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JP2000067501A - ディスクドライブ装置及び電子機器 - Google Patents

ディスクドライブ装置及び電子機器

Info

Publication number
JP2000067501A
JP2000067501A JP10237732A JP23773298A JP2000067501A JP 2000067501 A JP2000067501 A JP 2000067501A JP 10237732 A JP10237732 A JP 10237732A JP 23773298 A JP23773298 A JP 23773298A JP 2000067501 A JP2000067501 A JP 2000067501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
lid member
disk drive
insertion port
flexible disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10237732A
Other languages
English (en)
Inventor
Saburo Takasaki
三郎 高嵜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10237732A priority Critical patent/JP2000067501A/ja
Publication of JP2000067501A publication Critical patent/JP2000067501A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Cameras In General (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体装着時においても装置内部が見える
ことを防止し、しかも装置の小型化を図ることができる
ディスクドライブ装置及びそれを用いた電子機器を提供
する。 【解決手段】このディスクドライブ装置は、記録媒体に
対して情報の記録及び/又は再生を行い、記録媒体を挿
入する略長方形状の挿入口と、上記挿入口から挿入され
た上記記録媒体が装着される装着部と、上記挿入口の短
辺方向の一端部に回動可能に設けられるとともに上記挿
入口を閉じる方向に付勢された第1の蓋部材と、上記挿
入口の短辺方向の他端部に回動可能に設けられるととも
に上記挿入口を閉じる方向に付勢された第2の蓋部材と
を備え、上記記録媒体を上記挿入口から挿入するとき
に、上記第1及び第2の蓋部材が回動することにより上
記挿入口が開放され、上記記録媒体が上記装着部内に装
着されたときに、上記第1及び第2の蓋部材が付勢力に
より上記挿入口を閉じる方向に回動することにより、上
記挿入口が遮蔽されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に対して
情報の記録及び/又は再生を行うディスクドライブ装置
及びそれを備えた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、デジタルスチルカメラをはじめ、
コンピュータ機器等、フレキシブルディスクを用いたデ
ィスクドライブ記録方式の電子機器が普及している。こ
れらの電子機器では、フレキシブルディスクの挿入口に
蓋部材が設けられており、ディスクドライブ装置を使用
しない場合には、この蓋部材によりディスクドライブ装
置の挿入口を遮蔽して、ごみ等の異物の進入を防止して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フレキ
シブルディスクを挿入するときには、フレキシブルディ
スクがその蓋部材を跳ね上げることによりディスクドラ
イブ装置の内部に挿入される。このとき、跳ね上げられ
た蓋部材がディスクドライブ装置の内側に収納された状
態となり、挿入口が遮蔽されずにフレキシブルディスク
が外部から見えてしまう。フレキシブルディスクが外部
から見えてしまうと、装置の外観を損ねてしまうほか、
ごみ等の異物が装置内部に入り込むおそれもある。
【0004】また、フレキシブルディスクを挿入したと
きのフレキシブルディスクのはみ出しを隠すために、蓋
を二重構造にしたものも提案されているが、蓋を二重構
造にしている分、装置が大型になってしまう。
【0005】また、フレキシブルディスクをディスクド
ライブ装置に挿入する際には、例えば指等により、当該
フレキシブルディスクをディスクドライブ装置の所定の
位置まで押し込まなければならない。そのため、ディス
クドライブ装置の挿入口は、指等でフレキシブルディス
クを押し込むことができるように、広い開口とされてい
る。このように広く形成された挿入口を塞ぐためには、
それだけ大きな蓋部材が必要となり、装置の小型化の妨
げとなっていた。
【0006】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
提案されたものであり、記録媒体装着時においても装置
内部が見えることを防止し、しかも装置の小型化を図る
ことができるディスクドライブ装置及びそれを用いた電
子機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクドライ
ブ装置は、記録媒体に対して情報の記録及び/又は再生
を行うディスクドライブ装置であって、記録媒体を挿入
する略長方形状の挿入口と、上記挿入口から挿入された
上記記録媒体が装着される装着部と、上記挿入口の短辺
方向の一端部に回動可能に設けられるとともに上記挿入
口を閉じる方向に付勢された第1の蓋部材と、上記挿入
口の短辺方向の他端部に回動可能に設けられるとともに
上記挿入口を閉じる方向に付勢された第2の蓋部材とを
備え、上記記録媒体を上記挿入口から挿入するときに、
上記第1及び第2の蓋部材が回動することにより上記挿
入口が開放され、上記記録媒体が上記装着部内に装着さ
れたときに、上記第1及び第2の蓋部材が付勢力により
上記挿入口を閉じる方向に回動することにより、上記挿
入口が遮蔽されることを特徴とする。
【0008】上述したような本発明に係るディスクドラ
イブ装置では、上記挿入口の短辺方向の両端部に、回動
可能に設けられるとともに上記挿入口を塞ぐ方向に付勢
された第1の蓋部材と第2の蓋部材とを備えており、記
録媒体装着時にも、上記第1の蓋部材と上記第2の蓋部
材とが上記挿入口を遮蔽するので、記録媒体装着時にお
いても装置内部が見えなくなる。
【0009】本発明の電子機器は、記録媒体に対して情
報の記録及び/又は再生を行うディスクドライブ装置を
備えた電子機器であって、上記ディスクドライブ装置
は、記録媒体を挿入する略長方形状の挿入口と、上記挿
入口から挿入された上記記録媒体が装着される装着部
と、上記挿入口の短辺方向の一端部に回動可能に設けら
れるとともに上記挿入口を閉じる方向に付勢された第1
の蓋部材と、上記挿入口の短辺方向の他端部に回動可能
に設けられるとともに上記挿入口を閉じる方向に付勢さ
れた第2の蓋部材とを備え、上記記録媒体を上記挿入口
から挿入するときに、上記第1及び第2の蓋部材が回動
することにより上記挿入口が開放され、上記記録媒体が
上記装着部内に装着されたときに、上記第1及び第2の
蓋部材が付勢力により上記挿入口を閉じる方向に回動す
ることにより、上記挿入口が遮蔽されることを特徴とす
る。
【0010】上述したような本発明に係る電子機器で
は、上記挿入口の短辺方向の両端部に、回動可能に設け
られるとともに上記挿入口を塞ぐ方向に付勢された第1
の蓋部材と第2の蓋部材とを備えており、記録媒体装着
時にも、上記第1の蓋部材と上記第2の蓋部材とが上記
挿入口を遮蔽するので、記録媒体装着時においても装置
内部が見えなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、本実施の形態では、記録媒体として
フレキシブルディスクを用い、撮像手段を備えたデジタ
ルスチルカメラを例に挙げて説明する。
【0012】本実施の形態に係るデジタルスチルカメラ
の構成例を図1〜図3に示す。ここで、図1は、デジタ
ルスチルカメラ1の斜視図である。また、図2は、図1
中X1−X2線における断面図である。また、図3は、デ
ジタルスチルカメラ1の分解斜視図である。
【0013】このデジタルスチルカメラ1は、図1〜図
3に示すように、当該デジタルスチルカメラ1の筐体と
なる第1のキャビネット2と第2のキャビネット3と、
第1及び第2のキャビネット2,3の内部に収納された
ディスクドライブ本体4とを有している。
【0014】なお、このデジタルスチルカメラ1は、図
示しない撮像手段等を備え、当該撮像手段によって撮像
した映像のデータを、ディスクドライブ本体4に装着さ
れるフレキシブルディスクに記録するが、この実施の形
態では、撮像手段等は省略し、発明の中心となる部分を
抜き出して説明する。
【0015】このディスクドライブ本体4は、メカデッ
キ5と、略矩形の外形を有するフレキシブルディスクを
挿入する略長方形状の挿入口6と、挿入口6を遮蔽又は
開放する第1の蓋部材7と第2の蓋部材8と、挿入口6
から挿入されたフレキシブルディスクが装着される装着
部9とを備えている。
【0016】挿入口6は、ディスクドライブ本体4にフ
レキシブルディスクを装着、脱着する際のフレキシブル
ディスクの出入り口となるものである。また、このディ
スクドライブ本体4の挿入口6は、上記第1のキャビネ
ット2と一体に形成され所定の大きさの開口部2aを有
する蓋枠材2bによって覆われている。すなわち、フレ
キシブルディスクをディスクドライブ本体4に装着する
には、図4に示すように、蓋枠材2bの開口部2aを介
して、ディスクドライブ本体4の挿入口6からフレキシ
ブルディスクを挿入することとなる。
【0017】ここで、上述したように、フレキシブルデ
ィスクをディスクドライブ本体4の内部に挿入する場合
には、指等によりフレキシブルディスクを所定の位置ま
で押し込まなければなならない。そのため、この開口部
2aの長手方向の略中心部分には、例えば指等によりフ
レキシブルディスクをディスクドライブ本体4の内部に
まで押し込むための切り欠き部2cが形成され、広い開
口とされている。
【0018】そして、ディスクドライブ本体4の挿入口
6は、略長方形とされ、略矩形状のフレキシブルディス
クを脱挿入するのに必要十分な開口とされている。そし
て、この挿入口6の短辺方向の両端部には、第1の蓋部
材7と第2の蓋部材8とが設けられている。
【0019】第1の蓋部材7は、挿入口6の長辺の長さ
と略等しい長さを有し、メカデッキ5に回動可能に軸支
されている。さらに、この第1の蓋部材7は、メカデッ
キ5にその一端が固定された図示しないばね部材によ
り、挿入口6を閉じる方向に付勢されている。
【0020】そして、この第1の蓋部材7は、図2に示
すように、フレキシブルディスクが挿入される際に当該
フレキシブルディスクの挿入方向の前端面と当接する傾
斜面8aと、フレキシブルディスクが装着部9内に装着
されたときに当該フレキシブルディスクの挿入方向の後
端面と係合する係合部9bとを備える。
【0021】傾斜面8aは、挿入口6と対向して配され
るとともに、フレキシブルディスクの挿入方向に垂直な
面に対して斜めに形成されている。後述するように、フ
レキシブルディスクが挿入される際に、当該フレキシブ
ルディスクの挿入方向の前端面がこの傾斜面8aと当
接、摺動することにより、第1の蓋部材7は回動して挿
入口6を開放する。
【0022】係合部9bは、上記傾斜面8aよりも奥側
に配され、フレキシブルディスクの挿入方向に略垂直と
された第1の係合面9cと、第1の係合面に略垂直な第
2の係合面9dとからなる。そして、この係合部9b
は、フレキシブルディスクが装着部9に装着されたとき
に、当該フレキシブルディスクの挿入方向の後端部と係
合して、フレキシブルディスクの位置を固定するととも
に、第1の蓋部材7がディスクドライブ本体4の内部に
入り込まないようにする。
【0023】第2の蓋部材8は、略長方形の板状とされ
ている。また、この第2の蓋部材8は、当該第2の蓋部
材8を支持する支持部材10に取り付けられている。す
なわち、第2の蓋部材8は、その一方の長辺が支持部材
10に軸支され、支持部材10に対して回動可能となさ
れている。さらに、この第2の蓋部材8は、支持部材1
0にその一端が固定された図示しないばね部材により、
挿入口6を閉じる方向に付勢されている。
【0024】そして、これらの第1の蓋部材7及び第2
の蓋部材8は、ディスクドライブ本体4の非使用時には
挿入口6を遮蔽し、ディスクドライブ本体4の内部への
ゴミなどの進入を防止している。また、ディスクドライ
ブ本体4の挿入口6を遮蔽することで、ディスクドライ
ブ本体4の内部が見えてしまうことを防止し、外観の質
的向上を図ることができる。
【0025】装着部9は、挿入口6から挿入されたフレ
キシブルディスクが装着される部分であり、フレキシブ
ルディスクを所定の位置に装着するディスクキャリッジ
11を備える。
【0026】ここで、このディスクドライブ本体4に
は、フレキシブルディスクを駆動させるための駆動手段
や、フレキシブルディスクに情報の記録又は再生を行う
磁気ヘッド装置等が組み込まれているが、ここでは省略
している。そして、フレキシブルディスクは、この装着
部9に装着された状態で駆動手段によって駆動され、磁
気ヘッド装置によって情報の記録又は再生が行われる。
【0027】この装着部9は、フレキシブルディスクが
挿入される高さよりも第2の蓋部材8側に下がった位置
にあり、挿入口6から挿入されたフレキシブルディスク
は、ディスクキャリッジ11によって装着部9にスライ
ド移動され、駆動手段に装着される。
【0028】つぎに、フレキシブルディスク12をディ
スクドライブ本体4に挿入、及びディスクドライブ本体
4から取り出す際の第1及び第2の蓋部材7,8の動作
を、図面を参照しながら説明する。
【0029】図4及び図5〜図9に、フレキシブルディ
スク12を、ディスクドライブ装置1の内部に配された
ディスクドライブ本体4に挿入していく場合の様子を示
す。なお、図5〜図9は、フレキシブルディスク12を
ディスクドライブ本体4に挿入していく様子を、図4中
3−X4線における断面で示した図である。
【0030】まず、図5に示すように、フレキシブルデ
ィスク12を、蓋枠材2bの開口部2aを介して挿入口
6から矢印A方向に挿入していくと、フレキシブルディ
スク12の挿入方向前端面12aが、第1の蓋部材7の
傾斜面7aに当接する。そして、図6に示すように、フ
レキシブルディスク12の前端面12aの上側の角が、
第1の蓋部材7の傾斜面7aを摺動することにより、ば
ね部材を弾性変形させながら第1の蓋部材7を矢印B方
向に回動させる。
【0031】そして、図7に示すように、第1の蓋部材
7が回動することにより挿入口6が開放され、フレキシ
ブルディスク12をディスクドライブ本体4の内部にま
で挿入することができる。このとき、挿入口6から挿入
されたフレキシブルディスク12は、ディスクキャリッ
ジ11に支持されながら、ディスクドライブ本体4の奥
まで押し込まれる。
【0032】ここで、上述したように、フレキシブルデ
ィスク12を装着部9に装着させるには、指等によりフ
レキシブルディスク12をディスクドライブ本体4の所
定の位置まで押し込まなければなならない。このデジタ
ルスチルカメラ1では、図1及び図8に示すように、蓋
枠材2bの開口部2aの長手方向の略中心部分に切り欠
き部2cが形成され、広い開口とされているので、指2
0等によってフレキシブルディスク12を押し込むこと
ができる。
【0033】そして、このとき、図8に示すように、指
20は、第2の蓋部材8に当接し、ばね部材を弾性変形
させながら第2の蓋部材8を矢印C方向に回動させる。
第2の蓋部材8が回動することにより挿入口6が開放さ
れ、指20によってフレキシブルディスク12をディス
クドライブ本体4の所定の位置まで押し込むことができ
る。
【0034】このように、このディスクドライブ本体4
では、第1の蓋部材7と第2の蓋部材8とを回動させる
ことにより挿入口6を開放し、フレキシブルディスク1
2をディスクドライブ本体4の内部にまで挿入すること
ができる。
【0035】そして、図9に示すように、フレキシブル
ディスク12がディスクドライブ本体4の所定の位置ま
で押し込まれると、ディスクキャリッジ11が図9中矢
印D方向に下降し、フレキシブルディスク12がディス
クドライブ本体4に装着される。
【0036】そして、図9に示すように、フレキシブル
ディスク12が下降して装着部9に装着されると、ばね
部材により付勢された第1の蓋部材7は、ばね部材の弾
性戻りにより矢印E方向に回動し、ばね部材により付勢
された第2の蓋部材8は、ばね部材の弾性戻りにより矢
印F方向に回動することにより、第1の蓋部材7と第2
の蓋部材8とは挿入口6を再び遮蔽する。このとき、第
1の蓋部材7の係合部7cは、フレキシブルディスク1
2の挿入方向の後端部12bと係合する。これにより、
第1の蓋部材7でフレキシブルディスク12の位置が固
定される。また、第1の蓋部材7はフレキシブルディス
ク12と係合しているので、第1の蓋部材7はディスク
ドライブ本体4内に入り込まない。
【0037】このように、このデジタルスチルカメラ1
では、ディスクドライブ本体4の使用時にも、第1の蓋
部材7及び第2の蓋部材8が、ディスクドライブ本体4
の挿入口6を遮蔽するので、ディスクドライブ本体4の
内部へのゴミなどの進入が防止される。また、ディスク
ドライブ本体4の挿入口6を遮蔽することで、ディスク
ドライブ本体4に挿入されているフレキシブルディスク
12が外部から見えなくなり、外観の質的向上を図るこ
とができる。
【0038】また、このデジタルスチルカメラ1では、
ディスクドライブ本体4の使用時に、第1及び第2の蓋
部材7,8がフレキシブルディスク12と共にディスク
ドライブ本体4の内部に入り込まないので、蓋部材がフ
レキシブルディスクと共にディスクドライブ装置の内部
に入り込む従来のデジタルスチルカメラに比べて、蓋部
材の分だけ装置を小型化することができる。
【0039】また、このデジタルスチルカメラ1では、
図1及び図8に示したように、指20等によってフレキ
シブルディスク12をディスクドライブ本体4に押し込
むために、蓋枠材2bの開口部2aの長手方向の略中心
部分に切り欠き部2cが形成され、広い開口とされてい
る。このような広い開口を有する挿入口を1枚の蓋部材
で塞いだ従来のデジタルスチルカメラでは、蓋部材が大
きくなり、装置を小型化することが難しかった。しか
し、このデジタルスチルカメラ1では、開口部2a及び
挿入口6を、第1の蓋部材7と第2の蓋部材8とで塞い
でいるので、それぞれの蓋部材を小さくすることがで
き、挿入口を1枚の蓋部材で塞いだ従来のデジタルスチ
ルカメラよりも装置を小型化することができる。
【0040】つぎに、フレキシブルディスク12をディ
スクドライブ本体4から取り出す際の動作について説明
する。
【0041】ディスクドライブ本体4からフレキシブル
ディスク12を取り出す際は、まず、フレキシブルディ
スク12を取り出すための図示しないイジェクトボタン
を操作する。すると、フレキシブルディスク12を支持
しているディスクキャリッジ11が図10中矢印G方向
に上昇する。
【0042】ディスクキャリッジ11が矢印方向に上昇
するときに、当該ディスクキャリッジ11に支持されて
いるフレキシブルディスク12の挿入口6側の端部12
bが、第1の蓋部材7を押し上げる。これにより第1の
蓋部材7は、ばね部材を弾性変形させながら図10中矢
印H方向に回動して挿入口6を開放する。そして、図1
1に示すように、挿入口6が開放されると、ディスクキ
ャリッジ11の奥側に配されている図示しないディスク
押し出し手段により、フレキシブルディスク12が挿入
口6側に押し出される。そして、図12に示すように、
フレキシブルディスク12が挿入口6から取り出される
と、第1の蓋部材7は、ばね部材の弾性戻りにより矢印
I方向に回動して、挿入口6を再び遮蔽する。
【0043】なお、フレキシブルディスク12を取り出
す際には、フレキシブルディスク12は、第2の蓋部材
8と接触することなくディスクドライブ本体4から送出
される。
【0044】このように、このデジタルスチルカメラ1
では、ディスクドライブ本体4の使用時、非使用時に係
わらず、第1の蓋部材7及び第2の蓋部材8が挿入口6
を遮蔽するので、ディスクドライブ本体4の内部へのゴ
ミなどの進入が防止される。
【0045】なお、上述した実施の形態では、第1の蓋
部材7及び第2の蓋部材8が、ディスクドライブ本体4
に取り付けられている場合を例に挙げて説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図13
に示すように、第1の蓋部材7を支持する支持部材30
と、第2の蓋部材8を支持する支持部材31とをそれぞ
れ蓋枠材2bと一体に配してもよい。また、例えば、図
14に示すように、第1の蓋部材7を支持する支持部材
32を第1のキャビネット2と一体に配し、第2の蓋部
材8を支持する支持部材33を第2のキャビネット3と
一体に配してもよい。
【0046】また、上述した実施の形態では、第1の蓋
部材7の動作と第2の蓋部材8の動作とが互いに独立し
ている場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えば、図15に示すように、
第1の蓋部材7と第2の蓋部材8とをギア34を介して
連動させることもできる。この場合には、図16に示す
ように、第1の蓋部材7がフレキシブルディスク12と
当接することにより回動すると、その動作が、ギア34
を介して第2の蓋部材8に伝わり、第2の蓋部材8も回
動することにより挿入口6が開放される。
【0047】上述した実施の形態では、記録媒体として
フレキシブルディスクを用いた場合を例に挙げて説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、記録媒
体としてミニディスク(MD)やデジタルビデオディス
ク(DVD)を用いた場合についても適用可能である。
【0048】また、上述した実施の形態では、ディスク
ドライブ本体をデジタルスチルカメラに搭載した場合を
例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、ディスクドライブ本体をコンピュータや携帯
型機器等に搭載した場合についても適用可能である。
【0049】
【発明の効果】本発明のディスクドライブ装置では、挿
入口の両端部に配された一対の蓋部材により、記録媒体
の装着時、非装着時に関わらず挿入口が遮蔽されるの
で、装置内部への異物の進入が防止されるとともに、装
置の質的外観が向上する。また、このディスクドライブ
装置では、付勢力により上記一対の蓋部材が開閉動作す
るので、構成を簡単にして、低コスト化及び装置の小型
化を図ることができる。
【0050】本発明の電子機器では、ディスクドライブ
装置の挿入口の両端部に配された一対の蓋部材により、
記録媒体の装着時、非装着時に関わらず挿入口が遮蔽さ
れるので、装置内部への異物の進入が防止されるととも
に、機器の質的外観が向上する。また、この電子機器で
は、付勢力により上記一対の蓋部材が開閉動作するの
で、構成を簡単にして、低コスト下及び機器の小型化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタルスチルカメラの一例を示
す斜視図である。
【図2】図1中、X1−X2線における断面図である。
【図3】図1のデジタルスチルカメラの分解斜視図であ
る。
【図4】図1のデジタルスチルカメラにフレキシブルデ
ィスクを挿入している状態を示す斜視図である。
【図5】デジタルスチルカメラにフレキシブルディスク
を挿入する様子を説明する図であり、フレキシブルディ
スクが第1の蓋部材に当接した状態を示す断面図であ
る。
【図6】デジタルスチルカメラにフレキシブルディスク
を挿入する様子を説明する図であり、第1の蓋部材を回
動させた状態を示す断面図である。
【図7】デジタルスチルカメラにフレキシブルディスク
を挿入する様子を説明する図であり、フレキシブルディ
スクを挿入していく状態を示す断面図である。
【図8】デジタルスチルカメラにフレキシブルディスク
を挿入する様子を説明する図であり、指でフレキシブル
ディスクを押し込んでいる状態を示す断面図である。
【図9】デジタルスチルカメラにフレキシブルディスク
を挿入する様子を説明する図であり、フレキシブルディ
スクが装着部に装着された状態を示す断面図である。
【図10】デジタルスチルカメラからフレキシブルディ
スクを取り出す様子を説明する図であり、ディスクキャ
リッジが移動した状態を示す断面図である。
【図11】デジタルスチルカメラからフレキシブルディ
スクを取り出す様子を説明する図であり、フレキシブル
ディスクが挿入口から押し出された状態を示す断面図で
ある。
【図12】デジタルスチルカメラからフレキシブルディ
スクを取り出す様子を説明する図であり、フレキシブル
ディスクが挿入口から取り出された状態を示す断面図で
ある。
【図13】本発明に係るデジタルスチルカメラの他の一
例を示す断面図である。
【図14】本発明に係るデジタルスチルカメラの他の一
例を示す断面図である。
【図15】本発明に係るデジタルスチルカメラの他の一
例を示す断面図である。
【図16】図15のデジタルスチルカメラの蓋部材の動
作を示す断面図である。
【符号の説明】
1 デジタルスチルカメラ、 4 ディスクドライブ本
体、 5 メカデッキ、 6 挿入口、 7 第1の蓋
部材、 8 第2の蓋部材、 9 装着部、10 支持
部材、 11 ディスクキャリッジ、 12 フレキシ
ブルディスク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対して情報の記録及び/又は
    再生を行うディスクドライブ装置において、 記録媒体を挿入する略長方形状の挿入口と、 上記挿入口から挿入された上記記録媒体が装着される装
    着部と、 上記挿入口の短辺方向の一端部に回動可能に設けられる
    とともに上記挿入口を閉じる方向に付勢された第1の蓋
    部材と、 上記挿入口の短辺方向の他端部に回動可能に設けられる
    とともに上記挿入口を閉じる方向に付勢された第2の蓋
    部材とを備え、 上記記録媒体を上記挿入口から挿入するときに、上記第
    1及び第2の蓋部材が回動することにより上記挿入口が
    開放され、 上記記録媒体が上記装着部内に装着されたときに、上記
    第1及び第2の蓋部材が付勢力により上記挿入口を閉じ
    る方向に回動することにより、上記挿入口が遮蔽される
    ことを特徴とするディスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の蓋部材は、上記記録媒体が挿
    入される際に当該記録媒体の挿入方向の前端部と当接す
    る傾斜面を有しており、 上記記録媒体を上記挿入口から挿入するとき、上記第1
    の蓋部材は、当該記録媒体と上記傾斜面が当接すること
    により、上記挿入口を開放する方向に回動することを特
    徴とする請求項1記載のディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 上記記録媒体は、フレキシブルディスク
    であることを特徴とする請求項1記載のディスクドライ
    ブ装置。
  4. 【請求項4】記録媒体に対して情報の記録及び/又は再
    生を行うディスクドライブ装置を備えた電子機器におい
    て、 上記ディスクドライブ装置は、 記録媒体を挿入する略長方形状の挿入口と、 上記挿入口から挿入された上記記録媒体が装着される装
    着部と、 上記挿入口の短辺方向の一端部に回動可能に設けられる
    とともに上記挿入口を閉じる方向に付勢された第1の蓋
    部材と、 上記挿入口の短辺方向の他端部に回動可能に設けられる
    とともに上記挿入口を閉じる方向に付勢された第2の蓋
    部材とを備え、 上記記録媒体を上記挿入口から挿入するときに、上記第
    1及び第2の蓋部材が回動することにより上記挿入口が
    開放され、 上記記録媒体が上記装着部内に装着されたときに、上記
    第1及び第2の蓋部材が付勢力により上記挿入口を閉じ
    る方向に回動することにより、上記挿入口が遮蔽される
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 【請求項5】 上記第1の蓋部材は、上記記録媒体が挿
    入される際に当該記録媒体の挿入方向の前端部と当接す
    る傾斜面を有しており、 上記記録媒体を上記挿入口から挿入するとき、上記第1
    の蓋部材は、当該記録媒体と上記傾斜面が当接すること
    により、上記挿入口を開放する方向に回動することを特
    徴とする請求項4記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 上記記録媒体は、フレキシブルディスク
    であることを特徴とする請求項4記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 撮像手段を備え、上記撮像手段によって
    撮像した映像のデータを、上記記録媒体に記録すること
    を特徴とする請求項4記載の電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001069599A1 (fr) * 2000-03-15 2001-09-20 Sanyo Electric Co., Ltd Memoire de masse a cartouches et dispositif d'enregistrement ou de reproduction sur disque

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