性配線基板4の入力パ
ネル1の接続部11a、11b、11c、11dに対応
する位置に、接続部12a、12b、12c、12dが
設けられる。そしてこれらの接続部11a、11b、1
1c、11d、12a、12b、12c、12dが、例
えば異方性導電膜13a、13b、13c、13dを介
して熱圧着される。なお、接続部11a〜d、12a〜
dと異方性導電膜13a〜dは、図面上ではそれぞれ同
じ部分として図示されている。
【0039】この可撓性配線基板4の接続部12a、1
2b、12c、12dにはそれぞれ配線14a、14
b、14c、14dが接続される。さらにこれらの配線
14a、14b、14c、14dは、例えば可撓性配線
基板4内で端部に集められ、この端部から配線14a、
14b、14c、14dが引き出される。これによって
この可撓性配線基板4では全体の形状がL字形にされ
て、配線引き出し部16が入力パネル1に対する接続部
12a、12b、12c、12dと異なる位置に設けら
れることになる。
【0040】そこでこのような可撓性配線基板4を用い
た場合には、例えばこの可撓性配線基板4の配線引き出
し部16を例えば入力パネル1の端部で小さく折り曲げ
ても、この折り曲げの反発力によるストレスは配線引き
出し部16に続く可撓性配線基板4の延長部分で吸収さ
れて接続部12a、12b、12c、12dに掛かるこ
とがなく、この接続部12a、12b、12c、12d
及び接続部11a、11b、11c、11d間の、例え
ば異方性導電膜13a、13b、13c、13dの熱圧
着による接続を安定に保つことができるようになる。
【0041】従ってこの装置において、可撓性配線基板
の入力パネルとの接続部と配線引出し部とを入力パネル
に相対して異なる位置として形成することによって、配
線引出し部の折り曲げによるストレスが接続部に掛から
なくなり、可撓性配線基板を入力パネルの端部で小さく
折り曲げてそれに係る空間を小さくし、相対的に表示装
置や入力パネルの露出面積を拡大して、表示される画像
を見易くし、機能の表示の指先等での押圧を容易にする
ことができる。
【0042】すなわち、従来の装置では引き出し部に可
撓性配線基板を緩やかに折り曲げるための空間が必要に
なり、例えば入力パネルの周囲を覆う筐体の幅が、少な
くとも可撓性配線基板の引き出される一辺で大きくなっ
て、相対的に表示装置や入力パネルの露出面積が縮小さ
れ、表示される画像が見難くなったり、機能の表示を指
先等で正しく押圧することが困難になるなどの問題点が
あったものを、本発明によればこれらの問題点を容易に
解消することができるものである。
【0043】さらに図2には、上述の可撓性配線基板4
と入力パネル1との関係をさらに詳細に示す。すなわち
図2において、入力パネル1の縁部に設けられる接続部
11a、11b、11c、11dに対して異方性導電膜
13a、13b、13c、13dを介して可撓性配線基
板4の接続部12a、12b、12c、12dが接続さ
れると共に、この接続部12a、12b、12c、12
dにそれぞれ配線14a、14b、14c、14dが接
続される。
【0044】さらにこれらの配線14a、14b、14
c、14dは、例えば可撓性配線基板4内で端部に集め
られ、この端部から配線14a、14b、14c、14
dが引き出される。これによって、この可撓性配線基板
4は全体の形状がL字形にされ、これらの配線14a、
14b、14c、14dの引き出される配線引き出し部
16が入力パネル1に対する接続部12a、12b、1
2c、12dと異なる位置に設けられることになる。
【0045】また、この図2の実施形態においては、可
撓性配線基板4の縁部が入力パネル1の縁部から僅かに
突出するように配置される。そしてこの突出部分と入力
パネル1との間に例えば図3のAに示すように接着剤等
からなる補強部材17が設けられる。すなわち図3のA
は、図2中のA−A線による断面を拡大して示したもの
であって、可撓性配線基板4の縁部の突出部分に補強部
材17が設けられて、接続部12a〜d及び接続部11
a〜d間の、例えば異方性導電膜13a〜dの熱圧着に
よる接続が補強される。
【0046】これに対して配線引き出し部16は、例え
ば図3のBに示すように小さく折り曲げることができ、
これによってこの配線引き出し部16は、例えば最小の
折り曲げ半径として0.5mm程度で折り曲げることが
できる。あるいは上述の補強部材17が設けられる範囲
以内で折り曲げることができる。これによって、接続部
12a〜d及び接続部11a〜d間の、例えば異方性導
電膜13a〜dの熱圧着による接続をさらに安定にでき
ると共に、この配線引き出し部16の折り曲げによる余
分の空間の発生を解消することができる。
【0047】さらに図4には本発明の他の実施形態を示
す。この図4において、可撓性配線基板4の接続部12
a、12b、12c、12dが2分割され、これらの接
続部12a、12bと接続部12c、12dとの間に配
線14a、14b、14c、14dの引き出される配線
引き出し部16が設けられる。これによって可撓性配線
基板4は全体の形状がT字形にされ、配線14a、14
b、14c、14dの引き出される配線引き出し部16
が入力パネル1に対する接続部12a、12b、12
c、12dと異なる位置に設けられることになる。
【0048】従ってこの装置においても、可撓性配線基
板の入力パネルとの接続部と配線引出し部とを入力パネ
ルに相対して異なる位置として形成することによって、
配線引出し部の折り曲げによるストレスが接続部に掛か
らなくなり、可撓性配線基板を入力パネルの端部で小さ
く折り曲げてそれに係る空間を小さくし、相対的に表示
装置や入力パネルの露出面積を拡大して、表示される画
像を見易くし、機能の表示の指先等での押圧を容易にす
ることができる。
【0049】すなわち、従来の装置では引き出し部に可
撓性配線基板を緩やかに折り曲げるための空間が必要に
なり、例えば入力パネルの周囲を覆う筐体の幅が、少な
くとも可撓性配線基板の引き出される一辺で大きくなっ
て、相対的に表示装置や入力パネルの露出面積が縮小さ
れ、表示される画像が見難くなったり、機能の表示を指
先等で正しく押圧することが困難になるなどの問題点が
あったものを、本発明によればこれらの問題点を容易に
解消することができるものである。
【0050】なお、この図4の実施形態においても、可
撓性配線基板4の縁部が入力パネル1の縁部から僅かに
突出するように配置され、この突出部分と入力パネル1
との間に例えば図3のAに示すように接着剤等からなる
補強部材17を設ける。これによって、例えば可撓性配
線基板4の縁部の接続部12a〜dに沿った部分に補強
部材17を設けることができ、接続部12a〜d及び接
続部11a〜d間の、例えば異方性導電膜13a〜dの
熱圧着による接続を補強することができる。
【0051】また、図5も本発明の他の実施形態を示
す。この図5においては、可撓性配線基板4そのもの
が、接続部12a、12b(破線図示)と接続部12
c、12d(実線図示)との間で2分割される。そして
これらの分割された一方が入力パネル1のガラス板側の
接続部11a、11bに例えば異方性導電膜13a、1
3bの熱圧着により接続され、他方が樹脂フィルム側の
接続部11c、11dに例えば異方性導電膜13c、1
3dの熱圧着により接続される。
【0052】さらにこれらの接続部12a、12b、1
2c、12dに接続された配線14a、14b、14
c、14dが、それぞれ例えば可撓性配線基板4の分割
部分に集められて、この分割部分から配線14a、14
b、14c、14dが引き出される。これによって、こ
の可撓性配線基板4は全体の形状がT字形にされ、これ
らの配線14a、14b、14c、14dの引き出され
る配線引き出し部16が入力パネル1に対する接続部1
2a、12b、12c、12dと異なる位置に設けられ
ることになる。
【0053】従ってこの装置においても、可撓性配線基
板の入力パネルとの接続部と配線引出し部とを入力パネ
ルに相対して異なる位置として形成することによって、
配線引出し部の折り曲げによるストレスが接続部に掛か
らなくなり、可撓性配線基板を入力パネルの端部で小さ
く折り曲げてそれに係る空間を小さくし、相対的に表示
装置や入力パネルの露出面積を拡大して、表示される画
像を見易くし、機能の表示の指先等での押圧を容易にす
ることができる。
【0054】すなわち、従来の装置では引き出し部に可
撓性配線基板を緩やかに折り曲げるための空間が必要に
なり、例えば入力パネルの周囲を覆う筐体の幅が、少な
くとも可撓性配線基板の引き出される一辺で大きくなっ
て、相対的に表示装置や入力パネルの露出面積が縮小さ
れ、表示される画像が見難くなったり、機能の表示を指
先等で正しく押圧することが困難になるなどの問題点が
あったものを、本発明によればこれらの問題点を容易に
解消することができるものである。
【0055】さらにこの図5の実施形態においても、可
撓性配線基板4の縁部が入力パネル1の縁部から僅かに
突出するように配置され、この突出部分と入力パネル1
との間に例えば図3のAに示すように接着剤等からなる
補強部材17を設ける。これによって、例えば可撓性配
線基板4の縁部の突出部分に補強部材17を設けること
ができ、接続部12a〜d及び接続部11a〜d間の、
例えば異方性導電膜13a〜dの熱圧着による接続を補
強することができる。
【0056】またこの図5の実施形態において、例えば
図示のように可撓性配線基板4の分割部分を拡張し、こ
の拡張部分にも接着剤等からなる補強部材を設けること
によって、可撓性配線基板4の設置をより安定にするこ
とがきる。
【0057】さらに図6には上述の本発明の他の実施形
態を示す。この図6においては、接続部12a、12b
(破線図示)と接続部12c、12d(実線図示)との
間で可撓性配線基板4のスリット18が設けられて2分
割される。なおスリット18の端部には裂け防止用の穴
19が設けられる。
【0058】そしてこれによって分割された可撓性配線
基板4の一方が入力パネル1のガラス板側の接続部11
a、11bに例えば異方性導電膜13a、13bの熱圧
着により接続され、他方が樹脂フィルム側の接続部11
c、11dに例えば異方性導電膜13c、13dの熱圧
着により接続される。さらにこれらの接続部12a、1
2b、12c、12dに接続された配線14a、14
b、14c、14dが、それぞれ例えば可撓性配線基板
4の分割部分に集められて、この分割部分から配線14
a、14b、14c、14dが引き出される。
【0059】これによって、この可撓性配線基板4は全
体の形状がT字形にされ、これらの配線14a、14
b、14c、14dの引き出される配線引き出し部16
が入力パネル1に対する接続部12a、12b、12
c、12dと異なる位置に設けられることになる。
【0060】従ってこの装置においても、可撓性配線基
板の入力パネルとの接続部と配線引出し部とを入力パネ
ルに相対して異なる位置として形成することによって、
配線引出し部の折り曲げによるストレスが接続部に掛か
らなくなり、可撓性配線基板を入力パネルの端部で小さ
く折り曲げてそれに係る空間を小さくし、相対的に表示
装置や入力パネルの露出面積を拡大して、表示される画
像を見易くし、機能の表示の指先等での押圧を容易にす
ることができる。
【0061】すなわち、従来の装置では引き出し部に可
撓性配線基板を緩やかに折り曲げるための空間が必要に
なり、例えば入力パネルの周囲を覆う筐体の幅が、少な
くとも可撓性配線基板の引き出される一辺で大きくなっ
て、相対的に表示装置や入力パネルの露出面積が縮小さ
れ、表示される画像が見難くなったり、機能の表示を指
先等で正しく押圧することが困難になるなどの問題点が
あったものを、本発明によればこれらの問題点を容易に
解消することができるものである。
【0062】さらにこの図6の実施形態においても、可
撓性配線基板4の縁部が入力パネル1の縁部から僅かに
突出するように配置され、この突出部分と入力パネル1
との間に例えば図3のAに示すように接着剤等からなる
補強部材17を設ける。これによって、例えば可撓性配
線基板4の縁部の突出部分に補強部材17を設けること
ができ、接続部12a〜d及び接続部11a〜d間の、
例えば異方性導電膜13a〜dの熱圧着による接続を補
強することができる。
【0063】こうして上述の情報入力装置によれば、表
示装置の表面側に入力パネルを設け、表示装置の裏面側
に回路基板を設けてなる情報入力装置であって、入力パ
ネルと回路基板とを信号伝達用の可撓性配線基板で接続
するに当たり、可撓性配線基板の入力パネルとの接続部
と配線引出し部とを入力パネルに相対して異なる位置と
して形成することにより、配線引出し部の折り曲げによ
るストレスが接続部に掛からなくなり、可撓性配線基板
を入力パネルの端部で小さく折り曲げてそれに係る空間
を小さくし、相対的に表示装置や入力パネルの露出面積
を拡大して、表示される画像を見易くし、機能の表示の
指先等での押圧を容易にすることができるものである。
【0064】なお本発明は、上述の説明した実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱するこ
となく種々の変形が可能とされるものである。
【0065】
【発明の効果】従って請求項1の発明によれば、表示装
置の表面側に入力パネルを設け、表示装置の裏面側に回
路基板を設けてなる情報入力装置であって、入力パネル
と回路基板とを信号伝達用の可撓性配線基板で接続する
に当たり、可撓性配線基板の入力パネルとの接続部と配
線引出し部とを入力パネルに相対して異なる位置として
形成してなるものである。
【0066】これによれば、配線引出し部の折り曲げに
よるストレスが接続部に掛からなくなり、可撓性配線基
板を入力パネルの端部で小さく折り曲げてそれに係る空
間を小さくし、相対的に表示装置や入力パネルの露出面
積を拡大して、表示される画像を見易くし、機能の表示
の指先等での押圧を容易にすることができる。
【0067】また請求項2の発明によれば、上述の請求
項1の情報入力装置において、可撓性配線基板の形状を
L字形にして、配線引出し部を接続部の端部を延長した
位置に設けてなるものである。これによって可撓性配線
基板の入力パネルとの接続部と配線引出し部とを入力パ
ネルに相対して異なる位置として形成することができ、
配線引出し部の折り曲げによるストレスが接続部に掛か
らなくすることができる。
【0068】さらに請求項3の発明によれば、上述の請
求項1の情報入力装置において、可撓性配線基板の形状
をT字形にして、配線引出し部を接続部の間を拡張した
位置に設けてなるものである。これによって可撓性配線
基板の入力パネルとの接続部と配線引出し部とを入力パ
ネルに相対して異なる位置として形成することができ、
配線引出し部の折り曲げによるストレスが接続部に掛か
らなくすることができる。
【0069】そして請求項4の発明によれば、上述の請
求項3の情報入力装置において、入力パネルは2枚の電
極が積層されてなり、可撓性配線基板の接続部を2枚の
電極の一方の側に接続される接続部と他方の側に接続さ
れる接続部とに分割して形成すると共に、分割された接
続部の間を拡張した位置に配線引出し部を設けてなるも
のである。これによっても可撓性配線基板の入力パネル
との接続部と配線引出し部とを入力パネルに相対して異
なる位置に形成して、配線引出し部の折り曲げによるス
トレスが接続部に掛からなくすることができる。
【0070】また請求項5の発明によれば、上述の請求
項1の情報入力装置において、配線引出し部以外の可撓
性配線基板に補強部材を設けて入力パネルと可撓性配線
基板との接続を補強すると共に、配線引出し部の可撓性
配線基板を小さい半径で折り曲げてなるものである。こ
れによって可撓性配線基板の折り曲げに係る空間を小さ
くすることができると共に、入力パネルと可撓性配線基
板との接続をより安定にし、接続部の信頼性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施形態の適用される情報入力装
置の一例の構成図である。
【図2】その説明のための要部の構成図である。
【図3】その説明のための図である。
【図4】本発明の他の実施形態の要部の構成図である。
【図5】本発明のさらに他の実施形態の要部の構成図で
ある。
【図6】本発明のさらに他の実施形態の要部の構成図で
ある。
【図7】カメラ一体型ビデオテープレコーダの構成図で
ある。
【図8】接触検出型の入力パネルの説明のための図であ
る。
【図9】その説明のための図である。
【図10】その説明のための図である。
【図11】その説明のための図である。
【図12】従来の情報入力装置の構成図である。
【図13】その説明のための図である。
【図14】その説明のための図である。
【符号の説明】
1…入力パネル、2…表示装置、3…回路基板、4…可
撓性配線基板、11a,11b,11c,11d…接続
部、12a,12b,12c,12d…接続部、13
a,13b,13c,13d…異方性導電膜、14a,
14b,14c,14d…配線、16…配線引き出し部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置の表面側に入力パネルを設け、 前記表示装置の裏面側に回路基板を設けてなる情報入力
    装置であって、 前記入力パネルと前記回路基板とを信号伝達用の可撓性
    配線基板で接続するに当たり、 前記可撓性配線基板の前記入力パネルとの接続部と配線
    引出し部とを前記入力パネルに相対して異なる位置とし
    て形成することを特徴とする情報入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報入力装置において、 前記可撓性配線基板の形状をL字形にして前記配線引出
    し部を前記接続部の端部を延長した位置に設けることを
    特徴とする情報入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報入力装置において、 前記可撓性配線基板の形状をT字形にして前記配線引出
    し部を前記接続部の間を拡張した位置に設けることを特
    徴とする情報入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の情報入力装置において、 前記入力パネルは2枚の電極が積層されてなり、 前記可撓性配線基板の前記接続部を前記2枚の電極の一
    方の側に接続される前記接続部と他方の側に接続される
    前記接続部とに分割して形成すると共に、 前記分割された前記接続部の間を拡張した位置に前記配
    線引出し部を設けることを特徴とする情報入力装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の情報入力装置において、 前記配線引出し部以外の前記可撓性配線基板に補強部材
    を設けて前記入力パネルと前記可撓性配線基板との接続
    を補強すると共に、 前記配線引出し部の前記可撓性配線基板を小さい半径で
    折り曲げることを特徴とする情報入力装置。
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