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JP2000060060A - 制御ユニット付きモータ - Google Patents

制御ユニット付きモータ

Info

Publication number
JP2000060060A
JP2000060060A JP10225746A JP22574698A JP2000060060A JP 2000060060 A JP2000060060 A JP 2000060060A JP 10225746 A JP10225746 A JP 10225746A JP 22574698 A JP22574698 A JP 22574698A JP 2000060060 A JP2000060060 A JP 2000060060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
control
unit
control unit
control case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10225746A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Noda
伸一 野田
Takashi Nishizawa
隆志 西沢
Sukeyasu Mochizuki
資康 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10225746A priority Critical patent/JP2000060060A/ja
Publication of JP2000060060A publication Critical patent/JP2000060060A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】モータ部から発生する騒音を簡単な構成により
効率よく減衰させるようにする。 【解決手段】 モータフレーム内に固定子及び回転子を
有するモータ部と、制御ケース内にインバータ装置を設
けた制御ユニットを設け、モータフレームと制御ケース
との間に軸受ブラケットを設け、モータ部から発生する
音波の所定周波数を減衰させるための消音器を制御ケー
ス内に設ける構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ部に制御ユ
ニットを備えた制御ユニット付きモータに関する。
【0002】
【従来の技術】モータには、モータ部に制御ユニットを
一体的に備えた制御ユニット付きモータがある。この種
のモータにおいては、モータ部は、モータフレーム内に
固定子及び回転子を有する構成で、制御ユニットは、制
御ケース内にインバータ装置を設けた構成である。この
インバータ装置は、周知のように、直流電源回路と、こ
の直流電源回路からの直流電力をスイッチングするスイ
ッチング回路と、このスイッチング回路のスイッチング
素子をオンオフ制御する制御回路とから構成されてお
り、これら回路には、電子部品であるコンデンサや、I
GBT等のスイッチング素子が含まれている。ところ
で、モータが運転されると、主にインバータ制御のキャ
リア周波数の騒音が発生し、この騒音がかなり大きなも
のでモータ運転する際に問題となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みて成されたものであり、その目的は、簡単な構成
で騒音を効果的に減少できる制御ユニット付きモータを
提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、モー
タフレーム内に固定子及び回転子を有するモータ部と、
制御ケース内にインバータ装置を設けた制御ユニットと
を備え、モータフレームと制御ケースとの間に軸受ブラ
ケットを設け、かつ、モータ部から発生する音波の所定
周波数を減衰させるための消音器を制御ケース内に設け
たところに特徴を有する。
【0005】この構成によれば、モータ部から発生する
騒音を効果的に低減できるものである。請求項2の発明
は、軸受ブラケットに設けた孔と制御ケース内の空間と
により消音器を構成したもので、別の消音器を設ける必
要がなく、インバータ装置のカバーである制御ケースを
有効に利用できるものである。
【0006】請求項3の発明は、モータフレーム内に固
定子及び回転子を有するモータ部と、制御ケース内にイ
ンバータ装置を設けた制御ユニットとを備え、モータフ
レームと制御ケースとの間に軸受ブラケットを設けた制
御ユニットを設け、かつ、モータ部から発生する音波が
共鳴する共鳴体を制御ケース内に設けたところに特徴を
有する。
【0007】この構成によれば、請求項1の発明と同様
にモータ部から発生する騒音を効果的に低減できるもの
である。請求項4の発明は、モータフレーム内に固定子
及び回転子を有するモータ部と、制御ケース内にインバ
ータ装置を設けた制御ユニットとを備え、モータフレー
ムと制御ケースとの間に軸受ブラケットを設け、かつ、
前記制御ケースに第1の通路とこの第1の通路を迂回さ
せる第2の通路とを有する干渉体を設け、第2の通路の
長さを第1の通路の長さを、前記モータ部から発生する
所定周波数の音波の半波長を整数倍した長さだけ異なら
せたところに特徴を有する。
【0008】この構成によれば、第1の通路からの音波
と第2の通路からの音波が互いに逆位相の状態で重畳す
るので、音波が打ち消され、これによって騒音が減衰さ
れるものである。
【0009】請求項5の発明は、モータフレーム内に固
定子及び回転子を有するモータ部と、制御ケース内にイ
ンバータ装置を設けた制御ユニットとを備え、モータフ
レームと制御ケースとの間に軸受ブラケットを設けた制
御ユニットを設け、制御ケースの三辺の寸法をモータ部
から発生する所定周波数の音波の周波数の波長と一致し
ない長さとしたところに特徴を有する。
【0010】この構成によれば、モータ部から発生する
所定周波数の音波を効果的に減少させることができる。
請求項6の発明は、モータフレーム及び制御ケースに冷
却フィンを設け、これら冷却フィンの固有振動数とモー
タ部から発生する音波の所定周波数とを一致させない構
成としたところに特徴を有する。
【0011】この構成によれば、固有振動数が一致する
ことがないので、ケース外への放射騒音が減少されるも
のである。請求項7の発明は、モータケース及び制御ケ
ースに冷却フィンを設け、モータ部から発生する音波の
波長と冷却フィンの固有振動数都が一致しないよう冷却
フィン間の間隔を設定したところに特徴を有する。この
構成によれば、モータ部から発生する音波を効果的に減
少させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
いて図1、図2を参照して説明する。モータ部1は、外
部をモータフレーム2により構成しており、このモータ
フレーム2は筒部2aに軸受ブラケット2b、2cを連
結して構成されている。上記筒部2aの内面には固定子
鉄心3a及び巻線3bを有する固定子3が配設されてい
る。また軸受ブラケット2a、2cには軸受4、5を介
して回転軸6が回転自在に支承されており、この回転軸
6に回転子7が装着されている。そして、この回転子7
の左端部が軸受ブラケット2aから突出していて出力軸
とされている。
【0013】上記モータ部1の軸方向右側には、制御ユ
ニット8が設けられている。この制御ユニット8は制御
ケース9内にインバータ装置10を設けて構成されてい
る。このインバータ装置10は、制御回路基板11に設
けられたコンデンサ12やスイッチング素子(IGB
T)13を備えていて、直流電源回路、インバータ主回
路、制御回路が構成されている。
【0014】14は前記制御ケース9内の空間で、内容
積Vを有している。この空間14は、前記軸受ブラケッ
ト2cに設けた孔15を介して音発生源であるモータ部
1内と連通している。この空間14と前記孔15によっ
て消音器16が構成される。ここで、消音器16におけ
る減衰周波数は次の(1)式で求められる。
【0015】
【数1】
【0016】ここで、cは音速、Vは消音器16の内容
積、つまり制御ケース9内のインバータ装置10、制御
回路などを除いた空間の容積、Coは前記孔15の音の
コンダクティビティ(Conductivity)であ
る。そして、孔15が本実施例のように円形の場合に
は、Coは次の式(2)のようになる。
【0017】
【数2】
【0018】ここで、nは孔15の数、aは孔15の半
径、lは孔15の長さ(奥行き)である。そして、式
(1)、(2)を考慮して、V、n、lを適宜選択する
ことにより減衰周波数frを決定している。
【0019】本実施例によれば、消音器16の減衰周波
数を、例えば、インバータ制御のキャリア周波数帯域に
おける主要な騒音の周波数に一致させることにより、そ
の騒音を効率よく減衰できるものである。例えば、モー
タの運転によって、主にインバータ制御のキャリア周波
数の騒音が発生し、その騒音の基本周波数が1000H
zである場合、消音器16の減衰周波数も1000Hz
となるように前記V、n、lを設定し騒音の基本周波数
と一致させているから、この周波数の音波が軸受ブラケ
ット2cの孔15から伝搬され、消音器16の空気が共
鳴して孔15部分の空気が激しく振動し、音のエネルギ
ーが主として孔15部分で摩擦による熱エネルギーに変
換され、主として1000Hz近傍の周波数帯域の騒音
が効果的に減衰される。
【0020】図2は騒音低減の効果を示す比較図であ
る。図3は本発明の第2の実施例を示し、上記第1の実
施例と異なるところを説明する。
【0021】17は制御ケース9内に設けた共鳴体で、
この共鳴体17は内容積Vを有し、軸受ブラケット2c
に設けた孔15と連通するものである。この共鳴体17
の共鳴周波数frは次式(3)で求められる。
【0022】
【数3】
【0023】ここで、cは音速、Vは共鳴箱17の内容
積、Gは孔15の音のコンダクティビティ(Condu
ctibity)である。そして、共鳴体17に連通す
る孔15の数が1個でかつ孔15が円形の場合には、G
は次式(4)のようになる。
【0024】
【数4】
【0025】ここで、Sは孔15の開口面積、lは孔1
5の長さ(奥行き)、aは孔15の半径である。ここで
共鳴体17の共鳴周波数frを例えばインバータ制御の
キャリア周波数帯域における主要な騒音の周波数に一致
させることにより、その騒音を効率よく減少できるもの
である。例えば、モータの運転によって、主にインバー
タ制御のキャリア周波数の騒音が発生し、その騒音の基
本周波数が1000Hzである場合、共鳴体17の共鳴
周波数も1000Hzとなるように内容積V等を設定
し、騒音の基本周波数と一致させているから、この周波
数の音波がモータフレーム2内を伝搬して共鳴体17に
至ると、この音波と共鳴体17内の空気が共鳴して孔1
5部分の空気が激しく振動する。これによって、音のエ
ネルギーが主として摩擦による熱エネルギーに変換さ
れ、主として1000Hz近傍の周波数帯域の騒音が効
果的に低減される。
【0026】図4は、本発明の第3の実施例を示すもの
で、18は干渉体で、内部に第1の通路18aと、この
第1の通路18aを迂回させた第2の通路18bを有
し、この第2の通路18bはコ字状に屈曲された構成に
なっており、第1の通路18aの入口から分岐してその
出口側に連通されている。この場合、第1及び第2の通
路18a,18bの分岐点Aから合流点Bに至るまでの
長さL1、L2を次のように設定している。
【0027】モータ部1から発生する所定周波数の音波
の波長をλとすると L2−L1=(λ/2)×N N=1,2,3,… すなわち、各通路18a,18bの長さL1、L2を、
その差が半波長(λ/2)を整数倍した長さとなるよう
に設定している。この実施例においては、10000H
zとなるように設定しており、音速を340m/sとす
ると波長λが9.4cmになる.そこで、L1をλ/4
に相当する2.35cmに設定し、L2をλ×3/4に
相当する7.05cmに設定して、これにより、L2−
L1=λ/2としている。あるいは、L1をλ/2に相
当する4.7cmに設定し、L2をλに相当する9.4
cmに設定してもよい。
【0028】この構成によれば、モータ部1で発生する
音波は、一旦第1の通路18aと第2の通路18bとに
分れて伝搬し、その後両通路の合流箇所で重畳する。こ
の場合、音波の半波長λ/2を整数倍した長さだけ両通
路の長さを異ならせているので、第1の通路18aから
の音波と、第2の通路18bからの音波とが互いに逆位
相の状態で重畳することから音波が打ち消され、これに
より騒音が減衰されるものである。
【0029】本発明の第4の実施例を図5を参照して説
明する。モータ部1からの発生騒音の周波数fと音波の
波長λとの間には次の関係がある。
【0030】λ=c/f c=音速 ここで、図5(b)に示す制御ケース9の三辺の長さ寸
法Lx、Ly、Lzは、モータ部1から発生する騒音の
周波数の半波長λ/2、または半波長λ/2の整数倍ま
たは1/整数倍と一致しないように設定してある。
【0031】すなわち、 Lx≠(λ/2)×N N=1、2、3、… 1/2、1/3、… Ly≠(λ/2)×N N=1、2、3、… 1/2、1/3、… Ly≠(λ/2)×N N=1、2、3、… 1/2、1/3、… 制御ケース9内部空間には固有振動数(一種の残響)が
あり、特定のいくつかの周波数の音だけがよく響く特性
がある。そのため、いくつかの周波数成分だけが固有振
動数によって強調されてよく響くことになる。
【0032】例えば、モータ発生騒音周波数が1000
0Hzの場合、波長λは λ=340/10000=3.4cm となり、半波長λ/2は1.7cm、λ/4は0.85
cm、λ/8は0.425cmとなるから、この寸法を
避けるように図5(b)の概略説明図に示すLx、L
y、Lzを設定する。ここで、モータフレーム2内及び
制御ケース9内の空間の固有振動数fnは、空気中の音
速をcとすると次式(5)で表わされる。
【0033】
【数5】
【0034】(「実用振動計算法」(工学図書株式会社
出版)214頁参照)ただし、Lx、Ly、Lzは制御
ケース内の三辺の長さで、Nx、NY、Nzは0または
任意の正の整数であり、一組のNx、NY、Nzに対し
て1個の固有モードが存在する。
【0035】ここで、モータ部1から発生する音波の半
波長の整数倍または1/整数倍と一致しないようにL
x、Ly、Lzが設定してあるので、制御ケース9から
の放射騒音が減少されるものである。
【0036】なお、上記では制御ケース9の外形寸法の
設定について説明したが、例えば制御ケース9内の小空
間Uにおいては他の固有振動数が存在し、この小空間U
においては騒音の高調波分が影響する。従って、この小
空間Uにおいても前述と同様の計算式で、その小空間U
の寸法lx,ly、lzを設定すればより効果的に騒音
を減少できるものである。
【0037】図6、図7は本発明の第5の実施例を示
す。モータフレーム2と制御ケース9にはそれぞれ冷却
フィン19,20、21が設けられていて、その固有振
動数ωnは「実用振動計算法」(工学図書株式会社出
版)197頁から次式(6)で表わされる。
【0038】
【数6】
【0039】ここで、モータ部1から発生される騒音の
周波数の波長あるいはその整数倍が、冷却フィンの固有
振動数と一致しないようにD、l、bを設定しているの
で、制御ケース9外への放射騒音が減少されるものであ
る。
【0040】また、モータ部1からの発生騒音の周波数
fと音波の波長λとの間には次の関係がある。 λ=c/f c=音速 ここで、図6、図7に示すように、冷却フィン19、2
0、21間の間隔Kは、モータ部1から発生する騒音の
周波数の半波長λ/2、または半波長λ/2の整数倍ま
たは1/整数倍と一致しないように設定してある。
【0041】すなわち、冷却フィン間の空間には固有振
動数(一種の残響)があり、特定のいくつかの周波数の
音だけがよく響く特性がある。そのため、いくつかの周
波数成分だけが固有振動数によって強調されてよく響く
ことになる。
【0042】従って、例えば、モータ発生騒音周波数が
10000Hzの場合、波長λは λ=340/10000=3.4cm となり、半波長λ/2は1.7cm、λ/4は0.85
cm、λ/8は0.425cmとなるから、この寸法を
避けるように冷却フィン間の間隔を設定するようにすれ
ば、騒音が効果的に減少できるものである。
【0043】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、請
求項1記載の制御ユニット付きモータによれば、モータ
部から発生する騒音を効果的に低減できるものである。
請求項2記載の制御ユニット付きモータによれば、モー
タ部から発生する騒音を効果的に低減できるとともに別
の消音器を設ける必要がなく、インバータ装置のカバー
である制御ケースを有効に利用できるものである。
【0044】請求項3記載の制御ユニット付きモータに
よれば、請求項1の発明と同様にモータ部から発生する
騒音を効果的に低減できるものである。請求項4記載の
制御ユニット付きモータによれば、第1の通路からの音
波と第2の通路からの音波が互いに逆位相の状態で重畳
するので、音波が打ち消され、これによって騒音が減衰
されるものである。
【0045】請求項5記載の制御ユニット付きモータに
よれば、モータ部から発生する所定周波数の音波を効果
的に減少させることができる。請求項6記載の制御ユニ
ット付きモータによれば、固有振動数が一致することが
ないので、ケース外への放射騒音が減少されるものであ
る。請求項7記載の制御ユニット付きモータによれば、
モータ部から発生する音波を効果的に減少させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す横断平面図、
【図2】 従来と本発明の騒音レベルを示す図、
【図3】 本発明の第2の実施例を示す横断平面図、
【図4】 本発明の第3の実施例を示す横断平面図、
【図5】 本発明の第4の実施例を示す横断平面図、
【図6】 本発明の第5及び第6の実施例を示す平面
図、
【図7】 冷却フィンの説明図、
【符号の説明】
1…モータ部、2…モータフレーム、2b、2c…軸受
ブラケット、3…固定子、7…回転子、8…制御ユニッ
ト、9…制御ケース、10…インバータ装置、14…空
間、15…孔、16…消音器、17…共鳴体、18…干
渉体、19、20、21…冷却フィン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 資康 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内 Fターム(参考) 5H605 AA01 AA05 BB05 CC01 CC02 DD07 DD23 5H607 AA03 AA04 AA12 BB01 BB14 CC01 DD01 DD02 DD08 DD09 DD16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータフレーム内に固定子及び回転子を
    有するモータ部と、制御ケース内にインバータ装置を設
    けた制御ユニットを設け、モータフレームと制御ケース
    との間に軸受ブラケットを設けた制御ユニット付きモー
    タにおいて、モータ部から発生する音波の所定周波数を
    減衰させるための消音器を制御ケース内に設けたことを
    特徴とする制御ユニット付きモータ。
  2. 【請求項2】 消音器は軸受ブラケットに設けた孔と制
    御ケース内の空間からなることを特徴とする請求項1記
    載の制御ユニット付きモータ。
  3. 【請求項3】 モータフレーム内に固定子及び回転子を
    有するモータ部と、制御ケース内にインバータ装置を設
    けた制御ユニットを設け、モータフレームと制御ケース
    との間に軸受ブラケットを設けた制御ユニット付きモー
    タにおいて、モータ部から発生する音波が共鳴する共鳴
    体を制御ケース内に設けたことを特徴とする制御ユニッ
    ト付きモータ。
  4. 【請求項4】 モータフレーム内に固定子及び回転子を
    有するモータ部と、制御ケース内にインバータ装置を設
    けた制御ユニットを設け、モータフレームと制御ケース
    との間に軸受ブラケットを設けた制御ユニット付きモー
    タにおいて、前記制御ケース内に第1の通路とこの第1
    の通路を迂回させる第2の通路とを有する干渉体を設
    け、第2の通路の長さを第1の通路の長さを、前記モー
    タ部から発生する所定周波数の音波の半波長を整数倍し
    た長さだけ異ならせたことを特徴とする制御ユニット付
    きモータ。
  5. 【請求項5】 モータフレーム内に固定子及び回転子を
    有するモータ部と、制御ケース内にインバータ装置を設
    けた制御ユニットを設け、モータフレームと制御ケース
    との間に軸受ブラケットを設けた制御ユニット付きモー
    タにおいて、前記制御ケースの三辺の寸法をモータ部か
    ら発生する所定周波数の音波の周波数の波長と一致しな
    い長さとしたことを特徴とする制御ユニット付きモー
    タ。
  6. 【請求項6】 モータフレーム及び制御ケースに冷却フ
    ィンを設け、これら冷却フィンの固有振動数とモータ部
    から発生する音波の所定周波数とを一致させない構成と
    したことを特徴とする制御ユニット付きモータ。
  7. 【請求項7】 モータケース及び制御ケースに冷却フィ
    ンを設け、モータ部から発生する音波の波長と冷却フィ
    ンの固有振動数都が一致しないよう冷却フィン間の間隔
    を設定したことを特徴とする制御ユニット付きモータ。
JP10225746A 1998-08-10 1998-08-10 制御ユニット付きモータ Pending JP2000060060A (ja)

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