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JP2000134206A - 呼経路計算システム及びその呼経路計算方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

呼経路計算システム及びその呼経路計算方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2000134206A
JP2000134206A JP29898298A JP29898298A JP2000134206A JP 2000134206 A JP2000134206 A JP 2000134206A JP 29898298 A JP29898298 A JP 29898298A JP 29898298 A JP29898298 A JP 29898298A JP 2000134206 A JP2000134206 A JP 2000134206A
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JP
Japan
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route
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JP29898298A
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Makoto Sakaki
誠 榊
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 あるノードをマルチポイント呼に加える時に
最小のコストでそのノードをマルチポイント呼に加える
ことを可能とし、最小のコストでマルチポイント呼が構
成可能な呼経路計算システムを提供する。 【解決手段】 データ処理装置2のマルチポイント呼経
路計算手段22は宛先へ最適分岐するノード検索手段2
3における同一レベルリンク調査手段24及び下位階層
レベルへのリンク調査手段25によってPNNIネット
ワーク構成情報とマルチポイント呼ツリー情報とからP
NNIの同一階層レベルのリンク及びPNNIの下位階
層レベルへのリンクを対象にした調査を行う。経路作成
手段26は宛先へ最適分岐するノード検索手段23によ
って求まった最適分岐ノードまでの経路をマルチポイン
ト呼ツリー情報から求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は呼経路計算システム
及びその呼経路計算方法並びにその制御プログラムを記
録した記録媒体に関し、特にATM(Asynchro
nous Transfer Mode:非同期転送モ
ード)交換機におけるPNNI(Private Ne
twork−Network Interface:プ
ライベート網間インタフェース)マルチポイント呼経路
計算システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の呼経路計算システムとし
ては、特開平10−32594に開示されたATMネッ
トワークにおける階層的マルチキャストルーティング用
システムがある。
【0003】このシステムでは階層毎にマルチポイント
呼の中心ノードを決めておき、各階層についてその中心
ノードまでの最短経路を計算することによってマルチポ
イント呼を確立している。
【0004】すなわち、このシステムはATMネットワ
ークにおける階層的マルチキャストルーティング及びそ
の信号法をサポートするためのPNNIプロトコルを拡
張するものであり、コアをベースとする木(ツリー)構
造アルゴリズムへの拡張を使用するものである。
【0005】その場合、単一の中心ノードの代わりに、
複数の中心ノードが階層の各ピアグループ及び各レベル
で維持されるので、単一の中心ノードが過負荷になるこ
とはない。
【0006】上記のシステムではリンクによって相互に
接続されている複数のノードを含む通信ネットワークに
おいて、セルをマルチキャスティングする際に、通信ネ
ットワークをピアグループの階層的な構造に分割し、全
ての参加者ノードを含むマルチキャストグループに対す
るマルチキャストの木構造を形成する。
【0007】また、このシステムでは木構造を形成する
際に、マルチキャストグループのピアグループ各々に対
する中心ノードを選択し、ピアグループ各々で中心ノー
ド情報を局部的に供給している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の階層的
マルチキャストルーティング用システムでは、コストの
低い下位階層へのリンクよりコストの高い同一レベルへ
のリンクを選択したり、同一コストの場合でも下位階層
へのリンクより同一レベルのリンクを優先的に選択した
りすることによって、物理的な観点から見てコストが大
きくなってしまうため、最適なマルチポイントツリーを
形成することができない。また、PNNIプロトコルの
拡張を必要とするため、汎用性がない。
【0009】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、あるノードをマルチポイント呼に加える時に最小
のコストでそのノードをマルチポイント呼に加えること
ができ、最小のコストでマルチポイント呼を構成するこ
とができる呼経路計算システム及びその呼経路計算方法
並びにその制御プログラムを記録した記録媒体を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による呼経路計算
システムは、各々リンクによって相互に接続された複数
の物理ノードを含みかつ前記リンクによって相互に接続
された複数の論理ノードからなる通信ネットワークのツ
リー構造の構成を示す構成情報を基に宛先ノードへの最
適分岐ノードを検索してマルチポイント呼の経路計算を
行う呼経路計算システムであって、前記マルチポイント
呼の経路計算時に前記ツリー構造の階層をまたがるノー
ド間のリンクを含むリンクを調査して前記最適分岐ノー
ドを検索するノード検索手段を備えている。
【0011】本発明による呼経路計算方法は、各々リン
クによって相互に接続された複数の物理ノードを含みか
つ前記リンクによって相互に接続された複数の論理ノー
ドからなる通信ネットワークのツリー構造の構成を示す
構成情報を基に宛先ノードへの最適分岐ノードを検索し
てマルチポイント呼の経路計算を行う呼経路計算方法で
あって、前記マルチポイント呼の経路計算時に前記ツリ
ー構造の階層をまたがるノード間のリンクを含むリンク
を調査して前記最適分岐ノードを検索するステップを備
えている。
【0012】本発明による呼経路計算制御プログラムを
記録した記録媒体は、各々リンクによって相互に接続さ
れた複数の物理ノードを含みかつ前記リンクによって相
互に接続された複数の論理ノードからなる通信ネットワ
ークのツリー構造の構成を示す構成情報を基に宛先ノー
ドへの最適分岐ノードを検索してマルチポイント呼の経
路計算をコンピュータに行わせる呼経路計算制御プログ
ラムを記録した記録媒体であって、前記呼経路計算制御
プログラムは前記コンピュータに、前記マルチポイント
呼の経路計算時に前記ツリー構造の階層をまたがるノー
ド間のリンクを含むリンクを調査して前記最適分岐ノー
ドを検索させている。
【0013】すなわち、本発明の呼経路計算システム
は、ATM交換機におけるPNNIのマルチポイント呼
の経路計算において、ネットワーク全体の視点から最適
となるようなマルチポイント呼の経路計算を行うシステ
ムを提供するものである。
【0014】より具体的に、本発明の呼経路計算システ
ムは、PNNIネットワーク構成情報を記憶するネット
ワーク構成情報記憶部と、呼設定要求受信装置で呼設定
要求を受信した時にマルチポイント呼ツリー記憶部に記
憶されたマルチポイントツリー情報とネットワーク構成
情報記憶部に記憶されたPNNIネットワーク構成情報
とから最適な経路を求めるマルチポイント呼経路計算手
段と、この時に階層をまたがるものについても考慮して
分岐ノードを求めるための同一レベルリンク調査手段及
び下位階層レベルへのリンク調査手段とを有している。
【0015】よって、本発明の呼経路計算システムでは
呼経路計算時に同一レベルリンクと下位階層レベルへの
リンクとを同時に考慮することで、論理レベルの同一レ
ベルリンクを先に考慮する方法と比較して、分岐ノード
として最適なものが選択されるので、PNNIネットワ
ーク構成情報を基づいた最適なマルチポイント呼経路を
求めることが可能となる。
【0016】また、一般的なPNNIネットワークでは
論理ノードとして単純な点で表すような集約を行うため
に論理レベルの同一レベルリンクでのコストが実際の物
理レベルではより大きなコストとなるが、下位物理階層
レベルへのリンクはそのようなことがない。そこで、本
発明の呼経路計算システムではコストの高い同一レベル
リンクよりも下位階層レベルへのリンクを使用すること
で、全体的なコストが低下するため、PNNIネットワ
ーク構成を物理的な観点から見た場合に、最小のコスト
でマルチポイント呼を構成することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
ATM交換機におけるPNNIのマルチポイント呼経路
計算システムの構成を示すブロック図である。図におい
て、本発明の一実施例によるPNNIのマルチポイント
呼経路計算システムは、PNNIネットワーク構成情報
を受信するPNNIネットワーク構成情報受信装置1
と、プログラム制御によって動作するデータ処理装置2
と、呼設定要求を受け付ける呼設定要求受信装置3と、
情報を記憶する記憶装置4とから構成されている。
【0018】データ処理装置2はPNNIネットワーク
構成情報取扱手段(以下、構成情報取扱手段とする)2
1と、マルチポイント呼経路計算手段(以下、呼経路計
算手段とする)22と、制御メモリ27とからなる。
【0019】呼経路計算手段22は宛先へ最適分岐する
ノード検索手段(以下、ノード検索手段とする)23
と、自身のノードから分岐ノードまでの経路作成手段
(以下、経路作成手段とする)26とからなる。ノード
検索手段23は同一レベルリンク調査手段24と、下位
階層レベルへのリンク調査手段25とからなる。
【0020】構成情報取扱手段21は他のATM交換機
(図示せず)から受取ったPNNIネットワーク構成情
報を記憶装置4のネットワーク構成情報記憶部41に登
録するとともに、自ATM交換機(図示せず)が発生し
たPNNIネットワーク構成情報をネットワーク構成情
報記憶部41に登録する。
【0021】呼経路計算手段22のノード検索手段23
はネットワーク構成情報記憶部41に記憶されたPNN
Iネットワーク構成情報からこの呼の宛先を求め、ネッ
トワーク構成情報記憶部41に記憶されたPNNIネッ
トワーク構成情報とマルチポイント呼ツリー記憶部42
に記憶されたマルチポイント呼ツリー情報とから宛先へ
最適分岐するノードの検索を行う。
【0022】ノード検索手段23の同一レベルリンク調
査手段24はネットワーク構成情報記憶部41に記憶さ
れたPNNIネットワーク構成情報とマルチポイント呼
ツリー記憶部42に記憶されたマルチポイント呼ツリー
情報とからPNNIの同一階層レベルのリンクを対象に
した調査を行う。
【0023】下位階層レベルへのリンク調査手段25は
ネットワーク構成情報記憶部41に記憶されたPNNI
ネットワーク構成情報とマルチポイント呼ツリー記憶部
42に記憶されたマルチポイント呼ツリー情報とからP
NNIの下位階層レベルへのリンクを対象にした調査を
行う。
【0024】経路作成手段26はノード検索手段23に
よって求まった最適分岐ノードまでの経路を、マルチポ
イント呼ツリー記憶部42に記憶されたマルチポイント
呼ツリー情報から求める。
【0025】呼設定要求受信装置3は他のATM交換機
もしくは端末(図示せず)から呼設定要求を受取ると、
マルチポイント呼経路計算手段22へ経路作成要求を行
う。記憶装置4はネットワーク構成情報記憶部41と、
マルチポイント呼ツリー記憶部42とを備えている。
【0026】ネットワーク構成情報記憶部41はPNN
Iネットワーク構成情報データ受信装置1によって他の
ATM交換機から受取ったPNNIネットワーク構成情
報と、自ATM交換機が発生したPNNIネットワーク
構成情報とを記憶する。マルチポイント呼ツリー記憶部
42はその時点でのマルチポイント呼ツリーがどのよう
に張られているのかを記憶する。
【0027】図2は図1の構成情報取扱手段21の処理
動作を示すフローチャートであり、図3は図1の呼経路
計算手段22の処理動作を示すフローチャートである。
これら図1〜図3を参照して本発明の一実施例によるP
NNIのマルチポイント呼経路計算システムの動作につ
いて説明する。尚、図2及び図3に示す処理動作は構成
情報取扱手段21及び呼経路計算手段22が制御メモリ
27に格納されたプログラムを実行することで実現さ
れ、制御メモリ27としてはROM(リードオンリメモ
リ)やフロッピディスク等が使用可能である。
【0028】まず、本発明の一実施例ではPNNIの仕
様にあるように、PNNIネットワーク構成情報を作成
する。PNNIネットワーク構成情報データ受信装置1
が他のATM交換機からPNNIネットワーク構成情報
を受取るか(図2のステップS1)、もしくは自ATM
交換機がPNNIネットワーク構成情報を発生する(図
2ステップS2)と、構成情報取扱手段21はこれらの
PNNIネットワーク構成情報を記憶装置4に送ってネ
ットワーク構成情報記憶部41に記憶する(図2ステッ
プS3)。
【0029】呼経路計算手段22は呼設定要求受信装置
3を介して呼設定要求を受取ると、ネットワーク構成情
報記憶部41を参照して宛先ノードを判別する(図3の
ステップS11)。この時、ノード検索手段23はネッ
トワーク構成情報記憶部41とマルチポイント呼ツリー
記憶部42とを参照して宛先へ最適分岐するノードを検
索する(図3ステップS12〜S17)。
【0030】ノード検索手段23では宛先ノードがすで
にマルチポイント呼ツリー上にある場合、そのノードが
最適分岐ノードとなるため、最適分岐ノードが見つかっ
たと判定する(図3ステップS12)。
【0031】また、ノード検索手段23では宛先ノード
がマルチポイント呼ツリー上にない場合、ネットワーク
構成情報記憶部41を参照しながら最適分岐ノードを求
める。この処理はDijkstraのアルゴリズム等の
一般的な経路計算アルゴリズムによる。
【0032】まず、呼経路計算手段22はネットワーク
構成情報記憶部41を参照し、着目しているノードから
のリンクでまだ調査していないリンクのうち、最小コス
トのリンクを選択する(図3ステップS13)。
【0033】呼経路計算手段22はまだ調査していない
リンクのうちで最小コストのリンクとして選択されたリ
ンクが同一レベルのリンクである場合(図3ステップS
14)、同一レベルリンク調査手段24で同一レベルの
リンクの調査を行う(図3ステップS16)。
【0034】ノード検索手段23では上記の調査で検出
された同一レベルのリンクの先のノードがすでにマルチ
ポイント呼ツリー上にある場合、そのノードが最適分岐
ノードとなるため、最適分岐ノードが見つかったと判定
する(図3ステップS12)。
【0035】呼経路計算手段22はまだ調査していない
リンクのうちで最小コストのリンクとして選択されたリ
ンクが下位階層レベルへのリンクである場合(図3ステ
ップS15)、下位階層レベルへのリンク調査手段25
で下位階層レベルへのリンクの調査を行う(図3ステッ
プS17)。
【0036】ノード検索手段23では上記の調査で検出
された下位階層レベルへのリンクの先のノードがすでに
マルチポイント呼ツリー上にある場合、そのノードが最
適分岐ノードとなるため、最適分岐ノードが見つかった
と判定する(図3ステップS12)。ノード検索手段2
3では上記の処理を最適分岐ノードが見つかるまで繰返
し行う(図3ステップS12〜S17)。
【0037】経路作成手段26はノード検索手段23で
最適分岐ノードが見つかったと判定されると、マルチポ
イント呼ツリー記憶部42を参照し、自身のノードから
分岐ノードまでの経路を計算する(図3ステップS1
8)。
【0038】最後に、呼経路計算手段22は経路作成手
段26で求めた自身のノードから分岐ノードまでの経路
と、ノード検索手段23で求めた分岐ノードから宛先ノ
ードまでの経路とをくっつけて自身のノードから宛先ノ
ードまでの経路を求め、これをマルチポイント呼ツリー
記憶部42へ記録して呼設定処理を行い、処理を終了す
る(図3ステップS19)。
【0039】図4は本発明の一実施例の動作を説明する
ための典型的なPNNIを用いたネットワークの一例を
示す図である。図において、A1,A2,A3,B1,
B2,B3,C1,C2,C3は物理ノード、A,B,
Cは論理ノード[ピアグループ(PG:Peer Gr
oup)]を示す。
【0040】図5は図4のピアグループA内に属する各
ノードA1,A2,A3が持っているネットワーク構成
情報の一例を示す図である。図において、ノードA2か
らノードBへのアップリンクと、ノードA3からノード
Cへのアップリンクとを持っている。このネットワーク
構成情報はPNNIの仕様に基づいて、図2のステップ
S1〜S3の手順によって作成される。尚、図中の各ノ
ード間のリンクの数値はそのリンクのコストを表す。
【0041】図6は図5のノードA1からノードBまで
の経路とノードA3までの経路とが登録された状態を示
す図である。図においては、ノードA1から見た図5の
ネットワーク構成情報に、マルチポイント情報としてノ
ードBまでの経路とノードA3までの経路とが登録され
た後の状態を示しており、図中の太線はマルチポイント
ツリーを表す。
【0042】これら図1〜図6を参照して本発明の一実
施例によるPNNIのマルチポイント呼経路計算システ
ムの処理動作について具体的に説明する。ここで、呼設
定要求受信装置3において呼設定要求を受信したとす
る。
【0043】まず、呼経路計算手段22はネットワーク
構成情報記憶部41を参照することによって、この呼設
定要求の宛先ノードが論理ノードCであると判別したと
する(図3ステップS11)。この場合、宛先ノードC
はマルチポイント呼ツリー上にないので、この時点では
最適分岐ノードは見つかっていないことになる(図3ス
テップS12)。
【0044】次に、呼経路計算手段22はネットワーク
構成情報記憶部41を参照し、ノードCからのリンクで
まだ調査していないリンクのうち、最小コストのリンク
を選択する。ここで、上記の例ではノードA3とノード
Cとの間のアップリンクの方がノードBとノードCとの
間のリンクより小さいコストであるので、ノードA3と
ノードCとの間のアップリンクが選択される(図3ステ
ップS13)。
【0045】呼経路計算手段22はまだ調査していない
リンクのうちで最小コストのリンクとして選択されたリ
ンクが下位階層レベルへのリンク(ノードA3とノード
Cとの間のアップリンク)であるので(図3ステップS
15)、下位階層レベルへのリンク調査手段25で下位
階層レベルへのリンク(ノードA3とノードCとの間の
アップリンク)の調査を行う(図ステップS17)。
【0046】呼経路計算手段22はこのリンクの先のノ
ード(ノードA3)がすでにマルチポイント呼ツリーに
あるので、このノードが最適分岐ノードとなるため、最
適分岐ノードが見つかったことになる(図3ステップS
12)。
【0047】経路作成手段26はノード検索手段23で
最適分岐ノードが見つかったと判定されると、マルチポ
イント呼ツリー記憶部42を参照し、自身のノード(ノ
ードA1)から分岐ノード(ノードA3)までの経路を
計算する(図3ステップS18)。
【0048】最後に、呼経路計算手段22は経路作成手
段26で求めた自身のノードから分岐ノードまでの経路
(ノードA1→ノードA2→ノードA3)と、ノード検
索手段23で求めた分岐ノードから宛先ノードまでの経
路(ノードA3→ノードC)とをくっつけて自身のノー
ドから宛先ノードまでの経路(ノードA1→ノードA2
→ノードA3→ノードC)を求め、これをマルチポイン
ト呼ツリー記憶部42へ記録して呼設定処理を行い、処
理を終了する(図3ステップS19)。
【0049】このように、呼経路計算時に、同一レベル
リンク調査手段24及び下位階層レベルへのリンク調査
手段25を用いて同一レベルのリンクと下位階層レベル
へのリンクとを同時に考慮することによって、論理レベ
ルの同一レベルのリンクを先に考慮する方法と比較し
て、分岐ノードとして最適なものを選択することができ
る。よって、あるノードをマルチポイント呼に加える時
に、その時点における最適な分岐ノードを選択し、最小
のコストでそのノードをマルチポイント呼に加えること
ができる。
【0050】また、一般的なPNNIネットワークでは
論理ノードとして単純な点で表すような集約を行うため
に論理レベルの同一レベルのリンクでのコストが実際の
物理レベルでより大きなコストとなるが、下位物理階層
レベルへのリンクはそのようなことがない。そこで、本
発明の一実施例ではコストの高い同一レベルのリンクよ
りも下位階層レベルへのリンクを使用することによっ
て、全体的なコストを低下させることができる。したが
って、本発明の一実施例ではPNNIネットワーク構成
を物理的な観点から見た場合に、最小のコストでマルチ
ポイント呼を構成することができる。
【0051】具体例を用いて説明すると、図4及び図6
においてノードA1からのマルチポイント呼において、
最終宛先ノードがノードC1である呼を新たに加える場
合、図6における宛先ノードCから同一レベルのリンク
であるノードBとノードCとの間のリンクを選択した場
合、物理的な観点から見ると、図4で言うノードB1,
B3,C2,C1という経路を通ることになり、これは
ノードA3からノードC1という経路と比べてコスト的
に大きくなる。
【0052】図7は本発明の他の実施例によるATM交
換機におけるPNNIのマルチポイント呼経路計算シス
テムの構成を示すブロック図である。図において、本発
明の他の実施例によるPNNIのマルチポイント呼経路
計算システムはデータ処理装置5内にノード検索手段2
3の代わりに2地点間の最短経路計算手段51を設け、
記憶装置6内に2地点間の最短経路記憶部43を加えた
以外は本発明の一実施例と同様の構成となっており、同
一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成
要素の動作は本発明の一実施例と同様である。
【0053】2地点間の最短経路計算手段51は同一レ
ベルリンク調査手段52と、下位階層レベルへのリンク
調査手段53とを備えている。尚、制御メモリ54には
データ処理装置5内の各部が実行するプログラムが記憶
されているので、本発明の一実施例の制御メモリ27と
は異なる符号としている。
【0054】2地点間の最短経路計算手段51はネット
ワーク構成情報記憶部41に記憶されたPNNIネット
ワーク構成情報から2地点間の最短経路を求め、その結
果を2地点間の最短経路記憶部43に登録する。
【0055】同一レベルリンク調査手段52はネットワ
ーク構成情報記憶部41に記憶されたPNNIネットワ
ーク構成情報からPNNIの同一階層レベルのリンクを
対象にした調査を行う。
【0056】下位階層レベルへのリンク調査手段53は
ネットワーク構成情報記憶部41に記憶されたPNNI
ネットワーク構成情報からPNNIの下位階層レベルへ
のリンクを対象にした調査を行う。2地点間の最短経路
記憶部43はネットワーク構成情報記憶部41に記憶さ
れているノードについて、任意の2地点間の最短経路を
記憶する。
【0057】図8は図7の構成情報取扱手段21及び2
地点間の最短経路計算手段51の処理動作を示すフロー
チャートであり、図9は図7の呼経路計算手段22の処
理動作を示すフローチャートである。
【0058】これら図7〜図9を参照して本発明の他の
実施例によるPNNIのマルチポイント呼経路計算シス
テムの動作について説明する。尚、図8及び図9に示す
処理動作は構成情報取扱手段21と呼経路計算手段22
と2地点間の最短経路計算手段51とが制御メモリ54
に格納されたプログラムを実行することで実現され、制
御メモリ54としてはROMやフロッピディスク等が使
用可能である。
【0059】また、図8のステップS21〜S23の処
理動作は、図1に示すPNNIネットワーク構成情報デ
ータ受信装置1及び構成情報取扱手段21の処理動作と
同一のため、その処理動作の説明は省略する。
【0060】PNNIネットワーク構成情報をネットワ
ーク構成情報記憶部41へ記憶した後、2地点間の最短
経路計算手段51はネットワーク構成情報記憶部41を
参照しながら2地点間の最短経路を計算し、2地点間の
最短経路記憶部43へ記憶する(図8のステップS2
4)。
【0061】尚、この計算はネットワーク構成情報記憶
部41を参照しながら最適分岐ノードを求める。この処
理はDijkstraのアルゴリズム等の一般的な経路
計算アルゴリズムによる。この時に、同一レベルリンク
調査手段52や下位階層レベルへのリンク調査手段53
において同一レベルのリンクや下位階層レベルへのリン
クを調査していく。
【0062】呼経路計算手段22は呼設定要求受信装置
3を介して呼設定要求を受取ると、ネットワーク構成情
報記憶部41を参照して宛先ノードを判別する(図9の
ステップS31)。
【0063】呼経路計算手段22はネットワーク構成情
報記憶部41と2地点間の最短経路記憶部43を参照
し、マルチポイント呼ツリー上にある任意のノードと宛
先ノードとの間のコストが最小となるマルチポイント呼
ツリー上にあるノードを検索する。ここで選択されるノ
ードが最適分岐ノードとなる(図9ステップS32)。
【0064】経路作成手段26は上記の最適分岐ノード
が検索されると、マルチポイント呼ツリー記憶部42を
参照し、自身のノードから分岐ノードまでの経路を計算
する(図9ステップS33)。
【0065】最後に、呼経路計算手段22は経路作成手
段26で求めた自身のノードから分岐ノードまでの経路
と、2地点間の最短経路計算手段51で求めた分岐ノー
ドから宛先ノードまでの経路とをくっつけて、自身のノ
ードから宛先ノードまでの経路を求め、これをマルチポ
イント呼ツリー記憶部42へ記録して処理を終了する
(図9ステップS34)。
【0066】図10は図7の2地点間の最短経路記憶部
43の記憶内容を示す図である。図10(a)は図5の
ノードA1,A3から宛先ノードA2までの経路とコス
トとを示し、図10(b)は図5のノードA1,A2か
ら宛先ノードA3までの経路とコストとを示し、図10
(c)は図5のノードA1,A2,A3,Cから宛先ノ
ードBまでの経路とコストとを示し、図10(d)は図
5のノードA1,A2,A3,Bから宛先ノードCまで
の経路とコストとを示している。
【0067】これら図4〜図6及び図7〜図10を参照
して本発明の一実施例によるPNNIのマルチポイント
呼経路計算システムの処理動作について次に、具体例に
ついて説明する。尚、図4〜図6に示すネットワーク構
成は本発明の一実施例と同様とする。
【0068】まず、データ処理装置5では2地点間の最
短経路計算手段51によって、図10に示すように、任
意の2地点間の経路が計算され、これが2地点間の最短
経路記憶部43に記憶される(図8のステップS2
4)。
【0069】図10の宛先ノードA2,A3,B,Cに
対応する1番目のフィールドは各ノードから宛先ノード
A2,A3,B,Cまでの経路を、2番目のフィールド
はその経路のコストを夫々表している。尚、宛先ノード
A2,A3,B,Cより高いレベルのノードから宛先ノ
ードA2,A3,B,Cへの経路はPNNIの性質上記
憶する必要はない。
【0070】また、自身のノードA1の直系の親である
ノードAから各宛先ノードへの経路は最終的にノードA
の子孫のノードA2やノードA3からノードBやノード
Cに帰着するので、ノードAに関しては考慮しない。
【0071】ここで、呼設定要求受信装置30おいて呼
設定要求を受信したとする。まず、呼経路計算手段22
はネットワーク構成情報記憶部41を参照することによ
って、この呼設定要求の宛先ノードが論理ノードCであ
ると判別したとする(図9ステップS31)。
【0072】呼経路計算手段22はネットワーク構成情
報記憶部41とマルチポイント呼ツリー記憶部42と2
地点間の最短経路記憶部43とを参照し、マルチポイン
ト呼ツリー上にある任意のノードと宛先ノードとの間の
コストが最小となるマルチポイント呼ツリー上になるノ
ードを検索する。
【0073】この場合、呼経路計算手段22はノードA
3を選択し、これを最適分岐ノードと判定する(図9ス
テップS32)。呼経路計算手段22は経路作成手段2
6において、マルチポイント呼ツリー記憶部42を参照
して、自身のノード(ノードA1)から分岐ノード(ノ
ードA3)までの経路を計算する(図9ステップS3
3)。
【0074】最後に、呼経路計算手段22は経路作成手
段26で求めた自身のノードから分岐ノードまでの経路
(ノードA1→ノードA2→ノードA3)と、2地点間
の最短経路計算手段51で求めた分岐ノードから宛先ノ
ードまでの経路(ノードA3→ノードC)とをくっつけ
て、自身のノードから宛先ノードまでの経路(ノードA
1→ノードA2→ノードA3→ノードC)を求め、これ
をマルチポイント呼ツリー記憶部42へ記録して処理を
終了する(図9ステップS34)。
【0075】本発明の他の実施例では2地点間の最短経
路を予めキャッシュデータとしてもっておくことによっ
て、上記の本発明の一実施例における効果のほかに、呼
設定要求を受けてから経路計算アルゴリズムを行うこと
と比較して呼設定要求の処理時間が短くてすむという新
たな効果が得られる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
々リンクによって相互に接続された複数の物理ノードを
含みかつリンクによって相互に接続された複数の論理ノ
ードからなる通信ネットワークのツリー構造の構成を示
す構成情報を基に宛先ノードへの最適分岐ノードを検索
してマルチポイント呼の経路計算を行う際に、ツリー構
造の階層をまたがるノード間のリンクを含むリンクを調
査して最適分岐ノードを検索することによって、あるノ
ードをマルチポイント呼に加える時に最小のコストでそ
のノードをマルチポイント呼に加えることができ、最小
のコストでマルチポイント呼を構成することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるATM交換機における
PNNIのマルチポイント呼経路計算システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】図1のPNNIネットワーク構成情報取扱手段
の処理動作を示すフローチャートである。
【図3】図1のマルチポイント呼経路計算手段の処理動
作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するための典型
的なPNNIを用いたネットワークの一例を示す図であ
る。
【図5】図4のピアグループAが持っているネットワー
ク構成情報の一例を示す図である。
【図6】図5のノードA1からノードBまでの経路とノ
ードA3までの経路とが登録された状態を示す図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例によるATM交換機におけ
るPNNIのマルチポイント呼経路計算システムの構成
を示すブロック図である。
【図8】図7のPNNIネットワーク構成情報取扱手段
及び2地点間の最短経路計算手段の処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図9】図7のマルチポイント呼経路計算手段の処理動
作を示すフローチャートである。
【図10】(a)は図5のノードA1,A3から宛先ノ
ードA2までの経路とコストとを示す図、(b)は図5
のノードA1,A2から宛先ノードA3までの経路とコ
ストとを示す図、(c)は図5のノードA1,A2,A
3,Cから宛先ノードBまでの経路とコストとを示す
図、(d)は図5のノードA1,A2,A3,Bから宛
先ノードCまでの経路とコストとを示す図である。
【符号の説明】
1 PNNIネットワーク構成情報受信装置 2,5 データ処理装置 3 呼設定要求受信装置 4,6 記憶装置 21 PNNIネットワーク構成情報取扱手段 22 マルチポイント呼経路計算手段 23 宛先へ最適分岐するノード検索手段 24,52 同一レベルリンク調査手段 25,53 下位階層レベルへのリンク調査手段 26 自身のノードから分岐ノードまでの経路作成手段 27,54 制御メモリ 41 ネットワーク構成情報記憶部 42 マルチポイント呼ツリー記憶部 43 2地点間の最短経路記憶部 51 2地点間の最短経路計算手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々リンクによって相互に接続された複
    数の物理ノードを含みかつ前記リンクによって相互に接
    続された複数の論理ノードからなる通信ネットワークの
    ツリー構造の構成を示す構成情報を基に宛先ノードへの
    最適分岐ノードを検索してマルチポイント呼の経路計算
    を行う呼経路計算システムであって、前記マルチポイン
    ト呼の経路計算時に前記ツリー構造の階層をまたがるノ
    ード間のリンクを含むリンクを調査して前記最適分岐ノ
    ードを検索するノード検索手段を有することを特徴とす
    る呼経路計算システム。
  2. 【請求項2】 前記ノード検索手段は、前記最適分岐ノ
    ードの未検索による最小コストのノードの検索時に前記
    最小コストのノードが自ノードと同一階層レベルのリン
    クを対象にした調査を行う同一レベルリンク調査手段
    と、前記最適分岐ノードの未検索による最小コストのノ
    ードの検索時に前記最小コストのノードが自ノードから
    下位階層レベルへのリンクを対象にした調査を行う下位
    階層レベルへのリンク調査手段とを含むことを特徴とす
    る請求項1記載の呼経路計算システム。
  3. 【請求項3】 前記構成情報から2地点間の最短経路を
    求める2地点間の最短経路計算手段と、前記2地点間の
    最短経路計算手段の計算結果を記憶する2地点間の最短
    経路記憶手段とを含み、前記構成情報及び前記2地点間
    の最短経路計算手段の計算結果を基に宛先ノードへの最
    適分岐ノードを検索してマルチポイント呼の経路計算を
    行うよう構成したことを特徴とする請求項1記載の呼経
    路計算システム。
  4. 【請求項4】 前記2地点間の最短経路計算手段は、前
    記最適分岐ノードの未検索による最小コストのノードの
    検索時に前記最小コストのノードが自ノードと同一階層
    レベルのリンクを対象にした調査を行う同一レベルリン
    ク調査手段と、前記最適分岐ノードの未検索による最小
    コストのノードの検索時に前記最小コストのノードが自
    ノードから下位階層レベルへのリンクを対象にした調査
    を行う下位階層レベルへのリンク調査手段とを含むこと
    を特徴とする請求項3記載の呼経路計算システム。
  5. 【請求項5】 各々リンクによって相互に接続された複
    数の物理ノードを含みかつ前記リンクによって相互に接
    続された複数の論理ノードからなる通信ネットワークの
    ツリー構造の構成を示す構成情報を基に宛先ノードへの
    最適分岐ノードを検索してマルチポイント呼の経路計算
    を行う呼経路計算方法であって、前記マルチポイント呼
    の経路計算時に前記ツリー構造の階層をまたがるノード
    間のリンクを含むリンクを調査して前記最適分岐ノード
    を検索するステップを有することを特徴とする呼経路計
    算方法。
  6. 【請求項6】 前記最適分岐ノードを検索するステップ
    は、前記最適分岐ノードの未検索による最小コストのノ
    ードの検索時に前記最小コストのノードが自ノードと同
    一階層レベルのリンクを対象にした調査を行うステップ
    と、前記最適分岐ノードの未検索による最小コストのノ
    ードの検索時に前記最小コストのノードが自ノードから
    下位階層レベルへのリンクを対象にした調査を行うステ
    ップとを含むことを特徴とする請求項5記載の呼経路計
    算方法。
  7. 【請求項7】 前記構成情報から2地点間の最短経路を
    求めるステップを含み、前記構成情報及び前記2地点間
    の最短経路を基に宛先ノードへの最適分岐ノードを検索
    してマルチポイント呼の経路計算を行うようにしたこと
    を特徴とする請求項5記載の呼経路計算方法。
  8. 【請求項8】 前記2地点間の最短経路を求めるステッ
    プは、前記最適分岐ノードの未検索による最小コストの
    ノードの検索時に前記最小コストのノードが自ノードと
    同一階層レベルのリンクを対象にした調査を行うステッ
    プと、前記最適分岐ノードの未検索による最小コストの
    ノードの検索時に前記最小コストのノードが自ノードか
    ら下位階層レベルへのリンクを対象にした調査を行うス
    テップとを含むことを特徴とする請求項7記載の呼経路
    計算方法。
  9. 【請求項9】 各々リンクによって相互に接続された複
    数の物理ノードを含みかつ前記リンクによって相互に接
    続された複数の論理ノードからなる通信ネットワークの
    ツリー構造の構成を示す構成情報を基に宛先ノードへの
    最適分岐ノードを検索してマルチポイント呼の経路計算
    をコンピュータに行わせる呼経路計算制御プログラムを
    記録した記録媒体であって、前記呼経路計算制御プログ
    ラムは前記コンピュータに、前記マルチポイント呼の経
    路計算時に前記ツリー構造の階層をまたがるノード間の
    リンクを含むリンクを調査して前記最適分岐ノードを検
    索させることを特徴とする呼経路計算制御プログラムを
    記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記呼経路計算制御プログラムは前記
    コンピュータに、前記最適分岐ノードを検索させる際
    に、前記最適分岐ノードの未検索による最小コストのノ
    ードの検索時に前記最小コストのノードが自ノードと同
    一階層レベルのリンクを対象にした調査を行わせ、前記
    最適分岐ノードの未検索による最小コストのノードの検
    索時に前記最小コストのノードが自ノードから下位階層
    レベルへのリンクを対象にした調査を行わせることを特
    徴とする請求項9記載の呼経路計算制御プログラムを記
    録した記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記呼経路計算制御プログラムは前記
    コンピュータに、前記構成情報から2地点間の最短経路
    を求めさせ、前記構成情報及び前記2地点間の最短経路
    を基に宛先ノードへの最適分岐ノードを検索してマルチ
    ポイント呼の経路計算を行わせることを特徴とする請求
    項9記載の呼経路計算制御プログラムを記録した記録媒
    体。
  12. 【請求項12】 前記呼経路計算制御プログラムは前記
    コンピュータに、前記2地点間の最短経路を求めさせる
    際に、前記最適分岐ノードの未検索による最小コストの
    ノードの検索時に前記最小コストのノードが自ノードと
    同一階層レベルのリンクを対象にした調査を行わせ、前
    記最適分岐ノードの未検索による最小コストのノードの
    検索時に前記最小コストのノードが自ノードから下位階
    層レベルへのリンクを対象にした調査を行わせることを
    特徴とする請求項11記載の呼経路計算制御プログラム
    を記録した記録媒体。
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