JP2000137634A - 電子圧縮格納装置 - Google Patents
電子圧縮格納装置Info
- Publication number
- JP2000137634A JP2000137634A JP10313332A JP31333298A JP2000137634A JP 2000137634 A JP2000137634 A JP 2000137634A JP 10313332 A JP10313332 A JP 10313332A JP 31333298 A JP31333298 A JP 31333298A JP 2000137634 A JP2000137634 A JP 2000137634A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compression
- data
- mode
- storage device
- extension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007906 compression Methods 0.000 title claims abstract description 291
- 230000006835 compression Effects 0.000 title claims abstract description 291
- 230000006837 decompression Effects 0.000 claims description 46
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 238000013500 data storage Methods 0.000 claims description 4
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 8
- 238000013144 data compression Methods 0.000 description 7
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 1
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮データを圧縮された状態で取り出すこと
ができ、その取り出した圧縮データを他の電子計算機上
でも利用することができる電子圧縮格納装置の提供。 【解決手段】 データの圧縮/非圧縮を行なうデータ制
御部10と、切り換えスイッチ50のスイッチ操作によ
り圧縮モード/非圧縮モードの選択を行なうモード選択
部20と、圧縮および解凍を行なう圧縮アルゴリズムが
格納されている圧縮アルゴリズム格納装置30と、デー
タが保存される2次記憶装置40とから構成し、切り換
えスイッチ50の切り換え情報により、モード選択部2
0で圧縮モードか非圧縮モードかを選択し、データ制御
部10では、圧縮モード時には圧縮アルゴリズム格納装
置30に格納されている圧縮アルゴリズムを用いてデー
タの圧縮/解凍を行ない、非圧縮モード時は圧縮/解凍
を行なわずに、そのままデータを保存/読み出しを行な
う。
ができ、その取り出した圧縮データを他の電子計算機上
でも利用することができる電子圧縮格納装置の提供。 【解決手段】 データの圧縮/非圧縮を行なうデータ制
御部10と、切り換えスイッチ50のスイッチ操作によ
り圧縮モード/非圧縮モードの選択を行なうモード選択
部20と、圧縮および解凍を行なう圧縮アルゴリズムが
格納されている圧縮アルゴリズム格納装置30と、デー
タが保存される2次記憶装置40とから構成し、切り換
えスイッチ50の切り換え情報により、モード選択部2
0で圧縮モードか非圧縮モードかを選択し、データ制御
部10では、圧縮モード時には圧縮アルゴリズム格納装
置30に格納されている圧縮アルゴリズムを用いてデー
タの圧縮/解凍を行ない、非圧縮モード時は圧縮/解凍
を行なわずに、そのままデータを保存/読み出しを行な
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子圧縮格納装置
に関し、特に、圧縮データを圧縮された状態で取り出す
ことができ、その取り出した圧縮データを同一方式の解
凍手段を持たない他の電子計算機上でも利用することが
できる電子圧縮格納装置に関する。
に関し、特に、圧縮データを圧縮された状態で取り出す
ことができ、その取り出した圧縮データを同一方式の解
凍手段を持たない他の電子計算機上でも利用することが
できる電子圧縮格納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク等の2次記憶装置にデータ
を保存する際、通常のデータ保存ではそのままの形で保
存されるため、2次記憶装置の利用効率が悪いと言う問
題が指摘されていた。このため、例えば、特開平5−2
74198号公報に記載されるように、データを自動的
に圧縮して2次記憶装置に保存する電子圧縮格納装置が
提案されている。
を保存する際、通常のデータ保存ではそのままの形で保
存されるため、2次記憶装置の利用効率が悪いと言う問
題が指摘されていた。このため、例えば、特開平5−2
74198号公報に記載されるように、データを自動的
に圧縮して2次記憶装置に保存する電子圧縮格納装置が
提案されている。
【0003】図6は、この公報に記載された電子圧縮格
納装置の構成を示すブロック図である。図に示すよう
に、この電子圧縮格納装置は、圧縮および解凍を行なう
圧縮アルゴリズム93を電子計算機91上のオペレーシ
ョンシステム自体に組み込んだものである。
納装置の構成を示すブロック図である。図に示すよう
に、この電子圧縮格納装置は、圧縮および解凍を行なう
圧縮アルゴリズム93を電子計算機91上のオペレーシ
ョンシステム自体に組み込んだものである。
【0004】この電子圧縮格納装置によれば、例えば、
電子計算機91上のメインメモリ92にあるデータを2
次記憶装置90に保存するときには、オペレーションシ
ステム内に組み込まれた圧縮アルゴリズム93により自
動でデータを圧縮して保存し、また2次記憶装置90か
らデータを読み出すときには、オペレーションシステム
内に組み込まれた圧縮アルゴリズム93により自動で圧
縮データの解凍を行なう。このため、ユーザー(オペレ
ータ)は、データの圧縮/解凍を意識しないでデータを
扱うことができる。
電子計算機91上のメインメモリ92にあるデータを2
次記憶装置90に保存するときには、オペレーションシ
ステム内に組み込まれた圧縮アルゴリズム93により自
動でデータを圧縮して保存し、また2次記憶装置90か
らデータを読み出すときには、オペレーションシステム
内に組み込まれた圧縮アルゴリズム93により自動で圧
縮データの解凍を行なう。このため、ユーザー(オペレ
ータ)は、データの圧縮/解凍を意識しないでデータを
扱うことができる。
【0005】しかし、この電子圧縮格納装置では、オペ
レーションシステムが自動で圧縮/解凍を行なうため、
2次記憶装置に保存してある圧縮データを電子計算機上
へ取り出す際も、自動で解凍を行なってしまい、2次記
憶装置に保存されている圧縮データを圧縮された状態で
取り出すことができないという問題がある。このため、
例えば、2次記憶装置4に保存されている圧縮データを
別の電子計算機上に電子メールなどで転送を行なう場合
には、圧縮されたデータのまま転送することができなか
った。また、2次記憶装置にあるデータを別の電子計算
機に転送する際に、転送の性能向上のためデータを圧縮
して転送すると、通信回路の転送速度が早く、データ圧
縮速度が遅い場合は転送の性能が低下する恐れがあっ
た。
レーションシステムが自動で圧縮/解凍を行なうため、
2次記憶装置に保存してある圧縮データを電子計算機上
へ取り出す際も、自動で解凍を行なってしまい、2次記
憶装置に保存されている圧縮データを圧縮された状態で
取り出すことができないという問題がある。このため、
例えば、2次記憶装置4に保存されている圧縮データを
別の電子計算機上に電子メールなどで転送を行なう場合
には、圧縮されたデータのまま転送することができなか
った。また、2次記憶装置にあるデータを別の電子計算
機に転送する際に、転送の性能向上のためデータを圧縮
して転送すると、通信回路の転送速度が早く、データ圧
縮速度が遅い場合は転送の性能が低下する恐れがあっ
た。
【0006】このような問題を解決するために、例え
ば、特開平2−248172号公報および特開平10−
027127号公報に記載された電子圧縮格納装置が提
案されている。
ば、特開平2−248172号公報および特開平10−
027127号公報に記載された電子圧縮格納装置が提
案されている。
【0007】特開平2−248172号公報では、圧縮
/非圧縮の選択手段と伸張/非伸張の選択手段を有する
電子圧縮格納装置が開示されており、特開平10−02
7127号公報では、演算器とそのバス制御回路との間
に圧縮回路と伸張回路を設けてマイクロプロセッサの内
部での圧縮/伸張を自動で行なう電子圧縮格納装置が開
示されている。
/非圧縮の選択手段と伸張/非伸張の選択手段を有する
電子圧縮格納装置が開示されており、特開平10−02
7127号公報では、演算器とそのバス制御回路との間
に圧縮回路と伸張回路を設けてマイクロプロセッサの内
部での圧縮/伸張を自動で行なう電子圧縮格納装置が開
示されている。
【0008】これらの公報に記載された電子圧縮格納装
置によれば、圧縮/非圧縮および伸張/非伸張を選択す
ることができるため、圧縮データを圧縮された状態で取
り出すことが可能となる。従って、例えば、圧縮データ
を圧縮された状態で取り出し、圧縮されたデータのまま
別の電子計算機に転送することができ、また、非圧縮の
選択によりデータ転送などの高速処理を図ることができ
る。
置によれば、圧縮/非圧縮および伸張/非伸張を選択す
ることができるため、圧縮データを圧縮された状態で取
り出すことが可能となる。従って、例えば、圧縮データ
を圧縮された状態で取り出し、圧縮されたデータのまま
別の電子計算機に転送することができ、また、非圧縮の
選択によりデータ転送などの高速処理を図ることができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−248172号公報および特開平10−02712
7号公報に記載された電子圧縮格納装置によれば、デー
タの圧縮形式が装置固有の形式になってしまうため、他
の電子計算機上では圧縮データを利用できないという問
題があった。
2−248172号公報および特開平10−02712
7号公報に記載された電子圧縮格納装置によれば、デー
タの圧縮形式が装置固有の形式になってしまうため、他
の電子計算機上では圧縮データを利用できないという問
題があった。
【0010】即ち、特開平2−248172号公報に記
載された電子圧縮格納装置によると、対象が画像データ
格納用メモリ装置に限定されているので、入出力データ
が決まっており、圧縮/解凍を行なう圧縮アルゴリズム
は固定されている。このため、データの圧縮形式が電子
計算機特有の形式になってしまい、データの解凍は同一
方式の解凍手段を持つ電子計算機でのみ可能である。換
言すれば、同一方式の解凍手段を持たない他の電子計算
機上では、データの解凍を行なうことがない。従って、
2次記憶装置に保存されている圧縮データを他の電子計
算機上では利用することができないという問題があっ
た。
載された電子圧縮格納装置によると、対象が画像データ
格納用メモリ装置に限定されているので、入出力データ
が決まっており、圧縮/解凍を行なう圧縮アルゴリズム
は固定されている。このため、データの圧縮形式が電子
計算機特有の形式になってしまい、データの解凍は同一
方式の解凍手段を持つ電子計算機でのみ可能である。換
言すれば、同一方式の解凍手段を持たない他の電子計算
機上では、データの解凍を行なうことがない。従って、
2次記憶装置に保存されている圧縮データを他の電子計
算機上では利用することができないという問題があっ
た。
【0011】また、特開平10−027127号公報に
記載された電子圧縮格納装置においても、圧縮情報をア
ドレス情報に格納するため、データの圧縮形式が電子計
算機特有の形式になってしまい、特開平2−24817
2号公報によるのと同様に、他の電子計算機上では圧縮
情報を知ることができないという問題があった。
記載された電子圧縮格納装置においても、圧縮情報をア
ドレス情報に格納するため、データの圧縮形式が電子計
算機特有の形式になってしまい、特開平2−24817
2号公報によるのと同様に、他の電子計算機上では圧縮
情報を知ることができないという問題があった。
【0012】従って、本発明の目的は、圧縮データを圧
縮された状態で取り出すことができ、その取り出した圧
縮データを同一方式の解凍手段を持たない他の電子計算
機上でも利用できる電子圧縮格納装置を提供することに
ある。
縮された状態で取り出すことができ、その取り出した圧
縮データを同一方式の解凍手段を持たない他の電子計算
機上でも利用できる電子圧縮格納装置を提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、電子計算機から入力されるデータを圧縮
し、あるいは、圧縮された圧縮データを解凍して電子計
算機へ出力する電子圧縮格納装置であって、圧縮データ
が記憶される記憶手段と、記憶手段に保存するデータの
圧縮、あるいは、記憶手段から読み出す圧縮データの解
凍を行なう圧縮アルゴリズムを格納する圧縮アルゴリズ
ム格納手段と、データの圧縮または圧縮データの解凍を
自動的に行なう圧縮モードおよびデータの圧縮または圧
縮データの解凍を行なわない非圧縮モードの2つのモー
ドを必要に応じて切り換えるモード切換手段と、モード
切換手段の切り換えに基づき、データを何れのモードで
記憶手段に保存するか、あるいは、データを何れのモー
ドで記憶手段から読み出すかを選択するモード選択手段
と、モード選択手段が選択したモードに基づき、記憶手
段へのデータの保存、あるいは、記憶手段からの圧縮デ
ータの読み出しを制御するデータ制御手段と、電子計算
機から送られるデータのデータ名をモード選択手段に入
力するためのデータ名入力手段と、電子計算機からの所
定の命令をデータ制御手段に入力するための命令入力手
段と、電子計算機からデータを記憶手段に入力しあるい
は圧縮データを記憶手段から電子計算機へ出力するため
のデータ入出力手段と、を有することを特徴とする電子
圧縮格納装置を提供するものである。
達成するため、電子計算機から入力されるデータを圧縮
し、あるいは、圧縮された圧縮データを解凍して電子計
算機へ出力する電子圧縮格納装置であって、圧縮データ
が記憶される記憶手段と、記憶手段に保存するデータの
圧縮、あるいは、記憶手段から読み出す圧縮データの解
凍を行なう圧縮アルゴリズムを格納する圧縮アルゴリズ
ム格納手段と、データの圧縮または圧縮データの解凍を
自動的に行なう圧縮モードおよびデータの圧縮または圧
縮データの解凍を行なわない非圧縮モードの2つのモー
ドを必要に応じて切り換えるモード切換手段と、モード
切換手段の切り換えに基づき、データを何れのモードで
記憶手段に保存するか、あるいは、データを何れのモー
ドで記憶手段から読み出すかを選択するモード選択手段
と、モード選択手段が選択したモードに基づき、記憶手
段へのデータの保存、あるいは、記憶手段からの圧縮デ
ータの読み出しを制御するデータ制御手段と、電子計算
機から送られるデータのデータ名をモード選択手段に入
力するためのデータ名入力手段と、電子計算機からの所
定の命令をデータ制御手段に入力するための命令入力手
段と、電子計算機からデータを記憶手段に入力しあるい
は圧縮データを記憶手段から電子計算機へ出力するため
のデータ入出力手段と、を有することを特徴とする電子
圧縮格納装置を提供するものである。
【0014】以上の構成において、モード選択手段は、
記憶手段から読み出す圧縮データの拡張子と圧縮アルゴ
リズムとを参照して圧縮データの情報を抽出するデータ
情報抽出手段と、データの圧縮用の拡張子が格納される
拡張子格納手段と、データ名入力手段から入力されるデ
ータ名の拡張子と拡張子格納手段に格納される圧縮用の
拡張子とを参照してデータの情報を抽出する圧縮情報抽
出手段と、を有することが望ましい。
記憶手段から読み出す圧縮データの拡張子と圧縮アルゴ
リズムとを参照して圧縮データの情報を抽出するデータ
情報抽出手段と、データの圧縮用の拡張子が格納される
拡張子格納手段と、データ名入力手段から入力されるデ
ータ名の拡張子と拡張子格納手段に格納される圧縮用の
拡張子とを参照してデータの情報を抽出する圧縮情報抽
出手段と、を有することが望ましい。
【0015】この場合、データ情報抽出手段は、圧縮デ
ータの拡張子が圧縮アルゴリズムに対応しているとき圧
縮モードを選択し、圧縮データの拡張子が圧縮アルゴリ
ズムに対応していないとき非圧縮モードを選択すること
が望ましく、圧縮情報抽出手段は、データ名の拡張子が
圧縮用の拡張子と同一であるとき非圧縮モードを選択
し、データ名の拡張子が圧縮用の拡張子と同一でないと
き圧縮モードを選択することが望ましい。
ータの拡張子が圧縮アルゴリズムに対応しているとき圧
縮モードを選択し、圧縮データの拡張子が圧縮アルゴリ
ズムに対応していないとき非圧縮モードを選択すること
が望ましく、圧縮情報抽出手段は、データ名の拡張子が
圧縮用の拡張子と同一であるとき非圧縮モードを選択
し、データ名の拡張子が圧縮用の拡張子と同一でないと
き圧縮モードを選択することが望ましい。
【0016】また、データ制御手段は、圧縮アルゴリズ
ムに基づいてデータの圧縮または圧縮データの解凍を行
なう圧縮/解凍実行手段を有することが望ましい。
ムに基づいてデータの圧縮または圧縮データの解凍を行
なう圧縮/解凍実行手段を有することが望ましい。
【0017】この場合、データ制御手段は、所定の命令
が圧縮データの読み出し命令であってモード選択手段が
圧縮モードを選択したとき、圧縮アルゴリズムに基づき
圧縮/解凍実行手段で圧縮データを解凍して記憶手段か
ら読み出すように制御し、モード選択手段が非圧縮モー
ドを選択したとき、圧縮データを解凍せずに記憶手段か
らそのまま読み出すように制御することが望ましく、所
定の命令がデータの保存命令であってモード選択手段が
圧縮モードを選択したとき、圧縮アルゴリズムに基づき
圧縮/解凍実行手段で圧縮データを圧縮して記憶手段に
保存するように制御し、モード選択手段が非圧縮モード
を選択したとき、データを圧縮せずにそのまま記憶手段
に保存するように制御することが望ましい。
が圧縮データの読み出し命令であってモード選択手段が
圧縮モードを選択したとき、圧縮アルゴリズムに基づき
圧縮/解凍実行手段で圧縮データを解凍して記憶手段か
ら読み出すように制御し、モード選択手段が非圧縮モー
ドを選択したとき、圧縮データを解凍せずに記憶手段か
らそのまま読み出すように制御することが望ましく、所
定の命令がデータの保存命令であってモード選択手段が
圧縮モードを選択したとき、圧縮アルゴリズムに基づき
圧縮/解凍実行手段で圧縮データを圧縮して記憶手段に
保存するように制御し、モード選択手段が非圧縮モード
を選択したとき、データを圧縮せずにそのまま記憶手段
に保存するように制御することが望ましい。
【0018】更に、モード切換手段のモードの切り換え
は、データ制御手段の制御に基づいて行なわれ、データ
制御手段は、所定の命令がモード切換命令であったと
き、モード切換手段のモードを切り換えることが望まし
い。
は、データ制御手段の制御に基づいて行なわれ、データ
制御手段は、所定の命令がモード切換命令であったと
き、モード切換手段のモードを切り換えることが望まし
い。
【0019】更に、また、圧縮アルゴリズム格納手段
は、データの圧縮に適合する複数の圧縮アルゴリズムを
格納し、データ制御手段は、所定の命令が圧縮アルゴリ
ズム選択命令であったとき、圧縮アルゴリズム格納手段
に格納される複数の圧縮アルゴリズムからデータの圧縮
に適合した圧縮アルゴリズムを選択し、選択した圧縮ア
ルゴリズムに基づき圧縮/解凍実行手段でデータの圧縮
を行なうことが望ましい。
は、データの圧縮に適合する複数の圧縮アルゴリズムを
格納し、データ制御手段は、所定の命令が圧縮アルゴリ
ズム選択命令であったとき、圧縮アルゴリズム格納手段
に格納される複数の圧縮アルゴリズムからデータの圧縮
に適合した圧縮アルゴリズムを選択し、選択した圧縮ア
ルゴリズムに基づき圧縮/解凍実行手段でデータの圧縮
を行なうことが望ましい。
【0020】なお、圧縮アルゴリズム格納手段は、書き
換え可能に構成されていることが望ましく、拡張子格納
手段は、書き換え可能に構成されていることが望まし
い。
換え可能に構成されていることが望ましく、拡張子格納
手段は、書き換え可能に構成されていることが望まし
い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0022】〔第1の実施の形態〕図1は、本発明の第
1の実施の形態による電子圧縮格納装置の構成を示すブ
ロック図である。図に示すように、この電子圧縮格納装
置1は、データの圧縮/非圧縮を行なうデータ制御部1
0と、切り換えスイッチ50のスイッチ操作により圧縮
モード/非圧縮モードの選択を行なうモード選択部20
と、圧縮および解凍を行なう圧縮アルゴリズムが格納さ
れている圧縮アルゴリズム格納装置30と、データが保
存される2次記憶装置40とから構成されている。な
お、ここで、圧縮モードとは、圧縮/解凍を自動的に行
なうモードのことを言い、非圧縮モードとは、圧縮/解
凍を行なわないモードのことを言う。
1の実施の形態による電子圧縮格納装置の構成を示すブ
ロック図である。図に示すように、この電子圧縮格納装
置1は、データの圧縮/非圧縮を行なうデータ制御部1
0と、切り換えスイッチ50のスイッチ操作により圧縮
モード/非圧縮モードの選択を行なうモード選択部20
と、圧縮および解凍を行なう圧縮アルゴリズムが格納さ
れている圧縮アルゴリズム格納装置30と、データが保
存される2次記憶装置40とから構成されている。な
お、ここで、圧縮モードとは、圧縮/解凍を自動的に行
なうモードのことを言い、非圧縮モードとは、圧縮/解
凍を行なわないモードのことを言う。
【0023】データ制御部10は、更に、データに対し
て圧縮/解凍を行なう圧縮/解凍実行部11と、圧縮モ
ード/非圧縮モードを選択する制御部12とを備えてお
り、モード選択部20は、更に、2次記憶装置40から
データを取り出す際にそのデータの情報を抽出するデー
タ情報抽出部21と、2次記憶装置40にデータを保存
する際にそのデータの圧縮情報を抽出する圧縮情報抽出
部22と、圧縮データの拡張子が記述されているテーブ
ル23とを備えている。切り換えスイッチ50は、手動
によりまたは電子計算機(図示せず)からの命令によ
り、圧縮モード/非圧縮モードを切り換える。
て圧縮/解凍を行なう圧縮/解凍実行部11と、圧縮モ
ード/非圧縮モードを選択する制御部12とを備えてお
り、モード選択部20は、更に、2次記憶装置40から
データを取り出す際にそのデータの情報を抽出するデー
タ情報抽出部21と、2次記憶装置40にデータを保存
する際にそのデータの圧縮情報を抽出する圧縮情報抽出
部22と、圧縮データの拡張子が記述されているテーブ
ル23とを備えている。切り換えスイッチ50は、手動
によりまたは電子計算機(図示せず)からの命令によ
り、圧縮モード/非圧縮モードを切り換える。
【0024】なお、この電子圧縮格納装置1は、装置外
部に、データ名入力端子60,命令入力端子70,デー
タ入出力端子80を有している。データ名入力端子60
は、電子計算機のCPU(図示せず)に接続されてお
り、このCPUから受け取ったデータ名を圧縮情報抽出
部22に入力する端子であり、命令入力端子70は、こ
のCPUからの命令を制御部12に入力する端子であ
る。データ入出力端子80は、電子計算機のメモリ(図
示せず)に保存されているデータを電子圧縮格納装置1
に格納し、あるいは、電子圧縮格納装置1に格納されて
いるデータを電子計算機のメモリに出力する端子であ
る。
部に、データ名入力端子60,命令入力端子70,デー
タ入出力端子80を有している。データ名入力端子60
は、電子計算機のCPU(図示せず)に接続されてお
り、このCPUから受け取ったデータ名を圧縮情報抽出
部22に入力する端子であり、命令入力端子70は、こ
のCPUからの命令を制御部12に入力する端子であ
る。データ入出力端子80は、電子計算機のメモリ(図
示せず)に保存されているデータを電子圧縮格納装置1
に格納し、あるいは、電子圧縮格納装置1に格納されて
いるデータを電子計算機のメモリに出力する端子であ
る。
【0025】以上の各構成において、圧縮/解凍実行部
11は、データ入出力端子80から入力されるデータあ
るいはデータ入出力端子80へ出力するデータに対して
圧縮/解凍を行なうものであり、対象となるデータに対
し、圧縮アルゴリズム格納装置30内の圧縮アルゴリズ
ムを用いて圧縮/解凍を行なう。その際、圧縮/解凍実
行部11は、圧縮を行なった場合には、圧縮したデータ
名に、使用した圧縮アルゴリズムに応じた名前を修飾
し、解凍を行なった場合には、修飾されたデータ名を元
のデータ名に戻す。例えば、“a.txt”のファイル
を圧縮した場合には、データ名の拡張子を圧縮アルゴリ
ズムに対応させて“a_txt.lzh”に変更し、
“a_txt.lzh”のファイルを解凍した場合に
は、元のデータ名“a.txt”に戻す。
11は、データ入出力端子80から入力されるデータあ
るいはデータ入出力端子80へ出力するデータに対して
圧縮/解凍を行なうものであり、対象となるデータに対
し、圧縮アルゴリズム格納装置30内の圧縮アルゴリズ
ムを用いて圧縮/解凍を行なう。その際、圧縮/解凍実
行部11は、圧縮を行なった場合には、圧縮したデータ
名に、使用した圧縮アルゴリズムに応じた名前を修飾
し、解凍を行なった場合には、修飾されたデータ名を元
のデータ名に戻す。例えば、“a.txt”のファイル
を圧縮した場合には、データ名の拡張子を圧縮アルゴリ
ズムに対応させて“a_txt.lzh”に変更し、
“a_txt.lzh”のファイルを解凍した場合に
は、元のデータ名“a.txt”に戻す。
【0026】制御部12は、圧縮モード/非圧縮モード
を選択するものであり、命令入力端子70から入力され
る電子計算機のCPU(図示せず)からの命令と、モー
ド選択部20からの情報により、データの保存/読み出
し方法(圧縮/非圧縮)を決定する。
を選択するものであり、命令入力端子70から入力され
る電子計算機のCPU(図示せず)からの命令と、モー
ド選択部20からの情報により、データの保存/読み出
し方法(圧縮/非圧縮)を決定する。
【0027】データ情報抽出部21は、2次記憶装置4
0に保存されているデータを取り出す際に、そのデータ
が圧縮アルゴリズム装置30内に格納されている圧縮ア
ルゴリズムに対応しているか否かを、データの拡張子を
参照してチェックを行なう。例えば、2次記憶装置40
にデータ“a_txt.lzh”とデータ“a.tx
t”が保存されているものとし、この保存されている2
つのデータを取り出すものとする。なお、この例では、
“a_txt.lzh”は、“a.txt”を圧縮して
2次記憶装置40に保存する際に、圧縮/解凍実行部1
1で“a.txt”のデータ名が“a_txt.lz
h”に変換されたものとする。このとき、データ情報抽
出部21は、データの拡張子を参照して、“a_tx
t.lzh”場合は、圧縮した際に使用した圧縮アルゴ
リズムに対応しており、データの拡張子が“txt”の
“a.txt”の場合は、圧縮アルゴリズムに対応して
いないことを判別する。
0に保存されているデータを取り出す際に、そのデータ
が圧縮アルゴリズム装置30内に格納されている圧縮ア
ルゴリズムに対応しているか否かを、データの拡張子を
参照してチェックを行なう。例えば、2次記憶装置40
にデータ“a_txt.lzh”とデータ“a.tx
t”が保存されているものとし、この保存されている2
つのデータを取り出すものとする。なお、この例では、
“a_txt.lzh”は、“a.txt”を圧縮して
2次記憶装置40に保存する際に、圧縮/解凍実行部1
1で“a.txt”のデータ名が“a_txt.lz
h”に変換されたものとする。このとき、データ情報抽
出部21は、データの拡張子を参照して、“a_tx
t.lzh”場合は、圧縮した際に使用した圧縮アルゴ
リズムに対応しており、データの拡張子が“txt”の
“a.txt”の場合は、圧縮アルゴリズムに対応して
いないことを判別する。
【0028】このように、データを圧縮して保存する際
に、データ名を使用した圧縮アルゴリズムに対応したデ
ータ名に修飾するようにしているので、データを読み出
すときには、対象となるデータ名を参照すれば、そのデ
ータが圧縮アルゴリズムと対応しているか否かのチェッ
クが可能となる。
に、データ名を使用した圧縮アルゴリズムに対応したデ
ータ名に修飾するようにしているので、データを読み出
すときには、対象となるデータ名を参照すれば、そのデ
ータが圧縮アルゴリズムと対応しているか否かのチェッ
クが可能となる。
【0029】圧縮情報抽出部22は、2次記憶装置40
にデータを保存する際に、データ名入力端子60から入
力されたデータ名の拡張子と圧縮データの拡張子が記述
されているテーブル23とを参照して、保存しようとす
るデータが圧縮データか否かのチェックを行なうもので
ある。
にデータを保存する際に、データ名入力端子60から入
力されたデータ名の拡張子と圧縮データの拡張子が記述
されているテーブル23とを参照して、保存しようとす
るデータが圧縮データか否かのチェックを行なうもので
ある。
【0030】例えば、2次記憶装置40にデータ“a.
lzh”を保存しようとする場合、そのデータが圧縮デ
ータか否かは、以下のようにチェックされる。即ち、ま
ず、データ名入力端子60から入力されたデータ名
“a.lzh”の拡張子“lzh”とテーブル23内に
記述された拡張子とを比較する。テーブル23内には、
圧縮データの拡張子が複数記述されており、1つ1つの
拡張子とデータ名“a.lzh”の拡張子“lzh”と
が比較される。その結果、テーブル23内に拡張子“l
zh”が記述されており、かつ、データ名“a.lz
h”の拡張子“lzh”とが同一であった場合、データ
“a.lzh”は圧縮データと認識される。データ名
“a.lzh”の拡張子“lzh”と同一の拡張子がテ
ーブル23内に記述されていない場合は、そのデータは
圧縮データではないと認識される。
lzh”を保存しようとする場合、そのデータが圧縮デ
ータか否かは、以下のようにチェックされる。即ち、ま
ず、データ名入力端子60から入力されたデータ名
“a.lzh”の拡張子“lzh”とテーブル23内に
記述された拡張子とを比較する。テーブル23内には、
圧縮データの拡張子が複数記述されており、1つ1つの
拡張子とデータ名“a.lzh”の拡張子“lzh”と
が比較される。その結果、テーブル23内に拡張子“l
zh”が記述されており、かつ、データ名“a.lz
h”の拡張子“lzh”とが同一であった場合、データ
“a.lzh”は圧縮データと認識される。データ名
“a.lzh”の拡張子“lzh”と同一の拡張子がテ
ーブル23内に記述されていない場合は、そのデータは
圧縮データではないと認識される。
【0031】なお、圧縮アルゴリズムによっては、圧縮
データの先頭に特定の数値が書かれるものも存在するた
め、データの先頭を参照し、特定の数値が書かれている
場合は、非圧縮モードとなるようにしても良い。また、
拡張子が記述されているテーブル23に“txt”を記
述して、例えば、拡張子が“txt”のテキストデータ
は自動で圧縮されないように設定することも可能であ
る。なお、このテーブルは書き換え可能なもの、例え
ば、フラッシュメモリなどが使用される。また、このテ
ーブル23に記述される拡張子は、データ入出力端子8
0を介して電子計算機のメモリ(図示せず)から書き込
まれるものである。
データの先頭に特定の数値が書かれるものも存在するた
め、データの先頭を参照し、特定の数値が書かれている
場合は、非圧縮モードとなるようにしても良い。また、
拡張子が記述されているテーブル23に“txt”を記
述して、例えば、拡張子が“txt”のテキストデータ
は自動で圧縮されないように設定することも可能であ
る。なお、このテーブルは書き換え可能なもの、例え
ば、フラッシュメモリなどが使用される。また、このテ
ーブル23に記述される拡張子は、データ入出力端子8
0を介して電子計算機のメモリ(図示せず)から書き込
まれるものである。
【0032】圧縮アルゴリズム格納装置30は、圧縮ア
ルゴリズムを格納するものであり、書き換え可能なも
の、例えば、フラッシュメモリなどが使用される。圧縮
アルゴリズムの書き換え(更新・バージョンアップ・新
規圧縮アルゴリズムの追加・削除等)を行なう場合に
は、データ入出力端子80を介して電子計算機のメモリ
(図示せず)から圧縮アルゴリズム格納装置30に書き
換えデータを書き込むようにする。それにより、圧縮ア
ルゴリズムの書き換えを容易に行なうことができる。ま
た、圧縮アルゴリズム格納装置30の代わりに、2次記
憶装置40の先頭部などの一部に圧縮アルゴリズムを格
納する場所を設けて、そこから圧縮アルゴリズムを使用
するようにしても良い。
ルゴリズムを格納するものであり、書き換え可能なも
の、例えば、フラッシュメモリなどが使用される。圧縮
アルゴリズムの書き換え(更新・バージョンアップ・新
規圧縮アルゴリズムの追加・削除等)を行なう場合に
は、データ入出力端子80を介して電子計算機のメモリ
(図示せず)から圧縮アルゴリズム格納装置30に書き
換えデータを書き込むようにする。それにより、圧縮ア
ルゴリズムの書き換えを容易に行なうことができる。ま
た、圧縮アルゴリズム格納装置30の代わりに、2次記
憶装置40の先頭部などの一部に圧縮アルゴリズムを格
納する場所を設けて、そこから圧縮アルゴリズムを使用
するようにしても良い。
【0033】なお、2次記憶装置40から非圧縮モード
で取り出した圧縮データを電子計算機上でも解凍ができ
るようにするため、圧縮/解凍を行なう圧縮アルゴリズ
ムは、電子計算機上で動作するものを使用する。また、
圧縮アルゴリズムとしては、通常、可逆性圧縮アルゴリ
ズムを使用するが、JPEG圧縮などの非可逆圧縮を使
用しても良い。
で取り出した圧縮データを電子計算機上でも解凍ができ
るようにするため、圧縮/解凍を行なう圧縮アルゴリズ
ムは、電子計算機上で動作するものを使用する。また、
圧縮アルゴリズムとしては、通常、可逆性圧縮アルゴリ
ズムを使用するが、JPEG圧縮などの非可逆圧縮を使
用しても良い。
【0034】以上の構成を有する電子圧縮格納装置1の
動作について、図2および図3を参照して説明する。
動作について、図2および図3を参照して説明する。
【0035】図2は、2次記憶装置40からのデータの
読み出し動作を示すフローチャートである。まず、制御
部12が、命令入力端子70を介して電子計算機(図示
せず)からデータ読み出し命令を受け取ると、モード選
択部20は切り換えスイッチ50からの情報を参照し
て、そのデータを圧縮モード(自動で解凍するモード)
で読み出すか非圧縮モード(解凍しないモード)で読み
出すかの選択を行なう(ステップS11)。
読み出し動作を示すフローチャートである。まず、制御
部12が、命令入力端子70を介して電子計算機(図示
せず)からデータ読み出し命令を受け取ると、モード選
択部20は切り換えスイッチ50からの情報を参照し
て、そのデータを圧縮モード(自動で解凍するモード)
で読み出すか非圧縮モード(解凍しないモード)で読み
出すかの選択を行なう(ステップS11)。
【0036】ここで、そのデータを非圧縮モードで読み
出すようにした場合は、制御部12は2次記憶装置40
内に保存されていたデータを解凍することなくそのまま
電子計算機(図示せず)へ転送する(ステップS1
5)。
出すようにした場合は、制御部12は2次記憶装置40
内に保存されていたデータを解凍することなくそのまま
電子計算機(図示せず)へ転送する(ステップS1
5)。
【0037】そのデータを圧縮モードで読み出すように
した場合は、制御部12は2次記憶装置40からデータ
情報抽出部21にデータを送り、データ情報抽出部21
は2次記憶装置40から送られたデータの拡張子が圧縮
アルゴリズム格納装置30内に格納されている圧縮アル
ゴリズムに対応しているか否かのチェックを行なう(ス
テップS12)。
した場合は、制御部12は2次記憶装置40からデータ
情報抽出部21にデータを送り、データ情報抽出部21
は2次記憶装置40から送られたデータの拡張子が圧縮
アルゴリズム格納装置30内に格納されている圧縮アル
ゴリズムに対応しているか否かのチェックを行なう(ス
テップS12)。
【0038】この結果、2次記憶装置40内に保存され
ていたデータの拡張子が圧縮アルゴリズム格納装置30
内に格納されている圧縮アルゴリズムに対応した拡張子
ではないと判断された場合、制御部12は非圧縮モード
を選択し、保存されていたデータを解凍することなくそ
のままデータ入出力端子80を介して電子計算機(図示
せず)へ転送する(ステップS15)。圧縮アルゴリズ
ムに対応していないデータをそのまま転送する理由は、
間違った解凍によりデータを壊すのを防ぐためである。
ていたデータの拡張子が圧縮アルゴリズム格納装置30
内に格納されている圧縮アルゴリズムに対応した拡張子
ではないと判断された場合、制御部12は非圧縮モード
を選択し、保存されていたデータを解凍することなくそ
のままデータ入出力端子80を介して電子計算機(図示
せず)へ転送する(ステップS15)。圧縮アルゴリズ
ムに対応していないデータをそのまま転送する理由は、
間違った解凍によりデータを壊すのを防ぐためである。
【0039】一方、2次記憶装置40内に保存されてい
たデータの拡張子が圧縮アルゴリズム格納装置30内に
格納されている圧縮アルゴリズムに対応した拡張子と判
断された場合、制御部12はそのデータが圧縮データで
あると判断して圧縮モードを選択し、圧縮/解凍実行部
11は圧縮アルゴリズム格納装置30内に格納されてい
る圧縮アルゴリズムを使用して解凍を行い(ステップS
13)、圧縮の際に変更したデータ名を元に戻して(ス
テップS14)、データ入出力端子80を介して電子計
算機(図示せず)へデータを転送する(ステップS1
5)。
たデータの拡張子が圧縮アルゴリズム格納装置30内に
格納されている圧縮アルゴリズムに対応した拡張子と判
断された場合、制御部12はそのデータが圧縮データで
あると判断して圧縮モードを選択し、圧縮/解凍実行部
11は圧縮アルゴリズム格納装置30内に格納されてい
る圧縮アルゴリズムを使用して解凍を行い(ステップS
13)、圧縮の際に変更したデータ名を元に戻して(ス
テップS14)、データ入出力端子80を介して電子計
算機(図示せず)へデータを転送する(ステップS1
5)。
【0040】図3は、2次記憶装置40へのデータの保
存の動作を示すフローチャートである。まず、制御部1
2が、命令入力端子70を介して電子計算機(図示せ
ず)からのデータ保存命令を受け取ると、モード選択部
20は切り換えスイッチ50からの情報を参照して、そ
のデータを圧縮モード(自動で圧縮するモード)で保存
するか非圧縮モード(圧縮しないモード)で保存するか
の選択を行なう(ステップS21)。
存の動作を示すフローチャートである。まず、制御部1
2が、命令入力端子70を介して電子計算機(図示せ
ず)からのデータ保存命令を受け取ると、モード選択部
20は切り換えスイッチ50からの情報を参照して、そ
のデータを圧縮モード(自動で圧縮するモード)で保存
するか非圧縮モード(圧縮しないモード)で保存するか
の選択を行なう(ステップS21)。
【0041】ここで、そのデータを非圧縮モードで保存
するようにした場合は、制御部12はデータ入出力端子
80から入力されるデータを圧縮することなく、そのま
ま2次記憶装置40に保存する(ステップS25)。
するようにした場合は、制御部12はデータ入出力端子
80から入力されるデータを圧縮することなく、そのま
ま2次記憶装置40に保存する(ステップS25)。
【0042】そのデータを圧縮モードで保存するように
した場合は、圧縮情報抽出部22はテーブル23内の情
報とデータ名入力端子60から入力されるデータ名の拡
張子とを参照し、テーブル23内に記述されている拡張
子とデータ名の拡張子が対応しているか否かのチェック
を行なう(ステップS22)。
した場合は、圧縮情報抽出部22はテーブル23内の情
報とデータ名入力端子60から入力されるデータ名の拡
張子とを参照し、テーブル23内に記述されている拡張
子とデータ名の拡張子が対応しているか否かのチェック
を行なう(ステップS22)。
【0043】その結果、テーブル23内に記述されてい
る拡張子と同一のものがデータ名の拡張子にあった場
合、制御部12はそのデータが圧縮データであると判断
して非圧縮モードを選択し、圧縮を行なわずにそのまま
2次記憶装置40にデータを保存する(ステップS2
5)。なお、圧縮データを更に圧縮しない理由は、圧縮
データに対して更に圧縮を行なうと、データ量が小さく
ならずに反対に大きくなってしまう可能性があり、その
場合、2次記憶装置40を効率良く利用できなくなるか
らである。
る拡張子と同一のものがデータ名の拡張子にあった場
合、制御部12はそのデータが圧縮データであると判断
して非圧縮モードを選択し、圧縮を行なわずにそのまま
2次記憶装置40にデータを保存する(ステップS2
5)。なお、圧縮データを更に圧縮しない理由は、圧縮
データに対して更に圧縮を行なうと、データ量が小さく
ならずに反対に大きくなってしまう可能性があり、その
場合、2次記憶装置40を効率良く利用できなくなるか
らである。
【0044】一方、テーブル23内に記述されている拡
張子と同一のものがデータ名の拡張子になかった場合、
制御部12は圧縮モードを選択し、圧縮/解凍実行部1
1は圧縮アルゴリズム格納装置30内に格納されている
圧縮アルゴリズムを使用して圧縮を行い(ステップS2
3)、データ名を圧縮アルゴリズムに対応したものに変
更して(ステップS24)、2次記憶装置40に保存す
る(ステップS25)。
張子と同一のものがデータ名の拡張子になかった場合、
制御部12は圧縮モードを選択し、圧縮/解凍実行部1
1は圧縮アルゴリズム格納装置30内に格納されている
圧縮アルゴリズムを使用して圧縮を行い(ステップS2
3)、データ名を圧縮アルゴリズムに対応したものに変
更して(ステップS24)、2次記憶装置40に保存す
る(ステップS25)。
【0045】このように、本実施の形態によれば、非圧
縮モードに切り換えることにより、自動で解凍を行わず
圧縮データを取り出すことができるため、2次記憶装置
40内に保存されている圧縮データを電子計算機上でも
圧縮データとして利用することができる。
縮モードに切り換えることにより、自動で解凍を行わず
圧縮データを取り出すことができるため、2次記憶装置
40内に保存されている圧縮データを電子計算機上でも
圧縮データとして利用することができる。
【0046】例えば、2次記憶装置40に保存されてい
る圧縮データを別の電子計算機上に電子メールなどで転
送を行なう場合には、圧縮されたデータのまま転送した
方がデータ量が少なく効率が良い。このような場合、本
実施の形態では、非圧縮モードに切り換えて圧縮データ
のままデータを読み出すことができるので、2次記憶装
置40にある圧縮データをそのままの形式で転送するこ
とが可能となる。また、それにより、データ圧縮を行な
う時間を考慮することなく転送を行なうことができるた
め、転送の性能も向上する。
る圧縮データを別の電子計算機上に電子メールなどで転
送を行なう場合には、圧縮されたデータのまま転送した
方がデータ量が少なく効率が良い。このような場合、本
実施の形態では、非圧縮モードに切り換えて圧縮データ
のままデータを読み出すことができるので、2次記憶装
置40にある圧縮データをそのままの形式で転送するこ
とが可能となる。また、それにより、データ圧縮を行な
う時間を考慮することなく転送を行なうことができるた
め、転送の性能も向上する。
【0047】なお、圧縮/解凍を行なう圧縮アルゴリズ
ムは、電子計算機上で動作するものを使用するため、転
送先の電子計算機上で、圧縮を行なった圧縮アルゴリズ
ムを用いて解凍することができる。
ムは、電子計算機上で動作するものを使用するため、転
送先の電子計算機上で、圧縮を行なった圧縮アルゴリズ
ムを用いて解凍することができる。
【0048】また、本実施の形態によれば、圧縮/解凍
を行なう圧縮アルゴリズムを電子計算機側ではなく電子
圧縮格納装置1に置いているため、圧縮データを他の電
子計算機でも利用することができる。
を行なう圧縮アルゴリズムを電子計算機側ではなく電子
圧縮格納装置1に置いているため、圧縮データを他の電
子計算機でも利用することができる。
【0049】例えば、従来の手法を用いた電子計算機で
2次記憶装置にデータを保存した場合、装置固有の圧縮
を行うため、それに対応した電子計算機でしかデータを
解凍することはできない。つまり、保存したデータを情
報処理装置に対応していない別の電子計算機上では解凍
することができない。これに対し、本実施の形態では、
圧縮/解凍を行う圧縮アルゴリズム自体が圧縮アルゴリ
ズム格納装置30内に格納されているため、圧縮アルゴ
リズムが無い電子計算機上でも解凍が可能となる。ま
た、圧縮アルゴリズムは、電子計算機上で動作をするも
のを使用するため、前述のデータ転送の例のように、本
装置がなくても圧縮アルゴリズムがあれば別の電子計算
機上で解凍を行うことができる。
2次記憶装置にデータを保存した場合、装置固有の圧縮
を行うため、それに対応した電子計算機でしかデータを
解凍することはできない。つまり、保存したデータを情
報処理装置に対応していない別の電子計算機上では解凍
することができない。これに対し、本実施の形態では、
圧縮/解凍を行う圧縮アルゴリズム自体が圧縮アルゴリ
ズム格納装置30内に格納されているため、圧縮アルゴ
リズムが無い電子計算機上でも解凍が可能となる。ま
た、圧縮アルゴリズムは、電子計算機上で動作をするも
のを使用するため、前述のデータ転送の例のように、本
装置がなくても圧縮アルゴリズムがあれば別の電子計算
機上で解凍を行うことができる。
【0050】更に、本実施の形態によれば、圧縮情報抽
出部22により、圧縮データは自動的に非圧縮モードで
保存されるため、圧縮を行なうとデータ量が大きくなっ
てしまう圧縮データに対しては圧縮を行わないようにす
ることができる。
出部22により、圧縮データは自動的に非圧縮モードで
保存されるため、圧縮を行なうとデータ量が大きくなっ
てしまう圧縮データに対しては圧縮を行わないようにす
ることができる。
【0051】〔第2の実施の形態〕図4は、第2の実施
の形態による電子圧縮格納装置の構成を示すブロック図
である。
の形態による電子圧縮格納装置の構成を示すブロック図
である。
【0052】第1の実施の形態と異なる点は、圧縮/非
圧縮モードをソフト的に制御するようにした点である。
即ち、第2の実施の形態では、切り換えスイッチ50を
モード選択部20に組み込み、圧縮/非圧縮モードの指
定は電子計算機上から、例えば、コマンドラインのオプ
ション指定などで、指定するようにしている。そして、
電子計算機から圧縮/非圧縮モードを指定した後、制御
部12が、電子計算機からの圧縮/非圧縮モードの情報
を受け取り、データの保存/読み出し方法を決定する。
圧縮モードをソフト的に制御するようにした点である。
即ち、第2の実施の形態では、切り換えスイッチ50を
モード選択部20に組み込み、圧縮/非圧縮モードの指
定は電子計算機上から、例えば、コマンドラインのオプ
ション指定などで、指定するようにしている。そして、
電子計算機から圧縮/非圧縮モードを指定した後、制御
部12が、電子計算機からの圧縮/非圧縮モードの情報
を受け取り、データの保存/読み出し方法を決定する。
【0053】このように、第2の実施の形態によると、
切り換えスイッチ50により圧縮/非圧縮モードを決定
せず、電子計算機上で圧縮/非圧縮モードの選択を直接
行なうことができる。
切り換えスイッチ50により圧縮/非圧縮モードを決定
せず、電子計算機上で圧縮/非圧縮モードの選択を直接
行なうことができる。
【0054】〔第3の実施の形態〕図5は、第3の実施
の形態による電子圧縮格納装置の構成を示すブロック図
である。
の形態による電子圧縮格納装置の構成を示すブロック図
である。
【0055】第1の実施の形態と異なる点は、圧縮アル
ゴリズム格納装置30が、複数の圧縮アルゴリズムを格
納している点である。即ち、第3の実施の形態では、制
御部12は、電子計算機(図示せず)上から指定された
圧縮アルゴリズムの情報を受け取ると、選択された圧縮
アルゴリズムを用いて圧縮/解凍実行部11で保存する
データの圧縮を行なう。
ゴリズム格納装置30が、複数の圧縮アルゴリズムを格
納している点である。即ち、第3の実施の形態では、制
御部12は、電子計算機(図示せず)上から指定された
圧縮アルゴリズムの情報を受け取ると、選択された圧縮
アルゴリズムを用いて圧縮/解凍実行部11で保存する
データの圧縮を行なう。
【0056】このように、第3の実施の形態によると、
例えば、保存するデータがテキスト形式の場合はその形
式に最適な圧縮アルゴリズムを使用し、またビットマッ
プ形式の場合は、その形式に最適な圧縮アルゴリズムを
使用するといった様に、保存を行なうデータに対して最
適な圧縮方法を選択することができる。
例えば、保存するデータがテキスト形式の場合はその形
式に最適な圧縮アルゴリズムを使用し、またビットマッ
プ形式の場合は、その形式に最適な圧縮アルゴリズムを
使用するといった様に、保存を行なうデータに対して最
適な圧縮方法を選択することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の電子圧縮
格納装置によれば、電子計算機から入力されるデータを
圧縮し、あるいは、圧縮された圧縮データを解凍して電
子計算機へ出力する電子圧縮格納装置であって、圧縮デ
ータが記憶される記憶手段と、記憶手段に保存するデー
タの圧縮、あるいは、記憶手段から読み出す圧縮データ
の解凍を行なう圧縮アルゴリズムを格納する圧縮アルゴ
リズム格納手段と、データの圧縮または圧縮データの解
凍を自動的に行なう圧縮モードおよびデータの圧縮また
は圧縮データの解凍を行なわない非圧縮モードの2つの
モードを必要に応じて切り換えるモード切換手段と、モ
ード切換手段の切り換えに基づき、データを何れのモー
ドで記憶手段に保存するか、あるいは、データを何れの
モードで記憶手段から読み出すかを選択するモード選択
手段と、モード選択手段が選択したモードに基づき、記
憶手段へのデータの保存、あるいは、記憶手段からの圧
縮データの読み出しを制御するデータ制御手段と、電子
計算機から送られるデータのデータ名をモード選択手段
に入力するためのデータ名入力手段と、電子計算機から
の所定の命令をデータ制御手段に入力するための命令入
力手段と、電子計算機からデータを記憶手段に入力しあ
るいは圧縮データを記憶手段から電子計算機へ出力する
ためのデータ入出力手段と、から構成したので、圧縮デ
ータを圧縮された状態で取り出すことができ、その取り
出した圧縮データを同一方式の解凍手段を持たない他の
電子計算機上でも利用することができる。
格納装置によれば、電子計算機から入力されるデータを
圧縮し、あるいは、圧縮された圧縮データを解凍して電
子計算機へ出力する電子圧縮格納装置であって、圧縮デ
ータが記憶される記憶手段と、記憶手段に保存するデー
タの圧縮、あるいは、記憶手段から読み出す圧縮データ
の解凍を行なう圧縮アルゴリズムを格納する圧縮アルゴ
リズム格納手段と、データの圧縮または圧縮データの解
凍を自動的に行なう圧縮モードおよびデータの圧縮また
は圧縮データの解凍を行なわない非圧縮モードの2つの
モードを必要に応じて切り換えるモード切換手段と、モ
ード切換手段の切り換えに基づき、データを何れのモー
ドで記憶手段に保存するか、あるいは、データを何れの
モードで記憶手段から読み出すかを選択するモード選択
手段と、モード選択手段が選択したモードに基づき、記
憶手段へのデータの保存、あるいは、記憶手段からの圧
縮データの読み出しを制御するデータ制御手段と、電子
計算機から送られるデータのデータ名をモード選択手段
に入力するためのデータ名入力手段と、電子計算機から
の所定の命令をデータ制御手段に入力するための命令入
力手段と、電子計算機からデータを記憶手段に入力しあ
るいは圧縮データを記憶手段から電子計算機へ出力する
ためのデータ入出力手段と、から構成したので、圧縮デ
ータを圧縮された状態で取り出すことができ、その取り
出した圧縮データを同一方式の解凍手段を持たない他の
電子計算機上でも利用することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による電子圧縮格納
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】2次記憶装置からのデータ読み出しの動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図3】2次記憶装置へのデータ保存の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態による電子圧縮格納
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態による電子圧縮格納
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図6】従来の電子圧縮格納装置のブロック図である。
1 電子圧縮格納装置 10 データ制御部 11 圧縮/解凍実行部 12 制御部 20 モード選択部 21 データ情報抽出部 22 圧縮情報抽出部 23 テーブル 30 圧縮アルゴリズム格納装置 40 2次記憶装置 50 切り換えスイッチ 60 データ名入力端子 70 制御端子 80 データ入出力端子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月1日(1999.11.
1)
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、電子計算機から入力されるデータを圧縮
し、あるいは、圧縮された圧縮データを解凍して電子計
算機へ出力する電子圧縮格納装置であって、圧縮データ
が記憶される記憶手段と、記憶手段に保存するデータの
圧縮、あるいは、記憶手段から読み出す圧縮データの解
凍を行なう、他の電子計算機でも動作可能な圧縮アルゴ
リズムを格納する圧縮アルゴリズム格納手段と、データ
の圧縮または圧縮データの解凍を自動的に行なう圧縮モ
ードおよびデータの圧縮または圧縮データの解凍を行な
わない非圧縮モードの2つのモードを必要に応じて切り
換えるモード切換手段と、モード切換手段の切り換えに
基づき、データを何れのモードで記憶手段に保存する
か、あるいは、データを何れのモードで記憶手段から読
み出すかを選択するモード選択手段と、モード選択手段
が選択したモードに基づき、記憶手段へのデータの保
存、あるいは、記憶手段からの圧縮データの読み出しを
制御するデータ制御手段と、電子計算機から送られるデ
ータのデータ名をモード選択手段に入力するためのデー
タ名入力手段と、電子計算機からの所定の命令をデータ
制御手段に入力するための命令入力手段と、電子計算機
からデータを記憶手段に入力しあるいは圧縮データを記
憶手段から電子計算機へ出力するためのデータ入出力手
段と、を有することを特徴とする電子圧縮格納装置を提
供するものである。
達成するため、電子計算機から入力されるデータを圧縮
し、あるいは、圧縮された圧縮データを解凍して電子計
算機へ出力する電子圧縮格納装置であって、圧縮データ
が記憶される記憶手段と、記憶手段に保存するデータの
圧縮、あるいは、記憶手段から読み出す圧縮データの解
凍を行なう、他の電子計算機でも動作可能な圧縮アルゴ
リズムを格納する圧縮アルゴリズム格納手段と、データ
の圧縮または圧縮データの解凍を自動的に行なう圧縮モ
ードおよびデータの圧縮または圧縮データの解凍を行な
わない非圧縮モードの2つのモードを必要に応じて切り
換えるモード切換手段と、モード切換手段の切り換えに
基づき、データを何れのモードで記憶手段に保存する
か、あるいは、データを何れのモードで記憶手段から読
み出すかを選択するモード選択手段と、モード選択手段
が選択したモードに基づき、記憶手段へのデータの保
存、あるいは、記憶手段からの圧縮データの読み出しを
制御するデータ制御手段と、電子計算機から送られるデ
ータのデータ名をモード選択手段に入力するためのデー
タ名入力手段と、電子計算機からの所定の命令をデータ
制御手段に入力するための命令入力手段と、電子計算機
からデータを記憶手段に入力しあるいは圧縮データを記
憶手段から電子計算機へ出力するためのデータ入出力手
段と、を有することを特徴とする電子圧縮格納装置を提
供するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の電子圧縮
格納装置によれば、電子計算機から入力されるデータを
圧縮し、あるいは、圧縮された圧縮データを解凍して電
子計算機へ出力する電子圧縮格納装置であって、圧縮デ
ータが記憶される記憶手段と、記憶手段に保存するデー
タの圧縮、あるいは、記憶手段から読み出す圧縮データ
の解凍を行なう、他の電子計算機でも動作可能な圧縮ア
ルゴリズムを格納する圧縮アルゴリズム格納手段と、デ
ータの圧縮または圧縮データの解凍を自動的に行なう圧
縮モードおよびデータの圧縮または圧縮データの解凍を
行なわない非圧縮モードの2つのモードを必要に応じて
切り換えるモード切換手段と、モード切換手段の切り換
えに基づき、データを何れのモードで記憶手段に保存す
るか、あるいは、データを何れのモードで記憶手段から
読み出すかを選択するモード選択手段と、モード選択手
段が選択したモードに基づき、記憶手段へのデータの保
存、あるいは、記憶手段からの圧縮データの読み出しを
制御するデータ制御手段と、電子計算機から送られるデ
ータのデータ名をモード選択手段に入力するためのデー
タ名入力手段と、電子計算機からの所定の命令をデータ
制御手段に入力するための命令入力手段と、電子計算機
からデータを記憶手段に入力しあるいは圧縮データを記
憶手段から電子計算機へ出力するためのデータ入出力手
段と、から構成したので、圧縮データを圧縮された状態
で取り出すことができ、その取り出した圧縮データを同
一方式の解凍手段を持たない他の電子計算機上でも利用
することができる。
格納装置によれば、電子計算機から入力されるデータを
圧縮し、あるいは、圧縮された圧縮データを解凍して電
子計算機へ出力する電子圧縮格納装置であって、圧縮デ
ータが記憶される記憶手段と、記憶手段に保存するデー
タの圧縮、あるいは、記憶手段から読み出す圧縮データ
の解凍を行なう、他の電子計算機でも動作可能な圧縮ア
ルゴリズムを格納する圧縮アルゴリズム格納手段と、デ
ータの圧縮または圧縮データの解凍を自動的に行なう圧
縮モードおよびデータの圧縮または圧縮データの解凍を
行なわない非圧縮モードの2つのモードを必要に応じて
切り換えるモード切換手段と、モード切換手段の切り換
えに基づき、データを何れのモードで記憶手段に保存す
るか、あるいは、データを何れのモードで記憶手段から
読み出すかを選択するモード選択手段と、モード選択手
段が選択したモードに基づき、記憶手段へのデータの保
存、あるいは、記憶手段からの圧縮データの読み出しを
制御するデータ制御手段と、電子計算機から送られるデ
ータのデータ名をモード選択手段に入力するためのデー
タ名入力手段と、電子計算機からの所定の命令をデータ
制御手段に入力するための命令入力手段と、電子計算機
からデータを記憶手段に入力しあるいは圧縮データを記
憶手段から電子計算機へ出力するためのデータ入出力手
段と、から構成したので、圧縮データを圧縮された状態
で取り出すことができ、その取り出した圧縮データを同
一方式の解凍手段を持たない他の電子計算機上でも利用
することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三川 卓男 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403番 地53 日本電気アイシーマイコンシステム 株式会社内 Fターム(参考) 5B082 GA01
Claims (11)
- 【請求項1】 電子計算機から入力されるデータを圧縮
し、あるいは、前記圧縮された圧縮データを解凍して前
記電子計算機へ出力する電子圧縮格納装置であって、 前記圧縮データが記憶される記憶手段と、 前記記憶手段に保存する前記データの圧縮、あるいは、
前記記憶手段から読み出す前記圧縮データの解凍を行な
う圧縮アルゴリズムを格納する圧縮アルゴリズム格納手
段と、 前記データの圧縮または前記圧縮データの解凍を自動的
に行なう圧縮モードおよび前記データの圧縮または前記
圧縮データの解凍を行なわない非圧縮モードの2つのモ
ードを必要に応じて切り換えるモード切換手段と、 前記モード切換手段の切り換えに基づき、前記データを
何れのモードで前記記憶手段に保存するか、あるいは、
前記データを何れのモードで前記記憶手段から読み出す
かを選択するモード選択手段と、 前記モード選択手段が選択したモードに基づき、前記記
憶手段への前記データの保存、あるいは、前記記憶手段
からの前記圧縮データの読み出しを制御するデータ制御
手段と、 前記電子計算機から送られる前記データのデータ名を前
記モード選択手段に入力するためのデータ名入力手段
と、 前記電子計算機からの所定の命令を前記データ制御手段
に入力するための命令入力手段と、 前記電子計算機から前記データを前記記憶手段に入力し
あるいは前記圧縮データを前記記憶手段から前記電子計
算機へ出力するためのデータ入出力手段と、を有するこ
とを特徴とする電子圧縮格納装置。 - 【請求項2】 前記モード選択手段は、前記記憶手段か
ら読み出す前記圧縮データの拡張子と前記圧縮アルゴリ
ズムとを参照して前記圧縮データの情報を抽出するデー
タ情報抽出手段と、前記データの前記圧縮用の拡張子が
格納される拡張子格納手段と、前記データ名入力手段か
ら入力される前記データ名の拡張子と前記拡張子格納手
段に格納される前記圧縮用の拡張子とを参照して前記デ
ータの情報を抽出する圧縮情報抽出手段と、を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の電子圧縮格納装置。 - 【請求項3】 前記データ情報抽出手段は、前記圧縮デ
ータの拡張子が前記圧縮アルゴリズムに対応していると
き前記圧縮モードを選択し、前記圧縮データの拡張子が
前記圧縮アルゴリズムに対応していないとき前記非圧縮
モードを選択することを特徴とする請求項1または2に
記載の電子圧縮格納装置。 - 【請求項4】 前記圧縮情報抽出手段は、前記データ名
の拡張子が前記圧縮用の拡張子と同一であるとき前記非
圧縮モードを選択し、前記データ名の拡張子が前記圧縮
用の拡張子と同一でないとき前記圧縮モードを選択する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子圧縮格
納装置。 - 【請求項5】 前記データ制御手段は、前記圧縮アルゴ
リズムに基づいて前記データの圧縮または前記圧縮デー
タの解凍を行なう圧縮/解凍実行手段を有することを特
徴とする請求項1に記載の電子圧縮格納装置。 - 【請求項6】 前記データ制御手段は、前記所定の命令
が前記圧縮データの読み出し命令であって前記モード選
択手段が前記圧縮モードを選択したとき、前記圧縮アル
ゴリズムに基づき前記圧縮/解凍実行手段で前記圧縮デ
ータを解凍して前記記憶手段から読み出すように制御
し、前記モード選択手段が前記非圧縮モードを選択した
とき、前記圧縮データを解凍せずに前記記憶手段からそ
のまま読み出すように制御することを特徴とする請求項
1,2または5に記載の電子圧縮格納装置。 - 【請求項7】 前記データ制御手段は、前記所定の命令
が前記データの保存命令であって前記モード選択手段が
前記圧縮モードを選択したとき、前記圧縮アルゴリズム
に基づき前記圧縮/解凍実行手段で前記圧縮データを圧
縮して前記記憶手段に保存するように制御し、前記モー
ド選択手段が前記非圧縮モードを選択したとき、前記デ
ータを圧縮せずにそのまま前記記憶手段に保存するよう
に制御することを特徴とする請求項1,2または5に記
載の電子圧縮格納装置。 - 【請求項8】 前記モード切換手段の前記モードの切り
換えは、前記データ制御手段の制御に基づいて行なわ
れ、前記データ制御手段は、前記所定の命令がモード切
換命令であったとき、前記モード切換手段の前記モード
を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の電子圧
縮格納装置。 - 【請求項9】 前記圧縮アルゴリズム格納手段は、前記
データの圧縮に適合する複数の圧縮アルゴリズムを格納
し、前記データ制御手段は、前記所定の命令が圧縮アル
ゴリズム選択命令であったとき、前記圧縮アルゴリズム
格納手段に格納される前記複数の圧縮アルゴリズムから
前記データの圧縮に適合した圧縮アルゴリズムを選択
し、前記選択した圧縮アルゴリズムに基づき前記圧縮/
解凍実行手段で前記データの圧縮を行なうことを特徴と
する請求項1,5または7に記載の電子圧縮格納装置。 - 【請求項10】 前記圧縮アルゴリズム格納手段は、書
き換え可能に構成されていることを特徴とする請求項1
に記載の電子圧縮格納装置。 - 【請求項11】 前記拡張子格納手段は、書き換え可能
に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の電
子圧縮格納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10313332A JP2000137634A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 電子圧縮格納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10313332A JP2000137634A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 電子圧縮格納装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000137634A true JP2000137634A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18039975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10313332A Pending JP2000137634A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | 電子圧縮格納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000137634A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006082850A1 (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 再生装置、プログラム、再生方法 |
US7325119B2 (en) | 2002-12-24 | 2008-01-29 | Funai Electric Co., Ltd. | Data storage apparatus capable of storing data stored in external equipment |
-
1998
- 1998-11-04 JP JP10313332A patent/JP2000137634A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7325119B2 (en) | 2002-12-24 | 2008-01-29 | Funai Electric Co., Ltd. | Data storage apparatus capable of storing data stored in external equipment |
WO2006082850A1 (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 再生装置、プログラム、再生方法 |
US8086331B2 (en) | 2005-02-01 | 2011-12-27 | Panasonic Corporation | Reproduction apparatus, program and reproduction method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6668261B1 (en) | Method of upgrading a program using associated configuration data | |
JPH07121352A (ja) | 演算処理装置 | |
US6078541A (en) | Device controller having volatile and non-volatile memory for storage of decompressed and compressed data | |
US6104506A (en) | Facsimile apparatus having function of updating incorporated program | |
JP3517940B2 (ja) | 圧縮データの読出・書込方法および装置 | |
JP2000137634A (ja) | 電子圧縮格納装置 | |
CN113626092A (zh) | 嵌入式系统启动方法与soc芯片 | |
KR100416809B1 (ko) | 원격 다운로드를 위한 유니트의 메모리 구조 및 원격다운로드 방법 | |
JPH09223052A (ja) | 電子メール装置 | |
JP2000066844A (ja) | ディスク装置圧縮システム | |
JPH1086461A (ja) | プリンタ | |
JPH0628284A (ja) | 画像データ転送方法およびその装置 | |
JP2880961B2 (ja) | データバッファリング装置及びその制御方法 | |
JP7701889B2 (ja) | メモリ制御装置、情報処理システム、及びメモリ制御方法 | |
CN120010794B (zh) | 一种软件磁盘阵列的数据存储方法、设备、介质及产品 | |
JP2000105717A (ja) | ファイル格納制御装置及びファイル格納制御方法 | |
KR100533827B1 (ko) | 화상형성장치 및 그의 인쇄파일 관리방법 | |
JPH0844551A (ja) | 情報処理装置 | |
JPH07129079A (ja) | プログラミングローダのインストール方法 | |
KR100404855B1 (ko) | 이동단말기의시스템메모리장치 | |
JP3146197B2 (ja) | データ転送装置及び記憶装置 | |
JPS61224057A (ja) | 計算機システム | |
JPH05165690A (ja) | ファイル処理装置 | |
JPH07141234A (ja) | 電子ファイリング装置及びデータ処理方法 | |
JP2005134956A (ja) | 画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001017 |