JP2000144400A - スパッタリングターゲットおよびその製造方法 - Google Patents
スパッタリングターゲットおよびその製造方法Info
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- JP2000144400A JP2000144400A JP11027032A JP2703299A JP2000144400A JP 2000144400 A JP2000144400 A JP 2000144400A JP 11027032 A JP11027032 A JP 11027032A JP 2703299 A JP2703299 A JP 2703299A JP 2000144400 A JP2000144400 A JP 2000144400A
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Abstract
部に起因する異常放電の発生および異常放電によるパー
ティクルの付着を抑制すること。 【解決手段】 複数のターゲット部材をバッキングプレ
ート上に、接合剤により接合して構成される多分割スパ
ッタリングターゲットにおいて、各ターゲット部材間の
クリアランスに、接合剤よりも高い融点を有する合金、
または、接合剤の融点未満の温度で各ターゲット部材間
のクリアランスに充填可能で、充填終了後は、接合剤の
融点よりも高い融点を有するような合金を充填する。
Description
により薄膜を製造する際に使用されるスパッタリングタ
ーゲット、特に複数枚のターゲット材を単一のバッキン
グプレート上に配置した分割部を有するスパッタリング
ターゲットに関するものである。
支える半導体素子、記録媒体、フラットパネルディスプ
レイ等のデバイスには、多種多様の薄膜が使用されてい
る。薄膜を形成する手段としては、スパッタリング法、
真空蒸着法、CVD法等があげられる。中でも、スパッ
タリング法は、大面積に均一な膜を成膜するのに有利な
ため、フラットパネルディスプレイ(特に液晶ディスプ
レイ)の分野では多く使用されている。
化にともない、パネル製造に使用されるガラス基板のサ
イズも大型化している。そのため、薄膜製造の際に使用
されるターゲットも基板サイズに合わせてそのサイズの
大型化が進行している。特に近年、異物(パーティク
ル)発生が少ないことから脚光を浴びている静止対向型
スパッタリング装置用ターゲットでは、ターゲットサイ
ズを基板サイズより一回り大きくする必要があるため、
ターゲットの大型化に対する要求は更に強くなってきて
いる。
として、例えばITOターゲットをあげることができ
る。ITOターゲットは、一般に酸化インジウム粉末と
酸化スズ粉末とからなる混合粉末、あるいは酸化スズを
酸化インジウム中に所定量だけ固溶させたITO粉末な
どを、プレス法あるいはスリップキャスト法により成形
し、これを大気中または酸素雰囲気中で焼結することに
より作製される。しかし、大型のITOターゲットを作
製する場合、成形および焼結に必要な生産設備が従来の
物より大型となるため新たな設備投資を必要とする上、
粉末の成形性はサイズの大型化と共に悪化するため歩留
まりが極端に低下し、結果としてターゲットの製造コス
トおよび生産性が悪化する。
て同様なデメリットを有するため、大型のターゲットと
して、複数のターゲット部材をバッキングプレート上に
接合した多分割ターゲットが用いられつつある。一般
に、このような多分割ターゲットでは隣り合う2つのタ
ーゲット部材間に0.2〜1.0mm程度の間隙(クリ
アランス)が設けられている。これは、ターゲット接合
時に加熱され溶融された接合層がその後室温に冷却され
る過程で生じる熱収縮にともなって、ターゲット部材間
同士が衝突し破損するのを防ぐために設けられたもので
ある。
ターゲットでは、一体型のターゲットと異なり各ターゲ
ット部材間の分割部にクリアランスが存在するので、そ
の分割部近傍で異常放電が起こりやすく、パーティクル
発生の原因となっていた。
リングを長時間行った場合に顕著な現象であるが、積算
スパッタリング時間の増加と共にターゲット表面にはノ
ジュールと呼ばれる黒色の異物が析出する。この黒色の
付着物はスパッタリング時の異常放電の原因となりやす
く、またそれ自身が薄膜表面の異物(パーティクル)の
発生源となることが知られている。その結果、長時間ス
パッタリングを行うと、形成された薄膜中に次第に異物
欠陥が発生し、これが液晶表示装置などのフラットパネ
ルディスプレイの製造歩留まり低下の原因となってい
た。特に、近年フラットパネルディスプレイの分野では
高精細化が進んでおり、このような薄膜中の異物欠陥は
素子の動作不良を引き起こすため、重要な課題となって
いた。
ノジュールを低減する方法の一つとしてITO焼結体を
高密度化する方法が知られており、最近ではスパッタリ
ングターゲットとして密度7.0g/cm3以上のIT
O焼結体が使用されるようになっている。
ゲットでは個々のターゲット部材の焼結密度が高密度化
された場合でも、一体型のターゲットと異なり各ターゲ
ット部材間の分割部にクリアランスが存在するので、そ
の分割部近傍で異常放電が起こりやすく、結果的にノジ
ュールが多く発生し、パーティクルも増加するという問
題点があった。
させる方法がいくつか提案されている。例えば、0.3
〜2mmの間隙を持った多分割ITOターゲットの各タ
ーゲット部材間のクリアランスに、ターゲット本体のイ
ンジウムとスズとの原子比に等しいインジウム−スズ合
金を充填する方法や(例えば、特開平1−230768
号公報など)、また、クリアランス部に金属インジウム
を充填する方法が提案されている(例えば、特開平8−
144052号公報など)。
たは合金の融点(金属インジウム:157℃、特開平1
−230768号公報の記載に従ってスズ原子比を5〜
20wt.%とすると、インジウム−スズ合金の融点:
約137〜150℃)が、一般的に使用される接合剤の
融点(インジウム半田:157℃、Sn−Ag系の高融
点の接合剤:210℃)以下となっている。
リングを行った場合に、プラズマ照射によりターゲット
表面が加熱され、充填された合金が軟化または溶解し、
この部分でのスパッタリング速度が速くなり、再びクリ
アランスが形成される。このスパッタリングにより形成
される新たなクリアランスは、スパッタリング時間の増
加にともない深くなり、異常放電を引き起こしその結果
パーティクルが増加するという問題が発生している。特
に、最近ではスループットの向上を目的として成膜速度
を増加させようとして、大電力密度をターゲットに投入
してスパッタリングが行われる傾向にあり、問題が顕著
となっている。
薄膜を製造する場合に投入される電力は、ターゲット部
材とバッキングプレートとを接合している接合剤が溶解
しないような温度に設定される。接合剤が溶解するよう
な電力を投入すると、ターゲット部材がバッキングプレ
ートから矧がれ落ちるという重大な問題を引き起こすか
らである。
使用されている材料の融点よりも、充分に高い融点を有
する合金をクリアランスに存在させることにより、上述
のような異常放電およびパーティクルが増加するといっ
た問題を解決できることを見いだした。
バッキングプレート上に、接合剤により接合して構成さ
れる多分割スパッタリングターゲットにおいて、各ター
ゲット部材間のクリアランスに、接合剤よりも高い融点
を有する合金を存在させてなる多分割スパッタリングタ
ーゲット、および複数のターゲット部材をバッキングプ
レート上に、接合剤により接合して構成される多分割ス
パッタリングターゲットにおいて、接合剤の融点未満の
温度で各ターゲット部材間のクリアランスに充填可能
で、充填終了後は、接合剤の融点よりも高い融点を有す
るような合金をクリアランスに存在させてなる多分割ス
パッタリングターゲットに関する。
ットの材料は、特に限定することなく使用することがで
きる。しかし、今後ターゲットサイズが益々大きくなる
ことが予想されるフラットパネルディスプレイの製造に
使用される材料により適している。このような材料とし
ては、例えば、クロム、モリブデン、ITO(インジウ
ムースズ酸化物)、ZAO(アルミニウムー亜鉛酸化
物)、酸化マグネシウム等があげられる。
には、まず、通常用いられる方法によってITO焼結体
を製造する。焼結体を製造する際の粉末の種類・形状、
成形方法、焼結方法には、特に制限はないが、ターゲッ
ト表面に発生するノジュールの発生を抑制させるために
は、より高密度に焼結したもの、例えば7.0g/cm
3以上が好ましい。次に、得られたITO焼結体を機械
的に加工して多分割ITOターゲットを構成する個々の
ターゲット部材とする。各ターゲット部材の表面の内、
接合後にスパッタリング面を構成する面については、通
常の研削加工を施した後、必要に応じて更に研磨加工を
施し、スパッタリング面の表面粗さをRaが0.8μm
以下で且つRmaxが7μm以下とすることが好まし
い。このような表面処理を施すことにより、各ターゲッ
ト部材のスパッタリング面に発生するノジュールを効果
的に抑制することができる。
部材とバッキングプレートを接合する接合剤も、特に限
定されるものではなく、例えば、バッキングプレート材
としては、銅、銅合金、チタン、モリブデン等、接合剤
としてはインジウム半田、Sn−Ag半田、In−Pb
半田等をあげることができる。
に充填する接合剤よりも高い融点を有する合金として
は、接合剤の融点よりも低い温度で各ターゲット部材間
のクリアランスに充填可能で、充填終了後は、接合剤の
融点よりも高い融点を有するような合金が特に好まし
い。 このような合金の系としては、In−Bi、In
−Bi−Sn、In−Bi−Sn−Pb、In−Bi−
Sn−Cd−Pb、Bi−Sn−Cd−Pb、Ga−I
n−Sn、Ga−InおよびIn−Bi−Gaの中から
選ばれた1つの系と、周期表の4族および8〜11族の
中から選ばれた少なくとも1つの金属成分と、周期表の
13〜15族の中から選ばれた少なくとも1つの金属成
分とからなる合金、例えば、In−Sn−Cu−Ga合
金などをあげることができる。
Ga合金を使用した場合を例に挙げ、説明する。
る。例えば、クロムターゲットを製造する場合には、H
IP法(熱間静水圧プレス法)によりクロム焼結体を得
た後、得られた焼結体を機械的に加工して多分割ターゲ
ットを構成する個々のターゲット部材とし、また、IT
Oターゲットを製造する場合は上述したとおりである。
ングプレートとを接合する。接合の際には接合剤を塗布
したバッキングプレートを、使用する接合剤の融点以上
に加熱して表面の接合層を溶解させた後、同じ温度に加
熱された各ターゲット部材を所定の位置へ配置した後、
室温まで冷却する。この時、各ターゲット部材間には接
合層冷却時の熱収縮によるターゲット部材の破損を防ぐ
ために0.2〜0.8mmのクリアランスを設けること
が好ましい。このような範囲のクリアランスを設けるこ
とにより、接合層冷却時に、熱収縮によって隣接ターゲ
ット部材間が衝突して破損することを防止することがで
き、また、製膜時にクリアランス部に対向する基板上に
形成される薄膜の抵抗値の変動(充填する合金による影
響)を小さくすることができ、均質な膜を形成すること
ができる。
を向上させるために、ターゲット部材の接合面に予め超
音波半田ゴテなどで、接合剤を塗布しておいてもよい。
ゲットの分割部分の状態を図1に示す。図中1はバッキ
ングプレート、2は接合層、3はターゲット部材、4は
クリアランスを夫々示す。
n−Bi、In−Bi−Sn、In−Bi−Sn−P
b、In−Bi−Sn−Cd−Pb、Bi−Sn−Cd
−Pb、Ga−In−Sn、Ga−InおよびIn−B
i−Gaの中から選ばれた1つの系と、周期表の4族お
よび8〜11族の中から選ばれた少なくとも1つの金属
成分と、周期表の13〜15族の中から選ばれた少なく
とも1つの金属成分とからなる合金、ここでは、インジ
ウム、スズ、銅およびガリウムからなる合金を充填する
が、例えば、まず最初に、銅とスズとの合金、並びにガ
リウム、スズおよびインジウムとの低融点合金を製造す
る。
わない。例えば、銅とスズとの粉末を遊星ボールミル等
を用いて機械的に合金化してもよいし、市販されている
合金粉末を利用してもよい。合金中のスズの割合は、合
金化反応の速度を制御し、充分な充填時間を確保するた
め、10〜30wt.%が好ましい。また、合金粉末の
粒径は、合金化反応の速度を制御し、充分な充填時間を
確保するため、25μm〜35μmが好ましい。
点合金を製造する方法としては、例えば、ガリウムをそ
の融点(29.8℃)以上、好ましくは、120−13
0℃に加熱して溶解させた後、インジウムおよびスズを
混入・溶解させる方法を例示することができる。
びインジウムの比は、共晶点である62.5Ga:2
1.5In:16.0Sn(重量比)近傍がとくに好ま
しいが、各組成が最大20%変動したとしても、得られ
た低融点合金は本願発明に使用することができる。な
お、このような共晶組成とすることにより共晶液の融点
は約10℃となる。
混合する。合金粉末と低融点合金との混合比は、Cuと
Gaとを充分反応させるために、CuがGaの1.25
倍以上の量(原子比)になるように調整することが好ま
しい。混合後から緩やかにこれらの合金化反応(金属間
化合物生成反応)が進行する。混合直後はペースト状で
あるが、混合後2〜48時間、混合比によっては1週間
で反応が終了し、固化する。固化後の合金の軟化点は、
組成比にもよるが、例えば銅―スズ合金粉末中のスズを
20wt.%とし、低融点合金に共晶組成のものを使用
した場合には、約500℃となる。
め、容易に室温でクリアランスへの充填が可能となり、
クリアランスに充填した後は、そのまま静置して固化さ
せればよい。
濡れ性を向上させるために、ターゲット部材のクリアラ
ンス面に予め超音波半田ゴテなどで、例えばインジウム
半田等の下地層を形成してもよい。
の状態を図2に示す。図中5は、インジウム、スズ、銅
およびガリウムからなる合金を充填した部分を示す。
Sn合金の他に、In−Bi、Bi−Sn−In、Bi
−Cd−Sn−Pb、Bi−Sn−Pb−In、Bi−
Cd−Sn−Pb−In、Ga−InおよびIn−Bi
−Ga系の合金を使用することができる。各系での好ま
しい組成としては、前述のような共晶組成及びその近傍
がよく、例えば、以下のような組成を例示することがで
きる(いずれも重量比で)。
1In Ga−24.5In、Ga−5In In−32.10Bi−4.76Ga である。
表の4族および8〜11族の中から選ばれた少なくとも
1つの金属成分と、周期表の13〜15族の中から選ば
れた少なくとも1つの金属成分とからなる合金を使用す
ることができる。
〜11族の中から選ばれた少なくとも1つの金属成分
は、合金粉末中の60〜80%が好ましい。
ばれる金属成分としては、Ti、Fe、Co、Ni、C
uが好ましく、周期表の13〜15族の中から選ばれる
金属成分としては、Al、Ga、In、Ge、Sn、P
b、Biが好ましい。なお、本願発明でいう周期表4族
とはチタン族を示し、同様に、8族は鉄族、9族はコバ
ルト族、10族はニッケル族、11族は銅族、13族は
ホウ素族、14族は炭素族、15族は窒素族をそれぞれ
示す。
は、低融点金属の割合は、低融点金属と合金粉末との合
計重量の35〜75%が好ましく、より好ましくは45
〜65%である。
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
割合に混合した混合粉末をプレス用金型にいれ、300
kg/cm2の圧力で加工して得た成形体を3ton/
cm2の圧力でCIP処理してITO成形体を作製し
た。次にこのITO成形体を酸素雰囲気中1500℃で
5時間常圧焼結して110mmφ×6.5mmtのIT
O焼結体を得た。アルキメデス法によって焼結体の密度
を測定したところ、7.1g/cm3であった。
に機械加工した後、この焼結体を半分に切断して半円状
の2枚の焼結体とした。
体のインジウム半田およびインジウム、スズ、銅および
ガリウムからなる合金との濡れ性を向上させるために、
予め焼結体のボンディング面及びクリアランス部に対す
る面に対し、超音波半田ゴテを用いてインジウム半田を
塗布した。その後、これらITO焼結体とバッキングプ
レートを158℃以上まで加熱した後、それぞれの接合
面にインジウム半田を塗布した。次に、これら焼結体を
その分割部のクリアランスの幅が0.4mmになるよう
に配置した後、室温まで冷却してターゲットとした。冷
却後のクリアランスの幅は、0.3mmであった。
を行った。まず、低融点合金を調製した。ガリウムとス
ズとインジウムの共晶点となる62.5Ga:21.5
In:16.0Sn(重量比)の割合でこれらを120
℃で混合し、液体の低融点合金を得た。この低融点合金
の融点は10℃であった。
t.%のスズを含有した銅−スズの合金粉末を用い、こ
れをさらに粉砕して微粉末を得た。得られた合金粉末の
平均粒径は30μmであった。
と合金粉末44.5重量部とを室温で混合しペースト状
にし、ITOターゲットのクリアランス部に充填した。
ペーストは、48時間経過後に、完全に固化した。
し、以下の条件でスパッタリングを実施した。
間実施したところ、クリアランスにおいてノジュールは
発生しなかった。
トを製造した。但し、分割部には何も充填しなかった。
し、実施例1と同様の条件で連続的にスパッタリング試
験を12時間実施したところ、分割部に多量のノジュー
ルが発生した。
焼結体を製造した。これに機械加工を施し、5インチ×
3.5インチ×5mmtの大きさの焼結体2枚とした。
体のインジウム半田およびIn−Sn−Cu−Ga合金
との濡れ性を向上させるために、予め焼結体のボンディ
ング面及びクリアランス部に対する面に対し、超音波半
田ゴテを用いてインジウム半田を塗布した。その後、こ
れらクロム焼結体とバッキングプレートを158℃以上
まで加熱した後、それぞれの接合面にインジウム半田を
塗布した。
アランスの幅が0.4mmになるように配置した後、室
温まで冷却してターゲットとした。冷却後のクリアラン
スの幅は、0.3mmであった。
を行った。まず、低融点合金を調製した。ガリウムとス
ズとインジウムの共晶点となる62.5Ga:21.5
In:16.0Sn(重量比)の割合でこれらを130
℃で混合し、室温で液体の低融点合金を得た。この低融
点合金の融点は10℃であった。
t.%のスズを含有した銅−スズの合金粉末を用い、こ
れをさらに粉砕して微粉末を得た。得られた合金粉末の
平均粒径は30μmであった。
と合金粉末44.5重量部とを室温で混合しペースト状
にし、クロムターゲットのクリアランス部に充填した。
ペーストは、48時間経過後に、完全に固化した。
し、以下の条件でスパッタリングを実施した。
間実施したが、異常放電の増加および基板へのパーティ
クルの付着数の増加は認められなかった。
8:2の割合に混合した混合粉末をプレス用金型にい
れ、300kg/cm2の圧力で加工して得た成形体を
3ton/cm2の圧力でCIP処理(冷間静水圧プレ
ス)してZAO成形体を製造した。次にこのZAO成形
体を酸素雰囲気中1500℃で5時間常圧焼結して11
0mmφ×6.5mmtのZAO焼結体を得た。
3.5インチ×5mmtの大きさの焼結体2枚とした。
次に、ボンディングを行う際のZAO焼結体のインジウ
ム半田およびIn−Sn−Cu−Ga合金との濡れ性を
向上させるために、予め焼結体のボンディング面及びク
リアランス部に対する面に対し、超音波半田ゴテを用い
てインジウム半田を塗布した。
プレートを158℃以上まで加熱した後、それぞれの接
合面にインジウム半田を塗布した。次に、これら焼結体
をその分割部のクリアランスの幅が0.4mmになるよ
うに配置した後、室温まで冷却してターゲットとした。
冷却後のクリアランスの幅は、0.3mmであった。
を行った。まず、低融点合金を調製した。ガリウムとス
ズとインジウムの共晶点となる62.5Ga:21.5
In:16.0Sn(重量比)の割合でこれらを120
℃混合し、室温で液体の低融点合金を得た。この低融点
合金の融点は10℃であった。
wt.%のスズを含有した銅−スズの合金粉末を用い、
これをさらに粉砕して微粉末を得た。得られた合金粉末
の平均粒径は30μmであった。
と合金粉末44.5重量部とを室温で混合しペースト状
にし、ZAOターゲットのクリアランス部に充填した。
ペーストは、48時間経過後に、完全に固化した。
し、以下の条件でスパッタリングを実施した。
間実施したが、分割部起因の異常放電の増加および基板
へのパーティクルの付着数の増加は認められなかった。
持ったクロムターゲットを製造した。但し、クリアラン
ス部には何も充填しなかった。
し、実施例2と同一の条件でスパッタリングを実施し
た。スパッタリング開始当初から、多くの異常放電が見
られた。また、基板へのパーティクルの付着数も多かっ
た。
持ったクロムターゲットを製造した。但し、ターゲット
部材とバッキングプレートの接合時に、クリアランス部
にもインジウム半田を充填した。
し、実施例2と同一の条件でスパッタリングを実施し
た。スパッタ開始後20時間までは、異常放電は少な
く、基板へのパーティクルの付着数も非常に少なかっ
た。しかし、20時間を経過した時点から徐々に、異常
放電および基板へのパーティクル付着数が増加した。試
験終了後のターゲットを観察したところ、充填したイン
ジウムが周辺のクロムより速くスパッタリングされてし
まい、新たなクリアランスが形成されていた。
持ったZAOターゲットを製造した。但し、クリアラン
ス部には何も充填しなかった。
し、実施例3と同一の条件でスパッタリングを実施し
た。スパッタリング開始当初から、多くの分割部起因の
異常放電が見られた。また、基板へのパーティクルの付
着数も多かった。
持ったZAOターゲットを製造した。但し、ターゲット
部材とバッキングプレートの接合時に、クリアランス部
にもインジウム半田を充填した。
し、実施例3と同一の条件でスパッタリングを実施し
た。スパッタ開始後7時間までは、分割部起因の異常放
電は少なく、基板へのパーティクルの付着数も非常に少
なかった。しかし、7時間を経過した時点から徐々に、
異常放電および基板へのパーティクル付着数が増加し
た。試験終了後のターゲットを観察したところ、充填し
たインジウムが周辺のクロムより速くスパッタリングさ
れてしまい、新たなクリアランスが形成されていた。
−ガリウム合金を充填したITOターゲットを作製し
た。得られたターゲットを用いて、薄膜を作製した。成
膜条件は、 基板温度 :室温 DC電力 :5.2W/cm2 スパッタガス:Ar+O2 ガス圧 :5mTorr O2/Ar :0.2% 膜厚 :50nm 得られた薄膜の抵抗率、透過率、エッチング速度を調べ
た。結果を表1に示す。
透過率は分光光度計を用い、ガラス基板をリファレンス
として用いて薄膜単独の値として測定した。
とし、薄膜を5秒間浸した後の膜減り量から計算して求
めた。
TOターゲットを作製し、実施例4と同様の方法で薄膜
を作製し、得られた薄膜の抵抗率、透過率、エッチング
速度を調べた。結果を表1に示す。
ら、分割部にインジウム−スズ−銅−ガリウム合金を充
填したターゲットを用いても、何も充填していないもの
と同等の薄膜特性が得られることが明らかとなった。
持ったITOターゲットを製造した。
を行った。まず、低融点合金を調製した。ガリウムとイ
ンジウムの共晶となる75.5Ga:24.5In(重
量比)の割合でこれらを100℃で混合し、液体の低融
点合金を得た。
t.%のスズを含有した銅−スズの合金粉末を用い、こ
れをさらに粉砕して微粉末を得た。得られた合金粉末の
平均粒径は30μmであった。
合金粉末107重量部とを室温で混合しペースト状に
し、ITOターゲットのクリアランス部に充填した。ペ
ーストは、50時間経過後には完全に固化した。
し、実施例1と同じ条件で12時間、スパッタリングを
実施した。クリアランス部においてノジュールは発生し
なかった。
持ったITOターゲットを製造した。
を行った。まず、低融点合金を調製した。ガリウムとイ
ンジウムとスズの共晶となる62.5Ga:21.5I
n:16.0Sn(重量比)の割合でこれらを120℃
で混合し、液体の低融点合金を得た。
した銅−ゲルマニウムの合金粉末をさらに粉砕して微粉
末を得た。得られた合金粉末の平均粒径は30μmであ
った。
金粉末44.5重量部とを室温で混合しペースト状に
し、ITOターゲットのクリアランス部に充填した。ペ
ーストは、48時間経過後には完全に固化した。
し、実施例1と同じ条件で12時間、スパッタリングを
実施した。クリアランス部においてノジュールは発生し
なかった。
により、分割部を有するターゲットであっても、分割部
に起因する異常放電の発生および異常放電によるパーテ
ィクルの付着を低減できる。特に、ITOターゲットを
使用した場合には、スパッタリング時に分割部近傍に多
量に発生するノジュールの発生を効果的に抑制すること
ができる。
のでその効果はターゲットの寿命まで有効となり、ま
た、充填作業を室温近傍で行うことができるので、充填
作業が容易となる。
した場合に得られる薄膜の抵抗率、透過率、エッチング
速度は、通常のITOターゲットを用いて作製した薄膜
のものと同等である。
ットの分割部分の状態を示す図である。
状態を示す図である。
Claims (19)
- 【請求項1】 複数のターゲット部材をバッキングプレ
ート上に、接合剤により接合して構成される多分割スパ
ッタリングターゲットにおいて、各ターゲット部材間の
クリアランスに、接合剤よりも高い融点を有する合金を
存在させてなる多分割スパッタリングターゲット。 - 【請求項2】 複数のターゲット部材をバッキングプレ
ート上に、接合剤により接合して構成される多分割スパ
ッタリングターゲットにおいて、接合剤の融点未満の温
度で各ターゲット部材間のクリアランスに充填可能で、
充填終了後は、接合剤の融点よりも高い融点を有するよ
うな合金をクリアランスに存在させてなる多分割スパッ
タリングターゲット。 - 【請求項3】 クリアランスに存在する合金がIn−S
n−Cu−Ga合金である請求項1または請求項2に記
載の多分割スパッタリングターゲット。 - 【請求項4】 ターゲット部材がITOターゲットであ
る請求項1〜3のいずれか1項に記載の多分割スパッタ
リングターゲット。 - 【請求項5】 複数のターゲット部材をバッキングプレ
ート上に、接合剤により接合して構成される多分割スパ
ッタリングターゲットの製造方法において、各ターゲッ
ト部材間のクリアランスに、接合剤よりも高い融点を有
する合金層を設けることを特徴とする多分割スパッタリ
ングターゲットの製造方法。 - 【請求項6】 複数のターゲット部材をバッキングプレ
ート上に、接合剤により接合して構成される多分割スパ
ッタリングターゲットの製造方法において、各ターゲッ
ト部材間のクリアランスに、接合剤の融点未満の温度で
各ターゲット部材間のクリアランスに充填可能で、充填
終了後は、接合剤の融点よりも高い融点を有するような
合金層を設けることを特徴とする多分割スパッタリング
ターゲットの製造方法。 - 【請求項7】 接合剤よりも高い融点を有する合金層
が、In−Sn−Cu−Ga合金である、請求項5また
は請求項6に記載の多分割スパッタリングターゲットの
製造方法。 - 【請求項8】 複数のターゲット部材をバッキングプレ
ート上に、接合剤により接合して構成される多分割スパ
ッタリングターゲットの製造方法において、 (1)スズと銅との合金を製造する工程 (2)インジウム、ガリウム、およびスズを混合して、
接合剤より低い融点を有する低融点合金を製造する工程 (3)(1)で得られた合金と(2)で得られた低融点
合金とを、低融点合金の融点以上で接合剤の融点以下の
温度で混合・ペースト化する工程 (4)(3)で得られたペーストを各ターゲット部材間
のクリアランスに充填する工程 (5)充填後、ペーストを固化させる工程 を有する多分割スパッタリングターゲットの製造方法。 - 【請求項9】 ターゲット部材がITOターゲットであ
る請求項5〜8のいずれか1項に記載の多分割スパッタ
リングターゲットの製造方法。 - 【請求項10】 クリアランスに存在する合金が、In
−Bi、In−Bi−Sn、In−Bi−Sn−Pb、
In−Bi−Sn−Cd−Pb、Bi−Sn−Cd−P
b、Ga−In−Sn、Ga−InおよびIn−Bi−
Gaの中から選ばれた1つの系と、周期表の4族および
8〜11族の中から選ばれた少なくとも1つの金属成分
と、周期表の13〜15族の中から選ばれた少なくとも
1つの金属成分とからなる合金である請求項1または請
求項2に記載の多分割スパッタリングターゲット。 - 【請求項11】 前記周期表の4族および8〜11族の
中から選ばれた少なくとも1つの金属成分が、Ti、F
e、Co、Ni、Cuの中から選ばれることを特徴とす
る請求項10に記載の多分割スパッタリングターゲッ
ト。 - 【請求項12】 前記周期表の13から15族の中から
選ばれた少なくとも1つの金属成分が、Al、Ga、I
n、Ge、Sn、Pb、Biの中から選ばれることを特
徴とする請求項10に記載の多分割スパッタリングター
ゲット。 - 【請求項13】 ターゲット部材がITOターゲットで
ある請求項10〜12のいずれか1項に記載の多分割ス
パッタリングターゲット。 - 【請求項14】 接合剤よりも高い融点を有する合金層
が、In−Bi、In−Bi−Sn、In−Bi−Sn
−Pb、In−Bi−Sn−Cd−Pb、Bi−Sn−
Cd−Pb、Ga−In−Sn、Ga−InおよびIn
−Bi−Gaの中から選ばれた1つの系と、周期表の4
族および8〜11族の中から選ばれた少なくとも1つの
金属成分と、周期表の13〜15族の中から選ばれた少
なくとも1つの金属成分とからなる合金である請求項5
または請求項6に記載の多分割スパッタリングターゲッ
トの製造方法。 - 【請求項15】 複数のターゲット部材をバッキングプ
レート上に、接合剤により接合して構成される多分割ス
パッタリングターゲットの製造方法において、 (1)前記周期表の4族および8〜11族の中から選ば
れた少なくとも1つの金属成分と前記周期表の13〜1
5族の中から選ばれた少なくとも1つの金属成分との合
金を製造する工程 (2)接合剤より低い融点を有する低融点合金を製造す
る工程 (3)(1)で得られた合金と(2)で得られた低融点
合金とを、低融点合金の融点以上で接合剤の融点以下の
温度で混合・ペースト化する工程 (4)(3)で得られたペーストを各ターゲット部材間
のクリアランスに充填する工程 (5)充填後、ペーストを固化させる工程 を有する多分割スパッタリングターゲットの製造方法。 - 【請求項16】 前記接合剤より低い融点を有する低融
点合金が、In−Bi、In−Bi−Sn、In−Bi
−Sn−Pb、In−Bi−Sn−Cd−Pb、Bi−
Sn−Cd−Pb、Ga−In−Sn、Ga−Inおよ
びIn−Bi−Gaの中から選ばれた1つの系であるこ
とを特徴とする請求項15に記載の多分割スパッタリン
グターゲット。 - 【請求項17】 前記周期表の4族および8〜11族の
中から選ばれた少なくとも1つの金属成分が、Ti、F
e、Co、Ni、Cuの中から選ばれることを特徴とす
る請求項15に記載の多分割スパッタリングターゲッ
ト。 - 【請求項18】 前記周期表の13〜15族の中から選
ばれた少なくとも1つの金属成分が、Al、Ga、I
n、Ge、Sn、Pb、Biの中から選ばれることを特
徴とする請求項15に記載の多分割スパッタリングター
ゲット。 - 【請求項19】 ターゲット部材がITOターゲットで
ある請求項14〜18のいずれか1項に記載の多分割ス
パッタリングターゲットの製造方法。
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- 1999-02-04 JP JP02703299A patent/JP4427831B2/ja not_active Expired - Fee Related
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