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JP2000146720A - 電動パワーステアリング装置のポテンショメータ - Google Patents

電動パワーステアリング装置のポテンショメータ

Info

Publication number
JP2000146720A
JP2000146720A JP10318843A JP31884398A JP2000146720A JP 2000146720 A JP2000146720 A JP 2000146720A JP 10318843 A JP10318843 A JP 10318843A JP 31884398 A JP31884398 A JP 31884398A JP 2000146720 A JP2000146720 A JP 2000146720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
potentiometer
electric power
power steering
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10318843A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Ogiso
好典 小木曽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP10318843A priority Critical patent/JP2000146720A/ja
Publication of JP2000146720A publication Critical patent/JP2000146720A/ja
Priority to US09/847,457 priority patent/US6666293B2/en
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/08Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to driver input torque
    • B62D6/10Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to driver input torque characterised by means for sensing or determining torque
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L3/00Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
    • G01L3/04Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft
    • G01L3/10Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating
    • G01L3/101Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving magnetic or electromagnetic means
    • G01L3/104Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving magnetic or electromagnetic means involving permanent magnets
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/22Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers
    • G01L5/221Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers to steering wheels, e.g. for power assisted steering

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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力信号が断続したりノイズが発生すること
がない長寿命の電動パワーステアリング装置のポテンシ
ョメータを提供する。 【解決手段】 ステアリングホイールの操舵トルクをト
ーションバーにより検出し、この検出量に連動したポテ
ンショメータ30からの出力電圧に応じてアシストモー
タのトルクを付加する電動パワーステアリング装置にお
いて、ポテンショメータ30を、磁気感応素子53と、
この磁気感応素子53を中心に回動可能に設けられ該磁
気感応素子53を挟んで対向する磁極面40aを有する
磁石40とを備え、トーションバーの変位角度に応じて
磁石40を回動させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリングホイ
ールを操作したとき、操舵トルクにアシストトルクを付
加して操作性を良くする電動パワーステアリング装置に
おいて、アシストトルクを制御するため操舵トルクに対
応した電圧を出力する電動パワーステアリング装置のポ
テンショメータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動パワーステアリング装置にお
いては、ステアリングホイールの操舵トルクをトーショ
ンバーにより検出し、この検出量に連動してポテンショ
メータを作動させている。
【0003】このポテンショメータは、抵抗器の表面に
ブラシを摺動させて、ブラシの移動量に応じて抵抗を変
化させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のポテンショメー
タは、ブラシが抵抗器の表面を摺動するので、相互の摩
擦により抵抗器ブラシ或いはブラシの表面が摩耗して、
表面が荒れることが考えられる。その場合、ブラシが移
動するとき又は車両の振動によりブラシの浮きが発生し
て出力信号が断続したり、出力信号にノイズが発生して
誤作動するという問題も考えられる。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、出力信号が断続したりノイズが発生
することがない長寿命の電動パワーステアリング装置の
ポテンショメータを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明が採った手段は、実施例で使用する符号を付し
て説明すると、請求項1の発明は、ステアリングホイー
ル1の操舵トルクをトーションバー21により検出し、
この検出量に連動したポテンショメータ30からの出力
電圧に応じてアシストモータ10のトルクを付加する電
動パワーステアリング装置において、ポテンショメータ
30を、磁気感応素子53と、この磁気感応素子53を
中心に回動可能に設けられ該磁気感応素子53を挟んで
対向する磁極面40aを有する磁石40とを備え、トー
ションバー21の変位角度に応じて磁石40を回動させ
るようにしたところに特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、ステアリングホイール
1の操舵トルクをトーションバー21により検出し、こ
の検出量に連動したポテンショメータ30からの出力電
圧に応じてアシストモータ10のトルクを付加する電動
パワーステアリング装置において、ポテンショメータ3
0を、機体2に固定され中心部に嵌合孔部33を有する
ハウジング31と、この嵌合孔部33に回転可能に嵌合
されトーションバー21の検出量に連動して回動される
マグネットケース34と、このマグネットケース34の
中心部に取着され対向する磁極面40aを有する磁石4
0と、ハウジング31の嵌合孔部33に対して同心状に
取着された素子ケース50と、この素子ケース50の中
心部に取着され磁石40の両磁極面40aの中央部に位
置する磁気感応素子53とから構成したところに特徴を
有する。
【0008】請求項3の発明は、磁石40は、中央部に
配置された永久磁石41と、この永久磁石41の両側に
位置し一端が該永久磁石41に接し、他端が互いに対向
する磁性体からなる一対のヨーク42とから構成されて
いるところに特徴を有する。
【0009】請求項4の発明は、磁石40は、マグネッ
トケース34に一体に埋め込まれているところに特徴を
有する。
【0010】請求項5の発明は、磁石40は、少なくと
も磁極面40aを露出した状態で前記マグネットケース
に一体に埋め込まれているところに特徴を有する。
【0011】請求項6の発明は、磁気感応素子53を取
付けた素子ケース50は、ハウジング31に対する取付
け位置を円周方向に調節可能に構成されているところに
特徴を有する。
【0012】請求項7の発明は、磁気感応素子53は、
出力を増幅する増幅記55及び出力調節器56が設けら
れているところに特徴を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
き図面を参照して説明する。まず、電動式パワーステア
リングシステムに関して図9及び図10を参照して説明
する。
【0014】ステアリングホイール1を操作すると、そ
の操舵トルクはギヤーケース2の入力軸3に伝達され、
後述するトーションバー21を介して出力軸4に伝達さ
れ、出力軸4の下端のピニオンを経てラック5を駆動す
る。このラック5は操舵リンク6を介して車輪7の方向
を変える。
【0015】このトーションバー21は操舵トルクに応
じてねじれ角(トルクの検出量)が生じる。このねじれ
角に応じて後述するポテンショメータ30が回動されて
電圧を出力する。この出力電圧は電気制御装置(以下E
CUと云う)8に入力される。そして、ECU8からの
信号に基づいてアシストモータ10が駆動される。
【0016】このアシストトルクはギヤーケース11の
入力軸12に伝達され、出力軸13の下端のピニオンを
介してラック5を駆動する。このラック5は、ステアリ
ングホイール1の出力軸4とともに、アシストモータ1
0の出力軸13により駆動されるので、操作性が著しく
改善される。
【0017】つぎに、トーションバー方式の操舵トルク
検出装置20について図11をも参照して説明する。入
力軸3及び出力軸4は、それぞれギヤーケース2に回転
可能に取付けられている。トーションバー21は上端部
がピン22により入力軸3に一体化され、下端が出力軸
4の孔部4aに一体的に圧入されている。従って、入力
軸3に入力されたトルクは、トーションバー21を介し
て出力軸4に伝達される。
【0018】一方、入力軸3の外側にはスリーブ23が
嵌合されている。このスリーブ23には軸方向に平行な
長溝24と、傾斜溝25が形成されている。そして、長
溝24には出力軸4に固定されたピン26が挿入され、
傾斜溝25には入力軸3に固定されたピン27が挿入さ
れている。即ち、スリーブ23は出力軸4に対して軸方
向には移動するが、円周方向には回転しない。
【0019】ここで操舵トルクが入力軸3から出力軸4
へ伝達されるとき、トーションバー21にねじり角が発
生して、入力軸3と出力軸4との間に円周方向のずれが
発生する。従って、入力軸3に固定されたピン27は傾
斜溝25内を移動して、スリーブ23が寸法Hだけ上昇
する。操舵トルク検出装置20は、この寸法Hを検出量
として取り出すもので、スリーブ23の外周面には段部
28が形成されている。
【0020】つぎに、ポテンショメータ30について説
明する。
【0021】図1〜図5において、ハウジング31は筒
状をなしており、脚部32が機体としてのギヤーケース
2に固定されている。このハウジング31には中心部に
嵌合孔部33が形成されており、ここにマグネットケー
ス34が回転可能に嵌合されている。
【0022】このマグネットケース34は、嵌合孔部3
3を挟んで一方に磁石40を取付け、他方に回転プレー
ト35を取付けている(図4参照)。この回転プレート
35は起立片36が図示しないばねにより常時スリーブ
23の段部28に圧接されており、トーションバー21
にねじり角が発生すると起立片36を介してマグネット
ケース34が回動される。
【0023】磁石40は、図3に示すように、中央部に
配置された永久磁石41と、この永久磁石41の両側に
位置する一対の磁性体からなるヨーク42とから構成さ
れている。このヨーク42はL字形をなしており、一端
が永久磁石41に接し、他端が互いに対向するN,Sの
磁極面40aを構成している。
【0024】この磁石40は、マグネットケース34の
中心に位置するように凹部34aに嵌め込まれている。
【0025】尚、磁石40の取付けに関しては、上記構
成に限らず、二点鎖線で示すように磁極面40aを露出
させた状態で全体をマグネットケース34に埋め込むこ
とが好ましい。
【0026】素子ケース50は、基部ケース51と調節
ケース52とから構成されている。基部ケース51はハ
ウジング31の内周部31aに嵌合するとともに回り止
め部51aが回り止め部31bに挿入されて回転不能に
取付けられている。調節ケース52は、中心部に形成し
た筒部52aを基部ケース51の中心孔51bに挿入し
ている。
【0027】この筒部52aは、磁石40の対向する磁
極面40aの中心に挿入され、内部に磁気感応素子53
が挿入されている(図5参照)。筒部52aと磁石40
の磁極面40aとの間には若干の隙間が存在する。
【0028】この調節ケース52は端部のフランジ部5
2bが基部ケース51に当接しており、円周方向に長孔
状に形成した調整孔53により、基部ケース51即ちマ
グネットケース34に対する取付角度が微調整できる。
この微調整により、磁極面40aと磁気感応素子53の
方向性を修正して(図8(a)参照)、中立位置におい
ては磁気感応素子53の出力電圧を0に調節している。
【0029】尚、磁気感応素子53は、N,Sの両磁極
面40aの形成する磁場の中心に磁束と直交して配置さ
れるもので、上下の位置は磁極面40aからはみ出すこ
とはない。
【0030】この磁気感応素子53は、図6に示すよう
に電源電圧54に接続されており、その回転角度θに応
じて図7に示すような電圧を出力する。即ち、 出力電圧=感度係数X磁束密度XCosθ この出力電圧は、増幅器55で増幅されてECU8に入
力される。
【0031】ところで、永久磁石41は着磁が難しく磁
場の強さを一定に管理することが難しい。そこで、上記
実施例においては、磁場の強さにばらつきがあっても出
力電圧が一定に管理するための出力調節器56を設けて
いる。
【0032】つぎに上記構成の作用について説明する。
ステアリングホイール1が中立位置においては、図8
(a)に示すように、磁石40の磁束の方向Aと磁気感
応素子53の方向Bとは直交しており(θ=0)、出力
電圧は0である。
【0033】ステアリングホイール1を右方向に操作す
ると、その操舵トルクはギヤーケース2の入力軸3から
トーションバー21を介して出力軸4に伝達され、操舵
リンク6を介して車輪7の方向を変える。
【0034】このトーションバー21には操舵トルクに
応じてねじれ角(トルクの検出量)が生じて、スリーブ
23を移動させる。この移動により段部28に接してい
る起立片36が回転プレート35を回動させる。これに
より、マグネットケース34が回動され、これに取着し
た磁石40が図8(b)に示すねじれ角{+θ}だけ回
動されるので、磁気感応素子53と交差する磁束の角度
が変化して図7に示す出力電圧E1を発生する。
【0035】この出力電圧は、増幅器55で増幅されて
ECU8に入力される。そして、アシストモータ10を
駆動して右方向のアシストトルクを付加するので、操作
性が著しく改善される。
【0036】ステアリングホイール1を左方向に操作す
ると、前述の手順を経て磁石40が図8(c)に示すよ
うにねじれ角{−θ}だけ回動されるので、磁気感応素
子53と交差する磁束の角度が変化して図7に示す出力
電圧E2を発生する。これによりアシストモータ10を
駆動して左方向のアシストトルクを付加する。
【0037】尚、磁気感応素子53が出力する電圧は、
正弦波をなしているが、磁石40の回転範囲は図7に示
す範囲であり、この範囲では直線状を呈しているので、
出力電圧は磁石40の回転角度と比例していると考えら
れる。
【0038】上記第1の実施例においては、次の効果を
奏するものである。 (1)磁石40と磁気感応素子53とを非接触状態に構
成したので、長期間使用しても出力信号の断続、或いは
ノイズが発生することがない長寿命のポテンシャルメー
タを得ることができる。 (2)磁石40を永久磁石41と、一対のヨーク42と
から構成したので、磁束が磁極面40a全体にわたり均
等に配置されるので、磁気感応素子53の回転中心が磁
極面40a間の中心からずれることがあっても出力電圧
がばらつくことがない。
【0039】磁石40を永久磁石で一体に形成したとき
は、前述のように着磁の難しさから磁束の分布にばらつ
きが発生して、磁気感応素子53が磁極面40a間の中
心からずれることがあっても出力電圧がばらつき、アシ
ストトルクが変動する虞がある。 (3)磁石40をマグネットケース34に一体に埋め込
んだので、磁石40が移動することがなく、また取付け
が簡単になる。 (4)磁石40は、磁極面40aを露出させているの
で、N,Sの磁極面40a間の距離を小さく設定でき、
磁石40を小形化できる。 (5)磁気感応素子53を調節ケース52の筒部52a
を挿入し、この調節ケース52に調整孔53を形成し
て、マグネットケース34に対して円周方向に調整可能
に構成したので、中立位置における磁気感応素子53の
出力電圧を正確に0に設定できる。 (6)磁気感応素子53の出力側に増幅器55及び出力
調節器56を設けているので、磁石40による磁場の強
さにばらつきがあっても出力電圧を一定に管理できる。
【0040】図12は本発明の第2の実施例を示すもの
で、第1の実施例との相異は、調節ケース52の筒部5
2a内に2個の磁気感応素子53が挿入されている点に
ある。
【0041】この第2の実施例においては、2個の磁気
感応素子53の出力電圧の平均値により操舵トルクを検
出すれば、組立のばらつきによる誤差を吸収することが
できる。
【0042】また、2個の磁気感応素子53をECU8
により監視することにより、一方の磁気感応素子53が
故障した場合でもシステムの暴走を阻止することができ
る。
【0043】さらに、2個の磁気感応素子53を対称の
位置に配置すれば、同一の故障モードが同時に発生して
も故障が検出できるという効果を奏するものである。
【0044】
【発明の効果】請求項1,2の発明は、ステアリングホ
イールの操舵トルクをトーションバーにより検出し、こ
の検出量に連動したポテンショメータからの出力電圧に
応じてアシストモータのトルクを付加する電動パワース
テアリング装置において、前記ポテンショメータを、磁
気感応素子と、この磁気感応素子を中心に回動可能に設
けられ該磁気感応素子を挟んで対向する磁極面を有する
磁石とを備え、前記トーションバーの変位角度に応じて
前記磁石を回動させるようにしたので、摩耗部分が発生
せず、従って、長寿命で、出力信号が断続したりノイズ
が発生することがないという優れた効果を奏するもので
ある。
【0045】請求項3の発明は、前記磁石は、中央部に
配置された永久磁石と、この永久磁石の両側に位置し一
端が該永久磁石に接し、他端が互いに対向する磁性体か
らなる一対のヨークとから構成されているので、磁束分
布が均等に配分され、磁気感応素子の位置ずれがあって
も出力電圧のばらつきを減少させることができるという
効果を奏するものである。
【0046】請求項4の発明は、前記磁石は、前記マグ
ネットケースに一体に埋め込まれているので、取付けが
極めて簡単にできるという効果を奏するものである。
【0047】請求項5の発明は、前記磁石は、少なくと
も磁極面を露出した状態で前記マグネットケースに一体
に埋め込まれているので、磁気感応素子を挿入したとき
の磁極面の間隔を短くすることができ、磁石を小形化で
きるという効果を奏するものである。
【0048】請求項6の発明は、前記磁気感応素子を取
付けた素子ケースは、前記ハウジングに対する取付け位
置を円周方向に調節可能に構成されているので、中立位
置における磁気感応素子の出力を正確に0に設定できる
という効果を奏するものである。
【0049】請求項7の発明は、前記磁気感応素子は、
出力を増幅する増幅記及び出力調節器が設けられている
ので、磁石にばらつきがあっても修正することができる
という効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ポテンショメータの拡大縦断面である。
【図2】 ポテンショメータの分解斜視図である。
【図3】 磁石の斜視図である。
【図4】 ポテンショメータの背面図である。
【図5】 図1においてv−v線から見た図である。
【図6】 磁気感応素子の接続図である。
【図7】 磁気感応素子の回転角度と出力電圧の関係図
である。
【図8】 磁気感応素子の作用状態における関係図であ
る。
【図9】 電動パワーステアリング装置のシステムを説
明する図である。
【図10】 操舵トルク検出装置の断面図である。
【図11】 操舵トルク検出装置のスリーブの正面図で
ある。
【図12】 他の実施例において図1におけるv−v線
から見た図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 10 アシストモータ 21 トーションバー 30 ポテンショメータ 31 ハウジング 33 嵌合孔部 34 マグネットケース 40 磁石 40a磁極面 41 永久磁石 42 ヨーク 50 素子ケース 53 磁気感応素子 55 増幅記 56 出力調節器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F051 AA01 AB05 AC01 BA03 2F063 AA01 AA35 BA08 BD15 CA08 CA29 CA34 DA01 DA04 DB07 DC08 GA00 ZA04 2F077 AA21 AA42 AA46 CC02 JJ00 UU01 VV01 VV33 3D033 CA28

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールの操舵トルクをト
    ーションバーにより検出し、この検出量に連動したポテ
    ンショメータからの出力電圧に応じてアシストモータの
    トルクを付加する電動パワーステアリング装置におい
    て、 前記ポテンショメータを、磁気感応素子と、この磁気感
    応素子を中心に回動可能に設けられ該磁気感応素子を挟
    んで対向する磁極面を有する磁石とを備え、前記トーシ
    ョンバーの変位角度に応じて前記磁石を回動させるよう
    にしたことを特徴とする電動パワーステアリング装置の
    ポテンショメータ。
  2. 【請求項2】 ステアリングホイールの操舵トルクをト
    ーションバーにより検出し、この検出量に連動したポテ
    ンショメータからの出力電圧に応じてアシストモータの
    トルクを付加する電動パワーステアリング装置におい
    て、 前記ポテンショメータを、 機体に固定され中心部に嵌合孔部を有するハウジング
    と、 この嵌合孔部に回転可能に嵌合され前記トーションバー
    の検出量に連動して回動されるマグネットケースと、 このマグネットケースの中心部に取着され対向する磁極
    面を有する磁石と、 前記ハウジングの嵌合孔部に対して同心状に取着された
    素子ケースと、 この素子ケースの中心部に取着され前記磁石の両磁極面
    の中央部に位置する磁気感応素子とから構成したことを
    特徴とする電動パワーステアリング装置のポテンショメ
    ータ。
  3. 【請求項3】 前記磁石は、中央部に配置された永久磁
    石と、この永久磁石の両側に位置し一端が該永久磁石に
    接し、他端が互いに対向する磁性体からなる一対のヨー
    クとから構成されていることを特徴とする請求項1又は
    2記載の電動パワーステアリング装置のポテンショメー
    タ。
  4. 【請求項4】 前記磁石は、前記マグネットケースに一
    体に埋め込まれていることを特徴とする請求項1,2又
    は3記載の電動パワーステアリング装置のポテンショメ
    ータ。
  5. 【請求項5】 前記磁石は、少なくとも磁極面を露出し
    た状態で前記マグネットケースに一体に埋め込まれてい
    ることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の電動
    パワーステアリング装置のポテンショメータ。
  6. 【請求項6】 前記磁気感応素子を取付けた素子ケース
    は、前記ハウジングに対する取付け位置を円周方向に調
    節可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は
    2記載の電動パワーステアリング装置のポテンショメー
    タ。
  7. 【請求項7】 前記磁気感応素子は、出力を増幅する増
    幅記及び出力調節器が設けられていることを特徴とする
    請求項1,2又は6記載の電動パワーステアリング装置
    のポテンショメータ。
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