JP2000125323A - コンバージェンス測定装置 - Google Patents
コンバージェンス測定装置Info
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Landscapes
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高精細CRTのコンバージェンス測定を安定
かつ高精度に行えるようにする。 【解決手段】 制御部37は信号発生器4で発生した所
定の測定パターンをカラーCRT6に表示させ、その測
定パターンをCCDカメラ2で撮像させ、その撮像画像
の画像データを用いてコンバージェンス量を算出する。
このとき、制御部37はカラーCRT6の垂直同期信号
及び水平同期信号を遅延して測定パターンのCRT表示
面における測定パターンの表示位置をランダムに微小変
位させ、各表示位置毎にコンバージェンス量を算出し、
パソコン5はこれらの算出結果の平均値をコンバージェ
ンス測定値として出力する。CRT表示面における測定
パターンの表示位置をランダムに微小変位させて複数
回、コンバージェンス測定を行い、これらの平均値を取
ることで測定の繰返誤差を低減し、安定かつ正確なコン
バージェンス測定を可能にした。
かつ高精度に行えるようにする。 【解決手段】 制御部37は信号発生器4で発生した所
定の測定パターンをカラーCRT6に表示させ、その測
定パターンをCCDカメラ2で撮像させ、その撮像画像
の画像データを用いてコンバージェンス量を算出する。
このとき、制御部37はカラーCRT6の垂直同期信号
及び水平同期信号を遅延して測定パターンのCRT表示
面における測定パターンの表示位置をランダムに微小変
位させ、各表示位置毎にコンバージェンス量を算出し、
パソコン5はこれらの算出結果の平均値をコンバージェ
ンス測定値として出力する。CRT表示面における測定
パターンの表示位置をランダムに微小変位させて複数
回、コンバージェンス測定を行い、これらの平均値を取
ることで測定の繰返誤差を低減し、安定かつ正確なコン
バージェンス測定を可能にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーCRTの3
本の電子ビームの集中状態を評価するためのコンバージ
ェンス量を測定するコンバージェンス測定装置に関する
ものである。
本の電子ビームの集中状態を評価するためのコンバージ
ェンス量を測定するコンバージェンス測定装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーCRTに所定の測定パター
ンを表示させ、この測定パターンを撮像して得られる画
像信号を用いてコンバージェンス量を測定するコンバー
ジェンス測定装置が知られている。
ンを表示させ、この測定パターンを撮像して得られる画
像信号を用いてコンバージェンス量を測定するコンバー
ジェンス測定装置が知られている。
【0003】例えば特公平8−34594号公報には、
カラーCRTに白色のクロスハッチパターンもしくはド
ットパターンの測定パターンを表示させ、この測定パタ
ーンをカラーCCDカメラで撮像して得られるR,G,
Bの各色成分の画像データを用いて色成分毎にラインも
しくはドットの輝度重心Dr,Dg,Dbを算出し、例え
ばGの色成分の輝度重心DgとR,Bの色成分の輝度重
心Dr,Dbとの差ΔDr(=Dr−Dg),ΔDb(=Db
−Dg)をコンバージェンス量として算出する方法が示
されている。
カラーCRTに白色のクロスハッチパターンもしくはド
ットパターンの測定パターンを表示させ、この測定パタ
ーンをカラーCCDカメラで撮像して得られるR,G,
Bの各色成分の画像データを用いて色成分毎にラインも
しくはドットの輝度重心Dr,Dg,Dbを算出し、例え
ばGの色成分の輝度重心DgとR,Bの色成分の輝度重
心Dr,Dbとの差ΔDr(=Dr−Dg),ΔDb(=Db
−Dg)をコンバージェンス量として算出する方法が示
されている。
【0004】また、米国特許第4,408,163号公
報には、R,G,Bの色成分毎に、対応する色の特定の
一個の螢光体に対する電子ビームの照射位置を上下、左
右に微小変位させて各照射位置での発光螢光体をカラー
CCDカメラで撮像し、各照射位置における電子ビーム
内の螢光体の相対的な発光位置と発光輝度とを用いて電
子ビームのスポットプロファイルを算出するとともに、
輝度重心を算出し、各色成分の輝度重心の差をコンバー
ジェンス量として算出する方法が示されている。
報には、R,G,Bの色成分毎に、対応する色の特定の
一個の螢光体に対する電子ビームの照射位置を上下、左
右に微小変位させて各照射位置での発光螢光体をカラー
CCDカメラで撮像し、各照射位置における電子ビーム
内の螢光体の相対的な発光位置と発光輝度とを用いて電
子ビームのスポットプロファイルを算出するとともに、
輝度重心を算出し、各色成分の輝度重心の差をコンバー
ジェンス量として算出する方法が示されている。
【0005】また、米国特許5,473,394号公報
には、R,G,Bの各色成分を同時にドット表示させ、
そのドット表示の位置を所定のピッチで変化させなが
ら、各表示位置での発光螢光体をカラーCCDカメラで
それぞれ撮像し、各表示位置における電子ビーム内の螢
光体の相対的な発光位置と発光輝度とを用いて電子ビー
ムのスポットプロファイルを算出するとともに、輝度重
心を算出し、各色成分の輝度重心の差をコンバージェン
ス量として算出する方法が示されている。
には、R,G,Bの各色成分を同時にドット表示させ、
そのドット表示の位置を所定のピッチで変化させなが
ら、各表示位置での発光螢光体をカラーCCDカメラで
それぞれ撮像し、各表示位置における電子ビーム内の螢
光体の相対的な発光位置と発光輝度とを用いて電子ビー
ムのスポットプロファイルを算出するとともに、輝度重
心を算出し、各色成分の輝度重心の差をコンバージェン
ス量として算出する方法が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、CR
Tディスプレイの高精細化に伴い、電子ビームのスポッ
ト径が小さくなり、コンバージェンス状態は同一である
が、例えば図21及び図22に示すように、電子ビーム
の照射位置が異なると、電子ビームと螢光体との位相関
係(ビーム内における発光螢光体の位置関係)が異な
り、従来の輝度重心法により算出されるコンバージェン
ス量が異なるという問題が生じている。
Tディスプレイの高精細化に伴い、電子ビームのスポッ
ト径が小さくなり、コンバージェンス状態は同一である
が、例えば図21及び図22に示すように、電子ビーム
の照射位置が異なると、電子ビームと螢光体との位相関
係(ビーム内における発光螢光体の位置関係)が異な
り、従来の輝度重心法により算出されるコンバージェン
ス量が異なるという問題が生じている。
【0007】図21及び図22は、アパーチャグリルタ
イプのカラーCRTの螢光体面に、R,G,Bの3本の
電子ビームを照射してドット表示した状態を示し、図2
2は、図21において、3本の電子ビームの照射位置を
螢光体1ライン分だけ左側にずらしたものである。
イプのカラーCRTの螢光体面に、R,G,Bの3本の
電子ビームを照射してドット表示した状態を示し、図2
2は、図21において、3本の電子ビームの照射位置を
螢光体1ライン分だけ左側にずらしたものである。
【0008】両図において、楕円Qr,Qg,Qbはそれ
ぞれR,G,Bの各色成分の電子ビームのビームスポッ
トである。また、横方向に配列された複数の帯Fは螢光
体であり、各螢光体Fに付した「R」,「G」,「B」
の文字は、それぞれR,G,Bの色の螢光体であること
を示している。また、螢光体Fの下段に示した棒グラフ
は、当該螢光体Fの発光レベルを示し、Dr,Dg,Db
は、それぞれR,G,Bの各色のビームスポットQr,
Qg,Qbの輝度重心を示している。
ぞれR,G,Bの各色成分の電子ビームのビームスポッ
トである。また、横方向に配列された複数の帯Fは螢光
体であり、各螢光体Fに付した「R」,「G」,「B」
の文字は、それぞれR,G,Bの色の螢光体であること
を示している。また、螢光体Fの下段に示した棒グラフ
は、当該螢光体Fの発光レベルを示し、Dr,Dg,Db
は、それぞれR,G,Bの各色のビームスポットQr,
Qg,Qbの輝度重心を示している。
【0009】図21と図22とを比較すれば明らかなよ
うに、両者は、3本の電子ビームのコンバージェンス状
態は同一であるが、電子ビームの照射位置が螢光体1ラ
イン分だけずれているため、各色のビームスポット内に
おける発光螢光体の発光位置が異なり、各色のビームス
ポットQr,Qg,Qbの横方向の輝度重心Dr,Dg,Db
が異なっている。このため、例えばGの色のビームスポ
ットの輝度重心DgとR,Bの色のビームスポットの輝
度重心Dr,Dbとの横方向のずれ量Crx(=|Dr−Dg
|),Cbx(=|Db−Dg|)を横方向のコンバージェ
ンス量とすると、図21の場合のコンバージェンス量C
rx,Cbxと図22の場合のコンバージェンス量Crx,C
bxとは異なるものとなっている。
うに、両者は、3本の電子ビームのコンバージェンス状
態は同一であるが、電子ビームの照射位置が螢光体1ラ
イン分だけずれているため、各色のビームスポット内に
おける発光螢光体の発光位置が異なり、各色のビームス
ポットQr,Qg,Qbの横方向の輝度重心Dr,Dg,Db
が異なっている。このため、例えばGの色のビームスポ
ットの輝度重心DgとR,Bの色のビームスポットの輝
度重心Dr,Dbとの横方向のずれ量Crx(=|Dr−Dg
|),Cbx(=|Db−Dg|)を横方向のコンバージェ
ンス量とすると、図21の場合のコンバージェンス量C
rx,Cbxと図22の場合のコンバージェンス量Crx,C
bxとは異なるものとなっている。
【0010】なお、アパーチャグリルタイプのカラーC
RTでは、螢光体Fが縦方向に連続的に塗布されている
ので、ドットの表示位置が縦方向に変化しても縦方向の
コンバージェンス量の繰返測定の誤差はほとんど生じる
ことはないが、ドットマトリックスタイプのカラーCR
Tにおいては、縦方向についても横方向と同様にコンバ
ージェンス量の繰返測定の誤差が生じる。
RTでは、螢光体Fが縦方向に連続的に塗布されている
ので、ドットの表示位置が縦方向に変化しても縦方向の
コンバージェンス量の繰返測定の誤差はほとんど生じる
ことはないが、ドットマトリックスタイプのカラーCR
Tにおいては、縦方向についても横方向と同様にコンバ
ージェンス量の繰返測定の誤差が生じる。
【0011】上記従来の公報には、CRTディスプレイ
の高精細化に伴う電子ビームのスポット径が小さくなっ
た場合の上記問題は全く言及されておらず、その解決手
段の示唆も全くなされていない。従って、上記公報に記
載のものではコンバージェンス状態が同一であってもカ
ラーCRTのフェースプレートにおける電子ビームの照
射位置が異なれば、コンバージェンス量の繰返測定の誤
差が生じることとなる。
の高精細化に伴う電子ビームのスポット径が小さくなっ
た場合の上記問題は全く言及されておらず、その解決手
段の示唆も全くなされていない。従って、上記公報に記
載のものではコンバージェンス状態が同一であってもカ
ラーCRTのフェースプレートにおける電子ビームの照
射位置が異なれば、コンバージェンス量の繰返測定の誤
差が生じることとなる。
【0012】また、米国特許特許第5,473,394
号公報のものは、完全なプロファイルを得るために、螢
光体ピッチβの1/n(n:整数)でドットの表示位置
を移動させるが、CRTの駆動電源の高圧変動や外部の
電磁場の変動によるジッタによりドットの表示位置の移
動量が異なるので、輝度重心の算出結果に誤差が生じ、
その測定誤差がコンバージェンス量の測定結果に影響す
る。測定の都度、校正をすれば、ドットの表示位置の移
動量の精度を高めることができるが、測定時間が長くな
り、コンバージェンス量の測定速度が低下するという問
題が生じる。
号公報のものは、完全なプロファイルを得るために、螢
光体ピッチβの1/n(n:整数)でドットの表示位置
を移動させるが、CRTの駆動電源の高圧変動や外部の
電磁場の変動によるジッタによりドットの表示位置の移
動量が異なるので、輝度重心の算出結果に誤差が生じ、
その測定誤差がコンバージェンス量の測定結果に影響す
る。測定の都度、校正をすれば、ドットの表示位置の移
動量の精度を高めることができるが、測定時間が長くな
り、コンバージェンス量の測定速度が低下するという問
題が生じる。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、電子ビームと螢光体との位相関係が測定に影響
を与える場合も測定の繰返誤差を低減し、安定かつ高精
度にコンバージェンス量を測定することのできるコンバ
ージェンス測定装置を提供するものである。
であり、電子ビームと螢光体との位相関係が測定に影響
を与える場合も測定の繰返誤差を低減し、安定かつ高精
度にコンバージェンス量を測定することのできるコンバ
ージェンス測定装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、被測定用カラ
ーCRTに所定の測定パターンを表示させ、この測定パ
ターンを撮像して得られる画像信号を用いて上記被測定
用カラーCRTのコンバージェンス量を測定するコンバ
ージェンス測定装置において、上記被測定用カラーCR
Tの表示面における表示位置をランダムに変化させて上
記測定パターンを複数回、表示させる表示制御手段と、
上記被測定用カラーCRTに上記測定パターンが表示さ
れる毎に、当該測定パターンを撮像させる撮像制御手段
と、上記測定パターンが撮像される毎に、当該撮像によ
って得られる画像信号を用いて上記被測定CRTのコン
バージェンス量を演算する演算手段と、上記演算手段で
算出される複数個のコンバージェンス量を平均化して最
終的な上記被測定CRTのコンバージェンス量を算出す
るコンバージェンス量算出手段とを備えたものである
(請求項1)。
ーCRTに所定の測定パターンを表示させ、この測定パ
ターンを撮像して得られる画像信号を用いて上記被測定
用カラーCRTのコンバージェンス量を測定するコンバ
ージェンス測定装置において、上記被測定用カラーCR
Tの表示面における表示位置をランダムに変化させて上
記測定パターンを複数回、表示させる表示制御手段と、
上記被測定用カラーCRTに上記測定パターンが表示さ
れる毎に、当該測定パターンを撮像させる撮像制御手段
と、上記測定パターンが撮像される毎に、当該撮像によ
って得られる画像信号を用いて上記被測定CRTのコン
バージェンス量を演算する演算手段と、上記演算手段で
算出される複数個のコンバージェンス量を平均化して最
終的な上記被測定CRTのコンバージェンス量を算出す
るコンバージェンス量算出手段とを備えたものである
(請求項1)。
【0015】上記構成によれば、被測定用のカラーCR
Tに所定の測定パターンが表示位置をランダムに微小変
位させて複数回、表示され、各表示位置の測定パターン
の画像が撮像手段で取り込まれる。そして、測定パター
ンの撮像毎に当該撮像画像の画像信号を用いてコンバー
ジェンス量が算出され、これらの算出結果の平均値が最
終的なコンバージェンス量の測定結果として算出され
る。すなわち、測定パターンの撮像毎に算出されるR,
G,Bの各色の輝度重心をDr(i),Dg(i),Db(i)と
し、コンバージェンス量をCr(i)(=Dr(i)−Dg
(i))、Cb(i)(=Db(i)−Dg(i))(i=1,2…
N)とすると、ΣCr(i)/N、ΣCb(i)/Nがコンバー
ジェンス量の測定値Cr,Cbとして算出される。
Tに所定の測定パターンが表示位置をランダムに微小変
位させて複数回、表示され、各表示位置の測定パターン
の画像が撮像手段で取り込まれる。そして、測定パター
ンの撮像毎に当該撮像画像の画像信号を用いてコンバー
ジェンス量が算出され、これらの算出結果の平均値が最
終的なコンバージェンス量の測定結果として算出され
る。すなわち、測定パターンの撮像毎に算出されるR,
G,Bの各色の輝度重心をDr(i),Dg(i),Db(i)と
し、コンバージェンス量をCr(i)(=Dr(i)−Dg
(i))、Cb(i)(=Db(i)−Dg(i))(i=1,2…
N)とすると、ΣCr(i)/N、ΣCb(i)/Nがコンバー
ジェンス量の測定値Cr,Cbとして算出される。
【0016】なお、上記コンバージェンス測定装置にお
いて、上記表示制御手段は、上記被測定用カラーCRT
に入力される垂直同期信号もしくは水平同期信号を遅延
させることにより上記測定パターンの被測定用カラーC
RTの表示面における表示位置を変化させるとよい(請
求項2)。また、上記表示制御手段は、上記被測定用カ
ラーCRTの偏向ヨークの電流量を変化させることによ
り上記測定パターンの被測定用カラーCRTの表示面に
おける表示位置を変化させてもよい(請求項3)。
いて、上記表示制御手段は、上記被測定用カラーCRT
に入力される垂直同期信号もしくは水平同期信号を遅延
させることにより上記測定パターンの被測定用カラーC
RTの表示面における表示位置を変化させるとよい(請
求項2)。また、上記表示制御手段は、上記被測定用カ
ラーCRTの偏向ヨークの電流量を変化させることによ
り上記測定パターンの被測定用カラーCRTの表示面に
おける表示位置を変化させてもよい(請求項3)。
【0017】上記構成によれば、垂直同期信号を遅延さ
せると、被測定用カラーCRTの表示面の上端からの測
定パターンの表示タイミングが早くなり、測定パターン
の被測定用カラーCRTの表示面における表示位置が縦
方向に変化する。また、水平同期信号を遅延させると、
被測定用カラーCRTの表示面の左端からの測定パター
ンの表示タイミングが早くなり、測定パターンの被測定
用カラーCRTの表示面における表示位置が横方向に変
化する。また、垂直同期信号及び水平同期信号を遅延さ
せると、被測定用カラーCRTの表示面の上端及び左端
からの測定パターンの表示タイミングが早くなり、測定
パターンの被測定用カラーCRTの表示面における表示
位置が斜め方向に変化する。
せると、被測定用カラーCRTの表示面の上端からの測
定パターンの表示タイミングが早くなり、測定パターン
の被測定用カラーCRTの表示面における表示位置が縦
方向に変化する。また、水平同期信号を遅延させると、
被測定用カラーCRTの表示面の左端からの測定パター
ンの表示タイミングが早くなり、測定パターンの被測定
用カラーCRTの表示面における表示位置が横方向に変
化する。また、垂直同期信号及び水平同期信号を遅延さ
せると、被測定用カラーCRTの表示面の上端及び左端
からの測定パターンの表示タイミングが早くなり、測定
パターンの被測定用カラーCRTの表示面における表示
位置が斜め方向に変化する。
【0018】また、被測定用カラーCRTの偏向ヨーク
の電流量を変化させると、電子銃から放射された電子ビ
ームの偏向量が変化し、これにより被測定用カラーCR
Tの表示面における電子ビームの照射位置が変化して測
定パターンの表示位置が変化する。
の電流量を変化させると、電子銃から放射された電子ビ
ームの偏向量が変化し、これにより被測定用カラーCR
Tの表示面における電子ビームの照射位置が変化して測
定パターンの表示位置が変化する。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るコンバージ
ェンス測定装置を用いたコンバージェンス測定系の構成
を示す図である。また、図2は、同コンバージェンス測
定系のブロック構成図である。
ェンス測定装置を用いたコンバージェンス測定系の構成
を示す図である。また、図2は、同コンバージェンス測
定系のブロック構成図である。
【0020】コンバージェンス測定装置1は、CCDカ
メラ2、画像処理装置3、信号発生器4及び測定制御装
置5から構成されている。CCDカメラ2、信号発生器
4及び測定制御装置5は、それぞれケーブルにより画像
処理装置2に接続されている。なお、画像処理装置2
は、測定制御装置5と通信可能に接続されている。コン
バージェンス測定の際には、測定対象のカラーCRT6
が信号発生器4と画像処理装置2とにケーブルを介して
接続される。
メラ2、画像処理装置3、信号発生器4及び測定制御装
置5から構成されている。CCDカメラ2、信号発生器
4及び測定制御装置5は、それぞれケーブルにより画像
処理装置2に接続されている。なお、画像処理装置2
は、測定制御装置5と通信可能に接続されている。コン
バージェンス測定の際には、測定対象のカラーCRT6
が信号発生器4と画像処理装置2とにケーブルを介して
接続される。
【0021】カラーCRT6は、電磁偏向型カラーCR
Tで、図3に示すように、画像を表示するカラーブラウ
ン管61とカラーブラウン管61の駆動を制御する駆動
制御回路62とを備えている。カラーブラウン管61
は、図5に示すように、フェースプレート裏面に水平方
向に規則的に配列されたストライプ状のR(赤),G
(緑),B(青)の螢光体FR,FG,FBを塗布して螢
光面611が形成されている。また、ブラウン管61内
の螢光面の手前に所定間隔を設けてすだれ格子型のアパ
ーチャグリル612が設けられている。電子銃マウント
613内にはR,G,Bの各色に対応して3本のの電子
銃614が設けられ、電子銃マウント613の先端の外
側に偏向ヨーク615が設けられている。
Tで、図3に示すように、画像を表示するカラーブラウ
ン管61とカラーブラウン管61の駆動を制御する駆動
制御回路62とを備えている。カラーブラウン管61
は、図5に示すように、フェースプレート裏面に水平方
向に規則的に配列されたストライプ状のR(赤),G
(緑),B(青)の螢光体FR,FG,FBを塗布して螢
光面611が形成されている。また、ブラウン管61内
の螢光面の手前に所定間隔を設けてすだれ格子型のアパ
ーチャグリル612が設けられている。電子銃マウント
613内にはR,G,Bの各色に対応して3本のの電子
銃614が設けられ、電子銃マウント613の先端の外
側に偏向ヨーク615が設けられている。
【0022】駆動制御回路62は、電子銃614から放
射されるR,G,Bの各色に対応する電子ビームBmを
制御するものである。駆動制御回路62は、信号発生器
4から入力される映像信号に基づいて電子銃614の駆
動を制御する。
射されるR,G,Bの各色に対応する電子ビームBmを
制御するものである。駆動制御回路62は、信号発生器
4から入力される映像信号に基づいて電子銃614の駆
動を制御する。
【0023】CCDカメラ2は、カラーCRT6の表示
面に表示された所定の測定パターンを撮像する撮像装置
である。CCDカメラ2は、カラーCCDエリアセンサ
からなる撮像素子とこの撮像素子の撮像面に測定パター
ンの画像を結像させる光学倍率一定の結像レンズとを備
えている。CCDエリアセンサは、図4に示すように、
例えば(水平768×垂直484)個の画素gが2次元
マトリックス状に配列されてなるもので、1つの画素g
は、例えば(水平8.4μm×垂直9.8μm)のサイ
ズを有している。
面に表示された所定の測定パターンを撮像する撮像装置
である。CCDカメラ2は、カラーCCDエリアセンサ
からなる撮像素子とこの撮像素子の撮像面に測定パター
ンの画像を結像させる光学倍率一定の結像レンズとを備
えている。CCDエリアセンサは、図4に示すように、
例えば(水平768×垂直484)個の画素gが2次元
マトリックス状に配列されてなるもので、1つの画素g
は、例えば(水平8.4μm×垂直9.8μm)のサイ
ズを有している。
【0024】CCDカメラ2は、カラーCCDエリアセ
ンサ(以下、CCDと略称する。)の電荷蓄積時間を制
御することにより任意のシャッタ速度に応じた露出制御
が可能になっている。CCDカメラ2からは撮像画像を
構成する画像信号がR,G,Bの色成分に分離されて出
力される。
ンサ(以下、CCDと略称する。)の電荷蓄積時間を制
御することにより任意のシャッタ速度に応じた露出制御
が可能になっている。CCDカメラ2からは撮像画像を
構成する画像信号がR,G,Bの色成分に分離されて出
力される。
【0025】画像処理装置3は、カラーCRT6にコン
バージェンス測定に必要な所定の測定パターンを表示さ
せ、この測定パターンの画像をCCDカメラ2で取り込
むとともに、その取込画像を用いて測定パターンの輝度
重心の算出処理を行うものである。画像処理装置3は、
信号発生器4を介してカラーCRT6に所定の測定パタ
ーン(例えばクロスハッチパターンやドットパターン)
の映像信号を入力させるとともに、信号発生器4から出
力される垂直同期信号及び水平同期信号に所定の遅延を
かけてカラーCRT6に入力させ、当該カラーCRT6
に測定パターンを表示させる。また、CCDカメラ2の
露光動作(撮像動作)の駆動を制御してカラーCRT6
に表示された測定パターンの画像を取り込む。このと
き、画像処理装置3は、後述するように、カラーCRT
6の表示面における表示位置をランダムな方向に微小
量、変化させて複数回、測定パターンを表示させ、それ
らの測定パターンの画像を順次、取り込む。そして、撮
像画像毎に、各撮像画像(各表示位置における測定パタ
ーンの画像)を用いて、R,G,Bの色成分毎にビーム
の輝度重心を算出する。
バージェンス測定に必要な所定の測定パターンを表示さ
せ、この測定パターンの画像をCCDカメラ2で取り込
むとともに、その取込画像を用いて測定パターンの輝度
重心の算出処理を行うものである。画像処理装置3は、
信号発生器4を介してカラーCRT6に所定の測定パタ
ーン(例えばクロスハッチパターンやドットパターン)
の映像信号を入力させるとともに、信号発生器4から出
力される垂直同期信号及び水平同期信号に所定の遅延を
かけてカラーCRT6に入力させ、当該カラーCRT6
に測定パターンを表示させる。また、CCDカメラ2の
露光動作(撮像動作)の駆動を制御してカラーCRT6
に表示された測定パターンの画像を取り込む。このと
き、画像処理装置3は、後述するように、カラーCRT
6の表示面における表示位置をランダムな方向に微小
量、変化させて複数回、測定パターンを表示させ、それ
らの測定パターンの画像を順次、取り込む。そして、撮
像画像毎に、各撮像画像(各表示位置における測定パタ
ーンの画像)を用いて、R,G,Bの色成分毎にビーム
の輝度重心を算出する。
【0026】画像処理装置3は、図2に示すように、ア
ンプ31、A/D変換器32、VRAM(video RAM)3
3、RAM(Random Access Memory)34、ROM(Re
ad Only Memory)35、遅延回路36及び制御部37を
備えている。
ンプ31、A/D変換器32、VRAM(video RAM)3
3、RAM(Random Access Memory)34、ROM(Re
ad Only Memory)35、遅延回路36及び制御部37を
備えている。
【0027】アンプ31は、CCDカメラ3からR,
G,Bの色成分に分離されて出力される画像信号(CC
Dの各画素の受光信号)を所定のレベルに増幅するもの
である。A/D変換器32は、画像信号(アナログ信
号)を、例えば10ビットのデジタル信号(以下、画像
データという。)に変換するものである。VRAM33
は、A/D変換器32から出力される画像データを、
R,G,Bの色成分毎に記憶するメモリである。従っ
て、VRAM33は、少なくとも各色毎の画像を記憶し
得る記憶容量を有している。
G,Bの色成分に分離されて出力される画像信号(CC
Dの各画素の受光信号)を所定のレベルに増幅するもの
である。A/D変換器32は、画像信号(アナログ信
号)を、例えば10ビットのデジタル信号(以下、画像
データという。)に変換するものである。VRAM33
は、A/D変換器32から出力される画像データを、
R,G,Bの色成分毎に記憶するメモリである。従っ
て、VRAM33は、少なくとも各色毎の画像を記憶し
得る記憶容量を有している。
【0028】ROM35は、コンバージェンス測定のた
めの測定パターンの表示及び当該測定パターンの撮像並
びに撮像画像の画像処理等を行うための制御プログラム
が記憶されたメモリである。また、RAM34は、制御
部37が上記制御プログラムに従って所定の処理を行う
ためのメモリである。
めの測定パターンの表示及び当該測定パターンの撮像並
びに撮像画像の画像処理等を行うための制御プログラム
が記憶されたメモリである。また、RAM34は、制御
部37が上記制御プログラムに従って所定の処理を行う
ためのメモリである。
【0029】遅延回路36は、測定パターンのカラーC
RT6の表示面における表示位置を微小変化させるため
に、信号発生器4から入力される垂直同期信号及び水平
同期信号を遅延させるものである。
RT6の表示面における表示位置を微小変化させるため
に、信号発生器4から入力される垂直同期信号及び水平
同期信号を遅延させるものである。
【0030】例えば図6に示すように、実線で示すドッ
トパターンDPの表示位置を左側にLHだけ移動させて
点線で示すドットパターンDPの表示位置に変更する場
合、図7に示すように、水平同期信号SHを時間Δt
(電子ビームBmが距離LHだけ移動する時間)だけ遅
延させることにより表示位置の移動が可能になる。すな
わち、図6において、表示位置を移動させる前は、映像
信号のドットパターンDPは、水平同期信号SHから時
間t1経過後に出力されていたが、水平同期信号SHの
発生タイミングを時間ΔtHだけ遅延させると、映像信
号のドットパターンDPは、水平同期信号SHから時間
t2(=t1−ΔtH)経過後に出力されることになる
ので(すなわち、図6において、表示面FPの左端aか
らのドットパターンDPの表示タイミングが早くなるの
で)、表示面FPにおけるドットパターンDPの表示位
置が左側に移動する。
トパターンDPの表示位置を左側にLHだけ移動させて
点線で示すドットパターンDPの表示位置に変更する場
合、図7に示すように、水平同期信号SHを時間Δt
(電子ビームBmが距離LHだけ移動する時間)だけ遅
延させることにより表示位置の移動が可能になる。すな
わち、図6において、表示位置を移動させる前は、映像
信号のドットパターンDPは、水平同期信号SHから時
間t1経過後に出力されていたが、水平同期信号SHの
発生タイミングを時間ΔtHだけ遅延させると、映像信
号のドットパターンDPは、水平同期信号SHから時間
t2(=t1−ΔtH)経過後に出力されることになる
ので(すなわち、図6において、表示面FPの左端aか
らのドットパターンDPの表示タイミングが早くなるの
で)、表示面FPにおけるドットパターンDPの表示位
置が左側に移動する。
【0031】また、図8に示すように、実線で示すドッ
トパターンDPの表示位置を上側にLVだけ移動させて
点線で示すドットパターンDPの表示位置に変更する場
合は、図9に示すように、垂直同期信号SVを時間ΔtV
(電子ビームが距離LVだけ移動する時間)だけ遅延さ
せることにより表示位置の移動が可能になる。すなわ
ち、図8において、表示位置を移動させる前は、映像信
号のドットパターンDPは、垂直同期信号SVから時間
t1′経過後に出力されていたが、垂直同期信号SVの
発生タイミングを時間ΔtVだけ遅延させると、映像信
号のドットパターンDPは、垂直期信号SVから時間t
2′(=t1′−ΔtV)経過後に出力されることにな
るので(すなわち、図8において、表示面FPの上端b
からのドットパターンDPの表示タイミングが早くなる
ので)、表示面FPにおけるドットパターンDPの表示
位置が上側に移動する。
トパターンDPの表示位置を上側にLVだけ移動させて
点線で示すドットパターンDPの表示位置に変更する場
合は、図9に示すように、垂直同期信号SVを時間ΔtV
(電子ビームが距離LVだけ移動する時間)だけ遅延さ
せることにより表示位置の移動が可能になる。すなわ
ち、図8において、表示位置を移動させる前は、映像信
号のドットパターンDPは、垂直同期信号SVから時間
t1′経過後に出力されていたが、垂直同期信号SVの
発生タイミングを時間ΔtVだけ遅延させると、映像信
号のドットパターンDPは、垂直期信号SVから時間t
2′(=t1′−ΔtV)経過後に出力されることにな
るので(すなわち、図8において、表示面FPの上端b
からのドットパターンDPの表示タイミングが早くなる
ので)、表示面FPにおけるドットパターンDPの表示
位置が上側に移動する。
【0032】水平同期信号SHに対する遅延時間ΔtH及
び垂直方向に対する遅延時間ΔtVは制御部37から遅
延回路36に入力される。遅延回路36は、信号発生器
4から入力される水平同期信号SH及び垂直同期信号SV
の発生タイミングをそれぞれ遅延時間ΔtH,ΔtVだけ
遅延させてカラーCRT6に入力する。
び垂直方向に対する遅延時間ΔtVは制御部37から遅
延回路36に入力される。遅延回路36は、信号発生器
4から入力される水平同期信号SH及び垂直同期信号SV
の発生タイミングをそれぞれ遅延時間ΔtH,ΔtVだけ
遅延させてカラーCRT6に入力する。
【0033】なお、水平同期信号SHに対する遅延時間
ΔtH及び垂直方向に対する遅延時間ΔtVは、パソコン
5のキーボードから入力されるカラーCRT6の表示面
FPのサイズX(横)×Y(縦)〔mm〕、表示解像度p
H(横方向ピクセル数)×pV(縦方向ピクセル数)〔do
ts〕、水平方向のピクセル周波数fH〔MHz〕、垂直
方向のピクセル周波数fV〔MHz〕、水平同期信号の
周波数FH〔kHz〕、垂直同期信号の周波数FV〔H
z〕、水平方向の移動量LH〔μm〕及び垂直方向の移
動量LV〔μm〕を用いて、以下のように算出される。
ΔtH及び垂直方向に対する遅延時間ΔtVは、パソコン
5のキーボードから入力されるカラーCRT6の表示面
FPのサイズX(横)×Y(縦)〔mm〕、表示解像度p
H(横方向ピクセル数)×pV(縦方向ピクセル数)〔do
ts〕、水平方向のピクセル周波数fH〔MHz〕、垂直
方向のピクセル周波数fV〔MHz〕、水平同期信号の
周波数FH〔kHz〕、垂直同期信号の周波数FV〔H
z〕、水平方向の移動量LH〔μm〕及び垂直方向の移
動量LV〔μm〕を用いて、以下のように算出される。
【0034】例えば図10に示すように、 カラーCRT6の表示面FPのサイズ 水平表示サイズX:300〔mm〕 垂直表示サイズY:225〔mm〕 表示解像度 水平解像度pH:1280〔dots〕 垂直解像度pV:1024〔dots〕 同期周波数 水平同期周波数FH:80〔kHz〕 垂直同期周波数FV:70〔Hz〕 ピクセル周波数 水平ピクセル周波数fH:135〔MHz〕 垂直ピクセル周波数fV(=FH):80〔kHz〕 とすると、水平方向の1ラインの表示時間tHは、tH=
(1/fH)・pH〔μs〕であるから、水平方向の電子
ビームの走査速度Kxは、 Kx=X/tH …(1) =300〔mm〕・135〔MHz〕/1280〔dots〕 =31.6×103〔μm/ns〕 となる。また、垂直方向の1ラインの表示時間tVは、
tV=(1/fV)・pV〔ms〕であるから、垂直方向の
電子ビームの走査速度Kyは、 Ky=Y/tV …(2) =225〔mm〕・80〔kHz〕/1024〔dots〕 =17.6〔μm/μs〕 となる。
(1/fH)・pH〔μs〕であるから、水平方向の電子
ビームの走査速度Kxは、 Kx=X/tH …(1) =300〔mm〕・135〔MHz〕/1280〔dots〕 =31.6×103〔μm/ns〕 となる。また、垂直方向の1ラインの表示時間tVは、
tV=(1/fV)・pV〔ms〕であるから、垂直方向の
電子ビームの走査速度Kyは、 Ky=Y/tV …(2) =225〔mm〕・80〔kHz〕/1024〔dots〕 =17.6〔μm/μs〕 となる。
【0035】従って、水平方向の遅延時間ΔtH及び垂
直方向の遅延時間ΔtVは、 ΔtH=LH/Kx =LH×10-3/31.6〔μs〕 ΔtV=LV/Ky =LV/17.6〔μs〕 となる。
直方向の遅延時間ΔtVは、 ΔtH=LH/Kx =LH×10-3/31.6〔μs〕 ΔtV=LV/Ky =LV/17.6〔μs〕 となる。
【0036】なお、本実施の形態では、水平同期信号S
H及び垂直同期信号SVを遅延させてCRT表示面におけ
る測定パターンの表示位置を微小変位させるようにして
いるが、カラーCRT6の偏向ヨーク615の電流量を
変化させることにより電子ビームBmのCRT表示面に
おける照射位置を変化させて測定パターンの表示位置を
微小変位させるようにしてもよい。
H及び垂直同期信号SVを遅延させてCRT表示面におけ
る測定パターンの表示位置を微小変位させるようにして
いるが、カラーCRT6の偏向ヨーク615の電流量を
変化させることにより電子ビームBmのCRT表示面に
おける照射位置を変化させて測定パターンの表示位置を
微小変位させるようにしてもよい。
【0037】制御部37は、カラーCRT6の表示面へ
の測定パターンの表示制御、CCDカメラ2によるこの
測定パターンの撮像制御及び撮像画像の画像処理を行う
ものである。
の測定パターンの表示制御、CCDカメラ2によるこの
測定パターンの撮像制御及び撮像画像の画像処理を行う
ものである。
【0038】図1に戻り、信号発生器4は、ビデオジェ
ネレータからなり、カラーCRT6に表示させるコンバ
ージェンス測定用の所定の測定パターン(例えばドット
パターンやクロスハッチパターンやラインパターン等)
を発生するものである。信号発生器4からはR,G,B
の各色成分の映像信号(パターン信号)と垂直同期信号
SV及び水平同期信号SHとが出力され、映像信号はカラ
ーCRT6に直接、入力され、垂直同期信号SV及び水
平同期信号SHは画像処理装置3内の遅延回路36を介
してカラーCRT6に入力される。
ネレータからなり、カラーCRT6に表示させるコンバ
ージェンス測定用の所定の測定パターン(例えばドット
パターンやクロスハッチパターンやラインパターン等)
を発生するものである。信号発生器4からはR,G,B
の各色成分の映像信号(パターン信号)と垂直同期信号
SV及び水平同期信号SHとが出力され、映像信号はカラ
ーCRT6に直接、入力され、垂直同期信号SV及び水
平同期信号SHは画像処理装置3内の遅延回路36を介
してカラーCRT6に入力される。
【0039】測定制御装置5は、コンバージェンス測定
システムの動作制御を行うとともに、コンバージェンス
測定の結果を表示装置51に出力するものである。測定
制御装置5は、演算処理部51、キーボード等の入力部
52、カラーCRTやLCD等からなる表示部53が一
体的に構成されたパーソナルコンピュータで構成されて
いる。測定制御装置5は、入力部52からコンバージェ
ンス測定の指示が入力されると、画像処理装置3との間
でコンバージェンス測定に必要なデータの交信を行い、
画像処理装置3に対してカラーCRT6への測定パター
ンの表示、この測定パターンの撮像及び撮像画像を用い
た輝度重心の演算等の処理を行わせ、その演算結果を取
り込む。そして、その演算結果を用いてコンバージェン
ス量を算出し、その算出結果を表示部53に出力する。
システムの動作制御を行うとともに、コンバージェンス
測定の結果を表示装置51に出力するものである。測定
制御装置5は、演算処理部51、キーボード等の入力部
52、カラーCRTやLCD等からなる表示部53が一
体的に構成されたパーソナルコンピュータで構成されて
いる。測定制御装置5は、入力部52からコンバージェ
ンス測定の指示が入力されると、画像処理装置3との間
でコンバージェンス測定に必要なデータの交信を行い、
画像処理装置3に対してカラーCRT6への測定パター
ンの表示、この測定パターンの撮像及び撮像画像を用い
た輝度重心の演算等の処理を行わせ、その演算結果を取
り込む。そして、その演算結果を用いてコンバージェン
ス量を算出し、その算出結果を表示部53に出力する。
【0040】次に、コンバージェンス測定装置1のコン
バージェンス測定について、図11,図12のフローチ
ャートに従って説明する。
バージェンス測定について、図11,図12のフローチ
ャートに従って説明する。
【0041】本発明に係るコンバージェンス測定装置1
は、カラーCRT6の表示面における測定パターンの表
示位置をランダムに微小変位させ、各表示位置毎にコン
バージェンス量を算出し、これらの測定結果の平均値を
最終的なコンバージェンス量の測定値として出力する点
に特徴を有する。
は、カラーCRT6の表示面における測定パターンの表
示位置をランダムに微小変位させ、各表示位置毎にコン
バージェンス量を算出し、これらの測定結果の平均値を
最終的なコンバージェンス量の測定値として出力する点
に特徴を有する。
【0042】発明が解決しようとする課題のところで説
明したように、電子ビームBmのビーム径が小さくな
り、電子ビームBmの照射位置が僅かに変化しても当該
ビーム径内における螢光体の発光位置が容易に変化する
場合は、測定の繰返誤差が大きく、1回の測定で得られ
るコンバージェンス量の信頼性は低いと考えられる。そ
の一方、カラーCRT6の表示面における測定パターン
の表示位置がランダムに変化しつつ、コンバージェンス
測定が複数回、繰り返された場合、個々の測定結果の信
頼性は低いものの、各測定値は真値の周辺に分散し、測
定回数を多くすると、その測定値の分布は正規分布に近
くなる。従って、これら複数回の測定値を平均化するこ
とにより個々の測定値よりも真値に近い測定結果が得ら
れると考えれる。
明したように、電子ビームBmのビーム径が小さくな
り、電子ビームBmの照射位置が僅かに変化しても当該
ビーム径内における螢光体の発光位置が容易に変化する
場合は、測定の繰返誤差が大きく、1回の測定で得られ
るコンバージェンス量の信頼性は低いと考えられる。そ
の一方、カラーCRT6の表示面における測定パターン
の表示位置がランダムに変化しつつ、コンバージェンス
測定が複数回、繰り返された場合、個々の測定結果の信
頼性は低いものの、各測定値は真値の周辺に分散し、測
定回数を多くすると、その測定値の分布は正規分布に近
くなる。従って、これら複数回の測定値を平均化するこ
とにより個々の測定値よりも真値に近い測定結果が得ら
れると考えれる。
【0043】そこで、本発明に係るコンバージェンス測
定装置1は、以下に説明するように、積極的にカラーC
RT6の表示面における測定パターンの表示位置をラン
ダムに微小変位させて、各表示位置毎にコンバージェン
ス量を算出し、複数回のコンバージェンス測定結果の平
均値をコンバージェンス量の測定値として出力すること
により、安定かつ高精度のコンバージェンス測定を可能
にするものである。
定装置1は、以下に説明するように、積極的にカラーC
RT6の表示面における測定パターンの表示位置をラン
ダムに微小変位させて、各表示位置毎にコンバージェン
ス量を算出し、複数回のコンバージェンス測定結果の平
均値をコンバージェンス量の測定値として出力すること
により、安定かつ高精度のコンバージェンス測定を可能
にするものである。
【0044】コンバージェンス測定においては、まず、
測定制御装置5の入力部51からカラーCRT6の表示
面FPのサイズ、表示解像度、同期周波数及びピクセル
周波数等のカラーCRT6の表示面FPにおける電子ビ
ームの垂直/水平方向の走査速度Kx,Kyを算出する条
件、カラーCRTの表示面FPにおける測定パターンの
初期表示位置を設定する条件及びコンバージェンス測定
の繰返測定回数N等の情報が入力される(#1)。そし
て、これらの入力情報は、測定制御装置5から画像処理
装置3に送信される。
測定制御装置5の入力部51からカラーCRT6の表示
面FPのサイズ、表示解像度、同期周波数及びピクセル
周波数等のカラーCRT6の表示面FPにおける電子ビ
ームの垂直/水平方向の走査速度Kx,Kyを算出する条
件、カラーCRTの表示面FPにおける測定パターンの
初期表示位置を設定する条件及びコンバージェンス測定
の繰返測定回数N等の情報が入力される(#1)。そし
て、これらの入力情報は、測定制御装置5から画像処理
装置3に送信される。
【0045】なお、繰返測定回数Nは、測定精度と測定
速度とを考慮して適宜の値が設定される。言うまでもな
く測定回数を多くすれば、測定精度が高くなる反面、測
定速度は低下し、測定回数を少なくすると、測定速度は
早くなる反面、測定精度(信頼性)は低下する。
速度とを考慮して適宜の値が設定される。言うまでもな
く測定回数を多くすれば、測定精度が高くなる反面、測
定速度は低下し、測定回数を少なくすると、測定速度は
早くなる反面、測定精度(信頼性)は低下する。
【0046】続いて、画像処理装置3の制御部37にお
いて、入力された条件を用いて上記(1),(2)式に
よりカラーCRT6の表示面FPにおける電子ビームB
mの垂直/水平方向の走査速度Kx,Kyが演算される
(#3)。例えば上述の〜の条件が入力されると、
水平走査速度Kx=31.6×103〔μm/ns〕と垂
直走査速度Ky=17.6〔μm/μs〕とが算出さ
れ、この算出結果は、画像処理装置3に送信される。
いて、入力された条件を用いて上記(1),(2)式に
よりカラーCRT6の表示面FPにおける電子ビームB
mの垂直/水平方向の走査速度Kx,Kyが演算される
(#3)。例えば上述の〜の条件が入力されると、
水平走査速度Kx=31.6×103〔μm/ns〕と垂
直走査速度Ky=17.6〔μm/μs〕とが算出さ
れ、この算出結果は、画像処理装置3に送信される。
【0047】続いて、カラーCRT6の螢光体ピッチβ
の演算が行われる(#5)。螢光体ピッチβは、CCD
カメラ2をCRT表示面の所定の位置に対向配置した状
態でカラーCRT6を単色全発光させ、当該CCDカメ
ラ2を駆動してこの全発光像を撮像し、この撮像画像の
データを用いて算出される。なお、単色全発光とは、
R,G,Bの色成分のうち、1つの色成分の螢光体の全
体を発光させるもので、例えばGの色の螢光体を全発光
させるときは、電子銃614から一定のエネルギー強度
でGの色に対する電子ビームBmをCRT表示面FPの
全域に亘って掃引照射することにより行われる。なお、
電子ビームBmの照射範囲をCCDカメラ2の撮像範囲
に限定するようにしてもよい。
の演算が行われる(#5)。螢光体ピッチβは、CCD
カメラ2をCRT表示面の所定の位置に対向配置した状
態でカラーCRT6を単色全発光させ、当該CCDカメ
ラ2を駆動してこの全発光像を撮像し、この撮像画像の
データを用いて算出される。なお、単色全発光とは、
R,G,Bの色成分のうち、1つの色成分の螢光体の全
体を発光させるもので、例えばGの色の螢光体を全発光
させるときは、電子銃614から一定のエネルギー強度
でGの色に対する電子ビームBmをCRT表示面FPの
全域に亘って掃引照射することにより行われる。なお、
電子ビームBmの照射範囲をCCDカメラ2の撮像範囲
に限定するようにしてもよい。
【0048】アパーチャグリルタイプのカラーCRTの
場合、CCDカメラ2で撮像された全発光像は図13
(a)に示す縞模様を成し、この縞模様画像を構成する
画素データ(CCDからの出力信号をA/D変換したデ
ータ)はVRAM33に格納される。そして、VRAM
33から画素データを読み出し、所定の信号処理を施す
と、同図(b)に示す画像信号Sが得られる。図13
(a)において、縦縞M(1),M(2),…M(8)は、Gの
色の螢光体の発光部分の像であり、画像信号Sの各山
は、同図から明らかなように縞模様の周期と同一の周期
を有している。従って、例えば縦縞M(1)の位置Aと縦
縞M(8)の位置Bとの間隔TABをCCDの撮像面におけ
る距離dABに変換し、更にこの距離dABを撮影レンズの
光学倍率β1を用いてCRT表示面における距離DABに
変換するとともに、距離DAB間に含まれるライン間隔数
NAB(図13(a)では7個)で当該距離DABを除する
ことにより横方向の螢光体ピッチβxが算出される。
場合、CCDカメラ2で撮像された全発光像は図13
(a)に示す縞模様を成し、この縞模様画像を構成する
画素データ(CCDからの出力信号をA/D変換したデ
ータ)はVRAM33に格納される。そして、VRAM
33から画素データを読み出し、所定の信号処理を施す
と、同図(b)に示す画像信号Sが得られる。図13
(a)において、縦縞M(1),M(2),…M(8)は、Gの
色の螢光体の発光部分の像であり、画像信号Sの各山
は、同図から明らかなように縞模様の周期と同一の周期
を有している。従って、例えば縦縞M(1)の位置Aと縦
縞M(8)の位置Bとの間隔TABをCCDの撮像面におけ
る距離dABに変換し、更にこの距離dABを撮影レンズの
光学倍率β1を用いてCRT表示面における距離DABに
変換するとともに、距離DAB間に含まれるライン間隔数
NAB(図13(a)では7個)で当該距離DABを除する
ことにより横方向の螢光体ピッチβxが算出される。
【0049】制御部37は、画像信号Sの各山の輝度重
心もしくは輝度中心(山の左右半値点の中点)を算出
し、この算出結果に対応するVRAM33上の画素アド
レスADD(i)(i=1,2,…8)に変換することに
より、各縦縞M(i)(i=1,2,…8)の位置を特定
する。そして、各画素アドレスADD(i)をRAM34
に記憶する。
心もしくは輝度中心(山の左右半値点の中点)を算出
し、この算出結果に対応するVRAM33上の画素アド
レスADD(i)(i=1,2,…8)に変換することに
より、各縦縞M(i)(i=1,2,…8)の位置を特定
する。そして、各画素アドレスADD(i)をRAM34
に記憶する。
【0050】CCDの横方向(図4において、x方向)
の画素ピッチをpxとすると、距離dABはdAB=(AD
D(8)−ADD(1))・pxにより算出され、更に距離D
ABはDAB=dAB/β1により算出される。
の画素ピッチをpxとすると、距離dABはdAB=(AD
D(8)−ADD(1))・pxにより算出され、更に距離D
ABはDAB=dAB/β1により算出される。
【0051】従って、制御部37は、 βx=DAB/NAB ={ADD(8)−ADD(1)}・px/(β1・NAB) を演算することにより横方向の螢光体ピッチβxを算出
し、その算出結果をRAM34に格納する。
し、その算出結果をRAM34に格納する。
【0052】続いて、電子ビームBmが横方向の螢光体
間を移動するのに要する時間Txと縦方向の螢光体間を
移動するのに要する時間Tyとが算出される(#7,#
9)。横方向の移動時間Txは、横方向の螢光体ピッチ
βxと水平走査速度KxとによりTx=βx/Kxを演算す
ることにより算出される。例えば横方向の螢光体ピッチ
βxを250〔μm〕とし、水平走査速度Kxを31.6
×103〔μm/μs〕とすると、移動時間Txは、Tx
=250〔μm〕/31.6×103〔μm/ns〕=
7.9×10-3〔μs〕=7.9〔ns〕となる。
間を移動するのに要する時間Txと縦方向の螢光体間を
移動するのに要する時間Tyとが算出される(#7,#
9)。横方向の移動時間Txは、横方向の螢光体ピッチ
βxと水平走査速度KxとによりTx=βx/Kxを演算す
ることにより算出される。例えば横方向の螢光体ピッチ
βxを250〔μm〕とし、水平走査速度Kxを31.6
×103〔μm/μs〕とすると、移動時間Txは、Tx
=250〔μm〕/31.6×103〔μm/ns〕=
7.9×10-3〔μs〕=7.9〔ns〕となる。
【0053】同様に、縦方向の移動時間Tyは縦方向の
螢光体ピッチβyと垂直走査速度KyとによりTy=βy/
Kyを演算することにより算出される。なお、アパーチ
ャグリルタイプのカラーCRTでは螢光体が縦方向に連
続的に塗布され、縦方向に測定パターンの表示位置を変
更して各表示位置におけるコンバージェンス測定を行う
必要はないので、測定パターンを縦方向に移動させるた
めの移動時間Tyは算出されず、Ty=0が設定される。
螢光体ピッチβyと垂直走査速度KyとによりTy=βy/
Kyを演算することにより算出される。なお、アパーチ
ャグリルタイプのカラーCRTでは螢光体が縦方向に連
続的に塗布され、縦方向に測定パターンの表示位置を変
更して各表示位置におけるコンバージェンス測定を行う
必要はないので、測定パターンを縦方向に移動させるた
めの移動時間Tyは算出されず、Ty=0が設定される。
【0054】続いて、コンバージェンス測定の回数をカ
ウントするカウンタiのカウント値が「1」に設定され
る(#11)。また、(0〜1)の一様な乱数Rを発生
させ、ステップ#7,#9で算出された移動時間Tx,
Tyにこの乱数Rを乗じて水平同期信号SHに対する遅延
時間ΔtH(=R・Tx)と垂直同期信号SVに対する遅
延時間ΔtV(=R・Ty)とが算出され、これらの遅延
時間ΔtH,ΔtVが遅延回路36に設定される(#1
3,#15)。
ウントするカウンタiのカウント値が「1」に設定され
る(#11)。また、(0〜1)の一様な乱数Rを発生
させ、ステップ#7,#9で算出された移動時間Tx,
Tyにこの乱数Rを乗じて水平同期信号SHに対する遅延
時間ΔtH(=R・Tx)と垂直同期信号SVに対する遅
延時間ΔtV(=R・Ty)とが算出され、これらの遅延
時間ΔtH,ΔtVが遅延回路36に設定される(#1
3,#15)。
【0055】続いて、信号発生器4から白色の測定パタ
ーン(ドットパターン)の映像信号がカラーCRT6に
入力されるとともに、信号発生器4から出力される水平
同期信号SH及び垂直同期信号SVをそれぞれ遅延時間Δ
tH,ΔtVで遅延してなる水平同期信号SH′及び垂直
同期信号SV′が画像処理装置3からカラーCRT6に
入力されてカラーCRT6の表示面に白色の測定パター
ンが表示される(#17)。そして、この白色の測定パ
ターンがCCDカメラ2により撮像される(#19)。
ーン(ドットパターン)の映像信号がカラーCRT6に
入力されるとともに、信号発生器4から出力される水平
同期信号SH及び垂直同期信号SVをそれぞれ遅延時間Δ
tH,ΔtVで遅延してなる水平同期信号SH′及び垂直
同期信号SV′が画像処理装置3からカラーCRT6に
入力されてカラーCRT6の表示面に白色の測定パター
ンが表示される(#17)。そして、この白色の測定パ
ターンがCCDカメラ2により撮像される(#19)。
【0056】続いて、撮像画像のデータを用いて、コン
バージェンス量が算出される(#21)。コンバージェ
ンス量の演算は、以下のように行われる。
バージェンス量が算出される(#21)。コンバージェ
ンス量の演算は、以下のように行われる。
【0057】VRAM33に記憶されたR,G,Bの各
色成分の画像データからドットパターンの画像データが
それぞれ抽出され、各色について、横方向(x方向)の
輝度重心Drx,Dgx,Dbxが算出される。そして、Gの
色の輝度重心Dgxを基準として輝度重心間のずれΔDrx
(=Drx−Dgx),ΔDbx(=Dbx−Dgx)が算出さ
れ、この算出結果を撮影レンズの光学倍率β1で除して
横方向のコンバージェンス量Crx(1)(=ΔDrx/β
1),Cbx(1)(=ΔDbx/β1)が算出される。
色成分の画像データからドットパターンの画像データが
それぞれ抽出され、各色について、横方向(x方向)の
輝度重心Drx,Dgx,Dbxが算出される。そして、Gの
色の輝度重心Dgxを基準として輝度重心間のずれΔDrx
(=Drx−Dgx),ΔDbx(=Dbx−Dgx)が算出さ
れ、この算出結果を撮影レンズの光学倍率β1で除して
横方向のコンバージェンス量Crx(1)(=ΔDrx/β
1),Cbx(1)(=ΔDbx/β1)が算出される。
【0058】同様に、各色について、縦方向の輝度重心
Dry,Dgy,Dbyが算出される。そして、Gの色の輝度
重心Dgyを基準として輝度重心間のずれΔDry(=Dry
−Dgy),ΔDby(=Dby−Dgy)が算出され、この算
出結果を撮影レンズの光学倍率β1で除して縦方向のコ
ンバージェンス量Cry(1)(=ΔDry/β1),Cby(1)
(=ΔDby/β1)が算出される。算出されたコンバー
ジェンス量Crx(1),Cry(1),Cbx(1),Cby(1)は、測
定制御装置5に送信される。
Dry,Dgy,Dbyが算出される。そして、Gの色の輝度
重心Dgyを基準として輝度重心間のずれΔDry(=Dry
−Dgy),ΔDby(=Dby−Dgy)が算出され、この算
出結果を撮影レンズの光学倍率β1で除して縦方向のコ
ンバージェンス量Cry(1)(=ΔDry/β1),Cby(1)
(=ΔDby/β1)が算出される。算出されたコンバー
ジェンス量Crx(1),Cry(1),Cbx(1),Cby(1)は、測
定制御装置5に送信される。
【0059】なお、コンバージェンス量Crx(1),Cry
(1),Cbx(1),Cby(1)の括弧内の数値は測定回数を示
し、1回目の測定におけるコンバージェンス量であるこ
とを示している。
(1),Cbx(1),Cby(1)の括弧内の数値は測定回数を示
し、1回目の測定におけるコンバージェンス量であるこ
とを示している。
【0060】続いて、カウント値iが所定の測定回数N
に達しているか否かが判別され(#23)、i<Nであ
れば、カウンタ値iを「1」だけインクリメントとして
次のコンバージェンス測定を行うべくステップ#13に
戻る(#25)。
に達しているか否かが判別され(#23)、i<Nであ
れば、カウンタ値iを「1」だけインクリメントとして
次のコンバージェンス測定を行うべくステップ#13に
戻る(#25)。
【0061】ステップ#13に戻ると、白色の測定パタ
ーンのカラーCRT6の表示面FPにおける表示位置が
変更された後(#13〜#17)、その測定パターンが
CCDカメラ2で撮像され(#19)、この撮像画像の
データを用いて2回目の測定におけるコンバージェンス
量Crx(2),Cry(2),Cbx(2),Cby(2)が算出され、こ
の算出結果が測定制御装置5に送信される。
ーンのカラーCRT6の表示面FPにおける表示位置が
変更された後(#13〜#17)、その測定パターンが
CCDカメラ2で撮像され(#19)、この撮像画像の
データを用いて2回目の測定におけるコンバージェンス
量Crx(2),Cry(2),Cbx(2),Cby(2)が算出され、こ
の算出結果が測定制御装置5に送信される。
【0062】以下、同様にカラーCRT6の表示面FP
における測定パターンの表示位置をランダムに変更しつ
つ、その測定パターンの撮像と当該撮像画像のデータを
用いたコンバージェンス量Crx(i),Cry(i),Cbx
(i),Cby(i)(i=3,4,…N)の算出とが繰り返さ
れ、所定の測定回数Nに達すると(#23でYES)、
全てのコンバージェンス量Crx(i),Cry(i),Cbx
(i),Cby(i)(i=1,2,…N)の平均値(下記演算
式(3)〜(6)参照)を演算することにより最終的な
コンバージェンス量の測定値Crx,Cry,Cbx,Cbyが
算出される(#27)。そして、この算出結果は表示部
53に表示される。
における測定パターンの表示位置をランダムに変更しつ
つ、その測定パターンの撮像と当該撮像画像のデータを
用いたコンバージェンス量Crx(i),Cry(i),Cbx
(i),Cby(i)(i=3,4,…N)の算出とが繰り返さ
れ、所定の測定回数Nに達すると(#23でYES)、
全てのコンバージェンス量Crx(i),Cry(i),Cbx
(i),Cby(i)(i=1,2,…N)の平均値(下記演算
式(3)〜(6)参照)を演算することにより最終的な
コンバージェンス量の測定値Crx,Cry,Cbx,Cbyが
算出される(#27)。そして、この算出結果は表示部
53に表示される。
【0063】
【数1】
【0064】なお、アパーチャグリルタイプのカラーC
RTにおいては、螢光体Fが縦方向に連続的に塗布され
ているので、コンバージェンス状態が同一であれば、縦
方向に電子ビームの照射位置を変化させてもコンバージ
ェンス量は殆ど変化しない。上述のアパーチャグリルタ
イプのカラーCRTに対する測定処理では電子ビームB
mの照射位置を横方向(x方向)にのみ変化させ、縦及
び横の両方向について複数回の測定結果の平均値を最終
的なコンバージェンス量の測定値としているが、横方向
のコンバージェンス測定についてのみ複数回の測定結果
の平均値を最終的なコンバージェンス量の測定値とし、
縦方向(y方向)のコンバージェンス測定は1回目の測
定結果を最終的なコンバージェンス量の測定値とするよ
うにしてもよい。
RTにおいては、螢光体Fが縦方向に連続的に塗布され
ているので、コンバージェンス状態が同一であれば、縦
方向に電子ビームの照射位置を変化させてもコンバージ
ェンス量は殆ど変化しない。上述のアパーチャグリルタ
イプのカラーCRTに対する測定処理では電子ビームB
mの照射位置を横方向(x方向)にのみ変化させ、縦及
び横の両方向について複数回の測定結果の平均値を最終
的なコンバージェンス量の測定値としているが、横方向
のコンバージェンス測定についてのみ複数回の測定結果
の平均値を最終的なコンバージェンス量の測定値とし、
縦方向(y方向)のコンバージェンス測定は1回目の測
定結果を最終的なコンバージェンス量の測定値とするよ
うにしてもよい。
【0065】図14〜図17は、上記測定方法によるコ
ンバージェンス測定の一例を示すもので、アパーチャグ
リルタイプのカラーCRTにおける横方向のコンバージ
ェンス測定の具体例を示す図である。同図において、楕
円Qr,Qg,QbはそれぞれR,G,Bの各色成分の電
子ビームのビームスポットである。また、横方向に配列
された複数の帯Fは螢光体であり、各螢光体Fに付した
「R」,「G」,「B」の文字はそれぞれR,G,Bの
色の螢光体であることを示している。横方向の螢光体ピ
ッチβxは250μmである。また、螢光体Fの下段に
示した棒グラフは、当該螢光体Fの発光レベルを示し、
Dr,Dg,DbはそれぞれR,G,Bの各色のビームス
ポットQr,Qg,Qbの輝度重心を示し、Crx(i),Cbx
(i)はi回目の測定における横方向(x方向)のコンバ
ージェンス量である。
ンバージェンス測定の一例を示すもので、アパーチャグ
リルタイプのカラーCRTにおける横方向のコンバージ
ェンス測定の具体例を示す図である。同図において、楕
円Qr,Qg,QbはそれぞれR,G,Bの各色成分の電
子ビームのビームスポットである。また、横方向に配列
された複数の帯Fは螢光体であり、各螢光体Fに付した
「R」,「G」,「B」の文字はそれぞれR,G,Bの
色の螢光体であることを示している。横方向の螢光体ピ
ッチβxは250μmである。また、螢光体Fの下段に
示した棒グラフは、当該螢光体Fの発光レベルを示し、
Dr,Dg,DbはそれぞれR,G,Bの各色のビームス
ポットQr,Qg,Qbの輝度重心を示し、Crx(i),Cbx
(i)はi回目の測定における横方向(x方向)のコンバ
ージェンス量である。
【0066】図14〜図17は、それぞれ1回目〜4回
目の横方向のコンバージェンス測定におけるドットパタ
ーンの表示位置と各色の輝度重心との関係を示すもので
あり、いずれもコンバージェンス状態は同一であるが、
電子ビームの照射位置は、1回目の電子ビームの照射位
置を基準とすると、2回目〜4回目の電子ビームの照射
位置はそれぞれ基準位置から左側に79μm,26μ
m,164μmだけずれている。そして、各コンバージ
ェンス測定で算出されるコンバージェンス量Crx(i),
Cbx(i)は、下記表1のようになっており、これらの測
定結果の平均値Crx(=−231.8μm),Cbx(=
+131.0μm)が最終的なコンバージェンス量の測
定結果として出力される。なお、表1において、基準位
置より右側を+方向、左側を−方向としている。
目の横方向のコンバージェンス測定におけるドットパタ
ーンの表示位置と各色の輝度重心との関係を示すもので
あり、いずれもコンバージェンス状態は同一であるが、
電子ビームの照射位置は、1回目の電子ビームの照射位
置を基準とすると、2回目〜4回目の電子ビームの照射
位置はそれぞれ基準位置から左側に79μm,26μ
m,164μmだけずれている。そして、各コンバージ
ェンス測定で算出されるコンバージェンス量Crx(i),
Cbx(i)は、下記表1のようになっており、これらの測
定結果の平均値Crx(=−231.8μm),Cbx(=
+131.0μm)が最終的なコンバージェンス量の測
定結果として出力される。なお、表1において、基準位
置より右側を+方向、左側を−方向としている。
【0067】
【表1】
【0068】上記のように、カラーCRT6の表示面F
Pにおける電子ビームの照射位置をランダムに微小変化
させて複数回、コンバージェンス量Crx(i),Cbx(i),
Cry(i),Cby(i)を算出し、これらの平均値Crx(=Σ
Crx(i)/N),Cbx=ΣCbx(i)/N),Cry(=ΣCry
(i)/N),Cby(=ΣCby(i)/N)をコンバージェンス
量の測定値として出力するようにしているので、電子ビ
ームBmのスポット径が小さく、電子ビームBmの照射
位置によりビームスポットQr,Qg,Qb内における螢
光体Fの発光位置が異なる場合にも安定かつ高精度にコ
ンバージェンス量を測定することができる。
Pにおける電子ビームの照射位置をランダムに微小変化
させて複数回、コンバージェンス量Crx(i),Cbx(i),
Cry(i),Cby(i)を算出し、これらの平均値Crx(=Σ
Crx(i)/N),Cbx=ΣCbx(i)/N),Cry(=ΣCry
(i)/N),Cby(=ΣCby(i)/N)をコンバージェンス
量の測定値として出力するようにしているので、電子ビ
ームBmのスポット径が小さく、電子ビームBmの照射
位置によりビームスポットQr,Qg,Qb内における螢
光体Fの発光位置が異なる場合にも安定かつ高精度にコ
ンバージェンス量を測定することができる。
【0069】なお、上記実施の形態では、アパーチャグ
リルタイプのカラーCRTについて説明したが、ドット
マトリックスタイプのカラーCRTのコンバージェンス
測定についても同様の方法を適用することができる。こ
の場合、ドットマトリックスタイプのカラーCRTにお
いては、図18に示すように、縦方向においても電子ビ
ームBmの照射位置によりビームスポットQr,Qg,Q
b内における発光螢光体Fの位置が異なってくるので、
図19に示すように、電子ビームBmの照射位置を横方
向(x方向)及び縦方向(y方向)の両方向についてΔ
x,Δyずつ微小変化させ、縦方向についても複数回の
コンバージェンス測定の測定結果Cry(i),Cby(i)(i
=1,2…N)の平均値ΣCry(i)/N,ΣCby(i)/Nを
最終的なコンバージェンス量の測定値Cry,Cbyとす
る。なお、図18,図19において、FR,FG,F
Bは、それぞれR,G,Bの螢光体である。
リルタイプのカラーCRTについて説明したが、ドット
マトリックスタイプのカラーCRTのコンバージェンス
測定についても同様の方法を適用することができる。こ
の場合、ドットマトリックスタイプのカラーCRTにお
いては、図18に示すように、縦方向においても電子ビ
ームBmの照射位置によりビームスポットQr,Qg,Q
b内における発光螢光体Fの位置が異なってくるので、
図19に示すように、電子ビームBmの照射位置を横方
向(x方向)及び縦方向(y方向)の両方向についてΔ
x,Δyずつ微小変化させ、縦方向についても複数回の
コンバージェンス測定の測定結果Cry(i),Cby(i)(i
=1,2…N)の平均値ΣCry(i)/N,ΣCby(i)/Nを
最終的なコンバージェンス量の測定値Cry,Cbyとす
る。なお、図18,図19において、FR,FG,F
Bは、それぞれR,G,Bの螢光体である。
【0070】また、上記実施の形態では、測定パターン
としてドットパターンを表示させた場合について説明し
たが、図20に示すように、測定パターンとしてクロス
ハッチパターンを表示させた場合についても、当該クロ
スハッチパターンの表示位置をランダムに微小変位さ
せ、各表示位置毎に、縦/横の両方向についてコンバー
ジェンス量Crx(i),Cbx(i),Cry(i),Cby(i)を測定
し、これらの平均値を算出することにより最終的なコン
バージェンス量の測定値Cry,Cbyを求めることができ
る。
としてドットパターンを表示させた場合について説明し
たが、図20に示すように、測定パターンとしてクロス
ハッチパターンを表示させた場合についても、当該クロ
スハッチパターンの表示位置をランダムに微小変位さ
せ、各表示位置毎に、縦/横の両方向についてコンバー
ジェンス量Crx(i),Cbx(i),Cry(i),Cby(i)を測定
し、これらの平均値を算出することにより最終的なコン
バージェンス量の測定値Cry,Cbyを求めることができ
る。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被測定用カラーCRTに所定の測定パターンを表示さ
せ、この測定パターンを撮像して得られる画像信号を用
いて被測定用カラーCRTのコンバージェンス量を測定
するコンバージェンス測定装置において、カラーCRT
の表示面における測定パターンの表示位置を積極的にラ
ンダムに変化させ、各表示位置におけるコンバージェン
ス量を算出し、これらコンバージェンス量の平均値をコ
ンバージェンス測定値として出力するようにしたので、
CRT表示面における電子ビームの照射位置によりビー
ム内の螢光体の発光位置が容易に変化するような場合に
も安定かつ正確にコンバージェンス量を測定することが
できる。
被測定用カラーCRTに所定の測定パターンを表示さ
せ、この測定パターンを撮像して得られる画像信号を用
いて被測定用カラーCRTのコンバージェンス量を測定
するコンバージェンス測定装置において、カラーCRT
の表示面における測定パターンの表示位置を積極的にラ
ンダムに変化させ、各表示位置におけるコンバージェン
ス量を算出し、これらコンバージェンス量の平均値をコ
ンバージェンス測定値として出力するようにしたので、
CRT表示面における電子ビームの照射位置によりビー
ム内の螢光体の発光位置が容易に変化するような場合に
も安定かつ正確にコンバージェンス量を測定することが
できる。
【0072】また、被測定用のカラーCRTの駆動用の
同期信号を遅延させることにより、あるいは偏向ヨーク
の電流量を制御することによりカラーCRTの表示面に
おける測定パターンの表示位置を変化させるようにした
ので、簡単に測定パターンの表示位置をランダムに変化
させることができる。
同期信号を遅延させることにより、あるいは偏向ヨーク
の電流量を制御することによりカラーCRTの表示面に
おける測定パターンの表示位置を変化させるようにした
ので、簡単に測定パターンの表示位置をランダムに変化
させることができる。
【図1】本発明に係るコンバージェンス測定装置を用い
たコンバージェンス測定系の構成を示す図である。
たコンバージェンス測定系の構成を示す図である。
【図2】コンバージェンス測定装置のブロック構成を示
す図である。
す図である。
【図3】測定対象のカラーCRTの構造を示す図であ
る。
る。
【図4】CCDエリアセンサの画素構成を示す図であ
る。
る。
【図5】アパーチャグリルタイプのCRTのフェースプ
レートの構造を示す要部斜視図である。
レートの構造を示す要部斜視図である。
【図6】表示画面上で測定パターンの表示位置を左側に
移動させる際の水平同期信号の遅延時間を説明するため
の図である。
移動させる際の水平同期信号の遅延時間を説明するため
の図である。
【図7】水平同期信号を遅延させたときの映像信号と水
平同期信号との関係を示す図である。
平同期信号との関係を示す図である。
【図8】表示画面上で測定パターンの表示位置を上側に
移動させる際の垂直同期信号の遅延時間を説明するため
の図である。
移動させる際の垂直同期信号の遅延時間を説明するため
の図である。
【図9】垂直同期信号を遅延させたときの映像信号と垂
直同期信号との関係を示す図である。
直同期信号との関係を示す図である。
【図10】カラーCRTの表示条件の一例を示す図であ
る。
る。
【図11】本発明に係るコンバージェンス測定装置のコ
ンバージェンス測定の測定手順を示すフローチャートで
ある。
ンバージェンス測定の測定手順を示すフローチャートで
ある。
【図12】本発明に係るコンバージェンス測定装置のコ
ンバージェンス測定の測定手順を示すフローチャートで
ある。
ンバージェンス測定の測定手順を示すフローチャートで
ある。
【図13】螢光体ピッチの算出方法を説明するための図
で、(a)は単色全発光されたCRT表示面を撮像して
得られる縞模様の画像を示す図、(b)は画素データを
抽出して得られる信号を示す図である。
で、(a)は単色全発光されたCRT表示面を撮像して
得られる縞模様の画像を示す図、(b)は画素データを
抽出して得られる信号を示す図である。
【図14】アパーチャグリルタイプのカラーCRTにお
いて、本発明に係る測定方法により横方向のコンバージ
ェンス測定をする際の1回目のドットパターンの表示位
置と各色の輝度重心との関係を示す図である。
いて、本発明に係る測定方法により横方向のコンバージ
ェンス測定をする際の1回目のドットパターンの表示位
置と各色の輝度重心との関係を示す図である。
【図15】アパーチャグリルタイプのカラーCRTにお
いて、本発明に係る測定方法により横方向のコンバージ
ェンス測定をする際の2回目のドットパターンの表示位
置と各色の輝度重心との関係を示す図である。
いて、本発明に係る測定方法により横方向のコンバージ
ェンス測定をする際の2回目のドットパターンの表示位
置と各色の輝度重心との関係を示す図である。
【図16】アパーチャグリルタイプのカラーCRTにお
いて、本発明に係る測定方法により横方向のコンバージ
ェンス測定をする際の3回目のドットパターンの表示位
置と各色の輝度重心との関係を示す図である。
いて、本発明に係る測定方法により横方向のコンバージ
ェンス測定をする際の3回目のドットパターンの表示位
置と各色の輝度重心との関係を示す図である。
【図17】アパーチャグリルタイプのカラーCRTにお
いて、本発明に係る測定方法により横方向のコンバージ
ェンス測定をする際の4回目のドットパターンの表示位
置と輝度重心との関係を示す図である。
いて、本発明に係る測定方法により横方向のコンバージ
ェンス測定をする際の4回目のドットパターンの表示位
置と輝度重心との関係を示す図である。
【図18】ドットマトリックスタイプのカラーCRTに
おいて、本発明に係る測定方法によりコンバージェンス
測定をする際の1回目のドットパターンの表示位置と輝
度重心との関係を示す図である。
おいて、本発明に係る測定方法によりコンバージェンス
測定をする際の1回目のドットパターンの表示位置と輝
度重心との関係を示す図である。
【図19】ドットマトリックスタイプのカラーCRTに
おいて、本発明に係る測定方法によりコンバージェンス
測定をする際の2回目のドットパターンの表示位置と輝
度重心との関係を示す図である。
おいて、本発明に係る測定方法によりコンバージェンス
測定をする際の2回目のドットパターンの表示位置と輝
度重心との関係を示す図である。
【図20】ドットマトリックスタイプのカラーCRTに
おいて、本発明に係る測定方法によりコンバージェンス
測定をする際のラインパターンの表示位置と輝度重心と
の関係を示す図である。
おいて、本発明に係る測定方法によりコンバージェンス
測定をする際のラインパターンの表示位置と輝度重心と
の関係を示す図である。
【図21】アパーチャグリルタイプのカラーCRTにお
いて、横方向のコンバージェンス測定を繰り返し行った
際の1回面のドットパターンの表示位置と輝度重心との
関係を示す図である。
いて、横方向のコンバージェンス測定を繰り返し行った
際の1回面のドットパターンの表示位置と輝度重心との
関係を示す図である。
【図22】アパーチャグリルタイプのカラーCRTにお
いて、横方向のコンバージェンス測定を繰り返し行った
際の2回面のドットパターンの表示位置と輝度重心との
関係を示す図である。
いて、横方向のコンバージェンス測定を繰り返し行った
際の2回面のドットパターンの表示位置と輝度重心との
関係を示す図である。
1 コンバージェンス測定装置(表示制御手段,撮像制
御手段,演算手段) 2 CCDカメラ 3 画像処理装置 31 アンプ 32 A/D変換器 33 VRAM 34 RAM 35 ROM 36 遅延回路 37 制御部 4 信号発生器 5 測定制御装置(コンバージェンス量算出手段) 51 演算処理部 52 入力部 53 表示部 6 カラーCRT 61 カラーブラウン管 62 駆動制御回路
御手段,演算手段) 2 CCDカメラ 3 画像処理装置 31 アンプ 32 A/D変換器 33 VRAM 34 RAM 35 ROM 36 遅延回路 37 制御部 4 信号発生器 5 測定制御装置(コンバージェンス量算出手段) 51 演算処理部 52 入力部 53 表示部 6 カラーCRT 61 カラーブラウン管 62 駆動制御回路
Claims (3)
- 【請求項1】 被測定用カラーCRTに所定の測定パタ
ーンを表示させ、この測定パターンを撮像して得られる
画像信号を用いて上記被測定用カラーCRTのコンバー
ジェンス量を測定するコンバージェンス測定装置におい
て、 上記被測定用カラーCRTの表示面における表示位置を
ランダムに変化させて上記測定パターンを複数回、表示
させる表示制御手段と、 上記被測定用カラーCRTに上記測定パターンが表示さ
れる毎に、当該測定パターンを撮像させる撮像制御手段
と、 上記測定パターンが撮像される毎に、当該撮像によって
得られる画像信号を用いて上記被測定CRTのコンバー
ジェンス量を演算する演算手段と、 上記演算手段で算出される複数個のコンバージェンス量
を平均化して最終的な上記被測定CRTのコンバージェ
ンス量を算出するコンバージェンス量算出手段と、を備
えたことを特徴とするコンバージェンス測定装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のコンバージェンス測定装
置において、 上記表示制御手段は、上記被測定用カラーCRTに入力
される垂直同期信号もしくは水平同期信号を遅延させる
ことにより上記測定パターンの被測定用カラーCRTの
表示面における表示位置を変化させるものであることを
特徴とするコンバージェンス測定装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のコンバージェンス測定装
置において、 上記表示制御手段は、上記被測定用カラーCRTの偏向
ヨークの電流量を変化させることにより上記測定パター
ンの被測定用カラーCRTの表示面における表示位置を
変化させるものであることを特徴とするコンバージェン
ス測定装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10295615A JP2000125323A (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | コンバージェンス測定装置 |
TW89105557A TW529298B (en) | 1998-10-16 | 2000-03-27 | Convergence measurement device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10295615A JP2000125323A (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | コンバージェンス測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000125323A true JP2000125323A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17822932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10295615A Pending JP2000125323A (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | コンバージェンス測定装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000125323A (ja) |
TW (1) | TW529298B (ja) |
-
1998
- 1998-10-16 JP JP10295615A patent/JP2000125323A/ja active Pending
-
2000
- 2000-03-27 TW TW89105557A patent/TW529298B/zh not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW529298B (en) | 2003-04-21 |
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A711 | Notification of change in applicant |
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