JP2000129800A - ジョイント部材 - Google Patents
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Classifications
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 充分長さのある棒状部材をどの接続位置にも
使用可能な汎用性の高い予備用部材として利用可能にす
るジョイント部材の提供を課題とする。 【解決手段】 各ジョイント部材半部1a、bは内径が
棒状部材を嵌合可能にあるパイプを2本T字型に直交し
た形態から図中の上下方向対称に2分割し、それぞれT
字の上方側部および両側部に結合板を形成して、さらに
T字縦通方向の上方延長方向には貫通穴1hが穿設して
いる。パイプ部分側面上には嵌入する棒状部材5、6、
7の螺着固定用の、また対向する結合板間の同じ位置に
はジョイント部材半部1a、b同士をボルト4・ナット
の螺着結合による挟持固定用のボルト穴が穿設されてい
る。縦通方向に結合する棒状部材5の余剰長さ分をT字
の上方側部に穿設した貫通穴1hから突出させることが
できるため、充分な長さにある予備用棒状部材を多様な
接続位置へ適用可能となり高い汎用性が得られる。
使用可能な汎用性の高い予備用部材として利用可能にす
るジョイント部材の提供を課題とする。 【解決手段】 各ジョイント部材半部1a、bは内径が
棒状部材を嵌合可能にあるパイプを2本T字型に直交し
た形態から図中の上下方向対称に2分割し、それぞれT
字の上方側部および両側部に結合板を形成して、さらに
T字縦通方向の上方延長方向には貫通穴1hが穿設して
いる。パイプ部分側面上には嵌入する棒状部材5、6、
7の螺着固定用の、また対向する結合板間の同じ位置に
はジョイント部材半部1a、b同士をボルト4・ナット
の螺着結合による挟持固定用のボルト穴が穿設されてい
る。縦通方向に結合する棒状部材5の余剰長さ分をT字
の上方側部に穿設した貫通穴1hから突出させることが
できるため、充分な長さにある予備用棒状部材を多様な
接続位置へ適用可能となり高い汎用性が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テントやビニール
ハウス等の骨格構造物において骨格に当たる棒状部材間
の結合に使用されるジョイント部材に関する。
ハウス等の骨格構造物において骨格に当たる棒状部材間
の結合に使用されるジョイント部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、テントやプレハブ等の骨格構
造は一般的にパイプや中実棒の棒状部材を結合して形成
され、その多くは鉄や木材を材質とした棒状部材を使用
するものである。そしてそれら棒状部材の結合に使用す
るジョイント部材はこれまでに結合する棒状部材間の結
合位置、結合角度および結合数などの結合構成に応じた
多様な形態のものが考案・製造されている。
造は一般的にパイプや中実棒の棒状部材を結合して形成
され、その多くは鉄や木材を材質とした棒状部材を使用
するものである。そしてそれら棒状部材の結合に使用す
るジョイント部材はこれまでに結合する棒状部材間の結
合位置、結合角度および結合数などの結合構成に応じた
多様な形態のものが考案・製造されている。
【0003】図5はそれら多様にある棒状部材結合用の
ジョイント部材のうち第1の棒状部材の途中位置に第2
の棒状部材の一端を直交させて結合させるT字型ジョイ
ント部材の2形態(a)、(b)を外観斜視図で示すも
のである。
ジョイント部材のうち第1の棒状部材の途中位置に第2
の棒状部材の一端を直交させて結合させるT字型ジョイ
ント部材の2形態(a)、(b)を外観斜視図で示すも
のである。
【0004】まず図5(a)は内径が棒状部材を嵌合可
能にあるパイプを2本T字型に直交させて一体に形成し
た形態にあり、パイプ側面上に穿設したネジ穴にボルト
を通して中に嵌入した棒状部材の結合部分を螺着固定す
る構成となる。
能にあるパイプを2本T字型に直交させて一体に形成し
た形態にあり、パイプ側面上に穿設したネジ穴にボルト
を通して中に嵌入した棒状部材の結合部分を螺着固定す
る構成となる。
【0005】次に図5(b)は上記例のT字型パイプの
T字上方側部のみを残して図中の上下方向に2分割した
クランプの形態にあり、そして各分割部のT字型の両側
部に結合板を形成し、その上に穿設したボルト穴を介し
てボルト・ナットの螺着により中の棒状部材を挟持固定
する構成となる。
T字上方側部のみを残して図中の上下方向に2分割した
クランプの形態にあり、そして各分割部のT字型の両側
部に結合板を形成し、その上に穿設したボルト穴を介し
てボルト・ナットの螺着により中の棒状部材を挟持固定
する構成となる。
【0006】そして以上に示した従来のジョイント部材
は、接続する各棒状部材からの圧入押し込み、せん断、
曲げ等の荷重を全てパイプ直交部分の剛性が受ける構成
となっていた。また上記従来のジョイント部材における
棒状部材嵌入部分は密閉状態の構成にあり、各ジョイン
ト部材間に嵌入接続する棒状部材の全体長は予め設定さ
れた設計値とほぼ同一長に嵌入・接続される構成にあっ
た。
は、接続する各棒状部材からの圧入押し込み、せん断、
曲げ等の荷重を全てパイプ直交部分の剛性が受ける構成
となっていた。また上記従来のジョイント部材における
棒状部材嵌入部分は密閉状態の構成にあり、各ジョイン
ト部材間に嵌入接続する棒状部材の全体長は予め設定さ
れた設計値とほぼ同一長に嵌入・接続される構成にあっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そして以上従来の構成
にあるジョイント部材に棒状部材を嵌入して使用する場
合においては、上述したように内部が密閉拘止状態にあ
るため、棒状部材端部を嵌入した場合のその先端は棒状
部材の圧入押し込みに対してジョイント部材内部で拘止
される状態となっている。
にあるジョイント部材に棒状部材を嵌入して使用する場
合においては、上述したように内部が密閉拘止状態にあ
るため、棒状部材端部を嵌入した場合のその先端は棒状
部材の圧入押し込みに対してジョイント部材内部で拘止
される状態となっている。
【0008】また(プレハブやテントの)骨格構造をな
す全ての棒状部材がジョイント部材を介して3次元的に
相互に結合されるため空間的な各ジョイント部材間の相
対的な位置・間隔は不変固定の状態となり、従って棒状
部材の全体長が設計値と同一長でない場合、ジョイント
部材間の接続ができない構成となっていた。
す全ての棒状部材がジョイント部材を介して3次元的に
相互に結合されるため空間的な各ジョイント部材間の相
対的な位置・間隔は不変固定の状態となり、従って棒状
部材の全体長が設計値と同一長でない場合、ジョイント
部材間の接続ができない構成となっていた。
【0009】つまり棒状部材が設計値長よりある程度短
い場合(この場合設計値長よりパイプ嵌入部の長さの2
倍以上短いことを意味する)は接続に足らず、また設計
値長より長い場合は対応するジョイント部材間隔に収ま
らないためジョイント部の接続が不可能となっていた。
い場合(この場合設計値長よりパイプ嵌入部の長さの2
倍以上短いことを意味する)は接続に足らず、また設計
値長より長い場合は対応するジョイント部材間隔に収ま
らないためジョイント部の接続が不可能となっていた。
【0010】このように径が合致していてジョイント部
材との嵌合が可能であってもその長さがほぼ一致しなけ
れば棒状部材の代用ができないといった場合には、全て
の設計値長毎(各ジョイント部材間隔毎)に予備用の棒
状部材を用意する必要があり、その結果棒状部材の非汎
用性を招くといった弊害が生じていた。
材との嵌合が可能であってもその長さがほぼ一致しなけ
れば棒状部材の代用ができないといった場合には、全て
の設計値長毎(各ジョイント部材間隔毎)に予備用の棒
状部材を用意する必要があり、その結果棒状部材の非汎
用性を招くといった弊害が生じていた。
【0011】また棒状部材の材質が木材である場合、温
度や湿度の影響による体積の膨張(特に外形の拡大)や
端部の先割れが容易に生じるため、内径が一定不変にあ
る従来型の金属製パイプ一体型のジョイント部材へは嵌
入・抜き出しが困難となり、ひいては構造物の組み立て
・分解自体が不可能になるといった弊害があった。
度や湿度の影響による体積の膨張(特に外形の拡大)や
端部の先割れが容易に生じるため、内径が一定不変にあ
る従来型の金属製パイプ一体型のジョイント部材へは嵌
入・抜き出しが困難となり、ひいては構造物の組み立て
・分解自体が不可能になるといった弊害があった。
【0012】また従来のジョイント部材を利用しての接
続構成では、構造物全体の施工後、つまり全部のジョイ
ント部材の施工後には補強のための任意箇所における骨
格部材の追加施工が困難となっていた。
続構成では、構造物全体の施工後、つまり全部のジョイ
ント部材の施工後には補強のための任意箇所における骨
格部材の追加施工が困難となっていた。
【0013】そこで従来では構造物の使用回数とともに
進む老朽に対して棒状部材を使用した補強を行う場合、
縄で縛るなどのようにかなり不確実かつ面倒な方法が取
られていた。
進む老朽に対して棒状部材を使用した補強を行う場合、
縄で縛るなどのようにかなり不確実かつ面倒な方法が取
られていた。
【0014】以上の問題点に鑑み本発明は、充分長さの
ある棒状部材をどの接続位置にも使用可能な汎用性の高
い予備用部材として利用可能とし、また温度や湿度の影
響による木質棒状部材の膨張・先割れに対しても確実な
取り付けが可能であり、さらに構造物全体の施工後にお
いても補強用の棒状部材を任意箇所に確実かつ簡便に追
加施工を可能にするジョイント部材の提供を課題とす
る。
ある棒状部材をどの接続位置にも使用可能な汎用性の高
い予備用部材として利用可能とし、また温度や湿度の影
響による木質棒状部材の膨張・先割れに対しても確実な
取り付けが可能であり、さらに構造物全体の施工後にお
いても補強用の棒状部材を任意箇所に確実かつ簡便に追
加施工を可能にするジョイント部材の提供を課題とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するために以下のように構成する。
決するために以下のように構成する。
【0016】まず本発明は複数の棒状部材を結合するジ
ョイント部材に適用され、該棒状部材を嵌合可能な筒形
を軸方向と平行に分割した形状にある挟持部を、合着用
ボルト穴を穿設した結合板を介して棒状部材結合部の結
合角度に固定接合したジョイント部材半部を複数用いて
棒状部材結合部を挟持合着するよう構成する。
ョイント部材に適用され、該棒状部材を嵌合可能な筒形
を軸方向と平行に分割した形状にある挟持部を、合着用
ボルト穴を穿設した結合板を介して棒状部材結合部の結
合角度に固定接合したジョイント部材半部を複数用いて
棒状部材結合部を挟持合着するよう構成する。
【0017】これにより、複数の棒状部材が所定の角度
をなして近接に配置している状態を、複数の該ジョイン
ト部材半部で挟持合着するように固定するため棒状部材
端部の膨張・先割れに対しても確実な取り付けが可能と
なり、また棒状部材上の任意箇所にさらに棒状部材を容
易かつ確実に追加設置することが可能となる。
をなして近接に配置している状態を、複数の該ジョイン
ト部材半部で挟持合着するように固定するため棒状部材
端部の膨張・先割れに対しても確実な取り付けが可能と
なり、また棒状部材上の任意箇所にさらに棒状部材を容
易かつ確実に追加設置することが可能となる。
【0018】また、前記棒状部材の結合部に挟持合着し
ている形態において、棒状部材の延長方向に棒状部材貫
通穴が穿設されるよう構成される。
ている形態において、棒状部材の延長方向に棒状部材貫
通穴が穿設されるよう構成される。
【0019】これにより、棒状部材の余剰長さ分を該貫
通穴を通して突出させることで、充分長さのある棒状部
材をどのような接続位置にも使用可能とし、汎用性の高
い予備用部材とすることが可能となる。
通穴を通して突出させることで、充分長さのある棒状部
材をどのような接続位置にも使用可能とし、汎用性の高
い予備用部材とすることが可能となる。
【0020】また、前記嵌合部側面に棒状部材固定用の
ボルト穴が穿設されるよう構成される。
ボルト穴が穿設されるよう構成される。
【0021】これにより、上記充分な長さにある予備用
部材に対しての固定をより確実にできる。
部材に対しての固定をより確実にできる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0023】まず図1は本発明の第1の実施形態にある
ジョイント部材1を半部1a、b毎に上下方向に分解し
た状態の斜視図(a)と棒状部材5、6、7を結合した
状態の斜視図(b)である。
ジョイント部材1を半部1a、b毎に上下方向に分解し
た状態の斜視図(a)と棒状部材5、6、7を結合した
状態の斜視図(b)である。
【0024】図1(a)において、各ジョイント部材半
部1a、bは内径が棒状部材を嵌合可能にあるパイプを
2本T字型に直交した形態から図中の上下方向対称に2
分割し、それぞれT字の上方側部および両側部に結合板
を形成して、さらにT字縦通方向の上方延長方向には貫
通穴1hが穿設している構成となる。
部1a、bは内径が棒状部材を嵌合可能にあるパイプを
2本T字型に直交した形態から図中の上下方向対称に2
分割し、それぞれT字の上方側部および両側部に結合板
を形成して、さらにT字縦通方向の上方延長方向には貫
通穴1hが穿設している構成となる。
【0025】そしてパイプ部分側面上には嵌入する棒状
部材5、6、7の螺着固定用の、また対向する結合板間
の同じ位置にはジョイント部材半部1a、b同士をボル
ト4・ナット(不図示)の螺着結合による挟持固定用の
ボルト穴が穿設されている。
部材5、6、7の螺着固定用の、また対向する結合板間
の同じ位置にはジョイント部材半部1a、b同士をボル
ト4・ナット(不図示)の螺着結合による挟持固定用の
ボルト穴が穿設されている。
【0026】次に図1(b)において、上記ジョイント
部材半部1a、bは縦通方向の棒状部材5およびT字の
両側方の2方向6、7の3本の棒状部材を挟持合着して
結合した構成にあり、結合板上4箇所でのボルト4・ナ
ットの螺着結合により2つのジョイント部材半部1a、
bが3本の棒状部材5、6、7を挟持結合し、さらに各
パイプ部分側面上からのボルト4の螺着固定により嵌入
した棒状部材5、6、7が固定される。
部材半部1a、bは縦通方向の棒状部材5およびT字の
両側方の2方向6、7の3本の棒状部材を挟持合着して
結合した構成にあり、結合板上4箇所でのボルト4・ナ
ットの螺着結合により2つのジョイント部材半部1a、
bが3本の棒状部材5、6、7を挟持結合し、さらに各
パイプ部分側面上からのボルト4の螺着固定により嵌入
した棒状部材5、6、7が固定される。
【0027】そして本実施形態のジョイント部材1によ
る上記棒状部材の結合構成によれば、縦通方向に結合す
る棒状部材5の余剰長さ分をT字の上方側部に穿設した
貫通穴1hから突出させることができるため、充分な長
さにある予備用棒状部材を多様な接続位置へ適用可能と
なり高い汎用性が得られる。
る上記棒状部材の結合構成によれば、縦通方向に結合す
る棒状部材5の余剰長さ分をT字の上方側部に穿設した
貫通穴1hから突出させることができるため、充分な長
さにある予備用棒状部材を多様な接続位置へ適用可能と
なり高い汎用性が得られる。
【0028】また本実施形態のジョイント部材1による
棒状部材の結合構成は、両側方向に渡る1本の棒状部材
と、その途中位置に一端を当接するよう縦通方向に位置
する棒状部材の2本を挟持結合する構成としてもよい。
この結合構成の場合、骨格構造の組み立てが全て完成し
た後でも、平行にある2本の棒状部材の任意対向位置に
それぞれ同じ本実施形態のジョイント部材を設置してそ
の間に補強用の棒状部材を追加的に架設することが可能
となる。
棒状部材の結合構成は、両側方向に渡る1本の棒状部材
と、その途中位置に一端を当接するよう縦通方向に位置
する棒状部材の2本を挟持結合する構成としてもよい。
この結合構成の場合、骨格構造の組み立てが全て完成し
た後でも、平行にある2本の棒状部材の任意対向位置に
それぞれ同じ本実施形態のジョイント部材を設置してそ
の間に補強用の棒状部材を追加的に架設することが可能
となる。
【0029】次に図2は本発明の第2の実施形態にある
ジョイント部材2を半部2a、b毎に上下方向に分解し
た状態の斜視図(a)と棒状部材8、9を結合した状態
の斜視図(b)である。
ジョイント部材2を半部2a、b毎に上下方向に分解し
た状態の斜視図(a)と棒状部材8、9を結合した状態
の斜視図(b)である。
【0030】図2(a)において、各ジョイント部材半
部2a、bは内径が棒状部材を嵌合可能にある2本のパ
イプにおいて一方が他方の中途位置に45度の角度で接
続する形態から図中の上下方向対称に2分割し、縦通方
向の両側部に結合板を形成する構成となる。
部2a、bは内径が棒状部材を嵌合可能にある2本のパ
イプにおいて一方が他方の中途位置に45度の角度で接
続する形態から図中の上下方向対称に2分割し、縦通方
向の両側部に結合板を形成する構成となる。
【0031】そしてパイプ部分側面上には嵌入する棒状
部材8、9の螺着固定用の、また対向する結合板間の同
じ位置にはジョイント部材半部2a、b同士をボルト4
・ナットの螺着結合による挟持固定用のボルト穴が穿設
されている。
部材8、9の螺着固定用の、また対向する結合板間の同
じ位置にはジョイント部材半部2a、b同士をボルト4
・ナットの螺着結合による挟持固定用のボルト穴が穿設
されている。
【0032】次に図2(b)において、上記ジョイント
部材半部2a、bは縦通貫通方向の棒状部材8および傾
斜接続方向の棒状部材9の2本の棒状部材を結合した構
成となり、結合板上4箇所でのボルト4・ナットの螺着
結合により2つのジョイント部材半部2a、bが2本の
棒状部材8、9を挟持結合し、さらに各パイプ部分側面
上からのボルト4の螺着固定により嵌入した棒状部材
8、9が固定される。
部材半部2a、bは縦通貫通方向の棒状部材8および傾
斜接続方向の棒状部材9の2本の棒状部材を結合した構
成となり、結合板上4箇所でのボルト4・ナットの螺着
結合により2つのジョイント部材半部2a、bが2本の
棒状部材8、9を挟持結合し、さらに各パイプ部分側面
上からのボルト4の螺着固定により嵌入した棒状部材
8、9が固定される。
【0033】そして本実施形態のジョイント部材2によ
る上記棒状部材の結合構成は骨格構造におけるラーメン
補強構造への適用に最適であり、具体的には図3に示す
ように、直交する2本の棒状部材10、11で予め形成
している隅角部において、各棒状部材10、11上にそ
れぞれ本実施形態のジョイント部材2を設置して両ジョ
イント部材間に補強用の棒状部材12を架設することで
隅角部を節点剛接するラーメン補強構造を容易に追加構
成することが可能となる。
る上記棒状部材の結合構成は骨格構造におけるラーメン
補強構造への適用に最適であり、具体的には図3に示す
ように、直交する2本の棒状部材10、11で予め形成
している隅角部において、各棒状部材10、11上にそ
れぞれ本実施形態のジョイント部材2を設置して両ジョ
イント部材間に補強用の棒状部材12を架設することで
隅角部を節点剛接するラーメン補強構造を容易に追加構
成することが可能となる。
【0034】次に図4は本発明の第3の実施形態にある
ジョイント部材3を半部3a、b、c毎に上下および左
右方向に分解した状態の斜視図(a)と棒状部材を結合
した状態の斜視図(b)である。
ジョイント部材3を半部3a、b、c毎に上下および左
右方向に分解した状態の斜視図(a)と棒状部材を結合
した状態の斜視図(b)である。
【0035】図4(a)において、各ジョイント部材半
部3a、b、cは、内径が棒状部材を嵌合可能にある2
本のパイプが十字に直交し、さらにその十字直交平面の
直交中心点から垂直に同じ内径のパイプが接続した形態
から、該十字直交平面において図中の上下方向に2分割
してさらに下方の十字直交パイプ部分および垂直に接続
したパイプ部分において左右方向対称に2分割し、そし
てそれぞれの分割面上でのパイプ両側部に結合板を形成
し、また垂直縦通方向の上方延長方向には貫通穴3hが
穿設している構成となる。
部3a、b、cは、内径が棒状部材を嵌合可能にある2
本のパイプが十字に直交し、さらにその十字直交平面の
直交中心点から垂直に同じ内径のパイプが接続した形態
から、該十字直交平面において図中の上下方向に2分割
してさらに下方の十字直交パイプ部分および垂直に接続
したパイプ部分において左右方向対称に2分割し、そし
てそれぞれの分割面上でのパイプ両側部に結合板を形成
し、また垂直縦通方向の上方延長方向には貫通穴3hが
穿設している構成となる。
【0036】パイプ部分側面上には嵌入する棒状部材1
3〜17の螺着固定用の、また対向する結合板間の同じ
位置にはジョイント部材半部3a、b、c同士をボルト
4・ナットの螺着結合による挟持固定用のボルト穴が穿
設されている。
3〜17の螺着固定用の、また対向する結合板間の同じ
位置にはジョイント部材半部3a、b、c同士をボルト
4・ナットの螺着結合による挟持固定用のボルト穴が穿
設されている。
【0037】次に図4(b)において、上記ジョイント
部材半部3a、b、cは垂直縦通方向の棒状部材13お
よびそれに直交する平面上の直交4方向の棒状部材14
〜17の5本の棒状部材を挟持合着して結合した構成に
あり、結合板上6箇所でのボルト4・ナットの螺着結合
により3つのジョイント部材半部3a、b、cが5本の
棒状部材13〜17を挟持結合し、さらに各パイプ部分
側面上からのボルト4の螺着固定により嵌入した棒状部
材13〜17が固定される。
部材半部3a、b、cは垂直縦通方向の棒状部材13お
よびそれに直交する平面上の直交4方向の棒状部材14
〜17の5本の棒状部材を挟持合着して結合した構成に
あり、結合板上6箇所でのボルト4・ナットの螺着結合
により3つのジョイント部材半部3a、b、cが5本の
棒状部材13〜17を挟持結合し、さらに各パイプ部分
側面上からのボルト4の螺着固定により嵌入した棒状部
材13〜17が固定される。
【0038】そして本実施形態のジョイント部材3によ
る上記棒状部材の結合構成によれば、垂直縦通方向に結
合する棒状部材13の上方向の余剰長さ分を上方側部に
穿設した貫通穴3hから突出させることができるため、
充分な長さにある予備用棒状部材を多様な接続位置へ適
用可能となり高い汎用性が得られる。
る上記棒状部材の結合構成によれば、垂直縦通方向に結
合する棒状部材13の上方向の余剰長さ分を上方側部に
穿設した貫通穴3hから突出させることができるため、
充分な長さにある予備用棒状部材を多様な接続位置へ適
用可能となり高い汎用性が得られる。
【0039】そして以上本発明の実施形態にある全ての
ジョイント部材は、結合する全ての棒状部材に対して複
数のジョイント部材半部での挟持により固定を行う構成
にあるため棒状部材が木製である場合の膨張・先割れに
対しても容易かつ確実な挟持固定が可能となる。
ジョイント部材は、結合する全ての棒状部材に対して複
数のジョイント部材半部での挟持により固定を行う構成
にあるため棒状部材が木製である場合の膨張・先割れに
対しても容易かつ確実な挟持固定が可能となる。
【0040】なお、本発明のジョイント部材に適用する
棒状部材の断面形状および材質は上記の円筒型および木
材に限定することなく、筒形の断面形状を合致させるよ
う形成することでどのような断面形状、材質の棒状部材
にも適用可能となる。
棒状部材の断面形状および材質は上記の円筒型および木
材に限定することなく、筒形の断面形状を合致させるよ
う形成することでどのような断面形状、材質の棒状部材
にも適用可能となる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、充
分長さのある棒状部材をどの接続位置にも使用可能な汎
用性の高い予備用部材として利用可能とし、また温度や
湿度の影響による木質棒状部材の膨張・先割れに対して
も確実な取り付けが可能であり、さらに構造物全体の施
工後においても補強用の棒状部材を任意箇所に確実かつ
簡便に追加施工を可能にするジョイント部材の提供が達
成される。
分長さのある棒状部材をどの接続位置にも使用可能な汎
用性の高い予備用部材として利用可能とし、また温度や
湿度の影響による木質棒状部材の膨張・先割れに対して
も確実な取り付けが可能であり、さらに構造物全体の施
工後においても補強用の棒状部材を任意箇所に確実かつ
簡便に追加施工を可能にするジョイント部材の提供が達
成される。
【図1】本発明の第1の実施形態にあるジョイント部材
を分解した状態の斜視図(a)と結合した状態の斜視図
(b)である。
を分解した状態の斜視図(a)と結合した状態の斜視図
(b)である。
【図2】本発明の第2の実施形態にあるジョイント部材
を分解した状態の斜視図(a)と結合した状態の斜視図
(b)である。
を分解した状態の斜視図(a)と結合した状態の斜視図
(b)である。
【図3】本発明の第2実施形態のジョイント部材により
構成するラーメン補強構造を説明する図である。
構成するラーメン補強構造を説明する図である。
【図4】本発明の第3の実施形態にあるジョイント部材
を分解した状態の斜視図(a)と結合した状態の斜視図
(b)である。
を分解した状態の斜視図(a)と結合した状態の斜視図
(b)である。
【図5】従来のT字型ジョイント部材の2形態の外観斜
視図である。
視図である。
1 第1実施形態のジョイント部材 1a、b ジョイント部材半部 1h 貫通穴 2 第2実施形態のジョイント部材 2a、b ジョイント部材半部 3 第3実施形態のジョイント部材 3a、b、c ジョイント部材半部 3h 貫通穴 4 ボルト 5〜17 棒状部材
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の棒状部材を結合するジョイント部
材において、 該棒状部材を嵌合可能な筒形を軸方向と平行に分割した
形状にある挟持部を、ボルト穴を穿設した結合板を介し
て棒状部材結合部の結合角度に固定接合したジョイント
部材半部を複数用いて棒状部材結合部を挟持合着するこ
とを特徴とするジョイント部材。 - 【請求項2】 前記棒状部材の結合部に挟持合着してい
る形態において、棒状部材の延長方向に棒状部材貫通穴
が穿設されている構成にあることを特徴とする請求項1
記載のジョイント部材。 - 【請求項3】 前記挟持部側面に棒状部材固定用のボル
ト穴が穿設されていることを特徴とする請求項1または
2記載のジョイント部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10302249A JP2000129800A (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | ジョイント部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10302249A JP2000129800A (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | ジョイント部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000129800A true JP2000129800A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=17906751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10302249A Pending JP2000129800A (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | ジョイント部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000129800A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101164327B1 (ko) * | 2010-01-18 | 2012-07-09 | 심종석 | 각형 강관파이프 구조물용 다축 연결조인트 |
CN103039301A (zh) * | 2012-12-31 | 2013-04-17 | 厦门农丰园大棚开发有限公司 | 一种农业大棚框架结构及其连接装置 |
KR101620816B1 (ko) | 2015-08-27 | 2016-05-12 | 윤정규 | 비닐하우스의 고정구 |
WO2018026195A1 (ko) * | 2016-08-02 | 2018-02-08 | 허장회 | 적재용 팔레트 |
TWI670003B (zh) * | 2018-07-04 | 2019-09-01 | 林義河 | 組合式玻璃溫室 |
-
1998
- 1998-10-23 JP JP10302249A patent/JP2000129800A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101164327B1 (ko) * | 2010-01-18 | 2012-07-09 | 심종석 | 각형 강관파이프 구조물용 다축 연결조인트 |
CN103039301A (zh) * | 2012-12-31 | 2013-04-17 | 厦门农丰园大棚开发有限公司 | 一种农业大棚框架结构及其连接装置 |
CN103039301B (zh) * | 2012-12-31 | 2015-01-21 | 厦门农丰园大棚开发有限公司 | 一种农业大棚框架结构及其l型、e型和t型连接装置 |
KR101620816B1 (ko) | 2015-08-27 | 2016-05-12 | 윤정규 | 비닐하우스의 고정구 |
WO2018026195A1 (ko) * | 2016-08-02 | 2018-02-08 | 허장회 | 적재용 팔레트 |
TWI670003B (zh) * | 2018-07-04 | 2019-09-01 | 林義河 | 組合式玻璃溫室 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050704 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070405 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070410 |
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