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JP2000068690A - 電子部品誤実装防止方法 - Google Patents

電子部品誤実装防止方法

Info

Publication number
JP2000068690A
JP2000068690A JP10234223A JP23422398A JP2000068690A JP 2000068690 A JP2000068690 A JP 2000068690A JP 10234223 A JP10234223 A JP 10234223A JP 23422398 A JP23422398 A JP 23422398A JP 2000068690 A JP2000068690 A JP 2000068690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
component
identification
mounter
electronic component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10234223A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Kamo
学 加茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP10234223A priority Critical patent/JP2000068690A/ja
Publication of JP2000068690A publication Critical patent/JP2000068690A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H75/00Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
    • B65H75/02Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
    • B65H75/18Constructional details
    • B65H75/182Identification means

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の誤実装を有効に防止すると共に、
作業能率の向上を図り、作業者のストレス軽減を図った
電子部品誤実装防止方法を提供する。 【解決手段】 各カートリッジ、各部品リールにカート
リッジ識別用バーコード、部品識別用バーコードが貼着
される。電子部品実装機の各カートリッジセット位置の
マウンタアドレスナンバに対応してマウンタアドレス識
別用バーコードが貼着される。各カートリッジ、各部品
リールおよび電子部品実装機の各識別用バーコードがコ
ンピュータの記憶部に関連付けデータとして記憶され
る。部品切れ時に、カートリッジをセット位置から取り
外して部品リールを交換した後、部品識別用バーコー
ド、カートリッジ識別用バーコードおよびマウンタアド
レス識別用バーコードを、バーコードリーダにより順次
読み取って、関連付けデータと照合し、コンピュータの
表示部に一致・不一致を表示し、不一致であれば誤実装
であると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の電子部品を
実装する電子部品実装機における電子部品の誤実装を未
然に防止する電子部品誤実装防止方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の電子部品実装機の稼動により、
プリント基板に各種の電子部品を実装する実装作業を行
っている際に、いずれかの電子部品が部品切れとなって
部品交換が必要となる場合がある。
【0003】図10は、電子部品実装機の一例としての
チップマウンタ実装機1の要部を開示しており、所定の
電子部品としてのチップ部品が多数、巻き付け状に収容
された各部品リール2が着脱自在に装着された複数のカ
ートリッジ3が、それぞれ所定の位置にセットされてい
る。
【0004】即ち、チップマウンタ実装機1の各カート
リッジ3セット位置には、それぞれ連番状のマウンタア
ドレスナンバ5が記載されており、生産する製品のカー
トリッジリストに応じて、各マウンタアドレスナンバ5
位置に対応するチップ部品の部品リール2が装着された
カートリッジ3がセットされている。
【0005】また、各部品リール2にはそれぞれ部品ラ
ベル6が貼着されており、各部品ラベル6には部品名
称、部品コード、棚番号、部品識別用バーコード等が表
示されている。
【0006】そして、実装作業中に部品リール2のチッ
プ部品が部品切れとなって部品リール2を交換する際の
交換作業を、図11のフローチャートおよび図12の説
明図に基づき説明すると、先ず、チップマウンタ実装機
1にセットされたいずれかのカートリッジ3に装着され
た部品リール2のチップ部品の部品切れが発生すると、
センサ等により部品切れが検出され、チップマウンタ実
装機1の駆動が停止される(ステップS1、図12
A)。
【0007】次に、対応するカートリッジ3をチップマ
ウンタ実装機1から取り外し、そのカートリッジ3から
部品切れとなった部品リール2を離脱させる(ステップ
S2、図12B)。
【0008】次に、部品切れとなった部品リール2の部
品ラベル6に記載の棚番号に基づき、部品棚7よりチッ
プ部品が巻き付け収容されている新たな部品リール2を
取り出し(ステップS3、図12C)、部品切れとなっ
た部品リール2と新たな部品リール2のそれぞれの部品
ラベル6に表示された部品コードおよび部品名称を目視
により照合して一致しているかどうかを確認する(ステ
ップS4、図12D)。
【0009】そして、一致していなければステップS3
に戻り、再度、別の部品リール2を取り出して照合す
る。また、ステップS4での照合が一致すると、新たな
部品リール2の部品ラベル6に取り出し位置のマウンタ
アドレスナンバ5を記入して(ステップS5、図12
E)、前記カートリッジ3に部品リール2を装着する
(ステップS6、図12F)。
【0010】次に、部品供給履歴ノート8に、日付、時
間、担当者、部品名称を記入し(ステップS7、図12
G)、その後、カートリッジ3をもとのマウンタアドレ
スナンバ5位置にセットする(ステップS8、図12
H)。
【0011】そしてその後、チップマウンタ実装機1を
再起動させて、上記実装作業を続行する(ステップS
9、図12I)。
【0012】次に、生産する製品を変更する場合の段取
り換え時の各カートリッジ3の交換作業を、図13のフ
ローチャートおよび図14の説明図に基づき説明する
と、先ず、チップマウンタ実装機1から現在、セットさ
れている各カートリッジ3を取り外し、順に、カートリ
ッジ台車9上に載置していく(ステップS11、図14
A)。
【0013】その後、次に生産する製品のカートリッジ
リスト10に基づき、チップマウンタ実装機1の各マウ
ンタアドレスナンバ5位置に対応するチップ部品の部品
リール2が装着されたカートリッジ3を仮置きする(ス
テップS12、図14B)。
【0014】そして、カートリッジリスト10により、
マウンタアドレスナンバ5位置とカートリッジ3に装着
されている部品リール2の部品ラベル6に表示されてい
る部品名称とを再度、目視により照合して一致している
かどうかを確認する(ステップS13、図14C)。
【0015】そして、一致していなければステップS1
2に戻り、再度、対応するカートリッジ3を選んで仮置
きする。また、ステップS13で照合が一致すると、仮
置き状態よりセットし、チップマウンタ実装機1を起動
させて生産を開始する(ステップS14、図14D)。
【0016】そして、生産された初物製品11をチェッ
クし(ステップS15、図14E)、チップ部品の誤実
装がなければ、引き続き順次生産していた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チップ
部品等の電子部品にあっては、他分野の部品と違って、
部品名称の最後の一文字だけが違う部品や、全く違う部
品であってもほとんど肉眼では判別のつかない部品が多
く、目視による照合に時間が多く必要とされ、作業能率
が悪く、照合ミスにより誤実装が発生しないだろうかと
いう不安感が想像以上に各作業者に対するストレス、プ
レッシャーとして大きな負担になっていた。
【0018】そこで、本発明の課題は、電子部品の誤実
装を有効に防止すると共に、作業能率の向上を図り、作
業者のストレス軽減を図った電子部品誤実装防止方法を
提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの第1の技術的手段は、電子部品実装機にセットされ
た各カートリッジに装着された各部品リールの電子部品
が部品切れとなった際に、対応するカートリッジの部品
リールを同種の電子部品が巻き付け収容された新たな部
品リールに交換する場合の電子部品誤実装防止方法にお
いて、前記各カートリッジおよび各部品リールにそれぞ
れカートリッジ識別用バーコードおよび部品識別用バー
コードが貼着されると共に、前記電子部品実装機の各カ
ートリッジセット位置のマウンタアドレスナンバにそれ
ぞれ対応してマウンタアドレス識別用バーコードが貼着
され、各カートリッジ、各部品リールおよび電子部品実
装機の前記各識別用バーコードが、予め、コンピュータ
の記憶部に関連付けデータとして記憶され、前記部品切
れとなった際に、対応するカートリッジをセット位置か
ら取り外して部品リールを交換した後、前記部品識別用
バーコード、カートリッジ識別用バーコードおよびマウ
ンタアドレス識別用バーコードを、前記コンピュータに
接続されたバーコードリーダにより順次読み取って、記
憶部に記憶されている関連付けデータと照合し、コンピ
ュータの表示部に一致・不一致を表示し、不一致であれ
ば誤実装であると判断する点にある。
【0020】また、前記部品リールの交換時に読み取っ
たデータを前記記憶部に格納し、管理データとして用い
る方法としてもよい。
【0021】さらに、上記の課題を解決するための第2
の技術的手段は、生産する製品に応じて電子部品実装機
の所定位置に、電子部品が巻き付け収容された部品リー
ルが装着された各カートリッジをセットする場合の電子
部品誤実装防止方法において、前記各カートリッジにそ
れぞれカートリッジ識別用バーコードが貼着されると共
に、生産する製品に応じて前記電子部品実装機の各カー
トリッジセット位置に対応してマウンタアドレス識別用
バーコードが貼着されたマウントアドレス治具が準備さ
れ、各カートリッジおよびマウントアドレス治具の各識
別用バーコードが、予め、コンピュータの記憶部に関連
付けデータとして記憶され、前記各カートリッジが前記
電子部品実装機の各カートリッジセット位置にそれぞれ
仮置きされた状態で、互いに対応するマウントアドレス
治具のマウンタアドレス識別用バーコードと各カートリ
ッジのカートリッジ識別用バーコードを、前記コンピュ
ータに接続されたバーコードリーダにより順次読み取っ
て、記憶部に記憶されている関連付けデータと照合し、
コンピュータの表示部にそれぞれの一致・不一致を表示
し、その不一致のカートリッジを交換して全てを前記関
連付けデータに一致させる点にある。
【0022】また、前記各カートリッジの仮置き時に読
み取ったデータを前記記憶部に格納し、管理データとし
て用いる方法としてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、第1発明の実施形態を図面
に基づいて説明すると、図1において、20は電子部品
実装機の一例としてのチップマウンタ実装機の要部を示
しており、前述同様、所定の電子部品としてのチップ部
品が多数、巻き付け状に収容された各部品リール21が
着脱自在に装着された複数のカートリッジ22が、それ
ぞれ所定の位置にセットされている。
【0024】即ち、チップマウンタ実装機20の各カー
トリッジ22セット位置には、それぞれ連番状のマウン
タアドレスナンバ25が記載されており、生産する製品
のカートリッジリスト26(図2参照)に応じて、各マ
ウンタアドレスナンバ5位置に対応するチップ部品の部
品リール2が装着されたカートリッジ3がセットされて
いる。
【0025】前記カートリッジリスト26には、生産す
る製品に応じて、各マウンタアドレスナンバ25に対応
する部品名称がそれぞれ表示されると共に、生産する製
品に関連付けられた製品識別用バーコード27が貼着、
もしくは記載等されている。
【0026】また、各部品リール21にはそれぞれ従来
同様の部品ラベル29が貼着されており、各部品ラベル
29には部品名称、部品コード、棚番号、部品識別用バ
ーコード等が表示されている。
【0027】さらに、本実施形態においては、チップマ
ウンタ実装機20における各カートリッジ22がセット
された位置下部に、各マウンタアドレスナンバ25に対
応してそれぞれマウンタアドレス識別用バーコード30
が貼着されると共に、各カートリッジ22にもそれぞれ
カートリッジ識別用バーコード31が貼着されている。
【0028】そして、図3および図4に示される如く、
パーソナルコンピュータ33に接続されたバーコードリ
ーダ34により、予め、各部品リール21、各カートリ
ッジ22およびチップマウンタ実装機20の各部品識別
用バーコード、各カートリッジ識別用バーコード31、
各マウンタアドレス識別用バーコード30が読み取られ
て入力され、所定のプログラムにより相互に関連付けら
れた関連付けデータとして記憶部33aに記憶されてい
る。
【0029】図5は細長板状のマウントアドレス治具3
6を示しており、生産する製品に応じてそれぞれ、チッ
プマウンタ実装機20に対する各カートリッジ22のセ
ット位置に対応して、マウンタアドレス識別用バーコー
ド37が一端側より他端側方向に順に貼着されている。
【0030】そして、チップマウンタ実装機20による
チップ部品の実装作業中に部品リール21のチップ部品
が部品切れとなった場合に、その部品リール21を交換
する際の交換作業を、図6のフローチャートおよび図7
の説明図に基づき説明する。
【0031】なお、実装作業に先立って、生産する製品
に応じたカートリッジリスト26の製品識別用バーコー
ド27および作業者の担当者識別用バーコードを予め、
バーコードリーダ34により読み取らせてパーソナルコ
ンピュータ33に入力しておく。
【0032】先ず、チップマウンタ実装機20にセット
されたいずれかのカートリッジ22に装着された部品リ
ール21のチップ部品の部品切れが発生すると、センサ
等により部品切れが検出され、チップマウンタ実装機2
0の駆動が停止される(ステップS101、図7A)。
【0033】次に、対応するカートリッジ22をチップ
マウンタ実装機20から取り外し、そのカートリッジ2
2から部品切れとなった部品リール21を離脱させる
(ステップS102、図7B)。
【0034】次に、部品切れとなった部品リール21の
部品ラベル29に記載の棚番号に基づき、部品棚7より
チップ部品が巻き付け収容されている新たな部品リール
21を取り出し(ステップS103、図7C)、新たな
部品リール21の部品ラベル29に取り出し位置のマウ
ンタアドレスナンバ25を記入し(ステップS104、
図7D)、その後、前記カートリッジ22に部品リール
21を装着する(ステップS105、図7E)。
【0035】次に、パーソナルコンピュータ33に接続
されたバーコードリーダ34で、その部品ラベル29の
部品識別用バーコード、カートリッジ識別用バーコード
31および取り出し位置のマウンタアドレス識別用バー
コード30を順次読み取って入力する。この読み取りに
よって、パーソナルコンピュータ33は制御部33b
で、その読み取られたデータと記憶部33aに記憶され
ている関連付けデータとを照合し、交換された部品リー
ル21が交換前の部品リール21と種類が一致している
か、不一致であるかをディスプレイである表示部33c
に表示する。そして、作業者はその表示部33cの表示
により交換された部品リール21が誤品でないかどうか
をチェックする(ステップS106、図7F)。
【0036】そして、一致していなければ誤実装である
と判断してステップS103に戻り、再度、別の部品リ
ール21を取り出して照合する。また、ステップS10
6での照合が一致すると、カートリッジ22をもとのマ
ウンタアドレスナンバ25位置にセットする(ステップ
S107、図7G)。
【0037】そしてその後、チップマウンタ実装機20
を再起動させて、上記実装作業を続行する(ステップS
108、図7H)。
【0038】また、ステップS106で読み取った各デ
ータは記憶部33aに格納され、部品交換履歴の管理デ
ータとして利用する。
【0039】以上のように、本実施形態の交換方法によ
れば、バーコードリーダ34により部品ラベル29の部
品識別用バーコード、カートリッジ識別用バーコード3
1およびマウンタアドレス識別用バーコード30を順次
読み取ることによって、交換後の部品リール21が交換
前の部品リール21と同一種類かどうかが、パーソナル
コンピュータ33の表示部33cの表示を確認すること
により、一目瞭然に判断でき、従来のような目視による
照合の場合と比較して、作業時間の短縮や照合ミスが防
止でき、作業能率の向上が図れると共に、チップ部品の
誤実装が有効に防止でき、ここに、製品の信頼性向上が
図れる。
【0040】また、交換前後の部品リール21が同一種
類であるかどうかが容易に判断できるため、作業者のス
トレス軽減が図れる利点もある。
【0041】さらに、従来のように別途、部品供給履歴
ノート8に部品名称等の各種データを記入しなくても、
ステップS106で得られた読み取りデータ等により、
従来同様、部品リール21の交換時における日付、時
間、担当者、部品名称等が記憶部33aに格納されるた
め、これらデータを部品交換履歴の管理データとして利
用でき、この点からもデータ管理が容易に行え、作業能
率の向上が図れる。
【0042】次に、第2発明の実施形態を図面に基づい
て説明する。なお、第1発明の実施形態と同様、チップ
マウンタ実装機20、パーソナルコンピュータ33、マ
ウントアドレス治具36等が使用され、同様構成部分は
同一符号を付し、その説明を省略する。
【0043】即ち、図8のフローチャートおよび図9の
説明図に基づき、生産する製品を変更する場合の段取り
換え時の各カートリッジ22の交換作業を説明すると、
先ず、チップマウンタ実装機20から現在、セットされ
ている各カートリッジ22を取り外し、順に、カートリ
ッジ台車9上に載置していく(ステップS111、図9
A)。
【0044】その後、次に生産する製品のカートリッジ
リスト26に基づき、チップマウンタ実装機20の各マ
ウンタアドレスナンバ25位置に対応するチップ部品の
部品リール21が装着されたカートリッジ22を仮置き
する(ステップS112、図9B)。
【0045】次に、仮置きされた各カートリッジ22上
にマウントアドレス治具36を載置する。そして、カー
トリッジリスト26の製品識別用バーコード27および
作業者の担当者識別用バーコードをバーコードリーダ3
4により読み取って入力すると共に、マウントアドレス
治具36の各マウンタアドレス識別用バーコード37と
各カートリッジ22のカートリッジ識別用バーコード3
1を、バーコードリーダ34により交互に対応させて順
次読み取って入力する。この読み取りによって、パーソ
ナルコンピュータ33はその制御部33bで、その読み
取られたデータと記憶部33aに記憶されている関連付
けデータとを照合し、各マウンタアドレスナンバ25位
置に一致して正しく所定のカートリッジ22が仮置きさ
れているかどうかを判断し、表示部33cにそれぞれの
一致・不一致を表示する。そして、作業者はその表示部
33cの表示により各カートリッジ22が正しくセット
されているかどうかをチェックする(ステップS11
3、図9C)。
【0046】そして、一致していないカートリッジ22
があれば、ステップS112に戻り、一致していないカ
ートリッジ22を対応するカートリッジ22に交換して
仮置きする。そして、全てのカートリッジ22が関連付
けデータに一致した段階で、各カートリッジ22を仮置
き状態より所定位置にセットし、チップマウンタ実装機
20を起動させて生産を開始する(ステップS114、
図9D)。
【0047】そして、生産された初物製品39をチェッ
クし(ステップS115、図9E)、チップ部品の誤実
装がなければ、引き続き順次生産する。
【0048】また、ステップS113で読み取った各デ
ータは記憶部33aに格納され、段取り換え時の履歴の
管理データとして利用する。
【0049】以上のように、本実施形態の段取り換え方
法によれば、バーコードリーダ34によりマウントアド
レス治具36の各マウンタアドレス識別用バーコード3
7と各カートリッジ22のカートリッジ識別用バーコー
ド31を、交互に対応させて順次読み取ることによっ
て、チップマウンタ実装機20のセット位置に各カート
リッジ22が正しくセットされているかどうかが、パー
ソナルコンピュータ33の表示部33cの表示を確認す
ることにより、一目瞭然に判断でき、従来のような目視
による照合の場合と比較して、作業時間の短縮や照合ミ
スが防止でき、作業能率の向上が図れると共に、チップ
部品の誤実装が有効に防止でき、ここに、製品の信頼性
向上が図れる。
【0050】また、各カートリッジ22が正しくセット
されているかどうかが容易に判断できるため、作業者の
ストレス軽減が図れる利点もある。
【0051】さらに、段取り換え時における日付、時
間、担当者、各カートリッジ22(即ち対応する部品リ
ール21の部品名称)等が記憶部33aに格納されるた
め、これら履歴データを管理データとして利用でき、こ
の点からも作業能率の向上が図れる。
【0052】なお、上記各発明の実施形態において、電
子部品の一例としてチップ部品を示しているが、その他
の電子部品であってもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明の電子部品誤実装
防止方法によれば、各カートリッジおよび各部品リール
にそれぞれカートリッジ識別用バーコードおよび部品識
別用バーコードが貼着されると共に、電子部品実装機の
各カートリッジセット位置のマウンタアドレスナンバに
それぞれ対応してマウンタアドレス識別用バーコードが
貼着され、各カートリッジ、各部品リールおよび電子部
品実装機の各識別用バーコードが、予め、コンピュータ
の記憶部に関連付けデータとして記憶され、部品切れと
なった際に、対応するカートリッジをセット位置から取
り外して部品リールを交換した後、部品識別用バーコー
ド、カートリッジ識別用バーコードおよびマウンタアド
レス識別用バーコードを、コンピュータに接続されたバ
ーコードリーダにより順次読み取って、記憶部に記憶さ
れている関連付けデータと照合し、コンピュータの表示
部に一致・不一致を表示し、不一致であれば誤実装であ
ると判断する方法であり、従来のような目視による照合
の場合と比較して、作業時間の短縮や照合ミスが防止で
き、作業能率の向上が図れると共に、チップ部品の誤実
装が有効に防止でき、製品の信頼性向上が図れ、さらに
は、作業者のストレス軽減が図れるという利点もある。
【0054】また、部品リールの交換時に読み取ったデ
ータを記憶部に格納し、管理データとして用いることと
すれば、別途、ノートに各種データを記入する必要がな
く、データ管理が容易に行えるという利点がある。
【0055】さらに、各カートリッジにそれぞれカート
リッジ識別用バーコードが貼着されると共に、生産する
製品に応じて電子部品実装機の各カートリッジセット位
置に対応してマウンタアドレス識別用バーコードが貼着
されたマウントアドレス治具が準備され、各カートリッ
ジおよびマウントアドレス治具の各識別用バーコード
が、予め、コンピュータの記憶部に関連付けデータとし
て記憶され、各カートリッジが電子部品実装機の各カー
トリッジセット位置にそれぞれ仮置きされた状態で、互
いに対応するマウントアドレス治具のマウンタアドレス
識別用バーコードと各カートリッジのカートリッジ識別
用バーコードを、コンピュータに接続されたバーコード
リーダにより順次読み取って、記憶部に記憶されている
関連付けデータと照合し、コンピュータの表示部にそれ
ぞれの一致・不一致を表示し、その不一致のカートリッ
ジを交換して全てを関連付けデータに一致させる電子部
品誤実装防止方法によれば、従来のような目視による照
合の場合と比較して、作業時間の短縮や照合ミスが防止
でき、作業能率の向上が図れると共に、チップ部品の誤
実装が有効に防止でき、製品の信頼性向上が図れ、さら
には、作業者のストレス軽減が図れるという利点もあ
る。
【0056】また、各カートリッジの仮置き時に読み取
ったデータを記憶部に格納し、管理データとして用いる
こととすれば、別途、ノートに各種履歴データを記入す
る必要がなく、データ管理が容易に行えるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施にかかるチップマウンタ実装機の
要部斜視図である。
【図2】同カートリッジリストの概略図である。
【図3】パーソナルコンピュータの概略斜視図である。
【図4】同ブロック図である。
【図5】マウントアドレス治具の斜視図である。
【図6】第1発明の実施形態における作業工程を示すフ
ローチャートである。
【図7】同説明図である。
【図8】第2発明の実施形態における作業工程を示すフ
ローチャートである。
【図9】同説明図である。
【図10】従来におけるチップマウンタ実装機の要部斜
視図である。
【図11】従来における部品切れ時の作業工程を示すフ
ローチャートである。
【図12】同説明図である。
【図13】従来における段取り換え時の作業工程を示す
フローチャートである。
【図14】同説明図である。
【符号の説明】
20 チップマウンタ実装機 21 部品リール 22 カートリッジ 25 マウンタアドレスナンバ 26 カートリッジリスト 27 製品識別用バーコード 29 部品ラベル 30 マウンタアドレス識別用バーコード 31 カートリッジ識別用バーコード 33 パーソナルコンピュータ 33a 記憶部 33b 制御部 33c 表示部 34 バーコードリーダ 36 マウントアドレス治具 37 マウンタアドレス識別用バーコード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品実装機にセットされた各カート
    リッジに装着された各部品リールの電子部品が部品切れ
    となった際に、対応するカートリッジの部品リールを同
    種の電子部品が巻き付け収容された新たな部品リールに
    交換する場合の電子部品誤実装防止方法において、 前記各カートリッジおよび各部品リールにそれぞれカー
    トリッジ識別用バーコードおよび部品識別用バーコード
    が貼着されると共に、前記電子部品実装機の各カートリ
    ッジセット位置のマウンタアドレスナンバにそれぞれ対
    応してマウンタアドレス識別用バーコードが貼着され、 各カートリッジ、各部品リールおよび電子部品実装機の
    前記各識別用バーコードが、予め、コンピュータの記憶
    部に関連付けデータとして記憶され、 前記部品切れとなった際に、対応するカートリッジをセ
    ット位置から取り外して部品リールを交換した後、前記
    部品識別用バーコード、カートリッジ識別用バーコード
    およびマウンタアドレス識別用バーコードを、前記コン
    ピュータに接続されたバーコードリーダにより順次読み
    取って、記憶部に記憶されている関連付けデータと照合
    し、コンピュータの表示部に一致・不一致を表示し、不
    一致であれば誤実装であると判断することを特徴とする
    電子部品誤実装防止方法。
  2. 【請求項2】 前記部品リールの交換時に読み取ったデ
    ータを前記記憶部に格納し、管理データとして用いるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子部品誤実装防止方
    法。
  3. 【請求項3】 生産する製品に応じて電子部品実装機の
    所定位置に、電子部品が巻き付け収容された部品リール
    が装着された各カートリッジをセットする場合の電子部
    品誤実装防止方法において、 前記各カートリッジにそれぞれカートリッジ識別用バー
    コードが貼着されると共に、生産する製品に応じて前記
    電子部品実装機の各カートリッジセット位置に対応して
    マウンタアドレス識別用バーコードが貼着されたマウン
    トアドレス治具が準備され、 各カートリッジおよびマウントアドレス治具の各識別用
    バーコードが、予め、コンピュータの記憶部に関連付け
    データとして記憶され、 前記各カートリッジが前記電子部品実装機の各カートリ
    ッジセット位置にそれぞれ仮置きされた状態で、互いに
    対応するマウントアドレス治具のマウンタアドレス識別
    用バーコードと各カートリッジのカートリッジ識別用バ
    ーコードを、前記コンピュータに接続されたバーコード
    リーダにより順次読み取って、記憶部に記憶されている
    関連付けデータと照合し、コンピュータの表示部にそれ
    ぞれの一致・不一致を表示し、その不一致のカートリッ
    ジを交換して全てを前記関連付けデータに一致させるこ
    とを特徴とする電子部品誤実装防止方法。
  4. 【請求項4】 前記各カートリッジの仮置き時に読み取
    ったデータを前記記憶部に格納し、管理データとして用
    いることを特徴とする請求項3記載の電子部品誤実装防
    止方法。
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