JP2000040129A - カード装置及びカードリーダライタ - Google Patents
カード装置及びカードリーダライタInfo
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- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims abstract description 78
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 15
- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 37
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、複数種類の方式により相互間で授
受されるデータに対して、同一の制御部を用いてデータ
処理やメモリ管理等を行なえるようにしたカード装置及
びカードリーダライタを提供することを目的としてい
る。 【解決手段】リーダライタ16との相互間でデータの授
受が可能なカード18において、リーダライタ16との
相互間におけるデータの授受を互いに異なる方式で行な
うための複数のデータ授受手段20,22と、この複数
のデータ授受手段20,22を選択的に利用してリーダ
ライタ16とのデータ授受を行なう制御手段26とを備
えている。
受されるデータに対して、同一の制御部を用いてデータ
処理やメモリ管理等を行なえるようにしたカード装置及
びカードリーダライタを提供することを目的としてい
る。 【解決手段】リーダライタ16との相互間でデータの授
受が可能なカード18において、リーダライタ16との
相互間におけるデータの授受を互いに異なる方式で行な
うための複数のデータ授受手段20,22と、この複数
のデータ授受手段20,22を選択的に利用してリーダ
ライタ16とのデータ授受を行なう制御手段26とを備
えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数種類の方式
で相互間におけるデータの授受が可能なカード装置及び
カードリーダライタの改良に関する。
で相互間におけるデータの授受が可能なカード装置及び
カードリーダライタの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば無線等を用いた非
接触方式によるデータ授受手段と、コンタクト部等を用
いた接触方式によるデータ授受手段とのように、複数種
類の方式のデータ授受手段を併せ持ち、いずれかの方式
によるデータ授受手段を選択的に使用して、リーダライ
タとの相互間におけるデータの授受を可能としたカード
装置が開発されている。
接触方式によるデータ授受手段と、コンタクト部等を用
いた接触方式によるデータ授受手段とのように、複数種
類の方式のデータ授受手段を併せ持ち、いずれかの方式
によるデータ授受手段を選択的に使用して、リーダライ
タとの相互間におけるデータの授受を可能としたカード
装置が開発されている。
【0003】図17は、無線とコンタクト部との2種類
のデータ授受手段を備えた従来のカード装置を示してい
る。すなわち、符号11は、図示しないリーダライタと
接続されてデータ授受を行なうためのコンタクト部であ
る。このコンタクト部11に入力されたデータは、専用
の制御部12によって処理された後、メモリ13の専用
の記憶領域13aに格納される。また、このメモリ13
に記憶されているデータは、制御部12により読み出さ
れて処理された後、コンタクト部11を介してリーダラ
イタに出力される。
のデータ授受手段を備えた従来のカード装置を示してい
る。すなわち、符号11は、図示しないリーダライタと
接続されてデータ授受を行なうためのコンタクト部であ
る。このコンタクト部11に入力されたデータは、専用
の制御部12によって処理された後、メモリ13の専用
の記憶領域13aに格納される。また、このメモリ13
に記憶されているデータは、制御部12により読み出さ
れて処理された後、コンタクト部11を介してリーダラ
イタに出力される。
【0004】一方、図17において、符号14は、リー
ダライタと無線によりデータ授受を行なうための無線部
である。この無線部14で受信されたデータは、専用の
制御部15によって処理された後、上記メモリ13の専
用の記憶領域13bに格納される。また、このメモリ1
3に記憶されているデータは、制御部15により読み出
されて処理された後、無線部14を介してリーダライタ
に送信される。なお、上記メモリ13には、2種類の制
御部12,15のいずれから出力されるデータを格納し
てもよい、共通の記憶領域13cも設けられている。
ダライタと無線によりデータ授受を行なうための無線部
である。この無線部14で受信されたデータは、専用の
制御部15によって処理された後、上記メモリ13の専
用の記憶領域13bに格納される。また、このメモリ1
3に記憶されているデータは、制御部15により読み出
されて処理された後、無線部14を介してリーダライタ
に送信される。なお、上記メモリ13には、2種類の制
御部12,15のいずれから出力されるデータを格納し
てもよい、共通の記憶領域13cも設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のカード装置では、コンタクト部11による
データ授受手段と無線部14によるデータ授受手段とに
対して、それぞれ対応した制御(データ処理や電源供給
等も含む)を行なうための独立した制御部12,15を
設置するように構成しているので、各制御部12,15
で処理されるデータに対して同等のセキュリティを保つ
ことが困難になるとともに、構成が複雑化及び大型化し
経済的な不利を招くという問題が生じている。
ような従来のカード装置では、コンタクト部11による
データ授受手段と無線部14によるデータ授受手段とに
対して、それぞれ対応した制御(データ処理や電源供給
等も含む)を行なうための独立した制御部12,15を
設置するように構成しているので、各制御部12,15
で処理されるデータに対して同等のセキュリティを保つ
ことが困難になるとともに、構成が複雑化及び大型化し
経済的な不利を招くという問題が生じている。
【0006】また、2つの制御部12,15が同一のメ
モリ13に対してアクセスする構成となっているため、
各制御部12,15に対して、使用することができるメ
モリ13内の記憶領域13a,13bがそれぞれ固定的
に割り振られているので、メモリ13の記憶領域の有効
利用が図られないという不都合も生じている。
モリ13に対してアクセスする構成となっているため、
各制御部12,15に対して、使用することができるメ
モリ13内の記憶領域13a,13bがそれぞれ固定的
に割り振られているので、メモリ13の記憶領域の有効
利用が図られないという不都合も生じている。
【0007】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、複数種類の方式により相互間で授受され
るデータに対して、同一の制御部を用いてデータ処理や
メモリ管理等を行なえるようにした極めて良好なカード
装置及びカードリーダライタを提供することを目的とす
る。
されたもので、複数種類の方式により相互間で授受され
るデータに対して、同一の制御部を用いてデータ処理や
メモリ管理等を行なえるようにした極めて良好なカード
装置及びカードリーダライタを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るカード装
置は、リーダライタとの相互間でデータの授受が可能な
ものを対象としている。そして、リーダライタとの相互
間におけるデータの授受を互いに異なる方式で行なうた
めの複数のデータ授受手段と、この複数のデータ授受手
段を選択的に利用してリーダライタとのデータ授受を行
なう制御手段とを備えるようにしたものである。
置は、リーダライタとの相互間でデータの授受が可能な
ものを対象としている。そして、リーダライタとの相互
間におけるデータの授受を互いに異なる方式で行なうた
めの複数のデータ授受手段と、この複数のデータ授受手
段を選択的に利用してリーダライタとのデータ授受を行
なう制御手段とを備えるようにしたものである。
【0009】上記のような構成によれば、リーダライタ
との相互間におけるデータの授受を互いに異なる方式で
行なうための複数のデータ授受手段を選択的に利用し
て、リーダライタとのデータ授受を行なう制御手段を備
えるようにしたので、複数種類の方式によりリーダライ
タとの相互間で授受されるデータに対して、同一の制御
部を用いてデータ処理やメモリ管理等を行なうことがで
きる。
との相互間におけるデータの授受を互いに異なる方式で
行なうための複数のデータ授受手段を選択的に利用し
て、リーダライタとのデータ授受を行なう制御手段を備
えるようにしたので、複数種類の方式によりリーダライ
タとの相互間で授受されるデータに対して、同一の制御
部を用いてデータ処理やメモリ管理等を行なうことがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1の実施の形
態について図面を参照して詳細に説明する。図1におい
て、符号16はリーダライタである。このリーダライタ
16は、例えばホストコンピュータ等によって構成され
る上位装置17の制御に基づいて、カード18とのデー
タ通信を行なっている。
態について図面を参照して詳細に説明する。図1におい
て、符号16はリーダライタである。このリーダライタ
16は、例えばホストコンピュータ等によって構成され
る上位装置17の制御に基づいて、カード18とのデー
タ通信を行なっている。
【0011】この場合、リーダライタ16とカード18
との間におけるデータ授受は、リーダライタ16のコン
タクト部19とカード18のコンタクト部20とを接続
させて行なう接触方式と、リーダライタ16の無線部2
1とカード18の無線部22との間で無線により行なう
非接触方式との、2種類が用意されている。
との間におけるデータ授受は、リーダライタ16のコン
タクト部19とカード18のコンタクト部20とを接続
させて行なう接触方式と、リーダライタ16の無線部2
1とカード18の無線部22との間で無線により行なう
非接触方式との、2種類が用意されている。
【0012】ここで、リーダライタ16は、図2に示す
ように、上記したコンタクト部19及び無線部21と、
上位装置17とのデータ通信のためのインターフェース
部23と、図示しないCPU(Central Processing Uni
t )を内蔵した制御部24と、各部に与える電力を生成
する電源部25とを、主たる構成要素としている。
ように、上記したコンタクト部19及び無線部21と、
上位装置17とのデータ通信のためのインターフェース
部23と、図示しないCPU(Central Processing Uni
t )を内蔵した制御部24と、各部に与える電力を生成
する電源部25とを、主たる構成要素としている。
【0013】なお、上記コンタクト部19は、カード1
8のコンタクト部20に接続される接続部19aと、こ
の接続部19aを介して制御部24がカード18とのデ
ータ通信を行なうためのインターフェース部19bとか
ら構成されている。
8のコンタクト部20に接続される接続部19aと、こ
の接続部19aを介して制御部24がカード18とのデ
ータ通信を行なうためのインターフェース部19bとか
ら構成されている。
【0014】また、上記無線部21は、無線アンテナ2
1aと、この無線アンテナ21aを介して制御部24が
カード18とのデータ通信を行なうためのインターフェ
ース部21bとから構成されている。
1aと、この無線アンテナ21aを介して制御部24が
カード18とのデータ通信を行なうためのインターフェ
ース部21bとから構成されている。
【0015】次に、カード18は、図3に示すように、
上記したコンタクト部20及び無線部22と、図示しな
いCPUを内蔵した制御部26と、不揮発性のメモリ2
7とを、主たる構成要素としている。
上記したコンタクト部20及び無線部22と、図示しな
いCPUを内蔵した制御部26と、不揮発性のメモリ2
7とを、主たる構成要素としている。
【0016】そして、コンタクト部20に入力されたデ
ータまたは無線部22で受信されたデータは、いずれも
同じ制御部26によって処理された後、メモリ27に格
納される。また、このメモリ27に記憶されているデー
タは、制御部26により読み出されて処理された後、コ
ンタクト部20または無線部22を介してリーダライタ
16に出力される。
ータまたは無線部22で受信されたデータは、いずれも
同じ制御部26によって処理された後、メモリ27に格
納される。また、このメモリ27に記憶されているデー
タは、制御部26により読み出されて処理された後、コ
ンタクト部20または無線部22を介してリーダライタ
16に出力される。
【0017】なお、この制御部26は、コンタクト部2
0または無線部22を介して、リーダライタ16から入
力されるデータによって、電力供給を受け駆動されるよ
うになっている。
0または無線部22を介して、リーダライタ16から入
力されるデータによって、電力供給を受け駆動されるよ
うになっている。
【0018】ここで、上記制御部26は、図4に示すよ
うに、データ授受方式判定部28とメモリアクセス制御
部29とを備えている。このデータ授受方式判定部28
は、制御部26に入力されたデータに基づいて、そのデ
ータが、コンタクト部20を介してつまり接触方式によ
って到来したものか、無線部22を介してつまり非接触
方式によって到来したものかを判定している。
うに、データ授受方式判定部28とメモリアクセス制御
部29とを備えている。このデータ授受方式判定部28
は、制御部26に入力されたデータに基づいて、そのデ
ータが、コンタクト部20を介してつまり接触方式によ
って到来したものか、無線部22を介してつまり非接触
方式によって到来したものかを判定している。
【0019】また、上記メモリアクセス制御部29は、
制御部26に入力されたデータに基づくメモリ27に対
してのアクセスを制御している。すなわち、メモリ27
の記憶領域は、図5に示すように、定義情報の格納され
たディレクトリエリア27aと、データの格納されるデ
ータエリア27bとに分割されている。そして、データ
エリア27bは、複数のブロック1,2,3,……,n
に分割されている。
制御部26に入力されたデータに基づくメモリ27に対
してのアクセスを制御している。すなわち、メモリ27
の記憶領域は、図5に示すように、定義情報の格納され
たディレクトリエリア27aと、データの格納されるデ
ータエリア27bとに分割されている。そして、データ
エリア27bは、複数のブロック1,2,3,……,n
に分割されている。
【0020】そして、ディレクトリエリア27aには、
図6(a)に示すように、各ブロック毎にその、番号、
名前、アドレス、サイズ及びアクセス条件が、それぞれ
登録されている。
図6(a)に示すように、各ブロック毎にその、番号、
名前、アドレス、サイズ及びアクセス条件が、それぞれ
登録されている。
【0021】このうち、アクセス条件の欄は、図6
(b)に示すように、2ビットで構成されている。そし
て、下位ビットb1が1のときには、接触方式であれば
そのブロックに対するアクセスを許可し、下位ビットb
1が0のときには、接触方式であればそのブロックに対
するアクセスを許可しないことが記述されている。
(b)に示すように、2ビットで構成されている。そし
て、下位ビットb1が1のときには、接触方式であれば
そのブロックに対するアクセスを許可し、下位ビットb
1が0のときには、接触方式であればそのブロックに対
するアクセスを許可しないことが記述されている。
【0022】また、上位ビットb2が1のときには、非
接触方式であればそのブロックに対するアクセスを許可
し、上位ビットb2が0のときには、非接触方式であれ
ばそのブロックに対するアクセスを許可しないことが記
述されている。
接触方式であればそのブロックに対するアクセスを許可
し、上位ビットb2が0のときには、非接触方式であれ
ばそのブロックに対するアクセスを許可しないことが記
述されている。
【0023】このため、リーダライタ16からカード1
8の制御部26に対して、図5に示すように、例えばブ
ロック1のアクセス命令が発生された場合、メモリアク
セス制御部29は、データ授受方式判定部28の判定結
果とブロック1に対して設定されたアクセス条件とを考
慮して、アクセス条件に適合している場合にのみ、ブロ
ック1のアクセスを許可する。
8の制御部26に対して、図5に示すように、例えばブ
ロック1のアクセス命令が発生された場合、メモリアク
セス制御部29は、データ授受方式判定部28の判定結
果とブロック1に対して設定されたアクセス条件とを考
慮して、アクセス条件に適合している場合にのみ、ブロ
ック1のアクセスを許可する。
【0024】ここで、図7は、カード18の制御部26
の動作をまとめたフローチャートを示している。まず、
開始されると(ステップS11)、制御部26は、リー
ダライタ16とのデータ授受が接触方式であるか非接触
方式であるかを判定し、データ授受手段を確定する(ス
テップS12)。
の動作をまとめたフローチャートを示している。まず、
開始されると(ステップS11)、制御部26は、リー
ダライタ16とのデータ授受が接触方式であるか非接触
方式であるかを判定し、データ授受手段を確定する(ス
テップS12)。
【0025】そして、制御部26は、確定したデータ授
受手段に基づいて、コンタクト部20または無線部22
を介してリーダライタ16とのデータ授受を行ない(ス
テップS13)、受けたデータに対して上記したメモリ
アクセス制御部29によるアクセス制御等のカード内制
御を行なって(ステップS14)、再びステップS13
の処理に戻される。
受手段に基づいて、コンタクト部20または無線部22
を介してリーダライタ16とのデータ授受を行ない(ス
テップS13)、受けたデータに対して上記したメモリ
アクセス制御部29によるアクセス制御等のカード内制
御を行なって(ステップS14)、再びステップS13
の処理に戻される。
【0026】図8は、上記ステップS12におけるデー
タ授受手段の確定動作をまとめたフローチャートを示し
ている。すなわち、リーダライタ16から無線にてデー
タの通信及び電源供給がなされた場合(ステップS12
a1のYES)、無線部22が活性化されるので(ステ
ップS12a2)、無線部22から制御部26に活動が
通知される(ステップS12a3)。これにより、制御
部26のデータ授受方式判定部28がデータ授受手段を
確定し、その方式をメモリ27に記録して(ステップS
12a4)、終了される(ステップS12a5)。
タ授受手段の確定動作をまとめたフローチャートを示し
ている。すなわち、リーダライタ16から無線にてデー
タの通信及び電源供給がなされた場合(ステップS12
a1のYES)、無線部22が活性化されるので(ステ
ップS12a2)、無線部22から制御部26に活動が
通知される(ステップS12a3)。これにより、制御
部26のデータ授受方式判定部28がデータ授受手段を
確定し、その方式をメモリ27に記録して(ステップS
12a4)、終了される(ステップS12a5)。
【0027】また、リーダライタ16からコンタクト部
20を介してデータの通信及び電源供給がなされた場合
(ステップS12a6のYES)、コンタクト部20が
活性化されるので(ステップS12a7)、コンタクト
部20から制御部26に活動が通知される(ステップS
12a8)。これにより、制御部26のデータ授受方式
判定部28がデータ授受手段を確定し、その方式をメモ
リ27に記録して(ステップS12a4)、終了される
(ステップS12a5)。
20を介してデータの通信及び電源供給がなされた場合
(ステップS12a6のYES)、コンタクト部20が
活性化されるので(ステップS12a7)、コンタクト
部20から制御部26に活動が通知される(ステップS
12a8)。これにより、制御部26のデータ授受方式
判定部28がデータ授受手段を確定し、その方式をメモ
リ27に記録して(ステップS12a4)、終了される
(ステップS12a5)。
【0028】図9は、上記ステップS14におけるカー
ド内制御動作をまとめたフローチャートを示している。
すなわち、リーダライタ16からのコマンドによりアク
セスするブロックが指定されると(ステップS14a
1)、制御部26のメモリアクセス制御部29は、その
ブロックのアクセス条件と現在のデータ授受手段とを照
合して、適合していれば(ステップS14a2のO
K)、メモリ27の対象ブロックへのアクセスを許可し
(ステップS14a3)、終了される(ステップS14
a4)。
ド内制御動作をまとめたフローチャートを示している。
すなわち、リーダライタ16からのコマンドによりアク
セスするブロックが指定されると(ステップS14a
1)、制御部26のメモリアクセス制御部29は、その
ブロックのアクセス条件と現在のデータ授受手段とを照
合して、適合していれば(ステップS14a2のO
K)、メモリ27の対象ブロックへのアクセスを許可し
(ステップS14a3)、終了される(ステップS14
a4)。
【0029】上記した第1の実施の形態によれば、リー
ダライタ16からのデータの通信及び電源供給によって
活性化されたコンタクト部20または無線部22からの
通知によって、制御部26がデータ授受手段を自動判別
しカード内制御を行なうようにしたので、複数種類の方
式によって授受されるデータに対して、同一の制御部2
6を用いてデータ処理やメモリ27の管理等を行なえる
ようになる。
ダライタ16からのデータの通信及び電源供給によって
活性化されたコンタクト部20または無線部22からの
通知によって、制御部26がデータ授受手段を自動判別
しカード内制御を行なうようにしたので、複数種類の方
式によって授受されるデータに対して、同一の制御部2
6を用いてデータ処理やメモリ27の管理等を行なえる
ようになる。
【0030】また、図10は、上記ステップS12にお
けるデータ授受手段の確定動作の他の例をまとめたフロ
ーチャートを示している。すなわち、リーダライタ16
からコンタクト部20または無線部22に対してデータ
の通信及び電源供給がなされた場合(ステップS12b
1)、制御部26は、コンタクト部20及び無線部22
のいずれから電源が供給されたかによってデータ授受手
段を判断し(ステップS12b2)、その後、確定され
たデータ授受の方式をメモリ27に記録して(ステップ
S12b3)、終了される(ステップS12b4)。
けるデータ授受手段の確定動作の他の例をまとめたフロ
ーチャートを示している。すなわち、リーダライタ16
からコンタクト部20または無線部22に対してデータ
の通信及び電源供給がなされた場合(ステップS12b
1)、制御部26は、コンタクト部20及び無線部22
のいずれから電源が供給されたかによってデータ授受手
段を判断し(ステップS12b2)、その後、確定され
たデータ授受の方式をメモリ27に記録して(ステップ
S12b3)、終了される(ステップS12b4)。
【0031】このような確定動作によれば、制御部26
がコンタクト部20及び無線部22のいずれから電源が
供給されたかによってデータ授受手段を判断するように
したので、コンタクト部20及び無線部22から制御部
26に対して活性化された旨の通知を送らなくて済むよ
うになる。
がコンタクト部20及び無線部22のいずれから電源が
供給されたかによってデータ授受手段を判断するように
したので、コンタクト部20及び無線部22から制御部
26に対して活性化された旨の通知を送らなくて済むよ
うになる。
【0032】なお、データ授受手段の判別方式として
は、上記の他に、例えば、リーダライタ16がカード1
8に送信するデータ中に、データ授受方式を示す識別コ
ードを重畳させておき、カード18では、制御部26が
この識別コードによってデータ授受方式を自動判別する
ように構成することもできる。
は、上記の他に、例えば、リーダライタ16がカード1
8に送信するデータ中に、データ授受方式を示す識別コ
ードを重畳させておき、カード18では、制御部26が
この識別コードによってデータ授受方式を自動判別する
ように構成することもできる。
【0033】次に、図11は、この発明の第2の実施の
形態の動作をまとめたフローチャートを示している。ま
ず、開始されると(ステップS21)、制御部26は、
リーダライタ16とのデータ授受が接触方式であるか非
接触方式であるかを判定し、データ授受手段を確定する
(ステップS22)。そして、制御部26は、確定した
データ授受手段に基づいて、コンタクト部20または無
線部22を介してリーダライタ16とのデータ授受を実
行する(ステップS23)。
形態の動作をまとめたフローチャートを示している。ま
ず、開始されると(ステップS21)、制御部26は、
リーダライタ16とのデータ授受が接触方式であるか非
接触方式であるかを判定し、データ授受手段を確定する
(ステップS22)。そして、制御部26は、確定した
データ授受手段に基づいて、コンタクト部20または無
線部22を介してリーダライタ16とのデータ授受を実
行する(ステップS23)。
【0034】その後、制御部26は、リーダライタ16
からデータ授受手段を変更を要求するコマンドが発生さ
れたか否かを判別し(ステップS24)、発生されてい
なければ(ステップS24のNO)、リーダライタ16
から受けたデータに対して上記したメモリアクセス制御
部29によるアクセス制御等のカード内制御を行なって
(ステップS25)、再びステップS23の処理に戻さ
れる。
からデータ授受手段を変更を要求するコマンドが発生さ
れたか否かを判別し(ステップS24)、発生されてい
なければ(ステップS24のNO)、リーダライタ16
から受けたデータに対して上記したメモリアクセス制御
部29によるアクセス制御等のカード内制御を行なって
(ステップS25)、再びステップS23の処理に戻さ
れる。
【0035】また、リーダライタ16からデータ授受手
段を変更を要求するコマンドが発生されていれば(ステ
ップS24のYES)、制御部26は、ステップS22
で確定したデータ授受手段を変更して(ステップS2
6)、再びステップS23の処理に戻される。
段を変更を要求するコマンドが発生されていれば(ステ
ップS24のYES)、制御部26は、ステップS22
で確定したデータ授受手段を変更して(ステップS2
6)、再びステップS23の処理に戻される。
【0036】図12は、上記ステップS26におけるデ
ータ授受手段の変更動作をまとめたフローチャートを示
している。すなわち、リーダライタ16からデータ授受
手段の変更を要求するコマンドが発生された場合(ステ
ップS26a1)、制御部26は、そのコマンドを受け
てデータ授受手段の変更を認知し(ステップS26a
2)、データ授受手段を変更した後(ステップS26a
3)、確定されたデータ授受の方式をメモリ27に記録
して(ステップS26a4)、終了される(ステップS
26a5)。
ータ授受手段の変更動作をまとめたフローチャートを示
している。すなわち、リーダライタ16からデータ授受
手段の変更を要求するコマンドが発生された場合(ステ
ップS26a1)、制御部26は、そのコマンドを受け
てデータ授受手段の変更を認知し(ステップS26a
2)、データ授受手段を変更した後(ステップS26a
3)、確定されたデータ授受の方式をメモリ27に記録
して(ステップS26a4)、終了される(ステップS
26a5)。
【0037】なお、図11に示したフローチャートにお
いて、ステップS22におけるデータ授受手段の確定動
作は、図8または図10で説明した動作と同様であり、
ステップS25におけるカード内制御動作は、図9で説
明した動作と同様である。
いて、ステップS22におけるデータ授受手段の確定動
作は、図8または図10で説明した動作と同様であり、
ステップS25におけるカード内制御動作は、図9で説
明した動作と同様である。
【0038】このような第2の実施の形態によれば、リ
ーダライタ16からコマンドを送出することによってデ
ータ授受手段を容易に変更することができるので、リー
ダライタ16とカード18との間のデータ授受のより一
層の多機能化を図ることができる。
ーダライタ16からコマンドを送出することによってデ
ータ授受手段を容易に変更することができるので、リー
ダライタ16とカード18との間のデータ授受のより一
層の多機能化を図ることができる。
【0039】また、図13は、上記ステップS26にお
けるデータ授受手段の変更動作の他の例をまとめたフロ
ーチャートを示している。この例では、リーダライタ1
6とカード18との間におけるデータ授受手段を、リー
ダライタ16からカード18へのデータ伝送と、カード
18からリーダライタ16へのデータ伝送と、リーダラ
イタ16からカード18への電源供給とで、それぞれ独
立に設定し得るようにしたものである。
けるデータ授受手段の変更動作の他の例をまとめたフロ
ーチャートを示している。この例では、リーダライタ1
6とカード18との間におけるデータ授受手段を、リー
ダライタ16からカード18へのデータ伝送と、カード
18からリーダライタ16へのデータ伝送と、リーダラ
イタ16からカード18への電源供給とで、それぞれ独
立に設定し得るようにしたものである。
【0040】すなわち、リーダライタ16からデータ授
受手段及び電源供給手段の変更を要求するコマンドが発
生された場合(ステップS26b1)、制御部26は、
そのコマンドを受けてデータ授受手段及び電源供給手段
の変更を認知し(ステップS26b2)、送信側及び受
信側となるデータ授受手段をそれぞれ設定するととも
に、電源供給手段を設定した後(ステップS26b
3)、確定されたデータ授受及び電源供給の方式をメモ
リ27に記録して(ステップS26b4)、終了される
(ステップS26b5)。
受手段及び電源供給手段の変更を要求するコマンドが発
生された場合(ステップS26b1)、制御部26は、
そのコマンドを受けてデータ授受手段及び電源供給手段
の変更を認知し(ステップS26b2)、送信側及び受
信側となるデータ授受手段をそれぞれ設定するととも
に、電源供給手段を設定した後(ステップS26b
3)、確定されたデータ授受及び電源供給の方式をメモ
リ27に記録して(ステップS26b4)、終了される
(ステップS26b5)。
【0041】この場合、上記ステップS23におけるデ
ータ授受は、図14に示すように、設定されたデータ授
受手段によってデータの受信及び電源供給がなされると
(ステップS23a1)、制御部26は、受信データに
対応したレスポンスを、設定されたデータ授受手段に基
づいて送信し(ステップS23a2)、終了される(ス
テップS23a3)。
ータ授受は、図14に示すように、設定されたデータ授
受手段によってデータの受信及び電源供給がなされると
(ステップS23a1)、制御部26は、受信データに
対応したレスポンスを、設定されたデータ授受手段に基
づいて送信し(ステップS23a2)、終了される(ス
テップS23a3)。
【0042】このような構成によれば、リーダライタ1
6からコマンドを送出することによって、リーダライタ
16からカード18へのデータ伝送と、カード18から
リーダライタ16へのデータ伝送と、リーダライタ16
からカード18への電源供給とで、それぞれ授受方式を
選択することができるので、リーダライタ16とカード
18との間のデータ授受のより一層の多機能化を図るこ
とができる。
6からコマンドを送出することによって、リーダライタ
16からカード18へのデータ伝送と、カード18から
リーダライタ16へのデータ伝送と、リーダライタ16
からカード18への電源供給とで、それぞれ授受方式を
選択することができるので、リーダライタ16とカード
18との間のデータ授受のより一層の多機能化を図るこ
とができる。
【0043】次に、図15は、この発明の第3の実施の
形態の動作をまとめたフローチャートを示している。こ
れは、先に図7のステップS14に示したカード内制御
動作の他の例を示している。すなわち、リーダライタ1
6からのコマンドによりアクセスするブロックが指定さ
れると(ステップS14b1)、制御部26のメモリア
クセス制御部29は、そのブロックのアクセス条件と現
在のデータ授受手段とを照合して、適合していれば(ス
テップS14b2のOK)、メモリ27の対象ブロック
へのアクセスを許可し(ステップS14b3)、終了さ
れる(ステップS14b4)。
形態の動作をまとめたフローチャートを示している。こ
れは、先に図7のステップS14に示したカード内制御
動作の他の例を示している。すなわち、リーダライタ1
6からのコマンドによりアクセスするブロックが指定さ
れると(ステップS14b1)、制御部26のメモリア
クセス制御部29は、そのブロックのアクセス条件と現
在のデータ授受手段とを照合して、適合していれば(ス
テップS14b2のOK)、メモリ27の対象ブロック
へのアクセスを許可し(ステップS14b3)、終了さ
れる(ステップS14b4)。
【0044】また、指定されたブロックのアクセス条件
と現在のデータ授受手段とが適合していなければ(ステ
ップS14b2のNG)、制御部26は、現在のデータ
授受手段を変更して(ステップS14b5)、ステップ
S14b3の処理に移行される。
と現在のデータ授受手段とが適合していなければ(ステ
ップS14b2のNG)、制御部26は、現在のデータ
授受手段を変更して(ステップS14b5)、ステップ
S14b3の処理に移行される。
【0045】そして、図16は、ステップS14b5に
おけるデータ授受手段の変更動作をまとめたフローチャ
ートを示している。すなわち、制御部26がリーダライ
タ16にデータ授受手段の変更を通知し(ステップS1
4b5a)、リーダライタ16がデータ授受手段の変更
を承諾すると(ステップS14b5b)、制御部26
は、アクセス条件に対応するようにデータ授受手段を変
更し(ステップS14b5c)、確定されたデータ授受
の方式をメモリ27に記録して(ステップS14b5
d)、終了される(ステップS14b5e)。
おけるデータ授受手段の変更動作をまとめたフローチャ
ートを示している。すなわち、制御部26がリーダライ
タ16にデータ授受手段の変更を通知し(ステップS1
4b5a)、リーダライタ16がデータ授受手段の変更
を承諾すると(ステップS14b5b)、制御部26
は、アクセス条件に対応するようにデータ授受手段を変
更し(ステップS14b5c)、確定されたデータ授受
の方式をメモリ27に記録して(ステップS14b5
d)、終了される(ステップS14b5e)。
【0046】この第3の実施の形態によれば、指定され
たブロックのアクセス条件と現在のデータ授受手段とが
適合していない場合に、その旨をカード18からリーダ
ライタ16に通知して、データ授受手段の変更を促すよ
うにしたので、使用者にとって便利となる。なお、この
発明は上記した各実施の形態に限定されるものではな
く、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施することができる。
たブロックのアクセス条件と現在のデータ授受手段とが
適合していない場合に、その旨をカード18からリーダ
ライタ16に通知して、データ授受手段の変更を促すよ
うにしたので、使用者にとって便利となる。なお、この
発明は上記した各実施の形態に限定されるものではな
く、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施することができる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
複数種類の方式により相互間で授受されるデータに対し
て、同一の制御部を用いてデータ処理やメモリ管理等を
行なえるようにした極めて良好なカード装置及びカード
リーダライタを提供することができる。
複数種類の方式により相互間で授受されるデータに対し
て、同一の制御部を用いてデータ処理やメモリ管理等を
行なえるようにした極めて良好なカード装置及びカード
リーダライタを提供することができる。
【図1】この発明の第1の実施の形態を示すブロック構
成図。
成図。
【図2】同第1の実施の形態におけるリーダライタの詳
細を示すブロック構成図。
細を示すブロック構成図。
【図3】同第1の実施の形態におけるカードの詳細を示
すブロック構成図。
すブロック構成図。
【図4】同カードの制御部の詳細を示すブロック構成
図。
図。
【図5】同カードのメモリの記憶領域を説明するために
示す図。
示す図。
【図6】同メモリに記憶されたアクセス条件を説明する
ために示す図。
ために示す図。
【図7】同カードの制御部の動作を示すフローチャー
ト。
ト。
【図8】同制御部のデータ授受手段の確定動作を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図9】同制御部のカード内制御動作を示すフローチャ
ート。
ート。
【図10】同制御部のデータ授受手段の確定動作の他の
例を示すフローチャート。
例を示すフローチャート。
【図11】この発明の第2の実施の形態を説明するため
に示すフローチャート。
に示すフローチャート。
【図12】同第2の実施の形態でのデータ授受手段の変
更動作を示すフローチャート。
更動作を示すフローチャート。
【図13】同データ授受手段の変更動作の他の例を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図14】同第2の実施の形態におけるデータ授受動作
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図15】この発明の第3の実施の形態を説明するため
に示すフローチャート。
に示すフローチャート。
【図16】同第3の実施の形態でのデータ授受手段の変
更動作を示すフローチャート。
更動作を示すフローチャート。
【図17】従来のカード装置を示すブロック構成図。
11…コンタクト部、 12…制御部、 13…メモリ、 14…無線部、 15…制御部、 16…リーダライタ、 17…上位装置、 18…カード、 19,20…コンタクト部、 21,22…無線部、 23…インターフェース部、 24…制御部、 25…電源部、 26…制御部、 27…メモリ、 28…データ授受方式判定部、 29…メモリアクセス制御部。
Claims (11)
- 【請求項1】 リーダライタとの相互間でデータの授受
が可能なカード装置において、 前記リーダライタとの相互間におけるデータの授受を互
いに異なる方式で行なうための複数のデータ授受手段
と、この複数のデータ授受手段を選択的に利用して前記
リーダライタとのデータ授受を行なう制御手段とを具備
してなることを特徴とするカード装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記リーダライタから
の出力を受けて活性化されたデータ授受手段がその旨を
通知することによって、前記リーダライタとデータ授受
を行なうデータ授受手段を確定することを特徴とする請
求項1記載のカード装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記リーダライタから
の出力を受けて活性化されたデータ授受手段から電源電
力の供給を受けることによって、前記リーダライタとデ
ータ授受を行なうデータ授受手段を確定することを特徴
とする請求項1記載のカード装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記リーダライタから
出力されたコマンドに基づいて、データ授受手段を変更
し得ることを特徴とする請求項1記載のカード装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記リーダライタから
出力されたデータを受けるデータ授受手段と、前記リー
ダライタに与えるデータを出力するデータ授受手段と
を、それぞれ個別に設定し得ることを特徴とする請求項
1記載のカード装置。 - 【請求項6】 前記制御手段は、前記リーダライタから
いずれかのデータ授受手段を介して入力されたデータ
が、予め設定されたアクセス条件に適合しない場合、前
記リーダライタに対してデータ授受手段の変更を要求す
ることを特徴とする請求項1記載のカード装置。 - 【請求項7】 リーダライタとの間で接触式でデータの
授受を行なう第1の授受手段と、リーダライタとの間で
非接触式でデータの授受を行なう第2の授受手段と、前
記第1の授受手段または第2の授受手段を介して前記リ
ーダライタとの間でデータの授受を行なう制御手段と、
この制御手段によりアクセスされるメモリとを具備し、
前記制御手段は、前記第1の授受手段または第2の授受
手段のうちどちらを使用しているかにより前記メモリへ
のアクセスの可否を制限するアクセス制御手段を有する
ことを特徴とするカード装置。 - 【請求項8】 リーダライタとの間で接触式でデータの
授受を行なう第1の授受手段と、リーダライタとの間で
非接触式でデータの授受を行なう第2の授受手段と、前
記第1の授受手段または第2の授受手段を介して前記リ
ーダライタとの間でデータの授受を行なう制御手段と、
この制御手段によりアクセスされるメモリとを具備し、
前記制御手段は、前記第1の授受手段または第2の授受
手段のうちどちらを使用するかを判定するデータ授受手
段判定部と、このデータ授受手段判定部の判定結果に基
づき前記メモリへのアクセスの可否を制限するアクセス
制御手段とを有することを特徴とするカード装置。 - 【請求項9】 カード装置との間でデータの授受を行な
うとともに、このデータを上位装置との間で授受を行な
うカードリーダライタにおいて、 前記カード装置との間で接触式でデータの授受を行なう
第1の授受手段と、前記カード装置との間で非接触式で
データの授受を行なう第2の授受手段とを具備し、前記
上位装置からの指示により前記第1の授受手段または第
2の授受手段の一方を選択して前記カード装置との間で
データの授受を行なうようにしたことを特徴とするカー
ドリーダライタ。 - 【請求項10】 カード装置との間でデータの授受を行
なうカードリーダライタにおいて、 前記カード装置との間で接触式でデータの授受を行なう
第1の授受手段と、前記カード装置との間で非接触式で
データの授受を行なう第2の授受手段とを具備し、前記
カード装置からの指示により前記第1の授受手段または
第2の授受手段の一方を選択して前記カード装置との間
でデータの授受を行なうようにしたことを特徴とするカ
ードリーダライタ。 - 【請求項11】 カード装置との間でデータの授受を行
なうカードリーダライタにおいて、 前記カード装置との間で接触式でデータの授受を行なう
第1の授受手段と、前記カード装置との間で非接触式で
データの授受を行なう第2の授受手段とを具備し、前記
第1の授受手段または第2の授受手段の一方の手段によ
り前記カード装置への電源の供給を行なうとともに、前
記第1の授受手段または第2の授受手段の他方の手段に
より前記カード装置とのデータの授受を行なうようにし
たことを特徴とするカードリーダライタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10206632A JP2000040129A (ja) | 1998-07-22 | 1998-07-22 | カード装置及びカードリーダライタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10206632A JP2000040129A (ja) | 1998-07-22 | 1998-07-22 | カード装置及びカードリーダライタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000040129A true JP2000040129A (ja) | 2000-02-08 |
Family
ID=16526589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10206632A Pending JP2000040129A (ja) | 1998-07-22 | 1998-07-22 | カード装置及びカードリーダライタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000040129A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6899277B2 (en) | 2001-05-17 | 2005-05-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | IC card and electronic devices |
JP2010218450A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Toshiba Corp | 携帯可能電子装置および携帯端末システム |
-
1998
- 1998-07-22 JP JP10206632A patent/JP2000040129A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6899277B2 (en) | 2001-05-17 | 2005-05-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | IC card and electronic devices |
JP2010218450A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Toshiba Corp | 携帯可能電子装置および携帯端末システム |
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