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JP2000065639A - 赤外線センサ - Google Patents

赤外線センサ

Info

Publication number
JP2000065639A
JP2000065639A JP10240122A JP24012298A JP2000065639A JP 2000065639 A JP2000065639 A JP 2000065639A JP 10240122 A JP10240122 A JP 10240122A JP 24012298 A JP24012298 A JP 24012298A JP 2000065639 A JP2000065639 A JP 2000065639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermopile
thin film
infrared sensor
hot junction
heat sink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10240122A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Wakabayashi
秀一 若林
Kenji Sakurai
顕治 櫻井
Masakazu Shiiki
正和 椎木
Mikifumi Danno
幹史 團野
Akira Sasaki
昌 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP10240122A priority Critical patent/JP2000065639A/ja
Publication of JP2000065639A publication Critical patent/JP2000065639A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコン基板サイズを大きくすることなく、
熱電対の数を増やして高出力化し、温度分解能の高い熱
型赤外線センサを得る。 【解決手段】 シリコン基板22の中央に中央ヒートシ
ンク26(冷接点形成領域)を設け、その外周に空洞部
24を隔てて外周側ヒートシンク27(冷接点形成領
域)を設ける。空洞部24の上には熱絶縁性薄膜25
(温接点形成領域)を設ける。熱絶縁性薄膜25を経て
中央ヒートシンク26と外周側ヒートシンク27の間に
はジグザグ状にサーモパイル30を配線し、サーモパイ
ル30の温接点32を熱絶縁性薄膜25上に配置して赤
外線吸収体34で覆い、冷接点31を各ヒートシンク2
6,27上に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直列接続された複
数の熱電対により赤外線量、温度又は温度変化を計測す
る赤外線センサに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、人体等から発せられる赤外線を検
出する熱型赤外線センサが、防犯装置や体温計等様々な
分野で使用されている。熱型赤外線センサとは、赤外線
を熱線として利用し、赤外線の入射によって生じる温度
変化に応じて物理量(起電力、電荷、抵抗変化など)を
出力するセンサであって、熱起電力を出力するサーモパ
イル型、焦電効果によって電荷を出力するパイロ型、電
気抵抗の温度変化を利用したサーミスタボロメータ型な
どがある。
【0003】上記熱型赤外線センサのうち、サーモパイ
ル型温度センサの従来構造を図1(a)(b)に示す。
図1(a)は平面図、図1(b)は断面図である。この
サーモパイル型温度センサ1では、シリコン基板からな
る枠状をしたヒートシンク2内の空洞部3上面に熱絶縁
性薄膜4を設けてある。ヒートシンク2上から熱絶縁性
薄膜4上にかけて2種の金属又は半導体(第1熱電部材
5、第2熱電部材6)を多数配置し、ヒートシンク2上
で両金属を接合させて熱電対の冷接点7を形成し、熱絶
縁性薄膜4上面で両金属を接合させて熱電対の温接点8
を形成し、熱電対を直列に接続されたサーモパイル9の
両端にそれぞれ電極10を設けている。熱絶縁性薄膜4
の上に形成された温接点8は矩形状に形成された赤外線
吸収体11により覆われている。
【0004】上記サーモパイル型温度センサ1は、赤外
線が赤外線吸収体11に吸収されて熱に変換されると、
冷接点7と温接点8に温度差が生じることでサーモパイ
ル9の電極10間に起電力が生じる。即ち、第1及び第
2熱電部材5、6の接合部(熱電対)の温度がTの時、
その接合部に生じる熱起電力がφ(T)で表わされると
し、熱絶縁性薄膜4上にはm個の温接点8が設けられ、
ヒートシンク2上にもm個の冷接点7が設けられている
とすると、温接点8の温度がTw、冷接点7の温度がT
cであるときには、サーモパイル9の両端の電極10間
には、次の(1)式で表わされる起電力Vが発生する。 V=m[φ(Tw)−φ(Tc)] …(1)
【0005】従って、ヒートシンク2の温度Tcが既知
であるとすると、電極10間に発生する起電力Vを測定
することで測定対象物の温度Twを非接触で計測するこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記(1)式から分かる
ように、サーモパイル型温度センサから出力される熱起
電力は、各熱電対の熱起電力の総和であるため、直列に
接続する熱電対の数が多いほど熱起電力が大きくなって
温度分解能も高くなる。
【0007】しかしながら、従来のサーモパイル型温度
センサは、シリコン基板の周囲部に残されたヒートシン
クの上に冷接点を形成し、シリコン基板の中央部に形成
された空洞部の上に熱絶縁性薄膜を形成して熱絶縁性薄
膜上に温接点を形成しているので、数mm角のチップサ
イズ(シリコン基板サイズ)に対しては、パターン設計
上の制約から形成できる熱電対の数は40〜50が限界
であった。
【0008】なお、チップサイズを大きくすれば、多く
の熱電対を形成することができるが、用途(例えば、外
耳道内に挿入して体温を計測する耳式体温計など)によ
ってはチップサイズを大きくすることができず、チップ
サイズの小形化が要求される。
【0009】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、小さなチ
ップサイズに多数の熱電対を形成することにより、赤外
線センサを高出力化し、温度分解能を高くすることにあ
る。
【0010】
【発明の開示】請求項1に記載の赤外線センサは、基板
の温接点形成領域と冷接点形成領域との上にサーモパイ
ルを配線し、温接点形成領域の上にサーモパイルの温接
点を配置し、冷接点形成領域の上にサーモパイルの冷接
点を配置した赤外線センサにおいて、温接点形成領域に
よって分離された複数の冷接点形成領域を設けたことを
特徴としている。
【0011】また、請求項2に記載の赤外線センサは、
基板の温接点形成領域と冷接点形成領域との上にサーモ
パイルを配線し、温接点形成領域の上にサーモパイルの
温接点を配置し、冷接点形成領域の上にサーモパイルの
冷接点を配置した赤外線センサにおいて、冷接点形成領
域によって分離された複数の温接点形成領域を設けたこ
とを特徴としている。
【0012】請求項1又は2に記載した赤外線センサに
あっては、従来例よりも多数の温接点形成領域又は冷接
点形成領域を設けることができるので、その上に多数の
温接点や冷接点を形成することができる。従って、小さ
なチップサイズの基板により多数の熱電対を設けること
ができ、チップサイズを大きくすることなく、赤外線セ
ンサを高出力化することができ、赤外線センサの温度分
解能を高くすることができる。
【0013】また、多くの温接点形成領域又は冷接点形
成領域を設けることにより、同一チップサイズであれ
ば、温接点形成領域の面積が小さくなるので、温接点形
成領域を薄膜によって形成する場合でも、温接点形成領
域の機械的強度を大きくすることができる。また、薄膜
状の温接点形成領域をエッチングによって形成する場合
にも、エッチング面積が小さくなるので、エッチング時
間を短くすることができる。
【0014】請求項3に記載の赤外線センサは、基板の
温接点形成領域と冷接点形成領域との上にサーモパイル
を配線し、温接点形成領域の上にサーモパイルの温接点
を配置し、冷接点形成領域の上にサーモパイルの冷接点
を配置した赤外線センサにおいて、前記冷接点形成領域
を屈曲または交差させて形成し、当該冷接点形成領域の
外縁のほぼ全体に沿ってサーモパイルを配線したことを
特徴としている。
【0015】また、請求項4に記載の赤外線センサは、
基板の温接点形成領域と冷接点形成領域との上にサーモ
パイルを配線し、温接点形成領域の上にサーモパイルの
温接点を配置し、冷接点形成領域の上にサーモパイルの
冷接点を配置した赤外線センサにおいて、前記温接点形
成領域を屈曲または交差させて形成し、当該温接点形成
領域の外縁のほぼ全体に沿ってサーモパイルを配線した
ことを特徴としている。
【0016】請求項3又は4に記載の赤外線センサにあ
っては、温接点形成領域や冷接点形成領域を屈曲させた
り交差させたりしているので、温接点形成領域や冷接点
形成領域の外縁距離が長くなり、しかも、その外延のほ
ぼ全体に沿ってサーモパイルを形成しているので、多数
の温接点と冷接点を形成することができる。従って、こ
れらの赤外線センサにあっても、小さなチップサイズの
基板により多数の熱電対を設けることができ、チップサ
イズを大きくすることなく、赤外線センサを高出力化す
ることができ、赤外線センサの温度分解能を高くするこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図2は本発明
の第1の実施形態にかかる赤外線センサ21の構造を示
す平面図、図3(a)(b)はその下面図及び断面図で
ある。この赤外線センサ21にあっては、図3(a)
(b)に示すように、シリコン基板22の上面にSiO
2やSiNなどの誘電体薄膜23を形成した後、シリコ
ン基板22の中央部及び外周部を残してシリコン基板2
2を裏面側からエッチングし、シリコン基板22に環状
の空洞部24を形成している。この際、シリコン基板2
2だけが選択的にエッチングされ、誘電体薄膜23はエ
ッチングされないので、空洞部24内の天面には誘電体
薄膜23が露出する(以下、誘電体薄膜23の、空洞部
24内で露出している温接点形成領域を熱絶縁性薄膜2
5という。)。よって、シリコン基板22の中央部には
中央ヒートシンク26(シリコン基板22と誘電体薄膜
23からなる冷接点形成領域)が形成され、外周部には
外周側ヒートシンク27(シリコン基板22と誘電体薄
膜23からなる冷接点形成領域)が形成され、中央ヒー
トシンク26と外周側ヒートシンク27は断面がテーパ
状をした空洞部24によって分離される。なお、熱絶縁
性薄膜25は、熱容量を小さくするため数ミクロンの厚
みにしている。
【0018】図2に示すように、熱絶縁性薄膜25を経
て外周側ヒートシンク27と中央ヒートシンク26の間
には、第1熱電材料28と第2熱電材料29を交互に配
線して、ジグザグパターンのサーモパイル30が形成さ
れている。第1熱電材料28と第2熱電材料29は外周
側ヒートシンク27上で接合されて熱電対の冷接点31
が形成され、また熱絶縁性薄膜25上で接合されて温接
点32が形成され、さらに中央ヒートシンク26上でも
接合されて冷接点31が形成されている。こうして、多
数の熱電対が直列に接続された温度計測用のサーモパイ
ル30が、熱絶縁性薄膜25に沿ってジグザグに配線さ
れており、サーモパイル30の両端にはそれぞれ電極3
3が設けられている。さらに、熱絶縁性薄膜25に沿っ
てAu、Bi等の金属黒からなる赤外線吸収体34を設
け、各温接点32を赤外線吸収体34によって覆ってい
る。
【0019】上記赤外線センサ21に赤外線が入射する
と、温接点32上に形成された赤外線吸収体34に赤外
線が吸収されて熱に変換される。そして、中央ヒートシ
ンク26及び外周側ヒートシンク27上に形成された冷
接点31と熱絶縁性薄膜25上に形成された温接点32
に温度差が生じることでサーモパイル30の電極33間
に起電力が出力される。
【0020】従来例のような構造の赤外線センサ1で
は、サーモパイル9の直線パターン部分1本当たりで温
接点32と冷接点31がそれぞれ0.5個しか設けるこ
とができなかったが、この赤外線センサ21では、空洞
部24で分離されたヒートシンク(中央ヒートシンク2
6、外周側ヒートシンク27)を2つ設けることによ
り、サーモパイル30の直線パターン部分1本当たりで
温接点32と冷接点31をいずれも1個設けることがで
き、2倍の熱電対密度を実現することができる。よっ
て、小さなチップサイズに多数の熱電対を設けることが
でき、チップサイズを大きくすることなく、赤外線セン
サ21を高出力化することができ、赤外線センサ21の
温度分解能を高くすることができる。
【0021】(第2の実施形態)図4(a)(b)は本
発明の第2の実施形態にかかる赤外線センサ41の構造
を示す平面図及び断面図である。この赤外線センサ41
にあっても、シリコン基板22の中央部及び外周部を残
してシリコン基板22を裏面側からエッチングし、環状
に開口した空洞部24の天面に熱絶縁性薄膜25を露出
させている。すなわち、シリコン基板22の形状は、第
1の実施形態と同じで、空洞部24によって中央ヒート
シンク26と外周側ヒートシンク27が分離されてい
る。
【0022】この赤外線センサ41においては、外周側
ヒートシンク27の上面と熱絶縁性薄膜25との間に、
第1熱電材料28と第2熱電材料29を交互に配線して
ジグザグパターンのサーモパイル30が形成されてい
る。このサーモパイル30の第1熱電材料28と第2熱
電材料29は外周側ヒートシンク27上で接合されて冷
接点31が形成され、熱絶縁性薄膜25上で接合されて
温接点32が形成されている。また、中央ヒートシンク
26の上面と熱絶縁性薄膜25との間にも、第1熱電材
料28と第2熱電材料29を交互に配線してジグザグパ
ターンのサーモパイル30が形成されている。このサー
モパイル30の第1熱電材料28と第2熱電材料29は
中央ヒートシンク26上で接合されて冷接点31が形成
され、熱絶縁性薄膜25上で接合されて温接点32が形
成されている。こうして熱絶縁性薄膜25の外周部に沿
って環状に配置されたサーモパイル30と熱絶縁性薄膜
25の内周部に沿って環状に配置されたサーモパイル3
0とは端部を直列に接続され、その両端にはそれぞれ電
極33が設けられている。さらに、熱絶縁性薄膜25に
沿ってAu、Bi等の金属黒からなる赤外線吸収体34
を設け、各温接点32を赤外線吸収体34によって覆っ
ている。
【0023】このようなパターンのサーモパイル30を
有する赤外線センサ41でも、第1の実施形態の赤外線
センサ41と同じ密度で温接点32及び冷接点31を形
成することができ、赤外線センサ41を高出力化するこ
とができる。
【0024】(第3の実施形態)図5は本発明の第3の
実施形態にかかる赤外線センサ42の構造を示す平面
図、図6(a)(b)はその下面図及び断面図である。
この赤外線センサ42にあっては、シリコン基板22の
上面に誘電体薄膜23を形成した後、シリコン基板22
の内周部及び外周部を残してシリコン基板22を裏面側
からエッチングし、シリコン基板22の中央部を矩形状
に開口すると共にその周囲を環状に開口している。従っ
て、シリコン基板22の中央部には矩形状の空洞部24
aが形成され、その外側に内周側ヒートシンク27aが
形成され、その外側に環状の空洞部24bが形成され、
その外側に外周側ヒートシンク27bが形成されてい
る。また、シリコン基板22のみが選択的にエッチング
され、誘電体薄膜23はエッチングされないので、シリ
コン基板22の中央部に形成された空洞部24aとその
外周側の空洞部24bにはそれぞれ熱絶縁性薄膜25
a、25bが露出している。
【0025】図5に示すように、この赤外線センサ42
においては、外周側ヒートシンク27bの上方と外周側
の熱絶縁性薄膜25bとの間に、第1熱電材料28と第
2熱電材料29を交互に配線してジグザグパターンのサ
ーモパイル30が形成される。このサーモパイル30の
第1熱電材料28と第2熱電材料29は外周側ヒートシ
ンク27b上で接合されて冷接点31が形成され、熱絶
縁性薄膜25b上で接合されて温接点32が形成され
る。また、熱絶縁性薄膜25bと内周側ヒートシンク2
7aの上方との間には、第1熱電材料28と第2熱電材
料29を交互に配線してジグザグパターンのサーモパイ
ル30が形成されている。このサーモパイル30の第1
熱電材料28と第2熱電材料29は内周側ヒートシンク
27a上で接合されて冷接点31が形成され、熱絶縁性
薄膜25b上で接合されて温接点32が形成されてい
る。さらに、内周側ヒートシンク27aの上方と中央の
熱絶縁性薄膜25aの間には、第1熱電材料28と第2
熱電材料29を交互に配線してジグザグパターンのサー
モパイル30が形成されている。このサーモパイル30
の第1熱電材料28と第2熱電材料29は内周側ヒート
シンク27a上で接合されて冷接点31が形成され、熱
絶縁性薄膜25a上で接合されて温接点32が形成され
ている。
【0026】こうして熱絶縁性薄膜25bの外周部に沿
って環状に配置されたサーモパイル30と、熱絶縁性薄
膜25bの内周部に沿って環状に配置されたサーモパイ
ル30と、熱絶縁性薄膜25aの周囲に沿って環状に配
置されたサーモパイル30とは直列に接続され、これら
の両端部にはそれぞれ電極33が設けられている。さら
に、それぞれの熱絶縁性薄膜25aに沿ってAu、Bi
等の金属黒からなる赤外線吸収体34を設け、各温接点
32を赤外線吸収体34によって覆っている。
【0027】このような構造の赤外線センサ42では、
より一層温接点32及び冷接点31の密度を大きくする
ことができ、赤外線センサ42を一層高出力化すること
ができる。
【0028】(第4の実施形態)図7(a)(b)は本
発明の第4の実施形態にかかる赤外線センサ43の構造
を示す平面図及び断面図である。この赤外線センサ43
にあっては、上面に誘電体薄膜23を形成されたシリコ
ン基板22の形状は、第3の実施形態で用いたものと同
じものであるが、サーモパイル30のパターンは第3の
実施形態とは異なっている。すなわち、この赤外線セン
サ43では、外周側ヒートシンク27bと中心の熱絶縁
性薄膜25a、内周側ヒートシンク27aまたは外周側
の熱絶縁性薄膜25bとの間に、第1熱電材料28と第
2熱電材料29を交互に配線して、ジグザグパターンの
サーモパイル30を形成している。そして、第1熱電材
料28と第2熱電材料29は外周側及び内周側ヒートシ
ンク27b、27a上で接合されて熱電対の冷接点31
を形成され、両熱絶縁性薄膜25a、25bで接合され
て温接点32が形成されている。この冷接点31及び温
接点32は、図7(a)(b)に示されているように、
サーモパイル30が外周側の熱絶縁性薄膜25bや内周
側ヒートシンク27aを通過する位置でも形成されてい
る。そして、ジグザグに配線されたサーモパイル30の
両端にはそれぞれ電極33が設けられている。さらに、
中心及び外周側の各熱絶縁性薄膜25a、25bの上に
は、Au、Bi等の金属黒からなる赤外線吸収体34を
設け、各温接点32を赤外線吸収体34によって覆って
いる。
【0029】従って、図7(a)から分かるように、冷
接点及び温接点密度の大きな赤外線センサ43を製作す
ることができる。
【0030】(第5の実施形態)図8は本発明の第5の
実施形態にかかる赤外線センサ44の構造を示す平面
図、図9(a)(b)はその下面図及び断面図である。
この赤外線センサ44にあっては、上面に誘電体薄膜2
3を形成されたシリコン基板22を下面側からコ字形に
エッチングして空洞部24を形成し、空洞部24の天面
に熱絶縁性薄膜25を露出させている。
【0031】ヒートシンク45と熱絶縁性薄膜25との
間には、第1熱電材料28と第2熱電材料29を交互に
配線してジグザグパターンのサーモパイル30が形成さ
れている。サーモパイル30の第1熱電材料28と第2
熱電材料29はヒートシンク45上で接合されて冷接点
31が形成され、熱絶縁性薄膜25上で接合されて温接
点32が形成されている。こうして熱絶縁性薄膜25の
外周部に沿ってジグザグに配置されたサーモパイル30
の両端にはそれぞれ電極33が設けられている。さら
に、熱絶縁性薄膜25に沿ってAu、Bi等の金属黒か
らなる赤外線吸収体34を設け、各温接点32を赤外線
吸収体34によって覆っている。
【0032】この実施態様にあっては、コ字形に屈曲し
た空洞部24の縁に沿ってサーモパイル30を形成して
いるので、サーモパイル30を形成する沿線距離が長く
なり、小さなチップサイズに多数の温接点32と冷接点
31を形成することができ、赤外線センサ44の高出力
化を図ることができる。
【0033】この実施形態では、コ字形をした空洞部2
4の外周部と内周部にサーモパイル30を設けているの
で、冷接点31及び温接点32の密度を大きくすること
ができる。
【0034】なお、空洞部24はコ字形に限らず、T字
形や十文字形などにしてもよい(図示せず)。
【0035】(第6の実施形態)図10は本発明の第6
の実施形態にかかる赤外線センサ46の構造を示す平面
図、図11(a)(b)はその下面図及び断面図であ
る。この赤外線センサ46にあっては、上面に誘電体薄
膜23を形成されたシリコン基板22を下面側からエッ
チングして矩形状をした空洞部24を複数個格子状に配
列し、各空洞部24の天面に熱絶縁性薄膜25を露出さ
せている。
【0036】各空洞部24の周囲において、ヒートシン
ク45と熱絶縁性薄膜25との間に、第1熱電材料28
と第2熱電材料29を交互に配線してジグザグパターン
のサーモパイル30が形成されている。このサーモパイ
ル30の第1熱電材料28と第2熱電材料29はヒート
シンク45上で接合されて冷接点31が形成され、熱絶
縁性薄膜25で接合されて温接点32が形成されてい
る。こうして各熱絶縁性薄膜25の周囲にジグザグに形
成された各サーモパイル30は直列に接続され、直列に
接続されたサーモパイル30全体の両端にはそれぞれ電
極33が設けられている。さらに、各熱絶縁性薄膜25
の上方にAu、Bi等の金属黒からなる赤外線吸収体3
4を設け、各温接点32を赤外線吸収体34によって覆
っている。
【0037】この実施態様にあっては、多数の空洞部2
4を設けているので、小さなチップサイズに多数の温接
点32と冷接点31を形成することができ、赤外線セン
サ46の高出力化を図ることができる。
【0038】(第7の実施形態)図12は本発明の第7
の実施形態にかかる赤外線センサ47の構造を示す平面
図、図13(a)(b)はその下面図及び断面図であ
る。この赤外線センサ47にあっては、上面に誘電体薄
膜23を形成されたシリコン基板22を下面側からエッ
チングして長方形状をした空洞部24を複数個横並びに
配列し、各空洞部24の天面に熱絶縁性薄膜25を露出
させている。
【0039】各空洞部24の周囲において、ヒートシン
ク45と熱絶縁性薄膜25との間に、第1熱電材料28
と第2熱電材料29を交互に配線してジグザグパターン
のサーモパイル30が形成されている。このサーモパイ
ル30の第1熱電材料28と第2熱電材料29はヒート
シンク45上で接合されて冷接点31が形成され、熱絶
縁性薄膜25で接合されて温接点32が形成されてい
る。こうして各熱絶縁性薄膜25の周囲にジグザグに形
成された各サーモパイル30は直列に接続され、直列に
接続されたサーモパイル30全体の両端にはそれぞれ電
極33が設けられている。さらに、各熱絶縁性薄膜25
の上方にAu、Bi等の金属黒からなる赤外線吸収体3
4を設け、各温接点32を赤外線吸収体34によって覆
っている。
【0040】この実施態様にあっても、多数の空洞部2
4を設けているので、小さなチップサイズに多数の温接
点32と冷接点31を形成することができ、赤外線セン
サ47の高出力化を図ることができる。
【0041】(第8の実施形態)図14(a)(b)は
本発明の第8の実施形態にかかる赤外線センサ48の構
造を示す平面図及び断面図である。この赤外線センサ4
8にあっては、上面に誘電体薄膜23を形成されたシリ
コン基板22の形状は、第7の実施形態で用いたものと
同じものであるが、サーモパイル30のパターンは第7
の実施形態とは異なっている。すなわち、この赤外線セ
ンサ48では、中間の熱絶縁性薄膜25やヒートシンク
45を通過して左端の熱絶縁性薄膜25と右端の熱絶縁
性薄膜25との間に、第1熱電材料28と第2熱電材料
29を交互に配線して、ジグザグパターンのサーモパイ
ル30を形成している。そして、第1熱電材料28と第
2熱電材料29はヒートシンク45上で接合されて熱電
対の冷接点31を形成され、各熱絶縁性薄膜25で接合
されて温接点32が形成されている。そして、ジグザグ
に配線されたサーモパイル30の両端にはそれぞれ電極
33が設けられている。さらに、中心及び外周側の各熱
絶縁性薄膜25の上には、Au、Bi等の金属黒からな
る赤外線吸収体34を設け、各温接点32を赤外線吸収
体34によって覆っている。
【0042】従って、この実施形態でも大きな冷接点3
1及び温接点32密度の赤外線センサ48を製作するこ
とができる。
【0043】(第9の実施形態)図15(a)(b)は
本発明の第9の実施形態にかかる赤外線センサ49の構
造を示す平面図及び断面図である。この赤外線センサ4
9は、第8の実施形態の変形であって、シリコン基板2
2の縦方向又は横方向に対して斜め45度に傾斜した方
向に延びた空洞部24を設け、サーモパイル30も斜め
45度の方向に沿って配線している。
【0044】なお、図15〜図19においては、サーモ
パイル30、冷接点31及び温接点32は模式的に表わ
している。
【0045】(第10の実施形態)図16(a)(b)
は本発明の第10の実施形態にかかる赤外線センサ50
の構造を示す平面図及び断面図である。この赤外線セン
サ50にあっては、シリコン基板22の上面に誘電体薄
膜23を設け、誘電体薄膜23に部分的にエッチング用
孔52を開口し、エッチング用孔52を介してシリコン
基板22上面をエッチングすることにより、シリコン基
板22上面に環状の凹部51を形成し、凹部51の上に
熱絶縁性薄膜25を形成している。従って、シリコン基
板22の上面では、中央ヒートシンク26の外側に環状
の凹部51が形成され、凹部51の外側に外周側ヒート
シンク27が形成されている。
【0046】外周側ヒートシンク27の上方と熱絶縁性
薄膜25との間には、第1熱電材料28と第2熱電材料
29を交互に配線してジグザグパターンのサーモパイル
30が形成される。このサーモパイル30の第1熱電材
料28と第2熱電材料29は外周側ヒートシンク27上
で接合されて冷接点31が形成され、熱絶縁性薄膜25
上で接合されて温接点32が形成されている。また、熱
絶縁性薄膜25上と中央ヒートシンク26の上方との間
には、第1熱電材料28と第2熱電材料29を交互に配
線してジグザグパターンのサーモパイル30が形成され
ている。このサーモパイル30の第1熱電材料28と第
2熱電材料29は中央ヒートシンク26上で接合されて
冷接点31が形成され、熱絶縁性薄膜25上で接合され
て温接点32が形成されている。ジグザグに配線された
サーモパイル30の両端にはそれぞれ電極33が設けら
れている。さらに、熱絶縁性薄膜25の上には、Au、
Bi等の金属黒からなる赤外線吸収体34を設け、各温
接点32を赤外線吸収体34によって覆っている。
【0047】この実施形態にあっては、シリコン基板2
2を上面側からエッチングして凹部51を形成するよう
にしているので、全体の製造工程をシリコン基板22の
上面側からのみ行なうことができ、製造工程を簡略化す
ることができる。
【0048】(第11の実施形態)図17(a)(b)
は本発明の第11の実施形態にかかる赤外線センサ53
の構造を示す平面図及び断面図である。この赤外線セン
サ53にあっては、図18(b)に示すように、上面に
誘電体薄膜23を形成されたシリコン基板22の中央部
及び外周部を残してシリコン基板22を裏面側からエッ
チングし、シリコン基板22に環状の空洞部24を形成
している。よって、中央ヒートシンク26の外周に熱絶
縁性薄膜25が形成され、その外側に外周側ヒートシン
ク27が形成される。さらに、図18(a)に示すよう
に、誘電体薄膜23にあけたエッチング用孔(図示せ
ず)から中央ヒートシンク26内をエッチングして凹部
51を形成し、凹部51の上面にも熱絶縁性薄膜25を
形成している。
【0049】サーモパイルは、図17(a)(b)では
図4(a)と同様なパターンのものを示しているが、図
2(a)と同様なパターンとしてもよい。
【0050】この実施形態のように、上面側からエッチ
ングした凹部51と下面側からエッチングした空洞部2
4とを組合わせれば、側面のテーパー方向が互いに逆に
なるので、シリコン基板をより小さくすることができ
る。
【0051】(第12の実施形態)図19(a)(b)
は本発明の第12の実施形態にかかる赤外線センサ54
の構造を示す下面図及び断面図である。この赤外線セン
サ54にあっては、上面に誘電体薄膜23を形成された
シリコン基板22の中央部及び外周部を残してシリコン
基板22を表面側及び裏面側からエッチングし、シリコ
ン基板22に環状の空洞部24を形成している。よっ
て、中央ヒートシンク26の外周に熱絶縁性薄膜25が
形成され、その外側に外周側ヒートシンク27が形成さ
れる。サーモパイル30のパターンは図示していない
が、上記実施形態のいずれのパターンと同様なパターン
を用いてもよい。
【0052】この実施形態では、表面側と裏面側とから
エッチングして空洞部24を形成しているので、エッチ
ング時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は、従来のサーモパイル型赤外線
センサの構造を示す平面図及び断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による赤外線センサを
示す平面図である。
【図3】(a)(b)は同上の実施形態による赤外線セ
ンサの下面図及び断面図である。
【図4】(a)(b)は本発明の第2の実施形態による
赤外線センサを示す平面図及び断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態による赤外線センサを
示す平面図である。
【図6】(a)(b)は同上の実施形態による赤外線セ
ンサの下面図及び断面図である。
【図7】(a)(b)は本発明の第4の実施形態による
赤外線センサを示す平面図及び断面図である。
【図8】本発明の第5の実施形態による赤外線センサを
示す平面図である。
【図9】(a)(b)は同上の実施形態による赤外線セ
ンサの下面図及び断面図である。
【図10】本発明の第6の実施形態による赤外線センサ
を示す平面図である。
【図11】(a)(b)は同上の実施形態による赤外線
センサの下面図及び断面図である。
【図12】本発明の第7の実施形態による赤外線センサ
を示す平面図である。
【図13】(a)(b)は同上の実施形態による赤外線
センサの下面図及び断面図である。
【図14】(a)(b)は本発明の第8の実施形態によ
る赤外線センサを示す平面図及び断面図である。
【図15】(a)は本発明の第9の実施形態による赤外
線センサを示す平面図、(b)は(a)のX−X線断面
図である。
【図16】(a)(b)は本発明の第10の実施形態に
よる赤外線センサを示す平面図及び断面図である。
【図17】(a)(b)は本発明の第11の実施形態に
よる赤外線センサを示す平面図及び断面図である。
【図18】(a)(b)は同上の赤外線センサに用いら
れているシリコン基板の平面図及び下面図である。
【図19】(a)(b)は本発明の第12の実施形態に
よる赤外線センサを示す下面図及び断面図である。
【符号の説明】
22 シリコン基板 24 空洞 25、25a、25b 熱絶縁性薄膜 26 中央ヒートシンク 27、27b 外周側ヒートシンク 27a 内周側ヒートシンク 30 サーモパイル 31 冷接点 32 温接点 34 サーモパイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椎木 正和 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 團野 幹史 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 佐々木 昌 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 Fターム(参考) 2G065 AB02 BA11 BA12 BA13 BA14 DA20 2G066 AC13 BA01 BA08 BA09 BA55

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の温接点形成領域と冷接点形成領域
    との上にサーモパイルを配線し、温接点形成領域の上に
    サーモパイルの温接点を配置し、冷接点形成領域の上に
    サーモパイルの冷接点を配置した赤外線センサにおい
    て、 温接点形成領域によって分離された複数の冷接点形成領
    域を設けたことを特徴とする赤外線センサ。
  2. 【請求項2】 基板の温接点形成領域と冷接点形成領域
    との上にサーモパイルを配線し、温接点形成領域の上に
    サーモパイルの温接点を配置し、冷接点形成領域の上に
    サーモパイルの冷接点を配置した赤外線センサにおい
    て、 冷接点形成領域によって分離された複数の温接点形成領
    域を設けたことを特徴とする赤外線センサ。
  3. 【請求項3】 基板の温接点形成領域と冷接点形成領域
    との上にサーモパイルを配線し、温接点形成領域の上に
    サーモパイルの温接点を配置し、冷接点形成領域の上に
    サーモパイルの冷接点を配置した赤外線センサにおい
    て、 前記冷接点形成領域を屈曲または交差させて形成し、当
    該冷接点形成領域の外縁のほぼ全体に沿ってサーモパイ
    ルを配線したことを特徴とする赤外線センサ。
  4. 【請求項4】 基板の温接点形成領域と冷接点形成領域
    との上にサーモパイルを配線し、温接点形成領域の上に
    サーモパイルの温接点を配置し、冷接点形成領域の上に
    サーモパイルの冷接点を配置した赤外線センサにおい
    て、 前記温接点形成領域を屈曲または交差させて形成し、当
    該温接点形成領域の外縁のほぼ全体に沿ってサーモパイ
    ルを配線したことを特徴とする赤外線センサ。
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