JP2000048234A - 紙葉類収納機構 - Google Patents
紙葉類収納機構Info
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- JP2000048234A JP2000048234A JP10210590A JP21059098A JP2000048234A JP 2000048234 A JP2000048234 A JP 2000048234A JP 10210590 A JP10210590 A JP 10210590A JP 21059098 A JP21059098 A JP 21059098A JP 2000048234 A JP2000048234 A JP 2000048234A
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- paper sheets
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 3
- 238000000151 deposition Methods 0.000 abstract description 5
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- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 6
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- 230000004087 circulation Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H31/00—Pile receivers
- B65H31/30—Arrangements for removing completed piles
- B65H31/3027—Arrangements for removing completed piles by the nip between moving belts or rollers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】サイズの異なる紙葉類を1つの収納部に堆積す
る際に、堆積状態が不揃いとならないようにし、堆積し
た紙葉類を搬送して放出を行った場合にも、放出口から
の落下や放出量不足とならないようにし、また環流式現
金自動取引装置の収納筒にサイズの異なる紙幣を収納す
る場合にも、ジャムを低減する。 【解決手段】大きいサイズの紙葉類10bを堆積した後
に、サイズの小さい紙葉類10aを堆積できるようスト
ッパ12を軸21を中心に回転可動にして、ストッパ1
2が堆積した紙葉類10bを押し潰さない機構にすると
共に、紙葉類10bの後端を揃えた状態に収納部11に
堆積する。また、現金自動取引装置の収納筒に異なる紙
幣を収納する場合、収納部の底面の1つの角を常に固定
的に収納筒の1角を占めるようにして、残りの筒の空間
に紙幣が誤って入らないようにする。
る際に、堆積状態が不揃いとならないようにし、堆積し
た紙葉類を搬送して放出を行った場合にも、放出口から
の落下や放出量不足とならないようにし、また環流式現
金自動取引装置の収納筒にサイズの異なる紙幣を収納す
る場合にも、ジャムを低減する。 【解決手段】大きいサイズの紙葉類10bを堆積した後
に、サイズの小さい紙葉類10aを堆積できるようスト
ッパ12を軸21を中心に回転可動にして、ストッパ1
2が堆積した紙葉類10bを押し潰さない機構にすると
共に、紙葉類10bの後端を揃えた状態に収納部11に
堆積する。また、現金自動取引装置の収納筒に異なる紙
幣を収納する場合、収納部の底面の1つの角を常に固定
的に収納筒の1角を占めるようにして、残りの筒の空間
に紙幣が誤って入らないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉類の収納機構
に係わり、特に現金自動支払装置や商品券自動販売機や
その他の自動販売機のエンドユーザに渡す出口機構、あ
るいは現金自動取引装置の紙幣リサイクルボックスの出
入口機構等で、収納部に大きさの異なる紙葉類を堆積す
る紙葉類収納機構に関するものである。
に係わり、特に現金自動支払装置や商品券自動販売機や
その他の自動販売機のエンドユーザに渡す出口機構、あ
るいは現金自動取引装置の紙幣リサイクルボックスの出
入口機構等で、収納部に大きさの異なる紙葉類を堆積す
る紙葉類収納機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の紙葉類収納機構において、サイズ
の異なる紙葉類を取り扱う紙葉類収納機構としては、例
えば実開昭54−100526号公報(実願昭52−1
74939号明細書および図面参照)に記載されたスタ
ッカがある。このスタッカにおいては、大きさの異なる
紙葉類を堆積するために収納部に、移動可能なストッパ
と収納部入口に搬送されて来る紙葉類の長さを検知する
検知手段とを設け、ストッパをガイドシャフトによって
案内されるスライド部材に取り付け、スライド部材とモ
ータをベルトで連結することにより、モータを駆動して
ストッパの移動を行っている。また、収納部の入口に設
けた検知手段によって、搬送されてくる紙葉類の大きさ
を検知し、その検知手段の出力信号によりストッパの駆
動制御を行っていた。
の異なる紙葉類を取り扱う紙葉類収納機構としては、例
えば実開昭54−100526号公報(実願昭52−1
74939号明細書および図面参照)に記載されたスタ
ッカがある。このスタッカにおいては、大きさの異なる
紙葉類を堆積するために収納部に、移動可能なストッパ
と収納部入口に搬送されて来る紙葉類の長さを検知する
検知手段とを設け、ストッパをガイドシャフトによって
案内されるスライド部材に取り付け、スライド部材とモ
ータをベルトで連結することにより、モータを駆動して
ストッパの移動を行っている。また、収納部の入口に設
けた検知手段によって、搬送されてくる紙葉類の大きさ
を検知し、その検知手段の出力信号によりストッパの駆
動制御を行っていた。
【0003】しかしながら、上記スタッカにおいては、
同時に大きさの異なる紙葉類を取り扱う場合の紙葉類の
堆積性能、処理時間などについては充分に考慮されてい
なかった。例えば、上記スタッカでは、サイズの小さい
紙葉類から順にサイズの大きい紙葉類が収納される場合
には、順次ストッパを収納部が大きくなる方向に移動さ
せればよいので、特に問題はないが、サイズの大きい紙
葉類から順にサイズの小さい紙葉類を収納する場合や、
任意の大きさの紙葉類をランダムに収納する場合には、
ストッパを収納部が小さくなる方向には移動できないの
で、収納部に紙葉類の一方の辺を揃えて収納することが
できず、紙葉類を排出する際に種々の弊害があった。例
えば、現金自動支払装置(CD)や切符、商品券、現金
等を同時に扱う場合や、金種の異なる商品券や、支払わ
れた釣銭と商品券を同時に排出する場合等の自動販売機
の出金動作部では、上述のことが大きな問題となってい
た。
同時に大きさの異なる紙葉類を取り扱う場合の紙葉類の
堆積性能、処理時間などについては充分に考慮されてい
なかった。例えば、上記スタッカでは、サイズの小さい
紙葉類から順にサイズの大きい紙葉類が収納される場合
には、順次ストッパを収納部が大きくなる方向に移動さ
せればよいので、特に問題はないが、サイズの大きい紙
葉類から順にサイズの小さい紙葉類を収納する場合や、
任意の大きさの紙葉類をランダムに収納する場合には、
ストッパを収納部が小さくなる方向には移動できないの
で、収納部に紙葉類の一方の辺を揃えて収納することが
できず、紙葉類を排出する際に種々の弊害があった。例
えば、現金自動支払装置(CD)や切符、商品券、現金
等を同時に扱う場合や、金種の異なる商品券や、支払わ
れた釣銭と商品券を同時に排出する場合等の自動販売機
の出金動作部では、上述のことが大きな問題となってい
た。
【0004】一方、紙葉類収納機構でも、現金自動取扱
装置のリサイクルボックスにサイズの異なる紙幣を収納
する場合には、また別の問題があった。図7は、従来の
現金自動取引装置の構成例を示す図である。図7におい
て、31は入出金口、32は鑑別機構、33は搬送ベル
ト、34は収納筒(リサイクルボックス)である。この
例では、4本の収納筒34がそれぞれ縦に配置されて、
上部から紙幣を出し入れする機構になっている。入出金
口31から入金された紙幣は、鑑別機構32を経由して
ベルト33で搬送され、鑑別機構32で判別された結果
に基づいて、紙幣を該当する金種の収納筒34に搬送す
る。通常の収納筒34は直方体であり、紙幣が順次収納
される底面は水平である。従って、紙幣を収納筒34に
収納する場合、紙幣の微妙な厚みの差や折り目等の影響
を無視すれば、紙幣は常時水平を保持しながら収納筒3
4の中に積み重ねられていく。実際には、上記の厚みの
差や折り目等の影響が無視できないが、多くの紙幣が積
み重ねられたときには、確率的にその影響が相殺されて
水平に近い状態を保持することになる。
装置のリサイクルボックスにサイズの異なる紙幣を収納
する場合には、また別の問題があった。図7は、従来の
現金自動取引装置の構成例を示す図である。図7におい
て、31は入出金口、32は鑑別機構、33は搬送ベル
ト、34は収納筒(リサイクルボックス)である。この
例では、4本の収納筒34がそれぞれ縦に配置されて、
上部から紙幣を出し入れする機構になっている。入出金
口31から入金された紙幣は、鑑別機構32を経由して
ベルト33で搬送され、鑑別機構32で判別された結果
に基づいて、紙幣を該当する金種の収納筒34に搬送す
る。通常の収納筒34は直方体であり、紙幣が順次収納
される底面は水平である。従って、紙幣を収納筒34に
収納する場合、紙幣の微妙な厚みの差や折り目等の影響
を無視すれば、紙幣は常時水平を保持しながら収納筒3
4の中に積み重ねられていく。実際には、上記の厚みの
差や折り目等の影響が無視できないが、多くの紙幣が積
み重ねられたときには、確率的にその影響が相殺されて
水平に近い状態を保持することになる。
【0005】一般に収納筒は複数設置されるが、金種を
どのように収納筒に割り当てるかは、多くのバリエーシ
ョンが存在する。また、上記割り当て方法は、設定によ
り変更できるようにするのが通常である。我が国の現用
紙幣は3種類(10,000円、5,000円、1,000円)である
が、5,000円札は流通枚数が少ないため、1つの収納筒を
割り当てずに、他の金種と共通の収納筒を割り当てる場
合がある。いま仮に収納筒が5本配置されている場合、
5,000円札は収納筒を割り当てず、4本を10,000円に、1
本に1,000円を割り当てることにする。
どのように収納筒に割り当てるかは、多くのバリエーシ
ョンが存在する。また、上記割り当て方法は、設定によ
り変更できるようにするのが通常である。我が国の現用
紙幣は3種類(10,000円、5,000円、1,000円)である
が、5,000円札は流通枚数が少ないため、1つの収納筒を
割り当てずに、他の金種と共通の収納筒を割り当てる場
合がある。いま仮に収納筒が5本配置されている場合、
5,000円札は収納筒を割り当てず、4本を10,000円に、1
本に1,000円を割り当てることにする。
【0006】日本や韓国では金種は3種類だけである
が、他の国ではさらに多くの金種があるため、上記の例
では5本全ての収納筒を別個の金種に割り当てた場合で
も、さらに他の金種が存在する場合がある。このような
ときには、1つの収納筒に複数の金種を割り当てる必要
が生じる。さもなくば、収納筒を金種の数だけ用意する
か、装置で扱う金種を制限することになる。しかし、装
置全体が非常に大きくなるか、1つの収納筒の容量を小
さくするか、取扱える金種が制限されて非常に不便にな
るかである。また、日本や韓国のように、現用紙幣が概
ね同じサイズである場合には、1つの収納筒に複数の金
種を割り当てても大きな問題は生じないが、それ以外の
国では、紙幣のサイズは異なるのが常識である。サイズ
の異なる紙幣を1つの収納筒に収納する場合には、収納
筒の断面は紙幣の最大幅と最大長さを持つことが必要条
件となるので、無作為に収納された紙幣は収納筒の中で
周囲に遊び(空間)の生じる状態で収納されてしまう。
が、他の国ではさらに多くの金種があるため、上記の例
では5本全ての収納筒を別個の金種に割り当てた場合で
も、さらに他の金種が存在する場合がある。このような
ときには、1つの収納筒に複数の金種を割り当てる必要
が生じる。さもなくば、収納筒を金種の数だけ用意する
か、装置で扱う金種を制限することになる。しかし、装
置全体が非常に大きくなるか、1つの収納筒の容量を小
さくするか、取扱える金種が制限されて非常に不便にな
るかである。また、日本や韓国のように、現用紙幣が概
ね同じサイズである場合には、1つの収納筒に複数の金
種を割り当てても大きな問題は生じないが、それ以外の
国では、紙幣のサイズは異なるのが常識である。サイズ
の異なる紙幣を1つの収納筒に収納する場合には、収納
筒の断面は紙幣の最大幅と最大長さを持つことが必要条
件となるので、無作為に収納された紙幣は収納筒の中で
周囲に遊び(空間)の生じる状態で収納されてしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の公報に記載され
たスタッカの場合には、以下のような問題がある。すな
わち、収納部入口の検知手段で紙葉類の大きさを検知し
て収納部のストッパを移動しているため、搬送されて来
る紙葉類が小さい順に搬送されて来る間はストッパを収
納部が大きくなる方向に移動することにより、堆積した
紙葉類に影響なくストッパを移動できる。しかし、収納
部に堆積した紙葉類より小さい紙葉類が後から搬送され
て来た場合には、後から搬送されて来た紙葉類に合わせ
て収納部が小さくなる方向にストッパを移動すると、ス
トッパが既に堆積した紙葉類を押して紙葉類の折れ等の
問題を起こす。そのため、収納部の大きさは常に収納部
に堆積した紙葉類の中で最も大きい紙葉類の大きさにす
る必要がある。そして、収納部の大きさを常に収納部に
堆積した紙葉類の中で最も大きい紙葉類の大きさに合わ
せると、後から搬送されてくる紙葉類の大きさが既に堆
積した紙葉類より小さい場合に後から搬送されて来る小
さい紙葉類は収納部の大きさに対する差の分、収納部内
でバラついてしまうため、堆積された紙葉類を整列良く
堆積できないという問題があった。
たスタッカの場合には、以下のような問題がある。すな
わち、収納部入口の検知手段で紙葉類の大きさを検知し
て収納部のストッパを移動しているため、搬送されて来
る紙葉類が小さい順に搬送されて来る間はストッパを収
納部が大きくなる方向に移動することにより、堆積した
紙葉類に影響なくストッパを移動できる。しかし、収納
部に堆積した紙葉類より小さい紙葉類が後から搬送され
て来た場合には、後から搬送されて来た紙葉類に合わせ
て収納部が小さくなる方向にストッパを移動すると、ス
トッパが既に堆積した紙葉類を押して紙葉類の折れ等の
問題を起こす。そのため、収納部の大きさは常に収納部
に堆積した紙葉類の中で最も大きい紙葉類の大きさにす
る必要がある。そして、収納部の大きさを常に収納部に
堆積した紙葉類の中で最も大きい紙葉類の大きさに合わ
せると、後から搬送されてくる紙葉類の大きさが既に堆
積した紙葉類より小さい場合に後から搬送されて来る小
さい紙葉類は収納部の大きさに対する差の分、収納部内
でバラついてしまうため、堆積された紙葉類を整列良く
堆積できないという問題があった。
【0008】更に、堆積した紙葉類を挟持搬送して放出
口に放出する場合には、放出する紙葉類の中で大きいサ
イズの紙葉類に合わせて放出すると、堆積時の不揃いに
よって小さいサイズの紙葉類が挟持手段から外れてしま
う。ここで、小さいサイズの紙葉類が1番下側にある
と、紙葉類は挟持手段で挟持していないため放出口から
落下してしまうという問題もあった。逆に、放出する紙
葉類の中で小さいサイズの紙葉類を確実に挟持手段で挟
持できるように放出量を小さくすると、堆積時の不揃い
によっては小さいサイズの紙葉類が放出口から少量しか
出ずにとりずらく、その小さいサイズの紙葉類が大きい
サイズの紙葉類の下側にあると大きいサイズの紙葉類に
隠れて見えないため、顧客が取り忘れるおそれもあっ
た。
口に放出する場合には、放出する紙葉類の中で大きいサ
イズの紙葉類に合わせて放出すると、堆積時の不揃いに
よって小さいサイズの紙葉類が挟持手段から外れてしま
う。ここで、小さいサイズの紙葉類が1番下側にある
と、紙葉類は挟持手段で挟持していないため放出口から
落下してしまうという問題もあった。逆に、放出する紙
葉類の中で小さいサイズの紙葉類を確実に挟持手段で挟
持できるように放出量を小さくすると、堆積時の不揃い
によっては小さいサイズの紙葉類が放出口から少量しか
出ずにとりずらく、その小さいサイズの紙葉類が大きい
サイズの紙葉類の下側にあると大きいサイズの紙葉類に
隠れて見えないため、顧客が取り忘れるおそれもあっ
た。
【0009】次に、図7に示す従来の現金自動取引装置
の1つのリサイクルボックスにサイズの異なる紙幣を収
納する場合には、そのリサイクルボックスの断面は収納
される紙幣の最大と最長の寸法を持たせる必要があるた
め、実際に積み重ねられた紙幣は『遊び』が生じて、紙
幣の正常な収納を妨げてしまう。すなわち、この空間に
は、本来は水平な状態で収納される紙幣が、垂直方向に
収納される可能性も生じてしまう。
の1つのリサイクルボックスにサイズの異なる紙幣を収
納する場合には、そのリサイクルボックスの断面は収納
される紙幣の最大と最長の寸法を持たせる必要があるた
め、実際に積み重ねられた紙幣は『遊び』が生じて、紙
幣の正常な収納を妨げてしまう。すなわち、この空間に
は、本来は水平な状態で収納される紙幣が、垂直方向に
収納される可能性も生じてしまう。
【0010】そこで、本発明の目的は、これら従来の課
題を解決し、サイズの異なる紙葉類を堆積する場合に、
大きさの異なる紙葉類を整列良く後端を揃えた状態で堆
積することが可能であり、更に後端を揃えた状態で収納
部に堆積した紙葉類を一括で搬送し放出することが可能
な紙葉類収納機構を提供することにある。また、本発明
の他の目的は、紙葉類を収納する収納筒の遊び空間に、
紙幣が望まない方向で収納されることを防止できる紙葉
類収納機構を提供することにある。
題を解決し、サイズの異なる紙葉類を堆積する場合に、
大きさの異なる紙葉類を整列良く後端を揃えた状態で堆
積することが可能であり、更に後端を揃えた状態で収納
部に堆積した紙葉類を一括で搬送し放出することが可能
な紙葉類収納機構を提供することにある。また、本発明
の他の目的は、紙葉類を収納する収納筒の遊び空間に、
紙幣が望まない方向で収納されることを防止できる紙葉
類収納機構を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の紙葉類収納機構では、紙葉類が衝突する部
分から離れた位置に回転支点を持つ回転方式のストッパ
を設け、駆動機構によりストッパを回転させるととも
に、更に、紙葉類の衝突部分の移動量に対して回転中心
付近の移動量を小さく抑えることで、回転中心付近に在
る既に堆積した紙葉類とストッパを干渉させずにストッ
パを可動できる機構を備えたものである。また、紙葉類
を堆積する順序を大きいサイズの紙葉類から行うことに
より、収納部から外に紙葉類を放出した際、サイズの小
さい紙葉類が上側にあるようにすることで、紙葉類全部
が見易く取扱性を向上させるものである。さらに、本発
明の環流式現金自動取引装置では、紙幣を収納する収納
筒の底板を水平でなく斜行させることにより、紙幣の1
つの角を位置的に固定させて、紙幣を積み重ね収納する
ものである。これにより、サイズの異なる紙葉類を1つ
の収納部で堆積することができ、サイズの大きい紙葉類
を下側にして後端を揃えて放出することにより、顧客に
見易い状態で受渡すことができる。また、収納される紙
幣のサイズが異なっていても、長方形の場合、斜行した
底面上で紙幣は1つの角を最下点になるように収納され
るので、底面が水平な収納筒に納められた紙幣に比べ
て、収納筒の遊び空間に紙幣が異常挿入される可能性が
低くなる。本発明は、例えば金融機関で使用される現金
自動支払装置(CD)や現金自動取扱装置(ATM)
や、切符、商品券、現金等を同時に扱う自動販売機等に
適用できる。
め、本発明の紙葉類収納機構では、紙葉類が衝突する部
分から離れた位置に回転支点を持つ回転方式のストッパ
を設け、駆動機構によりストッパを回転させるととも
に、更に、紙葉類の衝突部分の移動量に対して回転中心
付近の移動量を小さく抑えることで、回転中心付近に在
る既に堆積した紙葉類とストッパを干渉させずにストッ
パを可動できる機構を備えたものである。また、紙葉類
を堆積する順序を大きいサイズの紙葉類から行うことに
より、収納部から外に紙葉類を放出した際、サイズの小
さい紙葉類が上側にあるようにすることで、紙葉類全部
が見易く取扱性を向上させるものである。さらに、本発
明の環流式現金自動取引装置では、紙幣を収納する収納
筒の底板を水平でなく斜行させることにより、紙幣の1
つの角を位置的に固定させて、紙幣を積み重ね収納する
ものである。これにより、サイズの異なる紙葉類を1つ
の収納部で堆積することができ、サイズの大きい紙葉類
を下側にして後端を揃えて放出することにより、顧客に
見易い状態で受渡すことができる。また、収納される紙
幣のサイズが異なっていても、長方形の場合、斜行した
底面上で紙幣は1つの角を最下点になるように収納され
るので、底面が水平な収納筒に納められた紙幣に比べ
て、収納筒の遊び空間に紙幣が異常挿入される可能性が
低くなる。本発明は、例えば金融機関で使用される現金
自動支払装置(CD)や現金自動取扱装置(ATM)
や、切符、商品券、現金等を同時に扱う自動販売機等に
適用できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。 (第1の実施例)図1〜図4は、本発明の第1の実施例
を示す紙葉類収納機構の概略図である。図1の紙葉類収
納機構では、図示されない紙葉類繰り出し機構から紙葉
類10aがベルト搬送路8に渡されることにより、ベル
ト搬送路8に沿って紙葉類10aが搬送されてくると、
シートローラ9の羽根車により後部をたたかれることに
より、空中を飛ばされた後、ストッパ12に衝突し、下
方に落下して収納部11内に積み重ねられる。ベルト搬
送路8と上ベルト14と下ベルト15の搬送は、搬送モ
ータ3の起動により連動して駆動される。収納部11に
収納された紙葉類10bは、放出指示により放出口19
から指定された枚数だけ放出される。制御部17は、あ
る枚数の払出しを受けると、搬送路8と繋がった紙葉類
繰り出し機構から紙葉類を1枚ずつ所定枚数繰り出すよ
うに制御する。また、紙葉類繰り出し機構が複数あり、
複数の種類の紙葉類がセットしてある場合で、払出し指
示が複数の種類の時には、各種類の紙葉類に対し所定枚
数を該当する紙葉類繰り出し機構から1枚ずつ順次繰り
出す。紙葉類繰り出し機構から繰り出した紙葉類は搬送
路8に受け渡され、搬送路8により収納部11へ搬送さ
れる。搬送路8により搬送された紙葉類10aは、収納
部11に侵入する際にシートローラ9により波形に変形
され、搬送方向に対し剛性を持つ。そして、紙葉類10
aの先端がストッパ12に衝突すると、シートローラ9
が紙葉類10aの後端を叩くことにより、紙葉類10a
がかき落されて、先に堆積した紙葉類10bの上に紙葉
類10aが堆積する。
より詳細に説明する。 (第1の実施例)図1〜図4は、本発明の第1の実施例
を示す紙葉類収納機構の概略図である。図1の紙葉類収
納機構では、図示されない紙葉類繰り出し機構から紙葉
類10aがベルト搬送路8に渡されることにより、ベル
ト搬送路8に沿って紙葉類10aが搬送されてくると、
シートローラ9の羽根車により後部をたたかれることに
より、空中を飛ばされた後、ストッパ12に衝突し、下
方に落下して収納部11内に積み重ねられる。ベルト搬
送路8と上ベルト14と下ベルト15の搬送は、搬送モ
ータ3の起動により連動して駆動される。収納部11に
収納された紙葉類10bは、放出指示により放出口19
から指定された枚数だけ放出される。制御部17は、あ
る枚数の払出しを受けると、搬送路8と繋がった紙葉類
繰り出し機構から紙葉類を1枚ずつ所定枚数繰り出すよ
うに制御する。また、紙葉類繰り出し機構が複数あり、
複数の種類の紙葉類がセットしてある場合で、払出し指
示が複数の種類の時には、各種類の紙葉類に対し所定枚
数を該当する紙葉類繰り出し機構から1枚ずつ順次繰り
出す。紙葉類繰り出し機構から繰り出した紙葉類は搬送
路8に受け渡され、搬送路8により収納部11へ搬送さ
れる。搬送路8により搬送された紙葉類10aは、収納
部11に侵入する際にシートローラ9により波形に変形
され、搬送方向に対し剛性を持つ。そして、紙葉類10
aの先端がストッパ12に衝突すると、シートローラ9
が紙葉類10aの後端を叩くことにより、紙葉類10a
がかき落されて、先に堆積した紙葉類10bの上に紙葉
類10aが堆積する。
【0013】(図4の説明)この動作を繰り返すことに
より、所定枚数の紙葉類が収納部11に堆積し終わる
と、制御部17は押えモータ4を駆動して、ストッパ駆
動機構7を介して上フレーム2が軸6を中心に回転し、
上ベルト14と下ベルト15で紙葉類10bを挟持す
る。この時、ストッパ12は退避して、図4に示すよう
に上ベルト14と下ベルト15により搬送路を構成す
る。上ベルト14と下ベルト15で紙葉類10bを挟持
すると、制御部17は、駆動軸5と駆動力伝達部材でつ
ながった搬送モータ3を駆動し、駆動軸5を駆動するこ
とにより駆動軸5に取り付けたローラが下ベルト15を
廻し、駆動軸5と図示しない駆動力伝達部材でつながっ
た軸6に取り付けたローラが上ベルト14を廻すこと
で、収納部搬送路16を廻して紙葉類10bを放出口1
9まで搬送する.
より、所定枚数の紙葉類が収納部11に堆積し終わる
と、制御部17は押えモータ4を駆動して、ストッパ駆
動機構7を介して上フレーム2が軸6を中心に回転し、
上ベルト14と下ベルト15で紙葉類10bを挟持す
る。この時、ストッパ12は退避して、図4に示すよう
に上ベルト14と下ベルト15により搬送路を構成す
る。上ベルト14と下ベルト15で紙葉類10bを挟持
すると、制御部17は、駆動軸5と駆動力伝達部材でつ
ながった搬送モータ3を駆動し、駆動軸5を駆動するこ
とにより駆動軸5に取り付けたローラが下ベルト15を
廻し、駆動軸5と図示しない駆動力伝達部材でつながっ
た軸6に取り付けたローラが上ベルト14を廻すこと
で、収納部搬送路16を廻して紙葉類10bを放出口1
9まで搬送する.
【0014】ストッパ12は、押えモータ4を駆動する
ことにより、ストッパ駆動機構7を介して回転支点21
を中心に回転して、下ベルト14と並行になるように退
避する。また、ベース1はストッパ12側よりシートロ
ーラ9側が低くなる様に傾けて構成されており、ベース
1上に堆積した紙葉類10bは、堆積される際にシート
ローラ9に後端を叩かれ落下することにより、ベース1
の傾斜に沿って後板22の方向に移動して、後端が揃っ
た状態で堆積される。次に、ストッパ12の可動制御に
ついて説明する。制御部17は、図示しない紙葉類繰り
出し機構から紙葉類10aを繰り出すと、紙葉類10a
を搬送路8で収納部11まで搬送する。この間、制御部
17は紙葉類10aを監視し、紙葉類10aが収納部1
1の入口に到達したことを収納部11の入口付近に設け
た検出器13により検知し、検出部23を介して通知さ
れる。指定された枚数だけ収納部11に収納されると、
制御部7は、駆動ドライバ24を介して押えモータ4を
駆動し、ストッパ駆動機構7を介して紙葉類がストッパ
12に衝突する部分を紙葉類10aのサイズにとって適
切な位置になるように制御する。
ことにより、ストッパ駆動機構7を介して回転支点21
を中心に回転して、下ベルト14と並行になるように退
避する。また、ベース1はストッパ12側よりシートロ
ーラ9側が低くなる様に傾けて構成されており、ベース
1上に堆積した紙葉類10bは、堆積される際にシート
ローラ9に後端を叩かれ落下することにより、ベース1
の傾斜に沿って後板22の方向に移動して、後端が揃っ
た状態で堆積される。次に、ストッパ12の可動制御に
ついて説明する。制御部17は、図示しない紙葉類繰り
出し機構から紙葉類10aを繰り出すと、紙葉類10a
を搬送路8で収納部11まで搬送する。この間、制御部
17は紙葉類10aを監視し、紙葉類10aが収納部1
1の入口に到達したことを収納部11の入口付近に設け
た検出器13により検知し、検出部23を介して通知さ
れる。指定された枚数だけ収納部11に収納されると、
制御部7は、駆動ドライバ24を介して押えモータ4を
駆動し、ストッパ駆動機構7を介して紙葉類がストッパ
12に衝突する部分を紙葉類10aのサイズにとって適
切な位置になるように制御する。
【0015】(図2、図3の説明)この時、図2に示す
ように、紙葉類10cが既に堆積した紙葉類10dのサ
イズに対して大きい場合には、制御部7はストッパ12
をシートローラ9から遠ざける方向(矢印25)に移動
する。その後、紙葉類10cの先端がストッパ12に衝
突すると、シートローラ9が紙葉類10cの後端をかき
落とし、収納部11に紙葉類10cを堆積する。また、
図3に示すように、紙葉類10eが既に堆積した紙葉類
10fのサイズに対して小さい場合、ストッパ12をシ
ートローラ9側に近ずける方向(矢印26)へ移動す
る。その後、紙葉類10eの先端がストッパ12に衝突
すると、シートローラ9が紙葉類10eの後端をかき落
とし紙葉類10eを収納部11に堆積する。ここで、ス
トッパ12は回転支点21を中心に回転するため、紙葉
類10eがストッパ12に衝突する部分の移動量に対し
て既に堆積した紙葉類10fが在る回転支点21の付近
は移動量が少なく、既に堆積した紙葉類10fをストッ
パ12が押し潰すことはない。
ように、紙葉類10cが既に堆積した紙葉類10dのサ
イズに対して大きい場合には、制御部7はストッパ12
をシートローラ9から遠ざける方向(矢印25)に移動
する。その後、紙葉類10cの先端がストッパ12に衝
突すると、シートローラ9が紙葉類10cの後端をかき
落とし、収納部11に紙葉類10cを堆積する。また、
図3に示すように、紙葉類10eが既に堆積した紙葉類
10fのサイズに対して小さい場合、ストッパ12をシ
ートローラ9側に近ずける方向(矢印26)へ移動す
る。その後、紙葉類10eの先端がストッパ12に衝突
すると、シートローラ9が紙葉類10eの後端をかき落
とし紙葉類10eを収納部11に堆積する。ここで、ス
トッパ12は回転支点21を中心に回転するため、紙葉
類10eがストッパ12に衝突する部分の移動量に対し
て既に堆積した紙葉類10fが在る回転支点21の付近
は移動量が少なく、既に堆積した紙葉類10fをストッ
パ12が押し潰すことはない。
【0016】制御部17は、ある払出指示があると、繰
り出す紙葉類の種類を判断し、その紙葉類の中から搬送
方向に対してのサイズが大きい紙葉類から順に所定枚数
ずつ繰り出し、搬送路8によって収納部11に堆積す
る。この結果、収納部11に堆積した紙葉類は、常に下
側にサイズの大きい紙葉類が堆積された状態かつ紙葉類
の後端が揃った状態になる。
り出す紙葉類の種類を判断し、その紙葉類の中から搬送
方向に対してのサイズが大きい紙葉類から順に所定枚数
ずつ繰り出し、搬送路8によって収納部11に堆積す
る。この結果、収納部11に堆積した紙葉類は、常に下
側にサイズの大きい紙葉類が堆積された状態かつ紙葉類
の後端が揃った状態になる。
【0017】収納部11に紙葉類を所定枚数堆積し終わ
ると、制御部17は押えモータ4を駆動し、ストッパ駆
動機構7を介して図4に示すように、ストッパ12を退
避状態にすると共に、上フレーム2を降下させて上ベル
ト14と下ベルト15で搬送路を形成し、紙葉類16を
挟持する。そして、制御部17は搬送モータ3を駆動す
ることにより、紙葉類16を放出口19へ搬送する。こ
の時、制御部17は、上ベルト14と下ベルト15で形
成した搬送路の出口付近に設けた検出器20が紙葉類の
後端を検知すると、搬送モータ3を停止する。この時、
紙葉類16は、収納部11に堆積される際に、後端を揃
えた状態で堆積されているため、上ベルト14と下ベル
ト15は紙葉類16の中の紙葉類のサイズに関わらず全
て一定量だけを挟持している。
ると、制御部17は押えモータ4を駆動し、ストッパ駆
動機構7を介して図4に示すように、ストッパ12を退
避状態にすると共に、上フレーム2を降下させて上ベル
ト14と下ベルト15で搬送路を形成し、紙葉類16を
挟持する。そして、制御部17は搬送モータ3を駆動す
ることにより、紙葉類16を放出口19へ搬送する。こ
の時、制御部17は、上ベルト14と下ベルト15で形
成した搬送路の出口付近に設けた検出器20が紙葉類の
後端を検知すると、搬送モータ3を停止する。この時、
紙葉類16は、収納部11に堆積される際に、後端を揃
えた状態で堆積されているため、上ベルト14と下ベル
ト15は紙葉類16の中の紙葉類のサイズに関わらず全
て一定量だけを挟持している。
【0018】(第2の実施例)図5および図6は、本発
明の第2の実施例を示すリサイクルボックスの構造斜視
図である。図5、図6では、収納筒34とこれに紙幣を
出し入れする機構を示している。収納筒34の中には紙
幣体35が納められている。なお、紙幣体35とは、収
納筒34の中の紙幣で構成される立体のことである。紙
幣体35の上面は概ね収納筒34の底面36と平行に斜
形している。すなわち、収納される紙幣のサイズが異な
っていても、全てが長方形であるならば、斜行した底面
上で紙幣は1つの角37を最下点になるように収納され
る。この1つの角37に隣接する2辺は収納筒44の内
壁に接触している。他の2辺については、この限りでは
ない。最下点37から垂直に伸びる辺をAとし、そこか
ら時計回りに各々の辺をB,C,Dとする。紙幣体35
の上面は一般に底面36と概ね平行であるが、辺Cの近
傍では下部に空間がある可能性が高いため、重力により
下に曲げられている。勿論、紙幣体35の最上面を形成
している紙幣が想定されている最大サイズの紙幣でない
限り、辺Cに接触することはない。
明の第2の実施例を示すリサイクルボックスの構造斜視
図である。図5、図6では、収納筒34とこれに紙幣を
出し入れする機構を示している。収納筒34の中には紙
幣体35が納められている。なお、紙幣体35とは、収
納筒34の中の紙幣で構成される立体のことである。紙
幣体35の上面は概ね収納筒34の底面36と平行に斜
形している。すなわち、収納される紙幣のサイズが異な
っていても、全てが長方形であるならば、斜行した底面
上で紙幣は1つの角37を最下点になるように収納され
る。この1つの角37に隣接する2辺は収納筒44の内
壁に接触している。他の2辺については、この限りでは
ない。最下点37から垂直に伸びる辺をAとし、そこか
ら時計回りに各々の辺をB,C,Dとする。紙幣体35
の上面は一般に底面36と概ね平行であるが、辺Cの近
傍では下部に空間がある可能性が高いため、重力により
下に曲げられている。勿論、紙幣体35の最上面を形成
している紙幣が想定されている最大サイズの紙幣でない
限り、辺Cに接触することはない。
【0019】(図5の説明)収納筒34の紙幣残量は、
紙幣体35の上面38を光学的に計測するセンサ39に
より測定されている。このセンサ39は、制御機構40
に対して常時、紙幣体35の上面の位置情報を送出して
いる。制御機構40は、底面36の上下動作を制御する
サーボモータ41に対して、上記位置情報が定位置に至
るように動作命令を出す。なお、44は収納筒34の入
口、43は搬送機構、42は紙幣である。先ず、この収
納筒34に新たな紙幣が納められる動作を、図5により
説明する。紙幣42は、搬送機構43により収納筒34
の入口44まで搬送される。搬送機構43の端部は、収
納筒34の底面36と平行な位置に置かれており、紙幣
42を収納筒34の辺Aと辺Dからなる面に沿って射出
する。制御機構40は、サーボモータ41に対して紙幣
体35の上面38を射出される紙幣42の軌道より5m
m程度下げておくように命令を下している。紙幣42
は、収納筒34の辺Aと辺Dからなる面に沿って進み、
収納筒34の辺Bと辺Aからなる面に当ってそのまま自
由落下する。この際に、上記面に当った反動やその他の
要因で、紙幣42は辺Aに接触しない状態で紙幣体35
の上面38に落下する可能性がある。この場合、紙幣体
35の上面38が斜形しているため、重力により紙幣体
35の上面を滑り、1角が辺Aに接触した状態で停止す
る。
紙幣体35の上面38を光学的に計測するセンサ39に
より測定されている。このセンサ39は、制御機構40
に対して常時、紙幣体35の上面の位置情報を送出して
いる。制御機構40は、底面36の上下動作を制御する
サーボモータ41に対して、上記位置情報が定位置に至
るように動作命令を出す。なお、44は収納筒34の入
口、43は搬送機構、42は紙幣である。先ず、この収
納筒34に新たな紙幣が納められる動作を、図5により
説明する。紙幣42は、搬送機構43により収納筒34
の入口44まで搬送される。搬送機構43の端部は、収
納筒34の底面36と平行な位置に置かれており、紙幣
42を収納筒34の辺Aと辺Dからなる面に沿って射出
する。制御機構40は、サーボモータ41に対して紙幣
体35の上面38を射出される紙幣42の軌道より5m
m程度下げておくように命令を下している。紙幣42
は、収納筒34の辺Aと辺Dからなる面に沿って進み、
収納筒34の辺Bと辺Aからなる面に当ってそのまま自
由落下する。この際に、上記面に当った反動やその他の
要因で、紙幣42は辺Aに接触しない状態で紙幣体35
の上面38に落下する可能性がある。この場合、紙幣体
35の上面38が斜形しているため、重力により紙幣体
35の上面を滑り、1角が辺Aに接触した状態で停止す
る。
【0020】(図6の説明)次に、紙幣体35の上面3
8を形成する紙幣42を収納筒34から取り出す動作に
ついて、図6により説明する。制御機構40は、サーボ
モータ41に対して紙幣体35の上面38を分離機構4
6に接触する位置まで上げるように命令を出す。次に、
分離機構46が紙幣体35の上面38を形成する紙幣4
2を繰り出し、搬送機構までこれを運ぶ。この時点で、
搬送機構はこの紙幣42を搬送して目的の場所(例え
ば、他の収納筒や鑑別機構、紙幣入出金口等)まで運
ぶ。
8を形成する紙幣42を収納筒34から取り出す動作に
ついて、図6により説明する。制御機構40は、サーボ
モータ41に対して紙幣体35の上面38を分離機構4
6に接触する位置まで上げるように命令を出す。次に、
分離機構46が紙幣体35の上面38を形成する紙幣4
2を繰り出し、搬送機構までこれを運ぶ。この時点で、
搬送機構はこの紙幣42を搬送して目的の場所(例え
ば、他の収納筒や鑑別機構、紙幣入出金口等)まで運
ぶ。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動販売機の場合には、サイズの異なる紙葉類を1つの
収納部で堆積可能であり、かつサイズの大きい紙葉類を
下側にして後端を揃えて放出することにより、顧客に見
やすい状態で紙葉類を受渡すことができ、取り忘れ等を
なくして取扱性を向上することができる。また、現金自
動取引装置のリサイクルボックスの場合には、サイズの
異なる紙幣を同一の収納筒に割り当てても、サイズの相
違に起因するジャムを低減でき、かつ現金自動取引装置
の小型化、大容量化が容易となる。
自動販売機の場合には、サイズの異なる紙葉類を1つの
収納部で堆積可能であり、かつサイズの大きい紙葉類を
下側にして後端を揃えて放出することにより、顧客に見
やすい状態で紙葉類を受渡すことができ、取り忘れ等を
なくして取扱性を向上することができる。また、現金自
動取引装置のリサイクルボックスの場合には、サイズの
異なる紙幣を同一の収納筒に割り当てても、サイズの相
違に起因するジャムを低減でき、かつ現金自動取引装置
の小型化、大容量化が容易となる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す紙葉類収納機構の
概略構成図である。
概略構成図である。
【図2】堆積済み紙葉類に対して、サイズの大きい紙葉
類を堆積する時のストッパ移動図である。
類を堆積する時のストッパ移動図である。
【図3】堆積済み紙葉類に対して、サイズの小さい紙葉
類を堆積する時のストッパ制御図である。
類を堆積する時のストッパ制御図である。
【図4】紙葉類の堆積終了後、紙葉類を一括搬送するた
めの搬送路を形成した状態図である。
めの搬送路を形成した状態図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す現金自動取引装置
のリサイクルボックスの構造斜視図である。
のリサイクルボックスの構造斜視図である。
【図6】図5のリサイクルボックスから紙幣を取り出す
場合の動作を示す構造斜視図である。
場合の動作を示す構造斜視図である。
【図7】従来における環流式現金自動取引装置の断面構
造図である。
造図である。
1…ベース、2…上フレーム、3…搬送モータ、4…押
えモータ、5…駆動軸、6…軸、7…ストッパ駆動機
構、8…搬送路、9…シートローラ、10a…紙葉類、
10b…堆積した紙葉類、11…収納部、12…ストッ
パ、13…検知器、14…上ベルト、15…下ベルト、
16…紙葉類、17…制御部、18…堆積不良の紙葉
類、19…放出口、20…検出器、21…回転支点、2
2…後板、23…検出部、24…駆動ドライバ、31…
入出金口、32…鑑別機構、33…搬送ベルト、34…
収納筒、35…紙幣体、36…底面、37…底面の最下
点、38…紙幣体の上面、39…センサ、40…制御機
構、41…サーボモータ、42…紙幣、43…搬送機
構、44…収納筒の入口、46…分離機構。
えモータ、5…駆動軸、6…軸、7…ストッパ駆動機
構、8…搬送路、9…シートローラ、10a…紙葉類、
10b…堆積した紙葉類、11…収納部、12…ストッ
パ、13…検知器、14…上ベルト、15…下ベルト、
16…紙葉類、17…制御部、18…堆積不良の紙葉
類、19…放出口、20…検出器、21…回転支点、2
2…後板、23…検出部、24…駆動ドライバ、31…
入出金口、32…鑑別機構、33…搬送ベルト、34…
収納筒、35…紙幣体、36…底面、37…底面の最下
点、38…紙幣体の上面、39…センサ、40…制御機
構、41…サーボモータ、42…紙幣、43…搬送機
構、44…収納筒の入口、46…分離機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楠原 弘 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立旭エレクトロニクス内 (72)発明者 島崎 隆之 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立旭エレクトロニクス内 (72)発明者 松瀬 弘樹 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内 (72)発明者 梶浦 敏範 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内 (72)発明者 河野 喜次 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内 Fターム(参考) 3E040 BA01 BA08 BA13 FB02 FC05 FE06 FF01 FF06 FG03 FG12 3F054 AA03 AB03 AC06 BA04 BB03 BE08 BE09 BG11 BH08 BJ01 CA02 CA33
Claims (3)
- 【請求項1】 予めサイズの決まっている紙葉類を1枚
ずつ搬送する搬送手段と、該搬送手段の先端付近で、回
転する弾性体の羽根を放射状に配置して、該羽根で該紙
葉類の後端部をたたいて飛ばすための羽根車と、飛んで
きた該紙葉類の先端を係止するストッパと、係止した該
紙葉類を積み重ねて堆積するための収納部とを備えた紙
葉類収納機構であって、 該ストッパに設けられた回転部分を中心に、搬送される
該紙葉類の搬送方向のサイズに合わせて、該ストッパの
紙葉類先端を係止する部分を移動させるストッパ駆動機
構と、 サイズの異なる紙葉類の後端を揃えるために、該収納部
に堆積した紙葉類の後端側が低くなるように傾けられた
底板と、 該収納部に堆積する紙葉類の種類を判断し、それらの紙
葉類の中から搬送方向に対してサイズが大きい紙葉類か
ら順に所定枚数ずつ上記搬送手段により収納部に堆積す
るように制御する制御手段とを有することを特徴とする
紙葉類収納機構。 - 【請求項2】 請求項1記載の紙葉類収納機構におい
て、 前記各機構に加えて、収納部に堆積した紙葉類を挟持す
る挟持手段と、該収納部に堆積した紙葉類を一括して該
収納部の外部へ搬送する搬送手段と、該搬送手段の先端
に備えられ、搬送された該紙葉類の後端を検知する検知
手段と、該検知手段で検知することにより該紙葉類の後
端を所定量保持した状態で停止させる制御手段とを備え
たことを特徴とする紙葉類収納機構。 - 【請求項3】 紙幣を収納する収納筒と、該収納筒から
紙幣を出し入れする分離機構を有する紙幣収納機構にお
いて、 収納する紙幣の1つの角を位置的に固定させるように、
該1つの角を最下点にして他の角との間で傾きを設けた
該収納筒の底板と、 収納した最上面の紙幣を検出するセンサ出力を受け、該
最上面の紙幣が上記分離機構に接触する位置まで上げる
ようにサーボモータに指示を出す制御手段とを有するこ
とを特徴とする紙葉類収納機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10210590A JP2000048234A (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | 紙葉類収納機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10210590A JP2000048234A (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | 紙葉類収納機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000048234A true JP2000048234A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16591847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10210590A Pending JP2000048234A (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | 紙葉類収納機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000048234A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100610807B1 (ko) * | 2004-06-29 | 2006-08-08 | 노틸러스효성 주식회사 | 월 타입 금융자동화기기용 지폐 배출장치 |
JP2007280247A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | 紙幣入出金機 |
JP2007323130A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Laurel Seiki Kk | 紙幣処理装置 |
WO2008111153A1 (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-18 | Glory Ltd. | 紙幣出金処理装置 |
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CN103003849A (zh) * | 2010-06-23 | 2013-03-27 | 德利多富国际有限责任公司 | 具有固定的支持元件的用于分送有值票据的装置 |
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US8777218B2 (en) | 2008-08-18 | 2014-07-15 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Media processor |
KR101499738B1 (ko) * | 2010-10-26 | 2015-03-06 | 노틸러스효성 주식회사 | 금융 자동화기기 |
JP2016009366A (ja) * | 2014-06-25 | 2016-01-18 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 紙葉類分離集積装置 |
KR20160091693A (ko) * | 2015-01-26 | 2016-08-03 | 주식회사 네오아이씨피 | 매체 처리 장치 및 이를 이용하는 매체 처리 방법 |
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