JP2000089550A - 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置 - Google Patents
現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置Info
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- JP2000089550A JP2000089550A JP10274280A JP27428098A JP2000089550A JP 2000089550 A JP2000089550 A JP 2000089550A JP 10274280 A JP10274280 A JP 10274280A JP 27428098 A JP27428098 A JP 27428098A JP 2000089550 A JP2000089550 A JP 2000089550A
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Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、現像剤容器内に補給されたトナー
をほぐし、トナーと現像剤を十分混合させ、トナーがキ
ャリアと効率よく接触できるようにすることで部分的な
転写抜け、画像上の白地かぶり、トナーの機内飛散のな
い現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置の提
供を目的とする。 【課題手段】 非磁性トナーと磁性キャリアとを含有す
る現像剤を収容する現像剤容器8に設けられた供給口1
6を経て現像剤容器8内へ非磁性トナーが供給される現
像装置9であって、現像剤容器8内の現像剤を撹拌、所
定位置へ搬送する回転自在なスクリュ体である第二撹拌
スクリュー12を有する現像装置において、第二撹拌ス
クリュー12の近傍に配設され磁界を発生する磁石17
を有することによって達成される。
をほぐし、トナーと現像剤を十分混合させ、トナーがキ
ャリアと効率よく接触できるようにすることで部分的な
転写抜け、画像上の白地かぶり、トナーの機内飛散のな
い現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置の提
供を目的とする。 【課題手段】 非磁性トナーと磁性キャリアとを含有す
る現像剤を収容する現像剤容器8に設けられた供給口1
6を経て現像剤容器8内へ非磁性トナーが供給される現
像装置9であって、現像剤容器8内の現像剤を撹拌、所
定位置へ搬送する回転自在なスクリュ体である第二撹拌
スクリュー12を有する現像装置において、第二撹拌ス
クリュー12の近傍に配設され磁界を発生する磁石17
を有することによって達成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非磁性トナーと磁
性キャリアとを含有する現像剤を収容する現像剤容器内
へ非磁性トナーが供給される現像装置及びこの現像装置
を備える画像形成装置に関するものである。
性キャリアとを含有する現像剤を収容する現像剤容器内
へ非磁性トナーが供給される現像装置及びこの現像装置
を備える画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】かかる画像形成装置の従来例に関して、
図6及び図5に基づき説明する。
図6及び図5に基づき説明する。
【0003】かかる画像形成装置にあっては、回動自在
に設けられた潜像担持体たる感光ドラム104を一次帯
電器121が一様に帯電し、例えばレーザのような発光
素子122が画像情報信号に応じて変調された光を感光
ドラム104上に照射することにより露光し上記画像情
報に応じた静電潜像を形成する。上記静電潜像は、現像
装置109により非磁性トナーを付与されトナー像とし
て可視像化される。次に、転写帯電器123が、上記可
視像を転写紙搬送シート127によって搬送されてきた
転写紙124に転写し、更に、定着装置125が、可視
像を転写された転写紙124に定着処理を施すことによ
り永久画像とする。又、感光ドラム104上の転写残ト
ナーはクリーニング装置126により除去される。
に設けられた潜像担持体たる感光ドラム104を一次帯
電器121が一様に帯電し、例えばレーザのような発光
素子122が画像情報信号に応じて変調された光を感光
ドラム104上に照射することにより露光し上記画像情
報に応じた静電潜像を形成する。上記静電潜像は、現像
装置109により非磁性トナーを付与されトナー像とし
て可視像化される。次に、転写帯電器123が、上記可
視像を転写紙搬送シート127によって搬送されてきた
転写紙124に転写し、更に、定着装置125が、可視
像を転写された転写紙124に定着処理を施すことによ
り永久画像とする。又、感光ドラム104上の転写残ト
ナーはクリーニング装置126により除去される。
【0004】次に、現像装置109について説明する。
【0005】現像装置109は、図5に示すように、潜
像担持体である感光ドラム104と対向して配置されて
おり、現像剤容器108と、現像剤を担持する現像スリ
ーブ103と、現像剤溜り部105の現像剤量を規制す
る現像剤返し部材101と、現像スリーブ103上の現
像剤の穂高を規制するためのブレード102とを有して
いる。
像担持体である感光ドラム104と対向して配置されて
おり、現像剤容器108と、現像剤を担持する現像スリ
ーブ103と、現像剤溜り部105の現像剤量を規制す
る現像剤返し部材101と、現像スリーブ103上の現
像剤の穂高を規制するためのブレード102とを有して
いる。
【0006】現像剤容器108は、内部が垂直方向に延
在する隔壁106によって現像室113と撹拌室114
とに区画されている。現像室113と撹拌室114とに
は、非磁性トナー(以下、トナーという)と磁性キャリ
ア(以下キャリアという)との二成分を含有する現像剤
(二成分現像剤)が収容されており、現像室113で余
分となった現像剤が撹拌室114側に回収されるように
なっている。
在する隔壁106によって現像室113と撹拌室114
とに区画されている。現像室113と撹拌室114とに
は、非磁性トナー(以下、トナーという)と磁性キャリ
ア(以下キャリアという)との二成分を含有する現像剤
(二成分現像剤)が収容されており、現像室113で余
分となった現像剤が撹拌室114側に回収されるように
なっている。
【0007】現像室113は、感光ドラム104に対向
した現像領域が開口しており、この開口部に一部露出す
るようにして現像スリーブ103が回転可能に配置され
ている。
した現像領域が開口しており、この開口部に一部露出す
るようにして現像スリーブ103が回転可能に配置され
ている。
【0008】現像スリーブ103は非磁性材料で構成さ
れ、現像動作時には図6に示す矢印方向に回転し、その
内部には磁界を発生するマグネット110が固定されて
いる。
れ、現像動作時には図6に示す矢印方向に回転し、その
内部には磁界を発生するマグネット110が固定されて
いる。
【0009】マグネット110を内蔵する現像スリーブ
103は、ブレード102によって層厚規制された二成
分現像剤の層を現像剤溜り部105から現像領域に担持
搬送し、感光ドラム104と対向する現像領域で現像剤
を感光ドラム104に供給して感光ドラム104に形成
されている静電潜像を現像するようになっている。又、
現像効率を向上させるために、現像スリーブ103には
画像形成装置本体側に設けられた電源115から、直流
又は交互電界の重畳された現像バイアスが印加される。
103は、ブレード102によって層厚規制された二成
分現像剤の層を現像剤溜り部105から現像領域に担持
搬送し、感光ドラム104と対向する現像領域で現像剤
を感光ドラム104に供給して感光ドラム104に形成
されている静電潜像を現像するようになっている。又、
現像効率を向上させるために、現像スリーブ103には
画像形成装置本体側に設けられた電源115から、直流
又は交互電界の重畳された現像バイアスが印加される。
【0010】現像スリーブ103及びマグネット110
は、上記構成により撹拌スクリュー111、112によ
って現像スリーブ103の表面に供給された現像剤を、
マグネット110の磁力で磁気ブラシの状態で保持し、
これを現像スリーブ103の回転に基づいて感光ドラム
104との対向部すなわち現像領域に搬送するようにな
っている。
は、上記構成により撹拌スクリュー111、112によ
って現像スリーブ103の表面に供給された現像剤を、
マグネット110の磁力で磁気ブラシの状態で保持し、
これを現像スリーブ103の回転に基づいて感光ドラム
104との対向部すなわち現像領域に搬送するようにな
っている。
【0011】又、現像剤返し部材101及びブレード1
02は、上記磁気ブラシを穂切りすることで現像領域に
搬送される現像剤量を適正に維持するようになってい
る。
02は、上記磁気ブラシを穂切りすることで現像領域に
搬送される現像剤量を適正に維持するようになってい
る。
【0012】更に説明すると、マグネット110は5極
から構成され、撹拌スクリュー111で撹拌された現像
剤は、汲み上げのための搬送用磁極(汲み上げ極)N2
の磁力で現像スリーブ103上に拘束され、現像スリー
ブ103の回転によって現像剤溜り部105に搬送され
る。現像スリーブ103に担持する現像剤量は、現像剤
返し部材101である程度規制され安定した量の現像剤
を拘束するために、ある一定以上の磁力を有する搬送用
磁極(カット極)S2で十分に拘束され、磁気ブラシを
形成しつつ搬送される。次いで、穂高規制部材であるブ
レード102で磁気ブラシを穂切りして現像剤量を適正
にし、搬送用磁極Nlの磁力および現像スリーブ103
の回転によって現像領域に搬送される。
から構成され、撹拌スクリュー111で撹拌された現像
剤は、汲み上げのための搬送用磁極(汲み上げ極)N2
の磁力で現像スリーブ103上に拘束され、現像スリー
ブ103の回転によって現像剤溜り部105に搬送され
る。現像スリーブ103に担持する現像剤量は、現像剤
返し部材101である程度規制され安定した量の現像剤
を拘束するために、ある一定以上の磁力を有する搬送用
磁極(カット極)S2で十分に拘束され、磁気ブラシを
形成しつつ搬送される。次いで、穂高規制部材であるブ
レード102で磁気ブラシを穂切りして現像剤量を適正
にし、搬送用磁極Nlの磁力および現像スリーブ103
の回転によって現像領域に搬送される。
【0013】上記現像領域で感光ドラム104上の静電
潜像を現像したあとの現像剤は、搬送用磁極N3(取り
込み極)の磁力現像スリーブ103の回転によって現像
領域から現像室113へと搬送される。ここで、取り込
み極N3と汲み上げ極N2は同極であり、この2つの磁
極の間には磁力がほぼ0ガウスとなる領域(反発極)が
設けられている。これによって静電潜像を現像したあと
の現像剤は、そのまま続いて汲み上げ極N2で拘束され
てしまうことなく、現像室113内へと収容される。
潜像を現像したあとの現像剤は、搬送用磁極N3(取り
込み極)の磁力現像スリーブ103の回転によって現像
領域から現像室113へと搬送される。ここで、取り込
み極N3と汲み上げ極N2は同極であり、この2つの磁
極の間には磁力がほぼ0ガウスとなる領域(反発極)が
設けられている。これによって静電潜像を現像したあと
の現像剤は、そのまま続いて汲み上げ極N2で拘束され
てしまうことなく、現像室113内へと収容される。
【0014】現像室113と撹拌室114とには、それ
ぞれ第一撹拌スクリュー111と第二搬送スクリュー1
12とが配置されている。
ぞれ第一撹拌スクリュー111と第二搬送スクリュー1
12とが配置されている。
【0015】第一撹拌スクリュー111は、奥側から手
前側に現像剤を搬送し、手前側で撹拌室114に受け渡
され、第二撹拌スクリュー112は、手前側から奥側に
現像剤を搬送し、再び現像室113に渡される。
前側に現像剤を搬送し、手前側で撹拌室114に受け渡
され、第二撹拌スクリュー112は、手前側から奥側に
現像剤を搬送し、再び現像室113に渡される。
【0016】現像領域で感光ドラム104上の静電潜像
を現像することで消費された分のトナーは、トナー補給
器(図示しない)より供給され、撹拌室114手前側の
トナー補給口116から現像装置109内に補給され
る。補給されたトナーは、撹拌室114内で第二撹拌ス
クリュー112によって現像装置109内の現像剤と共
に撹拌混合された後、現像室113に送られて再度画像
形成に使われる。
を現像することで消費された分のトナーは、トナー補給
器(図示しない)より供給され、撹拌室114手前側の
トナー補給口116から現像装置109内に補給され
る。補給されたトナーは、撹拌室114内で第二撹拌ス
クリュー112によって現像装置109内の現像剤と共
に撹拌混合された後、現像室113に送られて再度画像
形成に使われる。
【0017】次に、トナーに対する帯電付与について説
明する。
明する。
【0018】新しく補給されたトナーに対する帯電付与
は主として現像剤溜り部105における摺擦と、現像室
113内での第一撹拌スクリュー111による撹拌、及
び、撹拌室114内での第二撹拌スクリュー112によ
る撹拌とによって行われる。
は主として現像剤溜り部105における摺擦と、現像室
113内での第一撹拌スクリュー111による撹拌、及
び、撹拌室114内での第二撹拌スクリュー112によ
る撹拌とによって行われる。
【0019】汲み上げ極N2によって現像スリーブ10
3上に担持された現像剤は、現像スリーブ103の回転
によって現像剤溜り部105に搬送され、現像剤返し部
材101により現像剤量をある程度規制され、カット極
S2で十分に拘束される。すなわち、現像スリーブ10
3上に担持された現像剤は、カット極S2による磁力と
現像スリーブ103の回転力とにより摺擦を受け、トナ
ーとキャリアとの表面が接触し摩擦を受ける。トナーは
顔料が分散されたポリエステル、スチレンアクリル等の
粒子であるため、フェライト等の磁性体をアクリル、シ
リコン樹脂等でコートしたキャリアとの摺擦により、電
荷を付与される。本従来例ではポリエステルトナーとシ
リコン樹脂コートフェライトキヤリアとを用いているた
め、トナーはマイナスに、キャリアはプラスに帯電す
る。
3上に担持された現像剤は、現像スリーブ103の回転
によって現像剤溜り部105に搬送され、現像剤返し部
材101により現像剤量をある程度規制され、カット極
S2で十分に拘束される。すなわち、現像スリーブ10
3上に担持された現像剤は、カット極S2による磁力と
現像スリーブ103の回転力とにより摺擦を受け、トナ
ーとキャリアとの表面が接触し摩擦を受ける。トナーは
顔料が分散されたポリエステル、スチレンアクリル等の
粒子であるため、フェライト等の磁性体をアクリル、シ
リコン樹脂等でコートしたキャリアとの摺擦により、電
荷を付与される。本従来例ではポリエステルトナーとシ
リコン樹脂コートフェライトキヤリアとを用いているた
め、トナーはマイナスに、キャリアはプラスに帯電す
る。
【0020】又、第一撹拌スクリュー111、第二撹拌
スクリュー112は、軸部に複数のフィンを設けてあ
る。これらのフインが第一撹拌スクリュー111、第二
撹拌スクリュー112とともに回転し、搬送される現像
剤を撹拌し、この撹拌の過程においてもトナーとキャリ
アとの表面が接触し摩擦を受け、トナーは電荷を付与さ
れる。
スクリュー112は、軸部に複数のフィンを設けてあ
る。これらのフインが第一撹拌スクリュー111、第二
撹拌スクリュー112とともに回転し、搬送される現像
剤を撹拌し、この撹拌の過程においてもトナーとキャリ
アとの表面が接触し摩擦を受け、トナーは電荷を付与さ
れる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
画像形成装置にあっては、画像を出力し続けると、現像
剤中のトナーは現像領域で消費され、トナー補給器から
補給されたトナーに順次入れ替わっていく。このとき、
補給されたトナーと現像剤の混合が行われるわけである
が、上記従来例のようにスクリューなどで現像剤を撹拌
する方法では、数乃至数十ミクロン程度の粒径をもつト
ナーと現像剤の撹拌を十分に行うことは難しい。補給さ
れたトナーと現像剤の混合が不十分な場合、補給された
トナーがすべてキャリア表面と接触できず、トナー同士
のみで摺擦を受けながら現像剤溜り部105へ、更には
現像領域へと搬送されるトナーも一部存在することにな
る。
画像形成装置にあっては、画像を出力し続けると、現像
剤中のトナーは現像領域で消費され、トナー補給器から
補給されたトナーに順次入れ替わっていく。このとき、
補給されたトナーと現像剤の混合が行われるわけである
が、上記従来例のようにスクリューなどで現像剤を撹拌
する方法では、数乃至数十ミクロン程度の粒径をもつト
ナーと現像剤の撹拌を十分に行うことは難しい。補給さ
れたトナーと現像剤の混合が不十分な場合、補給された
トナーがすべてキャリア表面と接触できず、トナー同士
のみで摺擦を受けながら現像剤溜り部105へ、更には
現像領域へと搬送されるトナーも一部存在することにな
る。
【0022】このような過程を繰り返していくと、現像
剤中のトナーには電荷が0付近のものや、プラスに帯電
したものができ、画像上の白地かぶりや、トナーの機内
飛散をひきおこす虞がある。
剤中のトナーには電荷が0付近のものや、プラスに帯電
したものができ、画像上の白地かぶりや、トナーの機内
飛散をひきおこす虞がある。
【0023】又、補給トナーの中にはトナー補給器内で
の放置により凝集体を形成した物もあり、この凝集体が
くずされることなく現像部に搬送され、感光ドラム上に
一般トナーとともに現像されると、転写材にトナー像を
転写する際に、転写材と感光ドラムとの間に凝集体が存
在することで空隙が生じ部分的転写されない欠落画像が
生じる虞がある。
の放置により凝集体を形成した物もあり、この凝集体が
くずされることなく現像部に搬送され、感光ドラム上に
一般トナーとともに現像されると、転写材にトナー像を
転写する際に、転写材と感光ドラムとの間に凝集体が存
在することで空隙が生じ部分的転写されない欠落画像が
生じる虞がある。
【0024】これらの問題を抑えるために、現像剤溜り
部105において磁気拘束力を上げてトナーが均一に混
合されていないまま、強く圧縮することでトナー凝集体
をくずし、且つ、トナーとキャリアとを強制的に接触さ
せることも可能である。しかし、これは現像剤に過度の
負荷をかけることにもなり、このことで逆に現像剤の劣
化が助長され、トナーに対するキャリアの帯電能の低下
がおきたり、現像剤の流動性が落ちて却って撹拌に不利
な方向に向かってしまうため、好ましい方法ではない。
部105において磁気拘束力を上げてトナーが均一に混
合されていないまま、強く圧縮することでトナー凝集体
をくずし、且つ、トナーとキャリアとを強制的に接触さ
せることも可能である。しかし、これは現像剤に過度の
負荷をかけることにもなり、このことで逆に現像剤の劣
化が助長され、トナーに対するキャリアの帯電能の低下
がおきたり、現像剤の流動性が落ちて却って撹拌に不利
な方向に向かってしまうため、好ましい方法ではない。
【0025】そこで、本発明は、現像剤容器内に補給さ
れたトナーをほぐし、トナーと現像剤を十分混合させ、
トナーがキャリアと効率よく接触できるようにすること
で部分的な転写抜け、画像上の白地かぶり、トナーの機
内飛散のない現像装置及びこの現像装置を備える画像形
成装置の提供を目的とする。
れたトナーをほぐし、トナーと現像剤を十分混合させ、
トナーがキャリアと効率よく接触できるようにすること
で部分的な転写抜け、画像上の白地かぶり、トナーの機
内飛散のない現像装置及びこの現像装置を備える画像形
成装置の提供を目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、非磁性トナーと磁性キャリアとを含有する現像剤
を収容する現像剤容器に設けられた供給口を経て現像剤
容器内へ非磁性トナーが供給される現像装置であって、
現像剤容器内の現像剤を撹拌、所定位置へ搬送する回転
自在なスクリュ体である撹拌手段を有する現像装置にお
いて、撹拌手段の近傍に配設され磁界を発生する磁界発
生手段を有するという第一の発明によって達成される。
的は、非磁性トナーと磁性キャリアとを含有する現像剤
を収容する現像剤容器に設けられた供給口を経て現像剤
容器内へ非磁性トナーが供給される現像装置であって、
現像剤容器内の現像剤を撹拌、所定位置へ搬送する回転
自在なスクリュ体である撹拌手段を有する現像装置にお
いて、撹拌手段の近傍に配設され磁界を発生する磁界発
生手段を有するという第一の発明によって達成される。
【0027】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、磁界発生手段は、供給口の近傍、且つ、
撹拌手段の現像剤搬送方向下流に配設されているという
第二の発明によっても達成される。
発明において、磁界発生手段は、供給口の近傍、且つ、
撹拌手段の現像剤搬送方向下流に配設されているという
第二の発明によっても達成される。
【0028】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明又は第二の発明において、磁界発生手段は、磁束
密度が500G以上3000G以下であるという第三の
発明によっても達成される。
の発明又は第二の発明において、磁界発生手段は、磁束
密度が500G以上3000G以下であるという第三の
発明によっても達成される。
【0029】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、磁界発生手段
は、現像剤容器と着脱可能に保持されているという第四
の発明によっても達成される。
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、磁界発生手段
は、現像剤容器と着脱可能に保持されているという第四
の発明によっても達成される。
【0030】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、磁界発生手
段は、現像剤容器下部に設けられ現像剤容器内の現像剤
を抜き取るための排出口のための差込栓と一体的に構成
されている第五の発明によっても達成される。
の発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、磁界発生手
段は、現像剤容器下部に設けられ現像剤容器内の現像剤
を抜き取るための排出口のための差込栓と一体的に構成
されている第五の発明によっても達成される。
【0031】又、本出願によれば、上記目的は、一連の
画像形成プロセスによって形成された画像を記録媒体に
記録する画像形成装置であって、第一の発明の現像装置
を備えるという第六の発明によっても達成される。
画像形成プロセスによって形成された画像を記録媒体に
記録する画像形成装置であって、第一の発明の現像装置
を備えるという第六の発明によっても達成される。
【0032】更に、本出願によれば、上記目的は、第六
の発明において、磁界発生手段は、供給口の近傍、且
つ、撹拌手段の現像剤搬送方向下流に配設されていると
いう第七の発明によっても達成される。
の発明において、磁界発生手段は、供給口の近傍、且
つ、撹拌手段の現像剤搬送方向下流に配設されていると
いう第七の発明によっても達成される。
【0033】又、本出願によれば、上記目的は、第六の
発明又は第七の発明において、磁界発生手段は、磁束密
度が500G以上3000G以下であるという第八の発
明によっても達成される。
発明又は第七の発明において、磁界発生手段は、磁束密
度が500G以上3000G以下であるという第八の発
明によっても達成される。
【0034】更に、本出願によれば、上記目的は、第六
の発明乃至第八の発明のいずれかにおいて、磁界発生手
段は、現像剤容器と着脱可能に保持されているという第
九の発明によっても達成される。
の発明乃至第八の発明のいずれかにおいて、磁界発生手
段は、現像剤容器と着脱可能に保持されているという第
九の発明によっても達成される。
【0035】又、本出願によれば、上記目的は、第六の
発明乃至第九の発明のいずれかにおいて、磁界発生手段
は、現像剤容器下部に設けられ現像剤容器内の現像剤を
抜き取るための排出口のための差込栓と一体的に構成さ
れているという第十の発明によっても達成される。
発明乃至第九の発明のいずれかにおいて、磁界発生手段
は、現像剤容器下部に設けられ現像剤容器内の現像剤を
抜き取るための排出口のための差込栓と一体的に構成さ
れているという第十の発明によっても達成される。
【0036】すなわち、本出願にかかる第一の発明にあ
っては、磁界発生手段が、撹拌手段近傍に磁性キャリア
を引き寄せ、撹拌手段が引き寄せられた磁性キャリアと
供給された非磁性トナーと撹拌する。
っては、磁界発生手段が、撹拌手段近傍に磁性キャリア
を引き寄せ、撹拌手段が引き寄せられた磁性キャリアと
供給された非磁性トナーと撹拌する。
【0037】又、本出願にかかる第二の発明にあって
は、供給口の近傍、且つ、撹拌手段の現像剤搬送方向下
流に配設されている磁界発生手段が、撹拌手段近傍に磁
性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄せられた磁性
キャリアと供給された非磁性トナーとを撹拌する。
は、供給口の近傍、且つ、撹拌手段の現像剤搬送方向下
流に配設されている磁界発生手段が、撹拌手段近傍に磁
性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄せられた磁性
キャリアと供給された非磁性トナーとを撹拌する。
【0038】更に、本出願にかかる第三の発明にあって
は、磁束密度が500G以上3000G以下の磁界発生
手段が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌
手段が引き寄せられた磁性キャリアと供給された非磁性
トナーとを撹拌する。
は、磁束密度が500G以上3000G以下の磁界発生
手段が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌
手段が引き寄せられた磁性キャリアと供給された非磁性
トナーとを撹拌する。
【0039】又、本出願にかかる第四の発明にあって
は、現像剤容器と着脱自在に保持された磁界発生手段
が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段
が引き寄せられた磁性キャリアと供給された非磁性トナ
ーとを撹拌する。
は、現像剤容器と着脱自在に保持された磁界発生手段
が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段
が引き寄せられた磁性キャリアと供給された非磁性トナ
ーとを撹拌する。
【0040】更に、本出願にかかる第五の発明にあって
は、差込栓と一体的に構成された磁界発生手段が、撹拌
手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄
せられた磁性キャリアと供給された非磁性トナーとを撹
拌する。
は、差込栓と一体的に構成された磁界発生手段が、撹拌
手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄
せられた磁性キャリアと供給された非磁性トナーとを撹
拌する。
【0041】又、本出願にかかる第六の発明にあって
は、磁界発生手段が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引
き寄せ、撹拌手段が引き寄せられた磁性キャリアと供給
された非磁性トナーと撹拌する。
は、磁界発生手段が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引
き寄せ、撹拌手段が引き寄せられた磁性キャリアと供給
された非磁性トナーと撹拌する。
【0042】更に、本出願にかかる第七の発明にあって
は、供給口の近傍、且つ、撹拌手段の現像剤搬送方向下
流に配設されている磁界発生手段が、撹拌手段近傍に磁
性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄せられた磁性
キャリアと供給された非磁性トナーとを撹拌する。
は、供給口の近傍、且つ、撹拌手段の現像剤搬送方向下
流に配設されている磁界発生手段が、撹拌手段近傍に磁
性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄せられた磁性
キャリアと供給された非磁性トナーとを撹拌する。
【0043】又、本出願にかかる第八の発明にあって
は、磁束密度が500G以上3000G以下の磁界発生
手段が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌
手段が引き寄せられた磁性キャリアと供給された非磁性
トナーとを撹拌する。
は、磁束密度が500G以上3000G以下の磁界発生
手段が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌
手段が引き寄せられた磁性キャリアと供給された非磁性
トナーとを撹拌する。
【0044】更に、本出願にかかる第九の発明にあって
は、現像剤容器と着脱自在に保持された磁界発生手段
が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段
が引き寄せられた磁性キャリアと供給された非磁性トナ
ーとを撹拌する。
は、現像剤容器と着脱自在に保持された磁界発生手段
が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段
が引き寄せられた磁性キャリアと供給された非磁性トナ
ーとを撹拌する。
【0045】又、本出願にかかる第十の発明にあって
は、差込栓と一体的に構成された磁界発生手段が、撹拌
手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄
せられた磁性キャリアと供給された非磁性トナーとを撹
拌する。
は、差込栓と一体的に構成された磁界発生手段が、撹拌
手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄
せられた磁性キャリアと供給された非磁性トナーとを撹
拌する。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面の図1乃至図4に基づき説明する。
て、添付図面の図1乃至図4に基づき説明する。
【0047】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態に関して説明する。尚、画像形成装置及び現像
装置の構成は、本実施形態に必ずしも限られるものでは
ない。
実施形態に関して説明する。尚、画像形成装置及び現像
装置の構成は、本実施形態に必ずしも限られるものでは
ない。
【0048】図1は、本実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
の概略構成を示す模式的断面図である。
【0049】かかる画像形成装置にあっては、図1に示
すように、外周面に静電潜像が形成されるドラム状の潜
像担持体たる感光ドラム4と、感光ドラム4の外周面を
規定電位に帯電するための一次帯電器21と、規定電位
に帯電せしめられた上記外周面に露光により静電潜像を
形成する発光素子22と、上記静電潜像を現像剤により
可視画像化する現像装置9と、上記外周面に形成された
可視画像(顕像)をシート状の記録媒体たる転写材24
に転写するローラ状の転写帯電器24と、定着装置22
とを備えている。
すように、外周面に静電潜像が形成されるドラム状の潜
像担持体たる感光ドラム4と、感光ドラム4の外周面を
規定電位に帯電するための一次帯電器21と、規定電位
に帯電せしめられた上記外周面に露光により静電潜像を
形成する発光素子22と、上記静電潜像を現像剤により
可視画像化する現像装置9と、上記外周面に形成された
可視画像(顕像)をシート状の記録媒体たる転写材24
に転写するローラ状の転写帯電器24と、定着装置22
とを備えている。
【0050】次に、図1に基づき、画像形成装置全体の
動作を説明する。
動作を説明する。
【0051】かかる画像形成装置にあっては、回動自在
に設けられた潜像担持体である感光ドラム4を一次帯電
器21が一様に帯電し、例えばレーザーのような発光素
子22によって情報信号に応じて変調された光で露光し
て静電潜像を形成する。上記静電潜像は現像装置9によ
り非磁性トナーを付与されトナー像として可視像化され
る。次に、転写帯電器23が、上記可視像を転写紙搬送
シート27によって搬送されてきた転写材24に転写し
た後、定着装置25が可視像を転写された転写材24に
定着処理を施して永久画像を得る。又、感光ドラム4上
の転写残トナーはクリーニング装置26により除去され
る。
に設けられた潜像担持体である感光ドラム4を一次帯電
器21が一様に帯電し、例えばレーザーのような発光素
子22によって情報信号に応じて変調された光で露光し
て静電潜像を形成する。上記静電潜像は現像装置9によ
り非磁性トナーを付与されトナー像として可視像化され
る。次に、転写帯電器23が、上記可視像を転写紙搬送
シート27によって搬送されてきた転写材24に転写し
た後、定着装置25が可視像を転写された転写材24に
定着処理を施して永久画像を得る。又、感光ドラム4上
の転写残トナーはクリーニング装置26により除去され
る。
【0052】図2は、現像装置9の概略構成を示す模式
的断面図である。
的断面図である。
【0053】現像装置9は、図2に示すように、潜像担
持体である感光ドラム4と対向して配置されており、現
像剤容器8と、現像剤容器8内の現像剤を担持する現像
スリーブ3と、現像剤溜り部5の現像剤量を規制する現
像剤返し部材1と、現像スリーブ3上に担持された現像
剤の穂高を規制するためのブレード2とを有している。
持体である感光ドラム4と対向して配置されており、現
像剤容器8と、現像剤容器8内の現像剤を担持する現像
スリーブ3と、現像剤溜り部5の現像剤量を規制する現
像剤返し部材1と、現像スリーブ3上に担持された現像
剤の穂高を規制するためのブレード2とを有している。
【0054】現像剤容器8は、垂直方向に延在する隔壁
6によって現像室13と撹拌室14とに区画されてい
る。現像室13と撹拌室14には、非磁性トナー(以
下、トナーという)と磁性キャリア(以下、キャリアと
いう)とを含有する現像剤(二成分現像剤)が収容され
ており、現像室13で余分となった現像剤は撹拌室14
側に回収されるようになっている。
6によって現像室13と撹拌室14とに区画されてい
る。現像室13と撹拌室14には、非磁性トナー(以
下、トナーという)と磁性キャリア(以下、キャリアと
いう)とを含有する現像剤(二成分現像剤)が収容され
ており、現像室13で余分となった現像剤は撹拌室14
側に回収されるようになっている。
【0055】現像室13と、撹拌室14には、それぞれ
第一撹拌スクリュー11(以下、搬送スクリュー11と
いう)、撹拌手段たる第二撹拌スクリュー12(以下、
第二搬送スクリュー12という)が配置されている。
第一撹拌スクリュー11(以下、搬送スクリュー11と
いう)、撹拌手段たる第二撹拌スクリュー12(以下、
第二搬送スクリュー12という)が配置されている。
【0056】現像室13は、感光ドラム4に対向した現
像領域が開口しており、上記開口部に一部露出するよう
にして現像スリーブ3が回転可能に配置されている。
像領域が開口しており、上記開口部に一部露出するよう
にして現像スリーブ3が回転可能に配置されている。
【0057】現像スリーブ3は、非磁性材料で構成さ
れ、内部には磁界を発生するマグネット10が固定配置
されており、現像動作時には図2の矢印方向に回転する
ようになっている。
れ、内部には磁界を発生するマグネット10が固定配置
されており、現像動作時には図2の矢印方向に回転する
ようになっている。
【0058】マグネット10を内蔵する現像スリーブ3
は、ブレード2によって層厚規制された二成分現像剤の
層を現像剤溜り部5から現像領域に担持搬送し、感光ド
ラム4と対向する現像領域でトナーを感光ドラム4に供
給して感光ドラム4に形成されている静電潜像を現像す
るようになっている。尚、現像効率を向上させるため
に、現像スリーブ3には画像形成装置本体側に設けられ
た電源15から、直流電圧に交流電圧を重畳した現像バ
イアスが印加される。
は、ブレード2によって層厚規制された二成分現像剤の
層を現像剤溜り部5から現像領域に担持搬送し、感光ド
ラム4と対向する現像領域でトナーを感光ドラム4に供
給して感光ドラム4に形成されている静電潜像を現像す
るようになっている。尚、現像効率を向上させるため
に、現像スリーブ3には画像形成装置本体側に設けられ
た電源15から、直流電圧に交流電圧を重畳した現像バ
イアスが印加される。
【0059】現像スリーブ3及びマグネット10は、撹
拌スクリュー11、撹拌スクリュー12によって現像ス
リーブ3の表面に供給された現像剤を、マグネット10
の磁力で磁気ブラシの状態で保持し、上記現像剤を現像
スリーブ3の回転に基づいて感光ドラム4との対向部す
なわち現像領域に搬送する。又、現像剤返し部材1及び
ブレード2は、磁気ブラシを穂切りすることで現像領域
に搬送される現像剤量を適正に維持するようになってい
る。
拌スクリュー11、撹拌スクリュー12によって現像ス
リーブ3の表面に供給された現像剤を、マグネット10
の磁力で磁気ブラシの状態で保持し、上記現像剤を現像
スリーブ3の回転に基づいて感光ドラム4との対向部す
なわち現像領域に搬送する。又、現像剤返し部材1及び
ブレード2は、磁気ブラシを穂切りすることで現像領域
に搬送される現像剤量を適正に維持するようになってい
る。
【0060】更に説明すると、マグネット10は5極か
ら構成され、撹拌スクリュー11で撹拌された現像剤
は、汲み上げのための搬送用磁極(汲み上げ極)N2の
磁力で現像スリーブ3上に拘束され、現像スリーブ3の
回転によって現像剤溜り部5に搬送される。現像スリー
ブ3上に担持される現像剤は、現像剤返し部材1である
程度量を規制され、安定した量の現像剤を拘束するため
に、所定以上の磁力を有する搬送用磁極(カット極)S
2で十分に拘束され磁気ブラシを形成しつつ搬送され
る。次いで、上記現像剤は、穂高規制部材であるブレー
ド2で磁気ブラシを穂切りして現像剤量を適正にし、搬
送用磁極Nlの磁力により現像スリーブ3に担持されな
がら、現像スリーブ3の回転によって現像領域に搬送さ
れる。
ら構成され、撹拌スクリュー11で撹拌された現像剤
は、汲み上げのための搬送用磁極(汲み上げ極)N2の
磁力で現像スリーブ3上に拘束され、現像スリーブ3の
回転によって現像剤溜り部5に搬送される。現像スリー
ブ3上に担持される現像剤は、現像剤返し部材1である
程度量を規制され、安定した量の現像剤を拘束するため
に、所定以上の磁力を有する搬送用磁極(カット極)S
2で十分に拘束され磁気ブラシを形成しつつ搬送され
る。次いで、上記現像剤は、穂高規制部材であるブレー
ド2で磁気ブラシを穂切りして現像剤量を適正にし、搬
送用磁極Nlの磁力により現像スリーブ3に担持されな
がら、現像スリーブ3の回転によって現像領域に搬送さ
れる。
【0061】現像領域で感光ドラム4上の静電潜像を現
像したあとの現像剤は、搬送用磁極N3(取り込み極)
の磁力と現像スリーブ3の回転とによって現像領域から
現像室13へ搬送される。ここで、取り込み極N3と汲
み上げ極N2は同極であり、この2つの磁極の間には磁
力がほぼ0ガウスとなる領域(反発極)設けられてい
る。これによって、静電潜像を現像したあとの現像剤
は、そのままつづいて汲み上げ極N2で拘束されてしま
うことなく、現像室13内へと収容される。
像したあとの現像剤は、搬送用磁極N3(取り込み極)
の磁力と現像スリーブ3の回転とによって現像領域から
現像室13へ搬送される。ここで、取り込み極N3と汲
み上げ極N2は同極であり、この2つの磁極の間には磁
力がほぼ0ガウスとなる領域(反発極)設けられてい
る。これによって、静電潜像を現像したあとの現像剤
は、そのままつづいて汲み上げ極N2で拘束されてしま
うことなく、現像室13内へと収容される。
【0062】又、画像形成で消費されたトナーは、トナ
ー補給器(図示せず)から、画像形成中に補給される。
このようにして新しく補給されたトナーは、撹拌スクリ
ュー12によって撹拌室14内の現像剤と混合撹拌さ
れ、カット極N2で拘束されながら現像スリーブ3の回
転によつて搬送されることで、現像剤中のトナーとキャ
リアが摺擦される。このようにして、補給されたトナー
に対する帯電付与が行われる。
ー補給器(図示せず)から、画像形成中に補給される。
このようにして新しく補給されたトナーは、撹拌スクリ
ュー12によって撹拌室14内の現像剤と混合撹拌さ
れ、カット極N2で拘束されながら現像スリーブ3の回
転によつて搬送されることで、現像剤中のトナーとキャ
リアが摺擦される。このようにして、補給されたトナー
に対する帯電付与が行われる。
【0063】次に、本実施形態の特徴的な部分について
図3に基づき更に詳しく説明する。
図3に基づき更に詳しく説明する。
【0064】本実施形態にかかる画像形成装置にあって
は、図2において撹拌室14の側面で、図3に示したよ
うに補給口16のスクリュー12搬送方向下流側に、磁
束密度1000Gの磁石17を配置してある。
は、図2において撹拌室14の側面で、図3に示したよ
うに補給口16のスクリュー12搬送方向下流側に、磁
束密度1000Gの磁石17を配置してある。
【0065】このような構成にすることで、図3に示す
ように、現像剤が補給口16(手前側)から奥側に搬送
される過程で磁石17の磁気力により現像剤容器8側に
引き寄せられ現像剤の穂18を形成する。
ように、現像剤が補給口16(手前側)から奥側に搬送
される過程で磁石17の磁気力により現像剤容器8側に
引き寄せられ現像剤の穂18を形成する。
【0066】一般に、補給口16から補給された直後の
トナー19は、搬送される現像剤の上に浮遊したまま手
前から奥側に搬送されるものが多いが、スクリューによ
って搬送される現像剤をとどまらせ穂を形成すること
で、図3に示すように、搬送されるトナー19が、現像
剤の穂18に押し付けられ、トナーの凝集体は崩れ、ま
た凝集体を形成していないトナーのかたまりも散らばら
せられ、混合される。その工程とほぼ同時に磁石17の
磁気力により穂18を形成していた現像剤もスクリュー
の羽により磁石17から引き離され分散されたトナーと
ともに奥側に搬送される。
トナー19は、搬送される現像剤の上に浮遊したまま手
前から奥側に搬送されるものが多いが、スクリューによ
って搬送される現像剤をとどまらせ穂を形成すること
で、図3に示すように、搬送されるトナー19が、現像
剤の穂18に押し付けられ、トナーの凝集体は崩れ、ま
た凝集体を形成していないトナーのかたまりも散らばら
せられ、混合される。その工程とほぼ同時に磁石17の
磁気力により穂18を形成していた現像剤もスクリュー
の羽により磁石17から引き離され分散されたトナーと
ともに奥側に搬送される。
【0067】凝集体が崩され、分散された補給トナー
は、分散されているので、その後はスクリューのみの撹
拌でも十分に混合され、キャリアと接触することができ
る。
は、分散されているので、その後はスクリューのみの撹
拌でも十分に混合され、キャリアと接触することができ
る。
【0068】従来のようなスクリューのみを用いた撹拌
では、現像剤を巨視的なスケールでしか動かすことがで
きず、数ミクロン程度のトナーが固まっている状態を速
やかにほぐすことは困難である。トナーとキャリア表面
の接触機会は少なく、トナー同士での摺擦が多くなり、
トナーの持つ電荷が不均一で電荷分布がブロードになっ
てしまう。
では、現像剤を巨視的なスケールでしか動かすことがで
きず、数ミクロン程度のトナーが固まっている状態を速
やかにほぐすことは困難である。トナーとキャリア表面
の接触機会は少なく、トナー同士での摺擦が多くなり、
トナーの持つ電荷が不均一で電荷分布がブロードになっ
てしまう。
【0069】本発明の構成にすることで、トナーの凝集
体やかたまりが少なくなり、トナーが現像剤中に均一に
分散した状態となり、トナーがキャリア表面と接触する
機会も増える。そして、トナーの持つ電荷の分布もシャ
ープになる。部分的な転写抜けも生じない。
体やかたまりが少なくなり、トナーが現像剤中に均一に
分散した状態となり、トナーがキャリア表面と接触する
機会も増える。そして、トナーの持つ電荷の分布もシャ
ープになる。部分的な転写抜けも生じない。
【0070】発明者らの実験によると、磁界発生手段の
磁束密度は500G以上であればトナーをはぐす効果が
あり、磁束密度は大きはうが効果が大きい。しかし、上
記磁束密度が大きすぎると、搬送スクリューが受ける負
荷が大きくなり、3000G以上だと騒動装置が大きく
なるという問題が生じるので500と〜3000Gが好
ましい。
磁束密度は500G以上であればトナーをはぐす効果が
あり、磁束密度は大きはうが効果が大きい。しかし、上
記磁束密度が大きすぎると、搬送スクリューが受ける負
荷が大きくなり、3000G以上だと騒動装置が大きく
なるという問題が生じるので500と〜3000Gが好
ましい。
【0071】よって、本実施形態によれば、供給口16
の近傍、且つ、スクリュー12の現像剤搬送方向下流に
配設され、500G以上3000G以下の磁束密度を有
する磁石17が、スクリュー12近傍にキャリアを引き
寄せ、スクリュー12が引き寄せられたキャリアと供給
されたトナーとを撹拌するようになっているので、現像
剤容器8内に供給されたトナーをほぐし、現像剤容器8
内の現像剤と充分撹拌し、キャリアとトナーとが効率よ
く接触するようになることにより、画像の部分的転写抜
け、画像上の白地かぶり、非磁性トナーの飛散を防止す
ることができる。
の近傍、且つ、スクリュー12の現像剤搬送方向下流に
配設され、500G以上3000G以下の磁束密度を有
する磁石17が、スクリュー12近傍にキャリアを引き
寄せ、スクリュー12が引き寄せられたキャリアと供給
されたトナーとを撹拌するようになっているので、現像
剤容器8内に供給されたトナーをほぐし、現像剤容器8
内の現像剤と充分撹拌し、キャリアとトナーとが効率よ
く接触するようになることにより、画像の部分的転写抜
け、画像上の白地かぶり、非磁性トナーの飛散を防止す
ることができる。
【0072】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同符合を付しその説明を省略する。
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同符合を付しその説明を省略する。
【0073】一般に、長時間現像剤を使用すると、現像
剤が劣化し、キャリアの帯電付与能力が低下したり、現
像剤の流動性が低下して、初期状態よりも画質が低下す
る。このような場合、現像剤を新しいものと交換する作
業が一般に行われる。交換の作業としては例えば、現像
剤搬送路の容器底面に剤抜き用の穴を設け、通常使用時
はキャップ式の栓をして使用し、現像剤交換時には栓を
とって、搬送スクリュを一定時間珂転し剤を搬送させる
ことで穴から現像剤を落として出す方法がとられる。
剤が劣化し、キャリアの帯電付与能力が低下したり、現
像剤の流動性が低下して、初期状態よりも画質が低下す
る。このような場合、現像剤を新しいものと交換する作
業が一般に行われる。交換の作業としては例えば、現像
剤搬送路の容器底面に剤抜き用の穴を設け、通常使用時
はキャップ式の栓をして使用し、現像剤交換時には栓を
とって、搬送スクリュを一定時間珂転し剤を搬送させる
ことで穴から現像剤を落として出す方法がとられる。
【0074】ところが、第一の実施形態のように、現像
剤搬送路近傍に磁界発生手段を配置しておくと、現像剤
が磁界発生手段に保持されて、交換時に出てこずに、残
ってしまう問題がある。
剤搬送路近傍に磁界発生手段を配置しておくと、現像剤
が磁界発生手段に保持されて、交換時に出てこずに、残
ってしまう問題がある。
【0075】本実施形態は、これらの問題を解決する為
に、磁界発生手段を現像剤容器から着脱可能に取り付け
たものである。すなわち、サービスマン等が現像剤を交
換する場合に、磁石をとって現像剤をぬくことを可能に
したものである。
に、磁界発生手段を現像剤容器から着脱可能に取り付け
たものである。すなわち、サービスマン等が現像剤を交
換する場合に、磁石をとって現像剤をぬくことを可能に
したものである。
【0076】更には、図4に示すように、磁石17を剤
抜き用の栓20と一体で形成することで、サービスマン
の作業を簡略化したものである。
抜き用の栓20と一体で形成することで、サービスマン
の作業を簡略化したものである。
【0077】よって、本実施形態明によれば、栓20と
一体的に構成され、現像剤容器8と着脱自在に保持され
た磁石17が、スクリュー12近傍にキャリアを引き寄
せ、スクリュー12が引き寄せられたキャリアと供給さ
れたトナーとを撹拌するようになっているので、現像剤
容器8内に供給されたトナーをほぐし、現像剤容器8内
の現像剤と充分撹拌し、キャリアとトナーとが効率よく
接触するようになることにより、画像の部分的転写抜
け、画像上の白地かぶり、非磁性トナーの飛散を防止す
ることができると共に、現像剤容器8内の現像剤の交換
が可能となり、現像剤容器8内の現像剤交換時に古い現
像剤を容易に取り除くことができる。
一体的に構成され、現像剤容器8と着脱自在に保持され
た磁石17が、スクリュー12近傍にキャリアを引き寄
せ、スクリュー12が引き寄せられたキャリアと供給さ
れたトナーとを撹拌するようになっているので、現像剤
容器8内に供給されたトナーをほぐし、現像剤容器8内
の現像剤と充分撹拌し、キャリアとトナーとが効率よく
接触するようになることにより、画像の部分的転写抜
け、画像上の白地かぶり、非磁性トナーの飛散を防止す
ることができると共に、現像剤容器8内の現像剤の交換
が可能となり、現像剤容器8内の現像剤交換時に古い現
像剤を容易に取り除くことができる。
【0078】
【発明の効果】以上にて説明したように、本出願にかか
る第一の発明によれば、磁界発生手段が、撹拌手段近傍
に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄せられた
磁性キャリアと供給された非磁性トナーと撹拌するよう
になっているので、現像剤容器内に供給された非磁性ト
ナーをほぐし、現像剤容器内の現像剤と充分撹拌し、磁
性キャリアと非磁性トナーとが効率よく接触するように
なることにより、画像の部分的転写抜け、画像上の白地
かぶり、非磁性トナーの飛散を防止することができる。
る第一の発明によれば、磁界発生手段が、撹拌手段近傍
に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄せられた
磁性キャリアと供給された非磁性トナーと撹拌するよう
になっているので、現像剤容器内に供給された非磁性ト
ナーをほぐし、現像剤容器内の現像剤と充分撹拌し、磁
性キャリアと非磁性トナーとが効率よく接触するように
なることにより、画像の部分的転写抜け、画像上の白地
かぶり、非磁性トナーの飛散を防止することができる。
【0079】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
供給口の近傍、且つ、撹拌手段の現像剤搬送方向下流に
配設されている磁界発生手段が、撹拌手段近傍に磁性キ
ャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄せられた磁性キャ
リアと供給された非磁性トナーとを撹拌するようになっ
ているので、現像剤容器内に供給された非磁性トナーを
ほぐし、現像剤容器内の現像剤と充分撹拌し、磁性キャ
リアと非磁性トナーとが効率よく接触するようになるこ
とにより、画像の部分的転写抜け、画像上の白地かぶ
り、非磁性トナーの飛散を防止することができる。
供給口の近傍、且つ、撹拌手段の現像剤搬送方向下流に
配設されている磁界発生手段が、撹拌手段近傍に磁性キ
ャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄せられた磁性キャ
リアと供給された非磁性トナーとを撹拌するようになっ
ているので、現像剤容器内に供給された非磁性トナーを
ほぐし、現像剤容器内の現像剤と充分撹拌し、磁性キャ
リアと非磁性トナーとが効率よく接触するようになるこ
とにより、画像の部分的転写抜け、画像上の白地かぶ
り、非磁性トナーの飛散を防止することができる。
【0080】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、磁束密度が500G以上3000G以下の磁界発生
手段が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌
手段が引き寄せられた磁性キャリアと供給された非磁性
トナーとを撹拌するようになっているので、現像剤容器
内に供給された非磁性トナーをほぐし、現像剤容器内の
現像剤と充分撹拌し、磁性キャリアと非磁性トナーとが
効率よく接触するようになることにより、画像の部分的
転写抜け、画像上の白地かぶり、非磁性トナーの飛散を
防止することができる。
ば、磁束密度が500G以上3000G以下の磁界発生
手段が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌
手段が引き寄せられた磁性キャリアと供給された非磁性
トナーとを撹拌するようになっているので、現像剤容器
内に供給された非磁性トナーをほぐし、現像剤容器内の
現像剤と充分撹拌し、磁性キャリアと非磁性トナーとが
効率よく接触するようになることにより、画像の部分的
転写抜け、画像上の白地かぶり、非磁性トナーの飛散を
防止することができる。
【0081】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
現像剤容器と着脱自在に保持された磁界発生手段が、撹
拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き
寄せられた磁性キャリアと供給された非磁性トナーとを
撹拌するようになっているので、現像剤容器内に供給さ
れた非磁性トナーをほぐし、現像剤容器内の現像剤と充
分撹拌し、磁性キャリアと非磁性トナーとが効率よく接
触するようになることにより、画像の部分的転写抜け、
画像上の白地かぶり、非磁性トナーの飛散を防止するこ
とができると共に、現像剤容器内の現像剤の交換が可能
となる。
現像剤容器と着脱自在に保持された磁界発生手段が、撹
拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き
寄せられた磁性キャリアと供給された非磁性トナーとを
撹拌するようになっているので、現像剤容器内に供給さ
れた非磁性トナーをほぐし、現像剤容器内の現像剤と充
分撹拌し、磁性キャリアと非磁性トナーとが効率よく接
触するようになることにより、画像の部分的転写抜け、
画像上の白地かぶり、非磁性トナーの飛散を防止するこ
とができると共に、現像剤容器内の現像剤の交換が可能
となる。
【0082】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、差込栓と一体的に構成された磁界発生手段が、撹拌
手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄
せられた磁性キャリアと供給された非磁性トナーとを撹
拌するようになっているので、現像剤容器内に供給され
た非磁性トナーをほぐし、現像剤容器内の現像剤と充分
撹拌し、磁性キャリアと非磁性トナーとが効率よく接触
するようになることにより、画像の部分的転写抜け、画
像上の白地かぶり、非磁性トナーの飛散を防止すること
ができると共に、現像剤容器内の現像剤交換時に古い現
像剤を容易に取り除くことができる。
ば、差込栓と一体的に構成された磁界発生手段が、撹拌
手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄
せられた磁性キャリアと供給された非磁性トナーとを撹
拌するようになっているので、現像剤容器内に供給され
た非磁性トナーをほぐし、現像剤容器内の現像剤と充分
撹拌し、磁性キャリアと非磁性トナーとが効率よく接触
するようになることにより、画像の部分的転写抜け、画
像上の白地かぶり、非磁性トナーの飛散を防止すること
ができると共に、現像剤容器内の現像剤交換時に古い現
像剤を容易に取り除くことができる。
【0083】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
磁界発生手段が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄
せ、撹拌手段が引き寄せられた磁性キャリアと供給され
た非磁性トナーと撹拌するようになっているので、現像
剤容器内に供給された非磁性トナーをほぐし、現像剤容
器内の現像剤と充分撹拌し、磁性キャリアと非磁性トナ
ーとが効率よく接触するようになることにより、画像の
部分的転写抜け、画像上の白地かぶり、非磁性トナーの
飛散を防止することができる。
磁界発生手段が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄
せ、撹拌手段が引き寄せられた磁性キャリアと供給され
た非磁性トナーと撹拌するようになっているので、現像
剤容器内に供給された非磁性トナーをほぐし、現像剤容
器内の現像剤と充分撹拌し、磁性キャリアと非磁性トナ
ーとが効率よく接触するようになることにより、画像の
部分的転写抜け、画像上の白地かぶり、非磁性トナーの
飛散を防止することができる。
【0084】更に、本出願にかかる第七の発明によれ
ば、供給口の近傍、且つ、撹拌手段の現像剤搬送方向下
流に配設されている磁界発生手段が、撹拌手段近傍に磁
性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄せられた磁性
キャリアと供給された非磁性トナーとを撹拌するように
なっているので、現像剤容器内に供給された非磁性トナ
ーをほぐし、現像剤容器内の現像剤と充分撹拌し、磁性
キャリアと非磁性トナーとが効率よく接触するようにな
ることにより、画像の部分的転写抜け、画像上の白地か
ぶり、非磁性トナーの飛散を防止することができる。
ば、供給口の近傍、且つ、撹拌手段の現像剤搬送方向下
流に配設されている磁界発生手段が、撹拌手段近傍に磁
性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄せられた磁性
キャリアと供給された非磁性トナーとを撹拌するように
なっているので、現像剤容器内に供給された非磁性トナ
ーをほぐし、現像剤容器内の現像剤と充分撹拌し、磁性
キャリアと非磁性トナーとが効率よく接触するようにな
ることにより、画像の部分的転写抜け、画像上の白地か
ぶり、非磁性トナーの飛散を防止することができる。
【0085】又、本出願にかかる第八の発明によれば、
磁束密度が500G以上3000G以下の磁界発生手段
が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段
が引き寄せられた磁性キャリアと供給された非磁性トナ
ーとを撹拌するようになっているので、現像剤容器内に
供給された非磁性トナーをほぐし、現像剤容器内の現像
剤と充分撹拌し、磁性キャリアと非磁性トナーとが効率
よく接触するようになることにより、画像の部分的転写
抜け、画像上の白地かぶり、非磁性トナーの飛散を防止
することができる。
磁束密度が500G以上3000G以下の磁界発生手段
が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段
が引き寄せられた磁性キャリアと供給された非磁性トナ
ーとを撹拌するようになっているので、現像剤容器内に
供給された非磁性トナーをほぐし、現像剤容器内の現像
剤と充分撹拌し、磁性キャリアと非磁性トナーとが効率
よく接触するようになることにより、画像の部分的転写
抜け、画像上の白地かぶり、非磁性トナーの飛散を防止
することができる。
【0086】更に、本出願にかかる第九の発明によれ
ば、現像剤容器と着脱自在に保持された磁界発生手段
が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段
が引き寄せられた磁性キャリアと供給された非磁性トナ
ーとを撹拌するようになっているので、現像剤容器内に
供給された非磁性トナーをほぐし、現像剤容器内の現像
剤と充分撹拌し、磁性キャリアと非磁性トナーとが効率
よく接触するようになることにより、画像の部分的転写
抜け、画像上の白地かぶり、非磁性トナーの飛散を防止
することができると共に、現像剤容器内の現像剤の交換
が可能となる。
ば、現像剤容器と着脱自在に保持された磁界発生手段
が、撹拌手段近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段
が引き寄せられた磁性キャリアと供給された非磁性トナ
ーとを撹拌するようになっているので、現像剤容器内に
供給された非磁性トナーをほぐし、現像剤容器内の現像
剤と充分撹拌し、磁性キャリアと非磁性トナーとが効率
よく接触するようになることにより、画像の部分的転写
抜け、画像上の白地かぶり、非磁性トナーの飛散を防止
することができると共に、現像剤容器内の現像剤の交換
が可能となる。
【0087】又、本出願にかかる第十の発明によれば、
差込栓と一体的に構成された磁界発生手段が、撹拌手段
近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄せら
れた磁性キャリアと供給された非磁性トナーとを撹拌す
るようになっているので、現像剤容器内に供給された非
磁性トナーをほぐし、現像剤容器内の現像剤と充分撹拌
し、磁性キャリアと非磁性トナーとが効率よく接触する
ようになることにより、画像の部分的転写抜け、画像上
の白地かぶり、非磁性トナーの飛散を防止することがで
きると共に、現像剤容器内の現像剤交換時に古い現像剤
を容易に取り除くことができる。
差込栓と一体的に構成された磁界発生手段が、撹拌手段
近傍に磁性キャリアを引き寄せ、撹拌手段が引き寄せら
れた磁性キャリアと供給された非磁性トナーとを撹拌す
るようになっているので、現像剤容器内に供給された非
磁性トナーをほぐし、現像剤容器内の現像剤と充分撹拌
し、磁性キャリアと非磁性トナーとが効率よく接触する
ようになることにより、画像の部分的転写抜け、画像上
の白地かぶり、非磁性トナーの飛散を防止することがで
きると共に、現像剤容器内の現像剤交換時に古い現像剤
を容易に取り除くことができる。
【図1】本発明の第1実施形態にかかる画像形成装置の
概略構成を示す模式的断面図である。
概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に備えられた現像装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
略構成を示す模式的断面図である。
【図3】図2の現像装置の上面図である。
【図4】本発明の第2実施形態にかかる現像装置をの概
略構成を示す模式的断面図である。
略構成を示す模式的断面図である。
【図5】従来の画像形成装置の概略構成を示す模式的断
面図である。
面図である。
【図6】図5の画像形成装置に備えられた現像装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
略構成を示す模式的断面図である。
8 現像剤容器 9 現像装置 12 第二搬送スクリュ(撹拌手段) 16 補給口(供給口) 17 磁石(磁界発生手段) 20 栓(差込栓)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾形 隆雄 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 長谷川 和弘 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2H031 AB02 AC08 AC14 AC19 AC20 AC38 AD00 AD11 BA04 BB01 CA11 FA00 2H077 AA01 AA35 AB02 AB18 AC00 AD02 AD06 AD13 AD36 AE06 BA08 CA11 EA03 FA19 GA01
Claims (10)
- 【請求項1】 非磁性トナーと磁性キャリアとを含有す
る現像剤を収容する現像剤容器に設けられた供給口を経
て現像剤容器内へ非磁性トナーが供給される現像装置で
あって、現像剤容器内の現像剤を撹拌、所定位置へ搬送
する回転自在なスクリュ体である撹拌手段を有する現像
装置において、撹拌手段の近傍に配設され磁界を発生す
る磁界発生手段を有することを特徴とする現像装置。 - 【請求項2】 磁界発生手段は、供給口の近傍、且つ、
撹拌手段の現像剤搬送方向下流に配設されていることと
する請求項1に記載の現像装置。 - 【請求項3】 磁界発生手段は、磁束密度が500G以
上3000G以下であることとする請求項1又は請求項
2に記載の現像装置。 - 【請求項4】 磁界発生手段は、現像剤容器と着脱可能
に保持されていることとする請求項1乃至請求項3のい
ずれか一項に記載の現像装置。 - 【請求項5】 磁界発生手段は、現像剤容器下部に設け
られ現像剤容器内の現像剤を抜き取るための排出口のた
めの差込栓と一体的に構成されていることとする請求項
1乃至請求項4のいずれか一項に記載の現像装置。 - 【請求項6】 一連の画像形成プロセスによって形成さ
れた画像を記録媒体に記録する画像形成装置であって、
請求項1に記載の現像装置を備えることを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項7】 磁界発生手段は、供給口の近傍、且つ、
撹拌手段の現像剤搬送方向下流に配設されていることと
する請求項6に記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 磁界発生手段は、磁束密度が500G以
上3000G以下であることとする請求項6又は請求項
7に記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 磁界発生手段は、現像剤容器と着脱可能
に保持されていることとする請求項6乃至請求項8のい
ずれか一項に記載の画像形成装置。 - 【請求項10】 磁界発生手段は、現像剤容器下部に設
けられ現像剤容器内の現像剤を抜き取るための排出口の
ための差込栓と一体的に構成されていることとする請求
項6乃至請求項9のいずれか一項に記載の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10274280A JP2000089550A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10274280A JP2000089550A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000089550A true JP2000089550A (ja) | 2000-03-31 |
Family
ID=17539462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10274280A Withdrawn JP2000089550A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000089550A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006146013A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
US7783233B2 (en) | 2006-05-15 | 2010-08-24 | Ricoh Company, Ltd. | Developing device including improved conveying device, process cartridge and image forming apparatus using the same |
JP2010237254A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Sharp Corp | 現像装置および画像形成装置 |
US7904003B2 (en) | 2008-01-11 | 2011-03-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Developing device and image forming apparatus |
US7974548B2 (en) | 2007-08-09 | 2011-07-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Developing device and image forming apparatus including same |
JP2013057808A (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ |
JP2014052481A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Konica Minolta Inc | 現像装置および画像形成装置 |
-
1998
- 1998-09-11 JP JP10274280A patent/JP2000089550A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2013057808A (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
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|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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