JP2000141478A - 合成樹脂製延伸パイプの製造方法 - Google Patents
合成樹脂製延伸パイプの製造方法Info
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Landscapes
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】熱可塑性樹脂からなる管状体を軸方向及び/又
は周方向に延伸して外周拡径比にして1.2倍を超えて
拡径することにより高強度の合成樹脂製延伸パイプを製
造する方法を提供する。 【解決手段】熱可塑性合成樹脂からなる中空前駆体を用
意し、該前駆体に対し、該前駆体の内部に配設された錐
状フォーマーを通すことによる延伸工程を2回以上繰り
返して延伸することを特徴とする合成樹脂製延伸パイプ
の製造方法。
は周方向に延伸して外周拡径比にして1.2倍を超えて
拡径することにより高強度の合成樹脂製延伸パイプを製
造する方法を提供する。 【解決手段】熱可塑性合成樹脂からなる中空前駆体を用
意し、該前駆体に対し、該前駆体の内部に配設された錐
状フォーマーを通すことによる延伸工程を2回以上繰り
返して延伸することを特徴とする合成樹脂製延伸パイプ
の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は合成樹脂製延伸パイプ
の製造方法に関する。詳しくは、本発明は熱可塑性樹脂
からなる管状体を軸方向及び/又は周方向に延伸して高
強度の合成樹脂製延伸パイプを製造する方法に関する。
の製造方法に関する。詳しくは、本発明は熱可塑性樹脂
からなる管状体を軸方向及び/又は周方向に延伸して高
強度の合成樹脂製延伸パイプを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性合成樹脂からなる中空前駆体の
固相延伸の手段としては特公平4−55379号に示さ
れているように合成樹脂製中空前駆体を外径規制ダイと
内径規制フォーマーとからなる延伸治具に通して引張な
がら延伸する方法が知られている。
固相延伸の手段としては特公平4−55379号に示さ
れているように合成樹脂製中空前駆体を外径規制ダイと
内径規制フォーマーとからなる延伸治具に通して引張な
がら延伸する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法によれば、
軸方向および周方向に二軸延伸された合成樹脂管の製造
が可能で、延伸により機械的物性が改良された合成樹脂
管を提供することができる。この外径規制ダイと内径規
制フォーマーとからなる方法における延伸制御範囲を評
価した結果、軸方向の延伸可能倍率は最高数十倍まで到
達できるのに対し、周方向の延伸倍率は内周の拡径比に
して3倍程度までが限界であり、外周の拡径比では1.
2倍を超すと材料の破壊を引き起こし、実質的に拡径す
る方向の延伸は大変難しいことがわかった。本発明の目
的は上記従来技術では困難を伴っていた外周拡径比にし
て1.2倍を超えて拡径するための具体的な拡径手段を
提供しようとするものである。
軸方向および周方向に二軸延伸された合成樹脂管の製造
が可能で、延伸により機械的物性が改良された合成樹脂
管を提供することができる。この外径規制ダイと内径規
制フォーマーとからなる方法における延伸制御範囲を評
価した結果、軸方向の延伸可能倍率は最高数十倍まで到
達できるのに対し、周方向の延伸倍率は内周の拡径比に
して3倍程度までが限界であり、外周の拡径比では1.
2倍を超すと材料の破壊を引き起こし、実質的に拡径す
る方向の延伸は大変難しいことがわかった。本発明の目
的は上記従来技術では困難を伴っていた外周拡径比にし
て1.2倍を超えて拡径するための具体的な拡径手段を
提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは熱可塑性樹
脂を固相延伸する際の樹脂の挙動に着目し、鋭意検討を
重ねた結果、特殊な延伸手段を用いることにより本発明
を完成するに至った。すなわち、本発明の要旨は、熱可
塑性合成樹脂からなる中空前駆体を用意し、該前駆体に
対し、該前駆体の内部に配設された錐状フォーマーを通
すことによる延伸工程を2回以上繰り返して延伸するこ
とを特徴とする合成樹脂製延伸パイプの製造方法に関す
る。
脂を固相延伸する際の樹脂の挙動に着目し、鋭意検討を
重ねた結果、特殊な延伸手段を用いることにより本発明
を完成するに至った。すなわち、本発明の要旨は、熱可
塑性合成樹脂からなる中空前駆体を用意し、該前駆体に
対し、該前駆体の内部に配設された錐状フォーマーを通
すことによる延伸工程を2回以上繰り返して延伸するこ
とを特徴とする合成樹脂製延伸パイプの製造方法に関す
る。
【0005】以下図面を用いて本発明の方法の一例につ
き更に説明する。図1は1段目延伸用の延伸装置の模式
的な縦断面図、図2は2段目以降の延伸用の延伸装置の
模式的な縦断面図、図3は1段目延伸、2段目延伸を連
続して行うための延伸装置の模式的な縦断面図である。
図中1は中空前駆体、2は第一オーブン、3は第一外径
規制ダイ、4は第一フォーマー、5は機械的クランプ機
構を持つ引張装置、6は第一冷却水槽、7は延伸管、8
は第二オーブン、9は第二外径規制ダイ、10は第二フ
ォーマー、11は機械的クランプ機構を持つ引張装置、
12は第二冷却水槽、13は二回以上延伸された延伸管
を示す。
き更に説明する。図1は1段目延伸用の延伸装置の模式
的な縦断面図、図2は2段目以降の延伸用の延伸装置の
模式的な縦断面図、図3は1段目延伸、2段目延伸を連
続して行うための延伸装置の模式的な縦断面図である。
図中1は中空前駆体、2は第一オーブン、3は第一外径
規制ダイ、4は第一フォーマー、5は機械的クランプ機
構を持つ引張装置、6は第一冷却水槽、7は延伸管、8
は第二オーブン、9は第二外径規制ダイ、10は第二フ
ォーマー、11は機械的クランプ機構を持つ引張装置、
12は第二冷却水槽、13は二回以上延伸された延伸管
を示す。
【0006】本発明に使用する熱可塑性合成樹脂とは、
結晶性の熱可塑性合成樹脂である。このような樹脂の好
ましいものとしては未置換またはハロゲン置換ビニル重
合体、未置換もしくはヒドロキシ置換ポリエステル、ポ
リアミド、ポリエーテルケトン、脂肪族ポリケトン、ポ
リオキシメチレン等が挙げられる。より好ましくは、エ
チレンまたはプロピレンの線状重合体もしくはエチレン
またはプロピレンと少なくとも1種類の他のコモノマー
との線状共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ポリオキシ
メチレンおよびこれらと少なくとも1種類の他のコモノ
マーとの共重合体が挙げられる。
結晶性の熱可塑性合成樹脂である。このような樹脂の好
ましいものとしては未置換またはハロゲン置換ビニル重
合体、未置換もしくはヒドロキシ置換ポリエステル、ポ
リアミド、ポリエーテルケトン、脂肪族ポリケトン、ポ
リオキシメチレン等が挙げられる。より好ましくは、エ
チレンまたはプロピレンの線状重合体もしくはエチレン
またはプロピレンと少なくとも1種類の他のコモノマー
との線状共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ポリオキシ
メチレンおよびこれらと少なくとも1種類の他のコモノ
マーとの共重合体が挙げられる。
【0007】特に好ましいものとしては、エチレンまた
はプロピレンの線状重合体もしくはこれらと少なくとも
1種類のコモノマーとの線状共重合体が挙げられる。本
発明で用いる中空前駆体1とは、熱可塑性合成樹脂から
なる中空の成形物で、両端部の開放した管状体や片端部
のみ開放した容器状体等である。また、断面形状は、用
途に応じ任意であり、例えば円形、楕円形が一般的であ
るが、場合により正方形、長方形もしくは三角形等も可
能である。
はプロピレンの線状重合体もしくはこれらと少なくとも
1種類のコモノマーとの線状共重合体が挙げられる。本
発明で用いる中空前駆体1とは、熱可塑性合成樹脂から
なる中空の成形物で、両端部の開放した管状体や片端部
のみ開放した容器状体等である。また、断面形状は、用
途に応じ任意であり、例えば円形、楕円形が一般的であ
るが、場合により正方形、長方形もしくは三角形等も可
能である。
【0008】中空前駆体1は、熱可塑性合成樹脂から押
出成形、射出成形等の方法で形成できる。射出成形や押
出成形を用いるのが最も実用的であるが、場合によって
は、熱可塑性樹脂のブロックから切削加工により中空前
駆体1を削り出す等の方法も考えられる。延伸を開始す
るには中空前駆体1を錐状フォーマー4上に被せる作業
が必要である。
出成形、射出成形等の方法で形成できる。射出成形や押
出成形を用いるのが最も実用的であるが、場合によって
は、熱可塑性樹脂のブロックから切削加工により中空前
駆体1を削り出す等の方法も考えられる。延伸を開始す
るには中空前駆体1を錐状フォーマー4上に被せる作業
が必要である。
【0009】つまり、錐状フォーマー4の最大外径は通
常中空前駆体1の内径より大きいので中空前駆体の内径
を拡大する作業が必要となる。例えば中空前駆体1の端
部の内面を切削して内径を大きくすれば、この錐状フォ
ーマー4上に被せる作業を容易にすることができる。ま
た、中空前駆体1を加熱し軟化させて中空前駆体1の端
部を拡径することでもこの作業が容易になる。
常中空前駆体1の内径より大きいので中空前駆体の内径
を拡大する作業が必要となる。例えば中空前駆体1の端
部の内面を切削して内径を大きくすれば、この錐状フォ
ーマー4上に被せる作業を容易にすることができる。ま
た、中空前駆体1を加熱し軟化させて中空前駆体1の端
部を拡径することでもこの作業が容易になる。
【0010】中空前駆体1を錐状フォーマー4に被せた
後、中空前駆体1の端部を引張手段に固定して、延伸の
準備が完了する。錐状フォーマー4だけでも延伸は可能
であるが、中空前駆体1の外側から規制するダイ3を用
いることにより、より正確な形状にコントロールできる
ので、外部規制ダイ3を用いる場合には錐状フォーマー
4に被せる時に同様にダイ3を潜らせればよい。
後、中空前駆体1の端部を引張手段に固定して、延伸の
準備が完了する。錐状フォーマー4だけでも延伸は可能
であるが、中空前駆体1の外側から規制するダイ3を用
いることにより、より正確な形状にコントロールできる
ので、外部規制ダイ3を用いる場合には錐状フォーマー
4に被せる時に同様にダイ3を潜らせればよい。
【0011】引張手段5としては、中空前駆体1の端部
を把持して機械的に引っ張る構造のものであって、具体
的には機械式、油圧式、空気圧式等の中空前駆体グリッ
プ機構とワイヤ式、チェーン式、ラックピニオン式等の
引張機構に接続された装置が使用できる。他には、無端
ベルト式のパイプ等引取機を用いて連続的に引張力を中
空加工物に加えることでも延伸を実施できる。
を把持して機械的に引っ張る構造のものであって、具体
的には機械式、油圧式、空気圧式等の中空前駆体グリッ
プ機構とワイヤ式、チェーン式、ラックピニオン式等の
引張機構に接続された装置が使用できる。他には、無端
ベルト式のパイプ等引取機を用いて連続的に引張力を中
空加工物に加えることでも延伸を実施できる。
【0012】本発明においては、中空前駆体1を少なく
とも2回延伸する。2回以上の多段延伸を行うことによ
り、1度の延伸では得られなかった円周方向の高倍率延
伸が可能となり、強度的にも優れた延伸パイプが得られ
る。1段目の延伸は、まず中空前駆体1を所定の温度に
加熱することから行われる。加熱温度は、中空前駆体1
を構成する樹脂の種類等によって異なるが、通常中空前
駆体1を構成する樹脂の融点以下10℃からガラス転移
温度以上の温度範囲に加熱する。
とも2回延伸する。2回以上の多段延伸を行うことによ
り、1度の延伸では得られなかった円周方向の高倍率延
伸が可能となり、強度的にも優れた延伸パイプが得られ
る。1段目の延伸は、まず中空前駆体1を所定の温度に
加熱することから行われる。加熱温度は、中空前駆体1
を構成する樹脂の種類等によって異なるが、通常中空前
駆体1を構成する樹脂の融点以下10℃からガラス転移
温度以上の温度範囲に加熱する。
【0013】一段目の変形率は中空前駆体1の肉厚変化
割合で表わされ、延伸前の肉厚/延伸後の肉厚が4〜8
程度となるように延伸するのが良い。1段目の延伸終了
後、一段延伸中空体(延伸パイプ)7を冷却しても良い
が、冷却することなく連続して2段目以降の延伸を行っ
ても良い。冷却する場合の冷却装置6としては、例えば
図1に示したような冷却水槽6を用いることができる。
割合で表わされ、延伸前の肉厚/延伸後の肉厚が4〜8
程度となるように延伸するのが良い。1段目の延伸終了
後、一段延伸中空体(延伸パイプ)7を冷却しても良い
が、冷却することなく連続して2段目以降の延伸を行っ
ても良い。冷却する場合の冷却装置6としては、例えば
図1に示したような冷却水槽6を用いることができる。
【0014】この槽6には冷水チラーなどにより温度調
節された水が循環されており、水が漏れないようにシリ
コンラバー等からなるシール機構が延伸パイプ挿入口と
排出口に取り付けられている。延伸パイプ7は挿入口か
ら槽6内に入ると直ちに温度調節された循環水に直接接
触することで冷却される。
節された水が循環されており、水が漏れないようにシリ
コンラバー等からなるシール機構が延伸パイプ挿入口と
排出口に取り付けられている。延伸パイプ7は挿入口か
ら槽6内に入ると直ちに温度調節された循環水に直接接
触することで冷却される。
【0015】延伸パイプ7はまた、1段目の延伸後中空
体に熱処理を施し、安定化させても良い。熱処理条件は
樹脂の種類等によって異なるが、結晶性樹脂の場合は一
段目の延伸温度より10℃から30℃低い温度範囲で5
分から1時間処理することで安定化することができる。
体に熱処理を施し、安定化させても良い。熱処理条件は
樹脂の種類等によって異なるが、結晶性樹脂の場合は一
段目の延伸温度より10℃から30℃低い温度範囲で5
分から1時間処理することで安定化することができる。
【0016】例えば、高密度ポリエチレンの場合は、1
00℃、30分程度が目安となる。この熱処理は二段目
以降の延伸におけるクラックの発生、材料破壊といった
好ましくない現象を低減する効果がある。現実の製造に
おいては二段目以降の延伸のための予熱工程でこの熱処
理を兼ねることができる。
00℃、30分程度が目安となる。この熱処理は二段目
以降の延伸におけるクラックの発生、材料破壊といった
好ましくない現象を低減する効果がある。現実の製造に
おいては二段目以降の延伸のための予熱工程でこの熱処
理を兼ねることができる。
【0017】2段目以降の延伸の条件は使用樹脂の融点
以下10℃からガラス転移温度以上の範囲の温度に加熱
し、前段延伸後の肉厚/当該段延伸後の肉厚にして1.
5〜3程度となるように延伸すれば良い。2段目以降の
延伸処理に際しては、1段目の延伸を生かすため1段目
の延伸温度より1〜10℃程度低い温度で延伸を行うの
が良い。
以下10℃からガラス転移温度以上の範囲の温度に加熱
し、前段延伸後の肉厚/当該段延伸後の肉厚にして1.
5〜3程度となるように延伸すれば良い。2段目以降の
延伸処理に際しては、1段目の延伸を生かすため1段目
の延伸温度より1〜10℃程度低い温度で延伸を行うの
が良い。
【0018】最終的な延伸倍率は変形率にして5〜15
とするのが高強度の管を得るのに望ましい。本発明で
は、図1、図2に示すような引張手段を有しダイ3およ
び錐状フォーマー4を一組だけ設置でき、かつこれらが
交換可能な装置を用い、有限長さの中空加工物を延伸変
形させて出口側からすべて回収して1段目の延伸を完結
した後、その装置に大径なダイ8および錐状フォーマー
10を交換設置し、2段目以降の延伸を実施する方法も
含まれる。
とするのが高強度の管を得るのに望ましい。本発明で
は、図1、図2に示すような引張手段を有しダイ3およ
び錐状フォーマー4を一組だけ設置でき、かつこれらが
交換可能な装置を用い、有限長さの中空加工物を延伸変
形させて出口側からすべて回収して1段目の延伸を完結
した後、その装置に大径なダイ8および錐状フォーマー
10を交換設置し、2段目以降の延伸を実施する方法も
含まれる。
【0019】また本発明では、図3に示すような引張手
段を有し外径規制ダイ3、8および錐状フォーマー4、
9が複数組直列に設置された装置を用い、中空前駆体を
順次延伸変形させて製造する方法も含まれる。以下、具
体的実施例を以て本発明を説明するが、本発明はその要
旨を越えない限り以下の実施例に限定されるものではな
い。
段を有し外径規制ダイ3、8および錐状フォーマー4、
9が複数組直列に設置された装置を用い、中空前駆体を
順次延伸変形させて製造する方法も含まれる。以下、具
体的実施例を以て本発明を説明するが、本発明はその要
旨を越えない限り以下の実施例に限定されるものではな
い。
【0020】実施例1 図1、図2に概略を示した装置を用いた。ポリエチレン
樹脂(日本ポリケム社の市販品ノバテックHD HF4
10;密度:0.955g/cm3、MFR:0.06
g/10分、融点135℃)を押出機を用いて円筒形状
に溶融押出し、真空式外径サイジング装置で外径60m
m、内径30mm、長さ1.7mの円筒型中空前駆体1
を製造した。
樹脂(日本ポリケム社の市販品ノバテックHD HF4
10;密度:0.955g/cm3、MFR:0.06
g/10分、融点135℃)を押出機を用いて円筒形状
に溶融押出し、真空式外径サイジング装置で外径60m
m、内径30mm、長さ1.7mの円筒型中空前駆体1
を製造した。
【0021】この中空前駆体1の1段目の延伸を以下の
手順で実施した。まず中空前駆体1の一端を長さ700
mmにわたって中心軸を通る平面に沿って切削加工によ
りスリットを入れた。加工した端末の内側に120℃に
保持できる電熱機構を設けた半頂角15゜、最大外径7
0mm(中空前駆体外径の1.17倍)の円錐状フォー
マー4を挿入して、下流側端部にテーパーの無い外径規
制ダイ3(内径75mm)が設置されたオーブン2中に
入れ、スリット部分を機械的クランプ機構を持つ引張装
置5に把持した。
手順で実施した。まず中空前駆体1の一端を長さ700
mmにわたって中心軸を通る平面に沿って切削加工によ
りスリットを入れた。加工した端末の内側に120℃に
保持できる電熱機構を設けた半頂角15゜、最大外径7
0mm(中空前駆体外径の1.17倍)の円錐状フォー
マー4を挿入して、下流側端部にテーパーの無い外径規
制ダイ3(内径75mm)が設置されたオーブン2中に
入れ、スリット部分を機械的クランプ機構を持つ引張装
置5に把持した。
【0022】極めて遅い速度で引張装置を動かし中空前
駆体の内部にフォーマーを引き込んだ後、外径規制ダイ
とフォーマーの位置を調整した。120℃で約3時間放
置した後、引張装置の引張張力をモニターしながら延伸
速度10mm/分で延伸を開始し、張力が安定したのを
確認後、延伸速度50mm/分に上昇させて延伸した。
駆体の内部にフォーマーを引き込んだ後、外径規制ダイ
とフォーマーの位置を調整した。120℃で約3時間放
置した後、引張装置の引張張力をモニターしながら延伸
速度10mm/分で延伸を開始し、張力が安定したのを
確認後、延伸速度50mm/分に上昇させて延伸した。
【0023】張力は増加後漸次減少しながら安定し、そ
れに伴いネッキングが現れ、管が不透明から次第に半透
明に変化するのが観察された。700mmほど延伸させ
た後、延伸を止め先端をクランプからはずし、管を冷却
水槽に通した。冷却水槽は長さ600mm、幅約400
mm、深さ約400mmの第一冷却水槽6で、シール機
構を施した横壁の挿入口および排出口に管を通した。
れに伴いネッキングが現れ、管が不透明から次第に半透
明に変化するのが観察された。700mmほど延伸させ
た後、延伸を止め先端をクランプからはずし、管を冷却
水槽に通した。冷却水槽は長さ600mm、幅約400
mm、深さ約400mmの第一冷却水槽6で、シール機
構を施した横壁の挿入口および排出口に管を通した。
【0024】中空加工物(延伸管7)の先端を再度クラ
ンプし、水槽に約6℃の冷水を循環させ、冷水がフォー
マー上の延伸管7の一部を冷やせる位置に固定した。こ
の条件で中空前駆体1のすべてが延伸されて、外径70
mm、内径63mm、肉厚3.5mmの半透明で光沢の
ある延伸管7を得た。この延伸管7から実質的に均質な
2.5mを切り出した。
ンプし、水槽に約6℃の冷水を循環させ、冷水がフォー
マー上の延伸管7の一部を冷やせる位置に固定した。こ
の条件で中空前駆体1のすべてが延伸されて、外径70
mm、内径63mm、肉厚3.5mmの半透明で光沢の
ある延伸管7を得た。この延伸管7から実質的に均質な
2.5mを切り出した。
【0025】次に、この延伸管7の2段目の延伸を以下
の手順で実施した。まずこの延伸管7の一端を長さ70
0mmにわたって中心軸を通る平面に沿って切削加工に
よりスリットを入れた。加工した端末の内側に110℃
に保持できる電熱機構を設けた半頂角15゜、最大外径
100mm(中空前駆体外径の1.67倍)の円錐状フ
ォーマー10を挿入して、下流側端部にテーパーの無い
外径規制ダイ9(内径105mm)が設置されたオーブ
ン8中に入れ、スリット部分を機械的クランプ機構を持
つ引張装置11に把持した。
の手順で実施した。まずこの延伸管7の一端を長さ70
0mmにわたって中心軸を通る平面に沿って切削加工に
よりスリットを入れた。加工した端末の内側に110℃
に保持できる電熱機構を設けた半頂角15゜、最大外径
100mm(中空前駆体外径の1.67倍)の円錐状フ
ォーマー10を挿入して、下流側端部にテーパーの無い
外径規制ダイ9(内径105mm)が設置されたオーブ
ン8中に入れ、スリット部分を機械的クランプ機構を持
つ引張装置11に把持した。
【0026】極めて遅い速度で引張装置を動かし延伸管
7の内部にフォーマーを引き込んだ後、外径規制ダイ9
とフォーマー10の位置を調整した。110℃で約1時
間放置した後、引張装置の引張張力をモニターしながら
延伸速度10mm/分で延伸を開始し、張力が安定した
のを確認後、延伸速度50mm/分に上昇させて延伸し
た。
7の内部にフォーマーを引き込んだ後、外径規制ダイ9
とフォーマー10の位置を調整した。110℃で約1時
間放置した後、引張装置の引張張力をモニターしながら
延伸速度10mm/分で延伸を開始し、張力が安定した
のを確認後、延伸速度50mm/分に上昇させて延伸し
た。
【0027】700mmほど延伸させた後、延伸を止め
先端をクランプからはずし、二段目延伸管13を長さ6
00mm、幅約400mm、深さ約400mmの冷却水
槽12の、シール機構を施した横壁の挿入口および排出
口に通した。2段目延伸管13の端部を再度クランプ
し、水槽に約6℃の冷水を循環させ、冷水がフォーマー
上の二段目延伸体13の一部を冷やせる位置に固定し
た。
先端をクランプからはずし、二段目延伸管13を長さ6
00mm、幅約400mm、深さ約400mmの冷却水
槽12の、シール機構を施した横壁の挿入口および排出
口に通した。2段目延伸管13の端部を再度クランプ
し、水槽に約6℃の冷水を循環させ、冷水がフォーマー
上の二段目延伸体13の一部を冷やせる位置に固定し
た。
【0028】この条件で二段目延伸管13のすべてが延
伸されて、外径88mm、内径85mm、肉厚1.5m
mの半透明で光沢のある二段目延伸管13を得た。この
二段目延伸管13から、軸方向および円周方向に幅15
mm、長さ150mmの短冊を打ち抜き、23℃にて2
4時間状態調節後、引張速度10mm/分の引張試験に
より引張降伏強度を測定した。
伸されて、外径88mm、内径85mm、肉厚1.5m
mの半透明で光沢のある二段目延伸管13を得た。この
二段目延伸管13から、軸方向および円周方向に幅15
mm、長さ150mmの短冊を打ち抜き、23℃にて2
4時間状態調節後、引張速度10mm/分の引張試験に
より引張降伏強度を測定した。
【0029】その結果、軸方向の引張降伏強度は105
MPa、円周方向の引張降伏強度は52MPaであっ
た。比較のため同じ原料樹脂を溶融プレス法で成形した
2mm厚のシートの弾性率を同様の方法で測定したとこ
ろ21MPaであり、得られた延伸管はの軸方向と円周
方向のいずれの方向にも強化された二軸延伸体であるこ
とが確認された。
MPa、円周方向の引張降伏強度は52MPaであっ
た。比較のため同じ原料樹脂を溶融プレス法で成形した
2mm厚のシートの弾性率を同様の方法で測定したとこ
ろ21MPaであり、得られた延伸管はの軸方向と円周
方向のいずれの方向にも強化された二軸延伸体であるこ
とが確認された。
【0030】比較例1 実施例1で用いたと同様の中空前駆体1(未延伸)に実
施例1の2段目延伸で用いた半頂角15゜、最大外径1
00mm(中空前駆体外径の1.67倍)の円錐状フォ
ーマー10を挿入して、下流側端部にテーパーの無い外
径規制ダイ8(内径105mm)が設置されたオーブン
8中に入れ、スリット部分を引張装置に機械的クランプ
機構11により把持した。極めて遅い速度で引張装置を
動かし中空前駆体の内部にフォーマーを引き込むことを
試みたが、スリット端部のノッチ部の裂けが止まらずフ
ォーマーが中空前駆体内部に入らなかった。
施例1の2段目延伸で用いた半頂角15゜、最大外径1
00mm(中空前駆体外径の1.67倍)の円錐状フォ
ーマー10を挿入して、下流側端部にテーパーの無い外
径規制ダイ8(内径105mm)が設置されたオーブン
8中に入れ、スリット部分を引張装置に機械的クランプ
機構11により把持した。極めて遅い速度で引張装置を
動かし中空前駆体の内部にフォーマーを引き込むことを
試みたが、スリット端部のノッチ部の裂けが止まらずフ
ォーマーが中空前駆体内部に入らなかった。
【0031】比較例2 実施例1と同様の中空前駆体を、半頂角15゜最大外径
80mm(中空前駆体外径の1.33倍)の円錐状フォ
ーマーと内径65mmの外径規制ダイを用い実施例1の
1段目延伸とほぼ同様の操作により冷却水槽を用いて1
20℃において延伸速度200mm/分で延伸し、外径
83mm、内径79mm、肉厚2mmの半透明で光沢の
ある延伸管を得た。
80mm(中空前駆体外径の1.33倍)の円錐状フォ
ーマーと内径65mmの外径規制ダイを用い実施例1の
1段目延伸とほぼ同様の操作により冷却水槽を用いて1
20℃において延伸速度200mm/分で延伸し、外径
83mm、内径79mm、肉厚2mmの半透明で光沢の
ある延伸管を得た。
【0032】この管から、軸方向および円周方向に幅1
5mm、長さ150mmの短冊を打ち抜き、23℃にて
24時間状態調節後、引張速度10mm/分の引張試験
により引張降伏強度を測定した。その結果、軸方向の引
張降伏強度は110MPa、円周方向の引張降伏強度は
39MPaであった。
5mm、長さ150mmの短冊を打ち抜き、23℃にて
24時間状態調節後、引張速度10mm/分の引張試験
により引張降伏強度を測定した。その結果、軸方向の引
張降伏強度は110MPa、円周方向の引張降伏強度は
39MPaであった。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の樹脂管状
体の製造方法によれば、従来技術では不可能であった外
周拡径比1.2倍を超える高倍率の円周方向延伸倍率を
有する高強度の延伸パイプが製造できる。
体の製造方法によれば、従来技術では不可能であった外
周拡径比1.2倍を超える高倍率の円周方向延伸倍率を
有する高強度の延伸パイプが製造できる。
【図1】1段目延伸用の延伸装置の模式的な縦断面図
【図2】2段目以降の延伸用の延伸装置の模式的な縦断
面図
面図
【図3】1段目延伸、2段目延伸を連続して行うための
延伸装置の模式的な縦断面図である。
延伸装置の模式的な縦断面図である。
1 中空前駆体 2 第一オーブン 3 第一外径規制ダイ 4 第一フォーマー 5 機械的クランプ機構を持つ引張装置 6 第一冷却水槽 7 延伸管 8 第二オーブン 9 第二外径規制ダイ 10 第二フォーマー 11 機械的クランプ機構を持つ引張装置 12 第二冷却水槽 13 二回延伸された延伸管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F210 AA04 AG08 QA06 QC01 QC05 QG02 QQ01
Claims (1)
- 【請求項1】熱可塑性合成樹脂からなる中空前駆体を用
意し、該前駆体に対し、該前駆体の内部に配設された錐
状フォーマーを通すことによる延伸工程を2回以上繰り
返して延伸することを特徴とする合成樹脂製延伸パイプ
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32472998A JP2000141478A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 合成樹脂製延伸パイプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32472998A JP2000141478A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 合成樹脂製延伸パイプの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000141478A true JP2000141478A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18169058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32472998A Pending JP2000141478A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 合成樹脂製延伸パイプの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000141478A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020161475A1 (en) * | 2019-02-04 | 2020-08-13 | Innospec Limited | Chemical reactions |
US11813602B2 (en) | 2019-02-04 | 2023-11-14 | Innospec Limited | Polymerisation method and apparatus therefor |
US12227601B2 (en) | 2019-02-04 | 2025-02-18 | Innospec Limited | Polymeric materials |
US12234952B2 (en) | 2019-02-04 | 2025-02-25 | Innospec Limited | Polymeric materials |
-
1998
- 1998-11-16 JP JP32472998A patent/JP2000141478A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020161475A1 (en) * | 2019-02-04 | 2020-08-13 | Innospec Limited | Chemical reactions |
CN113614115A (zh) * | 2019-02-04 | 2021-11-05 | 因诺斯佩克有限公司 | 化学反应 |
GB2582444B (en) * | 2019-02-04 | 2022-11-02 | Innospec Ltd | Chemical reactions |
US11813602B2 (en) | 2019-02-04 | 2023-11-14 | Innospec Limited | Polymerisation method and apparatus therefor |
CN113614115B (zh) * | 2019-02-04 | 2023-11-24 | 因诺斯佩克有限公司 | 化学反应 |
US11951452B2 (en) | 2019-02-04 | 2024-04-09 | Innospec Limited | Method of assembling an apparatus for containing reagents for a chemical reaction |
US12227601B2 (en) | 2019-02-04 | 2025-02-18 | Innospec Limited | Polymeric materials |
US12234952B2 (en) | 2019-02-04 | 2025-02-25 | Innospec Limited | Polymeric materials |
US12269024B2 (en) | 2019-02-04 | 2025-04-08 | Innospec Limited | Polymerization method and apparatus therefor |
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