JP2000127539A - ビデオプリンタのインクリボンカセット - Google Patents
ビデオプリンタのインクリボンカセットInfo
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- JP2000127539A JP2000127539A JP10307334A JP30733498A JP2000127539A JP 2000127539 A JP2000127539 A JP 2000127539A JP 10307334 A JP10307334 A JP 10307334A JP 30733498 A JP30733498 A JP 30733498A JP 2000127539 A JP2000127539 A JP 2000127539A
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用済みのインクリボンを破壊した状態でリ
ボン巻取スプール軸に巻き取るようにしたことによっ
て、インクリボンを巻き戻しても印画動作を不能にし不
正使用を防止するようにしたビデオプリンタのインクリ
ボンカセットを得る。 【解決手段】 リボン巻取スプール軸の近傍のカセット
筐体2に、インクリボンが巻き取られる動作に伴ってフ
レーム41に設けた複数の突起刃42によってインクリ
ボンに切り込みを入れて破壊するインクリボン破壊機構
40を備えた。
ボン巻取スプール軸に巻き取るようにしたことによっ
て、インクリボンを巻き戻しても印画動作を不能にし不
正使用を防止するようにしたビデオプリンタのインクリ
ボンカセットを得る。 【解決手段】 リボン巻取スプール軸の近傍のカセット
筐体2に、インクリボンが巻き取られる動作に伴ってフ
レーム41に設けた複数の突起刃42によってインクリ
ボンに切り込みを入れて破壊するインクリボン破壊機構
40を備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ映像等の記
録画像をハードコピー、いわゆるカラー等の写真として
印画するためのビデオプリンタに使用されるインクリボ
ンカセットに関し、詳しくは、リボン巻取スプール軸に
巻き取られる使用済みのインクリボンを破壊することに
よって、インクリボンを巻き戻して不正使用されること
を防止するようにしたものである。
録画像をハードコピー、いわゆるカラー等の写真として
印画するためのビデオプリンタに使用されるインクリボ
ンカセットに関し、詳しくは、リボン巻取スプール軸に
巻き取られる使用済みのインクリボンを破壊することに
よって、インクリボンを巻き戻して不正使用されること
を防止するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオプリンタに使用されるイン
クリボンカセットは、カセット筐体に未使用のインクリ
ボンを巻き付けてあるリボン供給スプール軸と、使用済
みのインクリボンを巻き取るリボン巻取スプール軸が装
填されている。このインクリボンカセットはビデオプリ
ンタに挿着され、印画紙へのプリント動作に伴って使用
済みのインクリボンがリボン巻取スプール軸に巻き取ら
れるようになっている。また、この種、インクリボンカ
セットは、カセット筐体が上下ハーフが合体された方式
のものと、下ハーフのみからなる方式とがある。
クリボンカセットは、カセット筐体に未使用のインクリ
ボンを巻き付けてあるリボン供給スプール軸と、使用済
みのインクリボンを巻き取るリボン巻取スプール軸が装
填されている。このインクリボンカセットはビデオプリ
ンタに挿着され、印画紙へのプリント動作に伴って使用
済みのインクリボンがリボン巻取スプール軸に巻き取ら
れるようになっている。また、この種、インクリボンカ
セットは、カセット筐体が上下ハーフが合体された方式
のものと、下ハーフのみからなる方式とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したイ
ンクリボンカセットは、リボン供給スプール軸からイン
クリボンが無くなることで廃棄されるように設計されて
いる。従って、使用済みのインクリボンは印画した部分
のインク染料も薄くなり、また、インクリボンカセット
とセットで販売されている印画紙も必要な枚数しか入っ
ていない。しかし、インク染料が薄くなっても印画動作
は可能なので、インクリボンを最後まで使いきったあと
でも、インクリボンを巻き戻して不正使用できるという
点で問題がある。
ンクリボンカセットは、リボン供給スプール軸からイン
クリボンが無くなることで廃棄されるように設計されて
いる。従って、使用済みのインクリボンは印画した部分
のインク染料も薄くなり、また、インクリボンカセット
とセットで販売されている印画紙も必要な枚数しか入っ
ていない。しかし、インク染料が薄くなっても印画動作
は可能なので、インクリボンを最後まで使いきったあと
でも、インクリボンを巻き戻して不正使用できるという
点で問題がある。
【0004】この場合、インクリボンを巻き戻して不正
使用しようとする際には、安価な印画紙を購入し使用し
ている。このような使用方法で印画した場合は、本来の
印画の場合と比較して印画物の色合いや印画紙の風合い
等、発売者の意図に反したものが市場に出回ることにな
るといった課題がある。
使用しようとする際には、安価な印画紙を購入し使用し
ている。このような使用方法で印画した場合は、本来の
印画の場合と比較して印画物の色合いや印画紙の風合い
等、発売者の意図に反したものが市場に出回ることにな
るといった課題がある。
【0005】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、使用済みのインクリボンを破壊
した状態でリボン巻取スプール軸に巻き取るようにした
ことによって、インクリボンを巻き戻しても印画動作を
不能にし不正使用を防止するようにしたビデオプリンタ
のインクリボンカセットを得ることを目的とする。
ためになされたもので、使用済みのインクリボンを破壊
した状態でリボン巻取スプール軸に巻き取るようにした
ことによって、インクリボンを巻き戻しても印画動作を
不能にし不正使用を防止するようにしたビデオプリンタ
のインクリボンカセットを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるビデオプリンタのインクリボンカセッ
トは、リボン巻取スプール軸あるいはリボン供給スプー
ル軸の近傍のカセット筐体に、インクリボンが巻き取ら
れる動作に伴って当該インクリボンを破壊するインクリ
ボン破壊手段を備えたものである。
め、本発明によるビデオプリンタのインクリボンカセッ
トは、リボン巻取スプール軸あるいはリボン供給スプー
ル軸の近傍のカセット筐体に、インクリボンが巻き取ら
れる動作に伴って当該インクリボンを破壊するインクリ
ボン破壊手段を備えたものである。
【0007】このように構成したことにより、巻き戻し
たときのインクリボンが破壊されていることから、リボ
ンが正常に巻き戻せず色ずれが生じたり、印画されない
空白部分が生じることになり、不正使用を防止すること
ができる。
たときのインクリボンが破壊されていることから、リボ
ンが正常に巻き戻せず色ずれが生じたり、印画されない
空白部分が生じることになり、不正使用を防止すること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるビデオプリン
タのインクリボンカセットの実施の形態の例を図面を参
照して説明する。
タのインクリボンカセットの実施の形態の例を図面を参
照して説明する。
【0009】まず、図1及び図2を参照してインクリボ
ンカセットの全体の構成について説明する。図1はイン
クリボンカセットの正常な姿勢の斜視図であり、図2は
インクリボンカセットを上下反転した状態の斜視図であ
る。
ンカセットの全体の構成について説明する。図1はイン
クリボンカセットの正常な姿勢の斜視図であり、図2は
インクリボンカセットを上下反転した状態の斜視図であ
る。
【0010】インクリボンカセットの全体を符号1で示
し、カセット筐体を符号2で示す。カセット筐体2はH
I−PS(ハイインパクト・ポリスチレン)等の硬質の
プラスチックから成形されており、カセット筐体2の両
側にはプリントメディアとしてのインクリボン3が巻装
される一対のスプール軸、すなわち、リボン供給スプー
ル軸4とリボン巻取スプール軸5が回転可能に装填され
ている。
し、カセット筐体を符号2で示す。カセット筐体2はH
I−PS(ハイインパクト・ポリスチレン)等の硬質の
プラスチックから成形されており、カセット筐体2の両
側にはプリントメディアとしてのインクリボン3が巻装
される一対のスプール軸、すなわち、リボン供給スプー
ル軸4とリボン巻取スプール軸5が回転可能に装填され
ている。
【0011】両スプール軸4,5は中央部に軸胴部4
a,5aと、この軸胴部4a,5aの両端部に前フラン
ジ4b,5bと、後フランジ 4c,5cとを有し、前
フランジ4b,5bの外面側に駆動軸部4d,5dを突
出し、後フランジ4c,5cの外面側に従動軸部4e,
5eが突出されている。そして、軸胴部4a,5aに架
け渡されるようにしてインクリボン3が巻装さている。
a,5aと、この軸胴部4a,5aの両端部に前フラン
ジ4b,5bと、後フランジ 4c,5cとを有し、前
フランジ4b,5bの外面側に駆動軸部4d,5dを突
出し、後フランジ4c,5cの外面側に従動軸部4e,
5eが突出されている。そして、軸胴部4a,5aに架
け渡されるようにしてインクリボン3が巻装さている。
【0012】また、両スプール軸4,5の駆動軸部4
d,5dはカセット筐体2の駆動側軸受部6a,6bに
軸受けされると共に、従動軸部4e,5eは従動側軸受
部7a,7bに軸受けされる。尚、両スプール軸4,5
もHI−PS等の硬質のプラスチックから成形されてい
る。
d,5dはカセット筐体2の駆動側軸受部6a,6bに
軸受けされると共に、従動軸部4e,5eは従動側軸受
部7a,7bに軸受けされる。尚、両スプール軸4,5
もHI−PS等の硬質のプラスチックから成形されてい
る。
【0013】両軸受部6a,6b及び7a,7bは、図
2に示したようにカセット筐体2を上下反転した状態に
おいて上方が開放されており、この開放部分の幅は両ス
プール軸4,5の駆動軸部4d,5d及び従動軸部4
e,5eの外径より若干狭くされている。従って、カセ
ット筐体2に両スプール軸4,5の装填は、図3Aに示
すようにカセット筐体2を上下反転した状態において、
両スプール軸4,5の駆動軸部4d,5d及び従動軸部
4e,5eをそれぞれ対応する軸受部6a,6b及び7
a,7bに押し込むと、開放部分が強制的に押し広げら
れて嵌め込まれ図3Bに示すように軸受け状態となる。
2に示したようにカセット筐体2を上下反転した状態に
おいて上方が開放されており、この開放部分の幅は両ス
プール軸4,5の駆動軸部4d,5d及び従動軸部4
e,5eの外径より若干狭くされている。従って、カセ
ット筐体2に両スプール軸4,5の装填は、図3Aに示
すようにカセット筐体2を上下反転した状態において、
両スプール軸4,5の駆動軸部4d,5d及び従動軸部
4e,5eをそれぞれ対応する軸受部6a,6b及び7
a,7bに押し込むと、開放部分が強制的に押し広げら
れて嵌め込まれ図3Bに示すように軸受け状態となる。
【0014】一方、インクリボン3はイエロー、マゼン
タ、シアンのプリント3原色の着色領域が連続して設け
られており、このインクリボン3の一部がカセット筐体
2の中央部に形成されている開口部8から露出し、この
開口部分においてプリント動作が行われる。尚、インク
リボン3は未使用のインクリボンがリボン供給スプール
軸4に巻かれ、使用済みのインクリボンがリボン巻取ス
プール軸5に巻き取られるように送り動作が行われる。
タ、シアンのプリント3原色の着色領域が連続して設け
られており、このインクリボン3の一部がカセット筐体
2の中央部に形成されている開口部8から露出し、この
開口部分においてプリント動作が行われる。尚、インク
リボン3は未使用のインクリボンがリボン供給スプール
軸4に巻かれ、使用済みのインクリボンがリボン巻取ス
プール軸5に巻き取られるように送り動作が行われる。
【0015】また、カセット筐体2の従動軸部4e,5
e側には板ばね9,9が取り付けられている。板ばね9
は図3に示すように略逆U字形状を有し、板ばね9の一
端側の基端部がばね固定溝10に挿入固定されていると
共に、他端側の先端部を従動軸部4e,5eの端面に圧
接させることで、両スプール軸4,5を駆動軸部4d,
5d側に向かって不正するようにしている。
e側には板ばね9,9が取り付けられている。板ばね9
は図3に示すように略逆U字形状を有し、板ばね9の一
端側の基端部がばね固定溝10に挿入固定されていると
共に、他端側の先端部を従動軸部4e,5eの端面に圧
接させることで、両スプール軸4,5を駆動軸部4d,
5d側に向かって不正するようにしている。
【0016】また、両スプール軸4,5の前フランジ4
b,5bの外面側には複数の係合溝11が形成され、こ
れに対応するカセット筐体の前面部2aの内壁面には突
部12が形成され、これによって、係合溝11が突部1
2と係合することにより、両スプール軸4,5の不要な
回転が防止されインクリボン3の弛みを防止している。
b,5bの外面側には複数の係合溝11が形成され、こ
れに対応するカセット筐体の前面部2aの内壁面には突
部12が形成され、これによって、係合溝11が突部1
2と係合することにより、両スプール軸4,5の不要な
回転が防止されインクリボン3の弛みを防止している。
【0017】また、カセット筐体2の後面部2bの内壁
面2bには一対の基準穴13a,13bが設けられてお
り、インクリボンカセット1をプリンタに装填した状態
で、この基準穴13a,13bがプリンタ側の基準ピン
に係合されて位置決めできるようになっている。
面2bには一対の基準穴13a,13bが設けられてお
り、インクリボンカセット1をプリンタに装填した状態
で、この基準穴13a,13bがプリンタ側の基準ピン
に係合されて位置決めできるようになっている。
【0018】さらに、リボン巻取スプール軸5には従動
軸部5eにコードリング14が回転自在に支持されてい
る。コードリング14の半分側はギア14aに形成さ
れ、残りの外周面にはインクリボン3に関する情報、例
えばインクリボンの種類やサイズ、感度等をバーコード
形式で印刷したコードラベル14bが貼着されている。
このコードリング14に多岐王してカセット筐体2に窓
部15が形成され、ここからコードリング14の一部が
露出されるようになっている。
軸部5eにコードリング14が回転自在に支持されてい
る。コードリング14の半分側はギア14aに形成さ
れ、残りの外周面にはインクリボン3に関する情報、例
えばインクリボンの種類やサイズ、感度等をバーコード
形式で印刷したコードラベル14bが貼着されている。
このコードリング14に多岐王してカセット筐体2に窓
部15が形成され、ここからコードリング14の一部が
露出されるようになっている。
【0019】次に、上述したインクリボンカセット1が
装填されるプリンタについて図4〜図7を参照して説明
する。
装填されるプリンタについて図4〜図7を参照して説明
する。
【0020】プリンタの全体を符号21で示す。プリン
タ本体22の前面部22aには電源スイッチ23、表示
パネル24、インクリボンカセット1が装填されるカセ
ット装填口25、プリント操作ボタン26、プリント用
紙収納トレイ27及びプリント取出口28が設けられて
いる。また、プリント本体22には、前面部22aを開
閉する蓋板29が開閉可能に取り付けられている。この
蓋板29の裏面には磁性金属板30が取り付けられ、こ
れに対応してプリンタ本体22の前面部22aにはマグ
ネット31が取り付けられ、蓋板29を閉じると磁性金
属板30が吸着されて蓋板29が閉止状態に固定される
ようになっている。尚、本例のプリンタ21では、図4
に示すように蓋板29を閉じた状態でも電源スイッチ2
3、表示パネル24及びプリント操作ポタン26が操作
できるようになっている。
タ本体22の前面部22aには電源スイッチ23、表示
パネル24、インクリボンカセット1が装填されるカセ
ット装填口25、プリント操作ボタン26、プリント用
紙収納トレイ27及びプリント取出口28が設けられて
いる。また、プリント本体22には、前面部22aを開
閉する蓋板29が開閉可能に取り付けられている。この
蓋板29の裏面には磁性金属板30が取り付けられ、こ
れに対応してプリンタ本体22の前面部22aにはマグ
ネット31が取り付けられ、蓋板29を閉じると磁性金
属板30が吸着されて蓋板29が閉止状態に固定される
ようになっている。尚、本例のプリンタ21では、図4
に示すように蓋板29を閉じた状態でも電源スイッチ2
3、表示パネル24及びプリント操作ポタン26が操作
できるようになっている。
【0021】カセット装填口25はインクリボンカセッ
ト1の外形形状に対応した空洞に形成され、ここにカセ
ット1がほぼ隙間のない状態で装填される。カセット装
填口25の内部には一対の基準ピン32a,32bが設
けられ、カセット1を装填した状態では基準ピン32
a,32bにカセット1の基準穴13a,13bが係合
されることによってカセット1の正確な位置決めが行わ
れる。
ト1の外形形状に対応した空洞に形成され、ここにカセ
ット1がほぼ隙間のない状態で装填される。カセット装
填口25の内部には一対の基準ピン32a,32bが設
けられ、カセット1を装填した状態では基準ピン32
a,32bにカセット1の基準穴13a,13bが係合
されることによってカセット1の正確な位置決めが行わ
れる。
【0022】また、カセット装填口25の奥壁には一対
の駆動軸33,34が配置され、図7に示すようにカセ
ット1を装填した状態では駆動軸33,34に両スプー
ル軸4,5の駆動軸部4d,5dが係合されて一体に回
転される状態となる。尚、カセット1の装填状態におい
ては、駆動軸33,34によって両スプール軸4,5が
板ばね9,9の押圧付勢力に抗して押し込まれ、これに
よって、両スプール軸4,5は係合溝11から突起12
から外れて回転可能な状態となる。
の駆動軸33,34が配置され、図7に示すようにカセ
ット1を装填した状態では駆動軸33,34に両スプー
ル軸4,5の駆動軸部4d,5dが係合されて一体に回
転される状態となる。尚、カセット1の装填状態におい
ては、駆動軸33,34によって両スプール軸4,5が
板ばね9,9の押圧付勢力に抗して押し込まれ、これに
よって、両スプール軸4,5は係合溝11から突起12
から外れて回転可能な状態となる。
【0023】駆動軸33,34は駆動モータ35,36
によって回転駆動され、駆動軸33,34と一体にスプ
ール軸4,5が回転されることによりインクリボン3の
送り動作が行われる。
によって回転駆動され、駆動軸33,34と一体にスプ
ール軸4,5が回転されることによりインクリボン3の
送り動作が行われる。
【0024】また、プリンタ本体22の内部にはビデオ
映像等の記録画像をプリントする図示しないプリントヘ
ッドが設けられ、このプリントヘッドによりカセット1
の開口部8に露出しているインクリボン3からインクが
プリント用紙に転写されて画像のプリント動作が行わ
れ、プリントされたプリント用紙がプリント取出口28
から取り出せる。
映像等の記録画像をプリントする図示しないプリントヘ
ッドが設けられ、このプリントヘッドによりカセット1
の開口部8に露出しているインクリボン3からインクが
プリント用紙に転写されて画像のプリント動作が行わ
れ、プリントされたプリント用紙がプリント取出口28
から取り出せる。
【0025】さて、インクリボン3は印画紙へのプリン
ト動作に伴って使用済のインクリボンがリボン巻取スプ
ール軸5に巻き取られるものであるが、ここで、インク
リボン3はインクリボン破壊機構により破壊されながら
リボン巻取スプール軸5に巻き取られる。
ト動作に伴って使用済のインクリボンがリボン巻取スプ
ール軸5に巻き取られるものであるが、ここで、インク
リボン3はインクリボン破壊機構により破壊されながら
リボン巻取スプール軸5に巻き取られる。
【0026】以下、インクリボン破壊機構の幾つかの実
施の形態の例を図面を参照して説明する。
施の形態の例を図面を参照して説明する。
【0027】図8〜図10はインクリボン破壊機構の一
例を示すもので、図8はインクリボン破壊機構40がカ
セット筐体に取り付けられた状態の斜視図、図9はイン
クリボン破壊機構40の斜視図、図10は図8のA−A
線断面図である。
例を示すもので、図8はインクリボン破壊機構40がカ
セット筐体に取り付けられた状態の斜視図、図9はイン
クリボン破壊機構40の斜視図、図10は図8のA−A
線断面図である。
【0028】インクリボン破壊機構40はカセット筐体
2と同様なHI−PS等からなるプラスチックから成形
されている。インクリボン破壊機構40はフレーム41
の上端部に複数の突起刃42を有し、このフレーム41
には撓み変形可能な傾斜状の弾性片43を介して取付板
44が一体成形されている。上述したインクリボン破壊
機構40はリボン巻取スプール軸のリボン巻き取り側の
近傍に並行に配置され、取付板44をカセット筐体2に
ビス止めや、あるいは超音波溶着等の方法により固定さ
れる。
2と同様なHI−PS等からなるプラスチックから成形
されている。インクリボン破壊機構40はフレーム41
の上端部に複数の突起刃42を有し、このフレーム41
には撓み変形可能な傾斜状の弾性片43を介して取付板
44が一体成形されている。上述したインクリボン破壊
機構40はリボン巻取スプール軸のリボン巻き取り側の
近傍に並行に配置され、取付板44をカセット筐体2に
ビス止めや、あるいは超音波溶着等の方法により固定さ
れる。
【0029】このように構成したインクリボン破壊機構
40の動作を図10及び図11について説明する。
40の動作を図10及び図11について説明する。
【0030】図10はインクリボン3がリボン巻取スプ
ール軸5に巻き取り始めを示したもので、インクリボン
3は緊張している。このとき、リボン巻取スプール軸5
の近くのインクリボン3はインクリボン破壊機構40の
複数の突起刃42によって破られ、刃先がインクリボン
3を突き抜けている。
ール軸5に巻き取り始めを示したもので、インクリボン
3は緊張している。このとき、リボン巻取スプール軸5
の近くのインクリボン3はインクリボン破壊機構40の
複数の突起刃42によって破られ、刃先がインクリボン
3を突き抜けている。
【0031】かくして、インクリボン3の1つの着色領
域の印画動作が終了する度ごとに、インクリボン3がリ
ボン巻取スプール軸5に巻き取られるが、このとき、使
用済みのインクリボン3は図11に示すように突起刃4
2によって切り込み3aが入れられ破壊されながらリボ
ン巻取スプール軸5に巻き取られる。尚、インクリボン
3は厚さが約10ミクロンのポリエチレンテレフタレー
トであるので、インクリボンが緊張した状態であれば突
起刃42によって容易に破壊することができる。
域の印画動作が終了する度ごとに、インクリボン3がリ
ボン巻取スプール軸5に巻き取られるが、このとき、使
用済みのインクリボン3は図11に示すように突起刃4
2によって切り込み3aが入れられ破壊されながらリボ
ン巻取スプール軸5に巻き取られる。尚、インクリボン
3は厚さが約10ミクロンのポリエチレンテレフタレー
トであるので、インクリボンが緊張した状態であれば突
起刃42によって容易に破壊することができる。
【0032】また、リボン巻取スプール軸5に巻き取ら
れるに伴ってインクリボン3は巻き径が太くなるにした
がって、インクリボン破壊機構40の弾性片43が変形
し突起刃42が押し戻されて後退するので、インクリボ
ン3の全てが切り込みによる破壊が行われる。
れるに伴ってインクリボン3は巻き径が太くなるにした
がって、インクリボン破壊機構40の弾性片43が変形
し突起刃42が押し戻されて後退するので、インクリボ
ン3の全てが切り込みによる破壊が行われる。
【0033】このように破壊されてリボン巻取スプール
軸5に巻き取られたインクリボン3は、たとえ、リボン
供給スプール軸4に巻き戻して不正使用した場合、切り
込み3aの入った部分が印画動作の際に白く抜けて印画
面が不完全となる。また、切り込みを入れながらリボン
巻取スプール軸5に巻き取っていく際にも、画像データ
の種類等により同一色のなかでも印画紙への転写量の違
い等によりインクリボン3が「わかめ状」になる度合い
が違うため均一に巻き取られることはなく、これによっ
て、不正使用した場合に色ずれが発生し印画面が不完全
となる。
軸5に巻き取られたインクリボン3は、たとえ、リボン
供給スプール軸4に巻き戻して不正使用した場合、切り
込み3aの入った部分が印画動作の際に白く抜けて印画
面が不完全となる。また、切り込みを入れながらリボン
巻取スプール軸5に巻き取っていく際にも、画像データ
の種類等により同一色のなかでも印画紙への転写量の違
い等によりインクリボン3が「わかめ状」になる度合い
が違うため均一に巻き取られることはなく、これによっ
て、不正使用した場合に色ずれが発生し印画面が不完全
となる。
【0034】尚、上述したインクリボン破壊機構40
は、カセット筐体2と同一部材に限定することなく、ス
テンレス等の金属材から成形しカセット筐体2にビス止
め等で固定することであってもよい。
は、カセット筐体2と同一部材に限定することなく、ス
テンレス等の金属材から成形しカセット筐体2にビス止
め等で固定することであってもよい。
【0035】図12に別の実施の形態のインクリボン破
壊機構45を示す。このインクリボン破壊機構45は、
上端部に突起刃46を備えたフレーム47がリボン巻取
スプール軸のリボン巻き取り側の近傍に並行にされた状
態でカセット筐体2に一体成形されている。尚、インク
リボン破壊機構45はステンレス等の金属材から成形
し、カセット筐体2に嵌め込み式に固定したり、ビス止
め等により固定することであってもよい。
壊機構45を示す。このインクリボン破壊機構45は、
上端部に突起刃46を備えたフレーム47がリボン巻取
スプール軸のリボン巻き取り側の近傍に並行にされた状
態でカセット筐体2に一体成形されている。尚、インク
リボン破壊機構45はステンレス等の金属材から成形
し、カセット筐体2に嵌め込み式に固定したり、ビス止
め等により固定することであってもよい。
【0036】このように構成したインクリボン破壊機構
45は、固定式であるので使用済みのインクリボンがリ
ボン巻取スプール軸に巻き取り始めでは、インクリボン
が突起刃46に接触しないが、インクリボンの巻き径が
ある程度太くなってきた途中からインクリボンが突起刃
46に接触し切り込みが入れられ破壊されるようになっ
ている。従って、この場合では巻き戻されたインクリボ
ンは、破壊されていない部分では不正使用が可能である
が、途中からはインクリボンが破壊されているので不正
使用が不能となる。
45は、固定式であるので使用済みのインクリボンがリ
ボン巻取スプール軸に巻き取り始めでは、インクリボン
が突起刃46に接触しないが、インクリボンの巻き径が
ある程度太くなってきた途中からインクリボンが突起刃
46に接触し切り込みが入れられ破壊されるようになっ
ている。従って、この場合では巻き戻されたインクリボ
ンは、破壊されていない部分では不正使用が可能である
が、途中からはインクリボンが破壊されているので不正
使用が不能となる。
【0037】本発明のインクリボン破壊機構は、リボン
巻取スプール軸側に配置することに限ることはなく、リ
ボン供給スプール軸側に配置することであってもよい。
この場合のインクリボン破壊機構48の実施の形態の例
を図13及び図14に示す。
巻取スプール軸側に配置することに限ることはなく、リ
ボン供給スプール軸側に配置することであってもよい。
この場合のインクリボン破壊機構48の実施の形態の例
を図13及び図14に示す。
【0038】リボン供給スプール軸4側の近傍に図12
と同様に、上端部に複数の突起刃49を備えたフレーム
50がカセット筐体2に一体成形されている。このフレ
ーム50の背面側には突起刃49が覆われるように倒立
可能のカバー51が配置されている。カバー51にはフ
ック片52が設けられていると共に、リボン供給スプー
ル軸4の後フランジ4cに上述したフック片52と係合
する爪片53が形成されている。
と同様に、上端部に複数の突起刃49を備えたフレーム
50がカセット筐体2に一体成形されている。このフレ
ーム50の背面側には突起刃49が覆われるように倒立
可能のカバー51が配置されている。カバー51にはフ
ック片52が設けられていると共に、リボン供給スプー
ル軸4の後フランジ4cに上述したフック片52と係合
する爪片53が形成されている。
【0039】このように構成したインクリボン破壊機構
48は、リボン供給スプール軸からインクリボンが引き
出される通常のプリント動作にあっては、リボン供給ス
プール軸から引き出されたインクリボンは突起刃49が
カバー51で覆われているので、破壊されることなくリ
ボン巻取スプール軸に巻き取られる。この通常のインク
リボンの引き出し動作では、リボン供給スプール軸4の
後フランジ4cに形成した爪片53はカバー51のフッ
ク片52に何ら干渉することはない。
48は、リボン供給スプール軸からインクリボンが引き
出される通常のプリント動作にあっては、リボン供給ス
プール軸から引き出されたインクリボンは突起刃49が
カバー51で覆われているので、破壊されることなくリ
ボン巻取スプール軸に巻き取られる。この通常のインク
リボンの引き出し動作では、リボン供給スプール軸4の
後フランジ4cに形成した爪片53はカバー51のフッ
ク片52に何ら干渉することはない。
【0040】ところで、リボン巻取スプール軸に巻き取
られたインクリボンが巻き戻される動作が行われると、
リボン供給スプール軸4の後フランジ4cの爪片53が
カバー51のフック片52に引っ掛かり、カバー51が
引き倒されることで突起刃49が露出し(図14参
照)、このため、巻き戻されたインクリボンは突起刃4
9によって破壊されることになる。
られたインクリボンが巻き戻される動作が行われると、
リボン供給スプール軸4の後フランジ4cの爪片53が
カバー51のフック片52に引っ掛かり、カバー51が
引き倒されることで突起刃49が露出し(図14参
照)、このため、巻き戻されたインクリボンは突起刃4
9によって破壊されることになる。
【0041】図15〜図17はインクリボン破壊機構の
さらに別の実施の形態の例を示すもので、図15はイン
クリボン破壊機構60がカセット筐体に取り付けられた
状態の斜視図、図16はインクリボン破壊機構60の斜
視図、図17は図15のB−B線断面図である。
さらに別の実施の形態の例を示すもので、図15はイン
クリボン破壊機構60がカセット筐体に取り付けられた
状態の斜視図、図16はインクリボン破壊機構60の斜
視図、図17は図15のB−B線断面図である。
【0042】インクリボン破壊機構60はプラスチック
成形材からなるプレート61の上面に例えば、ヤスリ状
面62を加工した複数のラッピングテーブ63が貼り付
けられている。また、プレート61にはヒンジ片64を
介して取付板65が一体成形されている。尚、ヒンジ片
64は本例ではプレート61及び取付板65が連接され
ている角部が折り曲がり可能にされている。
成形材からなるプレート61の上面に例えば、ヤスリ状
面62を加工した複数のラッピングテーブ63が貼り付
けられている。また、プレート61にはヒンジ片64を
介して取付板65が一体成形されている。尚、ヒンジ片
64は本例ではプレート61及び取付板65が連接され
ている角部が折り曲がり可能にされている。
【0043】上述したインクリボン破壊機構60はリボ
ン巻取スプール軸5のリボン巻き取り側の近傍に並行に
配置され、取付板65をカセット筐体2にビス止めや、
あるいは超音波溶着等の方法により固定される。
ン巻取スプール軸5のリボン巻き取り側の近傍に並行に
配置され、取付板65をカセット筐体2にビス止めや、
あるいは超音波溶着等の方法により固定される。
【0044】このように構成したインクリボン破壊機構
60では、インクリボン3が巻き取り動作されると、使
用済みのインクリボン3のリボン染料が掻き取られ破壊
されながらリボン巻取スプール軸5に巻き取られてい
く。尚、インクリボン3のリボン染料は厚さが約1.2
ミクロンであるので、インクリボンが緊張した状態であ
ればヤスリ状面62によって容易に掻き取り破壊するこ
とができる。
60では、インクリボン3が巻き取り動作されると、使
用済みのインクリボン3のリボン染料が掻き取られ破壊
されながらリボン巻取スプール軸5に巻き取られてい
く。尚、インクリボン3のリボン染料は厚さが約1.2
ミクロンであるので、インクリボンが緊張した状態であ
ればヤスリ状面62によって容易に掻き取り破壊するこ
とができる。
【0045】また、リボン巻取スプール軸5に巻き取ら
れるに伴ってインクリボン3は巻き径が太くなるにした
がって、インクリボン破壊機構60のヒンジ片が変形し
プレート61が押し戻されて後退するので、インクリボ
ン3のリボン染料が最後の残りまで掻き取られ破壊が行
われる。
れるに伴ってインクリボン3は巻き径が太くなるにした
がって、インクリボン破壊機構60のヒンジ片が変形し
プレート61が押し戻されて後退するので、インクリボ
ン3のリボン染料が最後の残りまで掻き取られ破壊が行
われる。
【0046】このように破壊されてリボン巻取スプール
軸5に巻き取られたインクリボン3は、たとえ、リボン
供給スプール軸4に巻き戻して不正使用した場合、掻き
取られた部分が印画動作の際に白く抜けて印画面が不完
全となる。また、掻き取られながらリボン巻取スプール
軸5に巻き取っていく際にも、画像データの種類等によ
り同一色のなかでも印画紙への転写量の違い等によりイ
ンクリボン3が「わかめ状」になる度合いが違うため均
一に巻き取られることはなく、これによって、不正使用
した場合に色ずれが発生し印画面が不完全となる。
軸5に巻き取られたインクリボン3は、たとえ、リボン
供給スプール軸4に巻き戻して不正使用した場合、掻き
取られた部分が印画動作の際に白く抜けて印画面が不完
全となる。また、掻き取られながらリボン巻取スプール
軸5に巻き取っていく際にも、画像データの種類等によ
り同一色のなかでも印画紙への転写量の違い等によりイ
ンクリボン3が「わかめ状」になる度合いが違うため均
一に巻き取られることはなく、これによって、不正使用
した場合に色ずれが発生し印画面が不完全となる。
【0047】尚、上述したインクリボン破壊機構60
は、ヤスリ状面62を形成したラッピングテープ63を
使用するものに限定されるものでなく、ステンレス等の
金属材からなるプレート面に直接ヤスリ状面を加工する
ことであってもよい。
は、ヤスリ状面62を形成したラッピングテープ63を
使用するものに限定されるものでなく、ステンレス等の
金属材からなるプレート面に直接ヤスリ状面を加工する
ことであってもよい。
【0048】本発明は上述しかつ図面に示した実施の形
態の例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない
範囲内で種々の変形実施が可能である。
態の例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない
範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0049】本例で示したインクリボン破壊機構は一例
であって、突起刃の形状は特に限定するものでなく、イ
ンクリボンに切り込みが入れられる形状であればよい。
また、リボン染料が掻き取れるものであればヤスリ状面
以外であってもよい。
であって、突起刃の形状は特に限定するものでなく、イ
ンクリボンに切り込みが入れられる形状であればよい。
また、リボン染料が掻き取れるものであればヤスリ状面
以外であってもよい。
【0050】また、インクリボン破壊機構は、リボン巻
取スプール軸あるいはリボン供給スプール軸に必ずしも
並行でなくてもよく、巻き戻されるインクリボンが破壊
される位置に配置されていればよい。
取スプール軸あるいはリボン供給スプール軸に必ずしも
並行でなくてもよく、巻き戻されるインクリボンが破壊
される位置に配置されていればよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるビデオ
プリンタのインクリボンカセットは、リボン巻取スプー
ル軸あるいはリボン供給スプール軸の近傍のカセット筐
体に、インクリボンが巻き取られる動作に伴って当該イ
ンクリボンを破壊するインクリボン破壊手段を備えたこ
とによって、インクリボンを巻き戻しても、インクリボ
ンが破壊され使用不能となることから、インクリボンの
不正使用を確実に防止することができ、これによって、
発売者の意図に反した使い方を回避すくことができる。
プリンタのインクリボンカセットは、リボン巻取スプー
ル軸あるいはリボン供給スプール軸の近傍のカセット筐
体に、インクリボンが巻き取られる動作に伴って当該イ
ンクリボンを破壊するインクリボン破壊手段を備えたこ
とによって、インクリボンを巻き戻しても、インクリボ
ンが破壊され使用不能となることから、インクリボンの
不正使用を確実に防止することができ、これによって、
発売者の意図に反した使い方を回避すくことができる。
【図1】本発明によるビデオプリンタのインクリボンカ
セットの斜視図である。
セットの斜視図である。
【図2】同じくインクリボンカセットを上下反転した状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図3】A カセット筐体にスプール軸を装填する仕方
の説明図である。 B カセット筐体にスプール軸が装填された状態の説明
図である。
の説明図である。 B カセット筐体にスプール軸が装填された状態の説明
図である。
【図4】ビデオプリンタの外観斜視図である。
【図5】ビデオプリンタにインクリボンカセットを装填
する状態の斜視図である。
する状態の斜視図である。
【図6】ビデオプリンタの蓋板を開放した正面図であ
る。
る。
【図7】ビデオプリンタにインクリボンカセットを装填
した状態の部分断面平面図である。
した状態の部分断面平面図である。
【図8】カセット筐体に本例のインクリボン破壊機構を
備えた斜視図である。
備えた斜視図である。
【図9】同じくインクリボン破壊機構の斜視図である。
【図10】図8のA−A線断面図である。
【図11】インクリボンが破壊される状態の説明図であ
る。
る。
【図12】カセット筐体に別の例のインクリボン破壊機
構を備えた斜視図である。
構を備えた斜視図である。
【図13】カセット筐体の別の位置にインクリボン破壊
機構を備えた斜視図である。
機構を備えた斜視図である。
【図14】図13のインクリボン破壊機構の破壊動作状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図15】カセット筐体にさらに別の例のインクリボン
破壊機構を備えた斜視図である。
破壊機構を備えた斜視図である。
【図16】同じくインクリボン破壊機構の斜視図であ
る。
る。
【図17】図16のB−B線断面図である。
1…インクリボンカセット、2…カセット筐体、3…イ
ンクリボン、4…リボン供給スプール、5…リボン巻取
スプール、21…ビデオプリンタ、40…インクリボン
破壊機構、41…フレーム、42…突起刃、43…ヒン
ジ、44…取付板、45…インクリボン破壊機構、46
…突起刃、47…フレーム、48…インクリボン破壊機
構、49…突起刃、50…フレーム、51…カバー、5
2…フック片、53…爪片、60…インクリボン破壊機
構、61…プレート、62…ヤスリ状面、63…ラッピ
ングテープ、64…ヒンジ、65…取付板
ンクリボン、4…リボン供給スプール、5…リボン巻取
スプール、21…ビデオプリンタ、40…インクリボン
破壊機構、41…フレーム、42…突起刃、43…ヒン
ジ、44…取付板、45…インクリボン破壊機構、46
…突起刃、47…フレーム、48…インクリボン破壊機
構、49…突起刃、50…フレーム、51…カバー、5
2…フック片、53…爪片、60…インクリボン破壊機
構、61…プレート、62…ヤスリ状面、63…ラッピ
ングテープ、64…ヒンジ、65…取付板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C068 AA02 AA15 AA22 EE03 EE60 EE62 FF01 FF07 FF14 MM03 MM15 MM17 MM21 MM22 MM24 MM25 PP02 PP07
Claims (3)
- 【請求項1】 未使用のインクリボンを巻き付けてある
リボン供給スプール軸と、使用済みのインクリボンを巻
き取るリボン巻取スプール軸とをカセット筐体に有し、
両スプール軸のそれぞれ一端側に駆動軸部と、他端側に
従動軸部を備えているビデオプリンタのインクリボンカ
セットにおいて、 上記リボン巻取スプール軸あるいは上記リボン供給スプ
ール軸の近傍の上記カセット筐体に、上記インクリボン
が巻き取られる動作に伴って当該インクリボンを破壊す
るインクリボン破壊手段を備えたことを特徴とするビデ
オプリンタのインクリボンカセット。 - 【請求項2】 請求項1記載のビデオプリンタのインク
リボンカセットにおいて、 上記インクリボン破壊手段は、突起刃によってインクリ
ボンを裁断状態にして巻き取るようにしたことを特徴と
するビデオプリンタのインクリボンカセット。 - 【請求項3】 請求項1記載のビデオプリンタのインク
リボンカセットにおいて、 上記インクリボン破壊手段は、ヤスリ面によってインク
リボンのリボン染料を掻き取るようにしたことを特徴と
するビデオプリンタのインクリボンカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10307334A JP2000127539A (ja) | 1998-10-28 | 1998-10-28 | ビデオプリンタのインクリボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10307334A JP2000127539A (ja) | 1998-10-28 | 1998-10-28 | ビデオプリンタのインクリボンカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000127539A true JP2000127539A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=17967889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10307334A Pending JP2000127539A (ja) | 1998-10-28 | 1998-10-28 | ビデオプリンタのインクリボンカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000127539A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019166812A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写印画装置及び熱転写印画方法 |
-
1998
- 1998-10-28 JP JP10307334A patent/JP2000127539A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019166812A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写印画装置及び熱転写印画方法 |
JP7017106B2 (ja) | 2018-03-26 | 2022-02-08 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写印画装置 |
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