JP2000089818A - 監視装置 - Google Patents
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、イントラネット技術のもつ保守の
容易性を維持しつつ、表示速度の高速化と伝送負荷の低
減とを同時の実現を図る。 【解決手段】 上位の監視端末30では、Web閲覧ソ
フトウェア31が起動されると、Webサーバ部24に
アクセスして返信された表示用プログラム22pを起動
し、同じく返信された画面データ21d(固定データ)
を表示し、また、データ伝送機能部23に要求を与える
と、データ伝送機能部23がこの要求により、主記憶部
内のプラントデータを伝送し、次以降は、データ伝送機
能部23に要求を周期的に与えることにより、プラント
データ(可変データ)を更新する。このように、画面デ
ータを固定データと可変データとに分類し、固定データ
は初回だけの伝送とし、2回目の伝送以降は可変データ
のみを伝送する監視装置。
容易性を維持しつつ、表示速度の高速化と伝送負荷の低
減とを同時の実現を図る。 【解決手段】 上位の監視端末30では、Web閲覧ソ
フトウェア31が起動されると、Webサーバ部24に
アクセスして返信された表示用プログラム22pを起動
し、同じく返信された画面データ21d(固定データ)
を表示し、また、データ伝送機能部23に要求を与える
と、データ伝送機能部23がこの要求により、主記憶部
内のプラントデータを伝送し、次以降は、データ伝送機
能部23に要求を周期的に与えることにより、プラント
データ(可変データ)を更新する。このように、画面デ
ータを固定データと可変データとに分類し、固定データ
は初回だけの伝送とし、2回目の伝送以降は可変データ
のみを伝送する監視装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イントラネット技
術やインターネット技術の応用された監視装置に係り、
特に、イントラネット技術のもつ保守の容易性を維持し
つつ、表示速度の高速化と伝送負荷の低減とを同時に実
現し得る監視装置に関する。
術やインターネット技術の応用された監視装置に係り、
特に、イントラネット技術のもつ保守の容易性を維持し
つつ、表示速度の高速化と伝送負荷の低減とを同時に実
現し得る監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、例えばプラント等を監視する分野
では、遠隔地からデータを収集・保存して操作者のいる
監視端末にデータを表示可能な監視装置が広く用いられ
ている。
では、遠隔地からデータを収集・保存して操作者のいる
監視端末にデータを表示可能な監視装置が広く用いられ
ている。
【0003】この種の監視装置は、以下に示すように、
(A)専用機能による方式と、(B)Webサーバによ
る方式との二通りの方式で実現されている。
(A)専用機能による方式と、(B)Webサーバによ
る方式との二通りの方式で実現されている。
【0004】(A)専用機能による監視装置は、図5に
示すように、データ伝送機能部1を有する下位の既設監
視装置2と、データ伝送機能部3を有する中位の広域監
視装置4と、画面データ記憶部5並びに端末表示機能部
6を有する複数の上位の監視端末7とを備えている。
示すように、データ伝送機能部1を有する下位の既設監
視装置2と、データ伝送機能部3を有する中位の広域監
視装置4と、画面データ記憶部5並びに端末表示機能部
6を有する複数の上位の監視端末7とを備えている。
【0005】下位の既設監視装置2は、プラントデータ
を収集・保存し、各プラントデータをデータ伝送機能部
1により、中位の広域監視装置4に配信している。
を収集・保存し、各プラントデータをデータ伝送機能部
1により、中位の広域監視装置4に配信している。
【0006】ここで、広域監視事務所内の上位の監視端
末7は、プラントデータを表示する際に、専用に作成さ
れたソフトウェアの端末表示機能部6を起動し、必要な
プラントデータを専用(又は公衆)回線を経由し、中位
の広域監視装置4に要求する。
末7は、プラントデータを表示する際に、専用に作成さ
れたソフトウェアの端末表示機能部6を起動し、必要な
プラントデータを専用(又は公衆)回線を経由し、中位
の広域監視装置4に要求する。
【0007】中位の広域監視装置4は、この要求に対
し、データ伝送機能部3により、プラントデータを上位
の監視端末7に返信する。
し、データ伝送機能部3により、プラントデータを上位
の監視端末7に返信する。
【0008】上位の監視端末7は、端末表示機能部6に
より、このプラントデータを予め画面データ記憶部5内
に保持する画面データに組合せて編集し、編集結果とし
ての画面を表示している。
より、このプラントデータを予め画面データ記憶部5内
に保持する画面データに組合せて編集し、編集結果とし
ての画面を表示している。
【0009】また、プラントデータの更新の際には、上
位の監視端末7は、前述同様に端末表示機能部6が要求
を中位の広域監視装置4に与え、中位の広域監視装置4
からプラントデータを受けることにより、表示画面中の
プラントデータを更新している。
位の監視端末7は、前述同様に端末表示機能部6が要求
を中位の広域監視装置4に与え、中位の広域監視装置4
からプラントデータを受けることにより、表示画面中の
プラントデータを更新している。
【0010】(B)Webサーバによる監視装置は、図
6に示すように、前述同様の下位の既設監視装置2と、
表示データ編集機能部8、表示画面データ記憶部9並び
にWebサーバとしてのプログラム及びCPUの一機能
からなるWebサーバ部10を有する中位の広域監視装
置11と、汎用のWeb閲覧ソフトウェア12を有する
複数の上位の監視端末13とを備えている。
6に示すように、前述同様の下位の既設監視装置2と、
表示データ編集機能部8、表示画面データ記憶部9並び
にWebサーバとしてのプログラム及びCPUの一機能
からなるWebサーバ部10を有する中位の広域監視装
置11と、汎用のWeb閲覧ソフトウェア12を有する
複数の上位の監視端末13とを備えている。
【0011】なお、Web サーバとしては、例えばNetsca
pe Web Servers(Communications Server, Commerce se
rver等があり、いずれもNetscape Communications 社の
商標)又はMicrosoft Internet Server (Microsoft In
ternet Server はMicrosoft社の商標)などが使用可能
となっている。また、汎用のWeb閲覧ソフトウェアと
しては、例えばMicrosoft Internet Explorer (Micros
oft Internet Explorer はマイクロソフト社の商標)又
はNetscape Navigator(Netscape NavigatorはNetscape
Communications 社の商標)などが使用可能となってい
る。
pe Web Servers(Communications Server, Commerce se
rver等があり、いずれもNetscape Communications 社の
商標)又はMicrosoft Internet Server (Microsoft In
ternet Server はMicrosoft社の商標)などが使用可能
となっている。また、汎用のWeb閲覧ソフトウェアと
しては、例えばMicrosoft Internet Explorer (Micros
oft Internet Explorer はマイクロソフト社の商標)又
はNetscape Navigator(Netscape NavigatorはNetscape
Communications 社の商標)などが使用可能となってい
る。
【0012】ここで、下位の既設監視装置2は、前述し
た通り、プラントデータを中位の広域監視装置11に配
信する。中位の広域監視装置11では、表示データ編集
機能部8が、表示画面データ記憶部9から読出した表示
画面データに対し、プラントデータを定周期で表示画面
データの所定位置に組込んで全体の表示画面データを更
新する。
た通り、プラントデータを中位の広域監視装置11に配
信する。中位の広域監視装置11では、表示データ編集
機能部8が、表示画面データ記憶部9から読出した表示
画面データに対し、プラントデータを定周期で表示画面
データの所定位置に組込んで全体の表示画面データを更
新する。
【0013】一方、広域監視事務所内の上位の監視端末
13は、プラントデータを表示する際に、Web閲覧ソ
フトウェア12を起動し、中位の広域監視装置11内の
Webサーバ部10にアクセスする。
13は、プラントデータを表示する際に、Web閲覧ソ
フトウェア12を起動し、中位の広域監視装置11内の
Webサーバ部10にアクセスする。
【0014】Webサーバ部10は、このアクセスによ
り、表示画面データを専用(又は公衆)回線を経由して
上位の監視端末13に転送する。
り、表示画面データを専用(又は公衆)回線を経由して
上位の監視端末13に転送する。
【0015】上位の監視端末13は、この表示画面デー
タに基づいて、Web閲覧ソフトウェア12により、画
面を表示している。また、プラントデータの更新の際に
は、上位の監視端末13は、前述同様にWeb閲覧ソフ
トウェア12がWebサーバ部10にアクセスし、We
bサーバ部10から表示画面データを受けることによ
り、表示画面全体と共にプラントデータを更新してい
る。
タに基づいて、Web閲覧ソフトウェア12により、画
面を表示している。また、プラントデータの更新の際に
は、上位の監視端末13は、前述同様にWeb閲覧ソフ
トウェア12がWebサーバ部10にアクセスし、We
bサーバ部10から表示画面データを受けることによ
り、表示画面全体と共にプラントデータを更新してい
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うな監視装置は、(A),(B)のいずれの方式も、そ
れぞれ次のように問題がある。
うな監視装置は、(A),(B)のいずれの方式も、そ
れぞれ次のように問題がある。
【0017】(A)上位の監視端末7では、予め専用ソ
フトウェアの端末表示機能部6と画面表示用の画面デー
タ等とを保存し、端末表示機能部6の起動により、中位
の広域監視装置4からプラントデータを受けて監視業務
を行なう。このため、画面表示は、ある程度、高速に実
行可能である。
フトウェアの端末表示機能部6と画面表示用の画面デー
タ等とを保存し、端末表示機能部6の起動により、中位
の広域監視装置4からプラントデータを受けて監視業務
を行なう。このため、画面表示は、ある程度、高速に実
行可能である。
【0018】しかしながら、夫々の上位の監視端末7で
は、多くの場合、複数の場所か、あるいはモバイル端末
等による出先の場所というように互いに離れた場所で業
務が行なわれる。
は、多くの場合、複数の場所か、あるいはモバイル端末
等による出先の場所というように互いに離れた場所で業
務が行なわれる。
【0019】このため、業務の改善に伴い監視端末7を
改造する際に、全ての監視端末7の専用ソフトウェアや
画面データを更新する必要が生じる。よって、監視端末
7の台数の増加に比例して維持管理のための保守が困難
になってくる。
改造する際に、全ての監視端末7の専用ソフトウェアや
画面データを更新する必要が生じる。よって、監視端末
7の台数の増加に比例して維持管理のための保守が困難
になってくる。
【0020】(B)Webサーバによる監視装置は、
(A)方式における保守が困難である点に関しては、中
位の広域監視装置11において表示画面データとWeb サ
ーバとを一括して改良可能なため、解決されている。
(A)方式における保守が困難である点に関しては、中
位の広域監視装置11において表示画面データとWeb サ
ーバとを一括して改良可能なため、解決されている。
【0021】しかしながら、Webサーバによる監視装
置は、単にイントラネット技術を用いただけであり、表
示速度が遅く、伝送路の負荷が高いといったことがある
ため、監視装置に要求される性能を満足していない。
置は、単にイントラネット技術を用いただけであり、表
示速度が遅く、伝送路の負荷が高いといったことがある
ため、監視装置に要求される性能を満足していない。
【0022】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、イントラネット技術のもつ保守の容易性を維持しつ
つ、表示速度の高速化と伝送負荷の低減とを同時に実現
し得る監視装置を提供することを目的とする。
で、イントラネット技術のもつ保守の容易性を維持しつ
つ、表示速度の高速化と伝送負荷の低減とを同時に実現
し得る監視装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、可変データが更新記憶される可変データ記憶手段
と、固定画面データが記憶され、且つ前記固定画面デー
タに前記可変データを組合せて監視画面を表示するため
の表示用プログラムが記憶された固定データ記憶手段
と、可変データ要求により、前記可変データ記憶手段内
の可変データを伝送するデータ伝送手段と、アクセスに
より、前記固定データ記憶手段内の固定画面データ及び
表示用プログラムを伝送するWebサーバ部とを有する
Webサーバ装置と、起動されると、前記Webサーバ
部に前記アクセスをして当該Webサーバ部から伝送さ
れた表示用プログラムを起動し、前記データ伝送手段に
前記可変データ要求を周期的に与えるためのWeb閲覧
ソフトウェアが記憶された閲覧ソフト記憶手段を有する
監視端末とを備えた監視装置である。
は、可変データが更新記憶される可変データ記憶手段
と、固定画面データが記憶され、且つ前記固定画面デー
タに前記可変データを組合せて監視画面を表示するため
の表示用プログラムが記憶された固定データ記憶手段
と、可変データ要求により、前記可変データ記憶手段内
の可変データを伝送するデータ伝送手段と、アクセスに
より、前記固定データ記憶手段内の固定画面データ及び
表示用プログラムを伝送するWebサーバ部とを有する
Webサーバ装置と、起動されると、前記Webサーバ
部に前記アクセスをして当該Webサーバ部から伝送さ
れた表示用プログラムを起動し、前記データ伝送手段に
前記可変データ要求を周期的に与えるためのWeb閲覧
ソフトウェアが記憶された閲覧ソフト記憶手段を有する
監視端末とを備えた監視装置である。
【0024】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する監視装置において、外部から伝送された画
像信号をビットマップ形式の画面データに変換するビッ
トマップ変換手段と、前記ビットマップ変換手段により
変換された画面データの所定位置毎に、周期的に前回の
画面データと今回の画面データとの差分を検出し、得ら
れた差分データと前記差分データの位置データとからな
る前記可変データを前記可変データ記憶手段に書込む可
変データ更新手段とを備えた監視装置である。
1に対応する監視装置において、外部から伝送された画
像信号をビットマップ形式の画面データに変換するビッ
トマップ変換手段と、前記ビットマップ変換手段により
変換された画面データの所定位置毎に、周期的に前回の
画面データと今回の画面データとの差分を検出し、得ら
れた差分データと前記差分データの位置データとからな
る前記可変データを前記可変データ記憶手段に書込む可
変データ更新手段とを備えた監視装置である。
【0025】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1に対応する監視装置において、前記可変データの生
成元を撮像して撮像信号を送出する撮像手段と、前記撮
像手段から受けた撮像信号をビットマップ形式の画面デ
ータに変換するビットマップ変換手段と、前記可変デー
タ記憶手段内の可変データに関して異常の有無を判定
し、異常有のとき、前記ビットマップ変換手段により変
換されたビットマップ形式の画面データを前記監視端末
に伝送する異常検出伝送手段と、前記異常検出伝送手段
から画面データを受けたとき、この画面データの示す撮
像画面を前記監視画面に割込表示する割込表示手段とを
備えた監視装置である。
項1に対応する監視装置において、前記可変データの生
成元を撮像して撮像信号を送出する撮像手段と、前記撮
像手段から受けた撮像信号をビットマップ形式の画面デ
ータに変換するビットマップ変換手段と、前記可変デー
タ記憶手段内の可変データに関して異常の有無を判定
し、異常有のとき、前記ビットマップ変換手段により変
換されたビットマップ形式の画面データを前記監視端末
に伝送する異常検出伝送手段と、前記異常検出伝送手段
から画面データを受けたとき、この画面データの示す撮
像画面を前記監視画面に割込表示する割込表示手段とを
備えた監視装置である。
【0026】(作用)従って、請求項1に対応する発明
は以上のような手段を講じたことにより、監視端末で
は、Web閲覧ソフトウェアが起動されると、Webサ
ーバ装置内のWebサーバ部にアクセスしてWebサー
バ部から伝送された表示用プログラムを起動し、同じく
伝送された固定画面データを表示し、また、データ伝送
手段に可変データ要求を与えると、Web装置内のデー
タ伝送手段がこの可変データ要求により、可変データ記
憶手段内の可変データを伝送し、次以降は、データ伝送
手段に可変データ要求を周期的に与えることにより、可
変データを更新する。
は以上のような手段を講じたことにより、監視端末で
は、Web閲覧ソフトウェアが起動されると、Webサ
ーバ装置内のWebサーバ部にアクセスしてWebサー
バ部から伝送された表示用プログラムを起動し、同じく
伝送された固定画面データを表示し、また、データ伝送
手段に可変データ要求を与えると、Web装置内のデー
タ伝送手段がこの可変データ要求により、可変データ記
憶手段内の可変データを伝送し、次以降は、データ伝送
手段に可変データ要求を周期的に与えることにより、可
変データを更新する。
【0027】このように、画面データを固定データと可
変データとに分類し、2回目の伝送以降は可変データの
みを伝送することにより、伝送負荷を低減すると共に伝
送速度を向上し、リアルタイムな高速表示を行なうの
で、イントラネット技術のもつ保守の容易性を維持しつ
つ、表示速度の高速化と伝送負荷の低減とを同時に実現
させることができる。
変データとに分類し、2回目の伝送以降は可変データの
みを伝送することにより、伝送負荷を低減すると共に伝
送速度を向上し、リアルタイムな高速表示を行なうの
で、イントラネット技術のもつ保守の容易性を維持しつ
つ、表示速度の高速化と伝送負荷の低減とを同時に実現
させることができる。
【0028】また、請求項2に対応する発明は、ビット
マップ変換手段が、外部から伝送された画像信号をビッ
トマップ形式の画面データに変換し、可変データ更新手
段が、ビットマップ変換手段により変換された画面デー
タの所定位置毎に、周期的に前回の画面データと今回の
画面データとの差分を検出し、得られた差分データと差
分データの位置データとからなる可変データを可変デー
タ記憶手段に書込むので、請求項1に対応する作用を画
像データによる監視業務にも適用させることができる。
マップ変換手段が、外部から伝送された画像信号をビッ
トマップ形式の画面データに変換し、可変データ更新手
段が、ビットマップ変換手段により変換された画面デー
タの所定位置毎に、周期的に前回の画面データと今回の
画面データとの差分を検出し、得られた差分データと差
分データの位置データとからなる可変データを可変デー
タ記憶手段に書込むので、請求項1に対応する作用を画
像データによる監視業務にも適用させることができる。
【0029】さらに、請求項3に対応する発明は、撮像
手段が、可変データの生成元を撮像して撮像信号を送出
し、ビットマップ変換手段が、撮像手段から受けた撮像
信号をビットマップ形式の画面データに変換し、異常検
出伝送手段が、可変データ記憶手段内の可変データに関
して異常の有無を判定し、異常有のとき、ビットマップ
変換手段により変換されたビットマップ形式の画面デー
タを監視端末に伝送し、割込表示手段が、異常検出伝送
手段から画面データを受けたとき、この画面データの示
す撮像画面を監視画面に割込表示するので、請求項1に
対応する作用に加え、異常発生時に、異常に対応するI
TV画面を割込表示することができる。
手段が、可変データの生成元を撮像して撮像信号を送出
し、ビットマップ変換手段が、撮像手段から受けた撮像
信号をビットマップ形式の画面データに変換し、異常検
出伝送手段が、可変データ記憶手段内の可変データに関
して異常の有無を判定し、異常有のとき、ビットマップ
変換手段により変換されたビットマップ形式の画面デー
タを監視端末に伝送し、割込表示手段が、異常検出伝送
手段から画面データを受けたとき、この画面データの示
す撮像画面を監視画面に割込表示するので、請求項1に
対応する作用に加え、異常発生時に、異常に対応するI
TV画面を割込表示することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
る監視装置の構成を示す模式図であり、図6と同一部分
には同一符号を付してその詳しい説明を省略し、ここで
は異なる部分について主に述べる。以下の各実施形態も
同様にして重複した説明を省略する。
て図面を参照しながら説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
る監視装置の構成を示す模式図であり、図6と同一部分
には同一符号を付してその詳しい説明を省略し、ここで
は異なる部分について主に述べる。以下の各実施形態も
同様にして重複した説明を省略する。
【0031】すなわち、本実施形態は、イントラネット
技術を用いて保守の容易性を確保しつつ、画面データの
高速伝送を図るものであり、概略的には、画面データを
固定データと可変データとの2つに分類し、初回は固定
データ及び可変データの両者を伝送するが、2回目以降
は可変データのみを伝送する構成となっている。
技術を用いて保守の容易性を確保しつつ、画面データの
高速伝送を図るものであり、概略的には、画面データを
固定データと可変データとの2つに分類し、初回は固定
データ及び可変データの両者を伝送するが、2回目以降
は可変データのみを伝送する構成となっている。
【0032】具体的には、中位の広域監視装置20は、
画面データ21dが記憶された画面データ記憶部21、
画面表示機能としての表示用プログラム22pが記憶さ
れたプログラム記憶部22、データ伝送機能部23、及
びWebサーバとしてのプログラム並びにCPUの一機
能からなるWebサーバ部24を有し、他に下位の既設
監視装置2から配信されたプラントデータを記憶するた
めの主記憶部(図示せず)を備えている。
画面データ21dが記憶された画面データ記憶部21、
画面表示機能としての表示用プログラム22pが記憶さ
れたプログラム記憶部22、データ伝送機能部23、及
びWebサーバとしてのプログラム並びにCPUの一機
能からなるWebサーバ部24を有し、他に下位の既設
監視装置2から配信されたプラントデータを記憶するた
めの主記憶部(図示せず)を備えている。
【0033】ここで、画面データ記憶部21は、監視画
面のうち、プラントデータ(可変データ)を除いた背景
部分の固定画面を示す画面データ21d(固定データ)
が記憶されたものであり、画面データ21dとしては、
例えばプラントの機器やその配置などを示すプラントフ
ロー図を模式的に描写可能となっている。
面のうち、プラントデータ(可変データ)を除いた背景
部分の固定画面を示す画面データ21d(固定データ)
が記憶されたものであり、画面データ21dとしては、
例えばプラントの機器やその配置などを示すプラントフ
ロー図を模式的に描写可能となっている。
【0034】プログラム記憶部22は、画面データ21
dに対してプラントデータを組込んで監視画面32全体
を表示させるための表示用プログラム22pが記憶され
たものであり、初回表示時にWebサーバ部24によ
り、表示用プログラム22pを上位の監視端末30にダ
ウンロード可能としている。
dに対してプラントデータを組込んで監視画面32全体
を表示させるための表示用プログラム22pが記憶され
たものであり、初回表示時にWebサーバ部24によ
り、表示用プログラム22pを上位の監視端末30にダ
ウンロード可能としている。
【0035】データ伝送機能部23は、Webサーバ部
24を介して上位の監視端末30のWeb閲覧ソフトウ
ェア31にアクセスされ、主記憶部内のプラントデータ
を上位の監視端末30に転送する機能をもっている。
24を介して上位の監視端末30のWeb閲覧ソフトウ
ェア31にアクセスされ、主記憶部内のプラントデータ
を上位の監視端末30に転送する機能をもっている。
【0036】Webサーバ部24は、上位の監視端末3
0のWeb閲覧ソフトウェア31によりアクセスされ、
画面データ記憶部21内の画面データ21d及びプログ
ラム記憶部22内の表示用プログラム22pを上位の監
視端末30に転送する機能と、Web閲覧ソフトウェア
31のアクセスをデータ伝送機能部23に伝える機能と
を有しており、具体的には前述した汎用のWebサーバ
が適用可能となっている。
0のWeb閲覧ソフトウェア31によりアクセスされ、
画面データ記憶部21内の画面データ21d及びプログ
ラム記憶部22内の表示用プログラム22pを上位の監
視端末30に転送する機能と、Web閲覧ソフトウェア
31のアクセスをデータ伝送機能部23に伝える機能と
を有しており、具体的には前述した汎用のWebサーバ
が適用可能となっている。
【0037】上位の監視端末30は、Web閲覧ソフト
ウェア31が記憶された記憶部を備え、Web閲覧ソフ
トウェア31の起動により、中位の広域監視装置20と
の間でデータ伝送を実行し、監視画面32を表示する機
能をもっており、例えば複数の広域監視事務所内に夫々
配置されている。
ウェア31が記憶された記憶部を備え、Web閲覧ソフ
トウェア31の起動により、中位の広域監視装置20と
の間でデータ伝送を実行し、監視画面32を表示する機
能をもっており、例えば複数の広域監視事務所内に夫々
配置されている。
【0038】Web閲覧ソフトウェア31は、起動され
ると、中位の広域監視装置20におけるWebサーバ部
24にアクセスし、Webサーバ部24並びにデータ伝
送機能部23との間でデータ伝送を行う機能と、Web
サーバ部24から受けた表示用プログラム22pを起動
して監視画面32を表示させる機能とを有し、具体的に
は前述した汎用のものが適用可能となっている。
ると、中位の広域監視装置20におけるWebサーバ部
24にアクセスし、Webサーバ部24並びにデータ伝
送機能部23との間でデータ伝送を行う機能と、Web
サーバ部24から受けた表示用プログラム22pを起動
して監視画面32を表示させる機能とを有し、具体的に
は前述した汎用のものが適用可能となっている。
【0039】次に、このような監視装置の動作を説明す
る。下位の既設監視装置2は、プラントデータを収集・
保存し、各プラントデータをデータ伝送機能部1によ
り、中位の広域監視装置20に配信している。中位の広
域監視装置20では、プラントデータを図示しない主記
憶部に記憶する。 ここで、上位の監視端末30は、監
視業務を開始するとする。すなわち、初回の表示の際に
は、上位の監視端末30は、操作者の操作によってWe
b閲覧ソフトウェア31を起動し、中位の広域監視装置
20内のWebサーバ部24にアクセスする。なお、こ
こまでの動作は従来と同一である。
る。下位の既設監視装置2は、プラントデータを収集・
保存し、各プラントデータをデータ伝送機能部1によ
り、中位の広域監視装置20に配信している。中位の広
域監視装置20では、プラントデータを図示しない主記
憶部に記憶する。 ここで、上位の監視端末30は、監
視業務を開始するとする。すなわち、初回の表示の際に
は、上位の監視端末30は、操作者の操作によってWe
b閲覧ソフトウェア31を起動し、中位の広域監視装置
20内のWebサーバ部24にアクセスする。なお、こ
こまでの動作は従来と同一である。
【0040】中位の広域監視装置20は、このアクセス
により、Webサーバ部24が画面データ記憶部21内
の画面データ21dと、プログラム記憶部22内の表示
用プログラム22pとを順次、上位の監視端末30に転
送する。
により、Webサーバ部24が画面データ記憶部21内
の画面データ21dと、プログラム記憶部22内の表示
用プログラム22pとを順次、上位の監視端末30に転
送する。
【0041】上位の監視端末30は、Web閲覧ソフト
ウェア31により、この表示用プログラム22pを起動
し、表示用プログラム22pにより、画面データ21d
に基づいて、監視画面32のうちの固定画面を表示す
る。
ウェア31により、この表示用プログラム22pを起動
し、表示用プログラム22pにより、画面データ21d
に基づいて、監視画面32のうちの固定画面を表示す
る。
【0042】次に、上位の監視端末30は、Web閲覧
ソフトウェア31により、Webサーバ部24を介して
中位の広域監視装置20内のデータ伝送機能部23にア
クセスし、データ伝送機能部23との間で伝送路を確立
する。
ソフトウェア31により、Webサーバ部24を介して
中位の広域監視装置20内のデータ伝送機能部23にア
クセスし、データ伝送機能部23との間で伝送路を確立
する。
【0043】データ伝送機能部23は、伝送路の確立に
より、主記憶部内のプラントデータを上位の監視端末3
0に配信する。
より、主記憶部内のプラントデータを上位の監視端末3
0に配信する。
【0044】上位の監視端末30は、表示用プログラム
により、このプラントデータを画面データ21dに組込
んで編集した後、監視画面32全体を表示する。
により、このプラントデータを画面データ21dに組込
んで編集した後、監視画面32全体を表示する。
【0045】次に、2回目以降の表示としてのプラント
データの更新動作を述べる。プラントデータの更新の際
には、上位の監視端末30は、Web閲覧ソフトウェア
31により、中位の広域監視装置20内のデータ伝送機
能部23にプロセスデータの配信を要求する。
データの更新動作を述べる。プラントデータの更新の際
には、上位の監視端末30は、Web閲覧ソフトウェア
31により、中位の広域監視装置20内のデータ伝送機
能部23にプロセスデータの配信を要求する。
【0046】データ伝送機能部23は、この要求によ
り、主記憶部内のプラントデータを上位の監視端末30
に配信する。
り、主記憶部内のプラントデータを上位の監視端末30
に配信する。
【0047】上位の監視端末30は、表示用プログラム
22pにより、このプラントデータを画面データ21d
に組込んで編集した後、監視画面32全体を表示する。
22pにより、このプラントデータを画面データ21d
に組込んで編集した後、監視画面32全体を表示する。
【0048】上述したように本実施形態によれば、上位
の監視端末30では、Web閲覧ソフトウェア31が起
動されると、中位の広域監視装置20内のWebサーバ
部24にアクセスして返信された表示用プログラム22
pを起動し、同じく返信された画面データ21d(固定
データ)を表示し、また、データ伝送機能部23に要求
を与えると、データ伝送機能部23がこの要求により、
主記憶部内のプラントデータを伝送し、次以降は、デー
タ伝送機能部23に要求を周期的に与えることにより、
プラントデータ(可変データ)を更新する。
の監視端末30では、Web閲覧ソフトウェア31が起
動されると、中位の広域監視装置20内のWebサーバ
部24にアクセスして返信された表示用プログラム22
pを起動し、同じく返信された画面データ21d(固定
データ)を表示し、また、データ伝送機能部23に要求
を与えると、データ伝送機能部23がこの要求により、
主記憶部内のプラントデータを伝送し、次以降は、デー
タ伝送機能部23に要求を周期的に与えることにより、
プラントデータ(可変データ)を更新する。
【0049】このように、画面データを固定データと可
変データとに分類し、固定データは初回だけの伝送と
し、2回目の伝送以降は可変データのみを伝送すること
により、伝送負荷を低減すると共に伝送速度を向上し、
プラント監視に要求されるリアルタイムな高速表示を行
ない、プラント制御に要求される十分な応答速度を確保
できるので、イントラネット技術のもつ保守の容易性な
どの優位性を維持しつつ、表示速度の高速化と伝送負荷
の低減とを同時に実現させることができる。
変データとに分類し、固定データは初回だけの伝送と
し、2回目の伝送以降は可変データのみを伝送すること
により、伝送負荷を低減すると共に伝送速度を向上し、
プラント監視に要求されるリアルタイムな高速表示を行
ない、プラント制御に要求される十分な応答速度を確保
できるので、イントラネット技術のもつ保守の容易性な
どの優位性を維持しつつ、表示速度の高速化と伝送負荷
の低減とを同時に実現させることができる。
【0050】また、伝送負荷の低減に伴い、同時に使用
可能な監視端末30の台数を増加させることができるの
で、システムの拡張性を向上させることができる。
可能な監視端末30の台数を増加させることができるの
で、システムの拡張性を向上させることができる。
【0051】(第2の実施形態)図2は本発明の第2の
実施形態に係る監視装置の構成を示す模式図であり、図
1に示した構成を具体的に示している。
実施形態に係る監視装置の構成を示す模式図であり、図
1に示した構成を具体的に示している。
【0052】すなわち、本実施形態は、第1の実施形態
をより具体化した構成であり、図2に示すように、中位
の広域監視装置20における主記憶部25には、可変の
プラントデータとして、例えば貯水槽の監視の場合、貯
水量“100 〜110m3 ”を示すアナログ信号、及び流路の
開状態又は閉状態を示す状態変化信号“1”又は“0”
が現在値として収集・保存される。
をより具体化した構成であり、図2に示すように、中位
の広域監視装置20における主記憶部25には、可変の
プラントデータとして、例えば貯水槽の監視の場合、貯
水量“100 〜110m3 ”を示すアナログ信号、及び流路の
開状態又は閉状態を示す状態変化信号“1”又は“0”
が現在値として収集・保存される。
【0053】また、画面データ21dとしては、貯水槽
のシンボルと、流路の開/閉状態を示すシンボル“黒丸
(開;1)”又は“白丸(閉;0)”とを示す図形デー
タや線種等からなるプラントフロー図の画面データを含
んで予め中位の広域監視装置20内の画面データ記憶部
21に保持されている。
のシンボルと、流路の開/閉状態を示すシンボル“黒丸
(開;1)”又は“白丸(閉;0)”とを示す図形デー
タや線種等からなるプラントフロー図の画面データを含
んで予め中位の広域監視装置20内の画面データ記憶部
21に保持されている。
【0054】次に、このような監視装置の動作を説明す
る。始めに、下位の既設監視装置2によるプラントデー
タの収集から初回表示のための上位の監視端末30によ
るWebサーバ部24へのアクセス動作までは、前述し
た通りである。
る。始めに、下位の既設監視装置2によるプラントデー
タの収集から初回表示のための上位の監視端末30によ
るWebサーバ部24へのアクセス動作までは、前述し
た通りである。
【0055】次に、中位の広域監視装置20は、このア
クセスにより、Webサーバ部24が画面データ記憶部
21内の画面データ21d(ここでは、プラントフロー
図及び可変シンボル“黒丸”“白丸”、アナログ信号表
示位置)と、プログラム記憶部22内の表示用プログラ
ム22pとを順次、上位の監視端末30に転送する。
クセスにより、Webサーバ部24が画面データ記憶部
21内の画面データ21d(ここでは、プラントフロー
図及び可変シンボル“黒丸”“白丸”、アナログ信号表
示位置)と、プログラム記憶部22内の表示用プログラ
ム22pとを順次、上位の監視端末30に転送する。
【0056】上位の監視端末30は、Web閲覧ソフト
ウェア31により、この表示用プログラム22pを起動
し、表示用プログラム22pにより、画面データ21d
に基づいて、監視画面32のうちの固定画面(プラント
フロー図)33をWeb閲覧ソフトウェア31上の画面
表示エリアに表示する。
ウェア31により、この表示用プログラム22pを起動
し、表示用プログラム22pにより、画面データ21d
に基づいて、監視画面32のうちの固定画面(プラント
フロー図)33をWeb閲覧ソフトウェア31上の画面
表示エリアに表示する。
【0057】次に、上位の監視端末30は、Web閲覧
ソフトウェア31により、Webサーバ部24を介して
中位の広域監視装置20内のデータ伝送機能部23にア
クセスし、データ伝送機能部23との間で伝送路を確立
する。
ソフトウェア31により、Webサーバ部24を介して
中位の広域監視装置20内のデータ伝送機能部23にア
クセスし、データ伝送機能部23との間で伝送路を確立
する。
【0058】データ伝送機能部23は、伝送路の確立に
より、主記憶部25内のプラントデータ(“100m3 ”を
示すアナログ信号、“1”を示す状態変化信号)を上位
の監視端末30に配信する。
より、主記憶部25内のプラントデータ(“100m3 ”を
示すアナログ信号、“1”を示す状態変化信号)を上位
の監視端末30に配信する。
【0059】上位の監視端末30は、表示用プログラム
22pにより、アナログ信号の示すアナログ値“100
m3 ”と、状態変化信号“1”の示すシンボル“黒丸”
の画面データとを、固定画面33を示す画面データに組
込んで編集した後、全体の監視画面32を表示する。
22pにより、アナログ信号の示すアナログ値“100
m3 ”と、状態変化信号“1”の示すシンボル“黒丸”
の画面データとを、固定画面33を示す画面データに組
込んで編集した後、全体の監視画面32を表示する。
【0060】次に、2回目以降の表示としてのプラント
データの更新動作を述べる。プラントデータの更新の際
には、上位の監視端末30は、Web閲覧ソフトウェア
31により、中位の広域監視装置20内のデータ伝送機
能部23にプロセスデータの配信を要求する。
データの更新動作を述べる。プラントデータの更新の際
には、上位の監視端末30は、Web閲覧ソフトウェア
31により、中位の広域監視装置20内のデータ伝送機
能部23にプロセスデータの配信を要求する。
【0061】データ伝送機能部23は、この要求によ
り、主記憶部25内のプラントデータ(アナログ信号及
び状態変化信号)を上位の監視端末30に配信する。
り、主記憶部25内のプラントデータ(アナログ信号及
び状態変化信号)を上位の監視端末30に配信する。
【0062】上位の監視端末30は、表示用プログラム
22pにより、前述同様に、このプラントデータを画面
データ21dに組込んで編集した後、監視画面33を更
新表示する。
22pにより、前述同様に、このプラントデータを画面
データ21dに組込んで編集した後、監視画面33を更
新表示する。
【0063】この処理により、2回目以降の常時の伝送
データは、プラントデータだけであるので、従来とは異
なり、かなりの高速リフレッシュを実現することができ
る。
データは、プラントデータだけであるので、従来とは異
なり、かなりの高速リフレッシュを実現することができ
る。
【0064】上述したように本実施形態によれば、第1
の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、こ
れに加え、画面データ(可変シンボル)をプラントデー
タ(状態変化信号)に応じて変化させることができるの
で、表示画面の内容をより充実させることができる。
の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、こ
れに加え、画面データ(可変シンボル)をプラントデー
タ(状態変化信号)に応じて変化させることができるの
で、表示画面の内容をより充実させることができる。
【0065】(第3の実施形態)図3は本発明の第3の
実施形態に係る監視装置の構成を示す模式図である。本
実施形態は、第1の実施形態を画像データによる監視機
能に適用させたものであり、概略的には、画面データを
固定データと可変データとの2つに分類し、初回は固定
データ(画面データ、表示用プログラム)及び可変デー
タ(ビットマップ差分データ、差分位置情報データ)の
両者を伝送するが、2回目以降は可変データのみを伝送
する構成となっている。
実施形態に係る監視装置の構成を示す模式図である。本
実施形態は、第1の実施形態を画像データによる監視機
能に適用させたものであり、概略的には、画面データを
固定データと可変データとの2つに分類し、初回は固定
データ(画面データ、表示用プログラム)及び可変デー
タ(ビットマップ差分データ、差分位置情報データ)の
両者を伝送するが、2回目以降は可変データのみを伝送
する構成となっている。
【0066】具体的には、下位の既設監視装置2xは、
プラントデータとしてプロセスフロー図全体の画面デー
タを配信するものであり、RGB信号からなる画面デー
タを送出するCPU本体2aと、送出された画面データ
を中位の広域監視装置40及び自己のCRTに配信する
分配器2bと、配信された画面データに基づいて監視画
面を表示するCRT2cとを備えている。
プラントデータとしてプロセスフロー図全体の画面デー
タを配信するものであり、RGB信号からなる画面デー
タを送出するCPU本体2aと、送出された画面データ
を中位の広域監視装置40及び自己のCRTに配信する
分配器2bと、配信された画面データに基づいて監視画
面を表示するCRT2cとを備えている。
【0067】中位の広域監視装置40は、ビットマップ
データ変換部41と、画面毎のビットマップデータが記
憶される画面データ記憶部42と、表示用プログラム4
3pが記憶されたプログラム記憶部43と、ビットマッ
プ差分データ44dが記憶される差分データ記憶部44
と、差分位置データ45dが記憶される位置データ記憶
部45と、変化差分機能部46と、データ伝送機能部2
3と、Webサーバ部24とを備えている。
データ変換部41と、画面毎のビットマップデータが記
憶される画面データ記憶部42と、表示用プログラム4
3pが記憶されたプログラム記憶部43と、ビットマッ
プ差分データ44dが記憶される差分データ記憶部44
と、差分位置データ45dが記憶される位置データ記憶
部45と、変化差分機能部46と、データ伝送機能部2
3と、Webサーバ部24とを備えている。
【0068】ここで、ビットマップデータ変換部41
は、下位の既設監視装置2xから配信される画面データ
を定周期毎にビットマップ形式に変換し、得られたビッ
トマップ形式の画面データを画面データ記憶部42に書
込むものである。
は、下位の既設監視装置2xから配信される画面データ
を定周期毎にビットマップ形式に変換し、得られたビッ
トマップ形式の画面データを画面データ記憶部42に書
込むものである。
【0069】変化差分機能部46は、前回に画面データ
記憶部42に書込まれた画面データと、今回の画面デー
タ記憶部42内の画面データとを画面データ内の所定位
置毎に比較する機能と、両画面データの所定位置で差分
を検出すると、差分を示すビットマップ差分データ44
dを差分データ記憶部44に書込む機能と、このビット
マップ差分データにおける画面データ内の位置を示す差
分位置データを位置データ記憶部45に書込む機能とを
もっている。
記憶部42に書込まれた画面データと、今回の画面デー
タ記憶部42内の画面データとを画面データ内の所定位
置毎に比較する機能と、両画面データの所定位置で差分
を検出すると、差分を示すビットマップ差分データ44
dを差分データ記憶部44に書込む機能と、このビット
マップ差分データにおける画面データ内の位置を示す差
分位置データを位置データ記憶部45に書込む機能とを
もっている。
【0070】なお、所定位置と差分位置データ45dと
の両者は、所定位置が、画面データの変化する可能性が
ある予め設定された位置データであるのに対し、差分位
置データ45dが、この所定位置のうち、実際に差分が
検出された画面データの位置を示す位置データであると
いう関係がある。
の両者は、所定位置が、画面データの変化する可能性が
ある予め設定された位置データであるのに対し、差分位
置データ45dが、この所定位置のうち、実際に差分が
検出された画面データの位置を示す位置データであると
いう関係がある。
【0071】データ伝送機能部23は、Webサーバ部
24を介して上位の監視端末30のWeb閲覧ソフトウ
ェア31にアクセスされ、差分データ記憶部44内のビ
ットマップ差分データ44dと、位置データ記憶部45
内の差分位置データ45dとをプラントデータとして上
位の監視端末30に転送する前述同様の機能をもってい
る。
24を介して上位の監視端末30のWeb閲覧ソフトウ
ェア31にアクセスされ、差分データ記憶部44内のビ
ットマップ差分データ44dと、位置データ記憶部45
内の差分位置データ45dとをプラントデータとして上
位の監視端末30に転送する前述同様の機能をもってい
る。
【0072】次に、このような監視装置の動作を説明す
る。下位の既設監視装置2xは、CPUとCRTを接続
するRGB信号ケーブルをハードウェア的に分岐させた
分配器2bにより、RGB信号を中位の広域監視装置4
0に配信する。
る。下位の既設監視装置2xは、CPUとCRTを接続
するRGB信号ケーブルをハードウェア的に分岐させた
分配器2bにより、RGB信号を中位の広域監視装置4
0に配信する。
【0073】中位の広域監視装置40においては、ビッ
トマップデータ変換部41が、画面データを定周期毎に
ビットマップ形式に変換すると共に、このビットマップ
形式の画面データを画面データ記憶部42に書込む。
トマップデータ変換部41が、画面データを定周期毎に
ビットマップ形式に変換すると共に、このビットマップ
形式の画面データを画面データ記憶部42に書込む。
【0074】変化差分機能部46は、前回に画面データ
記憶部42に書込まれた画面データと、今回の画面デー
タ記憶部42内の画面データとを画面データ内の所定位
置毎に比較し、両画面データの所定位置で差分を検出す
ると、差分を示すビットマップ差分データ44dを差分
データ記憶部44に書込むと共に、このビットマップ差
分データ44dにおける画面データ内の位置を示す差分
位置データ45dを位置データ記憶部45に書込む。
記憶部42に書込まれた画面データと、今回の画面デー
タ記憶部42内の画面データとを画面データ内の所定位
置毎に比較し、両画面データの所定位置で差分を検出す
ると、差分を示すビットマップ差分データ44dを差分
データ記憶部44に書込むと共に、このビットマップ差
分データ44dにおける画面データ内の位置を示す差分
位置データ45dを位置データ記憶部45に書込む。
【0075】以下前述同様に、上位の監視端末30は、
Web閲覧ソフトウェア31を起動して、中位の広域監
視装置40のWebサーバ部24にアクセスすることに
より、中位の広域監視装置40から、ビットマップ形式
の画面データ及び表示用プログラム43pを受信し、こ
の表示用プログラム43pにより、この画面データをW
eb閲覧ソフトウェア31上の表示エリアに固定画面3
3として表示する。
Web閲覧ソフトウェア31を起動して、中位の広域監
視装置40のWebサーバ部24にアクセスすることに
より、中位の広域監視装置40から、ビットマップ形式
の画面データ及び表示用プログラム43pを受信し、こ
の表示用プログラム43pにより、この画面データをW
eb閲覧ソフトウェア31上の表示エリアに固定画面3
3として表示する。
【0076】しかる後、上位の監視端末30は、Web
閲覧ソフトウェア31により、中位の広域監視装置40
のデータ伝送機能部23にアクセスし、プラントデータ
としてのビットマップ差分データ44dと差分位置デー
タ45dを受信し、差分位置データ45dの示す位置の
画面データ内にビットマップ差分データ44dを組込ん
で編集することにより、プラントフロー図全体を示す監
視画面32を表示する。
閲覧ソフトウェア31により、中位の広域監視装置40
のデータ伝送機能部23にアクセスし、プラントデータ
としてのビットマップ差分データ44dと差分位置デー
タ45dを受信し、差分位置データ45dの示す位置の
画面データ内にビットマップ差分データ44dを組込ん
で編集することにより、プラントフロー図全体を示す監
視画面32を表示する。
【0077】また同様に、プラントデータの更新の際に
は、可変部としてのビットマップ差分データ44dと差
分位置データ45dをデータ伝送機能部23に要求し、
返信されたビットマップ差分データ44dと差分位置デ
ータ45dに基づいて、表示用プログラム43pによ
り、監視画面32の可変部分を更新する。
は、可変部としてのビットマップ差分データ44dと差
分位置データ45dをデータ伝送機能部23に要求し、
返信されたビットマップ差分データ44dと差分位置デ
ータ45dに基づいて、表示用プログラム43pによ
り、監視画面32の可変部分を更新する。
【0078】これにより、2回目以降の常時の伝送デー
タは、ビットマップ差分データ44dと差分位置データ
45dだけであるので、従来とは異なり、かなりの高速
リフレッシュを実現することができる。
タは、ビットマップ差分データ44dと差分位置データ
45dだけであるので、従来とは異なり、かなりの高速
リフレッシュを実現することができる。
【0079】また、下位の既設監視装置2xからのRG
B信号を画面データとしてハード的に入力するので拡張
性を向上させることができる。
B信号を画面データとしてハード的に入力するので拡張
性を向上させることができる。
【0080】上述したように本実施形態によれば、ビッ
トマップデータ変換部41が、外部から伝送されたRG
B信号をビットマップ形式の画面データに変換し、変化
差分機能部46が、ビットマップ形式に変換された画面
データの所定位置毎に、周期的に前回の画面データと今
回の画面データとの差分を検出し、得られたビットマッ
プ差分データ44dとその差分位置データ45dとを可
変データとして夫々差分データ記憶部44及び位置デー
タ記憶部45に書込み、前述同様に、2回目の伝送以降
は、要求により、データ伝送機能部23がビットマップ
差分データ44d及び差分位置データ45dを監視端末
30に伝送するので、画像データによる監視業務であっ
ても、第2の実施形態の効果を得ることができ、もっ
て、システムの拡張性を向上させることができる。
トマップデータ変換部41が、外部から伝送されたRG
B信号をビットマップ形式の画面データに変換し、変化
差分機能部46が、ビットマップ形式に変換された画面
データの所定位置毎に、周期的に前回の画面データと今
回の画面データとの差分を検出し、得られたビットマッ
プ差分データ44dとその差分位置データ45dとを可
変データとして夫々差分データ記憶部44及び位置デー
タ記憶部45に書込み、前述同様に、2回目の伝送以降
は、要求により、データ伝送機能部23がビットマップ
差分データ44d及び差分位置データ45dを監視端末
30に伝送するので、画像データによる監視業務であっ
ても、第2の実施形態の効果を得ることができ、もっ
て、システムの拡張性を向上させることができる。
【0081】また、変化差分機能部46では、前回の画
面データと今回の画面データの差分をとる際に、単純に
差分をとるのでなく、監視画面32の画像では変化する
位置がある程度決まっていることが考慮されている。
面データと今回の画面データの差分をとる際に、単純に
差分をとるのでなく、監視画面32の画像では変化する
位置がある程度決まっていることが考慮されている。
【0082】すなわち、変化差分機能部46では、変化
する位置(所定位置)の画面データだけを変化したか否
かチェックして差分を検出するので、ビットマップ形式
の画面データの全面をチェックするよりも、高速に差分
処理を実行することができる。
する位置(所定位置)の画面データだけを変化したか否
かチェックして差分を検出するので、ビットマップ形式
の画面データの全面をチェックするよりも、高速に差分
処理を実行することができる。
【0083】(第4の実施形態)図4は本発明の第4の
実施形態に係る監視装置の構成を示す模式図である。本
実施形態は、第2の実施形態の変形形態であり、異常検
出時の画像割込み機能を付加した構成であって、概略的
には、プラントデータに異常が検出されたとき、異常に
対応する箇所のITVカメラ(工業用監視カメラ)によ
る画像データが配信され、上位の監視端末に割込み表示
されるものである。
実施形態に係る監視装置の構成を示す模式図である。本
実施形態は、第2の実施形態の変形形態であり、異常検
出時の画像割込み機能を付加した構成であって、概略的
には、プラントデータに異常が検出されたとき、異常に
対応する箇所のITVカメラ(工業用監視カメラ)によ
る画像データが配信され、上位の監視端末に割込み表示
されるものである。
【0084】具体的には、下位の既設監視装置2は、前
述した機能に加え、ITVカメラ2yを有し、ITVカ
メラ2yからRGB信号を中位の広域監視装置50に送
出する機能をもっている。
述した機能に加え、ITVカメラ2yを有し、ITVカ
メラ2yからRGB信号を中位の広域監視装置50に送
出する機能をもっている。
【0085】中位の広域監視装置50は、前述同様の画
面データ記憶部21、プログラム記憶部22、データ伝
送機能部23a、Webサーバ部24及び主記憶部25
に加え、ビットマップデータ変換部51と、画面毎のビ
ットマップデータが記憶されるITV画面記憶部52
と、異常信号検出機能部53とを備えている。ここで、
ビットマップデータ変換部51は、ITVカメラ2yか
ら受けるRGB信号を定周期毎にビットマップ形式に変
換し、得られたビットマップ形式のITV画面データを
ITV画面記憶部52に書込むものである。
面データ記憶部21、プログラム記憶部22、データ伝
送機能部23a、Webサーバ部24及び主記憶部25
に加え、ビットマップデータ変換部51と、画面毎のビ
ットマップデータが記憶されるITV画面記憶部52
と、異常信号検出機能部53とを備えている。ここで、
ビットマップデータ変換部51は、ITVカメラ2yか
ら受けるRGB信号を定周期毎にビットマップ形式に変
換し、得られたビットマップ形式のITV画面データを
ITV画面記憶部52に書込むものである。
【0086】異常信号検出機能部53は、主記憶部25
内のプラントデータに基づいて異常を検出したとき、予
め登録されたITV情報に従い、ITV画面記憶部52
内のITV画面データをデータ伝送機能部23aに通知
する機能をもっている。ここで、ITV情報は、異常の
検出されたプラントデータとその異常箇所を撮像したI
TV画面とを対応させるものであり、例えば、プラント
データと、そのプラントデータの生成元となる検出器を
撮像したITV画面とを対応させるものであって、形式
的には、主記憶部25内のプラントデータのアドレス
と、ITV画面記憶部52内のITV画面のアドレスと
の組合せを示す情報が使用可能である。
内のプラントデータに基づいて異常を検出したとき、予
め登録されたITV情報に従い、ITV画面記憶部52
内のITV画面データをデータ伝送機能部23aに通知
する機能をもっている。ここで、ITV情報は、異常の
検出されたプラントデータとその異常箇所を撮像したI
TV画面とを対応させるものであり、例えば、プラント
データと、そのプラントデータの生成元となる検出器を
撮像したITV画面とを対応させるものであって、形式
的には、主記憶部25内のプラントデータのアドレス
と、ITV画面記憶部52内のITV画面のアドレスと
の組合せを示す情報が使用可能である。
【0087】データ伝送機能部23aは、前述したプラ
ントデータの配信機能に加え、異常信号検出機能部53
からITV画面データが通知されたとき、このITV画
面データをプラントデータと共に上位の監視端末30に
転送する機能をもっている。
ントデータの配信機能に加え、異常信号検出機能部53
からITV画面データが通知されたとき、このITV画
面データをプラントデータと共に上位の監視端末30に
転送する機能をもっている。
【0088】また、プログラム記憶部22内の表示プロ
グラム22qは、前述した監視画面32の表示機能に加
え、ITV画面データが転送されたときには、このIT
V画面データの示すITV画面34をWeb閲覧ソフト
ウェア31上の表示エリアに割込表示する機能を有して
いる。
グラム22qは、前述した監視画面32の表示機能に加
え、ITV画面データが転送されたときには、このIT
V画面データの示すITV画面34をWeb閲覧ソフト
ウェア31上の表示エリアに割込表示する機能を有して
いる。
【0089】次に、このような監視装置の動作を説明す
る。いま、上位の監視端末30では、前述した通り、プ
ラントデータのみを更新しながら監視画面32全体を表
示しているとする。
る。いま、上位の監視端末30では、前述した通り、プ
ラントデータのみを更新しながら監視画面32全体を表
示しているとする。
【0090】この監視画面32の表示処理とは並行し
て、下位の既設監視装置2のITVカメラ2yでは、R
GB信号を中位の広域監視装置50に送出している。
て、下位の既設監視装置2のITVカメラ2yでは、R
GB信号を中位の広域監視装置50に送出している。
【0091】中位の広域監視装置50では、ビットマッ
プデータ変換部51が、ITVカメラ2yから受けるR
GB信号を定周期毎にビットマップ形式に変換し、得ら
れたビットマップ形式のITV画面データをITV画面
記憶部52に書込む。
プデータ変換部51が、ITVカメラ2yから受けるR
GB信号を定周期毎にビットマップ形式に変換し、得ら
れたビットマップ形式のITV画面データをITV画面
記憶部52に書込む。
【0092】また、異常信号検出機能部53は、主記憶
部25内のプラントデータに基づいて異常の有無を判定
している。なお、異常判定の内容自体は、例えばプロセ
スデータにおける所定範囲の逸脱の有無といった周知の
技術である。
部25内のプラントデータに基づいて異常の有無を判定
している。なお、異常判定の内容自体は、例えばプロセ
スデータにおける所定範囲の逸脱の有無といった周知の
技術である。
【0093】ここで、プラントデータの検出器の故障の
如き、何らかの異常がプラントに発生し、プラントデー
タが異常な値を示したとする。
如き、何らかの異常がプラントに発生し、プラントデー
タが異常な値を示したとする。
【0094】このとき、異常信号検出機能部53は、主
記憶部25内のプラントデータに基づいて異常を検出し
たとき、予め登録されたITV情報に従い、ITV画面
記憶部52内のITV画面データをデータ伝送機能部2
3aに通知する。
記憶部25内のプラントデータに基づいて異常を検出し
たとき、予め登録されたITV情報に従い、ITV画面
記憶部52内のITV画面データをデータ伝送機能部2
3aに通知する。
【0095】データ伝送機能部23aは、通知されたI
TV画面データをプラントデータと共に上位の監視端末
30に転送する。
TV画面データをプラントデータと共に上位の監視端末
30に転送する。
【0096】上位の監視端末30では、表示プログラム
22qにより、このITV画面データの示すITV画面
34をWeb閲覧ソフトウェア31上の表示エリアに割
込表示して異常発生時の割込処理を実行する。
22qにより、このITV画面データの示すITV画面
34をWeb閲覧ソフトウェア31上の表示エリアに割
込表示して異常発生時の割込処理を実行する。
【0097】上述したように本実施形態によれば、IT
Vカメラ2yが、例えば可変データの生成元を撮像して
RGB信号を送出し、ビットマップデータ変換部51
が、RGB信号をビットマップ形式の画面データに変換
し、異常信号検出機能部53が、主記憶部25内のプラ
ントデータに関して異常の有無を判定し、異常有のと
き、ITV画面記憶部52内のビットマップ形式の画面
データをデータ伝送機能部23aに通知し、データ伝送
機能部23aは、通知されたITV画面データを監視端
末30に伝送し、監視端末30では、ITV画面データ
を受けたとき、ITV画面データの示すITV画面34
を監視画面32に割込表示するので、第2の実施形態の
効果に加え、異常発生時に、異常に対応するITV画面
34を割込表示することができる。
Vカメラ2yが、例えば可変データの生成元を撮像して
RGB信号を送出し、ビットマップデータ変換部51
が、RGB信号をビットマップ形式の画面データに変換
し、異常信号検出機能部53が、主記憶部25内のプラ
ントデータに関して異常の有無を判定し、異常有のと
き、ITV画面記憶部52内のビットマップ形式の画面
データをデータ伝送機能部23aに通知し、データ伝送
機能部23aは、通知されたITV画面データを監視端
末30に伝送し、監視端末30では、ITV画面データ
を受けたとき、ITV画面データの示すITV画面34
を監視画面32に割込表示するので、第2の実施形態の
効果に加え、異常発生時に、異常に対応するITV画面
34を割込表示することができる。
【0098】(他の実施形態)なお、上記各実施形態で
は、監視装置を例に挙げて説明したが、これに限らず、
監視装置に制御機能を付加した監視制御装置としても、
当然に、本発明を同様に実施して同様の効果を得ること
ができる。
は、監視装置を例に挙げて説明したが、これに限らず、
監視装置に制御機能を付加した監視制御装置としても、
当然に、本発明を同様に実施して同様の効果を得ること
ができる。
【0099】また、上記各実施形態では、広域監視業務
を例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば高層ビ
ル内の各階の各場所を監視する際に、各階毎の監視端末
が互いに接続された場合のように、地域的には狭くとも
多数の監視端末を有する監視業務であれば、本発明を同
様に実施して同様の効果を得ることができる。
を例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば高層ビ
ル内の各階の各場所を監視する際に、各階毎の監視端末
が互いに接続された場合のように、地域的には狭くとも
多数の監視端末を有する監視業務であれば、本発明を同
様に実施して同様の効果を得ることができる。
【0100】同様に、上記各実施形態では、通常では制
御を伴うプラントの監視を例に挙げて説明したが、これ
に限らず、例えば地域毎の温度、湿度、気圧等の天候情
報の監視や、高速道路等における大気中の成分の監視の
如き、完全に制御の不要な監視業務であっても、本発明
を同様に実施して同様の効果を得ることができる。
御を伴うプラントの監視を例に挙げて説明したが、これ
に限らず、例えば地域毎の温度、湿度、気圧等の天候情
報の監視や、高速道路等における大気中の成分の監視の
如き、完全に制御の不要な監視業務であっても、本発明
を同様に実施して同様の効果を得ることができる。
【0101】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。
囲で種々変形して実施できる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ントラネット技術のもつ保守の容易性を維持しつつ、表
示速度の高速化と伝送負荷の低減とを同時に実現できる
監視装置を提供できる。
ントラネット技術のもつ保守の容易性を維持しつつ、表
示速度の高速化と伝送負荷の低減とを同時に実現できる
監視装置を提供できる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る監視装置の構成
を示す模式図
を示す模式図
【図2】本発明の第2の実施形態に係る監視装置の構成
を示す模式図
を示す模式図
【図3】本発明の第3の実施形態に係る監視装置の構成
を示す模式図
を示す模式図
【図4】本発明の第4の実施形態に係る監視装置の構成
を示す模式図
を示す模式図
【図5】従来の専用機能による監視装置の構成を示す模
式図
式図
【図6】従来のWebサーバによる監視装置の構成を示
す模式図
す模式図
2,2x…下位の既設監視装置 2a…CPU本体 2b…分配器 2c…CRT 2y…ITVカメラ 20,40,50…中位の広域監視装置 21d…画面データ 21,42…画面データ記憶部 22p,22q,43p…表示用プログラム 22,43…プログラム記憶部 23,23a…データ伝送機能部 24…Webサーバ部 25…主記憶部 30…上位の監視端末 31…Web閲覧ソフトウェア 32…監視画面 33…固定画面 34…ITV画面 41,51…ビットマップデータ変換部 44d…ビットマップ差分データ 44…差分データ記憶部 45d…差分位置データ 45…位置データ記憶部 46…変化差分機能部 52…ITV画面記憶部 53…異常信号検出機能部
Claims (3)
- 【請求項1】 可変データが更新記憶される可変データ
記憶手段と、固定画面データが記憶され、且つ前記固定
画面データに前記可変データを組合せて監視画面を表示
するための表示用プログラムが記憶された固定データ記
憶手段と、 可変データ要求により、前記可変データ記憶手段内の可
変データを伝送するデータ伝送手段と、 アクセスにより、前記固定データ記憶手段内の固定画面
データ及び表示用プログラムを伝送するWebサーバ部
とを有するWebサーバ装置と、 起動されると、前記Webサーバ部に前記アクセスをし
て当該Webサーバ部から伝送された表示用プログラム
を起動し、前記データ伝送手段に前記可変データ要求を
周期的に与えるためのWeb閲覧ソフトウェアが記憶さ
れた閲覧ソフト記憶手段を有する監視端末とを備えたこ
とを特徴とする監視装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の監視装置において、 外部から伝送された画像信号をビットマップ形式の画面
データに変換するビットマップ変換手段と、 前記ビットマップ変換手段により変換された画面データ
の所定位置毎に、周期的に前回の画面データと今回の画
面データとの差分を検出し、得られた差分データと前記
差分データの位置データとからなる前記可変データを前
記可変データ記憶手段に書込む可変データ更新手段とを
備えたことを特徴とする監視装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の監視装置において、 前記可変データの生成元を撮像して撮像信号を送出する
撮像手段と、 前記撮像手段から受けた撮像信号をビットマップ形式の
画面データに変換するビットマップ変換手段と、 前記可変データ記憶手段内の可変データに関して異常の
有無を判定し、異常有のとき、前記ビットマップ変換手
段により変換されたビットマップ形式の画面データを前
記監視端末に伝送する異常検出伝送手段と、 前記異常検出伝送手段から画面データを受けたとき、こ
の画面データの示す撮像画面を前記監視画面に割込表示
する割込表示手段とを備えたことを特徴とする監視装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25673298A JP2000089818A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25673298A JP2000089818A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000089818A true JP2000089818A (ja) | 2000-03-31 |
Family
ID=17296686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25673298A Pending JP2000089818A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000089818A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001306138A (ja) * | 2000-04-21 | 2001-11-02 | Meidensha Corp | 監視制御システムの情報配信方法 |
WO2003005234A3 (de) * | 2001-07-03 | 2003-10-30 | Siemens Ag | Automatisierungssystem und verfahren zur anlagenvisualisierung |
JP2004510218A (ja) * | 2000-06-16 | 2004-04-02 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | ウェブ利用プロセスアドバイザアプリケーションを生成するシステム及び方法 |
JP2005148895A (ja) * | 2003-11-12 | 2005-06-09 | Sony Corp | 遠隔監視システム、電子機器の遠隔監視方法、下位監視装置、機器監視情報の通知方法、上位監視装置、保守データの通信方法、プログラム及び記録媒体 |
JP2006517321A (ja) * | 2003-02-06 | 2006-07-20 | ローズマウント インコーポレイテッド | プロセスプラントに遠隔診断及び保守サービスを提供するサービス・ファシリティ |
US7707318B2 (en) | 2002-09-16 | 2010-04-27 | Siemens Aktiengesellschaft | System and method for updating information |
JP2013090178A (ja) * | 2011-10-19 | 2013-05-13 | Mitsubishi Electric Corp | Web監視制御システム |
JP2014149703A (ja) * | 2013-02-01 | 2014-08-21 | Mitsubishi Electric Corp | 監視制御システム |
-
1998
- 1998-09-10 JP JP25673298A patent/JP2000089818A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001306138A (ja) * | 2000-04-21 | 2001-11-02 | Meidensha Corp | 監視制御システムの情報配信方法 |
JP2004510218A (ja) * | 2000-06-16 | 2004-04-02 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | ウェブ利用プロセスアドバイザアプリケーションを生成するシステム及び方法 |
WO2003005234A3 (de) * | 2001-07-03 | 2003-10-30 | Siemens Ag | Automatisierungssystem und verfahren zur anlagenvisualisierung |
US7707318B2 (en) | 2002-09-16 | 2010-04-27 | Siemens Aktiengesellschaft | System and method for updating information |
JP2006517321A (ja) * | 2003-02-06 | 2006-07-20 | ローズマウント インコーポレイテッド | プロセスプラントに遠隔診断及び保守サービスを提供するサービス・ファシリティ |
JP2005148895A (ja) * | 2003-11-12 | 2005-06-09 | Sony Corp | 遠隔監視システム、電子機器の遠隔監視方法、下位監視装置、機器監視情報の通知方法、上位監視装置、保守データの通信方法、プログラム及び記録媒体 |
US7801981B2 (en) | 2003-11-12 | 2010-09-21 | Sony Corporation | Remote monitoring system, remote monitoring method for electronic apparatus, low order monitoring apparatus, notification method of apparatus monitoring information, high order monitoring apparatus, communication method of maintenance data, program and recording medium |
JP2013090178A (ja) * | 2011-10-19 | 2013-05-13 | Mitsubishi Electric Corp | Web監視制御システム |
JP2014149703A (ja) * | 2013-02-01 | 2014-08-21 | Mitsubishi Electric Corp | 監視制御システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031216 |