JP2000092713A - 静止型無効電力補償装置の制御装置 - Google Patents
静止型無効電力補償装置の制御装置Info
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Abstract
切な速度でSVC制御すること。 【解決手段】交流系統1の状態及び静止型無効電力補償
装置SVCの運転状態のうち少なくとも一方を検出する
検出手段11〜15と、この検出手段11〜15の検出
出力に基づき静止型無効電力補償装置SVCを制御する
ための制御パラメータを調整する手段201、202と
を具備する。
Description
れ、当該交流系統における無効電力補償、交流電圧制御
等を行う静止型無効電力補償装置(以下「SVC: St
atic VARCompensator」と称す
る。)にかかり、特にSVCの制御装置に関する。
18は、SVCの中でもリアクトルに流れる電流をサイ
リスタスイッチで制御するサイリスタ制御リアクトル
(TCR)と交流フィルタ(FC)から構成されるSV
Cを示している。
接続する交流母線2に変圧器3を介して2次母線3が接
続し、2次母線3にTCR4と交流フィルタ5とが接続
する。さらに、交流母線2の電圧を検出する計器用変成
器6、SVC出力電流を検出する変流器7を備えてい
る。TCR4はサイリスタ装置とリアクトルから構成さ
れる。
制御装置の一例を示す。この制御装置は、電圧制御回路
11と、無効電力/制御角変換回路12と、位相制御回
路13と、交流電圧検出回路14と、交流電流検出回路
15とから構成される。
/制御角変換回路12は、電圧制御回路11から出力さ
れる無効電力基準QrefをTCR4を位相制御するた
めの制御角αに変換する。位相制御回路13は、交流系
統電圧に同期した制御角αの制御パルスをTCR4に出
力し、TCR4を構成するサイリスタ装置の位相制御を
行う。交流電圧検出回路14は、図18の計器用変成器
7からの電圧信号から交流電圧実効値Vacを演算す
る。交流電流検出回路15は、図18の変流器8からの
電流信号からSVCの交流電流実効値Isvcを演算す
る。
圧を一定に保つことを目的にする制御ブロックである。
電圧制御回路11の1例として、ゲイン101、積分回
路102、スロープゲイン103、加算回路104から
構成される例について説明するが、積分回路102の代
わりに、比例積分、進み遅れ関数、1次遅れ関数等の関
数の回路を用いても良いし、また、その組合せとしても
良い。本例では説明の簡単化のため、最も基本的なゲイ
ン101、積分回路102から構成される制御ブロック
で説明する。電圧制御回路11は、交流電圧の基準電圧
Vref、交流電圧検出値Vac、さらに、SVCの出
力電流Isvcとスロープゲイン103との積を加算回
路104に入力し、電圧偏差信号ΔVを下式に基づき作
成する。
SVCの出力すべき無効電力基準Qrefを決定する。
この無効電力基準Qrefは、無効電力/制御角変換回
路12により制御角αに変換され、このαに応じTCR
4が位相制御され、TCR4を流れる電流が決定され
る。そして、TCR4と交流フィルタ5の無効電力の和
がSVCの無効電力となる。
が制御される動作を説明する。
fと交流電圧Vacとが一致しており、SVCの出力電
流Isvcは零であったと想定する。ここで、交流電圧
基準Vrefが増加する場合の動作を説明する。この場
合は、交流電圧基準Vref>交流電圧Vacとなるの
で、電圧偏差ΔV>0となり、ゲイン101を介して積
分回路102により偏差が積算される。
効電力基準Qrefになる。SVCの出力電流がこの無
効電力基準QrefとなるようTCR4が制御される。
SVCの出力が無効電力基準Qrefに応じた値になる
と、交流電圧が上昇する。電圧偏差ΔVは減少し、積分
回路102への入力信号が減少する。このようなループ
が連続的に繰り返され、定常状態に落ち着く(図2
0)。
御において、交流系統の状態が変化し、特に、系統の短
絡容量が小さくなると、ハンチングを起し、本来、交流
系統電圧を一定に維持するSVC期待される機能が実現
できなくなるばかりでなく、逆に、電圧変動の原因とな
り、交流系統に悪影響を及ぼす。
と、SVCの無効電力出力の僅かな変動でも、交流電圧
が大きく影響を受ける状態になり、SVCの制御回路と
交流系統とを合わせた制御ループ全体のゲインが増加
し、制御系として不安定な動作をするおそれがあった。
ハンチングの様子を図21に示す。
路のゲイン101を小さく設定しておけば良いが、その
場合は、通常の系統状態でのSVCの制御応答が非常に
遅くなり、SVCに要求される高速の電圧変動抑制効果
が期待できない。
式では、交流系統の大きな状態に対し、適切な動作が取
れないという不具合があった。
化に対応して、SVCの安定な運転を継続させることの
できる制御装置を提供することにある。
めに本発明は、交流系統の状態及び前記静止型無効電力
補償装置の運転状態のうち少なくとも一方を検出する検
出手段と、この検出手段の検出出力に基づき前記静止型
無効電力補償装置を制御するための制御パラメータを調
整する手段とを具備し、検出手段により、交流系統の状
態変化したことを検出し、SVC制御の電圧制御回路の
パラメータをその短絡容量に見合ったものに変更する。
発生し、送電線回線数の減少、発電機台数の減少等によ
り短絡容量が減少すると、SVC制御がハンチングする
あるいはハンチング傾向になるので、この状態を検出手
段により検出する。検出手段の出力に応じ、電圧制御回
路のゲイン、積分時定数あるいは補助的制御回路のゲイ
ン、時定数等を制御パラメータ変更手段により変更す
る。
場合の作用につき、説明する。
に述べたように、SVCの無効電力出力の僅かな変動で
も、交流電圧が大きく影響を受ける状態になり、SVC
の制御回路と交流系統とを合わせた制御ループ全体のゲ
インが増加する。しかし、本発明によれば、この状態を
検出し、電圧制御回路のゲインを小さく変更することが
できる。従って、制御ループ全体のゲインを下げ、交流
系統が通常状態にある場合と同様、交流電圧を安定に維
持する機能が実現できる。
は、電圧制御のゲインは、通常系統用の値を使用するた
め、その応答速度は適正な速さを維持でき、SVCに期
待される高速な電圧制御を実現できる。
が変化し、SVCの制御状態が変化した場合、その状態
を検出して制御パラメータを変更することで、SVCの
安定運転の維持、交流電圧の安定化が可能であり、ま
た、通常の系統状態での応答速度を適正に維持すること
が可能である。
本実施形態は、従来のSVCの電圧制御回路11に加
え、電流検出回路15の出力信号の振動継続を検出する
振動継続検出回路201と、制御パラメータ変更手段2
02とから構成される。
と、SVCがハンチングあるいはハンチング傾向にな
る。即ち、図20に示したように、SVCの無効電力出
力及びSVC交流電流Isvcが振動する。従って、本
実施形態では、振動継続検出回路201Sによって、V
C交流電流Isvcの振動が継続していることを検出す
ることで、SVCの制御状態が悪化していることが検出
できる。
抽出フィルタ301、振幅検出回路302、レベル判定
回路303、タイマー304、フリップフロップ305
とから構成される例を図2に示す。
の構成例と作用を説明する。すなわち、振動成分抽出フ
ィルタ301は、入力の直流分を除去し、振動成分のみ
を抽出するため、高域通過フィルタ、あるいは、帯域通
過フィルタ等により構成される。交流系統が通常状態で
は、SVCの無効電力出力には振動成分は少ないので、
このフィルタの出力は小さい。しかし、SVCがハンチ
ング傾向になり振動成分が含まれるようになると、フィ
ルタ出力は大きくなる。
幅検出回路302に入力される。振幅検出回路は、振動
成分の振幅を検出するため、絶対値回路(全波整流回
路)、実効値演算回路等の振幅検出機能を有する回路か
ら構成される。この振幅検出回路302により、SVC
交流電流Isvcの振動の大きさが検出される。
ル判定回路303に入力される。交流系統の短絡容量が
減少し、SVC交流電流Isvcがハンチング傾向にな
ると、振幅検出回路302の出力信号が大きくなり、レ
ベル判定回路303から信号が出力される。
マー304に入力される。交流系統が通常系統で、何ら
かの過渡的な擾乱が発生した場合は、SVC交流電流I
svcが振動するので、レベル判定回路303から過渡
的に信号が出力されることがある。
性の場合は、タイマー304から信号は出力されない。
交流系統状態が変化し、SVC交流電流Isvcの振動
が継続すると、レベル判定回路303から連続して信号
が出力されるので、タイマー304から信号が出力され
る。タイマー304からの出力信号は、フリップフロッ
プ305のセット入力に入力される。SVC交流電流I
svcの振動が継続すると、フリップフロップがセット
され、出力Qの信号が保持される。フリップフロップ3
05のQ出力信号が、振動継続検出回路201の出力信
号である。
は、制御パラメータ変更手段202に入力する。SVC
制御装置がマイクロコンピュータ応用のディジタル制御
により構成されている場合は、制御パラメータに該当す
るメモリの内容を変更することで、制御パラメータの変
更が可能である。アナログ装置の場合は、アナログ演算
回路の抵抗値、コンデンサ容量等を切り替えることで制
御パラメータが変更可能である。
と、SVC交流電流Isvcの振動が収まり、振動継続
検出回路201中の振動成分抽出フィルタ301、振幅
検出回路302、レベル判定回路303、及びタイマー
304の出力は無くなる。
保持しているので、制御パラメータは変更されたままの
状態が維持される。
いと、振動継続検出回路201の出力が無くなり、再び
通常系統用の制御パラメータに戻ってしまい、再び、S
VC交流電流Isvcが振動し、制御パラメータの変更
が再度行われる。この状態が繰り返され、安定に制御パ
ラメータの変更ができない。
は、交流系統の状態が通常状態に復旧したことを確認
し、交流系統を管理する操作者がマニュアルで行う、あ
るいは、予め決められた時限をもってリセットする等で
実施する。リセットの時限としては、送電線の再閉路時
間、予備発電機の起動時間等、系統を復旧する操作に必
要と思われる時間より大きい時限を使用するる (実施形態の効果)以上説明したように、本実施形態に
よれば、交流系統の状態が変化し、SVC交流電流Is
vcの振動が継続した場合、その状態を検出して制御パ
ラメータを変更することで、SVCの安定運転の維持、
交流電圧の安定化が可能であり、また、通常の系統状態
での応答速度を適正に維持することが可能である。
本実施形態は、実施形態1の構成とほぼ同様であるが、
振動継続検出回路201の入力信号として、SVC無効
電力を使用する。このため、実施形態1に加え、SVC
無効電力を演算するための無効電力検出回路16を設け
ている。
VC交流電流との積となるので、SVC交流電流を観測
する代わりに、SVC無効電力を観測しても同様な作用
となる。従って、実施形態1において、SVC無効電力
に置き換えれば、同様な作用が行えることは明らかであ
る。
本実施形態によっても、実施形態1と同様な効果が得ら
れる。
本実施形態は、実施形態1の構成とほぼ同様であるが、
振動継続検出回路201の入力信号として、電圧制御回
路の出力Qrefを使用する。
圧制御回路の出力Qrefに応じて動くので、SVC交
流電流、無効電力を観測する代わりに、電圧制御回路出
力Qrefを観測しても同様な作用となる。従って、実
施形態1において、SVC交流電流を電圧制御出力Qr
efに置き換えれば、同様な作用が行えることは明らか
である。
本実施形態によっても、実施形態1と同様な効果が得ら
れる。
本実施形態は、実施形態1の構成とほぼ同様であるが、
振動継続検出回路201の入力信号として、制御角αを
使用する。
CRの制御角αに応じて動くので、SVC交流電流、無
効電力を観測する代わりに、TCRの制御角αを観測し
ても同様な作用となる。従って、実施形態1において、
SVC交流電流をTCRの制御角αに置き換えれば、同
様な作用が行えることは明らかである。
本実施形態によっても、実施形態1と同様な効果が得ら
れる。
本実施形態は、実施形態1の構成とほぼ同様であるが、
振動継続検出回路201の入力信号として、交流電圧検
出信号Vacを使用する。
容量とSVCの無効電力出力に比例して変動する。短絡
容量が減少すると同じSVC無効電力出力の変動であっ
ても、電圧変動は増加する。また、既に述べたようにS
VC出力がハンチング傾向になるので、交流電圧も振動
が継続するようになる。従って、SVCの無効電力出力
を観測する代わりに、交流系統電圧を観測しても同様な
作用となる。実際には、SVC制御に使用している交流
電圧検出値Vacを観測することになる。このようにし
ても、実施形態1と同様な作用が行えることは明らかで
ある。
本実施形態によっても、実施形態1と同様な効果が得ら
れる。
本実施形態は、従来のSVCの電圧制御回路に加え、S
VCの制御状態を判断する手段203と制御パラメータ
変更手段202とから構成される。本実施形態は図1の
実施形態とほぼ同様であるが、制御状態を判断手段20
3の入力が、2つある点が異なる。第1の入力は交流電
圧検出値Vac、第2の入力はSVC交流電流でる。
と、SVC交流電流変化が僅かであっても、交流系統電
圧への影響が大きくなる。従って、SVC交流電流の振
動成分の大きさと交流電圧の振動成分の大きさを比較す
ることで、交流系統の短絡容量を推定し、短絡容量が減
少し、SVC制御状態がハンチング傾向になったことを
判定することが可能である。
り、振動成分抽出フィルタ301a,301b、振幅検
出回路302a,302b、除算回路306、レベル判
定回路303、タイマー304、フリップフロップ30
5とからなる構成例を示す。
は、図2の実施形態で説明したフィルタ301と同様で
あるので、説明を省略する。振動成分抽出フィルタ30
1a,301bの出力は、振幅検出回路302a,30
2bに入力される。振幅検出回路は、図2の実施形態で
説明した振幅検出回路302と同様であるので、説明を
省略する。
は、除算回路306入力される。除算回路では、振幅検
出回路302aの出力であるSVC交流電流の振幅で、
振幅検出回路302bの出力である交流電圧の振幅を除
算する。交流系統の短絡容量が小さくなると、SVC交
流電流の振幅が同一であっても、交流電圧の振幅が大き
くなるので、除算回路306の出力は増加する。
303、タイマー304、フリップフロップ305に続
くが、それ以降の動作は、図2の実施形態と同様なので
説明を省略する。また、制御パラメータ変更手段の動
作、フリップフロップ305のリセットも同様である。
本実施形態によっても、実施形態1と同様な効果が得ら
れる。
実施形態7の構成図である。本実施形態は、実施形態5
の構成とほぼ同様であるが、制御状態判定回路203の
第2の入力信号として、SVC無効電力を使用する。
VC交流電流との積となるので、SVC交流電流を観測
する代わりに、SVC無効電力を観測しても同様な作用
となる。従って、実施形態1において、SVC無効電力
に置き換えれば、同様な作用が行えることは明らかであ
る。
本実施形態によっても、実施形態1と同様な効果が得ら
れる。
る。本実施形態は、実施形態5の構成とほぼ同様である
が、制御状態判定回路203の第2の入力信号として、
電圧制御回路の出力Qrefとを使用する。
御回路の出力Qrefに応じて動くので、SVCの無効
電力出力を観測する代わりに、電圧制御回路出力Qre
fを観測しても同様な作用となる。従って、実施形態5
において、SVC無効電力出力を電圧制御出力Qref
に置き換えれば、同様な作用が行えることは明らかであ
る。
本実施形態によっても、実施形態1と同様な効果が得ら
れる。
フィルタ回路として、SVCの制御回路の特性から決ま
る振動周波数を中心周波数とするバンドパスフィルタを
用いる構成である。
てはいないが、制御回路の遅れ、無駄時間があり、ま
た、TCR自体にも制御パルスが60°毎に出力される
ので、TCR自体にも動作の遅れがある。交流系統の短
絡容量が減少すると、主にこれらの遅れ、無駄時間、制
御回路の制御パラメータ、交流系統の短絡容量から決定
されるある一定の周波数近辺で、SVCはハンチングす
る特性を有する。
周波数とするバンドパスフィルタにすることで、交流系
統に存在する他の周波数成分により、SVC制御パラメ
ータ変更を誤って実施することが避けられる。
本実施形態によれば、実施形態1〜8の制御パラメータ
変更がさらに確実に行える。
いは図7中に示されたレベル判定回路とタイマーの代わ
りに、振動の振幅が増加することを検出する振幅増加検
出回路204から構成される。
あり、メモリ回路307、比較回路308、カウンタ回
路309、レベル判定回路310からなる構成例を示
す。
力が、SVC交流電流の場合について、以下に説明す
る。メモリ回路307は、SVCのハンチング周期前あ
るいは半周期前のようにある程度期間を取った以前の振
幅値を記憶しておく。その記憶された値と現在値とを比
較回路308により比較し、現在値の方が大きければ、
比較回路308は信号を出力する。比較回路308から
の出力信号は、カウンタ回路309に入力される。SV
C交流電流の振動振幅が増大する場合は、比較が行われ
る毎にカウンタ回路309に信号が入力されるので、カ
ウンタ回路309の出力であるカウント回数は増加して
いく。このカウント回数が所定の回数以上になったこと
をレベル判定回路310により判断し、振幅増加検出回
路204の出力とする。
御パラメータ変更手段202が動作し、SVCは安定運
転するようになる。カウンタ回路309のリセットは、
図2あるいは図7のフリップフロップ305と同様、マ
ニュアル信号、ある所定の時限を有した自動リセット信
号によりリセットする。
して説明したが、入力がSVC無効電力、電圧制御出力
Qref、交流電圧検出値Vacの場合でも同様な作用
が得られる。
力の振動の初期値が大きく、振幅が減衰するにもかかわ
らず、単純に振幅値の大きさのみの判断をした場合に
は、制御パラメータ変更が行われてしまうおそれがあ
る。しかし、このような構成を使用すれば、このような
誤判断が避けられる。
本実施形態によれば、振幅が増加する場合にだけ制御パ
ラメータ変更が行われるので、実施形態1〜8のパラメ
ータ変更がさらに確実に行われる。
示されたフリップフロップリセット305を自動的に行
う構成の一例である。図13は、自動リセット回路20
4の1例であり、タイマー311、カウンタ312、レ
ベル判定回路313、インバータ314、AND回路3
15からなる構成例を示す。
につき、以下に説明する。すなわち、タイマー311
は、制御パラメータ変更手段202を起動するフリップ
フロップ305のQ出力を入力する。Q出力がタイマー
にセットされた時限継続すると、タイマー311から信
号が出力される。このタイマー311の出力は、前記フ
リップフロップ305のリセット入力に入力される。前
記フリップフロップ305をリセットすることで制御パ
ラメータは、交流系統が通常の場合の値に自動的に戻す
ことができる。
系統が通常に復帰していない場合は、再度SVC交流電
流の振動が発生する。この場合は、再度、制御パラメー
タ変更手段202を起動するフリップフロップ305が
セットされ、制御パラメータが変更される。タイマー3
11の時限が経過すると、制御パラメータが通常の値に
自動的に戻る。
定した時間以上かかって復帰されるような場合は、上述
が繰り返され安定したSVC制御が実現できないことに
なる。しかし、このような状況では、タイマー311の
出力信号をモニターするカウンタ312のカウント値が
増加していく。カウント値が制御パラメータの自動リセ
ットを断念する回数に達すると、レベル判定回路313
から信号が出力される。この信号は、インバータ314
を介して、AND回路315に入力され、タイマー30
5へのリセット信号をロックする。リセット信号がロッ
クされるとそれ以降の自動リセットは抑止される。
マー312のリセットを行えば、再び、自動リセットの
機能が復帰する。
して説明したが、入力がSVC無効電力、電圧制御出力
Qref、交流電圧検出値Vacの場合でも同様な作用
が得られる。
ロップを自動リセットする例を示したが、図8のカウン
タを自動リセットも同様にして行うことができる。
通常状態に復帰した時、自動的に制御パラメータを元の
値に戻すことができ、さらに、交流系統が通常状態に戻
らない時には、制御パラメータ変更を継続することが可
能である。
本実施形態によれば、自動的に系統状態に応じた制御パ
ラメータ変更を行うことができる。
る。図2では、ハンチング状態を検出して、制御パラメ
ータを切り替える構成であったが、本実施形態12で
は、振動の状態に応じて、連続的に制御パラメータを自
動調整回路205により調整する構成である。
5の一例であり、フィルタ回路301、振幅検出器30
2、ゲイン調整回路316からなる構成例を示す。
が、SVC交流電流の場合について、以下に説明する。
すなわち、SVC交流電流の振動成分はフィルタ回路3
01により抽出され、振幅検出回路302により振動の
大きさが検出される。ゲイン調整回路316は、振幅検
出回路302の出力信号の大きさと継続時間により、電
圧制御回路11のゲイン101の大きさを決定する。ゲ
イン調整回路316は、SVC交流電流の振幅が大きい
ほどゲイン101を減少させ、また、振動期間が長いほ
どゲイン101を減少させる特性を有する。
積分回路と除算回路から構成できる。つまり、振幅が大
きいほど積分器の出力は増大し、また、振動期間が長い
ほど積分器の出力は増大する。積分器の出力を除算回路
の分母の入力とすれば、所望の特性が実現できる。ま
た、積分器ではなく、1次遅れ、ローパスフィルタ等の
積分器に類似の特性を持つ関数でも良いし、ディジタル
制御の場合は、カウンタ等でも実現が可能である。
電流が振動を始めると、上述の作用により電圧制御回路
11のゲイン101が減少する。従って、交流系統、S
VC制御からなるループのゲインが減少し、SVC交流
電流の振動は減衰方向に推移する。ゲイン101の減少
の効果が無い場合は、SVC交流電流の振動が継続する
ので、さらにゲイン101が減少する。このようにし
て、SVC交流電流の振動が減衰するまで、ゲイン10
1が減少する。
ットは、外部からの信号を想定したが、自動リセットで
も構わない。また、ゲイン調整回路316の要素とし
て、積分回路ではなく、1次遅れ等の関数を使用すれ
ば、SVC電流の振動が収束すると、リセット信号はな
くても、時定数をもって事前値に復帰する特性が実現可
能である。
して説明したが、入力がSVC無効電力、電圧制御出力
Qref、交流電圧検出値Vacの場合でも同様な作用
が得られる。
きさを調整する構成を示したが、積分回路102の時定
数、あるいは、図示されていない補助的な電圧制御回路
のゲインを調整しても同様な作用が得られる。
本実施形態によれば、交流系統の短絡容量の大きさに応
じて、ゲイン101を連続的に調整できるので、短絡容
量の減少の程度が想定以上に激しい場合でも、柔軟に対
応できる。
る。図7では、ハンチング状態を検出して、制御パラメ
ータを切り替える構成であったが、本実施形態13は、
振動の状態に応じて、連続的に制御パラメータを自動調
整回路206により調整する構成である。
5の一例であり、フィルタ回路301a,301b、振
幅検出器302a,302b、除算回路306、ゲイン
調整回路316からなる構成例を示す。
が、交流電圧とSVC交流電流の場合について、以下に
説明する。すなわち、交流電圧、SVC交流電流の振動
成分はフィルタ回路301a,301bにより抽出さ
れ、振幅検出回路302a,302bにより夫々の振動
の大きさが検出される。除算回路306により、交流電
圧の振動の大きさとSVC交流電流の振動の大きさとの
比率が得られる。ゲイン調整回路316は、除算回路3
06の出力信号の大きさと継続時間により、電圧制御回
路11のゲイン101の大きさを決定する。
電流の変動にたいする交流電圧の変動が大きくなる。上
述の作用により電圧制御回路11のゲイン101が減少
する。従って、交流系統、SVC制御からなるループの
ゲインが減少し、SVC交流電流の振動は減衰方向に推
移する。
SVC交流電流の振動が継続するので、さらにゲイン1
01が減少する。当然のことながら、除算回路306は
零での除算を避けるように分母への入力にはリミッタを
付ける等の処置を施しているものとする。
となり、分子が零に近づく。従って、除算回路306の
出力は零に近づく。このようにして、SVC交流電流の
振動が減衰するまで、ゲイン101が減少する。
ットは、外部からの信号を想定したが、自動リセットで
も構わない。また、ゲイン調整回路316の要素とし
て、積分回路ではなく、1次遅れ等の関数を使用すれ
ば、SVC電流の振動が落ち着くと、リセット信号はな
くても、時定数をもって事前値に復帰する特性が実現可
能である。
して説明したが、入力がSVC無効電力、電圧制御出力
Qref、交流電圧検出値Vacの場合でも同様な作用
が得られる。
きさを調整する構成を示したが、積分回路102の時定
数、あるいは、図示されていない補助的な電圧制御回路
のゲインを調整しても同様な作用が得られる。
本実施形態によれば、交流系統の短絡容量の大きさに応
じて、ゲイン101を連続的に調整できるので、短絡容
量の減少の程度が想定以上に激しい場合でも、柔軟に対
応できる。
流系統の状態が変化し、SVCの制御状態が変化した場
合、その状態を検出して制御パラメータを変更すること
で、SVCの安定運転の維持、交流電圧の安定化が可能
であり、また、通常の系統状態での応答速度を適正に維
持することが可能である。
い範囲において、安定かつ適切な速度で制御できるSV
C制御装置を提供することができる。
Claims (15)
- 【請求項1】交流系統に設けられ、少なくとも無効電力
補償及び交流電圧制御を行う静止型無効電力補償装置の
制御装置において、 前記交流系統の状態及び前記静止型無効電力補償装置の
運転状態のうち少なくとも一方を検出する検出手段と、 この検出手段の検出出力に基づき前記静止型無効電力補
償装置を制御するための制御パラメータを調整する手段
とを具備することを特徴とする静止型無効電力補償装置
の制御装置。 - 【請求項2】交流系統に設けられ、少なくとも無効電力
補償及び交流電圧制御を行う静止型無効電力補償装置の
制御装置において、 前記静止型無効電力補償装置の交流電流出力の振動継続
を判断する判断手段と、 この判断手段の判断出力に基づき前記静止型無効電力補
償装置を制御するための制御パラメータを調整する手段
とを具備することを特徴とする静止型無効電力補償装置
の制御装置。 - 【請求項3】交流系統に設けられ、少なくとも無効電力
補償及び交流電圧制御を行う静止型無効電力補償装置の
制御装置において、 前記静止型無効電力補償装置の制御出力信号の振動継続
を判断する判断手段と、 この判断手段の判断出力に基づき前記静止型無効電力補
償装置を制御するための制御パラメータを調整する手段
とを具備することを特徴とする静止型無効電力補償装置
の制御装置。 - 【請求項4】交流系統に設けられ、少なくとも無効電力
補償及び交流電圧制御を行う静止型無効電力補償装置の
制御装置において、 当該制御装置の制御出力信号の振動継続を判断する判断
手段と、 この判断手段の判断出力に基づき前記静止型無効電力補
償装置を制御するための制御パラメータを調整する手段
とを具備することを特徴とする静止型無効電力補償装置
の制御装置。 - 【請求項5】交流系統に設けられ、少なくとも無効電力
補償及び交流電圧制御を行う静止型無効電力補償装置の
制御装置において、 前記静止型無効電力補償装置における交流電圧の振動継
続を判断する判断手段と、 この判断手段の判断出力に基づき前記静止型無効電力補
償装置を制御するための制御パラメータを調整する手段
とを具備することを特徴とする静止型無効電力補償装置
の制御装置。 - 【請求項6】交流系統に設けられ、少なくとも無効電力
補償及び交流電圧制御を行う静止型無効電力補償装置の
制御装置において、 前記静止型無効電力補償装置における交流電圧の変動振
幅と前記静止型無効電力補償装置の交流電流出力の振幅
との比率を検出する検出手段と、 この検出手段の検出出力に応じて前記静止型無効電力補
償装置を制御するための制御パラメータを調整する手段
とを具備することを特徴とする静止型無効電力補償装置
の制御装置。 - 【請求項7】交流系統に設けられ、少なくとも無効電力
補償及び交流電圧制御を行う静止型無効電力補償装置の
制御装置において、 前記静止型無効電力補償装置における交流電圧の変動振
幅と前記静止型無効電力補償装置の無効電力出力の振幅
との比率を検出する検出手段と、 この検出手段の検出出力に応じて前記静止型無効電力補
償装置を制御するための制御パラメータを調整する手段
とを具備することを特徴とする静止型無効電力補償装置
の制御装置。 - 【請求項8】交流系統に設けられ、少なくとも無効電力
補償及び交流電圧制御を行う静止型無効電力補償装置の
制御装置において、 前記静止型無効電力補償装置における交流電圧の変動振
幅と前記静止型無効電力補償装置の制御出力信号の振幅
の比率を検出する検出手段と、 この検出手段の検出出力に応じて前記静止型無効電力補
償装置を制御するための制御パラメータを調整する手段
とを具備することを特徴とする静止型無効電力補償装置
の制御装置。 - 【請求項9】前記制御手段は、前記検出手段及び前記判
断手段における検出及び判断の対象とする振動の周波数
を、前記制御装置の特性から決定される周波数付近に限
定する手段を具備することを特徴とする請求項2乃至8
項のいずれか一項に記載の静止型無効電力補償装置の制
御装置。 - 【請求項10】前記制御手段は、前記検出手段及び前記
判断手段における検出及び判断の対象とする振動継続を
判断するため、振動の振幅が増加していることを判断す
る手段を具備することを特徴とする請求項2乃至8項の
いずれか一項に記載の静止型無効電力補償装置の制御装
置。 - 【請求項11】前記制御手段は、制御パラメータを調整
前の値に戻す手段を具備することを特徴とする請求項2
乃至10項のいずれか一項に記載の静止型無効電力補償
装置の制御装置。 - 【請求項12】前記制御手段は、制御パラメータを調整
し振動が収まった後、所定時間後、制御パラメータを事
前値に戻す手段と、 再度振動が発生する回数をカウントする手段と、振動再
現回数が所定値以上の場合には、時前値に戻す手段をロ
ックする手段とを具備することを特徴とする請求項2乃
至11項のいずれか一項に記載の静止型無効電力補償装
置の制御装置。 - 【請求項13】前記制御手段は、振動の大きさに応じ
て、制御パラメータを自動的に調整する手段を具備する
ことを特徴とする請求項2乃至5項のいずれか一項に記
載の静止型無効電力補償装置の制御装置。 - 【請求項14】前記制御手段は、振幅の比率の大きさに
応じて、制御パラメータを自動的に調整する手段を具備
することを特徴とする請求項6乃至8項のいずれか一項
に記載の静止型無効電力補償装置の制御装置。 - 【請求項15】前記静止型無効電力補償装置は、リアク
トルに流れる電流を半導体スイッチで制御するサイリス
タ制御リアクトルと、交流フィルタとを備え、 前記制御装置は、前記サイリスタ制御リアクトルの半導
体スイッチを制御するものである請求項1乃至14項の
いずれか一項に記載の静止型無効電力補償装置の制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26003598A JP3605516B2 (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-14 | 静止型無効電力補償装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26003598A JP3605516B2 (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-14 | 静止型無効電力補償装置の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000092713A true JP2000092713A (ja) | 2000-03-31 |
JP3605516B2 JP3605516B2 (ja) | 2004-12-22 |
Family
ID=17342404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26003598A Expired - Lifetime JP3605516B2 (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-14 | 静止型無効電力補償装置の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3605516B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008312370A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 無効電力補償装置及びその制御方法 |
JP2009018808A (ja) * | 2008-09-12 | 2009-01-29 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
JP2019154187A (ja) * | 2018-03-06 | 2019-09-12 | 富士電機株式会社 | 制御装置、無効電力補償装置、及び制御方法 |
JP2021035251A (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-01 | 富士電機株式会社 | 交流系統の監視システム |
JP6877671B1 (ja) * | 2020-11-17 | 2021-05-26 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置、および推定装置 |
-
1998
- 1998-09-14 JP JP26003598A patent/JP3605516B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP7087455B2 (ja) | 2018-03-06 | 2022-06-21 | 富士電機株式会社 | 制御装置、無効電力補償装置、及び制御方法 |
JP2021035251A (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-01 | 富士電機株式会社 | 交流系統の監視システム |
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JP6877671B1 (ja) * | 2020-11-17 | 2021-05-26 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置、および推定装置 |
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