JP2000128340A - 円柱状部品の自動送り装置 - Google Patents
円柱状部品の自動送り装置Info
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- JP2000128340A JP2000128340A JP10319836A JP31983698A JP2000128340A JP 2000128340 A JP2000128340 A JP 2000128340A JP 10319836 A JP10319836 A JP 10319836A JP 31983698 A JP31983698 A JP 31983698A JP 2000128340 A JP2000128340 A JP 2000128340A
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Abstract
囲及び送り能率の向上並びに部品送りの適正化を図る。 【構成】 固定枠1に軸支した回転ドラム4の内周面4
cに、複数の部品受板12を周方向に一定間隔をおいて
軸方向に並設し、回転ドラム4内に投入される円柱状部
品13を回転搬送できるように形成する。回転ドラム4
内の部品受板12上から部品13が落下する位置に、正
面略V字形状の部品ガイド17を軸方向に、かつ回転ド
ラム4内部から外側に傾斜下降して配設する。部品ガイ
ド17に、部品13の直径に対応した内径のガイドパイ
プ18を交換自在に、かつ外側に傾斜下降して延設し構
成する。
Description
リングの円筒コロ及びニードルコロ、またはノックピン
その他の円柱形状の機械部品を一個ずつ所定向きで研磨
機等へ供給するのに適用される部品の自動送り装置に関
する。
ては、パーツフィーダ等が知られている。上記パーツフ
ィーダ等は、図7に示したように、椀型の本体a内周面
にスパイラル状の搬送路bを凹設し、該本体aの底部に
回転円盤cと、円柱形状部品dのならし板eを各配設し
て構成されている。
多数の円柱形状部品d・・・を投入し、振動させながら
回転円盤cを図示の矢印f方向に回転することで、多数
の円柱形状部品dはならし板eによって横向き(直径方
向)に倒され、本体aの底板a′上面に平にならされ
る。ならされた円柱形状部品d・・・は、本体aの振動
と、回転円盤cの回転によりスパイラル状の搬送路bに
導びかれ、該搬送路bに沿って一個ずつ搬送され、研磨
機(図示せず)等に供給される。
ツフィーダは振動による搬送方式であり、円柱状部品d
・・・との間に隙間を必要とするため、長さの短い部品
では図8(B)に示すように、当該部品d・・・が回転
し、軸線gに対して斜め及び横向きに搬送されることに
なって、研磨機等に対し所定向きに正確に供給できにく
い。
方式、つまり、各部品相互が、軸方向(長さ方向)の端
面を突き合せた状態で水平押しする方式であるため、直
径の小さい細い部品(図示せず)や、図8(C)に示し
た如く、端面が円弧状の部品d・・・は軸線gに対して
横方向にずれを生じ、これまた研磨機等に所定向きで正
確に供給できなくなる。
定寸法以上の直径及び長さを有し、かつ端面が平面であ
る部品でなければ図8(A)に示したように、軸線gに
沿った所定向きの整列搬送を行なうことができにくい。
の適応範囲が非常に狭いため、使用範囲が極端に限定さ
れる問題がある。
な問題点に鑑みてなされたもので、被搬送部品の適応範
囲が広く、かつ当該部品を一個ずつ所定向きで次工程た
る研磨機等に確実かつ能率的に供給できるようにした円
柱状部品の自動送り装置を提供することを目的とする。
に、本発明の円柱状部品の自動送り装置は、固定枠に周
方向へ回転自在に軸支した回転ドラムの内周面に、該回
転ドラム内に投入される円柱状部品を周方向に搬送する
複数の部品受板を、周方向に一定の間隔をおいて軸方向
へ並行に突設し、前記回転ドラムの回転により、各部品
受板によって回転搬送される円柱状部品のその受板から
落下する位置に、部品搬送用ガイドパイプを交換自在に
設けた部品ガイドを、前記回転ドラムの軸方向へ、該回
転ドラム内部から外側へ傾斜下降して配設してなること
を特徴としている。
て固定枠に固設のホッパーに供給され、該ホッパーから
回転ドラム内上部に投入される。回転ドラムは、その周
方向へ定速度で回転されているので、投入された円柱状
部品は回転ドラムの内周面の下部に対して自然落下す
る。
状部品は、回転ドラムの内面に突設の複数の部品受板が
周方向上方に回転移動することにより、該部品受板によ
って上方向に回転搬送されることとなる。
いき、部品受板が下方に傾斜下降する位置までくると、
当該円柱状部品は部品受板上を転動して部品ガイド内に
落下するが、該部品ガイドの向きは部品受板と同一であ
るので、円柱状部品は部品ガイドに対し所定向きで落下
し、ガイドパイプ内を軸方向に滑動して研磨機等に対し
所定向きで供給される。
が多くなり、当該部品相互が重なり合うと、その重なっ
た部品に作動レバーが接触して回転され、リミットスイ
ッチを作動することで、当該リミットスイッチと電気的
に接続のバケットコンベアの駆動源が停止し、回転ドラ
ム内に円柱状部品が投入されなくなる。
にして順次研磨機等に供給されていくことで、所定量に
もどると、上記作動レバーは元の位置に復帰する。この
ことによって、上記駆動源は始動し、再びバケットコン
ベアによる回転ドラム内への円柱状部品の投入が行なわ
れる。
図面を参照して説明する。図1は本発明の縦断面図を示
し、図2は図1におけるA−A′線矢視横断面図を示
し、図3は同上の正面図を示す。図1に示したように、
固定枠1は、横向きの円筒形状にして、前端を開口して
形成され、基盤(図示せず)に立設した主柱2に固定ブ
ロック3を介して固定させてある。
へ回転自在に、水平に軸支して内装させてある。即ち、
上記回転ドラム4は、その平面板4aの中心部に一端を
固定して後方へ延設させてある支軸5を、上記固定枠1
における背面板1aの中心部に固設した軸受6と、上記
固定ブロック3上に固設した軸受7を貫通して支承する
ことで、固定枠1に回転自在に軸支させてある。
れるモータ8の、その軸8aとベルト、チエン等による
巻掛け伝達機構9によって連動連接され、これにより上
記回転ドラム4は、図2矢印hで示した一定方向へ所定
速度で回転される。
1の前端開口部は、その外向きフランジ1bに前面板1
0を複数のボルト・ナット11・・・によって着脱自在
に固定して閉塞されている。
には、図1及び図2に示したように、所定横幅を有する
複数(本実施例では18個)の部品受板12・・・を、
周方向へ一定の間隔iをおいて、当該回転ドラム4の軸
方向に長く、かつ回転ドラム4の中心方向に突出して並
設させてある。
した如く、回転ドラム4内に投入された円柱状部品13
・・・を、一個ずつ上方に向けて回転搬送するために機
能する。
に示した如く内向きフランジ14を、上記各部品受板1
2・・・より僅かに内側に突出するよう設けてあり、こ
れにより回転ドラム4の前端には、上記フランジ14の
内周縁を開口縁とする開口部15を開設してあり、該開
口部15に、前記固定枠1における前面板10の裏面か
ら突設した短筒部10aを挿入してある。
部にはホッパー16を固設して、該ホッパー16より円
柱状部品13・・・を上記回転ドラム4内に投入するよ
うにしてある。
ラム4内には部品ガイド17を、該回転ドラム4内から
外側に傾斜下降して配設させてある。この部品ガイド1
7は、その回転ドラム4内に位置する部品17aを、図
2に明示した如く、正面略V字形状に形成させてあり、
その底部から外側に突出する部分17bを正面略U字形
状に形成して、図4に示した如く、基端上部を欠円部1
8aに形成したガイドパイプ18を、搬送する部品13
の直径に内径が対応するものと交換自在に基端部を嵌合
して取付け、外側へ傾斜下降して延出させてある。
9を略鉛直に、上記固定枠1の前面板10を貫通して水
平に支承されている回転軸20に上端を固定することで
垂設させてあり、該作動板19が図2に実線で示した垂
直位置から、同図に二点鎖線で示した位置に所定角度回
転されることにより、上記回転軸20を介して回転され
るよう、該回転軸20に固定して上記前面板10の前面
には作動片21を図3に示した如く設けてあると共に、
上記前面板10の前面には、上記作動片21が回転して
接触されるようリミットスイッチ22を配設させてあ
る。
バケットコンベア23の駆動源たるモータ27と配線2
4によって電気的に接続させてあり、上記作動片21が
リミットスイッチ22に接触すると、上記モータ27へ
の通電が断たれてバケットコンベア23が停止し、ま
た、作動片21がリミットスイッチ22から離れると、
上記モータ27に通電され、バケットコンベア23が回
転されるよう設けられている。
面略逆向きT字形状に形成させてあり、その前後方向
(回転ドラムの軸方向)に長い下端部19aが、図2に
示した如く重なり合っている円柱状部品13、13aの
うち、その上部の部品13aに突き当って作動板19は
回転され、上記作動片21がリミットスイッチ22と接
触するようにしてある。このことによって、上記バケッ
トコンベア23からホッパー16を介在して円柱状部品
13・・・が回転ドラム4内に投入される。その投入量
は制御され、常時適正量の円柱状部品13・・・が回転
ドラム4内に供給される。
きU字形状のカバー25を上記作動板19及び回転軸2
0の上部を覆って配設させてあり、これによって、円柱
状部品13・・・が回転ドラム4内に投入される際、上
記作動板19に接触したり、突き当るのを阻止して、当
該作動板19の誤動作を防止している。上記カバー25
は、上記した固定枠1の前面板10裏面にビス止め等に
よって固定してある。
状部品13・・・の収納容器(図示せず)内に配設し、
該収納容器内から各バケット23a・・・によって円柱
状部品13を所定量単位で上部に搬送し、シュート26
を介して前記ホッパー16に供給することにしてある。
5はその平面図を示し、図6はその側面図を示す。図5
及び図6において、28はコントロール砥石、29は研
磨砥石を各示し、30は上記両砥石28、29間の下部
に配設した円柱状部品13の受台を示す。
石28と研磨砥石29間の側方には、左右(図において
上下)に二分割されているパイプ支持台31を配設して
あり、これに前記したガイドパイプ18の先端部18b
を挾持固定して、円柱状部品13・・・を、ガイドパイ
プ18から上記両砥石28、29間に供給するようにし
てある。また、上記パイプ支持台31は、図示の矢印
j、k方向に移動自在にして、直径の異なるガイドパイ
プ18に対応できるようにしてある。
直径0.5〜10mm、長さ1〜50mm位に設定して
あるが、これに限ることなく、広範囲に適応できること
は勿論である。
ているので、回転ドラム内に投入された円柱状部品を、
該回転ドラムの内周面に、その軸方向へ並設の各部品受
板によって、所定高さまで回転搬送した後、部品ガイド
内に落下させ、当該円柱状部品の直径に対応した内径を
有するガイドパイプ内を通して軸方向(長さ方向)に一
個ずつ搬送するので、太径、長尺の部品は無論のこと、
径小部品及び短尺部品並びに端面が円弧面である部品
等、それらの長さ、径の大小及び端面形状の如何を問わ
ず、所定向きに搬送することができ、その結果、研磨機
等に対して適正に供給することができる。
びその部品受板の回転による回転搬送、自然落下の供給
方式であるから、従来例の振動式に比して部品の搬送能
率が高く、形状に対する適応性が広く、さらに、回転ド
ラムの回転速度及び部品受板の間隔を変えることで、部
品の搬送能率も容易、かつ自由にコントロールすること
ができる。
縦断面図である。
る。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 固定枠に周方向へ回転自在に軸支した回
転ドラムの内周面に、該回転ドラム内に投入される円柱
状部品を周方向に搬送する複数の部品受板を、周方向に
一定の間隔をおいて軸方向へ並行に突設し、前記回転ド
ラムの回転により、各部品受板によって回転搬送される
円柱状部品のその受板から落下する位置に、部品搬送用
ガイドパイプを交換自在に設けた部品ガイドを、前記回
転ドラムの軸方向へ、該回転ドラム内部から外側へ傾斜
下降して配設してなることを特徴とする円柱状部品の自
動送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10319836A JP2000128340A (ja) | 1998-10-22 | 1998-10-22 | 円柱状部品の自動送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10319836A JP2000128340A (ja) | 1998-10-22 | 1998-10-22 | 円柱状部品の自動送り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000128340A true JP2000128340A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=18114768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10319836A Pending JP2000128340A (ja) | 1998-10-22 | 1998-10-22 | 円柱状部品の自動送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000128340A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009269707A (ja) * | 2008-05-07 | 2009-11-19 | Toyota Motor Corp | コイルばね供給装置 |
JP2010134163A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Sharp Corp | 部品装着用治具及び該治具を用いた部品自動装着装置 |
CN106786189A (zh) * | 2016-12-22 | 2017-05-31 | 东莞市沃德精密机械有限公司 | 自动穿线机 |
CN113401638A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-09-17 | 黄山市恒连电子科技有限公司 | 全自动穿针套壳设备的送料机构及其送料方法 |
-
1998
- 1998-10-22 JP JP10319836A patent/JP2000128340A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009269707A (ja) * | 2008-05-07 | 2009-11-19 | Toyota Motor Corp | コイルばね供給装置 |
JP2010134163A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Sharp Corp | 部品装着用治具及び該治具を用いた部品自動装着装置 |
CN106786189A (zh) * | 2016-12-22 | 2017-05-31 | 东莞市沃德精密机械有限公司 | 自动穿线机 |
CN113401638A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-09-17 | 黄山市恒连电子科技有限公司 | 全自动穿针套壳设备的送料机构及其送料方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040917 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070417 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070814 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071012 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071211 |