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JP2000113316A - 店舗内音声配信装置および音声配信システム - Google Patents

店舗内音声配信装置および音声配信システム

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Publication number
JP2000113316A
JP2000113316A JP10286112A JP28611298A JP2000113316A JP 2000113316 A JP2000113316 A JP 2000113316A JP 10286112 A JP10286112 A JP 10286112A JP 28611298 A JP28611298 A JP 28611298A JP 2000113316 A JP2000113316 A JP 2000113316A
Authority
JP
Japan
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content
audio
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information
broadcast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10286112A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Toriyama
正博 鳥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nomura Research Institute Ltd
Original Assignee
Nomura Research Institute Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nomura Research Institute Ltd filed Critical Nomura Research Institute Ltd
Priority to JP10286112A priority Critical patent/JP2000113316A/ja
Publication of JP2000113316A publication Critical patent/JP2000113316A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声コンテンツを放送し、その放送に関する
情報コンテンツを同時に出力可能な技術を提供すること
にある。 【構成】 店舗空間に対して音声コンテンツを放送する
スピーカーと、店舗空間に対して放送する音声コンテン
ツに関する情報コンテンツを出力する情報出力装置と、
スピーカーが流す音声コンテンツと、情報出力装置が出
力する情報コンテンツとを制御する音声制御装置と、音
声コンテンツを販売する際の精算を行う為のレジスター
とを備え、前記情報出力装置は、レジスターでの精算用
のクーポン券を発券可能とした音声配信装置に係る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、店舗内音声配信
装置、更に詳しくは、音声コンテンツと、その音声コン
テンツに関する情報コンテンツとが組になって存在して
いる場合に、音声コンテンツを店舗内にて放送すると共
に、情報コンテンツを店舗内の顧客に向かって出力でき
る装置に関するものである。
【0002】
【先行技術】音声コンテンツは、時間とともに流れ、ス
ピーカーという音声しか出力できない機器から発せられ
るという特徴がある。一方、その音声コンテンツに関す
る情報コンテンツの特定は、曲名、アーティスト名、ア
ルバム名などが必要である。したがって、スピーカーと
いう媒体を通す場合、音声コンテンツが発せられる前後
に情報コンテンツを流さなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した技術
では、以下のような問題点があった。このため、音声コ
ンテンツを耳にした瞬間、それについての情報コンテン
ツを知りたいと思っても、すぐに知ることができない。
情報コンテンツは、演奏前のアナウンスあるいは演奏後
のアナウンス以外では聞けないからである。
【0004】また、情報コンテンツを聞き逃したり、聞
き漏らしたりすると、その者にとって、後に音声コンテ
ンツと情報コンテンツとを一致させることは困難であっ
た。まず、音声コンテンツの一部を記憶することが困難
だからである。また、かなり正確に記憶してあっても、
それを、情報コンテンツを引き出せそうな第三者に対し
て再生することが困難だからである。
【0005】本発明が解決すべき課題は、音声コンテン
ツを店舗空間で放送する場合、その放送に関する情報コ
ンテンツを同時に出力し、その音声コンテンツの販売や
精算に便利な技術を提供することにある。ここで、請求
項1記載の発明の目的は、音声コンテンツを店舗空間で
放送し、その放送に関する情報コンテンツを同時に出力
可能、且つ音声コンテンツの販売、精算に便利な店舗内
音声配信装置を提供することである。
【0006】また、請求項2記載の発明の目的は、更
に、音声コンテンツに関する情報コンテンツの出力情報
および音声コンテンツの販売情報を掌握できる店舗内音
声配信装置を提供することである。また、請求項3記載
の発明の目的は、更に、CS放送の受信から行える店舗
内音声配信装置を提供することである。
【0007】また、請求項4記載の発明の目的は、更
に、CS放送にて受信したコンテンツを記録可能な店舗
内音声配信装置を提供することである。請求項5記載の
発明の目的は、店舗とその店舗を統括する本部とが存在
する場合に、音声コンテンツを店舗空間で放送し、その
放送に関する情報コンテンツを同時に出力可能、且つ音
声コンテンツの販売、精算に便利な音声配信システムを
提供することである。
【0008】また、請求項6記載の発明の目的は、更
に、本部において、店舗での音声コンテンツの販売情報
を掌握できる音声配信システムを提供することである。
また、請求項7記載の発明の目的は、更に、音声コンテ
ンツに関する情報コンテンツの出力情報および音声コン
テンツの販売情報を掌握できる音声配信システムを提供
することである。
【0009】また、請求項8記載の発明の目的は、更
に、CS放送の受信から行える音声配信システムを提供
することである。また、請求項9記載の発明の目的は、
更に、CS放送にて受信したコンテンツを記録可能な音
声配信システムを提供することである。なお、株式会社
野村総合研究所が提供するサイバーパテントデスク、特
許情報機構が提供するパトリス(PATLIS)を利用
した先行技術調査などによって、特開平9−14682
0号、特開平10−187169号、特開平9−622
83号などを抽出したが、上記の課題を解決する技術は
発見できなかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものである。 (請求項1)請求項1記載の発明は、店舗空間に対して
音声コンテンツを放送するスピーカーと、店舗空間に対
して放送する音声コンテンツに関する情報コンテンツを
出力する情報出力装置と、スピーカーが流す音声コンテ
ンツと情報出力装置が出力する情報コンテンツとを制御
する音声制御装置と、音声コンテンツを販売する際の精
算を行う為のレジスターとを備え、前記情報出力装置
は、レジスターでの精算用のクーポン券を発券可能とし
たを備えた店舗内音声配信装置に係る。
【0011】(用語定義)「店舗空間」とは、他の空間
との物理的な仕切りを有する店舗の内部空間のほか、オ
ープンスペースの店舗の場合には、その店舗の全域をも
含む。音声コンテンツは、店舗空間の全域に流されるこ
とに限定されず、一部であってもよい。
【0012】「音声コンテンツ」とは、音楽、落語、講
演録など、音声情報に価値のあるコンテンツのことであ
る。音声と映像などを組み合わせたコンテンツであって
も、ここにいう音声コンテンツに含まれる。「情報コン
テンツ」とは、音声コンテンツに関する解説、CD、D
VDなどパッケージ系メディアの販売に関する情報、説
明、関連情報などをいう。文字情報、映像情報、音声情
報、あるいはそれらの組み合わせなどが含まれる。
【0013】「情報出力装置」とは、情報コンテンツの種
類によって異なるが、文字情報または映像情報である場
合には、ブラウン管モニタや液晶ディスプレイ、プラズ
マディスプレイ、電光掲示板といった画面出力、プリン
タによる印刷出力などである。人為的な出力命令を待っ
て出力するものであってもよいし、人為的な出力命令な
しに連続してあるいは繰り返して出力しつづけるもので
あってもよい。
【0014】「音声制御装置」とは、音声コンテンツと
情報コンテンツを一致させるための制御をしたり、スピ
ーカーから放送すべき音声コンテンツと情報出力装置か
ら出力すべき情報コンテンツとが分離されていない場合
に分離したりする作業を行う。「クーポン券」とは、購
入の対象を特定できることが最低条件であり、音声コン
テンツのタイトル、購入金額など、音声コンテンツに関
する情報を印刷した媒体である。多くの場合、値引き、
販売促進グッズの配布など、購買にまつわる特典が記さ
れている。ここにいう「クーポン券」が、単に情報を印
刷しただけのクーポン券の場合には、情報出力装置にお
けるプリンタによる印刷出力と同義である。「情報出力
装置」が画面出力である場合と異なり、情報内容が経時
的に変化しない。音声コンテンツを記録した媒体を購入
する際に店員にそれを示したり、引き換えたりすること
によって、商品の引き渡し、精算などを効率化できる。
精算をより効率化する為、バーコードを印刷していても
よい。また、割引券を備えていてもよい。
【0015】「レジスター」とは、音声コンテンツを記
録した媒体の販売に関する精算を行う装置である。通常
は、現品と金銭またはクレジットとの引き換えによって
成立する商取引の場合の精算を行う装置であるが、店舗
に在庫が存在しない場合や音声コンテンツ自体が発売前
である場合には予約販売の受付を行う為の一連の装置を
も含む概念である。また、例えば「クーポン券」にバー
コードが備えられている場合には、バーコードリーダー
を備えている。
【0016】販売に係る「音声コンテンツ」には、音声
コンテンツに関する情報コンテンツが含まれていてもよ
い。また、販売に係る「音声コンテンツ」は、当該コン
テンツを記録できる記録媒体にて販売する方法のほか、
ダウンロード用の暗号解除プログラムを渡すという方法
でもよい。、 (作用)店舗空間に対して、音声制御装置が制御するこ
とにより、スピーカーが音声コンテンツを放送する。一
方、音声制御装置が制御することにより、情報出力装置
が音声コンテンツに関する情報コンテンツを出力する。
【0017】店舗内にいた客は、スピーカーからの音声
コンテンツを耳にすることができ、しかもその音声コン
テンツに関する情報コンテンツを、情報出力装置によっ
て得ることができる。情報コンテンツを情報出力装置に
よって得た場合において、更にその音声コンテンツを購
入したい場合には、情報出力装置からクーポン券を入手
し、それをレジスターのところへもって行けば商品との
引き替えおよび精算が可能である。購買時の特典があれ
ば、いっそうの購買動機の上昇につながる。このため、
客とすれば、欲しいときにすぐに品物を確保することが
でき、店側とすれば品物の問い合わせに応じたりせずに
精算することができる。また、店舗側には、売りたいC
D等の販売を促進するために、そのCD野天内包層の頻
度を上げることができる。
【0018】(請求項2)請求項2記載の発明は、請求
項1記載の店舗内音声配信装置を限定したものであり、
情報出力装置が発券するクーポンの発券枚数と、レジス
ターで精算に使用されたクーポン券の精算枚数とをカウ
ントできるカウンター装置を備えた店舗内音声配信装置
に係る。
【0019】(作用)カウンター装置は、情報出力装置
が発券するクーポンの枚数をカウントできるので、その
カウント数によって、音声コンテンツの関心度を推定で
きる。また、精算枚数もカウントできるので、関心度と
実際の購入行動との関係を分析することもできる。
【0020】(請求項3)請求項3記載の発明は、請求
項1または請求項2記載の店舗内音声配信装置を限定し
たものであり、放送基地が搬送波にて配信するコンテン
ツを受信可能な受信装置を備え、スピーカーは、受信装
置が受信したコンテンツのうちの音声コンテンツを放送
可能とした店舗内音声配信装置に係る。
【0021】(用語説明)「搬送波」とは、放送に用い
られる電波である。例えば、FM放送、CS放送などで
ある。コンテンツに文字などの別の情報が含まれていて
いる場合、例えば文字放送の場合、文字については情報
出力装置が出力し、スピーカーは音声コンテンツを放送
する。
【0022】(作用)受信装置が、放送基地が搬送波にて
配信するコンテンツを受信する。スピーカーは、その受
信装置が受信したコンテンツのうちの音声コンテンツを
店舗空間に対して放送する。 (請求項4)請求項4記載の発明は、請求項3記載の店舗
内音声配信装置を限定したものであり、受信装置が受信
したコンテンツを記録媒体に記録可能なコンテンツ記録
装置を備えた店舗内音声配信装置に係る。
【0023】(用語説明)「コンテンツ記録装置」は、
音声コンテンツのみを記録する装置のほか、情報コンテ
ンツをも記録可能な媒体に対して音声および情報コンテ
ンツを記録する装置であってもよい。 (作用)コンテンツ記録装置は、受信装置が受信したコ
ンテンツを記録媒体に記録する。すると、店側として
は、コンテンツごとに記録媒体を大量に在庫としてスト
ックしておかなくて済む。
【0024】(請求項5)請求項5記載の発明は、一ま
たは複数の店舗を統括する本部と、その店舗に音声を配
信する店舗内音声配信装置とを備えた音声配信システム
に係る。店舗に備えられた店舗内音声配信装置は、店舗
空間に対して音声コンテンツを放送するスピーカーと、
店舗空間に対して放送する音声コンテンツに関する情報
コンテンツを出力する情報出力装置と、スピーカーが流
す音声コンテンツと、情報出力装置が出力する情報コン
テンツとを制御する音声制御装置と、音声コンテンツを
販売する際の精算を行う為のレジスターとを備える。ま
た、前記情報出力装置は、レジスターでの精算用のクー
ポン券を発券可能とし、本部には、店舗のスピーカーか
ら放送する音声コンテンツが何であるかを把握できる放
送コンテンツ記憶装置を備えた音声配信システムであ
る。
【0025】(用語説明)「放送コンテンツ記憶装置」
は、店舗において放送する音声コンテンツを本部が指定
している場合の他、店舗において放送する音声コンテン
ツを店舗が独自に決定している場合には、店舗と本部と
を通信回線でつなぐなどの手段によって、放送する音声
コンテンツが何であるかを把握する。
【0026】(作用)店舗空間に対して、音声制御装置
が制御することにより、スピーカーが音声コンテンツを
放送する。一方、音声制御装置が制御することにより、
情報出力装置が音声コンテンツに関する情報コンテンツ
を出力する。店舗内にいた客は、スピーカーからの音声
コンテンツを耳にすることができ、しかもその音声コン
テンツに関する情報コンテンツを、情報出力装置によっ
て得ることができる。
【0027】情報コンテンツを情報出力装置によって得
た場合において、更にその音声コンテンツを購入したい
場合には、情報出力装置からクーポン券を入手し、それ
をレジスターのところへもって行けば商品との引き替え
および精算が可能である。このため、客とすれば、欲し
いときにすぐに品物を確保することができ、店側とすれ
ば品物の問い合わせに応じたりせずに精算することがで
きる。
【0028】本部は、一または複数存在する店舗を統括
しており、放送コンテンツ記憶装置が、店舗のスピーカ
ーから放送する音声コンテンツが何であるかを把握して
いる。本部側が全億滴に特定のアーチストをプロモート
することも可能である。 (請求項6)請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明を限定したものであり、本部には、店舗のレジスター
に連動し、販売した音声コンテンツに関する販売情報を
把握できる販売情報記憶装置を備えた音声配信システム
に係る。
【0029】(用語説明)販売情報記憶装置とは、販売
時点情報を得ることができるいわゆるPOSシステムで
ある。 (作用)本部には販売情報記憶装置を備えているので、
販売した音声コンテンツに関する販売情報を把握でき
る。その販売情報記憶装置に蓄えられたデータと、放送
コンテンツ記憶装置に蓄えられた店舗のスピーカーから
放送する音声コンテンツが何であるかのデータとの関連
性を把握できる。
【0030】(請求項7)請求項7記載の発明は、請求
項5または請求項6記載の発明を限定したものであり、
本部には、店舗の情報出力装置が発券するクーポンのク
ーポンの発券枚数と、レジスターで精算に使用されたク
ーポン券の精算枚数とをカウントできるカウンター装置
を備えた音声配信システムに係る。
【0031】(作用)カウンター装置は情報出力装置が
発券するクーポンの枚数をカウントできるので、本部に
おいては、そのカウント数によって、音声コンテンツの
関心度を推定できる。また、精算枚数もカウントできる
ので、関心度と実際の購入行動との関係を分析すること
もできる。
【0032】(請求項8)請求項8記載の発明は、請求
項5、請求項6または請求項7記載の発明を限定したも
のであり、店舗には、放送基地が搬送波にて配信するコ
ンテンツを受信可能な受信装置を備え、店舗のスピーカ
ーは、受信装置が受信したコンテンツのうちの音声コン
テンツを放送可能とした音声配信システムに係る。
【0033】(作用)受信装置が、放送基地が搬送波にて
配信するコンテンツを受信する。店舗のスピーカーは、
その受信装置が受信したコンテンツのうちの音声コンテ
ンツを店舗空間に対して放送する。 (請求項9)請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明を限定したものであり、受信装置が受信したコンテン
ツを記録媒体に記録可能なコンテンツ記録装置を備えた
音声配信システムに係る。
【0034】(作用)コンテンツ記録装置は、受信装置
が受信したコンテンツを記録媒体に記録する。すると、
店舗は、コンテンツごとに記録媒体を大量に在庫として
ストックしておかなくて済む。また、本部は、店舗の在
庫が存在しないことを把握した場合には、搬送波を用い
て、音声コンテンツを店舗に送ればよい。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態及び図
面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用する図
面は、図1、図2および図3である。図1は、本発明の
第一の実施形態を示す概念図である。図2は、本発明の
第二の実施形態を示す概念図である。図3は、本発明の
一部を構成する入力装置の一例である。
【0036】(図1)図1に示す例は、店舗内空間に、店
舗内音声配信装置を設置した場合を示している。店舗内
音声配信装置は、CD、MDなどの音声記録媒体に記録
された音声コンテンツを再生するチューナーと、その音
声コンテンツを店舗内空間へ放送するスピーカーとを備
える。また、放送中の音声コンテンツに関連する情報コ
ンテンツを、モニターに映し出す。その情報コンテンツ
は、CDなどの音声記録媒体に含まれている場合には、
それをモニターに再生させる。含まれていない場合に
は、別途用意された記録媒体から読み出したりしてモニ
ターに再生させる。例えば、MDであれば、そのMDに
書き込まれた文字情報をモニターに流すことができる。
エンハンストCDであれば、別トラックで書き込まれた
映像や文字情報をモニターに流すことができる。なお、
コンピュータをつないでおき、モニターに流したい文字
や映像を、コンピュータから流し込むことができるよう
にすることも可能である。
【0037】音声コンテンツと情報コンテンツとを一致
させるのは、音声制御装置であり、この実施の形態にお
いては、プレーヤーの内部に組み込まれている。モニタ
ーには、そこへ映し出した情報コンテンツの一部又は全
部を印刷したクーポンを発行できるクーポン発券機に接
続されている。このクーポン発券機は、発券の命令を行
うボタンがあり、そのボタンが押された場合にのみクー
ポンを発券する。
【0038】発行されるクーポンは、音声コンテンツを
特定するのに必要な情報が印刷されている。更に、その
情報はバーコードにもなっている。また、クーポンに
は、割引券を付けておき、通常購入するよりも安価に購
入できるようにしておくことも可能である。レジスター
には、クーポンに印刷されたバーコードを読み取って精
算ができるものとなっている。また、クーポン発券機と
電気的に接続されており、発券枚数と精算枚数との差を
記録することもできるようになっている。発券枚数と精
算枚数との差が大きい場合には、放送された音声コンテ
ンツに対し、反応はあるが購買にまで至らない潜在顧客
が多い、といったマーケティング情報として活用でき
る。
【0039】なお、レジスターとクーポン発券機とが電
気的に接続されていなくても、クーポンに通し番号を印
刷するなどの方法で、、発券枚数と精算枚数との差を記
録できるようにすることも可能である。 (作用)店側は、売りたい歌謡曲のCDをプレーヤーに
セットし、スピーカーが店舗空間に対して当該歌謡曲を
放送する。一方、音声制御装置が制御することにより、
モニターが当該歌謡曲に関する情報コンテンツ、例えば
歌手名、曲名、作詞者、作曲者、編曲者名などを出力す
る。
【0040】店舗内にいた客は、スピーカーからの音声
コンテンツを耳にすることができ、しかもその音声コン
テンツに関する情報コンテンツを、モニターによって得
ることができる。すなわち、例えばラジオ放送などと異
なり、曲名などの情報を、その曲の放送が終わる前に知
ることができるし、曲名の放送と異なって聞き違えたり
聞き漏らしたりする恐れもない。
【0041】当該客が、その歌謡曲の入ったCDを購入
したい場合には、クーポン発券機のボタンを押してクー
ポン券を入手し、それをレジスターのところへもって行
けば精算が可能である。このため、客とすれば、欲しい
ときにすぐに品物を確保することができ、店側とすれば
品物の問い合わせに応じたりせずに精算することができ
る。
【0042】(図2)図2に示す実施の形態と、図1に
示す実施の形態との相違点は、本部の存在と、音源の種
類などである。まず、図2に示す実施の形態に示すチュ
ーナーは、放送基地が搬送波にて配信するCS放送によ
るコンテンツを受信可能としている。また、搬送波に含
まれる情報コンテンツ部分をモニターに出力するように
制御している。更に、受信装置が受信したコンテンツ
を、予め用意してある記録媒体、例えばMDに記録可能
な記録装置をも備えている。
【0043】図2に示す「本部」とは、図示した店舗の
ほか、他の店舗をも統括している。まず、本部には、店
舗のスピーカーから放送する音声コンテンツが何である
かを把握できる放送コンテンツ記憶装置を備えている。
店舗のレジスターに連動し、販売した音声コンテンツに
関する販売情報を把握できる販売情報記憶装置を備えて
いる。
【0044】したがって、店側としては、コンテンツご
とに記録媒体を大量に在庫としてストックしておかなく
て済む。 (図3)図3に示す実施の形態は、本発明の一部を構成
する入力装置の一例たる液晶タッチパネルディスプレイ
であり、クーポン発券機を兼ねている。店側は、この装
置によって店舗内にいる客へ情報を提供し、店舗内にい
た客がこの液晶タッチパネルディスプレイを操作する
と、店舗内に流れる音楽に関する情報や購買用のクーポ
ンを入手することができる。発券されるクーポンにはバ
ーコードが印刷されており、商品の探索やレジにおける
精算を省力化できるようにしてある。
【0045】なお、クーポンの種類には、まだ発売され
ていないCDや、在庫切れのCDなどを予約するための
クーポンもあり、液晶タッチパネルディスプレイの操作
ボタンも、「予約ボタン」などを用意するようにプログ
ラムが組まれる。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、音声コン
テンツを店舗空間で放送し、その放送に関する情報コン
テンツを同時に出力可能、且つ音声コンテンツの販売、
精算に便利な店舗内音声配信装置を提供することができ
た。また、請求項2記載の発明によれば、更に、音声コ
ンテンツに関する情報コンテンツの出力情報および音声
コンテンツの販売情報を掌握できる店舗内音声配信装置
を提供することができた。
【0047】また、請求項3記載の発明によれば、更
に、CS放送の受信から行える店舗内音声配信装置を提
供することができた。また、請求項4記載の発明によれ
ば、更に、CS放送にて受信したコンテンツを記録可能
な店舗内音声配信装置を提供することができた。請求項
5記載の発明によれば、店舗とその店舗を統括する本部
とが存在する場合に、音声コンテンツを店舗空間で放送
し、その放送に関する情報コンテンツを同時に出力可
能、且つ音声コンテンツの販売、精算に便利な音声配信
システムを提供することができた。
【0048】また、請求項6記載の発明によれば、更
に、本部において、店舗での音声コンテンツの販売情報
を掌握できる音声配信システムを提供することができ
た。また、請求項7記載の発明によれば、更に、音声コ
ンテンツに関する情報コンテンツの出力情報および音声
コンテンツの販売情報を掌握できる音声配信システムを
提供することができた。
【0049】また、請求項8記載の発明によれば、更
に、CS放送の受信から行える音声配信システムを提供
することができた。また、請求項9記載の発明によれ
ば、更に、CS放送にて受信したコンテンツを記録可能
な音声配信システムを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示す概念図である。
【図2】本発明の第二の実施形態を示す概念図である。
【図3】本発明の一部を構成する入力装置の一例であ
る。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】店舗空間に対して音声コンテンツを放送す
    るスピーカーと、店舗空間に対して放送する音声コンテ
    ンツに関する情報コンテンツを出力する情報出力装置
    と、スピーカーが流す音声コンテンツと、情報出力装置
    が出力する情報コンテンツとを制御する音声制御装置
    と、音声コンテンツを販売する際の精算を行う為のレジ
    スターとを備え、前記情報出力装置は、レジスターでの
    精算用のクーポン券を発券可能とした店舗内音声配信装
    置。
  2. 【請求項2】情報出力装置が発券するクーポンの発券枚
    数と、レジスターで精算に使用されたクーポン券の精算
    枚数とをカウントできるカウンター装置を備えた請求項
    1記載の店舗内音声配信装置。
  3. 【請求項3】放送基地が搬送波にて配信するコンテンツ
    を受信可能な受信装置を備え、スピーカーは、受信装置
    が受信したコンテンツのうちの音声コンテンツを放送可
    能とした請求項1または請求項2記載の店舗内音声配信
    装置。
  4. 【請求項4】受信装置が受信したコンテンツを記録媒体
    に記録可能なコンテンツ記録装置を備えた請求項3記載
    の店舗内音声配信装置。
  5. 【請求項5】一または複数の店舗を統括する本部と、そ
    の店舗に音声を配信する店舗内音声配信装置とを備えた
    音声配信システムであって、 店舗に備えられた店舗内音声配信装置は、店舗空間に対
    して音声コンテンツを放送するスピーカーと、店舗空間
    に対して放送する音声コンテンツに関する情報コンテン
    ツを出力する情報出力装置と、スピーカーが流す音声コ
    ンテンツと、情報出力装置が出力する情報コンテンツと
    を制御する音声制御装置と、音声コンテンツを販売する
    際の精算を行う為のレジスターとを備えるとともに、前
    記情報出力装置は、レジスターでの精算用のクーポン券
    を発券可能とし、 本部には、店舗のスピーカーから放送する音声コンテン
    ツが何であるかを把握できる放送コンテンツ記憶装置を
    備えた音声配信システム。
  6. 【請求項6】本部には、店舗のレジスターに連動し、販
    売した音声コンテンツに関する販売情報を把握できる販
    売情報記憶装置を備えた請求項5記載の音声配信システ
    ム。
  7. 【請求項7】本部には、店舗の情報出力装置が発券する
    クーポンのクーポンの発券枚数と、レジスターで精算に
    使用されたクーポン券の精算枚数とをカウントできるカ
    ウンター装置を備えた請求項5または請求項6記載の音
    声配信システム。
  8. 【請求項8】店舗には、放送基地が搬送波にて配信する
    コンテンツを受信可能な受信装置を備え、店舗のスピー
    カーは、受信装置が受信したコンテンツのうちの音声コ
    ンテンツを放送可能とした請求項5、請求項6または請
    求項7記載の音声配信システム。
  9. 【請求項9】受信装置が受信したコンテンツを記録媒体
    に記録可能なコンテンツ記録装置を備えた請求項8記載
    の音声配信システム。
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