JP2000126293A - 針無注射器 - Google Patents
針無注射器Info
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- needleless syringe
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/30—Syringes for injection by jet action, without needle, e.g. for use with replaceable ampoules or carpules
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
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- A61M5/31—Details
- A61M5/32—Needles; Details of needles pertaining to their connection with syringe or hub; Accessories for bringing the needle into, or holding the needle on, the body; Devices for protection of needles
- A61M5/329—Needles; Details of needles pertaining to their connection with syringe or hub; Accessories for bringing the needle into, or holding the needle on, the body; Devices for protection of needles characterised by features of the needle shaft
- A61M5/3291—Shafts with additional lateral openings
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Abstract
(57)【要約】
【課題】注射する薬液量が多い場合でも、針無注射器の
注射時間を短くすると共に、注射時の痛みを無くする。 【解決手段】針無注射器のノズル2の先端曲面部にその
面と垂直方向に複数の細い噴射孔2a、2b、2cを設
け、ノズル2内の薬液室2dに取り込んだ薬液を高速、
高圧で噴射注入させると、薬液は各噴射孔2a、2b、
2cから同じ圧力で、注射部位の皮膚面に対して垂直に
注入されることになり、注射失敗を起こさない短い注射
時間内で痛みを伴わずに注射を行うことができる。
注射時間を短くすると共に、注射時の痛みを無くする。 【解決手段】針無注射器のノズル2の先端曲面部にその
面と垂直方向に複数の細い噴射孔2a、2b、2cを設
け、ノズル2内の薬液室2dに取り込んだ薬液を高速、
高圧で噴射注入させると、薬液は各噴射孔2a、2b、
2cから同じ圧力で、注射部位の皮膚面に対して垂直に
注入されることになり、注射失敗を起こさない短い注射
時間内で痛みを伴わずに注射を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズルの噴射孔か
ら吸入した一定量の薬液をジェット噴射させて皮下注射
を行う針無注射器に関する。
ら吸入した一定量の薬液をジェット噴射させて皮下注射
を行う針無注射器に関する。
【0002】
【従来の技術】針無注射器はその先端部のノズルの噴射
孔から薬液を一定量吸入した後、再度噴射孔から薬液を
ジェット噴射することにより、薬液を患者の皮下に注入
する注射器である。すなわち、針無注射器による注射は
皮下注入時に注射針を使用しない針無注射であるため、
痛みを伴わない、注射痕が残らない、注射ミスが皆無等
の利点があり、例えば糖尿病患者自身が日常的にインシ
ュリンを自己注射する場合にも用いられている。
孔から薬液を一定量吸入した後、再度噴射孔から薬液を
ジェット噴射することにより、薬液を患者の皮下に注入
する注射器である。すなわち、針無注射器による注射は
皮下注入時に注射針を使用しない針無注射であるため、
痛みを伴わない、注射痕が残らない、注射ミスが皆無等
の利点があり、例えば糖尿病患者自身が日常的にインシ
ュリンを自己注射する場合にも用いられている。
【0003】従来、このような針無注射器には、その先
端部分に図4に示すようなノズル10が用いられてい
る。このノズル10内のシール機能を備えたピストン1
1を前後に駆動することにより、噴射孔10aを通して
薬液の吸入、噴射注入が行われている。前記噴射孔10
aは、ノズル10の中心軸上に位置して設けられ、注射
量が多い場合にも十分な噴射圧力を保持したまま瞬時に
注射が完了するように、その口径は比較的大きく、0.
16mm程度に仕上げられている。ちなみに、インシュ
リンの場合には2〜50単位の注射量を注射することが
可能である。
端部分に図4に示すようなノズル10が用いられてい
る。このノズル10内のシール機能を備えたピストン1
1を前後に駆動することにより、噴射孔10aを通して
薬液の吸入、噴射注入が行われている。前記噴射孔10
aは、ノズル10の中心軸上に位置して設けられ、注射
量が多い場合にも十分な噴射圧力を保持したまま瞬時に
注射が完了するように、その口径は比較的大きく、0.
16mm程度に仕上げられている。ちなみに、インシュ
リンの場合には2〜50単位の注射量を注射することが
可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の針無注射器は以
上のように構成されているが、噴射孔の口径が一定値以
上を越えると注射時に痛みを伴い、その痛みは噴射孔の
口径の大きさにおよそ比例することがわかっている。ま
た、噴射孔の口径を小さくすると注射時の痛みは無い
が、噴射孔からの薬液噴射量が少ないため注射時間が長
くなり、注射部位で注射器が動いたりして注射失敗を起
こすという問題があった。
上のように構成されているが、噴射孔の口径が一定値以
上を越えると注射時に痛みを伴い、その痛みは噴射孔の
口径の大きさにおよそ比例することがわかっている。ま
た、噴射孔の口径を小さくすると注射時の痛みは無い
が、噴射孔からの薬液噴射量が少ないため注射時間が長
くなり、注射部位で注射器が動いたりして注射失敗を起
こすという問題があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、注射量が多い場合でも注射時の痛みが
なく、注射時間が短くて注射失敗のない針無注射器を提
供することを目的とする。
たものであって、注射量が多い場合でも注射時の痛みが
なく、注射時間が短くて注射失敗のない針無注射器を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、先端部のノズルの噴射孔から吸入した一
定量の薬液を、前記噴射孔からジェット噴射させ皮下注
射する針無注射器において、前記ノズル先端に複数の噴
射孔を設けたものである。
め、本発明は、先端部のノズルの噴射孔から吸入した一
定量の薬液を、前記噴射孔からジェット噴射させ皮下注
射する針無注射器において、前記ノズル先端に複数の噴
射孔を設けたものである。
【0007】本発明の針無注射器は、上記のように構成
されており、細い複数の噴射孔から注射部位に垂直に薬
液を噴射させて注射することができ、注射時の痛みと注
射失敗を無くすことができる。
されており、細い複数の噴射孔から注射部位に垂直に薬
液を噴射させて注射することができ、注射時の痛みと注
射失敗を無くすことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明を詳細
に説明する。図1は本発明のノズルを用いた針無注射器
の実施例を示す断面図、図2は本発明のノズルの構造を
示す断面図、図3は本発明の針無注射器と薬液バイアル
の結合状態を示す断面図である。
に説明する。図1は本発明のノズルを用いた針無注射器
の実施例を示す断面図、図2は本発明のノズルの構造を
示す断面図、図3は本発明の針無注射器と薬液バイアル
の結合状態を示す断面図である。
【0009】図1に示すように、針無注射器1は両端面
が開口している前側円筒4と後側円筒5とがネジ部42
にて螺合されてなる金属製あるいは硬質樹脂製の円筒体
6と、その先端部のネジ部43にて螺合され、先端に噴
射孔2a、2b、2cと内部にピストン21を備えたノ
ズル2と、円筒体6の中空部にあって軸方向に移動可能
にピストン21を連結したロッド3及びその駆動機構か
ら構成されている。
が開口している前側円筒4と後側円筒5とがネジ部42
にて螺合されてなる金属製あるいは硬質樹脂製の円筒体
6と、その先端部のネジ部43にて螺合され、先端に噴
射孔2a、2b、2cと内部にピストン21を備えたノ
ズル2と、円筒体6の中空部にあって軸方向に移動可能
にピストン21を連結したロッド3及びその駆動機構か
ら構成されている。
【0010】前記ピストン21は円錐体21aに薬液を
シールするためのOリング21bを巻着し、その後方に
あるT形連結部21cをロッド3の長孔3aに嵌合させ
ることによりロッド3に連結している。また、前記ロッ
ド3は、その先端から約1/4の長さの所にフランジリ
ング31を一体的に結合し、その後方部円周上のラッチ
孔35を、後端部に凹み36を設けている。そして、ロ
ッド3の後方部の軸方向にフランジ33付きのガイドパ
イプ32が嵌め込まれ、前記フランジリング31とフラ
ンジ33間には圧縮バネ34がロッド3を通して配設さ
れており、それによってロッド3は前進方向に付勢する
力を与えられている。
シールするためのOリング21bを巻着し、その後方に
あるT形連結部21cをロッド3の長孔3aに嵌合させ
ることによりロッド3に連結している。また、前記ロッ
ド3は、その先端から約1/4の長さの所にフランジリ
ング31を一体的に結合し、その後方部円周上のラッチ
孔35を、後端部に凹み36を設けている。そして、ロ
ッド3の後方部の軸方向にフランジ33付きのガイドパ
イプ32が嵌め込まれ、前記フランジリング31とフラ
ンジ33間には圧縮バネ34がロッド3を通して配設さ
れており、それによってロッド3は前進方向に付勢する
力を与えられている。
【0011】一方、後側円筒5内の円周上の突起部51
の後方には固定リング52が固設され、その後方部円周
上に設けられた複数個の小孔54にラッチボール53が
嵌め込まれている。そして、固定リング52の後方には
スライドリング57が軸方向に移動可能に挿入され、そ
のスライドリング57の後端にラッチ解除ボタン56が
軸方向に移動可能に嵌め込まれている。また、固定リン
グ52の後端には可動小ピース58が軸方向に移動可能
に嵌め込まれている。この可動小ピース58とスライド
リング57間に圧縮バネ55が介設されていて、この圧
縮バネ55によりスライドリング57が後退方向に常に
付勢されている。
の後方には固定リング52が固設され、その後方部円周
上に設けられた複数個の小孔54にラッチボール53が
嵌め込まれている。そして、固定リング52の後方には
スライドリング57が軸方向に移動可能に挿入され、そ
のスライドリング57の後端にラッチ解除ボタン56が
軸方向に移動可能に嵌め込まれている。また、固定リン
グ52の後端には可動小ピース58が軸方向に移動可能
に嵌め込まれている。この可動小ピース58とスライド
リング57間に圧縮バネ55が介設されていて、この圧
縮バネ55によりスライドリング57が後退方向に常に
付勢されている。
【0012】前記ノズル2は複数の噴射孔2a、2b、
2cを備えており、図2はその断面図を示したものであ
る。先端部は注射部位に安定して密着するように、中心
点をOとする半径Rの球面状とし、その球面に垂直の噴
射孔2a、2b、2cが設けられている。これら噴射孔
2a、2b、2cの口径は0.08〜0.12mm程度
とし、断面積にして、従来の4分の1から2分の1に縮
小されている。前記噴射孔2a、2b、2cは球面のよ
うななめらかな曲面に対して垂直に開けられているの
で、注射部位の皮膚面に対しても垂直に薬液を注入する
ことができ、注射量が多くても、複数の噴射孔2a、2
b、2cを用いることにより、注射時の痛みを無くし、
注射時間を短縮することができる。
2cを備えており、図2はその断面図を示したものであ
る。先端部は注射部位に安定して密着するように、中心
点をOとする半径Rの球面状とし、その球面に垂直の噴
射孔2a、2b、2cが設けられている。これら噴射孔
2a、2b、2cの口径は0.08〜0.12mm程度
とし、断面積にして、従来の4分の1から2分の1に縮
小されている。前記噴射孔2a、2b、2cは球面のよ
うななめらかな曲面に対して垂直に開けられているの
で、注射部位の皮膚面に対しても垂直に薬液を注入する
ことができ、注射量が多くても、複数の噴射孔2a、2
b、2cを用いることにより、注射時の痛みを無くし、
注射時間を短縮することができる。
【0013】上記針無注射器1を用いて薬液取り込み及
び注射は次のような方法で行われる。図3に示すよう
に、ノズル2の先端凸曲面と密着して凹曲面9aに変形
するシリコンゴムなどの弾性部材9bと吸入針9とを一
体に固着したケース8aと、それに螺合されるケース下
8bからなるバイアルアダプタ8に、薬液バイアル7を
吸入針9に挿入して収納した後、このバイアルアダプタ
8を針無注射器1のノズル2の円筒状凹みに挿入し、回
転させることにより、針無注射器1にバイアルアダプタ
8が固定される。前記吸入針9の弾性部材9bには、ノ
ズル2の噴射孔2aと当接する位置にのみ吸入孔が通さ
れている。
び注射は次のような方法で行われる。図3に示すよう
に、ノズル2の先端凸曲面と密着して凹曲面9aに変形
するシリコンゴムなどの弾性部材9bと吸入針9とを一
体に固着したケース8aと、それに螺合されるケース下
8bからなるバイアルアダプタ8に、薬液バイアル7を
吸入針9に挿入して収納した後、このバイアルアダプタ
8を針無注射器1のノズル2の円筒状凹みに挿入し、回
転させることにより、針無注射器1にバイアルアダプタ
8が固定される。前記吸入針9の弾性部材9bには、ノ
ズル2の噴射孔2aと当接する位置にのみ吸入孔が通さ
れている。
【0014】そして、図1に示した注射後の針無注射器
1の後側円筒5を前進方向に回していくと、圧縮バネ3
4が圧縮されながら固定リング52が前進し、可動小ピ
ース58が凹み36に挿入され前進が止まるが、固定リ
ング52はそのまま進み、ラッチボール53はラッチ孔
35に入り圧縮バネ55によりスライドリング57が後
退し、ラッチ解除ボタン56がリセットされる。これで
ラッチが完了する。次に後側円筒5を後退する方向に回
転させると、ピストン21とロッド3は連動して圧縮バ
ネ34を圧縮したままの状態で後退し、ノズル2の先端
部の内面とピストン21の円錐体21aの円錐面との間
に低気圧の薬液室2d(図2参照)ができ、薬液バイア
ル7内の薬液が吸入針9とそれに密着しているノズル2
の噴射孔2aを通って薬液室2d内に取り込まれる。
1の後側円筒5を前進方向に回していくと、圧縮バネ3
4が圧縮されながら固定リング52が前進し、可動小ピ
ース58が凹み36に挿入され前進が止まるが、固定リ
ング52はそのまま進み、ラッチボール53はラッチ孔
35に入り圧縮バネ55によりスライドリング57が後
退し、ラッチ解除ボタン56がリセットされる。これで
ラッチが完了する。次に後側円筒5を後退する方向に回
転させると、ピストン21とロッド3は連動して圧縮バ
ネ34を圧縮したままの状態で後退し、ノズル2の先端
部の内面とピストン21の円錐体21aの円錐面との間
に低気圧の薬液室2d(図2参照)ができ、薬液バイア
ル7内の薬液が吸入針9とそれに密着しているノズル2
の噴射孔2aを通って薬液室2d内に取り込まれる。
【0015】次に、必要な薬液取込量が得られるよう、
前側円筒4表面の目盛り(図示せず)に後側円筒5の先
端側を合わせ所定の薬液量を取り込んだ後、バイアルア
ダプタ8を取り外し、ノズル2を患者の注射部位にあて
がいラッチ解除ボタン56を押すと、スライドリング5
7の先端の内面がラッチボール53を乗り越え、ラッチ
孔35からラッチボール53が飛び出し、ロッド3はフ
リーとなって高速で前方に移動する。このときピストン
21は長孔3aの遊びで初速を減速されずに、運動量を
得てピストン21を前進させる。このピストン21によ
って薬液室内の薬液は高圧で圧縮され、噴射孔2a、2
b、2cから高速で飛びだし皮下注射が行われる。
前側円筒4表面の目盛り(図示せず)に後側円筒5の先
端側を合わせ所定の薬液量を取り込んだ後、バイアルア
ダプタ8を取り外し、ノズル2を患者の注射部位にあて
がいラッチ解除ボタン56を押すと、スライドリング5
7の先端の内面がラッチボール53を乗り越え、ラッチ
孔35からラッチボール53が飛び出し、ロッド3はフ
リーとなって高速で前方に移動する。このときピストン
21は長孔3aの遊びで初速を減速されずに、運動量を
得てピストン21を前進させる。このピストン21によ
って薬液室内の薬液は高圧で圧縮され、噴射孔2a、2
b、2cから高速で飛びだし皮下注射が行われる。
【0016】上記注射時、注射部位の皮膚面はノズル先
端の曲面に沿って密着されているため、複数個の噴射孔
はそれぞれ注射部位の皮膚面に対して垂直で当接された
状態を維持し、細い噴射孔を通して薬液が注入されるた
め、注射時に痛みを発生しない。
端の曲面に沿って密着されているため、複数個の噴射孔
はそれぞれ注射部位の皮膚面に対して垂直で当接された
状態を維持し、細い噴射孔を通して薬液が注入されるた
め、注射時に痛みを発生しない。
【0017】なお、上記実施例の他、ノズル2の噴射孔
の数は注射量に応じて増減してもよく、また、大きさは
全て同じで無くてもよい。さらに、ノズル先端の形状は
球面以外の曲面、例えば楕円曲面を用いることもでき
る。複数の噴射孔はこれら曲面と垂直方向に穿設される
のが望ましいが、必ずしもこれに限定されるものではな
い。
の数は注射量に応じて増減してもよく、また、大きさは
全て同じで無くてもよい。さらに、ノズル先端の形状は
球面以外の曲面、例えば楕円曲面を用いることもでき
る。複数の噴射孔はこれら曲面と垂直方向に穿設される
のが望ましいが、必ずしもこれに限定されるものではな
い。
【0018】
【発明の効果】本発明の針無注射器は上記のように構成
されており、複数の噴射孔を用いることにより、注射量
が多い場合でも噴射孔を細くすることができる。そし
て、どの噴射孔からも同じ圧力で、注射部位の皮膚面に
対して垂直に薬液が注入されるため、注射量が多い場合
でも痛みを伴わずに、注射失敗を起こさない短い時間内
で注射を行うことができる。
されており、複数の噴射孔を用いることにより、注射量
が多い場合でも噴射孔を細くすることができる。そし
て、どの噴射孔からも同じ圧力で、注射部位の皮膚面に
対して垂直に薬液が注入されるため、注射量が多い場合
でも痛みを伴わずに、注射失敗を起こさない短い時間内
で注射を行うことができる。
【図1】本発明のノズルを用いた針無注射器の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】本発明のノズルの構造を示す断面図である。
【図3】本発明の針無注射器と薬液バイアルの結合状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】従来の針無注射器に用いられるノズルの断面図
である。
である。
1・・・針無注射器 2、10・・・ノズル 2a、2b、2c、10a・・・噴射孔 2d・・・薬液室 3・・・ロッド 3a・・・長孔 4・・・前側円筒 5・・・後側円筒 6・・・円筒体 7・・・薬液バイアル 8・・・バイアルアダプタ 8a・・・ケース上 8b・・・ケース下 9・・・吸入針 9a・・・凹曲面 9b・・・弾性部材 11、21・・・ピストン 21a・・・円錐体 21b・・・Oリング 21c・・・T形連結部 31・・・フランジリング 32・・・ガイドパイプ 33・・・フランジ 34、55・・・圧縮バネ 35・・・ラッチ孔 36・・・凹み 42、43・・・ネジ部 51・・・突起部 52・・・固定リング 53・・・ラッチボール 54・・・小孔 56・・・ラッチ解除ボタン 57・・・スライドリング 58・・・可動小ピース
Claims (1)
- 【請求項1】先端部のノズルの噴射孔から吸入した一定
量の薬液を、前記噴射孔からジェット噴射させ皮下注射
する針無注射器において前記ノズル先端に複数の噴射孔
を設けたことを特徴とする針無注射器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30725298A JP2000126293A (ja) | 1998-10-28 | 1998-10-28 | 針無注射器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30725298A JP2000126293A (ja) | 1998-10-28 | 1998-10-28 | 針無注射器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000126293A true JP2000126293A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=17966877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30725298A Pending JP2000126293A (ja) | 1998-10-28 | 1998-10-28 | 針無注射器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000126293A (ja) |
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008206477A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | National Cardiovascular Center | 無針注射器を用いた細胞播種法 |
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JP2011524766A (ja) * | 2008-06-19 | 2011-09-08 | シラグ・ゲーエムベーハー・インターナショナル | 充填手段を備えた自己注入器 |
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