JP2000078146A - Abrサービス用無線回線制御方法および該方法を用いた無線基地局と移動端末 - Google Patents
Abrサービス用無線回線制御方法および該方法を用いた無線基地局と移動端末Info
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- JP2000078146A JP2000078146A JP24415798A JP24415798A JP2000078146A JP 2000078146 A JP2000078146 A JP 2000078146A JP 24415798 A JP24415798 A JP 24415798A JP 24415798 A JP24415798 A JP 24415798A JP 2000078146 A JP2000078146 A JP 2000078146A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】有線および無線区間における輻輳状況を正確に
帯域割当に反映し、無線リソースの有効利用を図るとと
もに、より安定した通信品質を得ることができる無線回
線制御方法を提供する。 【解決手段】移動端末および無線基地局間の無線回線に
おけるATMサービスクラスのABRサービス用の無線
リソース管理方法であって、無線基地局は、有線網側か
ら送信されたRM(Resource Management)セルを受信
し、RMセルが移動端末により送信されたRMセルであ
った場合には、RMセルに無線区間の輻輳情報を設定し
て移動端末に送信し、無線区間の輻輳情報に基づいて移
動端末に対する無線回線を割り当て、RMセルが有線網
側の端末により送信されたRMセルであった場合には、
RMセルに無線区間での輻輳情報を設定し、RMセルに
記載されている送信レート情報に基づいて移動端末に対
する無線回線を割り当てるABRサービス用無線回線制
御方法である。
帯域割当に反映し、無線リソースの有効利用を図るとと
もに、より安定した通信品質を得ることができる無線回
線制御方法を提供する。 【解決手段】移動端末および無線基地局間の無線回線に
おけるATMサービスクラスのABRサービス用の無線
リソース管理方法であって、無線基地局は、有線網側か
ら送信されたRM(Resource Management)セルを受信
し、RMセルが移動端末により送信されたRMセルであ
った場合には、RMセルに無線区間の輻輳情報を設定し
て移動端末に送信し、無線区間の輻輳情報に基づいて移
動端末に対する無線回線を割り当て、RMセルが有線網
側の端末により送信されたRMセルであった場合には、
RMセルに無線区間での輻輳情報を設定し、RMセルに
記載されている送信レート情報に基づいて移動端末に対
する無線回線を割り当てるABRサービス用無線回線制
御方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動端末と無線基
地局との間の無線回線を通じて、ATM(Asynchronous
Transfer Mode(非同期転送モード))のサービスク
ラスの一つであるABR(Available Bit Rate(利用可
能な速度))サービスを実現する際のABRサービス用
無線回線制御方法および該方法を用いた無線基地局と移
動端末に関する。
地局との間の無線回線を通じて、ATM(Asynchronous
Transfer Mode(非同期転送モード))のサービスク
ラスの一つであるABR(Available Bit Rate(利用可
能な速度))サービスを実現する際のABRサービス用
無線回線制御方法および該方法を用いた無線基地局と移
動端末に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明において適用するATMサービス
クラスの一つであるABRサービスの概要について説明
する。
クラスの一つであるABRサービスの概要について説明
する。
【0003】ABRサービスは、コネクション毎に最大
セルレート(PCR:Peak Cell Rate)と最小セルレー
ト(MCR:Minimum Cell Rate)をコネクション設定
時に予め決定し、通信中は網内を巡回するRM(Resour
ce Management(資源管理))セルを利用したフィード
バック情報により送信端末の送信レートをPCRとMC
Rの間で制御することにより、低セルロスレートの維持
を実現する。RMセルは、輻輳情報を記述するCI(Co
ngestion Indication(輻輳表示))・NI(No Increa
se(速度増加不許可表示))・ER(Explicit Rate
(明示的レート))フィールドを持ち、このフィールド
によって網内の輻輳状況を送信端末へフィードバックす
る。また、網内のATMスイッチにおいて行われるレー
ト制御には、輻輳か否かをCIビットを用いて二値的に
通知するBinary型と、スイッチにおいて送信可能な許容
レートを計算し、その値を明示的にERフィールドに設
定し通知するER型とがある。
セルレート(PCR:Peak Cell Rate)と最小セルレー
ト(MCR:Minimum Cell Rate)をコネクション設定
時に予め決定し、通信中は網内を巡回するRM(Resour
ce Management(資源管理))セルを利用したフィード
バック情報により送信端末の送信レートをPCRとMC
Rの間で制御することにより、低セルロスレートの維持
を実現する。RMセルは、輻輳情報を記述するCI(Co
ngestion Indication(輻輳表示))・NI(No Increa
se(速度増加不許可表示))・ER(Explicit Rate
(明示的レート))フィールドを持ち、このフィールド
によって網内の輻輳状況を送信端末へフィードバックす
る。また、網内のATMスイッチにおいて行われるレー
ト制御には、輻輳か否かをCIビットを用いて二値的に
通知するBinary型と、スイッチにおいて送信可能な許容
レートを計算し、その値を明示的にERフィールドに設
定し通知するER型とがある。
【0004】従来の無線システムの制御方法において
は、移動端末は、送信バッファの状況に応じて無線基地
局へ帯域要求を行い、無線基地局では全ての移動端末か
らの送信要求および無線回線状況を考慮しつつ、限られ
た無線リソースの割当を行う。
は、移動端末は、送信バッファの状況に応じて無線基地
局へ帯域要求を行い、無線基地局では全ての移動端末か
らの送信要求および無線回線状況を考慮しつつ、限られ
た無線リソースの割当を行う。
【0005】従来の無線システムの制御方法をABRサ
ービスに適用した場合を考える。従来の無線システムの
制御方法においては、無線基地局では、送信端末で生成
され、網内を巡回するRMセルを処理する機能を持たな
いため、RMセルは通常のデータセルと同様に扱われ
る。すなわち、移動端末がABRサービス用のデータを
送信する場合には、無線基地局では、送信端末で生成さ
れ、網内を巡回するRMセルを処理する機能を有しない
ため、移動端末からの送信バッファの状況を考慮した帯
域割当要求および無線回線状況に応じた無線リソース割
当が行われる。一方、移動端末がABRサービス用のデ
ータを受信する場合には、無線基地局では、RMセルを
処理する機能を有しないため、無線基地局でのバッファ
状況および無線回線状況を考慮した無線リソース割当が
行われる。
ービスに適用した場合を考える。従来の無線システムの
制御方法においては、無線基地局では、送信端末で生成
され、網内を巡回するRMセルを処理する機能を持たな
いため、RMセルは通常のデータセルと同様に扱われ
る。すなわち、移動端末がABRサービス用のデータを
送信する場合には、無線基地局では、送信端末で生成さ
れ、網内を巡回するRMセルを処理する機能を有しない
ため、移動端末からの送信バッファの状況を考慮した帯
域割当要求および無線回線状況に応じた無線リソース割
当が行われる。一方、移動端末がABRサービス用のデ
ータを受信する場合には、無線基地局では、RMセルを
処理する機能を有しないため、無線基地局でのバッファ
状況および無線回線状況を考慮した無線リソース割当が
行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線システムの
制御方法をABRサービスに適用する場合、上記の方法
では、RMセルの情報を無線リソース割当に利用してい
ない。このため、従来の無線システムの制御方法の適用
では、RMセルの輻輳情報によりもたらされる有線区間
の輻輳状況を把握できないため、有線区間における輻輳
状況を考慮した無線リソース割当は行われない。これ
は、無線区間で輻輳がなく有線区間で輻輳がある場合
に、従来の無線システムの制御方法では、移動端末の送
信バッファ状況および無線回線状況を考慮した帯域割当
を行うため、有線区間における輻輳状況を正確に帯域割
当に反映できず、無駄な帯域割当を行うため、無線リソ
ースの有効利用が図れないという第一の問題点が生じ
る。
制御方法をABRサービスに適用する場合、上記の方法
では、RMセルの情報を無線リソース割当に利用してい
ない。このため、従来の無線システムの制御方法の適用
では、RMセルの輻輳情報によりもたらされる有線区間
の輻輳状況を把握できないため、有線区間における輻輳
状況を考慮した無線リソース割当は行われない。これ
は、無線区間で輻輳がなく有線区間で輻輳がある場合
に、従来の無線システムの制御方法では、移動端末の送
信バッファ状況および無線回線状況を考慮した帯域割当
を行うため、有線区間における輻輳状況を正確に帯域割
当に反映できず、無駄な帯域割当を行うため、無線リソ
ースの有効利用が図れないという第一の問題点が生じ
る。
【0007】一方、ABRサービス用のデータは、図1
6に示すように、時間とともにトラヒックが頻繁に変動
する。このようなデータの送信に対して、従来の無線シ
ステムの制御方法を適用した場合を考える。なお、図1
6中の直線は、移動端末に対して無線基地局が割当可能
な無線帯域を表わしており、無線リソースが有限である
ことおよび送信待機である移動端末数が増減すること等
により、移動端末当たりに割当可能な無線帯域は常に変
動する。従来の無線システムの制御方法では、移動端末
当たりに割当可能な無線帯域が移動端末の送信バッファ
のデータ量よりも少ない場合に、送信待機となるデータ
が増加し、さらに新たなデータ発生が加わることで、時
間の経過とともにバッファに蓄積するセル数が増大す
る。送信バッファが有限であることから、図16におい
て示された斜線部分で送信バッファがオーバーフローす
なわちセルロスを引き起こす可能性が高くなり、サービ
ス品質が保証できなくなるという第二の問題点が生じ
る。
6に示すように、時間とともにトラヒックが頻繁に変動
する。このようなデータの送信に対して、従来の無線シ
ステムの制御方法を適用した場合を考える。なお、図1
6中の直線は、移動端末に対して無線基地局が割当可能
な無線帯域を表わしており、無線リソースが有限である
ことおよび送信待機である移動端末数が増減すること等
により、移動端末当たりに割当可能な無線帯域は常に変
動する。従来の無線システムの制御方法では、移動端末
当たりに割当可能な無線帯域が移動端末の送信バッファ
のデータ量よりも少ない場合に、送信待機となるデータ
が増加し、さらに新たなデータ発生が加わることで、時
間の経過とともにバッファに蓄積するセル数が増大す
る。送信バッファが有限であることから、図16におい
て示された斜線部分で送信バッファがオーバーフローす
なわちセルロスを引き起こす可能性が高くなり、サービ
ス品質が保証できなくなるという第二の問題点が生じ
る。
【0008】本発明は、従来の無線システム(無線回
線)の制御方法では、有線区間における輻輳状況を正確
に帯域割当に反映できず、無線リソースの有効利用が図
れないという問題点を解決することを目的とする。ま
た、本発明は、従来の無線システムの制御方法では、無
線基地局に送信端末で生成されて網内を巡回するRMセ
ルを処理する機能が設けられていなかったので、有線お
よび無線区間での輻輳状況を正確に帯域割り当てに反映
することができないという問題があり、特に、ABRサ
ービス用のデータ送信を行う場合には、サービス品質が
保証できなくなる場合があったという問題点を解決する
ことを他の目的とする。
線)の制御方法では、有線区間における輻輳状況を正確
に帯域割当に反映できず、無線リソースの有効利用が図
れないという問題点を解決することを目的とする。ま
た、本発明は、従来の無線システムの制御方法では、無
線基地局に送信端末で生成されて網内を巡回するRMセ
ルを処理する機能が設けられていなかったので、有線お
よび無線区間での輻輳状況を正確に帯域割り当てに反映
することができないという問題があり、特に、ABRサ
ービス用のデータ送信を行う場合には、サービス品質が
保証できなくなる場合があったという問題点を解決する
ことを他の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、移動端末および無線基地局
間の無線回線における、ATM(Asynchronous Transf
er Mode)サービスクラスのABR(Available Bit Rat
e)サービス用の無線リソース管理方法であって、前記
無線基地局は、有線網側から送信されたRM(Resource
Management)セルの輻輳情報を受信し、前記RMセル
が移動端末により送信されたRMセルであった場合に
は、前記RMセルの輻輳情報により移動端末の新しい送
信レート情報ACR1を計算/記憶し、前記RMセルを
前記移動端末に送信し、前記送信レート情報ACR1に
基づいて前記移動端末に対する無線回線を割り当て、ま
た、前記RMセルが有線網側の端末により送信されたR
Mセルであった場合には、前記RMセルに記載されてい
る送信レート情報に基づいて前記移動端末に対する無線
回線を割り当てることを特徴としている。
め、請求項1記載の発明は、移動端末および無線基地局
間の無線回線における、ATM(Asynchronous Transf
er Mode)サービスクラスのABR(Available Bit Rat
e)サービス用の無線リソース管理方法であって、前記
無線基地局は、有線網側から送信されたRM(Resource
Management)セルの輻輳情報を受信し、前記RMセル
が移動端末により送信されたRMセルであった場合に
は、前記RMセルの輻輳情報により移動端末の新しい送
信レート情報ACR1を計算/記憶し、前記RMセルを
前記移動端末に送信し、前記送信レート情報ACR1に
基づいて前記移動端末に対する無線回線を割り当て、ま
た、前記RMセルが有線網側の端末により送信されたR
Mセルであった場合には、前記RMセルに記載されてい
る送信レート情報に基づいて前記移動端末に対する無線
回線を割り当てることを特徴としている。
【0010】また、請求項2記載の発明は、移動端末お
よび無線基地局間の無線回線における、ATM(Asynch
ronous Transfer Mode)サービスクラスのABR(Ava
ilable Bit Rate)サービス用の無線リソース管理方法
であって、前記無線基地局は、有線網側から送信された
RM(Resource Management)セルを受信し、前記RM
セルが移動端末により送信されたRMセルであった場合
には、無線区間の輻輳情報を計算/記憶し、前記RMセ
ルに前記無線区間の輻輳情報を設定して前記移動端末に
送信し、前記無線区間の輻輳情報に基づいて前記移動端
末に対する無線回線を割り当て、また、前記RMセルが
有線網側の端末により送信されたRMセルであった場合
には、前記RMセルに無線区間での輻輳情報を設定し、
前記RMセルに記載されている送信レート情報に基づい
て前記移動端末に対する無線回線を割り当てることを特
徴としている。
よび無線基地局間の無線回線における、ATM(Asynch
ronous Transfer Mode)サービスクラスのABR(Ava
ilable Bit Rate)サービス用の無線リソース管理方法
であって、前記無線基地局は、有線網側から送信された
RM(Resource Management)セルを受信し、前記RM
セルが移動端末により送信されたRMセルであった場合
には、無線区間の輻輳情報を計算/記憶し、前記RMセ
ルに前記無線区間の輻輳情報を設定して前記移動端末に
送信し、前記無線区間の輻輳情報に基づいて前記移動端
末に対する無線回線を割り当て、また、前記RMセルが
有線網側の端末により送信されたRMセルであった場合
には、前記RMセルに無線区間での輻輳情報を設定し、
前記RMセルに記載されている送信レート情報に基づい
て前記移動端末に対する無線回線を割り当てることを特
徴としている。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の無線回線制御方法において、前記
無線基地局は、前記RMセルが移動端末により送信され
たRMセルであった場合には、さらに、前記RMセルを
受信した移動端末からの帯域割当要求を行うための情報
である帯域要求情報ACR2を受信し、前記帯域要求情
報ACR2と前記送信レート情報ACR1または前記無
線区間の輻輳情報を比較して、どちらか低い方の情報に
基づいて前記移動端末に対する無線回線を割り当てるこ
とを特徴としている。
たは請求項2に記載の無線回線制御方法において、前記
無線基地局は、前記RMセルが移動端末により送信され
たRMセルであった場合には、さらに、前記RMセルを
受信した移動端末からの帯域割当要求を行うための情報
である帯域要求情報ACR2を受信し、前記帯域要求情
報ACR2と前記送信レート情報ACR1または前記無
線区間の輻輳情報を比較して、どちらか低い方の情報に
基づいて前記移動端末に対する無線回線を割り当てるこ
とを特徴としている。
【0012】また、請求項4記載の発明は、移動端末お
よび無線基地局間の無線回線における、ATM(Asynch
ronous Transfer Mode)サービスクラスのABR(Ava
ilable Bit Rate)サービスを提供する無線基地局にお
いて、有線網側から送信されたRM(Resource Managem
ent)セルを受信するRMセル受信手段と、有線網側よ
り受信した前記RMセルを前記移動端末に送信するRM
セル送信手段を有し、加えて、前記RMセルが移動端末
により送信されたRMセルであった場合に、前記RMセ
ルの輻輳情報により移動端末の新しい送信レートを計算
して記憶する送信レート情報計算手段と、前記送信レー
ト情報計算手段により計算された送信レート情報に基づ
いて利用可能な帯域の範囲内で、前記移動端末に対する
無線回線を割り当てる無線回線割当手段と、利用可能な
帯域を超える場合に、前記送信レート情報計算手段によ
り計算/記憶された送信レート情報に基づいて送信レー
トを減少させる送信レート減少手段と、前記RMセル受
信手段により受信されたRMセルが有線網側の端末によ
り送信されたRMセルであった場合に、前記RMセルに
記載されている送信レート情報に基づいて利用可能な帯
域の範囲内で前記移動端末に対して無線回線を割り当て
る無線回線割当手段とを具備するか、または、前記RM
セルが移動端末により送信されたRMセルであった場合
に、前記RMセルに無線区間の輻輳情報を設定する無線
区間輻輳情報設定手段と、前記無線区間輻輳情報設定手
段により計算された送信レート情報に基づいて利用可能
な帯域の範囲内で、前記移動端末に対する無線回線を割
り当てる無線回線割当手段と、前記RMセル受信手段に
より受信されたRMセルが有線網側の端末により送信さ
れたRMセルであった場合に、前記RMセルに前記無線
区間輻輳情報設定手段により、輻輳情報を設定し、前記
RMセルに記載されている送信レート情報に基づいて利
用可能な帯域の範囲内で前記移動端末に対して無線回線
を割り当てる無線回線割当手段とを具備するかすること
を特徴としている。また、請求項5記載の発明は、請求
項4に記載の無線基地局において、RMセルが移動端末
により送信されたRMセルであった場合に、移動端末か
ら送信された帯域要求情報を受信する帯域要求情報受信
手段と、前記送信レート情報計算手段または前記無線区
間輻輳情報設定手段により計算された送信レートと前記
帯域要求情報受信手段により受信した帯域要求情報とを
比較して、どちらか低い方の情報に基づいて利用可能な
帯域の範囲内で、前記移動端末に対する無線回線を割り
当てる無線回線割当手段とをさらに具備することを特徴
としている。
よび無線基地局間の無線回線における、ATM(Asynch
ronous Transfer Mode)サービスクラスのABR(Ava
ilable Bit Rate)サービスを提供する無線基地局にお
いて、有線網側から送信されたRM(Resource Managem
ent)セルを受信するRMセル受信手段と、有線網側よ
り受信した前記RMセルを前記移動端末に送信するRM
セル送信手段を有し、加えて、前記RMセルが移動端末
により送信されたRMセルであった場合に、前記RMセ
ルの輻輳情報により移動端末の新しい送信レートを計算
して記憶する送信レート情報計算手段と、前記送信レー
ト情報計算手段により計算された送信レート情報に基づ
いて利用可能な帯域の範囲内で、前記移動端末に対する
無線回線を割り当てる無線回線割当手段と、利用可能な
帯域を超える場合に、前記送信レート情報計算手段によ
り計算/記憶された送信レート情報に基づいて送信レー
トを減少させる送信レート減少手段と、前記RMセル受
信手段により受信されたRMセルが有線網側の端末によ
り送信されたRMセルであった場合に、前記RMセルに
記載されている送信レート情報に基づいて利用可能な帯
域の範囲内で前記移動端末に対して無線回線を割り当て
る無線回線割当手段とを具備するか、または、前記RM
セルが移動端末により送信されたRMセルであった場合
に、前記RMセルに無線区間の輻輳情報を設定する無線
区間輻輳情報設定手段と、前記無線区間輻輳情報設定手
段により計算された送信レート情報に基づいて利用可能
な帯域の範囲内で、前記移動端末に対する無線回線を割
り当てる無線回線割当手段と、前記RMセル受信手段に
より受信されたRMセルが有線網側の端末により送信さ
れたRMセルであった場合に、前記RMセルに前記無線
区間輻輳情報設定手段により、輻輳情報を設定し、前記
RMセルに記載されている送信レート情報に基づいて利
用可能な帯域の範囲内で前記移動端末に対して無線回線
を割り当てる無線回線割当手段とを具備するかすること
を特徴としている。また、請求項5記載の発明は、請求
項4に記載の無線基地局において、RMセルが移動端末
により送信されたRMセルであった場合に、移動端末か
ら送信された帯域要求情報を受信する帯域要求情報受信
手段と、前記送信レート情報計算手段または前記無線区
間輻輳情報設定手段により計算された送信レートと前記
帯域要求情報受信手段により受信した帯域要求情報とを
比較して、どちらか低い方の情報に基づいて利用可能な
帯域の範囲内で、前記移動端末に対する無線回線を割り
当てる無線回線割当手段とをさらに具備することを特徴
としている。
【0013】また、請求項6記載の発明は、移動端末お
よび無線基地局間の無線回線における、ATMサービス
クラスのABRサービスを実現する移動端末において、
データセルを送信する場合には、移動端末は、周期的に
RMセルを生成し、データセルとともに無線基地局へ送
信し、前記無線基地局から送信されたRMセルを受信
し、前記RMセルの輻輳情報により送信レート情報を計
算し、送信バッファの蓄積セル情報とを比較し、どちら
か小さい方の情報を新しい送信レートとし、前記無線基
地局から受信した無線回線割当情報に従ってデータを送
信し、データセルを受信する場合には、移動端末は、前
記無線基地局からRMセルおよびデータセルを受信し、
前記RMセルの輻輳情報に受信バッファの許容レート情
報を設定し、前記無線基地局へ前記RMセルを送信する
ことによって、請求項1または請求項2に記載の無線回
線制御方法を実現することを特徴としている。また、請
求項7記載の発明は、請求項6記載の移動端末側の制御
方法において、データセルを送信する場合には、前記新
しい送信レートを用いて無線基地局に対する帯域要求情
報とし、前記無線基地局に前記帯域要求情報による帯域
要求を行い、前記無線基地局から受信した無線回線割当
情報に従ってデータを送信することによって請求項3に
記載の無線回線制御方法を実現することを特徴としてい
る。
よび無線基地局間の無線回線における、ATMサービス
クラスのABRサービスを実現する移動端末において、
データセルを送信する場合には、移動端末は、周期的に
RMセルを生成し、データセルとともに無線基地局へ送
信し、前記無線基地局から送信されたRMセルを受信
し、前記RMセルの輻輳情報により送信レート情報を計
算し、送信バッファの蓄積セル情報とを比較し、どちら
か小さい方の情報を新しい送信レートとし、前記無線基
地局から受信した無線回線割当情報に従ってデータを送
信し、データセルを受信する場合には、移動端末は、前
記無線基地局からRMセルおよびデータセルを受信し、
前記RMセルの輻輳情報に受信バッファの許容レート情
報を設定し、前記無線基地局へ前記RMセルを送信する
ことによって、請求項1または請求項2に記載の無線回
線制御方法を実現することを特徴としている。また、請
求項7記載の発明は、請求項6記載の移動端末側の制御
方法において、データセルを送信する場合には、前記新
しい送信レートを用いて無線基地局に対する帯域要求情
報とし、前記無線基地局に前記帯域要求情報による帯域
要求を行い、前記無線基地局から受信した無線回線割当
情報に従ってデータを送信することによって請求項3に
記載の無線回線制御方法を実現することを特徴としてい
る。
【0014】また、請求項8記載の発明は、移動端末お
よび無線基地局間の無線回線における、ATM(Asynch
ronous Transfer Mode)サービスクラスのABR(Ava
ilable Bit Rate)サービスを提供する移動端末におい
て、データセルを送信する場合には、周期的にRM(Re
source Management)セルを生成するRMセル生成手段
と、データセルとともに前記RMセルを無線基地局へ送
信するRMセル送信手段と、前記無線基地局から送信さ
れたRMセルを受信するRMセル受信手段を有し、加え
て、前記RMセルの輻輳情報により送信レート情報を計
算する送信レート計算手段と、送信バッファの蓄積セル
情報を計算する送信バッファ情報計算手段と、前記送信
レート情報計算手段により計算された送信レート情報と
前記送信バッファ情報計算手段により計算されたバッフ
ァ蓄積セル情報を比較して、小さい方の情報を送信レー
トとする送信レート情報決定手段と、前記無線基地局か
らの無線回線割当情報を受信する無線回線割当情報受信
手段と、前記無線回線割当情報受信手段により受信した
前記無線回線割当情報に基づいてデータ送信を行う情報
送信手段とを具備するか、または、前記送信レート情報
決定手段により決められた送信レート情報を前記無線基
地局への帯域要求情報として帯域要求を行う帯域要求手
段とを具備するかし、データセルを受信する場合には、
前記RMセル受信手段により受信したRMセルに対し
て、前記RMセルの輻輳情報に受信バッファの許容レー
ト情報を計算/設定する受信バッファ情報計算手段とを
具備することを特徴としている。
よび無線基地局間の無線回線における、ATM(Asynch
ronous Transfer Mode)サービスクラスのABR(Ava
ilable Bit Rate)サービスを提供する移動端末におい
て、データセルを送信する場合には、周期的にRM(Re
source Management)セルを生成するRMセル生成手段
と、データセルとともに前記RMセルを無線基地局へ送
信するRMセル送信手段と、前記無線基地局から送信さ
れたRMセルを受信するRMセル受信手段を有し、加え
て、前記RMセルの輻輳情報により送信レート情報を計
算する送信レート計算手段と、送信バッファの蓄積セル
情報を計算する送信バッファ情報計算手段と、前記送信
レート情報計算手段により計算された送信レート情報と
前記送信バッファ情報計算手段により計算されたバッフ
ァ蓄積セル情報を比較して、小さい方の情報を送信レー
トとする送信レート情報決定手段と、前記無線基地局か
らの無線回線割当情報を受信する無線回線割当情報受信
手段と、前記無線回線割当情報受信手段により受信した
前記無線回線割当情報に基づいてデータ送信を行う情報
送信手段とを具備するか、または、前記送信レート情報
決定手段により決められた送信レート情報を前記無線基
地局への帯域要求情報として帯域要求を行う帯域要求手
段とを具備するかし、データセルを受信する場合には、
前記RMセル受信手段により受信したRMセルに対し
て、前記RMセルの輻輳情報に受信バッファの許容レー
ト情報を計算/設定する受信バッファ情報計算手段とを
具備することを特徴としている。
【0015】請求項1に記載のABRサービス用の無線
回線制御方法について具体例を示して詳細に説明する。
請求項1に記載の無線回線制御方法では、無線基地局に
おいて、RMセルの輻輳情報を読み出し、移動端末の送
信レートを計算/記憶することにより、有線区間での輻
輳状況を考慮した無線リソース割当を行うものである。
具体的手段を以下に示す。
回線制御方法について具体例を示して詳細に説明する。
請求項1に記載の無線回線制御方法では、無線基地局に
おいて、RMセルの輻輳情報を読み出し、移動端末の送
信レートを計算/記憶することにより、有線区間での輻
輳状況を考慮した無線リソース割当を行うものである。
具体的手段を以下に示す。
【0016】まず、移動端末がABRサービス用のデー
タ送信を行う場合を考える。無線基地局では、RMセル
の輻輳情報を読み出し、RMセルの輻輳情報から移動端
末の送信レートを計算/記憶し、例えば通常データセル
とともに移動端末へ送信する。移動端末では、受信した
RMセルの輻輳情報および送信バッファ中のデータセル
の状況に応じて新しい送信レートを決定することができ
る。さらに無線基地局では、RMセルの輻輳情報から読
み出した有線網での輻輳状況から計算/記憶した送信レ
ートに加え、無線回線状況を考慮した無線リソース割当
を行い、移動端末に対して帯域割当を行うようにしても
よい。移動端末では、無線基地局において割り当てられ
た帯域に応じたデータ送信を行うことができる。
タ送信を行う場合を考える。無線基地局では、RMセル
の輻輳情報を読み出し、RMセルの輻輳情報から移動端
末の送信レートを計算/記憶し、例えば通常データセル
とともに移動端末へ送信する。移動端末では、受信した
RMセルの輻輳情報および送信バッファ中のデータセル
の状況に応じて新しい送信レートを決定することができ
る。さらに無線基地局では、RMセルの輻輳情報から読
み出した有線網での輻輳状況から計算/記憶した送信レ
ートに加え、無線回線状況を考慮した無線リソース割当
を行い、移動端末に対して帯域割当を行うようにしても
よい。移動端末では、無線基地局において割り当てられ
た帯域に応じたデータ送信を行うことができる。
【0017】次に、移動端末がABRサービス用のデー
タ受信を行う場合を考える。無線基地局では、有線網か
ら伝送されたRMセルから、送信端末により記載された
現在の送信レートを読み出し、その送信レートおよび無
線回線状況を考慮した無線リソース割当により、通常デ
ータセルとともに移動端末へ送信する。
タ受信を行う場合を考える。無線基地局では、有線網か
ら伝送されたRMセルから、送信端末により記載された
現在の送信レートを読み出し、その送信レートおよび無
線回線状況を考慮した無線リソース割当により、通常デ
ータセルとともに移動端末へ送信する。
【0018】本発明においては、請求項1に記載したよ
うに、無線基地局において有線網から伝送されるRMセ
ルの輻輳情報を読み出し、移動端末の送信レートを計算
/記憶することにより、有線区間の輻輳状況を把握し、
さらに有線区間での輻輳状況を考慮した無線リソース割
当を実施することで上記の第一の問題点を解決する。ま
た、例えば、複数の移動端末あるいは複数のコネクショ
ンが通信中であり、無線区間において輻輳が発生した場
合には、無線の割当帯域の減少幅を各移動端末毎あるい
は各コネクション毎に、有線区間における輻輳情報をも
とに決定することが可能である。すなわち、割当帯域幅
の増減に対して、有線区間での輻輳状況をもとに移動端
末毎或いはコネクション毎に優先順位の決定を行い、そ
の優先順位に従い有限な無線リソースを割り当てること
で効率的な無線システムの制御方法が実現可能である。
うに、無線基地局において有線網から伝送されるRMセ
ルの輻輳情報を読み出し、移動端末の送信レートを計算
/記憶することにより、有線区間の輻輳状況を把握し、
さらに有線区間での輻輳状況を考慮した無線リソース割
当を実施することで上記の第一の問題点を解決する。ま
た、例えば、複数の移動端末あるいは複数のコネクショ
ンが通信中であり、無線区間において輻輳が発生した場
合には、無線の割当帯域の減少幅を各移動端末毎あるい
は各コネクション毎に、有線区間における輻輳情報をも
とに決定することが可能である。すなわち、割当帯域幅
の増減に対して、有線区間での輻輳状況をもとに移動端
末毎或いはコネクション毎に優先順位の決定を行い、そ
の優先順位に従い有限な無線リソースを割り当てること
で効率的な無線システムの制御方法が実現可能である。
【0019】請求項2に記載のABRサービス用の無線
システムの制御方法について具体例を示して詳細に説明
する。請求項2に記載の無線システムの制御方法では、
無線基地局において、RMセルに無線区間における輻輳
情報を設定/記憶することにより、無線区間における輻
輳状況を考慮した送信レート制御(フロー制御)を行う
ことで、無線区間での輻輳状況を考慮した無線リソース
割当を行うものである。具体的手段を以下に示す。
システムの制御方法について具体例を示して詳細に説明
する。請求項2に記載の無線システムの制御方法では、
無線基地局において、RMセルに無線区間における輻輳
情報を設定/記憶することにより、無線区間における輻
輳状況を考慮した送信レート制御(フロー制御)を行う
ことで、無線区間での輻輳状況を考慮した無線リソース
割当を行うものである。具体的手段を以下に示す。
【0020】まず、移動端末がABRサービス用のデー
タ送信を行う場合を考える。無線基地局では、無線区間
における輻輳状況をRMセルに輻輳情報として設定/記
憶し、例えば通常データセルとともに移動端末へ送信す
る。移動端末では、RMセルの輻輳情報および送信バッ
ファ中のデータセルの状況に応じて新しい送信レートを
決定することができる。さらに無線基地局では、設定/
記憶した無線区間での輻輳情報に基づいた無線リソース
割当を行い、移動端末へ帯域割当を行う。移動端末で
は、無線基地局において割り当てられた帯域に応じてデ
ータの送信を行うことができる。
タ送信を行う場合を考える。無線基地局では、無線区間
における輻輳状況をRMセルに輻輳情報として設定/記
憶し、例えば通常データセルとともに移動端末へ送信す
る。移動端末では、RMセルの輻輳情報および送信バッ
ファ中のデータセルの状況に応じて新しい送信レートを
決定することができる。さらに無線基地局では、設定/
記憶した無線区間での輻輳情報に基づいた無線リソース
割当を行い、移動端末へ帯域割当を行う。移動端末で
は、無線基地局において割り当てられた帯域に応じてデ
ータの送信を行うことができる。
【0021】次に、移動端末がABRサービス用のデー
タ受信を行う場合を考える。無線基地局では、有線網か
ら伝送されたRMセルの輻輳情報に無線区間での輻輳情
報を設定し、RMセル中の送信端末により記載された現
在の送信レートおよび無線回線状況を考慮した上で無線
リソース割当を行い、通常データとともに移動端末へ送
信するようにしてもよい。これにより、無線区間での輻
輳状況を有線網側の送信端末へ通知し、送信レートの制
御を行うことが可能である。
タ受信を行う場合を考える。無線基地局では、有線網か
ら伝送されたRMセルの輻輳情報に無線区間での輻輳情
報を設定し、RMセル中の送信端末により記載された現
在の送信レートおよび無線回線状況を考慮した上で無線
リソース割当を行い、通常データとともに移動端末へ送
信するようにしてもよい。これにより、無線区間での輻
輳状況を有線網側の送信端末へ通知し、送信レートの制
御を行うことが可能である。
【0022】本発明においては、請求項2に記載したよ
うに、無線基地局において有線網から伝送されたRMセ
ルに無線区間における輻輳情報を設定/記憶することに
より、移動端末あるいは送信端末に対して無線区間にお
ける輻輳状況を考慮した送信レート制御(フロー制御)
を行い、無線区間での輻輳状況を考慮した無線リソース
割当を実施することで上記の問題点を解決する。これに
より、例えば図1に示すように、RMセルを用いたフロ
ー制御により送信バッファに蓄積するデータ量を抑制
し、割当可能な無線帯域に応じてトラヒック変動を制御
することが可能となるため、第二の問題点であるセルロ
スの発生を回避することができる。
うに、無線基地局において有線網から伝送されたRMセ
ルに無線区間における輻輳情報を設定/記憶することに
より、移動端末あるいは送信端末に対して無線区間にお
ける輻輳状況を考慮した送信レート制御(フロー制御)
を行い、無線区間での輻輳状況を考慮した無線リソース
割当を実施することで上記の問題点を解決する。これに
より、例えば図1に示すように、RMセルを用いたフロ
ー制御により送信バッファに蓄積するデータ量を抑制
し、割当可能な無線帯域に応じてトラヒック変動を制御
することが可能となるため、第二の問題点であるセルロ
スの発生を回避することができる。
【0023】具体的な無線基地局における送信レート制
御に関しては、上記のBinary型およびER型の2方式が
考えられる。
御に関しては、上記のBinary型およびER型の2方式が
考えられる。
【0024】Binary型を適用する場合、無線基地局のバ
ッファに設けた閾値により無線区間の輻輳を検知し、輻
輳を検知するとRMセルの輻輳情報の一つであるCIビ
ットを1に設定する。移動端末では、受信したRMセル
のCIビットが1の場合、コネクション設定時に決めら
れた一定のレート減少率であるRDF(Rate Decrease
Factor)に従い、減少送信レートを計算する。一方、C
Iビットが0の場合には輻輳が発生していないため、コ
ネクション設定時に決められた一定のレート増加率であ
るRIF(Rate Increase Factor)に従い、増加送信レ
ートを計算する。
ッファに設けた閾値により無線区間の輻輳を検知し、輻
輳を検知するとRMセルの輻輳情報の一つであるCIビ
ットを1に設定する。移動端末では、受信したRMセル
のCIビットが1の場合、コネクション設定時に決めら
れた一定のレート減少率であるRDF(Rate Decrease
Factor)に従い、減少送信レートを計算する。一方、C
Iビットが0の場合には輻輳が発生していないため、コ
ネクション設定時に決められた一定のレート増加率であ
るRIF(Rate Increase Factor)に従い、増加送信レ
ートを計算する。
【0025】ER型を適用する場合、無線基地局では、
無線区間の輻輳状況を考慮した処理可能なセルレートを
計算し、既に書き込まれているER値との比較により小
さいセルレートの方をRMセルの輻輳情報の一つである
ERフィールドに設定する。
無線区間の輻輳状況を考慮した処理可能なセルレートを
計算し、既に書き込まれているER値との比較により小
さいセルレートの方をRMセルの輻輳情報の一つである
ERフィールドに設定する。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の第一の無線システム(無
線回線)の制御方法では、無線基地局でRMセルの輻輳
情報を読み出し、移動端末の送信レートを計算/記憶す
ることにより、有線区間での輻輳状況を考慮した無線リ
ソース割当を行うことを特徴とする(請求項1記載の発
明に対応)。本実施形態におけるABRサービス用の無
線システムの制御方法について図2〜図5を参照して説
明する。
線回線)の制御方法では、無線基地局でRMセルの輻輳
情報を読み出し、移動端末の送信レートを計算/記憶す
ることにより、有線区間での輻輳状況を考慮した無線リ
ソース割当を行うことを特徴とする(請求項1記載の発
明に対応)。本実施形態におけるABRサービス用の無
線システムの制御方法について図2〜図5を参照して説
明する。
【0027】図2は、移動端末がABRサービス用のデ
ータ送信を行う場合の無線システムの制御方法を表して
いる。なお、MT(Mobile Terminal)は移動端末を、
AP(Access Point)はMTと無線回線を介して接続さ
れている無線基地局を、100はAPに接続されている
有線区間を構成するATM網を、201はATM網10
0に接続されている受信端末をそれぞれ表している。図
2に示すように、有線区間において輻輳が発生したとす
る。
ータ送信を行う場合の無線システムの制御方法を表して
いる。なお、MT(Mobile Terminal)は移動端末を、
AP(Access Point)はMTと無線回線を介して接続さ
れている無線基地局を、100はAPに接続されている
有線区間を構成するATM網を、201はATM網10
0に接続されている受信端末をそれぞれ表している。図
2に示すように、有線区間において輻輳が発生したとす
る。
【0028】MTで生成されたRMセル(R101)
は、網内を巡回し、輻輳付近のスイッチにおいてRMセ
ルの輻輳情報が設定され(R102)、受信端末201
において折り返され、APで再受信される。このとき、
APでは、受信したRMセル(R103)の輻輳情報を
読み出し、MTの送信レートを計算/記憶し、MTへR
Mセルを送信する。MTでは、受信したRMセル(R1
04)の輻輳情報を考慮して、新しい減少レートを決定
する。APでは、RMセル(R103)の有線区間にお
ける輻輳情報をもとに計算/記憶した送信レートおよび
無線回線状況とを考慮した上で、割当スロット数および
そのスロット位置等をMTへ帯域割当として通知する。
MTでは、その通知された帯域割当に従って送信する。
は、網内を巡回し、輻輳付近のスイッチにおいてRMセ
ルの輻輳情報が設定され(R102)、受信端末201
において折り返され、APで再受信される。このとき、
APでは、受信したRMセル(R103)の輻輳情報を
読み出し、MTの送信レートを計算/記憶し、MTへR
Mセルを送信する。MTでは、受信したRMセル(R1
04)の輻輳情報を考慮して、新しい減少レートを決定
する。APでは、RMセル(R103)の有線区間にお
ける輻輳情報をもとに計算/記憶した送信レートおよび
無線回線状況とを考慮した上で、割当スロット数および
そのスロット位置等をMTへ帯域割当として通知する。
MTでは、その通知された帯域割当に従って送信する。
【0029】次に、1MT(移動端末が1台)の場合の
詳細なAPにおける処理フローを図3に示す。APで
は、RMセルを受信すると、RMセルの輻輳情報(CI
・ER・CCR(Current Cell Rate(現在のセルレー
ト)))を読み出し(S301)、その輻輳情報をもと
にMTの新しい送信レート(ACR1(ACR:Allowe
d Cell Rate:許可されたセルレート))を計算/記憶
し、RMセルをMTへデータセルとともに送信する(S
301〜S304)。
詳細なAPにおける処理フローを図3に示す。APで
は、RMセルを受信すると、RMセルの輻輳情報(CI
・ER・CCR(Current Cell Rate(現在のセルレー
ト)))を読み出し(S301)、その輻輳情報をもと
にMTの新しい送信レート(ACR1(ACR:Allowe
d Cell Rate:許可されたセルレート))を計算/記憶
し、RMセルをMTへデータセルとともに送信する(S
301〜S304)。
【0030】図3に示す例では、ステップS301〜S
304における新しい送信レート(ACR1)の計算で
は、まず、CI値を判定し(S302a)、一方、CI
値が0(輻輳表示無し)の場合に、レートRateとして現
在のセルレート(CCR)+最大セルレート(PCR)
*レート増加率(RIF)で求めた値が設定され(S3
02b)、他方、CI値が1(輻輳表示有り)の場合
は、レートRateとして(CCR)−(CCR)*レート
減少率(RDF)で求めた値が設定される(S302
c)。そして、新しい送信レート(ACR1)として、
最小セルレート(MCR)と、最大セルレート(PC
R)、明示的レート(ER)、および上記で求めたレー
トRateの最小値とから最大の値が選択される(S302
d)。そして、APは求めた新しい送信レート(ACR
1)を記憶し(S303)、受信したRMセルをMTへ
送信する(S304)。
304における新しい送信レート(ACR1)の計算で
は、まず、CI値を判定し(S302a)、一方、CI
値が0(輻輳表示無し)の場合に、レートRateとして現
在のセルレート(CCR)+最大セルレート(PCR)
*レート増加率(RIF)で求めた値が設定され(S3
02b)、他方、CI値が1(輻輳表示有り)の場合
は、レートRateとして(CCR)−(CCR)*レート
減少率(RDF)で求めた値が設定される(S302
c)。そして、新しい送信レート(ACR1)として、
最小セルレート(MCR)と、最大セルレート(PC
R)、明示的レート(ER)、および上記で求めたレー
トRateの最小値とから最大の値が選択される(S302
d)。そして、APは求めた新しい送信レート(ACR
1)を記憶し(S303)、受信したRMセルをMTへ
送信する(S304)。
【0031】APでは、RMセルを受信した時点で計算
した送信レート(ACR1)に基づいて割当可能な帯域
の範囲内で無線スロット数およびスロット位置等の帯域
割当を行う(S305〜S307)。上記に示したフロ
ー制御により、有線区間において輻輳が発生した場合
に、RMセルの輻輳情報を読み、無線基地局において新
しい送信レートを計算/記憶し、その新しい送信レート
に基づいた帯域割当を行うことから、割当帯域の減少幅
を有線区間における輻輳状況に基づいて決定することが
可能である。なお、図3では、ステップS305でAC
R1が無線チャンネルスロット数に対応する値に変化さ
れ、ステップS306でACR1を満たすスロット割り
当てを求める処理が行われ、ステップS307でスロッ
ト位置、数等がMTに割り当てられるようになってい
る。
した送信レート(ACR1)に基づいて割当可能な帯域
の範囲内で無線スロット数およびスロット位置等の帯域
割当を行う(S305〜S307)。上記に示したフロ
ー制御により、有線区間において輻輳が発生した場合
に、RMセルの輻輳情報を読み、無線基地局において新
しい送信レートを計算/記憶し、その新しい送信レート
に基づいた帯域割当を行うことから、割当帯域の減少幅
を有線区間における輻輳状況に基づいて決定することが
可能である。なお、図3では、ステップS305でAC
R1が無線チャンネルスロット数に対応する値に変化さ
れ、ステップS306でACR1を満たすスロット割り
当てを求める処理が行われ、ステップS307でスロッ
ト位置、数等がMTに割り当てられるようになってい
る。
【0032】次に、図2のようなシステム構成において
複数のMT(移動端末)が存在する場合の無線リソース
の割当に関する処理フローの一例を図4に示す。今、通
信中のMTがN台あるとし、新規のMTが通信を開始す
る。このとき、無線リソースは先のN台のMTによりほ
ぼ占有されており、新規のMTを収容する帯域が不足し
ているものとする。なお、フレーム当たりの無線リソー
スをWall、新規のMTの初期帯域をACRNEWとする。
APでは、1MTの場合の処理フローを複数MTに対し
ても同様に適用するため、各MTに対する新しい送信レ
ート:ACR(1)…ACR(N)を計算/記憶可能で
あり(S401)、新規のMTの初期送信レート:AC
RNEWおよび1フレームにおける無線リソース:Wallか
ら、新規のMTの帯域割当が可能であるかを判定する
(S402)。もし、新規のMTに対する帯域割当が可
能である場合は、さきのN台のMTに対しても計算され
た新しい送信レート:ACR(1)…ACR(N),A
CRnewで無線リソースの割当を行う(S403)。一
方、新規のMTの帯域割当が無線リソースの制約上、受
け付けられない場合には、無線リソースの不足分WLOSS
(=ACR(1)+…+ACR(N)+ACRnew−W
all)を求めるとともに(S404)、APで計算/記
憶した送信レートのうちで減少レートとなる送信レー
ト:ACRを抽出する(S405)。該当するACRを
対象として、さらに送信レートを減少させることで無線
リソースの不足分:WLOSSを補い(S406)、新規の
MTの帯域割当にあてる(S407)。一例としては、
減少するACRのMT数をNACRDとした場合、該当する
ACRに対して、一定の減少幅:(WLOSS/NACRDを下
回らない最小の整数)だけ割当帯域を節約し、その節約
分を新規のMTの帯域に割り当てる。これにより、RM
セルの輻輳情報に基づいて送信レートを低く設定された
MTに対する割当帯域を減少させることで、さらなる無
線リソースの有効利用が図れる。
複数のMT(移動端末)が存在する場合の無線リソース
の割当に関する処理フローの一例を図4に示す。今、通
信中のMTがN台あるとし、新規のMTが通信を開始す
る。このとき、無線リソースは先のN台のMTによりほ
ぼ占有されており、新規のMTを収容する帯域が不足し
ているものとする。なお、フレーム当たりの無線リソー
スをWall、新規のMTの初期帯域をACRNEWとする。
APでは、1MTの場合の処理フローを複数MTに対し
ても同様に適用するため、各MTに対する新しい送信レ
ート:ACR(1)…ACR(N)を計算/記憶可能で
あり(S401)、新規のMTの初期送信レート:AC
RNEWおよび1フレームにおける無線リソース:Wallか
ら、新規のMTの帯域割当が可能であるかを判定する
(S402)。もし、新規のMTに対する帯域割当が可
能である場合は、さきのN台のMTに対しても計算され
た新しい送信レート:ACR(1)…ACR(N),A
CRnewで無線リソースの割当を行う(S403)。一
方、新規のMTの帯域割当が無線リソースの制約上、受
け付けられない場合には、無線リソースの不足分WLOSS
(=ACR(1)+…+ACR(N)+ACRnew−W
all)を求めるとともに(S404)、APで計算/記
憶した送信レートのうちで減少レートとなる送信レー
ト:ACRを抽出する(S405)。該当するACRを
対象として、さらに送信レートを減少させることで無線
リソースの不足分:WLOSSを補い(S406)、新規の
MTの帯域割当にあてる(S407)。一例としては、
減少するACRのMT数をNACRDとした場合、該当する
ACRに対して、一定の減少幅:(WLOSS/NACRDを下
回らない最小の整数)だけ割当帯域を節約し、その節約
分を新規のMTの帯域に割り当てる。これにより、RM
セルの輻輳情報に基づいて送信レートを低く設定された
MTに対する割当帯域を減少させることで、さらなる無
線リソースの有効利用が図れる。
【0033】図5は、移動端末がABRサービス用のデ
ータ受信を行う場合の無線システムの制御方法を表して
いる。なお、MT(Mobile Terminal)は移動端末を、
AP(Access Point)はMTと無線回線を介して接続さ
れている無線基地局を、100はAPに接続されている
有線区間を構成するATM網を、202はATM網10
0に接続されている送信端末をそれぞれ表している。図
5に示すように、有線区間において輻輳が発生したとす
る。
ータ受信を行う場合の無線システムの制御方法を表して
いる。なお、MT(Mobile Terminal)は移動端末を、
AP(Access Point)はMTと無線回線を介して接続さ
れている無線基地局を、100はAPに接続されている
有線区間を構成するATM網を、202はATM網10
0に接続されている送信端末をそれぞれ表している。図
5に示すように、有線区間において輻輳が発生したとす
る。
【0034】送信端末202で生成されたRMセル(R
201)は、網内を巡回し、輻輳付近のスイッチにおい
てRMセル(R202)の輻輳情報が設定され、APで
受信される。このとき、APでは、RMセル(R20
3)に記載されている送信端末の現在の送信レートに基
づいて無線帯域割当が行われ、データセルおよびRMセ
ルはMTへ送信される。折り返されたRMセル(R20
4)は、APを経由し、有線網内を巡回し、送信端末で
受信される(R205)。送信端末202では、受信し
たRMセル(R205)の有線区間での輻輳情報をもと
に、新しい減少された送信レートを決定し、そのレート
に従ってデータの送信を行う。
201)は、網内を巡回し、輻輳付近のスイッチにおい
てRMセル(R202)の輻輳情報が設定され、APで
受信される。このとき、APでは、RMセル(R20
3)に記載されている送信端末の現在の送信レートに基
づいて無線帯域割当が行われ、データセルおよびRMセ
ルはMTへ送信される。折り返されたRMセル(R20
4)は、APを経由し、有線網内を巡回し、送信端末で
受信される(R205)。送信端末202では、受信し
たRMセル(R205)の有線区間での輻輳情報をもと
に、新しい減少された送信レートを決定し、そのレート
に従ってデータの送信を行う。
【0035】次に、本発明の第二の無線システム(無線
回線)の制御方法について図6〜図9を参照して説明す
る。本発明の第二の無線システムの制御方法では、無線
基地局で無線区間における輻輳情報を考慮したフロー制
御を行い、無線区間での輻輳状況を考慮した無線リソー
ス割当を行うことを特徴とする(請求項2に記載の発明
に対応)。本発明の実施形態におけるABRサービス用
の無線システムの管理方法について、送信レート制御方
法として、Binary型およびER型を適用した場合の各々
の一実施形態をあげる。
回線)の制御方法について図6〜図9を参照して説明す
る。本発明の第二の無線システムの制御方法では、無線
基地局で無線区間における輻輳情報を考慮したフロー制
御を行い、無線区間での輻輳状況を考慮した無線リソー
ス割当を行うことを特徴とする(請求項2に記載の発明
に対応)。本発明の実施形態におけるABRサービス用
の無線システムの管理方法について、送信レート制御方
法として、Binary型およびER型を適用した場合の各々
の一実施形態をあげる。
【0036】図6は、移動端末がABRサービス用のデ
ータ送信を行う場合の無線システムの制御方法を表して
いる。なお、MT(Mobile Terminal)は移動端末を、
AP(Access Point)は無線基地局を、100はAPに
接続されている有線区間を構成するATM網を、201
はATM網100に接続されている受信端末をそれぞれ
表している。なお、図6では、MT、AP等に対して図
2および図5で用いたものと同一の符号をつけている
が、各構成の内部のソフトウェアまたは制御回路の仕様
は互いに異なっている。図6に示すように、MT、AP
間の無線区間において輻輳が発生したとし、この時点の
MTにおける送信レートをAとする。
ータ送信を行う場合の無線システムの制御方法を表して
いる。なお、MT(Mobile Terminal)は移動端末を、
AP(Access Point)は無線基地局を、100はAPに
接続されている有線区間を構成するATM網を、201
はATM網100に接続されている受信端末をそれぞれ
表している。なお、図6では、MT、AP等に対して図
2および図5で用いたものと同一の符号をつけている
が、各構成の内部のソフトウェアまたは制御回路の仕様
は互いに異なっている。図6に示すように、MT、AP
間の無線区間において輻輳が発生したとし、この時点の
MTにおける送信レートをAとする。
【0037】送信レート制御方法としてBinary型を適用
した場合の一実施例について説明する。なお、コネクシ
ョン設定時に決定されるレート減少率:RDFおよびレ
ート増加率:RIFを各々D、Iとする。
した場合の一実施例について説明する。なお、コネクシ
ョン設定時に決定されるレート減少率:RDFおよびレ
ート増加率:RIFを各々D、Iとする。
【0038】MTで生成されたRMセル(R601)
は、網内を巡回し、受信端末201において折り返さ
れ、APで再受信される(R602)。このとき、無線
区間において輻輳が発生しているため、APでは、RM
セル(R602)の輻輳情報であるCIビットを1に設
定し、RMセルの輻輳情報からMTの新しい送信レート
を計算/記憶(RNEW≦A−A×D)し、MTへRMセ
ルを送信する。MTでは、受信したRMセル(R60
3)の輻輳情報であるCIビットが1であることを考慮
して、新しい減少レートを決定する。APでは、記憶し
た送信レート(RNEW)に基づいて割当スロット数(S
MT)に変換(例:1ATMセルを1無線スロットに対
応、SMT=(RNEWを下回らない最小の整数))およびそ
のスロット位置等をMTへ帯域割当として通知する。M
Tでは、そのレートに従って送信するため、無線区間に
おける輻輳の解消が図れる。
は、網内を巡回し、受信端末201において折り返さ
れ、APで再受信される(R602)。このとき、無線
区間において輻輳が発生しているため、APでは、RM
セル(R602)の輻輳情報であるCIビットを1に設
定し、RMセルの輻輳情報からMTの新しい送信レート
を計算/記憶(RNEW≦A−A×D)し、MTへRMセ
ルを送信する。MTでは、受信したRMセル(R60
3)の輻輳情報であるCIビットが1であることを考慮
して、新しい減少レートを決定する。APでは、記憶し
た送信レート(RNEW)に基づいて割当スロット数(S
MT)に変換(例:1ATMセルを1無線スロットに対
応、SMT=(RNEWを下回らない最小の整数))およびそ
のスロット位置等をMTへ帯域割当として通知する。M
Tでは、そのレートに従って送信するため、無線区間に
おける輻輳の解消が図れる。
【0039】また、無線区間において輻輳が発生してい
ない場合には、APではRMセルの輻輳情報であるCI
ビットはセットされず、RMセルの輻輳情報からMTの
新しい増加送信レートを計算/記憶(RNEW≦A+PC
R×I)し、MTでは、新しい増加レートを決定する。
あとは、APにより同様に帯域割当が行われ、MTでは
増加したレートで送信が行われる。ただし、新しい送信
レートは常にMCRとPCRの間のレートに設定され、
最低でもMCRは必ず保証する。有線区間において輻輳
が発生した場合についても、無線区間における輻輳発生
時と同様な処理が行われる。
ない場合には、APではRMセルの輻輳情報であるCI
ビットはセットされず、RMセルの輻輳情報からMTの
新しい増加送信レートを計算/記憶(RNEW≦A+PC
R×I)し、MTでは、新しい増加レートを決定する。
あとは、APにより同様に帯域割当が行われ、MTでは
増加したレートで送信が行われる。ただし、新しい送信
レートは常にMCRとPCRの間のレートに設定され、
最低でもMCRは必ず保証する。有線区間において輻輳
が発生した場合についても、無線区間における輻輳発生
時と同様な処理が行われる。
【0040】送信レート制御方法としてER型を適用し
た場合の一実施形態について図6を参照して説明する。
なお、フレーム当たりの無線帯域をWall、送信待ちの
MT数をNMTとする。MTで生成されたRMセル(R6
01)は、網内を巡回し、受信端末201において折り
返され、APで再受信される。このとき、無線区間にお
ける輻輳発生により、送信待ちであるMT数が増加する
ため、APでは、減少した送信レート:B(例:B=W
all/NMT(<A))をRMセル(R602)の輻輳情
報であるERフィールドにおいて設定し、RMセルの輻
輳情報からMTの新しい送信レートを計算/記憶(R
NEW≦B)し、MTへ送信する。MTでは、受信したR
Mセル(R603)のER値である減少送信レート:B
を考慮しつつ、新しい送信レートを決定する。APで
は、記憶した送信レート(RNEW)に基づいて割当スロ
ット数(SMT)に変換(例:1ATMセルを1無線スロ
ットに対応、SMT=(RNEWを下回らない最小の整数))
およびそのスロット位置等をMTへ帯域割当として通知
する。MTでは、そのレートに従って送信するため、無
線区間における輻輳の解消が図れる。
た場合の一実施形態について図6を参照して説明する。
なお、フレーム当たりの無線帯域をWall、送信待ちの
MT数をNMTとする。MTで生成されたRMセル(R6
01)は、網内を巡回し、受信端末201において折り
返され、APで再受信される。このとき、無線区間にお
ける輻輳発生により、送信待ちであるMT数が増加する
ため、APでは、減少した送信レート:B(例:B=W
all/NMT(<A))をRMセル(R602)の輻輳情
報であるERフィールドにおいて設定し、RMセルの輻
輳情報からMTの新しい送信レートを計算/記憶(R
NEW≦B)し、MTへ送信する。MTでは、受信したR
Mセル(R603)のER値である減少送信レート:B
を考慮しつつ、新しい送信レートを決定する。APで
は、記憶した送信レート(RNEW)に基づいて割当スロ
ット数(SMT)に変換(例:1ATMセルを1無線スロ
ットに対応、SMT=(RNEWを下回らない最小の整数))
およびそのスロット位置等をMTへ帯域割当として通知
する。MTでは、そのレートに従って送信するため、無
線区間における輻輳の解消が図れる。
【0041】また、無線区間において輻輳が発生してい
ない場合には、APでは、増加した送信レートがRMセ
ルのERフィールドに設定され、RMセルの輻輳情報か
らMTの増加送信レートが計算/記憶され、MTでは、
新しい送信レートを決定する。あとは、APにより同様
に帯域割当が行われ、MTでは増加したレートで送信が
行われる。ただし、新しい送信レートは常にMCRとP
CRの間のレートに設定され、最低でもMCRは必ず保
証する。有線区間において輻輳が発生した場合について
も同様な処理が行われる。ただし、輻輳付近のATMス
イッチにおいてRMセルの輻輳情報がスイッチにより設
定されるため、APでは有線区間の輻輳状況を考慮しつ
つ、無線区間での許容送信レートを設定することが可能
である。これは、有線区間において輻輳が発生した場合
でも、無線区間で輻輳が発生していない場合には、有線
区間の輻輳部を使用するMTに対してフロー制御により
無線帯域の節約を図り、その節約分を新規にデータ送信
する端末に割り当てることが可能となり、無線帯域の有
効利用が図れる。
ない場合には、APでは、増加した送信レートがRMセ
ルのERフィールドに設定され、RMセルの輻輳情報か
らMTの増加送信レートが計算/記憶され、MTでは、
新しい送信レートを決定する。あとは、APにより同様
に帯域割当が行われ、MTでは増加したレートで送信が
行われる。ただし、新しい送信レートは常にMCRとP
CRの間のレートに設定され、最低でもMCRは必ず保
証する。有線区間において輻輳が発生した場合について
も同様な処理が行われる。ただし、輻輳付近のATMス
イッチにおいてRMセルの輻輳情報がスイッチにより設
定されるため、APでは有線区間の輻輳状況を考慮しつ
つ、無線区間での許容送信レートを設定することが可能
である。これは、有線区間において輻輳が発生した場合
でも、無線区間で輻輳が発生していない場合には、有線
区間の輻輳部を使用するMTに対してフロー制御により
無線帯域の節約を図り、その節約分を新規にデータ送信
する端末に割り当てることが可能となり、無線帯域の有
効利用が図れる。
【0042】ER型は、無線回線状況に応じて送信レー
トを柔軟かつ瞬時に変更可能であるため、一定の割合で
しか送信レートの増減ができないBinary型に比べて、無
線回線の輻輳時または干渉などによるシステム容量の低
下時のセルロスの抑制に優れている。そこで、送信レー
ト制御としてER型を用いた場合の詳細アルゴリズムに
ついて説明する。なお、順方向RMセルとは、MTから
APを経由し、網内を巡回して受信端末へ送信されるR
Mセルを表し、逆方向RMセルとは、受信端末から折り
返され、網内を巡回してAPを経由し、MTへ送信され
るRMセルを表す。
トを柔軟かつ瞬時に変更可能であるため、一定の割合で
しか送信レートの増減ができないBinary型に比べて、無
線回線の輻輳時または干渉などによるシステム容量の低
下時のセルロスの抑制に優れている。そこで、送信レー
ト制御としてER型を用いた場合の詳細アルゴリズムに
ついて説明する。なお、順方向RMセルとは、MTから
APを経由し、網内を巡回して受信端末へ送信されるR
Mセルを表し、逆方向RMセルとは、受信端末から折り
返され、網内を巡回してAPを経由し、MTへ送信され
るRMセルを表す。
【0043】移動端末MTがABRサービス用のデータ
送信を行う場合の詳細なAPにおけるフロー制御につい
て説明する(システム構成は図6を参照)。MTでは、
順方向RMセルを一定間隔で生成し、APへ送信データ
と共に送信する。APでは、順方向RMセルに対しては
ATM網側へ送信するのみであるが、受信端末から折り
返された逆方向RMセルに対して、図7に示すAPでの
処理フローを実施することにより、ABRサービス用の
フロー制御を実現する。まず、逆方向RMセルを受信し
たAPでは、逆方向RMセル受信時の無線回線状況を考
慮したER値(EAP)を計算し、既存のER値との比較
により小さい値をERフィールドへ設定し(S701〜
S710)、逆方向RMセルの輻輳情報であるCI,N
I,ER値からMTの新しい送信レートであるACRを
計算/記憶し(S711)、MTへ逆方向RMセルを送
信する(S712)。APでは、記憶した送信レートを
もとにスケジューリングを行い、MT毎にスロット数・
位置等を決定し、その帯域割当をMTへ通知する(S7
13〜S715)。MTでは、新しい送信レートにより
データの送信を開始する。以上が、無線端末ABRサー
ビス用のデータ送信を行う場合のAPでの処理フローで
ある。
送信を行う場合の詳細なAPにおけるフロー制御につい
て説明する(システム構成は図6を参照)。MTでは、
順方向RMセルを一定間隔で生成し、APへ送信データ
と共に送信する。APでは、順方向RMセルに対しては
ATM網側へ送信するのみであるが、受信端末から折り
返された逆方向RMセルに対して、図7に示すAPでの
処理フローを実施することにより、ABRサービス用の
フロー制御を実現する。まず、逆方向RMセルを受信し
たAPでは、逆方向RMセル受信時の無線回線状況を考
慮したER値(EAP)を計算し、既存のER値との比較
により小さい値をERフィールドへ設定し(S701〜
S710)、逆方向RMセルの輻輳情報であるCI,N
I,ER値からMTの新しい送信レートであるACRを
計算/記憶し(S711)、MTへ逆方向RMセルを送
信する(S712)。APでは、記憶した送信レートを
もとにスケジューリングを行い、MT毎にスロット数・
位置等を決定し、その帯域割当をMTへ通知する(S7
13〜S715)。MTでは、新しい送信レートにより
データの送信を開始する。以上が、無線端末ABRサー
ビス用のデータ送信を行う場合のAPでの処理フローで
ある。
【0044】なお図7では、ステップS701において
APが逆方向RMセルのCI,ER,CCRを読み出
し、次に、CI値を判定し(S702)、輻輳表示無し
の場合(CI=0)には変数Rateに(CCR)+(PC
R)*RIFを設定し(S703)、輻輳表示有りの場
合(CI=1)には変数Rateに(CCR)−(CCR)
*RDFを設定する(S704)。次に、APは、各チ
ャネルの状況が格納されているテーブルを参照する等し
て無線チャネルの状況をサーチし(S705)、無線区
間のチャネル状況を考慮した許容レート:ERAPを計算
する(S706)。さらに、既存のER値と計算によっ
て求めたERAP値を比較し(S707)、小さい値を逆
方向RMセルのERフィールドへ設定する(S708〜
S710)。
APが逆方向RMセルのCI,ER,CCRを読み出
し、次に、CI値を判定し(S702)、輻輳表示無し
の場合(CI=0)には変数Rateに(CCR)+(PC
R)*RIFを設定し(S703)、輻輳表示有りの場
合(CI=1)には変数Rateに(CCR)−(CCR)
*RDFを設定する(S704)。次に、APは、各チ
ャネルの状況が格納されているテーブルを参照する等し
て無線チャネルの状況をサーチし(S705)、無線区
間のチャネル状況を考慮した許容レート:ERAPを計算
する(S706)。さらに、既存のER値と計算によっ
て求めたERAP値を比較し(S707)、小さい値を逆
方向RMセルのERフィールドへ設定する(S708〜
S710)。
【0045】APはさらにMTの新しい送信レートであ
るACRをmax{MCR,min(PCR,ER,Ra
te)}の演算式によって計算し、記憶する(S71
1)。次に、APは、MTへ向けて逆方向RMセルを送
信する(S712)。そして、APは、記憶したACR
を無線チャネルスロット数に変換し(S713)、無線
チャネルスロット数に変換したACRを満たすスロット
割当を行い(S714)、スロット位置・数等を各MT
に通知する(S715)。
るACRをmax{MCR,min(PCR,ER,Ra
te)}の演算式によって計算し、記憶する(S71
1)。次に、APは、MTへ向けて逆方向RMセルを送
信する(S712)。そして、APは、記憶したACR
を無線チャネルスロット数に変換し(S713)、無線
チャネルスロット数に変換したACRを満たすスロット
割当を行い(S714)、スロット位置・数等を各MT
に通知する(S715)。
【0046】図8は、移動端末がABRサービス用のデ
ータ受信を行う場合の無線システムの制御方法を表して
いる。なお、MT(Mobile Terminal)は無線端末を、
AP(Access Point)を無線基地局、100はAPに接
続されている有線区間を構成するATM網を、202は
ATM網100に接続されている送信端末をそれぞれ表
している。なお、図8では、MT、AP等に対して図
2、図5、図6で用いたものと同一の符号をつけている
が、各構成の内部のソフトウェアの仕様または制御回路
の構成は互いに異なっている。図8に示すように、M
T、AP間の無線区間において輻輳が発生したとし、こ
のときのATM網側の送信端末における送信レートをA
とする。
ータ受信を行う場合の無線システムの制御方法を表して
いる。なお、MT(Mobile Terminal)は無線端末を、
AP(Access Point)を無線基地局、100はAPに接
続されている有線区間を構成するATM網を、202は
ATM網100に接続されている送信端末をそれぞれ表
している。なお、図8では、MT、AP等に対して図
2、図5、図6で用いたものと同一の符号をつけている
が、各構成の内部のソフトウェアの仕様または制御回路
の構成は互いに異なっている。図8に示すように、M
T、AP間の無線区間において輻輳が発生したとし、こ
のときのATM網側の送信端末における送信レートをA
とする。
【0047】送信レート制御方法としてBinary型を適用
した場合の一実施形態について説明する。なお、コネク
ション設定時に決定されるレート減少率:RDFおよび
レート増加率:RIFを各々D、Iとする。
した場合の一実施形態について説明する。なお、コネク
ション設定時に決定されるレート減少率:RDFおよび
レート増加率:RIFを各々D、Iとする。
【0048】送信端末202で生成されたRMセル(R
801)は、網内を巡回し、APで受信される。このと
き、無線区間において輻輳が発生しているため、APで
は、RMセル(R802)の輻輳情報であるCIビット
を1に設定し、MTへ送信する。なお、データおよびR
MセルのMTへの送信に関しては、APでRMセルに記
載されている送信端末の現在の送信レートに基づいて無
線帯域割当が行われる。MTにより折り返されたRMセ
ル(R803)は、APを経由し、ATM網内を巡回
し、送信端末202で受信される。送信端末202で
は、受信したRMセル(R804)の輻輳情報をもと
に、新しい減少された送信レートを決定し、そのレート
に従ってデータの送信を行う。これにより、無線区間に
おける輻輳の解消が図られる。有線区間において輻輳が
発生した場合についても、無線区間における輻輳時と同
様の処理がAPで行われる。
801)は、網内を巡回し、APで受信される。このと
き、無線区間において輻輳が発生しているため、APで
は、RMセル(R802)の輻輳情報であるCIビット
を1に設定し、MTへ送信する。なお、データおよびR
MセルのMTへの送信に関しては、APでRMセルに記
載されている送信端末の現在の送信レートに基づいて無
線帯域割当が行われる。MTにより折り返されたRMセ
ル(R803)は、APを経由し、ATM網内を巡回
し、送信端末202で受信される。送信端末202で
は、受信したRMセル(R804)の輻輳情報をもと
に、新しい減少された送信レートを決定し、そのレート
に従ってデータの送信を行う。これにより、無線区間に
おける輻輳の解消が図られる。有線区間において輻輳が
発生した場合についても、無線区間における輻輳時と同
様の処理がAPで行われる。
【0049】送信レート制御方法としてER型を適用し
た場合の一実施例について説明する。なお、フレーム当
たりの無線帯域をWall、送信端末数をNTEとする。
た場合の一実施例について説明する。なお、フレーム当
たりの無線帯域をWall、送信端末数をNTEとする。
【0050】送信端末202で生成されたRMセル(R
801)は、網内を巡回し、APで受信される。このと
き、無線区間における輻輳発生により送信待ちである端
末数が増加するため、APでは、減少した送信レート:
B(例:B=Wall/NTE(<A))をRMセルの輻輳情
報であるERフィールドにおいて設定する。ただし、送
信レートは常にMCRとPCRの間のレートに設定さ
れ、最低でもMCRは必ず保証する。送信端末からのデ
ータおよびRMセルの送信に関しては、RMセルに記載
されている現在の送信レート:AでMTに対する無線帯
域割り当て:SMT(例:SMT=(Aを下回らない最小の
整数))を行い、データおよびRMセル(R802)を
MTへ送信する。MTでは、そのRMセル(R803)
をAPを経由して、ATM網側の送信端末202へ折り
返す。送信端末では、折り返されたRMセルの輻輳情報
である減少した送信レート:Bを考慮しつつ、新しい送
信レート(RNEW≦B)を決定し、そのレート(RNEW)
に基づいて送信することで無線区間における輻輳の解消
を図る。また、無線区間において輻輳が発生していない
場合には、APでは、増加した送信レートがRMセルの
輻輳情報であるERフィールドに設定され、送信端末で
は、その増加送信レートを考慮しつつ、新しい送信レー
トを決定し、そのレートに基づいて送信を行う。有線区
間において輻輳が発生した場合についても同様な処理が
行われる。
801)は、網内を巡回し、APで受信される。このと
き、無線区間における輻輳発生により送信待ちである端
末数が増加するため、APでは、減少した送信レート:
B(例:B=Wall/NTE(<A))をRMセルの輻輳情
報であるERフィールドにおいて設定する。ただし、送
信レートは常にMCRとPCRの間のレートに設定さ
れ、最低でもMCRは必ず保証する。送信端末からのデ
ータおよびRMセルの送信に関しては、RMセルに記載
されている現在の送信レート:AでMTに対する無線帯
域割り当て:SMT(例:SMT=(Aを下回らない最小の
整数))を行い、データおよびRMセル(R802)を
MTへ送信する。MTでは、そのRMセル(R803)
をAPを経由して、ATM網側の送信端末202へ折り
返す。送信端末では、折り返されたRMセルの輻輳情報
である減少した送信レート:Bを考慮しつつ、新しい送
信レート(RNEW≦B)を決定し、そのレート(RNEW)
に基づいて送信することで無線区間における輻輳の解消
を図る。また、無線区間において輻輳が発生していない
場合には、APでは、増加した送信レートがRMセルの
輻輳情報であるERフィールドに設定され、送信端末で
は、その増加送信レートを考慮しつつ、新しい送信レー
トを決定し、そのレートに基づいて送信を行う。有線区
間において輻輳が発生した場合についても同様な処理が
行われる。
【0051】送信レート制御としてER型を用いた場合
の詳細アルゴリズムを図9に示す。なお、順方向RMセ
ルとは、送信端末から網内を巡回し、APを経由しMT
へ送信されるRMセルを表し、逆方向RMセルとは、M
TからAPを経由し、網内を巡回して送信端末へ送信さ
れるRMセルを表す。
の詳細アルゴリズムを図9に示す。なお、順方向RMセ
ルとは、送信端末から網内を巡回し、APを経由しMT
へ送信されるRMセルを表し、逆方向RMセルとは、M
TからAPを経由し、網内を巡回して送信端末へ送信さ
れるRMセルを表す。
【0052】順方向RMセルはATM網側の送信端末で
周期的に生成され、MTへ送信される。順方向RMセル
を受信したAPでは、1)ER値および現在の送信レー
トであるCCR(Current Cell Rate)を読み出す(S
901)。ただし、このCCRは過去のRMセルによる
レート制御により既に変更されたレートである。APで
は、2)順方向RMセルを受信した時点での無線回線状
況を考慮したER値を計算し、既存のER値との比較に
より小さい値をERフィールドへ設定する(S902〜
S907)。ただし、このER値によるレート変更がA
Pに影響を与えるのはRTT(Round Trip Time)後で
ある。APでは、3)CCR値に従ってスケジューリン
グを行い、スロット数およびその位置等を決定し、MT
に対する無線チャネル割当を行い、データおよび順方向
RMセルを送信する(S908〜S911)。
周期的に生成され、MTへ送信される。順方向RMセル
を受信したAPでは、1)ER値および現在の送信レー
トであるCCR(Current Cell Rate)を読み出す(S
901)。ただし、このCCRは過去のRMセルによる
レート制御により既に変更されたレートである。APで
は、2)順方向RMセルを受信した時点での無線回線状
況を考慮したER値を計算し、既存のER値との比較に
より小さい値をERフィールドへ設定する(S902〜
S907)。ただし、このER値によるレート変更がA
Pに影響を与えるのはRTT(Round Trip Time)後で
ある。APでは、3)CCR値に従ってスケジューリン
グを行い、スロット数およびその位置等を決定し、MT
に対する無線チャネル割当を行い、データおよび順方向
RMセルを送信する(S908〜S911)。
【0053】図9では、ステップS901においてAP
が順方向RMセルのER,CCRを読み出し、次に、テ
ーブルを参照する等して無線チャネルの状況をサーチし
(S902)、無線区間のチャネル状況を考慮した許容
レート:ERAPを計算する(S903)。さらに、既存
のER値と計算によって求めたERAP値を比較し(S9
04)、小さい値を順方向RMセルのERフィールドへ
設定する(S905〜S907)。APはさらにACR
をCCRと等しく設定する(S908)。次に、AP
は、ACRを無線チャネルスロット数に変換し(S90
9)、無線チャネルスロット数に変換したACRを満た
すスロット割当を行い(S910)、スロット位置・数
等を各MTに通知する(S911)。
が順方向RMセルのER,CCRを読み出し、次に、テ
ーブルを参照する等して無線チャネルの状況をサーチし
(S902)、無線区間のチャネル状況を考慮した許容
レート:ERAPを計算する(S903)。さらに、既存
のER値と計算によって求めたERAP値を比較し(S9
04)、小さい値を順方向RMセルのERフィールドへ
設定する(S905〜S907)。APはさらにACR
をCCRと等しく設定する(S908)。次に、AP
は、ACRを無線チャネルスロット数に変換し(S90
9)、無線チャネルスロット数に変換したACRを満た
すスロット割当を行い(S910)、スロット位置・数
等を各MTに通知する(S911)。
【0054】上述した本発明による第一および第二の無
線システムの制御方法における移動端末(MT)側の制
御フローの一実施形態を示す(請求項1および請求項2
に記載の発明による制御方法を前提とする請求項6に記
載の発明に対応)。
線システムの制御方法における移動端末(MT)側の制
御フローの一実施形態を示す(請求項1および請求項2
に記載の発明による制御方法を前提とする請求項6に記
載の発明に対応)。
【0055】MTがデータを送信する場合には、図10
に示すように、APからの逆方向RMセルを受信する
と、受信したRMセルの輻輳情報であるCI,ERおよ
びMTの現在の送信レートであるACRをもとに新しい
送信レートであるACR1を計算する(S1001〜S
1005)。次に、送信バッファのデータセルの蓄積状
況を考慮した送信レートであるACR2を計算し(S1
006)、ACR1とACR2のうちで小さい方のレー
トをACRとしてデータ送出を行う(S1007〜S1
010)。
に示すように、APからの逆方向RMセルを受信する
と、受信したRMセルの輻輳情報であるCI,ERおよ
びMTの現在の送信レートであるACRをもとに新しい
送信レートであるACR1を計算する(S1001〜S
1005)。次に、送信バッファのデータセルの蓄積状
況を考慮した送信レートであるACR2を計算し(S1
006)、ACR1とACR2のうちで小さい方のレー
トをACRとしてデータ送出を行う(S1007〜S1
010)。
【0056】なお、図10において、ステップS100
1はMTによる受信した逆方向RMセルからのCI,E
Rの読み出し処理、ステップS1002はCI値の判定
処理、ステップS1003はCI値が0の場合に変数Ra
teにACR+PCR*RIFを設定する処理、ステップ
S1004はCI値が1の場合に変数RateにACR−A
CR*RDFを設定する処理、ステップS1005はA
CR1にmax{MCR,min(PCR,ER,Rat
e)}を設定する処理にそれぞれ対応する。また、ステ
ップS1007はACR1とACR2の比較処理、ステ
ップS1008はACR1>ACR2の場合にACRに
ACR2を格納する処理、ステップS1009はACR
1≦ACR2の場合にACRにACR1を格納する処
理、ステップS1010はACRによってデータを送信
する処理にそれぞれ対応していいる。
1はMTによる受信した逆方向RMセルからのCI,E
Rの読み出し処理、ステップS1002はCI値の判定
処理、ステップS1003はCI値が0の場合に変数Ra
teにACR+PCR*RIFを設定する処理、ステップ
S1004はCI値が1の場合に変数RateにACR−A
CR*RDFを設定する処理、ステップS1005はA
CR1にmax{MCR,min(PCR,ER,Rat
e)}を設定する処理にそれぞれ対応する。また、ステ
ップS1007はACR1とACR2の比較処理、ステ
ップS1008はACR1>ACR2の場合にACRに
ACR2を格納する処理、ステップS1009はACR
1≦ACR2の場合にACRにACR1を格納する処
理、ステップS1010はACRによってデータを送信
する処理にそれぞれ対応していいる。
【0057】本発明の第三の無線システムの制御方法で
は、無線基地局(AP)では、移動端末(MT)からの
帯域要求を受信することで、その移動端末に対して帯域
割当を行うという特徴を有する(請求項3記載の発明に
対応)。以下では、無線基地局におけるレート制御方法
別に実施形態を示す。
は、無線基地局(AP)では、移動端末(MT)からの
帯域要求を受信することで、その移動端末に対して帯域
割当を行うという特徴を有する(請求項3記載の発明に
対応)。以下では、無線基地局におけるレート制御方法
別に実施形態を示す。
【0058】無線基地局においてBinary型のレート制御
方法を行う場合の無線基地局の処理フローを図11に示
す。この処理フローにおいては、ACR1を計算/記憶
し、RMセルを送信するまで(ステップS1101〜S
1104)は、第一の制御方法による無線基地局の処理
フローを表した図3のステップS301〜S304と同
様である。ただし、その次には、移動端末からの帯域要
求ACR2を受信し(S1105)、記憶してあるAC
R1と比較することにより(S1106〜S110
8)、小さい方のレートに対して帯域割当を行う(S1
109〜S1111)。
方法を行う場合の無線基地局の処理フローを図11に示
す。この処理フローにおいては、ACR1を計算/記憶
し、RMセルを送信するまで(ステップS1101〜S
1104)は、第一の制御方法による無線基地局の処理
フローを表した図3のステップS301〜S304と同
様である。ただし、その次には、移動端末からの帯域要
求ACR2を受信し(S1105)、記憶してあるAC
R1と比較することにより(S1106〜S110
8)、小さい方のレートに対して帯域割当を行う(S1
109〜S1111)。
【0059】なお、図11において、ステップS110
6はACR1とACR2の比較処理、ステップS110
7はACR1>ACR2の場合にACRにACR2を格
納する処理、ステップS1108はACR1≦ACR2
の場合にACRにACR1を格納する処理、ステップS
1109はACRを無線チャネルスロット数に変換する
処理、ステップS1110は無線チャネルスロット数に
変換したACRを満たすスロット割当を行う処理、ステ
ップS1111はスロット位置・数等を各MTに通知す
る処理にそれぞれ対応していいる。
6はACR1とACR2の比較処理、ステップS110
7はACR1>ACR2の場合にACRにACR2を格
納する処理、ステップS1108はACR1≦ACR2
の場合にACRにACR1を格納する処理、ステップS
1109はACRを無線チャネルスロット数に変換する
処理、ステップS1110は無線チャネルスロット数に
変換したACRを満たすスロット割当を行う処理、ステ
ップS1111はスロット位置・数等を各MTに通知す
る処理にそれぞれ対応していいる。
【0060】無線基地局においてER型のレート制御方
法を行う場合の無線基地局の処理フローを図12に示
す。この処理フローにおいては、第二の無線システムの
制御方法による無線基地局の処理フローを表した図7に
おけるCI値の計算を行わない。これは、移動端末側か
ら現在の送信レートを用いて計算した帯域要求ACR2
が受信できるためであり、その帯域要求ACR2に基づ
いて無線基地局は無線帯域の割当を行う。
法を行う場合の無線基地局の処理フローを図12に示
す。この処理フローにおいては、第二の無線システムの
制御方法による無線基地局の処理フローを表した図7に
おけるCI値の計算を行わない。これは、移動端末側か
ら現在の送信レートを用いて計算した帯域要求ACR2
が受信できるためであり、その帯域要求ACR2に基づ
いて無線基地局は無線帯域の割当を行う。
【0061】なお、図12において、ステップS120
1はAPによる受信した逆方向RMセルからのCI,E
R,CCRの読み出し処理、ステップS1202はテー
ブル等を参照することによる無線チャネル状況のサーチ
を行う処理、ステップS1203は無線区間のチャネル
状況を考慮した許容レート:EAPの計算処理、ステップ
S1204は既存のER値と計算によって求めたERAP
値を比較する処理、ステップS1205〜S1207は
小さい方の値を逆方向RMセルのERフィールドへ設定
する処理、ステップS1208はMTへ逆方向RMセル
を送信する処理に対応する。また、ステップS1209
はMTから帯域要求ACR2を受信する処理、ステップ
S1210は受信したACR2を無線チャネルスロット
数に変換する処理、ステップS1211は無線チャネル
スロット数に変換したACR2を満たすスロット割当を
行う処理、ステップS1212はスロット位置・数等を
MTに通知する処理に対応している。
1はAPによる受信した逆方向RMセルからのCI,E
R,CCRの読み出し処理、ステップS1202はテー
ブル等を参照することによる無線チャネル状況のサーチ
を行う処理、ステップS1203は無線区間のチャネル
状況を考慮した許容レート:EAPの計算処理、ステップ
S1204は既存のER値と計算によって求めたERAP
値を比較する処理、ステップS1205〜S1207は
小さい方の値を逆方向RMセルのERフィールドへ設定
する処理、ステップS1208はMTへ逆方向RMセル
を送信する処理に対応する。また、ステップS1209
はMTから帯域要求ACR2を受信する処理、ステップ
S1210は受信したACR2を無線チャネルスロット
数に変換する処理、ステップS1211は無線チャネル
スロット数に変換したACR2を満たすスロット割当を
行う処理、ステップS1212はスロット位置・数等を
MTに通知する処理に対応している。
【0062】本発明の第三の無線システムの制御方法に
おける、移動端末側の処理フローの一実施形態例を示す
(請求項3記載の発明を前提とした請求項7に記載の発
明に対応)。帯域要求を無線基地局(AP)に対して行
う場合の移動端末(MT)での処理フローを図13に示
す。図10に示した帯域要求を行わない処理フローとほ
ぼ同様であるが、図13では無線基地局に対してACR
2で帯域要求を行う(S1310)。
おける、移動端末側の処理フローの一実施形態例を示す
(請求項3記載の発明を前提とした請求項7に記載の発
明に対応)。帯域要求を無線基地局(AP)に対して行
う場合の移動端末(MT)での処理フローを図13に示
す。図10に示した帯域要求を行わない処理フローとほ
ぼ同様であるが、図13では無線基地局に対してACR
2で帯域要求を行う(S1310)。
【0063】なお、図13において、ステップS130
1はMTによる受信した逆方向RMセルからのCI,E
Rの読み出し処理、ステップS1302はCI値の判定
処理、ステップS1303はCI値が0の場合に変数Ra
teにACR+PCR*RIFを設定する処理、ステップ
S1304はCI値が1の場合に変数RateにACR−A
CR*RDFを設定する処理、ステップS1305はA
CR1にmax{MCR,min(PCR,ER,Rat
e)}を設定する処理に対応する。また、ステップS1
306はバッファ長を考慮した送信レートACRの計算
処理、ステップS1307はACR1とACRの比較処
理、ステップS1308はACR1>ACRの場合にA
CR2をACRに等しく設定する処理、ステップS13
09はACR1≦ACRの場合にACR2をACR1に
等しく設定する処理、ステップS1310はACR2に
よってAPへ帯域要求を行う処理に対応する。
1はMTによる受信した逆方向RMセルからのCI,E
Rの読み出し処理、ステップS1302はCI値の判定
処理、ステップS1303はCI値が0の場合に変数Ra
teにACR+PCR*RIFを設定する処理、ステップ
S1304はCI値が1の場合に変数RateにACR−A
CR*RDFを設定する処理、ステップS1305はA
CR1にmax{MCR,min(PCR,ER,Rat
e)}を設定する処理に対応する。また、ステップS1
306はバッファ長を考慮した送信レートACRの計算
処理、ステップS1307はACR1とACRの比較処
理、ステップS1308はACR1>ACRの場合にA
CR2をACRに等しく設定する処理、ステップS13
09はACR1≦ACRの場合にACR2をACR1に
等しく設定する処理、ステップS1310はACR2に
よってAPへ帯域要求を行う処理に対応する。
【0064】
【実施例】図14に計算機シミュレーションの結果を示
す。送信待ちの端末とは、バッファにセルが蓄積してい
る端末であり、スループットは送信待ちの端末のうちで
実際に通信を行っている端末の割合を表している。この
結果から、本発明における無線システムの制御方法を適
用した場合、送信待ちとなる端末は最大でも23台まで
しか増加せず、常にスループット1を維持したまま遷移
し続けている。一方、フロー制御を行わない従来方式の
無線システムの制御方法においては、送信待ちの端末数
がある値を境にスループットが急速に低下している。図
14において、スループット:1で本発明の制御方法お
よび従来方法とを比較した場合、送信待ちである端末数
の減少という改善が見られ、本発明における無線システ
ムの制御方法では、従来方式に比して圧倒的に収容可能
な端末数を増加させることが可能である。
す。送信待ちの端末とは、バッファにセルが蓄積してい
る端末であり、スループットは送信待ちの端末のうちで
実際に通信を行っている端末の割合を表している。この
結果から、本発明における無線システムの制御方法を適
用した場合、送信待ちとなる端末は最大でも23台まで
しか増加せず、常にスループット1を維持したまま遷移
し続けている。一方、フロー制御を行わない従来方式の
無線システムの制御方法においては、送信待ちの端末数
がある値を境にスループットが急速に低下している。図
14において、スループット:1で本発明の制御方法お
よび従来方法とを比較した場合、送信待ちである端末数
の減少という改善が見られ、本発明における無線システ
ムの制御方法では、従来方式に比して圧倒的に収容可能
な端末数を増加させることが可能である。
【0065】次に、図15に遅延時間を評価した計算機
シミュレーションの結果を示す。このシミュレーション
結果から、本発明における無線システムの制御方法で
は、バッファに蓄積するセル数を制限することで送信レ
ート制御を行うため、従来方式に比して、平均伝送時間
すなわち遅延時間に関しても圧倒的に小さくなっている
ことがわかる。
シミュレーションの結果を示す。このシミュレーション
結果から、本発明における無線システムの制御方法で
は、バッファに蓄積するセル数を制限することで送信レ
ート制御を行うため、従来方式に比して、平均伝送時間
すなわち遅延時間に関しても圧倒的に小さくなっている
ことがわかる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、無
線基地局において、RMセルを用いた無線システムの制
御を行うことにより有線区間および無線区間の回線状況
を柔軟に無線リソース割当に反映するため、輻輳による
セルロスを抑制することが可能である。
線基地局において、RMセルを用いた無線システムの制
御を行うことにより有線区間および無線区間の回線状況
を柔軟に無線リソース割当に反映するため、輻輳による
セルロスを抑制することが可能である。
【0067】本発明の具体的な効果としては、請求項1
に記載の無線システムの制御方法により、有線区間にお
ける輻輳状況を考慮した無線リソース割当を行うことが
可能である。これにより、有線区間にのみ輻輳が発生し
た場合に、割当帯域の減少幅を有線区間での輻輳状況に
基づいて決定することで、該当箇所を通過するコネクシ
ョンに対する帯域を節約し、その節約分を他のコネクシ
ョンまたは新規のコネクションに対して割り当てられる
ため、無線リソースの有効利用が図れる。さらに、複数
の移動端末あるいはコネクションが通信を行っている場
合に、新規の移動端末の収容により無線帯域が不足する
事態の発生が考えられる。このとき、RMセルの輻輳情
報に基づいて送信レートを低く設定された移動端末に対
する割当帯域を減少させることで、さらなる無線リソー
スの有効利用が期待される。さらに、有線区間における
輻輳の解消も図れる。
に記載の無線システムの制御方法により、有線区間にお
ける輻輳状況を考慮した無線リソース割当を行うことが
可能である。これにより、有線区間にのみ輻輳が発生し
た場合に、割当帯域の減少幅を有線区間での輻輳状況に
基づいて決定することで、該当箇所を通過するコネクシ
ョンに対する帯域を節約し、その節約分を他のコネクシ
ョンまたは新規のコネクションに対して割り当てられる
ため、無線リソースの有効利用が図れる。さらに、複数
の移動端末あるいはコネクションが通信を行っている場
合に、新規の移動端末の収容により無線帯域が不足する
事態の発生が考えられる。このとき、RMセルの輻輳情
報に基づいて送信レートを低く設定された移動端末に対
する割当帯域を減少させることで、さらなる無線リソー
スの有効利用が期待される。さらに、有線区間における
輻輳の解消も図れる。
【0068】次に、請求項2に記載の無線システムの制
御方法により、無線区間における輻輳状況を考慮した無
線リソース割当を行うことができる。これは、RMセル
に無線区間における輻輳情報を設定することにより、送
信レート制御すなわち移動端末のバッファに蓄積するセ
ル数を制御するため、従来の無線システムの制御方法で
の問題点であるバッファにセルが蓄積することから発生
するセルロスを、従来方式に比して大幅に抑制すること
が可能である。
御方法により、無線区間における輻輳状況を考慮した無
線リソース割当を行うことができる。これは、RMセル
に無線区間における輻輳情報を設定することにより、送
信レート制御すなわち移動端末のバッファに蓄積するセ
ル数を制御するため、従来の無線システムの制御方法で
の問題点であるバッファにセルが蓄積することから発生
するセルロスを、従来方式に比して大幅に抑制すること
が可能である。
【図1】 時間とともにトラヒックが変動するデータに
対して、本発明における無線システムの制御方法を適用
した場合のフロー制御の効果を説明するための図。
対して、本発明における無線システムの制御方法を適用
した場合のフロー制御の効果を説明するための図。
【図2】 移動端末がABRサービス用のデータ送信時
に、本発明における第一の無線システムの制御方法の適
用例(有線区間において輻輳発生)を示す図。
に、本発明における第一の無線システムの制御方法の適
用例(有線区間において輻輳発生)を示す図。
【図3】 本発明における第一の無線システムの制御方
法において、1MTの場合の無線基地局で行われる処理
フローを示す図。
法において、1MTの場合の無線基地局で行われる処理
フローを示す図。
【図4】 本発明における第一の無線システムの制御方
法において、複数のMTの存在時に、新規MTを収容す
る際の無線基地局で行われる処理フローを示す図。
法において、複数のMTの存在時に、新規MTを収容す
る際の無線基地局で行われる処理フローを示す図。
【図5】 移動端末がABRサービス用のデータ受信時
に、本発明における請求項1記載の無線システムの制御
方法の適用例(有線区間において輻輳発生)を示す図。
に、本発明における請求項1記載の無線システムの制御
方法の適用例(有線区間において輻輳発生)を示す図。
【図6】 移動端末がABRサービス用のデータ送信時
に、本発明における第二の無線システムの制御方法を適
用した場合のフロー制御(無線区間において輻輳発生)
を示す図。
に、本発明における第二の無線システムの制御方法を適
用した場合のフロー制御(無線区間において輻輳発生)
を示す図。
【図7】 移動端末がABRサービス用のデータ送信時
に、本発明における第二の無線システムの制御方法にお
いて無線基地局で行われる処理フローを示す図。
に、本発明における第二の無線システムの制御方法にお
いて無線基地局で行われる処理フローを示す図。
【図8】 移動端末がABRサービス用のデータ受信時
に、本発明における第二の無線システムの制御方法を適
用した場合のフロー制御(無線区間において輻輳発生)
を示す図。
に、本発明における第二の無線システムの制御方法を適
用した場合のフロー制御(無線区間において輻輳発生)
を示す図。
【図9】 移動端末がABRサービス用のデータ受信時
に、本発明における第二の無線システムの制御方法にお
いて無線基地局において行われる処理フローを示す図。
に、本発明における第二の無線システムの制御方法にお
いて無線基地局において行われる処理フローを示す図。
【図10】 本発明における第一および第二の無線シス
テムの制御方法における、移動端末で行われる処理フロ
ーを示す図。
テムの制御方法における、移動端末で行われる処理フロ
ーを示す図。
【図11】 本発明における第三の無線システムの制御
方法において、無線基地局でのレート制御にBinary型の
制御を行う場合に行われる処理フローを示す図。
方法において、無線基地局でのレート制御にBinary型の
制御を行う場合に行われる処理フローを示す図。
【図12】 本発明における第三の無線システムの制御
方法において、無線基地局でのレート制御にER型の制
御を行う場合に行われる処理フローを示す図。
方法において、無線基地局でのレート制御にER型の制
御を行う場合に行われる処理フローを示す図。
【図13】 本発明における第三の無線システムの制御
方法における、移動端末で行われる処理フローを示す
図。
方法における、移動端末で行われる処理フローを示す
図。
【図14】 本発明における無線システムの管理方法お
よび従来方法に関する送信待ちの端末数に対するスルー
プットの計算機シミュレーション結果を示す図。
よび従来方法に関する送信待ちの端末数に対するスルー
プットの計算機シミュレーション結果を示す図。
【図15】 本発明における無線システムの管理方法お
よび従来方式に関するトラヒック負荷に対する遅延時間
の計算機シミュレーション結果を示す図。
よび従来方式に関するトラヒック負荷に対する遅延時間
の計算機シミュレーション結果を示す図。
【図16】 時間とともにトラヒックが変動するデータ
に対して、従来の無線リソース管理方法を適用した場合
の問題点を示す図。
に対して、従来の無線リソース管理方法を適用した場合
の問題点を示す図。
MT 移動端末 AP 無線基地局 100 ATM通信網 201 受信端末 202 送信端末
Claims (8)
- 【請求項1】 移動端末および無線基地局間の無線回線
における、ATM(Asynchronous Transfer Mode)サ
ービスクラスのABR(Available Bit Rate)サービス
用の無線リソース管理方法であって、 前記無線基地局は、 有線網側から送信されたRM(Resource Management)
セルの輻輳情報を受信し、 前記RMセルが移動端末により送信されたRMセルであ
った場合には、前記RMセルの輻輳情報により移動端末
の新しい送信レート情報ACR1を計算/記憶し、前記
RMセルを前記移動端末に送信し、前記送信レート情報
ACR1に基づいて前記移動端末に対する無線回線を割
り当て、 また、前記RMセルが有線網側の端末により送信された
RMセルであった場合には、前記RMセルに記載されて
いる送信レート情報に基づいて前記移動端末に対する無
線回線を割り当てることを特徴とするABRサービス用
無線回線制御方法。 - 【請求項2】 移動端末および無線基地局間の無線回線
における、ATM(Asynchronous Transfer Mode)サ
ービスクラスのABR(Available Bit Rate)サービス
用の無線リソース管理方法であって、 前記無線基地局は、 有線網側から送信されたRM(Resource Management)
セルを受信し、 前記RMセルが移動端末により送信されたRMセルであ
った場合には、無線区間の輻輳情報を計算/記憶し、前
記RMセルに前記無線区間の輻輳情報を設定して前記移
動端末に送信し、前記無線区間の輻輳情報に基づいて前
記移動端末に対する無線回線を割り当て、 また、前記RMセルが有線網側の端末により送信された
RMセルであった場合には、前記RMセルに無線区間で
の輻輳情報を設定し、前記RMセルに記載されている送
信レート情報に基づいて前記移動端末に対する無線回線
を割り当てることを特徴とするABRサービス用の無線
回線制御方法。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の無線回
線制御方法において、 前記無線基地局は、 前記RMセルが移動端末により送信されたRMセルであ
った場合には、さらに、前記RMセルを受信した移動端
末からの帯域割当要求を行うための情報である帯域要求
情報ACR2を受信し、前記帯域要求情報ACR2と前
記送信レート情報ACR1または前記無線区間の輻輳情
報を比較して、どちらか低い方の情報に基づいて前記移
動端末に対する無線回線を割り当てることを特徴とする
ABRサービス用無線回線制御方法。 - 【請求項4】 移動端末および無線基地局間の無線回線
における、ATM(Asynchronous Transfer Mode)サ
ービスクラスのABR(Available Bit Rate)サービス
を提供する無線基地局において、 有線網側から送信されたRM(Resource Management)
セルを受信するRMセル受信手段と、有線網側より受信
した前記RMセルを前記移動端末に送信するRMセル送
信手段を有し、加えて、 前記RMセルが移動端末により送信されたRMセルであ
った場合に、前記RMセルの輻輳情報により移動端末の
新しい送信レートを計算して記憶する送信レート情報計
算手段と、前記送信レート情報計算手段により計算され
た送信レート情報に基づいて利用可能な帯域の範囲内
で、前記移動端末に対する無線回線を割り当てる無線回
線割当手段と、利用可能な帯域を超える場合に、前記送
信レート情報計算手段により計算/記憶された送信レー
ト情報に基づいて送信レートを減少させる送信レート減
少手段と、 前記RMセル受信手段により受信されたRMセルが有線
網側の端末により送信されたRMセルであった場合に、
前記RMセルに記載されている送信レート情報に基づい
て利用可能な帯域の範囲内で前記移動端末に対して無線
回線を割り当てる無線回線割当手段とを具備するか、 または、 前記RMセルが移動端末により送信されたRMセルであ
った場合に、前記RMセルに無線区間の輻輳情報を設定
する無線区間輻輳情報設定手段と、前記無線区間輻輳情
報設定手段により計算された送信レート情報に基づいて
利用可能な帯域の範囲内で、前記移動端末に対する無線
回線を割り当てる無線回線割当手段と、 前記RMセル受信手段により受信されたRMセルが有線
網側の端末により送信されたRMセルであった場合に、
前記RMセルに前記無線区間輻輳情報設定手段により、
輻輳情報を設定し、前記RMセルに記載されている送信
レート情報に基づいて利用可能な帯域の範囲内で前記移
動端末に対して無線回線を割り当てる無線回線割当手段
とを具備するかすることを特徴とする無線基地局。 - 【請求項5】 請求項4に記載の無線基地局において、 RMセルが移動端末により送信されたRMセルであった
場合に、移動端末から送信された帯域要求情報を受信す
る帯域要求情報受信手段と、前記送信レート情報計算手
段または前記無線区間輻輳情報設定手段により計算され
た送信レートと前記帯域要求情報受信手段により受信し
た帯域要求情報とを比較して、どちらか低い方の情報に
基づいて利用可能な帯域の範囲内で、前記移動端末に対
する無線回線を割り当てる無線回線割当手段とをさらに
具備することを特徴とする無線基地局。 - 【請求項6】 移動端末および無線基地局間の無線回線
における、ATMサービスクラスのABRサービスを実
現する移動端末において、 データセルを送信する場合には、移動端末は、 周期的にRMセルを生成し、データセルとともに無線基
地局へ送信し、前記無線基地局から送信されたRMセル
を受信し、前記RMセルの輻輳情報により送信レート情
報を計算し、送信バッファの蓄積セル情報とを比較し、
どちらか小さい方の情報を新しい送信レートとし、前記
無線基地局から受信した無線回線割当情報に従ってデー
タを送信し、 データセルを受信する場合には、移動端末は、前記無線
基地局からRMセルおよびデータセルを受信し、前記R
Mセルの輻輳情報に受信バッファの許容レート情報を設
定し、前記無線基地局へ前記RMセルを送信することに
よって、 請求項1または請求項2に記載の無線回線制御方法を実
現することを特徴とする移動端末側の制御方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の移動端末側の制御方法に
おいて、 データセルを送信する場合には、 前記新しい送信レートを用いて無線基地局に対する帯域
要求情報とし、前記無線基地局に前記帯域要求情報によ
る帯域要求を行い、前記無線基地局から受信した無線回
線割当情報に従ってデータを送信することによって請求
項3に記載の無線回線制御方法を実現することを特徴と
する移動端末側の制御方法。 - 【請求項8】 移動端末および無線基地局間の無線回線
における、ATM(Asynchronous Transfer Mode)サ
ービスクラスのABR(Available Bit Rate)サービス
を提供する移動端末において、 データセルを送信する場合には、 周期的にRM(Resource Management)セルを生成する
RMセル生成手段と、データセルとともに前記RMセル
を無線基地局へ送信するRMセル送信手段と、前記無線
基地局から送信されたRMセルを受信するRMセル受信
手段を有し、加えて、 前記RMセルの輻輳情報により送信レート情報を計算す
る送信レート計算手段と、送信バッファの蓄積セル情報
を計算する送信バッファ情報計算手段と、前記送信レー
ト情報計算手段により計算された送信レート情報と前記
送信バッファ情報計算手段により計算されたバッファ蓄
積セル情報を比較して、小さい方の情報を送信レートと
する送信レート情報決定手段と、前記無線基地局からの
無線回線割当情報を受信する無線回線割当情報受信手段
と、前記無線回線割当情報受信手段により受信した前記
無線回線割当情報に基づいてデータ送信を行う情報送信
手段とを具備するか、 または、 前記送信レート情報決定手段により決められた送信レー
ト情報を前記無線基地局への帯域要求情報として帯域要
求を行う帯域要求手段とを具備するかし、 データセルを受信する場合には、 前記RMセル受信手段により受信したRMセルに対し
て、前記RMセルの輻輳情報に受信バッファの許容レー
ト情報を計算/設定する受信バッファ情報計算手段とを
具備することを特徴とする移動端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24415798A JP2000078146A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | Abrサービス用無線回線制御方法および該方法を用いた無線基地局と移動端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24415798A JP2000078146A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | Abrサービス用無線回線制御方法および該方法を用いた無線基地局と移動端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000078146A true JP2000078146A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17114622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24415798A Pending JP2000078146A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | Abrサービス用無線回線制御方法および該方法を用いた無線基地局と移動端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000078146A (ja) |
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JP2005286786A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線基地局装置およびデータ転送制御方法 |
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JP2008306383A (ja) * | 2007-06-06 | 2008-12-18 | Mitsubishi Electric Corp | スケジュール方法、基地局および移動局 |
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-
1998
- 1998-08-28 JP JP24415798A patent/JP2000078146A/ja active Pending
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