JP2000128428A - 弾性糸巻糸体およびその巻取方法 - Google Patents
弾性糸巻糸体およびその巻取方法Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
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- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
- B65H2701/319—Elastic threads
Landscapes
- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】解舒性能が良好で、巻糸体の形態保持性に優れ
た巻糸量の大きい弾性糸巻糸体、および、かかる弾性糸
巻糸体を効率的に巻取る巻取方法を得ること。 【解決手段】幅50mm以上100mm以下、内径65
mm以上80mm以下の円筒形のコア上に弾性糸が巻か
れてなる巻糸体であり、最内層部から最外層部にかけ
て、巻かれる弾性糸の巻幅が、コア幅の60%以上99
%以下の範囲で増減し、かつ、外径が145mm以上2
05mm以下であることを特徴とする弾性糸巻糸体、お
よび幅50mm以上100mm以下、内径65mm以上
80mm以下の円筒形のコア上に弾性糸を巻き取り、外
径を145mm以上205mm以下とする弾性糸巻糸体
の巻取方法であって、巻き取り開始から巻き取り終了ま
でに、トラバース速度が極大値および極小値を少なくと
も1つとるように制御することを特徴とする弾性糸巻糸
体の巻取方法。
た巻糸量の大きい弾性糸巻糸体、および、かかる弾性糸
巻糸体を効率的に巻取る巻取方法を得ること。 【解決手段】幅50mm以上100mm以下、内径65
mm以上80mm以下の円筒形のコア上に弾性糸が巻か
れてなる巻糸体であり、最内層部から最外層部にかけ
て、巻かれる弾性糸の巻幅が、コア幅の60%以上99
%以下の範囲で増減し、かつ、外径が145mm以上2
05mm以下であることを特徴とする弾性糸巻糸体、お
よび幅50mm以上100mm以下、内径65mm以上
80mm以下の円筒形のコア上に弾性糸を巻き取り、外
径を145mm以上205mm以下とする弾性糸巻糸体
の巻取方法であって、巻き取り開始から巻き取り終了ま
でに、トラバース速度が極大値および極小値を少なくと
も1つとるように制御することを特徴とする弾性糸巻糸
体の巻取方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性糸巻糸体に関
するものである。さらに詳しくは、ポリウレタン弾性糸
巻糸体に関するものであり、巻糸体からの糸条の解舒が
良好で、かつ、整経、カバーリング等の高次加工の工程
において、加工機械の停止頻度を削減するために単位巻
糸体当たりの糸量を増加させた、すなわち、使用可能な
糸量を増加させた多巻量の弾性糸巻糸体に関するもので
ある。
するものである。さらに詳しくは、ポリウレタン弾性糸
巻糸体に関するものであり、巻糸体からの糸条の解舒が
良好で、かつ、整経、カバーリング等の高次加工の工程
において、加工機械の停止頻度を削減するために単位巻
糸体当たりの糸量を増加させた、すなわち、使用可能な
糸量を増加させた多巻量の弾性糸巻糸体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】弾性糸を使用した製品は、その伸縮性を
必要とする多くの商品分野、例えば産業用資材、衣料用
資材、衛生用資材、および衣料用雑貨などの分野におい
て、数多く使用されている。
必要とする多くの商品分野、例えば産業用資材、衣料用
資材、衛生用資材、および衣料用雑貨などの分野におい
て、数多く使用されている。
【0003】そして、弾性糸を使用した製品の多くは、
弾性糸を糸条とした形、あるいは織物または編物などの
布帛の形で実用されているが、その製品の製造に際して
は、弾性糸をコアに巻いた弾性糸巻糸体を必要数用意
し、この巻糸体から弾性糸を順次または並行的に、消極
送り出し装置(タテ取り装置)、または、積極送り出し
装置(転がし取り装置)などを用いて解舒し、ナイロ
ン、ポリエステル等の一般にハードヤーンと呼ばれる糸
と組合せて編成する方法、弾性糸自体を、編み組織に直
接挿入する方法、数百本単位で整経(ビーム処理)を行
い、該糸を編成する方法等によって、織物、編物として
使用される。
弾性糸を糸条とした形、あるいは織物または編物などの
布帛の形で実用されているが、その製品の製造に際して
は、弾性糸をコアに巻いた弾性糸巻糸体を必要数用意
し、この巻糸体から弾性糸を順次または並行的に、消極
送り出し装置(タテ取り装置)、または、積極送り出し
装置(転がし取り装置)などを用いて解舒し、ナイロ
ン、ポリエステル等の一般にハードヤーンと呼ばれる糸
と組合せて編成する方法、弾性糸自体を、編み組織に直
接挿入する方法、数百本単位で整経(ビーム処理)を行
い、該糸を編成する方法等によって、織物、編物として
使用される。
【0004】近年、顧客から、その織物、編物の製造工
程において、生産性の向上、効率化、および、製造コス
トのダウンを図るため、弾性糸巻糸体の交換のために加
工機械を停台させる頻度を減少させるための巻糸体の多
巻量化の強い要望があった。従来の弾性糸の多量巻体に
関する技術として、特公平5−50429号公報に示さ
れるように、巻量1.5kg以上の巻糸体(1)が開示
されていた。
程において、生産性の向上、効率化、および、製造コス
トのダウンを図るため、弾性糸巻糸体の交換のために加
工機械を停台させる頻度を減少させるための巻糸体の多
巻量化の強い要望があった。従来の弾性糸の多量巻体に
関する技術として、特公平5−50429号公報に示さ
れるように、巻量1.5kg以上の巻糸体(1)が開示
されていた。
【0005】また、従来の巻糸体を製造する技術とし
て、巻糸体の形状を向上、かつ、解舒性能を向上させる
方法として、特開平7−97137号公報、特公平2−
175568号公報等には、巻取り中のワインド比を一
定にする方法、すなわち、綾角を巻量の増加に対し、減
少させる方法(2)が開示されていた。
て、巻糸体の形状を向上、かつ、解舒性能を向上させる
方法として、特開平7−97137号公報、特公平2−
175568号公報等には、巻取り中のワインド比を一
定にする方法、すなわち、綾角を巻量の増加に対し、減
少させる方法(2)が開示されていた。
【0006】また、特公昭64−48782号公報、特
公平7−25479号公報等には、リボン帯を回避すべ
く、リボン帯に近づくと同時に綾角を変更させる巻取り
方法(3)が開示されていた。
公平7−25479号公報等には、リボン帯を回避すべ
く、リボン帯に近づくと同時に綾角を変更させる巻取り
方法(3)が開示されていた。
【0007】巻糸体を転がして解舒して使用する高次加
工の方法において、巻糸体の最外層から糸が脱落し、糸
が切れることを防止するための技術として、特許第26
62355号、特許第2773374号等に、巻糸体の
最外層部のトラバース速度を上げる方法(4)や、糸の
切替の際に、巻糸体にかける接触圧を低下さす方法
(5)等が開示されていた。
工の方法において、巻糸体の最外層から糸が脱落し、糸
が切れることを防止するための技術として、特許第26
62355号、特許第2773374号等に、巻糸体の
最外層部のトラバース速度を上げる方法(4)や、糸の
切替の際に、巻糸体にかける接触圧を低下さす方法
(5)等が開示されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】弾性糸の多量巻化の技
術について、(1)に示される方法においては、280
デニール以上であり、かつ、巻幅と巻圧比が0.4以上
(使用するコアの幅は11cm〜12cmの巻糸体)で
あり、付着油剤が重量比2%以下の弾性糸に関するもの
である。
術について、(1)に示される方法においては、280
デニール以上であり、かつ、巻幅と巻圧比が0.4以上
(使用するコアの幅は11cm〜12cmの巻糸体)で
あり、付着油剤が重量比2%以下の弾性糸に関するもの
である。
【0009】しかし、本発明の目的とする巻糸体に使用
するコア幅が(1)に対し、10cm以下であり、巻き
取られる弾性糸のデニールが(1)に対し、さらに細い
デニールである10デニール以上210デニール以下で
あり、さらに、油剤の付着量が2重量%以上の巻糸体を
得る技術、すなわち、幅の狭いコアで可能な限りの弾性
糸の多量巻を得るための技術とは相違するのである。
するコア幅が(1)に対し、10cm以下であり、巻き
取られる弾性糸のデニールが(1)に対し、さらに細い
デニールである10デニール以上210デニール以下で
あり、さらに、油剤の付着量が2重量%以上の巻糸体を
得る技術、すなわち、幅の狭いコアで可能な限りの弾性
糸の多量巻を得るための技術とは相違するのである。
【0010】一般的な多巻量化の手段として、単に巻取
り時間を延長し、巻糸体の巻径、すなわち、外径を大き
くする方法、および、巻糸体のコアの幅を拡大し、巻上
げる方法等が考えられる。これらの方法は、最も経済
的、かつ、効率的であると考えられる。また、これらの
方法は、ナイロン、ポリエステル等のハードヤーンで
は、日常的に実施されている方法である。
り時間を延長し、巻糸体の巻径、すなわち、外径を大き
くする方法、および、巻糸体のコアの幅を拡大し、巻上
げる方法等が考えられる。これらの方法は、最も経済
的、かつ、効率的であると考えられる。また、これらの
方法は、ナイロン、ポリエステル等のハードヤーンで
は、日常的に実施されている方法である。
【0011】しかし、弾性糸、特にポリウレタン系弾性
糸の場合、弾性糸は伸縮性を具備するため、巻糸体とし
て形状を維持させるためには、ある程度、弾性糸が引き
伸ばされた状態を保ちながら、コアに巻取る必要があ
る。
糸の場合、弾性糸は伸縮性を具備するため、巻糸体とし
て形状を維持させるためには、ある程度、弾性糸が引き
伸ばされた状態を保ちながら、コアに巻取る必要があ
る。
【0012】それ故、弾性糸の多量巻化は、弾性糸特有
の巻締まりを発生させるだけでなく、より強い巻締まり
を発生させるため、形状の変形(歪み)が生し、編機等
の加工機械に装着不能、かつ、致命的なトラブルである
糸切れ等の原因ともなり得た。
の巻締まりを発生させるだけでなく、より強い巻締まり
を発生させるため、形状の変形(歪み)が生し、編機等
の加工機械に装着不能、かつ、致命的なトラブルである
糸切れ等の原因ともなり得た。
【0013】幸いにも、かかる形状変形が微少な場合
は、丸編、カバーリング用途の代表的解舒速度である1
00m/分以下程度の解舒に関しては特に大きな問題を
呈さないが、整経(ビーム処理)用途100m/分以上
の解舒に関しては、振動、張力異常を引き起こし、編成
後の生地の品位を損なう問題があった。
は、丸編、カバーリング用途の代表的解舒速度である1
00m/分以下程度の解舒に関しては特に大きな問題を
呈さないが、整経(ビーム処理)用途100m/分以上
の解舒に関しては、振動、張力異常を引き起こし、編成
後の生地の品位を損なう問題があった。
【0014】特に、近年、高次加工メーカーのコストダ
ウン競争の中で、生産性の向上、すなわち、加工速度の
増速化のために高速での安定した解舒性能が強く要求さ
れている中で、弾性糸の多量巻化は、単に巻量を増やす
だけでなく、均整のとれた形態、また、より安定した解
舒性能が不可欠になってきている。
ウン競争の中で、生産性の向上、すなわち、加工速度の
増速化のために高速での安定した解舒性能が強く要求さ
れている中で、弾性糸の多量巻化は、単に巻量を増やす
だけでなく、均整のとれた形態、また、より安定した解
舒性能が不可欠になってきている。
【0015】また、多量巻化には、前述の形状変形の他
に、巻締まりによって、内層に巻かれている弾性糸が巻
糸体の幅方向に押し出される形状不良も発生する場合が
ある。この場合、巻糸体をケースなどに梱包して輸送す
る場合に、押し出された部分が、梱包用資材等と接触
し、擦れたりすることにより、弾性糸が切断するとい
う、製品としての品位を低下させる問題を生じさせ、ま
た、使用の際、特に巻糸体同士を並べて使用する加工法
において、接触による糸切れが発生する問題を生じる。
さらに、この点で最も致命的であるのは、最内層部にお
いて外層部側の糸が巻糸体の巻幅より脱落し、糸切れが
発生するという問題があった。
に、巻締まりによって、内層に巻かれている弾性糸が巻
糸体の幅方向に押し出される形状不良も発生する場合が
ある。この場合、巻糸体をケースなどに梱包して輸送す
る場合に、押し出された部分が、梱包用資材等と接触
し、擦れたりすることにより、弾性糸が切断するとい
う、製品としての品位を低下させる問題を生じさせ、ま
た、使用の際、特に巻糸体同士を並べて使用する加工法
において、接触による糸切れが発生する問題を生じる。
さらに、この点で最も致命的であるのは、最内層部にお
いて外層部側の糸が巻糸体の巻幅より脱落し、糸切れが
発生するという問題があった。
【0016】(2)の技術は、この形状不良を抑えるた
めの方法であるが、ワインド比を一定にする方法では、
この問題を完全に解決することはできなかった。
めの方法であるが、ワインド比を一定にする方法では、
この問題を完全に解決することはできなかった。
【0017】(3)の技術にしても、リボン帯の発生を
抑制し、リボン帯による糸切れを低減さす効果がある
が、多量巻を達成できなかった。
抑制し、リボン帯による糸切れを低減さす効果がある
が、多量巻を達成できなかった。
【0018】(4)、(5)に関しては、最外層での糸
の脱落を回避するのみに対応する技術であり、また、コ
アの幅を拡大して使用する場合、多くの高次加工機械に
装着不可能な事態を生じ、また、その装置改造には膨大
な費用が必要になるだけでなく、使用巻糸体数が多い場
合、設備サイズの拡大により設備の寸法形状および工場
の建物の改造等に莫大な費用が必要になるという問題を
生じさせていた。
の脱落を回避するのみに対応する技術であり、また、コ
アの幅を拡大して使用する場合、多くの高次加工機械に
装着不可能な事態を生じ、また、その装置改造には膨大
な費用が必要になるだけでなく、使用巻糸体数が多い場
合、設備サイズの拡大により設備の寸法形状および工場
の建物の改造等に莫大な費用が必要になるという問題を
生じさせていた。
【0019】従って、多量巻化には、巻糸体の外径を拡
大するのがより有効であることが考えられるが、前述の
とおり、多量巻化には、その形状を保持する技術が不可
欠である。
大するのがより有効であることが考えられるが、前述の
とおり、多量巻化には、その形状を保持する技術が不可
欠である。
【0020】さらに、形状を保持する技術があれば、既
存のコア幅内で巻幅を拡大することも可能である。
存のコア幅内で巻幅を拡大することも可能である。
【0021】そこで、本発明の目的は、解舒性能が良好
で、かつ、巻糸体の形態保持性に優れた巻糸量の多い弾
性糸巻糸体、および、かかる弾性糸巻糸体を効率的に巻
取る巻取方法を提供することにある。
で、かつ、巻糸体の形態保持性に優れた巻糸量の多い弾
性糸巻糸体、および、かかる弾性糸巻糸体を効率的に巻
取る巻取方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の弾性糸巻糸体は
前記課題を解決するため、以下の構成を有する。
前記課題を解決するため、以下の構成を有する。
【0023】すなわち、幅50mm以上100mm以
下、内径65mm以上80mm以下の円筒形のコア上に
弾性糸が巻かれてなる巻糸体であり、最内層部から最外
層部にかけて、巻かれる弾性糸の巻幅が、コア幅の60
%以上99%以下の範囲で増減し、かつ、外径が145
mm以上205mm以下であることを特徴とする弾性糸
巻糸体である。
下、内径65mm以上80mm以下の円筒形のコア上に
弾性糸が巻かれてなる巻糸体であり、最内層部から最外
層部にかけて、巻かれる弾性糸の巻幅が、コア幅の60
%以上99%以下の範囲で増減し、かつ、外径が145
mm以上205mm以下であることを特徴とする弾性糸
巻糸体である。
【0024】また、本発明の弾性糸巻糸体の巻取方法は
前記課題を解決するため、以下の構成を有する。
前記課題を解決するため、以下の構成を有する。
【0025】すなわち、幅50mm以上100mm以
下、内径65mm以上80mm以下の円筒形のコア上に
弾性糸を巻き取り、外径を145mm以上205mm以
下とする弾性糸巻糸体の巻取方法であって、巻き取り開
始から巻き取り終了までに、トラバース速度が極大値お
よび極小値を少なくとも1つとるように制御することを
特徴とする弾性糸巻糸体の巻取方法である。
下、内径65mm以上80mm以下の円筒形のコア上に
弾性糸を巻き取り、外径を145mm以上205mm以
下とする弾性糸巻糸体の巻取方法であって、巻き取り開
始から巻き取り終了までに、トラバース速度が極大値お
よび極小値を少なくとも1つとるように制御することを
特徴とする弾性糸巻糸体の巻取方法である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の弾性糸巻糸体およ
び弾性糸巻糸体の巻取方法を詳細に説明する。
び弾性糸巻糸体の巻取方法を詳細に説明する。
【0027】本発明の弾性糸巻糸体の形状について、そ
の一例を図を用いて詳細に説明する。
の一例を図を用いて詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明の弾性糸巻糸体の形状の一
例をモデル的に示す側面概略図であり、図2は巻糸体の
回転方向に対し、垂直方向、かつ、巻糸体の中心部1を
通る平面A上の断面図を示す。
例をモデル的に示す側面概略図であり、図2は巻糸体の
回転方向に対し、垂直方向、かつ、巻糸体の中心部1を
通る平面A上の断面図を示す。
【0029】なお、本発明におけるコア2とは、円筒形
状であるものを示し、その材質、硬度、肉厚、重量等は
なんら限定されるものでなく、紙、または、プラチック
樹脂等の成形品、あるいはそれらを組合わせたものであ
ってもなんら構わない。
状であるものを示し、その材質、硬度、肉厚、重量等は
なんら限定されるものでなく、紙、または、プラチック
樹脂等の成形品、あるいはそれらを組合わせたものであ
ってもなんら構わない。
【0030】本発明におけるコアの内径とは、巻糸体の
コアの内径fのことをいい、加工工程で使用される装置
のサイズとの兼ね合いにより、その具体的範囲は、65
mm以上80mm以下とするものであり、70mm以上
75mm以下が好ましい。
コアの内径fのことをいい、加工工程で使用される装置
のサイズとの兼ね合いにより、その具体的範囲は、65
mm以上80mm以下とするものであり、70mm以上
75mm以下が好ましい。
【0031】本発明における弾性糸は、ポリエーテル
系、ポリエステル系ポリウレタン弾性糸、ポリアミド系
弾性糸、あるいは、これ等を主体とした他の有機合成樹
脂体との複合もしくは混合によって得られる弾性糸など
が適用できる。
系、ポリエステル系ポリウレタン弾性糸、ポリアミド系
弾性糸、あるいは、これ等を主体とした他の有機合成樹
脂体との複合もしくは混合によって得られる弾性糸など
が適用できる。
【0032】本発明における巻幅aとは、巻取り時のコ
ア2の回転方向に対し、垂直方向に糸がどれだけの幅で
巻かれているかを示す。
ア2の回転方向に対し、垂直方向に糸がどれだけの幅で
巻かれているかを示す。
【0033】本発明に記載する巻幅aの増減とは、巻糸
体の最内層、すなわち、弾性糸の巻始め部から、弾性糸
の巻糸体の最外層、すなわち、巻終わり部までの巻幅
が、変化することを示す。
体の最内層、すなわち、弾性糸の巻始め部から、弾性糸
の巻糸体の最外層、すなわち、巻終わり部までの巻幅
が、変化することを示す。
【0034】更に詳細に述べると、最内層から最外層に
かけて、巻幅aが前述のコア幅bの長さに対し、60%
以上99%以下の範囲で変化するものである。
かけて、巻幅aが前述のコア幅bの長さに対し、60%
以上99%以下の範囲で変化するものである。
【0035】99%を越えると、前述のとおり、擦れに
よる糸切れの問題があり、60%未満であれば、形状変
形による製品不良率が高くなる問題がある。
よる糸切れの問題があり、60%未満であれば、形状変
形による製品不良率が高くなる問題がある。
【0036】また、巻幅aは、63%以上97%以下の
範囲で変化するのが好ましく、65%以上95%以下の
範囲で変化するのがより好ましい。
範囲で変化するのが好ましく、65%以上95%以下の
範囲で変化するのがより好ましい。
【0037】本発明における巻糸体の外径とは、巻糸体
の直径cのことをいい、加工工程で使用される装置のサ
イズとの兼ね合いにより、その具体的範囲は145mm
以上205mm以下とするものであり、160mm以上
205mm以下がより好ましく、175mm以上205
mm以下がさらに好ましい。
の直径cのことをいい、加工工程で使用される装置のサ
イズとの兼ね合いにより、その具体的範囲は145mm
以上205mm以下とするものであり、160mm以上
205mm以下がより好ましく、175mm以上205
mm以下がさらに好ましい。
【0038】この範囲については、本発明に記載される
巻取り方法を使用すれば、支障なく多量巻を安定的に得
ることができるのである。
巻取り方法を使用すれば、支障なく多量巻を安定的に得
ることができるのである。
【0039】本発明における綾角について、その綾角の
定義を、図3を用いて詳しく説明する。
定義を、図3を用いて詳しく説明する。
【0040】図3は、本発明の弾性糸巻糸体の綾角の定
義をモデル的に示す一例である。
義をモデル的に示す一例である。
【0041】本発明においては綾角6とは、巻糸体の回
転方向7と巻糸体の幅方向にトラバースされた糸8との
なす角度をいう。
転方向7と巻糸体の幅方向にトラバースされた糸8との
なす角度をいう。
【0042】かかる綾角6が、巻糸体の最内層部(本発
明では、コアに5g以上10g以下程度の糸が巻かれた
部分をいう)における綾角に対し、最内層部から最外層
部(本発明では、巻糸体当たりの糸の重量が、該巻糸体
の規定巻量の98%以上巻かれた部分をいう)までの巻
取りの際に、−70%以上+70%以下で変化すること
も好ましく行われる。
明では、コアに5g以上10g以下程度の糸が巻かれた
部分をいう)における綾角に対し、最内層部から最外層
部(本発明では、巻糸体当たりの糸の重量が、該巻糸体
の規定巻量の98%以上巻かれた部分をいう)までの巻
取りの際に、−70%以上+70%以下で変化すること
も好ましく行われる。
【0043】本発明において、巻糸体の最内層部におけ
る綾角に対し、最内層部から最外層部までの巻取りの際
に、−70%以上+70%以下で変化するとは、例え
ば、最内層部の綾角が10゜の場合に、最内層部から最
外層部までに綾角が3゜〜17゜の範囲で変化すること
をいう。
る綾角に対し、最内層部から最外層部までの巻取りの際
に、−70%以上+70%以下で変化するとは、例え
ば、最内層部の綾角が10゜の場合に、最内層部から最
外層部までに綾角が3゜〜17゜の範囲で変化すること
をいう。
【0044】また、最内層部から綾角が増加し、極大値
を経て、減少に転じる部分により、多量巻化によって発
生する巻幅方向への糸の押し出しを抑制する効果が得ら
れ、また、減少から極小値を経て増加に転じる部分によ
り、綾落ちと呼ばれる、糸が巻き幅より脱落し、高次加
工の際に、この脱落した糸が巻糸体の他の部分に引っか
かり糸が切れるトラブルを抑制する効果が得られる観点
から、該綾角は最内層部から最外層部にかけて、漸増、
漸減、漸増と変化するのが特に好ましい。
を経て、減少に転じる部分により、多量巻化によって発
生する巻幅方向への糸の押し出しを抑制する効果が得ら
れ、また、減少から極小値を経て増加に転じる部分によ
り、綾落ちと呼ばれる、糸が巻き幅より脱落し、高次加
工の際に、この脱落した糸が巻糸体の他の部分に引っか
かり糸が切れるトラブルを抑制する効果が得られる観点
から、該綾角は最内層部から最外層部にかけて、漸増、
漸減、漸増と変化するのが特に好ましい。
【0045】また、上述の極大値、極小値については、
最内層部から最外層部にかけてそれぞれ少なくとも1つ
とることが好ましく、後述する図5のS字状変化が特に
好ましい。
最内層部から最外層部にかけてそれぞれ少なくとも1つ
とることが好ましく、後述する図5のS字状変化が特に
好ましい。
【0046】本発明に使用する弾性糸の断面形状は特に
限定されるものではなく、具体例としては円形、楕円、
異形断面等のモノフィラメント糸、または、それらのフ
ィラメントを複数集合させたマルチフィラメントであっ
てもなんら構わない。ただし、本発明で使用する弾性糸
の繊度は、現在、高速解舒が必要な整経(ビーム処理)
用途において、本発明により得られる効果を最大にする
観点から、10デニール以上(以下、dと略す。)21
0d以下が好ましく、20デニール以上70デニール以
下がより好ましい。
限定されるものではなく、具体例としては円形、楕円、
異形断面等のモノフィラメント糸、または、それらのフ
ィラメントを複数集合させたマルチフィラメントであっ
てもなんら構わない。ただし、本発明で使用する弾性糸
の繊度は、現在、高速解舒が必要な整経(ビーム処理)
用途において、本発明により得られる効果を最大にする
観点から、10デニール以上(以下、dと略す。)21
0d以下が好ましく、20デニール以上70デニール以
下がより好ましい。
【0047】本発明に使用する油剤とは、巻上げられた
糸同士の粘着防止、高次加工機械への糸の通過性の向
上、すなわち、機械部材との摩擦低減などを目的とし
て、ジメチルポリシロキサンを主成分としたもの、もし
くは該物質のメチル基の一部を、他のアルキル基、フェ
ニル基、アミノ基などで置換した変成ポリシロキサンを
主成分としたもの、もしくは、それらの混合したシリコ
ン系オイルを主成分とするもの、または、鉱物油を主成
分としたもの、またはシリコン系オイルを主成分とした
ものと鉱物油を主成分としたものの混合物であってもな
んら構わない。
糸同士の粘着防止、高次加工機械への糸の通過性の向
上、すなわち、機械部材との摩擦低減などを目的とし
て、ジメチルポリシロキサンを主成分としたもの、もし
くは該物質のメチル基の一部を、他のアルキル基、フェ
ニル基、アミノ基などで置換した変成ポリシロキサンを
主成分としたもの、もしくは、それらの混合したシリコ
ン系オイルを主成分とするもの、または、鉱物油を主成
分としたもの、またはシリコン系オイルを主成分とした
ものと鉱物油を主成分としたものの混合物であってもな
んら構わない。
【0048】さらに、かかる場合の成分比、混合比等に
ついては特に限定されるものではない。
ついては特に限定されるものではない。
【0049】本発明における油剤付着量とは、以下の定
義式1により示される糸に対する油剤の重量比をいう。
義式1により示される糸に対する油剤の重量比をいう。
【0050】 油剤付着量(%)=(A/(B−A))×100 …(式1) ここで、A:巻糸体の糸に付着させた総油剤量 B:巻糸体の総重量(コア重量を除く) 該油剤の付着量としては、1重量%以上10重量%以下
が好ましく、より好ましくは、3重量%以上8重量%以
下である。
が好ましく、より好ましくは、3重量%以上8重量%以
下である。
【0051】かかる付着量が10重量%を越える場合、
高次加工において、油剤脱落、油剤飛散等が発生する傾
向があり、また、梱包資材への多量の油剤付着(油シ
ミ)の原因にもなって製品としての品位が損なわれる傾
向があり、また、1重量%よりも少ない場合、安定的に
糸を解舒する性能を著しく損なう傾向がある。
高次加工において、油剤脱落、油剤飛散等が発生する傾
向があり、また、梱包資材への多量の油剤付着(油シ
ミ)の原因にもなって製品としての品位が損なわれる傾
向があり、また、1重量%よりも少ない場合、安定的に
糸を解舒する性能を著しく損なう傾向がある。
【0052】本発明の巻糸体の弾性糸重量は、500g
以上1100g以下が好ましく、より好ましくは530
g以上1100g以下であり、さらに好ましくは710
g以上1100g以下である。
以上1100g以下が好ましく、より好ましくは530
g以上1100g以下であり、さらに好ましくは710
g以上1100g以下である。
【0053】本発明の巻糸体の巻密度とは、以下の定義
式2により示される。
式2により示される。
【0054】 巻密度(g/cm3 )=(B/C)×100 …(式2) ここで、B:巻糸体の総重量(g)(コア重量を除く) C:糸の総容量(cm3 ) 本発明の巻糸体の巻密度は、多量巻化によって、幅方向
への糸の押し潰れが、巻取り中に発生することを抑制し
たり、巻締まりによって形状変形が発生し易くなること
を抑制する観点から、0.5g/cm3 以上1g/cm
3 以下が好ましく、より好ましくは、0.6g/cm3
以上0.9g/cm3 以下である。
への糸の押し潰れが、巻取り中に発生することを抑制し
たり、巻締まりによって形状変形が発生し易くなること
を抑制する観点から、0.5g/cm3 以上1g/cm
3 以下が好ましく、より好ましくは、0.6g/cm3
以上0.9g/cm3 以下である。
【0055】なお、本発明において巻密度の測定方法は
特に限定されるものではないが、一般的な方法として、
巻糸体の一部を、粘土やシリコーンなどの樹脂を用いて
型どりし、その中に水等の流体を流し込み、流し込まれ
た流体の体積を秤量し、前記巻糸体の重量から密度を求
める方法などを採用することができる。
特に限定されるものではないが、一般的な方法として、
巻糸体の一部を、粘土やシリコーンなどの樹脂を用いて
型どりし、その中に水等の流体を流し込み、流し込まれ
た流体の体積を秤量し、前記巻糸体の重量から密度を求
める方法などを採用することができる。
【0056】本発明における巻糸体の最内層部とは、図
1、図2に示す糸が円筒形のコア2の表層部分と接触す
るところを意味し、コア側面3とは円筒の両端を意味す
る。本発明においては、梱包されたケークが、梱包資材
と接触し、擦れて糸切れ等の破損が発生したり、ケーク
の変形が発生して、安定的に多量巻を生産することが困
難となることを防止する観点から、かかるコアの側面か
ら、円筒形のコア2との距離d、すなわち、糸が巻かれ
ていない部分の距離が、0.5mm以上6mm以下が好
ましく、より好ましくは、1.5mm以上5mm以下で
ある。
1、図2に示す糸が円筒形のコア2の表層部分と接触す
るところを意味し、コア側面3とは円筒の両端を意味す
る。本発明においては、梱包されたケークが、梱包資材
と接触し、擦れて糸切れ等の破損が発生したり、ケーク
の変形が発生して、安定的に多量巻を生産することが困
難となることを防止する観点から、かかるコアの側面か
ら、円筒形のコア2との距離d、すなわち、糸が巻かれ
ていない部分の距離が、0.5mm以上6mm以下が好
ましく、より好ましくは、1.5mm以上5mm以下で
ある。
【0057】また、巻糸体にテールを形成せしめる場合
等でコア2の幅方向の中心線(102)と巻糸体自体
(例えば、図2の斜線部で示される部分)の幾何形状上
の中心線(101)が一致しない場合は、コア側面と巻
糸体の肩部の間隔は該当するコアの左側面と巻糸体の左
側肩部及びコアの右側面と巻糸体右側の肩部の距離と算
術平均した値とするのが好ましい。
等でコア2の幅方向の中心線(102)と巻糸体自体
(例えば、図2の斜線部で示される部分)の幾何形状上
の中心線(101)が一致しない場合は、コア側面と巻
糸体の肩部の間隔は該当するコアの左側面と巻糸体の左
側肩部及びコアの右側面と巻糸体右側の肩部の距離と算
術平均した値とするのが好ましい。
【0058】本発明における最外層部とは、図1、図2
に示す巻糸体の表層部4をいう。
に示す巻糸体の表層部4をいう。
【0059】肩部とは図中の5によって示される部分を
いい、転がし取り解舒において、走行時のガタツキ、振
動を防止する観点、または、前記解舒において、糸が巻
幅から脱落するのを防止する観点から、コア2の側面端
を含む平面との距離eは5mm以上10mm以下である
のが好ましい。
いい、転がし取り解舒において、走行時のガタツキ、振
動を防止する観点、または、前記解舒において、糸が巻
幅から脱落するのを防止する観点から、コア2の側面端
を含む平面との距離eは5mm以上10mm以下である
のが好ましい。
【0060】次に本発明の弾性糸巻糸体の巻取方法につ
いて、図を用いて詳細に説明する。図4は本発明で使用
する巻取装置の一例を示す概略図である。
いて、図を用いて詳細に説明する。図4は本発明で使用
する巻取装置の一例を示す概略図である。
【0061】図4において、9aは巻取り中のスピンド
ルロール、9bは待機側のスピンドルロールである。9
a、9bとも、コア10が装着されている。11は、カ
ムロールを使用したトラバース装置であり、本発明で
は、トラバース装置はカムロールのみならず、トラバー
ス羽根を用いた形式でも、その他の形式のいずれであっ
てもよい。
ルロール、9bは待機側のスピンドルロールである。9
a、9bとも、コア10が装着されている。11は、カ
ムロールを使用したトラバース装置であり、本発明で
は、トラバース装置はカムロールのみならず、トラバー
ス羽根を用いた形式でも、その他の形式のいずれであっ
てもよい。
【0062】9a、9bはそれぞれ自転し、回転速度が
制御される。周速度の制御は、巻糸体12の回転、すな
わち、周速度を接圧ロール13で検出し、スピンドルロ
ールの回転を制御させる方法などによって行われる。こ
れにより、巻取り張力を一定、または、変化させること
が可能である。
制御される。周速度の制御は、巻糸体12の回転、すな
わち、周速度を接圧ロール13で検出し、スピンドルロ
ールの回転を制御させる方法などによって行われる。こ
れにより、巻取り張力を一定、または、変化させること
が可能である。
【0063】また、接圧ロール13は、圧縮空気によっ
て、巻糸体12と接着される。また、この圧縮空気圧を
制御することにより、接圧ロール13と巻糸体12との
接圧を一定、または、変化させることが可能である。
て、巻糸体12と接着される。また、この圧縮空気圧を
制御することにより、接圧ロール13と巻糸体12との
接圧を一定、または、変化させることが可能である。
【0064】本発明の弾性糸巻糸体の巻取方法は、巻き
取り開始から巻き取り終了までに、トラバース速度が極
大値および極小値を少なくとも1つとるように制御する
ものである。
取り開始から巻き取り終了までに、トラバース速度が極
大値および極小値を少なくとも1つとるように制御する
ものである。
【0065】その結果、巻取り開始から巻き取り終了ま
で、巻幅を増減させるものである。前記巻幅を増減させ
る方法として、トラバースカムロール11の回転速度を
変化させ、前記綾角を変化させる方法等を採用すること
ができる。
で、巻幅を増減させるものである。前記巻幅を増減させ
る方法として、トラバースカムロール11の回転速度を
変化させ、前記綾角を変化させる方法等を採用すること
ができる。
【0066】さらに詳しく説明すると、綾角を変化させ
る手段として、弾性糸をコアに巻取る巻取機(図4)に
対し、弾性糸を巻取軸方向に反復周接させるトラバース
機構を設け、巻取装置のトラバース機構の速度を巻糸体
の巻径の増加にしたがい増減させる方法等を採用するこ
とができる。
る手段として、弾性糸をコアに巻取る巻取機(図4)に
対し、弾性糸を巻取軸方向に反復周接させるトラバース
機構を設け、巻取装置のトラバース機構の速度を巻糸体
の巻径の増加にしたがい増減させる方法等を採用するこ
とができる。
【0067】すなわち、本発明においては、トラバース
速度とは、トラバース機構の速度をいい、綾角と対応関
係にある。
速度とは、トラバース機構の速度をいい、綾角と対応関
係にある。
【0068】なお、本発明において、綾角を巻取り開始
から巻き取り終了まで、綾角を漸増、漸減、漸増と変化
させるモデルを説明する図を図5に示す。図5におい
て、横軸は巻取り開始から巻取り完了までの所要時間を
記載し、縦軸には制御させる綾角度を記載する。
から巻き取り終了まで、綾角を漸増、漸減、漸増と変化
させるモデルを説明する図を図5に示す。図5におい
て、横軸は巻取り開始から巻取り完了までの所要時間を
記載し、縦軸には制御させる綾角度を記載する。
【0069】また、本発明においては、巻取りの際の張
力については特に限定されるものでないが、一定、また
は、巻量に合わせて変化させる手段のどちらを用いても
何ら構わない。
力については特に限定されるものでないが、一定、また
は、巻量に合わせて変化させる手段のどちらを用いても
何ら構わない。
【0070】本発明においては、巻取りの際の巻糸体1
2にかける荷重は、品種、巻取り速度に応じて適宜決定
され、特に限定されるものでないが、一定、または、巻
量に合わせて変化させる手段のどちらを用いても何ら構
わない。しかし、弾性糸の場合、荷重が弱すぎると、付
着油剤により、接圧ロール13がスリップし、速度制御
が困難となる傾向があり、強すぎると荷重により、巻糸
体の変形、潰れが発生する傾向があり、巻糸体1個に作
用する荷重は0.1kg以上10kg以下が好ましく、
0.5kg以上2kg以下がより好ましい。
2にかける荷重は、品種、巻取り速度に応じて適宜決定
され、特に限定されるものでないが、一定、または、巻
量に合わせて変化させる手段のどちらを用いても何ら構
わない。しかし、弾性糸の場合、荷重が弱すぎると、付
着油剤により、接圧ロール13がスリップし、速度制御
が困難となる傾向があり、強すぎると荷重により、巻糸
体の変形、潰れが発生する傾向があり、巻糸体1個に作
用する荷重は0.1kg以上10kg以下が好ましく、
0.5kg以上2kg以下がより好ましい。
【0071】本発明においては、巻取りの際の荷重を変
化させる場合、巻糸体の側面に段が入る可能性があるこ
とから、巻取られる巻糸体表面の荷重を一定とすること
が好ましく行われる。
化させる場合、巻糸体の側面に段が入る可能性があるこ
とから、巻取られる巻糸体表面の荷重を一定とすること
が好ましく行われる。
【0072】巻糸体表面の面圧を一定とする方法として
は、本発明においては、エアシリンダー、機械バネ、油
圧による制御などの方法を採用することができる。
は、本発明においては、エアシリンダー、機械バネ、油
圧による制御などの方法を採用することができる。
【0073】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて説明する。 [実施例1,2]4フィラメントからなる40デニール
のポリエーテル系ポリウレタン弾性糸を、幅57.5m
m、内径73.5mm、肉厚6.1mmの紙コアに、図
4に示す、1スピンドルロール当たり8本装着可能な巻
取装置を用い、巻取り速度(巻糸体の周速度)500m
/min、接圧10kgで、糸重量750g(実施例
1)、1000g(実施例2)の糸を巻上げた。油剤付
着量は、それぞれ6%であった。
のポリエーテル系ポリウレタン弾性糸を、幅57.5m
m、内径73.5mm、肉厚6.1mmの紙コアに、図
4に示す、1スピンドルロール当たり8本装着可能な巻
取装置を用い、巻取り速度(巻糸体の周速度)500m
/min、接圧10kgで、糸重量750g(実施例
1)、1000g(実施例2)の糸を巻上げた。油剤付
着量は、それぞれ6%であった。
【0074】その際の綾角の制御を以下の表1のとおり
とした。初期の綾角、すなわち、最内層部での綾角は1
1.5゜にした。
とした。初期の綾角、すなわち、最内層部での綾角は1
1.5゜にした。
【0075】
【表1】 ★本実施例で得られた巻糸体の形状を図6(実施例
1)、図7(実施例2)に示した。
1)、図7(実施例2)に示した。
【0076】得られた巻糸体の巻幅%((a/b)×1
00)、外径c、最内層部からコア側面までの距離d、
外層部肩部からコア側面までの距離eの実測値を表2に
示した。
00)、外径c、最内層部からコア側面までの距離d、
外層部肩部からコア側面までの距離eの実測値を表2に
示した。
【0077】
【表2】 ★得られた巻量750gの巻糸体を用い、解舒性能を整
経機を使用して評価した。
経機を使用して評価した。
【0078】その際の条件を以下のとおりとした。
【0079】使用巻糸体数:621本 使用整経機:カールマイヤー社製 DSE型(スパンデ
ックス用整経機) 使用ビームドラム:幅21インチ×フランジ幅21イン
チ 弾性糸の給糸速度:200m/min ビームストレッチ:100% その結果、糸の長さにして、19万mの間、糸切れする
ことなく、また、その際の残糸重量は1gから8g、す
なわち、コア表皮ぎりぎりまで解舒が可能であった。
ックス用整経機) 使用ビームドラム:幅21インチ×フランジ幅21イン
チ 弾性糸の給糸速度:200m/min ビームストレッチ:100% その結果、糸の長さにして、19万mの間、糸切れする
ことなく、また、その際の残糸重量は1gから8g、す
なわち、コア表皮ぎりぎりまで解舒が可能であった。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、解舒性能が良好で、巻
糸体の形態保持性に優れた巻糸量の大きい弾性糸巻糸体
およびかかる弾性糸巻糸体を効率的に巻取る巻取方法を
得ることができる。
糸体の形態保持性に優れた巻糸量の大きい弾性糸巻糸体
およびかかる弾性糸巻糸体を効率的に巻取る巻取方法を
得ることができる。
【図1】本発明の巻糸体の一例の形状をモデル的に示す
側面概略図である。
側面概略図である。
【図2】図1のA−A断面を示す。
【図3】本発明の巻糸体における綾角の定義を示すモデ
ル図である。
ル図である。
【図4】本発明で使用する巻取装置の一例を示す概略図
である。
である。
【図5】本発明における巻き取りが開始された時点から
巻き取りが完了した時点に至るまでの綾角と巻き取り時
間の関係を概略的に示す概略分布図である。
巻き取りが完了した時点に至るまでの綾角と巻き取り時
間の関係を概略的に示す概略分布図である。
【図6】本発明の実施例1における巻糸体の寸法の一例
をモデル的に示す概略図である。
をモデル的に示す概略図である。
【図7】本発明の実施例2における巻糸体の寸法の他の
一例をモデル的に示す概略図である。
一例をモデル的に示す概略図である。
1:巻糸体中心部 2:コア 3:コア側面 4:巻糸体最外層部 5:巻糸体肩部 6:綾角 7:巻糸体の回転方向 8:トラバースされた糸(弾性糸) 9:スピンドルローラー 10:コア 11:トラバースカムロール 12:巻糸体 13:接圧ロール a:巻糸体巻幅 b:コア幅 c:巻糸体外径 d:コア側面から巻糸体最内層部との距離 e:コア側面から巻糸体肩部との距離 f:コア内径 101:巻糸体の幾何形状上の中心線 102:コアの幅方向の中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス・エドワード・ウイリス アメリカ合衆国バージニア州22958,ネリ ーズフォード,ストーンチムニー243 Fターム(参考) 3F115 AA09 BA03 CA46 CA53
Claims (14)
- 【請求項1】幅50mm以上100mm以下、内径65
mm以上80mm以下の円筒形のコア上に弾性糸が巻か
れてなる巻糸体であり、最内層部から最外層部にかけ
て、巻かれる弾性糸の巻幅が、コア幅の60%以上99
%以下の範囲で増減し、かつ、外径が145mm以上2
05mm以下であることを特徴とする弾性糸巻糸体。 - 【請求項2】最内層部から最外層部にかけて、巻糸体の
回転方向と巻糸体の幅方向にトラバースされた糸とがな
す綾角が、最内層部の綾角に対し、−70%以上+70
%以下で変化してなることを特徴とする請求項1に記載
の弾性糸巻糸体。 - 【請求項3】最内層部から最外層部にかけて、綾角が極
大値および極小値を少なくとも1つとることを特徴とす
る請求項1または2に記載の弾性糸巻糸体。 - 【請求項4】弾性糸の繊度が10デニール以上210デ
ニール以下であることを特徴とする請求項1〜3のいず
れかに記載の弾性糸巻糸体。 - 【請求項5】弾性糸が、ポリウレタン系弾性糸からなる
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の弾性
糸巻糸体。 - 【請求項6】弾性糸に油剤が付与され、該油剤成分とし
て、シリコン系オイルを含むことを特徴とする請求項1
〜5のいずれかに記載の弾性糸巻糸体。 - 【請求項7】弾性糸に油剤が付与され、該弾性糸の油剤
付着量が、1重量%以上10重量%以下であることを特
徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の弾性糸巻糸
体。 - 【請求項8】幅50mm以上60mm以下、内径65m
m以上80mm以下の円筒形のコア上に弾性糸が巻かれ
てなる巻糸体であって、巻かれる弾性糸の重量が500
g以上1100g以下であることを特徴とする請求項1
〜7のいずれかに記載の弾性糸巻糸体。 - 【請求項9】弾性糸の密度が0.5g/cm3 以上1g
/cm3 以下であることを特徴とする請求項1〜8のい
ずれかに記載の弾性糸巻糸体。 - 【請求項10】弾性糸がコア最表面と接触する部分と、
該コア側面との距離が、0.5mm以上6mm以下の範
囲にあることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記
載の弾性糸巻糸体。 - 【請求項11】巻糸体の外径を決める表層部の肩部とコ
アの側面端を含む平面との間隔が、5mm以上10mm
以下の範囲にあることを特徴とする請求項1〜10のい
ずれかに記載の弾性糸巻糸体。 - 【請求項12】幅50mm以上100mm以下、内径6
5mm以上80mm以下の円筒形のコア上に弾性糸を巻
き取り、外径を145mm以上205mm以下とする弾
性糸巻糸体の巻取方法であって、巻き取り開始から巻き
取り終了までに、トラバース速度が極大値および極小値
を少なくとも1つとるように制御することを特徴とする
弾性糸巻糸体の巻取方法。 - 【請求項13】弾性糸の巻取り方向と巻糸体の幅方向に
トラバースされる糸とがなす綾角を、巻取り開始から巻
取り終了まで、巻取り開始時の綾角に対し、−70%以
上+70%以下の範囲で変化させることを特徴とする請
求項12に記載の弾性糸巻糸体の巻取方法。 - 【請求項14】巻取り開始から巻取り終了まで、巻糸体
にかける荷重を一定とすることを特徴とする請求項12
または13に記載の弾性糸巻糸体の巻取方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10322833A JP2000128428A (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 弾性糸巻糸体およびその巻取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10322833A JP2000128428A (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 弾性糸巻糸体およびその巻取方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000128428A true JP2000128428A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=18148123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10322833A Pending JP2000128428A (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | 弾性糸巻糸体およびその巻取方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000128428A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003040011A1 (fr) * | 2001-11-06 | 2003-05-15 | Asahi Kasei Fibers Corporation | Paquet de fibre de polyester composite |
-
1998
- 1998-10-27 JP JP10322833A patent/JP2000128428A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003040011A1 (fr) * | 2001-11-06 | 2003-05-15 | Asahi Kasei Fibers Corporation | Paquet de fibre de polyester composite |
US6824869B2 (en) | 2001-11-06 | 2004-11-30 | Asahi Kasei Fibers Corporation | Polyester type conjugate fiber package |
US6982118B2 (en) | 2001-11-06 | 2006-01-03 | Asahi Kasei Fibers Corporation | Polyester type conjugate fiber package |
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