JP2000134390A - 画像処理装置及び方法並びに画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びに画像処理システム - Google Patents
画像処理装置及び方法並びに画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びに画像処理システムInfo
- Publication number
- JP2000134390A JP2000134390A JP10306974A JP30697498A JP2000134390A JP 2000134390 A JP2000134390 A JP 2000134390A JP 10306974 A JP10306974 A JP 10306974A JP 30697498 A JP30697498 A JP 30697498A JP 2000134390 A JP2000134390 A JP 2000134390A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image processing
- function
- image
- image reading
- scaling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スキャナ、画像処理装置、プリンタからなる
画像処理システムにおいて、各装置が共通の機能を有す
る場合に、その機能の最適化を図る。 【解決手段】 スキャナ1と画像処理装置2とが重複し
てγ補正機能を有する場合、画質優先の観点から、ビッ
ト数が多い方の、つまり性能が優れている方のγ補正機
能を自動的に選択して処理させる。また、スキャナ1a
と画像処理装置2とが重複して変倍機能を有する場合、
処理速度優先の観点から、オペレータにより指定された
変倍率(拡大・縮小)に応じて、処理速度が速くなる方
の、つまり性能が優れている方の変倍機能を適宜自動的
に選択して処理させる。
画像処理システムにおいて、各装置が共通の機能を有す
る場合に、その機能の最適化を図る。 【解決手段】 スキャナ1と画像処理装置2とが重複し
てγ補正機能を有する場合、画質優先の観点から、ビッ
ト数が多い方の、つまり性能が優れている方のγ補正機
能を自動的に選択して処理させる。また、スキャナ1a
と画像処理装置2とが重複して変倍機能を有する場合、
処理速度優先の観点から、オペレータにより指定された
変倍率(拡大・縮小)に応じて、処理速度が速くなる方
の、つまり性能が優れている方の変倍機能を適宜自動的
に選択して処理させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理システム
を構成する複数の装置が共通の機能を有する場合におい
てその機能の最適化を適宜自動的に図ることができる画
像処理装置及び方法並びに画像処理プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びに画像処理
システムに関する。
を構成する複数の装置が共通の機能を有する場合におい
てその機能の最適化を適宜自動的に図ることができる画
像処理装置及び方法並びに画像処理プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びに画像処理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理システムとして、スキャ
ナ、画像処理装置及びプリンタを相互に通信可能に接続
して構成されるものがある。このタイプの画像処理シス
テムでは、原稿画像をスキャナで読み取って得られる画
像データを画像処理装置で画像処理した後、プリンタに
転送し、印刷するようにしている。
ナ、画像処理装置及びプリンタを相互に通信可能に接続
して構成されるものがある。このタイプの画像処理シス
テムでは、原稿画像をスキャナで読み取って得られる画
像データを画像処理装置で画像処理した後、プリンタに
転送し、印刷するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の画像処理システムにあっては、独立した個々の装
置(スキャナ、画像処理装置、プリンタ)をそれぞれモ
ジュールとして組み合わせて画像処理システムを構成す
るため、各装置(モジュール)間で共通の機能を有する
場合がある。例えば、モジュールとしてそれぞれ別の市
販品であるスキャナ及び画像処理装置を購入して使用し
た場合には、両者がともにγ補正機能や変倍機能を有す
ることになる。
従来の画像処理システムにあっては、独立した個々の装
置(スキャナ、画像処理装置、プリンタ)をそれぞれモ
ジュールとして組み合わせて画像処理システムを構成す
るため、各装置(モジュール)間で共通の機能を有する
場合がある。例えば、モジュールとしてそれぞれ別の市
販品であるスキャナ及び画像処理装置を購入して使用し
た場合には、両者がともにγ補正機能や変倍機能を有す
ることになる。
【0004】このように個々の装置が共通する機能を有
する場合には、同じ処理を重複して実行するといった無
駄を省いて処理の効率化を図るために、どの装置が有す
る機能を選択して処理させるかを決定しなければならな
い。
する場合には、同じ処理を重複して実行するといった無
駄を省いて処理の効率化を図るために、どの装置が有す
る機能を選択して処理させるかを決定しなければならな
い。
【0005】そのための一手段として、例えば、システ
ムを構築する際に、あらかじめ、各装置間で共通する機
能についてどの装置の機能を選択して処理させるを決定
し、その情報を記憶させておくことが考えられる。しか
し、この場合には、ユーザが自分で、選択すべき機能
(又はその組合せ)を決めて設定する必要があるため、
システムの構築作業が面倒になりがちであるばかりか、
一旦選択されるとその機能についてはその装置が有する
その機能のみでしか処理されないため、プリント条件に
よって最適な機能が異なる場合には、プリント条件の変
化に対応できず、場合によってはシステムとしての性能
が低下してしまうことがありうる。
ムを構築する際に、あらかじめ、各装置間で共通する機
能についてどの装置の機能を選択して処理させるを決定
し、その情報を記憶させておくことが考えられる。しか
し、この場合には、ユーザが自分で、選択すべき機能
(又はその組合せ)を決めて設定する必要があるため、
システムの構築作業が面倒になりがちであるばかりか、
一旦選択されるとその機能についてはその装置が有する
その機能のみでしか処理されないため、プリント条件に
よって最適な機能が異なる場合には、プリント条件の変
化に対応できず、場合によってはシステムとしての性能
が低下してしまうことがありうる。
【0006】そこで、上記の不具合を解消すべく、各装
置が共通する機能を有する場合には、最適な機能(又は
その組合せ)を適宜自動的に選択して処理させること、
例えば、最も高画質で処理できる装置(機能)を適宜自
動的に選択して処理させたり、最も処理速度が速い装置
(機能)を適宜自動的に選択して処理させることができ
れば、ユーザの手を煩わすことなく、プリント条件にか
かわらず常に機能の最適化が図られ、例えば、高画質で
高速度の処理を行うことができ、画像処理システム全体
としての性能を向上させることができるはずである。
置が共通する機能を有する場合には、最適な機能(又は
その組合せ)を適宜自動的に選択して処理させること、
例えば、最も高画質で処理できる装置(機能)を適宜自
動的に選択して処理させたり、最も処理速度が速い装置
(機能)を適宜自動的に選択して処理させることができ
れば、ユーザの手を煩わすことなく、プリント条件にか
かわらず常に機能の最適化が図られ、例えば、高画質で
高速度の処理を行うことができ、画像処理システム全体
としての性能を向上させることができるはずである。
【0007】なお、特開平7−327108号公報に
は、1つの画像形成装置にはない機能が他の画像形成装
置にある場合は、当該機能を有する他の画像形成装置で
当該機能を実行して画像形成を行う技術が開示されてい
るが、この技術は、共通の機能が複数の装置に存在して
いる場合において画質や処理速度を最適化させるように
機能を適宜自動的に選択するという本願発明の上記技術
的課題を解決するものではない。
は、1つの画像形成装置にはない機能が他の画像形成装
置にある場合は、当該機能を有する他の画像形成装置で
当該機能を実行して画像形成を行う技術が開示されてい
るが、この技術は、共通の機能が複数の装置に存在して
いる場合において画質や処理速度を最適化させるように
機能を適宜自動的に選択するという本願発明の上記技術
的課題を解決するものではない。
【0008】また、特開平6−253121号公報に
は、画情報を受信側出力装置の仕様に合せる変換処理
を、送信側装置と受信側装置のうちの処理速度の速い方
の装置で実行する技術が開示されているが、この技術
は、本願発明のように処理速度の他に画質をも最適化す
るように機能選択を行うことを意図したものではない。
は、画情報を受信側出力装置の仕様に合せる変換処理
を、送信側装置と受信側装置のうちの処理速度の速い方
の装置で実行する技術が開示されているが、この技術
は、本願発明のように処理速度の他に画質をも最適化す
るように機能選択を行うことを意図したものではない。
【0009】本発明は、以上のような従来の技術の課題
に鑑みてなされたものであり、画像処理システムを構成
する複数の装置が共通の機能を有する場合においてその
機能の最適化を適宜自動的に図ることができる画像処理
装置及び方法並びに画像処理プログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体並びに画像処理システ
ムを提供することを目的とする。
に鑑みてなされたものであり、画像処理システムを構成
する複数の装置が共通の機能を有する場合においてその
機能の最適化を適宜自動的に図ることができる画像処理
装置及び方法並びに画像処理プログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体並びに画像処理システ
ムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記の手段によって達成される。
記の手段によって達成される。
【0011】(1)本発明に係る画像処理装置は、通信
媒体を介して画像読取装置と接続された画像処理装置に
おいて、前記画像読取装置からその画像処理機能情報を
受信する受信手段と、前記受信手段の受信結果に応じ
て、当該画像処理装置と前記画像読取装置とが有する共
通の画像処理機能の性能を比較する比較手段と、前記比
較手段の比較結果に応じて、当該画像処理装置が有する
画像処理機能と前記画像読取装置が有する画像処理機能
のうちの性能が優れている方を選択する選択手段とを有
することを特徴とする。
媒体を介して画像読取装置と接続された画像処理装置に
おいて、前記画像読取装置からその画像処理機能情報を
受信する受信手段と、前記受信手段の受信結果に応じ
て、当該画像処理装置と前記画像読取装置とが有する共
通の画像処理機能の性能を比較する比較手段と、前記比
較手段の比較結果に応じて、当該画像処理装置が有する
画像処理機能と前記画像読取装置が有する画像処理機能
のうちの性能が優れている方を選択する選択手段とを有
することを特徴とする。
【0012】(2)当該画像処理装置は、更に、画像形
成装置と通信媒体を介して接続されており、前記画像形
成装置は、前記選択手段によって選択された画像処理機
能による画像処理が施された画像データに応じて画像形
成を行うことを特徴とする。
成装置と通信媒体を介して接続されており、前記画像形
成装置は、前記選択手段によって選択された画像処理機
能による画像処理が施された画像データに応じて画像形
成を行うことを特徴とする。
【0013】(3)前記画像処理機能は、γ補正機能で
あり、前記比較手段は、当該画像処理装置が有するγ補
正機能の性能と前記画像読取装置が有するγ補正機能の
性能とを比較し、前記選択手段は、性能が優れていると
判断された方のγ補正機能を選択することを特徴とす
る。
あり、前記比較手段は、当該画像処理装置が有するγ補
正機能の性能と前記画像読取装置が有するγ補正機能の
性能とを比較し、前記選択手段は、性能が優れていると
判断された方のγ補正機能を選択することを特徴とす
る。
【0014】(4)前記選択手段は、ビット数が多い方
のγ補正機能を選択することを特徴とする。
のγ補正機能を選択することを特徴とする。
【0015】(5)本発明に係る画像処理方法は、通信
媒体を介して画像読取装置と接続された画像処理装置の
画像処理方法において、前記画像読取装置からその画像
処理機能情報を受信する工程と、受信結果に応じて、当
該画像処理装置と前記画像読取装置とが有する共通の画
像処理機能の性能を比較する工程と、比較結果に応じ
て、当該画像処理装置が有する画像処理機能と前記画像
読取装置が有する画像処理機能のうちの性能が優れてい
る方を選択する工程とを有することを特徴とする。
媒体を介して画像読取装置と接続された画像処理装置の
画像処理方法において、前記画像読取装置からその画像
処理機能情報を受信する工程と、受信結果に応じて、当
該画像処理装置と前記画像読取装置とが有する共通の画
像処理機能の性能を比較する工程と、比較結果に応じ
て、当該画像処理装置が有する画像処理機能と前記画像
読取装置が有する画像処理機能のうちの性能が優れてい
る方を選択する工程とを有することを特徴とする。
【0016】(6)本発明に係る画像処理プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、通信
媒体を介して画像読取装置と接続された画像処理装置の
画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体において、前記画像処理プログラムは、前
記画像読取装置からその画像処理機能情報を受信し、受
信結果に応じて、当該画像処理装置と前記画像読取装置
とが有する共通の画像処理機能の性能を比較し、比較結
果に応じて、当該画像処理装置が有する画像処理機能と
前記画像読取装置が有する画像処理機能のうちの性能が
優れている方を選択することを特徴とする。
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、通信
媒体を介して画像読取装置と接続された画像処理装置の
画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体において、前記画像処理プログラムは、前
記画像読取装置からその画像処理機能情報を受信し、受
信結果に応じて、当該画像処理装置と前記画像読取装置
とが有する共通の画像処理機能の性能を比較し、比較結
果に応じて、当該画像処理装置が有する画像処理機能と
前記画像読取装置が有する画像処理機能のうちの性能が
優れている方を選択することを特徴とする。
【0017】(7)本発明に係る画像処理システムは、
通信媒体を介して接続された画像読取装置と画像処理装
置とからなる画像処理システムにおいて、前記画像読取
装置からその画像処理機能情報を受信する受信手段と、
前記受信手段の受信結果に応じて、当該画像処理装置と
前記画像読取装置とが有する共通の画像処理機能の性能
を比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に応じ
て、当該画像処理装置が有する画像処理機能と前記画像
読取装置が有する画像処理機能のうちの性能が優れてい
る方を選択する選択手段とを有することを特徴とする。
通信媒体を介して接続された画像読取装置と画像処理装
置とからなる画像処理システムにおいて、前記画像読取
装置からその画像処理機能情報を受信する受信手段と、
前記受信手段の受信結果に応じて、当該画像処理装置と
前記画像読取装置とが有する共通の画像処理機能の性能
を比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に応じ
て、当該画像処理装置が有する画像処理機能と前記画像
読取装置が有する画像処理機能のうちの性能が優れてい
る方を選択する選択手段とを有することを特徴とする。
【0018】(8)本発明に係る画像処理装置は、通信
媒体を介して変倍機能を有する画像読取装置と接続され
た変倍機能を有する画像処理装置において、指示された
変倍率が拡大である場合には、前記画像処理装置が有す
る変倍機能を選択し、指示された変倍率が縮小である場
合には、前記画像読取装置が有する変倍機能を選択する
選択手段を有することを特徴とする。
媒体を介して変倍機能を有する画像読取装置と接続され
た変倍機能を有する画像処理装置において、指示された
変倍率が拡大である場合には、前記画像処理装置が有す
る変倍機能を選択し、指示された変倍率が縮小である場
合には、前記画像読取装置が有する変倍機能を選択する
選択手段を有することを特徴とする。
【0019】(9)本発明に係る画像処理方法は、通信
媒体を介して変倍機能を有する画像読取装置と接続され
た変倍機能を有する画像処理装置の画像処理方法におい
て、指示された変倍率が拡大である場合には、前記画像
処理装置が有する変倍機能を選択し、指示された変倍率
が縮小である場合には、前記画像読取装置が有する変倍
機能を選択する工程を有することを特徴とする。
媒体を介して変倍機能を有する画像読取装置と接続され
た変倍機能を有する画像処理装置の画像処理方法におい
て、指示された変倍率が拡大である場合には、前記画像
処理装置が有する変倍機能を選択し、指示された変倍率
が縮小である場合には、前記画像読取装置が有する変倍
機能を選択する工程を有することを特徴とする。
【0020】(10)本発明に係る画像処理プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、通
信媒体を介して変倍機能を有する画像読取装置と接続さ
れた変倍機能を有する画像処理装置の画像処理プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体にお
いて、前記画像処理プログラムは、指示された変倍率が
拡大である場合には、前記画像処理装置が有する変倍機
能を選択し、指示された変倍率が縮小である場合には、
前記画像読取装置が有する変倍機能を選択することを特
徴とする。
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、通
信媒体を介して変倍機能を有する画像読取装置と接続さ
れた変倍機能を有する画像処理装置の画像処理プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体にお
いて、前記画像処理プログラムは、指示された変倍率が
拡大である場合には、前記画像処理装置が有する変倍機
能を選択し、指示された変倍率が縮小である場合には、
前記画像読取装置が有する変倍機能を選択することを特
徴とする。
【0021】(11)本発明に係る画像処理システム
は、通信媒体を介して接続された変倍機能を有する画像
読取装置と変倍機能を有する画像処理装置とからなる画
像処理システムにおいて、指示された変倍率が拡大であ
る場合には、前記画像処理装置が有する変倍機能を選択
し、指示された変倍率が縮小である場合には、前記画像
読取装置が有する変倍機能を選択する選択手段を有する
ことを特徴とする。
は、通信媒体を介して接続された変倍機能を有する画像
読取装置と変倍機能を有する画像処理装置とからなる画
像処理システムにおいて、指示された変倍率が拡大であ
る場合には、前記画像処理装置が有する変倍機能を選択
し、指示された変倍率が縮小である場合には、前記画像
読取装置が有する変倍機能を選択する選択手段を有する
ことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を説明する。
明の実施の形態を説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施の形態に係る画像
処理システムの構成図である。
処理システムの構成図である。
【0024】この画像処理システムは、スキャナ1a,
1b、画像処理装置2及びプリンタ3の個々の装置をそ
れぞれモジュールとして接続ケーブル4a,4b,5な
どの通信媒体を介して相互に通信可能に接続して構成さ
れている。
1b、画像処理装置2及びプリンタ3の個々の装置をそ
れぞれモジュールとして接続ケーブル4a,4b,5な
どの通信媒体を介して相互に通信可能に接続して構成さ
れている。
【0025】スキャナ1a,1bは、原稿読取装置であ
って、原稿画像を走査して読み取りその画像データを出
力するものである。ここでは、一方のスキャナ1aは、
変倍機能を有するものであり、他方のスキャナ1bは、
変倍機能を有しないものである。また、各スキャナ1
a,1bは、それぞれ、所定の画像処理機能(例えば、
γ補正機能)を有している。
って、原稿画像を走査して読み取りその画像データを出
力するものである。ここでは、一方のスキャナ1aは、
変倍機能を有するものであり、他方のスキャナ1bは、
変倍機能を有しないものである。また、各スキャナ1
a,1bは、それぞれ、所定の画像処理機能(例えば、
γ補正機能)を有している。
【0026】画像処理装置2は、コピーサーバとして機
能するものであって、スキャナ1で読み取られた原稿画
像に関する画像データを入力し、オペレータによって指
示された処理を含む各種の画像処理を行い、処理後の画
像データをプリンタ3に出力するものである。ここで実
施される画像処理には、例えば、色変換処理、領域判別
処理、空間フィルタ処理、γ補正処理、変倍処理などが
ある。
能するものであって、スキャナ1で読み取られた原稿画
像に関する画像データを入力し、オペレータによって指
示された処理を含む各種の画像処理を行い、処理後の画
像データをプリンタ3に出力するものである。ここで実
施される画像処理には、例えば、色変換処理、領域判別
処理、空間フィルタ処理、γ補正処理、変倍処理などが
ある。
【0027】プリンタ3は、画像処理装置2から出力さ
れる画像データをプリントアウトするものであって、画
像形成装置として機能するものである。
れる画像データをプリントアウトするものであって、画
像形成装置として機能するものである。
【0028】したがって、この画像処理システムでは、
スキャナ1a,1bで読み取られた原稿画像に関する画
像データは画像処理装置2に転送され、この画像処理装
置2においてオペレータによって指示された処理を含む
各種処理を施した後、プリンタ3に転送され、複写用紙
に印字される。
スキャナ1a,1bで読み取られた原稿画像に関する画
像データは画像処理装置2に転送され、この画像処理装
置2においてオペレータによって指示された処理を含む
各種処理を施した後、プリンタ3に転送され、複写用紙
に印字される。
【0029】なお、画像処理装置2は、本実施の形態の
ように、独立した装置であって独立してスキャナ1及び
プリンタ3に接続される形態の他、スキャナ1に内蔵さ
れる形態やプリンタ3に内蔵される形態があるが、いず
れの形態であっても画像処理装置の機能は同一であるか
ら、本発明の適用は可能である。
ように、独立した装置であって独立してスキャナ1及び
プリンタ3に接続される形態の他、スキャナ1に内蔵さ
れる形態やプリンタ3に内蔵される形態があるが、いず
れの形態であっても画像処理装置の機能は同一であるか
ら、本発明の適用は可能である。
【0030】また、画像処理装置2は、専用機の他、汎
用のコンピュータ(又はパソコン)で構成しても良い。
用のコンピュータ(又はパソコン)で構成しても良い。
【0031】また、図1では、1台の画像処理装置2
に、2台のスキャナ1a,1bと1台のプリンタ3とを
接続した態様を示してあるが、1台の画像処理装置2
に、1台若しくは3台以上のスキャナ1と複数台のプリ
ンタ3とを接続する態様、又は、複数台の画像処理装置
2(個々に画像処理を司る)に、1台若しくは複数台の
スキャナ1又は1台若しくは複数台のプリンタ3を接続
する態様であっても本発明は適用可能である。
に、2台のスキャナ1a,1bと1台のプリンタ3とを
接続した態様を示してあるが、1台の画像処理装置2
に、1台若しくは3台以上のスキャナ1と複数台のプリ
ンタ3とを接続する態様、又は、複数台の画像処理装置
2(個々に画像処理を司る)に、1台若しくは複数台の
スキャナ1又は1台若しくは複数台のプリンタ3を接続
する態様であっても本発明は適用可能である。
【0032】図2は、図1に示す各装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【0033】各スキャナ1a,1bは、次のようにして
原稿画像を読み取って画像処理装置2に画像データを送
る。
原稿画像を読み取って画像処理装置2に画像データを送
る。
【0034】スキャナ1において読み取り対象である原
稿6は原稿ガラス10上に載置される。原稿ガラス10
上に載置された原稿6は、移動自在に配置されている光
学ユニット11の光源12によって照射される。原稿6
からの反射光は、ミラーレンズ光学系13を介してCC
Dセンサ14に結像される。光学ユニット11は、図示
しないステッピングモータによって図中A方向に駆動さ
れ、原稿面を全体的に走査することができる。CCDセ
ンサ14は、入射される原稿面からの反射光を受光し、
受光光量に比例する電圧をA/Dコンバータ15に出力
する。A/Dコンバータ15では、入力されるCCDセ
ンサ14からのアナログ電圧をデジタル値に変換して画
像データとし、γ補正部16に送る。γ補正部16で
は、A/Dコンバータ15からの画像データ(デジタル
信号)にγ補正を施す。このとき、量子化によるビット
落ちを防ぐため、A/Dコンバータ15の出力は10ビ
ットとして、γ補正部16の出力は8ビットのデジタル
階調を有する。γ補正部16から出力された画像データ
は、SCSI−I/F(インタフェース)部17を介し
て画像処理装置2に転送される。
稿6は原稿ガラス10上に載置される。原稿ガラス10
上に載置された原稿6は、移動自在に配置されている光
学ユニット11の光源12によって照射される。原稿6
からの反射光は、ミラーレンズ光学系13を介してCC
Dセンサ14に結像される。光学ユニット11は、図示
しないステッピングモータによって図中A方向に駆動さ
れ、原稿面を全体的に走査することができる。CCDセ
ンサ14は、入射される原稿面からの反射光を受光し、
受光光量に比例する電圧をA/Dコンバータ15に出力
する。A/Dコンバータ15では、入力されるCCDセ
ンサ14からのアナログ電圧をデジタル値に変換して画
像データとし、γ補正部16に送る。γ補正部16で
は、A/Dコンバータ15からの画像データ(デジタル
信号)にγ補正を施す。このとき、量子化によるビット
落ちを防ぐため、A/Dコンバータ15の出力は10ビ
ットとして、γ補正部16の出力は8ビットのデジタル
階調を有する。γ補正部16から出力された画像データ
は、SCSI−I/F(インタフェース)部17を介し
て画像処理装置2に転送される。
【0035】また、スキャナ1には、オペレータからの
指示を受け付けるキー入力部とスキャナ1などの状態を
表示する表示部とから構成される図3に示すような操作
パネル18が設けられ、キー入力部に配置されている各
種のキー(後述する)を操作して、プリント枚数や変倍
率などのプリント条件を設定するようになっている。な
お、設定したプリント条件は、表示部に表示される。
指示を受け付けるキー入力部とスキャナ1などの状態を
表示する表示部とから構成される図3に示すような操作
パネル18が設けられ、キー入力部に配置されている各
種のキー(後述する)を操作して、プリント枚数や変倍
率などのプリント条件を設定するようになっている。な
お、設定したプリント条件は、表示部に表示される。
【0036】さらに、特に変倍機能を有するスキャナ1
aでは、走査時における光学ユニット11の移動速度
(走査速度)を変えて、読み取る原稿画像を光学的に変
倍するようにしている(光学変倍)。このとき、変倍率
が100%(等倍)の場合の走査速度を基準速度とすれ
ば、変倍率が100%より大きい(拡大)場合は走査速
度を基準速度よりも遅くし、変倍率が100%より小さ
い(縮小)場合は走査速度を基準速度よりも速くする。
aでは、走査時における光学ユニット11の移動速度
(走査速度)を変えて、読み取る原稿画像を光学的に変
倍するようにしている(光学変倍)。このとき、変倍率
が100%(等倍)の場合の走査速度を基準速度とすれ
ば、変倍率が100%より大きい(拡大)場合は走査速
度を基準速度よりも遅くし、変倍率が100%より小さ
い(縮小)場合は走査速度を基準速度よりも速くする。
【0037】スキャナ1の上記のような動作は、マイク
ロプロセッサ(MPU)19によって総括的に制御され
る。
ロプロセッサ(MPU)19によって総括的に制御され
る。
【0038】画像処理装置2は、スキャナ1と通信可能
なSCSI−I/F部20と、入力された画像データを
γ補正するγ補正部21と、γ補正された画像データを
任意の倍率に変倍する変倍部22と、γ補正や変倍以外
の画像処理(例えば、色変換処理、領域判別処理、空間
フィルタ処理など)を行う画像処理部23と、画像処理
された画像データをプリンタ3に転送するためのビデオ
I/F部24とを有する。したがって、各スキャナ1
a,1bから出力された画像データ(プリント条件を含
む)は、SCSI−I/F部20を介して入力されて図
示しないメモリに記憶された後、このメモリに記憶され
ている画像データに対し、γ補正部21においてγ補正
処理、変倍部22において変倍処理、画像処理部22に
おいてその他の画像処理(色変換、領域判別、空間フィ
ルタ処理など)を施して再度メモリに記憶され、ビデオ
I/F24を介してプリンタ3に出力される。なお、色
変換処理は、画像データをRGBデータから印字色であ
るYMCKデータに変換する処理であり、領域判別処理
は、画像データの文字部や写真部などのエリアの判別を
行う処理であり、空間フィルタ処理は、その判別結果に
基づきスムージング処理(モアレの抑制)とMTF補正
処理(文字/線画の尖鋭化)の比率をエリアごとに切り
換えて画像の解像性を向上させる処理である。また、変
倍処理は、オペレータが操作パネル18で指定した変倍
率に基づいて画像を拡大縮小する処理であり、γ補正処
理は、オペレータが操作パネル18で指定した印刷濃度
に基づいて濃度補正を行う処理である。
なSCSI−I/F部20と、入力された画像データを
γ補正するγ補正部21と、γ補正された画像データを
任意の倍率に変倍する変倍部22と、γ補正や変倍以外
の画像処理(例えば、色変換処理、領域判別処理、空間
フィルタ処理など)を行う画像処理部23と、画像処理
された画像データをプリンタ3に転送するためのビデオ
I/F部24とを有する。したがって、各スキャナ1
a,1bから出力された画像データ(プリント条件を含
む)は、SCSI−I/F部20を介して入力されて図
示しないメモリに記憶された後、このメモリに記憶され
ている画像データに対し、γ補正部21においてγ補正
処理、変倍部22において変倍処理、画像処理部22に
おいてその他の画像処理(色変換、領域判別、空間フィ
ルタ処理など)を施して再度メモリに記憶され、ビデオ
I/F24を介してプリンタ3に出力される。なお、色
変換処理は、画像データをRGBデータから印字色であ
るYMCKデータに変換する処理であり、領域判別処理
は、画像データの文字部や写真部などのエリアの判別を
行う処理であり、空間フィルタ処理は、その判別結果に
基づきスムージング処理(モアレの抑制)とMTF補正
処理(文字/線画の尖鋭化)の比率をエリアごとに切り
換えて画像の解像性を向上させる処理である。また、変
倍処理は、オペレータが操作パネル18で指定した変倍
率に基づいて画像を拡大縮小する処理であり、γ補正処
理は、オペレータが操作パネル18で指定した印刷濃度
に基づいて濃度補正を行う処理である。
【0039】画像処理装置2の各部の動作の制御は、マ
イクロプロセッサ(MPU)25によって総括的に制御
される。
イクロプロセッサ(MPU)25によって総括的に制御
される。
【0040】プリンタ3は、画像処理装置2と通信可能
なビデオI/F部30と、ビデオI/F部30で受信し
た画像データを複写用紙に印字するプリンタエンジン3
1とを有する。したがって、画像処理装置2からビデオ
I/F部30を介して入力された画像処理後の画像デー
タは、プリンタエンジン31によって印刷される。プリ
ンタエンジン31は、Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色に対応した
画像を1面ごと形成し、4色(4面)の画像を合成し
て、カラー画像を得る。
なビデオI/F部30と、ビデオI/F部30で受信し
た画像データを複写用紙に印字するプリンタエンジン3
1とを有する。したがって、画像処理装置2からビデオ
I/F部30を介して入力された画像処理後の画像デー
タは、プリンタエンジン31によって印刷される。プリ
ンタエンジン31は、Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色に対応した
画像を1面ごと形成し、4色(4面)の画像を合成し
て、カラー画像を得る。
【0041】プリンタ3のこのような動作は、マイクロ
プロセッサ(MPU)32によって制御される。
プロセッサ(MPU)32によって制御される。
【0042】なお、スキャナ1a,1b、画像処理装置
2、プリンタ3を相互に接続するインタフェース17,
20,24,30や接続ケーブル4,5は、通信媒体を
構成している。
2、プリンタ3を相互に接続するインタフェース17,
20,24,30や接続ケーブル4,5は、通信媒体を
構成している。
【0043】次に、スキャナ1aに設けられている操作
パネル18について簡単に説明しておく。操作パネル1
8には、図3に示すようなキー入力部と表示部が設けら
れ、操作パネル18により、図1に示す画像処理システ
ムにおいてコピー機能を利用するための各種の操作がで
きるようになっている。
パネル18について簡単に説明しておく。操作パネル1
8には、図3に示すようなキー入力部と表示部が設けら
れ、操作パネル18により、図1に示す画像処理システ
ムにおいてコピー機能を利用するための各種の操作がで
きるようになっている。
【0044】スタートキー40は、プリント処理を開始
させるためのキーであり、クリアストップキー41は、
プリント処理を途中で終了させたり、他のプリント条件
を変更したりするときに使用するキーである。枚数設定
キー42a,42bは、コピー枚数の設定に用いられる
キーである。露光キー43a,43bは、印刷濃度の調
整に用いられるキーである。ファンクションキー44
は、特殊機能を選択するモードに移行するために用いら
れるキーである。セレクトキー45a,45bは、表示
部49に表示された特殊機能を選択するために用いられ
るキーである。エンターキー46は、選択された特殊機
能を確定するために用いられるキーである。変倍キー4
7a,47bは、印刷の拡大縮小(変倍率)を指示する
ためのキーである。カラー選択キー48は、カラーコピ
ーかモノクロコピーかを選択するために用いられるキー
である。表示部49は、設定されたコピー枚数、設定さ
れた変倍率、特殊機能のメニューなどを液晶表示するも
のである。
させるためのキーであり、クリアストップキー41は、
プリント処理を途中で終了させたり、他のプリント条件
を変更したりするときに使用するキーである。枚数設定
キー42a,42bは、コピー枚数の設定に用いられる
キーである。露光キー43a,43bは、印刷濃度の調
整に用いられるキーである。ファンクションキー44
は、特殊機能を選択するモードに移行するために用いら
れるキーである。セレクトキー45a,45bは、表示
部49に表示された特殊機能を選択するために用いられ
るキーである。エンターキー46は、選択された特殊機
能を確定するために用いられるキーである。変倍キー4
7a,47bは、印刷の拡大縮小(変倍率)を指示する
ためのキーである。カラー選択キー48は、カラーコピ
ーかモノクロコピーかを選択するために用いられるキー
である。表示部49は、設定されたコピー枚数、設定さ
れた変倍率、特殊機能のメニューなどを液晶表示するも
のである。
【0045】以上のような各機能ブロックから構成され
る画像処理システムは、図4のフローチャートに従っ
て、一連のコピー動作を行う。
る画像処理システムは、図4のフローチャートに従っ
て、一連のコピー動作を行う。
【0046】まず、装置の電源が投入されると、画像処
理装置2のマイクロプロセッサ25は、システムの起動
に必要な各種の初期設定をする(S1)。
理装置2のマイクロプロセッサ25は、システムの起動
に必要な各種の初期設定をする(S1)。
【0047】初期設定が終了すると、キー入力待ちの状
態になる(S2)。ここで、オペレータは、スキャナ1
に設けられている操作パネル18を操作して、プリント
枚数や変倍率、印刷濃度などのプリント条件を設定し、
スタートキー40を押すことになる。
態になる(S2)。ここで、オペレータは、スキャナ1
に設けられている操作パネル18を操作して、プリント
枚数や変倍率、印刷濃度などのプリント条件を設定し、
スタートキー40を押すことになる。
【0048】スタートキー40が押されてオペレータの
コピースタート指示がなされると、画像処理装置2のマ
イクロプロセッサ25は、スキャナ1と通信してスキャ
ナ1の状態を取得し(S3)、プリンタ3と通信してプ
リンタ3の状態を取得する(S4)。そして、画像デー
タの受信に先立って、ステップS2でオペレータが操作
パネル18により入力したプリント条件を取得し、各部
(γ補正部21、変倍部22、画像処理部23など)に
そのプリント条件に対応するパラメータを設定する(S
5)。
コピースタート指示がなされると、画像処理装置2のマ
イクロプロセッサ25は、スキャナ1と通信してスキャ
ナ1の状態を取得し(S3)、プリンタ3と通信してプ
リンタ3の状態を取得する(S4)。そして、画像デー
タの受信に先立って、ステップS2でオペレータが操作
パネル18により入力したプリント条件を取得し、各部
(γ補正部21、変倍部22、画像処理部23など)に
そのプリント条件に対応するパラメータを設定する(S
5)。
【0049】より詳細には、オペレータのコピースター
ト指示がなされると、スキャナ1の動作が開始され、ス
キャナ1のマイクロプロセッサ19は、スキャナ1の状
態を取得して、SCSI−I/F部17を介して画像処
理装置2に送信し、画像処理装置2のマイクロプロセッ
サ25は、SCSI−I/F部20を介してそのスキャ
ナ状態を受信(取得)する(S3)。スキャナ状態を取
得した画像処理装置2のマイクロプロセッサ25は、コ
ピースタート指示の存在を認識し、プリンタ3と通信し
て、プリンタ3の状態を取得する(S4)。また、スキ
ャナ1のマイクロプロセッサ19は、画像データの送信
に先立って、ステップS2で設定されたプリント枚数や
変倍率などのプリント条件(画像処理モード設定コマン
ド)をSCSI−I/F部17を介して画像処理装置2
に送信し、画像処理装置2のマイクロプロセッサ25
は、SCSI−I/F部20を介してプリント条件を受
信(取得)し、受信したプリント条件に従って、対応す
るパラメータを各部(γ補正部21、変倍部22、画像
処理部23など)に設定する(S5)。
ト指示がなされると、スキャナ1の動作が開始され、ス
キャナ1のマイクロプロセッサ19は、スキャナ1の状
態を取得して、SCSI−I/F部17を介して画像処
理装置2に送信し、画像処理装置2のマイクロプロセッ
サ25は、SCSI−I/F部20を介してそのスキャ
ナ状態を受信(取得)する(S3)。スキャナ状態を取
得した画像処理装置2のマイクロプロセッサ25は、コ
ピースタート指示の存在を認識し、プリンタ3と通信し
て、プリンタ3の状態を取得する(S4)。また、スキ
ャナ1のマイクロプロセッサ19は、画像データの送信
に先立って、ステップS2で設定されたプリント枚数や
変倍率などのプリント条件(画像処理モード設定コマン
ド)をSCSI−I/F部17を介して画像処理装置2
に送信し、画像処理装置2のマイクロプロセッサ25
は、SCSI−I/F部20を介してプリント条件を受
信(取得)し、受信したプリント条件に従って、対応す
るパラメータを各部(γ補正部21、変倍部22、画像
処理部23など)に設定する(S5)。
【0050】ここまでの処理が終了すると、次に、プリ
ンタ3が起動され、一連のコピー制御が実行される(S
6)。具体的には、スキャナ1による原稿画像の読取り
動作が開始されて、読み取られた原稿画像に関する画像
データがスキャナ1から画像処理装置2に転送される。
画像処理装置2は、転送された画像データをステップS
5で設定された受信したプリンタ条件に対応するパラメ
ータに基づいて、適宜、γ補正部21、変倍部22、画
像処理部23においてそれぞれγ補正処理、変倍処理、
その他画像処理を実行し、ビデオI/F部24を介して
処理後の画像データをプリンタ3に送信する。プリンタ
3は、画像処理部2から送信された画像データをビデオ
I/F部30を介して受信し、プリンタエンジン31で
印字する。
ンタ3が起動され、一連のコピー制御が実行される(S
6)。具体的には、スキャナ1による原稿画像の読取り
動作が開始されて、読み取られた原稿画像に関する画像
データがスキャナ1から画像処理装置2に転送される。
画像処理装置2は、転送された画像データをステップS
5で設定された受信したプリンタ条件に対応するパラメ
ータに基づいて、適宜、γ補正部21、変倍部22、画
像処理部23においてそれぞれγ補正処理、変倍処理、
その他画像処理を実行し、ビデオI/F部24を介して
処理後の画像データをプリンタ3に送信する。プリンタ
3は、画像処理部2から送信された画像データをビデオ
I/F部30を介して受信し、プリンタエンジン31で
印字する。
【0051】本発明では、ステップS6でこのようなコ
ピー制御を実行するに際して、画像処理装置2のマイク
ロプロセッサ25は、γ補正処理や変倍処理といったス
キャナ1(変倍処理については変倍機能付きスキャナ1
aのみ)と画像処理装置2との間で重複して存在する機
能について、どちらを優先的に使用するかを選択する機
能を有している。
ピー制御を実行するに際して、画像処理装置2のマイク
ロプロセッサ25は、γ補正処理や変倍処理といったス
キャナ1(変倍処理については変倍機能付きスキャナ1
aのみ)と画像処理装置2との間で重複して存在する機
能について、どちらを優先的に使用するかを選択する機
能を有している。
【0052】図5は、画質優先の観点からどちらの装置
が有するγ補正機能を使うかを決定するためのフローチ
ャートである。
が有するγ補正機能を使うかを決定するためのフローチ
ャートである。
【0053】画像処理装置2のマイクロプロセッサ25
は、まず、スキャナ1と通信してスキャナ1が有する画
像処理機能に関する情報(種類と性能)を受信し、この
受信した画像処理機能情報に基づいて、スキャナ1にγ
補正機能があるか否かを判断する(S11)。
は、まず、スキャナ1と通信してスキャナ1が有する画
像処理機能に関する情報(種類と性能)を受信し、この
受信した画像処理機能情報に基づいて、スキャナ1にγ
補正機能があるか否かを判断する(S11)。
【0054】この判断の結果としてスキャナ1にγ補正
機能がある場合には、当該スキャナ1が有するγ補正機
能のビット数が画像処理装置2が有するγ補正機能のビ
ット数よりも多いか否かを判断する(S12)。
機能がある場合には、当該スキャナ1が有するγ補正機
能のビット数が画像処理装置2が有するγ補正機能のビ
ット数よりも多いか否かを判断する(S12)。
【0055】この判断の結果として当該スキャナ1が有
するγ補正機能のビット数の方が多い場合には、当該ス
キャナ1が有するγ補正機能の性能の方が画像処理装置
2が有するγ補正機能の性能よりも優れていると判断さ
れるため、スキャナ1でのγ補正機能を選択し、スキャ
ナ1のγ補正部16でのみ画像データのγ補正を行う
(S13)。
するγ補正機能のビット数の方が多い場合には、当該ス
キャナ1が有するγ補正機能の性能の方が画像処理装置
2が有するγ補正機能の性能よりも優れていると判断さ
れるため、スキャナ1でのγ補正機能を選択し、スキャ
ナ1のγ補正部16でのみ画像データのγ補正を行う
(S13)。
【0056】したがって、この場合、スキャナ1で読み
取られた原稿画像に関する画像データは、スキャナ1内
部のγ補正部16においてγ補正が施された後、SCS
I−I/F部17を介して画像処理装置2に転送され、
画像処理装置2においてγ補正を除くその他の画像処理
が施されて(つまり、このときγ補正部21は動作しな
い)、ビデオI/F部24を介して処理後の画像データ
がプリンタ3に送信され、プリンタ3において印字され
る。
取られた原稿画像に関する画像データは、スキャナ1内
部のγ補正部16においてγ補正が施された後、SCS
I−I/F部17を介して画像処理装置2に転送され、
画像処理装置2においてγ補正を除くその他の画像処理
が施されて(つまり、このときγ補正部21は動作しな
い)、ビデオI/F部24を介して処理後の画像データ
がプリンタ3に送信され、プリンタ3において印字され
る。
【0057】これに対し、ステップS11の判断の結果
としてスキャナ1にγ補正機能がない場合や、ステップ
S12の判断の結果として画像処理装置2が有するγ補
正機能のビット数が当該スキャナ1が有するγ補正機能
のビット数以上である場合には、画像処理装置2にしか
γ補正機能がなく、又は、画像処理装置2が有するγ補
正機能の性能が画像処理装置2が有するγ補正機能の性
能と同等以上であると判断されるため、画像処理装置2
でのγ補正機能を選択し、画像処理装置2のγ補正部1
6でのみ画像データのγ補正を行う(S14)。
としてスキャナ1にγ補正機能がない場合や、ステップ
S12の判断の結果として画像処理装置2が有するγ補
正機能のビット数が当該スキャナ1が有するγ補正機能
のビット数以上である場合には、画像処理装置2にしか
γ補正機能がなく、又は、画像処理装置2が有するγ補
正機能の性能が画像処理装置2が有するγ補正機能の性
能と同等以上であると判断されるため、画像処理装置2
でのγ補正機能を選択し、画像処理装置2のγ補正部1
6でのみ画像データのγ補正を行う(S14)。
【0058】したがって、この場合、スキャナ1で読み
取られた原稿画像に関する画像データは、スキャナ1の
γ補正部16でγ補正が施されることなく、SCSI−
I/F部17を介して画像処理装置2に転送され、画像
処理装置2においてγ補正その他の画像処理が施されて
(つまり、このときγ補正部21は動作する)、ビデオ
I/F部24を介して処理後の画像データがプリンタ3
に送信され、プリンタ3において印字される。
取られた原稿画像に関する画像データは、スキャナ1の
γ補正部16でγ補正が施されることなく、SCSI−
I/F部17を介して画像処理装置2に転送され、画像
処理装置2においてγ補正その他の画像処理が施されて
(つまり、このときγ補正部21は動作する)、ビデオ
I/F部24を介して処理後の画像データがプリンタ3
に送信され、プリンタ3において印字される。
【0059】以上のように、スキャナ1と画像処理装置
2とが重複してγ補正機能を有する場合、ビット数が多
い方の、つまり性能が優れている方のγ補正機能を自動
的に選択して処理させるようにしたので(画質優先処
理)、画質の最適化を図ることができる。
2とが重複してγ補正機能を有する場合、ビット数が多
い方の、つまり性能が優れている方のγ補正機能を自動
的に選択して処理させるようにしたので(画質優先処
理)、画質の最適化を図ることができる。
【0060】なお、画像処理装置2として汎用コンピュ
ータを使用する場合には、図5のフローチャートの処理
手順を記述したプログラムをコンピュータに読み取らせ
ることが可能な記録媒体(例えば、フロッピーディスク
やCD−ROMなど)に記録させ、その記録媒体に基づ
いて、そのコンピュータを画像処理装置2として機能さ
せることもできる。
ータを使用する場合には、図5のフローチャートの処理
手順を記述したプログラムをコンピュータに読み取らせ
ることが可能な記録媒体(例えば、フロッピーディスク
やCD−ROMなど)に記録させ、その記録媒体に基づ
いて、そのコンピュータを画像処理装置2として機能さ
せることもできる。
【0061】また、以上の実施の形態では、画像処理装
置2のマイクロプロセッサ25において図5の処理手順
を実行させる形態を例示したが、スキャナ1と画像処理
装置2とからなる画像処理システムにおいては、スキャ
ナ1のマイクロプロセッサ19で実行させる形態、画像
処理装置2のマイクロプロセッサ25で実行させる形態
のいずれの形態であっても良い。
置2のマイクロプロセッサ25において図5の処理手順
を実行させる形態を例示したが、スキャナ1と画像処理
装置2とからなる画像処理システムにおいては、スキャ
ナ1のマイクロプロセッサ19で実行させる形態、画像
処理装置2のマイクロプロセッサ25で実行させる形態
のいずれの形態であっても良い。
【0062】図6は、処理速度優先の観点からどちらの
装置が有する変倍機能を使うかを決定するためのフロー
チャートである。
装置が有する変倍機能を使うかを決定するためのフロー
チャートである。
【0063】画像処理装置2のマイクロプロセッサ25
は、まず、スキャナ1と通信してスキャナ1が有する変
倍機能の存否に関する情報を受信し、この受信結果に基
づいて、スキャナ1に変倍機能があるか否かを判断する
(S21)。
は、まず、スキャナ1と通信してスキャナ1が有する変
倍機能の存否に関する情報を受信し、この受信結果に基
づいて、スキャナ1に変倍機能があるか否かを判断する
(S21)。
【0064】この判断の結果としてスキャナ1に変倍機
能がある場合(つまり、使用するスキャナが変倍機能付
のスキャナ1aである場合)には、オペレータが操作パ
ネル18を操作して変倍率が縮小を指示しているか否か
を判断する(S22)。
能がある場合(つまり、使用するスキャナが変倍機能付
のスキャナ1aである場合)には、オペレータが操作パ
ネル18を操作して変倍率が縮小を指示しているか否か
を判断する(S22)。
【0065】この判断の結果として指示されている変倍
率が縮小である場合には、上記したようにスキャナ1a
の走査速度が速いため全体の処理速度が速くなるので、
スキャナ1aでの変倍機能を選択し、スキャナ1aにお
いてのみ変倍(縮小)処理を行う(S23)。
率が縮小である場合には、上記したようにスキャナ1a
の走査速度が速いため全体の処理速度が速くなるので、
スキャナ1aでの変倍機能を選択し、スキャナ1aにお
いてのみ変倍(縮小)処理を行う(S23)。
【0066】したがって、この場合、走査速度を速くし
てスキャナ1で読み取って得られた原稿画像に関する縮
小された画像データは、スキャナ1のγ補正部16でγ
補正が施された後(上記のようにスキャナ1のγ補正機
能の方が優れている場合に限る)、SCSI−I/F部
17を介して画像処理装置2に転送され、画像処理装置
2において変倍処理を除くその他の画像処理が施されて
(つまり、このとき変倍部22は動作しない)、ビデオ
I/F部24を介して処理後の画像データがプリンタ3
に送信され、プリンタ3において縮小印字される。
てスキャナ1で読み取って得られた原稿画像に関する縮
小された画像データは、スキャナ1のγ補正部16でγ
補正が施された後(上記のようにスキャナ1のγ補正機
能の方が優れている場合に限る)、SCSI−I/F部
17を介して画像処理装置2に転送され、画像処理装置
2において変倍処理を除くその他の画像処理が施されて
(つまり、このとき変倍部22は動作しない)、ビデオ
I/F部24を介して処理後の画像データがプリンタ3
に送信され、プリンタ3において縮小印字される。
【0067】これに対し、ステップS21の判断の結果
としてスキャナ1に変倍機能がない場合(使用するスキ
ャナが変倍機能を持たないスキャナ1bである場合)
や、ステップS22の判断の結果として指示されている
変倍率が拡大である場合には、画像処理装置2にしか変
倍機能がなく、又は、上記したようにスキャナ1aの走
査速度が遅いため画像処理装置2で変倍(拡大)処理し
た方がむしろ全体の処理速度が速くなるので、画像処理
装置2での変倍機能を選択し、画像処理装置2の変倍部
22でのみ変倍(拡大)処理を行う(S24)。
としてスキャナ1に変倍機能がない場合(使用するスキ
ャナが変倍機能を持たないスキャナ1bである場合)
や、ステップS22の判断の結果として指示されている
変倍率が拡大である場合には、画像処理装置2にしか変
倍機能がなく、又は、上記したようにスキャナ1aの走
査速度が遅いため画像処理装置2で変倍(拡大)処理し
た方がむしろ全体の処理速度が速くなるので、画像処理
装置2での変倍機能を選択し、画像処理装置2の変倍部
22でのみ変倍(拡大)処理を行う(S24)。
【0068】したがって、この場合、基準の走査速度で
スキャナ1によって読み取って得られた原稿画像に関す
る画像データは、スキャナ1のγ補正部16でγ補正が
施された後(上記のようにスキャナ1のγ補正機能の方
が優れている場合に限る)、SCSI−I/F部17を
介して画像処理装置2に転送され、画像処理装置2にお
いて変倍処理その他の画像処理が施されて(つまり、こ
のとき変倍部22は動作する)、ビデオI/F部24を
介して処理後の画像データがプリンタ3に送信され、プ
リンタ3において拡大印字される。
スキャナ1によって読み取って得られた原稿画像に関す
る画像データは、スキャナ1のγ補正部16でγ補正が
施された後(上記のようにスキャナ1のγ補正機能の方
が優れている場合に限る)、SCSI−I/F部17を
介して画像処理装置2に転送され、画像処理装置2にお
いて変倍処理その他の画像処理が施されて(つまり、こ
のとき変倍部22は動作する)、ビデオI/F部24を
介して処理後の画像データがプリンタ3に送信され、プ
リンタ3において拡大印字される。
【0069】以上のように、スキャナ1aと画像処理装
置2とが重複して変倍機能を有する場合、オペレータに
より指定された変倍率(拡大・縮小)に応じて、処理速
度が速くなる方の、つまり性能が優れている方の変倍機
能を適宜自動的に選択して処理させるようにしたので
(速度優先処理)、処理速度の最適化を図ることができ
る。
置2とが重複して変倍機能を有する場合、オペレータに
より指定された変倍率(拡大・縮小)に応じて、処理速
度が速くなる方の、つまり性能が優れている方の変倍機
能を適宜自動的に選択して処理させるようにしたので
(速度優先処理)、処理速度の最適化を図ることができ
る。
【0070】なお、画像処理装置2として汎用コンピュ
ータを使用する場合には、図6のフローチャートの処理
手順を記述したプログラムをコンピュータに読み取らせ
ることが可能な記録媒体(例えば、フロッピーディスク
やCD−ROMなど)に記録させ、その記録媒体に基づ
いて、そのコンピュータを画像処理装置2として機能さ
せることもできる。
ータを使用する場合には、図6のフローチャートの処理
手順を記述したプログラムをコンピュータに読み取らせ
ることが可能な記録媒体(例えば、フロッピーディスク
やCD−ROMなど)に記録させ、その記録媒体に基づ
いて、そのコンピュータを画像処理装置2として機能さ
せることもできる。
【0071】また、以上の実施の形態では、画像処理装
置2のマイクロプロセッサ25において図6の処理手順
を実行させる形態を例示したが、スキャナ1と画像処理
装置2とからなる画像処理システムにおいては、スキャ
ナ1のマイクロプロセッサ19で実行させる形態、画像
処理装置2のマイクロプロセッサ25で実行させる形態
のいずれの形態であっても良い。
置2のマイクロプロセッサ25において図6の処理手順
を実行させる形態を例示したが、スキャナ1と画像処理
装置2とからなる画像処理システムにおいては、スキャ
ナ1のマイクロプロセッサ19で実行させる形態、画像
処理装置2のマイクロプロセッサ25で実行させる形態
のいずれの形態であっても良い。
【0072】また、図5に示す画質優先処理と図6に示
す処理速度優先処理とは、いずれか一方のみを実行する
場合の他、両者共に実行する場合であっても良いことは
勿論である。これにより、スキャナ1と画像処理装置2
とが重複してそれぞれγ補正機能及び変倍機能を有する
場合には、画質の最適化と処理速度の最適化とを同時に
図ることができ、画像処理システム全体としての性能が
より一層向上する。
す処理速度優先処理とは、いずれか一方のみを実行する
場合の他、両者共に実行する場合であっても良いことは
勿論である。これにより、スキャナ1と画像処理装置2
とが重複してそれぞれγ補正機能及び変倍機能を有する
場合には、画質の最適化と処理速度の最適化とを同時に
図ることができ、画像処理システム全体としての性能が
より一層向上する。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像読取装置と画像処理装置とが共通の画像処理機能を
有する場合において、両装置が有する画像処理機能の性
能を比較して、性能が優れている方の機能を選択して処
理させるようにしたので、画像処理機能の最適化が図ら
れる。
画像読取装置と画像処理装置とが共通の画像処理機能を
有する場合において、両装置が有する画像処理機能の性
能を比較して、性能が優れている方の機能を選択して処
理させるようにしたので、画像処理機能の最適化が図ら
れる。
【0074】特に、画像読取装置と画像処理装置とが共
にγ補正機能、変倍機能を有する場合には、性能が優れ
ている方のγ補正機能、変倍機能が適宜自動的に選択さ
れるので、画質、処理速度の最適化が図られる。
にγ補正機能、変倍機能を有する場合には、性能が優れ
ている方のγ補正機能、変倍機能が適宜自動的に選択さ
れるので、画質、処理速度の最適化が図られる。
【図1】 本発明の一実施の形態に係る画像処理システ
ムの構成図である。
ムの構成図である。
【図2】 図1に示す各装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】 スキャナに設けられている操作パネルの具体
的な構成図である。
的な構成図である。
【図4】 図1の画像処理システムのコピー動作の手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の一実施の形態に係る画像処理装置の
画質優先処理のフローチャートである。
画質優先処理のフローチャートである。
【図6】 本発明の一実施の形態に係る画像処理装置の
速度優先処理のフローチャートである。
速度優先処理のフローチャートである。
1a,1b…スキャナ(画像読取装置)、 2…画像処理装置、 3…プリンタ(画像形成装置)、 4,5…接続ケーブル(通信媒体)、 16,21…γ補正部、 17,20…SCSI−IF部(通信媒体)、 19,32…マイクロプロセッサ、 22…変倍部、 24,30…ビデオI/F部(通信媒体) 25…マイクロプロセッサ(受信手段、比較手段、選択
手段)。
手段)。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 BA02 CA08 CB08 CD05 CE11 DA17 5C062 AA05 AA35 AB17 AB22 AB38 AC02 AC04 AC21 AC24 AC34 AC58 5C077 LL19 MP01 MP08 NP01 PP15 PP20 PQ08 PQ20
Claims (11)
- 【請求項1】 通信媒体を介して画像読取装置と接続さ
れた画像処理装置において、 前記画像読取装置からその画像処理機能情報を受信する
受信手段と、 前記受信手段の受信結果に応じて、当該画像処理装置と
前記画像読取装置とが有する共通の画像処理機能の性能
を比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果に応じて、当該画像処理装置が
有する画像処理機能と前記画像読取装置が有する画像処
理機能のうちの性能が優れている方を選択する選択手段
と、 を有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 当該画像処理装置は、更に、画像形成装
置と通信媒体を介して接続されており、前記画像形成装
置は、前記選択手段によって選択された画像処理機能に
よる画像処理が施された画像データに応じて画像形成を
行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記画像処理機能は、γ補正機能であ
り、前記比較手段は、当該画像処理装置が有するγ補正
機能の性能と前記画像読取装置が有するγ補正機能の性
能とを比較し、前記選択手段は、性能が優れていると判
断された方のγ補正機能を選択することを特徴とする請
求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記選択手段は、ビット数が多い方のγ
補正機能を選択することを特徴とする請求項3記載の画
像処理装置。 - 【請求項5】 通信媒体を介して画像読取装置と接続さ
れた画像処理装置の画像処理方法において、 前記画像読取装置からその画像処理機能情報を受信する
工程と、 受信結果に応じて、当該画像処理装置と前記画像読取装
置とが有する共通の画像処理機能の性能を比較する工程
と、 比較結果に応じて、当該画像処理装置が有する画像処理
機能と前記画像読取装置が有する画像処理機能のうちの
性能が優れている方を選択する工程と、を有することを
特徴とする画像処理方法。 - 【請求項6】 通信媒体を介して画像読取装置と接続さ
れた画像処理装置の画像処理プログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体において、 前記画像処理プログラムは、前記画像読取装置からその
画像処理機能情報を受信し、 受信結果に応じて、当該画像処理装置と前記画像読取装
置とが有する共通の画像処理機能の性能を比較し、 比較結果に応じて、当該画像処理装置が有する画像処理
機能と前記画像読取装置が有する画像処理機能のうちの
性能が優れている方を選択すること、 を特徴とする画像処理プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項7】 通信媒体を介して接続された画像読取装
置と画像処理装置とからなる画像処理システムにおい
て、 前記画像読取装置からその画像処理機能情報を受信する
受信手段と、 前記受信手段の受信結果に応じて、当該画像処理装置と
前記画像読取装置とが有する共通の画像処理機能の性能
を比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果に応じて、当該画像処理装置が
有する画像処理機能と前記画像読取装置が有する画像処
理機能のうちの性能が優れている方を選択する選択手段
と、 を有することを特徴とする画像処理システム。 - 【請求項8】 通信媒体を介して変倍機能を有する画像
読取装置と接続された変倍機能を有する画像処理装置に
おいて、 指示された変倍率が拡大である場合には、前記画像処理
装置が有する変倍機能を選択し、指示された変倍率が縮
小である場合には、前記画像読取装置が有する変倍機能
を選択する選択手段、 を有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項9】 通信媒体を介して変倍機能を有する画像
読取装置と接続された変倍機能を有する画像処理装置の
画像処理方法において、 指示された変倍率が拡大である場合には、前記画像処理
装置が有する変倍機能を選択し、指示された変倍率が縮
小である場合には、前記画像読取装置が有する変倍機能
を選択する工程、 を有することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項10】 通信媒体を介して変倍機能を有する画
像読取装置と接続された変倍機能を有する画像処理装置
の画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体において、 前記画像処理プログラムは、指示された変倍率が拡大で
ある場合には、前記画像処理装置が有する変倍機能を選
択し、指示された変倍率が縮小である場合には、前記画
像読取装置が有する変倍機能を選択すること、 を特徴とする画像処理プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項11】 通信媒体を介して接続された変倍機能
を有する画像読取装置と変倍機能を有する画像処理装置
とからなる画像処理システムにおいて、 指示された変倍率が拡大である場合には、前記画像処理
装置が有する変倍機能を選択し、指示された変倍率が縮
小である場合には、前記画像読取装置が有する変倍機能
を選択する選択手段、 を有することを特徴とする画像処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10306974A JP2000134390A (ja) | 1998-10-28 | 1998-10-28 | 画像処理装置及び方法並びに画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びに画像処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10306974A JP2000134390A (ja) | 1998-10-28 | 1998-10-28 | 画像処理装置及び方法並びに画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びに画像処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000134390A true JP2000134390A (ja) | 2000-05-12 |
Family
ID=17963514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10306974A Pending JP2000134390A (ja) | 1998-10-28 | 1998-10-28 | 画像処理装置及び方法並びに画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びに画像処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000134390A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002075518A1 (en) * | 2001-03-15 | 2002-09-26 | Seiko Epson Corporation | Printing control and image processing control |
CN100502460C (zh) * | 2005-12-28 | 2009-06-17 | 佳能株式会社 | 图像处理设备和方法 |
JP2010226383A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、画像処理システム及び画像処理プログラム |
JP2012178805A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-13 | Canon Electronics Inc | 画像読取装置、画像読取システム及び画像読取プログラム |
-
1998
- 1998-10-28 JP JP10306974A patent/JP2000134390A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002075518A1 (en) * | 2001-03-15 | 2002-09-26 | Seiko Epson Corporation | Printing control and image processing control |
US7068818B2 (en) | 2001-03-15 | 2006-06-27 | Seiko Epson Corporation | Control for printing and image processing |
CN1307523C (zh) * | 2001-03-15 | 2007-03-28 | 精工爱普生株式会社 | 印刷控制装置及图像处理控制装置 |
CN100401740C (zh) * | 2001-03-15 | 2008-07-09 | 精工爱普生株式会社 | 图像处理装置及图像处理方法 |
CN100502460C (zh) * | 2005-12-28 | 2009-06-17 | 佳能株式会社 | 图像处理设备和方法 |
JP2010226383A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、画像処理システム及び画像処理プログラム |
JP2012178805A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-13 | Canon Electronics Inc | 画像読取装置、画像読取システム及び画像読取プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8004698B2 (en) | Image forming apparatus for combining a scanned image with other image data and printing the combined image in black and white or color based on a set mode | |
US5189523A (en) | Image processing apparatus | |
KR100757631B1 (ko) | 화상 처리 장치 및 그 방법 | |
KR101309369B1 (ko) | 화상 처리 장치 및 제어 방법 | |
JP2009272774A (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、及びコンピュータプログラム | |
JP2000134390A (ja) | 画像処理装置及び方法並びに画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びに画像処理システム | |
US20030137677A1 (en) | Image-processing method and program for compound apparatus | |
JP5147641B2 (ja) | 原稿読取装置 | |
JP2003333267A (ja) | 通信端末装置及びサーバ装置 | |
JP2575301B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2000216931A (ja) | 画像処理装置及びその方法並びにコンピュ―タ読み取り可能な情報記録媒体 | |
JP2002118756A (ja) | データ転送方法とデータ転送装置と画像処理装置及び画像形成装置 | |
JP2003051951A (ja) | 画像入出力装置及びその制御方法 | |
JP2007110605A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3267252B2 (ja) | 通信端末装置 | |
JP2000216992A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2575300B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2001061031A (ja) | デジタル複写装置 | |
JP2984418B2 (ja) | カラー画像処理システム | |
JP2002237955A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、複合装置及び複合システム | |
JPH10173844A (ja) | 画像入力装置及び画像処理装置 | |
JP2007019602A (ja) | 画像入出力装置 | |
JP2006287707A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2001189858A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP2004166172A (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、画像読取装置、プログラム及び記憶媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040423 |