JP2000142485A - 自動車のジャッキアップポイントスティフナ - Google Patents
自動車のジャッキアップポイントスティフナInfo
- Publication number
- JP2000142485A JP2000142485A JP10323404A JP32340498A JP2000142485A JP 2000142485 A JP2000142485 A JP 2000142485A JP 10323404 A JP10323404 A JP 10323404A JP 32340498 A JP32340498 A JP 32340498A JP 2000142485 A JP2000142485 A JP 2000142485A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- point
- jack
- stiffener
- hooking
- point stiffener
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ジャッキアップポイントとフッキングポイン
トとの機能を共に備えた自動車のジャッキアップポイン
トスティフナを提供する。 【解決手段】 リアフロワパネル(スペアタイヤ収納用
凹部2)の下面に固定される自動車のジャッキアップポ
イントスティフナ1を、アイボルト6螺着用ねじ孔5が
設けられた厚肉部(突起4)を底壁の少なくとも一部に
備え、かつ上方が開放した箱状をなすようにダイキャス
ト成型で形成するものとする。これにより、ジャッキア
ップポイントとフッキングポイントとを共通の部材に設
けることができる。
トとの機能を共に備えた自動車のジャッキアップポイン
トスティフナを提供する。 【解決手段】 リアフロワパネル(スペアタイヤ収納用
凹部2)の下面に固定される自動車のジャッキアップポ
イントスティフナ1を、アイボルト6螺着用ねじ孔5が
設けられた厚肉部(突起4)を底壁の少なくとも一部に
備え、かつ上方が開放した箱状をなすようにダイキャス
ト成型で形成するものとする。これにより、ジャッキア
ップポイントとフッキングポイントとを共通の部材に設
けることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リアフロアパネル
の下面に固定される自動車のジャッキアップポイントス
ティフナに関するものである。
の下面に固定される自動車のジャッキアップポイントス
ティフナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体下部構造には、ジャッキア
ップの際にジャッキの頭部を係合させるためのジャッキ
アップポイントや、牽引時に牽引ローブを引っ掛けるた
めの、あるいは運搬時に車両を台盤に固定するロープを
引っ掛けるためのフッキングポイントを設ける必要があ
る。
ップの際にジャッキの頭部を係合させるためのジャッキ
アップポイントや、牽引時に牽引ローブを引っ掛けるた
めの、あるいは運搬時に車両を台盤に固定するロープを
引っ掛けるためのフッキングポイントを設ける必要があ
る。
【0003】このようなジャッキアップポイントあるい
はフッキングポイントは、少なくとも軸重を支えられる
程度の強度を要するので、従来、車体の比較的高剛性な
部分の下面に、例えば丸棒材を曲成した部材を溶接付け
するなどして形成されることが一般的であった。
はフッキングポイントは、少なくとも軸重を支えられる
程度の強度を要するので、従来、車体の比較的高剛性な
部分の下面に、例えば丸棒材を曲成した部材を溶接付け
するなどして形成されることが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この従来の
構成によると、ジャッキアップポイントとフッキングポ
イントとを個別に形成し、かつ別々に取り付けねばなら
なかったため、製造工数の低減が困難であった。
構成によると、ジャッキアップポイントとフッキングポ
イントとを個別に形成し、かつ別々に取り付けねばなら
なかったため、製造工数の低減が困難であった。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
ジャッキアップポイントとフッキングポイントとの機能
を共に備えた自動車のジャッキアップポイントスティフ
ナを提供することにある。
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
ジャッキアップポイントとフッキングポイントとの機能
を共に備えた自動車のジャッキアップポイントスティフ
ナを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を果たす
ために、本発明においては、リアフロアパネル(スペア
タイヤ収納用凹部2)の下面に固定される自動車のジャ
ッキアップポイントスティフナ1を、アイボルト6螺着
用ねじ孔5が設けられた厚肉部(突起4)を底壁の少な
くとも一部に備え、かつ上方が開放した箱状をなすよう
にダイキャスト成型で形成するものとした。このように
すれば、ジャッキアップポイントとフッキングポイント
とを共通の部材に設けることができる。
ために、本発明においては、リアフロアパネル(スペア
タイヤ収納用凹部2)の下面に固定される自動車のジャ
ッキアップポイントスティフナ1を、アイボルト6螺着
用ねじ孔5が設けられた厚肉部(突起4)を底壁の少な
くとも一部に備え、かつ上方が開放した箱状をなすよう
にダイキャスト成型で形成するものとした。このように
すれば、ジャッキアップポイントとフッキングポイント
とを共通の部材に設けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に示された一実
施の形態を参照して本発明について詳細に説明する。
施の形態を参照して本発明について詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明に基づくジャッキアップポ
イントスティフナ1を備えた車両の車体後部を示してい
る。このジャッキアップポイントスティフナ1は、図2
に併せて示したように、アルミニウム合金材にて上面が
開いた箱状にダイキャスト成型されており、トランクル
ームの底壁をなすスペアタイヤ収納用凹部2の下面に溶
接付けされている。
イントスティフナ1を備えた車両の車体後部を示してい
る。このジャッキアップポイントスティフナ1は、図2
に併せて示したように、アルミニウム合金材にて上面が
開いた箱状にダイキャスト成型されており、トランクル
ームの底壁をなすスペアタイヤ収納用凹部2の下面に溶
接付けされている。
【0009】ジャッキアップポイントスティフナ1は、
スペアタイヤ収納用凹部2の下面に合わせた凹凸面を備
えたフランジ3aがその開口面に形成されると共に、ス
ペアタイヤ収納用凹部2のコーナー部に対応したL字状
部分3bがその上面後端部に形成されている。また図3
に示したように、断面形状が概ね三角形をなす下向きの
突起4がその底壁の後端部に形成されている。この突起
4は中実であり、その厚肉部には、軸線を前後方向に延
在させたねじ孔5が形成されている。そしてこのねじ孔
5には、アイボルト6が螺着してある(図1参照)。
スペアタイヤ収納用凹部2の下面に合わせた凹凸面を備
えたフランジ3aがその開口面に形成されると共に、ス
ペアタイヤ収納用凹部2のコーナー部に対応したL字状
部分3bがその上面後端部に形成されている。また図3
に示したように、断面形状が概ね三角形をなす下向きの
突起4がその底壁の後端部に形成されている。この突起
4は中実であり、その厚肉部には、軸線を前後方向に延
在させたねじ孔5が形成されている。そしてこのねじ孔
5には、アイボルト6が螺着してある(図1参照)。
【0010】このようにして、ジャッキアップポイント
スティフナ1は、全体的に箱状をなしているので高い剛
性が得られ、またスペアタイヤ収納用凹部2の下面に対
してフランジ3a及びL字状部分3bで接合しているの
で、荷重を分散して支持することができると共に、溶接
代をより大きくして高い結合強度を得ることができるよ
うになっている。また突起4には、ジャッキ(図示せ
ず)の頭部を当てることができ、アイボルト6には、牽
引用ローブや車両固定用ロープ(図示せず)を引っ掛け
ることができる。
スティフナ1は、全体的に箱状をなしているので高い剛
性が得られ、またスペアタイヤ収納用凹部2の下面に対
してフランジ3a及びL字状部分3bで接合しているの
で、荷重を分散して支持することができると共に、溶接
代をより大きくして高い結合強度を得ることができるよ
うになっている。また突起4には、ジャッキ(図示せ
ず)の頭部を当てることができ、アイボルト6には、牽
引用ローブや車両固定用ロープ(図示せず)を引っ掛け
ることができる。
【0011】なお、アイボルト6は、ねじ手段により反
復着脱自在であり、ねじ孔を設けておきさえすれば所望
の場所に付け替えることができるので、車体の前後共に
常設した形で設けておく必要のある従来の溶接フックと
は異なり、1つのアイボルトを前後で共用することがで
きる。
復着脱自在であり、ねじ孔を設けておきさえすれば所望
の場所に付け替えることができるので、車体の前後共に
常設した形で設けておく必要のある従来の溶接フックと
は異なり、1つのアイボルトを前後で共用することがで
きる。
【0012】
【発明の効果】このように本発明によれば、ジャッキア
ップポイントとフッキングポイントとを共通の部材に設
けることができるので、製造工数の低減に大きな効果が
ある。
ップポイントとフッキングポイントとを共通の部材に設
けることができるので、製造工数の低減に大きな効果が
ある。
【図1】本発明が適用された車両の車体後部の斜め下方
から見た斜視図
から見た斜視図
【図2】ジャッキアップポイントスティフナ単体の上方
から見た斜視図
から見た斜視図
【図3】突起が設けられた部分の縦断面図
1 ジャッキアップポイントスティフナ 2 スペアタイヤ収納用凹部 4 突起 5 ねじ孔 6 アイボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 リアフロアパネルの下面に固定される自
動車のジャッキアップポイントスティフナであって、 アイボルト螺着用ねじ孔が設けられた厚肉部をその底壁
の少なくとも一部に備え、かつ上方が開放した箱状をな
すようにダイキャスト成型にて形成されることを特徴と
する自動車のジャッキアップポイントスティフナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10323404A JP2000142485A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | 自動車のジャッキアップポイントスティフナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10323404A JP2000142485A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | 自動車のジャッキアップポイントスティフナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000142485A true JP2000142485A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18154344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10323404A Pending JP2000142485A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | 自動車のジャッキアップポイントスティフナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000142485A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009184491A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Honda Motor Co Ltd | 自動車の後部車体構造 |
JP2012131341A (ja) * | 2010-12-21 | 2012-07-12 | Honda Motor Co Ltd | 車両の後部車体構造 |
JP2022014526A (ja) * | 2020-07-07 | 2022-01-20 | 本田技研工業株式会社 | トレーラヒッチおよび牽引装置 |
-
1998
- 1998-11-13 JP JP10323404A patent/JP2000142485A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009184491A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Honda Motor Co Ltd | 自動車の後部車体構造 |
JP2012131341A (ja) * | 2010-12-21 | 2012-07-12 | Honda Motor Co Ltd | 車両の後部車体構造 |
JP2022014526A (ja) * | 2020-07-07 | 2022-01-20 | 本田技研工業株式会社 | トレーラヒッチおよび牽引装置 |
JP7369099B2 (ja) | 2020-07-07 | 2023-10-25 | 本田技研工業株式会社 | トレーラヒッチおよび牽引装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8020925B2 (en) | Front structure of cab-over type vehicle | |
JP3866176B2 (ja) | 車体構造 | |
US20150076805A1 (en) | Sub-frame for vehicle | |
JP2000142485A (ja) | 自動車のジャッキアップポイントスティフナ | |
US5362121A (en) | Suspension seating for a vehicle bodywork | |
JP3181101B2 (ja) | 自動車の下部車体構造 | |
JP3852748B2 (ja) | ブラケット | |
JP4410565B2 (ja) | 自動車構造体の製造方法 | |
JPH06286652A (ja) | 自動車の車体構造 | |
JPH1159496A (ja) | サスペンションメンバ取付構造 | |
JP5593860B2 (ja) | 衝撃吸収部材 | |
JPH0840313A (ja) | 自動車のフロントサイドフレーム構造 | |
JP3364329B2 (ja) | スペアタイヤの保持構造 | |
JPH0352234Y2 (ja) | ||
JP4224885B2 (ja) | 車両の前部車体構造 | |
JPH11245845A (ja) | キャブオーバ型トラックのキャブ構造 | |
JPH0234116Y2 (ja) | ||
JPS6230541Y2 (ja) | ||
JP2003182641A (ja) | 車両のキャブ構造 | |
JP3277921B2 (ja) | ピラー構造 | |
JPH065964Y2 (ja) | 車体の後部構造 | |
JPS58136575A (ja) | スペアタイヤの保持構造 | |
JP2597243Y2 (ja) | リヤパネルのベルトアンカー取付部構造 | |
JP4102945B2 (ja) | 車両用ジャッキ格納構造 | |
JPH0214525Y2 (ja) |