JP2000140773A - 外壁パネル基材表面用クリーニング装置 - Google Patents
外壁パネル基材表面用クリーニング装置Info
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- JP2000140773A JP2000140773A JP10317305A JP31730598A JP2000140773A JP 2000140773 A JP2000140773 A JP 2000140773A JP 10317305 A JP10317305 A JP 10317305A JP 31730598 A JP31730598 A JP 31730598A JP 2000140773 A JP2000140773 A JP 2000140773A
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Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】加工ラインに支障をきたすことなく、外壁パネ
ル基材の表面に付着する塵や埃を迅速かつ十分に取り除
くことが可能なクリーニング装置の提供である。 【解決手段】外壁パネル基材表面用クリーニング装置1
は、回転ブラシ2…が変位可能に設けられ、回転ブラシ
2…が、その変位位置にて、移送ライン21により移送
される外壁パネル基材Aの表面aの横幅域の全体に及ぶ
ように構成されてなることを特徴とする。
ル基材の表面に付着する塵や埃を迅速かつ十分に取り除
くことが可能なクリーニング装置の提供である。 【解決手段】外壁パネル基材表面用クリーニング装置1
は、回転ブラシ2…が変位可能に設けられ、回転ブラシ
2…が、その変位位置にて、移送ライン21により移送
される外壁パネル基材Aの表面aの横幅域の全体に及ぶ
ように構成されてなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の外壁パネル
基材の表面をクリーニングするための装置に関する。
基材の表面をクリーニングするための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、耐候性、耐寒性、耐久性などの点
から、セメント系等の窯業系材を基材とした外壁パネル
が建物の外壁材として多く用いられるようになってい
る。このような外壁パネルは、窯業系材をパネル基材と
して形成した後に、上記した物理的諸性能の向上及びデ
ザイン上の観点から、そのパネル基材の表面に樹脂塗料
等による塗装が施される。従来、この外壁パネル基材の
表面は、平坦な表面デザインのものが多かったが、最近
では、その表面に表情を出すために、エンボス加工やカ
ット加工による目地調や石材調などの複雑な凹凸模様に
よりデザイン化されたものも製作されている。
から、セメント系等の窯業系材を基材とした外壁パネル
が建物の外壁材として多く用いられるようになってい
る。このような外壁パネルは、窯業系材をパネル基材と
して形成した後に、上記した物理的諸性能の向上及びデ
ザイン上の観点から、そのパネル基材の表面に樹脂塗料
等による塗装が施される。従来、この外壁パネル基材の
表面は、平坦な表面デザインのものが多かったが、最近
では、その表面に表情を出すために、エンボス加工やカ
ット加工による目地調や石材調などの複雑な凹凸模様に
よりデザイン化されたものも製作されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】外壁パネルの基材表面
が平坦である場合には、その基材表面に対する塗装前の
処理として、送風や刷毛等による簡単な作業のみでその
表面に付着する塵や埃を取り除くことが可能であった。
しかし、外壁パネル基材の表面に複雑な凹凸模様が形成
されている場合、上記した従来の作業方法では、外壁パ
ネル基材表面に付着する塵や埃を短時間内に十分に取り
除くことは困難であった。また、その塵や埃を十分に取
り除くためには、長時間を要してしまうことになる。こ
れでは、外壁パネル基材の表面塗装を含む加工ラインに
支障をきたすという欠点があった。
が平坦である場合には、その基材表面に対する塗装前の
処理として、送風や刷毛等による簡単な作業のみでその
表面に付着する塵や埃を取り除くことが可能であった。
しかし、外壁パネル基材の表面に複雑な凹凸模様が形成
されている場合、上記した従来の作業方法では、外壁パ
ネル基材表面に付着する塵や埃を短時間内に十分に取り
除くことは困難であった。また、その塵や埃を十分に取
り除くためには、長時間を要してしまうことになる。こ
れでは、外壁パネル基材の表面塗装を含む加工ラインに
支障をきたすという欠点があった。
【0004】そこで、本発明では、加工ラインに支障を
きたすことなく、外壁パネル基材の表面に付着する塵や
埃を迅速にかつ十分に取り除くことが可能なクリーニン
グ装置の提供を目的とした。
きたすことなく、外壁パネル基材の表面に付着する塵や
埃を迅速にかつ十分に取り除くことが可能なクリーニン
グ装置の提供を目的とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、外壁パネル基材表面用クリーニング装
置につき、次のように構成した。即ち、1又は2以上の
回転ブラシが変位可能に設けられ、この回転ブラシが、
その変位位置にて、移送される外壁パネル基材の表面の
横幅域の全体に及ぶように構成されてなることを特徴と
する。
ため、本発明は、外壁パネル基材表面用クリーニング装
置につき、次のように構成した。即ち、1又は2以上の
回転ブラシが変位可能に設けられ、この回転ブラシが、
その変位位置にて、移送される外壁パネル基材の表面の
横幅域の全体に及ぶように構成されてなることを特徴と
する。
【0006】上記した本発明の構成において、回転ブラ
シは電気駆動モーター等によって連続的に回転される。
回転ブラシとしては、例えば、植毛部を環状位置に設け
たものなど、迅速な回転作動によってクリーニング作業
を実行することができるものを用いることが好ましい。
また、回転ブラシの数は、そのクリーニング範囲が外壁
パネル基材の表面全域に及ぶように選択される。この数
は、回転速度を速めて、クリーニング作業を迅速に行う
ことができることから、回転半径が小さな回転ブラシを
2以上設けることが好ましい。
シは電気駆動モーター等によって連続的に回転される。
回転ブラシとしては、例えば、植毛部を環状位置に設け
たものなど、迅速な回転作動によってクリーニング作業
を実行することができるものを用いることが好ましい。
また、回転ブラシの数は、そのクリーニング範囲が外壁
パネル基材の表面全域に及ぶように選択される。この数
は、回転速度を速めて、クリーニング作業を迅速に行う
ことができることから、回転半径が小さな回転ブラシを
2以上設けることが好ましい。
【0007】回転ブラシの回転作動によれば、外壁パネ
ル基材の表面に複雑な凹凸模様を有する場合でも、その
凹凸模様の彫り部の隅々にまでクリーニング作用を及ば
せることが可能である。また、このクリーニング装置の
構成をコンパクトにすることができる利点もある。
ル基材の表面に複雑な凹凸模様を有する場合でも、その
凹凸模様の彫り部の隅々にまでクリーニング作用を及ば
せることが可能である。また、このクリーニング装置の
構成をコンパクトにすることができる利点もある。
【0008】また、本発明において、回転ブラシは、例
えば、昇降移動等の変位が可能である。また、この回転
ブラシの変位位置は、昇降移動の場合、降下位置あるい
は昇降位置にあたる。従って、この場合、回転ブラシ
は、降下位置あるいは上昇位置で外壁パネル基材の表面
に及ぶことになる。これにより、回転ブラシによるクリ
ーニング作用を外壁パネル基材が移送されてきた時点に
合わせて及ぼすことが可能となる。
えば、昇降移動等の変位が可能である。また、この回転
ブラシの変位位置は、昇降移動の場合、降下位置あるい
は昇降位置にあたる。従って、この場合、回転ブラシ
は、降下位置あるいは上昇位置で外壁パネル基材の表面
に及ぶことになる。これにより、回転ブラシによるクリ
ーニング作用を外壁パネル基材が移送されてきた時点に
合わせて及ぼすことが可能となる。
【0009】また、回転ブラシが外壁パネル基材の表面
に及ぶ変位距離を調整できるように構成されている場合
には、対象とする複数の外壁パネル基材の厚さに違いが
あったり、その基材表面の凹凸模様の彫りが大きいとき
にも、回転ブラシによるクリーニング作業を適度に実行
させることができる。つまり、外壁パネル基材の厚さが
より大きいときには、回転ブラシの変位距離をより小さ
くすることによって、回転ブラシの毛先が外壁パネル基
材の表面に当接するようにできる。また、外壁パネル基
材の表面の彫り部が大きいときには、回転ブラシの変位
距離をより大きくすることによって、回転ブラシの毛先
をその彫り部にまで十分に及ばせることができるからで
ある。
に及ぶ変位距離を調整できるように構成されている場合
には、対象とする複数の外壁パネル基材の厚さに違いが
あったり、その基材表面の凹凸模様の彫りが大きいとき
にも、回転ブラシによるクリーニング作業を適度に実行
させることができる。つまり、外壁パネル基材の厚さが
より大きいときには、回転ブラシの変位距離をより小さ
くすることによって、回転ブラシの毛先が外壁パネル基
材の表面に当接するようにできる。また、外壁パネル基
材の表面の彫り部が大きいときには、回転ブラシの変位
距離をより大きくすることによって、回転ブラシの毛先
をその彫り部にまで十分に及ばせることができるからで
ある。
【0010】また、本発明において、回転ブラシは、移
送される外壁パネル基材の表面に及ばせることができる
から、外壁パネル基材の加工ラインに支障をきたすこと
はない。即ち、外壁パネル基材が移送中であるときに
も、回転ブラシによるクリーニング作業を実行できるか
らである。また、外壁パネル基材の移送手段について
は、特に限定されるものではなく、移送ローラやベルト
コンベア等の一般的手段によることができる。
送される外壁パネル基材の表面に及ばせることができる
から、外壁パネル基材の加工ラインに支障をきたすこと
はない。即ち、外壁パネル基材が移送中であるときに
も、回転ブラシによるクリーニング作業を実行できるか
らである。また、外壁パネル基材の移送手段について
は、特に限定されるものではなく、移送ローラやベルト
コンベア等の一般的手段によることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る外壁パネル基
材表面用クリーニング装置の実施の形態を説明する。実
施の形態としての図1〜3に示す外壁パネル基材表面用
クリーニング装置1は、4つの回転ブラシ2…が昇降可
能に設けられ、この回転ブラシ2…が、その降下位置に
て、移送される外壁パネル基材Aの表面aに及ぶように
構成されてなる。
材表面用クリーニング装置の実施の形態を説明する。実
施の形態としての図1〜3に示す外壁パネル基材表面用
クリーニング装置1は、4つの回転ブラシ2…が昇降可
能に設けられ、この回転ブラシ2…が、その降下位置に
て、移送される外壁パネル基材Aの表面aに及ぶように
構成されてなる。
【0012】回転ブラシ2は、図4に示すように、環状
に植毛されてなるものである。回転ブラシ2…は、その
回転軸3がそれぞれ軸受6に支持された状態でプレート
5の下面部に設けられている。また、各回転軸3の至端
部はプレート5の上面に突出し、その先端部にプーリー
4をそれぞれ備えている。また回転ブラシ2…は、プレ
ート5において、1つ置きに前後にずらせた位置に設け
られており、これらの回転ブラシ2…によって、外壁パ
ネル基材Aの表面aの横幅域の全体を後述するようにカ
バーできる。
に植毛されてなるものである。回転ブラシ2…は、その
回転軸3がそれぞれ軸受6に支持された状態でプレート
5の下面部に設けられている。また、各回転軸3の至端
部はプレート5の上面に突出し、その先端部にプーリー
4をそれぞれ備えている。また回転ブラシ2…は、プレ
ート5において、1つ置きに前後にずらせた位置に設け
られており、これらの回転ブラシ2…によって、外壁パ
ネル基材Aの表面aの横幅域の全体を後述するようにカ
バーできる。
【0013】また、プレート5の上面部には、回転駆動
用モータ8が設けられている。この回転駆動用モータ8
による駆動力は、その駆動軸9と各プーリー4との間に
一連に渡設された伝導ベルト10によって各回転ブラシ
2に伝導するようにされている。従って、各回転ブラシ
2は、この駆動力により回転軸3回りに同時に回転され
る。
用モータ8が設けられている。この回転駆動用モータ8
による駆動力は、その駆動軸9と各プーリー4との間に
一連に渡設された伝導ベルト10によって各回転ブラシ
2に伝導するようにされている。従って、各回転ブラシ
2は、この駆動力により回転軸3回りに同時に回転され
る。
【0014】プレート5の両端部には、それぞれ調整ボ
ルト11、11の一端部がねじ合わされている。また、
調整ボルト11、11の他端部は、それぞれプレート1
3の両端部に回転自在に支持されている。なお、12
は、調整ボルト11を軸回りに回転させるハンドルであ
る。これによって、プレート13はプレート5の直上位
置にあって、調整ボルト11、11によりプレート5と
一体化されている。また、プレート5とプレート13と
の間の距離は、ハンドル12の操作により、調整ボルト
11を回動させて調整できる。
ルト11、11の一端部がねじ合わされている。また、
調整ボルト11、11の他端部は、それぞれプレート1
3の両端部に回転自在に支持されている。なお、12
は、調整ボルト11を軸回りに回転させるハンドルであ
る。これによって、プレート13はプレート5の直上位
置にあって、調整ボルト11、11によりプレート5と
一体化されている。また、プレート5とプレート13と
の間の距離は、ハンドル12の操作により、調整ボルト
11を回動させて調整できる。
【0015】また、プレート5には車14…、またプレ
ート13には車15…が、それぞれ両端部の前後位置に
2つずつ設けられている。車14…及び車15…は、枠
体16の縦枠16aと16aとの間及び16bと16b
との間にそれぞれ対向して設けられている案内レール1
7、17上にある。従って、プレート5及びプレート1
3は車14…、車15…をそれぞれ介して案内レール1
7、17上を一体的に昇降移動できる。
ート13には車15…が、それぞれ両端部の前後位置に
2つずつ設けられている。車14…及び車15…は、枠
体16の縦枠16aと16aとの間及び16bと16b
との間にそれぞれ対向して設けられている案内レール1
7、17上にある。従って、プレート5及びプレート1
3は車14…、車15…をそれぞれ介して案内レール1
7、17上を一体的に昇降移動できる。
【0016】また、枠体16の天板16c上にはシリン
ダ18、18がその駆動軸19をそれぞれ垂下させて設
けられ、また駆動軸19、19の至端部はプレート13
面に固定されている。従って、各シリンダ18の同時駆
動により、上記したプレート5及びプレート13の昇降
移動が自動的になされるようにされている。
ダ18、18がその駆動軸19をそれぞれ垂下させて設
けられ、また駆動軸19、19の至端部はプレート13
面に固定されている。従って、各シリンダ18の同時駆
動により、上記したプレート5及びプレート13の昇降
移動が自動的になされるようにされている。
【0017】また、縦枠16aと縦枠16bとの間を貫
通するように移送ライン21が設けられている。移送ラ
イン21は、並列的に設けられた移送用ローラ22…に
よってなる。また、縦枠16b、16bとの間には駆動
用モータ23が支持台25に設けられており、駆動用モ
ータ23の駆動力によって移送用ローラ22…はそれぞ
れ回転される。なお、24は駆動モータ23に対する減
速機である。この移送用ローラ22…の回転により、移
送ライン21に載せられた外壁パネル基材Aは前方に移
送される。
通するように移送ライン21が設けられている。移送ラ
イン21は、並列的に設けられた移送用ローラ22…に
よってなる。また、縦枠16b、16bとの間には駆動
用モータ23が支持台25に設けられており、駆動用モ
ータ23の駆動力によって移送用ローラ22…はそれぞ
れ回転される。なお、24は駆動モータ23に対する減
速機である。この移送用ローラ22…の回転により、移
送ライン21に載せられた外壁パネル基材Aは前方に移
送される。
【0018】また、支持台25には軸受26…が並設さ
れており、また軸受26…の端部に車27…がそれぞれ
設けられている。これらの車27…も案内レール17上
にある。また、枠体16の横枠16dにはシリンダ28
aがその駆動軸を上向きに伸縮できるように設けられて
いる。駆動軸28a端を固定することによって、支持台
25はシリンダ28によって支持されている。また、図
示はしていないが、縦枠16a、16a間にあっても同
様の軸受構成となっている。シリンダ28の駆動によっ
て、移送ライン21全体を上下移動させることができ
る。
れており、また軸受26…の端部に車27…がそれぞれ
設けられている。これらの車27…も案内レール17上
にある。また、枠体16の横枠16dにはシリンダ28
aがその駆動軸を上向きに伸縮できるように設けられて
いる。駆動軸28a端を固定することによって、支持台
25はシリンダ28によって支持されている。また、図
示はしていないが、縦枠16a、16a間にあっても同
様の軸受構成となっている。シリンダ28の駆動によっ
て、移送ライン21全体を上下移動させることができ
る。
【0019】このように構成した外壁パネル基材表面用
クリーニング装置1においては、外壁パネル基材Aが移
送ライン21に載せられて移送されてきた時点に合わせ
て、シリンダ18、18を駆動させてプレート5が降下
移動される。プレート5が降下位置に達すると、各回転
ブラシ2が外壁パネルの基材表面aに及ぶ。このとき、
各回転ブラシ2は、回転駆動モータ8によって回転軸3
回りに回転駆動しており、基材表面aをクリーニングす
る。
クリーニング装置1においては、外壁パネル基材Aが移
送ライン21に載せられて移送されてきた時点に合わせ
て、シリンダ18、18を駆動させてプレート5が降下
移動される。プレート5が降下位置に達すると、各回転
ブラシ2が外壁パネルの基材表面aに及ぶ。このとき、
各回転ブラシ2は、回転駆動モータ8によって回転軸3
回りに回転駆動しており、基材表面aをクリーニングす
る。
【0020】このクリーニング時において、各回転ブラ
シ2はその回転動作により基材表面aの彫り部にまで十
分にそのクリーニング作用を及ぼすことができる。この
際、各回転ブラシ2の植毛部2aは、図4に示すよう
に、その植毛部2aの先端2部分が外側に拡がった状態
で変形される。この結果、各回転ブラシ2のクリーニン
グ作用が基材表面aの横幅域の全体に及ぶことになる。
また、このクリーニング作用は、移送ライン21によっ
て移送中の外壁パネル基材Aに対してなされるから、そ
の加工ラインに支障をきたすことはない。従って、以後
の塗装工程等を連続して行うことが可能である。
シ2はその回転動作により基材表面aの彫り部にまで十
分にそのクリーニング作用を及ぼすことができる。この
際、各回転ブラシ2の植毛部2aは、図4に示すよう
に、その植毛部2aの先端2部分が外側に拡がった状態
で変形される。この結果、各回転ブラシ2のクリーニン
グ作用が基材表面aの横幅域の全体に及ぶことになる。
また、このクリーニング作用は、移送ライン21によっ
て移送中の外壁パネル基材Aに対してなされるから、そ
の加工ラインに支障をきたすことはない。従って、以後
の塗装工程等を連続して行うことが可能である。
【0021】また、調整ボルト11、11によりプレー
ト5とプレート13との間の距離を調整することによっ
て、各回転ブラシ2がクリーニングに適した基材表面a
の位置に及ぶようにコントロールできる。また、調整ボ
ルト11のいずれか一方を調整することにより、プレー
ト5の傾きを修正し、各回転ブラシ2が基材表面aに均
一に及ぶようにすることもできる。これにより、厚さや
基材表面aの模様が異なる外壁パネル基材に対しても容
易に対処することができる。また、各回転ブラシ2が及
ぶ位置の調整は、シリンダ28を駆動させて、移送ライ
ン21を上下位置調整することによっても同様に達成さ
れる。
ト5とプレート13との間の距離を調整することによっ
て、各回転ブラシ2がクリーニングに適した基材表面a
の位置に及ぶようにコントロールできる。また、調整ボ
ルト11のいずれか一方を調整することにより、プレー
ト5の傾きを修正し、各回転ブラシ2が基材表面aに均
一に及ぶようにすることもできる。これにより、厚さや
基材表面aの模様が異なる外壁パネル基材に対しても容
易に対処することができる。また、各回転ブラシ2が及
ぶ位置の調整は、シリンダ28を駆動させて、移送ライ
ン21を上下位置調整することによっても同様に達成さ
れる。
【0022】
【発明の効果】上述したように本発明は構成されるか
ら、次のような効果が発揮される。先ず、回転ブラシ
は、変位可能に設けられ、その変位位置にて外壁パネル
の形成表面に及ぶように構成されていることから、移送
中の外壁パネル基材に対してクリーニング作用を及ぼす
ことができる。また、厚さが異なるあるいは基材表面の
模様が異なる外壁パネル基材に対して容易に対応させる
ことができる。
ら、次のような効果が発揮される。先ず、回転ブラシ
は、変位可能に設けられ、その変位位置にて外壁パネル
の形成表面に及ぶように構成されていることから、移送
中の外壁パネル基材に対してクリーニング作用を及ぼす
ことができる。また、厚さが異なるあるいは基材表面の
模様が異なる外壁パネル基材に対して容易に対応させる
ことができる。
【0023】また、このような厚さ等が異なる外壁パネ
ル基材に対する対応は、回転ブラシの変位距離を調整す
ることによって、よりクリーニングに適した状態にコン
トロールできる。
ル基材に対する対応は、回転ブラシの変位距離を調整す
ることによって、よりクリーニングに適した状態にコン
トロールできる。
【0024】また、回転ブラシは、軸回りの回転動作に
よりクリーニング作用を発揮するから、外壁パネル基材
の表面を十分にクリーニングすることができる。
よりクリーニング作用を発揮するから、外壁パネル基材
の表面を十分にクリーニングすることができる。
【0025】また、上記したクリーニング作用は、移送
される外壁パネル基材に対してその横幅域の全体に渡り
発揮されるから、以後の加工ラインに支障をきたすこと
なく、外壁パネル基材を迅速に加工することが可能とな
る。
される外壁パネル基材に対してその横幅域の全体に渡り
発揮されるから、以後の加工ラインに支障をきたすこと
なく、外壁パネル基材を迅速に加工することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外壁パネル基材表面用クリーニン
グ装置の正面図である。
グ装置の正面図である。
【図2】同の部分平面図である。
【図3】同の部分左側面図である。
【図4】同説明的な部分底面図である。
1 外壁パネル基材表面用クリーニング装置 2 回転ブラシ 3 回転軸 5 プレート 11 調整ボルト 17 案内レール 21移送ライン A 外壁パネル基材 a 基材表面
Claims (2)
- 【請求項1】1又は2以上の回転ブラシが変位可能に設
けられ、この回転ブラシが、その変位位置にて、移送さ
れる外壁パネル基材表面の横幅域の全体に及ぶように構
成されてなることを特徴とする外壁パネル基材表面用ク
リーニング装置。 - 【請求項2】回転ブラシが、外壁パネル基材の表面まで
の変位距離を調整できるように構成されてなる請求項1
に記載の外壁パネル基材表面用クリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10317305A JP2000140773A (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 外壁パネル基材表面用クリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10317305A JP2000140773A (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 外壁パネル基材表面用クリーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000140773A true JP2000140773A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18086739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10317305A Pending JP2000140773A (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 外壁パネル基材表面用クリーニング装置 |
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