JP2000083529A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents
魚釣用スピニングリールInfo
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- JP2000083529A JP2000083529A JP10257304A JP25730498A JP2000083529A JP 2000083529 A JP2000083529 A JP 2000083529A JP 10257304 A JP10257304 A JP 10257304A JP 25730498 A JP25730498 A JP 25730498A JP 2000083529 A JP2000083529 A JP 2000083529A
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- fishing
- line roller
- fishing line
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 魚釣り用スピニングリールによる釣糸の巻取
り時に釣糸をスプール上に均一に巻き付ける。 【解決手段】 ラインローラ16を左側壁部16aと右
側壁部16bとに分割形成し、該両側壁部16a,16
bを同じ軸芯上に回転可能に支承し、該両側壁部16
a,16bをその分割端面17a,17bが重なり合う
ように係合させると共に該分割端面17a,17bが狭
まるように付勢手段23により弾力的に付勢する。釣糸
1は分割端面17a,17b間に挟まれテンションを掛
けられつつスプールに巻き取られる。
り時に釣糸をスプール上に均一に巻き付ける。 【解決手段】 ラインローラ16を左側壁部16aと右
側壁部16bとに分割形成し、該両側壁部16a,16
bを同じ軸芯上に回転可能に支承し、該両側壁部16
a,16bをその分割端面17a,17bが重なり合う
ように係合させると共に該分割端面17a,17bが狭
まるように付勢手段23により弾力的に付勢する。釣糸
1は分割端面17a,17b間に挟まれテンションを掛
けられつつスプールに巻き取られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラインローラを備
えた魚釣用スピニングリールに関する。
えた魚釣用スピニングリールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】魚釣用
スピニングリールはリール本体の前部に配置したスプー
ルの釣糸巻回部にリール本体の前方からの釣糸をライン
ローラにより案内しながら巻き取るようになっており、
ラインローラから釣糸を外すことによってスプールの釣
糸巻回部に巻き取られた釣糸を繰り出すようになってい
る。また、魚釣用スピニングリールには、釣糸を巻き取
るためにハンドルによりスプール自体を回転させるもの
とラインローラをスプールの回りで回転させるものとが
ある。また、釣糸をスプールの釣糸巻回部に均一に巻き
取るためにスプール自体をリール本体の前後方向に摺動
させるものとラインローラをリール本体の前後方向に摺
動させるものとがある。
スピニングリールはリール本体の前部に配置したスプー
ルの釣糸巻回部にリール本体の前方からの釣糸をライン
ローラにより案内しながら巻き取るようになっており、
ラインローラから釣糸を外すことによってスプールの釣
糸巻回部に巻き取られた釣糸を繰り出すようになってい
る。また、魚釣用スピニングリールには、釣糸を巻き取
るためにハンドルによりスプール自体を回転させるもの
とラインローラをスプールの回りで回転させるものとが
ある。また、釣糸をスプールの釣糸巻回部に均一に巻き
取るためにスプール自体をリール本体の前後方向に摺動
させるものとラインローラをリール本体の前後方向に摺
動させるものとがある。
【0003】しかし、これらの魚釣用スピニングリール
は、円筒状のスプールの外周に巻き取られた釣糸を円筒
状のスプールの軸芯方向、即ちリールの前方に繰り出す
構成であるため、釣糸を繰り出す度に釣糸に縒りが蓄積
しやすく、釣竿への糸絡みや糸の縺れ等を引き起こし易
い。また、これらの魚釣用スピニングリールは、図6
(A)に示すように、リール本体の前方に繰り出した釣
糸1をラインローラ2により湾曲させてスプール3の外
周面方向に案内しスプール3の釣糸巻回部に巻き取る構
成であるため、同図中破線で示すように釣糸1の張力が
大きい場合は問題がないが、同図中実線で示すように軽
量な仕掛けやルアーの回収時、小魚の取り込み時等のよ
うに釣糸1の張力が小さい場合は釣糸1がラインローラ
2で十分に湾曲されないで案内され、スプール3への釣
糸巻き位置が後方に偏りスプール3ヘの巻着力が不足
し、そのためバックラッシュ等を引き起こし易く、また
投擲時には飛距離を出し難い。
は、円筒状のスプールの外周に巻き取られた釣糸を円筒
状のスプールの軸芯方向、即ちリールの前方に繰り出す
構成であるため、釣糸を繰り出す度に釣糸に縒りが蓄積
しやすく、釣竿への糸絡みや糸の縺れ等を引き起こし易
い。また、これらの魚釣用スピニングリールは、図6
(A)に示すように、リール本体の前方に繰り出した釣
糸1をラインローラ2により湾曲させてスプール3の外
周面方向に案内しスプール3の釣糸巻回部に巻き取る構
成であるため、同図中破線で示すように釣糸1の張力が
大きい場合は問題がないが、同図中実線で示すように軽
量な仕掛けやルアーの回収時、小魚の取り込み時等のよ
うに釣糸1の張力が小さい場合は釣糸1がラインローラ
2で十分に湾曲されないで案内され、スプール3への釣
糸巻き位置が後方に偏りスプール3ヘの巻着力が不足
し、そのためバックラッシュ等を引き起こし易く、また
投擲時には飛距離を出し難い。
【0004】このバックラッシュ等を防止するため、登
録実用新案第3004671号公報は、ラインローラの
近傍にこれに案内される釣糸を挟持するローラ等の当接
部材を配置して糸繕れを除去することを提案する。しか
し、この構成によると釣糸の繰り出し時にラインローラ
から釣糸が離脱したり、釣糸巻き取り時にラインローラ
に釣糸が掛止する都度当接部材に釣糸が引っ掛かったり
するという問題を生じる。
録実用新案第3004671号公報は、ラインローラの
近傍にこれに案内される釣糸を挟持するローラ等の当接
部材を配置して糸繕れを除去することを提案する。しか
し、この構成によると釣糸の繰り出し時にラインローラ
から釣糸が離脱したり、釣糸巻き取り時にラインローラ
に釣糸が掛止する都度当接部材に釣糸が引っ掛かったり
するという問題を生じる。
【0005】また、特開平9−107852号公報は、
ラインローラの一方の側壁部を他方の側壁部とは別体に
形成し、該一方の側壁部を他方の側壁部に対して回転可
能かつ摺動可能に支承し、両側壁部をそれらの当接面が
狭まる方向に付勢手段により弾性付勢することで糸縒れ
を除去することを提案する。しかし、この構成によると
両側壁部が同一の軸芯上に回転可能に支承されるもので
あるため、釣糸に所定以上の張力がかかっていなければ
両側壁部間で釣糸を挟持することができず、しかもライ
ンローラを巻き取り方向に回転させると両側壁部間から
釣糸が外れ易いという問題がある。更に、一方の側壁部
は他方の側壁部の外周面に対して回転可能かつ摺動可能
に支承するものであるため、一方の側壁部が他方の側壁
部の外周面上で傾いて摺動し難くなり両側壁部間に釣糸
が入り難くなるばかりか、ラインローラの回転時に両側
壁部同士が擦れ合って異音を発するという問題もある。
更に、一方の側壁部は他方の側壁部に支えられ、他方の
側壁部は軸受を介しラインローラの保持部に支持される
ものであるため、一方の側壁部はそれだけラインローラ
の保持部上でのガタツキが大きくなってラインローラの
保持部上のカバーに接触しラインローラの回転を阻害し
たり、また釣糸の縒り取りや張力付加に支障をきたすと
いう問題もある。
ラインローラの一方の側壁部を他方の側壁部とは別体に
形成し、該一方の側壁部を他方の側壁部に対して回転可
能かつ摺動可能に支承し、両側壁部をそれらの当接面が
狭まる方向に付勢手段により弾性付勢することで糸縒れ
を除去することを提案する。しかし、この構成によると
両側壁部が同一の軸芯上に回転可能に支承されるもので
あるため、釣糸に所定以上の張力がかかっていなければ
両側壁部間で釣糸を挟持することができず、しかもライ
ンローラを巻き取り方向に回転させると両側壁部間から
釣糸が外れ易いという問題がある。更に、一方の側壁部
は他方の側壁部の外周面に対して回転可能かつ摺動可能
に支承するものであるため、一方の側壁部が他方の側壁
部の外周面上で傾いて摺動し難くなり両側壁部間に釣糸
が入り難くなるばかりか、ラインローラの回転時に両側
壁部同士が擦れ合って異音を発するという問題もある。
更に、一方の側壁部は他方の側壁部に支えられ、他方の
側壁部は軸受を介しラインローラの保持部に支持される
ものであるため、一方の側壁部はそれだけラインローラ
の保持部上でのガタツキが大きくなってラインローラの
保持部上のカバーに接触しラインローラの回転を阻害し
たり、また釣糸の縒り取りや張力付加に支障をきたすと
いう問題もある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、リール本体(4)の前部に
配置したスプール(8)の釣糸巻回部にリール本体
(4)の前方に繰り出された釣糸(1)をラインローラ
(16)で案内しながら巻き取るようにし、上記ライン
ローラ(16)から釣糸(1)を外すことによってスプ
ール(8)の釣糸巻回部に巻き取られた釣糸(1)を繰
り出すようにした魚釣用スピニングリールにおいて、上
記ラインローラ(16)を左側壁部(16a)と右側壁
部(16b)とに分割形成し、該両側壁部(16a,1
6b)を同じ軸芯上に回転可能に支承し、該両側壁部
(16a,16b)をその分割端面(17a,17b)
が重なり合うように係合させると共に該分割端面(17
a,17b)が狭まるように付勢手段(23)により弾
力的に付勢した魚釣用スピニングリールを採用する。
め、請求項1に係る発明は、リール本体(4)の前部に
配置したスプール(8)の釣糸巻回部にリール本体
(4)の前方に繰り出された釣糸(1)をラインローラ
(16)で案内しながら巻き取るようにし、上記ライン
ローラ(16)から釣糸(1)を外すことによってスプ
ール(8)の釣糸巻回部に巻き取られた釣糸(1)を繰
り出すようにした魚釣用スピニングリールにおいて、上
記ラインローラ(16)を左側壁部(16a)と右側壁
部(16b)とに分割形成し、該両側壁部(16a,1
6b)を同じ軸芯上に回転可能に支承し、該両側壁部
(16a,16b)をその分割端面(17a,17b)
が重なり合うように係合させると共に該分割端面(17
a,17b)が狭まるように付勢手段(23)により弾
力的に付勢した魚釣用スピニングリールを採用する。
【0007】請求項2に係る発明は、上記付勢手段(2
3)による付勢力を調整可能にした請求項1に記載の魚
釣用スピニングリールを採用する。
3)による付勢力を調整可能にした請求項1に記載の魚
釣用スピニングリールを採用する。
【0008】請求項3に係る発明は、上記両側壁部(1
6a,16b)の何れか一方をラインローラ支承部に固
定すると共に他方をラインローラ支承部に回転可能に取
付け、該両側壁部(16a,16b)の分割端面(17
a,17b)上に傾斜面を設けて分割端面(17a,1
7b)間に釣糸(1)を導入する隙間(33)を形成し
た請求項1に記載の魚釣用スピニングリールを採用す
る。
6a,16b)の何れか一方をラインローラ支承部に固
定すると共に他方をラインローラ支承部に回転可能に取
付け、該両側壁部(16a,16b)の分割端面(17
a,17b)上に傾斜面を設けて分割端面(17a,1
7b)間に釣糸(1)を導入する隙間(33)を形成し
た請求項1に記載の魚釣用スピニングリールを採用す
る。
【0009】請求項4に係る発明は、上記支持軸(19
a,19b)と上記両側壁部(16a,16b)の少な
くとも一方との間に合成樹脂製のカラー(24)を介在
させた請求項1に記載の魚釣用スピニングリールを採用
する。
a,19b)と上記両側壁部(16a,16b)の少な
くとも一方との間に合成樹脂製のカラー(24)を介在
させた請求項1に記載の魚釣用スピニングリールを採用
する。
【0010】請求項5に係る発明は、上記両側壁部(1
6a,16b)の少なくとも一方を二つの軸受(21
a,21b)により支承した請求項1に記載の魚釣用ス
ピニングリールを採用する。
6a,16b)の少なくとも一方を二つの軸受(21
a,21b)により支承した請求項1に記載の魚釣用ス
ピニングリールを採用する。
【0011】請求項6に係る発明は、上記両側壁部(1
6a,16b)における分割端面(17a,17b)の
少なくとも一方にアール面(48,49)を形成した請
求項1に記載の魚釣用スピニングリールを採用する。
6a,16b)における分割端面(17a,17b)の
少なくとも一方にアール面(48,49)を形成した請
求項1に記載の魚釣用スピニングリールを採用する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ説明する。
て図面を参照しつつ説明する。
【0013】実施の形態1 図1乃至図6を参照して実施の形態1に係る魚釣用スピ
ニングリールについて説明する。
ニングリールについて説明する。
【0014】図1及び図2に示すように、この魚釣用ス
ピニングリールは、リール本体4と、その前部に配置さ
れるロータ5とを有する。リール本体4の後部には、竿
(図示せず)への取付脚6が一体に形成されている。リ
ール本体4の前部には、図示しない中空軸を介しロータ
5が回転可能に連結されている。中空軸はリール本体4
の側面に取り付けられたハンドル7とリール本体4内に
収納された図示しない歯車等からなる伝動機構を介して
動力的に繋がっている。釣糸1の巻取りに際し、ハンド
ル7が回されるとロータ5は図1中矢印Aの方向に回転
可能である。
ピニングリールは、リール本体4と、その前部に配置さ
れるロータ5とを有する。リール本体4の後部には、竿
(図示せず)への取付脚6が一体に形成されている。リ
ール本体4の前部には、図示しない中空軸を介しロータ
5が回転可能に連結されている。中空軸はリール本体4
の側面に取り付けられたハンドル7とリール本体4内に
収納された図示しない歯車等からなる伝動機構を介して
動力的に繋がっている。釣糸1の巻取りに際し、ハンド
ル7が回されるとロータ5は図1中矢印Aの方向に回転
可能である。
【0015】上記図示しない中空軸の中心にはスプール
軸が挿入され、その先端側にスプール8が取り付けられ
ている。スプール軸の後部はリール本体4の内部の図示
しないオシレート機構を介してハンドル7に連結されて
いる。釣糸1の巻取りに際し、ハンドル7が回されると
スプール軸と共にスプール8が前後方向に往復動する。
軸が挿入され、その先端側にスプール8が取り付けられ
ている。スプール軸の後部はリール本体4の内部の図示
しないオシレート機構を介してハンドル7に連結されて
いる。釣糸1の巻取りに際し、ハンドル7が回されると
スプール軸と共にスプール8が前後方向に往復動する。
【0016】ロータ5は、その回転軸芯に関してほぼ対
称な筒状本体9と、その筒状本体9の基端側の外周に設
けられた一対のベールアーム支持腕10,11とを有す
る。一対のベールアーム支持腕10,11はロータ5の
回転軸芯を挟んで略対称な位置に設けられている。筒状
本体9とベールアーム支持腕10,11とは一体に形成
されている。
称な筒状本体9と、その筒状本体9の基端側の外周に設
けられた一対のベールアーム支持腕10,11とを有す
る。一対のベールアーム支持腕10,11はロータ5の
回転軸芯を挟んで略対称な位置に設けられている。筒状
本体9とベールアーム支持腕10,11とは一体に形成
されている。
【0017】ベールアーム支持腕10,11の先端に
は、ベールアームアッセンブリ12が取り付けられる。
ベールアームアッセンブリ12は、ベールアーム13
と、その両端に取り付けられるベールアームレバー14
及びベールアームホルダ15とを有している。ベールア
ームレバー14及びベールアームホルダ15はそれぞれ
図示しない支点ピンを介してロータ5のベールアーム支
持腕10,11に回転自在に連結される。また、ベール
アーム支持腕10,11のいずれかの内部にはベールア
ームレバー14又はベールアームホルダ15を振り分け
付勢する図示しないデッドポイントバネが収納されてい
る。支点ピンを中心としたベールアームレバー14及び
ベールアームホルダ15の回転により、ベールアーム1
3は図1及び図2に示す釣糸巻取位置と図示しない釣糸
放出位置との間を回動し、デッドポイントバネの付勢力
によりいずれかの位置に保持される。ベールアーム13
を釣糸巻取位置に回動させると釣糸1がベールアーム1
3と係合し、その状態でロータ5を図1中矢印A方向に
回転させると釣糸1がベールアームレバー14上のライ
ンローラ16に案内されつつスプール8の釣糸巻回部に
巻き取られる。
は、ベールアームアッセンブリ12が取り付けられる。
ベールアームアッセンブリ12は、ベールアーム13
と、その両端に取り付けられるベールアームレバー14
及びベールアームホルダ15とを有している。ベールア
ームレバー14及びベールアームホルダ15はそれぞれ
図示しない支点ピンを介してロータ5のベールアーム支
持腕10,11に回転自在に連結される。また、ベール
アーム支持腕10,11のいずれかの内部にはベールア
ームレバー14又はベールアームホルダ15を振り分け
付勢する図示しないデッドポイントバネが収納されてい
る。支点ピンを中心としたベールアームレバー14及び
ベールアームホルダ15の回転により、ベールアーム1
3は図1及び図2に示す釣糸巻取位置と図示しない釣糸
放出位置との間を回動し、デッドポイントバネの付勢力
によりいずれかの位置に保持される。ベールアーム13
を釣糸巻取位置に回動させると釣糸1がベールアーム1
3と係合し、その状態でロータ5を図1中矢印A方向に
回転させると釣糸1がベールアームレバー14上のライ
ンローラ16に案内されつつスプール8の釣糸巻回部に
巻き取られる。
【0018】図1及び図4に示すように、ベールアーム
レバー14の先端はコの字型に屈曲しており、この屈曲
部がラインローラ16を回転可能に支持するラインロー
ラ支承部を構成している。
レバー14の先端はコの字型に屈曲しており、この屈曲
部がラインローラ16を回転可能に支持するラインロー
ラ支承部を構成している。
【0019】ラインローラ16は、図3及び図4に示す
ように、その中央で左右の側壁部16a,16bに分割
形成されている。左右の側壁部16a,16bの各外周
面は合体した時に両者間に環状凹溝を形成するようテー
パ面になっている。また、左右の側壁部16a,16b
の分割端面17a,17bは、両者間に形成される釣糸
導入溝の左右壁を成すように相対向している。また、左
右の側壁部16a,16bのうち一方の分割端面17b
の内周側には雄筒18が突設され、該雄筒18が他方の
側壁部16aの分割端面17aの内周側の空洞内に入り
込んでいる。この雄筒18の外周面が釣糸導入溝の溝底
を形成する。
ように、その中央で左右の側壁部16a,16bに分割
形成されている。左右の側壁部16a,16bの各外周
面は合体した時に両者間に環状凹溝を形成するようテー
パ面になっている。また、左右の側壁部16a,16b
の分割端面17a,17bは、両者間に形成される釣糸
導入溝の左右壁を成すように相対向している。また、左
右の側壁部16a,16bのうち一方の分割端面17b
の内周側には雄筒18が突設され、該雄筒18が他方の
側壁部16aの分割端面17aの内周側の空洞内に入り
込んでいる。この雄筒18の外周面が釣糸導入溝の溝底
を形成する。
【0020】ラインローラ16の両側壁部16a,16
bは、図3乃至図5に示すように、同じ軸芯上に直列に
位置付けられた支持軸19a,19bの各々に回転可能
に支承されている。一方の支持軸19bはベールアーム
レバー14のラインローラ支承部に螺合するネジ部材2
0の先端に設けられ、該支持軸19bに一方の側壁部1
6bがベアリング21を介して取り付けられている。他
方の支持軸19aは他方の側壁部16aに一体に形成さ
れている。この他方の支持軸19aはベールアームレバ
ー14のラインローラ支承部にベアリング22を介して
保持されている。これにより、左右の側壁部16a,1
6bは同一軸芯上に並べられた支持軸19a,19b上
で各々独立して回転可能である。ベアリング21,22
は転がり軸受のほか滑り軸受としてもよい。
bは、図3乃至図5に示すように、同じ軸芯上に直列に
位置付けられた支持軸19a,19bの各々に回転可能
に支承されている。一方の支持軸19bはベールアーム
レバー14のラインローラ支承部に螺合するネジ部材2
0の先端に設けられ、該支持軸19bに一方の側壁部1
6bがベアリング21を介して取り付けられている。他
方の支持軸19aは他方の側壁部16aに一体に形成さ
れている。この他方の支持軸19aはベールアームレバ
ー14のラインローラ支承部にベアリング22を介して
保持されている。これにより、左右の側壁部16a,1
6bは同一軸芯上に並べられた支持軸19a,19b上
で各々独立して回転可能である。ベアリング21,22
は転がり軸受のほか滑り軸受としてもよい。
【0021】また、一方の側壁部16bを支持軸19b
上に支持するベアリング21は側壁部16bを支持した
まま支持軸19b上をその軸方向にスライド可能であ
り、支持軸19b上にはこのベアリング21を他方の側
壁部16aの方へと付勢する付勢手段として弾性材であ
るコイルバネ23が取り付けられている。これにより、
ラインローラ16における両側壁部16a,16bの分
割端面17a,17b同士は弾力的に係合し、両者間の
釣糸導入溝は通常の場合は図3(A)及び図4のように
閉じるが、図3(B)、図5及び図6(B)のように釣
糸1が巻き付くと開いて釣糸1を挟み込むこととなる。
上に支持するベアリング21は側壁部16bを支持した
まま支持軸19b上をその軸方向にスライド可能であ
り、支持軸19b上にはこのベアリング21を他方の側
壁部16aの方へと付勢する付勢手段として弾性材であ
るコイルバネ23が取り付けられている。これにより、
ラインローラ16における両側壁部16a,16bの分
割端面17a,17b同士は弾力的に係合し、両者間の
釣糸導入溝は通常の場合は図3(A)及び図4のように
閉じるが、図3(B)、図5及び図6(B)のように釣
糸1が巻き付くと開いて釣糸1を挟み込むこととなる。
【0022】スライド運動させるべき側壁部16bを支
持するベアリング21と支持軸19bとの間には、図3
乃至図5に示すように、合成樹脂製のカラー24を介在
させるのが望ましい。カラー24の介在により側壁部1
6bは支持軸19b上で傾くことなくより円滑にスライ
ドすることとなる。
持するベアリング21と支持軸19bとの間には、図3
乃至図5に示すように、合成樹脂製のカラー24を介在
させるのが望ましい。カラー24の介在により側壁部1
6bは支持軸19b上で傾くことなくより円滑にスライ
ドすることとなる。
【0023】次に、この魚釣り用スピニングリールのラ
インローラの作用について述べる。
インローラの作用について述べる。
【0024】図1及び図2に示す釣糸巻取状態にあるベ
ールアーム13を釣糸放出位置に反転させると、図3
(A)及び図4に示すように、釣糸1がラインローラ1
6から外れ、スプール8の釣糸巻回部上から放出可能に
なる。
ールアーム13を釣糸放出位置に反転させると、図3
(A)及び図4に示すように、釣糸1がラインローラ1
6から外れ、スプール8の釣糸巻回部上から放出可能に
なる。
【0025】釣糸1を放出した後、ベールアーム13を
釣糸巻取位置側へと反転動作させると、釣糸1はライン
ローラ16上に巻き付く。そして、ハンドル7の操作で
ロータ5が回転すると、図6(B)中破線で示すように
竿先からラインローラ16に至る釣糸1の張力が大きい
場合はもちろんのこと同図中実線で示すように張力が小
さく釣糸1が弛んでいる場合であっても、側壁部16
a,16bは支持軸19a,19bに各々独立して支持
されているので、釣糸1の巻き付きにより一方の側壁部
16bはコイルバネ23の付勢力に抗し支持軸19b上
をその軸方向にガタツクことなくスライドする。側壁部
16bのスライドにより、他方の側壁部16aとの間の
釣糸導入溝内に釣糸1が入り込み、同時に釣糸は図3
(B)、第5図及び図6(B)の如く両側から分割端面
17a,17bで挟まれる。その結果、ラインローラ1
6からスプール8に至る釣糸1に大きな張力が掛かるこ
ととなり、釣糸1は弛みが除去された状態でスプール8
の釣糸巻回部の回りに巻きつけられて行く。
釣糸巻取位置側へと反転動作させると、釣糸1はライン
ローラ16上に巻き付く。そして、ハンドル7の操作で
ロータ5が回転すると、図6(B)中破線で示すように
竿先からラインローラ16に至る釣糸1の張力が大きい
場合はもちろんのこと同図中実線で示すように張力が小
さく釣糸1が弛んでいる場合であっても、側壁部16
a,16bは支持軸19a,19bに各々独立して支持
されているので、釣糸1の巻き付きにより一方の側壁部
16bはコイルバネ23の付勢力に抗し支持軸19b上
をその軸方向にガタツクことなくスライドする。側壁部
16bのスライドにより、他方の側壁部16aとの間の
釣糸導入溝内に釣糸1が入り込み、同時に釣糸は図3
(B)、第5図及び図6(B)の如く両側から分割端面
17a,17bで挟まれる。その結果、ラインローラ1
6からスプール8に至る釣糸1に大きな張力が掛かるこ
ととなり、釣糸1は弛みが除去された状態でスプール8
の釣糸巻回部の回りに巻きつけられて行く。
【0026】従って、図6(A)に示すようなスプール
3の後部に釣糸1が厚く巻かれたり、スプール3の全体
に亘って釣糸1が緩く巻かれたりするような現象が防止
され、同図(B)に示すように釣糸1はスプール8の釣
糸巻回部の回りに均等厚さで且つ適度な固さで巻き取ら
れることとなる。
3の後部に釣糸1が厚く巻かれたり、スプール3の全体
に亘って釣糸1が緩く巻かれたりするような現象が防止
され、同図(B)に示すように釣糸1はスプール8の釣
糸巻回部の回りに均等厚さで且つ適度な固さで巻き取ら
れることとなる。
【0027】実施の形態2 図7乃至図12を参照して実施の形態2に係る魚釣用ス
ピニングリールのラインローラについて説明する。
ピニングリールのラインローラについて説明する。
【0028】この魚釣用スピニングリールのラインロー
ラ16はその一方の側壁部16aがベールアームレバー
14のラインローラ支承部に釣糸1と接触しても回転し
ないように固定され、他方の側壁部16bがラインロー
ラ支承部に釣糸1との接触で回転するように取付けられ
ている。
ラ16はその一方の側壁部16aがベールアームレバー
14のラインローラ支承部に釣糸1と接触しても回転し
ないように固定され、他方の側壁部16bがラインロー
ラ支承部に釣糸1との接触で回転するように取付けられ
ている。
【0029】一方の側壁部16aは、支持軸19aと一
体化され、ラインローラ支承部の空洞内に該支持軸19
aと共に嵌め込まれ、他方の支持軸16bの先端との間
に介装される弾性材としてのスプリング25により空洞
内に押し込まれている。この一方の側壁部16aの支持
軸19aはラインローラ支承部を空洞と反対側に貫通し
ており、その貫通した先端にはドライバー等の工具を掛
けて該側壁部16aをラインローラ支承部上で回すため
の係合溝26が形成されている。また、該側壁部16a
と空洞の内壁との間には、該側壁部16aをラインロー
ラ支承部上で回す際にクリック・ストップ機構として機
能する凹凸部27が形成されている。
体化され、ラインローラ支承部の空洞内に該支持軸19
aと共に嵌め込まれ、他方の支持軸16bの先端との間
に介装される弾性材としてのスプリング25により空洞
内に押し込まれている。この一方の側壁部16aの支持
軸19aはラインローラ支承部を空洞と反対側に貫通し
ており、その貫通した先端にはドライバー等の工具を掛
けて該側壁部16aをラインローラ支承部上で回すため
の係合溝26が形成されている。また、該側壁部16a
と空洞の内壁との間には、該側壁部16aをラインロー
ラ支承部上で回す際にクリック・ストップ機構として機
能する凹凸部27が形成されている。
【0030】他方の側壁部16bはその支持軸19b上
にベアリング21を介し支持され、該側壁部16bはベ
アリング21ごと支持軸19b上をその軸方向にスライ
ド可能である。また、該側壁部16bは支持軸19b上
に装着された付勢手段であるコイルバネ23により一方
の側壁部16aの方に常時押し付けられている。このた
め、両側壁部16a,16bはその分割端面17a,1
7bが重なり合うように係合し、分割端面17a,17
b間は狭まろうとする。
にベアリング21を介し支持され、該側壁部16bはベ
アリング21ごと支持軸19b上をその軸方向にスライ
ド可能である。また、該側壁部16bは支持軸19b上
に装着された付勢手段であるコイルバネ23により一方
の側壁部16aの方に常時押し付けられている。このた
め、両側壁部16a,16bはその分割端面17a,1
7bが重なり合うように係合し、分割端面17a,17
b間は狭まろうとする。
【0031】また、一方の側壁部16aには幅広部と幅
狭部とが形成されており、分割端面17aは幅広部と幅
狭部との間において傾斜面を成している。他方の側壁部
16bの幅はその全周に亘って均一である。このため、
両者間の釣糸導入溝は釣糸1がラインローラ16から外
れている場合は図8及び図9のように幅広部の個所にお
いて閉じるが、幅狭部の個所においては隙間33を形成
している。従って、図10及び図11のように釣糸1を
巻き上げるに際し釣糸1はその張力が小さくとも分割端
面17a,17b間に入り込み易く、幅広部の個所にお
いて釣糸1は分割端面17a,17b間を押し開いて行
き、図12中斜線部で示される幅広部の個所で分割端面
17a,17b間に挟まれつつスプール8(図1及び図
2参照)に巻き付取られることとなる。
狭部とが形成されており、分割端面17aは幅広部と幅
狭部との間において傾斜面を成している。他方の側壁部
16bの幅はその全周に亘って均一である。このため、
両者間の釣糸導入溝は釣糸1がラインローラ16から外
れている場合は図8及び図9のように幅広部の個所にお
いて閉じるが、幅狭部の個所においては隙間33を形成
している。従って、図10及び図11のように釣糸1を
巻き上げるに際し釣糸1はその張力が小さくとも分割端
面17a,17b間に入り込み易く、幅広部の個所にお
いて釣糸1は分割端面17a,17b間を押し開いて行
き、図12中斜線部で示される幅広部の個所で分割端面
17a,17b間に挟まれつつスプール8(図1及び図
2参照)に巻き付取られることとなる。
【0032】この釣糸1を挟む斜線部の個所は一方の支
持軸19aの係合溝26に図示しない工具を差し込んで
側壁部16aをラインローラ支承部上で所望角度回すこ
とにより位置調整可能である。この位置調整は釣糸1の
材質、太さ、使用張力、スプール8の糸巻径等に応じて
行うことができる。
持軸19aの係合溝26に図示しない工具を差し込んで
側壁部16aをラインローラ支承部上で所望角度回すこ
とにより位置調整可能である。この位置調整は釣糸1の
材質、太さ、使用張力、スプール8の糸巻径等に応じて
行うことができる。
【0033】実施の形態3 図13乃至図15を参照して実施の形態3に係る魚釣用
スピニングリールのラインローラについて説明する。
スピニングリールのラインローラについて説明する。
【0034】この魚釣用スピニングリールのラインロー
ラ16は実施の形態2におけると同様に一方の側壁部1
6aに幅広部と幅狭部を有するが、この幅広部と幅狭部
はラインローラ16の軸芯に対して斜めに交差する平面
で該一方の側壁部16aを切断したような形に形成され
ている。このため、分割端面17a,17b間の釣糸導
入溝は、釣糸1がラインローラ16から外れている場合
は図13のように幅広部の個所において閉じ、幅狭部の
個所においては隙間33を形成するが、この隙間33の
大きさはラインローラ16の周上において漸変する。従
って、図14のように釣糸1を巻き上げるに際し釣糸1
はその張力が小さくとも分割端面17a,17b間に入
り込み易く、幅広部の個所において釣糸1は分割端面1
7a,17b間を押し開いて行き、図15中斜線部で示
される幅広部上の略一点で分割端面17a,17b間に
挟まれながらスプール8(図1及び図2参照)に巻き付
取られることとなる。
ラ16は実施の形態2におけると同様に一方の側壁部1
6aに幅広部と幅狭部を有するが、この幅広部と幅狭部
はラインローラ16の軸芯に対して斜めに交差する平面
で該一方の側壁部16aを切断したような形に形成され
ている。このため、分割端面17a,17b間の釣糸導
入溝は、釣糸1がラインローラ16から外れている場合
は図13のように幅広部の個所において閉じ、幅狭部の
個所においては隙間33を形成するが、この隙間33の
大きさはラインローラ16の周上において漸変する。従
って、図14のように釣糸1を巻き上げるに際し釣糸1
はその張力が小さくとも分割端面17a,17b間に入
り込み易く、幅広部の個所において釣糸1は分割端面1
7a,17b間を押し開いて行き、図15中斜線部で示
される幅広部上の略一点で分割端面17a,17b間に
挟まれながらスプール8(図1及び図2参照)に巻き付
取られることとなる。
【0035】実施の形態4 図16を参照して実施の形態4に係る魚釣用スピニング
リールのラインローラについて説明する。
リールのラインローラについて説明する。
【0036】この魚釣用スピニングリールのラインロー
ラ16は実施の形態1におけると異なり、両側壁部16
a,16bはネジ部材20と一体化された一本の支持軸
19に支持されている。該支持軸19は、その一端のネ
ジ部20がラインローラ支承部に螺合し、他端がライン
ローラ支承部に嵌合することにより、ラインローラ支承
部に両端支持されている。
ラ16は実施の形態1におけると異なり、両側壁部16
a,16bはネジ部材20と一体化された一本の支持軸
19に支持されている。該支持軸19は、その一端のネ
ジ部20がラインローラ支承部に螺合し、他端がライン
ローラ支承部に嵌合することにより、ラインローラ支承
部に両端支持されている。
【0037】両側壁部16a,16bはベアリング2
2,21a,21bを介して支持軸19上にスライド可
能に支持され、支持軸19の基端側に装着された付勢手
段であるコイルバネ23により支持軸19の先端に固定
された止め輪28の方に弾力的に押し付けられている。
2,21a,21bを介して支持軸19上にスライド可
能に支持され、支持軸19の基端側に装着された付勢手
段であるコイルバネ23により支持軸19の先端に固定
された止め輪28の方に弾力的に押し付けられている。
【0038】また、このラインローラ16は実施の形態
1におけると異なり、コイルバネ23側の側壁部16b
はスリーブ29を備えた長筒状に形成され、複数個のベ
アリング21a,21bにより支持軸19上に支承され
ている。このため、側壁部16bはベアリング21a,
21bと共に支持軸19上を傾くことなく円滑にスライ
ドし、それだけ両側壁部16a,16bの分割端面17
a,17b間で釣糸1を咥え込み易くなる。
1におけると異なり、コイルバネ23側の側壁部16b
はスリーブ29を備えた長筒状に形成され、複数個のベ
アリング21a,21bにより支持軸19上に支承され
ている。このため、側壁部16bはベアリング21a,
21bと共に支持軸19上を傾くことなく円滑にスライ
ドし、それだけ両側壁部16a,16bの分割端面17
a,17b間で釣糸1を咥え込み易くなる。
【0039】実施の形態5 図17を参照して実施の形態5に係る魚釣用スピニング
リールのラインローラについて説明する。
リールのラインローラについて説明する。
【0040】この魚釣用スピニングリールのラインロー
ラ16は実施の形態1におけると異なり、双方の側壁部
16a,16bが支持軸19a,19b上に夫々スライ
ド可能に支持されている。すなわち、各支持軸19a,
19b上において各側壁部16a,16bの背後に付勢
手段としてのコイルバネ23a,23bが夫々装着さ
れ、両コイルバネ23a,23bの付勢力によって両側
壁部16a,16bは分割端面17a,17b上で当接
している。
ラ16は実施の形態1におけると異なり、双方の側壁部
16a,16bが支持軸19a,19b上に夫々スライ
ド可能に支持されている。すなわち、各支持軸19a,
19b上において各側壁部16a,16bの背後に付勢
手段としてのコイルバネ23a,23bが夫々装着さ
れ、両コイルバネ23a,23bの付勢力によって両側
壁部16a,16bは分割端面17a,17b上で当接
している。
【0041】実施の形態6 図18を参照して実施の形態6に係る魚釣用スピニング
リールのラインローラについて説明する。
リールのラインローラについて説明する。
【0042】この魚釣用スピニングリールのラインロー
ラ16は、実施の形態1におけると同様に一方の側壁部
16bを支える支持軸19bがネジ部材20上に一体的
に設けられ、該ネジ部材20を介しラインローラ支承部
に保持されているが、実施の形態1におけると異なり他
方の側壁部16aを支える支持軸19aも他のネジ部材
である調整ネジ30の先端部に形成されている。
ラ16は、実施の形態1におけると同様に一方の側壁部
16bを支える支持軸19bがネジ部材20上に一体的
に設けられ、該ネジ部材20を介しラインローラ支承部
に保持されているが、実施の形態1におけると異なり他
方の側壁部16aを支える支持軸19aも他のネジ部材
である調整ネジ30の先端部に形成されている。
【0043】この調整ネジ30の頭部はラインローラ支
承部外に突出しており、該頭部にはドライバ等の工具を
差し込むための係合溝31が形成されている。工具等で
調整ネジ30を回すことにより、該調整ネジ30上の側
壁部16aを一方の側壁部16bの方に接近又は遠ざけ
るようにして一方の側壁部16bの背後に設けられた付
勢手段であるコイルバネ23による付勢力を調整し、分
割端面17a,17b同士の釣糸1に対する挟圧力を加
減することができる。
承部外に突出しており、該頭部にはドライバ等の工具を
差し込むための係合溝31が形成されている。工具等で
調整ネジ30を回すことにより、該調整ネジ30上の側
壁部16aを一方の側壁部16bの方に接近又は遠ざけ
るようにして一方の側壁部16bの背後に設けられた付
勢手段であるコイルバネ23による付勢力を調整し、分
割端面17a,17b同士の釣糸1に対する挟圧力を加
減することができる。
【0044】なお、必要に応じて両支持軸19a,19
b間にコイルスプリング32を設け、ネジ部材20と調
整ネジ30のバックラッシュを除去するようにしてもよ
い。
b間にコイルスプリング32を設け、ネジ部材20と調
整ネジ30のバックラッシュを除去するようにしてもよ
い。
【0045】実施の形態7 図19を参照して実施の形態7に係る魚釣用スピニング
リールのラインローラについて説明する。
リールのラインローラについて説明する。
【0046】このラインローラ16の各側壁部16a,
16bを支持する支持軸19は一本の棒材で形成され、
この一体化された支持軸19はラインローラ支承部にネ
ジ止めされるネジ部材20と一体的に形成される。この
ような各支持軸19上に各側壁部16a,16bがベア
リング22,21を介して保持されている。
16bを支持する支持軸19は一本の棒材で形成され、
この一体化された支持軸19はラインローラ支承部にネ
ジ止めされるネジ部材20と一体的に形成される。この
ような各支持軸19上に各側壁部16a,16bがベア
リング22,21を介して保持されている。
【0047】支持軸19の先端には止め輪28が固定さ
れ、該止め輪28と一方の側壁部16aとの間に付勢手
段であるコイルバネ23が装着されている。このコイル
バネ23の付勢力により、両側壁部16a,16bはそ
れらの分割端面17a,17b上で接触して静止する。
れ、該止め輪28と一方の側壁部16aとの間に付勢手
段であるコイルバネ23が装着されている。このコイル
バネ23の付勢力により、両側壁部16a,16bはそ
れらの分割端面17a,17b上で接触して静止する。
【0048】このラインローラ16はネジ部材20をベ
ールアームレバー14のラインローラ支承部上で回すの
みでベールアームレバー14に対して着脱することがで
きるので、着脱の際に部品が紛失し難く、保守点検も簡
易化される。
ールアームレバー14のラインローラ支承部上で回すの
みでベールアームレバー14に対して着脱することがで
きるので、着脱の際に部品が紛失し難く、保守点検も簡
易化される。
【0049】実施の形態8 図20を参照して実施の形態8に係る魚釣り用スピニン
グリールのラインローラについて説明する。
グリールのラインローラについて説明する。
【0050】図1乃至図19に示した実施の形態1乃至
7におけると異なり、ベールアームレバー14の糸滑り
部14aがベールアームレバー14の本体とは別体とし
て形成され、連結ボルト39によりベールアームレバー
14の本体に固定されている。
7におけると異なり、ベールアームレバー14の糸滑り
部14aがベールアームレバー14の本体とは別体とし
て形成され、連結ボルト39によりベールアームレバー
14の本体に固定されている。
【0051】糸滑り部14aには、ラインローラ16の
二つの支持軸19a,19bが一直線に並ぶように一体
的に設けられ、該支持軸19a,19bの中心に連結ボ
ルト39が螺合するネジ孔40が形成されている。連結
ボルト39がベールアームレバー14の本体側から通さ
れ、該ネジ孔40に螺合することにより、糸滑り部14
aが支持軸19a,19bを介しベールアームレバー1
4の本体に連結され固定される。
二つの支持軸19a,19bが一直線に並ぶように一体
的に設けられ、該支持軸19a,19bの中心に連結ボ
ルト39が螺合するネジ孔40が形成されている。連結
ボルト39がベールアームレバー14の本体側から通さ
れ、該ネジ孔40に螺合することにより、糸滑り部14
aが支持軸19a,19bを介しベールアームレバー1
4の本体に連結され固定される。
【0052】ラインローラ16の二つの側壁部16a,
16bは各支持軸19a,19bにベアリング22,2
1を介して支持されている。糸滑り部14aと一方の側
壁部16aのベアリング22との間に挿入された付勢手
段としてのコイルバネ23により、一方の側壁部16a
は他方の側壁部16bの方に付勢され、他方の側壁部1
6bはベールアームレバー14の本体の方に押し付けら
れている。
16bは各支持軸19a,19bにベアリング22,2
1を介して支持されている。糸滑り部14aと一方の側
壁部16aのベアリング22との間に挿入された付勢手
段としてのコイルバネ23により、一方の側壁部16a
は他方の側壁部16bの方に付勢され、他方の側壁部1
6bはベールアームレバー14の本体の方に押し付けら
れている。
【0053】他方の側壁部16bとベールアームレバー
14の本体との間には該側壁部16bの外周面とベール
アームレバー14の本体との間の隙間を無くし釣糸1の
巻き込みを防止するためのカラー41が設けられてい
る。
14の本体との間には該側壁部16bの外周面とベール
アームレバー14の本体との間の隙間を無くし釣糸1の
巻き込みを防止するためのカラー41が設けられてい
る。
【0054】実施の形態9 図21を参照して実施の形態9に係る魚釣り用スピニン
グリールのラインローラについて説明する。
グリールのラインローラについて説明する。
【0055】図20に示した実施の形態8における一方
の側壁部16aからベアリング22が省かれ、該側壁部
16aが支持軸19a上にスライド可能であるが回転不
能に取り付けられている。このため、両側壁部16a,
16bの分割端面17a,17b間に挟まれる釣糸1に
はより大きな張力が生じることになる。
の側壁部16aからベアリング22が省かれ、該側壁部
16aが支持軸19a上にスライド可能であるが回転不
能に取り付けられている。このため、両側壁部16a,
16bの分割端面17a,17b間に挟まれる釣糸1に
はより大きな張力が生じることになる。
【0056】実施の形態10 図22を参照して実施の形態10に係る魚釣り用スピニ
ングリールのラインローラについて説明する。
ングリールのラインローラについて説明する。
【0057】このラインローラ16における両側壁部1
6a,16bの分割端面17a,17bは同図(A)に
示すようにそれらの面積がより大きくなるように形成さ
れており、このため同図(B)のように釣糸1を導入す
る釣糸導入溝は深くなり、太い釣糸1にも対処可能であ
る。
6a,16bの分割端面17a,17bは同図(A)に
示すようにそれらの面積がより大きくなるように形成さ
れており、このため同図(B)のように釣糸1を導入す
る釣糸導入溝は深くなり、太い釣糸1にも対処可能であ
る。
【0058】実施の形態11 図23を参照して実施の形態11に係る魚釣り用スピニ
ングリールのラインローラについて説明する。
ングリールのラインローラについて説明する。
【0059】このラインローラ16の分割端面17a,
17bは同図(A)に示すようにV字形の隙間を生成す
るように形成されており、このため同図(B)のように
釣糸1は分割端面17a,17b間に入り込み易くな
り、分割端面17a,17b間に入り込んだ釣糸1は釣
糸導入溝の最深部で挟持される。
17bは同図(A)に示すようにV字形の隙間を生成す
るように形成されており、このため同図(B)のように
釣糸1は分割端面17a,17b間に入り込み易くな
り、分割端面17a,17b間に入り込んだ釣糸1は釣
糸導入溝の最深部で挟持される。
【0060】実施の形態12 図24を参照して実施の形態12に係る魚釣り用スピニ
ングリールのラインローラについて説明する。
ングリールのラインローラについて説明する。
【0061】同図(A)に示すように、図22に示した
実施の形態10の両側壁部16a,16bと同様な側壁
部16a,16bにおいて、側壁部16a,16bの外
周のテーパ面42,43と分割端面17a,17bとの
境界部に他の傾斜角度を持ったテーパ面44,45が形
成されている。このため同図(B)のように釣糸1は分
割端面17a,17b間に入り込み易くなると共に比較
的大きな面積を有した分割端面17a,17b間にしっ
かりと把持され比較的大きな張力を生じることになる。
実施の形態10の両側壁部16a,16bと同様な側壁
部16a,16bにおいて、側壁部16a,16bの外
周のテーパ面42,43と分割端面17a,17bとの
境界部に他の傾斜角度を持ったテーパ面44,45が形
成されている。このため同図(B)のように釣糸1は分
割端面17a,17b間に入り込み易くなると共に比較
的大きな面積を有した分割端面17a,17b間にしっ
かりと把持され比較的大きな張力を生じることになる。
【0062】実施の形態13 図25を参照して実施の形態13に係る魚釣り用スピニ
ングリールのラインローラについて説明する。
ングリールのラインローラについて説明する。
【0063】図22に示した実施の形態10におけるラ
インローラ16と異なり、このラインローラ16の一方
の分割端面17aは図25(A)に示すように凹形の円
錐面に形成されている。このため同図(B)のように釣
糸1は分割端面17a,17b間に入り込むと分割端面
17a,17b間にしっかりと把持され比較的大きな張
力を生じることになる。
インローラ16と異なり、このラインローラ16の一方
の分割端面17aは図25(A)に示すように凹形の円
錐面に形成されている。このため同図(B)のように釣
糸1は分割端面17a,17b間に入り込むと分割端面
17a,17b間にしっかりと把持され比較的大きな張
力を生じることになる。
【0064】実施の形態14 図26及び図27を参照して実施の形態14に係る魚釣
り用スピニングリールのラインローラについて説明す
る。
り用スピニングリールのラインローラについて説明す
る。
【0065】図25に示した実施の形態13におけるラ
インローラ16と異なり、このラインローラ16は図2
6(A)に示すようにその分割端面17a,17bが凹
形の円錐面に形成されており、このため同図(B)のよ
うに釣糸1は釣糸導入溝の横断面積の大きい最深部で挟
持され、より大きな張力を発生する。また、その結果、
図27中斜線部で示すように、釣糸1を挟む位置がライ
ンローラ16の外周と直径との交点上に来るので釣糸1
を挟む際に側壁部16a又は16bが支持軸19a又は
19b(図4等参照)上で傾くことなく円滑にスライド
し、他方の側壁部16b又は16aと共に釣糸1を確実
に挟むことになる。
インローラ16と異なり、このラインローラ16は図2
6(A)に示すようにその分割端面17a,17bが凹
形の円錐面に形成されており、このため同図(B)のよ
うに釣糸1は釣糸導入溝の横断面積の大きい最深部で挟
持され、より大きな張力を発生する。また、その結果、
図27中斜線部で示すように、釣糸1を挟む位置がライ
ンローラ16の外周と直径との交点上に来るので釣糸1
を挟む際に側壁部16a又は16bが支持軸19a又は
19b(図4等参照)上で傾くことなく円滑にスライド
し、他方の側壁部16b又は16aと共に釣糸1を確実
に挟むことになる。
【0066】実施の形態15 図28を参照して実施の形態15に係る魚釣り用スピニ
ングリールのラインローラについて説明する。
ングリールのラインローラについて説明する。
【0067】図26に示した実施の形態14におけるラ
インローラ16と異なり、このラインローラ16では一
方の分割端面17a,17bが凹形の円錐面に形成さ
れ、他方の分割端面17a,17bが凸形の円錐面に形
成され、両円錐面で釣糸1を挟むようになっている。
インローラ16と異なり、このラインローラ16では一
方の分割端面17a,17bが凹形の円錐面に形成さ
れ、他方の分割端面17a,17bが凸形の円錐面に形
成され、両円錐面で釣糸1を挟むようになっている。
【0068】実施の形態16 図29を参照して実施の形態16に係る魚釣り用スピニ
ングリールのラインローラについて説明する。
ングリールのラインローラについて説明する。
【0069】図22に示した実施の形態10におけるラ
インローラ16と異なり、図29(A)に示すように、
一方の側壁部16aの外周のテーパ面42が他方の側壁
部16bの外周のテーパ面43よりも勾配が大きくなる
ように形成されており、そのため同図(B)に示すよう
に釣糸1が両分割端面17a,17b間に入り込み易く
なる。
インローラ16と異なり、図29(A)に示すように、
一方の側壁部16aの外周のテーパ面42が他方の側壁
部16bの外周のテーパ面43よりも勾配が大きくなる
ように形成されており、そのため同図(B)に示すよう
に釣糸1が両分割端面17a,17b間に入り込み易く
なる。
【0070】実施の形態17 図30を参照して実施の形態17に係る魚釣り用スピニ
ングリールのラインローラについて説明する。
ングリールのラインローラについて説明する。
【0071】同図(A)に示すように、このラインロー
ラ16の他方の側壁部16bにおける分割端面17bに
接した雄筒18の表面には環状溝46が形成されてい
る。同図(B)に示すように釣糸1は両側壁部16a,
16bの分割端面17a,17b間に挟まれると同時に
溝46内に入り込む。
ラ16の他方の側壁部16bにおける分割端面17bに
接した雄筒18の表面には環状溝46が形成されてい
る。同図(B)に示すように釣糸1は両側壁部16a,
16bの分割端面17a,17b間に挟まれると同時に
溝46内に入り込む。
【0072】実施の形態18 図31を参照して実施の形態18に係る魚釣り用スピニ
ングリールのラインローラについて説明する。
ングリールのラインローラについて説明する。
【0073】同図(A)に示すように、このラインロー
ラ16の雄筒18の外表面は分割端面17bの方に向か
うに連れ径が小さくなるようなテーパ面に形成され、そ
のため雄筒18と分割端面17bとの間には環状溝47
が生じている。同図(B)に示すように釣糸1は両側壁
部16a,16bの分割端面17a,17b間に挟まれ
ると同時に溝47内に入り込むので分割端面17a,1
7b間により強く挟まれることになる。
ラ16の雄筒18の外表面は分割端面17bの方に向か
うに連れ径が小さくなるようなテーパ面に形成され、そ
のため雄筒18と分割端面17bとの間には環状溝47
が生じている。同図(B)に示すように釣糸1は両側壁
部16a,16bの分割端面17a,17b間に挟まれ
ると同時に溝47内に入り込むので分割端面17a,1
7b間により強く挟まれることになる。
【0074】実施の形態19 図32を参照して実施の形態19に係る魚釣り用スピニ
ングリールのラインローラについて説明する。
ングリールのラインローラについて説明する。
【0075】このラインローラ16における両側壁部1
6a,16bの外周のテーパ面42,43から分割端面
17a,17bに至る個所はアール面すなわち湾曲面4
8,49とされている。このため、釣糸1は湾曲面4
8,49に沿って分割端面17a,17b間の釣糸導入
溝内に円滑に入り込む。この湾曲面48,49は一方の
側壁部16a又は16bにのみ形成するようにしてもよ
い。
6a,16bの外周のテーパ面42,43から分割端面
17a,17bに至る個所はアール面すなわち湾曲面4
8,49とされている。このため、釣糸1は湾曲面4
8,49に沿って分割端面17a,17b間の釣糸導入
溝内に円滑に入り込む。この湾曲面48,49は一方の
側壁部16a又は16bにのみ形成するようにしてもよ
い。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、ラインローラを左側壁
部と右側壁部とに分割形成し、該両側壁部を同じ軸芯上
に回転可能に支承し、該両側壁部をその分割端面が重な
り合うように係合させると共に該分割端面が狭まるよう
に付勢手段により弾力的に付勢したことにより、側壁部
は傾くことなく軸芯上を円滑にスライドするので、竿先
からラインローラに至る釣糸の張力がごく小さくても釣
糸を分割端面間に確実に挟み込むことができる。従っ
て、釣糸を適度な力で引張りつつスプールに均一厚さで
巻き付けて糸巻き状態を良くすることが出来るのでバッ
クラッシュの発生を防止することができ、スプールへの
糸絡みを防止すると共に飛距離を伸ばすことができる。
部と右側壁部とに分割形成し、該両側壁部を同じ軸芯上
に回転可能に支承し、該両側壁部をその分割端面が重な
り合うように係合させると共に該分割端面が狭まるよう
に付勢手段により弾力的に付勢したことにより、側壁部
は傾くことなく軸芯上を円滑にスライドするので、竿先
からラインローラに至る釣糸の張力がごく小さくても釣
糸を分割端面間に確実に挟み込むことができる。従っ
て、釣糸を適度な力で引張りつつスプールに均一厚さで
巻き付けて糸巻き状態を良くすることが出来るのでバッ
クラッシュの発生を防止することができ、スプールへの
糸絡みを防止すると共に飛距離を伸ばすことができる。
【図1】本発明の実施の形態1に係る魚釣用スピニング
リールの部分切欠側面図であり、ベールアームが釣糸巻
取位置にある状態を示す。
リールの部分切欠側面図であり、ベールアームが釣糸巻
取位置にある状態を示す。
【図2】図1に示す魚釣用スピニングリールの部分切欠
正面図である。
正面図である。
【図3】ラインローラの縦断面図であり、(A)は釣糸
を除去した状態で示し、(B)は釣糸を掛けた状態で示
す。
を除去した状態で示し、(B)は釣糸を掛けた状態で示
す。
【図4】図3(A)中IV−IV矢視断面図である。
【図5】図3(B)中V−V矢視断面図である。
【図6】ラインローラが釣糸をスプールに巻き付ける状
態を示す模式図であり、(A)は従来のラインローラに
よる巻取り状態を示し、(B)は本発明に係るラインロ
ーラによる巻取り状態を示す。
態を示す模式図であり、(A)は従来のラインローラに
よる巻取り状態を示し、(B)は本発明に係るラインロ
ーラによる巻取り状態を示す。
【図7】実施の形態2に係るラインローラの縦断面図で
あり、(A)は釣糸を除去した状態で示し、(B)は釣
糸を掛けた状態で示す。
あり、(A)は釣糸を除去した状態で示し、(B)は釣
糸を掛けた状態で示す。
【図8】実施の形態2に係るラインローラをラインロー
ラ支承部と共に示す図7(A)中VIII矢視図であ
る。
ラ支承部と共に示す図7(A)中VIII矢視図であ
る。
【図9】図8に示すラインローラの水平断面図である。
【図10】実施の形態2に係るラインローラをラインロ
ーラ支承部と共に示す図7(B)中X矢視図である。
ーラ支承部と共に示す図7(B)中X矢視図である。
【図11】図10に示すラインローラの水平断面図であ
る。
る。
【図12】巻取り中の釣糸とラインローラとの関係を示
す模式図である。
す模式図である。
【図13】実施の形態3に係るラインローラをラインロ
ーラ支承部と共に示す図10と同様な矢視図であり、釣
糸を除去した状態で示す図である。
ーラ支承部と共に示す図10と同様な矢視図であり、釣
糸を除去した状態で示す図である。
【図14】実施の形態3に係るラインローラをラインロ
ーラ支承部と共に示す図10と同様な矢視図であり、釣
糸を掛けた状態で示す図である。
ーラ支承部と共に示す図10と同様な矢視図であり、釣
糸を掛けた状態で示す図である。
【図15】巻取り中の釣糸とラインローラとの関係を示
す模式図である。
す模式図である。
【図16】実施の形態4に係るラインローラをラインロ
ーラ支承部と共に示す図4と同様な断面図である。
ーラ支承部と共に示す図4と同様な断面図である。
【図17】実施の形態5に係るラインローラをラインロ
ーラ支承部と共に示す図4と同様な断面図である。
ーラ支承部と共に示す図4と同様な断面図である。
【図18】実施の形態6に係るラインローラをラインロ
ーラ支承部と共に示す図4と同様な断面図である。
ーラ支承部と共に示す図4と同様な断面図である。
【図19】実施の形態7に係るラインローラをラインロ
ーラ支承部と共に示す図4と同様な断面図である。
ーラ支承部と共に示す図4と同様な断面図である。
【図20】実施の形態8に係るラインローラをラインロ
ーラ支承部と共に示す図4と同様な断面図である。
ーラ支承部と共に示す図4と同様な断面図である。
【図21】実施の形態9に係るラインローラをラインロ
ーラ支承部と共に示す図4と同様な断面図である。
ーラ支承部と共に示す図4と同様な断面図である。
【図22】実施の形態10に係るラインローラを示す部
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
【図23】実施の形態11に係るラインローラを示す部
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
【図24】実施の形態12に係るラインローラを示す部
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
【図25】実施の形態13に係るラインローラを示す部
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
【図26】実施の形態14に係るラインローラを示す部
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
【図27】巻取り中の釣糸とラインローラとの関係を示
す模式図である。
す模式図である。
【図28】実施の形態15に係るラインローラを示す部
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
【図29】実施の形態16に係るラインローラを示す部
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
【図30】実施の形態17に係るラインローラを示す部
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
【図31】実施の形態18に係るラインローラを示す部
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
【図32】実施の形態19に係るラインローラを示す部
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
分切欠断面図であり、(A)は釣糸を除去した状態で示
し、(B)は釣糸を掛けた状態で示す。
1…釣糸 4…リール本体 8…スプール 16…ラインローラ 16a,16b…側壁部 17a,17b…分割端面 19a,19b…支持軸 21a,21b…軸受 23…付勢手段 24…カラー 33…隙間 48,49…アール面
Claims (6)
- 【請求項1】 リール本体の前部に配置したスプールの
釣糸巻回部にリール本体の前方に繰り出された釣糸をラ
インローラで案内しながら巻き取るようにし、上記ライ
ンローラから釣糸を外すことによってスプールの釣糸巻
回部に巻き取られた釣糸を繰り出すようにした魚釣用ス
ピニングリールにおいて、上記ラインローラを左側壁部
と右側壁部とに分割形成し、該両側壁部を同じ軸芯上に
回転可能に支承し、該両側壁部をその分割端面が重なり
合うように係合させると共に該分割端面が狭まるように
付勢手段により弾力的に付勢したことを特徴とする魚釣
用スピニングリール。 - 【請求項2】 上記付勢手段による付勢力を調整可能に
したことを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニン
グリール。 - 【請求項3】 上記両側壁部の何れか一方をラインロー
ラ支承部に固定すると共に他方をラインローラ支承部に
回転可能に取付け、該両側壁部の分割端面上に傾斜面を
設けて分割端面間に釣糸を導入する隙間を形成したこと
を特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリー
ル。 - 【請求項4】 上記支持軸と上記両側壁部の少なくとも
一方との間に合成樹脂製のカラーを介在させたことを特
徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。 - 【請求項5】 上記両側壁部の少なくとも一方を二つの
軸受により支承したことを特徴とする請求項1に記載の
魚釣用スピニングリール。 - 【請求項6】 上記両側壁部における分割端面の少なく
とも一方にアール面を形成したことを特徴とする請求項
1に記載の魚釣用スピニングリール。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10257304A JP2000083529A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 魚釣用スピニングリール |
US09/382,953 US6227474B1 (en) | 1998-08-27 | 1999-08-25 | Spinning reel with tension roller for preventing fishing line twist |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10257304A JP2000083529A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 魚釣用スピニングリール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000083529A true JP2000083529A (ja) | 2000-03-28 |
Family
ID=17304509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10257304A Pending JP2000083529A (ja) | 1998-08-27 | 1998-09-10 | 魚釣用スピニングリール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000083529A (ja) |
-
1998
- 1998-09-10 JP JP10257304A patent/JP2000083529A/ja active Pending
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