JP2000148290A - 情報処理システム - Google Patents
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- JP2000148290A JP2000148290A JP10315897A JP31589798A JP2000148290A JP 2000148290 A JP2000148290 A JP 2000148290A JP 10315897 A JP10315897 A JP 10315897A JP 31589798 A JP31589798 A JP 31589798A JP 2000148290 A JP2000148290 A JP 2000148290A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ウェアラブル・コンピュータの各デバイスの相
互接続の手段(ネットワーク配線)として、軽量で、身
体の動きを制限しない方法を提供することにある。 【解決手段】本発明は、入出力(I/O)装置(10
2、104等)とPC本体(107)が分離される形態
を持つウェアラブル・コンピュータにおける各デバイス
の相互接続用配線として、超極細導体を衣服に縫い込む
ことによりネットワークを形成(903、907等)
し、体の回りから従来の煩雑なケーブルをなくして自然
な体の動きを可能とし軽量で信頼性の高い通信を実現す
るものである。
互接続の手段(ネットワーク配線)として、軽量で、身
体の動きを制限しない方法を提供することにある。 【解決手段】本発明は、入出力(I/O)装置(10
2、104等)とPC本体(107)が分離される形態
を持つウェアラブル・コンピュータにおける各デバイス
の相互接続用配線として、超極細導体を衣服に縫い込む
ことによりネットワークを形成(903、907等)
し、体の回りから従来の煩雑なケーブルをなくして自然
な体の動きを可能とし軽量で信頼性の高い通信を実現す
るものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・ネ
ットワーク、特に極細の導線を服に縫い込んで形成され
るネットワーク用配線に関する。
ットワーク、特に極細の導線を服に縫い込んで形成され
るネットワーク用配線に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のコンピュータを取り巻く環境の中
で、「ウェアラブル」(Wearable)という語が
注目されている。この「ウェアラブル」とは、原語が示
す通り「着られる」とか「着用できる」といった意味で
ある。すなわち、コンピュータ及び周辺装置を体に「身
に付ける」訳である。
で、「ウェアラブル」(Wearable)という語が
注目されている。この「ウェアラブル」とは、原語が示
す通り「着られる」とか「着用できる」といった意味で
ある。すなわち、コンピュータ及び周辺装置を体に「身
に付ける」訳である。
【0003】この「ウェアラブル」という発想自体はそ
れ程新しいものではないが、近年の技術革新により、や
っとコンピュータ及び周辺I/O(入出力)装置を身に
付けられる程の小型・軽量化が可能となったことによ
り、「ウェアラブル・コンピュータ」が将来のビジョン
から現実のものとなりつつあり、急速に注目されてきた
背景がある。
れ程新しいものではないが、近年の技術革新により、や
っとコンピュータ及び周辺I/O(入出力)装置を身に
付けられる程の小型・軽量化が可能となったことによ
り、「ウェアラブル・コンピュータ」が将来のビジョン
から現実のものとなりつつあり、急速に注目されてきた
背景がある。
【0004】また、実際に「ウェアラブル・コンピュー
タ」のプロトタイプ(試作品)や製品が作られると、従
来気づかれていなかった新たな問題点も発生してきてい
る。そのような問題点の1つが「ウェアラブル・コンピ
ュータ」の各デバイスを接続するためのケーブリング、
すなわち、ネットワーク配線である。しかし、このウェ
アラブル・コンピュータにおけるケーブリング又はネッ
トワーク配線の改善に着目したものは少ない。
タ」のプロトタイプ(試作品)や製品が作られると、従
来気づかれていなかった新たな問題点も発生してきてい
る。そのような問題点の1つが「ウェアラブル・コンピ
ュータ」の各デバイスを接続するためのケーブリング、
すなわち、ネットワーク配線である。しかし、このウェ
アラブル・コンピュータにおけるケーブリング又はネッ
トワーク配線の改善に着目したものは少ない。
【0005】この「ウェアラブル・コンピュータ」に使
用するネットワーク配線として、現在の代表的なものに
以下の2つがある。第1は、身体を導体として使用し、
人体に微弱電流を流すことによりネットワークを形成す
る方法であり、第2は、従来通りのケーブルにより各デ
バイスを接続する方法である。
用するネットワーク配線として、現在の代表的なものに
以下の2つがある。第1は、身体を導体として使用し、
人体に微弱電流を流すことによりネットワークを形成す
る方法であり、第2は、従来通りのケーブルにより各デ
バイスを接続する方法である。
【0006】第1の方法の実例として、インターナショ
ナル・ビジネス・マシンーズ社が試作機を発表している
PAN(Personal Area Networ
k)がある。この試作機は、米国インターナショナル・
ビジネス・マシンーズ社のアルマデン・リサーチ・セン
ター所属のトーマス・ツィマーマンによって開発された
ものである。このPANの場合には、人体に微弱電流
(1ナノ・アンペア程度)を流すことによりデータ通信
を実現している。第1の微弱な電磁波を使用する方法で
は、自由な動きは可能だが、微弱な電波がゆえ外来のノ
イズに影響されやすい。逆に強力な電波を用いると、隣
の人と混信したり誤動作する事も考えられる。また、軍
事目的等ではその人の場所を敵に特定させる要因にもな
る。
ナル・ビジネス・マシンーズ社が試作機を発表している
PAN(Personal Area Networ
k)がある。この試作機は、米国インターナショナル・
ビジネス・マシンーズ社のアルマデン・リサーチ・セン
ター所属のトーマス・ツィマーマンによって開発された
ものである。このPANの場合には、人体に微弱電流
(1ナノ・アンペア程度)を流すことによりデータ通信
を実現している。第1の微弱な電磁波を使用する方法で
は、自由な動きは可能だが、微弱な電波がゆえ外来のノ
イズに影響されやすい。逆に強力な電波を用いると、隣
の人と混信したり誤動作する事も考えられる。また、軍
事目的等ではその人の場所を敵に特定させる要因にもな
る。
【0007】第2の方法の実例として、平成10年9月
に日本アイ・ビー・エム社から発表されたウェアラブル
PCの試作機がある。この試作機の場合には、各デバイ
ス間の配線として従来からの直径2〜3mm程度のケー
ブルを使用している。また、各社から発表されているウ
ェアラブル・コンピュータ関連製品もほとんどのものが
デバイス間の接続用として従来からのケーブルを使用し
ている。
に日本アイ・ビー・エム社から発表されたウェアラブル
PCの試作機がある。この試作機の場合には、各デバイ
ス間の配線として従来からの直径2〜3mm程度のケー
ブルを使用している。また、各社から発表されているウ
ェアラブル・コンピュータ関連製品もほとんどのものが
デバイス間の接続用として従来からのケーブルを使用し
ている。
【0008】第2のケーブル接続の場合は、体の動き妨
げないために衣服にケーブルをクリップし特定の接続を
可能とするものもあるが、ウェアラブル・コンピュータ
ではPC本体(コントローラ)と各デバイスがそれぞれ
通信する必要があるためPC本体(コントローラ)から
それぞれのデバイスへスター型等でケーブルを繋ぐので
は配線が煩雑になり、また、従来からの直径数ミリのケ
ーブルを使用しており、かつ、ケーブルの全長が長いの
で、総重量も重い。
げないために衣服にケーブルをクリップし特定の接続を
可能とするものもあるが、ウェアラブル・コンピュータ
ではPC本体(コントローラ)と各デバイスがそれぞれ
通信する必要があるためPC本体(コントローラ)から
それぞれのデバイスへスター型等でケーブルを繋ぐので
は配線が煩雑になり、また、従来からの直径数ミリのケ
ーブルを使用しており、かつ、ケーブルの全長が長いの
で、総重量も重い。
【0009】尚、フジイプロセス有限会社等の特許出願
平成1−54877には、シャツ、ズボン等の衣料の表
面に導電部材を固着することにより配線パターンを形成
する技術が開示されている。この技術は、衣服の表面又
は内部に配線パターンを形成するという意味では本発明
と共通している。しかし、フジイプロセス(有)等の技
術は、本発明のように電線を衣服に縫い込むという技術
的思想は開示されておらず、他の従来例と同様に上述の
問題点を有している。
平成1−54877には、シャツ、ズボン等の衣料の表
面に導電部材を固着することにより配線パターンを形成
する技術が開示されている。この技術は、衣服の表面又
は内部に配線パターンを形成するという意味では本発明
と共通している。しかし、フジイプロセス(有)等の技
術は、本発明のように電線を衣服に縫い込むという技術
的思想は開示されておらず、他の従来例と同様に上述の
問題点を有している。
【0010】その他の方法として、赤外(IR)等の光
を用いて通信する方法も考えられるが、光を利用した場
合には、通信時に送信器と受信器が見通せなければなら
ず、実際上は「ウェアラブル・コンピュータ」用のネッ
トワークとしては使用には適さない。
を用いて通信する方法も考えられるが、光を利用した場
合には、通信時に送信器と受信器が見通せなければなら
ず、実際上は「ウェアラブル・コンピュータ」用のネッ
トワークとしては使用には適さない。
【0011】例えば、今年の9月に出願人である日本ア
イ・ビー・エム(株)により発表されたウェアラブルP
Cの場合、ノートPCの機能を詰め込んだ本体(コント
ローラ)の重量がバッテリを含めて、299gであるの
に対し、システム全体で使用するケーブルの総重量は約
80gと実に本体の重量の1/4以上の重さがある。こ
れに対してこのウェアラブルPCと同程度の機能のノー
トPCでは本体の重量が約2〜3kg程度あり、この場
合は、80gのケーブルの重量は問題とはならない。
イ・ビー・エム(株)により発表されたウェアラブルP
Cの場合、ノートPCの機能を詰め込んだ本体(コント
ローラ)の重量がバッテリを含めて、299gであるの
に対し、システム全体で使用するケーブルの総重量は約
80gと実に本体の重量の1/4以上の重さがある。こ
れに対してこのウェアラブルPCと同程度の機能のノー
トPCでは本体の重量が約2〜3kg程度あり、この場
合は、80gのケーブルの重量は問題とはならない。
【0012】上述の例のように、ケーブルを従来通りの
ものをウェアラブルPCに使用した場合には、CPU等
を含むコントローラや各種デバイスが著しく軽量化され
るため、ケーブルの重量が問題となってくる。また、従
来の直径数ミリ程度のケーブルでは、ある程度の可撓性
はあるものの、何本ものケーブルを這いまわすのでは、
やはり身体の運動の自由はある程度制限され「ウェアラ
ブル」とは言い難い。
ものをウェアラブルPCに使用した場合には、CPU等
を含むコントローラや各種デバイスが著しく軽量化され
るため、ケーブルの重量が問題となってくる。また、従
来の直径数ミリ程度のケーブルでは、ある程度の可撓性
はあるものの、何本ものケーブルを這いまわすのでは、
やはり身体の運動の自由はある程度制限され「ウェアラ
ブル」とは言い難い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ウェアラブル・コンピュータの各デバイスの相互接
続の手段(ネットワーク配線)として、軽量で、身体の
動きを制限しない方法を提供することにある。
は、ウェアラブル・コンピュータの各デバイスの相互接
続の手段(ネットワーク配線)として、軽量で、身体の
動きを制限しない方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、入出力(I/
O)装置とPC本体が分離される形態を持つウェアラブ
ル・コンピュータにおける各デバイスの相互接続用配線
として、超極細導体を衣服に縫い込むことによりネット
ワークを形成し、体の回りから従来の煩雑なケーブルを
なくして自然な体の動きを可能とし軽量で信頼性の高い
通信を実現するものである。
O)装置とPC本体が分離される形態を持つウェアラブ
ル・コンピュータにおける各デバイスの相互接続用配線
として、超極細導体を衣服に縫い込むことによりネット
ワークを形成し、体の回りから従来の煩雑なケーブルを
なくして自然な体の動きを可能とし軽量で信頼性の高い
通信を実現するものである。
【0015】本発明の構成は、具体的には、例えば、頭
に付けたカメラから延びる短いケーブルの先にある接続
用クリップでシャツの後襟を挟む。表示装置内蔵メガネ
は前襟に、手にはめた動作センス・グローブは袖に、P
C本体はズボンの腰の部分にクリップで装着する。靴に
付いたセンサーはズボンの裾をクリップで挟む。シャツ
とズボンを腰のあたりでクリップ接続すると、自由に体
を動かす事ができるウェアラブル・コンピュータが出来
上がる。
に付けたカメラから延びる短いケーブルの先にある接続
用クリップでシャツの後襟を挟む。表示装置内蔵メガネ
は前襟に、手にはめた動作センス・グローブは袖に、P
C本体はズボンの腰の部分にクリップで装着する。靴に
付いたセンサーはズボンの裾をクリップで挟む。シャツ
とズボンを腰のあたりでクリップ接続すると、自由に体
を動かす事ができるウェアラブル・コンピュータが出来
上がる。
【0016】このように衣服の生地や縫い糸に極細導体
を入れネットワーク・ケーブルとして利用することで、
電波等を使わずにまた体の自由な動きを妨げることなく
体の各部分(足首、腰、頭、肩、手首)等に装着された
デバイス間の接続ができ、かつ軽量である。
を入れネットワーク・ケーブルとして利用することで、
電波等を使わずにまた体の自由な動きを妨げることなく
体の各部分(足首、腰、頭、肩、手首)等に装着された
デバイス間の接続ができ、かつ軽量である。
【0017】極細導体を用いるため通常の衣料と着心地
は変わらず洗濯もできるし、衣服の末端部には必ず縫い
目があるため、何処にでも接続用クリップを挟むことが
できる。
は変わらず洗濯もできるし、衣服の末端部には必ず縫い
目があるため、何処にでも接続用クリップを挟むことが
できる。
【0018】これに準拠した縫製をなされた衣服なら
ば、どんなシャツやズボンでもアパレル・ネットワーク
を簡単に形成でき、ウェアラブル・コンピュータを装着
するうえで着るものを選ばない。
ば、どんなシャツやズボンでもアパレル・ネットワーク
を簡単に形成でき、ウェアラブル・コンピュータを装着
するうえで着るものを選ばない。
【0019】
【0020】図1には、従来例として従来のケーブルを
使用したウェアラブル・コンピュータを身に付けた人が
図示されている。デバイス107は、このウェアラブル
・コンピュータを制御するコントローラ・デバイスであ
り、一般的にはプロセッサ等を含み、現在のノートPC
の機能を有している。従って、このコントローラ107
からは、他の各デバイス101〜106へケーブル11
0を用いて接続され、係るケーブルはかなり煩雑であ
り、また、人体の動きが阻害されウェアラブルとは言い
難いものであった。
使用したウェアラブル・コンピュータを身に付けた人が
図示されている。デバイス107は、このウェアラブル
・コンピュータを制御するコントローラ・デバイスであ
り、一般的にはプロセッサ等を含み、現在のノートPC
の機能を有している。従って、このコントローラ107
からは、他の各デバイス101〜106へケーブル11
0を用いて接続され、係るケーブルはかなり煩雑であ
り、また、人体の動きが阻害されウェアラブルとは言い
難いものであった。
【0021】デバイス101は、いわゆるHMD(頭部
装着型ディスプレイ/Head Mounteddisplay)であり、
例えば、透過型の液晶ディスプレイに必要な画像が映し
出され、かつ、同時に透かして目の前のものも見える仕
組みになっている。このようなHMDは、既に米国の企
業により製品化され航空機の組み立て・整備の現場にお
いて実際に使用されている。デバイス102には、RF
(無線)の通信機であっても良いし、また、GPS用の
受信機である場合もある。
装着型ディスプレイ/Head Mounteddisplay)であり、
例えば、透過型の液晶ディスプレイに必要な画像が映し
出され、かつ、同時に透かして目の前のものも見える仕
組みになっている。このようなHMDは、既に米国の企
業により製品化され航空機の組み立て・整備の現場にお
いて実際に使用されている。デバイス102には、RF
(無線)の通信機であっても良いし、また、GPS用の
受信機である場合もある。
【0022】デバイス103は、例えば携帯電話やPH
S等の無線通信機である。デバイス104は、表示機能
付きの時計(ディスプレイ・ウォッチ)や音声や文字等
の入力装置である。デバイス105は、ハードディスク
装置(HDD)やフラッシュ・メモリ等の記憶装置であ
り、デバイス106は、各種センサー装置である。各種
デバイス101〜106は、相互に専用のケーブル11
0〜114で接続されている。
S等の無線通信機である。デバイス104は、表示機能
付きの時計(ディスプレイ・ウォッチ)や音声や文字等
の入力装置である。デバイス105は、ハードディスク
装置(HDD)やフラッシュ・メモリ等の記憶装置であ
り、デバイス106は、各種センサー装置である。各種
デバイス101〜106は、相互に専用のケーブル11
0〜114で接続されている。
【0023】図1に示されたように従来のウェアラブル
・コンピュータにおいては、多くのケーブルが使用され
その合計重量もかなりの重さ(数キロ程度)であり、ま
た、身体の自由な動きを拘束するものであった。
・コンピュータにおいては、多くのケーブルが使用され
その合計重量もかなりの重さ(数キロ程度)であり、ま
た、身体の自由な動きを拘束するものであった。
【0024】図2は、現在一般的に市販されている衣服
の縫い目を破線で示した図である。シャツ(上着)21
0とズボン220が例示してあるが、これは図2のよう
な男性用の衣服に限られず、女性用のシャツとスカー
ト、あるいは、他の組み合わせであっても良い。
の縫い目を破線で示した図である。シャツ(上着)21
0とズボン220が例示してあるが、これは図2のよう
な男性用の衣服に限られず、女性用のシャツとスカー
ト、あるいは、他の組み合わせであっても良い。
【0025】平面の布を組み合わせて立体的な衣服を作
るために、衣服は通常何枚かの布を糸で縫いあわせて作
られる。
るために、衣服は通常何枚かの布を糸で縫いあわせて作
られる。
【0026】シャツ(上着)210の縫い目を良く見る
と体のウエスト部下端211から体の前面212、側面
213を通りそれぞれ襟回り214と肩回りへ、襟回と
肩回は肩215でつながれて、肩回りは脇の下216を
通って袖回り217につながっている。
と体のウエスト部下端211から体の前面212、側面
213を通りそれぞれ襟回り214と肩回りへ、襟回と
肩回は肩215でつながれて、肩回りは脇の下216を
通って袖回り217につながっている。
【0027】また、ズボンを見るとウエストから腹の前
後221、両側を通って裾222までつながっている。
後221、両側を通って裾222までつながっている。
【0028】従って、シャツの場合もズボンの場合も、
各衣服のほぼ全体に縫い目が行き渡っており、体に取り
付けられるウェアラブル・コンピュータで使用するネッ
トワーク用配線として適していることが分かる。
各衣服のほぼ全体に縫い目が行き渡っており、体に取り
付けられるウェアラブル・コンピュータで使用するネッ
トワーク用配線として適していることが分かる。
【0029】図3は、図2に示された縫い目(破線)を
横から見た断面図である。通常のミシンで縫う場合は、
上糸と下糸が絡み合いながら図3のように生地が縫われ
る。すなわち、上糸301(斜線)は、常に布303の
中央より上を通り、下糸302(垂直線)は、常に布3
03の中央より下を通る。従って、上糸301が布30
3の下表面に行くこともなければ、下糸302が布30
3の上表面に出ることもない。
横から見た断面図である。通常のミシンで縫う場合は、
上糸と下糸が絡み合いながら図3のように生地が縫われ
る。すなわち、上糸301(斜線)は、常に布303の
中央より上を通り、下糸302(垂直線)は、常に布3
03の中央より下を通る。従って、上糸301が布30
3の下表面に行くこともなければ、下糸302が布30
3の上表面に出ることもない。
【0030】このように縫うことができる程、細くかつ
しなやかな導電性糸としては、例えば、神戸製鋼株式会
社のサイファーが販売されている。このサイファー(F
e−C−Si−Mn系)の導線の直径は、15μm〜1
00μmで、引っ張り、曲げなどにも強い極細鉄線であ
り、表面に絶縁体でコーティングしたり、金や銀等の導
電体でメッキしたりすることも可能であり、本発明に使
用する導線糸として適している。
しなやかな導電性糸としては、例えば、神戸製鋼株式会
社のサイファーが販売されている。このサイファー(F
e−C−Si−Mn系)の導線の直径は、15μm〜1
00μmで、引っ張り、曲げなどにも強い極細鉄線であ
り、表面に絶縁体でコーティングしたり、金や銀等の導
電体でメッキしたりすることも可能であり、本発明に使
用する導線糸として適している。
【0031】図2及び図3より、絶縁コート(被覆)さ
れた導電性の糸(導線)等を使ってうまく縫製すれば、
シャツとズボンでそれぞれ1対(又は1本)の信号線で
体の主要部分を電気的に接続することが可能であること
が分かる。ウエスト部分でシャツとズボンを接続できれ
ば、体の表面積の大分部分にある体の主要部を結ぶネッ
トワークが出来上がる。また、シャツとズボンを接続し
ない場合でも、少なくとも上半身と下半身で別々のネッ
トワークを形成することができ、現在のウェアラブル・
コンピュータの利用態様においては、特に上半身におけ
るネットワークが重要である(図1参照)。
れた導電性の糸(導線)等を使ってうまく縫製すれば、
シャツとズボンでそれぞれ1対(又は1本)の信号線で
体の主要部分を電気的に接続することが可能であること
が分かる。ウエスト部分でシャツとズボンを接続できれ
ば、体の表面積の大分部分にある体の主要部を結ぶネッ
トワークが出来上がる。また、シャツとズボンを接続し
ない場合でも、少なくとも上半身と下半身で別々のネッ
トワークを形成することができ、現在のウェアラブル・
コンピュータの利用態様においては、特に上半身におけ
るネットワークが重要である(図1参照)。
【0032】図4及び図5には、衣服に極細の導線によ
りネットワーク形成する場合の、生地と導線の位置関係
が布上に図示されている。図4は、1本の線(例えば、
内部に2本の相互に絶縁された導線を持つ)又は上糸と
下糸によりネットワークを形成する場合であり(シング
ル・ステッチ)、図5は、生地表面の平行な上糸(又は
下糸)2本の線によりネットワーク形成する場合(ダブ
ル・ステッチ)である。図4において、表側の導線40
1は破線で示されており、裏側の導線は図示されていな
い。
りネットワーク形成する場合の、生地と導線の位置関係
が布上に図示されている。図4は、1本の線(例えば、
内部に2本の相互に絶縁された導線を持つ)又は上糸と
下糸によりネットワークを形成する場合であり(シング
ル・ステッチ)、図5は、生地表面の平行な上糸(又は
下糸)2本の線によりネットワーク形成する場合(ダブ
ル・ステッチ)である。図4において、表側の導線40
1は破線で示されており、裏側の導線は図示されていな
い。
【0033】1本の線(内部2本)の場合、又は、上糸
と下糸で2本の場合のいずれの場合にも、導線は布40
0の端から一定の距離411のところに縫い付けられ
る。また、接続方法は複雑になるが、縫い糸に複数の超
極細導体を撚り込み複数の信号を送ることもできる。更
に、それらをツイスト・ペアにして信頼性を上げること
もできる。縫い目だけでなく、重量が増すが生地自体に
超極細導体を織り込み、生地自体を伝送路にする事もで
きる。ここで、本発明が適用される生地(布)は、天然
の素材でも良いし、又は人工的な素材であっても良い。
と下糸で2本の場合のいずれの場合にも、導線は布40
0の端から一定の距離411のところに縫い付けられ
る。また、接続方法は複雑になるが、縫い糸に複数の超
極細導体を撚り込み複数の信号を送ることもできる。更
に、それらをツイスト・ペアにして信頼性を上げること
もできる。縫い目だけでなく、重量が増すが生地自体に
超極細導体を織り込み、生地自体を伝送路にする事もで
きる。ここで、本発明が適用される生地(布)は、天然
の素材でも良いし、又は人工的な素材であっても良い。
【0034】図5において、平行な2本の導線501、
502は、破線で示されている。平行な2本の導線50
1、502は、相互に一定の距離をおいて布500に縫
い付けられる。また、各導線501、502は、夫々布
500の一端から一定の距離511、512をおいたと
ころに一定の距離513を隔てて縫い付けられる。
502は、破線で示されている。平行な2本の導線50
1、502は、相互に一定の距離をおいて布500に縫
い付けられる。また、各導線501、502は、夫々布
500の一端から一定の距離511、512をおいたと
ころに一定の距離513を隔てて縫い付けられる。
【0035】このように、図4及び図5に示されたよう
に導線の位置を指定することにより、後述するように接
続用クリップを使用したデバイスの導線への接続が容易
かつ確実になる。1本の糸を途中で切ること無く衣服を
縫い上げる事が難しい場合は、上下の糸それぞれを結ん
で接続しても良い。図5のようにダブル・ステッチを用
いて2つの縫い目を1対の信号線として利用したネット
ワークを作る事も出来る。また、別系統の縫い目を途中
で接続する場合は、接続用の導電性生地を一緒に縫い込
むことにより縫い目全体を電気的に接続できる。
に導線の位置を指定することにより、後述するように接
続用クリップを使用したデバイスの導線への接続が容易
かつ確実になる。1本の糸を途中で切ること無く衣服を
縫い上げる事が難しい場合は、上下の糸それぞれを結ん
で接続しても良い。図5のようにダブル・ステッチを用
いて2つの縫い目を1対の信号線として利用したネット
ワークを作る事も出来る。また、別系統の縫い目を途中
で接続する場合は、接続用の導電性生地を一緒に縫い込
むことにより縫い目全体を電気的に接続できる。
【0036】この生地は、極細導体を縦糸、横糸に用い
ており共縫いすることでネットワークを接続できる。複
数の縫い目を付けることで確実な接続が可能となる。絶
縁コーティングされている場合はこの部分に少しの剥離
剤を塗布し絶縁コーティングを部分的に剥がすること
で、交点において電気的に接続することも可能である。
衣服の末端部の縫い目の外側と内側をすべての部分で揃
えると、クリップで挟むだけで極性を気にせず確実な接
続が出来るようにもなる。
ており共縫いすることでネットワークを接続できる。複
数の縫い目を付けることで確実な接続が可能となる。絶
縁コーティングされている場合はこの部分に少しの剥離
剤を塗布し絶縁コーティングを部分的に剥がすること
で、交点において電気的に接続することも可能である。
衣服の末端部の縫い目の外側と内側をすべての部分で揃
えると、クリップで挟むだけで極性を気にせず確実な接
続が出来るようにもなる。
【0037】ネットワーク上の何処にでも簡単にデバイ
スを取り付けるためには、縫い糸に対し生地をある程度
厚くする、又は、もともと生地が厚い部分、例えば襟等
を利用すると便利である。
スを取り付けるためには、縫い糸に対し生地をある程度
厚くする、又は、もともと生地が厚い部分、例えば襟等
を利用すると便利である。
【0038】図6には本発明を適用してネットワークへ
の各デバイスの接続用クリップ部が示されている。導線
201は、図4又は図5で説明した導線401、501
及び502のいずれでも良いが簡単のために1本の線2
01で示されている。以下の説明では、1本の導線で5
01及び502のような2本の平行な導線も含むものと
する。
の各デバイスの接続用クリップ部が示されている。導線
201は、図4又は図5で説明した導線401、501
及び502のいずれでも良いが簡単のために1本の線2
01で示されている。以下の説明では、1本の導線で5
01及び502のような2本の平行な導線も含むものと
する。
【0039】クリップ701によって各デバイスは布に
縫い付けられた導線201に電気的(又は光学的)に接
続される。クリップ701は、ケーブル602により各
デバイスに接続されることによって各デバイス間のネッ
トワークが形成される。このケーブル602もできる限
り細く軽い方が好ましい。クリップ701は、実際に導
線201に確実に接続されたか否かを確認するための接
続確認用LED等の表示手段を含む方が望ましい。すな
わち、クリップ701によってケーブル602に接続さ
れているデバイスが確実に導線201に接続されいる場
合には、表示手段(インジケータ)601が点灯、点滅
等することになる。一方、表示手段601が正常に点灯
等しない場合は、導線201とクリップ701の接続に
問題があることを意味し、ユーザへ再接続を促す。
縫い付けられた導線201に電気的(又は光学的)に接
続される。クリップ701は、ケーブル602により各
デバイスに接続されることによって各デバイス間のネッ
トワークが形成される。このケーブル602もできる限
り細く軽い方が好ましい。クリップ701は、実際に導
線201に確実に接続されたか否かを確認するための接
続確認用LED等の表示手段を含む方が望ましい。すな
わち、クリップ701によってケーブル602に接続さ
れているデバイスが確実に導線201に接続されいる場
合には、表示手段(インジケータ)601が点灯、点滅
等することになる。一方、表示手段601が正常に点灯
等しない場合は、導線201とクリップ701の接続に
問題があることを意味し、ユーザへ再接続を促す。
【0040】図7には、図6で示した接続用クリップ7
01と布303及び導線の301、302の関係が断面
図を用いて示されている。クリップ701の内部には、
針のような突起を持つ導電性ゴム702が両面に接続さ
れている。このような導電性シートは、例えば信越ポリ
マー株式会社からGB−Matrixという商品名で販
売されている。生地の表面には上糸301、裏面には下
糸302が常に現れるため、デバイスを取り付けたい部
分の生地を上下から接続用クリップ701で挟み込むこ
とによりデバイスをネットワークへ接続できる。
01と布303及び導線の301、302の関係が断面
図を用いて示されている。クリップ701の内部には、
針のような突起を持つ導電性ゴム702が両面に接続さ
れている。このような導電性シートは、例えば信越ポリ
マー株式会社からGB−Matrixという商品名で販
売されている。生地の表面には上糸301、裏面には下
糸302が常に現れるため、デバイスを取り付けたい部
分の生地を上下から接続用クリップ701で挟み込むこ
とによりデバイスをネットワークへ接続できる。
【0041】図8には、図7に示したクリップ701と
導線の接続状態が拡大して示されている。接続用クリッ
プ701の片側が導線801、802に食い込んでい
る。導線は2重構造になっていて、導線の表面は絶縁性
コーティング802で被覆されていて、その内部に導線
(導電部)801が内蔵されている。クリップ701に
取り付けられた導電性のゴムにはいくつもの針が出てお
り702、その針が導線の表面の絶縁コーティング80
2を突き破り、導線801に達することにより、クリッ
プ701はネットワークに接続される。また、絶縁被覆
のない導線の場合は、針が直接導線に接続する。すなわ
ち、針の部分702の高さが、導線の絶縁コーティング
部の厚さ802より大きく、また、導線全体の直径81
3より小さいく、それぞれの針の間隔も導線801の直
径より狭いことが望ましい。
導線の接続状態が拡大して示されている。接続用クリッ
プ701の片側が導線801、802に食い込んでい
る。導線は2重構造になっていて、導線の表面は絶縁性
コーティング802で被覆されていて、その内部に導線
(導電部)801が内蔵されている。クリップ701に
取り付けられた導電性のゴムにはいくつもの針が出てお
り702、その針が導線の表面の絶縁コーティング80
2を突き破り、導線801に達することにより、クリッ
プ701はネットワークに接続される。また、絶縁被覆
のない導線の場合は、針が直接導線に接続する。すなわ
ち、針の部分702の高さが、導線の絶縁コーティング
部の厚さ802より大きく、また、導線全体の直径81
3より小さいく、それぞれの針の間隔も導線801の直
径より狭いことが望ましい。
【0042】図9に図1の従来技術に本発明を適用した
場合が示してある。身に付けているデバイスは図1と図
9では、まったく同じであるにも拘わらず、図1はケー
ブルが煩雑で身体の自由な動きを拘束しているのに対
し、図9では、ケーブル類は、デバイスに近い部分のみ
で大部分は外部から見えず、身体の自由な動きを損なわ
ないことが一見して理解できる。また、従来のケーブル
が消えたことで、重量的にもかなり軽減されている。
場合が示してある。身に付けているデバイスは図1と図
9では、まったく同じであるにも拘わらず、図1はケー
ブルが煩雑で身体の自由な動きを拘束しているのに対
し、図9では、ケーブル類は、デバイスに近い部分のみ
で大部分は外部から見えず、身体の自由な動きを損なわ
ないことが一見して理解できる。また、従来のケーブル
が消えたことで、重量的にもかなり軽減されている。
【0043】例えば、ケーブル全体で10m使用されて
いると仮定すると、従来の一般的なケーブルでは約30
0gに対して本発明の場合は1g以下ですむ。また、従
来のケーブルの直径は数ミリ程度であるのに対し、本発
明で使用する導線は、約100μmであるので、従来の
ケーブルは導線の数十倍太いことになる。また、ケーブ
ルの太さが太ければそれだけ曲げに対する柔軟性もなく
身体の自由な動きを拘束しする。縫うことにより生地を
挟んで上糸と下糸が絡み合うため直接引っ張られる力が
緩和され、かつ張力には強いので切れる事はない。ま
た、表面が絶縁性の被膜で覆われているので洗ってもか
まわない。
いると仮定すると、従来の一般的なケーブルでは約30
0gに対して本発明の場合は1g以下ですむ。また、従
来のケーブルの直径は数ミリ程度であるのに対し、本発
明で使用する導線は、約100μmであるので、従来の
ケーブルは導線の数十倍太いことになる。また、ケーブ
ルの太さが太ければそれだけ曲げに対する柔軟性もなく
身体の自由な動きを拘束しする。縫うことにより生地を
挟んで上糸と下糸が絡み合うため直接引っ張られる力が
緩和され、かつ張力には強いので切れる事はない。ま
た、表面が絶縁性の被膜で覆われているので洗ってもか
まわない。
【0044】図10には、本発明を適用した場合のネッ
トワークとしての側面から配線を表示している。各デバ
イス101〜107は、各デバイスから延びた接続用ク
リップ902、904、911、912、914、91
5によってネットワーク配線1001に接続される。図
10の場合には、プロトコルとしてUSB、イーサネッ
ト、IEEE1394等の1対多又は多対多の通信が可
能なプロトコルが適している。但し、配線の特性がこれ
らのプロトコルに準拠しない場合もあるので、各プロト
コルの物理レイヤー等に変更が必要な場合もある。
トワークとしての側面から配線を表示している。各デバ
イス101〜107は、各デバイスから延びた接続用ク
リップ902、904、911、912、914、91
5によってネットワーク配線1001に接続される。図
10の場合には、プロトコルとしてUSB、イーサネッ
ト、IEEE1394等の1対多又は多対多の通信が可
能なプロトコルが適している。但し、配線の特性がこれ
らのプロトコルに準拠しない場合もあるので、各プロト
コルの物理レイヤー等に変更が必要な場合もある。
【0045】また、デバイスを2個しか使用しない場合
は、一般的なプロトコルではなく、デバイス固有のイン
タフェースでも良い。例えば、2個のデバイスのうち一
方がアナログ・オーディオ信号を送信し、他方がこのア
ナログ・オーディオ信号を受信する場合には、このアナ
ログ・オーディオ信号をそのままネットワーク配線へ送
出することも可能である。
は、一般的なプロトコルではなく、デバイス固有のイン
タフェースでも良い。例えば、2個のデバイスのうち一
方がアナログ・オーディオ信号を送信し、他方がこのア
ナログ・オーディオ信号を受信する場合には、このアナ
ログ・オーディオ信号をそのままネットワーク配線へ送
出することも可能である。
【0046】2本の導線を使用した場合には、1本を信
号線とし他方をグラウンド線とすることもできるし、ま
た、2本をプラスとマイナスの差動型(ディファレンシ
ャル型)にすることも可能である。ネットワークの接続
形態は縫い方、糸に混ぜるフィラメントの数等でバス
型、スター型、リング等どの方式にも対応できる。
号線とし他方をグラウンド線とすることもできるし、ま
た、2本をプラスとマイナスの差動型(ディファレンシ
ャル型)にすることも可能である。ネットワークの接続
形態は縫い方、糸に混ぜるフィラメントの数等でバス
型、スター型、リング等どの方式にも対応できる。
【0047】図11には、本発明を実現するのに適した
典型的なコントローラ・デバイスのハードウェア構成を
サブシステム毎に模式的に示している。
典型的なコントローラ・デバイスのハードウェア構成を
サブシステム毎に模式的に示している。
【0048】コントローラ・デバイスは、全体の頭脳で
あるCPU210、プロセッサ直結バスであるFSB2
11とPCIバス235とを接続するメモリ/PCI制
御チップ220と呼ばれるブリッジ回路(ホスト−PC
Iブリッジ)、メイン・メモリ215、ビデオ・サブシ
ステム225、カードバス・コントローラ230、PC
Iバス235とI/Oバス270を接続するブリッジ回
路(PCI−I/Oブリッジ)240、IDEハードデ
ィスク・ドライブ(HDD)246、USBポート23
8、ROM290、Super I/Oコントローラ2
80を含む。また、オプションとしてオーディオ・サブ
システム250やモデム・サブシステム260等を含ん
でも良い。
あるCPU210、プロセッサ直結バスであるFSB2
11とPCIバス235とを接続するメモリ/PCI制
御チップ220と呼ばれるブリッジ回路(ホスト−PC
Iブリッジ)、メイン・メモリ215、ビデオ・サブシ
ステム225、カードバス・コントローラ230、PC
Iバス235とI/Oバス270を接続するブリッジ回
路(PCI−I/Oブリッジ)240、IDEハードデ
ィスク・ドライブ(HDD)246、USBポート23
8、ROM290、Super I/Oコントローラ2
80を含む。また、オプションとしてオーディオ・サブ
システム250やモデム・サブシステム260等を含ん
でも良い。
【0049】上述のUSBは、電源投入のまま新しい周
辺機器(USBデバイス)を抜き差しする機能(ホット
・プラギング機能)や、新たに接続された周辺機器を自
動認識しシステム・コンフィギュレーションを再設定す
る機能(プラグ・アンド・プレイ機能)をサポートして
いる。1つのUSBポートに対して、最大63個のUS
Bデバイスをデイジー・チェーン接続することができ
る。USBデバイスの例は、キーボード、マウス、ジョ
イスティック、スキャナ、プリンタ、モデム、ディスプ
レイ・モニタ、タブレットなど様々である。 USBポ
ートの替わりに、イーサネット・ポートやIEEE13
94ポート等のネットワーク通信用のポートを含んでい
ても良い。
辺機器(USBデバイス)を抜き差しする機能(ホット
・プラギング機能)や、新たに接続された周辺機器を自
動認識しシステム・コンフィギュレーションを再設定す
る機能(プラグ・アンド・プレイ機能)をサポートして
いる。1つのUSBポートに対して、最大63個のUS
Bデバイスをデイジー・チェーン接続することができ
る。USBデバイスの例は、キーボード、マウス、ジョ
イスティック、スキャナ、プリンタ、モデム、ディスプ
レイ・モニタ、タブレットなど様々である。 USBポ
ートの替わりに、イーサネット・ポートやIEEE13
94ポート等のネットワーク通信用のポートを含んでい
ても良い。
【0050】尚、コントローラ・デバイスを構成するた
めには、図11に示した以外にも多くの電気回路等が必
要である場合もあるし、また、逆に図11に示された全
てのサブシステムがコントローラ・デバイス内に必要な
訳でもない。但し、これらは当業者には周知であり、ま
た、本発明の要旨を構成するものではないので、本明細
書中では省略している。また、図面の錯綜を回避するた
め、図中の各ハードウェア・ブロック間の接続も一部し
か図示していない点を了承されたい。
めには、図11に示した以外にも多くの電気回路等が必
要である場合もあるし、また、逆に図11に示された全
てのサブシステムがコントローラ・デバイス内に必要な
訳でもない。但し、これらは当業者には周知であり、ま
た、本発明の要旨を構成するものではないので、本明細
書中では省略している。また、図面の錯綜を回避するた
め、図中の各ハードウェア・ブロック間の接続も一部し
か図示していない点を了承されたい。
【0051】
【発明の効果】上述のような本発明の構成をとることに
より、衣服の生地や縫い糸に極細導体を入れネットワー
ク・ケーブルとして利用することで、電波等を使わずに
また体の自由な動きを妨げることなく体の各部分(足
首、腰、頭、肩、手首)等に装着されたデバイス間の接
続ができ、かつ軽量である。
より、衣服の生地や縫い糸に極細導体を入れネットワー
ク・ケーブルとして利用することで、電波等を使わずに
また体の自由な動きを妨げることなく体の各部分(足
首、腰、頭、肩、手首)等に装着されたデバイス間の接
続ができ、かつ軽量である。
【0052】極細導体を用いるため通常の衣料と着心地
は変わらず洗濯もできるし、衣服の末端部には必ず縫い
目があるため、何処にでも接続用クリップを挟むことが
できる。
は変わらず洗濯もできるし、衣服の末端部には必ず縫い
目があるため、何処にでも接続用クリップを挟むことが
できる。
【0053】これに準拠した縫製をなされた衣服なら
ば、どんなシャツやズボンでもアパレル・ネットワーク
を簡単に形成でき、ウェアラブル・コンピュータを装着
するうえで着るものを選ばない。
ば、どんなシャツやズボンでもアパレル・ネットワーク
を簡単に形成でき、ウェアラブル・コンピュータを装着
するうえで着るものを選ばない。
【0054】以下まとめとして他の実施例を記載する。
【0055】(1)オペレータが身に付けるための着衣
部と、前記着衣部に縫い込まれた導線部と、を有する
服。
部と、前記着衣部に縫い込まれた導線部と、を有する
服。
【0056】(2)オペレータが身に付けるための着衣
部と、前記着衣部に縫い込まれた導線部と、前記オペレ
ータにより操作される機器と前記導線部とを接続するた
めの接続部と、を有する服。
部と、前記着衣部に縫い込まれた導線部と、前記オペレ
ータにより操作される機器と前記導線部とを接続するた
めの接続部と、を有する服。
【0057】(3)前記導線部が、鉄系の導線を含む
(1)又は(2)に記載の服。
(1)又は(2)に記載の服。
【0058】(4)前記導線部が、絶縁皮膜を含む
(1)又は(2)に記載の服。
(1)又は(2)に記載の服。
【0059】(5)前記導線部が、内部に2つの相互に
絶縁された2本の導線を含む(1)又は(2)に記載の
服。
絶縁された2本の導線を含む(1)又は(2)に記載の
服。
【0060】(6)前記導線部が、光ファイバーを含む
(1)又は(2)に記載の服。
(1)又は(2)に記載の服。
【0061】(7)前記導線部は、2本の導線を含み、
前記2本の導線が、前記着衣部を構成する生地の端から
所定の距離の位置に平行に生地の表裏に縫い込まれてい
る(1)又は(2)に記載の服。
前記2本の導線が、前記着衣部を構成する生地の端から
所定の距離の位置に平行に生地の表裏に縫い込まれてい
る(1)又は(2)に記載の服。
【0062】(8)前記導線部は、2本の導線を含み、
前記2本の導線の各々が、前記着衣部を構成する生地の
端から第1及び第2の距離に平行に縫い込まれている
(1)又は(2)に記載の服。
前記2本の導線の各々が、前記着衣部を構成する生地の
端から第1及び第2の距離に平行に縫い込まれている
(1)又は(2)に記載の服。
【0063】(9)オペレータが身に付けるための着衣
部と、前記着衣部に縫い込まれた導線部と、前記オペレ
ータにより操作され且つ前記導線部につながれた入出力
操作部と、前記入出力操作部に前記導線部を介してつな
がれた信号処理部と、を有する情報処理システム。
部と、前記着衣部に縫い込まれた導線部と、前記オペレ
ータにより操作され且つ前記導線部につながれた入出力
操作部と、前記入出力操作部に前記導線部を介してつな
がれた信号処理部と、を有する情報処理システム。
【図1】 従来のウェアラブル・コンピュータを身に付
けた場合の全体図である。
けた場合の全体図である。
【図2】 一般的に市販されている衣服(シャツとズボ
ン)の縫い目を示した図である。
ン)の縫い目を示した図である。
【図3】 図2に示された縫い目201を横から見た断
面図である。
面図である。
【図4】 本発明を適用し衣服に極細の導線によりネッ
トワーク形成する場合の、生地と導線の位置関係示した
図である(第1の実施例)。
トワーク形成する場合の、生地と導線の位置関係示した
図である(第1の実施例)。
【図5】 本発明を適用し衣服に極細の導線によりネッ
トワーク形成する場合の、生地と導線の位置関係示した
図である(第2の実施例)。
トワーク形成する場合の、生地と導線の位置関係示した
図である(第2の実施例)。
【図6】 本発明を適用してネットワークへの各デバイ
スの接続用クリップ部が示されている。
スの接続用クリップ部が示されている。
【図7】 図6で示したクリップ701と布303及び
導線の301、302の関係が断面図を用いて示されて
いる。
導線の301、302の関係が断面図を用いて示されて
いる。
【図8】 図7に示したクリップ701と導線の接続状
態が拡大して示されている。
態が拡大して示されている。
【図9】 本発明を適用したウェアラブル・コンピュー
タを身に付けた場合の全体図である。
タを身に付けた場合の全体図である。
【図10】 本発明を適用したネットワークの全体図で
ある。
ある。
【図11】 本発明を適用したコントローラ・デバイス
のブロック図である。
のブロック図である。
101 HMD 107 コントローラ・デバイス 110 ケーブル 201 縫い目 210 CPU 215 メイン・メモリ 220 メモリ/PCI制御チップ 225 ビデオ・サブシステム 230 カードバス・コントローラ 231 カードバス・スロット 235 PCIバス 238 USBコネクタ 240 ブリッジ回路 246 HDD 250 オーディオ・サブシステム 260 モデム・サブシステム 270 I/Oバス 280 スーパーI/Oチップ 281 I/Oポート 290 BIOS ROM 301 上糸 302 下糸 303 生地(布) 601 インジケータ 701 クリップ 1001 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上條 昇 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内 Fターム(参考) 3B011 AA02 AB01
Claims (9)
- 【請求項1】オペレータが身に付けるための着衣部と、 前記着衣部に縫い込まれた導線部と、 を有する服。
- 【請求項2】オペレータが身に付けるための着衣部と、 前記着衣部に縫い込まれた導線部と、 前記オペレータにより操作される機器と前記導線部とを
接続するための接続部と、 を有する服。 - 【請求項3】前記導線部が、鉄系の導線を含む請求項1
又は2に記載の服。 - 【請求項4】前記導線部が、絶縁皮膜を含む請求項1又
は2に記載の服。 - 【請求項5】前記導線部が、内部に2つの相互に絶縁さ
れた2本の導線を含む請求項1又は2に記載の服。 - 【請求項6】前記導線部が、光ファイバーを含む請求項
1又は2に記載の服。 - 【請求項7】前記導線部は、2本の導線を含み、 前記2本の導線が、前記着衣部を構成する生地の端から
所定の距離の位置に平行に生地の表裏に縫い込まれてい
る請求項1又は2に記載の服。 - 【請求項8】前記導線部は、2本の導線を含み、 前記2本の導線の各々が、前記着衣部を構成する生地の
端から第1及び第2の距離に平行に縫い込まれている請
求項1又は2に記載の服。 - 【請求項9】オペレータが身に付けるための着衣部と、 前記着衣部に縫い込まれた導線部と、 前記オペレータにより操作され且つ前記導線部につなが
れた入出力操作部と、 前記入出力操作部に前記導線部を介してつながれた信号
処理部と、 を有する情報処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10315897A JP2000148290A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10315897A JP2000148290A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 情報処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000148290A true JP2000148290A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18070931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10315897A Pending JP2000148290A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 情報処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000148290A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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