JP2000102072A - 移動通信方法、移動通信装置及び移動通信プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
移動通信方法、移動通信装置及び移動通信プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2000102072A JP2000102072A JP26707998A JP26707998A JP2000102072A JP 2000102072 A JP2000102072 A JP 2000102072A JP 26707998 A JP26707998 A JP 26707998A JP 26707998 A JP26707998 A JP 26707998A JP 2000102072 A JP2000102072 A JP 2000102072A
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- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 title claims abstract description 20
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 39
- 230000004044 response Effects 0.000 claims abstract description 28
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】移動可能な無線端末が通信するために必要とな
るIPアドレスを無線端末認証時に動的に設定すること
ができる移動通信方法を提供する。 【解決手段】無線基地局A・2は、無線端末4より受信
した前記無線端末認証フレームを認証サーバ1に転送
し、認証サーバ1は、受信した無線端末認証フレーム内
の無線端末識別子から正規の無線端末であるか否かの認
証を行い、正規の無線端末と判断した場合、現時点で使
用可能なIPアドレスを含めた無線端末認証応答フレー
ムを送信し、無線基地局A・2は、受信した無線端末認
証応答フレームの該無線端末識別子から該無線端末を特
定し、この無線端末認証応答フレームを無線端末4に送
信し、無線端末4は、受信した無線端末認証応答フレー
ムからIPアドレスを取得することを特微とする。
るIPアドレスを無線端末認証時に動的に設定すること
ができる移動通信方法を提供する。 【解決手段】無線基地局A・2は、無線端末4より受信
した前記無線端末認証フレームを認証サーバ1に転送
し、認証サーバ1は、受信した無線端末認証フレーム内
の無線端末識別子から正規の無線端末であるか否かの認
証を行い、正規の無線端末と判断した場合、現時点で使
用可能なIPアドレスを含めた無線端末認証応答フレー
ムを送信し、無線基地局A・2は、受信した無線端末認
証応答フレームの該無線端末識別子から該無線端末を特
定し、この無線端末認証応答フレームを無線端末4に送
信し、無線端末4は、受信した無線端末認証応答フレー
ムからIPアドレスを取得することを特微とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広域のIPネット
ワーク上で通信することを目的とした移動通信方法に係
わり、特に移動する無線端末が通信するために必要とな
るIPアドレスを無線端末認証時に動的に設定する移動
通信方法に関する。
ワーク上で通信することを目的とした移動通信方法に係
わり、特に移動する無線端末が通信するために必要とな
るIPアドレスを無線端末認証時に動的に設定する移動
通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線端末は、IPネットワークに接続す
るためにIPアドレスを付与してもらう必要がある。従
来技術における無線端末に対するIPアドレスの付与方
法は、まず、IPアドレスを付与してもらおうとする無
線端末の認証を行った後に、無線端末のユーザ認証を行
うと同時にIPアドレスを付与する方法であった。
るためにIPアドレスを付与してもらう必要がある。従
来技術における無線端末に対するIPアドレスの付与方
法は、まず、IPアドレスを付与してもらおうとする無
線端末の認証を行った後に、無線端末のユーザ認証を行
うと同時にIPアドレスを付与する方法であった。
【0003】図7を参照して、従来技術による無線端末
認証時の認証及びIPアドレス付与手順を説明する。ま
ず、無線端末4は、無線基地局2を経由して、無線端末
認証サーバ7に無線端末認証フレームを送信する。次
に、無線端末認証サーバ7は、受信した無線端末認証フ
レーム内の無線端末識別子から無線端末の認証を行う。
この結果、正規の無線端末と判断された場合、無線端末
認証応答フレームを無線基地局2に送信する。
認証時の認証及びIPアドレス付与手順を説明する。ま
ず、無線端末4は、無線基地局2を経由して、無線端末
認証サーバ7に無線端末認証フレームを送信する。次
に、無線端末認証サーバ7は、受信した無線端末認証フ
レーム内の無線端末識別子から無線端末の認証を行う。
この結果、正規の無線端末と判断された場合、無線端末
認証応答フレームを無線基地局2に送信する。
【0004】次に、無線基地局2は、無線端末4に無線
端末認証応答フレームを送信する。次に、無線端末2
は、ユーザ認証を行うために、ユーザ認証フレームを無
線基地局2を経由して、ユーザ認証サーバ8に送信す
る。
端末認証応答フレームを送信する。次に、無線端末2
は、ユーザ認証を行うために、ユーザ認証フレームを無
線基地局2を経由して、ユーザ認証サーバ8に送信す
る。
【0005】次に、ユーザ認証サーバ8は、正規のユー
ザである判断すると、IPアドレスを含めたユーザ認証
応答フレームを送信する。次に、無線基地局2は、無線
端末4にユーザ認証応答フレームを送信する。これによ
って、無線端末4はIP通信を開始することができる。
ザである判断すると、IPアドレスを含めたユーザ認証
応答フレームを送信する。次に、無線基地局2は、無線
端末4にユーザ認証応答フレームを送信する。これによ
って、無線端末4はIP通信を開始することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す移動通信方法にあっては、無線端末4の認証を行っ
た後、ユーザ認証を行うと同時にIPアドレスの付与を
行っていた。このため、IPアドレスを取得するため
に、無線端末4の認証とユーザの認証を別々に行う必要
があり、通信を開始するまでの時間に関するオーバヘッ
ドが大きくなるという問題がある。
示す移動通信方法にあっては、無線端末4の認証を行っ
た後、ユーザ認証を行うと同時にIPアドレスの付与を
行っていた。このため、IPアドレスを取得するため
に、無線端末4の認証とユーザの認証を別々に行う必要
があり、通信を開始するまでの時間に関するオーバヘッ
ドが大きくなるという問題がある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、移動可能な無線端末が通信するために必要と
なるIPアドレスを無線端末認証時に動的に設定するこ
とができる移動通信方法、移動通信装置及び移動通信プ
ログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とす
る。
たもので、移動可能な無線端末が通信するために必要と
なるIPアドレスを無線端末認証時に動的に設定するこ
とができる移動通信方法、移動通信装置及び移動通信プ
ログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、無線によって通信を行う無線端末と接続された移動
可能なIP端末を利用して、インターネットにアクセス
するときに、認証サーバが該無線端末に対してIPアド
レスを付与する移動通信方法であって、前記認証サーバ
は、前記無線端末から送信された無線端末認証フレーム
を受信して、この無線端末認証フレーム内の無線端末識
別子から正規の無線端末であるか否かの認証を行って正
規の無線端末と判断した場合に、該無線端末に対して、
現時点で使用可能なIPアドレスを含めた無線端末認証
応答フレームを送信することを特徴とする。
は、無線によって通信を行う無線端末と接続された移動
可能なIP端末を利用して、インターネットにアクセス
するときに、認証サーバが該無線端末に対してIPアド
レスを付与する移動通信方法であって、前記認証サーバ
は、前記無線端末から送信された無線端末認証フレーム
を受信して、この無線端末認証フレーム内の無線端末識
別子から正規の無線端末であるか否かの認証を行って正
規の無線端末と判断した場合に、該無線端末に対して、
現時点で使用可能なIPアドレスを含めた無線端末認証
応答フレームを送信することを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記認証サーバ
は、受信した前記無線端末認証フレーム内に、付与済み
のIPアドレスが含まれているか否かによって、該無線
端末認証フレームを送信した無線端末が既にIPアドレ
スを取得しているかを判断し、IPアドレスが含まれて
いる場合は、該無線端末に対して新規のIPアドレスの
付与を行わないで無線端末認証応答フレームを送信し、
IPアドレスが含まれていない場合は、該無線端末に対
して現時点で使用可能なIPアドレスを付与して無線端
末認証応答フレームを送信することを特徴とする。
は、受信した前記無線端末認証フレーム内に、付与済み
のIPアドレスが含まれているか否かによって、該無線
端末認証フレームを送信した無線端末が既にIPアドレ
スを取得しているかを判断し、IPアドレスが含まれて
いる場合は、該無線端末に対して新規のIPアドレスの
付与を行わないで無線端末認証応答フレームを送信し、
IPアドレスが含まれていない場合は、該無線端末に対
して現時点で使用可能なIPアドレスを付与して無線端
末認証応答フレームを送信することを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、無線によって通
信を行う無線端末と接続された移動可能なIP端末を利
用して、インターネットにアクセスするときに該無線端
末に対してIPアドレスを付与する移動通信装置であっ
て、前記移動通信装置は、前記無線端末から端末認証の
要求を受信した時点で、該無線端末の認証を行うと同時
に該無線端末がインターネットにアクセスを行う際に必
要なIPアドレスを該無線端末に対して付与する認証サ
ーバを備えたことを特徴とする。
信を行う無線端末と接続された移動可能なIP端末を利
用して、インターネットにアクセスするときに該無線端
末に対してIPアドレスを付与する移動通信装置であっ
て、前記移動通信装置は、前記無線端末から端末認証の
要求を受信した時点で、該無線端末の認証を行うと同時
に該無線端末がインターネットにアクセスを行う際に必
要なIPアドレスを該無線端末に対して付与する認証サ
ーバを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、無線によって通
信を行う無線端末と接続された移動可能なIP端末を利
用して、インターネットにアクセスするときに該無線端
末に対してIPアドレスを付与する移動通信プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、前記移動通信プログラムは、前記無線端末から送信
された無線端末認証フレームを受信して、この内容に応
じて前記無線端末の認証を行い、現時点で使用可能なI
Pアドレスを選択する処理と、受信した前記無線端末認
証フレームの内容を該認証サーバ内のデータベースに登
録する処理と、前記IPアドレスを含めた無線端末認証
応答フレームを前記無線基地局に対して送信する処理
と、無線基地局から無線端末消去フレームを受信した場
合に、該無線端末消去フレームの内容と前記データベー
ス内に登録されている無線端末に関する情報とを比較し
て、この比較結果に応じて前記データベース内に登録さ
れている該無線端末の情報を削除して、無線端末消去応
答フレームを送信する処理とを記録したことを特徴とす
る。
信を行う無線端末と接続された移動可能なIP端末を利
用して、インターネットにアクセスするときに該無線端
末に対してIPアドレスを付与する移動通信プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、前記移動通信プログラムは、前記無線端末から送信
された無線端末認証フレームを受信して、この内容に応
じて前記無線端末の認証を行い、現時点で使用可能なI
Pアドレスを選択する処理と、受信した前記無線端末認
証フレームの内容を該認証サーバ内のデータベースに登
録する処理と、前記IPアドレスを含めた無線端末認証
応答フレームを前記無線基地局に対して送信する処理
と、無線基地局から無線端末消去フレームを受信した場
合に、該無線端末消去フレームの内容と前記データベー
ス内に登録されている無線端末に関する情報とを比較し
て、この比較結果に応じて前記データベース内に登録さ
れている該無線端末の情報を削除して、無線端末消去応
答フレームを送信する処理とを記録したことを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
移動通信装置を図面を参照して説明する。図1は同実施
形態の構成を示すブロック図である。この図において、
符号1は端末の認証を行う認証サーバである。符号2
は、認証サーバ1に接続され、無線によって端末と通信
を行う無線基地局である。この無線基地局は、1台の認
証サーバ1に対して複数の無線基地局が接続されている
が、ここでは1台のみを図示し、この無線基地局を無線
基地局Aと称する。符号4は、無線基地局A・2と無線
によって通信を行う無線端末である。符号5は、無線端
末4に接続されたコンピュータ等で構成されたIP端末
である。符号6は、インターネット等のネットワークで
あり、ここではインターネットと称する。
移動通信装置を図面を参照して説明する。図1は同実施
形態の構成を示すブロック図である。この図において、
符号1は端末の認証を行う認証サーバである。符号2
は、認証サーバ1に接続され、無線によって端末と通信
を行う無線基地局である。この無線基地局は、1台の認
証サーバ1に対して複数の無線基地局が接続されている
が、ここでは1台のみを図示し、この無線基地局を無線
基地局Aと称する。符号4は、無線基地局A・2と無線
によって通信を行う無線端末である。符号5は、無線端
末4に接続されたコンピュータ等で構成されたIP端末
である。符号6は、インターネット等のネットワークで
あり、ここではインターネットと称する。
【0013】なお、認証サーバ1と無線基地局A・2と
の間と、無線基地局A・2とインターネット6との間は
有線によって接続されている。また、無線端末4とIP
端末5の間も有線によって接続されている。
の間と、無線基地局A・2とインターネット6との間は
有線によって接続されている。また、無線端末4とIP
端末5の間も有線によって接続されている。
【0014】次に、図1、3を参照して、無線端末4に
対して、端末の認証及びIPアドレスを付与する動作を
説明する。図3は、IPアドレスを付与する手順を示す
フローチャートである。図3において、(a)は無線端
末4の手順を示し、(b)は無線基地局A・2の手順を
示し、(c)は認証サーバ1の手順を示している。
対して、端末の認証及びIPアドレスを付与する動作を
説明する。図3は、IPアドレスを付与する手順を示す
フローチャートである。図3において、(a)は無線端
末4の手順を示し、(b)は無線基地局A・2の手順を
示し、(c)は認証サーバ1の手順を示している。
【0015】まず、無線端末4は、無線ユーザ通信リン
クを確立するために、無線制御通信リンクを利用して無
線基地局A・2に対して無線端末認証フレームを送信す
る(ステップS1)。このとき送信するフレームのフォ
ーマットを図5(a)に示す。無線端末認証フレーム
は、「無線端末識別子」と「IPアドレス情報」からな
っている。ここでは、「無線端末識別子」は、”use
rID.1”とし、「IPアドレス情報」は、IPアド
レスが付与されていないので、データが入っていないも
のとする。
クを確立するために、無線制御通信リンクを利用して無
線基地局A・2に対して無線端末認証フレームを送信す
る(ステップS1)。このとき送信するフレームのフォ
ーマットを図5(a)に示す。無線端末認証フレーム
は、「無線端末識別子」と「IPアドレス情報」からな
っている。ここでは、「無線端末識別子」は、”use
rID.1”とし、「IPアドレス情報」は、IPアド
レスが付与されていないので、データが入っていないも
のとする。
【0016】次に、無線基地局A・2は、無線制御通信
リンクによって受信した無線端末認証フレームを認証サ
ーバ1へ転送する(ステップS2)。このとき、無線基
地局A・2は、無線端末4より受信した無線端末認証フ
レームに対して、「無線基地局識別子」を付加して、認
証サーバ1へ転送する。このときの無線端末認証フレー
ムのフォーマットを図5(b)に示す。図5(b)に示
すように、「無線基地局識別子」は、無線端末4より受
信した無線端末認証フレームに末尾に付加される。ここ
では無線基地局A・2の「無線基地局識別子」を”I
D.α”とする。
リンクによって受信した無線端末認証フレームを認証サ
ーバ1へ転送する(ステップS2)。このとき、無線基
地局A・2は、無線端末4より受信した無線端末認証フ
レームに対して、「無線基地局識別子」を付加して、認
証サーバ1へ転送する。このときの無線端末認証フレー
ムのフォーマットを図5(b)に示す。図5(b)に示
すように、「無線基地局識別子」は、無線端末4より受
信した無線端末認証フレームに末尾に付加される。ここ
では無線基地局A・2の「無線基地局識別子」を”I
D.α”とする。
【0017】次に、認証サーバ1は、無線基地局A・2
より受信した無線端末認証フレームに基づいて、無線端
末4の認証を行う(ステップS3)。このとき、認証サ
ーバ1は、受信した無線端末認証フレーム内の「無線端
末識別子」(ここでは”userID.1”)から、こ
の無線端末4が正規の無線端末4であるか否かを判断す
る。
より受信した無線端末認証フレームに基づいて、無線端
末4の認証を行う(ステップS3)。このとき、認証サ
ーバ1は、受信した無線端末認証フレーム内の「無線端
末識別子」(ここでは”userID.1”)から、こ
の無線端末4が正規の無線端末4であるか否かを判断す
る。
【0018】この結果、正規の無線端末4であると判断
され、かつ「IPアドレス情報」にデータが入っていな
い場合は、新たに通信を開始するものと判断し、認証サ
ーバ1は、現時点で使用可能なIPアドレスを選択し、
さらにこのIPアドレスを、認証サーバ1内のデータベ
ースに登録する(ステップS4)。IPアドレスを登録
するデータベースの構成を図6(a)に示す。認証サー
バ1内のデータベースは、「無線端末識別子」、「IP
アドレス」、「無線基地局識別子」のフィールドが設け
られ、認証の要求をしたユーザ毎(この例では”ユーザ
1”、”ユーザ2”)にデータが格納されるようになっ
ている。
され、かつ「IPアドレス情報」にデータが入っていな
い場合は、新たに通信を開始するものと判断し、認証サ
ーバ1は、現時点で使用可能なIPアドレスを選択し、
さらにこのIPアドレスを、認証サーバ1内のデータベ
ースに登録する(ステップS4)。IPアドレスを登録
するデータベースの構成を図6(a)に示す。認証サー
バ1内のデータベースは、「無線端末識別子」、「IP
アドレス」、「無線基地局識別子」のフィールドが設け
られ、認証の要求をしたユーザ毎(この例では”ユーザ
1”、”ユーザ2”)にデータが格納されるようになっ
ている。
【0019】続いて、認証サーバ1は、無線基地局A・
2に対して、発行したIPアドレスを含む無線端末認証
応答フレームを送信する(ステップS5)。このとき、
無線端末認証応答フレームのフォーマットは、図5
(b)に示すフォーマットを用いる。ここでは、「無線
端末識別子」は、”userID.1”となり、「IP
アドレス情報」は、”IP.A”となり、「無線基地局
識別子」は、”ID.α”となる。
2に対して、発行したIPアドレスを含む無線端末認証
応答フレームを送信する(ステップS5)。このとき、
無線端末認証応答フレームのフォーマットは、図5
(b)に示すフォーマットを用いる。ここでは、「無線
端末識別子」は、”userID.1”となり、「IP
アドレス情報」は、”IP.A”となり、「無線基地局
識別子」は、”ID.α”となる。
【0020】次に、無線基地局A・2は、無線制御通信
リンクによって無線端末4に対して認証サーバ1より受
信した無線端末認証応答フレームを送信する。このと
き、無線基地局A・2は、「無線端末識別子」と「IP
アドレス情報」のみを送信する。これによって、無線基
地局A・2は、無線端末4との間に無線ユーザ通信リン
クを確立する(ステップS6)。
リンクによって無線端末4に対して認証サーバ1より受
信した無線端末認証応答フレームを送信する。このと
き、無線基地局A・2は、「無線端末識別子」と「IP
アドレス情報」のみを送信する。これによって、無線基
地局A・2は、無線端末4との間に無線ユーザ通信リン
クを確立する(ステップS6)。
【0021】次に、無線端末4は、無線基地局A・2と
の間に無線ユーザ通信リンクが確立されたのを受けて、
付与されたIPアドレスをこの無線端末4内に記憶し、
IP通信を開始する(ステップS7)。
の間に無線ユーザ通信リンクが確立されたのを受けて、
付与されたIPアドレスをこの無線端末4内に記憶し、
IP通信を開始する(ステップS7)。
【0022】以上説明した動作によって、無線端末4
は、認証サーバ1よりIPアドレスが付与され、無線基
地局A・2との間においてIP通信を行うことができ
る。
は、認証サーバ1よりIPアドレスが付与され、無線基
地局A・2との間においてIP通信を行うことができ
る。
【0023】なお、IP端末5のIPアドレスの取得
は、PPP(Point to Point Prot
ocol)もしくはEthernetによってコネクシ
ョンを確立して、IP端末5がDHCPクライアントに
なり、無線端末4がIPアドレス割り当てサーバ(DH
CPサーバ)となって、IP端末5が無線端末4のIP
アドレスを取得することによって行う。ここでいうDH
CP(DynamicHost Configurat
ion Protocol:動的ホスト構成プロトコ
ル)サーバとは、DHCPクライアントの要求に応じて
IPアドレスを割り当てる動作をするサーバのことであ
る。これによって、IPアドレスは無線端末4が保持す
るようにしたため、この無線端末4に接続するIP端末
5を他の機種等に変更することができる。
は、PPP(Point to Point Prot
ocol)もしくはEthernetによってコネクシ
ョンを確立して、IP端末5がDHCPクライアントに
なり、無線端末4がIPアドレス割り当てサーバ(DH
CPサーバ)となって、IP端末5が無線端末4のIP
アドレスを取得することによって行う。ここでいうDH
CP(DynamicHost Configurat
ion Protocol:動的ホスト構成プロトコ
ル)サーバとは、DHCPクライアントの要求に応じて
IPアドレスを割り当てる動作をするサーバのことであ
る。これによって、IPアドレスは無線端末4が保持す
るようにしたため、この無線端末4に接続するIP端末
5を他の機種等に変更することができる。
【0024】次に、図2、4を参照して、無線端末4が
移動したときの動作を説明する。図2は、他の実施形態
の構成を示すブロック図であり、図1に示す構成と図2
に示す構成との相違点は、無線基地局B・3を図示した
点であり、この無線基地局B・3は、インターネット6
及び認証サーバ1と有線によって接続されている。
移動したときの動作を説明する。図2は、他の実施形態
の構成を示すブロック図であり、図1に示す構成と図2
に示す構成との相違点は、無線基地局B・3を図示した
点であり、この無線基地局B・3は、インターネット6
及び認証サーバ1と有線によって接続されている。
【0025】なお、以下の説明において、無線端末4及
びIP端末5は、無線基地局A・2の通信エリアから無
線基地局B・3の通信エリアへ移動したものとする。
びIP端末5は、無線基地局A・2の通信エリアから無
線基地局B・3の通信エリアへ移動したものとする。
【0026】図4は、無線端末4が移動したときの手順
を示すフローチャートである。図4において、(d)は
無線端末4の手順を示し、(e)は無線基地局B・3の
手順を示し、(f)は認証サーバ1の手順を示し、
(g)は無線基地局A・2の手順をそれぞれ示してい
る。
を示すフローチャートである。図4において、(d)は
無線端末4の手順を示し、(e)は無線基地局B・3の
手順を示し、(f)は認証サーバ1の手順を示し、
(g)は無線基地局A・2の手順をそれぞれ示してい
る。
【0027】まず、無線端末4は、無線ユーザ通信リン
クを確立するために、無線制御通信リンクを利用して無
線基地局B・3に対して無線端末認証フレームを送信す
る(ステップS11)。このとき送信するフレームのフ
ォーマットを図5(a)に示す。無線端末認証フレーム
は、「無線端末識別子」と「IPアドレス情報」からな
っている。ここでは、「無線端末識別子」は、”use
rID.1”とし、「IPアドレス情報」は、”IP.
A”とする。このIPアドレス”IP.A”は、通信開
始時に認証サーバ1より付与されたIPアドレスであ
る。
クを確立するために、無線制御通信リンクを利用して無
線基地局B・3に対して無線端末認証フレームを送信す
る(ステップS11)。このとき送信するフレームのフ
ォーマットを図5(a)に示す。無線端末認証フレーム
は、「無線端末識別子」と「IPアドレス情報」からな
っている。ここでは、「無線端末識別子」は、”use
rID.1”とし、「IPアドレス情報」は、”IP.
A”とする。このIPアドレス”IP.A”は、通信開
始時に認証サーバ1より付与されたIPアドレスであ
る。
【0028】次に、無線基地局B・3は、無線制御通信
リンクによって受信した無線端末認証フレームを認証サ
ーバ1へ転送する(ステップS12)。このとき、無線
基地局B・3は、無線端末4より受信した無線端末認証
フレームに対して、「無線基地局識別子」を付加して、
認証サーバ1へ転送する。このときの無線端末認証フレ
ームのフォーマットを図5(b)に示す。図5(b)に
示すように、「無線基地局識別子」は、無線端末4より
受信した無線端末認証フレームに末尾に付加される。こ
こでは無線基地局B・3の「無線基地局識別子」を”I
D.β”とする。
リンクによって受信した無線端末認証フレームを認証サ
ーバ1へ転送する(ステップS12)。このとき、無線
基地局B・3は、無線端末4より受信した無線端末認証
フレームに対して、「無線基地局識別子」を付加して、
認証サーバ1へ転送する。このときの無線端末認証フレ
ームのフォーマットを図5(b)に示す。図5(b)に
示すように、「無線基地局識別子」は、無線端末4より
受信した無線端末認証フレームに末尾に付加される。こ
こでは無線基地局B・3の「無線基地局識別子」を”I
D.β”とする。
【0029】次に、認証サーバ1は、無線基地局B・3
より受信した無線端末認証フレームに基づいて、無線端
末4の認証を行う(ステップS13)。このとき、認証
サーバ1は、受信した無線端末認証フレーム内の「無線
端末識別子」(ここでは”userID.1”)から、
この無線端末4が正規の無線端末であるか否かを判断す
る。この結果、正規の無線端末であると判断され、かつ
「IPアドレス情報」に既に付与したIPアドレスが入
っていた場合、認証サーバ1は、認証サーバ1内のデー
タベース(図6(b)参照)の「無線基地局識別子」の
フィールドの内容を更新する(ステップS14)。ここ
では、「無線基地局識別子」を”ID.β”に変更す
る。
より受信した無線端末認証フレームに基づいて、無線端
末4の認証を行う(ステップS13)。このとき、認証
サーバ1は、受信した無線端末認証フレーム内の「無線
端末識別子」(ここでは”userID.1”)から、
この無線端末4が正規の無線端末であるか否かを判断す
る。この結果、正規の無線端末であると判断され、かつ
「IPアドレス情報」に既に付与したIPアドレスが入
っていた場合、認証サーバ1は、認証サーバ1内のデー
タベース(図6(b)参照)の「無線基地局識別子」の
フィールドの内容を更新する(ステップS14)。ここ
では、「無線基地局識別子」を”ID.β”に変更す
る。
【0030】続いて、認証サーバ1は、無線端末認証フ
レームに含まれていたIPアドレス(ここでは、”I
P.A”)を無線端末認証応答フレームによって無線基
地局B・3へ送信する(ステップS15)。このとき、
無線端末認証応答フレームのフォーマットは、図5
(b)に示すフォーマットを用いる。ここでは、「無線
端末識別子」は、”userID.1”となり、「IP
アドレス情報」は、”IP.A”となり、「無線基地局
識別子」は、”ID.β”となる。
レームに含まれていたIPアドレス(ここでは、”I
P.A”)を無線端末認証応答フレームによって無線基
地局B・3へ送信する(ステップS15)。このとき、
無線端末認証応答フレームのフォーマットは、図5
(b)に示すフォーマットを用いる。ここでは、「無線
端末識別子」は、”userID.1”となり、「IP
アドレス情報」は、”IP.A”となり、「無線基地局
識別子」は、”ID.β”となる。
【0031】次に、無線基地局B・3は、無線制御通信
リンクによって無線端末4に対して認証サーバ1より受
信した無線端末認証応答フレームを送信する。このと
き、無線基地局B・3は、「無線端末識別子」と「IP
アドレス情報」のみを送信する。これによって、無線基
地局B・3は、無線端末4との間に無線ユーザ通信リン
クを確立する(ステップS16)。
リンクによって無線端末4に対して認証サーバ1より受
信した無線端末認証応答フレームを送信する。このと
き、無線基地局B・3は、「無線端末識別子」と「IP
アドレス情報」のみを送信する。これによって、無線基
地局B・3は、無線端末4との間に無線ユーザ通信リン
クを確立する(ステップS16)。
【0032】次に、無線端末4は、無線基地局B・3と
の間に無線ユーザ通信リンクが確立されたのを受けて、
IP通信を開始する(ステップS17)。
の間に無線ユーザ通信リンクが確立されたのを受けて、
IP通信を開始する(ステップS17)。
【0033】このように、無線端末4が移動した場合で
も、既に付与したIPアドレスと同一のIPアドレスを
再度付与するようにしたため、無線端末4は継続して通
信を行うことができる。
も、既に付与したIPアドレスと同一のIPアドレスを
再度付与するようにしたため、無線端末4は継続して通
信を行うことができる。
【0034】次に、無線端末4が移動する前にIP通信
を行っていた無線基地局A・2の動作を説明する。ま
ず、無線基地局A・2は、管理下の無線端末4を確認す
ることができない場合に、認証サーバ1に対して、無線
端末消去フレームを送信する(ステップS18)。この
とき、無線基地局A・2は、無線端末4からの電波の強
度等によって、無線端末4が通信エリア内に存在するか
否かを判断する。ただし、この無線端末消去フレーム
は、無線端末4の確認ができなくなってから一定時間待
機した後に送信される。これは、無線端末4が他の無線
基地局の通信エリアに移動し、認証サーバ1がこの無線
端末4の認証動作(図4に示すステップS11〜S1
5)に必要な時間だけ待機する必要があるためである。
したがって、この待機時間は、認証サーバ1が無線端末
4を認証するのに必要な時間より長い時間だけ待機する
ようにすればよい。
を行っていた無線基地局A・2の動作を説明する。ま
ず、無線基地局A・2は、管理下の無線端末4を確認す
ることができない場合に、認証サーバ1に対して、無線
端末消去フレームを送信する(ステップS18)。この
とき、無線基地局A・2は、無線端末4からの電波の強
度等によって、無線端末4が通信エリア内に存在するか
否かを判断する。ただし、この無線端末消去フレーム
は、無線端末4の確認ができなくなってから一定時間待
機した後に送信される。これは、無線端末4が他の無線
基地局の通信エリアに移動し、認証サーバ1がこの無線
端末4の認証動作(図4に示すステップS11〜S1
5)に必要な時間だけ待機する必要があるためである。
したがって、この待機時間は、認証サーバ1が無線端末
4を認証するのに必要な時間より長い時間だけ待機する
ようにすればよい。
【0035】無線端末消去フレームは、図5(b)に示
すフレームフォーマットに基づいて、「無線端末識別
子」は”userID.1”となり、「IPアドレス情
報」は”IP.A”となり、「無線基地局識別子」は”
ID.α”となる。
すフレームフォーマットに基づいて、「無線端末識別
子」は”userID.1”となり、「IPアドレス情
報」は”IP.A”となり、「無線基地局識別子」は”
ID.α”となる。
【0036】次に、認証サーバ1は、無線端末消去フレ
ームを受信して、このフレーム内のデータが、認証サー
バ1内のデータベース(図6(b)参照)内のデータと
同一であるか否かを判断する。このとき、認証サーバ1
は、無線端末消去フレーム内の「無線端末識別子」の内
容(ここでは、”userID.1”)とデータベース
内の「無線端末識別子」の内容が同一であるデータを探
索し、その「無線端末識別子」に対応する「無線基地局
識別子」の内容(ここでは”ID.β”)と無線端末消
去フレーム内の「無線基地局識別子」に内容が同一であ
るか否かを判断する。
ームを受信して、このフレーム内のデータが、認証サー
バ1内のデータベース(図6(b)参照)内のデータと
同一であるか否かを判断する。このとき、認証サーバ1
は、無線端末消去フレーム内の「無線端末識別子」の内
容(ここでは、”userID.1”)とデータベース
内の「無線端末識別子」の内容が同一であるデータを探
索し、その「無線端末識別子」に対応する「無線基地局
識別子」の内容(ここでは”ID.β”)と無線端末消
去フレーム内の「無線基地局識別子」に内容が同一であ
るか否かを判断する。
【0037】この判断の結果、「無線基地局識別子」の
内容が異なる場合は、無線端末4が移動した場合であ
り、認証サーバ1は、無線端末消去応答フレームを無線
基地局A・2に対して送信する(ステップS19)。こ
の無線端末消去応答フレームは、無線端末消去フレーム
と同じ内容を送信する。
内容が異なる場合は、無線端末4が移動した場合であ
り、認証サーバ1は、無線端末消去応答フレームを無線
基地局A・2に対して送信する(ステップS19)。こ
の無線端末消去応答フレームは、無線端末消去フレーム
と同じ内容を送信する。
【0038】一方、「無線基地局識別子」が同一である
場合は、無線端末4が通信を終了したか、すべての無線
基地局の通信エリアの外へ出たときである。このとき、
無線端末4は、認証サーバ1より付与され、この無線端
末4内に記憶されているIPアドレスを削除する。再
び、この無線端末4がIP通信を開始する場合は、再度
認証サーバ1に対して無線端末認証フレームを送信し、
新たなIPアドレスが付与された後にIP通信を開始す
る。また、「無線基地局識別子」が同一である場合に認
証サーバ1は、この無線端末4の「無線端末識別子」を
持つデータを認証サーバ1内のデータベース上から削除
する。さらに、認証サーバ1は、この無線端末4に対し
て発行したIPアドレス(ここでは”IP.A”)を使
用可能とする。続いて、認証サーバ1は、受信した無線
端末消去フレームと同じ内容の無線端末消去応答フレー
ムを無線基地局A・2へ対して送信する。この動作によ
って、この無線端末4が現時点まで使用していたIPア
ドレスは他の無線端末において使用可能となる。
場合は、無線端末4が通信を終了したか、すべての無線
基地局の通信エリアの外へ出たときである。このとき、
無線端末4は、認証サーバ1より付与され、この無線端
末4内に記憶されているIPアドレスを削除する。再
び、この無線端末4がIP通信を開始する場合は、再度
認証サーバ1に対して無線端末認証フレームを送信し、
新たなIPアドレスが付与された後にIP通信を開始す
る。また、「無線基地局識別子」が同一である場合に認
証サーバ1は、この無線端末4の「無線端末識別子」を
持つデータを認証サーバ1内のデータベース上から削除
する。さらに、認証サーバ1は、この無線端末4に対し
て発行したIPアドレス(ここでは”IP.A”)を使
用可能とする。続いて、認証サーバ1は、受信した無線
端末消去フレームと同じ内容の無線端末消去応答フレー
ムを無線基地局A・2へ対して送信する。この動作によ
って、この無線端末4が現時点まで使用していたIPア
ドレスは他の無線端末において使用可能となる。
【0039】このように、無線端末4が移動した場合で
も、無線端末認証時にIPアドレスを付与するようにし
たため、通信開始までの時間を短縮することができる。
も、無線端末認証時にIPアドレスを付与するようにし
たため、通信開始までの時間を短縮することができる。
【0040】また、図3、4に示す各ステップを実現す
るためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラム
をコンピュータシステムに読み込ませ、実行することに
より移動通信における端末認証処理を行ってもよい。な
お、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや
周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッ
ピーディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM
等の可般媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハー
ドディスク等の記憶装置のことをいう。
るためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラム
をコンピュータシステムに読み込ませ、実行することに
より移動通信における端末認証処理を行ってもよい。な
お、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや
周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッ
ピーディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM
等の可般媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハー
ドディスク等の記憶装置のことをいう。
【0041】さらに「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回
線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通
信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持す
るもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピ
ュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間
プログラムを保持しているものも含むものとする。また
上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するため
のものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュ
ータシステムにすでに記録されているプログラムとの組
み合わせで実現できるものであっても良い。
媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回
線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通
信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持す
るもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピ
ュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間
プログラムを保持しているものも含むものとする。また
上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するため
のものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュ
ータシステムにすでに記録されているプログラムとの組
み合わせで実現できるものであっても良い。
【0042】なお、無線端末4の機能をIP端末5が有
していてもよいし、IP端末5の機能を無線端末4が有
していてもよい。
していてもよいし、IP端末5の機能を無線端末4が有
していてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、無線端末の認証時に、IPアドレスを付与するよう
にしたため、IPアドレスを付与するための時間に対す
るオーバーヘッドを小さくすることができるという効果
が得られる。
ば、無線端末の認証時に、IPアドレスを付与するよう
にしたため、IPアドレスを付与するための時間に対す
るオーバーヘッドを小さくすることができるという効果
が得られる。
【0044】また、この発明によれば、無線端末が保持
する無線端末識別子に基づいて認証を行い、また無線端
末がIPアドレスを保持するため、無線端末に接続する
IP端末の変更が可能であるという効果が得られる。
する無線端末識別子に基づいて認証を行い、また無線端
末がIPアドレスを保持するため、無線端末に接続する
IP端末の変更が可能であるという効果が得られる。
【0045】また、この発明によれば、IPアドレス発
行時に使用可能なIPアドレスを付与するようにしたた
め、IPアドレスを有効利用することができるという効
果も得られる。
行時に使用可能なIPアドレスを付与するようにしたた
め、IPアドレスを有効利用することができるという効
果も得られる。
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】本発明の他の実施形態の構成を示すブロック図
である。
である。
【図3】図1に示す実施形態の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図4】図2に示す実施形態の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】データを送受信する場合のフレームフォーマッ
トを示す説明図である。
トを示す説明図である。
【図6】図1、2に示す認証サーバ1内のデータベース
の構成を示す説明図である。
の構成を示す説明図である。
【図7】従来技術の構成を示すブロック図である。
1・・・認証サーバ、2・・・無線基地局A、3・・・
無線基地局B、4・・・無線端末、5・・・IP端末、
6・・・インターネット、7・・・無線端末認証サー
バ、8・・・ユーザ認証サーバ。
無線基地局B、4・・・無線端末、5・・・IP端末、
6・・・インターネット、7・・・無線端末認証サー
バ、8・・・ユーザ認証サーバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 純一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 久々津 直哉 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 原 博之 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】無線によって通信を行う無線端末と接続さ
れた移動可能なIP端末を利用して、インターネットに
アクセスするときに、認証サーバが該無線端末に対して
IPアドレスを付与する移動通信方法であって、 前記認証サーバは、 前記無線端末から送信された無線端末認証フレームを受
信して、この無線端末認証フレーム内の無線端末識別子
から正規の無線端末であるか否かの認証を行って正規の
無線端末と判断した場合に、該無線端末に対して、現時
点で使用可能なIPアドレスを含めた無線端末認証応答
フレームを送信することを特徴とする移動通信方法。 - 【請求項2】前記認証サーバは、 受信した前記無線端末認証フレーム内に、付与済みのI
Pアドレスが含まれているか否かによって、該無線端末
認証フレームを送信した無線端末が既にIPアドレスを
取得しているかを判断し、 IPアドレスが含まれている場合は、該無線端末に対し
て新規のIPアドレスの付与を行わないで無線端末認証
応答フレームを送信し、 IPアドレスが含まれていない場合は、該無線端末に対
して現時点で使用可能なIPアドレスを付与して無線端
末認証応答フレームを送信することを特徴とする請求項
1に記載の移動通信方法。 - 【請求項3】無線によって通信を行う無線端末と接続さ
れた移動可能なIP端末を利用して、インターネットに
アクセスするときに該無線端末に対してIPアドレスを
付与する移動通信装置であって、 前記移動通信装置は、 前記無線端末から端末認証の要求を受信した時点で、該
無線端末の認証を行うと同時に該無線端末がインターネ
ットにアクセスを行う際に必要なIPアドレスを該無線
端末に対して付与する認証サーバを備えたことを特徴と
する移動通信装置。 - 【請求項4】無線によって通信を行う無線端末と接続さ
れた移動可能なIP端末を利用して、インターネットに
アクセスするときに該無線端末に対してIPアドレスを
付与する移動通信プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体であって、 前記移動通信プログラムは、 前記無線端末から送信された無線端末認証フレームを受
信して、この内容に応じて前記無線端末の認証を行い、
現時点で使用可能なIPアドレスを選択する処理と、 受信した前記無線端末認証フレームの内容を該認証サー
バ内のデータベースに登録する処理と、 前記IPアドレスを含めた無線端末認証応答フレームを
前記無線基地局に対して送信する処理と、 無線基地局から無線端末消去フレームを受信した場合
に、該無線端末消去フレームの内容と前記データベース
内に登録されている無線端末に関する情報とを比較し
て、この比較結果に応じて前記データベース内に登録さ
れている該無線端末の情報を削除して、無線端末消去応
答フレームを送信する処理と、 からなる移動通信プログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26707998A JP2000102072A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 移動通信方法、移動通信装置及び移動通信プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26707998A JP2000102072A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 移動通信方法、移動通信装置及び移動通信プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000102072A true JP2000102072A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17439748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26707998A Pending JP2000102072A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 移動通信方法、移動通信装置及び移動通信プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000102072A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002093845A1 (fr) * | 2001-05-15 | 2002-11-21 | Ntt Communications Corporation | Procede de communication, dispositif de fourniture de ligne, dispositif de pret de ligne |
JP2004519117A (ja) * | 2000-09-08 | 2004-06-24 | リーフエッジ,インコーポレイテッド | 近距離無線コンピューティング装置用のセキュア・ネットワーク・アクセスの提供 |
WO2006068088A1 (ja) * | 2004-12-21 | 2006-06-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | アクセスネットワークシステム、基地局装置、ネットワーク接続装置、移動端末及び認証方法 |
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US7272656B2 (en) | 2001-08-07 | 2007-09-18 | Sony Corporation | Address management system, interface ID setting processor, communication terminal, address management method, and computer program |
KR100789250B1 (ko) | 2005-12-10 | 2008-01-02 | 이임영 | 속성 인증서를 이용한 유비쿼터스 디바이스 도메인 인증방법 |
US7390952B2 (en) | 2001-09-21 | 2008-06-24 | Yamaha Corporation | Electronic music apparatus system useful for user registration |
JP2009016947A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Kenwood Corp | 無線通信システム、移動局装置、基地局装置、及び無線通信システムにおけるid登録方法 |
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JP2017143364A (ja) * | 2016-02-09 | 2017-08-17 | 日本電信電話株式会社 | アドレス生成方法及び装置並びにプログラム、並びにアドレス払い出し方法 |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP26707998A patent/JP2000102072A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4709721B2 (ja) * | 2005-09-20 | 2011-06-22 | アクセンチュア グローバル サーヴィシズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 通信サービスのためのサードパーティアクセスゲートウェイ |
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JP2017143364A (ja) * | 2016-02-09 | 2017-08-17 | 日本電信電話株式会社 | アドレス生成方法及び装置並びにプログラム、並びにアドレス払い出し方法 |
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