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JP2000081324A - 欠陥検査方法およびその装置 - Google Patents

欠陥検査方法およびその装置

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Publication number
JP2000081324A
JP2000081324A JP11181056A JP18105699A JP2000081324A JP 2000081324 A JP2000081324 A JP 2000081324A JP 11181056 A JP11181056 A JP 11181056A JP 18105699 A JP18105699 A JP 18105699A JP 2000081324 A JP2000081324 A JP 2000081324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
defect
sample
image
observation
imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11181056A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Shishido
弘明 宍戸
Yasuhiro Yoshitake
康裕 吉武
Atsushi Shimoda
篤 下田
Chie Shishido
千絵 宍戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11181056A priority Critical patent/JP2000081324A/ja
Publication of JP2000081324A publication Critical patent/JP2000081324A/ja
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一旦欠陥候補を検出した後、この検出した欠陥
候補を詳しく観察する時に、欠陥候補を容易に観察視野
内に設定できる欠陥検査方法及びその装置を提供する。 【解決手段】欠陥検出時に、検出した欠陥の座標を基板
平面内で記録するのに加え、検出した高さ方向の位置も
同時に記録することにより、欠陥検出位置を基板平面内
だけでなく、高さ方向に対しても再現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体に関連する試
料上の欠陥検出技術に係り、特に検出した欠陥を観察装
置上で呼び出す際の作業性を向上させるのに好適な方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体の開発、製造分野では
製造途中あるいは製造後の製品上に発生する欠陥を検出
し、それを分析、解析することが広く行われてきた。特
にこれらの結果を製造および設計プロセスにフィードバ
ックすることは、製品の品質向上、製造歩留まり向上に
とって欠かすことのできないプロセスである。
【0003】このため、欠陥を製品上で検出し、検出さ
れた欠陥を観察装置(レビュー装置)にかけ、欠陥が検
出された座標位置を呼び出して観察すること(以下、レ
ビュー)は極めて日常的な業務である。
【0004】この場合、被検査試料は2次元的な平面基
板であるため、検出位置座標は2次元の座標(多くの場
合X、Y座標)として記憶され、レビューに用いられ
る。
【0005】また、半導体分野における製品は、微細化
の極限を追求して製造されるものが多く、正常部分と欠
陥部分の境界が特に外観検査の場合に微妙なものとなっ
ている。このため、自動外観検査装置で検出された結果
には少なからぬ虚報(検査装置によって欠陥と判定され
た正常部分)が含まれる。そこで、検出結果をレビュー
し、正しく検出された欠陥の状況を確認することは不可
欠な手順となっている。
【0006】また、欠陥位置の呼び出しは検出座標だけ
でなく試料上のパターンの特徴を指し示して行われる場
合もある。これは、分析のために半導体ウェハ(以下、
ウェハ)の一部分を割って分析装置にかけたり、あるい
はウェハ上で検出された欠陥に対応する位置をホトマス
ク上で呼び出す場合など、座標系の連続性が保てない場
合にとられる手段である。
【0007】この場合の多くは、半導体メモリ上の1記
憶単位(1ビット)に対応する、セルと呼ばれる繰り返
し回路パターンの、LSIチップの端部からの個数を指
定することにより行われる。個数を正確にカウントする
ことは、かなり困難な作業だが、これをイオンビーム式
分析装置上で自動化した例が特開平5−62638号公
報に示されている。
【0008】さて、上記の機能を実現するため、多くの
自動外観欠陥検査装置(以下、検査装置)上では検出結
果の観察機能が実現されている。例えば、特開平7−7
2093号公報には、半導体製造に用いられるホトマス
クやレチクルを対象として欠陥を光学的手段で検出し、
その結果を同一装置、同一光学系により観察、確認する
機能を有する装置の一実施例が示されている。また、特
開昭60−218845号公報には半導体LSIを対象
として、欠陥を光学的手段で検出し、その結果を同一装
置内の別な電子光学系により観察、確認する機能を有す
る装置の一実施例が示されている。また、また、特開昭
58−33154号公報には半導体LSIを対象とし
て、欠陥を光学的手段で検出し、その結果を同一または
検出情報を別装置へ転送し、別な電子光学系により観
察、確認する機能を有する装置の一実施例が示されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】検査とレビューを同一
の装置内の同一の光学系で行う場合でも、基板平面内で
の検出位置座標の呼び出し以外に、その高さ方向の位置
の合わせの問題がある。
【0010】これは、高解像度の検出系、観察系を持っ
た検査装置では、光学系の構成上の原理からその焦点深
度が狭いため、焦点を精密に合わせる必要がある。この
ためには一般に作業性の観点から自動焦点機能を用い
る。しかし、検出時と観察時の照明条件の差などから、
検出時と観察時に同じ高さに自動的に焦点を合わせるこ
とは難しい。最悪の場合には、観察時には自動焦点機構
が働かないケースもある。
【0011】また、検出光学系の構成上、観察光学系を
兼用できない場合には、別位置に観察光学系を設けなけ
ればならず、この場合、費用のかかる自動焦点機構を双
方の光学系に持たせなければならないと言う状況にあ
り、上記のごとく、検出時と観察時に同じ高さに焦点が
合うという可能性はさらに低下する。
【0012】さらには、検出を高速性が特徴の光学式検
査装置で行い、欠陥の基板平面内での座標を情報として
伝えたうえで、レビューを高解像性が特徴の電子走査顕
微鏡で行う場合など、検出と観察が別装置で行われる場
合には、欠陥の基板平面内での座標が情報として伝えら
れる場合には検出時と観察時に同じ高さに焦点が合うと
いう可能性はさらに低下する。
【0013】特に、半透明の多層薄膜が形成された基板
において、検査時に検査装置が多層薄膜中のどの層に焦
点を合わせ、どの層の欠陥を検出したのかが観察時には
不明であるため、作業者は、すべての層の可能性を検討
しなければならず、結果として、自動焦点機構に頼れな
くなり、作業性を損なっていた。
【0014】また、前述のごとく、検出が広視野で行わ
れることが多いため、検出視野内に複数の高さの構造の
領域が存在する場合、観察時にはどの高さの構造の領域
に焦点を合わせて良いか判らない問題があった。
【0015】上記の問題に対処するため、欠陥検出位置
を基板平面内だけでなく、高さ方向に対しても再現する
考案が求められている。
【0016】また、検査とレビューを同一の装置内の同
一の光学系で行う場合、基板平面内での検出位置座標と
観察位置座標は用意に合致させることができる。しか
し、検査装置においては、高速化追求のために著しく広
い視野で検出を行うものや、装置構成上の荒い検出座標
を出力するものなどがある。この場合、作業者は検出結
果を観察しようとしたときに、人間にとっては広い範囲
から検出欠陥を探さなくてはならず、さらに、その欠陥
は半導体素子の微細化に伴い、非常に微妙なものとなっ
てしまってる。このことは、観察時の作業性を著しく損
なうものとしてしまっている。このため、観察時の視野
の中から容易に欠陥位置を特定できる支援機能の考案が
求められている。
【0017】また、前述のごとく、半導体メモリ上のセ
ルと呼ばれる繰り返し回路パターンの、LSIチップの
端部からの個数を指定することにより検出欠陥の位置を
指示される場合に、そのカウントの困難さから、作業性
を著しく損なうものとなっている。この問題については
自動化によるアプローチがあるものの、作業の性質上
(分析/解析が多い)自動化とはなじまず、むしろ作業
者の手動作業をを支援する機能の考案が求められてい
る。
【0018】さらに、この指示方法ではセルの個数だけ
でなく、指定するセルが所属するマット(セルが連続し
て配置され、通常周辺回路とよばれるセンスアンプやサ
ブワードドライバが存在する領域に囲まれた単位領域)
が、チップ内でどの位置にあるかを指定することも必要
である。このためにはチップ全体が見渡せることが重要
であるが、解像度が重要視される観察光学系は顕微鏡の
構成を一般にとるため、視野を広くすることには限界が
ある。このため、容易にマット部を指定できるように、
チップ全体が見渡せる考案が求められている。
【0019】本発明の目的は、一旦検出した欠陥候補を
さらに詳しく観察する時に、欠陥候補を詳しく観察する
観察視野内に容易に設定できるようにした欠陥検査方法
及びその装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、欠陥検出時に、検出した欠陥の座標を
基板平面内で記録するのに加え、検出した高さ方向の位
置も同時に記録することにより、欠陥検出位置を基板平
面内だけでなく、高さ方向に対しても再現するようにし
た。
【0021】即ち、上記目的を達成するために、本発明
では、試料の欠陥を検査する方法において、試料を撮像
して試料の画像を得、この試料の画像から試料の欠陥を
検出し、この検出した欠陥の3次元座標に関する情報を
記憶し、記憶した欠陥の3次元座標に関する情報に基づ
いて検出した欠陥を観察視野内に位置させて欠陥を観察
するようにした。
【0022】また、上記目的を達成するために、本発明
では、試料の欠陥を検査する欠陥検査装置を、試料を撮
像し撮像して得た試料の画像から試料の欠陥を検出する
欠陥検出手段と、この欠陥検出手段で検出した試料の欠
陥の3次元座標に関する情報を記憶する記憶手段と、こ
の記憶手段に記憶した欠陥の3次元座標に関する情報を
出力する出力手段と、記憶手段に記憶した欠陥の3次元
座標に関する情報に基づいて試料の欠陥を観察視野内に
移動させて欠陥の拡大像を得る観察手段とを備えて構成
した。
【0023】また、上記目的を達成するために、本発明
では、試料上の所望の個所の欠陥を検査する欠陥検査方
法において、試料を第1の倍率の光学系を用いて順次撮
像して試料の複数の画像を得、この試料の複数の画像を
記録し、この記録した複数の画像を合成して第1の倍率
の光学系による試料上の視野よりも大きい領域の画像を
得、この大きい領域の画像から試料上の所望の個所を求
め、この所望の個所を第2の倍率の光学系を用いて撮像
し、第2の倍率の光学系を用いて撮像した試料の所望の
個所の画像に関する情報を出力するようにした。
【0024】また、上記目的を達成するために、本発明
では、試料上の所望の個所の欠陥を検査する欠陥検査装
置を、試料を順次撮像して試料の複数の画像を得る第1
の撮像手段と、この第1の撮像手段で撮像した試料の複
数の画像を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶し
た複数の画像を合成して第1の撮像手段の試料上の視野
よりも大きい領域の画像を作成する合成画像作成手段
と、この合成画像作成手段で作成した大きい領域の画像
から試料上の所望の個所を求める設定手段と、この設定
手段で求めた所望の個所を撮像して所望の個所の画像を
得る第2の撮像手段と、この第2の撮像手段で撮像した
試料の所望の個所の画像に関する情報を出力する出力手
段とを備えて構成した。
【0025】また、上記目的を達成するために、本発明
では、繰り返しパターンが形成された試料上の繰り返し
パターンの欠陥を検出してこの検出した欠陥を観察する
欠陥検査方法において、a)繰返しパターンを有する試
料を撮像して試料の画像を得、b)得た画像から繰返し
パターンの欠陥候補を検出し、c)検出した欠陥候補の
画像を画面に表示し、d)画面に表示した欠陥候補の画
像中から拡大表示させる個所を指定し、e)指定された
個所を前記画面に拡大表示する、ようにした。
【0026】また、上記目的を達成するために、本発明
では、基板試料上の欠陥を検出し、該検出した結果を観
察する欠陥検査方法において、a)検出結果の欠陥検出
座標から該当する位置を観察系の視野に位置決めし、
b)複数の高さにおける画像を画像処理系に取り込んで
取り込み画像を得、c)取り込み画像から明暗情報が最
大となる高さを求め、f)求めた高さの情報を取り込み
画像と共に画面に表示しg)画面に表示された取り込み
画像の欠陥候補地点をポインティングデバイスで指示し
マークを付け、h)マークを付けられた欠陥候補地点を
さらに拡大して表示するようにした。
【0027】また、上記目的を達成するために、本発明
では、繰り返しパターンが形成された試料上の繰り返し
パターンの欠陥を検出してこの検出した欠陥を観察する
欠陥検査装置を、a)繰返しパターンを有する試料を撮
像してこの試料の画像を得る撮像手段と、b)撮像手段
で撮像して得た画像から繰返しパターンの欠陥候補を検
出する欠陥候補検出手段と、c)欠陥候補検出手段で検
出した欠陥候補の画像を画面に表示する表示手段と、
d)表示手段の画面に表示した欠陥候補の画像中から拡
大表示させる個所を指定する拡大表示指定手段と、e)
拡大表示指定手段により欠陥候補の画像中の指定された
個所を表示手段の画面に拡大表示する拡大表示手段とを
備えて構成した。
【0028】また、上記目的を達成するために、本発明
では、試料の欠陥を検査する方法において、試料を第1
の撮像手段を用いて撮像して試料の画像を得、この試料
の画像から試料の欠陥候補を検出してこの欠陥候補の試
料面内での位置情報を得、試料表面の法線方向における
試料表面の位置情報を得、欠陥候補の試料面内での位置
情報と試料表面の法線方向の位置情報とに基づいて検出
した欠陥候補を第2の撮像手段の観察視野内に位置さ
せ、この第2の撮像手段で観察視野内の欠陥候補を撮像
してこの欠陥候補の像を画面上に表示するようにした。
【0029】また、上記目的を達成するために、本発明
では、試料の欠陥候補を検出してこの検出した欠陥候補
を詳細に観察する欠陥検査装置において、 試料を撮像
して試料の画像を得る第1の撮像手段と、この第1の撮
像手段で撮像して得た試料の画像から試料の欠陥候補を
検出してこの欠陥候補の試料面内での位置情報を得る欠
陥候補検出手段と、試料表面の法線方向におけるこの試
料表面の位置情報を得る高さ検出手段と、欠陥候補検出
手段で得た欠陥候補の試料面内での位置情報と高さ検出
手段で得た試料表面の法線方向の位置情報とに基づいて
検出した欠陥候補を観察視野内に位置させる第2の撮像
手段と、この第2の撮像手段で観察視野内の欠陥候補を
撮像して欠陥候補の像を画面上に表示する表示手段とを
備えて構成した。
【0030】
【発明の実施の形態】図1に本発明を実施するのに好適
な実施の一形態を示す。
【0031】試料ホルダ2上に基板上の被検査試料1が
載置されている。ここでは被検査試料の一例として半導
体ウェハやホトマスクなどを想定しており、以下ウェハ
と称する。試料ホルダ2はそれに接続されているZ軸ス
テージ3、X軸ステージ4、Y軸ステージ5により位置
決めされる。X,Y軸ステージは、主として検査時の走
査に使用(ウェハより狭い検出光学系をウェハ全面にわ
たりX,Y走査することによりウェハ全面の検査を行
う。r−θ走査の検査装置ではこの部分はr−θステー
ジとなる。また、Zステージはウェハの被検査平面を検
出光学系24や観察光学系22の焦点に合わせるために
主として用いられる。
【0032】各ステージにはY軸ステージ用エンコーダ
6、X軸ステージ用エンコーダ7、Z軸ステージ用エン
コーダ8が取り付けられ、各座標がステージ制御系11
から読みとれるようになっている。尚、本発明中では、
高さ方向をZ、平面内の移動のうち検査位置と観察位置
との移動方向をY、それと直行する方向をXと呼ぶこと
とする。
【0033】検査時のZ座標の制御は検査光源23から
の反射光を自動焦点用センサ10にて読みとる構成のも
のを示したが、ウェハの像または投影された縞パターン
のコントラストを求めるものなど他の方式でも構わな
い。センサの出力は自動焦点制御系9で処理され、Z軸
の位置が調節される。
【0034】また検査時には自動焦点の必要がない検出
方式の場合には、本処理系は自動焦点制御としてではな
く、検出時の被検査試料面の高さを測定する機構として
機能する。
【0035】本実施例では、検査視野全体を一つのZ軸
高さとして取り扱う方式について記述してあるが、ウェ
ハの中には検査視野内で著しく(数μm)高さが異なる
構造のものもあり、検出時の高さを精密に記録するため
には、視野内の複数の点でZ高さ計測を行える構成にし
てあるものが望ましい。
【0036】検出光学系24により、ウェハ1の検査視
野内の像が欠陥検出用センサ12の検出面上に結像さ
れ、欠陥検出用センサ12からの出力は、欠陥検出処理
系13に入力される。欠陥検出処理系13では、ウェハ
1上のパターンの繰り返し性を利用して、パターンの欠
陥を検出する。即ち、ウェハ上の本来同一形状となるべ
きパターンの画像同士を比較することにより、画像間の
不一致を欠陥として判定する。欠陥と判定されるとX、
Y、Z欠陥座標と欠陥の特徴量(例えば大きさなど)が
欠陥メモリのあるワークステーション14へ送られ、記
憶される。
【0037】ワークステーション14にはマウスやトラ
ックボール等のポインティングデバイス15が接続さ
れ、後述の各種設定機能で用いられる。また、検出欠陥
確認用ディスプレイ16と動作条件表示/入力用ディス
プレイ17が接続されている。これらのディスプレイは
一つのディスプレイの画面をウィンドウ等で分割表示し
て、兼用するものであってもよい。 一方、観察時には
検査ステージは観察用位置25に移動する。これはそれ
ぞれの光学系の構成上、検出光学系24と観察光学系2
2が同一の光学系を兼用できないか、あるいは同一の位
置に配置できない場合にとられる手段であるが、検出光
学系24と観察光学系22が兼用あるいは同じ位置に配
置できるのであればそのようにするのが望ましい。ま
た、より詳細な観察のためには別の光学レビュー装置や
走査電子顕微鏡(以下、SEM)によるレビュー装置を
用いるのが望ましいが、この場合は、観察位置25が別
な装置上に位置すると解釈すればよく、本発明の本質を
何ら変えるものではない。
【0038】観察用焦点機構制御系18は欠陥検出時に
記憶されたZ軸高さに基づき観察光学系22の焦点位置
を移動するように観察用焦点系駆動機構21を制御す
る。図中では観察用光学系のレンズを移動するタイプを
示したが、試料ステージがZ軸機構を有する場合にはZ
軸ステージを直接制御するものであってもよい。
【0039】観察照明系20には落射照明を用いるのが
一般的だが、欠陥の確認を容易にするために暗視野照明
にしてもいいし、レーザによる斜方照明を用いてもよ
い。観察画像は光路の分岐や切り替えにより、直接目視
で観察できる機能があってもよいが、主に本発明に関連
する観察の場合には、観察用画像センサ19(例えばT
Vカメラ)により撮像される。
【0040】この撮像された観察画像は、その像は観察
用焦点機構制御系18による焦点合わせ(本発明におい
ては補助的なものとなる)や、検出欠陥確認用ディスプ
レイ16への表示に用いられるほかワークステーション
14上の画像処理系へ送られる。
【0041】図2には被検査試料基板26上に多層薄膜
がある場合の検出状況を示している。図中a)では、被
検査試料の下層薄膜層27のうえに被検査試料の上層薄
膜層28がありその表層に異物等の欠陥29がある。そ
の一方で、図中b)では下層薄膜層27と上層薄膜層2
8との層間に異物等の欠陥30がある。また、それぞれ
の薄膜が検出光の波長において透明であることはしばし
ばあることである。
【0042】さて、欠陥検査中に表層と層間のどちらに
焦点を合わせて欠陥が検出されたのかは従来の装置では
知ることはできず、正しい観察位置に呼び出したとして
も気が付かないうちに正常部の誤検出として処理される
か、Z高さを変化させて観察を行い、異物等の欠陥を探
さなくてはならなかった。本発明によれば、検出時のZ
高さも記録されるので、観察時に検出された異物等の欠
陥の位置にZ高さも含めて位置決めされるので、誤判定
や誤判定を防ぐための高さ方向への探索が省け、レビュ
ーの効率が著しく向上する。
【0043】この多層膜中の異物/欠陥の観察に関して
はもう一つの問題点がある。これは、電子顕微鏡による
観察を行った場合に生じる。電子顕微鏡では、最表層の
形状データが画像として得られるために、層内の異物/
欠陥を観察しようにも画像を得ることが出来ない。従っ
て、このように観察不可能な層内異物/欠陥を時間のか
かる電子顕微鏡観察にかけてしまうことは、著しい生産
性の低下を招く。このため、事前に表層か層内かの判定
が行われていれば、観察の効率は改善される。
【0044】異物/欠陥のZ座標については、検出時の
Z座標から得る方法を本発明により提案したが、図20
にはそれとは別に、光学系により検出時または光学観察
系による観察時の高さ情報を得る手段をしめした。光学
系201の物体側基準合焦位置202に対して、像側の
光路を光路分割手段203により分割し、像側基準合焦
位置206よりも後ピン側に配置された画像検出手段2
04と前ピン側に配置された画像検出手段205とより
それぞれ像を得る。物体の位置が後ピン側であれば、画
像検出手段204でのコントラストが高くなり、逆に物
体の位置が前ピン側であれば、画像検出手段205での
コントラストが高くなる。その中間ならば二つの画像の
コントラストは等しくなる。これにより異物/欠陥の高
さ情報を得られる。
【0045】一方、異物/欠陥が層内かどうかの判定の
ためには、最表層の位置を検出する必要がある。最表層
の位置と比較して異物/欠陥の位置が下ならば層内の異
物/欠陥ということになる。図21では、最表面210
に対して表面からの角度が小さい、浅い角度で照明21
4を行い、その反射光215の位置をポジションセンサ
216で検出し、最表面210の位置を検出している。
浅い角度での照明なので、ほとんどの光は表面で反射
し、表層212中の層内異物/欠陥213や底層211
の影響を受けることなく検出できる。この場合、照明光
はその電界の振動方向が被検査試料の表面と並行である
ものがより好ましい。これは、この振動方向の光の反射
率が高いからである。
【0046】また、図22に示すごとく、原子間力顕微
鏡のスタイラス214を用いて最表面210の位置を求
めるのであっても良い。また、図23に示すごとくエア
マイクロメータ215を用いて最表面210を検出する
ものであっても良い。これら非光学的手段による最表面
210の検出は、層内の影響をまったく受けずに最表層
210の位置を求めることが出来、その結果、異物/欠
陥が層内かどうかを明確に判断できるメリットがある。
【0047】上記、異物/欠陥の存在が層内かどうかの
判定は、検査終了後の観察時に行ってもいいし、検査中
でもいい。検査中に行う場合には、検査結果に存在位置
が層内かどうかの判定結果を付加すれことになる。
【0048】上記等の手段により、異物/欠陥の存在位
置が層内かどうか明らかになった場合の観察フローを図
24に示す。検出結果2401に対し、層内かどうかの
判定2402を行い、層内異物/欠陥2403と最表層
異物/欠陥2404とに分離する。そして最表層異物/
欠陥だけを電子顕微鏡あるいは必要により光学顕微鏡に
よる観察2405を行う。
【0049】図3では欠陥検出処理回路のブロック図の
一例を示す。欠陥が検出されたという欠陥判定信号35
がはいると、欠陥検出位置のX,Y,Z座標などの欠陥
検出座標情報36が検出欠陥メモリ33へ送られる。同
時に、欠陥検出信号34や設計上での検出位置を欠陥属
性処理系32にて処理して得られる検出欠陥の特徴量
(欠陥からの検出光量や検出欠陥のサイズ、欠陥の致命
性など)が同じく検出欠陥メモリ33で記憶される。
【0050】検出欠陥情報制御系37は検出欠陥メモリ
上の検出欠陥結果情報を必要に応じて磁気または光また
は光磁気記録媒体等の記憶媒体38に記録したり、ディ
スプレイに出力したり、あるいはネットワークインター
フェイスを介して欠陥検出結果情報31を他の装置(例
えばレビュー装置またはサーバ、ワークステーション
等)へ送信する。
【0051】本発明では欠陥の検出座標をX,Y,Zで
検出されるので、欠陥検出結果のリストにはX、Y座標
のほかにZ座標を表示させることもできる。Z座標は被
検査試料の断面構造中で、欠陥が存在する位置を示すデ
ータでもあり、断面構造の設計図面と照らし合わせるこ
とにより、欠陥の致命性を判定することもできる。4図
a)は検出欠陥リストの表示画面(Z座標付き)41を
表す。もっとも、Z座標はレビューの時に装置が必要と
する内部データだとも考えられ、表示画面には出さなく
するように選択してもよい。4図b)は検出欠陥リスト
の表示画面(Z座標なし)42を示す。また同図c)は
上記2つの表示方法を切り替える表示条件の設定画面4
3であり、ポインティングデバイスで操作されるポイン
タカーソル44で切り替えている様子を示している。
【0052】図5では誤差としての傾きのあるY軸ステ
ージ52上の試料ステージの状況を示しており、欠陥検
出時の位置にある試料ステージ53と観察位置にある試
料ステージ25とではδYだけ高さが異なる。この場
合、検出時のZ高さでは観察時に合焦しない可能性があ
るが、あらかじめδYを測定しておき、オフセット量と
することで、補正することができる。また、観察光学系
22の取り付け自身をオフセットさせてしまうことでも
よい。
【0053】図6ではZ軸に傾きがある場合の状況を示
している。同図b)ではZ軸が傾いていない場合のX/
Y軸変動確認視野63に示すようにアライメントマーク
64は視野中心にあり、Z高さを変化させても視野中心
に位置するが、誤差としてのZ軸の傾きがある場合に
は、図6a)にある状態からc)の状態にZ軸高さを変
化させると、Z軸が傾いている場合のX/Y軸変動確認
視野65で示されるように、変動後のアライメントマー
ク66は元の位置に対してX方向にδZX、Y方向にδ
ZY変移する。
【0054】このため、記憶したX、Y、Z座標を呼び
出した場合において、前述のY軸ステージの傾きである
とか、あるいは観察系が別装置であるために、Z軸座標
に補正量を載せて移動させた場合、欠陥が呼び出した位
置に存在しないことも出てくる。そこで、あらかじめ、
Z軸を一定量移動させた場合のδZX、δZYを測定し
ておき、X、Y座標を補正することが考えられる。図6
e)では、その誤差としてのZ軸の傾きによるX/Y座
標の変動量を入力する装置条件設定画面62を示す。こ
の変動量の測定は、同図b)に示すようなアライメント
マークを用いて容易に自動測定することができるが、試
料の条件によっては手動で設定したほうが精度よい場合
もあり、その選択ができるように画面では示してある。
図7では試料を走査したときのZ軸の変化が、試料ホ
ルダーの面の傾きと、試料自身の厚みの変化で起きてい
る様子が示してある。一般に、同一の検査装置内での合
焦点位置の変化は、もっぱらこれらの原因によるもので
あり、このうち、試料自身の厚みの変化は半導体関係の
試料の場合にはかなり小さい。従って、試料ホルダー面
での傾きをあらかじめ測定しおくと、合焦の位置となる
Z高さを知らなくとも焦点を合わせることができる。図
8a)は、試料ホルダー面の傾きを測定した結果の例8
1を3次元的に図示したものである。
【0055】同図b)はa)の結果から、試料ホルダー
面のZ高さを補完して生成した曲面82の一断面であ
り、これに従って、X、Y座標からZ高さを制御する。
ただし、実際には試料の厚みの変化もあり、X,Yの変
化量によっては、実際の試料83とのZ高さの誤差が無
視できなくなる場合もある。この場合には、観察系24
での焦点ぼけで気が付くので、手動で調節し補正曲面か
ら実際の試料面へ移動84させ、その調節量δtだけ試
料ホルダー曲面をオフセットさせた移動後の補正曲面8
5に従って制御を行う。
【0056】ただし、この機能は試料の厚みの短い周期
での変動が激しい場合にはかえって誤作動する場合があ
り、図9に示すごとく、Z軸オフセットの補正選択画面
91にて、機能の停止、実行が選択できるようにすべき
である。
【0057】また、この機能を用いると、検出とレビュ
ーを異なる装置で行う場合に、Z座標を呼び出す精度の
向上を はかることができる。
【0058】上記ホルダー面の傾きというのは装置固有
のものであり、このため、傾きが無視できないほど大き
い場合にはいくら検出Z座標情報を送っても、別な装置
ではそのZ位置を再現できない。そこで、受け取ったZ
座標をレビュー装置側でレビュー装置の試料ホルダー面
の傾きに合わせて補正する必要がある。これは、送り出
す前に検査装置側の試料ホルダー面の傾きの影響および
各装置の原点の違いによるオフセットを除去したZ軸座
標を送り出してもよい。そして、レビュー装置側では、
その装置の試料ホルダーの傾きだけを補正する。または
検出Z座標そのもののと、装置固有のオフセット量、そ
して試料ホルダー面の傾き量を送るのでもよい。また
は、各装置の固有量はあらかじめレビュー装置に持たせ
ておいてもいいし、ネットワークサーバーが持っていて
もいい。
【0059】図10はメモリLSI上のマット部分の検
出欠陥をレビューしている状況を示している。メモリL
SI中のセルが連続しているマット部分では、非常に微
小な欠陥でも致命的となることが多く、検査装置で検出
しなければならない欠陥は非常に微細であり、このた
め、レビュー時に欠陥を確認する作業も困難を伴う。
【0060】図10a)はひとつのセル101がピッチ
Psで連続して存在し、そのうちのひとつに欠陥102
が発生している様子を示している。呼び出されている位
置は(Xm、Ym)であり、この座標は、検査装置の座
標管理の精度等によりある程度のおおまかな値となるこ
とが多い。そして、欠陥位置が不明確なこのままでは、
さらに高倍(このため視野が狭い)な観察を行うことは
できず、詳細な欠陥の解析を行うこともできず、検出結
果は単に披検査試料上の欠陥の個数を示すモニタ値を表
すにすぎない。
【0061】同図b)はa)自身の画像をセルピッチ分
移動し(ここでは図面横方向に移動したが、これは縦方
向でもよいし、斜め方向でもよい)、反転した画像であ
る。同図c)は a)とb)の画像を加算した様子を示
している。反転の加算であるからa)とb)の差画像を
表しているが、 両者の画像の差違104または103
が現れている。どのセルも欠陥部分をのぞいて同一の形
状をなしているので、両者の差違は欠陥部分を表してい
る。ただし、差異は二つの画像で欠陥の位置が移動して
いるため、1個の欠陥に対し2個生じる。c)中ではポ
インタカーソルにより欠陥と思われる箇所を指示し、
欠陥候補位置に欠陥あるいは欠陥位置候補マーク105
を発生させた様子を示す。d)はこの候補である2点を
拡大し、一方が欠陥であることを確認した様子を示して
いる。このときの座標は(Xd、Yd)であり、 より
精度の高い座標が得られたことになる。これにより、欠
陥の解析や、さらにはSEM等の高倍な装置にかけた
り、イオンビーム装置による分析にかけたりできるよう
になる。
【0062】図11a)は図10でセルをシフトさせた
移動量を指定する画面である。このように設計上の数値
を入力する方法もあるが、設計データが必要となり、現
場向きではない。そこで、同図b)では、確認画像上で
ポインタカーソルでセルピッチ指示ポインタ(基準)1
13とセルピッチ指示ポインタ(参照)112によりセ
ルのピッチを表している箇所を指定し、シフト量をもと
めてセルピッチ表示/入力ウィンドウ111上にセルの
ピッチを表示したものである。このようにすれば設計デ
ータがなくともセルのピッチの指定が可能である。ま
た、このときの計測精度を向上させるには、複数のセル
ピッチを計測し、平均をとってもいいし、数個分のセル
ピッチに相当する長さを指定し、個数で割ってもよい。
【0063】図11c)はセルをシフトさせて差画像を
求めたところ、微少なアライメント誤差が発生し、 ア
ライメント誤差による虚報114,115が発生してい
る様子を示している。そこで、シフト量の微調整が必要
となり、セルシフト量微調整表示/入力ウィンドウ11
6上の微調ターゲットハンドル117をポインティング
カーソルでドラッグし、手動操作にて微調整量を指示す
る。このときのターゲットハンドルのドラッグ量とシフ
ト量の対応は、微動設定指示ボタン118や粗動設定指
示ボタン119などで変更できるようにしておくとよ
い。
【0064】以上、図16のように、入力画像1602
からセルピッチ(セルシフト量)1603を求め、その
セルシフト量だけ入力画像1602をシフトさせた作成
画像1604と入力画像1602の差画像1605をも
とめ、表示1606する。
【0065】また、図17に示すように、表示された差
画像1701から欠陥候補位置1702を中心とした拡
大画像1703を作成し、また、同位置を呼び出した画
像1704とから、検出された異物等の欠陥のカテゴリ
ーを判定1705し、その情報を記憶1707する。
【0066】図12a)は被検査試料上の回路パターン
121に付着した異物122の断面図を示している。こ
のように回路パターンと異物等の欠陥では、その高さが
異なるため、合焦となる高さが異なる。また、材質の違
い、すなわち材料の持つ屈折率の差によっても合焦とな
る位置が異なる。同図b)では回路パターン123が合
焦となり、同図c)では異物等の欠陥が合焦となってい
る。合焦の状態では、暗い部分はもっとも暗くなり、明
るい部分はもっとも明るくなり、コントラストが最大と
なる。合焦からずれるに従い、両者は中間の値へと収束
し、コントラストが低下する。
【0067】図d)はその様子を示したグラフであり、
横軸は高さを、縦軸は画像の明るさを示している。 回
路パターンの明るさは、合焦位置で明るくなるパターン
からの検出信号127、 合焦位置で暗くなる回路パタ
ーンからの検出信号128のように振る舞い、Z軸高さ
Zfにおいて コントラストが最大となる。また、異物
等の欠陥の明るさは合焦位置で暗くなる異物からの検出
信号126合焦位置で明るくなる異物からの検出信号1
29のように振る舞い、ZfからΔFだけずれた高さで
コントラストが最大となる。
【0068】そこで、高さを変えた複数の画像を取り込
み、その結果から各点のコントラストまたは明るさの変
化の極大・極小を求めることにより、各点での合焦位置
を表示したのが図13である。合焦位置の表示方法には
3次元的なグラフでの表示もあるが、ここでは、一例と
して、観察画像との対応を良くするために、2次元的に
マッピングし、高さの差は疑似カラーまたは濃淡で表示
131している。そして、正常部分での高さがゼロとな
るように、コントラスト最大高さ表示メニュー画面13
3中の疑似カラー設定メニュー134において、疑似カ
ラー設定条件ポインタ135をポインティングデバイス
で操作して調整している。
【0069】以上、図18に示すように、高さをZ1か
らZnまで変えて入力した画像1801から1809に
対して各画素でコントラストまたは明るさが最大となる
高さを求めたデータ1810を作成し、それを表示18
11する。
【0070】図14はセル個数で座標が指定された位置
(例えば『マット部の左上から横に36個め、縦に21
個め』)を呼び出す場合の方法について説明している。
このような指定の方法は、不良解析の場合になどに多く
見られるが、数えるべき個数が多くなる傾向があるの
と、数えるべきセルの形状が全く同一なため、数え間違
いがおきやすく、そのため多大な時間を所望地点の呼び
出しだけに費やさなくてはならない場合がしばしばあ
る。
【0071】同図a)はマット部の左上が先ず呼び出さ
れている。ここで、横方向、縦方向のセルピッチを図1
1と同様の手法で入力する。X方向セルピッチ指示ポイ
ンタ141とY方向セルピッチ指示ポインタ142でピ
ッチを入力するが、今回は図11の場合と異なり、移動
量が大きいので、被検査試料のθ(試料平面内での回
転)アライメントがずれている場合も予測し、セル整列
傾き指示ポインタ143を用いて、セルパターン144
の列の一辺に合わせたカーソルラインをポインティング
デバイスで引き、このカーソルラインの傾きからθ方向
の補正を行う。結果はセルピッチ量表示/入力ウィンド
ウ145で確認、またはここから数値で直接入力され
る。そして、移動セル個数入力/表示ウィンドウ146
で移動量を入力し、セルピッチと個数の積だけ視野が移
動する。呼び出されたセルには目的セルパターン表示マ
ーク148が表示され、視認性を良くされる。
【0072】この種の作業は、各種顕微鏡間でやりとり
されることが多く、また、ホトマスクとウェハなど左
右、上下が反転するプロセスを経る場合などがある。こ
のため、個数での(相対的な)移動量の指示は、座標系
の間違いをしばしば引き起こす。作業者は、個数の移動
を行っても所望の位置が呼び出されない場合には、各種
の座標系の間違いの可能性について検討しなくてはなら
ず、作業の効率を低下させていた。そこで本発明では、
座標系の変換ボタン、移動量の反転ボタン147をクリ
ックすることにより容易に各種の、座標系の変更を瞬時
に行い、可能性を検討できるようにし工夫し、作業性を
高めることとした。
【0073】次に、マット部の指定の仕方について述べ
る。マット部はセル一つと比較するとずっと大きな領域
であり、セルと同様の指定の仕方ができないことはない
ものの、少なからぬ困難を伴う。図15a)は観察光学
系に用いられることの多い顕微鏡の対物レンズについ
て、その倍率と一般的な視野サイズを示したものであ
る。表に示される視野サイズに対し、同図b)に示され
るごとく半導体LSIのチップサイズは対物レンズの視
野サイズの数倍以上の大きさをがあり、そのスケールの
レベルでメモリLSIのマット部分151、メモリLS
Iの周辺回路部分152が存在する。他の光学装置、例
えば写真カメラのレンズなどは十分に大きな視野を有し
ているが、目的の異なる光学装置のレンズ同志を一つの
光学系で切り替えて共有することは好ましくなく、また
不都合も生ずる。
【0074】そこで、本発明では、図c)d)に示すご
とく、対物レンズの視野で、視野の位置を移動して複数
の画像をその視野位置とともに取り込み、同図e)のご
とく画像処理系の画像メモリ上で合成して広視野の画像
(マクロ画像)を作成、これを表示する。マクロ画像上
で、ポインティングデバイス等で所望のマット部を指
定、そこから視野位置を逆算し、所望のマット部を対物
レンズの視野位置に呼び出すこととした。
【0075】また、同図c)d)の取り込みを高倍率の
画像で行うと、取り込みに必要な時間と必要な画像のメ
モリ量は増加するものの、詳細なセルの観察までメモリ
上の画像主体で電子ズーム的に行うことができる。
【0076】また、マクロ画像を用いると、検査の際
の、検査領域、ネガウィンドウ、チップ間隔等の各種設
定が設計図面からではなく、チップの画像で直接指示で
きるようにもなる。これは他品種少量生産のホトマスク
等の場合により大きな効果を奏する。
【0077】その様子を図19に示す。ディスプレイの
画面(画面ウィンドウを含む)191に示された取り込
み画像192から合成された合成画像193から、ポイ
ンティングデバイス等によって希望する検査領域(或い
は希望しない検査領域)194を指定する。
【0078】画面上での指定位置195から画面座標−
実検査(観察)座標の変換パラメータ198により実検
査座標196を得る。
【0079】次に、マルチチップ等を表現するの繰り返
しパラメータ199により、マルチチップ等の繰り返し
性を取り入れた座標群197を生成する。このデータを
用いて、検出信号(あるいは検出結果)1910に対し
てマスキング手段(あるいはイネーブル手段)1911
にて処理を行い、検出結果1912を得る。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、欠陥検出時に、検出し
た欠陥の座標を基板平面内で記録するのに加え、検出し
た高さ方向の位置も同時に記録することにより、欠陥検
出位置を基板平面内だけでなく、高さ方向に対しても再
現することにより、検出欠陥のレビュー作業の効率を向
上させる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係る欠陥検出光学
系と観察光学系とを備えた装置の略正面図である。
【図2】図2は、検出される表層異物と層間異物を説明
する試料の断面図である。
【図3】図3は、本発明の一実施例に係るX、Y、Z座
標を異物データとして処理する検出系を説明するブロッ
ク図である。
【図4】図4は、本発明に係る検出欠陥リストの表示画
面の一例を示す。
【図5】図5は、誤差としてのステージの傾きが観察に
およぼす影響を説明するための、本発明の一実施例に係
る欠陥検出光学系と観察光学系とを備えた装置の略正面
図である。
【図6】図6は、傾きを持ったZ軸ステージによりX、
Y軸座標が変動することを説明するZ軸ステージの略正
面図である。
【図7】図7は、試料ホルダー面の傾きと試料の厚みの
変化がZ高さに及ぼす影響を説明するZ軸ステージの略
正面図である。
【図8】図8は、試料ホルダーの傾きの補正を説明する
図である。
【図9】図9は、補正機能のオンオフを説明するデイス
プレイの正面図である。
【図10】図10は、セルシフト画像の差分により欠陥
の確認性を向上させる様子を説明するセルシフト画像で
ある。
【図11】図11は、セルシフトのアライメントの微調
整を行うための機能を画面に表示したデイスプレイの正
面図である。
【図12】図12は、異物の確認性を向上させる様子を
説明する図である。
【図13】図13は、コントラスト最大高さの表示方法
を設定する画面を表示したデイスプレイの正面図であ
る。
【図14】図14は、セル個数移動を支援する画面を表
示したデイスプレイの正面図である。
【図15】図15は、視野の狭い対物レンズでマクロ画
像を作成する方法を示す対物レンズの視野の平面図であ
る。
【図16】図16は、差画像を得るためのフローを示す
ブロック図である。
【図17】図17は、差画像から高精度座標を求めるた
めのフローを示すブロック図である。
【図18】図18は、高さを変えて入力した画像から明
るさ最大画像を得るためのフローを示すブロック図であ
る。
【図19】図19は、合成画像から検査結果にマスキン
グをかける手順を説明するブロック図である。
【図20】図20は、異物/欠陥位置のZ座標を計測す
る構成を説明する光学系の略正面図である。
【図21】図21は、光学的に多層膜の最表層位置を測
定する方法を説明する試料とポジションセンサとの略断
面図である。
【図22】図22は、機械的に多層膜の最表層位置を測
定する方法を説明する試料と原子力間顕微鏡のスタイラ
スとの略断面図である。
【図23】図23は、機械的に多層膜の最表層位置を測
定する方法を説明する試料とエアマイクロメータとの略
断面図である。
【図24】図24は、電子顕微鏡で観察する異物/欠陥
を選択する手順を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1・・・ 被検査試料、2・・・ 試料ホルダー、3・・・ Z軸ス
テージ、4・・・ X軸ステージ、5・・・ Y軸ステージ、9
・・・ 自動焦点制御系、10・・・ 自動焦点用センサ、11
・・・ ステージ制御系、12・・・ 欠陥検出用センサ、13
・・・ 欠陥検出処理系、16・・・ 検出欠陥確認用ディスプ
レイ、17・・・ 動作条件表示/入力用ディスプレイ、1
8・・・ 観察用焦点機構制御系、19・・・ 観察用画像セン
サ、20・・・ 観察用照明系、21・・・ 観察用焦点系駆動
機構、22・・・ 観察光学系、23・・・ 欠陥検出用照明
系、24・・・ 検出光学系、26・・・ 被検査試料基板、2
7・・・ 被検査試料の下層薄膜層、28・・・ 被検査試料の
上層薄膜層、29・・・ 表層異物、30・・・ 層間異物、3
7・・・検出欠陥情報制御系、83・・・ 実際の試料面、1
02・・・ パターンの欠陥、103・・・ 欠陥の候補、10
4・・・ 欠陥の候補、105・・・ 欠陥位置あるいは欠陥候
補位置指示マーク、114・・・ アライメント誤差による
虚報、115・・・ アライメント誤差による虚報、122
・・・ 異物、126・・・ 合焦位置で暗くなる異物からの検
出信号、127・・・ 合焦位置で明るくなるパターンから
の検出信号、128・・・ 合焦位置で暗くなる回路パター
ンからの検出信号、129・・・ 合焦位置で明るくなる異
物からの検出信号、131・・・ コントラストが最大にな
るZ高さが回路パターンと異なる地点、133・・・ コン
トラスト最大高さ表示メニュー画面、136・・・ ポイン
ティングデバイス、145・・・ セルピッチ量表示/入力
ウィンドウ、146・・・ 移動セル個数入力/表示ウィン
ドウ、147・・・ 移動量の反転ボタン、148・・・ 目的
セルパターン表示マーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下田 篤 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 宍戸 千絵 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料の欠陥を検査する方法であって、 試料を撮像して該試料の画像を得、 該試料の画像から該試料の欠陥を検出し、 該検出した欠陥の3次元座標に関する情報を記憶し、 該記憶した欠陥の3次元座標に関する情報に基づいて前
    記検出した欠陥を観察視野内に位置させて該欠陥を観察
    することを特徴とする欠陥検査方法。
  2. 【請求項2】前記欠陥の検出を、前記試料の検査対象領
    域の全面に渡って行うことを特徴とする請求項1記載の
    欠陥検査方法。
  3. 【請求項3】前記記憶した欠陥の3次元座標に関する情
    報に基づいて前記検出した欠陥を観察することを イ)欠陥の検出位置を観察視野内に位置決めし、 口)低倍率の対物レンズにより観察し、 ハ)高倍率の対物レンズに切り替え 二)上記2つの対物レンズをあらかじめ設定された量Z
    軸方向に相対的に移動させ、 ホ)高倍率の対物レンズで観察することにより行うこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の欠陥検査方法。
  4. 【請求項4】試料の欠陥を検査する欠陥検査装置であっ
    て、 試料を撮像し該撮像して得た前記試料の画像から前記試
    料の欠陥を検出する欠陥検出手段と、 該欠陥検出手段で検出した前記試料の欠陥の3次元座標
    に関する情報を記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶した前記欠陥の3次元座標に関する情
    報を出力する出力手段と、 該記憶手段に記憶した前記欠陥の3次元座標に関する情
    報に基づいて前記試料の欠陥を観察視野内に移動させて
    前記欠陥の拡大像を得る観察手段とを備えたことを特徴
    とする欠陥検査装置。
  5. 【請求項5】前記観察手段が欠陥の検出位置を位置決め
    する位置決め部と、 低倍率の対物レンズにより観察する低倍率観察部と、 高倍率の対物レンズに切り替えて鶴察する高倍率視察部
    と、 上記2つの対物レンズをZ軸方向に相対的に移動させる
    補正部とを備えたことを特徴とする請求項4記載の欠陥
    検査装置。
  6. 【請求項6】試料上の所望の個所の欠陥を検査する欠陥
    検査方法であって、 前記試料を第1の倍率の光学系を用いて順次撮像して前
    記試料の複数の画像を得、 該試料の複数の画像を記録し、 該記録した複数の画像を合成して前記第1の倍率の光学
    系による前記試料上の視野よりも大きい領域の画像を
    得、 該大きい領域の画像から前記試料上の所望の個所を求
    め、 該所望の個所を第2の倍率の光学系を用いて撮像し、 該第2の倍率の光学系を用いて撮像した前記試料の所望
    の個所の画像に関する情報を出力することを特徴とする
    欠陥検査方法。
  7. 【請求項7】前記光学系の前記第2の倍率が、前記第1
    の倍率よりも大きいことを特徴とする請求項6記載の欠
    陥検査方法。
  8. 【請求項8】試料上の所望の個所の欠陥を検査する欠陥
    検査装置であって、 前記試料を順次撮像して前記試料の複数の画像を得る第
    1の撮像手段と、 該第1の撮像手段で撮像した前記試料の複数の画像を記
    憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶した複数の画像を合成して前記第1の
    撮像手段の前記試料上の視野よりも大きい領域の画像を
    作成する合成画像作成手段と、 該合成画像作成手段で作成した大きい領域の画像から前
    記試料上の所望の個所を求める設定手段と、 該設定手段で求めた所望の個所を撮像して該所望の個所
    の画像を得る第2の撮像手段と、 該第2の撮像手段で撮像した前記試料の所望の個所の画
    像に関する情報を出力する出力手段とを備えたことを特
    徴とする欠陥検査装置。
  9. 【請求項9】前記第2の撮像手段は、前記第1の撮像手
    段よりも大きい倍率の前記試料の画像を得ることを特徴
    とする請求項8記載の欠陥検査装置。
  10. 【請求項10】繰り返しパターンが形成された試料上の
    前記繰り返しパターンの欠陥を検出して該検出した欠陥
    を観察する欠陥検査方法であって、 a)繰返しパターンを有する試料を撮像して該試料の画
    像を得、 b)該得た画像から前記繰返しパターンの欠陥候補を検
    出し、 c)該検出した欠陥候補の画像を画面に表示し、 d)該画面に表示した欠陥候補の画像中から拡大表示さ
    せる個所を指定し、 e)該指定された個所を前記画面に拡大表示することを
    特徴とする欠陥検査方法。
  11. 【請求項11】前記画面に拡大表示された個所の座標
    を、欠陥座標として記憶することを特徴とする請求項1
    0記載の欠陥検査方法。
  12. 【請求項12】上記欠陥座標は3次元座標であることを
    特徴とする請求項11記載の欠陥検査方法。
  13. 【請求項13】基板試料上の欠陥を検出し、該検出した
    結果を観察する欠陥検査方法であって、 a)検出結果の欠陥検出座標から該当する位置を観察系
    の視野に位置決めし b)複数の高さにおける画像を画像処理系に取り込んで
    取り込み画像を得 c)該取り込み画像から明暗情報が最大となる高さを求
    め f)該求めた高さの情報を前記取り込み画像と共に画面
    に表示し g)該画面に表示された前記取り込み画像の欠陥候補地
    点をポインティングデバイスで指示しマークを付け h)該マークを付けられた欠陥候補地点をさらに拡大し
    て表示することを特徴とする欠陥検査方法。
  14. 【請求項14】前記画面に表示された拡大像上で指定さ
    れた位置の座標を、欠陥座標として記憶することを特徴
    とする請求項13記載の欠陥検査方法。
  15. 【請求項15】前記欠陥座標は、3次元座標であること
    を特徴とする請求項14記載の欠陥検査方法。
  16. 【請求項16】繰り返しパターンが形成された試料上の
    前記繰り返しパターンの欠陥を検出して該検出した欠陥
    を観察する欠陥検査装置であって、 a)繰返しパターンを有する試料を撮像して該試料の画
    像を得る撮像手段と、 b)該撮像手段で撮像して得た画像から前記繰返しパタ
    ーンの欠陥候補を検出する欠陥候補検出手段と、 c)該欠陥候補検出手段で検出した欠陥候補の画像を画
    面に表示する表示手段と、 d)該表示手段の画面に表示した欠陥候補の画像中から
    拡大表示させる個所を指定する拡大表示指定手段と、 e)該拡大表示指定手段により前記欠陥候補の画像中の
    指定された個所を前記表示手段の画面に拡大表示する拡
    大表示手段とを備えたことを特徴とする欠陥検査装置。
  17. 【請求項17】前記拡大表示指定手段が、前記表示手段
    の画面上の位置を指示するポインティングデバイスであ
    ることを特徴とする前記請求項16に記載の欠陥検査装
    置。
  18. 【請求項18】試料の欠陥を検査する方法であって、 試料を第1の撮像手段を用いて撮像して該試料の画像を
    得、 該試料の画像から該試料の欠陥候補を検出して該欠陥候
    補の前記試料面内での位置情報を得、 前記試料表面の法線方向における該試料表面の位置情報
    を得、 前記欠陥候補の前記試料面内での位置情報と前記試料表
    面の法線方向の位置情報とに基づいて前記検出した欠陥
    候補を第2の撮像手段の観察視野内に位置させ、 該第2の撮像手段で前記観察視野内の欠陥候補を撮像し
    て該欠陥候補の像を画面上に表示することを特徴とする
    欠陥検査方法。
  19. 【請求項19】前記第2の撮像手段は、前記第1の撮像
    手段で撮像した前記試料の画像よりも高い倍率で前記試
    料を撮像することを特徴とする請求項18記載の欠陥検
    査方法。
  20. 【請求項20】試料の欠陥候補を検出して該検出した欠
    陥候補を詳細に観察する欠陥検査装置であって、 試料を撮像して該試料の画像を得る第1の撮像手段と、 該第1の撮像手段で撮像して得た試料の画像から該試料
    の欠陥候補を検出して該欠陥候補の前記試料面内での位
    置情報を得る欠陥候補検出手段と、 前記試料表面の法線方向における該試料表面の位置情報
    を得る高さ検出手段と、 前記欠陥候補検出手段で得た欠陥候補の前記試料面内で
    の位置情報と前記高さ検出手段で得た前記試料表面の法
    線方向の位置情報とに基づいて前記検出した欠陥候補を
    観察視野内に位置させる第2の撮像手段と、 該第2の撮像手段で前記観察視野内の欠陥候補を撮像し
    て該欠陥候補の像を画面上に表示する表示手段とを備え
    たことを特徴とする欠陥検査装置。
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