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JP2000076684A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

Info

Publication number
JP2000076684A
JP2000076684A JP10246970A JP24697098A JP2000076684A JP 2000076684 A JP2000076684 A JP 2000076684A JP 10246970 A JP10246970 A JP 10246970A JP 24697098 A JP24697098 A JP 24697098A JP 2000076684 A JP2000076684 A JP 2000076684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dvd
laser
optical disk
linear velocity
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10246970A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Shimoda
吉隆 下田
Masayoshi Yoshida
昌義 吉田
Naoharu Yanagawa
直治 梁川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP10246970A priority Critical patent/JP2000076684A/ja
Priority to US09/386,338 priority patent/US6442115B1/en
Priority to EP99117147A priority patent/EP0986055A1/en
Publication of JP2000076684A publication Critical patent/JP2000076684A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/28Speed controlling, regulating, or indicating
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/0045Recording

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CLV方式に対応した光ディスクに対し、レ
ーザパワーを適正に制御して一定の回転角速度による記
録を行い、記録シーケンス時に高速サーチを行うことが
可能な情報記録装置を提供する。 【解決手段】 情報記録装置においてDVD−R1はス
ピンドルモータ17等により一定の回転角速度で回転駆
動される。光ピックアップ14により照射された光ビー
ムの反射光に基づくプッシュプル信号から、ウォブル信
号生成部22にてウォブル信号を得て、2値化回路23
で2値化を行った後、周波数検出部24でウォブル周波
数を検出しCPU11に出力する。CPU11はこれに
基づきDVD−R1の線速度に対応した半導体レーザ1
4aの最適記録パワーを算出し、パワー制御部16に指
示をして、レーザ駆動回路15がこの最適記録パワーで
半導体レーザ14aを駆動する。よって、書き込み時に
DVD−R1の線速度の変化に正確に追従するレーザパ
ワー制御を行うと共に、記録シーケンス時であっても高
速サーチを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録装置の技
術分野に属するものであり、特に、記録情報を追記可能
なライトワンス型の光ディスクや記録情報を繰り返し書
き込み可能なリライタブル型の光ディスクのような情報
記録媒体に対し記録情報を記録する情報記録装置の技術
分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来から、上述したようなDVD等の光
ディスクでは、記録フォーマットとして、一定の線速度
で情報を記録するCLV方式が採用されている。そのた
め、光ディスクを再生するに際して、内側から外側にか
けて半径に反比例した回転角速度となるようにスピンド
ルモータの回転制御を行っている。CLV方式は、読み
出し可能な最小のピットを内周から外周まで記録できる
ため記録密度を向上させることができる点で優れた方式
である。これに対応して、DVD−R(DVD-Recordabl
e)などのライトワンス型の光ディスクに記録を行う場
合にも、CLV方式に従った制御が行われる。すなわ
ち、線速度が一定になるようにスピンドルモータを回転
制御し、光ディスク上のどの位置でもレーザパワー等の
各種条件を同じにして書き込みを行う。このとき、単位
時間当たりのデータの書き込み速度(チャンネルビット
レート)は一定であり、それを定めるチャンネルビット
クロックは一定周波数である。
【0003】ところで、DVD−Rなどの光ディスクに
対し各種コンテンツを記録している際に、いったん書き
込みを中断してサーチを行う必要が生じることがある。
すなわち、光ディスク上の空きエリアが離散的に存在す
る状況になることがあり、このような場合には、光ディ
スクの半径位置を大きく動かしてサーチを行い、再び書
き込みを続けることになる(以降、書き込み、書き込み
の中断、サーチ、書き込み再開を含む一連の動作を「記
録シーケンス」と称する)。これにより、光ディスクへ
の記録に際しての配置の自由度が高まり、効率的にコン
テンツの記録を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、DVD等の光ディスクではCLV方式を採用
しているため、光ディスクの空きエリアの分布に対応し
て、半径位置を変えてサーチを行う必要が生じ、光ディ
スクの回転角速度をサーチ先に適合するよう変化させな
ければならない。そのため、スピンドルモータを制御し
て安定駆動させるのに時間を要し、迅速なサーチが行え
ない場合もある。その結果、光ディスクに対する記録シ
ーケンスに要する時間が長くなり、特に空きエリアが離
散的であるほどこの傾向が顕著になる点が問題である。
【0005】そこで、本発明はこのような問題に鑑みな
されたものであり、CLV方式に対応した光ディスクに
対し、レーザパワーを適正に制御しつつ一定の回転角速
度で回転制御して記録を行い、記録シーケンス時であっ
ても高速にサーチすることが可能な情報記録装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の情報記録装置は、再生時の線速度
を一定にするCLV(Constant Linear Velocity)方式に
対応して光ディスクに記録情報を記録する情報記録装置
であって、レーザから光ビームを出射して前記光ディス
クに照射し、反射光を検出する光ピックアップと、前記
光ディスクに対する記録を行うに際し、一定の回転角速
度になるよう当該光ディスクを回転制御する回転制御手
段と、前記回転制御される光ディスクの記録トラックの
前記光ピックアップに対する線速度に対応して前記光ピ
ックアップのレーザ駆動量の最適値を求め、当該最適値
により前記レーザを駆動制御するレーザ駆動制御手段と
を備えることを特徴とする。
【0007】この発明によれば、情報記録装置において
CLV方式に対応した光ディスクに対する記録情報を記
録する場合、この光ディスクを一定の回転角速度で回転
制御し、光ピックアップのレーザから出射された光ビー
ムを記録トラックに照射し、このときの線速度を取得す
る。そして、これに対応して求めたレーザ駆動量の最適
値によりレーザのパワー制御を行う。これにより、書き
込み時の相対的な線速度が光ディスクの半径位置により
変化する場合でも、線速度を求めることによりレーザ駆
動量を常に光ディスクに適切に書き込みを行える程度の
パワーで駆動できるので、回転角速度を変えずに光ディ
スクを駆動し、記録シーケンス時の高速なサーチを可能
とする。
【0008】請求項2に記載の情報記録装置は、請求項
1に記載の情報記録装置において、前記光ディスクには
一定周波数で記録トラックを蛇行させることによりウォ
ブル信号が記録されていると共に、前記レーザ駆動制御
手段は、前記光ピックアップの検出出力から抽出した当
該ウォブル信号の周波数に基づいて前記レーザ駆動量の
最適値を求めることを特徴とする。
【0009】この発明によれば、CLV方式に対応した
光ディスクを一定の回転角速度で回転制御するときの線
速度に対応して、光ディスクに記録されたウォブル信号
の周波数を検出出力から抽出し、この周波数に基づいて
レーザ駆動量の最適値を求めレーザのパワー制御を行
う。これにより、書き込み時の相対的な線速度を、構成
を複雑にすることなくきわめて正確に求めることがで
き、レーザを厳密に最適制御して駆動しつつ記録シーケ
ンス時の高速サーチに対応することができる。
【0010】請求項3に記載の情報記録装置は、請求項
1に記載の情報記録装置において、前記光ディスクのガ
イドトラックには予め制御情報を記録するプリピットが
形成されていると共に、当該プリピットを検出するプリ
ピット検出手段を更に備え、前記レーザ駆動制御手段
は、検出された当該プリピットの出現間隔に基づいて前
記レーザ駆動量の最適値を求めることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、CLV方式に対応した
光ディスクを一定の回転角速度で回転制御するときの線
速度に対応して光ディスクのガイドトラックに予め形成
されたプリピットを検出して、一定の規則性を示すプリ
ピットの出現間隔を求め、この出現間隔に基づいてレー
ザ駆動量の最適値を求めレーザのパワー制御を行う。こ
れにより、書き込み時の相対的な線速度を、構成を複雑
にすることなくきわめて正確に求めることができ、レー
ザを厳密に最適制御して駆動しつつ記録シーケンス時の
高速サーチに対応することができる。
【0012】請求項4に記載の情報記録装置は、請求項
1から請求項3の何れかに記載の情報記録装置におい
て、前記回転制御手段は、前記光ディスクを半径方向に
分割した複数の領域に対しそれぞれ設定された所定の回
転角速度になるよう前記光ディスクを回転制御すると共
に、前記光ディスクの内周部から外周部の各領域にいく
ほど小さな回転角速度が設定されていることを特徴とす
る。
【0013】この発明によれば、CLV方式に対応した
光ディスクを半径方向に複数に領域分割して、外周部に
いくほど回転角速度が小さくなるように各領域ごとに定
められた一定の回転角速度で回転制御し、このときの線
速度を取得する。そして、これに対応して各分割領域ご
とにレーザ駆動量の最適値を求め、レーザのパワー制御
を行う。これにより、各分割領域内では線速度の変化幅
が少ないことにより、レーザパワーの可変幅も狭くなっ
て、安価かつ構成の簡易なレーザ駆動制御を行うことが
できると共に、頻度の大きい同一領域内での高速なサー
チを可能とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。以下の説明では記録情報を
一度だけ追記可能なライトワンス型の情報記録媒体であ
るDVD−R(DVD-Recordable)に記録情報を記録する
情報記録装置に対して本発明を適用した場合の実施の形
態を説明する。
【0015】図1は、本発明の実施形態における情報記
録媒体としてのDVD−Rの構造を示す図である。図1
に示すように、DVD−R1は、色素膜5が成膜され記
録情報を1回のみ書き込み可能な記録トラックであり、
書き込みを行うための光ビームBを誘導させるガイドト
ラックとしてのグルーブトラック2と、グルーブトラッ
ク2に隣接し各グルーブトラック2を分割するランドト
ラック3とが形成されている。光ビームBの照射側から
見ると、グルーブトラック2は凸状、ランドトラック3
は凹状にそれぞれ形成され、光ビームBを反射するため
の光反射面としての金蒸着面6が設けられている。
【0016】グルーブトラック2は、DVD−R1の平
坦面に平行な方向に一定ピッチで蛇行し、いわゆるウォ
ブリングが施されている。そして、グルーブトラック2
をCLV方式で再生する場合には、得られるプッシュプ
ル信号から前記一定ピッチに対応する一定のウォブル周
波数を有するウォブル信号を抽出することができる。こ
のウォブル信号は、DVD−R1をCLV方式に従って
回転駆動させるとき、一定の線速度を保つための基準周
波数を得るために利用できるが、本実施形態では後述す
るようにウォブル信号に基づいてDVD−R1の線速度
を判別するために利用している。
【0017】ランドトラック3は、DVD−R1のアド
レス情報等の各種制御情報を担うプリピット4が形成さ
れている。このプリピット4は、DVD−R1の製造の
際に予め形成されているものである。そして、DVD−
R1に光ビームを照射して形成されるビームスポットの
一部がランドトラック3にも重なるので、後述する処理
により反射光を用いたプッシュプル法によりプリピット
4を検出することができ、各種制御情報の抽出が可能と
なる。
【0018】図2は、本発明の第1の実施形態に係る情
報記録装置の概略構成を示すブロック図である。図2に
示す情報記録装置は、CPU11、ROM12、RAM
13、ピックアップ14、レーザ駆動回路15、パワー
制御部16、スピンドルモータ17、スピンドルドライ
バ18、FG検出部19、スピンドルエラー生成部2
0、アンプ21、ウォブル信号生成部22、2値化回路
23、周波数検出部24、書き込みデータクロック生成
部25、書き込みデータ生成部26等を備えて構成され
ている。
【0019】図2において、CPU11は情報記録装置
全体の動作を総括的に制御し、各構成要素と接続されて
いる。また、ROM12にはCPU11の処理に必要な
制御プログラムや後述する各種テーブルデータが格納さ
れ、RAM13にはCPU11の処理に必要なデータ等
が一時的に記憶される。
【0020】ピックアップ14は、情報記録媒体として
のDVD−R1の情報記録面に照射される光ビームを出
射する半導体レーザ14aと、反射された光ビームを受
光して電気信号に変換し受光信号を出力する受光素子と
を含んでいる。また、ピックアップ14は、光ビームの
DVD−R1への照射及びその反射光の受光を行うため
に必要な光学系として、例えば、コリメータレンズ、対
物レンズ、偏光ビームスプリッタ、マルチレンズ等の光
学部品を含んで構成されている。
【0021】レーザ駆動回路15は、ピックアップ14
の半導体レーザ14aに駆動信号を供給する回路であ
る。そして、パワー制御部16は、CPU11の制御の
下、レーザ駆動回路15から供給される駆動信号を適切
に制御するために、半導体レーザ14aの出射パワーに
対応する制御信号を生成してレーザ駆動回路15に出力
する。すなわち、書き込み時に半導体レーザ14aから
出射される光ビームの光量が最適となる記録パワーに対
応して駆動信号の電圧値を設定するようにするものであ
る。本実施形態では、後述する処理を行って、DVD−
R1に対する書き込みに際し、その線速度に対応して半
導体レーザ14aの駆動信号の電圧値が適切に可変され
るようになっている。
【0022】スピンドルモータ17は、スピンドルドラ
イバ18から供給される回転駆動信号によりDVD−R
1を回転駆動する。そして、スピンドルモータ17には
FG検出部19が併設され、スピンドルモータ17の回
転に比例した周波数を有するパルス(以下、「回転パル
ス」と呼ぶ)が出力されるようになっている。この回転
パルスにより、スピンドルモータ17の回転数を判別す
ることができる。スピンドルエラー生成部20は、FG
検出部19から回転パルスを受けて、予め設定されてい
る基準回転数をCPU11から指示されて、この基準回
転数とスピンドルモータ17の回転数とを比較してエラ
ー信号を生成する。このエラー信号はスピンドルドライ
バ18にフィードバックされ、両者が一致するよう回転
制御が行われる。このようにして、スピンドルモータ1
7の回転数は常に上記基準回転数に安定に保たれること
になる。
【0023】本実施形態では、DVD−R1に対する回
転駆動を、ディスクの内周から外周まで前記基準回転数
に対応した一定の回転角速度となるよう制御している。
これにより、DVD−R1に対して線速度を一定として
記録を行うよりも、記録シーケンスの際に異なるディス
ク半径位置の間の移動を伴う高速サーチを行うのに有利
になると共に、回転駆動をより簡易な制御で行うことが
可能となる。その一方、このように記録されたDVD−
R1を再生する場合は、一般に記憶容量で有利なCLV
で読み出すことが望ましいので、ディスクフォーマット
としてはCLVに適合した記録を行う必要がある。その
ため、パワー制御部16において、半導体レーザ14a
の駆動信号の電圧値を適切に調整することで対処してい
るが、その詳細については後述する。
【0024】一方、ピックアップ14から出力されたプ
ッシュプル信号は、アンプ21により増幅された後、ウ
ォブル信号生成部22に入力される。このウォブル信号
生成部22では、増幅されたプッシュプル信号からバン
ドパスフィルタ等を用いて不要な成分を除去して、上述
のウォブル信号を抽出する。
【0025】このとき、上述したように、グルーブトラ
ック2に対するウォブリングは、一定ピッチでグルーブ
トラック2を蛇行させて行うものであるのに対し、本実
施の形態では回転角速度一定となるようDVD−R1に
対する回転制御を行っている結果、抽出されたウォブル
信号は、線速度に応じて異なるウォブル周波数を有する
信号となっている。そこで、第1の実施形態では、抽出
されたウォブル信号に基づいてウォブル周波数を検出す
ることにより、逆にDVD−R1の線速度を判断し、こ
れにより半導体レーザ14aの出射パワーを制御するよ
うにしている。
【0026】また、CLV方式に対応したディスクに対
応するためには、線速度に比例させて記録データのチャ
ンネルビットレートを変える必要がある。ここでは、チ
ャンネルビットレートを決めるチャンネルビットクロッ
クをウォブル周波数と同期させることにより実現してい
る。
【0027】まず、ウォブル信号生成部22で得られた
ウォブル信号はウォブリングの蛇行パターンに従ったア
ナログ信号であるため、2値化回路23でウォブル信号
を2値化する。すなわち、2値化回路23は、ウォブル
信号の振幅変動を制限するため、一定レベルでウォブル
信号をスライスした上で2値化処理を行って、回転角速
度に応じた周期を有するディジタルパルスとしての2値
化ウォブル信号を出力する。
【0028】次いで、周波数検出部24は、2値化回路
23から出力された2値化ウォブル信号に基づいてウォ
ブル周波数の検出を行う。周波数検出部24において、
実際にウォブル周波数を検出するためには、種々の方法
を用いることができる。例えば、2値化ウォブル信号を
周波数カウンタに入力してウォブル周波数に対応するカ
ウント値に変換すればよい。周波数検出部24で得られ
たカウント値はCPU11に出力され、RAM13に一
時的に保持される。なお、2値化ウォブル信号を直接C
PU11に出力し、CPU11がウォブル周波数を判断
するようにしてもよい。
【0029】また、上述のようにウォブル周波数を測定
する代わりに、ウォブル信号の周期を測定してもよい。
すなわち、ウォブル信号の周期はウォブル周波数の逆数
になる関係にあるので、何れを求めても等価であってD
VD−R1の線速度にそのまま対応させることができ
る。
【0030】一方、書き込みデータクロック生成部25
は、2値化回路23から出力された2値化ウォブル信号
に基づいて、上述のチャンネルビットレートに対応する
書き込みデータクロックを抽出する。そして、書き込み
データ生成部26では、抽出された書き込みデータクロ
ックと同期させて、レーザ駆動回路15に対し実際の書
き込みデータを出力する。
【0031】CPU11は、RAM13に保持する上記
カウント値に基づいて、DVD−R1のディスク半径位
置に対応する線速度を判断し、パワー制御部16に対し
半導体レーザ14aの最適な記録パワーを指示する。例
えば、DVD−R1のディスク半径位置と半導体レーザ
14aの記録パワーは次式に従って変化させればよい。
【0032】
【数1】 ただし、r:ディスク半径位置(mm) rmin:ディスク最内周半径位置(mm) Pmin:ディスク最内周における最適記録パワー(m
W) P(r):ディスク半径rにおける最適記録パワー(m
W) 図3に、数1において、rmin=22(mm)、Pm
in=10(mW)として最適記録パワーP(r)の計
算を行った結果を示す。なお、ディスク最内周の線速度
を3.49(m/s)、ディスク最外周の半径位置を5
8(mm)として計算している。なお、このときの回転
角速度は約1500(rpm)となっている。
【0033】図3に示すように、ディスク半径位置rに
対する最適記録パワーP(r)の変化は、ディスク半径
位置rが22〜58(mm)の範囲に対し、最適記録パ
ワーP(r)が10〜16.2(mW)の範囲となって
おり、ディスク半径位置rの増加に伴い最適記録パワー
P(r)も増加していくことがわかる。このように、レ
ーザ駆動回路15と半導体レーザ14aは、10〜1
6.2(mW)のパワー可変範囲を備えている必要があ
る。
【0034】本実施形態では、CPU11がRAM13
に保持するカウント値を読み取り、数1に示す最適記録
パワーP(r)を求める。すなわち、DVD−R1の線
速度とディスク半径位置は1対1に対応し、更に上記カ
ウント値からDVD−R1の線速度を直接求めることが
できるので、結果的に最適記録パワーP(r)を算出す
ることができることになる。なお、CPU11による最
適記録パワーP(r)の算出は、数1の演算処理によっ
て求めるか、またはROM12に上記カウント値と最適
記録パワーを対応させたテーブルを設定し、このテーブ
ルから読み出すようにしてもよい。
【0035】また、最適記録パワーP(r)の算出をD
VD−R1におけるパワーキャリブレーション処理(O
PC処理)に連動させてもよい。すなわち、DVD−R
1の内周側に設けられたパワーキャリブレーション領域
において、特定の条件で半導体レーザ14aを試し書き
してパワーを判別できるようになっている。よって、最
適記録パワーP(r)を算出する際に、併せてDVD−
R1の最内周と最外周でOPC処理を行い、このOPC
処理の結果を反映して、上記テーブルの作成を行うか、
あるいは上記算出された最適記録パワーP(r)の補正
を行うようにしてもよい。
【0036】このように、DVD−R1の線速度に対応
して記録パワーを制御することにより、DVD−R1の
書き込み時に情報記録面に照射される光ビームにより与
えられる熱量が一定に保たれる。すなわち、半導体レー
ザ14aを常に一定の記録パワーで制御する場合には、
DVD−R1の内周部では線速度が遅くなって単位長さ
当たりに与えられる熱量が大きくなるのに対し、外周部
では線速度が速くなって単位長さ当たりに与えられる熱
量が小さくなる。これは、DVD−R1がCLVに従っ
て記録され、単位長さ当たりの記録情報量はほぼ等しく
なっているのに対し、本実施形態では一定の回転角速度
でDVD−R1の駆動を行っていることに起因してい
る。従って、上述のようにDVD−R1の線速度の変化
に伴い半導体レーザ14aの記録パワーP(r)を最適
に制御することでDVD−R1に対し常に一定の熱量で
書き込みを行うことが可能となる。
【0037】次に、図4は、本発明の第2の実施形態に
係る情報記録装置の概略構成を示すブロック図である。
図4に示す情報記録装置は、CPU11、ROM12、
RAM13、ピックアップ14、レーザ駆動回路15、
パワー制御部16、スピンドルモータ17、スピンドル
ドライバ18、FG検出部19、スピンドルエラー生成
部20、アンプ21、書き込みデータクロック生成部2
5、書き込みデータ生成部26、プリピット検出部27
等を備えて構成される。
【0038】図4において、プリピット検出部27以外
の構成要素については、上述の第1の実施形態の場合と
同様であるので説明を省略する。
【0039】プリピット検出手段として機能するプリピ
ット検出部27は、ピックアップ14から出力され、ア
ンプ21により増幅されたプッシュプル信号を入力し、
上述のようにランドトラック3に予め形成されているプ
リピット4の検出を行う。
【0040】ここで、図5を用いてDVD−R1におけ
るプリピット4の記録フォーマットについて説明する。
図5においては、DVD−R1に記録される記録情報が
シンクフレームを単位として分割されている状態を示す
と共に、その下に正弦波によりグルーブトラック2がウ
ォブリングされている状態を示す。また、図5の下段に
は、ウォブリング及びプリピット4に対応して変化する
プッシュプル信号の波形パターンを示す。
【0041】図5におけるシンクフレームは、記録情報
を記録する際に規定されるピット間隔Tに対し1488
Tの長さを有し、その先頭には14Tの長さの同期信号
SYが、シンクフレームの同期を取るため割り当てられ
ている。そして、26個のシンクフレームによりレコー
ディングセクタが形成され、16個のレコーディングセ
クタによりECC(Error Correcting Code)ブロック
が形成されている。
【0042】図5において、プリピット4は上向き実線
矢印に対応する位置に予め形成される。すなわち、図5
ではグルーブトラック2のウォブリングに対応する波形
の山及び谷の一方に対応する位置であって、しかもシン
クフレームの先頭から数えて最大3つ目までの位置に隣
接するランドトラック3上に、プリピット4が形成され
ている。ただし、1つのレコーディングセクタにおいて
は、偶数番目のシンクフレーム(EVENフレーム)に
のみ、または奇数番目のシンクフレーム(ODDフレー
ム)にのみプリピット4が形成されるようにしている。
図4においては、EVENフレームにのみプリピット4
が形成される場合を示しており、上向き点線矢印に対応
する位置にはプリピット4が形成されない。シンクフレ
ームの先頭の最も近くに配されるプリピット4は、同期
用に設けられるもので、定められた偶数又は奇数番目の
フレームに対応して必ず配されるようにしている。かか
る同期用プリピット4は、DVD−R1の情報記録面上
にてレコーディングセクタ単位で識別されるアドレス情
報を担うものである。
【0043】従って、通常はDVD−R1に対しプリピ
ット4がEVENフレームに形成され、ODDフレーム
に形成されることはまれである。そのため、プリピット
検出部27で検出されるプリピット4の出現間隔は、D
VD−R1が回転駆動される大部分の範囲で一定となる
ので、上述のウォブル信号と同様に、DVD−R1の線
速度が正確に判断できることになる。そこで、第2の実
施形態では、図5の下段のプッシュプル信号に基づいて
プリピット検出部27でプリピット4を検出し、プリピ
ット4の出現間隔に基づいて半導体レーザ14aの出射
パワーを制御するようにしている。
【0044】図6は、本第2の実施形態において、DV
D−R1に形成されたプリピット4の検出原理の一例を
説明する図である。図6に示すように、DVD−R1に
は、上述のグルーブトラック2、ランドトラック3が交
互に形成されると共に、ランドトラック3にはプリピッ
ト4が形成されている。そして、DVD−R1のグルー
ブトラック2に光ビームを照射して図中矢印の方向に進
行させながら、光ビームによりビームスポットSPが形
成され、その一部がランドトラック3に重なった状態に
なっている。
【0045】ビームスポットSPからの反射光はピック
アップ14の受光素子にて受光される。このとき、例え
ば4分割形状の受光素子を用いる場合には、ビームスポ
ットSPからの反射光を、図6に示すように領域A、
B、C、Dに対応させて分割し、それぞれの分割領域に
おける受光出力に対応する信号を出力させるようにす
る。そして、プリピット検出部27では、プッシュプル
法などを用いてプリピット4の検出を行うことができ、
例えば(A+D)−(B+C)を求めるようにすれば、
ウォブルと共にプリピット4の出現に伴って変化する信
号が得られる(図5(b))。このとき、適当なスレッ
シュホールドを定めて前記検出信号に対し判定処理を行
なえば、プリピット4の検出が可能となる。また、ウォ
ブル信号はプッシュプル信号を適当なバンドパスフィル
タを通すことにより得られる。
【0046】一方、プリピット検出部27から、個々の
プリピット4の検出をそれぞれパルスに対応させた検出
信号をCPU11に対し出力する。CPU11は、この
検出信号のパルスの間隔をカウントして、そのカウント
値をRAM13に保持すれば、プリピット4の出現間隔
が判断可能となる。そして、CPU11がRAM13か
らこのカウント値を読み出して、DVD−R1のディス
ク半径位置に対応する線速度を判断し、上述したように
パワー制御部16に対し半導体レーザ14aの最適な記
録パワーを指示する。CPU11による半導体レーザ1
4aの最適な記録パワーの制御については、第1の実施
形態と同様に行えばよく、数1に示す算出処理をそのま
ま適用すればよい。
【0047】なお、プリピット4がEVENフレームに
形成されている状態から、ODDフレームに形成されて
いる状態に移行する場合は、それ以降ODDフレームの
プリピット4の出現間隔を検出するようにする。そし
て、EVENフレームからODDフレームへの切り換わ
り時、あるいはODDフレームからEVENフレームへ
の切り換わり時において、プリピット4の出現間隔は1
フレーム分が余分に加えられることになるので、上述の
CPU11におけるカウント値から1フレーム相当分を
差し引くようにすればよい。また、第1の実施形態と同
様にチャンネルビットクロックを検出したプリピット4
に同期させるようにする。
【0048】次に、本発明の第1の実施形態及び第2の
実施形態の変形例を説明する。上述の実施形態ではDV
D−R1の全領域において、一定の回転角速度で回転駆
動を行うものであったが、この変形例として、DVD−
R1をディスク半径位置に対応して複数の領域に分割
し、それぞれの分割領域ごとに設定された回転角速度で
回転駆動を行う場合を説明する。
【0049】図7は、本変形例におけるDVD−R1に
対する領域分割の一例を説明する図である。ここでは、
DVD−R1の内周から外周までの領域を、3つに分割
する場合を説明する。
【0050】図7に示すように、DVD−R1は、ディ
スク位置に対応して最内周側の領域1aと、中間部分の
領域1bと、最外周側の領域1cに領域分割されてい
る。上述したようにディスク最内周部は半径位置22
(mm)、ディスク最外周部は半径位置58(mm)と
なっている。また、領域1a、1bの境界部を半径位置
r1で表し、領域1b、1cの境界部を半径位置r2で
表すこととする。
【0051】このとき、半径位置r1、r2は次式をほ
ぼ満たすように定めればよい。
【0052】
【数2】 数2を計算すると、r1=30(mm)、r2=42
(mm)が得られる。
【0053】そして、DVD−R1のディスク半径位置
における半導体レーザ14aの最適記録パワーP(r)
は、数1に対応して次のようになる。まず、領域1aに
おける最適記録パワーP(r)は、
【数3】 に従って制御し、領域1bにおける最適記録パワーP
(r)は、
【数4】 に従って制御し、領域1cにおける最適記録パワーP
(r)は、
【数5】 に従って制御すればよい。
【0054】ただし、r、Pmin、P(r)の意味は
数1の場合と同じである。
【0055】なお、各領域1a、1b、1cでは、それ
ぞれの最外周部分に相当する半径位置での線速度が3.
84(m/s)となるようにする。すると、対応する回
転角速度は、領域1aでは約1222(rpm)、領域
1bでは約873(rpm)、領域1cでは約632
(rpm)となる。つまり、DVD−R1の内周から外
周に向うほど回転角速度が遅くなっていく。これらの回
転角速度は、領域を移行する際に、CPU11がスピン
ドルエラー生成部20に対して指示することにより、切
り換えることができる。
【0056】図8は、数3乃至数5で示される最適記録
パワーP(r)の計算結果を示す図である。なお、数3
乃至数5において、最内周部での最適記録パワーPmi
nは何れも10(mW)とする。図8に示すように、デ
ィスク半径位置rに対する最適記録パワーP(r)の変
化は、領域1aでは10〜11.3(mW)の範囲とな
り、領域1bでは10〜11.8(mW)の範囲とな
り、領域1cでは10〜11.7(mW)の範囲となっ
ていることがわかる。
【0057】従って、DVD−R1を領域分割しない図
3の場合に比べると、本変形例のように3つの領域に分
割する場合の方が、より最適記録パワーP(r)の変化
範囲が小さくなっている。これにより、パワー制御部1
6による半導体レーザ14aの出射パワーの制御は小さ
な範囲で行えばよく、パワー可変範囲の小さな半導体レ
ーザ14aを用いることができ、レーザ駆動回路15も
狭い範囲で駆動させることができる。よって、本実施形
態の情報記録装置を全体的に簡単な構成とし、かつ低コ
ストにすることができる。
【0058】一方、DVD−R1を領域分割した構成で
は、上述したように、同一の領域内では一定の回転角速
度で回転駆動されるが、異なる領域1a、1b、1cの
間では、互いに回転角速度が異なる値となるので、記録
シーケンス時に各領域1a、1b、1cをまたがるサー
チを行う場合には、回転角速度を調整する必要が生じ
る。そのため、領域をまたがってサーチを行う場合は、
その分時間を要することになる。しかしながら、実際に
は、DVD−R1の半径位置が近い程、サーチが行われ
る頻度が大きくなる傾向があり、各領域1a、1b、1
cをまたがるサーチは相対的に頻度が少なくなる。よっ
て、本変形例のようにDVD−R1を領域分割した場合
であっても、サーチ時間の増加による弊害はそれほど大
きくならない。
【0059】なお、本変形例におけるDVD−R1に対
する領域分割の境界は、上述したECCブロックと対応
づけることが可能である。すなわち、ECCブロックの
先頭部分には新たに追記を開始する際の領域としてリン
キング領域が設けられている。このリンキング領域にお
いては、先行のECCブロックの記録が終了し、後続の
ECCブロックの追記が開始され、オーバーラップして
記録が行われることになる。従って、この領域を切れ目
として領域分割を行うようにすれば、記録シーケンス時
に異なる分割領域への移行が発生する場合であっても、
円滑に記録を継続することができる。
【0060】なお、以上説明した変形例ではDVD−R
1を3つに領域分割する場合について説明したが、これ
に限られず、更に分割領域を増やすようにしてもよい。
分割領域が増えるに伴い制御は複雑になるが、半導体レ
ーザ14aのパワー可変範囲をより狭くすることが可能
になる。
【0061】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、CLV
方式に対応した光ディスクを一定の回転角速度で回転制
御しつつ、このときの線速度に対応してレーザのパワー
制御を行うようにしたので、光ディスクの半径位置に対
応する線速度を求めてレーザ駆動量を常に最適に制御
し、回転角速度を変える必要なく、記録シーケンス時の
高速サーチが可能な情報記録装置を提供できる。
【0062】請求項2に記載の発明によれば、CLV方
式に対応した光ディスクを一定の回転角速度で回転制御
しつつ、光ディスクから抽出したウォブル信号の周波数
に基づいてレーザのパワー制御を行うようにしたので、
構成を複雑にすることなくきわめて正確に線速度を求め
てレーザ駆動量を厳密に最適制御しつつ、記録シーケン
ス時の高速サーチが可能な情報記録装置を提供できる。
【0063】請求項3に記載の発明によれば、CLV方
式に対応した光ディスクを一定の回転角速度で回転制御
しつつ、光ディスクのガイドトラックに予め形成された
プリピットを検出し、その出現間隔に基づいてレーザの
パワー制御を行うようにしたので、構成を複雑にするこ
となくきわめて正確に線速度を求めてレーザ駆動量を厳
密に最適制御しつつ、記録シーケンス時の高速サーチが
可能な情報記録装置を提供できる。
【0064】請求項4に記載の発明によれば、CLV方
式に対応した光ディスクを半径方向に複数に領域分割し
て、外周部に行くほど小さな回転角速度となるよう各領
域ごとに定められた一定の回転角速度で回転制御しつ
つ、線速度に対応して各分割領域ごとにレーザのパワー
制御を行うようにしたので、レーザパワーの可変幅を狭
くでき、安価かつ構成の簡易なレーザ駆動制御を行っ
て、頻度の大きい同一領域内での高速サーチが可能な情
報記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るDVD−Rの構造を示
す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る情報記録装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る情報記録装置に
おける最適記録パワーの計算結果を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る情報記録装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るDVD−Rのプ
リピットの記録フォーマットを示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態においてプリピットの
検出原理を説明する図である。
【図7】本発明の実施形態の変形例においてDVD−R
に対する領域分割の一例を示す図である。
【図8】本発明の実施形態の変形例に係る情報記録装置
における最適記録パワーの計算結果を示す図である。
【符号の説明】
1…DVD−R 1a、1b、1c…DVD−Rの分割領域 2…グルーブトラック 3…ランドトラック 4…プリピット 5…色素膜 6…金蒸着面 7…保護膜 11…CPU 12…ROM 13…RAM 14…ピックアップ 14a…半導体レーザ 15…レーザ駆動回路 16…パワー制御部 17…スピンドルモータ 18…スピンドルドライバ 19…FG検出部 20…スピンドルエラー生成部 21…アンプ 22…ウォブル信号生成部 23…2値化回路 24…周波数検出部 25…書き込みデータクロック生成部 26…書き込みデータ生成部 27…プリピット検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梁川 直治 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 Fターム(参考) 5D109 AA12 5D119 AA24 BA01 DA01 FA05 HA45

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生時の線速度を一定にするCLV(Con
    stant Linear Velocity)方式に対応して光ディスクに記
    録情報を記録する情報記録装置であって、 レーザから光ビームを出射して前記光ディスクに照射
    し、反射光を検出する光ピックアップと、 前記光ディスクに対する記録を行うに際し、一定の回転
    角速度になるよう当該光ディスクを回転制御する回転制
    御手段と、 前記回転制御される光ディスクの記録トラックの前記光
    ピックアップに対する線速度に対応して前記光ピックア
    ップのレーザ駆動量の最適値を求め、当該最適値により
    前記レーザを駆動制御するレーザ駆動制御手段と、 を備えることを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 前記光ディスクには一定周波数で記録ト
    ラックを蛇行させることによりウォブル信号が記録され
    ていると共に、前記レーザ駆動制御手段は、前記光ピッ
    クアップの検出出力から抽出した当該ウォブル信号の周
    波数に基づいて前記レーザ駆動量の最適値を求めること
    を特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 【請求項3】 前記光ディスクのガイドトラックには予
    め制御情報を記録するプリピットが形成されていると共
    に、当該プリピットを検出するプリピット検出手段を更
    に備え、前記レーザ駆動制御手段は、検出された当該プ
    リピットの出現間隔に基づいて前記レーザ駆動量の最適
    値を求めることを特徴とする請求項1に記載の情報記録
    装置。
  4. 【請求項4】 前記回転制御手段は、前記光ディスクを
    半径方向に分割した複数の領域に対しそれぞれ設定され
    た所定の回転角速度になるよう前記光ディスクを回転制
    御すると共に、前記光ディスクの内周部から外周部の各
    領域にいくほど小さな回転角速度が設定されていること
    を特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の情
    報記録装置。
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