JP2000081762A - 帯電方法、帯電装置及び該帯電装置を用いた画像記録装置 - Google Patents
帯電方法、帯電装置及び該帯電装置を用いた画像記録装置Info
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Abstract
ラシ等の簡易な部材を用いた場合でも、また該部材のト
ナー汚染にかかわらず、低印加電圧・オゾンレスの直接
帯電を実現する、画像記録装置にあっては直接帯電とト
ナーリサイクルシステムを問題なく実行可能にする、接
触帯電部材に供給した帯電促進粒子の像担持体への脱落
を十分に減少させて、像露光遮光、現像阻害などの画像
不良をなくす。 【解決手段】 被帯電体1とニップ部nを形成する可撓
性の帯電部材2により、被帯電体表面を帯電する帯電装
置であり、帯電部材は被帯電体に対して速度差をもって
移動し、帯電部材に帯電促進粒子mを供給する帯電促進
粒子供給手段3Aを有し、装置の動作モードとして、帯
電促進粒子供給手段から帯電部材に帯電促進粒子の供給
を行うAモードと、帯電促進粒子供給手段から帯電部材
に帯電促進粒子の供給を行わず被帯電体を帯電するBモ
ードを有すること。
Description
る帯電方法と帯電装置に関する。より詳しくは、被帯電
体とニップ部を形成する可撓性の帯電部材により、被帯
電体表面を帯電する帯電方法と帯電装置に関する。
として使用した、複写機やプリンタ等の画像記録装置
(画像形成装置)に関する。
装置等の画像記録装置において、電子写真感光体・静電
記録誘電体等の像担持体(被帯電体)を所要の極性・電
位に一様に帯電処理(除電処理も含む)する帯電装置と
してはコロナ帯電器(コロナ放電器)がよく使用されて
いた。
り、例えば、ワイヤ電極等の放電電極と該放電電極を囲
むシールド電極を備え、放電開口部を被帯電体である像
担持体に対向させて非接触に配設し、放電電極とシール
ド電極に高圧を印加することにより生じる放電電流(コ
ロナシャワー)に像担持体面をさらすことで像担持体面
を所定に帯電させるものである。
っては、像担持体等の被帯電体の帯電装置として、コロ
ナ帯電器に比べて低オゾン・低電力等の利点があること
から接触帯電装置が多く提案され、また実用化されてい
る。
に、ローラ型(帯電ローラ)、ファーブラシ型、磁気ブ
ラシ型、ブレード型等の導電性の帯電部材を接触させ、
この帯電部材(接触帯電部材・接触帯電器、以下、接触
帯電部材と記す)に所定の帯電バイアスを印加して被帯
電体面を所定の極性・電位に帯電させるものである。
帯電原理)には、.放電帯電系と.直接帯電系の2
種類の帯電機構が混在しており、どちらが支配的である
かにより各々の特性が現れる。
により被帯電体表面が帯電する系である。
定の放電しきい値を有するため、帯電電位より大きな電
圧を接触帯電部材に印加する必要がある。また、コロナ
帯電器に比べれば発生量は格段に少ないけれども放電生
成物を生じることが原理的に避けられないため、オゾン
など活性イオンによる弊害は避けられない。
とで被帯電体表面が帯電する系である。直接帯電、ある
いは注入帯電、あるいは電荷注入帯電とも称される。
帯電体表面に接触して、放電現象を介さずに、つまり放
電を基本的に用いないで被帯電体表面に直接電荷注入を
行うものである。よって、接触帯電部材への印加電圧が
放電閾値以下の印加電圧であっても、被帯電体を印加電
圧相当の電位に帯電することができる。この直接帯電系
はイオンの発生を伴わないため放電生成物による弊害は
生じない。
材の被帯電体への接触性が帯電性に大きく効いてくる。
そこで接触帯電部材はより密に構成し、また被帯電体と
の速度差を多く持ち、より高い頻度で被帯電体に接触す
る構成をとる必要がある。
ローラ)を用いたローラ帯電方式が帯電の安定性という
点で好ましく、広く用いられている。
放電帯電系が支配的である。
材あるいは発泡体を用いて作成される。さらにこれらを
積層して所望の特性を得たものもある。
す)との一定の接触状態を得るために弾性を持たせてい
るが、そのため摩擦抵抗が大きく、多くの場合、感光体
に従動あるいは若干の速度差をもって駆動される。従っ
て、直接帯電しようとしても、絶対的帯電能力の低下や
接触性の不足やローラ上のムラや感光体の付着物による
帯電ムラは避けられないため、従来のローラ帯電ではそ
の帯電機構は放電帯電系が支配的である。
したグラフである。横軸に接触帯電部材に印加したバイ
アス(印加DC電圧)、縦軸にはその時得られた感光体
帯電電位(ドラム電位)を表わすものである。
表わされる。即ち凡そ−500Vの放電閾値を過ぎてか
ら帯電が始まる。従って、−500Vに帯電する場合は
−1000Vの直流電圧を印加するか、あるいは、−5
00V直流の帯電電圧に加えて、放電閾値以上の電位差
を常に持つようにピーク間電圧1200Vの交流電圧を
印加して感光体電位を帯電電位に収束させる方法が一般
的である。
OPC感光体に対して帯電ローラを加圧当接させた場合
には、約640V以上の電圧を印加すれば感光体の表面
電位が上昇し始め、それ以降は印加電圧に対して傾き1
で線形に感光体表面電位が増加する。この閾値電圧を帯
電開始電圧Vthと定義する。
面電位Vdを得るためには帯電ローラにはVd+Vth
という必要とされる以上のDC電圧が必要となる。この
ようにしてDC電圧のみを接触帯電部材に印加して帯電
を行なう方法を「DC帯電方式」と称する。
よって接触帯電部材の抵抗値が変動するため、また、感
光体が削れることによって膜厚が変化するとVthが変
動するため、感光体の電位を所望の値にすることが難し
かった。
に特開昭63−149669号公報に開示されるよう
に、所望のVdに相当するDC電圧に2×Vth以上の
ピーク間電圧を持つAC成分を重畳した電圧を接触帯電
部材に印加する「AC帯電方式」が用いられる。これ
は、ACによる電位のならし効果を目的としたものであ
り、被帯電体の電位はAC電圧のピークの中央であるV
dに収束し、環境等の外乱には影響されることはない。
ても、その本質的な帯電機構は、接触帯電部材から感光
体への放電現象を用いているため、先に述べたように接
触帯電部材に印加する電圧は感光体表面電位以上の値が
必要とされ、微量のオゾンは発生する。
った場合にはさらなるオゾンの発生、AC電圧の電界に
よる接触帯電部材と感光体の振動騒音(AC帯電音)の
発生、また、放電による感光体表面の劣化等が顕著にな
り、新たな問題点となっていた。
ブラシ部を有する部材(ファーブラシ帯電器)を用い、
その導電性繊維ブラシ部を被帯電体としての感光体に接
触させ、所定の帯電バイアスを印加して感光体面を所定
の極性・電位に帯電させるものである。
記の放電帯電系が支配的である。ファーブラシ帯電器
は固定タイプとロールタイプが実用化されている。中抵
抗の繊維を基布に折り込みパイル状に形成したものを電
極に接着したものが固定タイプで、ロールタイプはパイ
ルを芯金に巻き付けて形成する。繊維密度としては10
0本/mm2 程度のものが比較的容易に得られるが、直
接帯電により十分均一な帯電を行うにはそれでも接触性
は不十分であり、直接帯電により十分均一な帯電を行う
には感光体に対し機械構成としては困難なほどに速度差
を持たせる必要があり、現実的ではない。
帯電特性は図7のBに示される特性をとる。従って、フ
ァーブラシ帯電の場合も、固定タイプ、ロールタイプど
ちらも多くは、高い帯電バイアスを印加し放電現象を用
いて帯電を行っている。
をマグネットロール等で磁気拘束してブラシ状に形成し
た磁気ブラシ部を有する部材(磁気ブラシ帯電器)を用
い、その磁気ブラシ部を被帯電体としての感光体に接触
させ、所定の帯電バイアスを印加して感光体面を所定の
極性・電位に帯電させるものである。
は前記の直接帯電系が支配的である。
として粒径5〜50μmのものを用い、感光体と十分速
度差を設けることで、均一に直接帯電を可能にする。
印加バイアスとほぼ比例した帯電電位を得ることが可能
になる。
と、磁気ブラシ部を構成している導電性磁性粒子が脱落
して感光体に付着する等他の弊害もある。
面にあるトラップ準位または電荷注入層の導電粒子等の
電荷保持部材に電荷を注入して接触注入帯電を行なう方
法が提案されている。放電現象を用いないため、帯電に
必要とされる電圧は所望する感光体表面電位分のみであ
り、オゾンの発生もない。さらに、AC電圧を印加しな
いので、帯電音の発生もなく、ローラ帯電方式と比べる
と、オゾンレス、低電力の優れた帯電方式である。
レス) 転写方式の画像記録装置においては、転写後の感光体
(像担持体)に残存する転写残りの現像剤(トナー)は
クリーナ(クリーニング装置)によって感光体面から除
去されて廃トナーとなるが、この廃トナーは環境保護の
面からも出ないことが望ましい。そこでクリーナをなく
し、転写後の感光体上の転写残トナーは現像装置によっ
て「現像同時クリーニング」で感光体上から除去し現像
装置に回収・再用する装置構成にしたトナーリサイクル
システム(またはトナーリサイクルプロセス)の画像記
録装置も出現している。
体上に残留したトナーを次工程以降の現像時、即ち引き
続き感光体を帯電し、露光して潜像を形成し、該潜像の
現像時にかぶり取りバイアス(現像装置に印加する直流
電圧と感光体の表面電位間の電位差であるかぶり取り電
位差Vback)によって回収する方法である。この方法に
よれば、転写残トナーは現像装置に回収されて次工程以
後に再用されるため、廃トナーをなくし、メンテナンス
に手を煩わせることも少なくすることができる。またク
リーナレスであることでスペース面での利点も大きく、
画像記録装置を大幅に小型化できるようになる。
転写残トナーを専用のクリーナによって感光体面から除
去するのではなく、帯電手段部を経由させて現像装置に
至らせて再度現像プロセスにて利用するものであるた
め、感光体の帯電手段として接触帯電を用いた場合にお
いては感光体と接触帯電部材との接触部に絶縁性である
トナーが介在した状態で如何にして感光体を帯電するか
が課題になっている。上記したローラ帯電やファーブラ
シ帯電においては、感光体上の転写残トナーを拡散し非
パターン化するとともに、大きなバアイスを印加し放電
による帯電を用いることが多い。磁気ブラシ帯電におい
ては接触帯電部材として粉体を用いるため、その粉体で
ある導電性磁性粒子の磁気ブラシ部が感光体に柔軟に接
触し感光体を帯電できる利点があるが、機器構成が複雑
であること、磁気ブラシ部を構成している導電性磁性粒
子の脱落による弊害が大きい。
帯電を行なうために、接触帯電部材に被帯電体面との接
触面に粉末を塗布する構成が特公平7−99442号公
報に開示されているが、接触帯電部材(帯電ローラ)が
被帯電体(感光体)に従動回転(速度差駆動なし)であ
り、スコロトロン等のコロナ帯電器と比べるとオゾン生
成物の発生は格段に少なくなっているものの、帯電原理
は前述のローラ帯電の場合と同様に依然として放電によ
る帯電を主としている。特に、より安定した帯電均一性
を得るためにはDC電圧にAC電圧を重畳した電圧を印
加するために、放電によるオゾン生成物の発生はより多
くなってしまう。よって、長期に装置を使用した場合
や、クリーナレスの画像記録装置を長期に使用した場合
において、オゾン生成物による画像流れ等の弊害が現れ
やすい。
は、接触帯電を用いた画像形成方法において、長時間画
像形成を繰り返すうちにトナー粒子やシリカ微粒子が帯
電手段の表面に付着することによる帯電阻害を防止する
ために、現像剤中に、少なくとも顕画粒子と、顕画粒子
より小さい平均粒径を有する導電性粒子を含有すること
が開示されている。しかし、この接触帯電は放電帯電機
構によるもので、直接注入帯電機構ではなく、放電帯電
による前述の問題がある。
の項に記載したように、従来の接触帯電において、接触
帯電部材として帯電ローラあるいはファーブラシなどを
用いた簡易な構成では直接帯電を行なうには該接触帯電
部材の表面が粗くて被帯電体との密な接触が確保され
ず、直接帯電は不可能であった。
を拾って汚れやすく、その付着汚れが絶縁性であると帯
電不良を生じやすい。
材として帯電ローラやファーブラシ等の簡易な部材を用
いた場合でも、また接触帯電部材の汚染にかかわらず、
より帯電均一性に優れ且つ長期に渡り安定した直接帯電
を実現する、即ち、低印加電圧でオゾンレスの注入帯電
を簡易な構成で実現することが期待されている。
ついて、上記の要望に応えることを目的とする。
電手段に接触帯電装置を採択した場合、接触帯電部材と
して帯電ローラあるいはファーブラシなどを用いた簡易
な構成で低印加電圧でオゾンレスの注入帯電を実現する
ことができれば装置構成上・性能上等で極めて有効であ
る。
採択した転写式画像記録装置の場合の接触帯電部材の汚
染に関して、像担持体に形成担持させた現像剤像(トナ
ー像)を被記録体へ転写した後の像担持体上の転写残ト
ナーを除去する専用のクリーナを具備させている画像記
録装置の場合であっても、像担持体上の転写残トナーを
クリーナで完全に除去することは困難であり、僅かなが
らもクリーナをすり抜けるトナーが像担持体面の移動で
接触帯電部材と像担持体との接触部である帯電部に持ち
運ばれて接触帯電部材に付着・混入して接触帯電部材は
次第にトナーで汚染されていく。
部材と像担持体との接触部である帯電部にトナーが存在
したり、接触帯電部材がトナーで汚染されることは、帯
電阻害因子であり、帯電不良を生じさせることになる。
ナレス)の画像記録装置にあっては、転写後の像担持体
面上の転写残トナーを除去する専用のクリーナを用いな
いため、転写後の像担持体面の転写残トナーが像担持体
と接触帯電部材の接触部である帯電部に像担持体面の移
動でそのまま持ち運ばれるので、接触帯電部材は著しく
トナー汚染される。
装置、接触帯電方式・転写方式の画像記録装置、さらに
は接触帯電方式・転写方式・トナーリサイクルシステム
の画像記録装置について、接触帯電部材として帯電ロー
ラやファーブラシ等の簡易な部材を用いて、また該接触
帯電部材のトナー汚染にかかわらず、低印加電圧でオゾ
ンレスの直接帯電とトナーリサイクルシステムを問題な
く実行可能にし、高品位な画像形成を長期に渡り維持さ
せること、画像比率の高い画像を出力した後でも高品位
な画像形成を長期に渡り維持させること等を目的とす
る。
徴とする、帯電方法、帯電装置及び該帯電装置を用いた
画像記録装置である。
性の帯電部材により、被帯電体表面を帯電する帯電方法
であり、帯電部材は被帯電体に対して速度差をもって移
動し、帯電部材に帯電促進粒子を供給する帯電促進粒子
供給手段を有し、帯電促進粒子供給手段から帯電部材に
帯電促進粒子の供給を行うAモードと、帯電促進粒子供
給手段から帯電部材に帯電促進粒子の供給を行わず被帯
電体を帯電するBモードを有することを特徴とする帯電
方法。
から帯電部材に帯電促進粒子の供給を行うA1モード
と、被帯電体及び帯電部材を駆動し帯電促進粒子を帯電
部材に馴染ませるA2モードからなることを特徴とする
(1)に記載の帯電方法。
・cm以下であることを特徴とする(1)または(2)
に記載の帯電方法。
・cm以下であることを特徴とする(1)または(2)
に記載の帯電方法。
を特徴とする(1)ないし(4)の何れか1つに記載の
帯電方法。
いて互いに逆方向に移動することを特徴とする(1)な
いし(5)の何れか1つに記載の帯電方法。
性の帯電部材により、被帯電体表面を帯電する帯電装置
であり、帯電部材は被帯電体に対して速度差をもって移
動し、帯電部材に帯電促進粒子を供給する帯電促進粒子
供給手段を有し、装置の動作モードとして、帯電促進粒
子供給手段から帯電部材に帯電促進粒子の供給を行うA
モードと、帯電促進粒子供給手段から帯電部材に帯電促
進粒子の供給を行わず被帯電体を帯電するBモードを有
することを特徴とする帯電装置。
から帯電部材に帯電促進粒子の供給を行うA1モード
と、被帯電体及び帯電部材を駆動し帯電促進部材を帯電
部材に馴染ませるA2モードからなることを特徴とする
(7)に記載の帯電装置。
・cm以下であることを特徴とする(7)または(8)
に記載の帯電装置。
Ω・cm以下であることを特徴とする(7)または
(8)に記載の帯電装置。
とを特徴とする(7)ないし(10)の何れか1つに記
載の帯電装置。
おいて互いに逆方向に移動することを特徴とする(7)
ないし(11)の何れか1つに記載の帯電装置。
る工程を含む作像プロセスを適用して画像記録を実行す
る画像記録装置であり、像担持体を帯電する工程手段が
(7)ないし(12)の何れか1つに記載の帯電装置で
あり、Aモード時は、画像記録は行わず、Bモード時内
に画像記録を行うことを特徴とする画像記録装置。
る帯電手段と、像担持体の帯電面に静電潜像を形成する
情報書き込み手段と、その静電潜像を現像剤で可視化す
る現像手段と、その現像剤像を被記録体に転写する転写
手段と、転写後の像担持体を清掃するクリーニング手段
を有し、像担持体は繰り返して作像に供される画像記録
装置であり、像担持体を帯電する工程手段が(7)ない
し(12)の何れか1つに記載の帯電装置であり、Aモ
ード時は、画像記録は行わず、Bモード時内に画像記録
を行うことを特徴とする画像記録装置。
る帯電手段と、像担持体の帯電面に静電潜像を形成する
情報書き込み手段と、その静電潜像を現像剤で可視化す
る現像手段と、その現像剤像を被記録体に転写する転写
手段を有し、前記現像手段が現像剤像を被記録体に転写
した後に像担持体上に残留した現像剤を少なくとも帯電
手段に一時担持させ、像担持体を通して再度現像手段に
回収する像担持体クリーナレス構成の画像記録装置であ
り、像担持体を帯電する工程手段が(7)ないし(1
2)の何れか1つに記載の帯電装置であり、Aモード時
は、画像記録は行わず、Bモード時内に画像記録を行う
ことを特徴とする画像記録装置。
成する情報書き込み手段が像露光手段であることを特徴
とする(14)または(15)に記載の画像記録装置。
であり、この粒子を用いたことで均一で安定な直接帯電
を実現している。該帯電促進粒子の体積抵抗は1×10
12Ω・cm以下、更に好ましくは1×1010Ω・cm以
下であることが望ましい。
ップ部を形成する可撓性の帯電部材に対して、該帯電部
材に接触する帯電促進粒子供給部材から、あるいは帯電
促進粒子塗布部材を介して帯電促進粒子供給部材から供
給されることで、被帯電体と接触帯電部材とのニップ部
である帯電部に帯電促進粒子が存在した状態で被帯電体
の接触帯電が行なわれる。
である帯電部に帯電促進粒子が存在することで、該粒子
の滑剤効果により、摩擦抵抗が大きくてそのままでは被
帯電体に対して速度差を持たせて接触させることが困難
であった帯電ローラであっても、それを被帯電体面に対
して無理なく容易に効果的に速度差を持たせて接触させ
た状態にすることが可能となると共に、帯電促進粒子は
接触帯電部材の凹凸を埋め被帯電体に対する接触性を向
上させ、該接触帯電部材が該粒子を介して被帯電体面に
密に接触してより高い頻度で被帯電体面に接触する構成
となる。
設けることができることで、接触帯電部材と被帯電体の
ニップ部において帯電促進粒子が被帯電体に接触する機
会を格段に増加させ、高い接触性を得ることができ、接
触帯電部材と被帯電体のニップ部に存在する帯電促進粒
子が被帯電体表面を隙間なく摺擦することで被帯電体に
電荷を直接注入できるようになり、接触帯電部材による
被帯電体の接触帯電は帯電促進粒子の介存により直接帯
電(注入帯電)が支配的となる。
電部材を回転駆動して被帯電体と速度差を設けることに
なる。接触帯電部材を被帯電体表面の移動方向と同じ方
向に移動させて速度差をもたせることも可能であるが、
注入帯電の帯電性は被帯電体の周速と接触帯電部材の周
速の比に依存するため、逆方向と同じ周速比を得るには
順方向では接触帯電部材の回転数が逆方向の時に比べて
大きくなるので、接触帯電部材を逆方向に移動させる方
が回転数の点で有利である。
電体周速×100 である(帯電部材周速はニップ部において帯電部材表面
が被帯電体表面と同じ方向に移動するとき正の値であ
る)。
である帯電部に帯電阻害因子である絶縁性の物質が介在
していたり、接触帯電部材がそのような絶縁性の物質で
汚染されている場合でも、帯電促進粒子が被帯電体と接
触帯電部材とのニップ部である帯電部に介存することに
より、接触帯電部材の被帯電体への緻密な接触性と接触
抵抗を維持できるため、低印加電圧でオゾンレスの直接
帯電を長期にわたり安定に維持させることができ、均一
な帯電性を与えることができる。
る供給手段を具備させたことで、装置の使用に伴い被帯
電体と接触帯電部材とのニップ部である帯電部から帯電
促進粒子が脱落しても該帯電部に対する帯電促進粒子の
補充がなされ、帯電促進粒子の帯電部からの脱落・減少
による帯電特性の低下が防止されて、上記の直接帯電性
を長期に渡り安定に維持させることができる。
である帯電部に介在する帯電促進粒子は帯電動作ととも
に被帯電体に付着し、接触帯電部材まわりに存在する帯
電促進粒子は補給されなければ減少しいずれはなくなる
が、本発明においては接触帯電部材には帯電促進粒子供
給手段で帯電促進粒子が塗布供給される。
れた帯電促進粒子は帯電を繰り返すことで被帯電体に過
剰に付着して後行程に悪影響を及ぼすことがある。画像
記録装置においては、被帯電体すなわち像担持体上に存
在する過剰の帯電促進粒子により、後行程で画像露光に
よる潜像形成時に露光光を遮るなどの弊害が生じること
がある。また、さらにその後のトナーによる現像行程に
おいても弊害が生じることがある。
子の塗布供給においては、帯電促進粒子を安定して供給
し均一な帯電性を得るとともに、帯電促進粒子の被帯電
体への付着は可及的に減少させ、画像欠陥のない記録画
像を形成させることが肝要である。
から接触帯電部材に帯電促進粒子の供給を行うAモード
と、帯電促進粒子供給手段から接触帯電部材に帯電促進
粒子の供給を行わず被帯電体を帯電するBモードを設け
る事で、均一帯電を要求される動作時には、Bモードで
の動作により帯電促進粒子が被帯電体に脱落するのを防
止し、均一帯電を要求されない動作中にAモードとして
帯電促進粒子を接触帯電部材に供給する。
による帯電を行いつつ、帯電促進粒子で被帯電体を過度
に汚染することのない優れた帯電処理を実行させること
ができる。
から接触帯電部材に帯電促進粒子の供給を行うA1モー
ドと、被帯電体及び接触帯電部材を駆動し帯電促進粒子
を帯電部材に馴染ませるA2モードからなる事にするこ
とにより、より確実に帯電促進粒子の脱落を十分に減ら
すことができる。
部において互いに逆方向に移動するように駆動されるこ
とにより、より帯電効率が向上するとともに、帯電促進
粒子の脱落もより十分に減らすことができる。
担持体上に脱落する過剰の帯電促進粒子に起因する悪影
響を防止できる、即ち、帯電行程後の露光や現像時に画
像欠陥などの画像不良を生じることを防止することがで
きる。
っては、トナーリサイクルと直接注入帯電を実現すると
ともに、接触帯電部材からの帯電粒子の脱落を十分に減
らして画像欠陥の生じない優れた画像記録装置を構成可
能である。
られなかった高い帯電効率が得られ、接触帯電部材に印
加した電圧とほぼ同等の帯電電位を被帯電体に与えるこ
とができ、接触帯電部材として帯電ローラやファーブラ
シなど簡易な部材を用いた場合でも、また該接触帯電部
材の汚染にかかわらず、該接触帯電部材に対する帯電に
必要な印加バイアスは被帯電体に必要な帯電電位相当の
電圧で十分であり、放電現象を用いない安定かつ安全な
接触帯電装置、即ち低印加電圧・オゾンレスで、帯電均
一性に優れ且つ長期に渡り安定した性能の直接帯電装置
を簡易な構成で実現することができる。
として用いることで、接触帯電方式の画像記録装置、接
触帯電方式・転写方式の画像記録装置、さらには接触帯
電方式・転写方式・トナーリサイクルシステムの画像記
録装置について、接触帯電部材として帯電ローラやファ
ーブラシ等の簡易な部材を用いて、また該接触帯電部材
のトナー汚染にかかわらず、低印加電圧でオゾンレスの
直接帯電とトナーリサイクルシステムを問題なく実行可
能にし、高品位な画像形成を長期に渡り維持させるこ
と、画像比率の高い画像を出力した後でも高品位な画像
形成を長期に渡り維持させること等ができる。
ス)の画像記録装置にあっては、接触帯電部材が像担持
体に対して速度差を持って接触していることで、転写部
から、接触帯電部材と像担持体のニップ部である帯電部
へ至った転写残トナーのパターンが撹乱されて崩され、
中間調画像において、前回の画像パターン部分がゴース
トとなって現れることがなくなる。
帯電部に帯電促進粒子が介存することにより、接触帯電
部材の像担持体への緻密な接触性と接触抵抗を維持でき
るため、接触帯電部材の転写残トナーによる汚染にかか
わらず、低印加電圧でオゾンレスの直接帯電を長期に渡
り安定に維持させることができ、均一な帯電性を与える
ことが出来る。
トナーは接触帯電部材から徐々に像担持体上に吐き出さ
れて像担持体面の移動とともに現像部位に至り、現像手
段において現像同時クリーニング(回収)される(トナ
ーリサイクル)。
図である。
真プロセス利用、接触帯電方式のレーザプリンタであ
る。
ム型の負極性OPC感光体(ネガ感光体、以下感光ドラ
ムと記す)である。この感光ドラム1は矢印の時計方向
に周速度50mm/sec(=プロセススピードPS、
印字速度)の一定速度をもって回転駆動される。
接触させて配設した接触帯電部材としての導電性弾性ロ
ーラ(以下、帯電ローラと記す)である。
プ部である帯電ニップ部である。3Aは帯電ローラ2に
対する帯電促進粒子供給手段であり、この帯電促進粒子
供給手段3Aにより帯電ローラ2の外周面に帯電促進粒
子mが塗布供給されて、感光ドラム1と帯電ローラ2と
のニップ部である帯電ニップ部nに帯電促進粒子mが介
在する。
て感光ドラム1の回転方向と逆方向(カウンター)で回
転駆動され、感光ドラム1面に対して速度差を持って接
触する。Mは該帯電ローラ2の駆動源である。
源S1から所定の帯電バイアス、本例では−700Vの
直流電圧が印加される。
接帯電(注入帯電)方式で帯電ローラ2に対する印加帯
電バイアスと略同じ電位に一様に接触帯電処理される。
段3A、直接帯電等については別項で詳述する。
を含むレーザビームスキャナ(露光装置)である。この
レーザビームスキャナ4は目的の画像情報の時系列電気
ディジタル画素信号に対応して強度変調されたレーザ光
を出力し、該レーザ光で上記回転感光ドラム1の一様帯
電面を走査露光Lする。
面に目的の画像情報に対応した静電潜像が形成される。
静電潜像はこの現像器5により現像部位aにてトナー画
像として現像される。
分磁性トナー(ネガトナー)を用いた反転現像器であ
る。5aはマグネットロール5bを内包させた、現像剤
担持搬送部材としての非磁性回転現像スリーブであり、
現像器5内の現像剤としてのトナーtは回転現像スリー
ブ5a上を搬送される過程において、規制ブレード5c
で層厚規制及び電荷付与を受ける。
ーtはスリーブ5aの回転により、感光ドラム1とスリ
ーブ5aの対向部である現像部位(現像領域部)aに搬
送される。またスリーブ5aには現像バイアス印加電源
S2より現像バイアス電圧が印加される。
z、矩形波 の重畳電圧とした。
トナーtにより反転現像される。
樹脂、磁性体粒子、電荷制御剤を混合し、混練、粉砕、
分級の各工程を経て作成し、更に流動化剤等を外添剤と
して添加して作成されたものである。トナーの重量平均
粒径(D4)は7μmであった。
ーラであり、感光ドラム1に所定に圧接させて転写ニッ
プ部bを形成させてある。この転写ニップ部bに不図示
の給紙部から所定のタイミングで被記録体としての転写
材30が給紙され、かつ転写ローラ6に転写バイアス印
加電源S3から所定の転写バイアス電圧が印加されるこ
とで、感光ドラム1側のトナー像が転写ニップ部bに給
紙された転写材30の面に順次に転写されていく。
aに中抵抗発泡層6bを形成した、ローラ抵抗値5×1
08 Ωのものであり、+2.0kVの電圧を芯金6aに
印加して転写を行なった。転写ニップ部bに導入された
転写材30はこの転写ニップ部bを挟持搬送されて、そ
の表面側に回転感光ドラム1の表面に形成担持されてい
るトナー画像が順次に静電気力と押圧力にて転写されて
いく。
ニップ部bに給紙されて感光ドラム1側のトナー画像の
転写を受けた転写材30は回転感光ドラム1の面から分
離されてこの定着装置7に導入され、トナー画像の定着
を受けて画像形成物(プリント、コピー)として装置外
へ排出される。
装置)である。転写材Pに対するトナー画像転写後の回
転感光ドラム1は、ドラム面に残留の転写残トナーがこ
のクリーナ8のクリーニング部材8a、本例では感光ド
ラム1面に当接させたクリーニングブレード(弾性ブレ
ード)によりかき取られて清掃され、繰り返して作像に
供される。感光ドラム1面からクリーニングブレード8
aによりかき取られた転写残トナーはクリーナ容器内に
廃トナーとして蓄積される。
ーラ2は芯金2a上にゴムあるいは発泡体の中抵抗層2
bを形成することにより作成される。
導電性粒子(例えばカーボンブラック)、硫化剤、発泡
剤等により処方され、芯金2aの上にローラ状に形成し
た。その後必要に応じて表面を研磨して直径12mm、
長手長さ200mmの導電性弾性ローラである帯電ロー
ラ2を作成した。
定したところ100kΩであった。ローラ抵抗は、帯電
ローラ2の芯金2aに総圧1kgの加重がかかるようφ
30mmのアルミドラムに帯電ローラ2を圧着した状態
で、芯金2aとアルミドラムとの間に100Vを印加
し、計測した。
は電極として機能することが重要である。つまり、弾性
を持たせて被帯電体との十分な接触状態を得ると同時
に、移動する被帯電体を充電するに十分低い抵抗を有す
る必要がある。一方では被帯電体にピンホールなどの低
耐圧欠陥部位が存在した場合に電圧のリークを防止する
必要がある。被帯電体として電子写真用感光体を用いた
場合、十分な帯電性と耐リークを得るには104 〜10
7 Ωの抵抗が望ましい。
持できるようミクロな凹凸があるものが望ましい。
形状が安定しないために被帯電体との接触性が悪くな
り、高すぎると被帯電体との間に帯電ニップ部nを確保
できないだけでなく、被帯電体表面へのミクロな接触性
が悪くなるので、アスカーC硬度で25度から50度が
好ましい範囲である。
に限定するものでは無く、弾性体の材料として、EPD
M、ウレタン、NBR、シリコーンゴムや、IR等に抵
抗調整のためにカーボンブラックや金属酸化物等の導電
性物質を分散したゴム材や、またこれらを発泡させたも
のがあげられる。また、特に導電性物質を分散せずに、
イオン導電性の材料を用いて抵抗調整をすることも可能
である。
ム1に対して弾性に抗して所定の押圧力で圧接させて配
設し、本実施例では幅数mmの帯電ニップ部nを形成さ
せてある。
電ニップ部nにおいて帯電ローラ表面と感光体表面とが
互いに逆方向に等速で移動するよう凡そ80rpmで矢
印の時計方向に回転駆動させた。即ち接触帯電部材とし
ての帯電ローラ2の表面は被帯電体としての感光ドラム
1の面に対して速度差を持たせるようにした。
から帯電バイアスとして−700Vの直流電圧を印加す
るようにした。
本実施例において、帯電促進粒子供給手段3Aは、帯電
促進粒子供給部材31、該帯電促進粒子供給部材の支持
体32、該支持体に接続し帯電促進粒子供給部材31の
帯電ローラ2への押圧動作を制御する押圧制御手段3
6、制御手段から動力を伝える伝達手段34、及び帯電
促進粒子供給部材31を収容させたハウジング33等か
ら構成してあり、帯電ローラ2の上側に配設して、ハウ
ジング33内の帯電促進粒子供給部材31の下面を、帯
電促進粒子供給部材31と該部材の支持体32の自重で
帯電ローラ2の上面に常時当接させてある。
コイルなどにより構成し、押圧の動作及び解除の動作を
行う。押圧制御手段であるソレノイド36はソレノイド
内のコイルに通電を行ったときヨーク(プランジャー)
36aを押し出す構成のものを用いた。
(ソレノイド−オン)、図2の(A)に示すように、ソ
レノイドのヨーク36aがバネ35に抗して伝達手段3
4を押し下げ、帯電促進粒子供給部材31が支持体32
を含む自重でもって当接した状態となる。
わないときは(ソレノイド−オフ)、図2の(B)に示
すように、伝達手段34がバネ35により押し上げら
れ、それに伴い帯電促進粒子供給部材31の支持体32
が引き上げられて帯電促進粒子供給部材31が帯電ロー
ラ2に対して非接触の状態となる。
フ制御されることで、帯電促進粒子供給部材31の帯電
ローラ2に対する当接、解除が制御される。
子mをチップ状に結着固形化した部材(帯電促進粒子チ
ップ部材)であり、回転する帯電ローラ2との当接によ
り白墨や蝋石のように自ら削れることで帯電促進粒子m
を帯電ローラ2の表面に塗布供給する部材である。
電促進粒子mを溶剤中にバインダー樹脂で結着したチッ
プ状のものである。具体的処方としては、バインダー樹
脂としてスチレンアクリル樹脂をエタノール中に5wt
%の濃度で溶解し、重量にしてバインダー樹脂1に対し
て7倍の酸化亜鉛粒子等の帯電促進粒子mを混合する。
そしてこの溶液を型にいれて整形し乾燥することで、帯
電促進粒子mをチップ状に結着固形化した形態の帯電促
進粒子供給部材31が得られる。
抵抗が106 Ω・cm、平均粒径3μmのアルミナ粉を
用いた。
酸化物などの導電性無機粒子や有機物との混合物、ある
いは、これらに表面処理を施したものなど各種導電粒子
が使用可能である。
ため比抵抗としては1012Ω・cm以下が必要で、より
好ましくは1010Ω・cm以下が望ましい。
て求めた。即ち、底面積2.26cm2 の円筒内に凡そ
0.5gの粉体試料を入れ上下電極に15kgの加圧を
行うと同時に100Vの電圧を印加し抵抗値を計測、そ
の後正規化して比抵抗を算出した。
μm以下が望ましい。本発明において、粒子が凝集体を
構成している場合の粒径は、その凝集体としての平均粒
径として定義した。粒径の測定には、光学あるいは電子
顕微鏡による観察から、100個以上抽出し、水平方向
最大弦長をもって体積粒度分布を算出し、その50%平
均粒径をもって決定した。
るばかりでなく二次粒子の凝集した状態で存在すること
もなんら問題はない。どのような凝集状態であれ、凝集
体として帯電促進粒子としての機能が実現できればその
形態は重要ではない。
場合に潜像露光時に妨げにならないよう、無色あるいは
白色の粒子が適切である。
ように白色または透明に近いことが望ましく非磁性であ
ることが好ましい。
録体Pに一部転写されてしまうことを考えるとカラー記
録では無色、あるいは白色のものが望ましい。また、画
像露光時に粒子による光散乱を防止するためにもその粒
径は構成画素サイズ以下であることが望ましい。粒径の
下限値としては、粒子として安定に得られるものとして
10nmが限界と考えられる。
粒子供給手段3Aの帯電促進粒子チップ部材31で帯電
促進粒子mが塗布供給されることで、感光ドラム1と帯
電ローラ2との帯電ニップ部nに帯電促進粒子mが存在
した状態で感光ドラム1の接触帯電が行なわれる。
電ニップ部nに帯電促進粒子mが存在することで、該粒
子mの滑剤効果により、摩擦抵抗が大きくてそのままで
は感光ドラム1に対して速度差を持たせて接触させるこ
とが困難であった帯電ローラであっても、それを感光ド
ラム1面に対して無理なく容易に効果的に速度差を持た
せて接触させた状態にすることが可能となると共に、該
帯電ローラ2が該粒子mを介して感光ドラム1面に密に
接触して、すなわち帯電促進粒子は接触帯電部材である
帯電ローラの凹凸を埋め被帯電体である感光ドラム1に
対する接触性を向上させて、より高い頻度で感光ドラム
1面に接触する構成となる。
差を設けることができることで、帯電ローラ2と感光ド
ラム1のニップ部において帯電促進粒子mが感光ドラム
1に接触する機会を格段に増加させ、高い接触性を得る
ことができ、帯電ローラ2と感光ドラム1のニップ部に
存在する帯電促進粒子mが感光ドラム1表面を隙間なく
摺擦することで感光ドラム1に電荷を直接注入できるよ
うになり、帯電ローラ2による感光ドラム1の接触帯電
は帯電促進粒子の介存により直接帯電(注入帯電)が支
配的となる。
転写後の感光ドラム1面から転写残トナーを除去するク
リーナ8を具備させているが、実際には感光ドラム1面
から転写残トナーを完全に除去することは困難であり、
特に本実施形態で使用している弾性ブレード8aによる
クリーニングでは小粒径の微粉がブレード8aをすり抜
けることによりブレードがめくれることなく当接するこ
とができる。従って、クリーナ8を具備させてある画像
記録装置でもクリーナをわずかではあるが抜けでる帯電
阻害因子であるトナー(絶縁性物質)が帯電ニップ部n
に持ち運ばれて介在した状態になったり、帯電ローラ2
がトナーで汚染された状態になる。
光ドラム1と帯電ローラ2との帯電ニップ部nに介存す
ることにより、帯電ローラ2の汚れ防止とトナーによる
接触性低下が補われて帯電ローラ2の感光ドラム1への
緻密な接触性と接触抵抗を維持できるため、低印加電圧
でオゾンレスの直接帯電を長期にわたり安定に維持させ
ることができ、均一な帯電性を与えることができる。
供給部材(帯電促進粒子チップ部材)31を具備させた
ことで、装置の使用に伴い感光ドラム1と帯電ローラ2
との帯電ニップ部nから帯電促進粒子mが脱落しても該
帯電ニップ部nに対する帯電促進粒子mの補充がなさ
れ、帯電促進粒子mの帯電ニップ部nからの脱落・減少
による帯電特性の低下が防止されて、上記の直接帯電性
を長期に渡り安定に維持させることができる。
帯電促進粒子mの供給は、帯電促進粒子供給部材として
の帯電促進粒子チップ31自らが削れることで帯電促進
粒子mを帯電ローラ2に供給する、帯電促進粒子を固形
化したチップ状の部材にして、帯電促進粒子mを帯電ロ
ーラ2に供給するようにしたので、帯電促進粒子を飛散
させることなく、また扱い易く、安定して帯電促進粒子
mを帯電ローラ2に供給することができる。
ラ帯電等では得られなかった高い帯電効率が得られ、帯
電ローラ2に印加した電圧とほぼ同等の帯電電位を感光
ドラム1に与えることができ、接触帯電部材として簡易
な帯電ローラ2を用いた場合でも、また帯電ローラ2の
汚染にかかわらず、該帯電ローラ2に対する帯電に必要
な印加バイアスは感光ドラム1に必要な帯電電位相当の
電圧で十分であり、放電現象を用いない安定かつ安全な
接触帯電装置、即ち低印加電圧・オゾンレスで、帯電均
一性に優れ且つ長期に渡り安定した性能の直接帯電装置
を簡易な構成で実現することができる。
式・転写方式の画像記録装置にあっては、接触帯電部材
として簡易な帯電ローラ2を用いて、また該帯電ローラ
2のトナー汚染にかかわらず、低印加電圧でオゾンレス
の直接帯電を問題なく実行可能にし、高品位な画像形成
を長期に渡り維持させること、画像比率の高い画像を出
力した後でも高品位な画像形成を長期に渡り維持させる
こと等ができる。
部材としての帯電ローラ2との帯電ニップ部nにおける
帯電促進粒子の介在量は、少なすぎると、該粒子による
潤滑効果が十分に得られず、帯電ローラ2と感光ドラム
1との摩擦が大きくて帯電ローラ2を感光ドラム1に速
度差を持って回転駆動させることが困難である。つま
り、駆動トルクが過大となるし、無理に回転させると帯
電ローラ2や感光ドラム1の表面が削れてしまう。更に
該粒子による接触機会増加の効果が得られないこともあ
り十分な帯電性能が得られない。一方、該介在量が多過
ぎると、帯電促進粒子の帯電ローラ2からの脱落が著し
く増加し作像上に悪影響が出る。
以上が望ましい。102 個/mm2より低いと十分な潤
滑効果と接触機会増加の効果が得られず帯電性能の低下
が生じる。
m2 の該介在量が好ましい。5×105 個/mm2 を超
えると、該粒子の感光体1へ脱落が著しく増加し、粒子
自体の光透過性を問わず、感光ドラム1への露光量不足
が生じる。5×105 個/mm2 以下では脱落する粒子
量も低く抑えられ該悪影響を改善できる。該介在量範囲
において感光ドラム1上に脱落した粒子の存在量を測る
と102 〜105 個/mm2 であったことから、作像上
弊害がない該存在量としては105 個/mm2以下が望
まれる。換言すると、帯電ニップ部nにおける帯電促進
粒子の存在量がそのような介在量になるようにとしての
帯電促進粒子チップ部材31による帯電ローラ2に対す
る帯電促進粒子の塗布供給具合を設定する。
の存在量であった。塗布量は105個/mm2 以下が望
ましいが、更に中間調画像や細線を正確に記録するため
には更に少ない存在量104 個/mm2 以下、さらには
103 個/mm2 以下の存在量が望ましい。本構成の帯
電促進粒子供給手段3Aにおいて、連続して帯電促進粒
子を供給した場合、凡そ3000個/mm2 の存在量で
あったが、本実施例では、後述するように、帯電促進粒
子供給手段3Aによる帯電ローラ2に対する帯電促進粒
子塗布を間欠動作させることで、帯電促進粒子の感光ド
ラム1上の存在量を適正値に減少させることが可能とな
った。
測定方法について述べる。該介在量は帯電ローラ2と感
光ドラム1の帯電ニップ部nを直接測ることが望ましい
が、帯電ローラ2に接触する前に感光ドラム1上に存在
した粒子の多くは逆方向に移動しながら接触する帯電ロ
ーラ2に剥ぎ取られることから、本発明では帯電ニップ
部nに到達する直前の帯電ローラ2表面の粒子量をもっ
て該介在量とした。具体的には、帯電バイアスを印加し
ない状態で感光ドラム1及び帯電ローラ2の回転を停止
し、感光ドラム1及び帯電ローラ2の表面をビデオマイ
クロスコープ(OLYMPUS製OVM1000N)及
びデジタルスチルレコーダ(DELTIS製SR−31
00)で撮影した。帯電ローラ2については、帯電ロー
ラ2を感光ドラム1に当接するのと同じ条件でスライド
ガラスに当接し、スライドガラスの背面からビデオマイ
クロスコープにて該接触面を1000倍の対物レンズで
10箇所以上撮影した。得られたデジタル画像から個々
の粒子を領域分離するため、ある閾値を持って2値化処
理し、粒子の存在する領域の数を所望の画像処理ソフト
を用いて計測した。また、感光ドラム1上の該存在量に
ついても感光ドラム1上を同様のビデオマイクロスコー
プにて撮影し同様の処理を行い計測した。
ともに被帯電体としての感光ドラム1に付着し、接触帯
電部材としての帯電ローラ2まわりに存在する帯電促進
粒子は補給されなければ減少しいずれはなくなるが、本
実施例では前述したように帯電ローラ2には帯電促進粒
子供給手段3Aで帯電促進粒子mが塗布供給される。
れた帯電促進粒子は帯電を繰り返すことで感光ドラム1
に過剰に付着し後行程に悪影響を及ぼすことがある。即
ち感光ドラム1上に過剰に存在する帯電促進粒子によ
り、帯電後の画像露光行程で露光光を遮るなどの弊害が
生じることがある。また、さらにその後のトナーによる
現像行程においても弊害が生じることがある。
2に対する帯電促進粒子の塗布供給においては、帯電促
進粒子を安定して供給し均一な帯電性を得るとともに、
帯電促進粒子の像担持体としての感光ドラム1への付着
を十分に減少させ、画像欠陥のない記録画像を形成させ
ることが肝要である。
布は次のような動作モードにより行なわせた。即ち帯電
促進粒子供給手段3Aの基本的な動作モードは次のAモ
ードとBモードである。
粒子の塗布を行う Bモード:帯電ローラ2に対する帯電促進粒子の塗布を
行わず、画像記録を行う a)プリンタをはじめに起動する場合、Aモードを行
い、帯電促進粒子を帯電ローラ2に一様に塗布する。
の場合、積算で30分又は100枚印字時にBモード動
作を行った後、Aモードに移行する。
子の担持量を一定にかつ均一に帯電ローラ2上に保持す
る事ができるのである。
つのモードにわけた方がより好ましい。
帯電ローラ2に当接させて帯電促進粒子の塗布動作を行
う A2モード:帯電促進粒子供給部材31を帯電ローラ2
から離間し、感光ドラム1と帯電ローラ2の駆動を行う 即ち、Aモードに移行したとき、まずA1モードを行い
帯電ローラ2への帯電促進粒子の塗布を行う。しかしな
がら、このまま、Bモードに移行した場合、帯電ローラ
2上の帯電促進粒子が十分帯電ローラ表面に馴染んでい
ないことがある。従って、Bモードにはいってしばらく
は帯電促進粒子の脱落が目立つことがある。そこで、A
モードの後半でA2モードを設けて帯電促進粒子を帯電
ローラ表面に十分馴染ませることが効果的である。
粒子塗布を行い、帯電ローラ上に帯電促進粒子を十分に
馴染ませてから画像記録動作にはいることで、帯電促進
粒子の感光ドラム1への脱落を十分に減少させ、画像欠
陥を改善した。
さい帯電促進粒子の被帯電体もしくは像担持体への実質
的な付着防止のためには非常に有効であり、付着量の低
減は帯電促進粒子の節約からも大きなメリットである。
一に塗布することが困難であるため、塗布動作を止めて
から回転することで接触帯電部材上の帯電促進粒子を均
一化する効果もある。
帯電部材としての帯電ローラ2のトナーによる汚染も防
止する作用をして、より長寿命の画像記録装置を構成可
能である。
図3はその帯電促進粒子供給手段3Bの構成模型図であ
る。
シローラ37を当接して帯電促進粒子mを供給する手段
構成を採用した。
上をリフレッシュするとともに、繊維間に多くの帯電促
進粒子mを保持することができ、かつそれを帯電ローラ
2の外面に容易に転写できるため帯電促進粒子の塗布を
安定して行なうことができる。
ハウジング容器38、ファーブラシローラ37、規制部
材39a、シーリングシート39b、帯電促進粒子m等
からなる。
ぼ同じ長さで下面側を開口させた横長の容器であり、内
部にファーブラシローラ37と帯電促進粒子mを収容さ
せてある。
器38の下面側開口部において帯電ローラ2に該ローラ
のほぼ全長部に渡って接触して帯電ローラ外面を摺擦し
て帯電ローラ2上のリフレッシュと帯電促進粒子塗布の
役目をするもので、ハウジング容器38内に両端軸部を
ハウジング容器38の両端板間に回転自由に軸受けさせ
て配設してあり、帯電ローラ2とほぼ同じ長さの横長の
部材である。
布に織り込みパイル状にしてなるファーブラシ37aを
芯金37bに巻き付け固定し作成される。繊維密度は基
布上の折り込み密度で500本/mm2 程度のもので、
毛足の長さ(自由長)は3mmであった。この3mmの
毛足に対して、芯金37bの表層から2〜3mmの位置
に帯電ローラ2の表層があるように帯電ローラ2の芯金
37bとファーブラシローラ37の芯金37b間の距離
を調整してファーブラシローラ37を帯電ローラ2に接
触させた状態にした。
供された帯電促進粒子を規制する役目をするもので、帯
電ローラ2とほぼ同じ長さの横長のブレード部材であ
り、ハウジング容器38の帯電ローラ2の回転方向下流
側の側壁板の内面側に該側壁板の長手に沿って固定配設
し、下辺を帯電ローラ2の外面に極めて近接もしくは軽
く接触させてある。
る横長のプラスチックシート片であり、ハウジング容器
38の帯電ローラ2の回転方向上流側の側壁板の下辺部
と帯電ローラ2との隙間からの帯電促進粒子の漏洩を阻
止する役目をする。ハウジング容器38の帯電ローラ2
の回転方向上流側の側壁板の下辺部に長手に沿って内向
き折り曲げ縁部を形成具備させて、この内向き折り曲げ
縁部の下面に該縁部の長手に沿ってシーリングシート3
9bの基部側を接着固定し、先端辺を帯電ローラ2の外
面に極めて近接もしくは軽く接触させてある。このシー
リングシート39bによりハウジング容器38の帯電ロ
ーラ2の回転方向上流側の側壁板の下辺部と帯電ローラ
2との隙間が実質的に閉塞されて帯電促進粒子の漏洩が
阻止される。
子mは、ハウジング容器38、規制部材39a、シーリ
ングシート39b、帯電ローラ2の上面部で囲われる実
質的に密閉の空間部内に収容された状態に保存されるこ
とでハウジング容器38外への漏洩飛散が防止される。
そして同じくハウジング容器38内に配設のファーブラ
シローラ37のファーブラシ37aに多くの帯電促進粒
子mが保持される。
いて帯電ローラ2に対する帯電促進粒子mの塗布動作の
オン・オフはファーブラシローラ37の駆動を制御して
行う。ファーブラシローラ37は帯電促進粒子mを保持
し帯電ローラ2への供給を行っているので、ファーブラ
シ37を停止することで帯電ローラ2への粒子供給を著
しく減少させることができる。動作タイミングとしては
実施例1と同様のタイミング(A・Bモード、A1・A
2モード)でファーブラシ37の駆動を制御する。
図4はその帯電促進粒子供給手段3Cの構成模型図であ
る。
2に塗布する行程において、途中で一度塗布ローラ39
cに塗布を行い、その後塗布ローラ39cから帯電ロー
ラ2に転写するように構成した。塗布ローラ39cは芯
金39dと弾性層39eからなる。
塗布供給は本実施例では実施例2と同様の、帯電促進粒
子mを入れたハウジング容器38内にファーブラシ37
を内包させた帯電促進粒子供給手段を用いて、塗布ロー
ラ39cに対する帯電促進粒子の塗布供給を安定して行
わせた。
せ、塗布ローラ39cを帯電ローラ2に対して100〜
150%で早回し回転しながらハウジング容器38内に
充填されている帯電促進粒子mを帯電ローラ表面に塗布
する構成をとる。
38を含む帯電促進粒子供給手段3Cの全体を帯電ロー
ラ2に対して不図示の接離移動手段により接離移動制御
して塗布ローラ39cを帯電ローラ2に当接あるいは離
間させることで塗布動作のオン・オフを行う。
グ(A・Bモード、A1・A2モード)で帯電促進粒子
供給手段3Cを接離移動制御して塗布ローラ39cを帯
電ローラ2に当接あるいは離間させて塗布動作のオン・
オフ制御を行う。
くしたトナーリサイクルシステム(クリーナレス)のプ
リンタである。
の帯電促進粒子チップ部材31を構成させる帯電促進粒
子mとして導電性の酸化亜鉛粒子を用いた。
同様であるので再度の説明は省略する。
転写後の感光ドラム面上の転写残トナーを除去する専用
のクリーナを用いないため、転写後の感光ドラム面の転
写残トナーが感光ドラム1と帯電ローラ2の帯電ニップ
部nに感光ドラム面の移動でそのまま持ち運ばれるの
で、実施例1のクリーナ8を具備させてあるプリンタよ
りも帯電ニップ部nに介存するトナー量は多くなり、ま
た帯電ローラ2に付着・混入するトナー量は多くなる。
mが感光ドラム1と帯電ローラ2との帯電ニップ部nに
介存することにより、帯電ローラ2の汚れ防止とトナー
による接触性低下が補われて帯電ローラ2の感光ドラム
1への緻密な接触性と接触抵抗を維持できるため、低印
加電圧でオゾンレスの直接帯電を長期にわたり安定に維
持させることができ、均一な帯電性を与えることができ
る。
差を持って接触していることで、転写部bから、帯電ロ
ーラ2と感光ドラム1の帯電ニップ部nへ至った転写残
トナーのパターンが撹乱されて崩され、中間調画像にお
いて、前回の画像パターン部分がゴーストとなって現れ
ることがなくなる。
収し均すために回転駆動し、さらに、その回転方向は感
光ドラム表面の移動方向とは逆方向に回転するよう構成
することが望ましい。
給は、実施例1のプリンタの場合と同様に、自らが削れ
ることで帯電促進粒子mを帯電ローラ2に供給する、帯
電促進粒子を固形化したチップ状の部材31にして、帯
電促進粒子mを帯電ローラ2に供給するようにしたの
で、帯電促進粒子を飛散させることなく、また扱い易
く、安定して帯電促進粒子mを帯電ローラ2に供給する
ことができるとともに、特に本例のようにトナーリサイ
クルシステム(クリーナレス)の構成において、帯電ロ
ーラ2に転写残トナーを滞らせることなく循環させ、帯
電促進粒子を供給できる大きな効果がある。即ち、帯電
ローラ2に対する帯電促進粒子mの供給と帯電ローラ上
のトナー均しが同時に行なわれる。
ーは帯電ローラ2から徐々に感光ドラム上に吐き出され
て感光ドラム面の移動とともに現像部位aに至り、現像
器5により現像同時クリーニング(回収)される(トナ
ーリサイクル)。
転写後に感光体1上に残留したトナーを引き続く画像形
成工程の現像時、即ち引き続き感光体を帯電し、露光し
て潜像を形成し、その潜像の現像時において、現像装置
のかぶり取りバイアス、即ち現像装置に印加する直流電
圧と感光体の表面電位間の電位差であるかぶり取り電位
差Vbackによって回収するものである。本実施例に
おけるプリンタのように反転現像の場合では、この現像
同時クリーニングは、感光体の暗部電位から現像スリー
ブにトナーを回収する電界と、現像スリーブから感光体
の明部電位へトナーを付着させる電界の作用でなされ
る。
る帯電促進粒子mとして酸化亜鉛粒子を使用しており、
この帯電促進粒子mとしての酸化亜鉛粒子はトナーとの
摩擦帯電特性においてトナーをネガに帯電しやすい特性
を有している。つまり、帯電ローラ2上でトナーをネガ
にならす効果があり、トナーの吐き出し性を向上する効
果もある。
2に当接させて帯電促進粒子mを供給することにより、
転写残トナーを滞らせることなく循環させると同時に帯
電促進粒子を帯電ローラに供給することが可能になる。
またこのとき帯電ローラ上のトナーの電荷を正規に摩擦
帯電する効果もある。
帯電促進粒子を固形化したチップ部材31を、帯電ロー
ラ2に対し接離可能に取り付け所望のタイミングで帯電
促進粒子の帯電ローラ2への供給を行うよう制御され
る。
す機能が低下するため、ファーブラシ39fなど当接し
転写残パターンの非パターン化を行った。
〜4にそれぞれ基本的に対応するものであるが、帯電促
進粒子の塗布動作のみ異なる。比較例においては、塗布
動作を常時行っており、感光ドラム1及び帯電ローラ2
の駆動と同期して帯電促進粒子供給手段3A・3B・3
Cを動作する。ただ、比較例4においては、実施例4に
具備させた乱し部材であるファーブラシ39fは装備し
ない構成をとる。
例1〜4の評価結果を示すとともに、本実施例の有効性
について述べる。
ら評価を行った。本画像形成装置(プリンタ)は600
dpiレーザスキャナを使用し画像形成を行った。本評
価において中間調画像とは、主走査方向の1ラインを記
録し、その後2ラインを非記録とする縞模様を意味し全
体として中間調の濃度を再現している。本実施例では反
転現像系で画像形成を行っているので、画像露光が阻害
された場合、現像時にリークが生じた場合何れも、白点
として画像に現れる。これらの欠陥部位の数を以下の基
準で評価した。
上存在する ○:中間調画像中に直径0.3mm以上の白点が6〜4
9存在する ◎:中間調画像中に直径0.3mm以上の白点が5以下
である また、評価はA4紙を用い100枚(A4縦方向)の印
字を行った後に行った。
が多く、その後の露光あるいは現像時に画像欠陥を生じ
ている。比較例において粒子の脱落が多いことは次のよ
うに予想するものである。
働く力は多くはファンワールス力による付着力や、帯電
促進粒子が導電性若干の摩擦帯電特性をもつために生じ
る静電引力によるものと思われる。しかしながら、これ
らの力の大きさは決して多くなく帯電促進粒子は容易に
感光ドラム1へと脱落してしまう。更に、これらの力は
帯電促進粒子mが何層にも帯電ローラ2に塗布された場
合、最表面の粒子の拘束力は更に小さなものとなり粒子
の脱落が生じると予想される。帯電ローラ2上で帯電促
進粒子mの層厚規制するため場所により粒子層が多くな
る箇所が生じることは避け難い状況である。
は、レーザスキャナなどによる画像情報記録時に未露光
部を作り記録画像に欠陥を生じる。また、現像時には、
感光ドラム1に上に存在する帯電促進粒子がトナーが感
光ドラムに転写現像されるのを妨害する。あるいは、現
像ローラに印加された現像バイアスのリークなどの弊害
を生じ画像不良を起こす。
非画像記録時に行い、帯電ローラ2上に帯電促進粒子を
馴染ませることで、何層にも粒子が塗布されている部分
をなくし、均一に帯電ローラ2上に分布させる。この状
態で画像記録を行うことで、帯電促進粒子mの脱落量を
著しく減少させ画像欠陥を改善した。
態はちがうものの、帯電促進粒子mを搬送塗布するファ
ーブラシ37の駆動を制御することで同問題を解決し
た。
39cを介して帯電ローラ2に塗布を行うよう構成し、
塗布ローラ39cを帯電ローラ2に離間可能に取り付け
たことにより、同問題を解決した。
さずトナーリサイクルを実現する構成においても、帯電
促進粒子の供給を非画像記録時におこなう事で同様の効
果を得ている。
に電荷注入層を設けて感光体表面の抵抗を調節して用い
た方が好ましい。
体1の層構成模型図である。即ち該感光体1は、アルミ
ドラム基体(Alドラム基体)11上に下引き層12、
正電荷注入防止層13、電荷発生層14、電荷輸送層1
5の順に重ねて塗工された一般的な有機感光体に電荷注
入層16を塗布することにより、帯電性能を向上したも
のである。
硬化型のアクリル樹脂に、導電性粒子(導電フィラー)
としてのSnO2 超微粒子16a(径が約0.03μ
m)、重合開始剤等を混合分散し、塗工後、光硬化法に
より膜形成したものである。
名テフロン)などの滑剤も内包させることにより、感光
体表面の表面エネルギーを抑えて、帯電促進粒子mの付
着を全般的に抑える効果がある。
抵抗にある。電荷の直接注入による帯電方式において
は、被帯電体側の抵抗を下げることでより効率良く電荷
の授受が行えるようになる。一方、感光体として用いる
場合には静電潜像を一定時間保持する必要があるため、
電荷注入層16の体積抵抗値としては1×109 〜1×
1014(Ω・cm)の範囲が適当である。
ていない場合でも、例えば電荷輸送層15が上記抵抗範
囲に或る場合は同等の効果が得られる。
であるアモルファスシリコン感光体等を用いても同様な
効果が得られる。
ーラ2は実施形態例の帯電ローラに限られるものではな
い。
他に、ファーブラシ、フェルト、布などの材質・形状の
ものも使用可能である。また、これらを積層し、より適
切な弾性と導電性を得ることも可能である。
対する印加バイアスにAC電圧(交番電圧)を含ませる
場合におけるそのAC電圧の波形としては、正弦波、矩
形波、三角波等適宜使用可能である。また、直流電源を
周期的にオン/オフすることによって形成された矩形波
であっても良い。このように交番電圧の波形としては周
期的にその電圧値が変化するようなバイアスが使用でき
る。
しては、実施形態例の様にデジタル的な潜像を形成する
レーザ走査露光手段に限定されるものではなく、通常の
アナログ的な画像露光やLEDなどの他の発光素子でも
構わないし、蛍光燈等の発光素子と液晶シャッター等の
組み合わせによるものなど、画像情報に対応した静電潜
像を形成できるものであるなら構わない。
も良い。この場合は、該誘電体面を所定の極性・電位に
一様に一次帯電した後、除電針ヘッド、電子銃等の除電
手段で選択的に除電して目的の静電潜像を書き込み形成
する。
性トナーによる反転現像器を例に説明したが、現像器構
成について特に限定するものではない。正規現像器であ
ってもよい。
る被記録体は転写ドラム等の中間転写体であってもよ
い。
る。測定装置としては、コールターカウンターTA−2
型(コールター社製)を用い、個数平均分布、体積平均
分布を出力するインターフェイス(日科機製)及びCX
−1パーソナルコンピュータ(キヤノン製)を接続し、
電解液は一級塩化ナトリウムを用いて1%NaCl水溶
液を調製する。
150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくは、
アルキルベンゼンスルホン酸塩0.1〜5ml加え、更
に測定試料を0.5〜50mg加える。
約1〜3分間分散処理を行い、前記コールターカウンタ
ーTA−2型により、アパーチャーとして100μアパ
ーチャーを用いて2〜40μmの粒子の粒度分布を測定
して、体積平均分布を求める。これらの求めた体積平均
分布より体積平均粒径を得る。
帯電部材として帯電ローラやファーブラシなど簡易な部
材を用いた場合でも、また接触帯電部材の汚染にかかわ
らず、該接触帯電部材に対する帯電に必要な印加バイア
スは被帯電体に必要な帯電電位相当の電圧で十分であ
り、放電現象を用いない安定かつ安全な接触帯電装置、
即ち低印加電圧・オゾンレスで、帯電均一性に優れ且つ
長期に渡り安定した性能の直接帯電装置を簡易な構成で
実現することができる。
として用いることで、接触帯電方式の画像記録装置、接
触帯電方式・転写方式の画像記録装置、さらには接触帯
電方式・転写方式・トナーリサイクルシステムの画像記
録装置について、接触帯電部材として帯電ローラやファ
ーブラシ等の簡易な部材を用いて、また該接触帯電部材
のトナー汚染にかかわらず、低印加電圧でオゾンレスの
直接帯電とトナーリサイクルシステムを問題なく実行可
能にし、高品位な画像形成を長期に渡り維持させるこ
と、画像比率の高い画像を出力した後でも高品位な画像
形成を長期に渡り維持させること等ができる。
促進粒子塗布を行い、接触帯電部材上に帯電促進粒子を
十分に馴染ませてから画像記録動作にはいることで、帯
電促進粒子の像担持体への脱落を十分に減少させて、画
像欠陥を改善した。
さい帯電促進粒子の被帯電体もしくは像担持体への実質
的な付着防止のためには非常に有効であり、付着量の低
減は帯電促進粒子の節約からも大きなメリットである。
一に塗布することが困難であるため、塗布動作を止めて
から回転することで接触帯電部材上の帯電促進粒子を均
一化する効果もある。
は、帯電促進粒子塗布手段がトナーによる汚染も防止で
き、より長寿命の画像記録装置を構成可能である。
略構成図
成模型図
材) m 帯電促進粒子 32 チップ支持体 33 ハウジング 36 ソレノイド 37 ファーブラシローラ 39f ファーブラシ 4 レーザビームスキャナ(露光器) 5 現像器 5a 現像スリーブ t 現像剤(トナー) 6 転写ローラ 7 定着装置 8 クリーナ(感光ドラムクリーニング装置) S1〜S3 バイアス印加電源
Claims (16)
- 【請求項1】 被帯電体とニップ部を形成する可撓性の
帯電部材により、被帯電体表面を帯電する帯電方法であ
り、 帯電部材は被帯電体に対して速度差をもって移動し、帯
電部材に帯電促進粒子を供給する帯電促進粒子供給手段
を有し、 帯電促進粒子供給手段から帯電部材に帯電促進粒子の供
給を行うAモードと、帯電促進粒子供給手段から帯電部
材に帯電促進粒子の供給を行わず被帯電体を帯電するB
モードを有することを特徴とする帯電方法。 - 【請求項2】 Aモードは、帯電促進粒子供給手段から
帯電部材に帯電促進粒子の供給を行うA1モードと、被
帯電体及び帯電部材を駆動し帯電促進粒子を帯電部材に
馴染ませるA2モードからなることを特徴とする請求項
1に記載の帯電方法。 - 【請求項3】 帯電促進粒子の体積抵抗が1012Ω・c
m以下であることを特徴とする請求項1または2に記載
の帯電方法。 - 【請求項4】 帯電促進粒子の体積抵抗が1010Ω・c
m以下であることを特徴とする請求項1または2に記載
の帯電方法。 - 【請求項5】 帯電部材には電圧が印加されることを特
徴とする請求項1ないし4の何れか1つに記載の帯電方
法。 - 【請求項6】 被帯電体と帯電部材はニップ部において
互いに逆方向に移動することを特徴とする請求項1ない
し5の何れか1つに記載の帯電方法。 - 【請求項7】 被帯電体とニップ部を形成する可撓性の
帯電部材により、被帯電体表面を帯電する帯電装置であ
り、 帯電部材は被帯電体に対して速度差をもって移動し、帯
電部材に帯電促進粒子を供給する帯電促進粒子供給手段
を有し、 装置の動作モードとして、帯電促進粒子供給手段から帯
電部材に帯電促進粒子の供給を行うAモードと、帯電促
進粒子供給手段から帯電部材に帯電促進粒子の供給を行
わず被帯電体を帯電するBモードを有することを特徴と
する帯電装置。 - 【請求項8】 Aモードは、帯電促進粒子供給手段から
帯電部材に帯電促進粒子の供給を行うA1モードと、被
帯電体及び帯電部材を駆動し帯電促進部材を帯電部材に
馴染ませるA2モードからなることを特徴とする請求項
7に記載の帯電装置。 - 【請求項9】 帯電促進粒子の体積抵抗が1012Ω・c
m以下であることを特徴とする請求項7または8に記載
の帯電装置。 - 【請求項10】 帯電促進粒子の体積抵抗が1010Ω・
cm以下であることを特徴とする請求項7または8に記
載の帯電装置。 - 【請求項11】 帯電部材には電圧が印加されることを
特徴とする請求項7ないし10の何れか1つに記載の帯
電装置。 - 【請求項12】 被帯電体と帯電部材はニップ部におい
て互いに逆方向に移動することを特徴とする請求項7な
いし11の何れか1つに記載の帯電装置。 - 【請求項13】 像担持体に、該像担持体を帯電する工
程を含む作像プロセスを適用して画像記録を実行する画
像記録装置であり、 像担持体を帯電する工程手段が請求項7ないし12の何
れか1つに記載の帯電装置であり、 Aモード時は、画像記録は行わず、Bモード時内に画像
記録を行うことを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項14】 像担持体と、該像担持体を帯電する帯
電手段と、像担持体の帯電面に静電潜像を形成する情報
書き込み手段と、その静電潜像を現像剤で可視化する現
像手段と、その現像剤像を被記録体に転写する転写手段
と、転写後の像担持体を清掃するクリーニング手段を有
し、像担持体は繰り返して作像に供される画像記録装置
であり、 像担持体を帯電する工程手段が請求項7ないし12の何
れか1つに記載の帯電装置であり、 Aモード時は、画像記録は行わず、Bモード時内に画像
記録を行うことを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項15】 像担持体と、該像担持体を帯電する帯
電手段と、像担持体の帯電面に静電潜像を形成する情報
書き込み手段と、その静電潜像を現像剤で可視化する現
像手段と、その現像剤像を被記録体に転写する転写手段
を有し、前記現像手段が現像剤像を被記録体に転写した
後に像担持体上に残留した現像剤を少なくとも帯電手段
に一時担持させ、像担持体を通して再度現像手段に回収
する像担持体クリーナレス構成の画像記録装置であり、 像担持体を帯電する工程手段が請求項7ないし12の何
れか1つに記載の帯電装置であり、 Aモード時は、画像記録は行わず、Bモード時内に画像
記録を行うことを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項16】 像担持体の帯電面に静電潜像を形成す
る情報書き込み手段が像露光手段であることを特徴とす
る請求項14または15に記載の画像記録装置。
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JP26740298A JP3805113B2 (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 帯電方法、帯電装置及び該帯電装置を用いた画像記録装置 |
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JP2000081762A true JP2000081762A (ja) | 2000-03-21 |
JP2000081762A5 JP2000081762A5 (ja) | 2004-10-21 |
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JP2002132017A (ja) * | 2000-10-25 | 2002-05-09 | Canon Inc | 帯電装置及び該帯電装置を用いた画像記録装置 |
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