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JP2000069780A - 多相型リラクタンスモーター - Google Patents

多相型リラクタンスモーター

Info

Publication number
JP2000069780A
JP2000069780A JP10279290A JP27929098A JP2000069780A JP 2000069780 A JP2000069780 A JP 2000069780A JP 10279290 A JP10279290 A JP 10279290A JP 27929098 A JP27929098 A JP 27929098A JP 2000069780 A JP2000069780 A JP 2000069780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
magnetic
poles
magnetic pole
armature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10279290A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Tanaka
勝治 田中
Tamotsu Noya
保 野矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyosan Denki Co Ltd
Original Assignee
Kyosan Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyosan Denki Co Ltd filed Critical Kyosan Denki Co Ltd
Priority to JP10279290A priority Critical patent/JP2000069780A/ja
Publication of JP2000069780A publication Critical patent/JP2000069780A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Brushless Motors (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】小型で大きい出力を得る。 【解決手段】等しい離間角で配設された複数の磁極及び
スロットを有したステーター、ステーターの隣接する少
なくとも2つの磁極幅とほぼ等しいの突極を有するロー
ター、ステーターの隣接するスロットのそれぞれに少な
くとも1個装着された第1、第2、第3、・・・の相の
電機子コイル、ローターの近傍に配設され、ローターの
突極の回転位置を検出して、位置検出信号が得られる位
置検出装置、及び第1、第2、第3、・・・の相の電機
子コイルへの通電制御する半導体スイッチング素子を備
え、スロット間の磁極を第1、第2、第3、・・・の磁
極と呼称したときに、第1、第2、第3、・・・の位置
検出信号に対応して(第1、第2)、(第2、第3)、
(第3、第4)、・・・の相の2極を1組に、(第1の
磁極をN極、第2の磁極をS極)、次に、(第2の磁極
をN極、第3の磁極をS極)、・・・に順次励磁される
よう、半導体スイッチング素子の通電制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多相型リラクタン
スモーターに係り、詳細には、電機子コイルにより生じ
た磁束を有効に利用し小型で大きい出力が得られるよう
に改良された多相型リラクタンスモーターに係る。
【0002】
【従来の技術】この分野において、従来公知の多相型リ
ラクタンスモーターは、図1に示すような構造となって
いた。これらは、固定電機子102(以下、ステーター
と呼ぶ)及び回転子103(以下、ローターと呼ぶ)の
双方に磁極105或いは突極106を有する多極モータ
ー101であり、前記ステーター上には相コイル104
を有しているが、ローター103には相コイル104を
有していない。この種のモーターにおいてよく知られて
いるステーター102の磁極105の数とローター10
3の突極106の数の比は4対6、6対4、12対8等
が一般的であり、また、ステーター102の磁極105
の幅とローター103の突極106の幅がほぼ等しくな
るよう構成されている。また更に別の公知の技術とし
て、特開平9−37591号公報により開示される多相
型リラクタンスモーターが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のステーター10
2の磁極105の数とローター103の突極106の数
の比は6対4、10対8、12対8等でステーター10
2の磁極105の幅とローターの突極の幅がほぼ等しく
なるよう構成されたモーターにおいては、一対のロータ
ー103の突極106が一対のステーター102の磁極
105に対しそのリラクタンスが最小となる位置へ運ば
れるように構成されている。このように構成されたモー
ターにおいては、ローターの回転トルクに寄与するの
は、ローター103の突極106と互いに向かい合った
ステーター102の一対の磁極で発生した磁束のみであ
り、他のステーター102の磁極105から発生した磁
束はローター103の回転を阻害する方向に回転トルク
を生じてしまう。つまり、ステーター102のそれぞれ
の磁極105に巻回された相コイル104の内一対の相
コイル104しか有効に利用できない。このため必然的
にモーターの体格が大きくなってしまうという問題があ
った。
【0004】また更に、このようなモータにおいては、
ローター103の突極106と互いに向かい合ったステ
ーター102の一対の磁極105しか励磁できないた
め、回転磁界を形成するためには、一度励磁した一対の
磁極の励磁を解除した後、一対のローター103の突極
106が次に励磁されるステーター102の一対の磁極
105付近に達するまで次の励磁ができない。そのた
め、ステーター102の一対の磁極105を励磁するこ
とによりステーター102とローター103間の法線方
向に生じた互いの引き合い力が解除され、次の励磁によ
り、引き合い力が再び生じることになる。このようなス
テーター102とローター103間の引き合い力の発生
及び解除の繰り返しにより、モーターに大きな振動を生
じてしまうという問題があった。
【0005】前記のような問題を解決すべく、特開平9
−37591号公報に開示された提案がなされており図
2に示すような構造となっていた。この提案によれば、
n個(nは2以上正整数)の等しい幅と等しい離間角で
配置された突極112を有するローター111と、その
外周に相コイル113が巻回され等しい離間角で配設さ
れたmn個(mは3以上の正整数)の磁極が対向して設
けられたステーター114と、前記ステーターの磁極1
15を第1、第2、第3、・・・と呼称したときに、
(第1、第2)、(第2、第3)、(第3、第4)、・
・・の2個1組に、(第1の磁極をN極、第2の磁極を
S極)、(第2の磁極をS極、第3の磁極をN極)、
(第3の磁極をN極、第4の磁極をS極)・・・の順に
順次励磁されるよう前記相コイル113への通電制御を
単極性で行ういわゆるユニポーラ通電回路により構成
し、ローター111の全ての突極112が休止すること
なく出力トルクに寄与できるようにしたことにより、小
型で大きい出力を得ようとするものである。
【0006】また、このように構成されたモーターにお
いては、2個1組となったステーター114の磁極11
5の内少なくとも一方は常に励磁されているため、ステ
ーター114とローター111の間の引き合い力は解除
されることがない。よって、モーターに大きな振動を生
じることがないという特徴を有している。
【0007】ところが、前記のように構成されたモータ
ーにおいては、相コイル113への通電制御が単極性で
行われているため、ローター111の突極112は互い
に逆の極性に励磁されたステーター114の磁極115
と常に向き合うことになる。その結果、ローター111
内部には回転トルクには全く寄与しない磁束の流れが生
じてしまい、相コイル113から発生した磁束を有効に
利用できない。このため、大きな出力を得るためには、
必然的にモーターの体格が大きくなってしまうという問
題があった。
【0008】そこで、本発明の目的とするところは、前
記した公知のリラクタンスモーターの欠点を改良し、ス
テーターの磁極に巻回した電機子コイルを有効に利用
し、磁束を回転トルクへ有効に変換することにより、小
型で大きい出力の多相型リラクタンスモーターを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、以下の構成にある。即ち、ステーターの円周面に
等しい離間角で配設された複数の磁極及びスロットを有
し、軟磁性体ローターの円周面に等しい離間角で前記ス
テーターの隣接する少なくとも2つの磁極幅とほぼ等し
いの突極と、前記ステーターの隣接するスロットのそれ
ぞれに少なくとも1個装着された第1、第2、第3、・
・・の相の電機子コイルと、僅少な空隙を介して前記し
た突極とステーター磁極の対向面を保持して軟磁性体ロ
ーターを回転する装置と、前記した突極の回転位置を検
出して、所定の幅で順次に所定の幅だけおくれた第1、
第2、第3、・・・の相の位置検出信号が得られる位置
検出装置と、第1、第2、第3、・・・の相の電機子コ
イルへの通電制御する半導体スイッチング素子と、電機
子コイルと半導体スイッチング素子に供電する直流電源
と、前記したスロット間の磁極を第1、第2、第3、・
・・の磁極と呼称したときに、第1、第2、第3、・・
・の相の位置検出信号に対応して(第1、第2)、(第
2、第3)、(第3、第4)、・・・の2極を1組に、
(第1の磁極をN極、第2の磁極をS極)、次に、(第
2の磁極をN極、第3の磁極をS極)、そして更に、
(第3の磁極をN極、第4の磁極をS極)、・・・に順
次励磁されるよう半導体スイッチング素子の通電制御を
行う通電制御回路で構成することにより、ローターの突
極は互いに逆の極性に励磁されたステータの磁極と直接
向き合うことがなく、2極1組の内の1極の磁極を通過
する磁束により他の磁極とローターの突極間の回転トル
クに有効な漏れ磁束を増大させて大きい出力トルクを得
ることにある。
【0010】また、本発明によれば、前記の通電制御回
路により相コイルへの通電切り替えは瞬時に行われる一
方、ステーターとローターとの間の引き合い力は電機子
コイルに蓄えられた磁気エネルギーが放出されるまで保
持され続けるため、引き合い力が解除されることなく極
性の切り替えが行われるため、振動の少なくすることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の複数の実施例を図
面に基づいて説明する。尚、実施例の説明にあたって
は、図面において、同一の符号は、同一の部分を示す。 (第1実施例)本発明の第1の実施例を図3(a)に、
第1の実施例における磁束の流れを図3(b)に、第1
の実施例の制御回路を図4に、第1の実施例の通電のタ
イミングチャートを図5(a)に、そして、第1、及
び、第2の実施例における各相コイルに対応して励磁さ
れた際のステーターの磁極の極性のバターンを図5
(b)に示す。
【0012】図3(a)には、説明を簡略化するため
に、3相駆動のリラクタンスモーターを例示しその構成
を説明する。モーターは、外筐9の内側にステーター2
を有しており、その内周面には等しい離間角で複数の磁
極21a〜21n及びスロット22a〜22nが配設さ
れ、隣接するスロット22aと22b、22bと22
c、・・・22mと22n、22nと22aにはそれぞ
れ電機子コイル31a〜31nが巻回されている。外筐
9の両側の図示しない軸受けには回転軸5が回動自在に
支持され、これに軟磁性体からなるローター1が固定さ
れている。ローター1の外周には、ステーターに配設さ
れた磁極の内、隣接する少なくとも2つの磁極幅とほぼ
等しい幅(3相駆動の場合、電気角240度)で、駆動
相により決まる所定の離間角(3相駆動の場合、電気角
120度)だけ離間した突極11a〜11dが突出して
設けられ、僅少な空隙を介してステーターの磁極21a
〜21nと対向している。
【0013】次に、図4により第1の実施例の制御回路
を説明する。ステーターに配設された電機子コイル22
a〜22nの内、第1の相コイル41aを構成する電機
子コイル31a、31d、31g、31kはそれぞれ通
電時には、同一の磁気極性を形成するように巻回されて
いる。また、第2の相コイル42aは電機子コイル31
b、31e、31h、31mにより、そしてまた、第3
の相コイル43aは電機子コイル31c、31f、31
j、31nによりそれぞれ同様に構成されている。更
に、第1、第2、第3の相コイルはそれぞれの一端41
b、42b、43bを共通端と形成するようにいわゆる
スター結線されている。また、それぞれの他の一端41
c、42c、43cと電源の正極間、及び、前記相コイ
ルのそれぞれの一端41c、42c、43cと電源の負
極間には、それぞれの相コイルへの通電を制御をする半
導体スイッチング素子Q1a、Q1b、Q2a、Q2
b、Q3a、Q3bが配置されている。
【0014】また、モーター本体のローター1の近傍に
は、ローターの突極11a〜11dの回転位置を検出し
て、位置検出信号を生ずる位置検出装置10が配設され
ている。更に、通電制御回路は、位置検出装置10の出
力信号に対応して、図5(a)に示すタイミングチャー
トに示す通電制御信号をスイッチング素子Q1a、Q1
b、Q2a、Q2b、Q3a、Q3bに対し出力し、第
1、第2、第3の相コイルは、それぞれ両極性で通電を
制御いわゆる、バイポーラ通電制御され、第1、第2、
第3の相コイルに対応したステーターの磁極21a〜2
1nはそれぞれ図5(b)に示す極性パターンで励磁を
繰り返すように構成されている。
【0015】前記のように構成された多相型リラクタン
スモーターにおけるモーター内の磁束の流れ8aは、図
3(b)に示すように生ずる。つまり、本発明のように
構成された多相型リラクタンスモーターにおいては、ロ
ーターの突極11a〜11dは互いに逆の極性に励磁さ
れたステータの磁極と直接向き合うことがなく、2極1
組の内の1極の磁極を通過する磁束により他の磁極とロ
ーターの突極間の回転トルクに有効な漏れ磁束を増大さ
せて大きい出力トルクを得ることできる。
【0016】また、前記の通電制御回路により相コイル
41a、42a、43aへの通電切り替えは瞬時に行わ
れる。一方、ステーター2とローター1との間の引き合
い力は電機子コイル31a〜31nに蓄えられた磁気エ
ネルギーが放出されるまで保持され続ける。このため、
引き合い力が解除されることなくステーターの磁極21
a〜21nの極性の切り替えが行われ、モーターの振動
を少なくすることができる。
【0017】(第2実施例)第1実施例の説明において
述べたステーターの磁極21a〜21nがそれぞれ図5
(b)に示す極性パターンで励磁を繰り返すような作動
は、スター結線された相コイルに対するバイポーラ通電
制御以外によっても実現することができる。以下、本発
明の第2の実施例を図面に基づいて説明する。本発明の
第2の実施例を図6(a)に、第2の実施例における磁
束の流れを図6(b)に、第2の実施例の制御回路を図
7に、そして、第2の実施例の通電のタイミングチャー
トを図8に示す。
【0018】本発明の第2実施例は、前記した第1実施
例とほぼ同様に構成されており、説明の重複を避けるた
め、第1実施例との相違点を説明する。図6(a)にお
いて、第1実施例と同様に、ステーター2の内周面には
等しい離間角で複数の磁極21a〜21n及びスロット
22a〜22nが配設され、ステーター2の内周には、
ステーターに配設された磁極の内、隣接する少なくとも
2つの磁極幅とほぼ等しい幅で、駆動相により決まる所
定の離間角だけ離間した突極11a〜11dが突出して
設けられたローター1が僅少な空隙を介してステーター
の磁極21a〜21nと対向している。
【0019】前記ステーター2に配設され、互いに隣接
するスロット22aと22b、22bと22c、・・・
22mと22n、22nと22aにはそれぞれ2個の電
機子コイル61a〜61h、62a〜62h、及び、6
3a〜63hが巻回されている。前記電機子コイルはそ
れぞれ隣接する2個の電機子コイル61aと61b、6
1cと61d、61eと61f、61gと61hがそれ
ぞれ互いに対応する互いに隣接する磁極21aと21
b、21dと21e、21gと21h、21kと21m
を互いに逆の磁気極性を形成するように巻回されて1つ
の電機子コイル対を構成し、更に、これらの電機子コイ
ル対により、1つの相コイル71aが構成されている。
電機子コイル62a〜62hも同様に他の相コイル71
bを構成し、前記の相コイル71aに対し、1スロット
分ずれたスロットに巻回されている。更に同様に、電機
子コイル63a〜63hも相コイル71cを構成し、前
記の相コイル71bに対し、1スロット分ずれたスロッ
トに巻回されている。
【0020】次に、図7により第2の実施例の制御回路
を説明する。図7に例示した制御回路は一般によく知ら
れたいわゆるユニポーラ通電制御回路である。図中の7
1aから71cは前記の相コイルであり、それぞれの相
コイルのそれぞれの一端には、相コイルへの通電制御を
する半導体スイッチング素子Q1a、Q1b、Q2a、
Q2b、Q3a、Q3bが直列に配設されている。
【0021】また、前述の第1の実施例と同様に、モー
ター本体のローター1の近傍には、ローターの突極11
a〜11dの回転位置を検出して、位置検出信号を生ず
る位置検出装置10が配設されている。更に、通電制御
回路は、位置検出装置10の出力信号に対応して、図8
に示すタイミングチャートに示す通電制御信号をスイッ
チング素子Q1a、Q1b、Q2a、Q2b、Q3a、
Q3bに対し出力し、第1、第2、第3の相コイルは、
それぞれ単極性で通電を制御いわゆる、ユニポーラ通電
制御され、第1、第2、第3の相コイルに対応したステ
ーターの磁極21a〜21nはそれぞれ図5(b)に示
す極性パターンで励磁を繰り返すように構成されてい
る。
【0022】前記の第2の実施例のように構成された多
相型リラクタンスモーターにおけるモーター内の磁束の
流れ8bは、図6(b)に示すように生ずる。つまり、
第2の実施例の構成によっても、第1の実施例の構成に
よる効果と全く同一の効果が得られる。
【0023】以上、3相駆動のリラクタンスモーターを
励磁し、第1の実施例、及び、第2の実施例の構成につ
いて説明したが、3相以外の多相駆動においてもステー
ターの極数、ローターの突極数、相コイル数、また或い
は、ローターの突極の離間角等を駆動相の数に合わせて
構成することにより、対応が可能であることはいうまで
もない。
【0024】
【発明の効果】本発明によると、多相型リラクタンスモ
ーターにおいて、ローターの突極が、互いに逆の極性に
励磁されたステータの磁極と直接向き合うことがなく、
2極1組の内の1極の磁極を通過する磁束により他の磁
極とローターの突極間の回転トルクに有効な漏れ磁束を
増大させて大きい出力トルクを得ることできる。つま
り、ステーターの磁極に巻回した電機子コイルを有効に
利用し、電機子コイルより生じた磁束を回転トルクへ有
効に変換することが可能となり、小型で大きい出力の多
相型リラクタンスモーターを提供することができる。
【0025】また、通電制御回路により相コイルへの通
電切り替えは瞬時に行われ、一方、ステーターとロータ
ーとの間の引き合い力は電機子コイルに蓄えられた磁気
エネルギーが放出されるまで保持され続ける。こんた
め、引き合い力が解除されることなくステーターの磁極
の極性の切り替えが行われ、モーターの振動を少なくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、従来公知の多相型リラクタンスモーターの
一例を示す概略断面図であり、図中の矢印は磁束の流れ
を示す。
【図2】は、従来公知の多相型リラクタンスモーターの
他の一例を示す概略断面図であり、図中の矢印は磁束の
流れを示す。
【図3(a)】は、本発明の第1実施例の多相型リラク
タンスモーターを示す概略断面図である。
【図3(b)】は、本発明の第1実施例の多相型リラク
タンスモーターにおける磁束の流れをを示す概略断面図
である。
【図4】は、本発明の第1実施例の多相型リラクタンス
モーターの制御回路の概略を示す。
【図5(a)】は、本発明の第1実施例の多相型リラク
タンスモーターの制御回路のタイミングチャートを示
す。
【図5(b)】は、本発明の第1実施例、及び、第2の
実施例の多相型リラクタンスモーターにおけるステータ
ーの磁極の極性パターンを示す。
【図6(a)】は、本発明の第2実施例の多相型リラク
タンスモーターを示す概略断面図である。
【図6(b)】は、本発明の第2実施例の多相型リラク
タンスモーターにおける磁束の流れをを示す概略断面図
である。
【図7】は、本発明の第2実施例の多相型リラクタンス
モーターの制御回路の概略を示す。
【図8】は、本発明の第2実施例の多相型リラクタンス
モーターの制御回路のタイミングチャートを示す。
【記号の説明】
1 ローター 2 ステーター 5 回転軸 8a、8b 磁束の流れ 9 外筐 10 位置検出装置 11a〜11d ローターの突極 21a〜21n ステーターの磁極 22a〜22n ステーターのスロット 31a〜31n 第1の実施例における電機子コイル 41a、42a、43a 第1の実施例における相コイ
ル 41b、42b、43b 第1の実施例における相コイ
ルの一端 41c、42c、43c 第1の実施例における相コイ
ルの他の一端 61a〜61h 第2の実施例における電機子コイル 62a〜62h 第2の実施例における電機子コイル 63a〜63h 第2の実施例における電機子コイル 71a、71b、71c 第2の実施例における相コイ
ル Q1a、Q1b 半導体スイッチング素子 Q2a、Q2b 半導体スイッチング素子 Q3a、Q3b 半導体スイッチング素子 101 多極モーター 102 ステーター 103 ローター 104 相コイル 105 磁極 106 突極 111 ローター 112 突極 113 相コイル 114 ステーター 115 磁極
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月26日(1998.11.
26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5(b)
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5(b)】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数相で駆動するリラクタンスモーターに
    おいて、固定電機子の円周面に等しい離間角で配設され
    た複数の磁極及びスロットを有し、軟磁性体回転子の円
    周面に等しい離間角で前記固定電機子の隣接する少なく
    とも2つの磁極幅とほぼ等しいの突極と、前記固定電機
    子の隣接するスロットのそれぞれに少なくとも1個装着
    された第1、第2、第3、・・・の相の電機子コイル
    と、僅少な空隙を介して前記した突極と固定電機子磁極
    の対向面を保持して軟磁性体回転子を回転する装置と、
    前記した突極の回転位置を検出して、所定の幅で順次に
    所定の幅だけおくれた第1、第2、第3、・・・の相の
    位置検出信号が得られる位置検出装置と、第1、第2、
    第3、・・・の相の電機子コイルへの通電制御する半導
    体スイッチング素子と、電機子コイルと半導体スイッチ
    ング素子に供電する直流電源と、前記したスロット間の
    磁極を第1、第2、第3、・・・の磁極と呼称したとき
    に、第1、第2、第3、・・・の相の位置検出信号に対
    応して(第1、第2)、(第2、第3)、(第3、第
    4)、・・・の2極を1組に、(第1の磁極をN極、第
    2の磁極をS極)、次に、(第2の磁極をN極、第3の
    磁極をS極)、そして更に、(第3の磁極をN極、第4
    の磁極をS極)、・・・に順次励磁されるよう半導体ス
    イッチング素子の通電制御を行う通電制御回路と、2極
    1組の内の1極の磁極を通過する磁束により他の磁極と
    回転子の突極間のトルクに有効な漏れ磁束を増大させて
    大きい出力トルクをえる手段とにより構成されたことを
    特徴とする多相型リラクタンスモーター。
  2. 【請求項2】前記電機子コイルの内、1つの相コイルを
    構成する電機子コイルをそれぞれ通電時には同一な磁気
    極性を形成するように所定の固定電機子の磁極に巻回
    し、更に、それぞれの相コイルは所謂スター結線を構成
    し、それぞれ相コイルの1端と電源の正極間及び前記相
    コイルの1端と電源の負極間に相コイルへの通電制御を
    する半導体スイッチング素子をそれぞれ配置し、前記の
    位置検出装置からの位置置検出信号に対応して(第1、
    第2)、(第2、第3)、(第3、4)、・・・の2極
    を1組に、(第1の磁極をN極、第2の磁極をS極)、
    次に、(第2の磁極をN極、第3の磁極をS極)、そし
    て更に、(第3の磁極をN極、第4の磁極をS極)、・
    ・・に順次励磁されるよう半導体スイッチング素子の通
    電制御を行うバイポーラ通電制御回路とにより構成され
    たことを特徴とする請求項1に記載の多相型リラクタン
    スモーター。
  3. 【請求項3】前記固定電機子のそれぞれの磁極に2個の
    電機子コイルを互いに反対の磁気極性を形成するように
    巻回し、隣接した固定電機子の磁極に巻回したそれぞれ
    反対の磁気極性を形成する電機子コイル2個を1組にし
    て結線して1組の電機子コイル対を構成し、所定の固定
    電機子に巻回された電機子コイル対を組み合わせて1つ
    の相コイル構成し、前記の相コイルへの通電制御をする
    半導体スイッチング素子をそれぞれ配置し、前記の位置
    検出装置からの位置検出信号に対応して(第1、第
    2)、(第2、第3)、(第3、第4)、・・・の2極
    を1組に、(第1の磁極をN極、第2の磁極をS極)、
    次に、(第2の磁極をN極、第3の磁極をS極)、そし
    て更に、(第3の磁極をN極、第4の磁極をS極)、・
    ・・に順次励磁されるよう半導体スイッチング素子の通
    電制御を行うユニポーラ通電制御回路とにより構成され
    たことを特徴とする請求項1に記載の多相型リラクタン
    スモーター。
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