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JP2000089304A - 撮影機器及びストロボ装置 - Google Patents

撮影機器及びストロボ装置

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JP2000089304A
JP2000089304A JP10252588A JP25258898A JP2000089304A JP 2000089304 A JP2000089304 A JP 2000089304A JP 10252588 A JP10252588 A JP 10252588A JP 25258898 A JP25258898 A JP 25258898A JP 2000089304 A JP2000089304 A JP 2000089304A
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JP
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time
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strobe
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JP10252588A
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Hajime Fukui
一 福井
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Canon Inc
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Publication date
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Priority to US09/388,292 priority patent/US6404987B1/en
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Priority to DE69942572T priority patent/DE69942572D1/de
Priority to EP05026141A priority patent/EP1640794B1/en
Priority to EP99117540A priority patent/EP0985958B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤレススレーブストロボおいて、マスタ
装置からの光信号を受信しない場合いつまでの待機状態
にあり、無駄に電力を消費する。 【解決手段】 電源電池の昇圧手段と、発光指令の受信
手段をもつワイヤレススレーブストロボで、少なくとも
昇圧手段と受信手段が動作する第1の状態と、昇圧手段
が停止し受信手段が動作する第2の状態と、昇圧手段と
受信手段が停止した第3の状態をもち、第1の状態で受
信手段が所定時間発光指令を受信しないと、第2の状態
に推移し、第2の状態で受信手段が所定時間発光指令を
受信しないと、第3の状態に推移するワイヤレスストロ
ボ構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラまたはマスタ
ストロボ等のマスター送信装置から空間的に離れた位置
に配置されたスレーブストロボ装置等の撮影機器の電源
の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来カメラから離れた位置に配置される
ワイヤレスストロボ装置はさまざまな製品が提案されて
おり、またスレーブ状態にした状態で放置すると、電源
電池の消耗を防ぐ為に、所定時間放置すると、自動的に
電源を遮断する製品が知られている。
【0003】また、特開平7―43793号公報には、
カメラ側から第1のパルス間隔の信号を受信すると、ス
トロボの昇圧回路の動作を開始し、第2のパルス間隔の
信号を受信すると、ストロボの昇圧回路の動作を停止す
る。ワイヤレスフラッシュが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記製品
では、スレーブストロボの電源の切れ忘れを防ぐと言う
面では好ましいが、所定時間経過後に電源が遮断される
と、再びスレーブストロボの電源を入れ直さなければな
らない。また、この電源が遮断される迄の時間一律に決
められており、ユーザーの要望に合致できない場合もあ
った。
【0005】また前記公報の発明では、ワイヤレスラッ
シュの電源を投入すると、ワイヤレスフラッシュに内蔵
されたマイコンおよび受光回路には常時電流が流れ続
け、放置すると電池を消耗してしまう。また、ワイヤレ
スフラッシュの電源を入れても、カメラからの昇圧開始
信号を受光できない場合は、昇圧回路が動作しないた
め、発光準備を行う事が出来ず、またワイヤレスフラッ
シュがカメラ側からの昇圧停止信号を受信できなかった
場合は昇圧回路が動作をし続ける。
【0006】本発明の目的とするところは、ワイヤレス
ストロボ等の撮影機器おいて、カメラ側の主ストロボ等
のマスター送信装置からの発光指令を所定時間受信しな
い場合は、発光指令を受信可能にして低消費電力状態に
遷移させたり、または更に、この時間から所定時間発光
指令を受信しない場合は、全ての電源をオフ状態する等
更に低消費電力状態に遷移される事により、通常撮影し
ている時間内ではスレーブストロボが昇圧回路の動作を
停止しても、手動で操作する事なくスレーブストロボの
電源をオンする事を可能にしたり、または更にそのま
ま、放置すると全ての電源が遮断されて、無駄な電池の
消費を極力防止出来るワイヤレスストロボ装置等の撮影
機器を提供する事である。さらに前記低消費電力に移行
する迄の時間および、電源オフになる迄の時間をユーザ
ーが任意に設定する事が可能な、使い勝手の良いワイヤ
レスストロボを提供する事である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明の請求項1では、マスタ送信装置からのワイヤレ
ス信号に応答して、所定の動作状態の制御を行なう撮影
機器において、第1の作動モードと該第1の作動モード
よりも低電力消費状態で作動する第2の作動モードを有
し動作状態の制御を行うコンピューターと、前記ワイヤ
レス信号を受信する受信回路を備え、前記コンピュータ
ーは、第1の時間の間前記第1の作動モードで作動し、
該第1の作動モードでの作動する第1の時間内に前記受
信回路にて前記ワイヤレス信号を受信しない場合はコン
ピュータの作動モードが第2の作動モードに移行するよ
うに構成した撮影機器を提供するものである。
【0008】また請求項2では請求項1の機器におい
て、前記撮影機器の構成として、コンピューターが、第
2の動作モードに移行した後第2の時間の間前記第2の
作動モードで作動し、該第2の時間内に前記受信回路に
て前記信号を受信しない時前記コンピュータは該第2の
作動モードよりもさらに電力消費が少ない第3の作動モ
ードに移行するようにして上記の目的を達成した撮影機
器を提供するものである。
【0009】また請求項3は、前記第3の作動モードは
コンピュータを不作動にするモードに構成し、請求項4
は請求項1から3において、前記コンピューターは、前
記第1の作動モードで作動中の前記第1の時間内に前記
受信回路にて前記信号を受信した時はその時点から再度
所定時間の間第1の作動モードで作動するように構成
し、請求項5は請求項4において前記所定時間は前記第
1の時間に設定して、請求項6は各請求項において、前
記コンピューターは前記第2のモードで作動中に前記受
信回路にて前記信号を受信した時は前記第1の作動モー
ドに復帰するように構成して、請求項7は各請求項の構
成において、前記コンピューターは撮影機器が所定の状
態になった時に第1の作動モードでの作動を開始するよ
うに構成し、請求項8は、請求項7おいて前記所定の状
態は電源が投入された状態であるように構成し、請求項
9は、各請求項におけるワイヤレス信号として光信号を
用い、受信回路として受光回路を用い、更に前記撮影機
器をストロボ装置に構成し、請求項10は、請求項9の
ストロボ装置は電池電圧を昇圧する昇圧回路及び該昇圧
回路にて昇圧された電圧を蓄積するメインコンデンサー
と、該コンデンサーの電圧にて発光する発光管を有する
とともに、前記コンピュータは前記第1の作動モードの
時前記受光回路を作動状態にするとともに前記昇圧回路
による昇圧動作の制御を行い、第2の作動モードの時前
記受光回路を作動状態に保持したまま前記昇圧回路の昇
圧動作を禁止するように構成し、請求項11は請求項10
において前記コンピューターは第2から第3の作動モード
への移行時昇圧回路の昇圧動作を禁止したまま前記受光
回路を不作動状態に移行させるように構成しそれぞれ上
記の目的を達成する機器を提供するものである。
【0010】また請求項12は、その構成として、マス
ター送信装置からのワイヤレス信号を受信して、動作制
御されるストロボ装置において、前記ストロボ装置は電
池電圧を昇圧するための昇圧回路及び前記ワイヤレス信
号を受信する受信回路及び制御回路を有し、制御回路は
第1の時間の間前記昇圧回路及び受信回路を作動状態に
する第1状態と、前記昇圧回路の動作を禁止し、受信回
路を作動状態に保持する第2状態とを有し、該制御回路
は第1の状態で第1の時間内に前記受信回路が前記信号を
受信しない時に前記第1の状態から第2の状態に移行する
ように構成し前記の目的を達成したストロボ装置を提供
するものである。
【0011】請求項13は請求項12において、前記ス
トロボ装置の制御回路は、第2の状態に移行した後第2
の時間の間前記第2の状態で作動し、該第2の時間内に
前記受信回路にて前記信号を受信しない時前記昇圧回路
をの動作を禁止したまま、前記受信回路を不作動にする
第3の状態を有するように構成し、請求項14は、請求
項12,13において前記制御回路は、前記第1の状態で作
動中の前記第1の時間内に前記受信回路にて前記信号を
受信した時はその時点から再度所定時間の間第1の状態
で作動するように構成し、請求項15は請求項12から1
4において前記制御回路は前記第2の状態で作動中に前
記受信回路にて前記信号を受信した時は前記第1の状態
に復帰するように構成し、請求項16は、請求項12から
15において前記制御回路はストロボ装置の電源の投入に
より第1の状態で作動するように構成し、それぞれ上記
の目的を達成するストロボ装置を提供するものである。
請求項17は、マスター送信装置からのワイヤレス信号
を受信して、動作制御されるストロボ装置において、前
記ストロボ装置は動作回路部及び前記信号を受信する受
信回路及び制御回路を有し、制御回路は第1の時間の間
前記動作回路部及び受信回路を給電状態にする第1状態
と、前記動作回路部の給電を禁止し、受信回路の給電を
保持する第2状態とを有し、該制御回路は第1の状態で第
1の時間内に前記受信回路が前記信号を受信しない時に
前記第1の状態から第2の状態に移行する構成として、上
記の目的を達成するストロボ装置を提供するものであ
る。請求項18は請求項17において、前記ストロボ装置
の制御回路は、第2の状態に移行した後第2の時間の間
前記第2の状態で作動し、該第2の時間内に前記受信回
路にて前記信号を受信しない時前記動作回路部の給電を
禁止したまま、前記受光回路の給電を禁止する第3の状
態を有するように構成し、請求項19は請求項17,18に
おいて前記制御回路は、前記第1の状態で作動中の前記
第1の時間内に前記受信回路にて前記信号を受信した時
はその時点から再度所定時間の間第1の状態で作動する
ように構成し、請求項20は、請求項17から19において
前記制御回路は前記第2の状態で作動中に前記受信回路
にて前記信号を受信した時は前記第1の状態に復帰する
ように構成し、請求項21は請求項17から20において前
記制御回路はストロボ装置の電源の投入により第1の状
態で作動するように構成し上記の目的をそれぞれ達成す
るストロボ装置を提供するものである。
【0012】請求項22は、マスター送信装置からのワ
イヤレス信号を受信し、動作制御を行うストロボ装置に
おいて、該ストロボ装置は電源電池を昇圧する昇圧手段
と、該昇圧手段により昇圧された電圧を蓄積する主コン
デンサーと、閃光発光手段と、発光指令の受信手段と、
前記受信した発光指令に応じて前記閃光発光手段を制御
する発光制御手段と、昇圧手段の動作制御および受信手
段の動作制御を行うCPUを備え、該CPUは前記昇圧
手段と受信手段を作動させる第1の状態と、昇圧手段の
動作を停止し、受信手段を作動させる第2の状態と、昇
圧手段及び受信手段共に動作停止させる第3の状態を有
し、更に該CPUは、第1の状態で、受信手段が受信し
ない時は、第1の時間経過後に第2の状態に推移し、ま
た第2の状態で、受信手段が受信しない時は、第2の時
間経過後に第3の状態に推移するとともに、第2の状態
で受信手段がワイヤレス信号を受信した時に第1の状態
に推移するように構成し上記の目的を達成したストロボ
装置を提供するものである。
【0013】請求項23は、請求項22において、前記第
1の経過時間および、第2の経過時間は前記受信手段が
発光指令を受信すると、共にリセットされるように構成
し、請求項24は請求項22,23において前記ストロボ装
置は動作を表示する表示手段を有し、該表示手段は前記
CPUが第1の状態にある時の表示と、第2の状態であ
る時の表示と第3の状態である時にそれぞれ異なる表示
状態を示すように構成し、状態を撮影者に知らせしめる
ストロボ装置を提供するものである。
【0014】請求項25は、請求項22から24におい
て、前記CPUは動作速度切換手段を有し、前記第2の
状態の時は動作速度を低下させ、第3の状態の時は動作
クロックを停止したSTOP状態となるように構成した
ストロボ装置を提供するものである。
【0015】請求項26は請求項22において、前記第1
の時間または第2の時間を設定する設定手段を有するよ
うに構成し、撮影者が使用しやすい時間の設定を可能な
ストロボ装置を提供するものである。
【0016】請求項27は各項のワイヤレス信号を光信号
として、受信回路を受光回路としたストロボ装置を提供
するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下図面を参
照して本発明の実施の形態に関して説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施形態におけるワ
イヤレスストロボシステムの電気回路ブロック図を示し
ている。
【0019】201は電源であるところの電池、202
は公知の昇圧回路であり、電池電圧を数100Vに昇圧
する。203は発光エネルギーを蓄積する主コンデン
サ、204、205は抵抗であり、主コンデンサ203
の電圧を所定比に分圧する。206は発光電流を制限す
る為の第1のコイル、207は発光停止時に発生する逆
起電圧を吸収する為の第1のダイオード、208は発光
電流を制限する為の第2のコイル、209は発光停止時
にコイル8に発生する逆起電圧を吸収する為の第2のダ
イオード。19は発光手段であると共に、スレーブスト
ロボ装置への制御情報の出力手段であるところのXe
管、211はトリガ発生回路、212はIGBTなどの
発光制御回路、213はコイル208をバイパスさせる
為のスイッチング素子であるところのサイリスタであ
り、Xe管19を用いてワイヤレス通信を行う時にXe
管19から短い光パルスを発生させる場合、および、閃
光発光時の発光停止時の停止制御性を良くする際にコイ
ル208に電流を流さない様にサイリスタ213で発光
電流をバイパスさせる。214はサイリスタ213ター
ンオンさせる為にサイリスタ213の制御極であるゲー
トに電流を流す為の抵抗、215は、サイリスタ213
がオフ状態の時に該サイリスタのゲートにノイズが印加
されてターンオンする事を防止するためのゲート電位安
定化抵抗、216は、サイリスタ213を急速にオンさ
せる為のコンデンサ、217はイリスタ213がオフ状
態の時に該サイリスタのゲートにノイズが印加されてタ
ーンオンする事を防止するためのノイズ吸収コンデン
サ、218はサイリスタ213のゲート電流をスイッチ
ングする為のトランジスタ、219、220は抵抗、2
21はトランジスタ218をスイッチングする為のトラ
ンジスタ、222、223は抵抗である。230はデー
タセレクタであり、Y0、Y1の2入力の組み合わせに
より、D0、D1、D2を選択してYに出力する。23
1はフラット発光の発光光度制御用のコンパレータ、2
32は閃光発光時の発光量制御用のコンパレータ、32
はフラット発光制御用の受光センサであるところのフォ
トダイオードであり、発光手段であるXe管19の光出
力をモニタする。234はフォトダイオード32に流れ
る微少電流を増幅すると共に光電流を電圧に変換する測
光回路、31は閃光発光制御用の受光センサであるとこ
ろのフォトダイオードであり、発光手段であるXe管1
9の光出力をモニタする。236はフォトダイオード3
1に流れる光電流を対数圧縮するとともにXe管19の
発光量を圧縮積分する為の測光積分回路である。238
はストロボ全体の動作を制御するマイコンであり、22
はカメラ本体との通信を行う為にホットシューに設けら
れた接点群、240はストロボの動作状態を表示する表
示手段であるところの液晶ディスプレイ、241はスト
ロボのワイヤレス動作状態を設定するワイヤレスセレク
タースイッチ、242はストロボの電源オンオフを制御
する電源スイッチ、243はストロボの充電完了を表示
するLED、244はストロボが適正光量で撮影出来た
事を表示する調光表示LED、245は公知のモータ制
御回路、246はカメラ本体に装着されたレンズの焦点
距離に合致してXe管19および反射笠20を移動し、
照射角を設定する為のモータ、247は液晶240を照
明する為の不図示のELまたはLED等によるバックラ
イトの点灯スイッチ、248はストロボの発光モードを
選択する為のモードスイッチ、249は発光モードに付
随したパラメータ(例えばマニュアル発光時の発光量
等)を選択する為のスイッチ、250は前記パラメータ
設定値を増加させる為のアップスイッチ、251は前記
パラメータを減少させる為のダウンスイッチ、252は
手動で発光照射角を設定する為のズームスイッチ、25
3、254、255は発光照射角の位置を示すエンコー
ダ、256はカメラ側からの制御情報の受信手段である
ところのフォトダイオード、257はフォトダイオード
256流れる光電流を増幅し、電圧に変換する受光回
路、260はテスト発光スイッチである。
【0020】271は発振器で公知のセラミック振動子
または水晶発振子などであり、マイコン238に動作ク
ロックを供給する。この動作クロックをうけて、マイコ
ン238内部の発振制御回路238Cは、マイコン23
8の各部に動作クロックを供給する。この発振制御回路
238Cは入力された動作クロックを分周してマイコン
各部に供給する際に、プログラムによりその分周比を変
化させる事が可能であり、分周を行わないハイスピード
モードと1/64、1/256、1/1024のロース
ピードモードを選択する事ができ、ロースピードモード
に設定するとマイコン238の消費電流を分周比に応じ
て極端にすくなくする事ができる。
【0021】272はアナログ回路(動作回路部)へ給
電制御する為のトランジスタで、測光回路234、測光
積分回路236、コンパレータ231、232、データ
セレクタ230、モータドライバ245等に給電する。
【0022】273はベース抵抗、274はワイヤレス
通信の受光回路257への給電制御を行うトランジスタ
で、274はベース抵抗である。
【0023】次にマイコン238の各端子を説明する。
【0024】CNTはDC/DCコンバータ2の充電を
制御する制御出力端子、LCDSは液晶240を表示点
灯する為の配線群、COM1はスイッチ241のグラン
ド電位に相当する制御出力端子、NORMはストロボの
動作状態が通常撮影状態(ワイヤレスモードではない)
時に選択される入力端子、MASTERはストロボの動
作状態がワイヤレスマスターモード、すなわちカメラホ
ットシュー接点群22を用いてカメラに接続され、ワイ
ヤレススレーブストロボの動作を制御する状態である時
に選択される入力端子、SLAVEはストロボの動作状
態がワイヤレススレーブモード、すなわちカメラから離
れた位置に設置され、マスターストロボからの発光制御
光信号を受光素子256で受信し、ストロボの発光を制
御する状態である時に選択される入力端子である。次に
COM2はスイッチ242のグランド電位に相当する制
御出力端子、OFFはストロボが電源オフ時に選択され
る入力端子、ONはストロボが電源オン時に選択される
入力端子、SEはストロボが所定時間経過後に電源オフ
状態になる時に選択される入力端子である。
【0025】CLKはカメラとのシリアル通信の同期ク
ロック入力端子、DOは同期クロックに同期して、スト
ロボからカメラにシリアルデータを転送する為のシリア
ルデータ出力端子、DIは同期クロックに同期して、カ
メラからストロボにシリアルデータを転送する為のシリ
アルデータ入力端子、XはカメラのX接点の入力端子、
PIは入力情報であるワイヤレス光信号の入力端子、M
0、M1はモータドライバの4種類の動作状態(CW駆
動,CCW駆動,モータオフ、モータブレーキ)を制御
する為の出力端子、ZOOM0、ZOOM1、ZOOM
2は前述のズーム位置を示すエンコーダ253、25
4、255を入力する入力端子、COM0はズームエン
コーダ等のグランド電位に相当する制御出力端子、ZO
OMは前述ズーム位置設定スイッチ252の入力端子、
DOWNは前述発光パラメータの減少スイッチ251の
入力端子、UPは前述発光パラメータの増加スイッチ2
50の入力端子、SEL/SETは前述のデータ選択ス
イッチ249の入力端子、MODEは前述の発光モード
選択スイッチ248の入力端子、LIGHTは前述の照
明スイッチ247の入力端子、TESTはテスト発光ス
イッチ260の入力端子、YINはデータセレクタ23
0の出力状態検出の為の入力端子、INTは測光積分回
路236の積分制御出力端子であり、AD0は測光積分
回路236の発光量を示す積分電圧を読み込む為のA/
D変換入力端子であり、DA0はコンパレータ231お
よび232のコンパレート電圧を出力する為のD/A出
力端子である。
【0026】Y0、Y1は前述データセレクタ230の
選択状態設定出力端子であり、TRIGは発光トリガ発
生出力端子であり、SCR_CTRLはサイリスタ21
3の制御出力端子、OSCは発振回路271からの動作
クロック入力端子である。
【0027】AVCはアナログ回路に通電制御するため
の制御端子、PVCはワイヤレス受光部に給電制御する
為の制御端子である。
【0028】次に図2は第1の実施形態におけるストロ
ボ装置の外観図である。各スイッチおよび表示等は図1
と同じ番号を附って有るので、説明は省略する。なお、
258は前述の情報受信手段であるフォトダイオード2
56の受光窓であり、この中にフォトダイオードが配置
される。また270はカメラと接続する為のシュー部で
ある。
【0029】次に図3はマスターストロボMSと、1台
のスレーブストロボSSを用いたワイヤレス撮影例を示
す図である。
【0030】カメラ1にホットシュー2を介して接続さ
れたマスターストロボMSは前述のワイヤレスモード選
択スイッチ241がMASTERに設定されてあり、ス
レーブストロボSSは前述のワイヤレスモード選択スイ
ッチ241がSLAVEに設定されている。マスタース
トロボMSの発光制御光は被写体に反射して受光窓25
8から受光されてスレーブストロボSSの発光を制御す
る。
【0031】次にストロボ背面に配置された液晶表示器
240の表示例を説明する。
【0032】図4は1灯ワイヤレス撮影時のストロボの
液晶表示器240の表示例である。同図において、A)
は通常モード時の表示例であり、B)はワイヤレスマス
ターモードに設定した場合の表示例であり、C)はワイ
ヤレススレーブモードに設定した場合の表示例であり、
D)はスレーブモードに於いて、受光回路に給電したま
ま、昇圧回路の動作を停止したSE(セーブエナジー)
モードの場合の表示例である。
【0033】同図において、301はストロボの発光モ
ード表示であり、A)の通常モードまたはB)のマスタ
ーモードの場合は発光モードに応じて自動調光モード
(ETTL)、マニュアル発光モード(M)、マルチ発
光モード(MULTI)の何れかが選択され、表示され
る。
【0034】一方C)のスレーブモード時ではマスター
ストロボから指示された発光モードが表示される。
【0035】302はフラット発光撮影時である事を示
す表示アイコンであり、通常モードあるいはマスターモ
ード時はフラット発光許可時に表示され、スレーブモー
ド時はマスターストロボからフラット発光が指示された
時に表示される。
【0036】303は設定ズーム位置を示すズーム表
示、304、305はワイヤレスモードを表示するアイ
コンであり、B)のマスターモードの場合は、304の
表示が外向きになり、C)のスレーブモードの場合は
(第3列目)304の表示が内向きとなる。
【0037】306はチャネル表示であり、複数の撮影
者が本発明のワイヤレスストロボシステムを同時に使う
場合に、混信しないように設定したチャネルが表示され
る。
【0038】307はスレーブモードが選択された時に
表示されるスレーブモード表示であり、多灯発光のグル
ープを選択する為にABCの3状態の何れかか表示され
る。
【0039】308は前述のセーブエナジーモードであ
る事を示す表示である。
【0040】次に図3におけるマスターストロボMSと
スレーブストロボSSの間で行われるワイヤレス通信の
例を図5を用いて説明する。
【0041】図5はスレーブストロボをプリ発光させる
時にマスターストロボMSが発生するワイヤレス光制御
信号を示す図である。
【0042】A)はカメラボディからストロボへシュー
を介して公知のシリアル通信を行う為の同期クロック信
号であり、B)は同様にカメラからストロボへのデータ
出力信号であり、C)は同様にストロボからカメラへの
データ出力信号である。
【0043】また、D)、E)はマスターストロボがX
e管19をパルス的に断続発光させて発生するスレーブ
ストロボへのワイヤレス光通信信号であり、D)はマス
ターストロボが制御専用モードの場合の発光信号を示し
ており、E)はマスターストロボがマスター発光モード
の場合の発光信号を示しており、F)はスレーブストロ
ボの発光を示している。
【0044】同図においてカメラから前述のシリアル通
信線を介してプリ発光指示が行われると、マスタースト
ロボはD)またはE)に示すワイヤレス光通信信号を発
生する。
【0045】その1バイト目はSTARTパルスとCH
パルスおよび、D7〜D0の合計10bitのデータで
構成されており、STARTとCH間隔がチャネル識別
信号を示し、続く所定間隔のD7〜D0が1バイトのデ
ータを示しており、その1バイトデータはD7〜D0の
光パルスの組み合わせで発光モード(プリ発光、メイン
発光、マニュアル発光、マルチ発光)と、閃光またはフ
ラット発光モードと、フラット発光時の発光時間等の情
報を圧縮して構成している。このコマンドの内容に関し
ては後述する。
【0046】続く2バイト目以降は所定間隔のSTAR
TパルスとD7〜D0が1バイトのデータを示し、前述
の発光モードに応じた発光量等のデータを示す。また、
ワイヤレス光通信信号の通信データ長は、発光モードに
応じて所定の長さが定義されており、図5に示したプリ
発光通信では2バイトの長さを持つ。なお、1バイト目
のみチャネル識別信号を重畳し、2バイト目以降は付与
しないのは、通信の長さを短縮する為である。
【0047】マスターストロボMSは前記ワイヤレス送
信をしている間はDO通信ラインをLoレベルに落とし
ており、送信終了すると、Hiレベルに戻す。
【0048】時刻t2にてカメラはDO通信ラインがH
iレベルに戻ったのを認識して、時刻t3にてCLK信
号ラインを引き下げてプリ発光開始を指示する。
【0049】マスターストロボMSはCLK通信ライン
が立ち下がった事を検出して、制御専用モードの場合は
図5(3)に示す発光開始光パルスを発生し、マスター
発光モードの場合は図5(4)に示すカメラから指示さ
れた所定時間、所定発光光度の発光が行われる。
【0050】一方スレーブストロボはマスターストロボ
MSからのワイヤレス光通信パルスの1バイト目、2バ
イト目を受信しチャネル番号、発光モード、発光時間、
発光量等の情報をデコードし、前述のマスターストロボ
の発光に同期して、図5(5)に示す所定の光量、所定
発光時間のプリ発光が行われる。
【0051】次に前述のワイヤレス通信の代表的なコマ
ンドを図6の通信テーブルを用いて説明する。図6は本
発明におけるワイヤレス通信の代表的な通信モードを示
す表である。
【0052】1バイト目はコマンドであり、詳細に説明
する為に1bit毎に表示している。また、1バイト目
のD7からD0は前述の図5に於けるD7からD0に相
当する。
【0053】1バイト目のD7ビットに記載してあるF
Sは、閃光発光とフラット発光を示すビットであり、閃
光発光の時は0、フラット発光の時は1である。また、
マルチ発光は閃光発光で行われるので0である。D6か
らD3はコマンド名で示される発光モードを示す。D2
ビットからD0ビットは発光時間を示し、T2、T1、
T0の3ビットの組み合わせで8通りの時間を表し、フ
ラットプリ発光時はプリ発光時間を示し、本発光時は、
シャッタ速度と幕速に応じたフラット発光の発光時間を
示している。
【0054】2バイト目から5バイト目までは各発光コ
マンドに続くデータであり、コマンドに応じた長さをも
ち、発光量、マルチ発光の周波数、マルチ発光回数の等
のデータである。
【0055】また、マルチ発光時の3バイト目から5バ
イト目にあるF/Cは、マルチ発光の周波数と発光回数
を示すデータであり、1バイトを4bitずつに分割し
て、周波数と発光回数を表している。また、テスト発光
時のデータは、図6下のテスト発光モード表にしめす内
容であり、多灯光量比などのモードに応じたテスト発光
を指示するデータとなっている。
【0056】これらのコマンドとデータの組み合わせ
で、スレーブストロボの発光制御を行うわけである。
【0057】次にワイヤレス通信発光動作時の回路的な
動作を説明する。
【0058】マスターストロボマイコン238(図1)
はカメラからのワイヤレス通信指示を受信すると、DA
0出力端子より、ワイヤレス光通信に必要な光パルスの
光量に応じた所定の電圧を発生する。
【0059】次にY0にLo、Y1をHiレベルに設定
し、データセレクタ230のD2入力を選択する。この
際Xe管19は未発光なので、センサ32に光電流は流
れず、コンパレータ231の出力はLoレベルであるの
でコンパレータ231の出力はHiレベルであり、発光
制御回路212は導通状態となる。さらにSCR_CT
RL端子をHiレベルに設定しトランジスタ221、ト
ランジスタ218をオンすると、トランジスタ218抵
抗214を通ってサイリスタ231のゲートにゲート電
流がながれ、サイリスタ213はオン状態となり、TR
IG端子から所定時間HI信号を出力すると、発光制御
回路212は導通状態であるので、Xe管19が発光を
開始する。この際、Xe管19に流れる電流はコンデン
サ203、コイル206、サイリスタ213を通って流
れる。すなわち、コイル208をサイリスタ213でバ
イパスする事により高速ワイヤレス通信に必要な立ち上
がりの鋭い光パルスが得られる。
【0060】発光が開始されXe管に電流が流れ、光量
は徐々に増加し、発光をモニタするセンサ32の出力が
所定電圧になると、コンパレータ231の出力がHiレ
ベルからLoレベルに反転し、その出力はD2、Yを通
って発光制御回路212を遮断状態にするので、発光が
停止される。同時にマイコン238はYIN端子でモニ
タしているY出力がLoレベルになったのを検知してY
1、Y0端子をLo、Loレベルに設定し、強制的に発
光停止状態とする。
【0061】以降同様にして、送信1バイト目は所定時
間後にチャネル識別信号CH.を発生する。このチャネ
ル識別信号は複数のスレーブストロボSSがある場合に
チャネルを選択して混信を防ぐためのものである。続い
て送信データの内容に応じてD7〜D0の必要ビットを
等間隔で発光する。
【0062】通信2バイト目以降は、スタートパルスの
あとに送信データの内容に応じてD7〜D0の必用ビッ
トを等間隔で発光する。
【0063】次に図7のフローチャートを用いて、スレ
ーブモードにセットした場合のストロボマイコン238
の動作を説明する。
【0064】〔ステップ100〕マイコン238は電源
が投入されると入出力ポートの初期化を行う。
【0065】〔ステップ101〕マイコンの動作クロッ
クモードをハイスピードクロックモードに設定するとと
もに後述のストロボの動作時間をカウントする内部タイ
マ(タイマ1)を初期化してスタートする。
【0066】〔ステップ102〕AVC端子をローレベ
ルに設定してトランジスタ272を導通状態にし、前述
の各アナログ回路に給電する。
【0067】〔ステップ103〕PVC端子をローレベ
ルに設定してトランジスタ274を導通状態にし、前述
のワイヤレス受光回路257に給電する。
【0068】〔ステップ104〕CNT端子をローレベ
ルに設定して昇圧回路202の動作を許可する。
【0069】〔ステップ105〕ワイヤレス通信割込の
発生を許可する。
【0070】〔ステップ106〕前述のマイコンの動作
クロックモードに応じてハイスピード(通常動作状態)
であればステップ107に分岐し、ロースピード(SE
動作状態)であればステップ116に分岐する。
【0071】〔ステップ107〕クロックモードがハイ
スピードの時にその経過時間をカウントする為のマイコ
ン238の内部タイマ1のカウント値が第1所定値(S
Eモード移行時間)より小さければステップ108に分
岐し、第1所定値以上(所定時間以上)であればSEモ
ードに移行する為にステップ111に分岐する。なお、
この内部タイマ1がリセットされる条件に関しては後述
する。
【0072】〔ステップ108〕通常動作状態の場合
は、AD1入力端子よりモニタした主コンデンサ203
の電圧に応じて、所定電圧より低ければCNT端子をロ
ーレベルに設定して、昇圧回路202を動作させ、所定
電圧より高ければCNT端子をハイレベルに設定して、
昇圧回路202を停止させる事により主コンデンサ20
3が所定の電圧となる様に制御する。
【0073】〔ステップ109〕AD1端子よりモニタ
したメインコン電圧が発光可能な所定電圧以上であれ
ば、充完LED243を点灯し、低ければ消灯する。
【0074】〔ステップ110〕ストロボの状態に応じ
て図4C)の例に示す表示を行う。
【0075】〔ステップ111〕一方タイマ1が所定値
(SEタイマ移行時間)になった場合、すなわちワイヤ
レス情報を受信せず、発光処理も行われなかった場合
は、CNT端子をハイレベル(ハイインピーダンス)に
設定し、昇圧回路202の動作を停止する。
【0076】〔ステップ112〕AVC端子をハイレベ
ル(ハイインピーダンス)に設定し、アナログ回路の給
電を停止する。
【0077】〔ステップ113〕SEモードに移行した
事を示す為に図4D)の表示を行う。また、充完表示の
LED243および、調光確認表示のLED244を消
灯する。
【0078】〔ステップ114〕マイコンの動作クロッ
クモードをロースピードに設定する。
【0079】〔ステップ115〕SEモードの経過時間
を計測する為に、タイマ1をリセットして再起動する。
【0080】以上のステップ111からステップ114
の処理で、ストロボはマイコン238および、受光回路
256のみ給電された状態となり、なおかつマイコン2
38のクロックモード(通常動作モード)をロースピー
ドモード(通常動作モードよりも電力消費の少ない低電
力消費モード)にする事により、ストロボ全体は極端に
消費電流の少ない状態となる。
【0081】〔ステップ116〕他方、ストロボの動作
がSEモードの時は、SEモードの経過時間を計測する
為のタイマ(タイマ1)を監視し、該タイマが第2の所
定値(SEモード終了時間)よりも小さい場合はステッ
プ106に戻り、第2の所定値以上の場合はステップ1
17に分岐する。
【0082】〔ステップ117〕SEモードに移行し
て、第2の所定時間の間発光制御信号を受信しない場合
は電源オフ処理を行うためにまず受光部の給電をする為
にPVC端子をハイレベル(ハイインピーダンス)状態
に設定する。
【0083】〔ステップ118〕表示LCD240を消
灯する。
【0084】〔ステップ119〕マイコン238の動作
クロックを停止し、STOP状態となり電流の消費は遮
断され、ストロボは動作を停止する。
【0085】次に図8、図9のフローチャートを使っ
て、ストロボが発光制御信号を受信した時の処理を説明
する。
【0086】スレーブストロボは受信手段であるフォト
ダイオード256に、マスターストロボからのワイヤレ
ス情報信号を受信すると、受光回路257を通して、信
号を増幅およびフィルタリングされ、光パルスのような
早い立ち上がりの信号のみがマイコン238にPI端子
に入力されて、最初のSTARTパルス(図5のD)ま
たはE)に示すSTARTパルス)が入力されるとワイ
ヤレス通信割込が発生し、以下の処理が行われる。
【0087】〔ステップ201〕識別信号間隔を計測す
る為にマイコン238内部のタイマ2(CH計測タイ
マ)をスタートする。
【0088】〔ステップ202〕マイコンの動作スピー
ドがハイスピード(通常動作状態)の場合はステップ2
06に分岐し、ロースピードの場合は(SEモード状
態)の場合はステップ203に分岐する。
【0089】〔ステップ203〕マイコンの動作スピー
ドをハイスピードに設定する。
【0090】〔ステップ204〕AVC端子をローレベ
ルに設定してトランジスタ272をオン状態に設定し、
前述のアナログ回路に給電を行う。
【0091】〔ステップ205〕昇圧回路202の動作
を許可する。また昇圧回路を作動させる。
【0092】〔ステップ206〕CH.パルスが入力さ
れると、ステップ201で起動したCH計測タイマ(タ
イマ2)を停止し、STARTパルスからCH.パルス
までの時間を計測してチャネルを識別する。
【0093】〔ステップ207〕CHパルスに続く1バ
イト目のデータパルスを所定の等間隔でサンプリング
し、1バイト目を受信する。
【0094】〔ステップ208〕ステップ205で受信
したD7からD0のデータが、図6のコマンドに合致す
るか解析する。
【0095】〔ステップ209〕受信した1バイト目の
コマンドが図6のコマンドテーブルに合致しない場合は
コマンドエラーとしてステップ220に分岐する。
【0096】〔ステップ210〕受信したコマンドに応
じて、残り受信すべき受信長をセットする。
【0097】〔ステップ211〕受信すべき残りデータ
が0の場合はデータ受信処理を終了して、ステップ21
3に分岐する。
【0098】〔ステップ212〕ステップ207と同様
にして、残りのワイヤレス通信のSTARTパルスに続
くデータを受信する。
【0099】〔ステップ213〕受信したデータが適切
か判別し、不適切な場合は発光処理に進まず、ステップ
220に分岐する。
【0100】〔ステップ214〕マスターストロボの発
光開始信号(図5のDの(3)またはEの(4)の発光
の立ち上がり信号を受信すればステップ216に進み、
受信しない場合はステップ215に分岐する。
【0101】〔ステップ215〕所定時間発光開始信号
を受信できない場合は、タイムアウトとしてステップ2
20に分岐し、タイムアウトでない場合はステップ21
4に戻る。
【0102】〔ステップ216〕ステップ206で識別
したチャネルがスレーブストロボのチャネルに合致しな
い場合は発光処理を行わずステップ220に分岐する。
【0103】〔ステップ217〕主コンデンサ203の
電圧が発光可能電圧以上であれば、受信したコマンドお
よびデータに従った発光処理を行う。
【0104】〔ステップ218〕発光した状態(発光形
態:閃光発光、フラット発光、発光モード:自動調光、
マニュアル発光、マルチ発光、発光パラメータ:発光
量、発光回数、発光周波数など)を液晶表示器240に
表示する。
【0105】〔ステップ219〕図7のフローチャート
で説明した、ストロボの動作時間計測タイマであるタイ
マ1を0にリセットする。
【0106】〔ステップ220〕コマンドエラー、デー
タエラーなどの場合は発光処理を行わず、所定時間待機
したのち次のデータの受信待ちとしてワイヤレス通信割
込処理を終了する。
【0107】次に上記説明した内部タイマ1の動作とス
トロボのモードを図10のタイミングチャートを用いて
説明する。
【0108】同図においてA)はカメラに装着した、マ
スターモードにセットしたストロボのワイヤレス通信波
形であり、B)はスレーブモードにセットしたストロボ
の発光波形であり、C)はスレーブモードにセットした
場合のマイコン238の内部タイマ1のカウント状態を
示し、D)はスレーブモードにセットしたストロボのク
ロックモードをしめしている。
【0109】同図において時刻t1においてスレーブス
トロボの電源が投入されると、前述の様に、スレーブス
トロボは昇圧回路を含めた全ての回路が動作する通常モ
ードとなっており、一方マイコンの内部タイマ1は経過
時間と共にカウントアップしていく。
【0110】時刻t2にてマスターストロボからのワイ
ヤレス通信を受信すると、スレーブストロボは、マスタ
ーストロボから指示された発光条件で発光するととも
に、内部タイマを0にリセットする。
【0111】その後再び時間の経過とともに内部タイマ
はカウントアップしていき、第1の所定カウント値にな
ると、時刻t3に於いて、前述の様に発振回路を停止
し、受光回路以外のアナログ回路の給電を停止し、マイ
コン自体も動作モードをロースピードモードに変更した
SEモードになる。なお、このSEモードの間にマスタ
ーストロボからワイヤレス通信が行われた場合は、前述
の様に、マイコンの動作モードをハイスピードモードに
戻し、発振回路の動作を開始し、各アナログ回路に給電
し、内部タイマ1をリセットした、同図に於ける時刻t
1の状態の通常モードに戻る。なお、この際、主コンデ
ンサ203の電圧が発光可能な所定電圧であれば、マス
ターストロボから指示された発光条件の発光が行われ
る。
【0112】一方マスターストロボからのワイヤレス通
信も受信せず、内部タイマ1が第2の所定カウント値に
なる時刻t4で、前述の様に受光部への給電も停止し、
マイコンは動作クロックを停止したSTOP状態にな
る。
【0113】次に前述のSEモードに移行する時間およ
び、SEモードになってから電源を遮断するまでの時間
の設定方法を説明する。
【0114】図11は前述の液晶表示240の表示例で
あり、A)はSEモードに移行する時間の設定画面を表
し、B)はSEモードになってから電源を遮断するまで
の時間の設定画面を表している。
【0115】同図において320のCF−0またはCF
−1はカスタムファンクションの略であり、撮影者がス
トロボの様々な機能を個別設定できるモードであり、図
2でしめした照明スイッチ247を所定時間連続して押
し続けるとカスタムファンクション設定画面になる。
【0116】本実施形態ではCF−0がSEモードに移
行する時間の設定ファンクションであり、CF−1がS
Eモードになってから電源を遮断するまでの時間の設定
ファンクションである。
【0117】このCF番号は図2でしめしたSELスイ
ッチ249を押す度に数値が大きくなり、撮影者が設定
したいカスタムファンクションの番号を選択する事がで
きる。
【0118】また、321はカスタムファンクションの
設定値をあらわし、たとえば図11A)の表示ではCF
−0の設定時間は01(1時間)である事を示してお
り、図11B)表示ではCF−1の設定時間は99(9
9時間)である事を示している。このカスタムファンク
ションのパラメータ321は図2の+スイッチ250ま
たH−スイッチ251で増減設定する事ができ、SEL
スイッチ249を押す事により、もしくは、スイッチ操
作後所定時間が経過すると確定する。
【0119】なお、このカスタムファンクション設定画
面は照明スイッチ247を再度押す事により、解除され
る。この様にして、撮影者は、SEモードに移行する時
間および、SEモードになってから電源を遮断するまで
の時間を自分の撮影条件に合致して自由に設定する事が
できる。
【0120】以上説明したように、本発明第1の実施形
態のワイヤレスストロボでは、撮影者が連続して撮影を
行うような場合は、常に昇圧手段が動作するので、マス
ターストロボの発光に対応したワイヤレス撮影が可能で
あり、撮影を一時休止した場合は、所定時間の経過後、
CPUと受光部以外の回路の給電を停止すると共に、昇
圧手段の動作を停止した低消費電流モード(SEモー
ド)となるので、電池のむだな消耗を極力防ぐ事が可能
となる。また、この状態でマスターストロボなどから、
テスト発光等の指示を行うと、即座に各部の給電を再開
するとともに昇圧回路の動作を開始するので、スレーブ
ストロボの電源を入れ直す事を行わなくとも、撮影可能
状態に復帰できる極めて操作性の高いワイヤレスストロ
ボを実現できる。また、前記SE状態が所定時間続いた
場合は、受光部の電源も遮断した電源オフ状態に遷移す
る事により、安全性の高いワイヤレススレーブストロボ
装置を提供することができる。
【0121】また、前記SEに移行する時間および、電
源オフ状態に移行する時間を自由に設定する事ができる
ので、撮影者の撮影条件に合致した使いやすいワイヤレ
ススレーブストロボ装置を提供することができる。
【0122】(第2の実施形態)第1の実施形態ではマ
スターストロボからコマンドとデータを送ってスレーブ
ストロボを制御する高度なワイヤレスストロボシステム
に適応した例を示したが、第2の実施形態ではマスター
ストロボの発光立ち上がりに同期してスレーブストロボ
が発光するいわゆるスレーブ発光モードを持ったワイヤ
レスストロボに適応した例を説明する。
【0123】図12は、本発明の第2の実施形態におけ
るワイヤレスストロボシステムの電気回路ブロック図を
示しており、基本的に第1の実施例の点線でかこったワ
イヤレスデータ通信を行う為の回路を省き、いわゆる一
般的なストロボの回路としている。また、データセレク
タ230を廃止し、コンパレータ232の出力を直接マ
イコン238のSTOP割込端子に入力している。
【0124】また発光制御回路212の制御はSTAR
T出力端子によりマイコンが直接行っている。
【0125】また、310は被写体の反射光を測光する
為の受光素子であり、ストロボの正面に被写体に向けて
配置されている。
【0126】なお、他の構成要素で第1図と同一のもの
は同じ記号を付与しているので説明を省略する。
【0127】次に図13は第2の実施形態におけるスト
ロボ装置の外観図である。各スイッチおよび表示等は図
2と同じ番号を附って有るので、説明は省略する。な
お、258は前述の情報受信手段であるフォトダイオー
ド256の受光窓であり、この中にフォトダイオードが
配置される。また280は前記被写体からの反射光を測
光する為の受光窓であり、この奧に前記受光素子310
が正面に向かって配置される。また第2の実施例では、
第1の実施例と異なり、スレーブストロボを制御する為
にコマンドの送信を行う、マスターモードは存在しない
ので、ワイヤレスモードセレクタ241のモードはNO
RMとSLAVEのみとなっている。
【0128】次に第2の実施形態における液晶240の
表示例を図14を例に説明する。同図において、A)は
通常モード時の表示を示し、B)ワイヤレススレーブモ
ード時の表示を示し、C)は前述のSE状態を示す。
【0129】同図において、第1の実施形態と異なる箇
所のみ説明する。A)の通常状態の表示におけるモード
表示310に示したTTLは、カメラが公知のTTL調
光制御を行う事を示している。
【0130】B)のスレーブストロボの表示状態におい
て、301のモード表示に示したAUTO表示は、いわ
ゆる外部調光モードである事を示し、309は絞りの設
定値で、310はISO感度の設定値である。この30
9と310はカメラにおける設定値であり、この2つの
パラメータをスレーブストロボで設定する事により、ス
レーブストロボは前述の受光素子310により被写体反
射光を測光して適正な調光発光を行ういわゆる外部調光
動作が行われる。
【0131】次に図15のタイミングチャートを用いて
スレーブストロボの発光動作を説明する。
【0132】同図において、A)はカメラ側ストロボの
発光波形であり、B)は受光回路257の出力電圧であ
る。同図に示す様に、受光回路257は他のストロボの
発光波形の様に急峻な光に応答して所定のパルス出力を
発生する公知の受光回路となっている。C)はマイコン
238のTRIG端子出力であり、トリガ回路211は
この信号を受けて、トリガ用の高圧をXe管19のトリ
ガ電極に印加する。D)はマイコン238のSTAT端
子出力電圧でありハイレベルの間発光制御回路212が
導通状態となる。従ってC)によるトリガ電圧印加と
D)の発光制御回路のオンでXe管19はE)に示す発
光波形で発光する。F)は測光積分回路236の出力電
圧であり、被写体反射光を受光センサ310で受光した
積分出力電圧であり、その出力電圧はコンパレータ23
2の+入力端子に印加され、一方ー入力端子は、絞り設
定値とISO感度設定値に応じた適正光量を得る為の所
定の電圧がマイコン238のAD0出力端子から出力さ
れているので、所定の露光量になると、G)で示したコ
ンパレータ236の出力電圧がローレベルからハイレベ
ルに変わり、マイコン238はその信号の変化を検出し
てSTART端子をローレベルにする事により、発光制
御回路212が遮断され、Xe管の発光は停止する。
【0133】次に図16のフローチャートを用いて、ス
レーブモードにセットした場合のストロボマイコン23
8の動作を説明する。
【0134】〔ステップ300〕マイコン238は電源
が投入されると入出力ポートの初期化を行う。
【0135】〔ステップ301〕マイコンの動作クロッ
クモードをハイスピードクロックモードに設定するとと
もに後述のストロボの動作時間をカウントする内部タイ
マ(タイマ1)を初期化してスタートする。
【0136】〔ステップ302〕AVC端子をローレベ
ルに設定してトランジスタ272を導通状態にし、第1
の実施例と同様に各アナログ回路に給電する。
【0137】〔ステップ303〕PVC端子をローレベ
ルに設定してトランジスタ274を導通状態にし、ワイ
ヤレス受光回路257に給電する。
【0138】〔ステップ304〕CNT端子をローレベ
ルに設定して昇圧回路202の動作を許可する。
【0139】〔ステップ305〕スレーブ割込の発生を
許可する。
【0140】〔ステップ306〕前述のマイコンの動作
クロックモードに応じてハイスピード(通常動作状態)
であればステップ307に分岐し、ロースピード(SE
動作状態)であればステップ316に分岐する。
【0141】〔ステップ308〕クロックモードがハイ
スピードの時にその経過時間をカウントする為のマイコ
ン238の内部タイマ1が第1所定値(SEモード移行
時間)より小さければステップ308に分岐し、第1所
定値以上であればSEモードに移行する為にステップ3
11に分岐する。なお、この内部タイマ1がリセットさ
れる条件に関しては後述する。
【0142】〔ステップ308〕通常動作状態の場合
は、AD1入力端子よりモニタした主コンデンサ203
の電圧に応じて、所定電圧より低ければCNT端子をロ
ーレベルに設定して、昇圧回路202を動作させ、所定
電圧より高ければCNT端子をハイレベルに設定して、
昇圧回路202を停止させる事により主コンデンサ20
3が所定の電圧となる様に制御する。
【0143】〔ステップ309〕AD1端子よりモニタ
したメインコン電圧が発光可能な所定電圧以上であれ
ば、充完LED243を点灯し、低ければ消灯する。
【0144】〔ステップ310〕ストロボの状態に応じ
て図14B)の例に示す表示を行う。
【0145】〔ステップ311〕一方タイマ1が所定値
(SEタイマ移行時間)になった場合、すなわちワイヤ
レス情報を受信せず、発光処理も行われなかった場合
は、CNT端子をハイレベル(ハイインピーダンス)に
設定し、昇圧回路202の動作を停止する。
【0146】〔ステップ312〕AVC端子をハイレベ
ル(ハイインピーダンス)に設定し、アナログ回路の給
電を停止する。
【0147】〔ステップ313〕SEモードに移行した
事を示す為に図13C)の表示を行う。また、充完表示
のLED243および、調光確認表示のLED244を
消灯する。
【0148】〔ステップ314〕マイコンの動作クロッ
クモードをロースピードに設定する。
【0149】〔ステップ315〕SEモードの経過時間
を計測する為に、タイマ1をリセットして再起動する。
【0150】以上のステップ311からステップ314
の処理で、ストロボはマイコン238および、受光回路
256のみ給電された状態となり、なおかつマイコン2
38のクロックモードをロースピードモードにする事に
より、ストロボ全体は極端に消費電流の少ない状態とな
る。
【0151】〔ステップ316〕他方、ストロボの動作
がSEモードの時は、SEモードの経過時間を計測する
為のタイマ(タイマ1)を監視し、該タイマが第2の所
定値(SEモード終了時間)よりも小さい場合はステッ
プ306に戻り、第2の所定値以上の場合はステップ3
17に分岐する。
【0152】〔ステップ317〕SEモードに移行し
て、第2の所定時間の間発光制御信号を受信しない場合
は電源オフ処理を行うためにまず受光部の給電をする為
にPVC端子をハイレベル(ハイインピーダンス)状態
に設定する。
【0153】〔ステップ318〕表示LCD240を消
灯する。
【0154】〔ステップ319〕マイコン238の動作
クロックを停止し、STOP状態となり電流の消費は遮
断され、ストロボは動作を停止する。
【0155】次に図17のフローチャートを使って、ス
トロボが発光制御信号を受信した時の処理を説明する。
【0156】カメラ側のストロボが発光すると、その発
光を検出して前述のように受光回路257から所定振幅
のパルス信号が発生し、その立ち上がりエッジを検出し
て、スレーブ割込が発生し、以下の処理が行われる。
【0157】〔ステップ401〕マイコンの動作スピー
ドがハイスピード(通常動作状態)の場合はステップ4
05に分岐し、ロースピードの場合は(SEモード状
態)の場合はステップ402に分岐する。
【0158】〔ステップ402〕マイコンの動作スピー
ドをハイスピードに設定する。
【0159】〔ステップ403〕AVC端子をローレベ
ルに設定してトランジスタ272をオン状態に設定し、
前述のアナログ回路に給電を行う。
【0160】〔ステップ404〕昇圧回路202の動作
を許可する。また昇圧回路202を作動させる。
【0161】〔ステップ405〕主コンデンサの電圧が
発光可能な所定電圧以上であれば、前述の図15のタイ
ミングチャートで説明した発光制御処理が行われる。
【0162】〔ステップ406〕図16のフローチャー
トで説明した、ストロボの動作時間計測タイマであるタ
イマ1を0にリセットする。
【0163】次に上記説明した内部タイマ1の動作とス
トロボのモードを図18のタイミングチャートに示す。
同図において、A)はカメラ側ストロボの発光である事
を除いて、図10と同一である。また、同図に於ける動
作も、図10ではA)はマスターストロボのワイヤレス
通信であったが、図18ではカメラ側ストロボの発光で
ある点を除いて図10と同一であり、第1の実施形態と
同様の動作を行うものである、説明を省略する。
【0164】以上説明したように、本発明第2の実施形
態のワイヤレスストロボにおいても、撮影者が連続して
撮影を行うような場合は、常に昇圧手段が動作するの
で、マスターストロボの発光に対応したワイヤレス撮影
が可能であり、撮影を一時休止した場合は、所定時間の
経過後、CPUと受光部以外の回路の給電を停止すると
共に、昇圧手段の動作を停止した低消費電流モード(S
Eモード)となるので、電池のむだな消耗を極力防ぐ事
が可能となる。また、この状態でマスターストロボなど
から、テスト発光等の指示を行うと、即座に各部の給電
を再開するとともに昇圧回路の動作を開始するので、ス
レーブストロボの電源を入れ直す事を行わなくとも、撮
影可能状態に復帰できる極めて操作性の高いワイヤレス
ストロボを実現できる。また、前記SE状態が所定時間
続いた場合は、受光部の電源も遮断した電源オフ状態に
遷移する事により、安全性の高いワイヤレススレーブス
トロボ装置を提供することができる。
【0165】また、カスタムファンクションによる前記
SEに移行する時間および、電源オフ状態に移行する時
間の設定も第1の実施例と同一であるので、その表示図
および説明は省略する。
【0166】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の請求項1か
ら9記載の撮影機器では、機器内のコンピュータの動作
状態をマスタから光信号等のワイヤレス信号の受信が所
定時間内に無い時に通常モードから低電力消費モードへ
移行させて、信号の入力を待ったり、または更にその後
所定時間経過しても信号を受信しない時はコンピュータ
をストップさせたり、または前記低電力消費モード状態
で、受信した時にはモードをただちに通常のモードに移
行させたり、通常モードまたは低電力消費モードで信号
を受信すると前記通常モードから低電力モードに移行さ
せるまでの時間の経過をリセットして再度時間経過をカ
ウントさせるようにしたので、コンピューターの電力消
費を好適なものとするとともに、操作性の良い撮影機器
を提供できるものである。
【0167】本発明の請求項12から23,24記載の
ストロボ装置では、撮影者が連続して撮影を行うような
場合は、常に昇圧手段または動作回路部分が動作するの
で、マスターストロボの発光に対応したワイヤレス撮影
が可能であり、撮影を一時休止した場合は、所定時間の
経過後、動作回路部分の給電を停止または及び、昇圧手
段の動作を停止した低消費電流モード(SEモード)と
なるので、電池のむだな消耗を極力防ぐ事が可能とな
る。また、この状態でマスターストロボなどから、テス
ト発光等の指示を行うと、即座に各部の給電を再開また
は及び昇圧回路の動作を開始するので、スレーブストロ
ボの電源を入れ直す事を行わなくとも、撮影可能状態に
復帰できる極めて操作性の高いワイヤレスストロボを実
現できる。また、前記SE状態が所定時間続いた場合
は、受光部の電源も遮断した電源オフ状態に遷移する事
により、電池の消費を防止するワイヤレススレーブスト
ロボ装置を提供することができる。
【0168】また、請求項26では前記SEに移行する時
間および、電源オフ状態に移行する時間を自由に設定す
る事ができるので、撮影者の撮影条件に合致した使いや
すいワイヤレススレーブストロボ装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のストロボの電気的構成
を示す電気回路ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態のストロボの外観図であ
る。
【図3】本発明の第1実施形態における撮影例を示す図
面である。
【図4】本発明の第1実施形態におけるストロボ装置の
表示器でのの表示例を示す説明図である。
【図5】本発明の第1実施形態におけるワイヤレス通信
を説明するタイミングチャートである。
【図6】本発明の第1実施形態におけるワイヤレス通信
コマンドを説明する図である。
【図7】本発明の第1実施形態におけるスレーブストロ
ボの動作を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の第1実施形態におけるスレーブストロ
ボのワイヤレス通信受信時の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図9】図8とともに本発明の第1実施形態におけるス
レーブストロボのワイヤレス通信受信時の動作を説明す
るフローチャートである。
【図10】本発明の第1実施形態におけるスレーブスト
ロボのモード推移を説明するタイミングチャートであ
る。
【図11】本発明の第1実施形態の表示例を示す説明図
である。
【図12】本発明の第2実施形態のストロボの電気的構
成を示す電気回路ブロック図である。
【図13】本発明の第2実施形態のストロボの外観図で
ある。
【図14】本発明の第2実施形態におけるストロボの表
示回路での表示例を示す説明図である。
【図15】本発明の第2実施形態における発光動作を説
明するタイミングチャートである。
【図16】本発明の第2実施形態におけるスレーブスト
ロボの動作を説明するフローチャートである。
【図17】本発明の第2実施形態におけるスレーブスト
ロボのスレーブ発光時の動作を説明するフローチャート
である。
【図18】本発明の第2実施形態におけるスレーブスト
ロボのモード推移を説明するタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
19 キセノン管 238 ストロボマイコン 212 発光制御回路 256 フォトダイオード 240 液晶表示装置 257 受光回路

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタ送信装置からのワイヤレス信号に
    応答して、所定の動作状態の制御を行なう撮影機器にお
    いて第1の作動モードと該第1の作動モードよりも低電
    力消費状態で作動する第2の作動モードを有し動作状態
    の制御を行うコンピューターと、前記ワイヤレス信号を
    受信する受信回路を備え、前記コンピューターは、第1
    の時間の間前記第1の作動モードで作動し、該第1の作
    動モードでの作動する第1の時間内に前記受信回路にて
    前記ワイヤレス信号を受信しない場合はコンピュータの
    作動モードが前記第2の作動モードに移行することを特
    徴とする撮影機器。
  2. 【請求項2】 前記撮影機器は、コンピューターが、第
    2の作動モードに移行した後第2の時間の間前記第2の
    作動モードで作動し、該第2の時間内に前記受信回路に
    て前記ワイヤレス信号を受信しない時前記コンピュータ
    は該第2の作動モードよりもさらに電力消費が少ない第
    3の作動モードに移行することを特徴とする請求項1に
    記載の撮影機器。
  3. 【請求項3】 前記第3の作動モードはコンピュータを
    不作動にするモードであることを特徴とする請求項2に
    記載の撮影機器。
  4. 【請求項4】 前記コンピューターは、前記第1の作動
    モードで作動中の前記第1の時間内に前記受信回路にて
    前記ワイヤレス信号を受信した時はその時点から再度所
    定時間の間第1の作動モードで作動することを特徴とす
    る請求項1または2または3に記載の撮影機器。
  5. 【請求項5】 前記所定時間は前記第1の時間であるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の撮影機器。
  6. 【請求項6】 前記コンピューターは前記第2のモード
    で作動中に前記受信回路にて前記ワイヤレス信号を受信
    した時は前記第1の作動モードに復帰することを特徴と
    する請求項1または2または3または4または5に記載
    の撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記コンピューターは撮影機器が所定の
    状態になった時に第1の作動モードでの作動を開始する
    ことを特徴とする請求項1または2または3または4ま
    たは5または6に記載の撮影機器。
  8. 【請求項8】 前記所定の状態は電源が投入された状態
    であることを特徴とする請求項7に記載の撮影機器。
  9. 【請求項9】 前記撮影機器はストロボ装置であるとと
    もに、前記ワイヤレス信号は光信号であり、前記受信回
    路は受光回路であることを特徴とする請求項1または2
    または3または4または5または6または7または8に
    記載の撮影機器。
  10. 【請求項10】 前記ストロボ装置は電池電圧を昇圧す
    る昇圧回路及び該昇圧回路にて昇圧された電圧を蓄積す
    るメインコンデンサーと、該コンデンサーの電圧にて発
    光する発光管を有するとともに、前記コンピュータは前
    記第1の作動モードの時前記受光回路を作動状態にする
    とともに前記昇圧回路による昇圧動作の制御を行い、第
    2の作動モードの時前記受光回路を作動状態に保持した
    まま前記昇圧回路の昇圧動作を禁止することを特徴とす
    る請求項9に記載の撮影機器。
  11. 【請求項11】 前記コンピューターは第2から第3の作
    動モードへの移行時昇圧回路の昇圧動作を禁止したまま
    前記受光回路を不作動状態に移行させることを特徴とす
    る請求項10に記載の撮影機器。
  12. 【請求項12】 マスター送信装置からのワイヤレス信
    号を受信して、動作制御されるストロボ装置において、
    前記ストロボ装置は電池電圧を昇圧するための昇圧回路
    及び前記ワイヤレス信号を受信する受信回路及び制御回
    路を有し、制御回路は第1の時間の間前記昇圧回路及び
    受信回路を作動状態にする第1状態と、前記昇圧回路の
    動作を禁止し、受信回路を作動状態に保持する第2状態
    とを有し、該制御回路は第1の状態で第1の時間内に前記
    受信回路が前記ワイヤレス信号を受信しない時に前記第
    1の状態から第2の状態に移行することを特徴とするスト
    ロボ装置。
  13. 【請求項13】 前記ストロボ装置の制御回路は、第2
    の状態に移行した後第2の時間の間前記第2の状態で作
    動し、該第2の時間内に前記受信回路にて前記ワイヤレ
    ス信号を受信しない時前記昇圧回路をの動作を禁止した
    まま、前記受信回路を不作動にする第3の状態を有する
    ことを特徴とする請求項12に記載のストロボ装置。
  14. 【請求項14】 前記制御回路は、前記第1の状態で作
    動中の前記第1の時間内に前記受信回路にて前記ワイヤ
    レス信号を受信した時はその時点から再度所定時間の間
    第1の状態で作動することを特徴とする請求項12また
    は13に記載のストロボ装置。
  15. 【請求項15】 前記制御回路は前記第2の状態で作動
    中に前記受信回路にて前記ワイヤレス信号を受信した時
    は前記第1の状態に復帰することを特徴とする請求項1
    2または13または14に記載のストロボ装置。
  16. 【請求項16】 前記制御回路はストロボ装置の電源の
    投入により第1の状態で作動することを特徴とする請求
    項12または13または14または15に記載のストロ
    ボ装置。
  17. 【請求項17】 マスター送信装置からのワイヤレス信
    号を受信して、動作制御されるストロボ装置において、
    前記ストロボ装置は動作回路部及び前記ワイヤレス信号
    を受信する受信回路及び制御回路を有し、制御回路は第
    1の時間の間前記動作回路部及び受信回路を給電状態に
    する第1状態と、前記動作回路部の給電を禁止し、受信
    回路の給電を保持する第2状態とを有し、該制御回路は
    第1の状態で第1の時間内に前記受信回路が前記ワイヤレ
    ス信号を受信しない時に前記第1の状態から第2の状態に
    移行することを特徴とするストロボ装置。
  18. 【請求項18】 前記ストロボ装置の制御回路は、第2
    の状態に移行した後第2の時間の間前記第2の状態で作
    動し、該第2の時間内に前記受信回路にて前記ワイヤレ
    ス信号を受信しない時前記動作回路部の給電を禁止した
    まま、前記受信回路の給電を禁止する第3の状態を有す
    ることを特徴とする請求項17に記載のストロボ装置。
  19. 【請求項19】 前記制御回路は、前記第1の状態で作
    動中の前記第1の時間内に前記受信回路にて前記ワイヤ
    レス信号を受信した時はその時点から再度所定時間の間
    第1の状態で作動することを特徴とする請求項17また
    は18に記載のストロボ装置。
  20. 【請求項20】 前記制御回路は前記第2の状態で作動
    中に前記受信回路にて前記ワイヤレス信号を受信した時
    は前記第1の状態に復帰することを特徴とする請求項1
    7または18または19に記載のストロボ装置。
  21. 【請求項21】 前記制御回路はストロボ装置の電源の
    投入により第1の状態で作動することを特徴とする請求
    項17または18または19または20に記載のストロ
    ボ装置。
  22. 【請求項22】 マスター送信装置からのワイヤレス信
    号を受信し、動作制御を行うストロボ装置において該ス
    トロボ装置は電源電池を昇圧する昇圧手段と、該昇圧手
    段により昇圧された電圧を蓄積する主コンデンサーと、
    閃光発光手段と、発光指令の受信手段と、前記受信した
    発光指令に応じて前記閃光発光手段を制御する発光制御
    手段と、昇圧手段の動作制御および受信手段の動作制御
    を行うCPUを備え、該CPUは前記昇圧手段と受信手
    段を作動させる第1の状態と、昇圧手段の動作を停止
    し、受信手段を作動させる第2の状態と、昇圧手段及び
    受信手段共に動作停止させる第3の状態を有し、更に該
    CPUは、第1の状態で、受信手段が受信しない時は、
    第1の時間経過後に第2の状態に推移し、また第2の状
    態で、受信手段が受信しない時は、第2の時間経過後に
    第3の状態に推移するとともに、第2の状態で受信手段
    がワイヤレス信号を受信した時に第1の状態に推移する
    事を特徴とするストロボ装置。
  23. 【請求項23】 前記第1の経過時間および、第2の経
    過時間は前記受信手段が発光指令を受信すると、共にリ
    セットされる事を特徴とする請求項22に記載のストロ
    ボ装置。
  24. 【請求項24】 前記ストロボ装置は動作を表示する表
    示手段を有し、該表示手段は前記CPUが第1の状態に
    ある時の表示と、第2の状態である時の表示と第3の状
    態である時にそれぞれ異なる表示状態を示す事を特徴と
    する請求項22または23に記載のストロボ装置。
  25. 【請求項25】 前記CPUは動作速度切換手段を有
    し、前記第2の状態の時は動作速度を低下させ、第3の
    状態の時は動作クロックを停止したSTOP状態となる
    事を特徴とする請求項22または23または24に記載の
    ストロボ装置。
  26. 【請求項26】 前記第1の時間または第2の時間を設
    定する設定手段を有する事を特徴とする請求項22に記
    載のストロボ装置。
  27. 【請求項27】 前記ワイヤレス信号は光信号であり、
    前記受信回路は受光回路であることを特徴とする請求項
    12または13または14または15または17または18または19
    または20または22または23に記載のストロボ装置。
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