JP2000148317A - 赤外線通信装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】雑音となる不要な赤外線の放射を防止し、かつ
液晶ディスプレイと赤外線インタフェースとの一体化が
可能な赤外線通信装置を提供する。 【解決手段】光源(700)とライトガイド(300)
を有する液晶用バックライトおよび液晶パネル(10
0)を備えた液晶ディスプレイ(10)と、情報機器に
接続される赤外線インタフェース(510)と、を具備
する赤外線通信装置において、ライトガイドの光源の光
が入射する端面に、可視光を透過し赤外線を反射する赤
外線反射部材(600)を設け、上記ライトガイドの上
記赤外線反射部材を設けない一部の端面に、赤外線イン
タフェース用の赤外線素子(500)を上記ライトガイ
ドの内部に向けて設置し、上記赤外線素子を用いて上記
液晶パネル面を介して赤外線を入出力することにより、
液晶ディスプレイと赤外線インタフェースを一体化した
赤外線通信装置。
液晶ディスプレイと赤外線インタフェースとの一体化が
可能な赤外線通信装置を提供する。 【解決手段】光源(700)とライトガイド(300)
を有する液晶用バックライトおよび液晶パネル(10
0)を備えた液晶ディスプレイ(10)と、情報機器に
接続される赤外線インタフェース(510)と、を具備
する赤外線通信装置において、ライトガイドの光源の光
が入射する端面に、可視光を透過し赤外線を反射する赤
外線反射部材(600)を設け、上記ライトガイドの上
記赤外線反射部材を設けない一部の端面に、赤外線イン
タフェース用の赤外線素子(500)を上記ライトガイ
ドの内部に向けて設置し、上記赤外線素子を用いて上記
液晶パネル面を介して赤外線を入出力することにより、
液晶ディスプレイと赤外線インタフェースを一体化した
赤外線通信装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばIrDA
規格等に準拠した赤外線インタフェース手段を持つ情報
機器、特に車載用情報機器において、赤外線インタフェ
ースを一体化したカラー液晶ディスプレイ(以下、単に
液晶ディスプレイと記載する)に関する。
規格等に準拠した赤外線インタフェース手段を持つ情報
機器、特に車載用情報機器において、赤外線インタフェ
ースを一体化したカラー液晶ディスプレイ(以下、単に
液晶ディスプレイと記載する)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶ディスプレイを持つ情報機器
としては、例えば図4(a)に示すようなものが市販さ
れている。これは、いわゆるノート型パソコン(50)
と呼ばれる機器であり、コンピュータ本体にキーボード
(51)と液晶ディスプレイ(52)と赤外線インタフ
ェース(53)が備えられている。この赤外線インタフ
ェース(53)は、使用状態において図示のように本体
の側面あるいは後面に備えられている場合が多い。
としては、例えば図4(a)に示すようなものが市販さ
れている。これは、いわゆるノート型パソコン(50)
と呼ばれる機器であり、コンピュータ本体にキーボード
(51)と液晶ディスプレイ(52)と赤外線インタフ
ェース(53)が備えられている。この赤外線インタフ
ェース(53)は、使用状態において図示のように本体
の側面あるいは後面に備えられている場合が多い。
【0003】また、車載用情報機器の液晶ディスプレイ
としては図4(b)に示すようなものが市販されてい
る。これは液晶ディスプレイ(61)の脇に赤外線リモ
ートコントロール(以下、赤外線リモコンと記す)(6
2)の受光部(63)を設けたものである。車載用情報
機器は車室内の前面パネルに組み込まれたり、本体のみ
がトランクスペースに置かれたりすることが多く、上記
ノート型パソコン(50)のように本体の側面や後面に
赤外線インタフェース(53)を設けることは困難であ
る。そのため液晶ディスプレイ(61)の脇あるいは車
室内前面パネル付近に赤外線リモコン(62)の受光部
(63)を設けることになる。
としては図4(b)に示すようなものが市販されてい
る。これは液晶ディスプレイ(61)の脇に赤外線リモ
ートコントロール(以下、赤外線リモコンと記す)(6
2)の受光部(63)を設けたものである。車載用情報
機器は車室内の前面パネルに組み込まれたり、本体のみ
がトランクスペースに置かれたりすることが多く、上記
ノート型パソコン(50)のように本体の側面や後面に
赤外線インタフェース(53)を設けることは困難であ
る。そのため液晶ディスプレイ(61)の脇あるいは車
室内前面パネル付近に赤外線リモコン(62)の受光部
(63)を設けることになる。
【0004】上記のごとき情報機器に用いられる液晶デ
ィスプレイの構造としては、例えば図5に示すごときも
のがある。図5において、カラー液晶パネル(以下、液
晶パネルと記す)(100)は微細なカラーフィルタの
集合体といってよく、それ自体は発光しない為、ディス
プレイの裏側からの光、いわゆるバックライトを必要と
する。液晶パネル(100)の裏側にはバックライトを
面全体に一様にする為の第1の散乱シート(200)が
設けられ、その裏側からバックライトが照射される。バ
ックライトは、液晶ディスプレイ(10)を薄くする為
に、端面から入射した光を面方向に一様に散乱照射する
ライトガイド(300)と、その端面に光源(700)
を設けた構造を有する。この光源(700)としては冷
陰極管(蛍光管)やLED等が用いられる。ライトガイ
ド(300)の後面には第2の散乱シート(210)と
光を前面方向にだけ出す為の反射シート(400)が設
けられる。
ィスプレイの構造としては、例えば図5に示すごときも
のがある。図5において、カラー液晶パネル(以下、液
晶パネルと記す)(100)は微細なカラーフィルタの
集合体といってよく、それ自体は発光しない為、ディス
プレイの裏側からの光、いわゆるバックライトを必要と
する。液晶パネル(100)の裏側にはバックライトを
面全体に一様にする為の第1の散乱シート(200)が
設けられ、その裏側からバックライトが照射される。バ
ックライトは、液晶ディスプレイ(10)を薄くする為
に、端面から入射した光を面方向に一様に散乱照射する
ライトガイド(300)と、その端面に光源(700)
を設けた構造を有する。この光源(700)としては冷
陰極管(蛍光管)やLED等が用いられる。ライトガイ
ド(300)の後面には第2の散乱シート(210)と
光を前面方向にだけ出す為の反射シート(400)が設
けられる。
【0005】光源(700)から出た光は、ライトガイ
ド(300)の端面から入射される。ライトガイド(3
00)は後面に散乱パターン(310)が設けられてお
り、端面から入射した光が散乱パターン(310)に当
って一部は液晶パネル(100)側に、一部は裏側にさ
まざまな角度で散乱される。ライトガイド(300)の
裏側に散乱した光は上記第2の散乱シート(210)で
散乱されたり、反射シート(400)で反射され、再び
ライトガイド(300)に入射され、最終的には液晶パ
ネル(100)側に照射される。ライトガイド(30
0)から液晶パネル(100)側に照射されたバックラ
イトの光は、第1の散乱シート(200)で更に散乱さ
れ、液晶パネル(100)の全面にわたって一様に照射
される。
ド(300)の端面から入射される。ライトガイド(3
00)は後面に散乱パターン(310)が設けられてお
り、端面から入射した光が散乱パターン(310)に当
って一部は液晶パネル(100)側に、一部は裏側にさ
まざまな角度で散乱される。ライトガイド(300)の
裏側に散乱した光は上記第2の散乱シート(210)で
散乱されたり、反射シート(400)で反射され、再び
ライトガイド(300)に入射され、最終的には液晶パ
ネル(100)側に照射される。ライトガイド(30
0)から液晶パネル(100)側に照射されたバックラ
イトの光は、第1の散乱シート(200)で更に散乱さ
れ、液晶パネル(100)の全面にわたって一様に照射
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の情報機器や液晶ディスプレイにおいては、液
晶ディスプレイと赤外線インタフェースを別体として設
けており、特にスペースに制約を受ける車載ディスプレ
イには開口部分の小型化あるいは一体化が望まれるとい
う問題があった。
うな従来の情報機器や液晶ディスプレイにおいては、液
晶ディスプレイと赤外線インタフェースを別体として設
けており、特にスペースに制約を受ける車載ディスプレ
イには開口部分の小型化あるいは一体化が望まれるとい
う問題があった。
【0007】また、液晶ディスプレイの光源からは可視
光だけでなく、通信の雑音となる赤外線も出ている為、
通信の障害となることがある。すなわち、リモコンのよ
うな片方向の通信ならば、液晶ディスプレイの脇に置か
れたリモコン受光部でも液晶ディスプレイから出る赤外
線とリモコンから照射される赤外線の分離は容易である
が、IrDA規格のような双方向通信においては、液晶
ディスプレイの脇に設けられた赤外線インタフェースか
ら照射された通信の為の赤外線と液晶ディスプレイから
照射される雑音の赤外線とを分離するのが困難であり、
通信の障害を生じるという問題点があった。
光だけでなく、通信の雑音となる赤外線も出ている為、
通信の障害となることがある。すなわち、リモコンのよ
うな片方向の通信ならば、液晶ディスプレイの脇に置か
れたリモコン受光部でも液晶ディスプレイから出る赤外
線とリモコンから照射される赤外線の分離は容易である
が、IrDA規格のような双方向通信においては、液晶
ディスプレイの脇に設けられた赤外線インタフェースか
ら照射された通信の為の赤外線と液晶ディスプレイから
照射される雑音の赤外線とを分離するのが困難であり、
通信の障害を生じるという問題点があった。
【0008】この発明は、上記のごとき従来技術の問題
を解決するためになされたものであり、雑音となる不要
な赤外線の放射を防止し、かつ液晶ディスプレイと双方
向の赤外線インタフェースとの一体化が可能な赤外線通
信装置を提供することを目的とする。
を解決するためになされたものであり、雑音となる不要
な赤外線の放射を防止し、かつ液晶ディスプレイと双方
向の赤外線インタフェースとの一体化が可能な赤外線通
信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては特許請求の範囲に記載するように
構成している。すなわち、請求項1においては、ライト
ガイドの光源の光が入射する端面に、可視光を透過し赤
外線を反射する赤外線反射部材を設け、上記ライトガイ
ドの上記赤外線反射部材を設けない一部の端面に、赤外
線インタフェース用の赤外線素子を上記ライトガイドの
内部に向けて設置し、上記赤外線素子を用いて上記液晶
パネル面を介して赤外線を入出力することにより、液晶
ディスプレイと赤外線インタフェースを一体化したもの
である。
め、本発明においては特許請求の範囲に記載するように
構成している。すなわち、請求項1においては、ライト
ガイドの光源の光が入射する端面に、可視光を透過し赤
外線を反射する赤外線反射部材を設け、上記ライトガイ
ドの上記赤外線反射部材を設けない一部の端面に、赤外
線インタフェース用の赤外線素子を上記ライトガイドの
内部に向けて設置し、上記赤外線素子を用いて上記液晶
パネル面を介して赤外線を入出力することにより、液晶
ディスプレイと赤外線インタフェースを一体化したもの
である。
【0010】また、請求項2においては、液晶パネルの
前面に第2のライトガイドを設け、液晶パネルと第2の
ライトガイドとの間に、可視光を透過し赤外線を反射す
る赤外線反射部材を設け、第2のライトガイドの一部の
端面に、赤外線インタフェース用の赤外線素子を第2の
ライトガイドの内部に向けて設置し、赤外線素子を用い
て第2のライトガイド面を介して赤外線を入出力するこ
とにより、液晶ディスプレイと赤外線インタフェースを
一体化したものである。
前面に第2のライトガイドを設け、液晶パネルと第2の
ライトガイドとの間に、可視光を透過し赤外線を反射す
る赤外線反射部材を設け、第2のライトガイドの一部の
端面に、赤外線インタフェース用の赤外線素子を第2の
ライトガイドの内部に向けて設置し、赤外線素子を用い
て第2のライトガイド面を介して赤外線を入出力するこ
とにより、液晶ディスプレイと赤外線インタフェースを
一体化したものである。
【0011】上記のように本発明においては、赤外線反
射部材を設けることによってバックライトの光源からの
雑音となる赤外線を遮断したことにより、液晶ディスプ
レイ面から放射される赤外線は赤外線インタフェース用
の赤外線素子から放射されてものだけになる。また、液
晶ディスプレイのほぼ全面を赤外線インタフェースの入
出力手段として用いることが出来る。
射部材を設けることによってバックライトの光源からの
雑音となる赤外線を遮断したことにより、液晶ディスプ
レイ面から放射される赤外線は赤外線インタフェース用
の赤外線素子から放射されてものだけになる。また、液
晶ディスプレイのほぼ全面を赤外線インタフェースの入
出力手段として用いることが出来る。
【0012】また、請求項3においては、液晶ディスプ
レイの表示面の一部を、所定の表示内容に固定するよう
に構成している。所定の表示とは、例えば赤外線を透過
しやすい赤色にすることであり、これにより他の部分の
表示が変化しても、この部分から赤外線を安定して入出
力することが出来る。或いは赤外線通信が進行中である
ことを示す文字、図形等(グラフィックスなど)を表示
させることも出来る。
レイの表示面の一部を、所定の表示内容に固定するよう
に構成している。所定の表示とは、例えば赤外線を透過
しやすい赤色にすることであり、これにより他の部分の
表示が変化しても、この部分から赤外線を安定して入出
力することが出来る。或いは赤外線通信が進行中である
ことを示す文字、図形等(グラフィックスなど)を表示
させることも出来る。
【0013】また、請求項4においては、液晶パネルの
表示面の一部のフィルタを開放するように構成したもの
である。フィルタを開放するには、その部分に電圧を印
加しなければよい。フィルタが開放されれば、その部分
が透明になる。この構成でも請求項3と同様に、この部
分から赤外線を安定して入出力することが出来る。
表示面の一部のフィルタを開放するように構成したもの
である。フィルタを開放するには、その部分に電圧を印
加しなければよい。フィルタが開放されれば、その部分
が透明になる。この構成でも請求項3と同様に、この部
分から赤外線を安定して入出力することが出来る。
【0014】また、請求項5においては、赤外線通信を
行なっている場合にのみ上記表示内容の固定またはフィ
ルタの開放を行なうように構成したものである。これに
より、赤外線通信を行なっていない場合には、液晶パネ
ルの表示面の全面を通常の可視光の表示に用いることが
出来る。
行なっている場合にのみ上記表示内容の固定またはフィ
ルタの開放を行なうように構成したものである。これに
より、赤外線通信を行なっていない場合には、液晶パネ
ルの表示面の全面を通常の可視光の表示に用いることが
出来る。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、液晶ディスプレイと双
方向の赤外線インタフェースとを一体化することが出来
ると共に、液晶ディスプレイのほぼ全面にわたって双方
向の赤外線通信が可能となる。しかも液晶ディスプレイ
のバックライトの光源から照射された赤外線通信の雑音
となる赤外線を防止することが出来るので、S/N比の
よい安定した赤外線通信を行なうことが出来る、という
効果が得られる。
方向の赤外線インタフェースとを一体化することが出来
ると共に、液晶ディスプレイのほぼ全面にわたって双方
向の赤外線通信が可能となる。しかも液晶ディスプレイ
のバックライトの光源から照射された赤外線通信の雑音
となる赤外線を防止することが出来るので、S/N比の
よい安定した赤外線通信を行なうことが出来る、という
効果が得られる。
【0016】また、各請求項においては、それぞれ下記
のごとき効果が得られる。請求項1においては、従来の
液晶ディスプレイのバックライト用ライトガイドを赤外
線通信に共用できるので、従来と厚さを変えることなく
実現できる、という効果がある。
のごとき効果が得られる。請求項1においては、従来の
液晶ディスプレイのバックライト用ライトガイドを赤外
線通信に共用できるので、従来と厚さを変えることなく
実現できる、という効果がある。
【0017】請求項2においては、液晶パネルの前面に
第2のライトガイドを設けるので、液晶パネルによる損
失がなく、赤外線通信をより一層良好に行なうことがで
きる、という効果がある。
第2のライトガイドを設けるので、液晶パネルによる損
失がなく、赤外線通信をより一層良好に行なうことがで
きる、という効果がある。
【0018】請求項3および請求項4においては、液晶
パネルにおける可視光の表示内容に拘らず赤外線通信を
良好に行なうことができる。また、赤外線通信中である
ことを表示することも出来るので、ユーザに赤外線通信
の状況を分かりやすく知らせることが出来る。
パネルにおける可視光の表示内容に拘らず赤外線通信を
良好に行なうことができる。また、赤外線通信中である
ことを表示することも出来るので、ユーザに赤外線通信
の状況を分かりやすく知らせることが出来る。
【0019】請求項5においては、赤外線通信を行なっ
ている場合には表示内容の固定またはフィルタの開放を
行なうことによって上記の効果が得られ、また、赤外線
通信を行なっていない場合には、液晶パネルの表示面の
全面を通常の可視光の表示に用いることが出来る。
ている場合には表示内容の固定またはフィルタの開放を
行なうことによって上記の効果が得られ、また、赤外線
通信を行なっていない場合には、液晶パネルの表示面の
全面を通常の可視光の表示に用いることが出来る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図面に基づいて
説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態による液
晶ディスプレイ(10)の構成を示す斜視図である。
説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態による液
晶ディスプレイ(10)の構成を示す斜視図である。
【0021】まず構成を説明すると、(100)は液晶
パネル、(200)は第1の散乱シート、(210)は
第2の散乱シートである。また、(300)はライトガ
イドであり、背面に散乱パターン(310)が設けられ
ている。(400)は反射シートである。これらの部分
は基本的には前記図5の従来例と同様であるが、この場
合には赤外線に対しても有効であることが必要である。
パネル、(200)は第1の散乱シート、(210)は
第2の散乱シートである。また、(300)はライトガ
イドであり、背面に散乱パターン(310)が設けられ
ている。(400)は反射シートである。これらの部分
は基本的には前記図5の従来例と同様であるが、この場
合には赤外線に対しても有効であることが必要である。
【0022】(500)は赤外線送光部と受光部を備え
た赤外線素子であり、ライトガイド(300)の端面に
設けられ、送受光の向きはライトガイド(300)の端
面からその内側に向けられている。(600)は赤外線
反射部材であり、ライトガイド(300)において赤外
線素子(500)が設けられた端面以外の端面に設けら
れている。この赤外線反射部材(600)としては、例
えば、誘電体を蒸着したホットミラーと呼ばれるものが
使用され、可視光はほぼ損失なく透過し、赤外線のみを
反射する。
た赤外線素子であり、ライトガイド(300)の端面に
設けられ、送受光の向きはライトガイド(300)の端
面からその内側に向けられている。(600)は赤外線
反射部材であり、ライトガイド(300)において赤外
線素子(500)が設けられた端面以外の端面に設けら
れている。この赤外線反射部材(600)としては、例
えば、誘電体を蒸着したホットミラーと呼ばれるものが
使用され、可視光はほぼ損失なく透過し、赤外線のみを
反射する。
【0023】(700)は、液晶のバックライトの光源
であり、冷陰極管(蛍光管)やLED等が用いられる。
液晶パネル(100)は、ドライブ回路(110)を介
してコンピュータやナビゲーション等の情報機器(90
0)に接続されている。また、赤外線素子(500)も
インタフェース回路(510)を介してコンピュータや
ナビゲーション等の情報機器(900)に接続されてい
る。
であり、冷陰極管(蛍光管)やLED等が用いられる。
液晶パネル(100)は、ドライブ回路(110)を介
してコンピュータやナビゲーション等の情報機器(90
0)に接続されている。また、赤外線素子(500)も
インタフェース回路(510)を介してコンピュータや
ナビゲーション等の情報機器(900)に接続されてい
る。
【0024】次に作用を説明する。可視光の動作につい
ては前記従来例と同様である。すなわち、光源(70
0)から出た光は赤外線反射部材(600)に当るが、
赤外線反射部材(600)は可視光をほぼ損失なく透過
させるので、可視光に関しては従来例と同様に動作す
る。
ては前記従来例と同様である。すなわち、光源(70
0)から出た光は赤外線反射部材(600)に当るが、
赤外線反射部材(600)は可視光をほぼ損失なく透過
させるので、可視光に関しては従来例と同様に動作す
る。
【0025】赤外線素子(500)から出力された赤外
線は、ライトガイド(300)内に端面から入射され、
ライトガイド(300)内を伝播する。このとき、上記
赤外線は或る程度の広がりを持っているので、上記赤外
線の一部はライトガイド(300)の裏面の散乱パター
ン(310)に照射される。
線は、ライトガイド(300)内に端面から入射され、
ライトガイド(300)内を伝播する。このとき、上記
赤外線は或る程度の広がりを持っているので、上記赤外
線の一部はライトガイド(300)の裏面の散乱パター
ン(310)に照射される。
【0026】散乱パターン(310)に照射された赤外
線は広範囲に散乱する。その一部はライトガイド(30
0)の裏面側にも散乱されるが、裏面側に設けられた第
2の散乱シート(210)および反射シート(400)
により散乱および反射され、再びライトガイド(30
0)内に入射される。また、赤外線素子(500)から
出力された赤外線の一部は、ライトガイド(300)内
を直進して反対側の端面に達するが、端面に設けられた
赤外線反射部材(600)により反射され、再びライト
ガイド(300)内に入射され、ライトガイド(30
0)の裏面の散乱パターン(310)に照射される。ま
た、赤外線素子(500)から出力された赤外線の一部
は、直接ライトガイド(300)の表面に達し、一部は
ライトガイド(300)内部に反射し、一部は第1の散
乱シート(200)側に屈折する。上記の総合作用によ
り、赤外線素子(500)から出力された赤外線は、ラ
イトガイド(300)の表面のほぼ全体から液晶パネル
(100)側に出カされる。赤外線は液晶パネル(10
0)を透過して、液晶ディスプレイ(10)の前面に放
射される。
線は広範囲に散乱する。その一部はライトガイド(30
0)の裏面側にも散乱されるが、裏面側に設けられた第
2の散乱シート(210)および反射シート(400)
により散乱および反射され、再びライトガイド(30
0)内に入射される。また、赤外線素子(500)から
出力された赤外線の一部は、ライトガイド(300)内
を直進して反対側の端面に達するが、端面に設けられた
赤外線反射部材(600)により反射され、再びライト
ガイド(300)内に入射され、ライトガイド(30
0)の裏面の散乱パターン(310)に照射される。ま
た、赤外線素子(500)から出力された赤外線の一部
は、直接ライトガイド(300)の表面に達し、一部は
ライトガイド(300)内部に反射し、一部は第1の散
乱シート(200)側に屈折する。上記の総合作用によ
り、赤外線素子(500)から出力された赤外線は、ラ
イトガイド(300)の表面のほぼ全体から液晶パネル
(100)側に出カされる。赤外線は液晶パネル(10
0)を透過して、液晶ディスプレイ(10)の前面に放
射される。
【0027】逆に液晶ディスプレイ(10)の前面から
入力した赤外線は、上記と逆方向のルートを辿り、ライ
トガイド(300)の赤外線素子(500)の設けられ
た側の端面から出力され、赤外線素子(500)の受光
部で受光される。
入力した赤外線は、上記と逆方向のルートを辿り、ライ
トガイド(300)の赤外線素子(500)の設けられ
た側の端面から出力され、赤外線素子(500)の受光
部で受光される。
【0028】一方、バックライトの光源(700)から
照射された通信の雑音となる赤外線は、赤外線反射部材
(600)によって反射されるので、ライトガイド(3
00)に入射されない。従ってバックライトの光源(7
00)から照射された通信の雑音となる赤外線は、液晶
ディスプレイ(10)の前面にも赤外線素子(500)
側にも照射されない。
照射された通信の雑音となる赤外線は、赤外線反射部材
(600)によって反射されるので、ライトガイド(3
00)に入射されない。従ってバックライトの光源(7
00)から照射された通信の雑音となる赤外線は、液晶
ディスプレイ(10)の前面にも赤外線素子(500)
側にも照射されない。
【0029】赤外線素子(500)はインタフェース回
路(510)を介して情報機器(900)に接続されて
おり、上記の総合作用により、情報機器(900)と携
帯用情報端末(PDA)やノート型パソコンのように赤
外線インタフェースを持つ機器との間で、雑音の少ない
赤外線通信が可能となる。
路(510)を介して情報機器(900)に接続されて
おり、上記の総合作用により、情報機器(900)と携
帯用情報端末(PDA)やノート型パソコンのように赤
外線インタフェースを持つ機器との間で、雑音の少ない
赤外線通信が可能となる。
【0030】図1の構成においては、従来の液晶ディス
プレイのバックライト用ライトガイド(300)を赤外
線通信に共用できるので、従来と厚さを変えることなく
実現できる。
プレイのバックライト用ライトガイド(300)を赤外
線通信に共用できるので、従来と厚さを変えることなく
実現できる。
【0031】図2は、本発明の第2の実施の形態による
液晶ディスプレイ(10)の構成を示す斜視図である。
この実施の形態は、前記図1の構成に加えて、赤外線通
信を行っている間だけ液晶ディスプレイ(10)の一部
を赤外線通信用に占有するように構成したものである。
液晶ディスプレイ(10)の構成を示す斜視図である。
この実施の形態は、前記図1の構成に加えて、赤外線通
信を行っている間だけ液晶ディスプレイ(10)の一部
を赤外線通信用に占有するように構成したものである。
【0032】液晶パネル(100)は微細なカラーフィ
ルタの集合体といってもよいので、表示色の変化により
赤外線の透過率が変化することが予想される。そこで、
液晶表示部の一部(120)を情報機器(900)から
の信号により赤外線が透過しやすい色(例えば赤)に
し、赤外線通信が進行している間はこの部分(120)
の表示を変化させないようにしたものである。また、上
記液晶表示部の一部(120)に赤外線通信が進行中で
あることを示す文字、図形等(グラフィックスなど)を
表示させるように構成してもよい。
ルタの集合体といってもよいので、表示色の変化により
赤外線の透過率が変化することが予想される。そこで、
液晶表示部の一部(120)を情報機器(900)から
の信号により赤外線が透過しやすい色(例えば赤)に
し、赤外線通信が進行している間はこの部分(120)
の表示を変化させないようにしたものである。また、上
記液晶表示部の一部(120)に赤外線通信が進行中で
あることを示す文字、図形等(グラフィックスなど)を
表示させるように構成してもよい。
【0033】また、上記の説明では、液晶表示部の一部
(120)を赤外線が透過しやすい色に制御する場合を
例示したが、液晶パネル(100)の一部領域のフィル
タを開放するように構成してもよい。すなわち液晶パネ
ルのカラーフィルタに電圧を印加しなければ、その部分
は開放されて透明になるので、赤外線の透過を妨げるよ
うな表示が行なわれることがない。なお、赤外線通信の
作用は前記図1の実施の形態と同様である。
(120)を赤外線が透過しやすい色に制御する場合を
例示したが、液晶パネル(100)の一部領域のフィル
タを開放するように構成してもよい。すなわち液晶パネ
ルのカラーフィルタに電圧を印加しなければ、その部分
は開放されて透明になるので、赤外線の透過を妨げるよ
うな表示が行なわれることがない。なお、赤外線通信の
作用は前記図1の実施の形態と同様である。
【0034】この構成にすることにより、液晶パネル
(100)の赤外線透過率が安定する為、前記図1の実
施の形態に比べて、赤外線通信がより一層安定になる。
また、赤外線通信が進行中であることを示す表示を用い
れば、ユーザは通信の状態を容易に把握することができ
る。
(100)の赤外線透過率が安定する為、前記図1の実
施の形態に比べて、赤外線通信がより一層安定になる。
また、赤外線通信が進行中であることを示す表示を用い
れば、ユーザは通信の状態を容易に把握することができ
る。
【0035】図3は、本発明の第3の実施の形態による
液晶ディスプレイ(10)の構成を示す斜視図である。
図3においては、液晶パネル(100)の前面に第2の
ライトガイド(350)を設け、その端面に赤外線素子
(500)を図1の実施の形態と同様に設置し、第2の
ライトガイド(350)と液晶パネル(100)との間
に、可視光を透過して赤外線のみを反射する赤外線反射
部材(610)を設けている。第2のライトガイド(3
50)の裏面には散乱パターン(320)が設けられて
いる。また、第2のライトガイド(350)の赤外線素
子(500)が設けられている端面以外の端面には赤外
線反射部材(620)が設けられている。この赤外線反
射部材(620)は赤外線を反射すればよく、可視光線
は透過してもしなくても構わない。なお、液晶パネル
(100)の裏面側の構造は前記図5の従来例と同様で
ある。
液晶ディスプレイ(10)の構成を示す斜視図である。
図3においては、液晶パネル(100)の前面に第2の
ライトガイド(350)を設け、その端面に赤外線素子
(500)を図1の実施の形態と同様に設置し、第2の
ライトガイド(350)と液晶パネル(100)との間
に、可視光を透過して赤外線のみを反射する赤外線反射
部材(610)を設けている。第2のライトガイド(3
50)の裏面には散乱パターン(320)が設けられて
いる。また、第2のライトガイド(350)の赤外線素
子(500)が設けられている端面以外の端面には赤外
線反射部材(620)が設けられている。この赤外線反
射部材(620)は赤外線を反射すればよく、可視光線
は透過してもしなくても構わない。なお、液晶パネル
(100)の裏面側の構造は前記図5の従来例と同様で
ある。
【0036】次に作用を説明する。赤外線反射部材(6
10)は可視光を透過するので、可視光の動作について
は従来例と同様であり、説明を省略する。
10)は可視光を透過するので、可視光の動作について
は従来例と同様であり、説明を省略する。
【0037】赤外線素子(500)から出力された赤外
線は、第2のライトガイド(350)内に端面から入射
され、第2のライトガイド(350)内を伝播する。こ
のとき、上記赤外線は或る程度の広がりを持っているの
で、上記赤外線の一部は第2のライトガイド(350)
の裏面の散乱パターン(320)に照射される。散乱パ
ターン(320)に照射された赤外線は広範囲に散乱さ
れる。その一部は第2のライトガイド(350)の裏面
側にも散乱されるが、裏面側に設けられた赤外線反射部
材(610)により反射され、再び第2のライトガイド
(350)内に入射される。また、赤外線素子(50
0)から出力された赤外線の一部は、第2のライトガイ
ド(350)内を直進し、反対側の端面に達するが、端
面に設けられた赤外線反射部材(620)により反射さ
れ、再び第2のライトガイド(350)内に入射され、
第2のライトガイド(350)裏面の散乱パターン(3
20)に照射される。また、赤外線素子(500)から
出力された赤外線の一部は、直接第2のライトガイド
(350)の表面に達し、一部は第2のライトガイド
(350)内部に反射し、一部は屈折して第2のライト
ガイド(350)表面から出カされる。上記の総合作用
により、赤外線素子(500)から出力された赤外線
は、第2のライトガイド(350)の表面のほぼ全体か
ら前面に放射される。
線は、第2のライトガイド(350)内に端面から入射
され、第2のライトガイド(350)内を伝播する。こ
のとき、上記赤外線は或る程度の広がりを持っているの
で、上記赤外線の一部は第2のライトガイド(350)
の裏面の散乱パターン(320)に照射される。散乱パ
ターン(320)に照射された赤外線は広範囲に散乱さ
れる。その一部は第2のライトガイド(350)の裏面
側にも散乱されるが、裏面側に設けられた赤外線反射部
材(610)により反射され、再び第2のライトガイド
(350)内に入射される。また、赤外線素子(50
0)から出力された赤外線の一部は、第2のライトガイ
ド(350)内を直進し、反対側の端面に達するが、端
面に設けられた赤外線反射部材(620)により反射さ
れ、再び第2のライトガイド(350)内に入射され、
第2のライトガイド(350)裏面の散乱パターン(3
20)に照射される。また、赤外線素子(500)から
出力された赤外線の一部は、直接第2のライトガイド
(350)の表面に達し、一部は第2のライトガイド
(350)内部に反射し、一部は屈折して第2のライト
ガイド(350)表面から出カされる。上記の総合作用
により、赤外線素子(500)から出力された赤外線
は、第2のライトガイド(350)の表面のほぼ全体か
ら前面に放射される。
【0038】逆に第2のライトガイド(350)の前面
から入力した赤外線は、上記と逆方向のルートを辿り、
第2のライトガイド(350)の赤外線素子(500)
の設けられた側の端面から出力され、赤外線素子(50
0)の受光部で受光される。
から入力した赤外線は、上記と逆方向のルートを辿り、
第2のライトガイド(350)の赤外線素子(500)
の設けられた側の端面から出力され、赤外線素子(50
0)の受光部で受光される。
【0039】一方、バックライトの光源(700)から
照射された通信の雑音となる赤外線は赤外線反射部材
(610)によって反射され、第2のライトガイド(3
50)には入射されない。従ってバックライトの光源
(700)から照射された通信の雑音となる赤外線は液
晶ディスプレイの前面にも赤外線素子(500)側にも
照射されない。
照射された通信の雑音となる赤外線は赤外線反射部材
(610)によって反射され、第2のライトガイド(3
50)には入射されない。従ってバックライトの光源
(700)から照射された通信の雑音となる赤外線は液
晶ディスプレイの前面にも赤外線素子(500)側にも
照射されない。
【0040】赤外線素子(500)はインタフェース回
路(510)を介して情報機器(900)に接続されて
おり、上記の総合作用により、情報機器(900)と携
帯情報端末やノート型パソコンのように赤外線インタフ
ェースを持つ機器との間で雑音の少ない赤外線通信が可
能となる。
路(510)を介して情報機器(900)に接続されて
おり、上記の総合作用により、情報機器(900)と携
帯情報端末やノート型パソコンのように赤外線インタフ
ェースを持つ機器との間で雑音の少ない赤外線通信が可
能となる。
【0041】また、図3の構成においては、通信を行な
う赤外線が液晶パネル(100)を透過しないので、液
晶パネル(100)における赤外線の損失が無く、良好
な赤外線通信を行なうことが出来る。
う赤外線が液晶パネル(100)を透過しないので、液
晶パネル(100)における赤外線の損失が無く、良好
な赤外線通信を行なうことが出来る。
【0042】また、図2に示した赤外線通信が進行中で
あることを示す表示を行なうように構成してもよい。
あることを示す表示を行なうように構成してもよい。
【図1】本発明の第1の実施の形態による液晶ディスプ
レイの構成を示す斜視図。
レイの構成を示す斜視図。
【図2】本発明の第2の実施の形態による液晶ディスプ
レイの構成を示す斜視図。
レイの構成を示す斜視図。
【図3】本発明の第3の実施の形態による液晶ディスプ
レイの構成を示す斜視図。
レイの構成を示す斜視図。
【図4】従来の液晶ディスプレイを持つ情報機器の一例
図であり、(a)はノート型パソコン、(b)は車載用
情報機器を示す模式図。
図であり、(a)はノート型パソコン、(b)は車載用
情報機器を示す模式図。
【図5】情報機器に用いられる液晶ディスプレイの構造
の一例を示す斜視図。
の一例を示す斜視図。
(10)…液晶ディスプレイ (50)…ノ
ート型パソコン (51)…キーボード (52)…液
晶ディスプレイ (53)…赤外線インタフェース (61)…液
晶ディスプレイ (62)…赤外線リモコン (63)…受
光部 (100)…カラー液晶パネル (110)…
液晶ドライブ回路 (120)…液晶表示部で赤外線が透過しやすい色にし
た部分 (200)…第1の散乱シート (210)…
第2の散乱シート (300)…ライトガイド (310)…
散乱パターン (320)…散乱パターン (350)…
第2のライトガイド (400)…反射シート (500)…
赤外線素子 (510)…インタフェース回路 (600)…
赤外線反射部材 (610)…赤外線反射部材 (620)…
赤外線反射部材 (700)…バックライト光源 (900)…
情報機器
ート型パソコン (51)…キーボード (52)…液
晶ディスプレイ (53)…赤外線インタフェース (61)…液
晶ディスプレイ (62)…赤外線リモコン (63)…受
光部 (100)…カラー液晶パネル (110)…
液晶ドライブ回路 (120)…液晶表示部で赤外線が透過しやすい色にし
た部分 (200)…第1の散乱シート (210)…
第2の散乱シート (300)…ライトガイド (310)…
散乱パターン (320)…散乱パターン (350)…
第2のライトガイド (400)…反射シート (500)…
赤外線素子 (510)…インタフェース回路 (600)…
赤外線反射部材 (610)…赤外線反射部材 (620)…
赤外線反射部材 (700)…バックライト光源 (900)…
情報機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/22 (72)発明者 坂田 雅男 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 古川 政光 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 増茂 雅夫 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 大竹 功晃 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 2H089 HA17 JA07 QA11 QA16 TA17 TA18 5G435 BB12 BB15 EE27 EE49 FF03 FF08 GG24 LL08 LL17 5K002 AA05 BA01 BA02 BA21 CA02 DA04 FA03 GA07
Claims (5)
- 【請求項1】少なくとも光源とライトガイドを有する液
晶用バックライトおよび液晶パネルを備えた液晶ディス
プレイと、情報機器に接続される赤外線インタフェース
と、を具備する赤外線通信装置において、 上記ライトガイドの上記光源の光が入射する端面に、可
視光を透過し赤外線を反射する赤外線反射部材を設け、
上記ライトガイドの上記赤外線反射部材を設けない一部
の端面に、赤外線インタフェース用の赤外線素子を上記
ライトガイドの内部に向けて設置し、上記赤外線素子を
用いて上記液晶パネル面を介して赤外線を入出力するこ
とにより、液晶ディスプレイと赤外線インタフェースを
一体化したことを特徴とする赤外線通信装置。 - 【請求項2】少なくとも光源とライトガイドを有する液
晶用バックライトおよび液晶パネルを備えた液晶ディス
プレイと、情報機器に接続される赤外線インタフェース
と、を具備する赤外線通信装置において、 上記液晶パネルの前面に第2のライトガイドを設け、上
記液晶パネルと上記第2のライトガイドとの間に、可視
光を透過し赤外線を反射する赤外線反射部材を設け、上
記第2のライトガイドの一部の端面に、赤外線インタフ
ェース用の赤外線素子を上記第2のライトガイドの内部
に向けて設置し、上記赤外線素子を用いて上記第2のラ
イトガイド面を介して赤外線を入出力することにより、
液晶ディスプレイと赤外線インタフェースを一体化した
ことを特徴とする赤外線通信装置。 - 【請求項3】上記液晶ディスプレイの表示面の一部を、
所定の表示内容に固定するように構成したことを特徴と
する請求項1または請求項2に記載の赤外線通信装置。 - 【請求項4】上記液晶パネルの表示面の一部のフィルタ
を開放するように構成したことを特徴とする請求項1ま
たは請求項2に記載の赤外線通信装置。 - 【請求項5】赤外線通信を行なっている場合にのみ上記
表示内容の固定またはフィルタの開放を行なうように構
成したことを特徴とする請求項3または請求項4に記載
の赤外線通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10315509A JP2000148317A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 赤外線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10315509A JP2000148317A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 赤外線通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000148317A true JP2000148317A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18066216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10315509A Pending JP2000148317A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 赤外線通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000148317A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6532085B2 (en) * | 1997-05-16 | 2003-03-11 | Nikon Corporation | Illumination device and image reading apparatus |
US6563619B1 (en) | 1998-10-08 | 2003-05-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Infrared data communication apparatus and method |
GB2420462A (en) * | 2004-11-19 | 2006-05-24 | Invensys Controls Uk Ltd | Visual display unit which receives infra-red light transmitted from a remote control device and guides the infra-red light to a detector |
JP2006292428A (ja) * | 2005-04-06 | 2006-10-26 | Casio Comput Co Ltd | 電子機器 |
WO2007037123A1 (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-05 | Kyocera Corporation | 送信装置、受信装置、通信方法及び光通信システム |
JP2009069327A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Sharp Corp | 映像表示装置 |
US7745793B2 (en) | 2006-06-28 | 2010-06-29 | Sony Corporation | Infrared signal receiver, liquid crystal display and optical element |
US8262995B2 (en) | 2001-12-22 | 2012-09-11 | Roche Diagnostics Operations, Inc. | System with a pluggable data transfer module which transfers data from an analytical system to a data processing unit |
WO2015176505A1 (zh) * | 2014-05-21 | 2015-11-26 | 京东方科技集团股份有限公司 | 阵列基板、显示装置、显示设备和阵列基板的制作方法 |
CN106782417A (zh) * | 2017-03-03 | 2017-05-31 | 京东方科技集团股份有限公司 | 显示面板、显示系统、显示装置及其驱动方法 |
CN110853574A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-02-28 | 广州视源电子科技股份有限公司 | Led显示电路和显示屏 |
-
1998
- 1998-11-06 JP JP10315509A patent/JP2000148317A/ja active Pending
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JP2006292428A (ja) * | 2005-04-06 | 2006-10-26 | Casio Comput Co Ltd | 電子機器 |
WO2007037123A1 (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-05 | Kyocera Corporation | 送信装置、受信装置、通信方法及び光通信システム |
JP2007096547A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Kyocera Corp | 送信装置、受信装置、通信方法及び光通信システム |
US7745793B2 (en) | 2006-06-28 | 2010-06-29 | Sony Corporation | Infrared signal receiver, liquid crystal display and optical element |
JP2009069327A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Sharp Corp | 映像表示装置 |
WO2015176505A1 (zh) * | 2014-05-21 | 2015-11-26 | 京东方科技集团股份有限公司 | 阵列基板、显示装置、显示设备和阵列基板的制作方法 |
CN106782417A (zh) * | 2017-03-03 | 2017-05-31 | 京东方科技集团股份有限公司 | 显示面板、显示系统、显示装置及其驱动方法 |
WO2018157580A1 (zh) * | 2017-03-03 | 2018-09-07 | 京东方科技集团股份有限公司 | 显示面板、显示系统、显示装置及其驱动方法 |
CN110853574A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-02-28 | 广州视源电子科技股份有限公司 | Led显示电路和显示屏 |
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